JPS592023A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPS592023A
JPS592023A JP57109991A JP10999182A JPS592023A JP S592023 A JPS592023 A JP S592023A JP 57109991 A JP57109991 A JP 57109991A JP 10999182 A JP10999182 A JP 10999182A JP S592023 A JPS592023 A JP S592023A
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JP
Japan
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circuit
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spot
transistor
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JP57109991A
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Yoshihisa Yonetani
米谷 美久
Katsuhiko Tsunefuji
恒藤 克彦
Masabumi Yamazaki
正文 山崎
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ストロボ撮影の際に、シャッター秒時が一定
のストロボ同調秒時に設定されるカメラに関する。
ストロボを装着してストロボ撮影を行なう場合に、シャ
ッター秒時が一定のストロボ同調秒時に自動的に設定さ
れるカメラは、既に周知である。
このように、ストロボ撮影に際して、シャッター秒時を
一定のストロボ同調秒時、例えばAO秒に強制的に固定
するのは、ストロボの閃光発光時間がきわめて短いので
、シャッターの全開状態でストロボを閃光発光させなけ
ればならないからである。
ところで、このようなカメラにおいても、上記ストロボ
同調秒時と、測光された輝度値と、あらかじめ設定され
た絞り値およびフィルム感度値とから、露出レベルが定
まることは云うまでもない。
この露出レベルは、上記ストロボ同調秒時で自然光のみ
の明るさの下で撮影した場合に得られる露出レベルであ
るが、従来のカメラにおいては、このような露出レベル
は表示する実益がないとして表示していなかった。とこ
ろが、このような露出レベルでも、例えば、日中シンク
ロ撮影を行なうような場合に、背景が適正露出になるか
否かを判断する上などで役に立つことがある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、ストロボ同調秒時、
測光輝度値等に基づく露出レベルを、標準露出レベルと
のずれ量として表示するようにしたカメラを提供するに
ある。
本発明によれば、ストロボ撮影前に、ストロボ同調秒時
で自然光のみの明るさの下で撮影した場合の露出レベル
の、標準露出レベルからのずれ量が表示されるので、自
然光のみの明るさでどの程度の露出が行なわれるかを知
ることができる。よって、ストロボ撮影の必要かないほ
ど被写体が明るいか否か、日中シンクロ撮影を行なった
ときには背景の露出がどの程度過不足するか等の判断を
、事前に行なうことができる。
以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すカメラ
の正面図および平面図をそれぞれ示している。このカメ
ラ10は、いわゆる−眼レフレックスカメラであって、
カメラ本体工の前面の中央部に撮影レンズ鏡筒2が着脱
自在に装着されていると共に、上面の中央部にはベンタ
グリズム収納部3が三角屋根型に突設されている。上記
撮影レンズ鏡筒2には、周知のように撮影レンズ4が収
納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周部には
、前部から後部にかけて、絞り値設定環5゜撮影距離設
定環6およびマニュアルシャッター秒時設定環7が、回
転操作可能に順次配設されている。また、カメラ本体1
の上面の、上記ペンタプリズム収納部3で仕切られた左
半部には、フィルム巻上レバー8.フィルム駒数表示窓
9.シャッターレリーズ釦11.セルフタイマー指令操
作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13.スポット入力
釦14゜ハイライト指令釦15およびシャドウ指令釦1
6がそれぞれ設けられている。一方、カメラ本C*1の
上面の右半部には、フィルム巻戻ノブ17.フィルム感
度設定ダイヤル18.フィルム感度表示窓19゜撮影モ
ード切換用操作ノブ21.露出補正用操作ノブ22.お
よびバッテリーチェック表示用発光窓23がそれぞれ設
けられている。また、上記ペンタプリズム収納部3の上
面の後端部寄りには、ストロボ取付用シー−24が’t
%’Y%配設されており、更に、カメラ本体1の前面の
右端上部寄りには、ストロボ(図示されず)を接続コー
ド(図示されず)を介して接続するためのコネクター2
5が設けられている。なお、第1図および第2図中、杓
号26は撮影レンズ鏡筒2をカメラ本体1に装着するた
めの操作釦を、27はカメラ本体Jにストラップ(図示
されず)を取り付けるための金具を、28はファインダ
ー接眼窓枠を、それぞれ示している。
上記メモリー指令操作ノブ13は、シャッターレリーズ
釦11の台座の基部に回動操作可能に配設されていて、
平生は自己の復帰習性によって、カメラ本体lの上面に
表記された[VIEM(JRYJ指標と1”’ CL 
IJ A RJ指標との中間位置に、同ノブ13に表記
された指標を対応させて停止している。このメモリー指
令操作ノブ13は、一旦記憶された露出レベルで複数駒
に亘って撮影を行なうメモリー撮影モード(以下、単に
メモリーモードと称す。)を選択したり、解除したりす
るための操作部材であって、後述するメモリースイッチ
5W6(第7図参照)およびクリアースイッチ5W7(
第7図参照)に連動するようになっている。メモリー指
令操作ノブ13を回動操作して同ノブ13の指標を1M
EMORYJ指標に合わせると、メモリースイッチSW
6が閉成されてメモリー撮影モードが選択され、「cI
、EARJ指標に合わせると、クリアースイッチSW7
が閉成されてメモリー撮影モードが解除されるようにな
っている。操作ノブ13から回動力を取り去ると、同ノ
ブ13は自己の習性で平生位置に自動的に復帰するが、
メモリー撮影モードやこれを解除した状態はそのまま保
持される。この点については、後に第7図の説明におい
て詳述する。
上記スポット入力釦14は、撮影レンズ4を通じて部分
測光された被写体の輝度値をカメラ10の電気回路に入
力させて記憶させる役目をする自己復帰型の押釦であっ
て、後述するスポット入力スイッチ5W8(第7図参照
)に連動するようになっている。このスポット入力釦1
4を押し込むと、スポット入力スイッチSW8が閉成し
て、記憶された部分測光値に基づいて露出レベルを制御
するスポ′ット撮影モードが選択されると同時に、部分
測光された輝度値が記憶されるようになっている。スボ
になっている。なお、スポット入力釦14の自己復帰に
よってはスポット撮影モー゛ドは解除されず、同撮影モ
ードの解除は、1回の撮影動作の完了に関連して行なわ
れるようになっている。
上記ハイライト指令釦15は、上記スポット入力釦14
の操作により記憶された部分測光値のうちの最高輝度値
を基準として、これより2−Evだけ低い露出値で露出
を行なうノ・イライト基準撮影モード(以下、単にハイ
ライトモードと称す。)を選択するための自己復帰型の
押釦であって、後述するハイライトスイッチSW、(第
7図参照)に連動するようになっている。このハイライ
ト指令釦15を奇数回押し込むと、ノ・イライトモード
が選択され、偶数回押し込むと、ノ・イライトモードが
解除されるようになっている。また、上記シャドウ指令
釦16は、上記スポット入力釦14の操作により記憶さ
れた部分測光値のうちの最低輝度値を基準として、これ
より23 EV だけ筒い露出値で露出を行なうシャド
ウ基準撮影モード(以下、単にシャドウモードと称す。
)を選択するための自己復帰型の押釦であって、後述す
るシャドウスイッチSW、。(第7図参照)に連動する
ようになっている。
このシャドウ指令釦16を奇数回押し込むと、シャドウ
モードが選択され、偶数回押し込むと、シャドウモード
が解除されるようになっている。なお、上記ハイライト
指令釦15およびシャドウ指令釦16を押し込んだ時点
で部分測光値が記憶されていない場合には、ハイライト
モードおよびシャドウモードは選択されないようになっ
ている。また、ハイライトモードの状態でシャドウ指令
釦16が押された場合には、ハイライトモードが解除さ
れてシャドウモードが選択され、シャドウモードの状態
でハイライト指令釦15が押された場合には、シャドウ
モードが解除されてハイライトモードが選択されるよう
になっている。
上記撮影モード切換用操作ノブ21は、フィルム巻戻ノ
ブ17の台座の基部に回動操作自在に配設されていて、
カメラ本体1の上面に表記された1mANUALj 、
 [0FFJ 、 [AUTOJおよび「CHECK」
の各指標に対応する位置で、それぞれクリックストップ
をかけられて暫定的に停止するようになっている。そし
て、この撮影モユド切換用操作ノブ21は、マニュアル
スイッチ5W3(第7図参照)。
オートスイッチSW、 (第7図参照)およびノくツテ
リーチェックスイッチSW、(第11図参照)にそれぞ
れ連動するようになっており、操作ノブ21を[MAN
UALj指標に対応させたときには、マニュアルスイッ
チSW3が閉成されて、手動設定されたマニュアルシャ
ッター秒時テシャッター(図示すれず)を作動させて露
出を制御するマニーアル露出撮影モード(以下、単にマ
ニュアルモードと称す。)が、[OF FJ指標に対応
させたときには、回路的に一定のシャッター秒時でシャ
ッターが作動されるオフ撮影モード(以下、単にオフモ
ードと称す。)が、[A U T OJ 指標に対応さ
せたときには、オートスイッチSW4が閉成されて、被
写体の測光輝度値からシャッター秒時を演算し、このシ
ャッター秒時でシャッターを作動させて露出を制御する
オート露出撮影モード(以下、単にオートモードと称す
。)が、[cHEcKJ指標に対応させたときには、バ
ッテリーチェックスイッチSW5が閉成されて、電源電
圧Vccが規定電圧以上あることが上記バッテリーチェ
ック表示用発光窓23に点灯表示されるバッテリーチェ
ック状態が、それぞれ得られるようになっている。
第3図は、本発明のカメラ10内に配設された一眼レフ
レックスカメラの光学系を示して(・る。周知〕ように
一眼レフレックスカメラの光学系には、平生は撮影光路
に対して45°傾いた可動反射ミラー31が回動自在に
配設されていて、このファインダー光路形成位置におい
て、撮影レンズ4を通じてカメラ10内に入射した被写
体光を直角上方に向けて反射して、ファインダー光学系
に入射させるようになっている。ファインダー光学系は
、撮影フィルム34の感光面に対して光学的に共役とな
る位置に配設されたピントグラス35と、このピントグ
ラス35の直上に配置されたコンデンサーレンズ36と
、更にこのコンデンサーレンズ36の直上に配設された
ペンタプリズム37と、このペンタプリズム37の光出
射端面である後端面に対向するように配設されたファイ
ンダー接眼レンズ3Bとで構成されており、上記ピント
グラス35とコンデンザーレンズ36との間の後端縁部
がわには、後述する光透過型の液晶表示板でなる撮影情
報表示装置39が配設されている。また、上記可動反射
ミラー31の中央部は、ハーフミラ−加工が施されて、
または、全透過のスリットが列設されて、半透過部31
aとなっており、この半透過部31aと対応する可動反
射ミ’:)−31の背面、がわには、全反射ミラー32
が可動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動自
在に取り付けられている。この全反射ミラー32は、可
動反射ミラ−310半透過部31aを通過した被写体光
をカメラ10の底部がわに配置された測光用受光装置4
1に向けて反射させる役目をする。測光用受光装置41
は、第4図に示すように、長方形状に形成されていて、
カメラ本体1の後部に配置された撮影フィルム34の感
光面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面、
および上記全反射ミラー32を仰ぎ見るように、カメラ
本体1の底部的端寄りに傾けられて配設されている。こ
の測光用受光装置41は、N型半導体基板420表面に
、巴形状および四角形状のP型半導体領域43a。
43bを形成した後、N型半導体基板42にカソード電
極44を、P型半導体領域43a、43bにアノード電
1ijjy”45 a 、 45 bを、それぞれ付設
して構成されており、領域43aと基板42とは、撮影
フィルム34の感光面ないしはフォーカルグレンシャッ
タ−33ノ表面で反射された被写体光を平均ダイレクト
測光する光起電力素子PD、 (第8図参照)を形成し
、また、領域43bと基板42とは、全反射ミラー32
で反射された被写体光をスポット記憶測光する光電変換
素子PD2(第8図参照)を形成している。
第5図は、本発明のカメラ10における電気回路の構成
の概要を示すブロック図である。この電気回路は、回路
全体を制御する中央処理装置としてのマイクロコンピー
−ター(以下、CPUと略記する。)50と被写体光を
測光して、測光積分出力S2および輝度値信号S6を出
力するヘッドアンプ回路51と、トリガー信号S1を出
力して、ヘッドアンプ回路51の測光開始時機を制御す
るトリガータイミング調整回路52と、絞り値、フィル
ム感度値、補正値等のアナログ露出情゛報を回路に入力
させるためのアナログ露出情報導入回路53と、上記ヘ
ッドアンプ回路51からの測光積分出力S2とアナログ
露出情報導入回路53かもの出力を比較して1、ダイレ
クト測光時のシャッター制御信号817を出力する第1
の比較回路54と、この第1の比較回路54からのダイ
レクト測光時のシャッター制御信号817とCPU50
から出力されるメモリーモード。
マニュアルモード、スポットモード時のシャッター制御
信号816とのいずれかを選択して出力する第1の選択
回路55と、この第1の選択回路55かも出力されるシ
ャッター制御信号によって制御されるマグネット駆動回
路56と、上記ヘッドアンプ回路51かもの輝度値信号
S6とアナログ露出情報導入回路53かもの(フィルム
感度値−絞り値)信号(SV−AV)とノイずhか一方
を、CPU5oからの入力選択信号S7に基づいて選択
的に出力する第2の選択回路57と、上記CPU50か
らの8ピツトのデジタル情報をD−A変換するD−A変
換回路58と、このD−A変換回路5Bから出力される
アナログ信号と上記第2の選択回路57から出力される
被A−Di換アナログ信号S8とを比較してデジタル情
報としてCPU50に入力する第2の比較回路59と、
マニュアルシャッター秒時および補正値をデジタル露出
情報としてCPU 50内に入力するためのデジタル鱈
出情報導入回路60と、CPU50からの出力を受けて
駆動される上記撮影情報表示装置39とで、その主要部
が構成されている。
また、この他に、ストロボの充電完了を表示させるため
のストロボ判定回路62と、電源電圧Vccが規定電圧
以上あるか否かを判定するバッテリーチェック回路63
と、電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路6
4と、ストロボ光による露出がオーバーであったかアン
ダーであったかを判定するストロボオーバーアンダー判
定回路65と、ストロボの自動調光信号を発生するスト
ロボ制御回路66とが、それぞれ付設されている。さら
に、回路全体への給電を保持する電源ホールド回路67
、各種時間信号を発生するタイマー回路68および各種
基準電圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設けら
れている。
第6図は、本発明のカメラ10における制御システムの
中枢となる上記CPU5oの内部構成を示すブロック図
である。図において、クロック発生器(CLOCK)7
1は、CPU50の動作の基準となるパルスを発生する
部分であり、制御回路(C0NT )72は、CP’U
soの全体の動作を制御する中枢となる部分である。C
PU50は、決められたプログラム順序に従って、いろ
いろな2進数のデータを順序よく転送処理して行く必要
があるが、そのためには、CPU50内部のゲートをい
つ、どれだけの時間開いたらよいか、またどのフリップ
フロップをセットあるいはリセットしたら良いのか等を
CPU50の状態と入力の状態とによって決定する部分
をCPU50の内部に持っている必要がある。この仕事
をするのがC0NT72である。インストラクシミンレ
ジスター(INR)73は、後述するランダムアクセス
メモリー(RAM)84の内容を一時的に保持する部分
であり、C0NT72はこのINR,73の内容により
CPU50の各部の状態を決定する。プログラムカウン
ター(PC)76は、プログラムを順序正しく行なうた
めに、これから実行しようとする番地を記憶する部分で
あり、実行する順序にメモリ一番地の小さい方から大き
い方へと1つずつ大きくなってゆく。スタックポインタ
ー(SP)77は、割込み命令が発生した場合や、サブ
ルーチンへの飛び越l−命令が発生した場合などに、P
C76、後述するアキュムレータ=(ACC)79.同
じく後述するインデックスレジスター(IX)78等の
内容を壊さずに、それらの命令カー・ら復帰して再び使
いたいときに、内容を一時的に保持しておくためのレジ
スターである。lX78は、インデックスアドレス形式
で命令を実行する場合の命令実行番地を記憶するための
レジスターである。演算処理回路(ALU)slは、命
令の実行のうち演算に関する操作を行なう部分であり、
加算や減算を行なったり、メモリーの内容(°l′が°
0′か)を反転させるインバート命令を実行したり、2
つのメモリ「の論理和あるいは論理積等を求める論理演
算を行なったりする。コンディションコードレジスター
(CCR)82は、分岐命令等の判断を要する命令を実
行する際に、状態検出に用いるコードをフラッグに蓄え
ておくためのレジスターである。CPU50にとって判
断機能は重要な位置を占めており、本発明のカメラ10
の制御においても、後述するように、各入力ポートの状
態(°1′が°O′か)を判断して、次に実行するプロ
グラムの流れを変えるか、あるいは流れを変えないでそ
のまま命令を実行するかの分岐命令を実行する箇所が頻
繁に出てくる。これは、CCR82にあるフラッグの状
態を判別することにより行なっている。CCR82は、
命令の実行によってその結果が2の補数でマイナスにな
ったときに°1′、プラスになったときに°0′になる
ネガティブフラッグ、結果が“0′のときに°lr。
°0°でないときに90′となるゼロフラッグ、結果が
2の補数のオーバーフローを起こしたときに°1′。
そうでないときに′0′となるオーバーフローフラッグ
、演算の結果、符号なし2進数からキャリーあるいはボ
ローが生じたときに“J、 l、生じながったときに′
0′ となるキャリーフラッグ等の各種フラッグで構成
されている。メモリーバッファレジスター(MBR,)
75は、ストレージアドレスレジスター(SAR,)7
4に読み出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに
対して読み出しを指示すると、指示した番地の内容が読
み出されるレジスターである。
リードオンリーメモリー(R,OM) 83 ハ、CP
U50に内容を順次読み出させながら命令を実行させて
行くためのものである。また、ランダムアクセスメモ!
j−(RAM)84は、演算処理途中の値やその結果を
、あるいは各種入力情報を一時的に記憶するメモリーで
ある。表示用ランダムアクセスメモリー(DRAM)8
5は、後に第19図(a) (7)説明において詳述す
る撮影情報表示装置39を形成する液晶表示板の各セグ
メントに1対1に対応するエリアを有していて、DRA
Mssのある特定番地の内容が°1″となれば、それに
対応した液晶表示板のセグメントが発色するように構成
されている。液晶駆動回路(LCDD)61は、前述し
たように、液晶表示板でなる撮影情報表示装置39を発
色駆動するための回路であって、本発明のカメラ10で
は、後述するように表示装置39の情デ=−ティ・%バ
イアス駆動制御方法を採用している関係上、セグメント
ラインは39本、コモンラインは3本それぞれ引き出さ
れている。入カポ−)(INPP)ssは、後述するよ
うに、17個の入力ポート■0〜116で、出力ポート
(OUTPP)89は、同じく後述するように、10個
の入力ポート00〜09で、それぞれ形成されている(
第7図参照)。なお、0UTPP 89の出力は、すべ
てラッチ出力である。
次に、以上のように構成されたCPU5oの制御の流れ
を簡単に説明する。
cpusoは、まずP C76が指示し7たメモリー内
のアドレスに格納されている命令をロードするフェッチ
サイクルと、次にその命令を実行するエグゼキーートザ
イクルとの2つのサイクルを繰り返している。そして、
初めに、PC76の値が5AR74に転送される。それ
と同時に、PC76には、今までPC76に入っていた
内容に1を加えたものが格納される。5AR74に読み
出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読
み出しを指示すると、しばらくしてMBR75に指示し
た番地の内容が読み出される。そのうちのインストラク
ションコード部分を、lNR73に転送する。これが7
エツチサイクルである。これに続いてエグゼキュートサ
イクルに入るのであるが、この動作はlNR73の内容
によっ−〔異なる。−例として、いまlNR73にAC
C79にメモリーの内容をロードする命令(LDA命令
)が入っていたとする。MBR75に残っている命令の
アドレス部分をSAIも74に転送し、続いてメモリー
に読み出しを指令し、しばら(してMBR75に得られ
たデーターをACC79に転送して命令を終了する。も
う1つの例として、後に述べるフローチャートの中でも
頻繁に出てくる条件分岐命令がどのように実行されるか
を示す。いま、入力ポートのあるポー)(Aボートとす
る。)の状態を判別して条件分岐したい場合、上例の場
合と同様に、フェッチサイクルにおいてMBR75にA
ボートの内容が読み出される。Aポートのビットは、メ
モリーの最上位ビットにあるものとする。いま、lNR
73にACC79にメモリーの内容を格納するLI)A
命令が入って(・たとすると、上例の場合と同様にして
、Aポートの内容がACC79に転送される。続いて、
PC76により次に実行すべきアドレスが指示され、全
く同様にして命令がMBR75に格納される。いま、l
NR73にACC79の最上位ビットをCCR82のう
ちのキャリーフラッグにシフトする命令(I(、OL命
令)が入っていたとすると、次のエグゼキュートサイク
ルにおいて、キャリーフラッグにはAボートの状態(°
0′か°l′が)か格納されたことになる。
次に同様にして、キャリーフラッグの状態を判別して、
もしキャリーフラッグが′19であれば分岐し、そうで
なければそのまま次のプログラムを実行する命令(BC
8命令)を実行することによって目的を果すことができ
る。後者の例では、LDA。
ROL およびBC8命令の3命令を使ったが、このよ
うに数十種類の命令を任意に組み合わせることにより、
所望の制御を行なうことができる。
なお、後に述べるフローチャートにおいては、第6図に
示した各ブロックを具体的にどのように使ってプログラ
ムを実行して行くかを、機械語のレベルでは示していな
いが、プログラム中にある転送命令、加減算等は、公知
の方法で簡単に実現できるものである。
第7図は、上記CPU500周辺のインターフェースを
示している。この図で、符号l0−116はCPtJ5
0の人力ポートを、符号OO〜09は出力ポートをそれ
ぞれ示している。入カポ−) IOは、オートモードで
あるか否かを検出するだめのものであって、上記撮影モ
ード切換用操作ノブ21に連動するオートスイッチSW
4の−端に接続されていると共に、プルダウン抵抗R,
を通じて接地されている。オートスイッチSW4の他端
には、電源電圧Vccが印加されている。よって、人カ
ポ−)IOは、オートスイッチSW4が開放した状態で
°Lルベルとなって°0゛を採り、閉成した状態で°H
’しベルどなって°1′を採る。そして、111となっ
たときに、オートモードが検出されたことを示す。
上記オートスイッチSW4の一端は、ノット回路G1を
介して後述するノア回路G、の第1の入力端にも接続さ
れている。また、人カポ−) IIは、マニュアルモー
ドであるか否かを検出するだめのものであって、上記撮
影モード切換用操作ノブ21に連動スルマニュアルスイ
ッチSW3の一端に接続されていると共に、プルダウン
抵抗R2を通じて接地されている。マニュアルスイッチ
S W、、の他端には、電源電圧Vccが印加されてい
る。従って、人力ポートIlハ、マニュアルスイッチS
W3が開放した状態で”Lルベルとなって、°0′とな
り、閉成1−た状態で°H’レベルとなって°l′を採
る。そして、°l。
となったときに、マニュアルモードが検出されたことを
示す。
人カポ−) 16は、メモリーモードであるか否かを検
出するだめのものであって、ナンド回路G3の出力端に
接続されている。ナンド回路G3の出力端は、ナンド回
路G、の一方の入力端にも接続され、ナンド回路G、の
出力端は、ナンド回路G3の他方の入力端に接続されて
いて、両回路G、 、 G、はメモリーモード検出用の
RSクリップフロップ回路を構成している。このR87
9217121回路のリセット入力端となるナンド回路
G3の一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続
されており、セット入力端となるナンド回路G、の他方
の入力端は、ノア回路G4の出力端に接続されている。
ノア回路G4の出力′端は、ナンド回路G2の他方の入
力端にも接続されている。ナンド回路G2の一方の入力
端は、上記メモリー指令操作ノブ13に連動するメモリ
ースイッチSW6の一端に接続されていると共に、抵抗
R3を通じて接地されている。メモリースイッチSW6
は自己復帰型のスイッチであって、他端には電源電圧V
ccが印加されている。上記ノア回路G4の第2の入力
端には、ストロボ電源オン信号Sx4が印加されるよう
になっており、第3の入力端には、メモリータイマー信
号T7が印加されるようになっている。まだ、第4の入
力端は、後述するクリアースイッチSW7の一端に接続
されている。
上記ノア回路G4は、リセット用のゲートであり、人力
ポートIOが°0′のとき、即ちオートモードでない場
合、カメラIOにストロボが装着され、ストロボの電源
が投入されている場合、メモリータイマーが切れている
場合、および手動でクリアー信号が人力されている場合
には、メモリーモードが解除されるようにするだめのゲ
ートである。また、ナンド回路q2は、メモリーモード
選択信号に優先してノア回路G4の出力でR,Sフリッ
プフロップ回路をリセットするだめのゲートである。
人力ボート■2は、スポットモードであるか否かを検出
するだめのものであって、ナンド回路G0の出力端に接
続されており、同出力端が“Hルベルとなったときに°
1′となり、スポットモードであることを示す。ナンド
回路G0は、ナンド回路G7と共に、」二記ナンド回路
a3. G、の場合と同様に、R,Sフリップフロップ
回路を構成している。このスポットモード検出用のR8
79217121回路のセット入力端となるナンド回路
G7の一方の入力端は、ノア回路G6の出力端に接続さ
れており、リセット入力端となるナンド回路G0の他方
の入力端は、ナンド回路G8の出力端に接続されている
。また、ノア回路G6の出力端は、ナンド回路G8の一
方の入力端にも接続されている。ノア回路G6の一方の
入力端は、スポットモード解除用の出カポτト00に接
続されており、他方の入力端は、上記メモリー指令操作
ノブ13に連動する自己復帰型のクリアースイッチSW
7の一端に接続されていると共に、抵抗R4を通じて接
地されている。クリアースイッチSW7の他端には、電
源電圧Vccが印加されている。ノア回路G6は、リセ
ット用のゲートであり、クリアースイッチSW7が押さ
れたとき、または、プログラムによってソフトウェア的
に00にパルス信号が出力されたときに、スポットモー
ドが解除されるようにしている。。まだ、ナンド回路G
、の他方の入力端は、スポット人力スイッチSW6の一
端に接続されており、このナンド回路Gaは、スポット
人力信号に優先してノア回路G6の出力でR87921
7121回路をリセットするだめのゲートの役目をする
入カポ−)I3は、スポット、入力の有無を検出するた
めのものであって、ナンド回路G1.の出力端に接続さ
れており、同出力端が“H゛レベルなったときK ′l
lとなって、スポット入力がある状態を示す。ナンド回
路G2.は、ナンド回路GI2と共に、上記ナンド回路
G3.G、の場合と同様に、8879217071回路
を構成している。このスポット入力検出用のRSフリッ
プフロッグ回路のリセット入力端となるナンド回路G1
1の一方ノ入力端は、ノット回路GIoの出力端に接続
されており、セット入力端となるナンド回路GI2の他
方の入力端は、ノット回路G、3の出力端に接続されて
いる。上記ノット回路G、。の入力端は、コンデンサー
〇、を介して自己復帰型のスポット入力スイッチSW8
の一端に接続されていると共に、抵抗R6を通じて接地
されている。また、NPN型トランジスターQyoのコ
レクタにも接続されており、同トランジスターQ7Gの
エミッタは接地されている。
さらに、同トランジスターQ7゜のベースは、抵抗R1
1を通じて、スポット入力解除用の出力ポート01  
に接続されており、この出カポ−)01 は、上記ノッ
ト回路G13の入力端にも接続されている。
また、上記スポット入力スイッチSW8の一端は、既述
したように、ナンド回路q8の他方の入力端に接続され
ていると共に、抵抗几、を通じて接地されており、同ス
イッチSWsの他端には電源電圧Vccが印加されてい
る。上記ナンド回路G11t G、2でなるR8フリッ
プフロップ回路は、スポットモード状態にあって、複数
回のスポット測光操作信号を人力するだめに、スポット
入力スイッチSW8が閉成されるたびにその信号を保持
するだめのものである。スポット測光操作信号が人力さ
れ、CPU50の内部でシャッター秒時の演算が終了す
ると、出カポ−) 01に正のパルス信号を出力して、
8879217071回路をセットし、再びスポット測
光操作信号入力待ちの状態となる。
人カポ−)I4は、ハイライトモード検出用のもノテ、
ナンド回路G、aの出力端に接続されており、同出力端
が”Hルベルとなったときに°1′となって、ハイライ
トモードであることを示す。また、自己復帰型スイッチ
SW、は、ハイライト基準撮影のための指令スイッチで
あって、同スイッチSW。
が閉成されると、ナンド回路Q、、 、 G、、でなる
8879217071回路の出力がl Hlレベルとな
り、ハイライトモードが選択される。このノーイライト
モードの解除は、出力ポート02に正のパルスを出力す
ることによって行なわれる。一方、人カポ−)I5は、
シャドウモード検出用のもので、ナンド回路G1.の出
力端に接続されており、同出力端が“Hルベルになった
ときに°l′となって、シャドウモードであることを示
す。まだ、自己復帰型スイッチSW、oは、シャドウ基
準撮影のための指令スイッチであって、同スイッチSW
、oが閉成されると、ナンド回路G 1g + G21
でなるR、Sフリップフロップ回路の出力が°Hルベル
となり、シャドウモードが選択される。この7ヤドウモ
ードの解除は、出力ポート03に正のパルスを出力する
ことによって行なわれる。なお、スイッチSW、、抵抗
R7,R8t R,2rコンデンサーC,、NPN型ト
ランジスターQ?1.ノット回路G14 m Gayお
よびナンド回路G、、 、 G、6でなるノ・イライト
モード検出回路、並びに、スイッチSW、o、抵抗R,
,R+、0゜R13,コンデンサーC,,NPN型トラ
ンジスターQ、2.ノット回路a、、 t G20およ
びナンド回路G、。。
G2.でなるシャドウモード検出回路の接続態様は、上
記スイッチSW、、抵抗R5、R1,、R1,、、コン
デンサーC,−、NPN型トランジスターQ76.ノッ
ト回路GIG + G+sおよびナンド回路G、、 、
 G、2でなるスポット測光操作信号人力検出回路とほ
ぼ同様に構成されているので、その詳しい説明を舷に省
略する。
次に、上記スポット測光操作信号人力検出回路。
ハイライトモード検出回路、シャドウモード検出回路の
動作を、スポット測光操作信号入力検出回路を例にとっ
て説明する。まず、スポット入力スイッチSW、が閉成
されると、コンデンサーC3を介してノット回路G、o
の入力端に°Hルベルの短いパルス信号が発生する。す
ると、ナンド回路G11+G、2でなる8879217
071回路の出力端はl Hlレベルとなり、入カポ−
) I3が“1′となって、CPU50はスポット測光
操作がなされたことを検出し、所定時間を経過後に、出
力ポートo1に°H°レベルのパルス状のリセット信号
を出力して、RSフリップフロップ回路をリセットする
ここで、もし、コンデンサーC3,抵抗R6の時定数が
上記所定時間tよりも長いと、リセット信号が出力され
ても、RSフリップフロップ回路は、再びセット状態に
なり、CPU50は再びスポット測光操作信号が人力さ
れたものと誤認するおそれがアル。このだめ、抵抗R6
と並列にトランジスターQ?Oを接続し、リセット信号
により同トランジスターQ、。をオンさせて、コンデン
サーC3を強制的にフル充孟するようにしている。
出カポ・−ト0゛4は、測光モード指令信号S3 を出
力するボートであり、同信号S3が+19であるとき、
後述するヘッドアンプ回路51(第8図参照)において
平均測光モードが選択゛され、°01であるとき、スポ
ット測光モードが選択されるようになっている。また、
出カポ−)05は、人力選択信号S7を出力するボート
であり、同信号S7が°l。
であるとき、後述する第2の選択回路57(第8図参照
)において、輝度値信号s6が被A−D変換アナログ信
号S8として出力され、+olであるとき、フィルム感
度値と絞り値とのアナログ演算値信号(S’V−AV)
が被A−D変換アナログ信号s8として出力されるよう
になっている。出力ボート06は、上記D−A変換回路
(DAC)58の各ビットの符号を決めるための出力ボ
ートで、並列8ビツトで構成されている。人力ボートI
7は、A−D変換されたデジタル情報を人力するだめの
ボートであって、上記D−A変換回路58と共に、逐次
比較型のA−D変換回路を形成する第2の比較回路59
としてのコンバレー ターA (2の出力端に接続され
ている。このコンパレーターA、2の反転入力端子はD
−A変換回路58の出力端に接続され、非反転入力端に
は被A−D変換アナログ信号s8が印加されるようにな
っている。
出カポ−)07は、液晶駆動回路61のコモン出力端と
なっていて、3本のラインで形成されており、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(LCD)に接続されている
。また、出力ボート08は液晶駆動回路61のセグメン
ト出力端となっていて、39本のラインで形成されてい
て、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LCD)に接
続されている。入カポ−)18は、マニュアルシャッタ
ー秒時入゛°力用のボートであり、4本の入力ラインで
なっている。また、入力ポートI9は補正値入力用のボ
ートであり、4本の入力ラインでなっている。この両人
カポ−)18およびI9は、上記デジタル露出情報導入
回路60に接続されている。入力ポートエ10は、レリ
ーズ信号検出用の入力ポートであり、レリーズ信号SO
が印加されるよう罠なっている。また、入力ボートエ1
1は、トリガー信号検出用の入力ポートであり、ノット
回路q、。。を通じてトリガー信号S1の反転信号が印
加されるようになっている。さらに、入力ポート112
は、露出終了信号検出用の入力ポートであり、露出終了
信号813が印加されるようになっている。
さらにまた、入カポ−) 113は、ストロボ電源オン
信号検出用入力ボートで、ストロボ電源オン信号814
が印加されるようになっている。入カポ−) 114は
、ストロボ撮影において露出がオーバーであったか否か
を検出するためのストロボ撮影オーバー信号検出用入力
ポートで、ストロボ撮影オーバー信号S9が印加される
ようになりている。
また、入カポ−) 115は、ストロボ撮影において露
出がアンダーであったか否かを検出するためのストロボ
撮影アンダー信号検出用入力ボートで、ストロボ撮影ア
ンダー信号810が印加されるようになっている。出カ
ポ−)09は、メモリーモード、マニュアルモード、ス
ポットモート時のシャッター制御信号816を出力する
ためのボートである。また、入力ポート116は、スト
ロボ撮影において露出が適正であった場合に、ストロボ
発光後約2秒間の間適正表示を行なわせるためのストロ
ボ発光適正信号820を入力するボートである。
第8図は、上記ヘッドアンプ回路51の詳細な電気回路
を示している。このヘッドアンプ回路51は、基本的に
は、開放平均測光における輝度情報と開放スポット測光
における輝度情報とを発生する回路、ダイレクト測光時
の積分回路およびアナログスイッチとで構成されている
。オペアンプA、はバイポーラ−トランジスター人力の
オペアンプで、非反転入力端には基準電圧V。が印加さ
れ、反転入力端はオペアンプA2の出力端に接続されて
いる。
このオペアンプA、は、オフセット調整しなくとも、入
力オフセット電圧をImV以内に抑えることができる。
オペアンプA1の出力端は、PNP型トランジスターQ
1のエミッタに接続されており、トランジスターQ、の
コレクタは、抵抗R16を通じてオペアンプA2の出力
端に接続されていると共に、対数圧縮用トランジスター
Q2のコレクタおよびベースに接続されている。対数圧
縮用トランジスターQ2は、マルチエミッタのPNP型
トシト2ンジスター一方のエミッタは平均測光用光起電
力素子PD、のアノードに、他方のエミッタはスポット
測光用の光起電力素子PI)2のアノードに、それぞれ
接続されている。トランジスターQ2のベースおよびコ
レクタはオペアンプA3の非反転入力端にも接続されて
いる。上記光起電力素子PD、 、PD2のカソードは
、オペアンプA2の反転入力端に接続され、アノードは
、オペアンプA2の一方の非反転入力端および他方の非
反転入力端にそれぞれ接続されている。
オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御信号入
力端に印加される測光モード指令信号S3が°Hルベル
か°Lルベルかによって、有効となる非反転入力端が切
り換えられるようになっている。即ち、測光モード指令
信号S3が°Hルベルのとき、他方の非反転入力端が有
効となり、光起電力素子PD、のアノード・カソード間
が零バイアスに保たれて、トランジスターQ2のベース
・コレクタ間の電位は光起電力素子PD、の受光量に応
じて変化することになる。また、測光モード指令信号S
3が°Lルベルのとき、一方の非反転入力端が有効とな
り、光起電力素子PD2のアノード・カソード間が零バ
イアスに保たれて、トランジスターQ2のベース・コレ
クタ間の電位は光起電力素子PD2の受光量に応じて変
化することになる。なお、オペアンプA2のバイアス切
換信号入力端には、抵抗RI7を通じてバイアス切換信
号s4が印加されるようになっていて、この信号S4が
ダイレクト測光時にl Hlレベルになると、オペアン
プA2のバイアス電流が増加してオペアンプA2は高速
動作が可能となり、信号S4が記憶°測光時に°Lルベ
ルになると、オペアンプA2のバイアス電流は減少して
消費電力が節減される。
コンデンサーC,,C,は、ダイレクト測光時の積分コ
ンデンサーテ、両コンデンサーc+*C2の一端は、上
記平均測光用の光起電力素子PD、のアノードにそれぞ
れ接続されている。また、コンデンサーCIの他端は接
地され、コンデンサーC2の他端は、NPN型トランジ
スターQ6のコレクタに接続されている。トランジスタ
ーQ6は、積分容量切換用のトランジスターで、エミッ
タが接地されていると共に、べ′−スには抵抗RI、を
通じて積分容量切換信号S5が印加されるようになって
いる。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵抗R
18を通じてオペアンプA2の出力端にも接続されてい
る。上記積分容量切換信号S5は、フィルム感度に応じ
て切り換えられる信号で、ラッチ回路DFo (第9図
参照)の出力端Qから出力される。ダイレクト測光は、
積分回路の測光積分出力82(オペアンプA2の出力)
がフィルム感度に応じた所定の電圧レベルになったとき
に露出を終了させるものであるが、その判定電圧は高フ
ィルム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電気
などのノイズの影響を受は易くなる。このため、本回路
では、高フィルム感度のときには、積分容量切換信号S
5を°LルベルにしてトランジスターQ6をオフし、積
分コンデンサーの容量をコンデンサーC7のみの容量と
して少なくすることにより、逆に積分電圧の判定レベル
を高くしている。また、低フィルム感度のときには、積
分容量切換信号S5を°Hルベルにしてトランジスター
Q6をオンし、積分コンデンサーの容量をコンデンサー
C,,C2の並列容量とすることにより、積分電圧の判
定レベルを低くしてダイチックレンジを広げている。ト
ランジスターQ6のコレクタを抵抗R8,を通じてオペ
アンプA、の出力端に接続したのは、トランジスターQ
6がオフのときに、コンデンサー02の容量を実質的に
零にするためである。
上記オペアンプA、は、バッファ用のオペアンプで、そ
の出力端は同アンプA3の反転入力端に接続されている
と共に、PNP型の゛トランジスターQ7のコレクタに
接続されている。トランジスターQ7のベースは、オペ
アンプA3の非反転入力端に接続され、エミッタは、上
記第2の選択回路57を形成するオペアンプAo(第9
図参照)の一方の非反転入力端に接続されていると共に
、定電流回路CC1の一端に接続されている。定電流回
路CC,の他端には、電源電圧VCCが印加されていて
、同電流回路CC1には、一定電流I。が流れるように
なっている。
上記トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素子
PD、またはPD2に発生した光電流のぢ数圧縮値の絶
対温度に比例した電圧が現われ、この電圧が輝度値信号
S6として導出されるようになっている。
上記トランジスターQ1のベースは、NPN型トランジ
スターQ、のコレクタに接続されて(・る。トランジス
ターQ、のベースには、抵抗R84を通じて電源電圧V
ccが印加されており、トランジスターQ、のエミッタ
は接地されている。また、トランジスターQ、のベース
・エミッタ間には、ダイオード接続されたNPNPN型
トランジスターQ、NPNPN型トランジスターQそれ
ぞれ接続されている。
トランジスターQ3のベースは、抵抗R1,を通じてノ
ット回路G、o、 (第12図参照)の出力端に接続さ
れており、同回路GIOIからトリガー信号SlO印加
を受けるようになっている。
次に、このように構成されたヘッドアンプ回路51の動
作について簡単に説明する。いま、トリガー信号S1が
°Lルベルであったとすると、トランジスター魁がオフ
、トランジスターQ5がオンし、トランジスターQ1が
オンする。これにより、オペアンプA1の出力は、トラ
ンジスターQ、、Q2およびオペアンプA2を介してオ
ペアンプA、の反転入力端にフィードバックされるよう
になり、負帰還回路が形成される。従って、オペアンプ
A2の出力電圧は、基準電圧V。に等しくなる。ここで
、トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素子P
D。
またはPD2の受光光量に応じた電圧が発生する。
ダイレクト測光時には、露出開始とともに、トリガー信
号S1が゛H’レベルに転じ、トランジスターQ3がオ
ン、トランジスター慎がオフして、トランジスターQ1
がオフし、オペアンプA1およびA2で主体が形成され
る負帰還回路は断たれて、トランジスターQ20ペース
・コレクタ電位は、オペアンプA2の出力と同電位とな
る。よって、コンデンサー C,、C2の電荷は、光起
電力素子PD、に発生する光電流に応じて光電を開始す
る。この際、トランジスターQ、のエミッタ・ベース間
の電圧は、オペアンプA2のオフセット電圧だけとなり
、トランジスターQ2のベース・エミッタ間およびエミ
ッタ・コレク′り間のリーク電流は非常に少ない。また
、オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオ
ペアンプであるので、コンデンサーC,,C2の放電電
流ははとんど光電流によるものだけとなり、長時間露出
秒時な高精度に創り出すことができる。
そして、コンデンサーC1,C2が充電を続け、オペア
ンプA2の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が
出力される。そして、この積分出力S2の電圧が、トラ
ンジスターQ2. (第9図参照)のコレクタ電位より
高くなれば、オペアンプAs(第10図参照)の出力が
反転し、露出が終了する。
第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53および第
2の選択回路57の詳細な電気回路図を示している。オ
ペアンプA4の非反転入力端には基準電圧V。が印加さ
れており、オペアンプA4の反転入力端には、補正値入
力用可変抵抗RVoを通じて、定電流回路CC2により
絶対温度に比例した電流■1が流れている。そして、オ
ペアンプA4の出力端と反転入力端との間には、フィル
ム感度入力用可変抵抗R,V、 、ダイレクト測光の露
出レベル調整用半固定抵抗RV2.表示レベル調整用半
固定抵抗Rv3および絞り情報入力用可変抵抗RV4の
直列回路が接続されている。このため、オペアンプA、
の出力端には、フィルム感度値Svと絞り値Avとの差
のアナログ演算値(SV−AV)に対応する電圧が現わ
れ、これが第2の選択回路57を形成するオペアンプA
の他方の非反転入力端に印加されるようになっている。
オペアンプA、の一方の非反転入力端には。
上記輝度値信号S6がトランジスターQ、(第8図参照
)のエミッタより印加されている。オペアンプA、の出
力端は、同アンプA、め反転入力端に接続されていると
共に、コンパレーターA、2(第7図参照)の非反転入
力端に接続されている。また、オペアンプA、の制御信
号入力端には、出力ポート05(第7図参照)より、入
力選択信号S7が印加されており、同信号S7が°Hル
ベルのとき、一方の非反転入力端が有効となって、オペ
アンプA、の出力端には、輝度値信号S6が被A−D変
換アナログ信号S8として出力され、同信号S7が°L
”レベルのとき、仰方の非反転入力端が有効となって、
オペアンプAgの出力端には、演算値(SV−A、V)
に対応する電圧が被A−D変換アナログ信号S8として
出力されるようになっている。
オペアンプA、およびその後段のトランジスタ一群は、
ダイレクト測光時の積分回路出力S2の判定電圧を発生
したり、フィルム感度に応じて積分コンデンサーC,,
C2の容量を切り換えるための信号を発生したりするた
めに設けられている。オペアンプA、の非反転入力端は
、基準電圧■。が抵抗R3゜およびR31によって分圧
されている、両抵抗FL36゜■8.の接続点に接続さ
れている。また、オペアンプA、の反転入力端には、抵
抗几、2を通じて基準電圧V。が印加されている。オペ
アンプA、の出力端と反転入力端との間には、NPN型
トランジスターQ+oが、エミッタを出力端に、コレク
タを非反転入力端に接続されて介挿されており、トラン
ジスターQIoのベースは、補正値入力用可変抵抗几■
と定電流回路CC2との接続点に接続されている。
また、オペアンプA、の出力端はNPN型トランジスタ
ーQ11のエミッタにも接続されており、このトランジ
スターQIIのベースは、半固定抵抗Rv2とl’tV
3との接続点に接続されている。そして、トランジスタ
ーQ++のコレクタは、PNP型トランジスターQ+ 
sのコレクタおよびPNP型トランジスターQ+2のベ
ースに、それぞれ接続されている。
トランジスターQCsはエミッタに電源電圧vCCを印
加されており、ベースをPNP型トランジスターQ、4
のベースに接続されていると共に、トランジスターQ1
2のエミッタにも接続されている。トランジスターQ 
12のコレクタは、接地されている。
トランジスターQ+4は、エミッタに電源電圧Vccを
印加されており、コレクタをNPN型トランジスターQ
 22のコレクタおよびベースに接続されている。上記
トランジスターQ+ sとQ10とは、トランジスター
Q ++のコレクタに流れる電流と等しく・電流を、ト
ランジスターQ 22のコレクタに流すためのカレント
ミラー回路を構成している。トランジスターQ22は、
エミッタを接地されており、ベースをNPN型トランジ
スターQs+のコレクタに接続すると共に、n個のNP
N型トランジスタ一群Q80の各々のトランジスターの
ベースにそれぞれ接続されている。トランジスタ一群Q
 soの各々のトランジスターのエミッタは接地されて
おり、コレクタはPNP型トランジスターQ+ 5のコ
レクタに接続されていると共に、PNP型トランジスタ
ーQ +aのベースに接続されている。トランジスター
Q22とトランジスタ一群Qsoの各々のトランジスタ
ーとは、カレントミラー回路を構成しており、トランジ
スターQ +sのコレクタには、トランジスターQ 2
2のコレクタに流れる電流のn倍の電流が流れるように
なっている。トランジスターQs+は、エミッタを接地
され、ベースを抵抗R33を通じてラッチ回路DF0の
出力端Qに接続されて(・る。
ラッチ回路DFoから出力される積分容量切換信号S5
が+ Heレベルのときには、トランジスターQ ss
がオンして、トランジスターQ 22およびトランジス
タ一群Qsoがオフし、トランジスターQI、のコレク
タ電流が零となる。
トランジスターQl、lは、エミッタに電源電圧Vcc
を印加され、ベースをPNP型トランジスターQ17お
よびQ ssのベースにそれぞれ接続されていると共に
、PNP型トランジスターQl11のエミッタにも接続
されている。トランジスターQ Haのコレクタは接地
されている0 トランジスターQl?は、エミッタに電
源電圧Vccを印加され、コレクタをPNPNP型トラ
ンジスターQのコレクタに接続されると共に、コンパレ
ーターAa(第10図参照)9非反転入力端に接続され
ている。また、トランジスターQssは、エミッタに電
源電圧Vccを印加され、コレクタをPNP型トランジ
スターQ19のコレクタに接続されると共に、・コンパ
レーターA。
(第10図参照)の非反転入力端に接続されている。
トランジスターQIl+とトランジスターQ+7および
Q 18とは、カレントミラー回路を構成していて、ト
ランジスターQ+?およびQ +sのコレクタには、ト
ランジスターQI5のコレクタ電流と同じ電流が流れる
。上記トランジスターQ +oおよびQtoは、エミッ
タに電源電圧Vccを印加され、コレクタに抵抗R84
およびR3,を通じて基準電圧V。を印加されている。
そして、トランジスターQroおよびQ20は、ベース
をトランジスターQ、3のベースニソレぞれ接続されて
、同トランジスターQ +3とそれぞれカレントミラー
回路を構成している。従って、トランジスターQ+ o
およびQ 20のコレクタには、トランジスターQCs
のコレクタ電流と同じ電流が流れる。上記トランジスタ
ーQ +sのベースは、また、PNP型トランジスター
Q21のベースにも接続されており、トランジスターQ
21は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受けている
と共に、コレクタを積分コンデンサーC,,C,の容量
の切替点の調整用の半固定抵抗I(V、を通じて接地さ
れている。
そして、トランジスターQ21のコレクタは、コンパレ
ーターA6の非反転入力端に接続されている。
コンパレーターA6の反転入力端は、基準電圧V。を分
圧する抵抗R36とR37との接続点に接続されており
、出力端はラッチ回路DFoの入力端りに接続されてい
る。このコンパレーターA6は、フィルム感度に応じて
積分容量を切換えるか否かを判別する役目をする。上記
ラッチ回路DFoの制御信号入力端には、トランジスタ
ーQ32(第10図参照ンのコレクタよりレリーズ信号
SOが印加されるようになっていて、ラッチ回路DFo
は、シャッターレリーズ時には、出力端Qがも出方され
る積分容量切換信号S5が反転しないように保持する役
目をする。なお、上記抵抗R34の抵抗値は、上記抵抗
R3Bの抵抗値のむ一倍に設定されている。
次に、このよ5に構成されたアナログ露出情報導入回路
53の動作について簡単に説明する。オペアンプA4の
出力端には、基準電圧V。を基準に、抵抗RV、〜Rv
、の直列抵抗値に絶対温度に比例した定電流11を掛け
た値の電圧降下分が加算された電圧が発生する。絞りま
たはフィルム感度の1段当りの変化に相当する電圧は、
定温で約xsmVである。従って、オペアンプA、の出
力は、補正値入力用可変抵抗1(voによる電圧降下の
影響はない。トランジスターQ+oのベース電位は、基
準電圧V。より抵抗Rvoの電圧降下分だけ低い値であ
る。一方、トランジスターQ + +のベース電位は、
基準電圧V。
よりフィルム感度入力用可変抵抗RV、および露出レベ
ル調整用半固定抵抗RV2の直列抵抗の電圧降下分だけ
高い電圧となり、トランジスターQ+oとQ nのベー
ス間電圧は、フィルム感度と補正値に相応した値となる
。いま、トランジスターQIIのコレクタ電流をIcと
すれば、トランジスターQ8Iがオンのとき、抵抗R3
4,R1s!lに流れる電流はいずれも(1+n)Ic
となる。ここで、フィルム感度入力用可変抵抗Rv1が
低い値のとき、即ち、高感度フィルムを使用したときは
、トランジスターQIIのコレクタ電流Icは少なくな
り、従って、(可変抵抗RV、の抵抗値)×(トランジ
スターQHのコレクタ電流Ic)の値であるトランジス
タ、 Q21のコレクタ電位は低くなり、コンパレータ
ーA、の出力は°Lルベルとなる。よって、トランジス
ターQ81はオフとなり、抵抗R13,、R3,の電圧
降下は大きくなる。このため、コンパレーターA7.A
8の反転入力端に印加される電圧が上昇する。このこと
は、ダイレクト測光時の積分回路の判定電圧レベルが上
がって、判定電圧幅が広がったことを意味する。判定電
圧の幅が広がっても、同時に積分コン、デンサーの容量
が一方のコンデンサーC3のみの容量となるので、正し
い露出が得られる。どのフィルム感度レベルで切替を行
なうかは、半固定抵抗′fLV、を調節することによっ
てあらがじめ設定しておく。ところで、コンパレータA
6ノ2つの入力端の電位差が少なく、露出中にノイズ等
によりコンパレーターA、の出力が不安定になると、露
出に誤差を与えるので、シャッターレリーズ操作後はレ
リーズ信号SOが°H’レベルとなって、ラッチ回路D
Foの出力をラッチする。
第1θ図は、上記ストロボオーバーアンダー判定回路6
5および第1の比較回路・54の詳細な電気回路を示し
ている。ストロボオーバーアンダー判定回路65は、ダ
イレクト測光でストロボ撮影を行なったときに、露出レ
ベルがオーバーであったが、アンダーであったかを判定
する部分である。コンパレーターA7およびA8の反転
入力端は、前述したように、トランジスターQ18およ
びQ、、(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続され
ており、非反転入力端には、上記オペアンプA2(第8
図参照)の出力端からダイレクト測光の積分出力S2が
それぞれ印加されている。コンパレーターA7の出力端
は、3人力ナンド回路G22の第1の入力端に接続され
ており、コンパレーターA8の出力端は、ナンド回路G
22の第2の入力端、D型7リツグ70ツブ回路DF、
の入力端り、およびノット回路G2Bの入力端にそれぞ
れ接続されている。上記コンパレーターA8は、ダイレ
クト測光時の露出制御用のコンバレー・ターであって、
ヘッドアンプ回路51からの積分出力S2と、アナログ
露出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレク
ト測光時の露出レベルを決定する第1の比較回路54を
形成している。また、コンパレーターA、モ積分出カs
2の判定用コンパレーターであるカ、このコンパレータ
ーA7の判定レベルはコンパレーターAno 判定レベ
ルのE倍に設定されている。即ち、上記抵抗RI34と
R35との抵抗値の比が5倍に設定されているため、コ
ンパレーターA7の反転入力端の電位は、コンパレータ
ーA8のそれの5倍となっている。上記り型フリップ7
0ツブ回路DF、は、クロック入力端にり、ロックパル
スCKが印加されていると共に、反転出力端Qがナンド
回路G22の第3の入力端に接続されている。ナンド回
路G2□の出力端は、ナンド回路G231 G24で形
成されるRSSノリツブフロラ回路の、リセット入力端
であるナンド回路G23の一方の入力端に接続されてい
る。また、R879217071回路のセット入力端で
あるナンド回路G24の他方の入力端は、几Sフリッグ
フロップ回路R8F、(第16図参照)の反転出力端Q
からストロボ充電ゲート信号T4の印加を受けるように
なっている。そして、R879217071回路の出力
端であるナンド回路G23の出力端からは、ダイレクト
測光でストロボ撮影したときに露出オーバーであれば、
’H’レベルのストロボ撮影オーバー信号S9が、スト
ロボ充電ゲート信号T4が’ H’レベルの間だけCP
U50の入力ポートi14に出力されるようになってい
る。また、R879217071回路の反転出力端であ
るナンド回路G2.の出力端は、3入力アンド回路G0
8の第1の入力端に接続されている。一方、上記ノット
回路G28の出力端からは、ダイレクト測光時のシャッ
ター制御信号817が第1の選択回路55(第15図参
照)に向けて出力されるようになっており、この信号8
17はナンド回路G27の他方の入力端にも入力されて
いる。ナンド回路G27の一方の入力端には、RSクリ
ップフロップ回路R8F、(第16図参照)の反転出力
端からストロボアンダーリミット信号T6が印加される
ようになっている。そして、ナンド回路G27の出力端
は、ナンド回路G25 e G26で形成されるR87
9217071回路の、リセット入力端であるナンド回
路q、6の他方の入力端に接続されている。まだ、R8
フリップフロップ回路のセット入力端であるナンド回路
G2.の一方の入力端には、上記ストロボ充電ゲート信
号T4が印加されるようになっている。R879217
071回路の出力端であるナンド回路G26の出力端か
らは、ダイレクト測光でストロボ撮影したときに露出が
アンダーであれば、l Hlレベルのストロボ撮影アン
ダー信号810が、ストロボ充電ゲート信号T4がl 
Hlレベルの間だけ、CPU50.の入カポ−) 11
5に入力されるようになっている。また、R87921
7071回路の反転出力端であるナンド回路G2.の出
力端は、上記アンド回路C1sの第3の入力端に接続さ
れている。
アンド回路G08の第2の入力端には、上記ストロボ充
電ゲート信号T4が印加されており、アンド回路q08
の出力端は人カポ−) 116に接続されていて、スト
ロボ発光径ストロボ撮影の場合にのみ約2秒間の間゛H
ルベルになるストロボ発光適正信号820を出力する。
なお、上記ストロボ充電ゲート信号T4は、第18図(
g)に示すように、ストロボ同調秒時信号T3が°Lル
ベルに反転すると同・時に°Hルベルに転じ、この後2
秒間I Hlレベルとなる信号である。また、上記スト
ロボアンダーリミッタ−信号T6は、第18図(hlに
示すように、トリガー信号S1が°Hルベルに反転して
から22 ms経過後に°H’レベルに転する信号であ
る。さらに、上記クロックパルスCKは、第18図(a
)に示すように、32.768KH2でl Hlレベ/
l/ 、 ’ L ’レベルを繰り返す矩形波信号であ
る。
次に、このように構成されたストロボオー/り一アンダ
ー判定回路65の動作について簡単に脱明する。シャッ
ターのレリーズ直後、積分出力S2が小さいので、コン
パレーター八8の出力は°Lルベルとなっている。従っ
て、この時点で、D9フリップフロップ回路・DF、の
反転出力端Qの出力およびノット回路02Bの出力は、
°H°レベルとなっている。しかし、ナンド回路G22
の第2の入力端およびナンド回路G2?の一方の入力端
は、それぞれ“Llレベルとなっており、ナンド回路G
22およびG2?の出力は、+ Hlレベルとなってい
る。まだ、第18図愉)から判るように、レリーズ直後
ストロボ充電ゲート信号T4は°Lルベルであるので、
R8フリップフロップ回路の出力であるストロボ撮影オ
ーバー信号S9およびストロボ撮影アンダー信号810
は、それぞれ“Llレベルにリセットされた状態にある
。いま、カメラIOの撮影モードがダイレクト測光撮影
モードであったとする。第12図に示すトリガースイッ
チSW2が開くと、第8図に示すヘッ、ドアンプ回路5
1の積分出力S2の電位が次第に上昇してくる。シャッ
ターが全開となり、第15図に示すX接点の役目をする
ストロボトリガー用サイリスターSCR,がオンすると
、ストロボの閃光発光が行なわれる。積分出力S2の電
位がコンパレーターA8の非反転入力端の電位よりも高
くなると、コンパレーターA8の出力が°H’レベルに
反転すると同時に、D型フリップフロップ回路DF、の
反転出力端Qの出力は、クロックツくルスαの1パルス
分だけ遅れて゛Lルベルに転する。その結果、ナンド回
路G2□の出力端には、コンノくレータ−A7の出力の
反転出力がコ・ン・くレータ−A8の出力が”Hlレベ
ルに転じてからクロックツくルスCKの一周期分だけ出
力されることになる。ここで、前述したように、コンパ
レーターA70判定しベルハ、コンパレーターA80判
定レベルのQ−倍に設定されているので、ノット回路G
28を通じてシャッター制御信号817となるコンノく
レータ−A8の出力が“Hルベルニ転シてかう、クロッ
クツ(ルスCKの1周期である100μs以内に露出が
0.5Ev以上であれば、コンノくレータ−A7の出力
が“Hlレベルとなり、従って、ナンド回路G22の出
力が°L°レベルとなって、RSフリップフロップ回路
の出力であるストロボ撮影オーツく一信号S9が°Hル
ベルにセットされ、後述するように露出オーツ(−の警
告表示がなされる。
一方、ストロボ発光後、6mS以後もコンノくレータ−
As〕出力が°L’レベルのままであるとき、即ち、ま
だ露出レベルがアンダーのとき、ストロボアンダーリミ
ット信号T6が°Hルベルに転することにより、ナンド
回路G27の出力が°Lルベルに反転し、R87921
7071回路の出力であるストロボ撮影アンダー信号8
10 it、’ H’ v ヘ、II/ lc段設定れ
、後述するように露出アンダーの警告表示が行なわれる
。シャッター制御信号S17が発生してからシャッター
後幕が撮影画枠内に走行してくるまで、約6msの時間
がかかるので、露出アンダーの判定もそれまで遅らせて
いるのである。
なお、露出オーツ仁−および露出アンダーの警告表示は
、CPU50VCおける撮影モードの判断により、ダイ
レクト測光によるストロボ撮影時にのみ、これを行なう
ようにしている。また、露出オーツ;−および露出アン
ダーの警告表示は、ストロボ発光後2秒間が経過すると
、ストロボ充電ゲート信号T4が°L゛レベルに転する
ので、ナンド回路G23゜G24でなるR879217
071回路およびナンド回路G2i * G2aでなる
R879217071回路が、それぞれリセットされ、
ストロボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影アン
ダー信号8i0がそれぞれ“Lルベルに反転することに
よって停止される。
まだ、ストロボ発光後、露出゛オーバ・−でも露出アン
ダーでもなかった場合には、アンド回路G0゜の第1お
よび第3の入力端がIHルベルとなっているので、スト
ロボ充電ゲート信号T4が°Hルベルである2秒間の間
、アンド回路G98の出力端からは°Hルベルのストロ
ボ発光適旧信号820が出力される。これにより、CP
U5oのプログラムによって、ダイレクト測光によるス
トロボ撮影時には、露出適I五の表示が2秒間の間貸な
われる。
第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細な電気回
路を示している、この電源ホールド回路67は、シャッ
ターレリーズ後、マグネット駆動回路56およびストロ
ボ制御回路66に電源を供給し、露出終了後は、電源を
自動的に遮断する回路である。電源電池E、の正極から
は動作電圧供給ラインL1が、負極からは共通アースラ
インL。がそれぞれ引き出されており、アースラインし
。は接地されている。そして、両うインL、、Lo間に
は、バッテリーチェックスイッチSVV、、抵抗R3,
およびR311の直列回路が接続されている。上記バッ
テリーチェックスイッチSW、は、上記モード切換用操
作ノブ21の「CHECK」指標への対応操作に連動し
て閉成される自己復帰型のスイッチであり、同スイッチ
SW、と抵抗R8,との接続点は、アンド回路G38(
第13図参照)の一方の入力端に接続されている。
また、上記抵抗R8sとR3゜との接続点は、NPN型
トランジスターQ!!のベースに接続されている。
トランジスターQ23のコレクタは抵抗比4゜を通じて
トランジスターQ!4のベースに接続されており、エミ
ッ、りは接地されている。また、トランジスターQ23
のベースは、NPN型トランジスターQ24のコレクタ
に接続されており、トランジスターQ24のエミッタは
接地され、ベースは抵抗R4Iを通じて、PNP型トラ
ンジスターQ 211のコレクタに接続されている。ト
ランジスターQ25は、エミッタをラインL1に接続さ
れ、ベースをPNP型トランジスターQ28 t Qt
o r Qs。t Q31 * Q32およびQs3の
ベースにそれぞれ接続されており、各トランジスターQ
 25 t Q211 + Qso + Q31 + 
QstおよびQ、sはエミッタをそれぞれラインL、に
接続されていて、トランジスターQ2gとカレント、ミ
ラー回路を構成している。
また、ラインL1.Lo間には、レリ=ズスイッチSW
1.コンデンサーc、 l抵抗R44およびR43の直
列回路が接続されている。上記レリーズスイッチSWI
は、上記可動反射ミラー31に連動して開閉するスイッ
チで、ミラー31の上昇初期で閉成し、下降終期で開放
するようになっている。とのレリーズスイッチSWIと
コンデンサー06の接続点は、抵抗R42を通じて接地
さ、れている。また、抵抗R44とR43との接続点は
、NPN型トランジスターQ260ベースに接続されて
おり、同トランジスターQzeのエミッタは接地され、
コレクタはNPN型トランジスターQ2?のエミッタに
接続されている。トランジスターQ2?は、ベースが抵
抗R0゜を通じてトランジスターQ、。(第12図参照
)のエミッタに接続されており、コレクタがNPN型ト
ランジスターQssのコレクタに接続されている。トラ
ンジスターQ8.は、コレクタが抵抗R45を通じて上
記トランジスターQ1gのコレクタおよびベースにも接
続されており、エミッタが接地され、ベースが抵抗R4
,を通じて、抵抗R38とR47との接続点(C接続さ
れている。抵抗比。8の一端は上記トランジスターQ 
29のコレクタに接続され、抵抗R47の他端は接地さ
れている。また、抵抗R48とR47との接続点は、N
PN型トランジスターQsaのコレクにも接続されてお
り、同トランジスターQseのエミッタは接地され、ベ
ースは抵抗比6.(第13図参照)を通じて、ナンド回
路G33(第13図参照)の出力端に接続されている。
上記トランジスターQs。
のコレクタは、抵抗R49’に通じて、トランジスター
Q、、(第12図参照)のベースに接続されている。
また、上記トランジスターQ sIのコレクタは、抵抗
R6゜を通じて接地されていると共に、ノット回路Gr
o、z(第13図参照)の入力端にも接続されている。
サラに、上記トランジスターQstのコレクタは、抵抗
R5Iを通じて接地されていると共に、上記ラッチ回路
DFo(第9図参照)の制御信号入力端に接続されてい
て、同トランジスターQs2のコレクタ電圧がレリーズ
信号SOとして供給されるようになっている。さらにま
た、上記トランジスターQ3sのコレクタは、PNP型
トランジスターQ34のコレクタに接続されていると共
に、抵抗R62を通じてNPN型トランジスターQ3?
のベースに接続されている。トランジスターQ37のエ
ミッタは接地されており、コレクタはマグネット駆動回
路56およびストロボ制御回路66の一端にそれぞれ接
続されている。マグネット駆動回路56およびストロボ
制御回路66の他端は、ラインL、にそれぞれ接続され
ている。従って、トランジスターQ3?は、マグネット
駆動回路56およびストロボ制御回路66への給電を制
御するスイッチングトランジスターの役目をする。また
、トランジスターQ 37のコレクタは、バッテリーチ
ェック表示用の発光ダイオードD。(第13図参照)の
カソードおよび抵抗R5g (第13図参照)の一端に
もそれぞれ接続されティる。上記トランジスターQ 3
4は、エミッタをラインL、Jベースを抵抗R4oを通
じて、トランジスターQ23のコレクタに接続されてお
り、バッテリーチェック動作中に強制的にオンされ、マ
グネット駆動回路56およびストロボ制御回路66に電
源を供給した最大消費電流の状態でバッテリーチェック
が行なわれるようにするだめのもので゛ある。
第12図は、上記トリガータイミング調整回路52の詳
細な電気回路を示している。このトリガータイミング調
整回路52は、上記ヘッドアンプ回路51での測光開始
時期を調整するための回路である。
トリガースイッチSW2は、シャッター先幕の走行開始
に、連動して開放し、フィルムの巻上完了に連動して閉
成するスイッチであり、一端に電源電圧Vccの印加を
受けていると共に、他端がNPN型トランジスターQ3
゜のベースに接続されている。
トランジスターQsoは、コレクタヲP N P m 
) ランシスターQ38のコレクタに、エミッタを抵抗
R’o。
(第11図参照)を通じてトランジスターQ、7(第1
1図参照)のベースに接続されている。トランジスター
Qssは、エミッタに電源電圧Vccの印加を受け、ベ
ースがPNP型トランジスターQ4゜。
Q4gのベースにそれぞれ接続されている。上記トリガ
ースイッチSW2と並列にト、リガータイミング遅延用
コンデンサーC1が接続されており、このコンデンサー
C7の、トランジスターQ39のベース力1わの一端は
、PNP型トランジスターQ41のベースおよび上記コ
ンデンサーC7とともにトリガー遅延時間を決定する時
定数用半固定抵抗RV6の一端にそれぞれ接続されてい
る。トランジスターQ41のコレクタは接地され、エミ
ッタはPNP型トランジスターQ420ペースに接続さ
れている。トランジスターQ<tのエミッタは、上記ト
ランジスタQ40のコレクタに接続され、トランジスタ
ーQ4゜のエミッタには電源電圧Vccが印加されてX
、)る。
マタ、トランジスターQ4tのコレクタは、NPN型ト
ランジスターQ4?のベースに接続されていると共に、
NPN型トランジスターQ43のコレクタに接続されて
いる。トランジスターQ43のエミッタは接地されてお
り、ベースはNPN型トランジスターQ44のベースお
よびコレクタに接続されてイル。トランジスターQ44
のエミッタは接地されており、コレクタはPNPffi
)ランシスターQ、。
のコレクタに接続されている。トランジスターQ4゜の
エミッタは、上記トランジスターQ4Gのコレクタに接
続され、ベースはPNP型トランジスターQ+aのエミ
ッタに接続されている。トランジスターQ4.のコレク
タは接地され、ベースは抵抗R63を通じて電源電圧V
ccの印加を受けていると共K。
抵抗R54を通じてNPN型トランジスターQ46のコ
レクタに接続されている。トランジスターQ 46のエ
ミッタは接地され、ベースは抵抗R4,(第11図参照
)を通じてトランジスターQ、、 (第11図参照)の
コレクダに接続されている。また、トランジスターQ 
46のコレクタは、上記時定数用半固定抵抗Rv6の他
端に接続されていると共に、抵抗R6Iを通じて上記ト
ランジスターQ 4gのコレクタおよびベースに接続さ
れている。トランジスターQ4gのエミッタには電源電
圧Vccが印加されており、同トランジスターQ48は
、上記トランジスターQssおよびQ40とそれぞれカ
レントミラー回路を形成している。まだ、上記トランジ
スターQ47は、エミッタを接地されており、コし/フ
タに抵抗R55ヲ通じて電源電圧Vccの印加を受けて
いると共に、このコレクタがナンド回路G32(第13
図参照)の一方の入力端およびノット回路GIOIの入
力端にそれぞれ接続されている。上記トランジスターQ
40〜Q49および抵抗R53〜R55、R6,は、差
動増幅回路を構成しており、トランジスターQ4□のベ
ースが非反転入力端、トランジスターQ46のベースが
反転入力端、トランジスターQ4?のコレクタが出力端
となっている。この出カドランシスターQ4□のコレク
タが入力端に接続された上記ノット回路G+o+の出力
端は、抵抗RI6(第8図参照)を通じてトランジスタ
ーQ3(第8図参照)のベースに接続されていて、同ト
ランジスターQ3にトリガースイッチSW2の開放後所
定の経過時間で゛Hルベルに反転するトリガー信号S1
を供給する(第18図(bl参照)。
第13図は、上記バッテリーチェック回路63および電
源ホールド解除回路64の詳細な電気回路を示している
。まず、電源ホールド解除回路64の構成から説明する
。電源ホールド解除回路64は、上記電源ホールド回路
67の電源ホールド状態を解除するだめの回路であるが
、電源ホールドを解除する場合としては、電源電圧Vc
cが規定電圧以下であった場合、シャッターが閉成され
て所定時間が経過した場合、および長時間露光のときこ
れを強制的に切る場合の3つの態様があるので、電源ボ
ールド解除回路64の出力端となるナンド回路G33に
は、3つの入力端が設けられている。第1の入力端には
、ナンド回路G32の出力端が接続され、ナンド回路G
32の一方の入力端は、トランジスターQ4□(第12
図参照)のコレクタに、他方の入力端はノット回路G3
4を介してコンパレーターAIoの出力端に接続されて
いる。電源電圧Vccが規定レベル以下であったときに
は、コンパレーターA、。
の出力が°Lルベルとなるので、ナンド回路G32の出
力は°L’レベルとなり、電源ボールドが解除される。
ただし、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの解
除は、露出中に電源電圧Vccが低下して電源ホールド
が解除された場合には、露出誤差が大きくなったり、後
幕保持用マグネッ)MG。
(第15図参照)の動作が不安定になったりするので、
露出動作がなされる以前にのみ行なわれるようにしてい
る。即ち、トランジスターQ47(第12図参照)のコ
レクタ電圧(トリガー信号)とノット回路G34の出力
との論理積の反転信号を1つの電源ホールド解除のだめ
の信号としている。
また、上記ナンド回路G33の第2の入力端には、ディ
レィ回路DLo(第15図参照)から露出終了信号S1
3の遅延信号でなる電源ホールド解除信号S12が印加
されるよう蹟なっている。さらに、ナンド回路G33の
第3の入力端は、RSSフリツブフロ2回路R8F2(
第16図参照)の出力端Qに接続されていて、電源リミ
ッタ−信号の役目を兼ねるオートリミッタ−信号T2の
印加を受けるようになっている。そして、ナンド回路G
、3の出力端は、抵抗R1を通じてトランジスターQ3
6(第11図参照)のベースに接続されている。
一方、バッテリーチェック回路63は、電源電圧Vcc
が規定電圧以上あるか否かを検出するだめの回路である
。この回路には、一端に電源電圧Vccが印加された抵
抗R,,、R1,7およびR58の直列回路が設けられ
ており、抵抗R66と恥、との接続点はコンパレーター
A、。の非反転入力端に、抵抗も。
とRとの接続点はコンパレーターA11の非反転8 入力端に、それぞれ接続されている。また、両コンパレ
ーターA、。およびAIlの反転入力端には、基準電圧
V、がそれぞれ印加されている。コン・くレータ−A 
I (1の出力端は、3人力ナンド回路G3.の第2の
入力端、3人力ナンド回路G36の第3の入力端および
ノット回路G34の入力端に1それぞれ接続されている
。また、コンパレーターA 11の出力端は、上記ナン
ド回路G36の第2の入力端に接続されている。ナンド
回路G3.の第1の入力端には、第16図に示すタイマ
ー回路68から約10Hzのパルス信号でなる点滅周期
信号T8が印υ口されている。また、ナンド回路G3.
の第3の入力端およびナンド回路G3.の第1の入力端
には、アンド回路q3.の出力端が接続されており、ア
ンド回路03gの一方の入力端はバッテリーチェックス
イッチSW、(第11図参照)の一端1c接続され、他
方の入力端はノット回路GI02を介してトランジスタ
ーQq、(第11図参照)のコレクタに接続されている
上記ナンド回路G3.およびG36の出力端は、ナンド
回路G37の・一方および他方の入力端にそれぞれ接続
されており、ナンド回路G3□の出力端1は抵抗11+
、oを通じてバッテリーチェック表示用発光ダイオード
D。のアノードに接続されている。この発光ダイオード
I)。は、上記バッテリーチェック表示用発光窓23に
対応するように配設されていて、そのカソードはトラン
ジスターQ37(第11図参照)のコレクタに接続され
ている。
次に、上記第11図ないし第13図に示した電源ホール
ド回路67、トリガータイミング調整回路52゜電源ホ
ールド解除回路64およびバッテリーチェック回路63
の動作について簡単に説明する。いま、シャッターレリ
ーズ釦11(第1.2図参照)が押下されると、これに
連動するレリーズスイッチSWIが閉成され、コンデン
サー06および抵抗R144を通じてトランジスターQ
26がオンする。乙の時点では、トリガースイッチSW
2が閉じているので、トランジスターQ27はオンして
おり、抵抗R45を通じてトランジスターQ2gがオン
し、トランジスタ=Q29およびQ ssがオンする。
トランジスターQssは一旦オンすると、それ以降はト
ランジスターQ29のコレクタからベース電流が供給さ
れるので、電源ホールド状態を維持する。そして、トラ
ンジスターQ28がオンすると、トランジスターQ 2
9〜Q33がすべてオンするので、トランジスターQ3
7もオンし、マグネット駆動回路56およびストロボ制
御回路66に電源が供給される。一方、トリガータイミ
ング調整回路52にも、トランジスターQ3oを通じて
十ランシスターQ46にベース電流が供給される。そし
て、次に、可動反射ミラー31が上昇を完了し、シャッ
ター先幕が走行を開始してトリガースイッチSW2が開
放すると、トランジスターQ41のペース電位が次第に
低下し、コンデンサーC7と半固定抵抗RV6でなる遅
延回路の時定数と、抵抗R53T R54の比とで決ま
る遅延時間の後、出カドランシスターQ47がオンし、
ノット回路GIOIの出力は°H’レベルに反転する(
第18図(bl参照)。この“H’レベルの信号は、ト
リガー信号Slとして抵抗R1,(第8図参照)を通じ
てトランジスターQ3のベースに印加され、同トランジ
スターQ3がオンしトランジスターQ、、Q、がオフし
て、ダイレクト測光尾よる光電流の積分が可能となる。
続いて、後幕保持用マグネッ) MG、 (第15図参
照)が消磁され、シャッター後幕が走行を開始してから
所定の遅延時間が経過すると、ディレィ回路DLo(第
15図参照)から°Lルベルの電源ホールド解除信号S
12が出力されて、ナンド回路G33の出力は’ H’
レベルとなり、トランジスターQ 36がオンし、トラ
ンジスターQ3sのベース電流が遮断されて、電源ホー
ルド状態が解除される。即ち、トランジスターQ35が
オフすると、トランジスターQ、6゜Q ss + Q
 27が順次オフし、マグネット駆動回路56およびス
トロボ制御回路66への通電が断たれる。
まだ、電源電圧Vccが規定電圧以下のときには、コン
パレーター A、。の出力がl L ルベルとなり、ナ
ンド回路G32の一方の入力端は平生は′[(ゝレベル
なので、ナンド回路G32の出力は°Lルベルに反転す
る。このだめ、トランジスターQ3eがオフされ、前述
しだのと同様に、電源ホール下状態が解除される。とこ
ろで、この電源電圧Vcc低下による電源ホールド状態
の解除は、露出中に電源電圧Vccが低下した場合、電
源ホールドが断たれると露出誤差が犬きくなったり、後
幕保持用マグネッ) MG、 (第15図参照)の動作
が不安定になったりするので、これを防止するために、
露出中には行なわれないようになっている。即ち、露出
中は、トリガー信号となるトランジスターQ4□のコレ
クタ電圧が°Lルベルとなるので、この信号とコンパレ
ーターA、。の出力の反転信号との論理積の反転出力を
電源ホールドを解除するための1つの信号としてナンド
回路G33の第1の入力端に人力するようにしている。
従って、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの解
除は、トリガースイッチSW2が開くまでの間1(行な
っているが、この間に電源ホールドが解除された場合に
は、機械的に可動反射ミラー31を上昇途中位置でロッ
クするようにしている。
さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗いところで
撮影し、長時間露出になるような場合、所定時間が経過
すると電源ホールドが強制的に断たれるようπなってい
る。これは露出時間が数分にも及ぶような場合には、撮
影よりも電源電池E、の消耗を防いだ方が親切との配慮
からである。このため、ナンド回路G33の第3の入力
端に電源りζツタ−信号を兼ねるオートリミッタ−信号
T2が入力されるようになっており、この信号T2が、
第18図(e)に示すように、トリガーが、開放してか
ら所定時間(120S )経過後に°L′1/ベルに反
転して、前述と同様にして電源ホールドが断たれる。
なお、トランジスターQ、。のエミッタからトランジス
ターQ2□に抵抗R0゜を通じて信号が供給されるよう
になっているが、これは、レリーズスイッチSWIが可
動反射ミラー31の降下時に開放する際、チャタリング
が発生して電源ホールド回路67が再び電源ホールド状
態になることがあるので、トリカースイッチSW2の開
放時には、トランジスターQ2?をオフして、電源ホー
ルド状態となるのを防止するためである。
一方、バッテリーチェックを行なう場合には、上記撮影
モード切換用操作ノブ21(第2図参照)をl’−CH
FI:CKJ指標に対応させる。すると、バッテリーチ
ェックスイッチSW、がオンし、ナンド回路G38の一
方の入力端が°Hルベルとなる。いま、電源ホールド回
路67が電源ホールド状態以外の場合、即ち、シャッタ
ーレリーズ動作中以外の平生時には、ノット回路G I
 O2の出力は°H’レベルであるので、ナンド回路G
38の出力は°Hルベルとなる。まず、第1の場合とし
て、電源電圧Vccが規定電圧以上ある区営時には、コ
ンパレーターA、。
およびA 1 Hの出力がともI/C’H’レベルとな
るので、ナンド回路G8.の出力端には点滅周期信号T
8が出力され、ナンド回路G、6の出力端はl L l
レベルとなる。従って、ナンド回路G、6の°L9レベ
ル出力が優先され、ナンド回路G37の出力端は°H’
レベルとなって、バッテリーチェック表示用発光ダイオ
ードD。は点灯状態になる。よって、電源電圧Vccが
規定電圧以上ある旨の表示がなされる。次に、第2の場
合として、電源電圧Vccがある規定電圧以上あるが、
他の規定電圧より低い場合には、即ち、基準電圧■、に
比べて、抵抗R7,とR67との接続点の電位は高いが
、抵抗RO?とR68との接続点の電位が低いときには
、コンバレ・−ターA 16の出カバ’H’レベル、コ
ンパレーターAIIノ出カバ9Lルベルとなり、ナンド
回路G36の出力が°Hルベルとなる・一方、ナンド回
路G3.の出力端には点滅周期信号T8が出力される。
従って、こんどはナンド回路G37に点滅周期信号T8
が出力され、発光ダイオードD。は、約tOHzで点滅
を繰り返す状態となる。よって、電源電圧Vccが低下
してきた旨が表示され、電源電池EIの交換を促す。さ
らに、第3の場合として、電源電圧Vccが上記能の規
定電圧以下に低下して、カメラ10の電気回路が作動で
きないようになった場合には、コンパレーターA、。お
よびA11の出力がともに’L’レベルとなり、ナンド
回路G3. 、 G8.の出力がいずれもl Hlレベ
ルとなって、ナンド回路G37の出力はl L ルベル
となる。このため、発光ダイオードD。
は点灯することなく消灯状態を継続1.、電源電圧Vc
cが規定電圧以下である旨が表示される。
なお、シャッターレリーズ動作中に撮影モード切換用操
作ノブ21が操作されてバッテリーチェックスイッチS
W、が閉じられた場合には、ノット回路GI02の出力
が“L”レベルとなるので、ナンド回路G38の出力が
°Lルベルとなり、従って、ナンド回路G 3?つ出力
が°Lルベルとなって、発光ダイオードD。によるバッ
テリーチェック表示はなされない。また、バッテリーチ
ェック時には、トランジスターQ 23を通じてトラン
ジスターQ34を強制的にオンさせて、マグネット駆動
回路56およびストロボ制御回路66に強制的に通電し
、消費電流が最大の状態でバッテリーチェックが行なわ
れるようにしている。
第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細な電気回
路を示している。このストロボ判定回路62は、ストロ
ボの電源がオンされているか否か、充電が完了している
か否かを、ストロボからの1本の信号線を通じて入力さ
れる信号S15の電流レベルを判定することによって検
出するための回路である。NPN型トランジスターQ、
。Vまダイオード接続されたトランジスターであって、
エミッタに’i’を節電圧Vccが印加されていると共
に、コレクタおよびベースは上記ストロボ取付用シュー
24またはストロボ接続用コネクター25(第1,2図
参照)の電気接点を通じてストロボ(図示されず)の電
気回路に接続されるようrなっている。そして、このト
ランジスター Q50と並列に抵抗R67とR65との
直列回路が接続されており、さらに抵抗R67には、P
NPNP型トランジスターQがエミッタを電源がわ、コ
レクタをストロボがわとして並列に接続されている。こ
のトランジスターQsIのコレクタはPNP型トランジ
スターQ !2のベースにも接続されており、ペースは
トランジスターQ5□のエミッタおよびPNP型トラン
ジスターQ ?? l Qvaのペースに、それぞれ接
続されている。上記トランジスターQ52のコレクタは
抵抗R6,を通じて接地されており、トランジスターQ
7?のエミッタには電源電圧Vccが印加され、コレク
タは抵抗R7o。
R6゜を直列に介して接地されている。抵抗R7o。
R6,の接続点は、NPN型トランジスターQssのベ
ースに接続されており、同トランジスターQ s。
のエミッタは接地され、コレクタは抵抗R7+ + ”
 72を直列に通じて電源電圧Vccの印加を受けてい
る。
抵抗R2,とR72との接続点は、PNP型トランジス
ターQs4およびQsiのペースにそれぞれ接続されて
おり、トランジスターQ54のエミッタには電源電圧V
ccが印加され、コレクタは抵抗R79を通じて接地さ
れている。また、トランジスターQ、4のコレクタから
は、ストロボ電源オン信号S14を伝達するだめの信号
線が引き出されており、CPU50(第7図参照)の人
力ボート113に接続されている。上記トランジスター
Q55は、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレ
クタは抵抗R73を通じて、NPN型トランジスターQ
、7のペースおよびコレクタ、並びに、NPN型トラン
ジスターQ asのベースに、それぞれ接続されている
。トランジスターQ 57のエミッタは接地されており
、トランジスターQ58のコレクタは上記トランジスタ
ーQ R6のコレクタに接続され、エミッタは抵抗R7
4を通じて接地されている。トランジスターQ5. H
、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタをさ
らに抵抗R7,を通じて接地されていると共に、抵抗R
、、を通じてNPN型トランジスターQ、。のベースに
接続されている。トランジスターQ50は、コレクタに
抵抗几77を通じて電源電圧Vccを印加されていると
共に、コレクタを接地されている。
まだ、トランジスターリ59ハ、コレクタをノット回路
G8.の入力端に接続されており、ノット回路G39の
出力端は、アンド回路G4oの一方の入力端に接続され
ている。アンド回路G4oの他方の入力端は、ノット回
路G4.を介してR8フリップフロップ回路R8F4 
(第16図参照)の反転出力端Qに接続されており、ス
トロボ充電ゲート信号T4(7)反転信号を受けるよう
になっている。そして、アンド回路G4oの出力端は、
抵抗R1,8を通じてNPN型トランジスターQ ao
のペースに接続されており、トランジスターQ、。のエ
ミッタは接地され、コレクタはストロボ充電完了表示用
発光ダイ、t −トD。
のカノードに接続されている。この発光ダイオードD、
は、上記撮影情報表示装置39内に組み込まれていて、
ファインダー内にストロボの充電完了を“Dパ状に発光
表示するようになっている。発光ダイオードD1のアノ
ードは定電流回路CC8の一端に接続され、定電流回路
CC3の他端id電源電圧Vccが印加されている。
次に、このように構成されたストロボ判定回路62の動
作について簡単に説明する。まず、図示しないストロボ
の電源スィッチが投入されると、ストロボがわに向けて
約lθμAの電流がストロボ電源信号815として流れ
る。すると、トランジスターQ、2がオンし、続いて、
トランジスターQ5!IQ ?? 1 QH3r Q5
4の各トランジスターが順次オンする。従って、トラン
ジスターQ 54のコレクタがl Hlレベルとなる。
また、トランジスターQ6.。
Q se + Q611もオンするが、ストロボ電源信
号815カlOμA程度ではトランジスターQ5.のベ
ース電流が小さく、コレクタ電位がトランジスターQ、
90ベースに電流を充分供給できる程高くないため、ト
ランジスターQS9はオフのままである。よって、ノッ
ト回路G8.の出力は、+ L +レベルとなり、アン
ド回路G4oの出力も゛L°レベルとなってトランジス
ターQaoがオンせず、充電完了表示用発光ダイオード
D1は点灯しない。次に、ストロボの充電が完了スると
、ストロボがわに向けて約100μAの電流がストロボ
充電信号815として流れるようになる。すると、トラ
ンジスターQ56のコレクタ電位は充分に高くなり、ト
ランジスターQsoに充分なベース電流が流れてトラン
ジスターQsoがオンする。これにより、トランジスタ
ーQ、。のコレクタ電位は低下し、ノット回路G3.の
出力はI Hルベルとなる。上記ストロボ充電ゲート信
号T4は、ストロボが発光してから約2秒間’ )l 
’ L/ ヘルとなる信号であるので、ストロボ発光後
2秒間はアンド回1烙G4oの出力u’L’レベルであ
るが、これ以外の期間はアンド回路G4oの出力は°H
ルベルとなり、トランジスターQ6oがオンする。よっ
て、発光ダイオードD、に定電流回路CC5から電流が
流れて同ダイオードD、が発光し、ストロボの充電完了
が表示される。ストロボ発光後2秒間の間ストロボの充
電完了表示を行なわないようにしたのは、上記ストロボ
電源信号、ストロボ充電信号815と同じ信号線を通じ
て、ストロボ発光後ストロボがわから約ZooμA で
オン、オフを繰り返えす露出適市信号が送られてくるの
で、この間発光ダイオードI〕1の作動を不能にする必
要があるからである。なお、ストロボ撮影適旧表示は、
後述するように撮影情報表示装置39の液晶表示板を点
滅駆動することによって行なう。
第15図は、上記第1図の選択回路55.マグネット駆
動回路56およびストロボ制御回路66の詳細な電気回
路を示している。上記第1の選択回路55は、撮影モー
ドに応じてマグネット駆動回路56を、ダイレクト測光
によるシャッター制御信号817で制御すべきか、CP
U soから出力されるシャッター制御信号816で制
御すべきかを選択するだめの回路である。ナンド回路G
48の第1の入力端はオートスイッチ5W4(第7図参
照)の一端に接続され、CPU50の人力ポートIOへ
人力されるのと同じオートモード時にのみ゛11.tレ
ベルとなる信号が印加されるよう(・てなっている。壕
だ、ナンド回路G48の第2の入力端は、ノット回路G
46を介してナンド回路G3(第7図参照)の出力端に
接続されており、CPU50の人カポ−)I6へ人力さ
れるのと同じメモリーモード時にのみ°IT’レベルと
なる信号の反転信号が印加されるようになっている。さ
らに、ナンド回路G48の第3の入力端は、ノット回路
G47を介してナンド回路G、  (第7図参照)の出
力端に接続されており、CPU5oの入カポ−ト■2に
人力されるのと同じスポットモード時のみ°IJルベル
となる信号の反転信号が印加されるようになっている。
従って、ナンド回路(348は、オートモードであって
、メモリーモー ドでもなく、かつスポットモードでも
ないモード、即ち、平均ダイレクトオー トモードが選
択されたときにのみ全人力が°Hルベルとなり、その出
力がI L +レベルとなる。ナンド回路G5Iの一方
の入力端には、ノット回路G49を介して上記ナンド回
路G46の第1の入力端に印加される信号の反転信号が
人力されるようになっており、他方の入力端は、ノット
回路G、。を介してマニュアルスイツチSW。
(第7図参照)の一端に接続されていて、CPU50の
人力ポートIlに人力されるのと同じマニュアル時にの
み゛Hルベルとなる信号の反転信号が人力されるように
なっている。従って、ナンド回路G51の出力は、オー
トモードでもなく、かつ、マニュアルモードでもない撮
影モード、即ち、オフモー ド時にのみ°L’レベルと
なる。ナンド回路04 gの出力端は、ナンド回路G5
2の一方の入力端に接続され、ナンド回路G5Iの出力
端は、ナンド回路Q、の他方の入力端に接続されると共
に、ナンド回路62の一方の入力端およびノット回路G
63を通じてナンド回路G64の一方の入力端にもそれ
ぞれ接続されている。ナンド回路G、2の出力端は、ア
ンド回路G toの他方の入力端、並びに、ナンド回路
q、6およびアンド回路aeoの一方の入力端にそれぞ
れ接続されていると共に、ナンド回路G、4の一方の入
力端およびノット回路G 53を通じてナンド回路G5
!め他方の入力端にそれぞれ接続されている。このナン
ド回路G、2の出力は、ナンド回路GustたはG1.
のいずれかの出力が゛Lルベルのときl Hlレベルと
なる。即ち、平均ダイレクトオートモードまたはオフモ
ー ドか、それ以外の撮影モードかが判別され、平均夕
°イレクトオー トモードまたはオフモードのときにの
みナンド回路G s2の出力が°Hルベルとなる。従っ
て、結果的には、オフモー ド時には、最長露出時間が
規制されるだけで、平均ダイレクトオートモードと同じ
測光方式で撮影が行なわれることにな゛る。なお、この
ナンド回路52の出力は、バイアス切換信号S4として
、オペアンプA2(第8図参照)に人力され、前述した
ように撮影モードに応じてオペアンプA2のバ・fアス
電流を切り換える役目もする。
上記ナンド回路G、4の他方の入力端は、ノットれるよ
うになっており、また、上記ナンド回路G55の一方の
入力端は、CPU5o (第7図参照)の出力ボート0
9に接続され、メモリー、マニュアル。
スポットの各モード時におけるシャッター制御信号81
6が入力されるようになっている。ナンド回路G54の
出力端は、3人力ナンド回路G、7の第2の入力端に接
続され、ナンド回路G6.の出力端は、ナンド回路G5
7の第3の入力端に接続されている。
また、ナンド回路G、7の第1の入力端は、ノット回路
G2.を介して、RSSフリップフロラ回回路、5Fo
(第16図参照)の出力端Qに接続されており、トリガ
ーが開いてから約500μsの間I Hlレベルを保持
する高速リミッタ−信号TO(第18図(cl参照)の
反転信号が人力されるようになっている。
この高速リミッタ−信号Toは、シャッターの最短秒時
を決めるための信号である。即ち、いま、平均ダイレク
トオートモー ドまたはオフモードが選択されていると
すると、ナンド回路q、4の出力はダイレクト測光によ
るシャッター制御信号S17が°Hルベルの期間のみ°
Lルベルとなる。一方、ナンド回路G3.の出力は、マ
ニュアルモード時等のシャッター制呻信号8160レベ
ルによらず°Hルベルであるので、ナンド回路G、の出
力は、ノット回路G、6の出力が“H’レベルであれば
、ナンド回路Gfi4の出力により規制され、シャッタ
ー制御信号St7が°Hルベルのときにのみ゛Hルベル
となる。換言すれば、ナンド回路G、7の出力端九は、
ダイレクト測光によるシャッター制御信号S17が出力
される。同様にして、メモリーホールド。
マニュアルモード、スポットモード時には、ナンド回路
G、の出力端には、シャッター制御信号S16が出力さ
れる。ここで、高速リミッタ−信号TOは、第18図(
clに示すように、トリガーが開いてから約500μs
の間I Hlレベルを保持するので、ナンド回路G、7
の出力は、ナンド回路G54 r G55の出力の如何
に拘らず、この間I Hlレベルとなり、後幕保持用マ
グネッ)MG、が消磁されることがない。
つまり、シャッターの最短秒時が信号TOによって’ 
/20cdJに限定される。
上記アンド回路G、。の一方の入力端は、トランジスタ
ーQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されていて
、ストロボ電源オン信号S14が人力されるようになっ
ている。そして、アンド回路G7oの出力端は、ナンド
回路aeoの一方の入力端およびノット回路G0を通じ
てナンド回路G、8の他方の入力端に接続されている。
ナンド回路Gs6の一方の入力端は、上記ナンド回路G
、7の出力端に接続されており、ナンド回路G6oの他
方の入力端は、R,8フリップフロップ回路R8F’、
(第16図参照)の出力端QK接続されていて、ストロ
ボ同調秒時信号T3が人力されるようになっている。こ
のストロボ同調秒時信号T3は、第18図(flに示す
ように、トリガーが開いてからも16m5の間°■4゛
レベルを保つ信号である。上記ナンド回路G、8の出力
端は、ナンド回路G61の一方の入力端に接続され、ナ
ンド回路G6oの出力端は、ナンド回路G、、の他方の
入力端に接続されている。いま、平均ダイレクトオート
モードまたはオフモードであって、ストロボの電源が投
入されていないか、またはストロボがカメラ10に装着
されていないとき、ストロボ電源オン信号S14は°L
ルベルであり、従って、ナンド回路G0.の出力端には
、ナンド回路G 57の出力信号と同じ信号が出力され
る。また、この状態からストロボが装着されて電源が投
入されると、ストロボ電源オン信号814が′i4ルベ
ルとなり、ナンド回路G6Iの出力端には、ストロボ同
調秒時信号T3が出力されるようになる。このため、シ
ャッター秒時は、定速の/6O秒となる。なお、平均ダ
イレクトオートモードまたはオフモード以外の撮影モー
ドのときには、アンド回路G7oの出力が°Lルベルと
なり、ストロボ同調秒時信号T3はシャッター制御に開
路しなくなる。ところで、ストロボの電源がオンされて
いる限り、シャッター秒時をかならずストロボ同調秒時
にしてストロボを発光させるようにしたのは、従来のカ
メラではシャッター秒時が約/60秒以上の高速のとき
にはストロボを発光さぜない方式を採用していたが、こ
の方式では撮影者の撮影意図に反することになるので、
これを是正するためである。即ち、従来のカメラでは、
被写体が明るい高速シャッター秒時の場合には、ストロ
ボを発光させる必要がほとんどないので、ストロボの電
源の消費節約になるとの観点からストロボを発光させな
いようにしていたが、このようにしたときには、撮影者
の作画意図と反する場合も生じ不都合であるので、シャ
ッター秒時を強制的にストロボ同調秒時にして、ストロ
ボを発光させるようにしだものである。
上記ナンド回路G0.の出力端は、抵抗R9,を通じて
、マグネット駆動回路56のマグネット制御用トランジ
スターQeaのペースに接続されている。
このマグネット制御用トランジスターQI]6は、NP
N型トランジスターで形成されていて、そのエミッタは
接地され、コレクタは後幕保持用マグネソ) MG、の
コイルを通じて電源電圧Vccの印加を受けるようにな
っている。この電源電圧Vccの印加が、電源ホールド
回路67(第11図参照)の電源ホールド時にのみ行な
われることは、前述1−た通りである。また、ナンド回
路G0.の出力端は、CPU50 (第7図参照)の人
力ボート112に接続されていて、同回路q61の出力
が露出終了信号813として人カポ−) 112に人力
されるようにtx、 クーている。さらに、ナンド回路
G6.の出力端は、ディレィ回路DLoを通じてナンド
回路GA3(第13図参照)の第2の入力端に接続され
ており、同回路G6゜の出力がディレィ回路DLoで所
定時間遅延されて、電源ホールド解除信号812と1−
てナンド回路G33に人力されるようになっている1、
上記ディレィ回路DLoを設けたのは、シャッター駆動
回路56およびストロボ制御回路66は、電源ホールド
回路67(第11図参照)を通じて電源が供給されてい
るものであり、もし、ナンド回路G6.から出力される
露出終了信号813で直接電源ホールド回路67を解除
させるようにすると、ストロボ制御回路66が正常に作
動し得ないおそれが生ずるので、これを防止するためで
ある。
前述したように、ナンド回路G□の出力端は、ナンド回
路q62の一方の入力端およびノット回路G0.を通じ
てナンド回路G64の一方の入力端にも接続されている
。上記ナンド回路G6□の他方の入力端は、RSフリッ
フリロツプ回路11,5F2(第16図参照)の出力端
Qに接続されていて、同回路R8F2よりオートリミッ
タ−信号T2が人力されるようになっている。このオー
トリミッタ−信号T2は、第18図(elに示すように
、トリガー開放後も120sの間’IT’レベルを保持
する信号であって、オートモードでの最長露出秒時を規
制する信号である。また、上記ナンド回路G64の他方
の入力端は、RSSフリップフロラ回路11,5F3(
第16図参照)の出力端Qに接続されていて、同回路R
8F3よりオ゛フリミツター信号T1が人力されるよう
になっている。このオフリミッタ−信号Tlは、第18
図(diに示すように、トリガー開放後、24m5の間
I Hlレベルを保持する信号で、オフモー ドでのシ
ャッター秒時を決定する信号でちる。ナンド回路G6□
の出力端は、アンド回路G6iの一方の入力端に接続さ
れ、ナンド回路G64の出力端は、アンド回路065の
他方の入力端に接続されている。
そして、アンド回路G6.の出力端は、抵抗Rgoを通
じてNPN型トランジスターQ63のベースに接続され
ており、トランジスターQ63のエミッタは接地され、
コレクタは上記トランジスターQaaのベースに接続さ
れている。いま、ナンド回路Gs+の出力がILIレベ
ルのとき、即ちオフモードのどき、ノット回路G、13
の出力が°Hルベルとなり、アンド回路G、の出力端に
はオフリミッタ−信号T1の反転信号が出力される。従
って、トリガー開放後、24m5経過するとトランジス
ターQesがオンし、ナンド回路G、、の出力の如何に
かかわらず、トランジスターQeeがオフし、マグネッ
トMG、が消磁されてシャッターが閉成する。また、オ
フモード以外のときは、アンド回路aesの出力端には
オートリミッタ−信号″r2の反転信号が出力される。
従って、トリガー開放後、約2分間が経過すると、トラ
ンジスターQa3がオンし、同様にしてシャッターが強
制的に閉成される。
次に、ストロボ制御回路66について述べる。PNP型
トランジスターQ64は、ベースを抵抗R85を通じて
、RSフリップフロップ回路I(SF、(第16図参照
)の出力端Qに接続されており、ストロボ同調秒時信号
T3の印加を受けるようになっている。そして、このト
ランジスターQ64のコレクタは、接地され、エミッタ
は、抵抗R116を通じてPNPW)ランシスター Q
asのベースに接続されている。トランジスターQ65
のベースは、抵抗R87を通じて同トランジスターQ 
asのエミッタに接続されており、このエミッタには電
源電圧Vccが印加されている。また、トランジスター
 Q6.のコレクタは、抵抗R88,R8゜の直列回路
を通じて接地されていて、両抵抗R,8,R8,の接続
点は、コンデンサー08を介してストロボトリガー用サ
イリスターSCR,のゲートに接続されている。サイリ
スター8CR,のゲートは、抵抗R0゜を通じて接地さ
れており、カソードは直接接地されている。まだ、サイ
リスターSCR,のアノードは、上記ストロボ取付用シ
ュー24(第2図参照)まだは接続用コネクター25(
第1図参照)の電気接点を通じてストロボの電気回路に
接続されるようになっており、サイリスターSCR,の
点弧時には、ストロボ発光信号819をストロボに伝達
するようになっている。
いま、カメラ10にストロボを装着して充電完了後、シ
ャッターレリーズ釦11(第1.2図参照)を押下した
とする。すると、シャッター先幕が走行してトリガー開
放後、約16m5が経過すると、ストロボ同調秒時信号
゛1゛3が°L゛レベルとなるので、トランジスターQ
647’・1オンし、トランジスターQ6!1がオンし
て、サイリスタ・−8CR,のゲートにはコンデンサー
C8を通じてノくルス電圧が印加され、同サイリスク−
8CR,はオンする。すると、サイリスター3(”:[
(、を通じてストロボからトリガ電流がストロボ発光信
号819として流れ、ストロボカー発光する。
他方、ナンド回路]6gの一力の入力端は、トランジス
ター Q、(第14図参照)のコレクタに接続されて、
ストロボ電源オン信号814を人力されるようになって
おり、また、他方の入力端は、ノット回路G28(第1
θ図参照)の出力端に接続されていて、ダイレクト測光
によるシャッター制御信号817を人力されるようにな
っている。そ1−て、ナンド回路G、8の出力端は、ア
ンド回路aaaの他方の入力端およびノット回路G0.
を介してナンド回路G66の他方の入力端にそれぞれ接
続されて(・る。
ナンド回路aeaおよびアンド回路G6゜の一方の入力
端は、ナンド回路G52の出力端にそれぞれ接続されて
いる。ナンド回路Gasの出力端は、抵抗1(’stを
通じてP”np型トランジスターQe+のベースに接続
され、アンド回路G6゜の出力端は、抵抗R82を通じ
てNPN型トランジスターQ62のベースに接続されて
いる。トランジスターQ61のエミッタには電源電圧V
ccが印加されており、コレクタは抵抗Rg3 、 R
8,の直列回路を通じてトランジスタQ 62のコレク
タに接続されている。トランジスターQ6□のエミッタ
は接地されている。そして、上記抵抗比83 + R8
4の接続点は、上記ストロボ取付用シュー24(第2図
参照)または接続用コネクター25(第1図参照)の電
気接点を通じてストロボの電気回路に接続されるように
なっており、ストロボにストロボ調光信号818を伝達
するようになっている。いま、平均ダイレクトオートモ
ート。
またはオフモー ドのとき、ナンド回路G 52の出力
は°H”レベルとなっているので、ナンド回路G66お
よびアンド回路Gagのゲートが開き、アンド回路G6
゜の出力端には、ナンド回路G68の出力信号が、ナン
ド回路G e 6の出力端には、ナンド回路G68の出
力の反転信号が、それぞれ出力される。カメラlOにス
トロボを装着してダイレクト測光によるストロボ撮影を
行なうとき、ストロボ電源オン信号Sx4ハ’H’レベ
ルであるので、ナンド回路G6゜の出力端には、ダイレ
クト測光時のシャッター制御信号S17の反転信号が出
力される。いま、この状態からシャッターレリーズ釦1
1(第1.2図参照)−を押下し、シャッター先幕が走
行して露出が開始されたとする。露出レベルが適正に達
しない間は、シャッター制御信号817°は°Hルベル
であり、従って、ナンド回路a6Sの出力は°Lルベル
アンド回路a6oの出力も°Lルベルとなる。従って、
トランジスターQeIがオン、トランジスターQ62が
オフして、抵抗R33とR84の接続点は、抵抗R63
を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロボ調光信
号818はl HIレペ、ルとなる。ストロボが発光し
て、露出光景が適正レベルに達すると、シャッター制御
信号817が°Lルベルに反転シ、こんどは、トランジ
スターQa+がオフ、トランジスターQ62がオンして
、ストロボ調光信号818はl J、 lとなる。これ
により、図示しないストロボの調光回路が作動し、スト
ロボの発光が停止される。
なお、カメラlOが平均ダイレクトオートモードでもな
く、オフモードでも−ないときには、ナンド回路Q 5
2の出力は°Lルベルとなるので、ナンド回路G66の
出力は°Hルベル、アンド回路G6.の出力H’ L 
’レベルとなり、トランジスターQasおよびQ 62
かいずれもオフとなり、ストロボ調光信号818は、ス
トロボがわの調毘回路に何らの影響も及ぼすことがなく
なる。
第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電気回路を
示している。このタイマー回路68は、本発明のカメラ
lOを制御するだめの各種タイマー信号を創り出す回路
であって、32,768 KHzの基本周波数のクロッ
クパルスCK(第18図(at参照)をもとに、縦続接
続された27個のT型フリップフロッ同回路TFo〜T
F、  と、このT型フリップフロッ同回路TFo−T
F26の出力を選択ないし組合せて、所望のタイマー信
号を創り出す選択回路と、タイマー回路68の初期設定
のためのリセット回路とから構成されている。上記縦続
接続されたT型フリップフロッ同回路TFo−TF26
は、2進カウンターを形成しており、各T型フリップフ
ロップ回路TFo−TF26の出力端Q。−Q26 に
は、2 (n ” ’ ) x32.768 KHz 
(ただし、nはO≦0≦26の任意の整数で、回路TF
nの添字に対応する。)のパルス信号が出力される。一
方、D型フリップフロッ同回路DF2のデーター入力端
DH、ナンド回路G3(第7図参照)の出力端に接続さ
れていて、CPU50の入カポ−) I6に入力さ五る
信号と同じメモリーモード検出信号を人力されている。
また、このD型フリップフロッ同回路DF2のクロック
入力端CKには、基本周波数32.768 KHzのク
ロックパルスCKが人力されている。D型フリップフロ
ッ同回路DF2の反転出力端Qは、ナンド回路G7゜の
一方の入力端に接続されており、ナンド回路Gr 。
の他方の入力端には、上記人カポ−)I6に入力される
メモリーモード検出信号が人力されている。
プフロップ回路DF2のデーター入力端が°Hルベルに
なった瞬間から、クロックパルスCKに同期した負のパ
ルスをナンド回路G7.の出力端に発生する。また、D
型フリップフロッ同回路DF3のデーター入力端りは、
トランジスターQ32(第11図参照)のコレクタに接
続されていて、レリーズ信号SOを人力されるようにな
っており、クロック入力端CKにはクロックパルスCK
が印加されている。このフリップフロップ回路DF3の
反転出力端Qは、ナンド回路G8oの一方の入力端に接
続され、ナンド回路G8oの他方の入力端にはレリーズ
信号Soが印加されて、フリップフロップ回路DF3と
ナンド回路G8oは、上記回路DF2.Q、、と同様に
、同期微分回路を形成している。さらに、D型フリップ
フロッ同回路DF4のデーター入力端りは、ノット回路
G、。を介してノット回路G I 01の出力端に接続
されていて、トリガー信号81の反私信号が人力される
ようになっており、クロック入力端CKにはクロックパ
ルスCKが印加されている。このフリップフロップ回路
DF、の反転入力端Qは、ナンド回路G8Iの一方の入
力端に接続され、ナンド回路G81の他方の入力端には
、上記トリガー信号S1の反転信号が印加されるように
なっていて、フリップフロップ回路DF、とナンド回路
G8、は、上記回路DF2.G、、と同様に、同期微分
回路を形成している。上記3つの同期微分回路は、タイ
マー回路68をリセットするだめの回路であって、メモ
リーモー ドが選択されたとき、シャッターがレリーズ
されたとき(実際には電源ホールド回路67に通電が行
なわれたとき)、露出が開始されたとき(トリガー信号
が“L′1ノベルとなったとき)の各場合に、リセット
パルスを発生する。
タイマー回路68は、どの時点からタイマーの作動を開
始するかの基準時点を指示してやる必要があるが、上記
リセットパルスによってタイマー回路68をリセットす
ることによりこれを行なうためである。リセットパルス
が出力されるナンド回路G7゜、G8oおよびGa4の
出力端は、3人力アンド回路G8□の各入力端に接続さ
れており、アンド回路G82の出力端は、ノット回路G
、1を通じてT型フリップフロッ同回路TFo−TF2
6の各リセット入力端に接続されている。また、アンド
回路G8□の出力端は、選択回路を形成するR、Sフリ
ップフロラプ回路R8Fo〜R8F3’ 、R8F6.
R8F7の各リセット入力端Rに、それぞれ接続されて
おり、オア回路G84の一方の入力端にも接続されてい
る。
上記RSSフリップフロラ回路R,8Foのセット入力
端には、T型フリップフロッ同回路TF3の反転出力端
Q3が接続されていて、出力端Qからは、第18図(d
に示すように、トリガー信号Slが°1−1’レベルに
反転してからも0 、5 m Sの間I Hlレベルを
保持し、しかる後に°Lルベルに反転する高速リミッタ
−信号TOが出力されるようになっている。
また、RSフリップフロップ回路T(、S F30セッ
ト入力端Sには、ナンド回路G83の出力端が接続され
ていて、ナンド回路G83の一方の入力端にはT型フリ
ップフロッ同回路TF8の出力端Q、が接続され、他方
の入力端にはT型フリップフロップ回路TF、の出力端
Q7が接続されている。このだめ、RSSフリップフロ
ップ回路R8F2出力端QKは、第18図(d+に示す
ように、トリガ、−信号Stが°Hルベルに反転してか
らも24m5の間I Hlレベルを維持し、しかるのち
に°Lルベルに反転するオフリミッタ−信号T1が出力
されるようになっている。さらK、R,Sフリップフロ
ップ回路R8F2のセット入力端Sには、T型フリップ
フロッ同回路TF2. の反転出力端酊、が接続されて
いて、出力端Qには、第18図telに示すように、ト
リガー信号Slが゛Hルベルに反転してからも120S
の間I Hルベルを維持し、しかる後に°L°レベルに
反転するオートリミッタ−信号T2が出力されるように
なっている。さらにまた、RSSフリップフロラ回回路
、8 F、のセット入力端Sには、T型フリップフロッ
プ回路TF、の反転出力端Q8が接続されていて、出力
端Qには、第18図(flに示すように、トリガー信号
S1が°Hルベルに反転してからも16m5の間I H
lレベルを維持し、しかる後に“L’レベルに反転する
ストロボ同調秒時信号T3が出力されるようになってい
る。そして、とのR8フリップフロップ回路R,S F
、の反転出力端Qは、D型フリップフロッ同回路DF、
のデーター入力端りに接続されると共に、ナンド回路G
8.の一方の入力端にも接続されている。D型フリップ
フロッ同回路DF、のクロック入力端CKには、クロッ
クパルスCKが印加されており、同回路DF、の反転出
力端Qは、ナンド回路G8gの他方の入力端に接続され
ている。ナンド回路G8.の出力端は、Itsフリップ
フロップ回同回路F、のセット入力端Sに接続されてお
り、RSフリッププロップ同回路8F4のリセット入力
端Rは、上記オア回路G84の出力端に接続されている
。オア回路q84の他方の入力端は、T型フリップフロ
ップ回路TF、、の反転出力端Q Isに接続されてい
る。従って、RSフリップフロップ回路R8F、の反転
出力端Qからは、第18図(g+にベルに復帰するスト
ロボ充電ゲート信号T4が出力されるようになって℃・
る。また、RSSフリツブフロ2回回路8F60セット
入力端Sには、3人力ナンド回路G85の出力端が接続
されており、ナンド回路G85の各入力端には、・T型
フリップ70ツブ回路TF、 、TF、およびTF、の
各出力端Qs +Q、およびQ、がそれぞれ接続されて
いる。従って、1’LSフリップフロップ回路R8F、
の反転出力端Qには、第18図(hlに示すように、ト
リガー信号Stが゛Hルベルに反転してから22 m 
s経過後に°■I。
レベルに反転するストロボアンダーリミッタ−信号T6
が出力されるようになっている。さらにまた、RSSフ
リップフロラ回回路8F、のセット入力端Sには、T型
フリップフロッ同回路TF2.の反転出力端Q26が接
続されており、よって出力端Qには、第18図(i)に
示すように、トリガー信号S1がI−I ’レベルに反
転してから約70分で°L9レベルに反転するメモリー
リミッタ−信号T7が出力されるようになっている。な
お、T型フリップ70ツブ回路TF、、の出力端Q +
+からは、約10 Hzに近い上記点滅周期信号T8が
出力されるようになっている。
第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターAl2(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値SVと絞り値AVとのア
ナログ演算値(SV−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU5oに入力させる役目をする。このD−A変換
回路58は、公知の8ピットラダー型D−A変換回路で
あり、16個のアナログスイッチAs、 −As、 、
As、、−As、、と、8個のノット回路G1.。〜q
7,7と、16個の抵抗RI49〜”157+R,、o
−R,,6と、オペアンプAHとで構成されている。上
記アナログスイッチASo=AS7.AS+o〜As、
、のうちの半数のアナログスイッチASo〜AS7の入
力端には、基準電圧Vr+がそれぞれ印加されており、
残りの半数のアナログスイッチAS、。
〜As、フの入力端には、上記基準電圧Vrxより高い
基準電圧Vr2がそれぞれ印加されている。また、アナ
ログスイッチAso−AS、の一方の制御入力端および
アナログスイッチAs、o−As1.の他方の制御入力
端には、CPU50の出力ポート06より各ビット信号
す。−R7がそれぞれ印加されており、アナログスイッ
チASo−As、’の他方の制御入力端およびアナログ
スイッチA S + o−ASI ?  の一方の制御
入力端には、ノット回路G、、o% G 、、を通じて
上記各ビット信号す。−R7の反転信号がそれぞれ印加
されるようになっている。さらに、アナログスイッチA
so−AS7の出力端と、アナログスイッチAs、o−
As、、 の出力端とは、それぞれ一対ずつ接続されて
、抵抗几、、。〜R1,7の一端にそれぞれ接続されて
いる。抵抗a、、。〜馬、7の他端は、直列に接続され
た抵抗R1,、、、R,、、、−R1,,6の各接続点
に接続されている。即ち、抵抗R1,。の他端は抵抗R
,,,とR1,、oとの接続点に、抵抗R1,1の他端
は抵抗R1,、oとR+、、、との接続点に、抵抗R1
,2の他端は抵抗R161とR1,,2との接続点に、
抵抗R43の他端は抵抗RI6□とR163との接続点
に、抵抗R5,4の他端は抵抗R1,3とR164との
接続点に、抵抗R53,の他端は抵抗R+、、4とR2
6,との接続点に、抵抗R8,6の他端は抵抗R66,
とR166どの接続点に、抵抗R1,7の他端は抵抗R
166とオペアンプA21の非反転入力端との接続点に
接続されている。抵抗R34゜の一端には上記基準電圧
Vr+が印加されており、各抵抗R84,〜R3,7の
抵抗値は、各抵抗R1,,o% R1,6,の抵抗値の
2倍となるように設定されている。上記オペアンプA2
1は、反転入力端が出力端に接続されていてボルテージ
ホロア回路を形成しており、その出力端はコンパレータ
ーA12(第7図参照)の反転入力端に接続されている
このように構成されたD−A変換回路58の出力端とな
るオペアンプA 21の出力端には、CPU50から出
力される各ビット信号の採る値によって、Vr2−Vr
l   o   −+   −zVDA = Vrl+
−(R72+b、2 +b、 2十す、2  +b32
  +b、2  +b、2  +b。2 )なる出力電
圧VDAが得られる。なお、このD−A変換回路58は
、既に公知のものであり、がっ、本発明の主旨とも関係
しないので、その詳しい動作の説明を絃に省略する。ま
た、このD −A変換回路58とコンパレーターA 1
2との組合せでなる逐次比較型のA−D変換回路の動作
については、後のフローチャートの説明のところで詳し
く述べる。
第19図(A)および(B)は、上記撮影情報表示装置
39を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ示して
おり、第19図(A)は表示用のセグメント電極のパタ
ーンを、第19図(B)は上記セグメント電極に液晶層
を介して対向される背面電極のパターンを、それぞれ示
している。この撮影情報表示装置39においては、後に
詳述するように、/31ニーティ・スバイアスの駆動方
法を採用しており、上記背面電極は、第1ないし第3の
背面電極几E、 −BF2に分割されている。また、こ
の第1ないし第3の背面電極BE、〜RE3に対応する
セグメント電極は、最大3つを1組として1本の信号ラ
インで接続されていて、第20図に示すように、同一の
信号ラインで接続された各セグメント電極はそれぞれ異
なる背面電極REl〜几E3にのみ対応するようになっ
ている。従って、セグメント電極は、第1の背面電極B
E、に対応する第1のセグメント電極群と、第2の背面
電極RE2に対応する第2のセグメント電極群と、第3
の背面電極RE3に対応する第3のセグメント電極群と
に区別することができる。第1のセグメント電極群に含
まれるセグメント電極としては、最上位に横方向に直線
状に順次列設された横長の長方形状のポイント表示用セ
グメント電極(“OV E R”電極、°“LONG”
′ 電極の上位に形成されたものを含む)、および補正
表示用の“′±” 電極がある。また、第2のセグメン
ト電極群に含まれるセグメント電極としては、中程に横
方向に直線状に1−次列膜された横長の長方形状のバー
表示用セグメント電極、“OV E R”電極。
L ON G ”電極、”MEMO”電極、および“’
5POT”電極がある。さらに、第3のセグメント電極
群としては、1”〜”2000”のシャッター秒時電極
、このシャッター秒時電極の下位に円形および三角形状
に形成された定点合致指標電極、この定点合致指標電極
の左右の対応する位置に設けられたストロボ撮影時の露
出オーバー、露出アンダー表示用の“−”および“+”
電極、並びに“MANUAL”。
°“AUTO”、”HIGH”、“5HDW”の各モー
ド表示用電極がある。1ないし3個のセグメント電極を
接続する信号ラインは全部で39本設けられていて、各
信号ラインは後述するし゛ベル変換回路(第23図参照
)の出力端であるMO8型電界効果トランジスターQ、
。6.Q、。7の接続点に接続され、セグメント駆動信
号JO−J3Bが印加されるようになっている。一方、
第1ないし第3の背面電極BE。
〜BE3は、後述するコモン信号出力回路(第24図参
照)の出力端であるMO8型電界効果トランジスターQ
+oo + Q+o+ r Q+02 r Qrosお
よびQI041 Q!05の接続点にそれぞれ接続され
ており、コモン信号1−1 o〜112を印加されてい
る。な゛お、°′D”には、信号ラインが接続されてい
ないが、このマークは液晶表示されるものではなく、上
記ストロボの充電完了表示用発光ダイオードD+(第1
4図参照)によって表示されるものであるので、液晶表
示用の信号ラインの接続は必要ない。また、上記セグメ
ント電極、信号ラインおよび背面電極RE、〜BE3は
、透明電極で創られていて、撮影情報表示装置39は光
透過形に形成されている。さらに、以下、上記セグメン
ト電極ないしはセグメント電極に対応して発色される液
晶の表示領域を、単にセグメントということにする。
第21図は、上記液晶駆動回路6】の詳細な電気回路図
を示している。この液晶駆動回路61は、上記撮影情報
表示装置39を形成する液晶表示板を発色駆動する回路
である。JK7リツグフロツプ回同回路FoとJKF’
、とは、回路JKFoの出力端Qが回路JKF、の入力
端Jに、回路JKF、の反転出力端Qが回路JKFoの
入力端Jにそれぞれ接続され、入力端Kに電源電圧Vc
cがそれぞれ印加されると共に、クロック入力端Tにク
ロックパルスCKがそれぞれ印加されて、公知の同期式
の3進カウンターを構成しており、各回路JKFo、J
KF、の出力AO,AIは、それぞれ第25図(b) 
、 (C)に示すようになる。また、JKフリップ70
ッグ回路JKF2は、入力端Jを上記JKフリップフロ
ップ回路JKF1の出力端Qに接続され、入力端Kをノ
ット回路G1911を介して上記回路JKF、の出力端
Qに接続されており、クロック入力端Tにクロックパル
スCKの印加を受け【、D型フリップフロップ回路を形
成している。このD型フリップフロップ回路は、JKク
リップフロンプ回路JKF、の出力AIを、クロックパ
ルスCKの1周期分だけ遅らせる回路で、その出力A2
は第25図(d)に示すようになる。さらに、JKフリ
ップフロップ同回路KF3は、入力端JおよびKに電源
電圧Vccがそれぞれ印加され、クロック入力端TがJ
Kフリップフロップ同回路KF2の出力端Qに接続され
て、2進カウンターを形成しており、その出力A3は、
第25図(e)に示すように、回路JKF2の出力A2
を1/に分周したものとなる。
表示用RAM (D RAM ) 85−Itま、CP
U50によりアドレスバスおよびデーターバスを通じて
直接アクセスされるメモリーであって、DRAMssの
各メモリーエリアと、撮影情報表示装置39の表示用セ
グメントとは一対一に対応している。撮影情報表示装置
39は、102個の表示用セグメントを有して構成され
ているので、DRAMssには、102個のメモリー 
エリア5EGo−8EG、。1が確保されていて、これ
らメモリーエリアS EGo−8EG、o、の内容が1
02個の出力端より信号合成回路1.OOに出方される
ようになっている。
上記信号合成回路100は、撮影情報表示装置39を1
/3  デユーティ・情バイアスで駆動するために、D
 RAM 85の出力端から出力される102個の信号
を時分割により39本のラインに出力信号KO−K38
として出力するための回路である。1/3デユーテイ・
%バイアスの駆動方法を採用することにより、撮影情報
表示装置39と液晶駆動回路61との間の接続ライン数
を少なくしている。この信号合成回路100は、その一
部を第22図に示すように、原則的には、4つのナンド
回路と1つのエクスクルーシヴオア回路とを1単位とし
、これらが複数個設けられて構成されている。例えば、
ナンド回路G2o。
の一方の入力端には、上記JKフリッグ70ツブ回路J
KF2の出力A2が印加されており、他方の入力端はD
H,AM85からメモリーエリア5BQoの内容に対応
する信号を印加されている。また、ナンド回路G201
の一方の入力端には、上記JKフリップ70ツブ回路J
KF、の出力A1が印加されており、他方の入力端はD
RAMssからメモリーエリアSEG、の内容に対応す
る信号を印加されている。更に、ナンド回路G2o2の
一方の入力端には、上記JKスフリップフロ2回路JK
Foの出力AOが印加されており、他方の入力端はDR
AMssかもメモリーエリア5EG2の内容に対応する
信号を印加されている。各ナンド回路G 200 + 
G 201 *G2ozの出力端は、3人力ナンド回路
G209の各入力端にそれぞれ接続されており、ナンド
回路G209の出力端は、エクスクルーシヴオア回路G
21□の一方の入力端に接続されている。゛エクス回路
−シダ1フ回路G 21□の他方の入力端には、JKフ
リップフロップ同回路KF3の出力A3が印加されてい
て、エクスクルーシヴオア回路G3,2の出力端からは
信号KOが出力されるようになっている。この信号KO
は、例えば第25図(1)に示すように、DRAMss
の出力端から出力される信号を、′/3に時分割する信
号となっている。同様にして、ナンド回路0203〜G
205.3人力ナンド回路Cr21゜およびエクスクル
ーシヴオア回路G213により、DRAMssのメモリ
ーエリア5EG3〜SEG、の内容に対応する信号が、
1乙に時分割されて信号に1として出力され、ナンド回
路0206〜G2o8 、3人力ナンド回路G21.お
よびエクスクルーシヴオア回路G214により、DRA
Mssのメモリーエリア5EG6〜5EG8の内容に対
応する信号が、1/3に時分割されて信号に2として出
力される。このようにして、DRAMssの102個の
メモリーエリアS RGo =S EG+otの内容に
対応する信号は、全部で39個の信号KO〜に38とし
て出力される。そして、信号KO−に38は、第23図
に示すレベル変換回路を通じて、それぞれセグメント駆
動信号JO〜・138として変換され、撮影情報表示装
置39の表示用セグメントに印加されるようになってい
る。第25図(j)には、セグメント駆動信号の一例と
して、信号JOの波形が示されている。上記レベル変換
回路は、ノット回路G225+PチャンネルMO8型電
界効果トランジスターQ+06およびnチャンネルMO
8型電界効果1・ランシスターQ、。、で構成されてい
る。ノット回路Gt2*’D入力端には、上記信号Kn
 (n =0〜3B)が印加されており、ノット回路G
22.の出力端は、 l−ラ、ンジスターQ+06 r
 Ql。、のゲートにそれぞれ接続されている。トラン
ジスターQ、。6のソースは定電圧voが印加され、ト
ランジスターQ+07のソースは−V。の定電位となっ
ている。また、トランジスタQ+oaとQ、。、のドレ
インは互いに接続され、この接続点より上記セグメン)
[動信号Jn(n=o〜38)が取り出されるようにな
っている。このようなレベル変換回路がセグメント駆動
信号JO〜J38の数だけ、即ち39個設けられている
ことは云うまでもない。
第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコモン信号
出力回路を示している。このコモン信号出力回路は、ノ
ット回路G 2.、、 G2,2〜G22.と、ナンド
回路G2,6〜G22.と、PチャンネルMO8型電界
効果トランジスターQ+oo t QI02 r QI
04と、nチャンネルMO8型電界効果トランジスター
Q+o+ y Qlos pQI05と、抵抗R1、、
、〜R12o2とで構成されている。ナンド回路G21
6の一方の入力端には、JKフリップフロップ同回路K
F3の出力A3が印加されており、他方の入力端には、
JKフリップフロップ回路JKFoの出力AOが印加さ
れている。そして、ナンド回路G2,6の出力端は、P
チャンネルMO8型電界効果トランジスターQ+ooの
ゲートに接続されている。また、ナンド回路G217の
一方の入力端には、ノット回路G2.、を通じて上記出
力A3の反転信号が印加されており、他方の入力端には
、上記出力AOが印加されている。そして、ナンド回路
G217の出力端は、ノット回路G222を通じてnチ
ャンネルMO8型電界効果トランジスターQ、。、のゲ
ートに接続されている。上記トランジスターQ +00
のソースには定電圧+2Voが印加されており、トラン
ジスターQ、o+のソースは一2Voの定電位となって
いる。そして、トランジスターQ+oo r Qto+
のドレインは互いに接続されていて、この接続点は、抵
抗R1,、oを通じて接地されている。第1のコモン信
号HOは、トランジスターQ、。。+Q+。、のドレイ
ンの接続点から取り出されるようになっている。
また、まったく同様にして、第2のコモン信号H1を出
力する回路が、ナンド回路G 2,8. G2.、、ノ
ット回路G2231LランシスターQ、。2+ QI0
3および抵抗R2o、で構成され、第3のコモン信号H
2を出力する回路が、ナンド回路G220 + G2□
1.ノット回路G224.l’ランシスターQ+04’
I Ql05および抵抗R12゜2で構成されている。
上記第1ないし第3のコモン信号1−10〜H2の波形
は、第25図(f)ないしくh)のようになる。
次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図(a)〜(
m)のタイムチャートを参照しながら説明する。
−例として、セグメント5EGo、SEG、、SEG。
(以下、DR,A、M2Sのメモリー王リア5EGo 
〜SEG、。、に対応する表示用セグメントを、メモリ
ーエリアの符号と同一の符号を付して示す。)の動作に
着目して、セグメン) 5EGo、5BG2が発色、セ
グメン)SEG、が発色しない状態の動作について説明
する。いま、セグメン)SEGo、5EG2は発色する
ので、DRAMssの対応するメモリーエリアの内容は
11”である。一方、セグメン)SEG。
に対応するメモリーエリアの内容は°0″である。
出力A2.AI 、AOは、メモリーエリア5EGo。
SBG、、SEG、の内容に相応する信号を順次ナンド
回路G 209の出力端に出力させるためのゲート信号
の役目をする(第25図(b) 、 (C) 、 (d
)参照)。ナンド回路G2011の出力は、出力A3(
第25図(e)参照)とエクスクルーシヴオアされて回
路G212の出力端より信号KOとして出力される(第
25図(i)参照)。
信号KOは、コモン信号HO〜H2(第25図(f) 
、 (g) 。
(h)参照)のいずれかが°Hルベルの区間は、ナンド
回路G2o、の出力が゛Hルベルであれば°Lルベルと
なり、ナンド回路G2o、の出力が゛L″レベルであれ
ば°Hルベルとなる。また、信号KOは、コモン信号H
O〜H2のいずれかがl L lレベルの区間は、ナン
ド回路G209の出力が°H゛レベルであれば+ Ht
レベルとなり、ナンド回路G 209の出力が゛Lルベ
ルであればゞLルベルとなる。これにより、ナンド回路
C+2o、の出力が°Hルベルならば、後で述べるセグ
メント駆動信号JOとコモン信号H。
〜i(zとの電位差が3Voとなることにより、セグメ
ントに対応する液晶ゆ;発色する。また、ナンド回路G
20Qの出力がL”レベルならば、セグメント駆動信号
JOとコモン信号HO〜H2との電位差がVoとなるこ
とにより、セグメントに対応する液晶は発色しない。い
ま、セグメン) 5RGo、5EG2に対応するD R
AM 85のメモリーエリアの内容はIIIで、セグメ
ントSEG、に対応するDRA、Mssのメモリーエリ
アの内容は10′であるので、信号KOの波形は第25
図(i)に示すようになる。従って、レベル変換後のセ
グメント駆動信号JOは、第25図0)に示すようにな
る。よって、コモン信号HOとセグメント駆動信号JO
との電位差HO〜JOは、第25図<klに示すように
なり、セグメントSEG。
  − は/37ユーテイで発色することになる。また、コモン
信号H1とセグメント駆動信号JOとの電位差H1〜J
Oは、第25図(1)に示すよ5に常にV。となり、セ
グメントSEG、は発色しない。さらに、コモン信号H
2とセグメント駆動信号JOとの電位差H2〜JOは、
第25図(m)に示すようになり、セグメントSEG、
は/31ニーアイで発色することになる。他のセグメン
)SE03〜SE、(3+otについても、全く同様に
して発色が制御される。なお、上述のようにセグメント
が14デー−ティで発色されても、人の眼には連続的に
発色しているように見えることは云うまでもない。また
、上記メモリーエリアS EGo−8EG+ot の添
字は、説明のために付されたもので、メモリーエリア5
EGo〜SEG+osの番地とは直接的には関係がない
ここで、表示用セグメントとDRAMssのメモリーエ
リアの番地との対応関係について簡単に説明する。原則
として、ポイント表示用データーは、そのままDRAM
ssのメモリーエリアの番地を指定する。例えば、ポイ
ント表示用のセグメント列の最左端(高速秒時がわ)の
セグメントが、DRAMssのメモリーエリアの0番地
に対応していたとする。右に1つずつセグメントが移動
するごとに、そのセグメントに対応するメモリーエリア
の番地は1番地ずつ増えてゆくことになる。いま、ポイ
ント表示用データーが′4′だったとすると、DRAM
ssのメモリーエリアの4番地に°l′をストアするこ
とにより、ポイント表示用セグメント列の最左端から5
番目のセグメントを発色表示することになる。この番地
の指定は、任意に設定することができ、本発明のカメラ
10では゛、後述するプログラムからも判る通り、ポイ
ント表示用セグメント列の、” OV E R”セグメ
ントの上位に対応する最左端のセグメントをメモリーエ
リアのC41番地に、“L ON G ”セグメントの
上位に対応する最右端のセグメントをC40(=C41
+35 )番地に指定している。なお、後述するプログ
ラムでは、ポイント表示用データーとバー表示用データ
ーとを同じ演算式を用いて求めており、その番地指定の
まま表示すると重複する。これは、バー表示の場合には
、表示データーにあg定数を加算してDRAMssのメ
モリーエリアの番地指定をずらすことにより解決される
が、プログラム上はその定数の加算については、特に明
示しなかった。
第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシャッター秒
時の計数方法をグラフで示したものである。
実際には、CPU5oの内部でソフトウェア的に行なわ
れるもので、後に詳細に説明するが、ここではまず簡単
にその概要について説明しておく。メモリーモードは、
実際にダイレクト測光で撮影した実露出時間を計数し、
これに基づいて露出制御を行なうものであるが、露光量
を記憶するため、メモリーモード撮影中に絞りあるいは
フィルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量が
一定となるように記憶値を変更する必要がある。この場
合、絞り値およびフィルム感度値は、本発明のカメラ1
0では、最小有効ビット(Least 51g1Nca
ntBit 、 LSB ) /i2 Bvの精度をも
った対数圧縮情報であるので、上記実露出時間も絞り値
、フィルム感度値と同系列の数値に変換する必要がある
このための方法としては、(1)実露出時間を同一の周
期のパルスで計数した後、CPU50−rニーL8B 
各2EvのTv値に変換する方法、(2)計数の基準と
なるクロックのパルス周期を時間と共に変え、計数値そ
のものをLSBI/。EVの時間値(以下、Tv値と記
す。)相当の値となるようにする方法、の2つの方法が
考えられる。本発明のカメ、ylOでは、後者の方法を
採用している。実露出時間を厳密にTv値に変換するに
は、クロック周波数の制御が非常に複雑になる。このた
め、本発明のカメラ10では、露出時間が倍々になるご
とにり′ロック周期も倍々になるように制御している。
第26図は、実露出時間をTv値に変換するための理想
曲線Aと、本発明のカメラlOが採用する方法による変
換曲線Bとの関係を示しており、本発明のカメラ10の
採用する方法によれば、理想曲線Aからの誤差は、量子
化誤差を含めても最大約0.08Ev程度しかなく、カ
メラとしては充分な精度を発輝することができるもので
ある。
なお、第5図中に示したデジ゛タル露出情報導入回路6
0は、マニュアルシャッター秒時および補正値CVをC
PU50内にデジタル量のまま入力させる回路であるが
、既に周知の回路手段を用いて容易に構成することがで
きるので、詳1〜い説明および図示を絃に省略する。ま
た、基準電圧回路69についても同様に、詳しい説明お
よび図示を絃に省略する0 以上のように、本発明のカメラioは構成されている。
次に、このカメラ10の動作の説明に入る前に、本発明
のカメラIOにおける撮影モードについて簡単に概説す
る。まず、カメラ10の撮影モードは、オートモートド
、マニュアルモードと、オフモードとの3つの基本的な
撮影モードに大別される。
オー トモードは、被写体の明るさを測光してシャッタ
ー秒時を自動的に決定するいわゆる自動露出撮影モード
であって、撮影モード切換用操作ノブ21を[A U 
T OJ指標に対応させることによって選択される。こ
のオートモードは、更に、平均ダイレクトオートモード
、スポットオートモード、ストロボオートモードに分け
られる。平均ダイレクトオー トモードは、露出中にフ
ィルム面およびシャッター幕面から反射する被写体光を
平均測光して適正露出となった時点で自動的にシャッタ
ーを閉成する撮影モードであり、このモードにおいては
、上記メモリー指令操作ノプエ3の指標を「MEMOR
YJ指標に対応させることによって、メモリーモードの
選択が可能である。このメモリーモードが選択されると
、選択後1駒目の撮影時のシャッター秒時がカメラ10
内に記憶され、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13
の指標を[CLEAJ指標に対応させることによってメ
モリーモードがクリアーされない限り、何駒分でも同一
の露出レベルで撮影が行なわれる。また、上記スポット
オートモードは、撮影前に複数の被写体部位をスポット
測光して、各被写体部位の輝度値の平均値を用いて適正
露出となるようにシャッターが自動的に作動される撮影
モードであり、オートモードの状態で上記スポット入力
釦14を押下することによってスポットオートモードが
選択されると同時に、スポット測光値の入力および記憶
もなされるようになっている。なお、スポット測光値と
しては、上記部分測光用の光起電力素子PD2に光学的
に対応するようにファインダー内に設けられたスポット
測光指標(図示されず)に映し出された被写体部位の測
光値が入力される。このスポットオートモードにおいて
は、ハイライト指令釦15またはシャドウ指令釦16を
押下することによって、さらにハイライトモードまたは
シャドウモードの選択が可能である。ハイライトモード
の場合には、複数のスポット測光値のうちで、最大輝度
のスポット測光値を基準として、これより2 /3Ev
だけ露出が低下するようにシャッター秒時が決定されて
露出制御が行なわれる。また、シャドウモードの場合に
は、複数のスポット測光値の5ちで最小輝度のスポット
測光値を基準として、これより2 /3 Evだけ露出
が高くなるようにシャッター秒時が決定されて撮影が行
なわれる。さらに、上記ストロボオートモードは、オー
トモードの状態でストロボ取付用シー−24にストロボ
を装着しあるいは接続用コネクター25にストロボを接
続し、かう、同ストロボの電源をオンさせたときに選択
される撮影モードであり、シャッターがストロボ同調秒
時である1/60秒で作動されると共に、適正露出でス
トロボが自動調光される。
上記マニュアルモードは、上記マニュアルシャッター秒
時設定環7によって設定されたシャツタ−秒時でシャッ
ターを作動させる撮影モードであって、上記撮影モード
切換用操作ノブ21を[MANU A L J指標に対
応させることによって選択される。
このマニュアルモードは通常→ニュアルモードと、スポ
ットマニュアルモートド、ストロボマニュアルモードと
に分けられる。しかし、この3つのモードは、撮影情報
表示装置39における表示の態様が異なるだけで、シャ
ッターがマニュアA/シャッター秒時で作動される点に
おいては同じである。
なお、マニュアルモードではメモリーモードの選択はで
きず、また、スポットマニュアルモードでは、ハイライ
トモード、シャドウモードの選択が可能である。
上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ21をl
’−0FFJ指標に対応させることによって選択される
撮影モードで、平均ダイレクト測光で被写体光が測光さ
れ、シャッター秒時が’40秒より短い場合にはそのシ
ャッター秒時でシャッターが閉成され、l/18秒より
長い場合には、−0秒で強制的にシャッターが閉成され
る。
次に、第27図のフローチャートを参照しながら、カメ
ラ10の動作およびCPU50におけるプログラムの流
れについて概説する。まず、カメラ1oに電源が投入さ
れると、CPU5oおよびインターフェースが初期状態
にリセットされ、次に、カメラ10の撮影モードに応じ
て所定のプログラムへの分岐が行なわれる。まず、カメ
ラlOがダイレクトオートモードであった場合には、オ
ートであるか否かの判定をイエス(以下、フローチャー
ト上ではイエスの分岐方向をYで示す。)で、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノー(以下、フローチャ
ート上ではノーの分岐方向をNで示す。)で、スポット
モードであるか否かの判定をノーで、それぞれ抜けて、
ダイレクトオートモードのだめのプログラムに入る。な
お、いまメモリーモードは選択されていないとする。こ
のプログラムでは、まずモード切換直後であるか否かの
判定が行なわれ、モード切換直後の場合には、ファイン
ダー内表示、インターフェースおよびCPU50の内部
レジスターのリセットが行なわれる。次に、開放測光に
よる平均輝度値(以下、輝度値をBv値と記す。)。
(フィルム感度値−絞り値)の演算値(μ下、Sv−A
v値と記す。)および補正値(以下、Cv値と記す。)
が順次入力され、この後メモリーホールドであるか否か
の判定が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレク
ト測光による実露出時間が既に記憶された状態をいい、
同じメモリーモードでありながら、単にメモリーモー 
ドが選択されただけで実露出時間が記憶されていないメ
モリーセットの状態とは区別される。メモリーホールド
状態であればTv値の演算に用いる平均Bv値等を既に
ホールドしたものと変更し、しかる後にTv値の演算を
行なう。そI2てTv値の演算が終了したなら行なわれ
、シャッターレリーズがされていなければ、■−■を通
じてフローチャートの初めに戻り、シャンターがレリー
ズされるまで、ループを繰り返す。このため、撮影情報
表示装置39には、常((最新の適IEシャッター秒時
(Tv値)がバー表示される。シャッターがレリーズさ
れると、トリガー開か否かの判定でループして露出が開
始されるまで待期し、トリガーが開くと、メモリーモー
ドでなければダイレクト測光による積分出力が所定レベ
ルに達した時点でシャッターが閉じて算出が終了される
。また、メモリーモードであってメモリーホールドでな
ければ、実露出時間のカウントが同時に行なわれる。さ
らに、メモリーモー ドであってメモリーホールドであ
れば、既に記憶されているTv値に基づいてシャッター
秒時が制御される。そして、露出終了後は、■−■を通
じてフローチャートの初めに戻って、次の撮影のだめの
表示を繰り返す。
また、カメラ10がスポットオートモードであった場合
j(は、オートモードでちるか否かの判定をイエスで、
ストロボ電源オンでちるか否かへ判定の判定をノーで、
スポットモー ドであるか否かの判定をイエスでそれぞ
れ抜けて、スポットオートモードのためのプログラムに
入る。このプログラムでは、まずスポット入力があるか
否かの判定が行なわれるが、スポットモード選択時には
かならずスポット入力があったことになるので、まず、
スポットオートモードでスポット、入力ありのプログラ
ムに入り、次に、モー ド切換直後であるか否かの判定
が行なわれ、切換直後の場合には、ファインダー内表示
、インターフェースおよびCPU50の内部レジスター
のリセットが行なわれる。
次に、開放測光によるスボッ) Bv値、 Sv −A
v値が順次人力され、Tv値の演算を行なった後、この
Tv値を記憶すると共に、ポイント表示する(第48図
参照)。続いて、ノ1イライトモードまたけシャドウモ
ードかの判定を行ない、これらのモードでなければ、C
v値の入力を行ない、補正を加味したうえで、Tv値の
単純平均の演算を行なった後、これをバー表示する(第
50図参照)。ここで、Tv値のポイント表示において
は、Cv値を加えず、バー表示においてはこれを加味し
たのは、ポイント表示は被写体輝度の表示が原則であっ
て、実際はスポット人力時の被写体輝度をもとに適正レ
ベルのTv値換算の表示を行なっているためであり、一
方、バー表示は実露出時間レベルの表示なので補正を加
味してこれを表示するようにしたためである。平均値の
バー表示の後、レリーズか否かの判定が行なわれ、レリ
ーズされていなければ、■−■を通じてモー ド判別の
プログラムに戻り、再びスポット人力があるか否かの判
定に入る。スポット人力後2回目のループでは、スポッ
ト人力状態が1回目のループの中で解除されているので
、こんどは、スポット人力なしのプログラムに入る。
ここでは、まず、Sv −Ay値が人力され、記憶され
た複数のスポットBv値に基づいてTv値がそれぞれ演
算され、各Tv値のポイント表示の変更がなされる。即
ち、スポット人力操作による記憶はあくまでも露光量の
記憶であるので、露光量が一定となるように人カポイン
ドの変更を行なう。次に、ハイライトモードまたはシャ
ドウモードであるか否かの判定が行なわれ、これらのモ
ー ドでなければ、Cv値を人力した後に、補正を加味
してTv値の単純平均を演算し、この平均値をバー表示
する(第50図参照)。続いて、現在測光中のスボッ)
 Bv値を人力し、このBv値を適正な露出を与えるT
v値に換算してポイント表示する。このポイント表示は
、点滅表示によって行なわれ、既に入力した13v値に
基づ(Tv値と区別さ・れる。次に、メモリーホールド
であるか否かの判定を行ない、メモリーホールドであれ
ばレリーズか否かの判定に抜け、そうでなければ、ハイ
ライトモードであるか否か、およびシャドウモー ドで
あるか否かの判定に入る。もし、ハイライトモードでも
シャドウモー ドでもなければ、レリーズであるか否か
の判定に抜ける。
次に、スポットオートモードで、ハイライトモードまた
はシャドウモードであ□った場合について述べる。いま
、スポット人力操作がなされ、Tv値のポイント表示が
終ったとする。次に、・・イライトモードまたはシャド
ウモードであれば、バー表示の変更は行なわず、シャッ
ターレリーズの判定によす再びモード判別のプログラム
へ分岐する。
そして、再びスポット人力の判定に至ると、こんどはス
ポット人力なしのプログラムに入り、露光量が一定とな
るように、ポイント表示のシフトが行なわれ、しかる後
に、)・イライトモードまたはシャドウモー ドの判別
が行なわれる。いま、ノ・イライトモードまたはシャド
ウモー ドであるので、バー表示のシフトは行なわず、
現測光値のポイント表示を行なった後、メモリーホール
ドでなげれば、次にノ・イライトモードであるか否かを
判別する。もし、ノ・イライトモー ドであれば、スポ
ット人力操作により記憶した複数の輝度値のうちの最高
輝度値に対1.2 ”/3 Evだげオーツく−となる
Tv値をバー表示する(第52図参照)。このノく一表
示の際には、撮影者がどの測光ポイントを基準に2y3
Evオーバーがわなのかを明確に知ることができるよう
にするため、バー表示の先端は、一旦最高輝度値に対応
するTv値まで伸び(第51図参照)、この後、その点
から2 ”/3 gvオーバーがわに停止する(第52
図参照)。他方、もし、シャドウモードであれば、スポ
ット人力操作により記憶した複数の輝度値のうちの最低
輝度値に対し2/3EvアンダーとなるTv値をバー表
示する(第56図参照)。
この場合でも、バー表示の先端は、一旦最低輝度値に対
応するTv値まで戻り(第55図参照)、この後、その
点から22/3Evアンダーがわに停止する(第56図
参照)。
そして、スポットオートモードで、シャッターがし1ル
ーズされると、次に、トリガーが開いたか否かの判定で
ループして露出が開始されるまで時期し、トリガーが開
くと、タイマーカウンターに設定されたバー表示情報に
相応する露出時間情報に基づき、露出時間の計時を行な
う。そ1−て、このタイマーカウンターの値が所定値に
達すると、シャッターが閉じて露出が終了される。この
後、■−■を通じて、再びモード判別のプログラムに戻
る。
次に、ダイレクトオートモー ドで、かつ、メモリーモ
ードがセットされた場合について説明する。
いま、メモリーホールドでないものとする。すると、オ
ートモードであるか否かの判定を・f工、スで、ストロ
ボ電源オンであるか否かの判定をノーで、ダイレクトオ
ートかつ、メモリーホールドの判定をノーで、スポット
モードであるか否かの判定をノーでそれぞれ抜けて、ダ
イレクトオートモ〜 ドのプログラムに入る。そ1−で
、レリーズ前は、通常のダイレクトオートモードの場合
と全く同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図
参照)。
シャッターがレリーズされると、トリガー開まで時期I
、た後、メモリーホールドの判定をノーに抜けることに
より、ダイレクトオートモー ドでの実露出時間のカウ
ントを行なうと同時に、アペックス値への変更を行なう
。この後露出が終了すると、再びモード判別のプログラ
ムへ分岐する。ここで、も(2、メモリーモー ドが解
除されなければ、自動的にメモリーホールド状態となる
。なお、メモリーホールド状態となれば、バー表示およ
び“MHMO”の表示が低速で点滅表示される(第58
図参照)。これにより、撮影者に対しメモリーモードに
よる撮影状態であることを積極的に表示し、誤ったモー
ドで撮影するおそれを少なくしている。
次に、ダイレクトオートモー ドであり、かつ、メモリ
ーホールド状態であるという判定をイエスに抜け、新た
な平均By値を人力することなしに、Sv −Av値、
 Cv値を入力するステップに入る。
ここで、新たな平均Bv値を人力しないのは、メモリー
ホールドは露光量記憶であるので、By値は既に人力さ
れて記憶されており、Sv −Av値およびCv値の情
報だけが入力されればよいからである。
Cv値の入力が終ると、メモリーホールドであるか否か
の判別を行ない、いまメモリーホールドであるので、ダ
イレクト測光によるメモリーホールド時のSv −Av
値およびCv値から現在の5v−Av値およびCV値に
変更があった場合には、これK15じてバー表示の変更
を行なう。これは、メモリーホールドは露出時間の記憶
ではなく、露光量の記憶を行なっているからである。次
に、シャッターがレリーズされると、メモリーホールド
であるので、バー表示情報に相応した値が設定されてい
るタイマーカウンターにより、メモリー撮影情報による
露出制御が行なわれる。つまり、メモリーホールド前の
ダイレクト測光撮影時の露光量と同じレベルでの撮影が
行なわれる。なお、Cv値に応じてバー表示はシフトす
るので、露光量は補正可能であり、厳密には露光量記憶
とはいえないが、補正をかけたときにファインダー内表
示および実露出1/Cおいてバー表示が変化しないのは
カメラIOの故障ではないのかとまちがえられるおそれ
があるので、メモリーモードでも補正が可能となるよう
l・てしている。
次に、スポットオートモードにおけるメモリー撮影につ
いて述べる。この場合、スポット人力操作は無効となり
、プログラムは、直接スポットオートモードでスポット
人力なしのフローに分岐する。まだ、ハイライト基準の
Tv値のバー表示およびンヤドウ基準のTv値のバー表
示は行なわれない。
その他のプログラムの流れは、上記スポットオートモー
ドのところで説明したのとほとんど同様である。このス
ポットモードにおけるメモリーホールド状態では、“M
、、[D M O°′表示9人カポインド表示、および
バー表示が低速で点滅し、現測光値のポイント表示はよ
り速い通常の速度で点滅する。なお、露出制御はあくま
でもバー表示データーに基づいて行なわれる。
次に、オートモードにおけるストロボ撮影について説明
する。オートモードにおいてストロボの電源をオンする
と、自動的にダイレクト測光により露出制御がなされる
。まず、プログラムは、オートモードであるか否かの判
定をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判定を
イエスで抜けて、ストロボオートモードのだめのフロー
に入る。
そして、初めに、モード切換直後であるか否かが判断さ
れ、切換直後であれば、ファインダー内表示の初期設定
を行なった後、平均Bv値、Sv −Av値、 Cv値
がそれぞれ人力される。次に、この平均Bv値、 Sv
 −Av値、 Cv値からTv値がアペックス演算され
る。ここで、ストロボ撮影時のファインダー内表示は、
ストロボ同調秒時“60″の表示と定点指標の表示とを
行なう(第68図参照)。即ち、シャッター秒時’60
秒の露出レベルに対する偏差のポイント表示を行なう。
次に、ストロボ撮影が露出オーバーかアンダーかの判定
が行なわれ、露出オーバー 、アンダーまたは適正が表
示される。
この表示は、ストロボ発光後2秒間だけ行なわれ、露出
オーバーであれば“十″マークを点滅さ亡、アンダーで
あれば“−”マークを点滅させる(第70図および第7
1図参照)。そして、いずれでもなければ、適正露出と
いうことで、定点指標“ム”を点滅させる(第73図参
照)。なお、ストロボ発電後2秒間以外の平生時には、
たんに定点指標“ム”を連続表示させる。次に、レリー
ズされているが否かを判別し、もしレリーズされていな
げれば、再びモード判別のプログラムに戻り、もしレリ
ーズされていれば、トリガー開の判定でループして露出
開始まで時期する。そして、トリガーが開ぐと、ダイレ
クト測光による積分を開始すると共に、シャッターが全
開1(なったところでストロボを発光させる。このダイ
レクト測光による露出制御とストロボ制御は、前述17
たようにハード的に行frう。
モード判別のプログラムにおいて、オートモードでなか
った場合(では、次に、マニュアルモードであるか否か
の判別が行なわれ、マニュアルモードでもなかった場合
には、オフモードであるので、オフモードのフローに分
岐する。オフモードでは、ファインダー内表示がすべて
消去されて電源の消耗が防止されたうえで、■−■を通
じ−てモード判別のプログラムに戻る。そして、シャッ
ターがレリーズされた場合には、前述したように最長露
出時間が限られた範囲内でダイレクト測光による露出制
御が行なわれろうこの露出制御は、CPU50のプログ
ラムではなく、〕・−ド的に行なわれる。
次に、マニュアルモードが選択されて(また場合には、
続いて、ストロボの電源が投入されて(・るか否かの判
別が行なわれる。いま、ストロボの電源がオンされてい
ないときには、次に、スポットモードか否かの判定が行
なわれ、スポットモードでなければ、プログラムは通常
マニュアルモードのフローに分岐する。ここでは、まず
、モード切換直後か否かの判定が行なわれ、直後であれ
ば、変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれる。
続いて、マニュアル設定秒時に対応したマニュアルチー
ターの入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示
を行なう。第61図においては、シャッター秒時が1/
68秒に設定された状態が示されている。次に、平均B
v値、 Sv −Av値、 Cv値がそれぞれ順次入力
され、上記マニュアルデーター。
平均Bv値、 Sv −Av値およびCv値から標準露
出レベルに対するずれ量(以下、偏差という。)が演算
され、これがバー表示される(第61図)。続いて、レ
リーズされているか否かが判別され、レリーズされてい
なければ再びモード判別のプログラムに戻り、もしレリ
ーズされていれば、トリガー開の判定のループで露出開
始まで時期する。そして、トリガーが開かれると、タイ
マーカウンターに設定されたマニュアルデーターに基づ
き、露出時間をカウントし、タイマーカウンターの値が
所定値に達したら露出を終了し、再びモード判別のプロ
グラムに分岐する。
上記スポットモードの判別において、スポットモードが
選択されていた場合には、スポットマニュアルモードな
ので、スポットマニュアルモードのためのフローに分岐
する。ここでは、まず、スポット入力操作がなされてい
るか否かが判定されるが、スポットモード選択後1ロ目
のプログラムの流れでは、かならず同時にスポット入力
がなされているので、続いて、モード切換直後か否かの
判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変数のリ
セット、表示のリセット、インターフェースのリセット
が行なわれる。次に、マニュアル設定秒時に対応したマ
ニーアルデーターの入力が行なわれ、マニュアルシャッ
ター秒時の表示が行なわれる(第63図の“125”の
茂示参照)。続いて、スポットBV @ 、 5v−A
v値の入力を順次行な(・、上記マニュアルデーター、
 Bv値、 Sv −Av (i トから標準露出レベ
ルに対する偏差の演算および記憶が行なわれ、これがポ
イント表示される(第63図参照)。次に、ハイライト
モードまたはシャドウモードか否かを判別し、いずれか
のモードの場合には、直接レリーズか否かの判断に入る
。いずれのモードでもなければ、Cv値を入力し、記憶
されたスポット入力値の単純平均値の標準露出レベルに
対する偏差の演算を行なって、これをバー表示する(第
63図参照)。次に、レリーズされているか否かを判別
する。もしレリーズされていなければ、モード判別のプ
ログラムに戻る。そして、再びスポット入力の判断まで
くると、この間にスポットモードの解除がなされていな
い限り、次に、スポット入力なしのフローに分岐する。
ここでは、まず、マニーアルデーターの入力を行ない、
マニュアルシャッター秒時の表示を行なう。次に、5v
−Av値を入力した後、Sv  ’AV値の変化量に応
じて露光量が一定となるようにポイント表示の変更を行
なう。続いて、ハイライトモードまたはシャドウモード
か否かの判別を行ない、いずれでもなければ、Cv値の
入力を行なった後に、Sv −Av値、 Cv値の変化
量に応じて露光量が一定となるようにバー表示の変更を
行なう。ここで、ポイント表示には、Cv値が加味され
ず、バー表示にはCv値が加味されている。これは、オ
ートモードの説明において述べたのと同様に、ポイント
表示はあくまでも被写体輝度の表示を原則としているが
、実際にはスポット入力時の被写体輝度をもとに、標準
露出レベルに対する偏差を表示して(・る。これに対し
、バー表示は、実露出レベルの指標となるものなので、
Cv値を加味している。次に、スボッ) Bv値の入力
を行なった後°に、このBv値と5v−Av値とから標
準露出レベルに対する偏差のポイント表示を行なう。こ
の表示は、現測光ポイントの表示であるので、既入カポ
インドと区別するために、点滅表示となっている(第6
3図参照)。(・ま、ハイライトモードでも、シャドウ
モードでもないとすると、次に、レリーズされて(・る
か否h)の判断に入り、レリーズされていなければ、再
びモード判別のプログラムへ戻る。第64図は、入カポ
インドの単純平均値の偏差がノ(−表示されて(・る状
態を、第65図は、補正が入力されている状態を、それ
ぞれ示している。
次に、スポットマニュアルモードで71イライトモード
またはシャドウモードが選択されている場合について述
べる。いま、スポットモードは選択されているが、スポ
ット入力操作がなされていないとき、前記のように、ス
ポット入力のポイント表示の変更を行なった後に、〕・
イライトモードかまたはシャドウモードかの判別を行な
う。いま、ハイライトモードであるとすると、スポット
入力値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわず、
前記したように、現測光ポイントの点滅表示を行なった
後に、ハイライトモードか否かの判別を行なう。いまハ
イライトモードであるので、多点火カポインドの最高輝
度値より2 //3gvマイナスがわにバー表示を行な
う(第66図参照)。この場合、オートモードでの表示
と同様に、どのスポット入カポインドを基準に2 /3
Bvマイナスがわなのかを撮影者に知らせるため、バー
表示の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点火カ
ポインドの最高輝度値より2 /a Evマイナス側に
バー表示を変更する。次に、レリーズされているか否か
を判別し、レリーズされていなければ、再びモード判別
のプログラムへ分岐する。
次に、シャドウモードが選択されていた場合について述
べる。現測光ポイントの点滅表示までは、ハイライトモ
ードの場合と同様であるので、それ以降のプログラムに
ついて説明する。いま、シャドウモードであるので、多
点火カポインドの最低輝度値より2 /3Evだけプラ
スがわにノ(−表示を行なう(第67図参照)。この場
合、ノく一表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、こ
の後最低輝度値より22//3E■プラスがわにノ(−
表示が伸びる。
つぎに、レリーズされているか否かが判別され、レリー
ズされていなければ、再びモード判別のプログラムに戻
る。
スポットモードにおいて、レリーズされていたときには
、つぎにトリガーが開いているか否かを判別し、トリガ
ーが開いていれば、タイマーカウンターに設定されたマ
ニュアルデーターに基づき露出時間を計時し、タイマー
カウンターが所定値に達したときに露出を終了する。露
出終了後は再びモード判別のプログラムへ戻る。
次に、マニュアルモードでストロボの電源がオンされて
いる場合について説明する。いま、ストロボの電源がオ
ンされてストロボマニュアル撮影を行なうとき、まずモ
ード切換直後か否かを判別し、切換直後であれば、表示
のリセットを行なう。
第73図に示すMANU”の表示と定点指標の表示とが
これにあたる。次に、マニュアルデーターの入力を行な
った後に、シャッター秒時の表示を行なう。第73図で
は、マニュアルシャッター秒時と。
して/3 o秒が設定されている状態を示す。続いて、
平均By値、5v−Av値、 Cv値の順に入力され、
これらの値から、標準露出レベルに対する偏差を演算し
、これをポイント表示する(第73図参照)。
次に、レリーズされているか否かを判別し、レリーズさ
れていなければモード判別のプログラムへ分岐する。な
お、オートモードまたはオフモードでは、ストロボ撮影
においては、シャッター秒時はすべてストロボ同調秒時
となるが、マニュアル撮影では、マニーアルで設定され
たシャッター秒時でシャッターが制御される。
次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図〜第44
図の詳細なフローチャートを参照にしながら、CPU5
oにおけるプログラムの流れと共に説明する。まず、第
28図に示すように電源を投入する。
これはカメラ10の電池収納室内に規定電圧以上の起電
力および容量をもった電池を収納したことに相当する。
次に、表示のクリアを行なう。これはDRAM85の内
容をすべて′0′にすることに相当する。また、インタ
ーフェースのリセットを行なう。ここでは、出力ボート
OO〜03に正のパルスを出力し、スポットモード検出
用フリップフロップ回路(G7.Go ) 、スポット
入力検出用フリップフロップ回路(GIl、G1□)、
ハイライトモー021)の各フリップフロップ回路なり
セットする。
これにより、各入力ボートI2”〜■5が°0“になる
次に、変数のリセットを行なう。ここでは、まず、フラ
ッグMIOの内容(MIO)を°l′にする。このフラ
ッグMIOはメモリーホールド検出フラッグであり、(
MIO)−〇でメモリーホールド状態を示す。
次に、撮影モード検出フラッグM13にオフモード定数
C22をストアする。この撮影モード検出フラッグM1
3は、各撮影モードに応じた定数が設定されるもので、
同じ撮影モード検出フラッグM12とペアで撮影モード
の変更直後か否かの判別等を行なうに用いられる。続い
て、ハイライト入力直後検出フラッグM17に°01を
ストアする。このハイライト入力直後検出フラッグM1
7は、ノ1イライト入力直後か否かを判別するためのフ
ラッグである。次に、シャドウ入力直後検出フラッグM
18に°0′をストアする。このシャドウ入力直後検出
フラッグM18は、シャドウ入力直後か否かの検出フラ
ッグである。前述したように、ハイライト基準撮影また
はシャドウ基準撮影のときには、そのモードが選択され
た直後、一度入力ポイントの最高輝度値または最低輝度
値までバー表示の先端が伸び、この後所定の露出レベル
にバー表示が設定される。従って、一旦ハイライトモー
ドまたはシャドウモードが選択されると、それ以後に入
力されたスポット入カポインドに対するバー表示のシフ
トにおいては、定められた所定の露出レベルにバー表示
を変更するのみで、最高輝度値または最低輝度値にバー
表示を再び設定するという動作は行なわない。このため
、ハイライト入力、シャドウ入力がなされた直後か否か
の判別が必要になる。
ハイライト入力直後検出7ラツグM17.シャドウ入力
直後検出フラッグM18は、・この検出のためのフラッ
グである。続いて、点滅表示フラッグM22に°1′を
ストアする。この点滅表示フラッグM22は、点滅表示
を行なわせるためのフラッグであって、このフラッグM
22の符号を反転させることにより、表示を行なったり
消去したりして、点滅表示が行なわれるようになってい
る。
このようにして、電源投入後の初期設定が行なわれると
、続いて、入力ポートIOが°1′であるか否かの判定
により、オートモードであるか否かが判別される。いま
、l0=1であった、即ち、オートモードが選択されて
いたとすると、次に、入力ポート■13が1′であるか
否かの判別が行なわれる。入力ポート113は、ストロ
ボの電源が投入されているときに113=1となるが、
いま、ストロボの電源が投入されておらず、113=O
であったとする。すると、次に、メモリーモード検出用
人カボートI6が+、lであるか否かの検出が行なわれ
る。この人カポ−)I6は、メモリーモードのときにl
6=1となる。いま、メモリーモードが選択されておら
ず、■6−〇だったとする。次に、メモリーホールド検
出フラッグMIOの内容を1′にする。これは、いまメ
モリーホールド状態でないので、フラッグMIOの内容
をリセットするために行なわれる。続いて、“’MEM
O”の表示がクリアされる。これは、”MEMO”のセ
グメントに対応するDRAM85のメモリーエリアの内
容を“0′にすることにより行なわれる。次に、メモリ
ーモード検出フラッグMllに非メモリ一定数C26を
ストアする。この非メモリ一定数C26は、後述する定
数C20〜C24,C30、C31とは異なる値の定数
である。次に、フラッグMllの内容(Mll)が平均
ダイレクトオートモード定数C21と同じか否かの判定
が行なわれる。メモリーモードには、オートモードでダ
イレクト測光による露出制御を行なう平均ダイレクトオ
ートメモリーの場合と、オートモードでスポット測光に
よる露出制御を行なうスポットオートメモリーの場合と
があることは前述した通りであるが、平均ダイレクトオ
ートメモリーモードの場合には、メモリーモード検出フ
ラッグM11には、平均ダイレクトオートモード定数C
21がストアされ、また、スポットオートメモリーモー
ドの場合には、メモリーモード検出フラッグMllには
、スポットオートモード定数C20がストアされている
。いま、いずれでもないので、次に、スポットモード検
出用入力ポート■2が°1′であるかどうかが判定され
る。スポットモードのとき、l2=1となるが、いま、
スポットモードでないとすると、撮影モードは、平均ダ
イレクトオートモードになり、プログラムは、■−■を
通じて、第29図に示す平均ダイレクトオートモードの
ためのフローに分岐する。ここでは、まず、撮影モード
検出フラッグM12に平均ダイレクトオートモード定数
C21をストアする。次に、撮影モード検出フラッグM
13の内容(Ml3)がオフモード定数C22であるか
否かを判別する。このフラッグM13には、電源投入直
後の変数のリセットにおいて、定数C22が設定されて
いるので、いま、電源投入直後の1回目のプログラムの
流れであるとすれば、次に変数のリセットが行なわれる
。また、(Ml3 ) =C22でなければ、次に、撮
影モード検出フラッグM12とMl3との内容(Ml 
2 )と(Ml 3 )とが互いに等しいか否かの判別
が行なわれ、 (Ml 3 )=(Ml2)でないとき
には、他の撮影モードから平均ダイレクトオートモード
に変更された直後であるので、次に変数のリセットが行
なわれる。(Ml 3 )=(Ml2)のときには、平
均ダイレクトオートモードに切換後、1回目以降のプロ
グラムの流れであるので、変数のリセット、表示のリセ
ットを行なう必要がなく、これらのリセットは行なわれ
ない。いま、平均ダイレクトオートモードに変更後1回
目のプログラムの流れであったとする。このときには、
まず変数のリセットとして、バー表示スタートポイント
の初期設定を行なう。これは、バー表示スタート番地格
制エリアM14に、第19図(a)に示すバー表示用セ
グメントの最右端に対応するDRAMssのメモリーエ
リアの番地をストアすることによりて行なわれる。モー
ド変更直後のバー表示においては、セグメントの表示は
最右端のセグメントか°らスタートし、新しいモードで
の撮影が始まったことを撮影者に積極的に知らせるので
、このためのスタートポイントを指示する必要があるか
らである。次に、表示のリセットが行なわれる。ここで
は、第45図に示す“AUTO″セグメントおよび“L
ONG”、′1”〜“2000”。
“0VER”の各セグメントに対応するDRAMssの
メモリーエリアに°lパをストアすると共に、他のDR
AMssのメモリーエリアをすべて“Olにすることが
行なわれる。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml 2 )が転送され、撮
影モードの記憶が行なわれる。このため、2回目以降の
プログラムの流れでは、がならず(Ml 3 )=(M
l 2 )となり、変数のリセットおよび表示のリセッ
トは行なわれない。次に、メモリーホールド検出フラッ
グMIOの内容(MIO)が°0′か否かの判別が行な
われる。いま、メモリーホールド状態でないのでフラッ
グMIOの内容(Ml O)は°1′となっており、こ
のため(MIO) = 00内容をノー(N)で抜け、
続いて、平均By値格納エリアMOに、入カポ−)I7
 より入力された平均Bv値BVIがストアされる。
ここで、ヘッドアンプ回路51から出力されるアナログ
信号の平均Bv値がどのようにして、デジタル値に変換
されるかについて説明する。まず、CPU50は、出カ
ポ−)04を1ピにして平均By値入力であることを指
定する。次に、出力ボート05を°1′にして、Bv値
の入力であることを指定する。
ちなみに、被A−D変換アナログ信号S8 の内容と、
出カポ−)04および05から出力される信号S3およ
びS7との関係は、信号83.87がe 、 + ; 
、 t  のとき、信号S8は平均Bv値、elt;O
tのときスポットBv値、10′、11′のとき5v−
Av値、IO? 、 101のとき信号入力禁止となる
。いま、信号83.87を“11.fllとしたので、
被A−D変換アナログ信号S8は、平均Bv値となる。
A−D変換が開始されるまえには、第17図に示すD−
A変換回路58の各入力はすべ′″C90′である。A
−D変換開始とともに、まず最上位ピッ) b、のみを
°l゛にし、次に、D−A変換回路58の出力電圧VD
Aと被A−D変換アナログ信号S8の電圧VAGとを比
較する。いま、もし、VAG≧VDAのときコンパレー
ターA12の出力は、+1′となる。CPU5oは、次
にA−D変換信号入カポ−)I7が°1″ならば最上位
ビットb、を°1′にしたままにすると共に、A−D変
換結果をストアするレジスターの最上位ビットに°1′
を立てる。もし、 VAG (VDAのときは、最上位
ビットb、を°O’に?jると共に、A−D変換結果を
ストアするレジスターの最上位ビットを°0′にする。
以上の動作をb7〜b、まで繰り返すことにより、最終
的にA−D変換結果をストアするレジスターに平均Bv
値に対応したデジタル値がストアされる。次に、この平
均Bv値に対応したデジタル値は、一旦アキュムレータ
ー(ACC)7c+を介して、MO番地にストアされる
。なお、後に説明するスボッ)Bv値および5v−Av
値のA −D変換も全く同様にして行なわれる。
再び第29図に戻って、平均By値格納エリアMOに平
均Bv値がストアされると、次に、再び(Mlo)=0
か否かの判別を行ない、メモリーホールド状態でないの
で、5v−Av値格納エリアM1に5v−Av値SV−
AVをストアする。そして、再び(MI O)−〇の判
別を行ない、メモリーホールド状態でないので、入カポ
−)I9からCV値CvをCv値格納エリアM2にスト
アする。そして、(M2)−〇であるか否かの判定を行
なって、補正入力がないときには(M2 )=0である
ので°±1グメントの表示を消去し、補正入力があると
きには(M2 ))oであるので°±1セグメントの表
示を行なう。次に、再び(MIO)−〇の判定によって
メモリーホールドであるか否かの判別を行なって、いま
メモリーホールドでないので、続℃・てTV値の演算に
入る。まず、平均Bv値(’MO)と5v−Av値(M
 l’ )とを加算した後、加算値を1/4にする。
これは、Bv値、5v−Av値がL S B  /x2
Evの分解能でストアされているのに対し、表示は1/
3Evの単位で行なりているためである。次に、CV値
(M2)を加える。CV値はLSBI/3EVの分解能
で入力されているので、補正の必要はない。次に、定数
C2を加えてレベル補正を行なったのち、この演算結果
値をバー表示データー脩納エリアM3にストアする。次
に、バー表示用セグメントは34個で表示できる範囲は
11 /’I E Vの範囲しかないのに対して、エリ
アM3にストアされる演算結果値は、約θ〜20EVに
もなるので、表示用できる範囲にあるか否かの判断が必
要となる。そこで、次に、演算結果値(Ma)を表示用
データーに変換するために、データー変換用のサブルー
チンt ((Ma ))を実行する。
上記サブルーチンf((Ma))は、値(Ma)の表示
用データーへの変換用関数プログラムであって、具体的
には、第43図に示すようなフローチャートで示される
。次に、このフローチャートについて説明する。
定数C41は、0VER”セグメントに対応するDRA
、Mssのメモリーエリアの番地を示す定数である。(
Ma)≦C41のとき、バー表示データー格納エリアM
3にストアされたTV値はすべてオーバー領域にあるの
で、エリアM3の内容なC41にする。
いま、(Ma)≦C41でないとき、次に、エリアM3
の内容(Ma)と定数C40とを比較する。定数C40
は’LONG”セグメントに対応するDRAM85(7
)メモリーエリアの番地を示す定数である。(Ma)≧
040のとき、エリアM3にストアされたTV値はれば
、TV値はバー表示できる領域内にあることを意味し、
そのままサブルーチンf((Ma))を終える。この後
、サブルーチンf((Ma))は、元のプログラムへリ
ターンする。
再び、第29図の平均ダイレクトオートモードのプログ
ラムに戻って、サブルーチンf((Ma))が終了する
と、次にある所定時間の遅延命令(インターバル命令)
を実行した後、レリーズ信号入カポ−)110が“II
かどうかの判定に入る。ここで、インターバル命令の役
割については、特にメモリー撮影において重要になるの
で、その説明のところで述べることにする。上記入力ボ
ート■10は、+11でレリーズされたことを示すが、
いまレリーズされていなかったとすると、次にバー表示
データー(Ma)にもとづき、バー表示を行なう。この
バー表示は、第44図に示すバー表示用のサブルーチン
で行なわれる。バー表示の方法は各撮影モードによって
多種多様であるので、バー表示用サブルーチンのプログ
ラムについては、全体のプログラムの説明を終えてから
説明するものとし、それまではバー表示の態様について
のみ説明する。
いま、C41((Ma ) <C40のとき、第45図
に示すような表示がなされる。この場合、モード変更直
後の1回目のプログラムの流れにおいては、バー表示は
最右端のセグメントから順次発色してゆき、第45図で
は、シャッター秒時1/15秒を示す15”セグメント
に対応する位置で停止する。モード変更直後から2回目
以降のプログラムの流れにありては、バー表示は前回の
バー表示の先端からスタートして所定の表示位置で停止
する。もし、(Ma)−C41のときには、第46図に
示すように、バー表示は最左端まで伸び、”0VER”
セグメントを点滅表示する。また、(Ma)=C40の
ときには、第47図に示すように、バー表示はなされず
、 ” LONG”セグメントのみが点滅表示される。
次に、平均ダイレクトオートモードのプログラムの流れ
の中で、シャッターがレリーズされたとすると、ll0
=1の判定をイエスに抜け、続し・て、メモリーモード
検出用人カポ−1−I6が°l″であるか否かの判定が
行なわれる。入カポ−)I6は°1′でメモリーモード
を示すが、いまはメモリーモードが選択されていないと
しているので、判定をノーで抜け、続いて露出終了信号
入力ボート■12の判別を行なう。入カポ−) 112
は、露出終了信号813が入力されるポートで、後幕保
持用マグネッ)MGlが消磁されるまでは°l′である
ので、プログラムの流れは露出終了までl12=1の判
定でループし入カポ−) T12がQ o tに転じて
露出が終了すると、判定112=1をノーで抜ける。そ
して、次に、遅延のためのインターバル命令を実行する
。このインターバル命令は、例えば、レジスターにある
数値を記憶した後、Jlずつ減算命令を実行し、それが
所定値に達したときに実行を終了するようにしたもので
ある。測光は可動反射ミラー31が降下し、測光光学系
が安定してから行なう必要があるが、後幕保持用マグネ
ソ)MGIO消磁信号である露出終了信号813が゛L
ルベルになってからミラー31が完全に降下し、測光光
学系が安定するのに数十rnSを要するため、インター
バル命令が必要とな戻る。
次に、スポットオートモードのプログラムの流れについ
て説明する。カメラ10がオートモードの状態でスポッ
ト入力釦14(第2図参照)を押圧したとすると、スポ
ット入力スイッチ5Wll(第7図参照)瀘閉成し、C
PU50のスポットモード検出用人カポ−)I2および
スポット入力検出用人カポ−)I3が、それぞれl′と
なる。従って、オートモードにおいて、スポットオート
モードが選択され、かつ、スポット入力がなされたこと
になる。このスポットオートモードは、上記平均ダイレ
クトオートモードと同様にオートモードであることには
変わりないので、第28図のモード判別のプログラムで
は、上記平均ダイレクトオートモードが■を通じて分岐
したl2=1の判定まで達して、この判定をこんどはイ
エスで抜けて、次に撮影モード検出フラッグM13の内
容(M13)がスポットマニュアルモード定数C24と
等しいか否かの判別が行なわれる。この判別は、カメラ
10の電気回路の構成上次のような場合が生ずるので必
要となる。マニュアルモードには通常マニュアルモード
とスポットマニュアルモードとがある。スポットマニュ
アルモードの状態では、スポットモード検出用人カポ−
)I2が°l′となっており、この状態からオートスイ
ッチSW4を閉成してオートモードに変更したとすると
、スポットマニュアルモードから直接スポットオートモ
ードに変更されることになる。
一般に、スポットモードで撮影する場合は、全体の撮影
頻度に比べると比較的少なく、特にスポノ十操作を行な
わない限り、平均ダイレクトオートモード、または通常
マニュアルモードにするのが適切である。従って、本発
明のカメラ10では、マニュアルモードからオートモー
ドへの切換にお℃・ては平均ダイレクトオートモードに
、オートモードからマニュアルモードへの切換((おい
ては通常マニュアルモードに切り換わるようにしている
。いま、スポットオ−トモードからオートモードへの変
更直後には、後述するスポットオートモードのプログラ
ム(第35図参照)の初期で、撮影モード検出フラッグ
M13がスポットマニュアルモード定数C24に設定さ
れているので、このときには出カポ−)00 。
01に’l’のパルスを送り、スポットモード検出用フ
リップフロップ回路(G? 、Go )と、スポット入
力検出用フリップフロップ回路(Gll 、G12 )
とをリセットし、入カポ−) I2.I3を°0′にし
ている。
スポットマニュアルモードからオートモードへの変更直
後でなかった場合には、次に、(MIO)−〇の判定を
行なう。いま、メモリーホールド状態でないので、メモ
リーホールド検出フラッグMIOの内容(MIO)は°
l′となっており、この判定をノーで抜ける。続いて、
l3=1の判定が行なわれる。
いま、スポット入力検出用人カポ−) 13が1°、即
ち、スポット入力があったことになっているので、プロ
グラムは、■−■を通じて、第30図に示すスポットオ
ートモードであってスポット入力ありのフロ°−チャー
トに分岐する。ここでは、tf、Bv値格納エリアMO
にスポラ)Bv値l3V2をストアする。A−D変換し
てからデジタル値としてスポットBv値BV2をエリア
MOにストアする方法は、平均Bv値BVlをストアす
る際の説明のところで述べた通りである。次に、スポラ
)T3v値の値(MO)がある設定値C1より小さいか
否かを判別し、もしくMO)≧C1のときには、エリア
MOに定数01を転送する。一般に、測光回路において
測光できる被写体輝度には限界があり、特に微弱光の方
が問題となる。それは、被写体の輝度が低くなると、光
電流が小さくなり、リーク電流、ノイズによる誤差や、
対数圧縮ダイオードの直線性が失われることによる誤差
が大きくなるからである。そのため、スポラ)Bv値(
MO)が本来は低輝度を示す大きな値であるにもかかわ
らず小さな値になり、この値に基づ℃・て露出制御を行
なったとき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこで、
スポラl−B v値(Mo )がある測光限界値C1以
上である場合には、スポツ)Bv値(Mo)をその限界
値に固定するようにしたものである。次に、撮影モード
検出フラッグM12にスポットオートモード定数020
をストアして、撮影モードを記憶する。続〜・て、上記
平均ダイレクトオートモードのときと同様に、電源投入
直後か、モード切換直後かの判別を(Ml3)=C22
および(Ml 3 )=(Ml 2 )の判定によって
行ない、該当する場合には、変数のリセット、表示のり
セット、インターフェースのリセットに入る。なお、前
記した撮影モード検出フラッグM13の内容(Ml 3
 )が、スポットマニュアルモード定数C24に等しい
か否かの判定は、ここで行なうようにしてもよいことは
言うまでもない。上記変数、即ち内部レジスターのリセ
ットであるが、ここでは最初に重なり検出フラッグM5
の内容を°1゛にする。スポットモードでは、現測光ポ
イントの演算結果を高速点滅表示することにしているの
で、この表示の際、現測光ポイントの表示とスポット大
刀ポイントの表示とが重なった場合、現測光ポイントの
表示を優先して点滅表示させる。重なり検出フラッグM
5は、このための検出フラッグである。これについては
、後に詳述する。次に、ハイライト入力検出フラッグM
6の内容を°l′にする。また、シャドウ入力検出フラ
ッグM7の内容を°1′にする。雨検出フラッグM6.
M7は、”l′でハイライトおよびシャドウモードでな
いことを示す。続いて、バー表示スタート番地格納エリ
アM14に、バー表示のスタートセグメントのアドレス
をストアする。モード変更直後のバー表示のスタートセ
グメントが最右端のセグメントであることは、前述した
通りである。また、スポット入力データー数格納エリア
M15の内容を°0゛にする。エリアMxs4!、スポ
ット人力データー数をカウントしてストアするためのも
のである。次に、表示の初期設定を行なう。ここでは、
第48図に示すように、”5POT’”、”LONG”
、”0VER″、”AUTO”およびl”〜″2000
”の各セグメントの表示を行なう。スポットオートモー
ドでは、これらの表示は不可欠であるので、モード変更
直後にこれらの表示を行なわせるものである。
次に、インターフェースの初期設定を行なう。ここでは
、出カポ−)G2,03に“l″のパルスを出力して、
ハイライトモード検出用フリップフロップ回路((3+
s 、G+a )およびシャドウモード検出用フリップ
フロップ回路(G、。、G21)のリセットを行なう。
また、出カポ−)09に11′を出力し、シャッター制
御信号816を通電時期状態にする。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12にストアされたスポットオートモード
定数C20を転送する。これで、次回のプログラムの流
れからは、初期設定が行なわれないよう、/になる。続
いて、スポット入カデーター数格納エリアM15の内容
を1つインクリメントする。
次に、By値格納エリアMOにストアされたスポラ)B
yv値V2を、レジスターのMBN番地に転送する。こ
こで、MBN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。次に、5v−Av値
格納エリアM1に3v−Av値(SV−AV)をストア
する。続いて、スポラ)Bv値(Mo )と、5v−A
v値(Ml)とを加算し、その結果をV4にした後、定
数C2を加えてレジスターのMTN番地にストアする。
ここで、MTN番地のNは、エリアM15の内容に対応
したアドレスを意味するものとする。
また、上記演算式の意味するところは、平均ダイレクト
オートモードの説明で述べた通りである。
次ニ、MTN番地の内容を変数として前記サブルーチン
f((MTN))(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にストアす
る。次に、スポット入カポインドのTv値(MTN)の
ポイント表示を行なう(第48図参照)。
この段階では、バー表示および現測光ポイントの点滅表
示はいまだなされていない。続いて、出カポ−)01に
正のパルスを出力す゛る。スポットモードでは、スポッ
トモード検出用フリップフロップ回路(G? 、Go 
)とスポット入力検出用フリップフロップ回路(Gtt
 、Gtt)との2つのフリッフロップ回路が働くがス
ポット入力に対するシーケンスが終了したら、スポット
入力検出用フリップフロップ回路(Gtt 、Gt2)
をリセットし、再びスポット入力状態を時期する必要が
ある。出カポ−)01に正のパルスを出力するのはこの
ためである。次に、ハイライト入力検出フラッグM6の
内容(M6)が′−1′であるか否かの判定、およびシ
ャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が°−1′
であるか否かの判定を行なう。もし、(M6)=−1ま
たは(Ml)=−1であった場合には、ノ・イライトモ
ードまたはシャドウモードであるので、スポット入力デ
ーターの加算平均によるバー表示は行なわない。いま、
ハイライトモードでもなく、シャドウモードでもなくて
、(M6)\−1かつ(Ml)\−1であれば、次に、
スポット入力データーの加算平均によるバー表示のプロ
グラムへ入る。ここでは、まず、スポット入力操作によ
り得られたスポットBy値(M B n )れなパー表
示データー格納エリアM3にストアする。次に、補正値
CV値CVを、Cv値格納エリアM2にストアする。そ
して、補正操作がなされているか否かを、補正値(M2
)が0′であるか否かを判別することによって判定し、
補正がある場合には、“+”セグメントの表示を行ない
(第50図参照)、補正がない場合には“土”セグメン
トの表示を消去する(第48図参照)。続いて、スポッ
トBv値の加算平均値(Ma)と、3v−Ay値(Ml
)と、CV値を4倍にした値4 (M2 )と、定数0
3とを加えた値を、シャッター秒時格納エリアM8にス
トアする。ここで、Cv値(M2)を4倍にして加え合
せるのは、LSBの重みを等しくするためである。
即ち、By値(Ma)、5v−AV値(Ml )のLS
Bは1/12EVであり、Cv値(M2)のLSBは1
/’l Evであるので、Cv値(M2)を4倍にして
、By値(Ma  )、 5v−AV値(Ml )との
重みを一致させるためである。従って、エリアM8の内
容(Ma)は1.露出制御のためのシャツダースピード
情報となるもので、レリーズ後に、内容(Ma)に相応
した値をタイマーカウンターに設定して、露出制御を行
なう。これについては、後に詳述する。次に、Sv−A
M値(Ml)とスポットBy値の加算平均値(Ma)と
を加算し、1/4にした後に、α値(M2)と定数C2
とを加えて、ノ(−表示データー格納エリアM3にスト
アする。続℃・て、エリアM3の内容(Ma)を変数と
してサブルーチンf((Ma))を実行し、内容(Ma
)をノ(−表示のためのTV値に変換した後、)(−表
示のためのサブルーチンを実行し、TV値(Ma)のノ
く一表示を行なう(第48図参照)。ここで、スポット
入力が1回目の入力であれば、バー表示は最右端のセグ
メントの表示から始まり、2回目以降の入力であれば、
前回のバー表示の先端のセグメントから所望の位置のセ
グメントまで移動する。そして、もし、バー表示データ
ー変換後のTV値(Ma )が定数C41に等しいとき
には、第49図に示すように、バー表示は最左端のセグ
メントまで延びると同時に、”0VER”のセグメント
を点滅表示する。また、バー表示データー変換後のTV
値(Ma)が定数C40に等しいときには、バー表示は
消え: LONG”のセグメントが点滅表示される。な
お、バー表示の詳細については後述する。
バー表示が終了するか、または上記(M6)−−1ある
いは(Ml)−−1の判定をイエスで抜けたときは、次
に、I 10=1の判定によってシャッターがレリーズ
されているか否かの判別が行なわれる。
レリーズされて℃・ないときには、入カポ−) 110
はlOlであるので、判定110=1をノーで抜け、■
−■を通じて再び第28図のモード判別のプログラムに
戻る。また、シャッターがレリーズされたときには、■
−■を通じて、第29図中の露出制御のためのプログラ
ムに入る。このプログラムにつ℃・ては、後述する。
次に、同じスポットオートモードであっても、スポット
入力がされないとき、即ち、l2=1の状態で13−0
0ときのプログラムの流れについて説明する。この場合
には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、l
2=1の判定をイエスで抜・け、l3=1の判定をノー
で抜け、■−■を通じて第31図に示すプログラムへ分
岐する。ここでは、まず、5V−AV値格納エリアM1
にS v −A、 V値(SV−AV)、がストアされ
る。次に、CV値格納エリアM2にCv値CVが入力さ
れる。いま、スポット大刀状態ではないので、スポット
Bv値が入力されないことは言うまでもない。続いて、
(M2)−〇の判定を行ない、補正があれば6±″セグ
メントの表示を行ない(第50図参照)、補正がなけれ
ば”±”セグメントの消去を行なう(第48図参照)。
次に、表示用のスポット入力データー(MTn)(n=
1〜N)の表示をすべて消去する。これは、スポット入
力データーのポイント表示は、スポット入力操作が行な
われた直後の被写体輝度(スポラ)Bv値)と各時点(
7)SV−Av値とから得られるTv値のポイント表示
テアルため、3v−AV値の変化に応じて、ポイント表
示を変更する必要があるからである。各々のスポット入
力によるスポットBv値が個々のレジスターMBn(n
=1−N)にストアされていることは前述した。次に、
レジスターMBn(n=1〜N)にストアされたスポラ
) BY値に対するTv値を、J((Mx)+(MBn
 )J+C2(n−]〜N)により演算し、各MBn番
地にストアされたスポットBV値に対応する個々のレジ
スターMTnにストアする。そして、各レジスターMT
nの内容(MTn)に対し、サブルーチンf((MTn
)] を実行し、Tv値(MTn)(n=1−N)をそ
れぞれ表示データーに変換する。次に、表示データー変
換後のTv値(MTn)(n=1〜N)をそれぞれポイ
ント表示する。次に、ハイライト大刀検出フラッグM6
の内容(MO)が° l lであるが否かの判定、およ
びシャドウ久方検出フラッグM7の内容(Ml)が°−
1’であるか否かの判定を行なう。もし、(MO)=−
1または(Ml)=−1であった場合には、ハイライト
モードまたはシャドウモードであるので、次に述べるス
ポット入力データーの加算平均によるバー表示は行なわ
ず、後述するスポットBv値の入力(MO4−BV2)
のステップまで飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなく
、シャドウモードでもない場合には、次に、スポット入
力データーの加算平均によるバー表示のプログラムに入
る。まず、スポット入力されたスポットBv値(MBn
)(n=1〜N)の加算平均値 X (MBn)/Nを
演−1 算し、これをバー表示データー格納エリアM3にストア
する。次に、スポットBv値の加算平均値(M3)、5
v−Av値(Ml )、4倍のCV値4(M2)および
定数C3を加え、シャッター秒時格納エリアM8にスト
アする。このエリアM8の内容(M8)は、前述したの
と同様に、露出制御データーとなる。なお、以後、演算
式の意味につ(・ては、既に説明したものは詳細な説明
を省略する。次に、1/、i((Ml)+(M3))+
(M2)+C2により、賀値を求め、これをバー表示デ
ーター格納エリアM3にストアする。続いて、サブルー
チンf((M3)Jの実行によりエリアM3の内容(M
3)を表示用データーに変換した後、バー表示のサブル
ーチンを実行することにより、バー表示させる。
次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラムに入る。
ここでは、現測光ポイントの表示データの演算と、現測
光ポイン)Q点滅表示がスポット人カポインドと重なっ
たときに、現測光ポイントの表示の態様、即ち、点滅表
示を優先させる処理と、ある点滅周期で現測光ポイント
を点滅表示させる処理とを行なっている。まず、現測光
ポイントの表示データー演算について述べる。初めに、
By値格納エリアMOに、スポラ)Bv値BV2をスト
アする。次に、y4((MO)+(Ml))+02によ
りTv値を演算した後、とれをポイント表示データー格
納エリアM4にストアする。続いて、サブルーチンf(
(M4))や実行により、エリアM4の内容(M4)を
表示データーに変更後、再びエリアM4にストアする。
現在ポイント表示されている現測光ポイントの表示が更
新されるとき、古いポイント表示は、消去する必要があ
る。即ち、そのポイント表示に対応したDRAM85の
メモリーエリアの番地の内容を°0′にする必要がある
。しかし、現測光ポイントの表示とスポット人カポイン
ドの表示が重なってぃたが、現測光ポイントが更新され
て表示位置が変わったような場合には、古い現測光ポイ
ントはスポット入カポインドとして表示されたままにし
なければならない。次に行なわれるのが、この処理の□
ためのプログラムである。まず、重なり検出フラッグM
5の内容(Ms)が61であるか否かを判別し、(Ms
)〜lで重なりがあるときには、これから表示しようと
している現測光ポイントの表示データー(M4)と、現
在表示されている現測光ポイントの表示データー(Ms
)とが等しいか否かの判別を行なう。もし、データー(
M4)と(Ms)とが等しくないときには、現在表示さ
れている現測光ポイントの表示データー(Ms)と複数
のスポット人カポインドデーター(MTn ) (n 
= 1〜N ) ノイずれかと等しくないかの判別を行
なう。もし、等しいものがあれば、データー(Ms)の
ポイント表示を行ない、等しいものがなければ、新たな
表示に更新するためにデーター(Ms)の表示をクリア
する。また、上記(Ms)=1の判定で、イエスのとき
には、最初の現測光ポイントの表示であるということを
意味するので、更新する必要がない。続いて、 M5番
地に新たな現測光ポイントの表示データー(M4)を転
送する。次に、l1O=1の判定により、レリーズされ
ているか否かの判別を行ない、ilo = 1のときに
は、■−〇を通じて、第29図中に示す露出制御のプロ
グラムに分岐する。また、110〜lのときには、レリ
ーズされていないので、次に、現測光ポイントの点滅表
示を行なうプログラムに入る。まず、表示点滅周期格納
エリアM23に、表示点滅周期定数C50をストアする
。続いて、第41図に示す点滅表示のためのサプルーチ
″/WA I T 3に移る。このサブルーチンWAI
T3においては、まず、点滅表示のだめのフラッグM2
2の反転と、点滅周期のカウントを行なう第40図に示
すサブルーチンWA I T 2に飛び、遅延のための
プログラムが実行される。このサブルーチンWA IT
 2とスポットオートモード時のプログラム実行時間と
によって表示の点滅同期が決定される。まず、サブルー
チンWAIT2においては、表示点滅周期格納エリアM
23の内容を1つずつデクリメントして再びエリアM2
3にストアする。次にエリアM23の内容(M23)が
°0′か否かを判別し、(Mz3%oのときには、再び
内容(M23)をデクリメントする。そして、(M23
) = 0となると判定をイエスに抜けて、次に、点滅
表示フラッグM22の符号の反転を行なった後、リター
ンする。このサブルーチンWAIT2の実行により、所
定の遅延時間が得られる。このサブル−チンWA I 
T 2の実行後、サブルーチンWAIT3では、フラッ
グM22が1′であるか否かを判別し、イエスならば、
現測光ポイントの表示データー(Ms)のポイント表示
を行ない、ノーならばデーター(Ms)の表示のクリア
を行なう。なお、次回のプログラムの流れでは、フラッ
グM22がサブルーチンWA I T Z内で反転され
るので、表示されたポイントが消されるか、または°消
されたポイントが表示される。
このようにして、毎回のプログラムの流れごとに表示状
態が反転され、現測光ポイントの点滅表示が行なわれる
。そして、データー(Ms)の表示またはクリアが行な
われたら、サブルーチンWAIT3の処理は終了し、リ
ターンする。ここで、データー(Ms)の表示とは、D
RAMssのメモリーエリアの(Ms)番地に一1tを
ストアすることであり、データー(Ms)のクリアとは
、DRAM85のメモリーエリアの(Ms)番地に+0
″をストアすることである。
次に、第31図のプログラムは、■−〇を通じて、第3
2図に示すノ・イライトモードおよびシャドウモードの
ための処理のプログラムに入る。まず、(MIO)−〇
の判定により、メモリーホールド状態であるか否かの判
別が行なわれる。いま、メモリーホールドでない((M
IO) = 1 )ので、判定をノーで抜け、次にl4
=1の判定により、ノ・イライト人力があるか否かの判
別が行なわれる。いま、ノ・イライト人力がなく、工4
=0であるので、次に、l5−1の判定により、シャド
ラム力があるか否かの判別が行なわれる。いま、シャド
ラム力がなく、l5=0であるので、続いて、ノ・イラ
イト人力検出フラッグM6およびシャドラム力検出フラ
ッグM7の検出が行なわれる。ハイライトまたはシャド
ウモードにおいては、ノ・イライト人力またはシャドラ
ム力が偶数回人力されると、そのモードが解除されると
共に、ハイライトからシャドウまたはシャドウからハイ
ライトにモードが切り換えられたときには、最後に選択
されたモードに切・り換えられる方法を採っている。ハ
イライト人力検出フラッグM6およびシャドラム力検出
フラッグM7は、このために必要となるフラッグである
。いま、ハイライトモードでもシャドウモードでもなく
 、(MG)=1 、 (M7)=1であるので、次に
、l1o=tの判定によシレリーズされているか否かの
判別が行なわれる。レリーズされていない場合には、■
−■を通じて、再び第28図のモード判別プログラムに
戻る。レリーズされていた場合には、■−■を通じて、
第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。
次に、第29図における露出制御のプログラムについて
説明する。まず、シャッター秒時格納エリアM8の内容
(Ms)をタイマーカウンターに設定する。ここで、’
rv値(Ms)は、L S Bイ2 B vの精度であ
るので、Tv値(Ms)に次のような近似変換を行なっ
てタイマーカウンターに設定してやる必要がある。いま
、エリアM8の内容であるTv値を、12進数で表わす
と、 Tv=12(12X+Y+”4Z)   *・・−・(
ll(ただし、X、Y、Zは整数) と表わすことができる。従って、露出時間Tは、12X
+Y+”/ Z T=(1/)z(Tv712)=(%)2   12”
・・121(ただし、fはクロックパルスCKの周波数
)で表わされ、これは近似的に、 T=悄)(1+缶。)・12X+1 ・・・・・(3)
となる。従って、Tv値(Ms)をタイマーカウンター
に設定するときには、まず、TV値(Ms)を/l 2
にして、小数点以下(ここでは4ビツトとする)を求め
る。次に、夕・fマーカウンターの最下位ビットに°l
′をたて、続いて、上記小数点以下4ビツトをタイマー
カウンターの最下位から上位がわに1ビツトずつシフト
しながらロードする。従って、最下位ビットから5ビツ
ト目には必ず°1′がロードされ、下位4ビツトには、
上記小数点以下4ビツトがロードされたことになる。次
忙、この5ビツトを上位側にさらに12X+Y−4ビツ
トだけ7フトする。これによ5.Tv値(Ms)、it
上記(3)式を満たすようにロードされ、タイマーカウ
ンターの設定が終了したことになる。次に、In=oの
判定により、トリガーが開くまで待期し、トリガーが開
くと入カポ−)Inがゞ1′となるので、次にタイマー
カウンターを4の周期で減算し、露出時間の計時を行な
う。そして、タイマーカウンターの内容が4□Fになっ
たら、露出を終了しなければならないので、出力ポート
09に90′を出力して、露出を終了させる。次K、イ
ンターバル命令を実行した後、■−■を通じて、再び第
28図のモード分別プログラムに戻る。インターバル命
令の実行は、シャッター制御信号816が出力され、後
幕保持用マグネッ) MG、が消磁されてから可動反射
ミラー31が降下し、再び測光可能になるには、数十m
sを要するので、この時間を創り出すために行なわれる
次ニ、スポットオートモードにおいて、ハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラムの流れについて説
明する。いま、スポットオートモードにおいて、スポッ
ト入力でなくl3=Oであったとすると、この場合には
、第28図のモード判別のプログラムにおいて、l3=
1の判定をノーで抜け、■−〇を通じて第31図のスポ
ットオートモードでスポット人力なしのためのプログラ
ムに分岐する。以下、通常のスポットオートモードと共
通するプログラムについては、その説明を省略する。い
ま、プログラムの流れが進行し、スポット人カポインド
の表示の変更が終了したものとする。
つまり、第31図の70−において、データー(MTn
)(n=1〜N)のポイント表示のステップが終了した
ものとする。次に、(MG) =−1、(M7) =−
1の判定により、ハイライト人力があるか否か、シャド
ウ入力があるか否かの判別が行なわれるが、この段階で
はいまだ(MG) = t 、 (M7) = 1であ
るので、通常のスポットオートモードのプログラムを実
行し、パー表示データー(Ms)のバー表示は行なわれ
る。更にプログラムの流れが進行すると、■−〇を通じ
て第32図のプログラムに入る。ここでは、まず(Mt
o) = oの判定により、メモリーホールドであるか
否かが判別されるが、いまメモリ−ホールド状態でない
ので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモード検出用
人力ボートI4のレベル検出を行なう。いま、ノ・イラ
イト人力されており、l4=1であるので、判定14=
1をイエスで抜け、次に、ハイライト人力直後検出フラ
ッグM17に′1′°をストアする。このフラッグM1
7は、ノ1イライトモード選択後、1回目のプログラム
の実行であるかどうかを検出するためのフラッグである
次に、ハイライト人力検出用フリップフロッグ回路(G
15. G1. )をリセットするため、出力ポート0
2に正のパルスを出力する。続いて、ノ・イライト人力
検出フラッグM6の内容を反転する。いま、(M6)=
−1のときハイライトモードとなり、(M6)=1のと
きハイライトモードは解除される。即ち、ノーイライト
入力検出用フリップフロップ回路(G+a 。
G16)が偶数回設定されると(M6)=1となり、ノ
・イライトモードは解除され、奇数回設定されると(M
6)=−1となり、ノ・イライトモードが選択される。
いま、(M6)=−1でノ・イライトモードが選択され
ていたとする。次に、”HI GH”セグメントの表示
を行なう(第51図参照)。続いて、スポット人力され
たスポラ)By値MBn(n=1〜N)のうちの最小値
MIN(MBn ) (n = 1〜N )を求め、シ
ャッター秒時格納毛リアM8にストアする。次に、ハイ
ライト人力直後検出フラッグM17の内容(Ml7 )
が1′であるか否かの判別を行ない、(Ml7)=1の
場合、即ち、・・イライトモードに切換後1回目のプロ
グラムの流れである場合には、前述したように、パー表
示がまず最小値MIN(MBn )に対応したスポット
人カポインドまで伸びる必要がある(第51図)。次に
、この処理のためのプログラムについて説明する。まず
、/a ((Ml) + (Ms ) ) + Csに
より、Tv値を演算し、パー表示データー格納エリアM
3にストアする。ここで、(Ml)は5v−Av値、(
Ms)はスポット入力されたスポラ)By値の最小値、
C5は定数である。次に、Tv値(Ms)をサブルーチ
ンf ((Ms) )の実行によシ表示データーに変換
した後、Tv値(Ms)のバー表示を行なう。続イテ、
インターバル命令を実行する。このインターバル命令は
、最高輝度値(Ms)を示す上記Tv値(Ms)のバー
表示を行なった後に、この値(Ms)よシ2 /’3 
gvオーバーのシャッター秒時のバー表示を実行するま
での時期時間を創り出す役目をする。
このインターバル命令を行な・わないと、バー表示が最
高輝度値まで伸びた後、すぐに23/3Evオーバーの
表示に移ることにより、表示の確認が困難となるので、
これを防止するためである。もし、(Ml7) =−1
のときには、上記最高輝度値のバー表示は行なわず、次
に述べる命令の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応
したスポット人力データーのポイント表示から24 E
vオーバーのバー表示を行なう。まず、/、 ((Ml
 ) + (Ms) ) + (M2)+C5+7によ
りTv値を演算し、これをエリアM3にストアする。こ
こで、加算される数°7′は、23/3Evに相当する
。また、この演算には補正値(M2)が加味される。そ
して、サブルーチンf ((Ms) )の実行により、
データー(Ms)を表示用データーに変換した後、再び
エリアM3にストアし、データー(Ms)のバー表示を
行なう(第52図参照)。次に(Mt ) + 4(M
2)+ (Ms) +C6により、ハイライトモードに
おける露出時間を求め、これをシャッター秒時格納エリ
アM8にストアする。ここで、(Ml)は5v−Av値
、(M2)はCv値、(Ms)は最高輝度のBy値、C
6は定数である。以上は、ハイライトモード検出フラッ
グM6の判別におりて、(M6)=−1であった場合に
ついての説明であるが、(M6)=1の場合には、”H
IGH”セグメントの表示の消去が行なわれる。続いて
、ハイライト人力直後検出フラッグM17を@0′にし
、ハイライトモードに移って1回目のプログラムの流れ
が終了した旨が、フラッグM17に設定される。次に、
シャドラム力検出フラッグM7を611にし、同フラッ
グM7をリセットする。しかる後、110=1の判定に
より、シャッターレリーズか否かが判別され、■−■ま
たは■−■を通じて、プログラムが所定のフローチャー
トにそれぞれ分岐されることは、通常のスポットオート
モードの場合と同様である。
次に、スポットオートモードにおいて、シャドウモード
が選択されている場合について説明する。
通常のスポットオートモードおよびハイライトモ−ドと
同じプログラムの流れについては、詳細な説明を省略す
る。第32図の70チヤートにおいてシャドウモードの
場合には、  (Mlo) = oおよびl4=1の判
定をそれぞれノーで抜け、l5=1の判定に入る。シャ
ドラム力があると、l5=1となるので、次に、シャド
ラム力直後検出フラッグM18に1゛19をストアする
。このフラッグM181d、シャドウモードに変更後1
回目のプログラムの流れであるか否かを検出するための
フラッグであり、Lle′で1回目であることを示す。
次に、出力ポート03に正のパルスを出力し、シャドウ
モード検出用フリップフロップ回路(G、。、G2.)
のリセットを行なう。これにより、l5=0となる。続
いて、シャドウ入力検出フラッグM7の符号を反転する
。これは、ハイライトモードの場合と同様に、偶数回シ
ャドウモードを連続して選択したときには、シャドウモ
ードがノリアされるようにするためである。第30図の
変数のリセットにおいて、(Ml)=1としたので、い
ま1回目のプログラムの流れにおいては、(Ml)=−
1となり、次の(Ml)=1の判定はノーとなる。よっ
て、次にまず5HDW”セグメントの表示が行なわれる
(第55図参照)。続いて、スポット人力された最低輝
度値MAX(MBn ) (n = 1〜N)を求める
。ここで、データー(MBn)が大きくなるほど、輝度
値は小さくなるので、データー (MBn)の最大値が
最低輝度値に相当する。求められた最低輝度値MAX 
(MB n )は、シャッター秒時格納エリアM8にス
トアされる。次に、(Mls)=1の判定によりシャド
ウモード変更後1囲目のプログラムの流れであるか否か
が判別され、いま、1回目のプログラムの流れで(Ml
8) = tであるので、続いて、最低輝度値MAX 
(MB n )に対応したバー表示データーの演算を行
なう。これは、イ((Ml) + (MB) ) +C
sによって求められ、バー表示データー格納エリアM3
にストアされる。ここで、(Ml)は5v−Ay値t(
MB)は最低輝度値MAX(MBn )t(M2)はC
v値、Csは定数である。1次に、サブルーチンf (
(MB) )の実行により、データー(MB)のバー表
示データーへの変換を行なった後、最低輝度値MAX(
MBn )に対応するバー表示を行なう(第55図参照
)。次にインターバル命令を実行するが、この命令の目
的は、ハイライトモードの説明のところで述べたのと同
様である。このように、シャドウモード切換後、1回目
のプログラムの流れでは、一旦最低輝度値に対応したス
ポットポイント表示に対応する位置までバー表示を戻す
。2回目以降のプログラムの流れにおいては、この表示
は必要ないので、この場合には(Ml8) = 1の判
定をノーで抜けて直接次に述べるプログラムに分岐する
。次は、最低輝度値より、2/Evアンダーのバー表示
を行なうためのプログラムが実行される。ここでは、ま
ず、最低輝度値より2/Evアンダーに対応しfl T
 v値の演算力、/ ((Ml )+(MB) )+ 
(M2) 十cs −8により行なわれ、この結果がバ
ー表示データー格納エリアM3にストアされる。ここて
、(Ml)は5v−Av値、(MB)は最低輝度値MA
X (MB n ) 、 (M2 )はCv値、Csは
定数である。また、減算される′8′は、22/gv 
 に対応する。次に、サブルーチンf ((MB) )
の実行によりデーター(MB)をバー表示データーに変
換した後、データー(MB)のバー表示を行なう(第5
6図参照)。
続いて、(Ml) + (Ms ) + 4(M2) 
+06により、シャドウモードにおける露出時間情報を
求め、これをシャッター秒時格納エリアM8にストアす
る。一方、上記(Ml)=1の判定において、シャドウ
入力検出フラッグM7が!11のときには、シャドウモ
ード解除であるので、”5HDW”セグメントの表示を
消去して、上記最低輝度値に対応するバー表示およびこ
れより2/ Evアンダーのバー表示は行なわない。続
いて、シャドラム力直後検出フラッグM18にゞOTを
ストアする。これにより、次回以降のシャドウモードの
プログラムにおいては、フラッグM18の内容(Mts
)を判別して、最低輝度値に対応するバー表示は行なわ
ない。また、ハイライトモード検出フラッグM6を°1
′にリセットし、次に、■10=1の判別によりシャッ
ターレリーズか否かを判別して、■−■または■−■を
通じてそれぞれのプログラムに分岐する。
上記ハイライトおよびシャドウモードにおいて、2回目
以降のプログラムの流れでは、I4= o、 I5=0
となっている。この゛ときには、I4= t 、 Is
= 1の判定をそれぞれノーで抜け、続いて、(M6 
) ”” 1 +(M7)=−1の判定を行なう。(M
6)=−1のときには、ハイライトモードが選択されて
いる状態であるので、前記ハイライトモードのプログラ
ムが実行される。また、(M7)=−1のときには、シ
ャドウモードが選択されているので、前記シャドウモー
ドのプログラムが実行される。いずれでもない場合には
、ll0=1の判定に直接抜ける。そして、110=1
の判定により、シャッターレリーズであるか否かの判別
が行なわれ、■−■または■−■を通じて、それぞれの
プログラムに分岐する。
次に、メモリーモードについて述べる。メモリーモード
には、ダイレクトオートメモリーモードと、スポットオ
ートメモリーモードとがあることについては、既に述べ
た通りである。まず、ダイレクトオートメモリーモード
について説明する。
い捷、第28図のモード判別のプログラムの流れの中で
、オートモードでの113 = 1のストロボ電源オン
の判定の後に、メモリーモード検出用人カポ−)I6の
レベル判別が行なわれる。この人カポ−)I6は、メモ
リースイッチSW6を閉成してメモリーモードを選択す
るとl6=1となるので、判定■6−1をイエスで抜け
、次にメモリーホールド検出フラッグM10の判別が行
なわれる。このフラッグMIOU、メモリーセットの状
態では°1′、メモリーホールドではjQtになるフラ
ッグである。
いま、メモリーセントであったとすると、 (MIO)
=1であるので、続いて、実露出時間のアペックス値を
格納するためのエリアM21が′0′に初期設定される
。次に、”MEMO”セグメントの表示が行なわれる(
第57図参照)。続いて、メモリーモード検出フラッグ
Muの判別が行なわれる。このフラッグMuは、メモリ
ーモードにおける撮影モード、即めのエリアである。い
ま、フラッグMllには、通常のオートモードのプログ
ラムで定数C26がストアされているので、(Mll)
 4 C21、(Mll) 4 C20である。ここで
、C21は平均ダイレクトオートモード定数、 C20
はスポットオートモード定数である。従って、次に人カ
ポ−)I2のレベルの判別が行なわれる。い捷、平均ダ
イレクトオートメモリーモードでl2=0であるので、
■−■を通じて第29図の平均ダイレクトオートモード
のプログラムへ分岐する。ここでは、まず、撮影モード
検出フラッグM12に平均ダイレクトオートモード定数
C21がストアされる。以下、メモリーモードに特有な
部分についてだけ説明し、平均ダイレクトオートモード
と共通の部分については説明を省略する。
メモリーセットの状態では、レリーズまではMEMO”
表示がなされている以外、平均ダイレクトオートモード
と差はない。いま、シャッターがレリーズされたとする
と、 110=1の判定をイエスで抜け、さらに、エロ
ー1の判定をイエスで抜けて、(MIO)=0の判定に
到る。いま、メモリーセットの状態であるので、(MI
O)=00判定をノーで抜け、続いて、11t、=oの
判定によってトリガーが開いているかどうかの検出を行
なう。トリガーが開くとIII=0の判定をイエスで抜
けて、実露出時間のカウントを行なう。この場合、露出
制御は平均ダイレクト測光による。上記実露出時間のカ
ウントは、第42図に示す実露出時間カウントのサブル
ーチンを実行することによって行なわれる。次に、この
サブルーチンのプログラムについて説明する。実露出時
間のカウント方法の概要については、既に第26図を用
いて説明した通りであるが、もう一度簡単に再説すると
、実露出時間のカウントは、カウントパルス12個をカ
ウントするごとにカウントパルスの周期を倍々にして行
くことによって行なわれる。こうすることによって、最
終的なカラント値そのものが、LS B 4 gv の
重みを持ったアペックス値相当の値となる。このサブル
ーチンにおいては、まず、基準パルス周期格納エリアM
32に、定数060をストアすると共に、基準パルスカ
ウント数格納エリアM3oに“0′を初期設定する。次
に、エリアM31に基準パルス周期(MB2)をストア
する。そして、エリアM31の内容(Mat)を1ずつ
デクリメントしながら、これをエリアM31にストアし
、  (M31) = Oの判定によりエリアM31の
内容が90′になるまで、デクリメントが繰り返される
エリアM31の内容が°01になると、(MB2) =
 Oの判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間のアペ
ックス演算値格納エリアM21および基準パルスカウン
ト数格納工1)アM30を、それぞれ1だけインクリメ
ントする。次に、露出終了信号人力ポート112のレベ
ルの検出を行なう。露出が終了していなければ112 
= 1であるので、I12 = oの判定を抜け、続い
て、(M2O)=12の判定が行なわれる。
この判定はパルスが12個数えられたか否かを判別する
もので、カウント数が12に満たない場合には、再びエ
リアM31に基準パルス周期(M32)をストアするプ
ログラムに戻る。そして、このループが12回繰り返さ
れて、(M2O) =12となると、こんどは、基準パ
ルス周期(M32)を2倍に設定しなおした後、カウン
ト数格納エリアM30を0”にリセットシ、再びエリア
M31に基準パルス周期(M32)をストアするプログ
ラム捷で戻る。以上のプログラムをダイレクト測光によ
る露出が終了するまで繰り返し、露出が終了すると11
2= oの判定をイエスで抜けてリターンし、第29図
のプログラムに戻る。よって、エリアM21には、露出
時間のアペックス演算値相当の値がストアされたことに
なる。次に、平均ダイレクトオート撮影による実露出時
間をメモリーホールドしたことを示すために、メモリー
ホールド検出フラッグM10に@0′をストアし、イン
ターバル命令を実行した後、■−■を通じて第28図に
示すモード判別のプログラムへ戻る。
続いて行なわれるメモリーホールド状態での1回目のプ
ログラムでは、メモリーセットのときと同様に、第28
図のl6=1の判定をイエスで抜けた後、(Mro) 
= 0の判定に入る。こんどはメモリーホールドでMI
O= oとなっているので、この判定をイエスで抜け、
メモリーホールド検出フラッグMllに、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)をストアする。いま
、フラッグM12には、平均ダイレクトオートモード定
数C21がストアされているので、フラッグMIIKは
定数C21が設定される。
次に、シャッター制御信号出力ボート09を噛1tにし
て、シャッター制御信号816をI Hlレベルにする
。続いて、(Mll) = C21の判定に入るが、上
記の如く、フラッグMuの内容は定数C21となってい
るので、この判定をイエスで抜け、■−■を通じて、第
29図の平均ダイレクトオートモードプログラムにおけ
る、撮影モード検出フラッグM12の内容を撮影モード
検出フラッグM’13に転送するステップに分岐する。
いま、メモリーホールド状態でM10=Oであるので、
以下の(Mlo) −oの判定においてはイエスとなり
、エリアM19に5v−Av値(SV−AV)がストア
され、エリアM20にCv値C■がストアされる。次に
、(M2)−〇の判定によりCv値が人力されて(M2
)〜0であれば、”±″セグメント表示を行ない、そう
でなければ”±パセグメントの表示を消去する。続いて
、再び(MIO) = Oの判定をイエスで抜け、捷ず
、メモリーセット時に人力された5v−Av値(Ml 
)とメモリーホールド時に人力された5v−Ay値(M
l9)との差を求め、これをエリアM19にストアする
。次に、メモリーセット時に人力されたCv値(M2)
とメモリーホールド時に入力されたCv値(M2O)と
の差を求め、これをエリアM20にストアする。続いて
、(M21)+(Ml9)+4 (M2O) +C40
により、ダイレクトオートメモリーモードによる露出時
間を演算し、これをシャッター秒時格納エリアM8にス
トアする。ここで、この式の意味するところを説明する
。上述したように、(M21)は、ターイレクト測光に
よる実露出時間のアペックス演算値である。この値は、
By値、 5v−Ay値、Cv値を含んだ値であり、従
って、(M21) + (Ml9) +4 (M2O)
 +C40は、絞りやフィルム感度を変えても、メモリ
ーセット状態でのダイレクト測光撮影のときと露出レベ
ルが同じになるような演算式である。
また、4(M2O)を加えることにより、メモリーホー
ルドに補正をかけることができるようにしたが、その理
由については既に述べた通りである。次に、べ ((M
o ) + (Ml ) ) + (M、2) 十C2
により、バー表示のためのTv値の演算を行なう。ここ
で、(Mo)は、メモリーセット状態でシャッターレリ
ーズされる直前の平均By値で、メモリーホールドであ
る限り変わることはない。続いて、サブルーチンf((
M3))を実行することによって、演算値(M3)のバ
ー表示データーへの変換を行ない、この後バー表示を行
なう。このバー表示においては、バー表示全体が点滅さ
れる(第58図参照)。次に、実行スルインターバル命
令は、メモリーセットに必要となるもので、ここで、こ
の目的について述へる。人力ボート110のレベルは、
シャッター上昇過渡時に工10−1・になるようにして
いる。表示の測光は、ミラーの反射光によって行なって
いるので、もし人力された平均Bv値(Mo)が、この
ミラー上昇過渡時のものであれば、メモリーホールド時
の表示データーと、メモリーホールドによる実露出時間
データーとが一致しなくなる。従って、レリーズ直前に
ホールドされるBv値は必ずミラー上昇直前のものでな
ければならない。プログラムは、大まかにいえば、平均
By値人入力レリーズの判別→平均Bv値データーの記
憶の繰り返しになるのであるが、この平均Bv値の入力
からレリーズ判別までの時間を、ミラー31が上昇を開
始してから入カポ−)110のレベルがtllになるま
での時間よシ長くすれば、この問題を解決できる。イン
ターバル命令の実行は、このために必要となる。
次に、平均ダイレクトオートメモリーモードでレリーズ
されていたときには、IIO= 1の判定をイエスで抜
けて続いて人力ボートエ6のレベル判別を行なう。いま
、メモリーモードでl6−1であるので、次に(Mlo
) = Oの判定に入り、メモリーホールドなのでこの
判定をイエスで抜けて、続いて、シャッター秒時格納エ
リアM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設定す
る。このタイマーカウンターの設定方法については、既
に述べた通シである。また、以降のプログラムについて
は、既に説明したので、ここではその詳しい説明を省略
する。
次に、スポットオートメモリーモードについて説明する
。スポットオー7トモードは、もともと記憶測光で、し
かも露出は手動操作により人力された測光値に基づいて
のみ行なわれるものであるから、原則的には、スポット
オートメモリーモードは新たな測光値が人力されないよ
うにするだけでよい。まず、メモリーセットの状態にお
いては、MEMO”表示がなされるだけでスポットオー
トモードのフローと何ら差はない。上記″MEMO″表
示については、ダイレクトオート°メモリーの場合と同
様に行なわれるので説明を省略する。また、メモリーモ
ード検出フラッグMuには、スポットオートモード定数
C20がセットされているので、第、28図のモード判
別のプログラム中の(Mll) =C20の判定によっ
て、かならず■−■を通じて、第31図に示すスポット
オートモードでスポット人力なしのプログラムに分岐す
る。即ち、スポットオートメモリーモードでは、スポッ
ト人力は無視される。また、ハイライト人力、シャドラ
ム力の検出も行なわない。即ち、第32図のプログラム
において、(Mlo) = oの判定をイエスで抜ける
ことにより、I4= 1 、 Is= 1の判別は無視
される。さらに、バー表示を点滅させる。以上述べたこ
と以外については、スポットオートモード時とすべて同
じである。なお、バー表示については、後に一括して詳
細に説明する。
次に、オートモードにおいてストロボの電源をオンした
場合について説明する。ストロボの電源がオンされると
、ストロボ電源オン信号814が′Hルベルになること
により、人力ポート113がtllとなる。このため、
第28図のモード判別のプログラムにおいて、判定11
3 = 1をイエスで抜け、■−〇を通じて、第33図
に示すストロボオートモードのプログラムに分岐する。
ここでは、まず、出力ポートOO〜03に正のパルスを
出力し、インターフェースの対応する各フリップフロッ
プ回路をリセットする。次に、メモリーホールド検出フ
ラッグMIOに°1′を転送し、同フラッグMtoをリ
セットする。続いて、撮影モード検出フラッグMI2に
、ストロボオートモード定数030をストアする。次に
、(M13) −C22および(M13) = (MI
2)の判定を行ない、電源投入直後か否か、および、モ
ード切換直後か否かの判別をそれぞれ行ない、電源投入
直後またはモード切換直後であれば、表示のリセットを
行なう(第68図参照)。この表示のリセットにおいて
は、”AUTO”セグメント、定点指標およびストロボ
同調秒時の60”セグメントの表示をそれぞれ行なう。
これは、ストロボオートモードにおいては、ストロボ同
調秒時ン 秒に対する測光0 値の偏差を、バー表示用セグメント列にポイント表示す
るためである。次に、Bv値格納エリアMOに平均Bv
値BVIを、5v−Av値格納エリアM1にS v −
A v値(SV−AV)を、Cv値格納エリアM2にC
v値cv を、それぞれストアする。続いて、(M2)
−〇の判定により、補正があるときには、”±”セグメ
ントの表示を行ない、補正がないときには”±”セグメ
ントの表示を消去する。次に、/’l ((MO) +
(Mt ) l+(M2)十C1ooにより、塩秒のシ
ャッタ・−秒時に対する測光値の偏差を求め、これをポ
イント表示デニター格納エリアM4にストアする。次K
、サブルーチンg ((M4月の実行により、データー
(M4)を表示データーに変換した後、これをバー表示
用のセグメンζ ト列にポイント表示する(第68図参照)。ここで、g
 ((M4月は、表示データー範囲外のデーターを限界
値に設定するサブルーチンで、上記サブルーチンf (
(M3月において限界設定値C40、C41だけが異な
るものと考えてよい。従って、このサブルーチンg((
M4月の詳細なフローチャートは、図示および説明を弦
に省略する。次に、表示点滅周期格納1.エリアM23
に、表示点滅周期定数C35をストアする。この定数C
35は、ストロボオート撮影後の、露出アンダー、露出
オーバー、露出適正などの点滅表示の周期を決めるため
の定数である。続いて、サブルーチンWAIT1のプロ
グラム(第39図参照)に移り、これの実行が開始され
る。まず、サブルーチンWAIT2に飛び、定数C35
に応じたインターバルを創り出したのち、点滅表示フラ
ッグM22を反転させてサブルーチンWAIT1に戻っ
てくる。
続いて、フラッグM22が°l°かどうかの判別を行な
い、(M22) = 1のときには、オーバー、アンダ
ーまたは適正の表示のためのレベル判定、並びに表示の
プログラムを実行する。まず、人力ポート114が°1
′であるか否かの判定を行ない、114 =1であると
きには、露出オーバーであるので、”十”セグメントの
表示(第70図参照)を行ない、リターンする。また、
114〜1であるときには、入カポ−) 115が1゛
であるか否かの判定に入る。l15=1であれば、露出
アンダーであるので、”−”セグメントの表示(第71
図参照)を行なってからりターンし、■15〜1であれ
ばス°トロボ適正であるので、”ム”セグメント表示を
行なってリターンする。そして、次回のプログラムの流
れでは、サブルーチンWAITZ内でフラッグM22の
符号が反転−されるので、(M22) =−tとなり、
”−”Z ?l+llセグメントの表示が消去される。
さらに、116 = 1のときには、II6 = 1の
判定により、”ム″表示が消去されて、リターンする。
上記入カポ−)114゜115 、116は、ストロボ
発光後約2秒間だけ°l′となるものであるから、この
間は、プログラムの流れによって、露出アンダー、露出
オーバー、露出適正に応じて”−”、+”、′ ”の表
示がそれぞム れ点滅するものである。また、ストロボ発光後2秒間以
外のときには、”ム”の表示のみが連続的に表示される
ものである。サブルーチンWAITx。
実行後第33図に示すプログラムに戻ると、続いて、1
10 = 1の判定により、シャッターレリーズがされ
ているか否かの判別が行なわれる。レリーズされていな
ければ、■−■を通じて直接第28図のモード判別のプ
ログラムに戻り、レリーズされていれば、前述したよう
に、シャッター制御およびストロボの制御はハードウェ
アで行なわれるので、プログラムは、I1に〇の判定に
よりトリガーの開放をまって、■−■を通じ第28図の
モード判別のプログラムに戻る。
次ニ、マニュアルモードについて述べる。I/′1′Y
!、撮影モード切換用操作ノブ21を[MANULj 
 指標に合わせてマニュアルモードを選択したとすると
、マニュアルスイッチSW、が閉成して、人力ポート■
1が119となる。よって、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、l0=1の判定をノーで抜け、11
=1の判定をイエスで抜けて、113=1の判定に入る
。いま、ストロボの電源がオンされていないとすると、
113=0となシ、次にスポットモード検出用人カポ−
)I2のレベル判定に入る。
いま、スポットモードも選択されておらず、通常のマニ
ュアルモードとすると、l2=0となるので、プログラ
ムは、■−〇を通じて、第34図に示す通常マニュアル
モードのためのフローチャートに分岐する。ここでは、
まず、出力ポート09に11′を出力する。このことに
より、後幕保持用マグネソ1MG、に通電され、後幕が
保持時期状態となる。次に、撮影モード検出フラッグM
12に、通常マニュアルモード定数C23がストアされ
る。次に、(Mi3)−C22および(Mi3) = 
(Mi2)の判定により、電源リセットおよび表示のリ
セットを行なう。まず、変数のリセットにおいては、バ
ー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示スター
トポイントのアドレスを設定する。次に、表示のリセッ
トにおいては、”MANU”および定点指標の表示じ十
″。
”−′の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。続
いて、撮影モード検出フラッグM13に撮影モード検出
フラッグM12の内容(Mi2)を転送する。次に、エ
リアMO,MlおよびM2に、平均Bv値BVI、5v
−Av値(SV −AV)およびCV(*CVを、それ
ぞれストアする。続いて、(M2)−〇の判定を行ない
、補正が人力されているときは”±”の表示を行ない(
第62図参照)、補正が人力されていないときには”±
”の表示を消去する。次に、マニュアル設定秒時(Ms
)の表示のクリアを行なう。なお、この表示のクリアは
、後に述べるマニーアル設定秒時(Ms)の表示の更新
直前に行なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバ
イナリ−コードで人力されたマニーアル設定秒時を人力
する。マニュアル設定秒時は、LSBIEvの重みを持
つので、次の表示のため、LSB/ EV (7)値に
変換する目的で、内容(Ms)を3倍にして再びエリア
M8にストアする。次に、マニュアル設定秒時(Ms)
の表示を行なう。第61図においては、マニュアル設定
秒時が4゜秒に設定されていた場合が示されていΣ。即
ち、各シャッター秒時を表示するためのセグメント″1
″〜” 2000 ”に対応したD RAM s sの
メモリーエリアの番地と、マニュアル設定秒時とはl対
lに対応している。次に、標準露出レベル(第61図で
は/秒0 のシャッター秒時)に対する偏差のバー表示データーを
求める演算/、 ((Mo)+(Mi)l+ (M2)
 −(Ms)−4−csを行ない、これをエリアM3に
ストアする。ここで、(MO)は平均By値、(Ml)
は5v−Av値。
(M2)はCv値+(Ms)はマニーアル設定秒時、C
sは定数である。続いて、演算値(Ms)を表示データ
ーに変換するために、サブルーチンh((Ms))を実
行する。ここで、サブルーチンh((Ms))は、標準
露出レベルに対する偏差が表示データー範囲外にあると
きに、これを範囲内に限定するためのサブルーチンであ
って、上記サブルーチンf((Ms))において限界設
定値C40、C41だけが異なるものと考えてよい。従
って、このサブルーチンh((Ms))の詳細なフロー
チャートについては、図示および説明を舷に省略する。
このサブルーチンh((Ms))は、標準露出レベルに
対する偏差(Ms)がある値より大きいときには、その
限界値にデーター(Ms)を固定し、偏差がある値より
小さいときには、その限界値にデーター(Ms)を固定
する。即ち、バー表示は、第61図に示す”+”、”−
”のセグメント間に対応する範囲内で行なわれることに
なる。次に、■10−1の判定により、シャッターレリ
ーズの有無が判別され、シャッターレリーズでないとき
には、偏差(Ms)のバー表示を行なった後に、■−〇
を通じて、第28図に示すモード判別のプログラムに戻
る。また、シャッターレリーズのときには、■−〇を通
じて第29図中に示す露出制御のプログラムに入る。こ
こでは、まずタイマーカウンターの設定が行なわれるが
、カウンターに設定される値はエリアM8にストアされ
たマニュアル設定秒時である。この場合、上記(3)式
における2は′0′となり、スポットオート時の露出制
御の場合と同様な演算によりタイマーカウンターの設定
がなされる。以下のプログラムの流れは、スポットオー
ト時と変わらないので、ここでは説明を省略する。
次ニ、マニュアルモードにおいて、スポット人力がされ
た場合について説明する。マニュアルモードにおいてス
ポット人力スイッチSW6がオンされ、スポット入力が
行なわれた場合には、スポットモード検出用人カポ−)
I2が°l′となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、通常マニュアルモード時に■に向
けて分岐した判定■2=1がイエスとなり、続いて(M
13) = C20の判定が行なわれる。いま、(M1
3) = C20のときには、直前の撮影モードがスポ
ットオートモードであったことを示すので、この場合に
は、出力ポート00,01に正のパルスを出力し、スポ
ラ)”k%%モード検出用フリップフロップ回路(G、
、G、)およびスポット人力検出用フリップフロップ回
路(Go 、Gt2)をリセットする。これは、スポッ
トオートモードのところでも説明したが、スポットオー
トモードから直接マニュアルモードが選択された場合に
スポットマニュアルモードになるのを防止するためであ
る。即ち、オートモードとマニュアルモードとの基本的
な撮影モード間の変更においては、必ず単なるオートモ
ードまり[?ニュアルモードが選択されるようにして、
変更後スポットモードにならないようにしている。そし
て、出カポ−)00,01への正のパルスの出力の後に
は、■−■を通じて、モード判別のプログラムの初めの
方に戻るようにして、再びモード判別をやり直させるよ
うにしている。一方、直前の撮影モードがスポットマニ
ュアルモードでなかった場合には、(M13) = C
20の判定をノーで抜け、次に人力ボートI3のレベル
判定を行なう。スポット人力スイッチSW8を閉じると
、スポットマニュアルモードが選択されると同時に、ス
ポット入力検出用フリップフロップ回路(Gs+ −G
t2)もセットされるので、l3=1となり、■−〇を
通じて、第35図に示すスポットマニュアルモードでス
ポット入力ありのプログラムに分岐する。ここでは、ま
ずBy値格納エリアMOにスポットBv値BV2をスト
アする。次に、撮影モード検出フラッグM12にスポッ
トマニュアルモード定数C24をストアする。次に、(
M13)=C22および(Mt3) = (M12)の
判定により、電源投入直後か、モード切換直後かの判別
を行ない、電源投入直後まだはモード切換直後の場合に
は、変数のリセット、表示のリセット、インターフェー
スのリセットをそれぞれ行なう。まず、表示のリセット
においては、重なり検出フラッグM5.ハイライト人力
検出フラッグM6およびシャドラム力検出フラッグM7
に、それぞれ°1′をストアする。次に、バー表示スタ
ート番地格納エリアM14にバー表示のスタートセグメ
ントのアドレスをストアする。また、スポット人力デー
ター数格納エリアM16に、°0′をストアしズリセッ
トする。次に、表示のリセットにおいては、”MANU
”、”5POT”、。
および定点指標の表示じ+”ど−”の表示を含む。)が
行なわれる(第63図参照)。続いて、インターフェー
スのリセットにおいては、出力ボート02,03に正の
パルスを出力し、ノ・イライト人力検出用フリッグフロ
ップ回路(G15 、Gt−)およびシャドラム力検出
用フリップフロップ回路(G+o 、G21 )のリセ
ットを行なう。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(M12)を転送する。これに
よシ、次回以降の同一のプログラムの流れでは、(M1
3) = (M12)となるので、変数。
表示およびインターフェースのリセットは行なわれない
。次に、スポット久方データー数格納エリアMt6’に
1つインクリメントする。続いて、 レジスターMBN
およびエリアM1に、スポットBv値(MO)および8
v −Av値(SV−AV)をストアする。ここで、レ
ジスターMBNのNは、 スポット入力回数に対応した
値、即ちエリアM16 の内容(M16)に対応した値
で、最初のスポット入力においては1°となる。従って
、複数回のスポット入力によるスポットBv値は、それ
ぞれ別個のレジスターに記憶されることになる。続いて
、マニュアル設定秒時(M8)の表示のクリアを行なう
次に、エリアM8に、入カポ−1−Igに設定されたマ
ニュアル設定秒時データー(Ig)t−ストアする。続
いて、マニュアル設定秒時(M8)を3倍にして重み変
換し、再びエリアM8にストアする。そし7て、エリア
(M8)の内容を表示する。
第63図においては、マニュアル設定秒時が1/125
秒に設定されていた場合が示されている。次に、標準M
出しベル(第63図では1//125秒のシャッター。
秒時)に対する偏差の演算V4((M B N) + 
(Mt))−(M8)+C8を行ない、これをレジスタ
ーM11Nにストアする。ここで、レジスターMTNの
Nは、上記レジスターMBNのNと同様に、スポット入
力回数に対応した値である。続いて、サブルーチンh(
(MTN)lを実行し、偏差(MTN)を表示用データ
ーに変換した後、これをポイント表示する(第63図参
照)。
次に、スポット入力値の加算平均値によるバー表示を行
なうのであるが、もし、ハイライトモードまたはシャド
ウモードで、(M6)=−1または(M7)=−1の場
合には、以下に述べる加算平均値の演算を行なわず、直
接スポット入力状態の解除(01←几)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなくシャドウモード
でもなく、(M6 )=1 、 (M? )=1である
ので、次に、これまで入力されたスポラ)Bv値(M 
Bn )(n−1−N)の加算平均値Σ(MBn)ハを
演算し、これをエリアM3にストアする。続いて、エリ
アM2にCV値CVをストアし、(M2)=!Ii:0
であれば1±”の表示を行ない(第65図参照)、 (
M2)−〇であれば1±”の表示を消去する。次に標準
露出レベルに対する、加算平均値(M3)によって得ら
れる露出レベルの偏差の演算1/4((M l ) +
 (M3 )1+(M2)−(M8)+C8を行ない、
これをエリアM3にストアする。続いてサブルーチンh
((M3))を実行し、演算値(M3)のバー表示デー
ターへの変換を行なう。次に、出力ボート01に正のパ
ルスを出力して、スポット入力検出用フリップフロップ
回路(G、I、G12)のリセットを行ないスポット入
力状態を解除する。続いて、110=1の判定により、
シャッターレリーズの有無を判別し、レリーズされてい
なければ 偏差(M3)のバー表示を行なった後(第6
4図参照)、■−■を通じて第28図のモード判別のプ
ログラムへ戻る。また、レリーズされていれば、■−〇
を通じて、第29図中の露出制御のプログラムに分岐す
る。ここでは、マニュアル設定秒時(M8)がタイマー
カウンターに設定され、この値に基づいて露出制御が行
なわれる。そして、既に述べた少ログラムの実行を終え
、■−■を通じて、第28図のモード判別のプログラム
に戻る。
次に、スポットモード選択後の2回目以降のプログラム
の流れでは、スポットモードが解除されず、かつ、スポ
ット入力がないものとすれば、12=1.l3=Oとな
るので、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエス。
13=1の判定をノーで抜け、■−■を通じて、第36
図に示すスポットマニュアルモードでスポット入力なし
のプログラムへ分岐する。ここでは、まず、エリアMl
およびM2に、Sv −Av値(sv−AV)およびC
V値(CV)をそれぞれ入力する。続いて(M2)=0
の判定を行ない、補正があれば1±”の表示を行ない、
補正がなければり”の表示を消去する。次に、マニュア
ル設定秒時(M8)の表示を消去する。続いて、エリア
M8にマニュアル設定秒時データー(■8)をストアし
た後、エリアM8の拘容(M8)を3倍にして再びエリ
アM8にストアする。次にマニュアル設定秒時(M8)
の表示を行なう(第63図参照)。続いて% Sv −
Av値の変更に伴うスポット入カポインド表示の変更の
ため、一旦すべてのスポット入カポインド(MTn)(
n=1〜N)の表示を消去する。次に、スポット入力さ
れた各スポットBv値(MBn ) (n=1−N)に
よる標準露出レベルに対する偏差の演算’/4((MB
n)+(Ml))−(M8)+C3(n=1〜N)を行
ない、これらをレジスターMTn (n = 1−N 
)FCそれぞれストアする。次に、各偏差(MTn)(
n=1〜N)に対してサブルーチンh ((MTn )
 )を実行することにより、これらを表示データーに変
換し、再びレジスターMTn(n=1〜N)にストアす
る。続いて、各表示データー(MTn)(n=1〜N)
に基づいて、各偏差のポイント表示を行なう。即ち、ス
ポット入力のポイント表示は、常に露出レベルが一定と
なるように変更される。次に、(M6 ) =−1、(
M7 ) =−1の判定により、ハイライトモードかシ
ャドウモードかの判別を行ない、ハイライトモードまた
はシャドウモードのときは、後述するスポットBv値の
入力(Mo←BV2)のプログラムへ飛ぶ。ノ・イライ
トモードおよび7ヤドウモードのいずれでもない場合に
は、次に、スポット入力されたスポットBv値の加算平
均値に対する、CV値を含めた標準露出レベルに対する
バー表示のプログラムに入る。まず、スポット入力され
たスポットBv値(MBn)(n〜 →−(Ms))−4−(、Mz)−(Ms)+Csによ
り、スポット入力されたスポットBv値の加算平均値に
対する、標準露出レベルの偏差の演算を行ない、これを
エリアM3にストアする。次に偏差(Ms)をサブルー
チンh((Ms))の実行により、表示データーに変換
した後、偏差(Ms)のバー表示を行なう。
次に、エリアMoにスポッ)BV値BV2’iストアす
る。これは、スポット入力操作によらず、自動的に行な
われるもので、現測光ポイントの偏差のポイント表示の
ためのBv値である。続いて、前回人力した5v−Av
値(Ml)、  マニーアル設定秒時データー(Ms)
および定数08との間で、偽((MO)+(Ml))−
(Ms)+cs の演si行zい、これをエリアM4に
ストアする。次に、サブルーチンh+(M4))を実行
して、偏差(M4)f表示データーに変換する。次に、
現測光ポイントの偏差のポイント表示と、スポット入力
による偏差のポイント表示との重なりを検出するプログ
ラムが実行される。現測光ポイントの偏差のポイント表
示と、スポット入力による偏差のポイント表示とは、ス
ポットオートモードの場合と同様に、ポイント表示用の
セグメント列を共通に用いて表示するため、現測光ポイ
ントの偏差のポイント表示の変更に際し、それがスポッ
ト入力による偏差のポイント表示と重なっていた場合は
、その表示を残し、もし重なっていなかった場合は、そ
の表示を消去する必要がある。この重なりを検出するの
が次のプログラムである。筐ず、(Ms)−1の判定を
行ない、重なり検出フラッグM5が°l°であった場合
には、スポラトモ・−ドに変更後1回目のプログラムの
流れであるので、いまだ現測光ポイントの偏差の表示が
なされておらず、重なりの心配がない。よってフラッグ
M5へのポイント表示データー(M4)の転送のプログ
ラムに直接飛び、フラッグM5にデーター(M4)をス
トアする。これで、2回目以降のプログラムの流れにお
いては、フラッグM5には前回のプログラムの流れにお
いて求められた現測光ポイントの偏差の表示データーが
ストアされていることになる。従って、2回目以降のプ
ログラムの流れでは、(Ms)=1の判定をノーで抜け
、次に、(M4)=(Ms)の判定に入る。
(M4)=(Ms)のときには、現測光ポイントの偏差
の表示には変更がないということであるので、直接デー
ター転i(Ms←(M4))のプログラムに入る。また
(M4)■(Ms)のときには、現測光ポイントの偏差
の表示に変更があるということなので、次に、現在表示
している現測光ポイントの偏差の表示データー(Ms)
が、スポット入力による偏差のポイント表示データー(
MTn)(n=1〜N)のいずれかと等しいかどうかの
判別を順次行なう。
そして、もし、(MTn )=(Ms )なるものがあ
れば、データー(Ms)のポイント表示を行ない、(M
Tn)−(Ms)なるものがなければ、データー(Ms
)のポイント表示はクリアする。続いて、新たな現測光
ポイントの偏差(M4)をフラッグM5に転送する。次
に、110=1の判定により、シャッターレリーズされ
ているか否かの判別を行なう。シャッターがレリーズさ
れていなければ、現測光ポイントの偏差(Ms)のポイ
ント表示を点滅表示で行なうため、表示点滅周期格納エ
リアM23に表示点滅周期定数050を転送し、しかる
後、第41図のサブルーチンWAIT3を実行する。こ
のサブルーチンWAIT3のプログラムの流れおよび点
滅動作の目的については、スポットオートモードのとこ
ろで詳細に述べたので、ここでは省略する。一方、シャ
ッターがレリーズされていなければ、■−■を通じて、
$29図中に示す露出制御のプログラムに飛び、このプ
ログラムの実行の後、■−■を通じて、第28図のモー
ド判別のプログラムに戻る。
上記サプルーチ″/WAIT3の実行が終了すると、プ
ログラムは、次に■−■を通じて、第37図に示すハイ
ライトモードまたはシャドウモードのためのフローチャ
ートに移る。ここでは、まずl4=1の判定によシ、ハ
イライト入力でちるか否かの判別が行なわれる。いま、
ハイライト入力されていないとすると、l4=Oである
ので、判定をノーで抜け、次にl5=1の判定により、
シャドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、
シャドウ入力でもないとすると、I5−0であるので、
判定をノーで抜け、続いて、ハイライト入力検出フラッ
グM6が°−1′であるか否かを判別する。また、(M
6)〜−1であれば、続いてシャドウ入力検出フラッグ
M7が−1′であるか否かを判別する。ハイライト入力
またはシャドウ入力においては、入力ポート14または
I5が′1°に設定されるが、これはハイライトモード
またはシャドウモードの1回目のプログラムの流れの中
ですぐに′O”にリセットされてしまう。そこで、ハイ
ライトモード状態またはシャドウモード状態は、ハイラ
イト入力検出フラッグM6またはシャドウ入力検出フラ
ッグM7という内部フラッグに記憶保持させるようにし
ている。従って、ここで、フラッグM6おlとなって、
ハイライトモードおよびシャドウモードの処理のプログ
ラムを通過せず、直接■1O=1の判定に到シ、シャッ
ターレリーズか否かの判別を行なう。レリーズされてい
ないとすると、I]、0=Oであるので、■−■を通じ
て、第28図のモード判別のプログラムへ戻る。また、
レリーズされているとすると、110=1であるので、
■−■を通じて、第29図中の露出制御のプログラムに
分岐する。ここでは、タイマーカウンターにマニュアル
設定秒時データー(Ms)を設定し、このタイマーカウ
ンターの内容に応じて露出制御が行なわれる。そして、
露出終了後は、■−■を通じて、第28図のモード判別
のプログラムに戻る。
次に、上記スポットマニュアルモードでハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラムの流tLについて
説明する。いま、プログラムが進行して、現測光ポイン
トの偏差のポイント表示が終了し、第37図の■まで達
したとする。次に、I4−1の判定により、ハイライト
入力検出のための入力ボート■4のレベルの判別が行な
われる。いま、ハイライトモード選択後、1回目のプロ
グラムの流れであったとすると、i4’=lとなってい
るので、判定をイエスで抜け、次にハイライト入力直後
検出フラッグM17に’l’がストアされる。このフラ
ッグM17は、ハイライトモードが選択された後の1回
目のプログラムの流れであるかどうかを検出するための
フラッグであり、これが°l。
であるとき、1回目のプログラムの流れであることを示
す。次に、出カポ−) 02に正のパルスを出力し、ハ
イライト入力検出用フリップ70ツブ回路(G15 ’
−Gte )をリセットする。続いて、・・イライト入
力検出フラッグM6の符号を反転させる。
いま、シャドウスイッチSW、。を閉成した後または閉
成することなく、ハイライトスイッチsw、1奇数回閉
成したとすると、フラッグM6は°−1°となり、(M
6)=1の判定をノーで抜けて、続いて’HIGH”の
表示が行なわれる。また、ハイライトスイッチSW9を
偶数回閉成したとすると、フラッグM6は1”とな#)
、(M6)−1の判定をイエスで抜けて、続いてHIG
H”表示の消去が行なわれる。この’HI()H”表示
の消去の後は、後述するハイライト入力直後検出フラッ
グM17のリセット(M17←0)のプログラムへ飛ぶ
。いま、ハイライトスイッチSW、が奇数回閉成されて
いて、′I]1、GH”表示がなされたとする。次には
、スポット入力値(MBn)(n=1〜N)のうちの最
高輝度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格納エ
リアM9にストアする。次に、(Ml7)−1の判定に
より、ハイライトモード選択後1囲目のプログラムの流
れであるか否かの判別が行なわれ、(Ml7)= tの
ときには、1回目のプログラムの流れであるので、スポ
ットオートモードのところで述べたのと同様に、まず、
最高輝度値MI−N(MBn)に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示を行なう。このため、1/4
((Ml)+(M9 ) )−(Ms ) 十09によ
り、MIN(MBn)に対応した標準露出しベルに対す
る偏差の演算を行ない、これをエリアM3にストアする
。そして、偏差(M3)をサブルーチンh((M3))
の実行によりバー表示データーに変換した後、これをバ
ー表示する。しかる後に、インターバル命令を実行し、
続いて”/4 ((Mt ) −1−(M9 ) )+
(M2)−(M8)+C9+7により、最高輝度値MI
N(MBn)から2 a Evマイナスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏差を演算し、この結果をエリ
アM3にストアする。ここで、演算式に加えられる°7
′は、2TEVに対応するデーターである。
次に、サブルーチンh((M3))を実行して、偏差(
M3)を表示データーに変換した後、これをバー表示す
る(第66図参照)。続いて、ノ・イライト入力直後検
出フラッグM17を°O′にリセットする。
次に、シャドウ入力検出フラッグ’6 ’i’にリセッ
トする。そして、110=1の判定によりレリーズされ
たか否かを判別し、レリーズされていなかった場合には
、■−■を通じて第28図のモード判別のプログラムに
戻り、レリーズされていた場合には、■−■を通じて第
29図中の露出制御のプログラムに戻る。露出制御のプ
ログラムの終了後は、■−■を通じて第28図のモード
判別のプログラムに戻る。
ハイライトモードでの2回目以降のプログラムの流れに
お、いては、l4=Oとなっているので、l4=1の判
定をノーで抜け、(M6、)=−1の判定を通じて’H
IGH’表示のプログラムに入ることになり、(Mt7
)=1の判定により、最高輝度値MIN(MBn)に対
応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示は行なわ
れず、最高輝度値MIN(MBn)より2 a Bvマ
イナスがわに対応した標準露出レベルに対する偏差のバ
ー表示のみが行なわれる。
次に、上記スポットマニュアルモードでシャドウモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムの流れが、現測光ポイントの偏
差のポイント表示まで進行し、第37図の■まで達した
とする。次に、l4=1の判定をノーで抜け、l5=1
の判定により、シャドウ入力であるか否かの判別が行な
われる。いま、シャドウモード選択後、1回目のプログ
ラムの流れであったとすると、l5=1となっているの
で、判定をイエスで抜け、次に、シャドウ入力直後検出
フラッグM18に1゛1′がストアされる。このフラッ
グM18は、シャドウモードが選択された後の1回目の
プログラムの流れであるかどうかを検出するためのフラ
ッグであり、これが°l′であるとき、1回目のプログ
ラムの流れであることを示す。次に、出カポ−) 03
に正のパルスを出力し、シャドウ入力検出用フリップ7
0ツブ回路(G+。、G、1)をリセットする。続いて
、シャドウ入力検出7ラソグM7の符号を反転させる。
いま、ハイライトスイッチSW、を閉成した後または閉
成することなく、シャドウスイッチSW、。を奇数回閉
成したとすると、フラッグM7は′−1′となり、(M
7)=1の判定をノーで抜けて、続いて′8HDW”の
表示が行なわれる(第67図参照)。また、シャドウス
イッチsw、o’2偶数回閉成したとすると、フラッグ
M7は°1°となり、(M7)−1の判定をイエスで抜
けて、続いて’5HDW”表示の消去が行なわれる。
この’8HDW”表示の消去の後は、後述するシャドウ
入力直後検出フラッグM18のリセッ) (M18←0
)のプログラムへ飛ぶ。いま、シャドウスイッチSW、
oが奇数回閉成されていて、−8HDW”表示がなされ
たとする。次には、スポット入力値(MBn)(n=1
〜N)のうちの最低輝度値MAX (MBn )を求め
、ハイライトモードの場合と同様にして、この最低輝度
値MAX (MBn )に対応した標準露出レベルに対
する偏差のバー表示が行なわれる。また、最低輝度値M
AX (MBn )より2 a Evプラスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示が行なわれ
る。シャドウモードでの2回目以降のプログラムの流れ
においては、l5=oとなっているので、(M7)=−
t  の判定を通じて’5HDW”表示のプログラムに
入ることになり、(Mt8)=1の判定により、最低輝
度値MAX(MBn)に対応した標準露出レベルに対す
る偏差のバー表示は行なわれず、最低輝度値MAX (
MBn )より2 a Evプラスがわに対応した標準
露出レベルに対する偏差のバー表示のみが行なわれる。
ここで、以上述べたスポットマニュアルモードにおける
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
流れを要約すると、まず、モード選択においては、ハイ
ライト指令釦15が連続して奇数回押されたらハイライ
トモードが選択され、シャドウ指令釦16が連続して奇
数回押されたらシャドウモードが選択される。偶数回連
続して押されると、いずれのモードも解除される。また
、ハイライトモード選択後最初のジローにおいては、一
旦スポット入力値の最高輝度値に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示を行なった後に、スポット入
力値の最高輝度値より2 a Evマイナスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう。
連続した2回目以降のフローにおいては、スポット入力
値の最高輝度値より21/3 EV マイナスがわに対
応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行
なう。また、シャドウモード選択後最初のフローにおい
ては、一旦スボッド入力値の最低輝度値に対応した標準
露出レベルに対する偏差のバー表示を行なった後に、ス
ポット入力値の最低輝度値より2 a Evプラスがわ
に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行
なう。連続゛した2回目以降のフローにおいては、スポ
ット入力値の最低輝度値より2 TEvプラスがわに対
応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行
なう。ハイライトモードまたはシャドウモードのプログ
ラムの実行を終了すると、次に、シャッターがレリーズ
されているかどうかを判別する。レリーズされていなけ
れば、モード判別のプログラムへ戻る。L/ IJ−ズ
されていれば、マニュアル設定秒時(M8)をタイマー
カウンターに設定した後、タイマーカウンターの内容に
応じた露出制御を行ない、しかる後、モード判別のプロ
グラムへ戻る。
次に、マニュアルモードにおけろストロボ撮影のlログ
ラムについて説明する。マニュアルモードでストロボを
装着し、ストロボの電源をオンすると、入カポ−) 1
13が+l+となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、113−1の判定がイエスとなり
、o−0を通じて、第38図に示すストロボマニュアル
モードのプログラムに分岐する。ここでは、まず、出力
ボートOO〜03に正のパルスを出力し、スポットモー
ド検出用、スポット入力検出用、ハイライト入力検出用
およびシャドウ入力検出用の各7リツプフロツプ回路(
G)r o、 ; Gll t Gtt ; G□、、
G1.およびGso 、G21)をそれぞれリセットす
る。次に、撮影モード検出フラッグM、12に、ストロ
ボマニュアルモード定数C31をストアする。続いて、
’(Ml3)=C22および(Ml3)=(Ml2)の
判定により、電源投入直後か、モード切換直後かの判別
を行ない、電源投入直後またはモード切換直後の場合に
は、表示のリセットを行なう。この表示のリセットにお
いては、第73図に示すように、’MANU”の表示、
′+”、“−”を除く定点指標の表示を行なう。なお、
す”の表示は、ストロボ充電完了表示でこれが発光ダイ
オードD、の発光により表示されることについては、電
気回路のと、ころで既に述べた。電源投入直後でなく、
かつ、モード切換直後でもない場合には、上記表示のリ
セットを行なわず、直ちに次のマニュアル設定秒時(M
8)の表示の消去に入る。
続いて、エリアM8にマニュアル設定秒時データー(I
s)を入力する。次に、データー(M8)を3倍にした
のち、これを再びエリアM8にストアする。そして、こ
のマニュアル設定秒時データー(M8)の表示を行なう
。第73図においては、マニュアル設定秒時が1/30
秒に設定されていた場合が示されている。次に、各エリ
アMo、M1 およびM2に、平均Bv値BY l 、
 Sv −Av値(sV−AV)およびCv値CVをそ
れぞれ入力する。続いて1/4((MO)+(Ml))
+(M2)−(M8)+C8により、標準露出レベルに
対する偏差の演算を行なった後に、この結果をエリアM
4にストアする。次に、サブルーチンh((M4))の
実行によシ、偏差(M4)をバー表示データーに変換し
た後、これをバー表示用のセグメント列にポイント表示
する(第73図参照)。次に1.Ito=iの判定によ
り、レリーズされているか否かを判別し、レリーズされ
ていなければ、■−■を通じて第28図のモード判別の
プログラムに戻り、レリーズされていれば、■−■を通
じて、第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。
露出制御のプログラムにおいては、マニュアル設定秒時
(M8)に基づいて露出が制御され、しかる後、モード
判別のプログラムに戻る。
次に、オフモードのプログラムの流れについて説明する
。オフモードでは、オートモードでもなく、マニュアル
モードでもないので、10へ1,11キ1となり、第2
8図に示すモード判別のプログラムにおいて、l0=1
およびIr−tの判定をそれぞれノーで抜ける。従って
、次に、表示が全部消去され、続いて、撮影モード検出
フラッグM12にオフモード定数C22がストアされる
。次に、メモリーホールド検出フラッグMIOが11′
にリセットされ、出力ボートOO〜03にそれぞれ正の
パルスが出力されて、スポットモード検出用、スポット
入力検出用、ハイライト入力検出用およびシャドウ入力
検出用の各フリップフロップ回路(Gy 、 Go 。
G□、 Q、; G1.、 G、6およびGto 、G
2+ ’ )がそれぞれリセットされる。そして、しか
る後に、■−■を通じてモード判別のプログラムの初め
に戻り、ループを繰り返す。なお、シャッターの制御は
すべて電気回路によってハード的に行なわれる。
次に、第44図に示すバー光示のためのサブルーチンの
プログラムについて説明する。このプログラムにおいて
は、まず、入力ボート■6のレベルていると、l6=1
 となり、次に、M10=(1)判定が行なわれる。メ
モリーモードにおいて、(Mlo)=1でメモリーセッ
ト、(Mto)=o  でメモリーホールドとなる。い
ま、メモリーセットの状態であったとすると、次に、’
MEMO”の表示が行なわれる。続いて、(M3)=C
40の判定により。
表示データー(M3)が露出アンダーのデーターである
か否かが判別され、イエスの場合には、バー表示スター
ト番地格納エリアM14にスタート番地(C40−1)
をストアし、’LONG”の表示を行なった後にリター
ンする。(M3)’5C40で露出アンダーでないとき
には、次にスタート番地格納エリアM14に定数Cs5
iストアす゛る。ここで、定数055は、バー表示スタ
ートポイントの番地より1だけ大きい定数である。とこ
ろで、バー懺示用のセグメント列および’0VEI(”
、’LONG’のセグメントに対応するDRAMs5の
メモリーエリアの番地は、ll0VER″のセグメント
をX番地とすると、最左端のセグメントがX+1番地に
対応していて、右に移るに従い、1番地ずつ増えて行く
。従って、最右端のセグメントは、X+34番地に対応
し、’LONG”のセグメントがX+35番地に対応す
る。
ポイント表示のためのセグメント列に対応するDRAM
85のメモリーエリアの番地も同様になっており、’0
VER”に対応するセグメントをY番地とすると、右に
移るに従って、セグメントに対応したDRAM85のメ
モリーエリアの番地も1番地ずつ増えていき、最右端の
−LONG”に対応するセグメントの、DRAM85に
おけるメモリーエリアの地は、Y+35番地となってい
る。上記エリアM14への定数C55のストアの後、番
地(Ml 4 )から1だけ減算され、結果が再びエリ
アM14にストアされる。続いて、DRAM85 の(
Ml4)番地のメモリーエリアに“1′がストアされる
。これにより、DRAMssの(Ml4)番地のメモリ
ーエリアに対応したバー表示を構成するセグメントが発
色する。次に、(Ml4)=C41の判定によp1番地
(Ml4)が−0VE]’L”のセグメントに対応した
DRAM85のメモリーエリアの番地であるか否かが判
別され、(Ml4)’5C41であれば、続いて(Ml
4)=(M3)の判定により、バー表示終了か否かの判
別が行なわれる。バー表示終了のときには、そのままリ
ターンし、バー表示が終了していないときには、再び番
地減算のプログラム(M14←(Ml4)−1)に戻り
、番地(Ml4)じ対応した次のセグメントを発色させ
る。一方、もし、 (Ml4)=C41となったら、最
左端のセグメントまでバー表示されたことになるので、
次、に、エリアM14に定数C41に1を加えた数をス
トアし、’0VER”表示を行なった後に、リターンす
る。以上のプログラムの流れを要約すれば、バー表示は
バー表示データー(M3)に対応したセグメントまで、
右がわから順次発色してゆくことになる。しかし、この
プログラムは瞬時のうちに実行されるので、人の眼には
あたかもバー表示全体が一度に表示されたかのように感
知される。
次に、メモリーホールドの場合には、 M10=00判
定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格納エリアM
23に、表示点滅周期定数C8oがストアされる。次に
、第40図に示すサブルーチンWAIT2が実行され、
所定の遅延時間が創り出されると共に、点滅表示フラッ
グM22が反転される。続いて、(M22)=1の判定
により、発色周期であるか消去周期であるかの判別が行
なわれ、発色周期であった場合には、上記’MEMO”
表示以下のプログラムの実行に入る。また、消去周期で
あった場合には、M E M O”表示およびバー表示
全体を一瞬のうちに消去し、しかる後にリターンする。
次回のバー表示すブルーチンのプログラムの流れでは、
フラッグM22の符号が反転するので、消去されていた
’M、EMO”表示およびバー表示が発色され、または
、発色していた一MEMO”表示およびバー表示が消去
されて、これを繰り返すことにより、メモリーホールド
においては、−MEMO”およびバー表示全体が定数C
SOで決まる周期で点滅表示されることになる。
他方、メモリーモード以外のときには、l6=0となる
ので、l6=1の判定がノーで抜け、次に、(Ma )
 <(Ml 4 )の判定により、表示するデーター(
Ma)が前回表示したデーター(Ml 4 )より小さ
いか否かが判別される。いま、モード変更後最初のバー
表示のためのプログラムの流れであったとすると、エリ
アM14には初期設定において、バー表示スタートセグ
メントに対応するDRAM85のメモリーエリアの番地
がストアされている。このため、通常は(Ma )<(
Ml 4 )となり、続いて’LONG”の表示が行な
われる。次に番地(Ml4)から1だけ減算され、結果
が再びエリアM14 にストアされる。続いて、DRA
M85の(Ml4)番地のメモリーエリアに“1′がス
トアされ、これにより、バー表示用のセグメント列の最
右端のセグメントが発色される。次に、インターバル命
令を実行した後、(Ml4)=C41の判定により、バ
ー表示を最左端のセグメントまで行ない、’0VER”
のセグメントを表示したか否かの判定が行なわれる。
ここで定数C41は、’0VEFL”のセグメントに対
応したDRAM85 のメモリーエリアの番地を示す。
(Ml4)、QC41のとき、次に(Ml4) = (
Ma)の判定により、バー表示が終了したか否かの判別
が行なわれる。(Ml4 )=!5(Ma )のとき、
再び番地(Ml4)から”1′を減算し、結果をエリア
M14にストアする。以下、前述したのと同様のプログ
ラムを実行し、(Ml4)=C41にな6と、’0VE
R”表示がなされたことになるので、次回のノ(−表示
のだメツバー表示スタートセグメントに対応するDRA
Mssのメモリーエリアの番地(C41+1)をエリア
M14にストアする。このとき、ノ(−表示が、最左端
のセグメントまで伸びていることは云うまでもない。ま
た% (M4)キC41のときに、(Ml4 )、−(
Ma)となれば、バー表示は終了し、そのまま以下のプ
ログラムに向う。ここで、ノく一表示の態様を要約する
と、モード切換後最初のノ(−表示においては、バー表
示は最右端のセグメントからスタートシ、順に所定の位
置まで1セグメントずつ伸びてゆく。インターバル命令
は、バー表示の移動が確認できるようにするための遅延
命令である。
次のバー表示においては、現在表示されている)く−表
示の先端からバー表示が移動を開始することになる。次
に、(Ma)−041の判定により、表示データー(M
a)が露出オーバーに対応するか否かを判別し、イエス
の場合には、’0VER’表示を点滅させるために、以
下のプログラムを実行する。
まず、表示点滅周期格納エリアM23に点滅周期定数0
70’iストアする。次に、第40図に示すサブルーチ
ンWA I T 2を実行し、所定の遅延時間を創り出
すと共に、点滅表示フラッグM22の符号を反転させる
。続いて、フラッグM、22の内容を判別し、(M22
)=1のときには’0VER,’表示を行ない、M22
:Qlのときには’0VER”表示をクリアする。
毎回のプログラムの流れのごとに、フラッグM22の符
号が反転するので、  ’0VEI(”表示は点滅する
ことになる。また、(Ma)−!6C41のときには、
単に’0VER”の連続表示が行なわれる。そして、上
記’0VEfL”の表示または消去の後は、プログラム
はリターンする。
次に、(Ma)<(Ml4)でなかった場合のプログラ
ムの流れについて説明する。(Ma)<(Ml4)でな
かった場合には、次に、(Ma)>(Ml4)の判定に
より、表示するデーター(Ma)が前回表示したデータ
ー(M14 )より大きいか否かが判別される。(M3
 )>(M14 )でなかった場合には、表示するデー
ターが前回表示したデーターと同じであるので、そのま
まリターンする。また、(M3)>(M、14 )の場
合には、まず”、DRAM85の(M14)番地のメモ
リーエリアに°0°をストアし、バー表示の先端セグメ
ントを消去する。次に、インターバル命令全実行した後
、次に、(M14)=C40の判定により、バー表示の
最右端のセグメントまで消去したか否かの判別を行ない
、  (M14)=C40であれば、エリアM14に次
回のバー表示のスタートセグメントに対応するDRAM
85のメモリーエリアの番地(C40−1)をストアし
て、後段のプログラムへ抜ける。また、(M14)−4
040であれば、In(M14)に′1′を加算してエ
リアM14にストアレ、番地(M14)を更新する。次
に、(M14)=(M3)の判定により、バー表示の先
端がデーター(M3)に対応した位置まで達したか否か
を判別し、(M14)−!li−(M3 )の場合には
、再びDRAM85の番地(M14)のメモリーエリア
に°O′をストアし5以上述べたプログラムを繰り返す
。上記インターパル命令の実行により、所定の遅延時間
が創り出され、バー表示を構成するセグメントの表示が
左端から順次視認できる速さで消去され、所定のバー表
示が行なわれる。続いて(M3)=C40の判定によシ
、表示データー(M3)が露出アンダーに対応するか否
かが判別され、アンダーの場合には’LONG” 表示
が点滅され、そうでない場合には’LONG” 表示が
連続的に表示されたままとなる。このプログラムについ
ては、前記露出オーバーの場合と同様のプログラムとな
るので、その詳しい説明は省略する。バー表示の態様を
要約すれば、エリアM14には、バー表示の先端のセグ
メントに対応したDRAM85のメモリーエリアの番地
がストアされ、モード変更がない限り、バー表示はその
先端から移動する。モード変更直後においては、エリア
M14は初期設定され、バー表示は最右端のセグメント
からスタートする。
以上述べたように、本発明によれば、明細書冒頭に述べ
た従来の不具合を解消し、種々の撮影モードが簡単な操
作で選択できて、撮影者の作画意図を充分に反映させる
ことができる、使用上甚だ便利なカメラを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの正面図、 第2図は、上記第1図に示したカメラの平面図。 第3図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された光
学系を示す要部側面図、 第4図は、上記第3図に示した光学系中に配設された測
光用受光装置の正面図、 第5図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された電
気回路の構成の概要を示すフ゛ロック図、第6図は、上
記第5図中に示された中央処理装置としてのマイクロコ
ンピュータ−の内部構成を示すブロック図、 第7図は、上記第6図に示した・マイクロコンピュータ
−周辺のインターフェースを示す電気回路図、 第8図は、上記第5図中に示したヘッドアンプ回路の電
気回路図。 第9図は、上記第5図中に示したアナログ露出情報導入
回路および第2の選択回路の電気回路図、第1θ図は、
上記第5図中に示したストロボオーバーアンダー判定回
路および第1の比較回路の電気回路図、 第11図は、上記第5図中に示した電源ホールド回路の
電気回路図、 第12図は、上記第5図中に示したトリガータイミング
調整回路の電気回路図、 第23図は、上記第5図中に示したノ(ツテリーチェッ
ク回路および電源ホールド解除回路の電気回路図、 第14図は、上記第5図中に示したストロボ判定回路の
電気回路図、 第15図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、マ
グネット駆動回路およびストロボ制御回路の電気回路図
。 第16図は、上記第5図中に示したタイマー回路の電気
回路図、 第17図は、上記第5図中に示したD−A変換回路の電
気回路図、 第18図(a)〜(i)は、上記第16図に示したタイ
マー回路から出力される各種タイマー信号の波形を示す
タイムチャート、 第19図(ト)および(13)は、上記第4図中に示し
た撮影情報表示装置39の主体を形成する液晶表示板の
、表示用セグメント電極および背面電極を、それぞれ示
す平面図、 第20図は、上記第19図(5)および(ハ)に示した
表示用セグメント電極と背面電極との対応関係を示す要
部平面図、 第21図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路の電気
回路図、 第22図は、上記第21図中に示した信号合成回路を示
す要部電気回路図、 第23図は、上記第22図に示した電気回路が接続され
るレベル変換回路の要部電気回路図、第24図は、上記
第6図中に示した液晶駆動回路におけるコモン信号出力
回路の電気回路図、第25図(a)〜に)は、上記第2
1図ないし第24図に示した液晶駆動回路における各種
信号の出力波形を示すタイムチャート、 第26図は、メモリーモード撮影におけるシャッター秒
時の計数方法を示す線図、 第27図は、第6図に示したマイクロコンピュータ−に
おけるプログラムの概要を示すフローチャート、 第28図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、モード判別のプログラムを詳細に示すフローチャ
ート、 第29図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、平均ダイレクトオート撮影モードのプログラムを
詳細に示すフローチャート、第30図は、上記第27図
に示したフローチャートにおける、スポットオート撮影
モードでスポット入力ありの場合の詳細なフローチャー
ト、第31図は、上記第27図に示したフローチャート
における、スポットオート撮影モードでスポット入力な
しの場合の詳細なフローチャート、第32図は、上記第
31図に示したスポットオート撮影モードでスポット入
力なしの場合のフローチャートに続いて実行される、ハ
イライト基準撮影モードおよび7ヤドウ基準撮影モード
のためのプログラムを詳細に示すフローチャート、第3
3図は、上記第27図に示したフローチャートにおける
、ストロボオート撮影モードのプログラムを詳細に示す
フローチャート、 第34図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、通常マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に
示す70−チャート、 第35図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、スポットマニュアル撮影モードでスポット入力あ
りの場合の詳細なフローチャート、第36図は、上記第
27図に示したフローチャートにおける、スポットマニ
ュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の詳細なフ
ローチャート、第37図は、上記第36図に示したスポ
ットマニュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の
フローチャートに続いて実行される、・・イライト基準
撮影モードおよびシャドウ基準撮影モードのためのプロ
グラムを詳細に示すフローチャート、第38図は、上記
第27図に示したフローチャートにおける。ストロボマ
ニュアル撮影モードのプログラムを詳細に示すフローチ
ャート、 第39図は、上記第33図に示したフローチャート中で
実行される、サブルーチンWA I T 1の詳細なプ
ログラムを示すフローチャート、 第40図は、上記第39図に示したサプルーチ/WAI
Tl、後記第41図に示すサブルーチンWAIT3およ
び第44図に示すバー表示のサブルーチン中で実行され
る、サプルーチ/WAIT2の詳細なプログラムを示す
フローチャート、 第41図は、上記第31図および第36図に示したフロ
ーチャート中で実行される、サブルーチンWAIT3の
詳細なプログラムを示すフローチャート、第42図は、
上記第29図に示したフローチャート中で実行される、
実露出時間カウントのためのサブルーチンの詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第43図は、上記第28図ないし第38図に示すフロー
チャート中で実行される、サブルーチンf((M3))
の詳細なプログラムを示す70−チャート、第44図は
、上記第28図ないし第38図に示すフローチャート中
で実行される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチャート、 第45図ないし第47図は、平均ダイレクトオート撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTv値のバー表示が表示範囲
内でなされた場合、第46図はTv値のバー表示が表示
範囲よりオーバーであった場合、第47図はTv値のバ
ー表示が表示範囲よりアンダーであった場合をそれぞれ
示す、 第48図ないし第50図は、スポットオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内
でなされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示が表
示範囲よりオーバーであった場合、第50図は補正が加
えられた場合を、それぞれ示す、第51図ないし第54
図は、スポットオート撮影モードでハイライト基準撮影
モードを選択したときの撮影情報表示装置の表示の態様
をそれぞれ示していて、第51図は平均Tv値のバー表
示が一旦最高輝度値に対応する位置まで延びた状態、第
52図は、第51図に示した状態から平均Tv値のバー
表示が21EVだけマイナスがわに移動した状態、第5
3図は、第52図に示した状態から3v −Av値を変
化させて平均Tv値のバー表示をシフトさせた状態、第
54図は、第53図に示した状態から補正を加えた状態
を、それぞれ示す、 第55図および第56図は、スポットオート撮影モード
でシャドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第55図は
平均Tv値のバー表示が一旦最低輝度値に対応する位置
まで戻った状態、第56図は。 第55図に示した状態から平均Tv値のバー表示が2@
EVだけプラスがわに移動した状態を、それぞれ示す。 第57図ないし第59図は、ダイレクトオートメモリー
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第57図はメモリーセットの状態、
第58図はメモリーホールドの状態、第59図はメモリ
ーホールドで補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第60図は、スポットオートメモリー撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態様を示す図、第61図お
よび第62図は、通常マニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
61図は標準露出レベルに対する偏差のバー表示がなさ
れている状態、第62図は、標準露出レベルに対する偏
差のバー表示に補正が加えられた状態を、それぞれ示す
、$63図ないし第65図は、スポットマニュアル撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第63図は標準露出レベルに対する偏差
の加算平均のバー表示がなされている状態、第64図は
、第63図に示した状態から新たにスポット入力を行な
った状態、第65図は、第64図に示した状態から補正
を加えた状態を、それぞれ示す、 第66図は、スポットマニュアル撮影モードでハイライ
ト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の
表示の態様を示す図。 第67図は、スポットマニュアル撮影モードでシャドウ
基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の表
示の態様を示す図、 第68図ないし第72図は、ストロボオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第68図は、標準露出レベルに対する偏差のポ
イント表示がなされている状態。 第69図は、第68図に示す状態から補正が加えられた
状態、第70図は、撮影後露出オーバーであった状態、
第71図は、撮影後露出アンダーであった状態、第72
図は、撮影後露出適正であった状態を、それぞれ示す、 第73図は、ストロボマニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5・・・・・・・・・絞り値設定環 7・・・・・・・・・マニュアルシャッター秒時設定環
10・・・・・・・・・カメラ 11・・・・・・・・・シャッターレIJ  %釦13
・・・・・・・・・メモリー指令操作ノブ14・・・・
・・・・・スポット入力釦15・・・・・・・・・ハイ
ライト指令釦16・・・・・・・・・シャドウ指令釦1
8・・・・・・・・・フィルム感度設定ダイヤル21・
・・・・・・・撮影モード切換用操作ノブ22・・・・
・・・・・露出補正用操作ノブ39・・・・・・・・・
撮影情報表示装置(撮影情報表示部)41・・・・・・
・・・測光用受光装置50・・・・・・・・・マイクロ
コンピュータ−(CPU)BVI・・・・・・・・・平
均測光による輝度値BV2・・・・・・・・・スポット
測光による輝度値Cv・・・・・・・・・補正値 Dl・・・・・・・・・充電完了表示用発光ダイオード
Ho〜H2・・・・・・コモン信号 JO−J38・・・・・・セグメント駆動信号PD、・
・・・・・・・・平均測光用光起電力素子PD2・・・
・・・・・・スポット測光用光起電力素子fLEo−R
E2・・・・・・背面電極5EG1〜SEG、o、・・
・・・・セグメント(表示領域)SV−AV・・・・・
・フィルム感度値と絞υ値との演算値SW1・・・・・
・・・・レリーズスイッチSW2・・・・・・・・・ト
リガースイッチSW3・・・・・・・・・マニュアルス
イッチSW、・・・・・・・・・オートスイッチ8W、
・・・・・・・・・バッテリーチェックスイッチSW、
・・・・・・・・・メモリースイッチSW、・・・・・
・・・・クリアースイッチSW8・・・・・・・・・ス
ポット入力スイッチSW9・・・・・・・・・ハイライ
トスイッチSW、。・・・・・・・・・シャドウスイッ
チ形22区 −V。 馬30図 処33区 、%38区 売42区 %43区 蔦45区 11111111mm5+ww  lJ)給。 FR20001CKX150025012560301
5 8 4 2 1LITO 易46図 め9図 2000 [XX) 5CO250125ω−3) 1
5842 If倶屯R ALm) ろ48区 au’r。 〜ノT。 AUTOHIGH ALrTO94M 発57図 0VERb刀■(6)ん1δω犯 +5 8 4 2 
111×^υTO 爺4氾区 形刃図 %ω図 錦61図 筋62図 %日間 発印図 ↑@@@#   轟  @@ON− 外ω図 発田図 形σ区 60″″ AUTO・ ・ ・ e A ・ ・ ・ ・E)95 3田1 0 AUTO・ ・ Φ ・ %′7C) 0 ALITCミ粥・ ・ ・ ・ 応71[ AIJTI)      ・ ・ ・ ・ ム ・ろ隔
] ω  。 ALr+’O・  ・  ・  ・ −”JT〜 る召 、           士 ン 図 〈 ・ ・ ・ −+ホζ え 区 手続補正書(自発) 昭和87年に月aZ日 2、発明の名称  カメラ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称   (037)  オリンパス光学工業株式会
社4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄、および図面6、補
正の内容 (1)明細書第19頁第11行中に記載した「入力ボー
ト」を、「出力ボート」に改める。 (2)  同 第32買初行末尾に記載した「第8図」
を、「第9図」に改める。 チックレンジ」を、「ダイナミックレンジ」に改める。 (4)同 第41頁下から5行自末尾に記載した「放」
を、「充」に改める。 (Is)  同 第62頁第9行末尾に記載した「コレ
ク」を、「コレクタ」に改める。 (6)同 第84頁下から7行目中に記載した「第1図
」を、「第5図」に改める。 (7)  同 第167頁下から4行目中に記載した「
終了すると、」の次に、下記の文を加入する。 「次に、出カポ−)Oo、01にそれぞれ正のパルスを
出力する。これは、スポットオートモードまたはスポッ
トマニエアルモードの撮影が終了すると、自動的に平均
撮影モードにするためである。次に、」 (8)  1iij書に添付した図面中、第29図を別
添の訂正図面に代替する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ストロボ撮影の際にシャツ・ター秒時が一定のストロボ
    同調秒時に設定されるカメ2において、ストロボ撮影モ
    ードが選択されたときに、上記ストロボ同調秒時と、測
    光された輝度値と、あらかじめ設定された絞り値および
    フィルム感度値とから露出レベルを算出し、この露出レ
    ベルを標準露出レベルとのずれ量として表示するように
    したことを特徴とするカメラ。
JP57109991A 1982-06-28 1982-06-28 カメラ Granted JPS592023A (ja)

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