JPS59203598A - 洗濯機の脱水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用電気洗濯機の脱水装置に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 一般に洗濯機の脱水装置は脱水かとを高速回転すること
から振動が大きく、したがって緩衝手段が講じられてい
る。第１図は従来の脱水装置を示し、脱水かとΔを駆動
するところの脱水モータｂは複数の防振支持装置Ｃによ
り本体ｄの底部ｅに支持されているＯそして前記防振支
持装置Ｃはコイルばね５と、これに被着した円筒状のコ
゛ムｇよ多構成されている。

なお、図中のｈは脱水槽、１は回転軸、コはフルレーキ
ホイール、ｋはブレーキシューである。ところでこのよ
うな構成において、洗濯物に含まれた水分を遠心ガｌシ
脱水するための高速で回転している脱水かごａを停止さ
せる場合、フ゛レーキ機構によりブレーキシューｋをフ
゛レーキホイールフに接触させると、脱水かとａ等の回
転エネルギーは、脱水モータｂと一体に構成さｎたブレ
ーキ機構により、一部はブレーキシューにの発熱等に散
逸されるが、その多くは、脱水モータｂを支持している
防振支持装置Ｃの変位量に置き換えられ、この時、ゴム
ｇおよびコイルばねｆ力１らなる防振支持装置Ｃは第２
図および第３図において二点鎖線で示すような変位とな
る。この変位は、脱水力・ご乙の回転エネルギーが大き
いほど、すなわち被脱水物の重量が大きく、回転度が高
いほど犬きく） なり、脱水かごａの強制停止を繰り返すうちに、コイル
ばねｆの座屈や、ゴムｇの摩耗の増大やクラックの発生
により、防振効果の低下を招くとともに、脱水かごａの
起動不良の一要因にもつながるという問題点を有してい
る。

発明の目的 本発明は上記従来の問題に留意し、防振支持装置の損耗
をなくすようすることを目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、脱水かどのブレー
キ制動時における防振支持装置のたわみ曲線にほぼ等し
い側面部を有する突部を、本体底部における防振支持装
置の変位方向、すなわち脱水モータの回転方向先の位置
に設り、ブレーキ制動時における防振支持装置のたわみ
を突部の側面で受けることにより、防振支持装置のこの
突起への衝撃を少なくするとともにたわみ量を制限する
ものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第３図〜第６図にもとすいて
説明する。図において１は洗権機の本体であり、脱水槽
２を有し、この脱水槽２内には、有底円筒形の脱水かと
３が設けられている。４は脱水モータであり、円筒状の
外径りのゴム６およびこのゴム５を被着したコイルばね
６からなる複数個の防振支持装置７によって本体底部８
に支持されている。七ノ前記本体底部８は脚部９により
接地されている。脱水モータ４は、ブレーキホイール１
ｏ、シャフト１１を介して前記脱水がと３に連結されて
いる。１２は緩衝ゴムであシ、緩衝ゴム取伺板１３によ
シ脱水槽底部１４に固定されでいる。１５はブレーキシ
ューであシ、脱水モータ４に一体に固定されたブレーキ
機構（図示せず）によシ、前記ブレーキホイール１ｏと
接触し、脱　　　　　゛水モータ４、脱水かと３の回転
を制動する。１６は本体底部８よシ突設した断面形状が
略陥状の突部で、第６図に示すようにゴム６の外周と同
一の曲線を有しており、第６図に示すように脱水モータ
回転中心１８を中心として配置された防振支持装置７の
ピッチ円１９と防振支持装置７の外周線２０との交点２
１と、前記防振装置７の固定中心１７を結ぶ線上に脱水
モータ４の回転方向先に位置するように本体底部８より
突設している。この突部１６の側面部２２は、防振支持
装置Ｔの固定中心１７を原点とし図に示すようにｘ−ｙ
座標系を設定した場合に、所定の被脱水物を脱水がと３
に投入した場合の防振支持装置７の高さをｈ　とすると
、 Ｙ　：　ｔｘ　（Ｘ’−３ｈ１５Ｘ＋２ｈ、’）＋Ｄ／
２で表わされる曲面より構成される。ここでαは定数で
あ）、一般に材料力学では、荷重、弾性係数、断面２次
モーメントにより決定されるが、防振支持装置７がゴム
５およびコイルばね６との複合体であるため、実験的に
定数αの値を求めると、コイルばね６のばね定数、ゴム
６の硬度等９組み合わせにより若干変動するが、α：０
．００２５〜ｏ、００３ｏ　範囲でゴム６、コイルばね
６の動特性、形状の変化もなく、脱水かと３のブレーキ
機構による回転強制停止時忙おける防振支持装置７の突
部１６への接触時の衝撃も少なく製品におよぼす影響は
見られない。なお突部１６の高さｈ２は負荷時の防振支
持装置７の高さｈｌより２ｏ＊ｍ以上低く設定される。

また、側面部２１の本体底部８との接合部は防振支持装
置７の外周線１９より６順外側でカットされているため
、本来の防振効果は突部１６を設けることにより何ら影
響を受けることはなく、ブレーキ機構による高速度回転
する脱水かと３の　強制停止時にのみ、防振支持装置の
過大な変位を押さえ、ゴム５の摩耗の増大やクラックの
発生、コイルはね６の座屈などの不良の発生を押えるこ
とができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、高速回転していＣ゛ る脱水かとをブレーキ機構によシ強制停止ゑた場合に防
振支持装置にかかる過大な変位量を低減することによシ
、ゴムの摩耗の増大やクランクの発生、コイルばねの座
屈などの繰り返し使用中に発生する防振支持装置の不良
の発生をなくすという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の洗濯機の脱水装置の略断面図、第２図お
よび第３図は同要部の動作を示す説明図、第４図は本発
明の一実施例の洗濯機の脱水装置の略断面図、第５図は
同本体底部の説明図、第６図は第６図のＢ−Ｂ線断面図
、第７図は第５図のＡ−Ａ線断面図である。 ４・・・・・・脱水モータ、７・・・・・・防振支持装
置、８・・・不休底部、１６・・・・・突部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 第−５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数個の防振支持装置を介して本体底部に支持さ
   れた脱水モータを備え、前記本体底部上で、かつ前記防
   振支持装置の近傍から脱水モータ同機の脱水装置。
2. （２）防振支持装置はコイルばねと、これに被着しｌζ
   ζ円状状ゴムよシなる特許請求の範囲第１項に記載の洗
   濯機の脱水装置。