JPS58219539A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPS58219539A JPS58219539A JP10144082A JP10144082A JPS58219539A JP S58219539 A JPS58219539 A JP S58219539A JP 10144082 A JP10144082 A JP 10144082A JP 10144082 A JP10144082 A JP 10144082A JP S58219539 A JPS58219539 A JP S58219539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- circuit
- value
- output
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、カメラ、更に詳しくは、平均測光撮影モード
と部分測光撮影モードとを切換可能なカメラに関する。 周知のようK、従来のカメラにおける測光方法は、平均
測光方法と部分(スポット)測光方法とに大別される。 上記平均測光方法は、さらに全画面平均測光方法と、中
央重点平均測光方法とに別けられるが、一般には中央重
点平均測光方法が採用されている。 この平均測光方法は、通常の被写体に対しては無難な結
果が得られるため、部分測光方法に較べて使い易さで勝
り、一般のカメラではほとんどこの方法が採用されてい
る。 上記部分測光方法は、明暗比の大きい被写体のいずれか
一方に露出を合わせたい場合等に有効であるが、操作が
面倒アあると共に、不適正露出の写真を撮影してしまう
おそれが大きいという欠点がある。 このように、平均測光方法は、通常の被写体を撮影する
うえにおいては、部分測光方法に較べて優れた方法であ
るといえる。 しかし、実際の被写体は、明暗比の少ない被写体ばかり
ではなく、逆光の被写体、舞台撮影の場合の被写体、窓
から外を眺めた構図の被写体等のように、明暗比の大き
い被写体が数多く存在する。 特に、撮影者の技術が向上すればするほど、このような
明暗比の大きな被写体を撮影する機会が多くなる。とぐ
ろが、明暗比の大きな被写体を平均測光方法を採用する
自動露出カメラで撮影した場合には、平均化された被写
体輝度に基づいて露出が制御されてしまうので、明暗比
の大きい被写体のいずれか一方に露出を合わせたい場合
等に、撮影者の作画意図を充分反映させることができな
い。 従って、従来はこのような特殊な被写体を撮影する場合
には、極めて挟角の測光角を有する、いわゆるス、ポッ
ト露出計で、撮影する被写体の複数個所を測光し、得ら
れた被写体輝度情報と、適正露出を与える部分を2とに
するか、暗部をどの程度の暗部とするか等の撮影意図と
に基づいて、絞り、シャッター秒時等の露出要素、を決
定し、カメラをマニュアル操作状態にして写真撮影を行
なうようにしていた。また、スタジオ撮影等の被写体に
近づくことができるときは・、1、入射光式露出計で撮
影する被写体の所望の複数個所を測光し、同1ように露
出要素を決定して、マニュアル操作状態で写真撮影を行
なっていた。 しかし、このようなカメラとは別体の露出計を用いて部
分測光を行なって露出要素を決定する方法は、手順が面
倒で時間がかかると共に、複雑な計算を必要とするとい
う欠点があった。 そこで、平均測光手段および部分測光手段を配設して、
両側光手段を選択的に測光状態にすることにより、平均
測光撮影モードと部分測光撮影モードと影モードでも部
分測光撮影モードでも任意に選択して簡単に写真撮影を
行なうことができるという利点がある。しかし、従来の
この種カメラは、部分測光値を人力するだめの操作部材
は有していたが、部分測光値およびその演算結果値をキ
ャンセルするだめの操作部材を設けていなかったので、
部分測光値および演算結果値を消去して、新たに部分測
光をやり直したり、平均測光撮影モードへ切り換えたり
する操作が面倒であるという欠点があった。 本発明の目的は、上述の点に鑑み、部分測光値および演
算結果値をキャンセルするためのデーター消去部材を設
けると共に、このデーター操作部材の操作により、部分
測光撮影モードから平均測光撮影モードへの切換も同時
に行なわれるようにしたカメラを提供するにある。 本発明によれば、データー消去部材を操作することによ
り、部分測光値および演算結果値が消去されると同時に
、平均測光撮影モードへの切換も行なわれるので、部分
測光後でも部分測光のやり直しが容易に行なえるという
利点がある。まだ、部分測光撮影を止めて平均測光撮影
を行なおうとする場合には、データーの消去と撮影゛モ
ードの切換が同時に行なわれるので一層便利である。 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。 第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すカメラ
の正面図および平面図をそれぞれ示している。このカメ
ラ10は、いわゆる−眼しフレッ□クスカメラであって
、・カメラ本体lの前面の中央部に撮影レンズ鏡筒2が
着脱自在に装着されていると共に、上面の中央部忙はペ
ンタプリズム収納部3が三角屋根型に突設されている。 上記撮影レンズ鏡筒2には、周知のように撮影レンズ4
が収納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周部
には、前部から後部にかけて、絞り値設定環5゜撮影距
離設定環6およびマニュアルシャッター秒時設定環7が
、回転操作可能に順次配設されている。また、カメラ本
体1の上面の、上記ペンタプリズム収納部3で仕切られ
た左半部には、フィルム巻上レバー8.フィルム駒数表
示窓9.シャッターレリーズ釦11.セルフタイマー指
令操作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13.スポット
入力釦14゜ハイライト指令釦15およびシャドウ指令
釦16がそれぞれ設けられている。一方、カメラ本体1
の上面の右半部には、フィルム巻戻ノブ17.フィルム
感度設定ダイヤル18.フィルム感度表示窓19゜撮影
モード切換用操作ノブ21.露出補正用操作ノブ22.
およびバッテリーチェック表示用発光窓23がそれぞれ
設けられている。また、上記ペンタプリズム収納部3の
上面の後端部寄りには、ストロボ取付用シー−24がζ
%k”%配設されており、更に、カメラ本体1の前面の
右端上部寄りには、ストロボ(図示されず)を接続コー
ド(図示されず)を介して接続するためのコネクター2
5が設けられている。なお、第1図および第2図中、符
号26は撮影レンズ鏡筒2をカメラ本体lに装着するた
めの操作釦を、27はカメラ本体1にストラップ(図示
されず)を取り付けるための金具を、28はファインダ
ー接眼窓枠を、それぞれ示している。 上記メモリー指令操作ノブ13は、シャッターレリーズ
釦11の台座の基部に回動操作可能に配設されていて、
平生は自己の復帰習性によって、カメラ本体1の上面に
表記された「MEMORYJ指標と[CLEA、J指標
との中間位置に、同ノブ13に表記された指標を対応さ
せて停止している。このメモリー指令操作ノブ13は、
一旦記憶された露出レベルで複数駒に亘って撮影を行な
うメモリー撮影モード(以下、単にメモリーモードと称
す。)を選択したり、解除したりするだめの操作部材で
あって、後述するメモリースイッチ5W6(第、7図参
照)およびクリアースイッチ5W7(第7図参照)に連
動するようになっている。メモリー指令操作ノブ13を
回動操作して同ノブ13の指標をIMEMORYJ指標
に合わせると、メモリースイッチSW6が閉成されてメ
モリー撮影モードが選択され、1−CLBARJ指標に
合わせると、クリアースイッチSW7が閉成されてメモ
リー撮影モードが解除されるようになっている。操作ノ
ブ13から回動力を取り去ると、同ノブ13は自己の習
性で平生位置に自動的に復帰するが、メモリー撮影モー
ドやこれを解除した状態はそのまま保持される。この点
については、後に第7図の説明において詳述する。 上記スポット入力釦14は、撮影レンズ4を通じて部分
測光された被写体の輝度値をカメラioの電気回路に入
力させて記憶させる役目をする自己復帰型の押釦であっ
て、後述するスポット入力スイッチSW、(第7図参照
)に連動するようになっている。このスポット入力釦1
4を押し込むと、スポット入力スイッチSW8が閉成し
て、記憶された部分測光値に基づいて露出レベルを制御
するスポット撮影モードが選択されると同時に、部分測
光された輝度値が記憶されるようになっている。スポに
なっている。なお、スポット入力釦14の自己復帰によ
ってはスポット撮影モードは解除されず、同撮影モード
の解除は、1回の撮影動作の完了に関連して行なわれる
ようになっている。 上記ハイライト指令釦15は、上記スポット入力釦14
の操作により記憶された部分測光値のうちの最高輝度値
を基準として、これより2−!−Evだけ低い露出値で
露出を行なうハイライト基準撮影モード(以下、単にハ
イライトモードと称す。)を選択するための自己復帰型
の押釦であって、後述するハイライトスイッチSW、
(第7図参照)に連動するようになっている。このハイ
ライト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモー
ドが選択され、偶数回押し込むと、ハイライトモードが
解除されるようになっている。また、上記シャドウ指令
釦16は、上記スポット入力釦14の操作により記憶さ
れた部分測光値のうちの最低輝度値を基準として、これ
より2 a Ev だけ高い露出値で露出を行なうシャ
ドウ基準撮影モード(以下、単にシャドウモードと称す
。)を選択するための自己復帰型の押釦であって、後述
するシャドウスイッチSW、。(第7図参照)に連動す
るようになっている。 このシャドウ指令釦1iを奇数回押し込むと、シャドウ
モードが選択され、偶数回押し込むと、シャドウモード
が解除されるようになっている。なお、上記ハイライト
指令釦15およびシャドウ指令釦16を押し込んだ時点
で部分測光値が記憶されていない場合には、ハイライト
モードおよびシャドウモードは選択されないようになつ
、ている。また、ノーイライトモードの状態でシャドウ
指令釦16が押された場合には、ハイライトモードが解
除されてシャドウモードが選択され、シャドウモードの
状態でハイライト指令釦15が押された場合には、シャ
ドウモードが解除されてノ・イライトモードが選択され
るようになっている。 上記撮影モード切換用操作ノブ21は、フィルム巻戻ノ
ブ17の台座の基部に回動操作自在に配設されていて、
カメラ本体1の上面に表記されたrMANUALJ 、
「0FFJ 、jAυTOJおよび「cHBcKJの
各指標に対応する位置で、それぞれクリック“ストップ
をかけられて暫定的に停止するようになっている。そし
て、この撮影モード切換用操作ノブ21は、マニュアル
スイッチSW、 (第7図参照)。 オートスイッチ5W4(第7図参照)およびバッテリー
チェックスイッチSW、(第11図参照)にそれぞれ連
動するようになっており、操作ノブ21を[MANUA
LJ指標に対応させたときには、マニュアルスイッチS
W3が閉成されて、手動設定されたマニュアルシャッタ
ー秒時でシャッター(図示されず)を作動させて露出を
制御するマニュアル露出撮影モード(以下、単にマニュ
アルモードと称す。)が、[0FFJ指標に対応させた
ときには、回路的に一定のシャッター秒時でシャッター
が作動されるオフ撮影モード(以下、単にオフモードと
称す。)が、「A U T OJ 指標に対応させたと
きには8、オートスイッチSW4が閉°成されて、被写
体の測光輝度値からシャッター秒時を演算し、このシャ
ッター秒時でシャッターを作動させて露出な制御するオ
ート露出撮影モード(以下、単にオートモードと称す。 )が、「CHECK」指標に対応させたときには、バッ
テリーチェックスイッチSWsが閉成されて、電源電圧
Vccが規定電圧以上あることが上i己バッテリーチェ
ック表示用発光窓23に点灯表示されるバッテリーチェ
ック状態が、それぞれ得られるようになっている。 第3図は、本発明のカメラ10内に配設された一眼レフ
レックスカメラの光学系を示して(・る。周知のように
一眼レフレックスカメラの光学系に1、平生は撮影光路
に対して45°傾いた可動反射ミ2−31が回動自在に
配設されていて、このファインダー光路形成位置におい
て、撮影レンズ4を通じてカメ210内に入射した被写
体光を直角上方に向けて反射して、ファインダー光学系
に入射させるようになっている。ファインダー光学系は
、撮影フィルム34の感光面・に対して光学的に共役と
なる位置に配設されたピントグラス35と、このピント
グラス35の直上に配置されたコンデンサーレンズ36
と、更にこのコンデンサーレンズ36の直上に配設され
たペンタプリズム37と、このペンタプリズム37の光
出射端面である後端面に対向するように配設されたファ
インダー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピン
トグラス35とコンデンサーレンズ36との間の後端縁
部がわには、後述する光透過型の液晶表示板でなる撮影
情報表示装置39が配設されて(・る。また、上記可動
反射ミラー31の中央部は、ハーフミラ−加工が施され
て、または、全透過のスリットが列設されて、半透過部
31aとなっており、この半透過部31aと対応する可
動反射ミラー31の背面がわには、全反射ミラー32が
可動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動自在
に取り付けられている。この全反射ミラー32は、可動
反射□ミラー31の半透過部31aを通過した被写体光
をカメラ10の底部がわに配置された測光用受光装置4
1に向けて反射させる役目をする。測光用受光装置41
は、第4図に示すように、長方形状に形成されていて、
カメラ本体1の後部に配置された撮影フィルム34の感
光0面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面
、および上記全反射ミラー32を仰ぎ見るように、カメ
ラ本体1の底部前端寄りに傾けられて配設されている。 この測光用受光装置4iは、N型半導体基板420表面
に、巴形状および四角形状のP型半導体領域43a。 43bを形成した後、N型半導体基板42にカソード電
極44を、P型半導体領域43a、43bにアノード電
極45a、45bを、それぞれ付設し
と部分測光撮影モードとを切換可能なカメラに関する。 周知のようK、従来のカメラにおける測光方法は、平均
測光方法と部分(スポット)測光方法とに大別される。 上記平均測光方法は、さらに全画面平均測光方法と、中
央重点平均測光方法とに別けられるが、一般には中央重
点平均測光方法が採用されている。 この平均測光方法は、通常の被写体に対しては無難な結
果が得られるため、部分測光方法に較べて使い易さで勝
り、一般のカメラではほとんどこの方法が採用されてい
る。 上記部分測光方法は、明暗比の大きい被写体のいずれか
一方に露出を合わせたい場合等に有効であるが、操作が
面倒アあると共に、不適正露出の写真を撮影してしまう
おそれが大きいという欠点がある。 このように、平均測光方法は、通常の被写体を撮影する
うえにおいては、部分測光方法に較べて優れた方法であ
るといえる。 しかし、実際の被写体は、明暗比の少ない被写体ばかり
ではなく、逆光の被写体、舞台撮影の場合の被写体、窓
から外を眺めた構図の被写体等のように、明暗比の大き
い被写体が数多く存在する。 特に、撮影者の技術が向上すればするほど、このような
明暗比の大きな被写体を撮影する機会が多くなる。とぐ
ろが、明暗比の大きな被写体を平均測光方法を採用する
自動露出カメラで撮影した場合には、平均化された被写
体輝度に基づいて露出が制御されてしまうので、明暗比
の大きい被写体のいずれか一方に露出を合わせたい場合
等に、撮影者の作画意図を充分反映させることができな
い。 従って、従来はこのような特殊な被写体を撮影する場合
には、極めて挟角の測光角を有する、いわゆるス、ポッ
ト露出計で、撮影する被写体の複数個所を測光し、得ら
れた被写体輝度情報と、適正露出を与える部分を2とに
するか、暗部をどの程度の暗部とするか等の撮影意図と
に基づいて、絞り、シャッター秒時等の露出要素、を決
定し、カメラをマニュアル操作状態にして写真撮影を行
なうようにしていた。また、スタジオ撮影等の被写体に
近づくことができるときは・、1、入射光式露出計で撮
影する被写体の所望の複数個所を測光し、同1ように露
出要素を決定して、マニュアル操作状態で写真撮影を行
なっていた。 しかし、このようなカメラとは別体の露出計を用いて部
分測光を行なって露出要素を決定する方法は、手順が面
倒で時間がかかると共に、複雑な計算を必要とするとい
う欠点があった。 そこで、平均測光手段および部分測光手段を配設して、
両側光手段を選択的に測光状態にすることにより、平均
測光撮影モードと部分測光撮影モードと影モードでも部
分測光撮影モードでも任意に選択して簡単に写真撮影を
行なうことができるという利点がある。しかし、従来の
この種カメラは、部分測光値を人力するだめの操作部材
は有していたが、部分測光値およびその演算結果値をキ
ャンセルするだめの操作部材を設けていなかったので、
部分測光値および演算結果値を消去して、新たに部分測
光をやり直したり、平均測光撮影モードへ切り換えたり
する操作が面倒であるという欠点があった。 本発明の目的は、上述の点に鑑み、部分測光値および演
算結果値をキャンセルするためのデーター消去部材を設
けると共に、このデーター操作部材の操作により、部分
測光撮影モードから平均測光撮影モードへの切換も同時
に行なわれるようにしたカメラを提供するにある。 本発明によれば、データー消去部材を操作することによ
り、部分測光値および演算結果値が消去されると同時に
、平均測光撮影モードへの切換も行なわれるので、部分
測光後でも部分測光のやり直しが容易に行なえるという
利点がある。まだ、部分測光撮影を止めて平均測光撮影
を行なおうとする場合には、データーの消去と撮影゛モ
ードの切換が同時に行なわれるので一層便利である。 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。 第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すカメラ
の正面図および平面図をそれぞれ示している。このカメ
ラ10は、いわゆる−眼しフレッ□クスカメラであって
、・カメラ本体lの前面の中央部に撮影レンズ鏡筒2が
着脱自在に装着されていると共に、上面の中央部忙はペ
ンタプリズム収納部3が三角屋根型に突設されている。 上記撮影レンズ鏡筒2には、周知のように撮影レンズ4
が収納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周部
には、前部から後部にかけて、絞り値設定環5゜撮影距
離設定環6およびマニュアルシャッター秒時設定環7が
、回転操作可能に順次配設されている。また、カメラ本
体1の上面の、上記ペンタプリズム収納部3で仕切られ
た左半部には、フィルム巻上レバー8.フィルム駒数表
示窓9.シャッターレリーズ釦11.セルフタイマー指
令操作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13.スポット
入力釦14゜ハイライト指令釦15およびシャドウ指令
釦16がそれぞれ設けられている。一方、カメラ本体1
の上面の右半部には、フィルム巻戻ノブ17.フィルム
感度設定ダイヤル18.フィルム感度表示窓19゜撮影
モード切換用操作ノブ21.露出補正用操作ノブ22.
およびバッテリーチェック表示用発光窓23がそれぞれ
設けられている。また、上記ペンタプリズム収納部3の
上面の後端部寄りには、ストロボ取付用シー−24がζ
%k”%配設されており、更に、カメラ本体1の前面の
右端上部寄りには、ストロボ(図示されず)を接続コー
ド(図示されず)を介して接続するためのコネクター2
5が設けられている。なお、第1図および第2図中、符
号26は撮影レンズ鏡筒2をカメラ本体lに装着するた
めの操作釦を、27はカメラ本体1にストラップ(図示
されず)を取り付けるための金具を、28はファインダ
ー接眼窓枠を、それぞれ示している。 上記メモリー指令操作ノブ13は、シャッターレリーズ
釦11の台座の基部に回動操作可能に配設されていて、
平生は自己の復帰習性によって、カメラ本体1の上面に
表記された「MEMORYJ指標と[CLEA、J指標
との中間位置に、同ノブ13に表記された指標を対応さ
せて停止している。このメモリー指令操作ノブ13は、
一旦記憶された露出レベルで複数駒に亘って撮影を行な
うメモリー撮影モード(以下、単にメモリーモードと称
す。)を選択したり、解除したりするだめの操作部材で
あって、後述するメモリースイッチ5W6(第、7図参
照)およびクリアースイッチ5W7(第7図参照)に連
動するようになっている。メモリー指令操作ノブ13を
回動操作して同ノブ13の指標をIMEMORYJ指標
に合わせると、メモリースイッチSW6が閉成されてメ
モリー撮影モードが選択され、1−CLBARJ指標に
合わせると、クリアースイッチSW7が閉成されてメモ
リー撮影モードが解除されるようになっている。操作ノ
ブ13から回動力を取り去ると、同ノブ13は自己の習
性で平生位置に自動的に復帰するが、メモリー撮影モー
ドやこれを解除した状態はそのまま保持される。この点
については、後に第7図の説明において詳述する。 上記スポット入力釦14は、撮影レンズ4を通じて部分
測光された被写体の輝度値をカメラioの電気回路に入
力させて記憶させる役目をする自己復帰型の押釦であっ
て、後述するスポット入力スイッチSW、(第7図参照
)に連動するようになっている。このスポット入力釦1
4を押し込むと、スポット入力スイッチSW8が閉成し
て、記憶された部分測光値に基づいて露出レベルを制御
するスポット撮影モードが選択されると同時に、部分測
光された輝度値が記憶されるようになっている。スポに
なっている。なお、スポット入力釦14の自己復帰によ
ってはスポット撮影モードは解除されず、同撮影モード
の解除は、1回の撮影動作の完了に関連して行なわれる
ようになっている。 上記ハイライト指令釦15は、上記スポット入力釦14
の操作により記憶された部分測光値のうちの最高輝度値
を基準として、これより2−!−Evだけ低い露出値で
露出を行なうハイライト基準撮影モード(以下、単にハ
イライトモードと称す。)を選択するための自己復帰型
の押釦であって、後述するハイライトスイッチSW、
(第7図参照)に連動するようになっている。このハイ
ライト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモー
ドが選択され、偶数回押し込むと、ハイライトモードが
解除されるようになっている。また、上記シャドウ指令
釦16は、上記スポット入力釦14の操作により記憶さ
れた部分測光値のうちの最低輝度値を基準として、これ
より2 a Ev だけ高い露出値で露出を行なうシャ
ドウ基準撮影モード(以下、単にシャドウモードと称す
。)を選択するための自己復帰型の押釦であって、後述
するシャドウスイッチSW、。(第7図参照)に連動す
るようになっている。 このシャドウ指令釦1iを奇数回押し込むと、シャドウ
モードが選択され、偶数回押し込むと、シャドウモード
が解除されるようになっている。なお、上記ハイライト
指令釦15およびシャドウ指令釦16を押し込んだ時点
で部分測光値が記憶されていない場合には、ハイライト
モードおよびシャドウモードは選択されないようになつ
、ている。また、ノーイライトモードの状態でシャドウ
指令釦16が押された場合には、ハイライトモードが解
除されてシャドウモードが選択され、シャドウモードの
状態でハイライト指令釦15が押された場合には、シャ
ドウモードが解除されてノ・イライトモードが選択され
るようになっている。 上記撮影モード切換用操作ノブ21は、フィルム巻戻ノ
ブ17の台座の基部に回動操作自在に配設されていて、
カメラ本体1の上面に表記されたrMANUALJ 、
「0FFJ 、jAυTOJおよび「cHBcKJの
各指標に対応する位置で、それぞれクリック“ストップ
をかけられて暫定的に停止するようになっている。そし
て、この撮影モード切換用操作ノブ21は、マニュアル
スイッチSW、 (第7図参照)。 オートスイッチ5W4(第7図参照)およびバッテリー
チェックスイッチSW、(第11図参照)にそれぞれ連
動するようになっており、操作ノブ21を[MANUA
LJ指標に対応させたときには、マニュアルスイッチS
W3が閉成されて、手動設定されたマニュアルシャッタ
ー秒時でシャッター(図示されず)を作動させて露出を
制御するマニュアル露出撮影モード(以下、単にマニュ
アルモードと称す。)が、[0FFJ指標に対応させた
ときには、回路的に一定のシャッター秒時でシャッター
が作動されるオフ撮影モード(以下、単にオフモードと
称す。)が、「A U T OJ 指標に対応させたと
きには8、オートスイッチSW4が閉°成されて、被写
体の測光輝度値からシャッター秒時を演算し、このシャ
ッター秒時でシャッターを作動させて露出な制御するオ
ート露出撮影モード(以下、単にオートモードと称す。 )が、「CHECK」指標に対応させたときには、バッ
テリーチェックスイッチSWsが閉成されて、電源電圧
Vccが規定電圧以上あることが上i己バッテリーチェ
ック表示用発光窓23に点灯表示されるバッテリーチェ
ック状態が、それぞれ得られるようになっている。 第3図は、本発明のカメラ10内に配設された一眼レフ
レックスカメラの光学系を示して(・る。周知のように
一眼レフレックスカメラの光学系に1、平生は撮影光路
に対して45°傾いた可動反射ミ2−31が回動自在に
配設されていて、このファインダー光路形成位置におい
て、撮影レンズ4を通じてカメ210内に入射した被写
体光を直角上方に向けて反射して、ファインダー光学系
に入射させるようになっている。ファインダー光学系は
、撮影フィルム34の感光面・に対して光学的に共役と
なる位置に配設されたピントグラス35と、このピント
グラス35の直上に配置されたコンデンサーレンズ36
と、更にこのコンデンサーレンズ36の直上に配設され
たペンタプリズム37と、このペンタプリズム37の光
出射端面である後端面に対向するように配設されたファ
インダー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピン
トグラス35とコンデンサーレンズ36との間の後端縁
部がわには、後述する光透過型の液晶表示板でなる撮影
情報表示装置39が配設されて(・る。また、上記可動
反射ミラー31の中央部は、ハーフミラ−加工が施され
て、または、全透過のスリットが列設されて、半透過部
31aとなっており、この半透過部31aと対応する可
動反射ミラー31の背面がわには、全反射ミラー32が
可動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動自在
に取り付けられている。この全反射ミラー32は、可動
反射□ミラー31の半透過部31aを通過した被写体光
をカメラ10の底部がわに配置された測光用受光装置4
1に向けて反射させる役目をする。測光用受光装置41
は、第4図に示すように、長方形状に形成されていて、
カメラ本体1の後部に配置された撮影フィルム34の感
光0面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面
、および上記全反射ミラー32を仰ぎ見るように、カメ
ラ本体1の底部前端寄りに傾けられて配設されている。 この測光用受光装置4iは、N型半導体基板420表面
に、巴形状および四角形状のP型半導体領域43a。 43bを形成した後、N型半導体基板42にカソード電
極44を、P型半導体領域43a、43bにアノード電
極45a、45bを、それぞれ付設し
【構成されており
、領域43aと基板42とは、撮影フィルム34の感光
面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面で反
射された被写体光を平均ダイレクト測光する光起電力素
子PD1(第8図参照)を形成し、また、領域43bと
基板42とは、全反射ミラー32で反射された被写体光
をスポット記憶測光する光電変換素子PD、(第8図参
照)を形成している。 第5図は、本発明のカメラlOにおける電気回路の構成
の概要を示すブロック図である。この電気回路は、回路
全体を制御する中央処理装置としてのマイクロコンピー
−ター(以下、CPUと略記する。)50と被写体光を
測光して、測光積分出力S2および輝度値信号S6を出
力するヘッドアンプ回路51と、トリガー信号S1を出
力して、ヘッドアンプ回路51の測光開始時機を制御す
るトリガータイミング調整回路52と、絞り値、フィル
ム感度値、補正値等のアナログ露出情報を回路に入力さ
せるためのアナログ露出情報導入回路53と、上記ヘッ
ドアンプ回路51からの測光積分出力S2とアナログ露
出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレクト
測光時のシャッター制御信号817を出力する第1の比
較回路54と、この第1の比較回路54からのダイレク
ト測光時のシャッター制御信号817と、CPU50力
ら出力されるメモリーモード。 マニュアルモード、スポットモート時のシャッター制御
信号816とのいずれかを選択して出力する第1の選択
回路55と、この第1の選択回路55力)ら出力される
シャッター制御信号によって制御されるマグネット駆動
回路56と、上記ヘッドアンプ回路51から゛の輝度値
信号S6とアナログ露出情報導入回路53からの(フィ
ルム感度値−絞り値)信号(SV−AV)とノイずれか
一方を、CPU50力・らの入力選択信号87.に基づ
いて選択的に出力する第2の選択回路57と、上記CP
U50からの8ビツトのデジタル情報なり−A変換する
D−A変換回路58と、このD−A変換回路58から出
力されるアナログ信号と上記第2の選択回路57かも出
力される被A−D変換アナログ信号S8とを比較してデ
ジタル情報としてCPU50に入力する第2の比較回路
59と、マニュアルシャッター秒時および補正値をデジ
タル露出情報としてCPU 50内に入力するためのデ
ジタル露出情報導入回路60と、CPU50からの出力
を受けて駆動される上記撮影情報表示装置39とで、そ
の主要部が構成されている。 また、この他に、ストロボの充電完了を表示させるため
のストロボ判定回路62と、電源電圧Vccが規定電圧
以上あるか否かを判定するバッテリーチェック回路63
と、電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路6
4と、ストロボ光による露出がオーバーであったかアン
ダーであったかを判定するストロボオーバーアンダー判
定回路65と、ストロボの自動調光信号を発生するスト
ロボ制御回路66とが、それぞれ付設されている。さら
に、回路全体への給電を保持する電源ホールド回路67
、各種時゛開信号を発生するタイマー回路68および各
種基準電圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設け
られている。 第6図は、本発明のカメラ10における制御システムの
中枢となる上記CPU50の内部構成を示すブロック図
である。図において、クロック発生器(CLOCK)7
1は、CPU50の動作の基準となるパルスを発生する
部分であり、制御回路(C0NT )72は、CPU5
0の全体の動作を制御する中枢となる部分である。CP
U50は、決められたプログラム順序に従って、いろい
ろな2進数のデータを順序よく転送処理して行く必要が
あるが、そのためには、CPU50内部のゲートをいつ
、どれだけの時間開いたらよいか、またどのフ、リップ
フロップをセットあるいはリセットしたら良いのか等を
CPU50の状態と入力の状態とによって決定する部分
をCPU50の内部に持っている必要がある。この仕事
をするのがC0NT72である。インストラクションレ
ジスター(INR)73は、後述するランダムアクセス
メモリー(RAM)84の内容を一時的に保持する部分
であり、C0NT72はこのlNR73の内容によりC
PU50の各部の状態を決定する。プログラムカウンタ
ー(PC)76は、プログラムを順序正しく行なうため
に、これから実行しようとする番地を記憶する部分であ
り、実行する順序にメモリ一番地の小さい方から大きい
方へと1つずつ大きくなってゆく。スタックポインター
(SP)77%ま、割込み命令が発生した場合や、すブ
ルーチンへの飛び越し命令が発生した場合などに、PC
76、後述するアキュムレーター(ACC)79.同じ
く後述するインデックスレジスター(IX)78等の内
容を壊さずに、それらの命令から復帰して再び使(・た
いときに、内容を一時的に保持しておくためのレジスタ
ーである。lX78は、インデックスアドレス形式で命
令を実行する場合の命令実行番地を記憶するためのレジ
スターである。演算処理回路(ALU)slは、命令の
実行のうち演算に関する操作を行なう部分であり、加算
や減算を行なったり、メモリーの内容(°19か′09
か)を反転させるイ/バート命令を実行したり、2つの
メモリーの論理和あるいは論理積等を求める論理演算を
行なったリスる。コンディションコードレジスター(C
CR)82は、分岐命令等の判断を要する命令を実行す
る際に、状態検出に用いるコードをフラッグに蓄えてお
くためのレジスターである。CPU50にとって判断機
能は重要な位置を占めており、本発明のカメラlOの制
御においても、後述するように、各入力ボートの状態(
°1′かIOoか)を判断して、次に実行するプログラ
ムの流れを変えるか、あるいは流れを変えないでそのま
ま命令を実行するかの分岐命令を実行する箇所が頻繁に
出てくる。これは、CCR,82にあるフラッグの状態
を判別することにより行なっている。CCR82は、命
令の実行によってその結果が2の補数でマイナスになり
たときに°1°、プラスになったときに°0”になるネ
ガティブフラッグ、結果が°09のときVc”Z@θ′
でないときに909となるゼロフラッグ、結果が2の補
数のオーバーフローを起こしたときに1′。 そうでないときに°0′となるオーバーフローフラッグ
、演算の結果、符号なし2進数からキヤ+7−あるいは
ボローが生じたときに91°、生じなかったときに0′
となるキャリーフラッグ等の各種フラッグで構成されて
いる。メモリーバッファレジスター(MBR)75は、
ストレージアドレスレジスター(SλR)74に読み出
すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読み
出しを指示すると、指示した番地の内容が読み出される
レジスターである。 リードオンリーメモリー(ROM)s3は、cpu50
に内容を順次読み出させながら命令を実行させて行くた
めのものである。また、ランダムアクセスメモリー(R
AM)84は、演算処理途中の値やその結果を、あるい
は各種入力情報を一時的に記憶するメモリーである。表
示用ランダムアクセスメモリー(DRAM)85は、後
に第19図(a) (D説明において詳述する撮影情報
表示装置39を形成する液晶表示板の各セグメントに1
対1に対応するエリアを有していて、DRAM85のあ
る特定番地の内容が°l°となれば、それに対応した液
晶表示板のセグメントが発色するように構成されている
。液晶駆動回路(LCDD)61は、前述したように、
骸晶表示板でなる撮影情報表示装置39を発色駆動する
ための回路でありて、本発明のカメラlOでは、後述す
るように表示装置39の14デユーテイ・5バイアス駆
動制御方法を採用している関係上、セグメントラインは
39本、コモンラインは3本それぞれ引き出されている
。入カポ−) (INPP)88は、後述するように、
17個の入カポ−) 10−116で、出力ポート(O
UTPP)89は、同じく後述するように、10個の入
力ボート00〜09で、それぞれ形成されている(第7
図参照)。なお、0UTPP 89の出力は、すべてラ
ッチ出力である。 次に1以上のように構成されたCPU5oの制御の流れ
を簡単に説明する。 CPU50は、まずP C76が指示したメモリー内の
アドレスに格納されている命令をロードするフェッチサ
イクルと、次にその命令を実行するエグゼキュートサイ
クルとの2つのサイクルを繰り返している。そして、初
めに、PC76の値が8AI(74に転送される。それ
と同時に、PC76には、今までPC76に入っていた
内容に1を加えたものが格納される。5AR74に読み
出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読
み出しを指示すると、しばらくしてMBR,75に指示
した番地の内容が読み出される。そのうちのインストラ
クションコード部分を、lNR73に転送する。これが
7エツチサイクルである。これに続いてエグゼキュート
サイクルに入るのであるが、この動作はlNR73の内
容によって異なる。−例として、いまlNR73にAC
C79にメモリーの内容をロードする命令(LDA命令
)が入っていたとする。MBR75に残っている命令の
アドレス部分をSAR,74に転送し、続いてメモリー
に読み出しを指令し、しばらくしてMBR,75に得ら
れたデーターをACC79に転送して命令を終了する。 もう1つの例として、後に述べるフローチャートの中で
も頻繁に出てくる条件分岐命令がどのように実行される
かを示す。いま、入力ボートのあるポー)(Aポートと
する。)の状態を判別して条件分岐したい場合、上側の
場合と同様に、7エツチサイクルにおいてMBR75に
Aボートの内容が読み出される。Aポートのビットは、
メモリーの最上位ビットにあるものとする。いま、I
NR73にAC(j9にメモリーの内容を格納するLD
A命令が入っていたとすると、上側の場合と同様にして
、Aボルトの内容がACC79に転送される。続いて、
PC76により次に実行すべきアドレスが指示され、全
く同様にして命令がMBR,75に格納される。いま、
INR,73にACC79の最上位ビットをCCR,8
2のうちのキャリーフラッグにシフトする命令(ROL
命令)が入っていたとすると、次のエグゼキュートサイ
クルにおいて、キャリーフラッグにはAポートの状態(
°0′か°l゛か)が格納されたことになる。 次に同様にして、キャリーフラッグの状態を判別して、
もしキャリーフラッグが°19であれば分岐し、そうで
なければそのまま次のプログラムを実行する命令(BC
8命令)を実iすることによって目的を果すことができ
る。後者の例では、LDA。 rtOL およびBC8命令の3命令を使ったが、この
ように数十種類の命令を任意に組み合わせることにより
、所望の制御を行なうことができる。 なお、後に述べるフローチャートにおいては、第6図に
示した各ブロックを具体的にどのように使ってプログラ
ムを実行して行くかを、機械語のレベルでは示していな
いが、プログラム中にある転送命令、加減算等は、公知
の方法で簡単に実現できるものである。 第7図□は、上記CPU50の周辺のインターフェース
を示している。この図で、符号IO〜I16はCPU
50の人力ボートを、符号OO〜09は出力ボートをそ
れぞれ示している。人カポ−) IOは、オートモード
であるか否かを検出するだめのものであって、上記撮影
モード切換用操作ノブ21に連動するオートスイッチS
W、の一端に接続されていると共に、プルダウン抵抗R
,を通じて接地されている。オートスイッチSW4の他
端には、電源電圧Vccが印加されている。よって、人
カポ−) IOは、オートスイッチSW4が開放した状
態で°Lルベルとなって°0′を採り、閉成した状態で
°Hルベルとなって“l′を採る。そして、111とな
ったときに、オートモードが検出された仁とを示す。 上記オートスイッチSW4の一端は、ノット回路G。 を介して後述するノア回路G、の第1の人力端にも接続
されている。また、入カボートエlは、マニュアルモー
ドであるか否かを検出するだめのものであって、上記撮
影モード切換用操作ノブ21に連動するマニュアルスイ
ッチSW3の一端に接続されていると共K、プルダウン
抵抗R2を通じて接地されている。マニュアルスイッチ
SW、の他端には、電源電圧VCCが印加されている。 従って、人力ボート11は、マニュアルスイッチSW3
が開放1−た状態でI L ?レベルとなって、1o1
となり、閉成した状態でH”レベルとなって°1′を採
る。そして、“1゛となったときに、マニュアルモード
が検出されだととを示す。 ・ 人力ポート、16は、メモリーモードであるか否かを検
出するためのものであって、ナンド回路G、の出力端に
接続されている。ナンド回路G3の出力端は、ナンド回
路G、の一方の人力端にも接続され、ナンド回路G、の
出力端は、ナンド回路G、の他方の入力端忙接続されて
いて、両回路G3. G、はメモリーモード検出用のR
,8フリップフロップ回路を構成している。このR8フ
リップフロップ回路のリセット入力端となるナンド回路
G、の一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続
されており、セット入力端となるナンド回路G、の他方
の入力端は、ノア回路G4の出力端に接続されている。 ノア回路G4の出力端は、ナンド回路G2の他方の入力
端にも接続されている。ナンド回路G2の一方の入力端
は、上記メモリー指令操作ノブ13に連動するメモリー
スイッチSW6の一端に接続されていると共に、抵抗R
3を通じて接地されている。メモリースイッチSW6は
自己復帰型のスイッチであって、他端には電源電圧Vc
cが印加されている。上記ノア回路G4の第2の入力端
には、ストロボ電源オン信号814が印加されるように
なっており、第3の入力端には、メモリータイマー信号
T7が印加されるようになっている。また、第4の入力
端は、後述するクリアースイッチSW7の一端に接続さ
れている。 上記ノア回路G4は、リセット用のゲートであり、入カ
ポ−)IOがT o 9 のとき、即ちオートモードで
ない場合、カメラ10にストロボが装着され、ストロボ
の電源が投入されている場合、メモリータイマーが切れ
ている場合、および手動でクリアー信号が人力されてい
る場合には、メモリーモードが解除されるようにするた
めのゲートである。また、ナンド回路G2は、メモリー
モード選択信号に優先してノア回路G4の出力でR87
9217121回路をリセットするだめのゲートである
。 人カポ−)I2は、スポットモードであるか否かを検出
するためのものであって、ナンド回%G、の出力端に接
続されており、同出力端がH”レベルとなったときに°
l′となり、スポットモードであることを示す。ナンド
回路G、悼、ナンド回路G、と共に、上記ナンド回路G
s = 缶の場合と同様に、 BSフリップフロップ回
路を構成している。このスポットモード検出用のRSS
フリップフロップ回路セット入力端となるナンド回路G
7の一方の入力端は、ノア回路G6の出力端に接続され
ており、リセット入力端となるナンド回路G、の他方の
入力端は、ナンド回路G8の出力端忙接続されている。 また、ノア回路G6の出力端は、ナンド回路G、の一方
の入力端にも接続されている。ノア回路G6の一方の入
力端は、スポットモード解除用の出カポ〒ト00に接続
されており、他方の入力端は、上記メモリー指令操作ノ
ブ13に連動する自己復帰型のクリアースイッチSW7
の一端に接続されていると共に、抵抗R4を通じて接地
されている。クリアースイッチSW、の他端には、電源
電圧Vccが印加されている。ノア回路G6は、リセッ
ト用のゲートであり、クリアースイッチSW7が押され
たとき、または、プログラムによってソフトウェア的に
Ooにパルス信号が出力されたときに、スポットモード
が解除されるようにしている。また、ナンド回路G8の
他方の入力端は、スポット入力スイッチSW、の一端に
接続されており、このナンド回路G、は、スポット人力
信号に優先してノア回路G6の出力でR8792171
21回路をリセットするだめのゲートの役目をする。 入カポ−)I3は、スポット人力の有無を検出するだめ
のものであって、ナンド回路Gt、の出力端に接続され
ており、同出力端がI Hlレベルどなったときに°l
′となって、スポット人力がある状態を示す。ナンド回
路GI、は、ナンド回路G、2と共に、上記ナンド回路
Gs = G Ilの場合と同様に、R8792171
21回路を構成している。このスポット人力検出用のR
8フリップフロップ回路のリセット入力端となるナンド
回路G11の一方の入力端は、ノット回路G、。の出力
端に接続されており、セット入力端となるナンド回路q
、2の他方の入力端は、ノット回路G2.の出力端に接
続されている。上記ノット回路G、。の入力端は、コン
デンサーC3を介して自己復帰型のスポット人力スイッ
チSWsの一端に接続されていると共に、抵抗R6を通
じて接地されている。また、NPN型トランジスターQ
、。のコレクタにも接続されており、同トランジスター
Q、。のエミッタは接地されて−・る。 すも匠、同トランジスターQ、。のベースは、抵抗R1
Iを通じ℃、スポット入力解除用の出力ポート01 に
接続されており、この出力ポートO1は、上記ノット回
路G13の入力端にも接続されている。 また、上記スポット入力スイッチSW、の一端は、既述
したように、ナンド回路q、の他方の入力端に接続され
ていると共に、抵抗島を通じて接地されており、同スイ
ッチSW8の他端には電源電圧Vccが印加されている
。上記ナンド回路G、、 t G、、でなるR8792
17121回路は、スポットモード状態にあって、複数
回のスポット測光操作信号を入力するために、スポット
人力スイッチSWsが閉成されるたびにその信号を保持
するだめのものである。スポット測光操作信号が人力さ
れ、CPIJ50の内部で7ヤツタ一秒時の演算が終了
すると、出カポ−)01に正のパルス信号を出力して、
R,Sフリップフロップ回路をセットし、再びスポット
測光操作信号入力待ちの状態となる。 入カポ−) I4は、ハイライトモード検出用のもので
、ナンド回路G1.の出力端に接続されており、同出力
端が°Hルベルとなったときに°l”となって、ハイラ
イトモードであることを示す。また、自己復帰型スイッ
チSW、は、ハイライト基準撮影のだめの指令スイッチ
であって、同スイッチsw。 が閉成されると、ナンド回路G1s e Gteでなる
8879217121回路の出力が°Hルベルとなり、
ハイライトモードが選択される。このハイライトモード
の解除は、化カポ−) 02に正のパルスを出力すると
とKよって行なわれる。一方、入力ポートエ5は、シャ
ドウモード検出用のもので、ナンド回路G1.の出力端
に接続されており、同出力端がI Htレベルになった
ときに11′となって、シャドウモードであることを示
す。また、自己復帰型スイッチSW、oは、シャドウ基
準撮影のだめの指令スイッチであって、同スイッチsw
1゜が閉成されると、ナンド回路G、、。、G2.でな
るBSフリップフロップ回路の出力が°Hルベルとなり
、シャドウモードが選択される。このシャドウモードの
解除は、化カポ−)03に正のパルスを出力することに
よって行なわれる。なお、スイッチsw、、抵抗R,,
R+、、 R,、、コンデンサー〇、 、 NPN型ト
ランジスターQ?l 、ノット回路014 ’−G□お
よびナンド回路G、、 I G、6でなるハイライトモ
ード検出回路、並びに、スイッチSW1゜、抵抗R,,
R1゜。 R18,コンデンサーC,,NpN型トランジスターQ
yt *ノット回路GHe Gy。およびナンド回路G
、。。 G2.でなるシャドウモード検出回路の接続態様は、上
記スイッチSws、抵抗R,,R1,、几、、コンデン
サーC/eNPN型トランジスターQ76.ノット回路
G、。、G2.およびナンド回路(3tt s GI2
でなるスポット測光操作信号入力検出回路とほぼ同様に
構成されているので、その詳しい説明を絃に省略する。 次に、上記スポット測光操作信号人力検出回路。 ハイライトモード検出回路、シャドウモード検出回路の
動作を、スポット測光操作信号人力検出回路を例にとっ
て説明する。まず、スポット入力スイッチSW、が閉成
されると、コンデ1/サーC3を介してノット回路q1
oの入力端に゛H°レベルの短いパルス信号が発生する
。すると、ナンド回路G11lG12でなるR8フリッ
プフロップ回路の出力端は°Hルベルとなり、入力ボー
トI3が°11となって、CPU50はスポット測光操
作がなされたことを検出し、所定時間を経過後に1出カ
ボート01に“H°レベルのパルス状のリセット信号を
出方して、R8フリップフロップ回路をリセットする。 ここで、もし、コンデンサーc3.抵抗R6の時定数が
上記所定時間tよりも長いと、リセット信号が出力され
ても、8879217121回路は、再びセット状態に
なり、CPU5oは再びスポット測光操作信号が入力さ
れたものと誤認するおそれがある。このため、抵抗R6
と並列にトランジスターQ、。を接続し、リセット信号
により同トランジスターQ7゜ジオンさせて、コンデン
サーC8を強制的にフル充電するようにしている。 化カポ−ト04は、測光モード指令信号s3 を出力す
るボートであり、同信号s3が°19であるとき、後述
するヘッドアンプ回路51(第8図参照)において平均
測光モードが選択され、@θ′であるとき、スポット測
光モードが選択されるようになっている。また、化カポ
−)05は、入力選択信号S7を出力するボートであり
、同信号s7が°19であるとき、後述する第2の選択
回路57(第8図参照)において、輝度値信号S6が被
A−D変換アナログ信号S8として出力され、10′で
あるとき、フィルム感度値と絞り値とのアナログ演算値
信号(SV−AV)が被A−D変換アナログ信号S8と
して出力されるようになっている。出力ポート06は、
上記D−A変換回路(DAC)58の各ビットの符号を
決めるための出力ポートで、並列8ピツトで構成されて
いる。人カポ−)I7は、A−D変換されたデジタル情
報を入力するだめのボートであって、上記D−A変換回
路58と共に、逐次比較型のA−D変換回路を形成する
第2の比較回路59トシてのコンパレ・−ターAltの
出力端に接続されている。このコンパレーターA□の反
転入力端子はD−A変換回路58の出力端に接続され、
非反転入力端には被A−D変換アナログ信号S8が印加
されるよ、うになっている。 出力ポート07は、液晶躯動回路61のコモン出力端と
なっていて、3本のラインで形成されており、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(LCD)K接続されている
。また、出力ポート08は液晶駆動回路61のセグメン
ト出力端となっていて、39本のラインで形成されてい
て、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LCD)に接
続され【いる。入力ポートI8は、マニュアルシャッタ
ー秒時入力用のボートであり、4本の入力ラインでなっ
ている。また、入カポ−)19は補正値入力用のボート
であり、4本の入力ラインでなっている。この両人カポ
−)I8およびI9は、上記デジタル庫出情報導入回路
601C接続されている。入力ポート■10は、レリー
ズ信号検出用の入力ポートであり、レリーズ信号SOが
印加されるようになっている。また、入カポ−) Il
lは、トリガー信号検出用の入力ポートであり、ノット
回路G、、oを通じてトリガー信号81の反転信号が印
加されろようになっている。さら((、入力ポート11
2は、露出終了信号検出用の入力ポートであり、蒸出終
了信号813が印加されるようになっている。 さらにまた、入力ポートIx3.)i、ストロボ電源オ
ン信号検出用入力ポートで、ストロボ電源オン信号81
4が印加されるようになっている。入力ポート114は
、ストロボ撮影において露出がオーバーであったか否か
を検出するためのストロボ撮影オーバー信号検出用入力
ボートで、ストロボ撮影オーバー信号S9が印加される
ようになっている。 また、入力ポート■15は、ストロボ撮影において縛出
がアンダーであったか否かを検出するためのス)oボ撮
影アンダー信号検出用入力ポートで、ストロボ撮影アン
ダー信号810が印加されるようになっている。出力ポ
ート09は、メモリーモート、マニュアルモード、スポ
ットモード時のシャッター制御信号816を出力するた
めのボートである。また、入力ポート116は、ストロ
ボ撮影において露出が適正でありだ場合に、ストロボ発
光後約2秒間の間適正表示を行なわせるためのストロボ
発光適正信号820を入力するボートである。 第8図は、上記ヘッドアンプ回路51の詳細な電気回路
を示している。このヘッドアンプ回路51は、基本的に
は、開放平均測光における輝度情報と開放スポット測光
における輝度情報とを発生する回路、ダイレクト測光時
の積分回路およびアナログスイッチとで構成されている
。オペアンプAH)l’イボ−ラードランシスター人力
のオペアンプで、非反転入力端には基準電圧V。が印加
され、反転入力端はオペアンプA2の出力端に接続され
て(・る。 このオペアンプA、は、オフセット調整しなくと、も、
入力オフセット電圧を1mV以内に抑えることカーでき
る。オペアンプA1の出力端は、PNP型トランジスタ
ーQ1のエミッタに接続され【おり、トランジスターQ
1のコレクタは、抵抗R16を通じてオペアンプA2の
出力端に接続されて(・ると共に、対数圧縮用トランジ
スターQ2のコレクタおよびペースに接続されている。 対数圧縮用トランジスターQ2は、マルチエミッタのP
NP型トランジスターで、一方のエミッタは平均測光用
光起電力素子PD、のアノードに、他方のエミツ名はス
ポット測光用の光起電力素子PD2のアノードに、それ
ぞれ接続されている。トランジスターQ2のベースおよ
びコレクタはオペアンプA3の非反転入力端にも接続さ
れている。上記光起電力素子PD、 、FD、のカソー
ドは、オペアンプA2の反転入力端に接続され、アノ一
ドは、オペアンプA、の一方の非反転入力端および他方
の非反転入力端にそれぞれ接続されている。 オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御信号入
力端に印加される測光モード指令信号83が@H’レベ
ルカ’L’レベルカニヨクテ、有効となる非反転入力端
が切り換えられるようになっている。即ち、測光モード
指令信号S3が°Hルベルのとき、他方の非反転入力端
が有効となり、光起電力素子PD□のアノード・カソー
ド間が零〕(イアスに保たれて、トランジスターQ、の
ベース・コレクタ間の電位は光起電力素子PD、の受光
量に応じて変化することになる。また、測光モード指令
信号S3が°Lルベルのとき、一方の非反転入力端が有
効となり、光起電力素子PD2のアノード・カソード間
が零バイアスに保たれて、トランジスターQ2のペース
・コレクタ間の電位は光起電力素子PD2の受光量に応
じて変化することになる。なお、オペアンプA2のバイ
アス切換信号入力端には、抵抗貼、を通じてバイアス切
換信号S4が印加されるようになっていて、この信号S
4がダイレクト測光時に°Hルベルになると、オペアン
プA2のバイアス電流が増加してオペアンプA2は高速
動作が可能となり、信号S4が記憶測光時に°Lルベル
になると、オペアンプA2のバイアス電流は減少して消
費電力が節減される。 コンデンサーC,,C2は、ダイレクト測光時の積分コ
ンデン+−−c−1両コンデンサーC,、C,の一端は
、上記平均測光用の光起電力素子PD、のアノードにそ
れぞれ接続されている。また、コンデンサーC0の他端
は接地され、コンデンサー02の他端は、NPN型トラ
ンジスターQ6のコレクタに接続されている。トランジ
スターQ6は、積分容量切換用のトランジスターで、エ
ミッタが接地されていると共に、ベースには抵抗孔1.
を通じて積分容量切換信号S5が印加されるようになっ
て、いる。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵
抗R18を通じてオペアンプA2の出力端にも接続され
ている。上記積分容量切換信号S5は、フィルム感度に
応じて切り換えられる信号で、ラッチ回路DFO(第9
図参照)の出力端Qから出力される。ダイレクト測光は
、積分回路の測光積分出力82(オペアンプA2の出力
)がフィルム感度に応じた所定の電圧レベルになったと
きに露出を終了させるものであるが、その判定電圧は高
フィルム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電
気などのノイズの影響を受は易くなる。このため、本回
路では、高フィルム感度のときには、積分容量切換信号
S5を°L”レベルにしてトランジスターQ6をオフし
、積分コンデンサーの容量をコンデンサーC1のみの容
量として少なくすることにより、逆に積分電圧の判定レ
ベルを高くしている。また、低フィルム感度のときには
、積分容量切換信号S5を°Hルベルにしてトランジス
ターQ6をオンし、積分コンデンサーノ容量をコンデン
サーC1,C2の並列容量とすることにより、積分電圧
の判定レベルを低くしてダイナツクレンジを広げている
。トランジスターQ6のコレクタを抵抗R88を通じて
オペアンプA2の出力端に接続したのは、トランジスタ
ーQ、がオフのときに、コンデンサーC2の容量を実質
的に零にするためである。 上記オペアンプAsは、バッファ用のオペアンプで、そ
の出力端は同アンプA3の反転入力端に接続されている
と共に、PNP型のトランジスターQ。 のコレクタに接続されている。トランジスターQ7のベ
ースは、オペアンプA3の非反転入力端に接続され、エ
ミッタは、上記第2の選択回路57を形成するオペアン
プAo(第9図参照)の一方の非反転入力端に接続され
ていると共に、定電流回路CC1の一端に接続されてい
る。定電流回路CC,の他端には、電源電圧Vccが印
加されていて、同電流回路CC0には、一定電流I。が
流れるようになっている。 上記トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素子
PD、またはPD2に発生した光電流の対数圧縮呟の絶
対温度に比例した電圧が現われ、この電圧が輝度値信号
S6として導出されるようになっている。 上記トランジスターQ、のベースは、NPN型トランジ
スターQllのコレクタに接続されている。トランジス
ターQ、のベースには、抵抗R14を通じて電源電圧V
ccが印加されており、トランジスターQ、のエミッタ
は接地されている。また、トランジスターQ、のベース
・エミッタ間には、ダイオード接続されたNPN型トラ
ンジスターQ4と、NPN型トランジスターQ3がそれ
ぞれ接続されている。 トランジスターQ3のベースは、抵抗R1l1を通じて
ノット回路G+o+(第12図参照)の出力端に接続さ
れており、同回路G 101からトリガー信号81の印
加を受けるようになっている6 次に、このように構成されたヘッドアンプ回路51の動
作について簡単に説明する。いま、トリガー信号S1が
°L°レベルであったとすると、トランジスターQll
がオフ、トランジスターQ、がオンし、トランジスター
Qlがオンする。これにより、オペアンプA1の出力は
、トランジスターQ、、Q2およびオペアンプA2を介
してオペアンプA、の反転入力端にフィードバックされ
るようになり、負帰還回路が形成される。従って、オペ
アンプA2の出力電圧は、基準電圧v0に等しくなる。 ここで、トランジスターQ7のエミッタには、光起電力
素子PD。 またはPD、の受光光量に応じた電圧が発生する。 ダイレクト測光時には、露出開始とともに、トリガー信
号S1が“Hルベルに転じ、トランジスターQ3がオン
、トランジスターQ、がオフして、トランジスターQ1
がオフし、オペアンプA、およびA2で主体が形成され
る負帰還回路は断たれて、トランジスターQ2のベース
・コレクタ電位は、オペアンプA2の出力と同電位とな
る。よって、コンテンサー C,、C,の電荷は、光起
電力素子PD、に発生する光電流に応じて光電を開始す
る。この際、トランジスターQ2のエミッタ・ベース間
の電圧は、オペアンプA2のオフセット電圧だけとなり
、トランジスターQ2のベース・エミッタ間およびエミ
ッタ・コレクタ間のリーク電流は非常に少ない。また、
オペアンプA、は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプであるので、コンデンサーC1,C,2の放電電
流はほとんど光電流によるものだけとなり、長時間露出
秒時を高精度に創り出すことができる。 そして、コンデンサーC,,C2が充電を続け、オペア
ンプA2の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が
出力される。そして、この積分出力S2の電圧が、トラ
ンジスターQ2.(第9図参照)のコレクタ電位より高
くなれば、オペアンプAs(li。 図参照)の出力が反転し、露出が終了する。 第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53および第
2の選択回路57の詳細な電気回路図を示している。オ
ペアンプA、の非反転入力端には基準電圧V。が印加さ
れており、オペアンプA4の反転入力端には、補正値入
力用可変抵抗RV。を通じて、定電流回路CC2により
絶対温度に比例した電流■、が流れている。そして、オ
ペアンプA4の出力端と反転入力端との間には、フィル
ム感度入力用可変抵抗Rv、 、ダイレクト測光の露出
レベル調整用半固定抵抗R,V2.表示レベル調整用半
固定抵抗RV3および絞り情報入力用可変抵抗RV、の
直列回路が接続されている。このため、オペアンプA4
の出力端には、フィルム感度値Svと絞り値Avとの差
のアナログ演算値(SV−AV)に対応する電圧が現わ
れ、これが第2の選択回路57を形成するオペアンプ八
〇の他方の非反転入力端に印加されるようになっている
。オペアンプA、の一方の非反転入力端には、上記輝度
値信号S6がトランジスターQ、(第8図参照)のエミ
ッタより印加されている。オペアンプA、の出力端は、
同アンプA、の反転入力端に接続されていると共に、コ
ンパレーターA、2(第7図参照)の非反転入力端に接
続されている。また、オペアンプA、の制御信号入力端
には、出力ポート05(第7図参照)より、入力選択信
号S7が印加されており、同信号S7が°Hルベルのと
き、一方の非反転入力端が有効となって、オペアンプA
9の出力端には、輝度値信号S6が被A−D変換アナロ
グ信号S8として出力され、同信号S7がl L ルベ
ルのとき、他方の非反転入力端が有効となって、オペア
ンプA、の出力端には、演算値(SV−AV)に対応す
る電圧が被A−D変換アナログ信号S8として出力され
るようになっている。 オペアンプA、およびその後段のトランジスタ一群は、
ダイレクト測光時の積分回路出力S2の判定°電圧を発
生したり、フィルム感度に応じて積分コンデンサーC,
,C,の容量を切り換えるための信号を発生したりする
ために設けられている。オペアンプA、の非反転入力端
は、基準電圧v0が抵抗R5゜およびR11によって分
圧されている、両抵抗R3゜。 R3,の接続点に接続されている。また、オペアンプA
、の反転入力端には、抵抗R32を通じて基準電圧V。 が印加されている。オペアンプA、の出力端と反転入力
端との間には、NPN型トランジスターQ、。が、エミ
ッタを出力端に、コレクタを非反転入力端に接続されて
介挿されており、トランジスターQ+oのベースは、補
正値入力用可、変抵抗RV0と定電流回路CC2との接
続点に接続されている。 また、オペアンプA、の出力端はNPN型トランジスタ
ーQ++のエミッタにも接続されており、このトランジ
スターQ+tのベースは、半固定抵抗RV2とRV3と
の接続点に接続されている。そして、トランジスターQ
11のコレクタは、PNP型トランジスターQ!3のコ
レクタおよびPNP型トランジスターQI2のベースに
、それぞれ接続されている。 トランジスターQ + sはエミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、ベースをPNP型トランジスタQ
14のベースに接続されていると共に、トランジスター
Q12のエミッタにも接続されている。トランジスター
Q 12のコレクタは、接地されている。 トランジスターQ +4は、エミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、コレクタをNPN型トランジスター
Q 22のコレクタおよびベースに接続されている。上
記トランジスターQ+3とQ10とは、トランジスター
Qnのコレクタに流れる電流と等しい電流を、トランジ
スターQ22のコレクタに流すためのカレントミラー回
路を構成している。トランジスターQ22は、エミッタ
を接地されており、ベースをNPN型トランジスターQ
8+のコレクタに接続すると共に、n個のNPN型トラ
ンジスタ一群Qsoの各々のトランジスターのベースに
それぞれ接続されている。トライシスタ一群Q 80の
各々のトランジスターのエミッタは接地されており、コ
レクタはPNP型トランジスターQ+5のコレクタに接
続されていると共に、PNP型トランジスp Q+a
のベースに接続されている。トランジスターQ22とト
ランジスタ一群Qsoの各々のトランジスターとは、カ
レントミラー回路を構成しており、トランジスターQ8
.のコレクタには、トランジスターQ 22のコレクタ
に流れる電流のn倍の電流が流れるようになっている。 トランジスターQ□は、エミッタを接地され、ベースを
抵抗R3,を通じてラッチ回路DFoの出力端Qに接続
されている。 ラッチ回路DFoから出力される積分容量切換信号S5
が°H°レベルのときには、トランジスターQ81がオ
ンして、トランジスターQ2□およびトランジスタ一群
Qsoがオフし、トランジスターQI5Oコレクタ電流
が零となる。 トランジスターQ1.は、エミッタに電源電圧Vccを
印加され、ベースをPNP型トランジスタQ+7および
Q +aのベースにそれぞれ接続されていると共に、P
NP型トランジスターQ+eのエミッタにも接続されて
いる。トランジスターQ +aのコレクタは接地されて
いる。トランジスターQx。 は、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタを
PNP型トランジスターQ2Gのコレクタに接続される
と共に、コンパレーターA6(第10図参照)の非反転
入力端に接続されている。また、トランジスターQ +
sは、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタ
をPNP型トランジスターQ19のコレクタに接続され
ると共に、コンパレーターA7(第10図参照)の非反
転入力端に接続されている。 トランジスターQ uとトランジスターQ +7および
Q +sとは、カレントミラー回路を構成していて、ト
ランジスターQ+7およびQ +sのコレクタには、ト
ランジスターQ、sのコレクタ電流と同じ電流が流れる
。上記トランジスターQI9およびQ10は、エミッタ
に電源電圧Vccを印加され、コレクタに抵抗R34お
よびR3,を通じて基準電圧V。を印加されている。そ
して、トランジスターQ、。およびQ10は、ベースを
トランジスターQ、3のベースにそれぞれ接続されて、
同トランジスターQ 1sとそれぞれカレントミラー回
路を構成している。従って、トランジスターQ+ oお
よびQ 20のコレクタには、トランジスターQ+3の
コレクタ電流と同じ電流が流れる。上記トランジスター
Q ssのペースハ、マた、PNP型トランジスターQ
21のベースにも接続されており、トランジスターQ2
1は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受けていると
共に、コレクタを積分コンデンサーC,,C2の容量の
切替点の調整用の半固定抵抗RV、を通じて接地されて
いる。 そして、トランジスターQ21のコレクタは、コンパレ
ーターA6の非反転入力端に接続されている。 コンパレーターA6の反転入力端は、基準電圧V。を分
圧する抵抗R36とR8,との接続点に接続されており
、出力端はラッチ回路DFoの入力端りに接続すしてい
る。このコンパレーターA6は、フィルム感度に応じて
積分容量を切換えるか否かを判別する役目をする。上記
ラッチ回路DF、の制御信号入力端に、は、トランジス
ターQ32(第11図参照)のコレクタよりレリーズ信
号Soが印加されるようになっていて、ラッチ回路DF
oは、シャッターレリーズ時には、出力端Qがら出力さ
れる積分容量切換信号S5が反転しないように保持する
役目をする。なお、上記抵抗R8,の抵抗値は、上記抵
抗R3Hの抵抗値のむ一倍に設定されている。 次に、このように構成されたアナログ露出情報導入回路
53の動作について簡単に説明する。オペアンプA、の
出力端には、基準電圧V。を基準に、抵抗RV、〜RV
4の直列抵抗値に絶対温度に比例した定電流I、を掛け
た値の電圧降下分が加算された電圧が発生する。絞りま
たはフィルム感度の1段当りの変化に相当する電圧は、
定温で約18mVである。従って、オペアンプA4の出
力は、補正値入力用可変抵抗KV、による電圧降下の影
響はない。トランジスターQIOのベース電位は、基準
電圧V。より抵抗11’tVoの電圧降下分だけ低い値
である。一方、トラフジ2ターQ ++のペース電位は
、基準電圧V。 よりフィルム感度入力用可変抵抗RV、および露出レベ
ル調整用半固定抵抗RV2の直列抵抗の電圧降下分だけ
高い電圧となり、トランジスターQ+oとQ+!+7)
ペース間電圧は、フィルム感度と補正値に相応した値と
なる。いま、トランジスターQ +tのコレクタ電流を
Icとすれば、トランジスターQs+がオンのとき、抵
抗R3,、R3,に流れる電流はいずれも(1+n )
Icとなる。ここで、フィルム感度入力用可変抵抗RV
、が低い値のとき、即ち、高感度フィルムを使用したと
きは、トランジスターQ 11のコレクタ電流Icは少
なくなり、従って、(可変抵抗RV、の抵抗値)×(ト
ランジスターQ’s+のコレクタ電流Ic)の値である
トランジスターQ□めコレクタ電位は低くなり、コンパ
レーターA6の出力は°Lルベルとなる。よって、トラ
ンジスタQs+はオフとなり、抵抗R34、R3,の電
圧降下は大きくなる。このため、コンパレーターA7.
A。 の反転入力端に印加される電圧が上昇する。このことは
、ダイレクト測光時の積分回路の判定電圧レベルが上が
って、判定電圧幅が広がったことを意味する。判定電圧
の幅が広がっても、同時に積分コン、デンサーの容量が
一方のコンデンサー〇、のみの容量となるので、正しい
露出が得られる。どのフィルム感度レベルで切替を行な
うかは、半固、定抵抗Rv5を調節することによってあ
らかじめ設定してお(。ところで、コンパレーターA6
の2つの入力端の電位差が少なく、露出中にノイズ等に
よりコンパレーターA6の出力が不安定になると、露出
に誤差を与えるので、シャッターレリーズ操作後はレリ
ーズ信号SOが°Hルベルとなって、ラッチ回路DFo
の出力をラッチする。 第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判定回路6
5および第1の比較回路54の詳細な電気回路を示して
いる。ストロボオーバーアンダー判定回路65は、ダイ
レクト測光でストロボ撮影を行なったときに、露出レベ
ルがオーバーであったか、アンダーであったかを判定す
る部分である。コンパレーターA7およびA、の反転入
力端は、前述したように、トランジスターQ18および
G3.(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続されて
おり、非反転入力端には、上記オペアンプA2(第8図
参照)の出力端からダイレクト測光の積分出力S2がそ
れぞれ印加されている。コンパレーターA7の出力端は
、3人力ナンド回路G22の第1の入力端に接続されて
おり、コンパレーターA8の出力端は、ナンド回路G2
2の第2の入力端、D型フリップフロップ回路DF、の
入力端り、およびノット回路G28の入力端にそれぞれ
接続されている。上記コンパレーターA8は、ダイレク
ト測光時の露出制御用のコンパレーターであって、ヘッ
ドアンプ回路51からの積分出力S2と、アナログ露出
情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレクト測
光時の露出レベルを決定する第1の比較回路54を形成
している。また、コンパレーターA7も積分出力S2の
判定用コンパレーターであるカ、このコンパレーターA
70判定レベルはコンパレーターA80判定レベルの6
倍に設定されている。即ち、上記抵抗R34とR35と
の抵抗値の比が5倍に設定されているため、コンパレー
ターA、の反転入力端の電位は、コンパレーターA8の
それの5倍となっている。上記り型フリラグフロップ回
路DF、は、クロック入力端にり10ツクパルスCKが
印加されていると共に、反転出力端Qがナンド回路G、
2の第3の入力端に接続されている。ナンド回路G22
の出力端は、ナンド回路G”23 、 G24で形成さ
れるRSフリップフロップ回路の、リセット入力端であ
るナンド回路 −02sの一方の入力端に接続されて
いる。また、RSフリップフロップ回路のセット入力端
であるナンド回路G2.の他方の入力端は、R87リッ
プフロップ回路R8F、(第16図参照)の反転出力端
Qからストロボ充電ゲート信号T4の印加を受けるよう
になっている。そして、R879217121回路の出
力端であるナンド回路G2sの出力端からは、ダイレク
ト測光でストロボ撮影したときに露出オーバーであれば
、′Hルベルのストロボ撮影オーバー信号S9が、スト
ロボ充電ゲート信号T4カ”−”H’レベルの間だけc
pusoの入力ポートi14に出力されるようになって
いる。また、R879217121回路の反転出力端で
あるナンド回路G24の出力端は、3人力□アンド回路
q、8の第1の入力端に接続されている。一方、上記ノ
ット′ 回路G2Bの出力端からは、ダイレクト測光時
のシャッター制御信号S17が第1の選択回路55(第
15図参照)に向けて出力されるようになっており、こ
の信号S17はナンド回路G27の他方の入力端にも入
力されている。ナンド4回路G27の一方の入力端には
、RSフリップフロップ回路R8F6(第16図参照)
の反転出力端からストロボアンダーリミット信号T6が
印加されるようになっている。そして、ナンド回路G7
.の出力端は、ナンド回路G2S I Qtoで形成さ
れるR879217121回路の、リセット入力端であ
るナンド回路G2.の他方の入力端に接続されている。 また、R879217121回路のセット入力端である
ナンド回路G211の一方の入力端には、上記ストロボ
充電ゲート信号T4が印加されるようになっている。R
,Sフリップフロップ回路の出力端であるナンド回路(
laの出力端からは、ダイレクト測光でストロボ撮影し
たときに露出がアンダーであれば、l H9レベルのス
トロボ撮影アンダー信号810が、ストロボ充電ゲート
信号T4がt Hlレベルの間だけ、CPU50.の人
力ポートI15に入力されるようになっている。また、
R879217121回路の反転出力端であるナンド回
路Gasの出力端は、上記アンド回路G08の第3の入
力端に接続されている。 アンド回路G98の第2の入力端には、上記ストロボ充
電ゲート信号T4が印加されており、アンド回路G98
の出力端は人カポ−) 116に接続されていて、スト
ロボ発光径ストロボ撮影の場合にのみ約2秒間の間I
Hlレベルになるストロボ発光適正信号820を出力す
る。なお、上記ストロボ充電ゲート信号T4は、第18
図(g) K示すように、ストロボ同調秒時信号T3が
I L lレベルに反転すると同時に”Hルベルに転じ
、この後2秒間I Hlレベルとなる信号である。また
、上記ストロボアンダーリミッタ−信号T6は、第18
図(h)に示すように、トリガー信号S1が°Hルベル
に反転してから22 ms経過後に°Hルベル′に転す
る信号である。さらに、上記クロックパルスCKは、第
18図(a)に示すように、32.768KH2で+H
ルベル、+Lルベルを繰り返す矩形波信号である。 次に、このように構成されたストロボオーバーアンダー
判冗回路65の動作について簡単に脱明する。シャッタ
ーのレリーズ直後、積分出力S2が小さいので、コンパ
レーターA8の出力はf L ルベルとなっている。従
って、この時点で、D型7リツプフロツプ回路゛DF、
の反転出力端Qの出力およびノット回路G28の出力は
、′hルベルとなっている。しかし、ナンド回路G2.
の第2の入力端およびナンド回路G2.の一方の入力端
は、それぞれILルベルとなっており、ナンド回路G2
□およびG7.の出力は、“H9レベルとなっている。 また、第18図(g+から判るように、レリーズ直後ス
トロボ充電ゲート信号T4は°Lルベルであるので、R
879217121回路の出力であるストロボ撮影オー
バー信号S9およびストロボ撮影アンダー信号810は
、それぞれt L lレベルにリセットされた状態にあ
る。いま、カメラ10の撮影モードがダイレクト測光撮
影モードであったとする。第12図に示すトリガースイ
ッチSW2が開くと、第8図忙示すヘラ下アンプ回路5
1の積分出力S2の電位が次第に上昇してくる。シャッ
ターが全開となり、第15図に示すX接点の役目をする
ストロボトリガー用サイリスター5CR1がオンすると
、・ストロボの閃光発光が行なわれる。積分出力S2の
電位がコンパレーターA、の非反転入力端の電位よりも
高くなると、コンパレーターA、の出力が°H゛レベル
に反転すると同時に、D型フリップフロップ回路DF、
の反転出力端Qの出力は、クロックパ/l/スαの1パ
ルス分だけ遅れてl L lレベルに転する。その結果
、ナンド回路G22の出力端には、コンパレーターA7
の出力の反転出力がコンパレーターA8の出力力”H’
レベルに転じてからクロックパルスcKの一周期分だけ
出方されることになる。ここで、前述したように、コン
パレーターA7の判定レベルは、コンパレーターA8の
判定レベルのQ−倍に設定されているので、ノット回路
G28を通じてシャッター 制御信号817となるコン
パレーターA、の出力h”H’レベルに転じてがら、ク
ロックパルスCKの1周期である100μs以内に露出
が0.5Ev以上テアれば、コンパレーターA、の出力
力N Hl レベルとなり、従って、ナンド回路G22
の出力が“L’レベルとなって、R8フリップフロップ
回路ノ出方であるストロボ撮影オーバー信号S 9 b
”H’ レベルにセットされ、後述するように露出オー
バーの警告表示がなされる。 一方、ストロボ発光後、6ms以後もコンパレーターA
、の出力が°L9レベルのままであるとき、即ち、まだ
露出レベルがアンダーのとき、ストロボアンダーリミッ
ト信号T6が°H9レベルに転することにより、ナンド
回路G27の出力が°Lルベルに反転し、R,Sフリッ
プフロップ回路の出方であるストロボ撮影アンダー信号
810は゛Hルベルに設定され、後述するように露出ア
ンダーの警告表示が行なわれる。シャッター制御信号S
17が発生してからシャッター後幕が撮影画枠内に走行
してくるまで、約6msの時間がかかるので、露出アン
ダーの判定もそれまで遅らせているのである。 なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告表示は、
CPU50における撮影モードの判断により、ダイレク
ト測光によるストロボ撮影時にのみ、これを行なうよう
にしている。また、露出オーバー−オ、l: ヒi 出
アンダーの警告表示は、ストロボ発光後2秒間が経過す
ると、ストロボ充電ゲート信号T4が゛L゛レベルに転
するので、ナンド回路G23゜G24でなるRSフリッ
プフロップ回路およびナンド回路G2,1G2eでなる
R、Sフリップフロップ回路が、それぞれリセットされ
、ストロボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影ア
ンダー信号810がそれぞれ°L9レベルに反転するこ
とによって停止される。 また、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出アンダー
でもなかった場合には、アンド回路G、8の第1および
第3の入力端が°H°レベルとなっているので、ストロ
ボ充電ゲート信号T4が°Hルベルである2秒間の間、
アンド回路G0の出力端からは“Hルベルのストロボ発
光適正信号820が出力される。これにより、CPU
50のプログラムによって、ダイレクト測光によるスト
ロボ撮影時には、露出適IEの表示が2秒間の間貸なわ
れる。 第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細な電気回
路を示している、この電源ホールド回路67は、シャッ
ターレリーズ後、マグネット駆動回路56およびストロ
ボ制御回路66に電源を供給し、露出終了後は、電源を
自動的に遮断する回路である。電源電池E1の正極から
は動作電圧供給ラインL1が、負極からは共通アースラ
インL。がそれぞれ引き出されており、アースラインし
。は接地されている。そして、両うインL、、Lo間に
は、バッテリーチェックスイッチSW、、抵抗R31お
よびYL3゜の直列回路が接続されている。上記バッテ
リーチェックスイッチSW、は、上記モード切換用操作
ノブ21のrcI(ECKJ指標への対応操作に連動し
て閉成される自己復帰型のスイッチであり、同スイッチ
SW、と抵抗R38との接続点は、アンド回路G、8(
第13図参照)の一方の入力端に接続されている。 また、上記抵抗R38とR1との接続点は、NPN型ト
ランジスターG230ベースに接続されている。 トランジスターQ23のコレクタは抵抗R46を通じて
トランジスターQ84のベースに接続されており、エミ
ッ、りは接地されている。また、トランジスターQ、3
のベースは、NPN型トランジスターG24のコレクタ
に接続されており、トランジスターQ24のエミッタは
接地され、ベースは抵抗R41を通じて、PNP型トラ
ンジスターQ 25のコレクタに接続されている。トラ
ンジスターQ25は、エミッタをラインL1に接続され
、ベースをPNP型トランジスターG28 t G2゜
+ G30 + Qs+ + G32およびQssのベ
ースにそれぞれ接続されており、各トランジスターQ
251 Q2゜+ Qso + Q31 * Q32お
よびQ311はエミッタをそれぞれラインL、に接続さ
れていて、トランジスターQ2.とカレントミラー回路
を構成している。 また、ラインL、、Lo間には、レリーズスイッチsw
、、コンデンサーC6+抵抗R44およびR43の直列
回路が接続されている。上記レリーズスイッチSW1は
、上記可動反射ミラー31に連動して開閉するスイッチ
で、ミラー31の上昇初期で閉成し、下降終期で開放す
るようになっている。とのレリーズスイッチSWIとコ
ンデンサー06の接続点は、抵抗R42を通じて接地さ
れて(・る。まだ、抵M R44とR43との接続点は
、NPN型トランジスターQ26のベースに接続されて
おり、同トランジスターQaeのエミッタは接地され、
コレクタはNPN型トランジスタ、 Q2?のエミッ
タに!続されている。トランジスターQ2?は、ベース
が抵抗R0゜を通じてトランジスターQ8.(第12図
参照)のエミッタに接続されており、コレクタがNPN
型トランジスターQ85のコレクタに接続されている。 トランジスターQssは、コレクタが抵抗R4,を通じ
て上記トランジスターQ28のコレクタおよびベース1
1゜接続されており、エミッタが接地され、ベースが抵
抗R46を通じて、抵抗R48とR4,との接続点に接
続されている。抵抗R48の一端は上記トランジスター
Q 211のコレクタに接続され、抵抗R47の他端は
接地されている。まだ、抵抗R4BとR6との接続点は
、NPN型トランジスターQsaのコレクにも接続され
ており、同トランジスターQssのエミッタは接地され
、ベースは抵抗R6,(第13図参照)を通じて、ナン
ド回路G、3(第13図参照)の出力端1c接続されて
いる。上記トランジスターQ、。 のコレクタは、抵抗R4゜を通じて、トランジスターQ
、、(第12図参照)のベースに接続されている。 また、上記トランジスターQ s+のコレクタは、抵抗
R2゜4通じて接地されていると共に、ノット回路GI
o2(第13図参照)の入力端にも接続されている。さ
らに、上記トランジスターQ32のコレクタは、抵抗R
61を通じて接地されていると共に、上記ラッチ回路D
Fo(第9図参照)の制御信号入力端に接続されていて
、同トランジスターQ32のコレクタ電圧がレリーズ信
号SOとして供給されるようになっている。さらにまだ
、上記トランジスターQ3gのコレクタは、PNP型ト
ラツジスタ−Q34のコレクタに接続されていると共に
、抵抗R32を通じてNPN型トランジスターQ3?の
ベースに接続されている。トランジスターQ3□のエミ
ッタは接地されており、コレクタはマグネット駆動回路
56およびストロボ制御回路66の一端にそれぞれ接続
されている。マグネット駆動回路56およびストロボ制
御回路66の他端は、ラインL、にそれぞれ接続されて
いる゛。従って、トランジスターQ3?は、マグネット
駆動回路56およびストロボ制御回路66への給電を制
御するスイッチングトランジスターの役目をする。また
、トランジスターQstのコレクタは、バッテリーチェ
ック表示用の発光・ダイオードD。(第13図参照)の
カソードおよび抵抗R68(第13図参照)の一端にも
それぞれ接続されている。上記トランジスターQ 34
は、エミッタをラインL、に、ベースを抵抗R4oを通
じて、トランジスターQ23のコレクタに接続されてお
り、バッテリーチェック動作中に強制的にオンされ、マ
グネット駆動回路56およびストロボ制御回路66に電
源を供給した最大消費電流の状態でノ(ツテIJ−チェ
ックが行なわれるようにするだめのものである。 第12図は、上記トリガータイミング調整回路52の詳
細な電気回路を示している。このトリガータイミング調
整口、路52は、上記ヘッドアンプ回路51での測光開
始時期を調整するための回路である。 トリガースイッチSW2は、シャッター先幕の走行開始
に、連動して開放し、フィルムの巻上完了に連動して閉
成するスイッチであり、一端に電源電圧Vccの印加を
受けていると共に、他端がNPN型トランジスターQ
soのベースに接続されている。 トランジスターQ8.は、コレクタをPNP型トランジ
スターQ38のコレクタに、エミッタを抵抗Ro。 (第11図参照)を通じてトランジスターQ2.(第1
1図参照)のベースに接続されている。トランシスター
Qssは、エミッタに電源電圧Vccの印加を受け、ベ
ースがPNP型トランジスターQ40wQ48のベース
にそれぞれ接続されている。上記トリガースイッチSW
2と並列にトリガータイミング遅延用コンデンサーC7
が接続されており、このコンデンサー07の、トランジ
スターQaoのベースがわの一端は、PNP型トランジ
スターQ4+のベースおよび上記コンデンサーC7とと
もにトリガー遅延時間を決定する時定数用半固定抵抗R
V、の一端にそれぞれ接続されている。トランジスター
Q41のコレクタは接地され、エミッタはPNP型トラ
ンジスターQ420ベースに接続されている。トランジ
スターQ4.のエミッタは、上記トランジスタQ4oの
コレクタに接続され、トランジスターQ40のエミッタ
には電源電圧Vccが印加されている。 まだ、トランジスターQ42のコレクタId、、NPN
型トランジスターQ47のベースに接続されていると共
に、NPN型トランジスターQ43のコレクタに接続さ
れている。トランジスターQ43のエミッタは接地され
ており、ベースはNPN型トランジスターQ44のベー
スおよびコレクタに接続されている。トランジスターQ
44のエミッタは接地されており、コレクタはPNP型
トランジスターQ4゜のコレクタに接続されている。ト
ランジスターQ、。 のエミッタは、上記トランジスターQ40のコレクタに
接続され、ベースはPNP型トランジスターQ45のエ
ミッタに接続されている。トランジスタQ4+1のコレ
クタは接地され、ベースは抵抗R53を通じて電源電圧
Vccの印加を受けていると共に、抵抗RI14を通じ
てNPN型トランジスターQ46のコレクタに接続され
ている。トランジスターQ 46のエミッタは接地され
、ベースは抵抗R4,(第11図参照)を通じてトラン
ジスターQ、、 (第11図参照)のコレクタに接続さ
れている。また、トランジスターQ 46のコレクタは
、上記時定数用半固定抵抗Rv6の他端に接続されてい
ると共に、抵抗R6、を通じて上記トランジスターQ
48のコレクタおよびベースに接続されている。トラン
ジスターQ4gのエミッタには電源電圧Vccが印加さ
れており、同トランジスターQ48は、上記トランジス
ターQssおよびQ40とそれぞれカレントミラー回路
を形成している。また、上記トランジスターQ47 ハ
、エミッタを接地されており、コレクタ忙抵抗’R,5
sft通じて電源電圧Vccの印加を受けていると共に
、このコレクタがナンド回路G32(第13図参照)の
一方の入力端およびノット回路GIOIの入力端にそれ
ぞれ接続されている。上記トランジスターQ40〜。 Q411および抵抗R1,3〜)(’s!l 、 R,
、Tfi、差動増幅回路を構成しており、トランジスタ
ーQ41のベースが非反転入力端;トランジスターQa
eのベースが反転入力端、トランジスターQ4□のコレ
クタが出力端となっている。この出カドランシスターQ
47のコレクタが入力端に接続された上記ノット回路
GIOIの出力端は、抵抗R1,(第8図参照)を通じ
てトランジスターQ3(第8図参照)のベースに接続さ
れていて、同トランジスターQ3K)リガースイッチS
W2の開放後所定の経過時間で°Hルベルに反転するト
リガー信号Slを供給する(第18図(bl参照)。 第13図は、上記バッテリーチェック回路63および電
源ホールド解除回路64の詳細な電気回路を示している
。まず、電源ホールド解除回路64の構成から説明する
。電源ホールド解除回路64は、上記電源ホールド回路
67の電源ホールド状態を解除するだめの回路であるが
、電源ホールドを解除する場合としては、電源電圧Vc
cが規定電圧以下であった場合、シャッターが閉成され
て所定時間が経過した場合、および長時間露光のときこ
れを強制的に切る場合の3つの態様があるので、電源ホ
ールド解除回路64の出力端となるナンド回路q8.に
は、3つの入力端が設けられている。第1の入力端には
、ナンド回路G32の出力端が接続され、ナンド回路G
32の一方の入力端は、トランジスターQ4.(第12
図参照)のコレクタに、他方の入力端はノット回路G3
4を介してコンパレーターAIoの出力端に接続されて
いる。電源電圧Vccが規定レベル以下であったときに
は、コンパレーターA1gの出力が°L°レベルとなる
ので、ナンド回路G32の出力は°L9レベルとなり、
電源ホールドが解除される。ただし、電源電圧Vccの
低下による電源ホールドの解除は、露出中に電源電圧V
ccが低下して電源ホールドが解除された場合には、露
出誤差が太きくなったり、後幕保持用マグネットMG1
(第15図参照)の動作が不安定になったりするので、
露出動作がなされる以前にのみ行なわれるようにしてい
る。即ち、トランジスターQ47(第12図参照)のコ
レクタ電圧(トリガー信号)とノット回路G34の出力
との論理積の反転信号を1つの電源ホールド解除のだめ
の信号としている。 また、上記ナンド回路G33の第2の入力端には、ディ
レイロ路DLO(第15図参照)から露出終了信号81
3の遅延信号でなる電源ホールド解除信号812が印加
されるようになっている。さらに、ナンド回路G33の
第3の入力端は、RSSフリツブフロ2回回路、5F2
(第16図参照)の出力端Qに接続されていて、電源リ
ミッタ−信号の役0を兼ねるオートリミッタ−信号T2
の印加を受けるようになっている。そして、ナンド回路
G33の出力端は、抵抗R6゜を通じてトランジスター
Qse(第11図参照)のベースに接続されている。 一方、バッテリーチェック回路63は、電源電圧Vcc
が規定電圧以上あるか否かを検出するだめの回路である
。この回路には、一端に電源電圧Vccが印加された抵
抗R,,、R,、およびR1+8の直列回路が設けられ
ており、抵抗R66とR3,との接続点はコンパレータ
ーA、。の非反転入力端に、抵抗島。 とR3,との接続点はコンパレーターAIIの非反転入
力端に、それぞれ接続されている。また、両コンパレー
ターA 1 oおよびA 1 Iの反転入力端には、基
準電圧vIがそれぞれ印加されている。コンパレーター
A、oの出力端は、3人力ナンド回路G3.の第2の入
力端、3人力ナンド回路G36の第3の入力端およびノ
ット回路q34の入力端に、それぞれ接続されている。 また、コンパレーターA11の出力端は、上記ナンド回
路G 3 aの第2の入力端忙接続されている。ナンド
回路G3.lの第1の入力端iC4は、第16図に示す
タイマー回路68から約tOHz’のパルス信号でな゛
る点滅周期信号T8が印加されている。また、ナンド回
路G3.の第3の入力端およびナンド回路G3sの第1
の入力端には、アンド回路q、8の出力端が接続されて
おり、アンド回路G3.の一方の入力端はバッテリーチ
ェックスイッチSW、(第11図参照)の一端1(接続
され、他方の入力端はノット回路Gl(12を介してト
ランジスターQ8.(第11図参照)のコレクタに接続
されている。 上記ナンド回路G3.およびG36の出力端は、ナンド
回路G37の一方および他方の人力端にそれぞれ接、続
されており、ナンド回路G37の出力端は抵抗R6oを
通じてバッテリーチェック表示用発光ダイオードD。の
アノードに接続されている。この発tダイオードD。は
、上記バッテリーチェック表示用発光窓23に対応する
よう姥配設されていて、そのカソードはトランジスター
Q3.(第11図参照)のコレクタに接続されている。 次に、上記第11図ないし第13図に示した電源ホール
ド回路67、トリガータイミング調整回路52゜電源ホ
ールド解除回路64およびバッテリーチェック回路63
の動作について簡単に説明する。いま、シャッターレリ
ーズ釦ll(第1..2図参照)が押下されると、これ
に連動するレリーズスイッチsw1が閉成され、コンデ
ンサーC6および抵抗R44を通じてトランジスターQ
2eがオンする。この時点では、トリガースイッチSw
2が閉じているので、トランジスターQ7.はオンして
おり、抵抗R4gを通じてトランジスター(R8がオン
し、トランジスタ二Q、。およびQ asがオンする。 トランジスターQ、。 は一旦オンすると、それ以降はトランジスターQ0のコ
レクタからベース電流が供給されるので、電源ホールド
状態を維持する。そして、トランジスタQzaカオンす
ると、トランジスターQ2゜〜Qssがすべてオンする
ので、トランジスターQ3?もオンし、マグネ゛ット駆
動回路56およびストロボ制御回路66に電源が供給さ
れる。一方、トリガータイミング調整回路52にも、ト
ランジスターQ、。を通じてトランジスターQaeKペ
ース電流が供給□される。そして、次に、可動反射ミラ
ー31が上昇を完了し、シャッター先幕が走行を開始し
てトリガースイッチSW、が開放すると、トランジスタ
ーQ41のベース電位が1次第に低下し、コンデンサー
Ctト半固定抵抗RV6でなる遅延回路の時定数と、抵
抗R,、、R,、の比とで決まる遅延時間の後、出カド
ランシスターQ4?がオンし、ノット回路G、。1の出
力は°Hルベルに反転する(第18図(1))参照)。 この°H゛レベルの信号は、トリガー信号S1として抵
抗R,,(第8図参照)を通じてトランジスターQ3の
ベースに印加され、同トランジスターQ3がオンしトラ
ンジスターQ、、Q、がオフして、ダイレクト測光尾よ
る光電流の積分が可能となる。続いて、後幕保持用マグ
ネッ)MG、(第15図参照)が消磁され、シャッター
後幕が走行を開始してから所定の遅延時間が経過すると
、ディレィ回路DT、。(第15図参照)から“Lルベ
ルの電源ホールド解除信号S12が出力されて、ナンド
回路G33の出力は@ Hl し、<ルとなり、トラン
ジスターQsaがオンジ、トランジスターQ8.のベー
ス電流が遮断されて、電源ホールド状態が解除される。 即ち、トランジスターQssがオフすると、トランジス
ターQ 28 tQ ss + Q !?が順次オフし
、マダ、ネ、ット駆動回路56およびストロボ制御回路
66への通電が断たれる。 また、電源電圧Vccが規定電圧以下のときには、コン
パレーター Algの出力が°Lルベルとなり、ナンド
回路032の一方の入力端は平生は°H°レベルなので
、ナンド回路G32の出力は°Lルベルに反転する。こ
のため、トランジスター Q3.がオフされ、前述した
のと同様に、電源ホールド状態が解除される。ところで
、この電源電圧Vcc低下による電源ホールド状態の解
除は、露出中に電源電圧Vccが低Fした場合、電源ホ
ールドが断たれると露出誤差が大きくなったり、後幕保
持用マグネッ)MG、(第15図参照)の動作が不安定
になったりするので、これを防止するために、露出中に
は行なわれないようになっている。即ち、露出中は、ト
リガー信号となるトランジスターQ47のコレクタ電圧
が°L”レベルとなるので、この信号とコンパレーター
A (6の出力の反転信号との論理積の反転出力を電源
ホールド、を解除するための1つの信号としてナンド回
路G3.の第1の入力端に人力するようにしている。従
って、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの解除
は、トリガースイッチSW2が開くまでの間に行なって
いるが、この間に電源ホールドが解除された場合には、
機械的に可動反射ミラー31を上昇途中位置でロックす
るよう如している。 さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗いところで
撮影し、長時間露出になるような場合、所定時間が経過
すると電源ホールドが強制的に断たれるようになって℃
・る。これは露出時間が数分にも及ぶような場合には、
撮影よりも電源電池E、の消耗を防いだ方が親切との配
慮からである。このため、ナンド回路G3.の第3の入
力端に電源リミッタ−信号を兼ねるオートリミッタ−信
号T2が入力されるようになっており、この信号T2が
、第18図telに示すように、トリガーが開放してか
ら所定時間(12OS )経過後に°Lルベルに反転し
て、前述と同様にし・て電源ホールドが断たれる。 なお、トランジスターQ soのエミッタからトランジ
スターQ t7に抵抗R0゜を通じて信号が供給される
ようになっているが、これは、レリーズスイッチSW、
が可動反射ミラー31の降下時に開放する際、チャタリ
ングが発生して電源ホールド回路67が再び電源ホール
ド状態になることがあるので、トリガースイッチSW2
の開放時には、トランジスター Q27をオフして、電
源ホールド状態となるのを防止するためである。 一方、バッテリーチェックを行なう場合には、上記撮影
モード切換用操作ノブ21(第2図参照)を「cHFI
:CKJ指標に対応させる。すると、バッテリーチェッ
クスイッチSW、がオンし、ナンド回路G5.の一方の
入力端が°H’レベルとなる。いま、電源ホールド回路
67が電源ホールド状態以外の場合、即ち、シャッター
レリーズ動作中以外の平生時には、ノット回路G102
の出力は°H°レベルであるので、ナンド回路G38の
出力は°Hルベルとなる。まず、第1の場合として、電
源電圧Vccが規定電圧以上ある正常時には、コンパレ
ーターA I (1およびA 11の出力がともに”H
9レベルとなるので、ナン、ド回路G 35の出力端に
は点滅周期信号T8が出力され、ナンド回路Gs6の出
力端は°Lルベルとなる。従って、ナンド回路G36の
°L9レベル出力が優先され、ナンド回路G、7の出力
端は°H9しベルとなって、バッテリーチェック表示用
発光ダイオードD。は点灯状態になる。よって、電源を
圧Vccが規定電圧以上ある旨の表示がなされる。次に
、第2の場合として、電源電圧Vcc h″−ある規定
電圧以上あるが、他の規定電圧より低い場合には、即ち
、基準電圧V1に比べて、抵抗R26とR67との接続
点の電位は高いが、抵抗R37とRI18との接続点の
電位が低いときには、コンバレー ターA、oの出カバ
’ H’レベル、コンパレーターAIIの出力は@Lル
ベルとなり、ナンド回路G:6の出力が°Hルベルとな
る一方、ナンド回路G3.の出力端には点滅周期信号T
8が出力される。従って、こんどはナンド回路G3?に
点滅周期信号T8が出力され、発光ダイオードD。は、
約tOHzで点滅を繰り返す状態となる。よって、電源
電圧Vccが低下してきた旨が表示され、電源電池EI
の交換を促す。さらに、第3の場合として、電源電圧V
ccが上記他の規定電圧以下に低下して、カメラ10の
電気回路が作動できないようになった場合には、コンパ
レーターA、。およびA1.の出力がともに°Lルベル
となり、ナンド回路G35 t Gsaの出力がいずれ
もf Htレベルとなって、ナンド回路G3.の出力は
f L ルベルとなる。このため、発光ダイオードD0
は点灯することなく消灯状態を継続(−1電源電圧Vc
cが規定電圧以下である旨が表示される。 なお、シャッターレリーズ動作中に撮影モード切換用操
作ノブ21が操作されてバッテリーチェックスイッチS
W、が閉じられた場合には、ノット回路G、。2の出力
が゛Lルベルとなるので、ナンド回路G38の出力が°
L’レベルとなり、従って、ナンド回路G3?の出力が
°L9レベルとなって、発光ダイオードD。によるバッ
テリーチェック表示はなされない。また、バッテリーチ
ェック時には、トランジスターQ 23を通じてトラン
ジスターQ34を強制的にオンさせて、マグネット駆動
回路56およびストロボ制御回路66に強制的に通電し
、消費電流が最大の状態でバッテリーチェックが行なわ
れるようにしている。 第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細な電気回
路を示している。このストロボ判定回路62は、ストロ
ボの電源がオンされているか否か、充電が完了している
か否かを、ストロボからの1本の信号線を通じて人力さ
れる信号s15の電流レベルを判定するととによって検
出するだめの回路である。NPN型トランジスターQ、
。はダイオード接続されたトランジスタ・−であって、
エミッタに電源電圧Vccが印加されていると共に、コ
レクタおよびベースは上記ストロボ取付用シュー24ま
たはストロボ接続用コネクタ・−25(第1,2図参照
)の電気接点を通じてストロボ(図示されず)の電気回
路に接続されるよう、になっている。そして、このトラ
ンジスター Qsoと並列に抵抗R6,とI(’asと
の直列回路が接続されており、さらに抵抗R117には
、PNP型トランジスターQatがエミッタを電源がわ
、コレクタをストロボがゎとして並列に接続されている
。このトランジスターQ□のコレクタはPNP型トラン
ジスターQstの・ベースにも接続されており、ベース
はトランジスターQ6.のエミッタおよびPNP型トラ
ンジスター 。?? 、 Q56のベースに、それぞれ
接続されている。上記トランジスターQ52のコレクタ
は抵抗R611を通じて接地されており、トランジスタ
ーQ、qのエミッタには電源電圧Vccが印加され、コ
レクタは抵抗R,o。 R6,を直列に介して接地されている。抵抗R1゜。 R6゜の接続点は、NPN型トランジスターQssのベ
ースに接続されており、同トランジスターQ、。 のエミッタは接地され、コレクタは抵抗R7,、R,2
を直列に通じて電源電圧Vccの印加を受けている。 抵抗几7.とR72との接続点は、PNP型トランジス
ターQs4およびQ55のベースにそれぞれ接続されて
おり、トランジスターQ54のエミッタには電源電圧V
ccが印加され、コレクタは抵抗R7゜を通じて接地さ
れている。また、トランジスターQi+のコレクタから
は、ストロボ電源オン信号814を伝達するための信号
線が引き出されており一、 cpu50(第7図参照)
の入力ポートエ13に接続されている。上記トランジス
ターQasは、エミッタに電源電圧Vccを印加され、
コレクタは抵抗R73を通じて、NPNPN型トランジ
スターQのベースおよびコレクタ、並びに、NPN型ト
ランジスターQ ssのベースに、それぞれ接続され工
いる。トランジスターQs7のエミッタは接地されてお
り、トランジスタ・−Q5sのコレクタは上記トランジ
スターQ、6のコレクタに接続され、エミッタは抵抗R
74を通じて接地されている。トランジスターQseは
、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタをさ
らに抵抗R1,を通じて接地されていると共に、抵抗R
16を通じてNPN型トランジスターQseのベースに
接続されている。トランジス’ Qsoは、コレクタ
に抵抗R77を通じて電源電圧VCCを印加されている
と共に、コレクタを接地されている。 また、トランジスターQ、。は、コレクタをノット回路
q3.の入力端に接続されており、ノット回路G5.の
出力端は、アンド回路G4oの一方の入力端に接続され
ている。アンド回路G4oの他方の入力端は、ノット回
路G4.を介、してRSフリップフロップ回路R8F4
(第1回路参照)の反転出方端ζに接続されており、ス
トロボ充電□ゲート信号T4の反転信号を受けるように
なっている。そして、アンド回路G4oの出力端は、抵
抗R711を通じてNPN型トランジスターQ soの
ベースに接続されており、トランジスターQ6゜のエミ
ッタは接地され、コレクタはストロボ充電完了表示用発
光ダイオードD。 のカソードに接続されている。この発光ダイオードD、
は、上記撮影情報表示装置39内に組み込まれていて、
ファインダー内にストロボの充電完了を“0”状に発光
表示するようKなっている。発光ダイオードD、のアノ
ードは定電流回路CC1の一端に接続され、定電流回路
CC1の他端は電源電圧Vccが印加されている。 次に、このよう忙構成されたストロボ判定回路62の動
作について簡単に説明する。まず、図示しないストロボ
の電源スィッチが投入されると、ストロボがわIC向け
て約lθμAの電流がストロボ電源信号815.、とし
て流れる。すると、トランジスターQ、2がオンし、続
いて、トランジスターQ 5+1Q ?? 1 Qss
+ Q54の各トランジスターが1畝次オンする。従
って、トランジスターQ、4のコレクタがI Hlレベ
ル、となる。また、トランジスターQ55゜Q sa
e Q +、@もオンするが、ストロボ電源信号S15
力lθμA程度ではトランジスターQsaのベース電流
が小さく、コレクタ電位がトランジスターQ511のベ
ースに電流を充分供給できる程高くないため、トランジ
スターQ11.はオフのままである。よって、ノット回
路G3.の出力は、l L lレベルとなり、アンド回
路040の出力も°LルベルとなってトランジスターQ
soがオンせず、充電完了表示用発光ダイオードD1は
点灯しない。次に、ストロボの充電が完了すると、スト
ロボがわに向けて約100μAの電流がストロボ充電信
号S15として流れるようになる。すると、トランジス
ターQseのコレクタ電位は充分属高くなり、トランジ
スターQsoに充分なベース電流が流れてトランジスタ
ーQ、。がオンする。これKより、トランジスターQs
oのコレクタ電位は低下し、ノット回路G3.の出力は
°Hルベルとなる。上記ストロボ充電ゲート信号T4は
、ストロボが発光し℃から約2秒間I Hlレベルとな
る信号であるので、ストロボ発光後2秒間はアンド回路
G4゜の出力はe 1. lレベルであるが、−これ以
外の期間はアンド回路G4oの出力は°H”レベルとな
り、トランジスターQ6゜がオンする。よって、発光ダ
イオードDIK定電流回路CC8から電流が流れて同ダ
イオードD1が発光し、ストロボの充電完了が表示され
る。ストロボ発光後2秒間の間ストロボの充電完了表示
を行なわないようにしたのは、上記ストロボ電源信号、
ストロボ充電信号815と同じ信号線を通じて、ストロ
ボ発光後ストロボがわから約100μA でオン、オフ
を繰り返えす露出適正信号が送られてくるので、この間
発光ダイオードD1の作動を不能にする必要があるから
である。なお、ストロボ撮影適正表示は、後述するよう
に撮影情報表示装置39の液晶表示板を点滅駆動するこ
とによって行なう。 第15図は、上記第1図の選択回路55.マグネット駆
動回路56およびストロボ制御回路66の詳細な電気回
路を示している。上記第1の選択回路55は、撮影モー
ドに応じてマグネット駆動回路56を、ダイレクト測光
によるシャッター制御信号St7で制御すべきか、CP
U 50かも出力されるシャッター制御信号816で制
御すべきかを選択するための回路である。ナンド回路G
4.の第1の人力端はオートスイッチSW、(第7図参
照)の一端に接続され、CP[J50の人力ボートエ0
へ入力されるのと同じオートモード時にのみ°Hルベル
となる信号が印加されるようになっている。また、ナン
ド回路G48の第2の人力端は、ノット回路q46を介
してナンド回路G3(第7図参照)の出方端に接続さ゛
れており、CPU50の入力ボートI6へ人力されるの
ト同じメモリーモード時にのみ°H”レベルとなる信号
の反転信号が印加されるようになっている。さらに、ナ
ンド回路G48の第3の入力端は、ノット回路G47を
介してナンド回路G、 (第7図参照)の出力端に接
続されており、CP(J50の人カポ−)I2に人力さ
れるのと同じスポットモード時のみ゛Hルベルとなる信
号の反転信号が印加されるよう((なっている。従って
、ナンド回路04Mは、オートモードであって、メモリ
ーモー ドでもなく、かつスポットモードでもないモー
ド、即ち、平均ダイレクトオー トモードが選択された
ときにのみ全入力が゛H°レベルとなり、その出方が°
L”レベルとなる。ナンド回路G□の一方の入力端には
、ノット回路G4.を介して上記ナンド回路G4゜の第
1の入力端に印加される信号の反転信号が入力されるよ
うになっており、他方の入力端は、ノッ)回路G、oを
介してマニュアルスイッチ5W3(第7図参照)の一端
に接続されていて、CPU50の入力ボート■1に人力
されるのと同じマニュアル時にのみ°Hルベルとなる信
号の反転信号が人力されるようになっている。従って、
ナンド回路G、1の出力は、オートモードでもなく、か
つ、マニュアルモードでもない撮影モード、即ち、オフ
モー ド時にのみ°L9レベ化となる。ナンド回路G4
8の出力端は、ナンド回路Gs、の一方の入力端に接続
され、ナンド回路G6.の出力端は、ナンド回路GS2
の他方の入力端に接続されると共に、ナンド回路62の
一方の人力端およびノット回路G6゜を通じてナンド回
路G64の一方の入力端にもそれぞれ接続されている。 ナンド回路G、2の出力端は、アンド回路G TOの他
方の人力端、並びに、ナンド回路G、6およびアンド回
路G6゜の一方の入力端にそれぞれ接続されていると共
に、ナンド回路G、4の一方の入力端およびノット回路
G、3を通じてナンド回路G115の他方の入力端にそ
れぞれ接続されている。このナンド回路G□の出力は、
ナンド回路G4.またはG3.のいずれかの出力が°L
°レベルのとき1■]°レベルとなる。即ち、平均ダイ
レクトオートモードまたはオフモー ドか、それ以外の
撮影モードかが判別され、平均ダイレクトオートモード
またはオフモードのときにのみナンド回路G62の出力
が°H°レベルとなる。従って、結果的には、オフモー
ド時には、最長露出時間が規制されるだけで、平均ダ
イレクトオー トモードと同じ測光方式で撮影が行なわ
れることにな゛る。なお、このナンド回路52の出力は
、バイアス切換信号S4として、オペアン7”A2(第
8図参照)に入力され、前述したように撮影モードに応
じてオペアンプA2のバイアス電流を切り換える役目も
する。 上記ナンド回路q、4の他方の入力端は、ノットの一方
の入力端は、CP(J50 (第7図参照)の出力ポー
ト09に接続され、メモリー、マニュアル。 スポットの各モード時におけるシャッター制御信号81
6が人力されるようになっている。ナンド回路G、4の
出力端は、3人力ナンド回路G、7の第2の入力端に接
続され、ナンド回路Gssの出力端は、ナンド回路Gs
7の第3の入力端に接続されている。 また、ナンド回路q5.の第1の入力端は、ノット回路
G□を介して、R8フリップフロップ回路R,8F。(
第16図参照)の出力端Qに接続されており、トリガー
が開いてから約500μSの間@Hルベルを保持する高
速リミッタ−信号To(第18■(cl参照)の反転信
号が入力されるようになっている。 この高速リミッタ−信号TOは、シャッターの最短秒時
を決めるための信号である。即ち、いま、平均ダイレク
トオートモー ドまたはオフモードが選択されていると
すると、ナンド回路G、4の出力はダイレクト測光によ
るシャ;ター制御信号817が゛Hルベルの期間のみ°
L″レベルとなる。−1方、ナンド回路G6.の出力は
、マニュアルモード時等のシャッター制御信号816の
レベルによらず°Hルベルであるので、ナンド回路G3
.の出力は、ノット回路G、6の出力が°Hルベルであ
れば、ナンド回路G、4の出力により規制され、シャッ
ター制御信号817が°H゛レベルのときにのみ゛H゛
レベルとなる。換言すれば、ナンド回路G57の出力端
には、ダイレクト測光によるシャッター制御信号817
が出力される。同様にして、メモリーホールド。 マニュアルモード、スポットモード時l’Cu、fンド
回路Gsfの出力端には、シャッター制御信号816が
出力される。ここで、高速リミッタ−信号TOは、第1
8図(c)に示すように、トリガーが開いてから約50
0μsの間I Hlレベルを保持するので、ナンド回路
Gs7の出力は、ナンド回路G、4f G、、の出力の
如何忙拘らず、この間I Hlレベルとなり、後幕保持
用マグネッ)MG、が消磁されることがない。 つまり、シャッター の最短秒時が信号Toによって1
/2o?に限定される。 上記アンド回路G、oの一方の入力端は、トランジスタ
ーQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されていて
、ストロボ電源オン信号814が人力されるようになっ
ている。そして、アンド回路G7゜の出力端は、ナンド
回路G6oの一方の入力端およびノット回路G6.を通
じてナンド回路G58の他方の入力端に接続されている
。ナンド回路G、8の一方の入力端は、上記ナンド回路
G、7の出力端に接続されており、ナンド回路Ge1o
の他方の入力端は、RSSフリップフロラ回回路、SF
、 (第16図参照)の出力端Qに接続されていて、ス
トロボ同調秒時信号T3が入力されるようになっている
。このストロボ同調秒時信号T3は、第18図(flに
示すように、トリガーが開いてからも16 m sO間
I Hlレベルを保つ信号である。上記ナンド回路05
Bの出力端は、ナンド回路G61の一方の入力端に接続
され、ヘ ナンド回路G6oの出力端は、ナンド回路G、Iの他方
の入力端に接続されている。いま、平均ダイレクトオー
トモードまだはオフモードであって、ストロボの電源が
投入されていないか、またはストロホカカメラlOに装
着されていないとき、ストロボ電源オン信号814は°
L°レベルであり、従って、ナンド回路G6.の出力端
には、ナンド回路QI、、の出力信号と同じ信号が出力
される。また、この状態からストロボが装着されて電源
が投入されると、ストロボ電源オン信号814が@HI
レベルとなり、ナンド回路G61の出力端には、ストロ
ボ同調秒時信号T3が出力されるようになる。このため
、シャッター秒時は、定速の/6o秒となる。なお、平
均ダイレクトオートモードまたはオフモード以外の撮影
モードのときには、アンド回路G、oの出力が“Lルベ
ルとなり、ストロボ同調秒時信号T3はシャッター制御
に関与しなくなる。ところで、ストロボの電源がオンさ
れている限り、シャッター秒時をかならずストロボ同調
秒時にしてストロボを発光させるようKしたのは、従来
のカメラではシャッター秒時が約1/6o秒以上の高速
のときにはストロボを発光させない方式を採用していた
が、この方式では撮影者の撮影意図に反することになる
ので、これを是正するためである。即ち、従来のカメラ
では、被写体が明るい高速シャッター秒時の場合には、
ストロボを発光させる必要がほとんどないので、ストロ
ボの電源の消費節約になるとの観点からストロボを発光
させないようにしていたが、このようにしたときには、
撮影者の作画意図と反する場合も生じ不都合であるので
、シャッター秒時を強制的にストロボ同調秒時にして、
ストロボを発光させるようにしたものである。 上記ナンド回路G□の出力端は、抵抗R9,を通じて、
マグネット駆動回路56のマグネット制御用トランジス
ターQaeのベースに接続されている。 このマグネット制御用トランジスターQoaは、NPN
型トランジスターで形成されていて、そのエミッタは接
地され、コレクタは後幕保持用マグネッ)MG、のコイ
ルを通じて電源電圧Vccの印加を受けるようになって
いる。この電源電圧Vccの印加が、電源ホールド回路
67(第11図参照)の電源ホールド時にのみ行なわれ
るどとは、前述1−だ通りである。また、3ナンド回路
G0の出力端は、CPU50 (第7図参照)の入カポ
−)112に接続されていて、同回路G61の出力が露
出終了信号813として人力ポート112に、入力され
るようになっている。さらに、ナンド回路G6.の出力
端は、ディレィ回路DLoを通じてナンド回路G33(
第13図参照)の第2の入力端に接続されており、同回
路G6Iの出力がディレィ回路DLoで所定時間遅延さ
れて、電源ホールド解除信号Sj2と1〜てナンド回路
G33に人力されるようになっている1、上記ディレィ
回路DLoを設けたのは、シャッター駆動回路56およ
びストロボ制御回路66は、電源ホールド回路67(第
11図参照)を通じて電源が供給されているものであり
1.もし、ナンド回路G6Iから出力される露出終了信
号813で直接電源ホールド回路67を解除させるよう
にすると、ストロボ制御回路66が正常1(作動し得な
いおそれが生ずるので、これを防止するだめである。 前述したように、ナンド回路G2.の出力端は、ナンド
回路G62の一方の入力端およびノット回路G63を通
じてナンド回路G6.の一方の入力端にも接続されてい
る。上記ナンド回路G62の他方の入力端は、RSフリ
ップフロップ回路R,SF、(第・16図参照)の出力
端Qに接続されて〜・て、同回路R8F2よりオートリ
ミッタ−信号T2力1人力されるようになっている。こ
のオートリミッタ−信号T2は、第18図軸)に示すよ
うに、ト1)ガー開放後も1208の間°H”レベルを
保持する信号であって、オートモードでの最長嘉出秒時
を規制する信号゛Cある。また、上記ナンド回路G64
の他方の入力端は、RSフリップフロップ回回路、8F
3(第16図参照)の出力端Qに接続されて℃・て、同
回路R,sF3よりオフリミッタ−信号Tlが人力され
るようになっている。このオフリミッタ−信号Tlは、
第11図参照> K示すように、トリガー開放後、24
m5の間t H+レベルを保持する信号で、オフモー
ドでのシャッター秒時を決定する信号である。ナンド。 回路G6□の出力端は、アンド回路Gasの一方の入力
端に接続され、ナンド回路G64の出力端は、アンド回
路G6.の他方の入力端に接続されて−・る。 そして、アンド回路a6Sの出力端は、抵抗R80を通
じてNPN型トランジスターQa3のペー スに接続さ
れており、トランジスターQasのエミッタは接地され
、コレクタは上記トランジスターQesのベースに接続
されている。いま、ナンド0 路G s Iの出力が°
Lルベルのとき、即ちオフモードのとき、ノット回路G
63の出力がI Hlレベルとなり、アンド回路G65
の出力端にはオフリミッタ−信号Tlの反転信号が出力
される。従って、トリガー開放後、24r、、s経過す
るとトランジスターQesがオンし、ナンド回路G8.
の出力の如何にかかわらず、トランジスターQseがオ
フし、マグネッ1MGIが消磁されてシャッターが閉成
する。まだ、オフモード以外のときは、アンド回路G6
.の出力端にはオートリミッタ−信号T2の反転信号が
出力される。従って、トリカー開放後、約2分間が経過
すると、トランジスター Q63がオンし、同様にして
シャッターが強制的に閉成される。 次に、ストロボ制御回路66について述べる。PNP型
トランジスターQ 64は、ベースを抵抗R8Sを通じ
て、RSSフリツブフロ2回路几SF、(第16図参照
)の出力端Q K接続され工おり1.ストロボ同調秒時
信号T3の印加を受けるようになっている。そして、こ
のトランジスターQe+のコレクタは、接地され、エミ
ッタは、抵抗R15gを通じてPNP型トランジスタ・
−Qasのベースに接続されている。トランジスターQ
esのベースは、抵抗Rs。 を通じて同トチンジスタ−Qesのエミッタに接続され
ており11、このエミッタには電源電圧Vccが印加さ
れている。また、トランジスタ・−Qesのコレクタは
、抵抗R8,、R,。の直列回路を通じて接地されてい
て、両抵抗I(+、、 、 R8,の接続点は、コンデ
ンサーC8を介してストロボトリガー用サイリスターS
CR,のゲートに接続されている。サイリスター8CR
,のゲートは、抵%R0゜を通じて接地されており、カ
ソードは直接接地されている。また、サイリスター8C
R,のアノードは、上記ストロボ取付用シュー24(第
2図参照)または接続用コネクター25(第1図参照)
の電気接点を通じてストロボの電気回路に接続されるよ
うになっており、サイリスター8CR,の点弧時には、
ストロボ発光信号819ナストロボに伝達するようにな
っている。 いま、カメラ1ovcストロボを装着して充電完了後、
シャッターレリーズ釦11(第1,2図参照)を押下し
たとする。すると、シャッター先幕が走行してトリガー
開放後、約161nsが経過すると、ストロボ同調秒時
43号T3が゛Lルベルとなるので、トランジスターQ
sat・1オンし、トランジスターQ6+1がオンして
、サイリスター SCR,、のゲートにはコンデンサー
C3を通じてパルス電圧が印、加され、同サイリスター
SCR,はオンする。すると、サイリスター5et−
ttを通じてストロボからトリガ電流がストロボ発光信
号819として流れ、ストロボが発光する。 他方、ナンド回路G68の・一方の入力端は、トランジ
スター Q、、(第14図参照)のコレクタに接続され
て、ストロボ電源オン信号S14を人力されるようにな
っており、また、他方の入力端は、ノット回路G2.(
第1O図参照)の出力端に接続されていて、ダイレクト
測光によるシャッター制御信号10 817を人力されるようになっている。そして、ナンド
回路G6.の出力端は、アンド回路G6゜の他方の入力
端およびノット回路G6.を介してナンド回路G6.の
他方の入力端にそれぞれ接続されている。 ナンド回路G66およびアンド回路G6゜の一方の入力
端は、ナンド回路G、2の出力端にそれぞれ接続されて
いる。ナンド回路Gasの出力端は、抵抗R8Iを通じ
てPNP型トランジスターQe+のベースに接続され、
アンド回路G6゜の出力端は、抵抗R82を通じてNP
N型トランジスターQl!のベースに接続されている。 トランジスターQsIのエミッタには電源電圧Vccが
印加されており、コレクタは抵抗R83,R,、の直列
回路を通じてトランジスタQl11のコレクタに接続さ
れている。トランジスターQ 62のエミッタは接地さ
れている。そ1.て、上記抵抗J8 + R84の接続
点は、上記ストロボ取付用シュー24(第2図参照)ま
たは接続用コネクター25(第1図参照)の電気接点を
通じてストロボの電気回路に接続されるようになってお
り、ストロボにストロボ調光信号S18を伝達するよう
に□ なっている。いま、平均ダイレクトオートモードまたは
オフモー ドのとき、ナンド回路G、2の出力は1■1
ルベルとなっているので、ナンド回路G66およびアン
ド回路G6゜のゲートが開き、アンド回路G6゜の出力
端には、ナンド回路G68の出力信号が、ナンド回路G
asの出力端には、ナンド回路G6゜の出力の反転信号
が、それぞれ出力される。カメラlOにストロボを装着
してダイレクト測光によるストロボ撮影を行なうとき、
ストロボ電源オン信号814は°Hルベルであるので、
ナンド回路G6sの出力端には、ダイレクト測光時のシ
ャッター制御信号8170反私信号が出力される。いま
、この状態からシャッターレリーズ釦U(第1.2図参
照)を押下し、シャッター先幕が走行して露出が開始さ
れたとする。露出レベルが適正に達しない間は、シャッ
ター制御信号817は°H9レベルであり、従って、ナ
ンド回路G66の出力は゛L゛レベル。 アンド回路GaOの出力も°、L”レベルとなる。従っ
て、トランジスターQe+がオン、トランジスターQ
lがオフして、抵抗Rg3とR84の接続点け、抵抗R
83を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロボ調
光信号S18は°H゛レベルとなる。ストロボが発光し
て、露出光1が適正レベルに達すると、シャッター制御
信号St7が°Lルベルに反転シ、こんどは、トランジ
スターQa+がオフ、トランジスターQatがオンして
、ストロボ調光信号81sはl L 9となる。これに
より、図示しないストロボの調光回路が作動し、ストロ
ボの発光が停止される。 なお、カメラlOが平均ダイレクトオートモードでもな
く、オフモードでもないとき忙は、ナンド回路G、2の
出力は°Lルベルとなるので、ナンド回路G、6の出力
は°Hルベル、アンド回路G6.の出、11:”L’レ
ベルとなり、トランジスターQ61およびQoがいずれ
もオフとなり、ストロボ調光信号81Bは、ストロボが
わの調光回路に何らの影響も及はすことがなくなる。 第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電気回路を
示して(・る。このタイマー回路68は、本発明のカメ
ラlOを制御するだめの各種タイマー信号を創り出す回
路であって、32 、768 KHzの基本周波数のク
ロックパルスCK(第18図(at参照)ヲモとに1縦
続接続された27個のT型フリッフリロッj Da 路
T F o S−T F t 6 と、このT型フリ
ップフロッブ回路TFo−TF、、の出力を選択ないし
組合せて、所望のタイマー信号を創り出す選択回路と、
タイマー回路68の初期設定のためのリセット回路とか
ら構成されている。上記縦続接続されたT型フリップフ
ロップ回路TFo−TF2. は、2進カウンターを
形成しており、各T型フリップ70、ツブ回路TFo−
TF26の出力端Q。−Q26 には、2 (n +’
) x32.768 KHz (ただし、nはO≦n
≦26の任意の整数で、回路TFnの添字に対応する。 )のパルス信号が出力される。一方、D型フリップフロ
ップ回路1)F2のデーター入力端りは、ナンド回路G
。 (第7図参照)の出力端に接続されていて、CPU50
の人カポ−) I6に入力され゛る信号と同じメモリー
モード検出信号を人力されている。また、このD型フリ
ップフロップ回路DF2のクロック入力端CKには、基
本周波数32.768 KHzのクロックパルスCKが
人力されている。D型フリ・ツブフロップ回路DF、の
反転出力端Qは、ナンド回路a、eの一方の入力端に接
続されており、ナンド回路G7゜の他方の入力端には、
上記人カポ−)I6に入力されるメモリーモード検出信
号力1入力されて℃・る。 プフロップ回路DF、のデーター入力端力+、 I H
+レベルになった瞬間から、クロックパルスCKに同期
した負のパルスをナンド回路G7oの出力端に発生する
。また、Dffiフリップフロップ回路D回路のデータ
、−入力端りは、トランジスターQ32(第11図参照
)のコレクタに接続されて℃・テ、し1)−〆信号SO
を人力されるようになっており、クロック入力端CKに
はクロックツくルスCK力1印カロされている。このフ
リップフロップ回路DF、の反転出力端Qは、ナンド回
路G8゜の一方の入力端に接続され、ナンド回路G8゜
の他方の入力端にはし1ノ一ズ信号SOが印加されて、
フリップフロップDF3とナンド回路G,0は、上記回
路DF,,G?。と同様に、同期微分回路を形成して〜
・る。さらに、D型フリップフロップ回路DF,のデー
ター入力端りは、ノット回路G.oを介してノット回路
G,。、の出力端に接続されていて、トリガー信号Sl
の反転信号が人力されるよう罠なっており、クロック入
力端CKにはクロックパルスCKが印加されている。こ
のフリップフロップ回路DF,の反転入力端Q&よ、ナ
イド回路G81の一方の入力端に接続され、ナンド回路
G81の他方の入力端1(は、上記トリガー信号S1の
反転信号が印加されるようになっていて、フリップフロ
ップ回路DF4とナンド回路G,,は、上記回路DF2
.G?。と同様に、同期微分回路を形成している。上記
3つの同期微分回路は、タイマー回路68をリセットす
るだめの回路であって、メモリーモー ドが選択された
とき、シャッターがレリーズされたとき(実際には電源
ホールド回路67に通電が行なわれたとき)、露出が開
始されたとき(トリガー信号が°L°レーベルとなった
とき)の各場合に、リセットノ<ルスを発生する。 タイマー回路68は、どの時点からタイマーの作動を開
始するかの基準時点を指示してやる必要があるが、上記
リセットパルスによってタイマー回路6Bをリセットす
ることによりこれを行なうためである。リセットパルス
が出力されるナンド回路G7。+ C)goおよびG8
,の出力端は、3人力アンド回路G82の各入力端に接
続されており、アンド回路G82の出力端は、ノット回
路G..を通じてT型フリップフロップ回路TF0〜T
F,6の各リセット入力端に接続されている。また、ア
ンド回路G8□の出力端は、選択回路を形成するR,8
フリップフロップ回路R’3Fo−RSF,、RSF,
、RSF,の各リセット入力端Rに、それぞれ接続され
ており、オア回路G,4の一方の入力端にも接続されて
いる。 上記RSフリップフロップ回路R,S F,のセット入
力端には、T型フリップフロップ回路TF,の反転出力
端煮.が接続されていて、出力端Qからは、第18図(
dに示すように、トリガー信号Slが°I(”レベルに
反転してかもも0.5msの間e H tレベルを保持
し、しかる後に°L°レベルに反転する高速リミッタ−
信号TOが出力されるようになっている。 また、RS.フリップフロップ回路fts F,のセッ
ト入力端Sには、ナンド回路G,3の出力端が接続され
ていて、ナンド回路G83の一方の入力端にはT型フリ
ップフロップ回路TF,の出力端Q,が接続され、他方
の入力端にはT型フリップフロップ回路TF、の出力端
Q7が接続されている。このため、R8フリップフロッ
プ回路R8R3の出力端QKは、第18図(d+に示す
ように、トリガー信号81が゛Hルベルに反転してから
も24m5の間I Hlレベルを維持し、しかるのちに
°Lルベルに反転スるオフリミッタ−信号T1が出力さ
れるようになっている。さらに、R8フリップフロップ
回路R8F2のセット入力端Sには、T型フリップフロ
ップ回路TF2. の反転出力端Q 21が接続され
ていて、出力端Qには、第18図(e)に示すように、
トリガー信号S1が′H”レベルに反転してからも12
0s゛の間°H“レベルを維持し、しかる後に°Lルベ
ルに反転するオートリミッタ−信号T2が出力されるよ
うになって℃・る、さらにまだ、RSSフリップフロラ
回回路、S F、のセット入力端Sには、T型フリップ
フロップ回路TF8の反転出力端Q8が接続されていて
、出力端Qには、第18図+r)に示すように、トリガ
ー信号Slが°H’レベルに反転してからも16m5の
間’II’レベルを維持し、しかる後に°Lゝレベルに
反転するストロボ同調秒時信号T3が出力されるように
なっている。そして、このR,Sフリップフロップ回路
R8F、の反転出力端QI/′i、D型フリップフロッ
プ回路DF、のデーター入力端りに接続されると共に、
ナンド回路G8゜の一方の入力端にも接続されている。 D型フリップフロップ回路DF、のクロック入力端CK
には、クロックパルスCKが印加されており、同回路D
F、の反転出力端Qは、ナンド回路G8.の他方の入力
端に接続されている。ナンド回路G8.の出力端は、R
SSフリップフロラ回回路8F、のセット入力端Sに接
続されており、RSSフリップフロラ回回路8F、のリ
セット入力端Rは、上記オア回路G84の出力端に接続
されている。オア回路G84の他方の入力端は、゛V型
フリップフロップ回回路F4の反転出力端Q +sに接
続されている。従って、R8フリップフロップ回路R8
F、の反転出力端Qからは、第18図(g+にベルに復
帰するストロボ充電ゲート信号T4が出力されるように
なっている。また、RSSフリップフロラ回回路8F、
のセット入力端SKは、3入力ナンド回路G85の出力
端が接続されており、ナンド回路G、の各入力端には、
T型フリップフロップ回路TF8.TF、およびTF、
の各出力端Q8゜Q6およびQ、がそれぞれ接続されて
いる。従って、R1Sフリップフロップ回路R8R6の
反転出力端QKは、第18図(h)に示すように、トリ
ガー信号Slが゛Hルベルに反転してから22m5経過
後に°H゛レベルに反転するストロボアンダーリミッタ
−信号T6が出力されるようになっている。さらにまた
、RSSフリツブフロ2回回路8F7のセット入力端S
には、T型フリップフロップ回路TF、、の反転出力端
Q26が接続されており、よって出力端Qには、第18
図(i)に示すように、トリガー信号S1が’H’レベ
ルに反転してから約70分でl L lレベルに反転す
るメモリーリミッタ−信号T7が出力されるようになっ
ている。なお、T型フリップ70ツブ回路TF、、の出
力端QIIからは、約10 Hzに近い上記点滅周期信
号T8が出力されるようになっている。 第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターA、2(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値Svと絞り値AVとのア
ナログ演算値(8V−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU50に入力させる役目をする。このD−A変換
回路58は、公知の8ビットラダー型D−A変換回路で
あり、16個のアナログスイッチAso−As、、As
、o−As、、と、8個のノット回路a、、、−,−G
I57と、16個の抵抗R31,〜R,,,。 R,6,、−R,6,と、オペアンプAHとで構成され
ている。上記アナログスイッチAso−As、、As、
o〜As、、 のうちの半数のアナログスイッチASo
〜AS、の入力端には、基準電圧7口がそれぞれ印加さ
れており、残りの半数のアナログスイッチAs1゜〜A
s、7の入力端には、上記基準電圧vrlより高い基準
電圧・vr2がそれぞれ印加されている。また、アナロ
グスイッチAso−As、の一方の制御入力端およびア
ナログスイッチAS、。〜As1.の他方の制御入力端
には、cpusoの出力ボート06より各ビット信号す
。−b、がそれぞれ印加されており、アナログスイッチ
Aso−As、 の他方の制御入力端およびアナログ
スイッチAs、。〜AS、、 の一方の制御入力端に
は、ノット回路G、、、 G 、、7を通シて上記各ビ
ット信号す。−b70反転信伝信それぞれ印加されるよ
うになっている。さらに、アナログスイッチASo−A
s7の出力端と、アナログスイッチAs、o−As、フ
の出力端とは、それぞれ一対ずつ接続されて、抵抗R
15゜〜R7,7の一端にそれぞれ接続されている。抵
抗R,,,,−R,,7の他端は、直列に接続された抵
抗)L、、、、 R,,8% R,6,の各接続点に接
続されている。即ち、抵抗RI、。の他端は抵抗R74
,とR1,、oとの接続点に、抵抗R+、、、の他端は
抵抗R・+60とR,、、との接続点に、抵抗R8,2
の他端は抵抗R66,とR762との接続点に、抵抗R
853の他端は抵抗RI62とR3,3との接続点に、
抵抗R,5,の他端は抵抗”’!63とR7゜4との接
続点に、抵抗R4,の他端は抵抗R264とR76,と
の接続点に、抵抗R46の他端は抵抗R16,とR36
6との接続点に、抵抗R36,の他端は抵抗R166と
オペアンプA2、の非反転入力端との接続点に接続され
ている。抵抗R1,、、の一端には上記基準電圧V口が
印加されており、各抵抗R14,〜R4,の抵抗値は、
各抵抗R16,,−R,,6の抵抗値の2倍となるよう
に設定されている。上記オペアンプA2Iは、反転入力
端が出力端に接続されていてボルテージホロア回路を形
成しており、その出力端はコンパレーターA、□(第7
図参照)の反転入力端に接続されている。 このように構成されたD−A変換回路58の出力端とな
るオペアンプA21の出力端には、CPU50かも出力
される各ビット信号の採る値によ・って、+b、2
+b32 +b22 +b、2 +b。2 )な
る出力電圧VDAが得られる。なお、このD−A変換回
路58は、既に公知のものであり、がっ、本発明の主旨
とも関係しないので、その詳しい動作の説明を絃に省略
する。また、このD−A変換回路58とコンパレーター
A 12との組合せでなる逐次比較型のA−D変換回路
の動作については、後のフローチャートの説明のところ
で詳しく述べる。 第19図(5)および(B)は、上記撮影情報表示装置
39を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ示して
おり、第19図(A)は表示用のセグメント電極のパタ
ーンを、第19図(B)は上記セグメント電極に液晶層
を介して対向される背面電極のパターンを、それぞれ示
している。この撮影情報表示装置39においては、後に
詳述するように、1/3デー−ティ・スバイアスの駆動
方法を採用しており、上記背面電極は、第1ないし第3
の背面電極RE、〜RE。 に分割されている。また、この第1ないし第3の背面電
極BE、〜BE3に対応するセグメント電極は、最大3
つを1組として1本の信号ラインで接続されていて、第
20図に示すように、同一の信号ラインで接続された各
セグメント電極はそれぞれ異なる背面電極RB、〜RE
3にのみ対応するようになっている。従って、セグメン
ト電極は、第1の背面電極REνに対応する第1のセグ
メント電極群と、第2の背面電極BE、に対応する第2
のセグメント電極群と、第3の背面電極BE3に対応す
る第゛3のセグメント電極群とに区別することができる
。第1のセグメント電極群に含まれるセグメント電極と
しては、最上位に横方向に直線状に順次列設された横長
の長方形状のポイント表示用セグメント電極(”0VE
R”電極、”LONG” 電極の上位に形成されたもの
を含む)、および補正表示用の“′十″ 電極がある。 また、第2のセグメント電極群に含まれるセグメント電
極としては、中程に横方向に直線状に1―次列設された
横長の長方形状のバー表示用セグメント電極、“’0V
ER’“電極。 ”LONG”iJi、”MEMO”[極、オJ: v
” spo’r−電極がある。さらに、第3のセグメン
ト電極群としては、“1°′〜“2000 ””のシャ
ッター秒時電極、このシャッター秒時電極の下位に円形
および三角形状に形成された定点合致指標電極、この定
点合致指標電極の左右の対応する位置に設けられたスト
ロボ撮影時の露出オーバー、露出アンダー表示用の゛−
パおよび“十”電極、並びに“’MANUAL”。 れ、他方の入力端にはT型フリップフロップ回路TF、
の出力端Q7が接続されている。このため、RSフリッ
プフロップ回路R8F3の出力端QKは、第18図(d
lに示すように、トリガー信号Slが゛Hルベルに反転
してかもも24 m Sの間I HIレベルを維持し、
しかるのちに°Lルベルに反転するオフリミッタ−信号
T1が出力されるようになっている。さらに、R8フリ
ップフロップ回路R,S F20セツト入力端Sには、
T型フリップフロップ回路T F2. の反転出力端
Q2.が接続されていて、出力端Qには、第18図te
lに示すように、トリガー信号81が°H”レベルに反
転してからも120s゛の間°■“レベルを維持し、し
かる後に°Lルベルに反転するオートリミッタ−信号T
2が出力されるようになって℃・る、さらにまた、RS
フリップフロップ回路R8F、のセット入力端Sには、
T型フリップフロップ回路TF8の反転出力端Q8が接
続されていて、出力端Qには、第18図(f)に示すよ
うに、トリガー信号S1が°H’レベルに反転してかも
も16m5O間’ll°レベルを維持し、しかる後に°
Lルベルに反転するストロボ同調秒時信号T3が出力さ
れるようになっている。そして、このRSフリップフロ
ップ回路R8F、の反転出力端Qは、D型フリップフロ
ップ回路DF、のデーター入力端DK接続されると共に
、ナンド回路GaOの一方の入力端にも接続されている
。D型フリップフロップ回路DF、のクロック入力端C
Kには、クロックパルスCKが印加されており、同回路
DF、の反転出力端Qは、ナンド回路G89の他方の入
力端に接続されている。ナンド回路G8.の出力端は、
RSフリップフロップ回路R8F、のセッ回路式端Sに
接続されており、RSフリップフロップ回路R8F、の
リセ回路式力端Rは、上記オア回路G84の出力端に接
続されている。オア回路G84の他方の入力端は、゛V
型フリップフロップ回回路F、5の反転出力端鈷。 K接続されている。従って、RSフリップフロップ回路
R8F、の反転回路式Qからは、第18図頓にベルに復
帰するストロボ充電ゲート信号T4が出力されるように
なっている。また、R8フリップフロップ回路R8F6
のセット入力端SKは、3人力ナンド回路G85の出力
端が接続されており、ナンド回路G8.の各入力端には
、T型フリップフロップ回路TF8.TF6およびTF
、の各出力端Qs tQ6およびQ、がそれぞれ接続さ
れている。従って、RSフリップフロップ回路R8F6
0反転出力端Qには、第18図th+に示すように、ト
リガー信号SlがIHIレベルに反転してから22m5
経過後に°H”レベルに反転するストロボアンダーリミ
ッタ−信号T6が出力されるようになっている。さらK
また、RSフリップフロップ回路R8F、のセッ回路式
端Sには、T型フリップフロップ回路TF2.の反転出
力端Q26が接続されており、よって出力端Qには、第
18図(i)に示すように、トリガー信号S1が1Hル
ベルに反転してから約70分でl L tレベルに反転
するメモリーリミッタ−信号T7が出力されるようにな
っている。なお、T型フリップ70ツブ回路TF、、の
出力端QIIからは、約10Hzに近い上記点滅周期信
号T8が出力されるようになっている。 第17図は、上記D−A変換回路58の詳絹な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターA8.(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値Svと絞り値AVとのア
ナログ演算値(8V−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU50に入力させる役目をする。このD−A変換
回路58は、公知の8ピットラダー型D−A変換回路で
あり、16個のアナログスイッチAso−As1.As
1o−As、、と、8個のノット回路G1.。〜G、、
、と、16個の抵抗R,4,〜R47゜R,60% R
,6,lと、オペアンプA2.とで構成されている。上
記アナログスイッチAso−As1.As、o〜As、
7のうちの半数のアナログスイッチASo〜AS、の入
力端には、基準電圧7口がそれぞれ印加されており、残
りの半数のアナログスイッチASl。 〜As、、の入力端には、上記基準電圧vr!より高い
基準電圧・vr2がそれぞれ印加されている。また、ア
ナログスイッチAso−As、の一方の制御入力端ンド
回路G 、。、の一方の入力端には、上記JKラフリッ
プフロ2回路JKF、の出力A1が印加されており、他
方の入力端はDRAMssかもメモリーエリアSEG、
の内容に対応する信号を印加されている。更に、ナンド
回路G2o2の一方の入力端には、上記JKラフリップ
フロ2回路JKFoの出力AOが印加されており、他方
の入力端はDRAMssからメモリーエリア5EG2の
内容に対応する信号を印加されている。各ナンド回路G
2001 G 20110202の出力端は、3人力
ナンド回路G 2.、の各入力端にそれぞれ接続されて
おり、ナンド回路G209の出力端は、エクスクルーシ
ヴオア回路G2,2の一方の入力端に接続されている。 ゛エクスクルーシヴオア回路G71.の他方の入力端に
は、JKフリップフロップ回回路KF3の出力A3が印
加されていて、エクスクルーシヴオア回路G2,2の出
力端からは信号KOが出力されるようになっている。こ
の信号KOは、例えば第25図(i)に示すように、D
RAMssの出力端から出力される信号を、1/3に時
分割する信号となっている。同様にして、ナンド回路G
’lO8〜G2o、、3人力ナンド回路(3tl。およ
びエクスクルーシヴオア回路G213により、DRAM
ssのメモリーエリア5E03〜SEG、の内容に対応
する信号が、1乙に時分割されて信号に1として出力さ
れ、ナンド回路G 2011〜G20813人力ナンド
回路G tt□およびエクスクルーシヴオア回路G73
.により、DRAMssのメモリーエリアS EGs〜
SEG、の内容に対応する信号が、1/3に時分割され
て信号に2として出力される。このようにして、DRA
Mssの102個のメモリーエリアSEG、・〜SEG
、。1の内容に対応する信号は、全部で39個の信号’
KO〜に38として出力される。そして、信号KO−に
38は、第23図に示すレベル変換回路を通じて、それ
ぞれセグメント駆動信号JO〜J3Bとして変換され、
撮影情報表示装置39の表示用セグメントに印加される
ようになっている。第25図U)には、セグメント駆動
信号の一例として、信号JOの波形が示されている。上
記レベル変換回路は、ノット回路02□M+ ”チャン
ネルMO8型電界効果トランジスターQ106およびn
チャンネルMO8型電界効果トランジスターQIBで構
成されている。ノット回路G22.の入力端には、上記
信号Kn (n==o 〜as)が印加されており、ノ
ット回路G22.の出力端は、トランジスターQIOf
I + Ql。、のゲートにそれぞれ接続されている。 トランジスターQ+ o aのソースは定電圧voが印
加され、トランジスターQ16.のソースは−V。の定
電位となっている。また、トランジスターQ、。6とQ
l。、のドレインは互いに接続され、この接続点より上
記セグメント駆動信号Jn(n==o〜38)が取り出
されるようになっている。このようなレベル変換回路が
セグメント駆動信号JO〜J38の数だけ、即ち39個
設けられていることは云うまでもない。 第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコモン信号
出力回路を示している。このコモン信号出力回路は、ノ
ット回路Gv+se G2□2〜G224と、ナンド回
路G2,6〜G2□1と、PチャンネルMO8型電界効
果トランジスターQ、。。p Qlo2I Ql。番と
、nチャンネルMO8型電界効果トランジスターQIO
I e QI03 +Q、。、と、抵抗R2,、、%−
R12o2とで構成されている。ナンド回路q7,6の
一方の入力端には、JKフIJ 、プフロップ回路JK
F3の出力A3が印加されており、他方の入力端には、
JKフリップフロップ回回路KFoの出力AOが印加さ
れている。そして、ナンド回路G2,6の出力端は、P
チャンネルMO8型電界効果トランジスターQ、。0の
ゲートに接続されている。また、ナンド回路G71.の
一方の入力端には、ノット回路G21.を通じて上記出
力A3の反転信号が印加されており、他方の入力端には
、上記出力AOが印加されている。そして、ナンド回路
G21’lの出力端は、ノット回路G、22を通じてn
チャンネルMO8型電界効果トランジスターQ+oIの
ゲートに接続されている。上記トランジスターQ to
。 のソースには定電圧+2V、が印加されており、トラン
ジスターQ、。、のソースは一2Y0の定電位となって
いる。そして、トランジスターQ、。。l Qs61の
ドレインは互いに接続されていて、この接続点は、抵抗
R12o、を通じて接地されている。第1のコモン信号
HOは、トランジスターQ、。。IQIOIのドレイン
の接続点から取り出されるようになっている。 また、まったく同様にして、第2のコモン信号出を出力
する回路が、ナンド回路G 2fg 1 G2L9 +
ノント回路G2231)ランシスターQ、。2IQ10
3および抵抗R7゜、で構成され、第3のコモン信号H
2を出力する回路が、ナンド回路”2201 G2□7
.ノット回路q2241トランジスターQ+04 +
Q+05および抵抗R+ 、o2で構成されている。上
記第1ないし第3のコモン信号)10−82の波形は、
第25図(f)ないしくh)のようになる。 次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図(a)〜(
m)のタイムチャートを参照しながら説明する。 −例として、セグメント5EGo、SEG、、5EG2
(以下、D RAM ssのメモリー土リア5EGo
〜SEG、。、に対応する表示用セグメントを、メモリ
ーエリアの符号と同一の符号を付して示す。)の動作に
着目して、セグメン) 5EGo、5EG2が発色、セ
グメン)SBG、が発色しない状態の動作について説明
する。いま、セグメン)BEGo、8EG2は発色する
ので、DRAMssの対応するメモリーエリアの内容は
+1′である。一方、セグメン)8BG。 に対応するメモリーエリアの内容は°0°である。 出力A2.At、AOは、メモリーエリア5EGo。 SBG、、5EG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路G 、。、の出力端に出力させるためのゲート信号
の役目をする(第25図(b) 、 (C) 、 (d
)参照)。ナンド回路G209の出力は、出力A3(第
25図(e)参照)とエクスクルーシヴオアされて回路
G21.の出力端より信号KOとして出力される(第2
5図(り参照)。 信号KOは、コモン信号HO〜H2(第25図(f)
、 (g) 。 (h)参照)のいずれかが°H’レベルの区間は、ナン
ド回路G20(lの出力が91(9レベルであれば°L
ルベルとなり、ナンド回路G2o、の出力がI L l
レベルであれば°H゛レベルとなる。また、信号KOは
、コモン信号HO−H2のいずれかがILIレベルの区
間は、ナンド回路G 209の出力が°Hルベルであれ
ばl Hlレベルとなり、ナンド回路q200の出力が
°L。 レベルであれば°Lルベルとなる。これにより、ナンド
回路G20[1の出力が°Hルベルならば、後で述べる
セグメント駆動信号JOとコモン信号HO〜H2との電
位差が3■oとなることにより、セグメントに対応する
液晶が発色する。′また、ナンド回路G2011の出力
が°Lルベルならば、セグメント駆動信号JOとコモン
信号HO〜H2との電位差がVoとなることにより、セ
グメントに対応する液晶は発色しない。いま、セグメン
) 5EGo、5EG2に対応するDRAM85のメモ
リーエリアの内容は11′で、セグメントSEG、に対
応するDRAM85のメモリーエリアの内容は90′で
あるので、信号KOの波形は第25図(i)に示すよう
になる。従って、レベル変換後のセグメント駆動信号J
Oは、第25図0)に示すようになる。よって、コモン
信号HOとセグメント駆動信号JOとの電位差HO〜J
Oは、第25図(k)に示すようになり、セグメントS
EG。 は届デーーティで発色することになる。また、コモン信
号H1とセグメント駆動信号JOとの電位差I]1〜J
Oは、第25図(1)に示すように常にV。となり、セ
グメントSEG、は発色しない。さらに、コモン信号H
2とセグメント駆動信号JOとの電位差H2〜Joは、
第25図(m)に示すようになり、七グメン)8BG、
は4ア二一アイで発色することになる。他のセグメント
5EG3〜SEG、o、についても、全く同様にして発
色が制御される。なお、上述のようにセグメントがし、
デー−ティで発色されても、人の眼には連続的に発色し
ているように見えることは云うまでもない。また、上記
メモリーエリア5EGo−8EG、o’、の添字は、説
明のために付されたもので、メモリーエリア5EGo〜
8EG、。10番地とは直接的には関係がない。 ここで、表示用セグメントとDRAM85のメモリーエ
リアの番地との対応関係について簡単に説明する。原則
として、ポイント表示用データーは、そのままDRAM
85のメモリーエリアの番地を指定する。例えば、ポイ
ント表示用のセグメント列の最左端(高速秒時がわ)の
セグメントが、DR7VM85のメモリーエリアのθ番
地に対応していたとする。右に1つずつセグメントが移
動するごとに、そのセグメントに対応するメモリーエリ
アの番地は1番地ずつ増えてゆくことになる。いま、ポ
イント表示用データーが°4′だったとすると、DI(
AM85のメモリーエリアの4番地に°1゛をストアす
ることにより、ポイント表示用セグメント列の最左端か
ら5番目のセグメントを発色表示することになる。この
番地の指定は、任意に設定することができ、本発明のカ
メラ10では、後述するプログラムからも判る通り、ポ
イント表示用セグメント列の、“” OV E I(、
”セグメントの上位に対応する最左端のセグメントをメ
モリーエリアのC41番地に、“’LONG”セグメン
トの上位に対応する最右端のセグメントをC40(=C
41+35 )番地に指定している。なお、後述するプ
ログラムでは、ポイント表示用データーとパー表示用デ
ーターとを同じ演算式を用いて求めており、その番地指
定のまま表示すると重複する。これは、バー表示の場合
には、表示データーにある定数を加算してDRAMss
のメモリアエリアの番地指定をずらすことにより解決さ
れるが、プログラム上はその定数の加算につ(・ては、
特に明示しなかった。 第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシャッター秒
時の81数方法をグラフで示したものである。 実際には、CPU5oの内部でソフト、ウェア的に行な
われるもので、後に詳細に説明するが、ここではまず簡
単にその概要について説明しておく。メモリーモードは
、実際にダイレクト測光で撮影した実露出時間を計数し
、これに基づいて露出制御を行なうものであるが、露光
量を記憶するため、メモリーモード撮影中に絞りあるい
はフィルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量
が一定となるように記憶値を変更する必要がある。この
場合、絞り値およびフィルム感度値は、本発明のカメラ
10では、最小有効ビット(Least 81g1fi
ca’ntBit 、 LSB ) A2 Evの精度
をもった対数圧縮情報であるので、上3d実露出時間も
絞り値、フィルム感度値と同系列の数値に変換する必要
がある。 このための方法としては、(1)実露出時間を同一の周
期のパルスで計数した後、CPU50 テLSB /、
。 EVのTv値に変換する方法、(2)計数の基準となる
クロックのパルス周期を時間と共に変え、計数値そのも
のをL S B l/、 2 Evの時間@(以下、T
v値と記す。)相当の値となるようにする方法、02つ
の方法が考えられる。本発明のカメラ10では、後者の
方法を採用している。実露出時間を厳密にTv値に変換
するには、クロック周波数の制御が非常に複雑になる。 このため、本発明のカメラ10では、露出時間が倍々に
なるごとにクロック周期も倍々になるように制御してい
る。第26図は、実露出時間をTv値に変換するための
理想曲線Aと、本発明のカメラ10が採用する方法によ
る変換曲線Bとの関係を示しており、本発明のカメラ1
0の採用する方法によれば、理想曲線Aからの誤差は、
量子化誤差を含めても最大的o、08 Ev程度しかな
く、カメラとして鳴↓充分な精度を発輝することができ
るも −のである。 なお、第5図中に示したデジタル露出情報導入回路60
ハ、マニュアルシャッター秒時および補正値CVをCP
U50内にデジタル量のまま入力させる回路であるが、
既に周知の回路手段を用いて容易に構成することかでき
るので、詳しい説明および図示を絃に省略する。また、
基準電圧回路69についても同様に、詳しい説明および
図示を舷に省略する。 以上のように、本発明のカメラ10は構成されている。 次に、このカメラ10の動作の説明に入る前に、本発明
のカメラ10における撮影モードについて簡単に概説す
る。まず、カメラ10の撮影モードは、オートモードと
、マニュアルモートド、オフモードとの3一つの基本的
な撮影モードに大別される。 オートモードは、被写体の明るさを測光してシャッター
秒時を自動的に決定す4るいわゆる自動露出撮影モード
であって、撮影モード切換用操作ノブ21を[AUTO
J指標に対応させることによって選択される。このオー
トモードは、更に、平均ダイレクトオートモード、スポ
ットオートモード、ストロボオートモードに分けられる
。平均ダイレクトオートモードは、露出中にフィルム面
およびシャッター幕面から反射する被写体光を平均測光
して適正露出となった時点で自動的にシャッターを閉成
する撮影モードであり、このモードにおいては、上記メ
モリー指令操作ノブ13の指標なl’−MEMORYJ
指標に対応させることによって、メモリーモードの選択
が可能である。このメモリーモードが選択されると、選
択後1駒目の撮影時のシャッター秒時がカメラ10内に
記憶され、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13の指
標を[CIJARJ指標に対応させることによってメモ
リーモードがクリアーされない限り、何駒分でも同一の
露出レベルで撮影が行なわれる。また、上記スポットオ
ートモードは、撮影前に複数の被写体部位をスポット測
光して、各被写体部位の輝度値の平均値を用いて適正露
出となるようにシャッターが自動的に作動される撮影モ
ードであり、オートモードの状態で上記スポット入力1
i114を押下することによってスポットオートモード
が選択されると同時に、スポット測光値の入力および記
憶もなされるようになっている。なお、スポット測光値
としては、上記部分測光用の光起電力素子PD2に光学
的に対応するようにファインダー内に設けられたスポッ
ト測光指標(図示されず)に映し出された被写体部位の
測光値が入力される。このスポットオートモードにおい
ては、ハイライト指令釦15またはシャドウ指令釦16
を押下することによって、さらにハイライトモードまた
はシャドウモードの選択が可能である。ハイライトモー
ドの場合には、複数のスポット測光値のうちで、最大輝
度のスポット測光値を基準として、これより2%Evだ
け露出が低下するようにシャッター秒時が決定されて露
出制御が行なわれる。また、シャドウモードの場合には
、複数のスポット測光値のうちで最小輝度のスポット測
光値を基準として、これより2 /3 Evだけ露出が
高くなるようにシャッター秒時が決定されて撮影が行な
われる。さらに、上記ストロボオートモードは、オート
モードの状態でストロボ取付用シュー24にストロボを
装着しあるいは接続用コネクター25にストロボを接続
し、かつ、同ストロボの電源をオンさせたときに選択さ
れる撮影モードであり、シャッターがストロボ同調秒時
であるy6o秒で作動されると共に、適正露出でストロ
ボが自動調光される。 上記マニュアルモードは、上記マニュアルシャッター秒
時設定環7によって設定されたシャッター秒時でシャッ
ターを作動させる撮影モードであって、上記撮影モード
切換用操作ノブ21を「MANUALJ指標に対応させ
ることによって選択される。 このマニュアルモードは通常マニュアルモードと、スポ
ットマニュアルモートド、ストロボマニュアルモードと
に分けられる。しかし、この3つのモードは、撮影情報
表示装置39における表示の態様が異なるだけで、シャ
ッターがマニュアルシャッター秒時で作動される点にお
いては同じである。 ナオ、マニュアルモードではメモリーモードの選択はで
きず、また、スポットマニュアルモードでは、ハイライ
トモード、シャドウモードの選択が可能である。 上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ21を1
OFF」指標に対応させることによって選択される撮影
モードで、平均ダイレクト測光で被写体光が測光され、
シャッター秒時が’40秒より短い場合にはそのシャッ
ター秒時でシャッターが閉成され、し秒より長い場合に
は、し秒で強制的に40
40シヤツターが閉成される。 次に、第27図のフローチャートを参照しながら、カメ
ラlOの動作およびCPU504Cおけるプログラムの
流れについて概説する。まず、カメラ10&C電源が投
入されると、CPU50およびインターフェースが初期
状態にリセットされ、次に、カメラlOの撮影モードに
応じて所定のプログラムへの分岐が行なわれる。まず、
カメラlOがダイレクトオートモードであった場合には
、オートであるか否かの判定をイエス(以下、フローチ
ャート上ではイエスの分岐方向をYで示す。)で、スト
ロボ電源オンであるか否かの判定をノー(以下、フロー
チャート上ではノーの分岐方向をNで示す。)で、スポ
ットモードであるか否かの判定をノーで、それぞれ抜け
て、ダイレクトオートモードのだめのプログラムに入る
。なお、いまメモリーモードは選択されていないとする
。このプログラムでは、まずモード切換直後であるか否
かの判定が行なわれ、モード切換直後の場合には、ファ
インダー内表示、インターフェースおよびCPU 5o
の内部レジスターのリセットが行なわれる。次に、開放
測光による平均輝度値(以下、輝度値をBv値と記す。 )。 (フィルム感度値−絞り値)の演算値(以下、5v−A
v値と記す。)および補正値(以下、Cv値と記す。)
が順次人力され、この後メモリーホールドであるか否か
の判定が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレク
ト測光による実露出時間が既に記憶された状態をいい、
同じメモリーモードでありながら、単にメモリーモー
ドが選択されただけで実露出時間が記憶されていないメ
モリーセットの状態とは区別される。メモリーホールド
状蝉であればTv値の演算に用いる平均Bv値等を既に
ホールドしたものと変更12、しかる後にTv値の演算
を行なう。そ1.てTv値の演算が終了したなら行なわ
れ、シャッターレリーズがされていなければ、■−■を
通じてフローチャートの初めに戻り、シャッターがレリ
ーズされるまで、ループを繰り返す。このため、撮影情
報表示装置39には、常1(最新の適IEシャッター秒
時(Tv値)がバー表示される。シャッターがレリーズ
されると、トリガー開か否かの判定でループして露出が
開始されるまで時期12、トリガーが開くと、メモリー
モードでなければダイレクト測光による積分出力が所定
レベルに達した時点でシャッターが閉じて算出が終了さ
れる。また、メモリーモードであってメモリーホールド
でなければ、実露出時間のカウントが同時に行なわれる
。さらに、メモリーモー ドであってメモリーホ「ルド
でちれば、既に記憶されているTv値に基づいてシャッ
ター秒時が制御される。そして、露出終了後は、■−■
を通じてフローチャートの初めに戻って、次の撮影のだ
めの表示を繰り返す。 また、カメラ10がスポットオートモードであったHA
合には、オートモードであるか否かの判定をイエスで
、ストロボ電源オンであるか否かへIIu%にの判定ヲ
ノーで、スポットモー ドであるか否かの判定をイエス
でそれぞれ抜けて、スポットオートモードのためのプロ
グラムに入る。このプログラムでは、まずスポット入力
があるか否かの判定が行なわれるが、スポットモード選
択時にはかならずスポット人力があったことになるので
、まず、スポットオートモード、でスポット入力ありの
プログラムに入り、次に、モー ド切換直後でちるか否
かの判定が行なわれ、切換直後の場合には、ファインダ
ー内表示、インターフェースおよびCPU50の内部レ
ジスターのリセットが行なわれる。 次に、開放測光によるスポラ) Bv値、 Sv −A
v値が順次人力され、Tv値の演算を行なった後、この
Tv値を記憶すると共に、ポイント表示する(第48図
参照・)。続いて、ノ・イライトモードまたはシャドウ
モードかの判定を行ない、これらのモードでなければ、
Cv値の入力を行ない、補正を加味したうえで、Tv値
の単純平均の演算を行なった後、これをバー表示する(
第50図参照)。ここで、Tv値のポイント表示におい
ては、Cv値を加えず、バー表示においてはこれを加味
したのけ、ポイント表示は被写体輝度の表示が原則であ
って、実際はスポット人力時の被写体輝度をもと忙適正
レベルのTv値換算の表示を行なっているためでちり、
一方、バー表示は実露出時間レベルの表示なので補正を
加味してこれを表示するようにしただめである。平均値
のバー表示の後、レリーズか否かの判定が行なわれ、レ
リーズされていなければ、■−〇を通じてモード判別の
プログラムに戻り、再びスポット人力があるか否かの判
定に入る。スポット人力後2回目のループでは、スポッ
ト人力状態が1回目のループの中で解除されているので
、こんどは1.スポット人力な17のプログラムに入る
。 ここでは、まず、Sv −Av値が入力され、記憶され
た複数のスポラ) Bv値に基づいてTv値がそれぞれ
演算され、各Tv値のポイント表示の変更がなされる。 即ち、スポット人力操作による記憶はあくまでも露光量
の記憶であるので、露光量が一定となるように人カポイ
ンドの変更を行なう。次に、ハイライトモー ドまたは
シャドウモードであるか否かの判定が行なわれ、これら
のモー ドでなければ、Cv値を人力した後に、補正を
加味してTv値の単純平均を演算し、この平均値をバー
表示する(第50図参照)。続いて、現在測光中のスポ
ラ) Bv値を人力し、このBv値を適正な露出を与え
るTv値に換算してポイント表示する。このポイント表
示は、点滅表示によって行なわれ、既に入力しだ13v
値に基づ(Tv値と区別される。次に、メモリーホール
ドであるか否かの判定を行ない、メモリーホールドであ
ればレリーズか否かの判定に抜。 け、そうでなければ、ハイライトモードであるか否か、
およびシャドウモードでちるか否かの判定に入る。もし
、ハイライトモードでもシャドウモードでもなければ、
レリーズであるか否かの判定に抜ける。 次に、スポットオートモードで、ハイライトモー ドま
たはシャドウモードであった場合について述べる。いま
、スポット人力操作がなされ、Tv値のポイント表示が
終ったとする。次に、ハイライトモード捷たはシャドウ
モードであれば、バー表示の変更は行なわず、シャッタ
ーレリーズの判定11 により再びモード判別のプログラムへ分岐する。 そして、再びスポット人力の判定に至ると、こんどはス
ポット人力なしのプログラムに入り、露光量が一定とな
るように、ポイント表示のシフトが行なわれ、しかる後
に、)・イラ−f )モー ドまたはシャドウモー ド
の判別が行なわれる。いま、ハイライトモー ドまたは
シャドウモー ドであるので、バー表示のシフトは行な
わず、現測光値のポイント表示を行なった後、メモリー
ホールドでなければ、次にハイライトモードであるか否
かを判別する。もし、バイラ・イトモー ドであれば、
スポット人力操作により記憶した複数の輝度値のうちの
最高輝度値に対1.21/3EvだけオーバーとなるT
v値をバー表示する(第52図参照)。このバー表示の
際には、撮影者がどの測光ポイントを基準に2ZEvオ
ーバーがわなのかを明確に知ることができるようにする
だめ、バー表示の先端は、一旦最高輝度値1c対応する
Tv値まで伸び(第51図参照)、この後、その点から
21/3Evオーバーがわに停止する(第52図参照)
。他方、もし、シャドウモードであれば、スポット入力
操作により記憶した複数の輝度値のうちの最低輝度値に
対し22/3EVアンダーとなるTv値をバー表示する
(第56図参照)。 この場合でも、バー表示の先端は、一旦最低輝度値に対
応するTv値まで戻り(第55図参照)、この後、その
点から2 /3 Evアンダーがゎに停止する(第56
図参照)。 そして、スポットオートモードで、シャッターがレリー
ズされると、次に、トリガーが開いたか否かの判定でル
ープして露出が開始されるまで時期し、トリガーが開く
と、タイマーカウンターに設定されたバー表示情報忙相
応する露出時間情報に基づき、露出時間の計時を行なう
。そ1−て、このタイマーカウンターの値が所定値1(
達すると、シャッターが閉じて露出が終了される。この
後、■−■を通じて、再びモード判゛別のプログラムに
戻る。 次に、ダイレクトオートモー ドで、かつ、メモリーモ
ードがセットされた場合について説明する。 いま、メモリーホールドでないものとする。すると、オ
ートモードであるか否かの判定を・イエスで、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノーで、ダイレクトオー
トかつ、メモリーホールドの判定をノーで、スポットモ
ードであるか否かの判定をノーでそれぞれ抜けて、ダイ
レクトオートモー ドのプログラムに入る。そ1−て、
レリーズ前は、通常の〃゛イレクトオートモード場合と
全く同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図参
照)。 シャッターがレリーズされると、トリガー開まで時期l
、だ後、メモリーホールドの判定をノーに抜けることに
より、ダイレクトオートモー ドでの実露出時間のカウ
ントを行なうと同時に、アペックス値への変更を行なう
。この後露出が終了すると、再びモード判別のプログラ
ムへ分岐する。ここで、も17、メモリーモー ドが解
除されなければ、自動的にメモリーホールド状態となる
。なお、メモリーホールド状態となれば、バー表示およ
び“Mg MO“′の表示が低速で点滅表示される(第
58図参照)。これにより、撮影者に対しメモリーモー
ドによる撮影状態であることを積極的に表示し、誤った
モードで撮影するおそれを少なくしている。 次に、ダイレクトオートモードであり、かつ、メモリー
ホールド状態であるという判定をイエスに抜け、新たな
平均Bv値を人力することな1.VC。 Sv −Av値、 Cv値を入力するステップに入る。 ここで、新だな平均Bv値を入力しないのは、メモリー
ホールドは露光量記憶であるので、Bv値は既に入力さ
れて記憶されており、Sv −Av値およびCv値の情
報だけが人力されればよいからである。 Cv値の入力が終ると、メモリーホールドであるか否か
の判別を行ない、いまメモリーホールドであるので、ダ
イレクト測光によるメモリーホールド時の5v−Av値
およびCv値から現在の5v−Av値およびCv値((
変更があった場合には、これに応じてバー表示の変更を
行なう。これは、メモリーホールドは露出時間の記憶で
ばなく、露光量の記憶を行なっているからである。次に
、シャッターがレリーズされると、メモリーホールドで
あるので、バー表示情報に相応した値が設定されている
タイマーカウンターにより、メモリーm 影tilt
報に1 よる露出制御が行なわれる。つまり、メモリーホールド
前のダイレクト測光撮影時の露光量と同じレベルでの撮
影が行なわれる。なお、Cv値に応じてバー表示はシフ
トするので、露光量は補正可能であり、厳密には露光量
記憶とはいえな℃・が、補正をかけたときにファインダ
ー内表示および実露出1(おいてバー表示が変化しない
のはカメラ10の故障ではないのかとまちがえられるお
それがあるので、メモリーモードでも補正が可能となる
ようにしている。 次に、スポットオートモードにおけるメモリー撮影につ
いて述べる。この場合、スポット人力操作は無効となり
、プログラムは、直接ストロボオートモードでスポット
人力なしの70−に分岐する。また、]・イライト基準
のTv値のノ(−表示およびシャドウ基準のTv値のバ
ー表示は行なわれなし・。 その他のプログラムの流れは、上記スポットオートモー
ドのところで説明しだのとほとんど同様である。このス
ポットモードにおけるメモリーホールド状態では、“M
gMO”表示9人カポインド表示、およびバー表示が低
速で点滅し、現測光値のポイント表示はより速い通常の
速度で点滅する。なお、露出制御はあくまでもバー表示
データーに基づ(・て行なわれる。 次に、オートモードにおけるストロボ撮影について説明
する。オートモードにおいてストロボの電源をオンする
と、自動的にダイレクト測光πより露出制御がなされる
。まず、プログラムは、オートモードであるか否かの判
定をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判定を
イエスで抜けて、ストロボオートモードのだめのフロー
に入る。 そして、初めに、モード切換直後でちるか否かが判断さ
れ、切換直後であれば、ファインダー内表示の初期設定
を行なった後、平均Bv値、 Sv −Av値、 Cv
値がそれぞれ入力される。次に、この平均Bv値、 5
v−Av値、 Cv値からTv値がアペックス演算され
る。とこで、ストロボ撮影時のファインダー内表示は、
ストロボ同調秒時“60′′の表示と定点指標の表示と
を行なう(第68図参照)。即ち、シャッター秒時”/
/60秒の露出レベルに対する偏差のポイント表示を行
なう。次に、ストロボ撮影が露出オーバーかアンダーか
の判定が行なわれ、露出オーバー 、アンダーまだは適
正が表示される。 この表示は、ストロボ発光後2秒間だけ行なわれ、露出
オーバーであれば“+°°マークを点滅させ、アンダー
であれば“−”マークを点滅させる(第70図および第
71図参照)。そして、いずれでもなければ、適正露出
ということで、定点指標“ム”を点滅させる(第73図
参照)。なお、ストロボ発光後2秒間以外の平生時には
、たんに定点指標“ム”を連続表示させる。次に、レリ
ーズされているか否かを判別し、もしレリーズされてい
なければ、再びモード判別のプログラムに戻り、もしレ
リーズされていれば、トリガー開の判定でループして露
出開始まで時期する。そ(2て、トリガーが開ぐと、ダ
イレクト測光による積分を開始すると共に、シャッター
が全開1(なったととるでストロボを発光させる。この
ダイレクト測光による露出制御とストロボ制御は、前述
lまたように〕・−ド的に行なう。 モード判別のプログラムにおいて、オートモードでなか
った場合には、次に、マニュアルモードであるか否かの
判別が行なわれ、マニュアルモードでもなかった場合に
は、オフモードであるので、オフモードのフローに分岐
する。オフモードでは、ファインダー内表示がすべて消
去されて電源の消耗が防止されたうえで、■−■を通μ
mてモード判別のプログラムに戻る。そして、シャッタ
ーがレリーズされた場合には、前述したように最長露出
時間が限られた範囲内でダイレクトdす尤による露出制
御が行なわれるっこの露出制御は、CPU5゜のプログ
ラムではなく、ハード的に行なわれる。 次ニ、マニュアルモードが選択されていた場合には、続
いて、ストロボの電源が投入されているか否かの判別が
行なわれる。いま、ストロボの電源がオンされていない
ときには、次に、スポットモードか否かの判定が行なわ
れ、スポットモードでなければ、プログラムは通常マニ
ュアルモードのフローに分岐する。ここでは、まず、モ
ード切換直後か否かの判定が行なわれ、直後であれば、
変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれる。 続いて、マニュアル設定秒時に対応したマニュアルデー
ターの入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示
を行なう。第61図においては、シャッター秒時が1/
秒に設定された状態が示されて0 いる。次に、平均Bv値、5v−Av値、 Cv値がそ
れぞれ順次人力され、上記マニュアルデーター。 平均Bv値、5v−Av値およびCv値から標準露出レ
ベルに対するずれ量(以下、偏差という。)が演算され
、これがバー表示される(第61図)、。続 ・いて
、レリーズされているか否かが判別され、レリーズされ
ていなければ再びモード判別のプログラムに戻り、もし
レリーズされていれば、トリガー開の判定のループで露
出開始まで時期する。そして、トリガーが開かれると、
タイマーカウンターに設定されたマニュアルデーターに
基づき、露出時間をカウントシ、タイマーカウンターの
値が所定値に達したら露出を終了し、再びモード判別の
プログラムに分岐する。 上記スポットモードの判別において、スポットモードが
選択されていた場合には、スポットマニュアルモードな
ので、スポットマニュアルモードのためのフローに分岐
する。ここでは、まず、スポット入力操作がなされてい
るか否かが判定されるが、スポットモード選択後1圓目
のプログラムの流れでは、かならず同時にスポット入力
がなされているので、続いて、モード切換直後か否かの
判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変数のリ
セット、表示のリセット、インターフェースのリセット
が行なわれる。次に、マニュアル設定秒時に対応したマ
ニュアルデーターの入力が行なわれ、マニュアルシャッ
ター秒時の表示が行なわれる(第63図の“125 ”
の表示参照)。続いて、スポラ) Bv 値、 5v−
Av値の入力を順次行ない、上記マニュアルデーター、
Bv値、5v−Av値とから標準露出レベルに対する偏
差の演算および記憶が行なわれ、これがポイント表示さ
れる(第63図参照)。次に、ハイライトモードまたは
シャドウモードか否かを判別し、いずれかのモードの場
合には、直接レリーズか否かの判断に入る。いず゛れの
モードでもなければ、Cv値を入力し、記憶されたスポ
ット入力値の単純平均値の標準露出レベルに対する偏差
の演算を行なって、これをバー表示する(第63図参照
)。次に、レリーズされているか否かを判別する。もし
レリーズされていなければ、モード判別のプログラムに
戻る。そして、再びスポット入力の判断までくると、こ
の間にスポットモードの解除がなされていない限り、次
に、スポット入力なしのフローに分岐する。ここでは、
まず、マニュアルデーターの入力を行ない、マニュアル
シャッター秒時の表示を行なう。次に、5v−Av値を
入力した後、Sv −Av値の変化量に応じて露光量が
一定となるようにポイント表示の変更を行なう。続いて
、ノ・イライトモードまたはシャドウモードか否かの判
別を行ない、いずれでもなければ、Cv値の入力を行な
った後に、Sv −Av値、 Cv値の変化量に応じて
露光量が一定となるようにバー表示の変更を行なう。こ
こで、ポイント表示には、Cv値が加味されず、バー表
示にはCv値が加味されている。これは、オートモード
の説明において述べたのと同様に、ポイント表示はあく
までも被写体輝度の表示を原則としているが、実際には
スポット入力時の被写体輝度をもとに、標準露出レベル
に対する偏差を表示している。これに対し、バー表示は
、実露出レベルの指標となるものなので、Cv値を加味
している。次に、スポッ) Bv値の入力を行なった後
に、このBv値と5v−Av値とから標準露出レベルに
対する偏舞のポイント表示を行なう。この表示は、現測
光ポイントの表示であるので、既入カポインドと区別す
るために、点滅表示となっている(第63図参照)。い
ま、ハイライト禿−ドでも、シャドウモードでもないと
すると、次に、レリーズされているか否かの判断に入り
、レリーズされていなければ、再びモード判別のプログ
ラムへ戻る。第64図は、入カポインドの単純平均値の
偏差がバー表示されている状態を、第65図は、補正が
入力されている状態を、それぞれ示している。 次に、スポットマニュアルモードでハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されている場合について述べ
る。いま、スポットモードは選択されているが、スポッ
ト入力操作がなされていないとき、前記のように、スポ
ット入力のポイント表示の変更を行なった後に、ノ1イ
ライトモードかまたはシャドウモードかの判別を行なう
。いま、ハイライトモードであるとすると、スポット入
力値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわず、前
記したように、現測光ポイントの点滅表示を行なった後
に、ハイライトモードか否かの判別を行なう。いまハイ
ライトモードであるので、多点入カポインドの最高輝度
値より2 ’7i Evマイナスがわにバー表示を行な
う(第66図参照)。この場合、オートモードでの表示
と同様に、どのスポット入カポインドを基準に2 //
3 Evマイナスがわなのかを撮影者に知らせるため、
バー表示の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点
入カポインドの最高輝度値より2 /3 Evマイナス
側にバー表示を変更する。次に、レリーズされているか
否かを判別し、レリーズされていなければ、再びモード
判別のプログラムへ分岐する。 次に、シャドウモードが選択されていた場合について述
べる。現泗光ポイントの点滅表示までは、ハイライトモ
ードの場合と同様であるので、それ以降のプログラムに
ついて説明する。いま、シャドウモードであるので、多
点入カポインドの最低輝度値より22/3Evだけプラ
スがわにバー表示を行なう(第67図参照)。この場合
、バー表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、この後
最低輝度値より22/3. gvプラスがわにバー表示
が伸びる。 ツキに、レリーズされているか否かが判別され、レリー
ズされていなければ、再びモード判別のプログラムに戻
る。 スポットモードにおいて、レリーズされていたときには
、つぎにトリガーが開いているか否かを判別し、トリガ
ーが開いていれば、タイマーカウンターに設定されたマ
ニュアルデーターに基づき露出時間を計時し、タイマー
カウンターが所定値に達したときに露出を終了する。露
出終了後は再びモード判別のプログラムへ戻る。 次ニ、マニ五アルモードでストロボの電源がオンされて
いる場合について説明する。いま、ストロボの電源がオ
ンされてストロボマニュアル撮影を行なうとき、まずモ
ード切換直後か否かを判別し、切換直後であれば、表示
のリセットを行なう。 第73図に示す’MANU”の表示と定点指標の表示と
がこれにあたる。次に、マニュアルデーターの入力を行
なった後に、シャッター秒時の表示を行なう。第73図
では、マニュアルシャッター秒時として’/30秒が設
定されている状態を示す。続いて、平均Bv値、5v−
Av値、 Cv値の順に入力され、これらの値から、標
準露出レベルに対する偏差を演算し、これをポイント表
示する(第73図参照)。 次に、レリーズされているか否かを判別し、レリーズさ
れていなければモード判別のプログラムへ分岐する。な
お、オートモードまたはオフモードでは、ストロボ撮影
においては、シャッター秒時ハスへてストロボ同調秒時
となるが、マニュアル撮影では、マニュアルで設定され
たシャッター秒時でシャッターが制御される。 次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図〜第44
図の詳細なフローチャートを参照にしながら、CPU5
0におけるプログラムの流れと共に説明する。まず、第
28図に示すように電源を投入する。 これはカメラ10の電池収納室内に規矩電圧以上の起電
力および容量をもった電池を収納したことに相当する。 次に、表示のクリアを行なう。これはDRAM85の内
容をすべてe □ +にすることに相当する。°また、
インターフェースのリセットを行なう。ここでは、化カ
ポ−)00〜03に正のパルスを出力し、スポットモー
ド検出用クリップフロップ回路(G7 、Go )−ス
ポット入力検出用フリップフロップ回路(Go 、G1
2 ) 、ハイライトモー021)の各ノリツブフロッ
プ回路をリセットスる。 これにより、各入力ポートエ2゛〜■5が10′になる
。 次に、変数のリセットを行なう。ここでは、まず、フラ
ッグMIOの内容(MIO)を+1′にする。このフラ
ッグMIOはメモリーホールド検出フラッグであり、(
MI O)=Oでメモリーホールド状態を示す。 次に、撮影モード検出フラッグM+aにオフモード定数
C22をストアする。この撮影モード検出フラッグM1
3は、各撮影モードに応じた定数が設定されるもので、
同じ撮影モード検出フラッグM12とベアで撮影モード
の変更直後か否かの判別等を行なうに用いられる。続い
て、ハイライト入力直後検出フラッグM17に+0′を
ストアする。このノ1イライト入力直後検出フラッグM
17は、ハイライト入力直後か否かを判゛別するための
フラッグである。次に、シャドウ入力直後検出フラッグ
M18に°0′をストアする。このシャドウ入力直後検
出フラッグM18は、シャドウ入力直後か否かの検出フ
ラッグである。前述したように、ハイライト基準撮影ま
たはシャドウ基準撮影のときには、そのモードが選択さ
れた直後、一度入カポイントの最高輝度値または最低輝
度値までバー表示の先端が伸び、この後所定の露出レベ
ルにバー表示が設定される。従って、一旦ハイライトモ
ードまたはシャドウモードが選択されると、それ以後に
入力されたスポット入カポインドに対するバー表示のシ
フトにおいては、定められた所定の露出レベルにバー表
示を変更するのみで、最高輝度値または最低輝度値にバ
ー表示を再び設定す5という動作は行なわない。このた
め、ハイライト入力、シャドウ入力がなされた直後か否
かの判別が必要になる。 ハイライト入力直後検出フラッグM17.シャドウ入力
直後検出フラッグM18は、この検出のためのフラッグ
である。続いて、点滅表示フラッグM22に11′をス
トアする。この点滅表示フラッグM22は、点滅表示を
行なわせるためのフラッグであって、このフラッグM2
2の符号を反転させることにより、表示を行なったり消
去したりして、点滅表示が行なわれるようになっている
。 このようにして、電源投入後の初期設定が行なわれると
、続いて、入力ポートIQが“l′であるか否かの判定
により、オートモードであるが否がが判別される。いま
、■0−1であった、即ち、オートモードが選択されて
いたとすると、次に、入力ボートエ13が1゛であるか
否かの判別が行なわれる。入カポ−) 113は、スト
ロボの電源が投入されているときに113=1となるが
、いま、ストロボの電源が投入されておらず、113=
Oであったとする。すると、次に、メモリーモード検出
用入力ボート■6が“1′であるか否かの検出が行なわ
れる。この人カポ−)I6は、メモリーモードのときに
■6=1となる。いま、メモリーモードが選択されてお
らず、I6.、:Oだったとする。次に、メモリーホー
ルド検出フラッグMIOの内容な°1”にする。これは
、いまメモリーホールド状態でないので、フラッグMI
Oの内容をリーットするために行なわれる。続いて、”
MEMO”の表示がクリアされる。これは、、“’ME
MO”のセグメントに対応するDRAM85のメモリー
エリアの内容を0′にすることにより行なわれる。次に
、メモリーモード検出フラッグMllに非メモリ一定数
C26をストアする。この非メモリ一定数C26は、後
述する定数C20〜C24,c3o 、 C31とは異
なる値の定数である。次に、フラッグ間工1の内容(M
ll)が平均ダイレクトオートモード定数C21と同じ
か否かの判定が行なわれる。メモリーモードには、オー
トモードでダイレクト測光による露出制御を行なう平均
ダイレクトオートメモリーの場合と、オートモードでス
ポット測光による露出制御を行なうスポットオートメモ
リーの場合とがあることは前述した通りであるが、平均
ダイレクトオートメモリーモードの場合には、メモリー
モード検出フラッグM11には、平均ダイレクトオート
モード定数C21がストアされ、また、スポットオート
メモリーモードの場合には、メモリーモード検出フラッ
グMllには、スポットオートモード定数C20がスト
アされている。いま、いずれでもないので、次に、スポ
ットモード検出用人カポ−)I2が°1“であるかどう
かが判定される。スポットモードのとき、 ■Z−X
となるが、いま、スポットモードでないとすると、撮影
モードは、平均ダイレクトオートモードになり、プロゲ
ラ云は、■−〇を通じて、第29図に示す平均ダイレク
トオートモードのためのフローに分岐する。ここでは、
まず、撮影モード検出フラッグM12に平均ダイレクト
オートモード定数C21をストアする。次に、撮影モー
ド検出フラッグM13の内容(Ml3)がオフモード定
数C22であるか否かを判別する。このフラッグM13
には、電源投入直後の変数のリセットにおいて、定数C
22が設定されているので、いま、電源投入直後の1回
目のプログラムの流れであるとすれば、次に変数のリセ
ットが行なわれる。また、(Ml3 )=022でなけ
れば、次に、撮影モード検出フラッグM12とMl3と
の内容(Ml 2 )と(Ml 3 )とが互いに等し
いか否かの判別が行なわれ、(Ml 3 )=(Ml2
)でないときには、他の撮影モードから平均ダイレクト
オートモードに変更された直後であるので、次に変数の
リセットが行なわれる。(−Ml3)=(Ml2)のと
きには、平均ダイレクトオートモードに切換後、1回目
以降のプログラムの流れであるので、変数のリセット、
表示のリセットを行なう必要がなく、これらのリセット
は行なわれない。いま、平均ダイレクトオートモードに
変更後1回目のプログラムの流れであったとする。この
ときには、まず変数のリセットとして、バー表示スター
トポイントの初期設定を行なう。これは、バー表示スタ
ート番地格制工、リアM14に、第19図(alに示す
バー表示用セグメントの最右端に対応するl)RAMs
sのメモリーエリアの番地をストアすることによって行
なわれる。モード変更直後のバー表示においては、セグ
メントの表示は最右端のセグメントからスタートし、新
しいモードでの撮影が始まったことを撮影者に積極的に
知らせるので、このためのスタートポイントを指示する
必要があるからである。次に、表示のリセットが行なわ
れる。ここでは、第45図に示すA U T O”セグ
メントおよび” L ON G”’ 、 ”1”〜”2
000”。 ” OV E R”の各セグメントに対応するD R,
AM85のメモリーエリアに°1パをストアすると共に
、他のDRAMssのメモリーエリアをすべて0°にす
ることが行なわれる。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Mt 2 )が転送され、撮
影モードの記憶が行なわれる。このため、2回目以降の
プログラムの流れでは、かならず(Ml 3 )=(M
l2)となり、変数のリセットおよび表示のリセットは
行なわれない。次に、メモリーホールド検出フラッグM
IOの内容(Mzo)が0′が否かの判別が行なわれる
。いま、メモリーホールド状態でないのでフラッグMI
Oの内容(Ml O)は+ t lとなっており、この
ため(MIO) = 00内容をノー(N)で抜け、続
いて、平均Bv値格納エリアMOに、入カポ−)I7
より入力された平均By値BVIがストアされる。 ここで、ヘッドアンプ回路51から出力されるアナログ
信号の平均By値場;どのようにして、デジタル値に変
換されるかについて説明する。まず、CPU50は、出
力ポート04を11′にして平均By値入力であること
を指定する。次に、出力ポート05をl l Fにして
、By値の入力であることを指定する。 ちなみに、被A−D変換アナログ信号S8 の内容と、
出カポ−)04および05がも出力される信号S3およ
びS7との関係は、信号83.87が°1′、゛1′
のとき、信号S8は平均By値、e、t;otのとき
スポットBy値、@o* 、eltのとき5v−Av値
、°0°、゛O°のとき信号入力禁止となる。いま、信
号Sβ、87を°1 + 、 + 1 +と、したので
、被A−D変換アナログ信号S8は、平均By値となる
。A−D変換が開始されるまえには、第17図に示すD
−A変換回路58の各入力はすべて0′である。A−D
変換開始とともに、まず最上位ビットb、のみを°1′
にし、次に、D−A変換回路58の出力電圧VDAと’
IJIt A −D変換アナログ信号S8の電圧VAI
)とを比較する。いま、もし、VAG≧VDAのときコ
ンバレー1−Al2ノ出力は、1′となる。CPU50
は、次にA−D変換信号入力ポート■7が°1′ならば
最丘位ピッ゛トbヤを11′にしたままにすると共に、
A−り変換結果をストアするレジスターの最上位ビット
に°1′を立てる。もし、VAG”’< VDAのとき
は、最上位ビットb、をlO′にすると共に、A−D変
換結果をストアするレジスターの最上位ビットを@o′
にする。以上の動作をす、−b、まで繰り返すことフ により、最終的にA−D変換結果をストアするレジスタ
ーに平均By値に対応したデジタル値がストアされる。 次に、この平均By値に対応したデジタル値は、一旦ア
キュムレーター(ACC)79を介して、MO番地にス
トアされる。なお、後に説明するスポッ)By値および
5v−Av値のA −D変換も全く同様にして行なわれ
る。 再び第29図に戻って、平均By値格納エリアMOに平
均By値がストアされると、次に、再び(MIO)=0
か否かの判別を行ない、メモリーホールド状態でないの
で、5v−Av値格納エリアMIK8V−A y値8V
−AVをストアする。そして、再び(MI O)=0
の判別を行ない、メモリーホールド状態でないので、入
カポ−)I9からCV値CvをCv値格納エリアM2に
ストアする。そして、(M2)=Oであるか否かの判定
を行なって、補正入力がないときには(M2 )=Oで
あるので°+1グメントの表示を消去し、補正入力があ
るときには(M2 ):)0であるので°±2セグメン
トの表示を行な5゜次に、再び(MIO)=Oの判定に
よってメモリーホールドであるか否かの判別を行なって
、いまメモリーホールドでないので、続℃・てTv値の
演算に入る。まず、平均Sv値(MO)とSv −A
V値(Ml)とを加算した後、加算値をl/4にする。 これは、By値、5v−Av値がL 8 B /12
Bvの分解能でストアされているのに対し、表示は/3
B vの単位で行なっているためである。次に、Cv値
(M2)を加える。CV値はL8B1/3EVの分解能
で入力されているので、補正の必要はない。次に、定数
C2を加えてレベル補正を行なったのち、この演算結果
値をバー表示データー蜂納エリアM3にストアする。次
に、バー表示用セグメントは34個で表示できる範囲は
11/3EVの範囲しかないのに対して、エリアM3に
ストアされる演算結果値は、約O〜2oEvにもなるの
で、表示用できる範囲にあるか否かの判断が必要となる
。そζで、次に、演算結果値(Ma)を表示用データー
に変換するために、データー変換用のサブルーチンt
((Ma ))を実行する。 上記サブルーチンt ((Ma ))は、値(Ma)の
表示用データーへの変換用関数プログラムであって、具
体的には、第43図に示すようなフローチャートで示さ
れる。次に、このフローチャートについて説明する。 定数C41は、”0VER”セグメントに対応するDR
AM85のメモリーエリアの番地を示す定数である。(
Ma)≦C41のとき、バー表示データー格納エリアM
3にストアされたTV値はすべてオーツ(−領域にある
ので、エリアM3の内容をC41にする。 いま、(Ma)≦C41でないとき、次に、エリアM3
の内容(Ma)と定数C40とを比較する。定数C40
はLONG”セグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地を示す定数である。(Ma)≧C40
のとき、エリアM3にストアされたTV値はれば、TV
値はバー表示できる領域内にあることを意味し、そのま
まサブルーチンr((Ma))を終える。この後、サブ
ルーチンf((Ma))は、元のフ。 ログラムへリターンする。 再び、第29図の平均ダイレクトオートモードのプログ
ラムに戻って、サブルーチンf((M3))が終了する
と、次にある所定時間の遅延命令(インターバル命令)
を実行した後、レリーズ信号入力ボート110が°l′
かどうかの判定に入る。ここで、インターバル命令の役
割については、特にメモリー撮影において重要になるの
で、その説明のところで述べることにする。上記入力ポ
ートIloは、′l′でレリーズされたことを示すが、
いまレリーズされていなかったとすると、次にバー表示
データー(M3)にもとづき、バー表示を行なう。この
バー表示は、第44図に示すバー表示用のサブルーチン
で行なわれる。バー表示の方法は各撮影モiドによって
多種多様であるので、バー表示用サブルーチンのプログ
ラムについては、全体のプログラムの説明を終えてから
説明するものとし、それまではバー表示の態様につぃ才
のみ説明する。 いま、C41〈(M3)くC4oのとき、第45図に示
すような表示がなされる。この場合、モード変更直後の
1回目のプログラムの流れにおいては、バー表示は最右
端のセグメントから順次発色してゆき、第45図では、
シャッター秒時1/15秒を示す”1% nセ、グメン
トに対応する位置で停止する。モード変更直後から2回
目以降のプログラムの流れにあっては、バー表示は前回
のバー表示の先端からスタートして所定の表示位置で停
止する。もし、(M3)=C41のときには、第46図
に示すように、バー表示は最左端まで伸び、”0VER
’”セグメントを点滅表示する。また、(M3)=C4
0のときには、第47図に示すように、バー表示はなさ
れず、”LONG”セグメントのみが点滅表示される。 次に、平均ダイレクトオートモードのプログラムの流れ
の中で、シャッターがレリーズされたとすると、110
=1の判定をイエスに抜け、続いて、メモリーモード検
出用人カポートI6がI t lであるか否かの判定が
行なわれる。入カポ−)I6は°1′でメモリーモード
を示すが、いまはメモリーモードが選択されていないと
しているので、判定をノーで抜け、続(・て露出終了信
号式カポ−) 112の判別を行なう。入カポ−) 1
12は、露出終了信号813が入力されるポートで、後
幕保持用マグネッl−MGIが消磁されるまでは11′
であるので、プログラムの流れは露出終了まで112=
1の判定でループし入カポ−) 112が°0°に転じ
て露出が終了すると、判定112=1をノーで抜ける。 そして、次に、遅延のためのインターバル命令を実行す
る。このインターバル命令は、例えば、レジスターにあ
る一数値を記憶した後、1′ずつ減算命令を実行し、そ
れが所定値に達したときに実行を終了するようにしたも
のである。測光は可動反射ミラー31が降下し、測光光
学系が安定してがら行なう必要があるが、後幕保持用マ
グネッ)MGIの消磁信号である露出終了信号8t3が
°Lルベルになってからミラー31が完全に降下し、測
光光学系が安定するのに数十msを要するため、インタ
ーバル命令が必要とな戻る。 次に、スポットオートモードのプログラムの流れについ
て説明する。カメラlOがオートモードの状態でスポッ
ト入力釦14 (第2図参照)を押圧したとすると、ス
ポット入力スイッチSW、(第7図参照)瀘閉成し、C
PU50のスポットモード検出用人カポ−) I2およ
びスポット入力検出用人カポ−)I3が、それぞれ°l
′となる。従って、オートモードにおいて、スポットオ
ートモードが選択され、かつ、スポット入力がなされた
ことになる。このスポットオートモードは、上記平均ダ
イレクトオートモードと同様にオートモードであること
には変わりないので、第28図のモード判別のプログラ
ムでは、上記平均ダイレクトオートモードが■を通じて
分岐したl2=1の判定まで達して、この判定をこんど
はイエスで抜けて1次に撮影モード検出フラッグM13
の内容(M13)がスポットマニュアルモード定数C2
4と等しいか否かの判別が行なわれる。この判別は、カ
メラ10の電気回路の構成上次のような場合が生ずるの
で必要となる。マニュアルモードには通常マニュアルモ
ードとスポットマニュアルモードとがある。スポットマ
ニュアルモードの状態では、スポットモード検出用人カ
ポ−)I2が1”となっており、この状態からオートス
イッチSW4を閉成してオートモードに変更したとする
と、スポットマニュアルモードから直接スポットオート
モードに変更されることになる。 一般に、スポットモードで撮影する場合は、全体の撮影
頻度に比べると比較的少なく、特にスポット操作を行な
わない限り、平均ダイレクトオートモード、または通常
マニュアルモードにするのが適切である。従って、本発
明のカメラ10では、マニュアルモードからオートモー
ドへの切換においては平均ダイレクトオートモードに、
オートモードからマニュアルモードへの切換においては
通常マニュアルモードに切り換わるようにしている。い
ま、スポットマニュアルモードからオートモードへの変
更直後には、後述するスポットオートモードのプログラ
ム(第35図参照)の初期で、撮影モード検出フラッグ
M13がスポットマニュアルモード定数C24に設定さ
れているので、このときには出力ポート00゜Olに°
1′のパルスを送り、スポットモード検出用フリップフ
ロップ回路(Gy、Go)と、スポット入力検出用フリ
ップフロップ回路(Gs+ −G+t )とをリセット
し、入力ポートI2.I3を101にしている。 スポットマニュアルモードからオートモードへの変更直
後でなかった場合には、次に、(MIO)= 00判定
を行なう。いま、メモリーホールド状態でないので、メ
モリーホールド検出フラッグM10の内容(MIO)は
°l′となっており、この判定をノーで抜ける。続いて
、l3=1の判定が行なわれる。 いま、スポット入力検出用人カポ−) I3がl゛、即
ち、スポット入力がありたことになりているので、プロ
グラムは、■−■を通じて、第30図に示すスポットス
ートモードであってスポット入力ありのフローチャート
に分岐する。ここでは、まず、By値格納エリアMOに
δポットBv値BV2をストアする。A−D変換してか
らデジタル値としてスポットBv値BV2をエリアMO
にストアする方法は、平均Bv値BVIをストアする際
の説明のところで述べた通りである。次に、スポラ)B
v値の値(MO)がある設定値C1より小さいか否かを
判別し、もしくMO)≧01のときには、エリアMOに
定数CIを転送する。一般に、測光回路において測光で
きる被写体輝度には限界があり、特に微弱光の方が問題
となる。それは、被写体の輝度が低くなると、光電流が
小さくなり、リーク電流、ノイズによる誤差や、対数圧
縮ダイオードの直線性が失わ、れることによる誤差が大
きくなるからである。そのため、スポラ)Bv値(MO
)が本来は低輝度を示す大きな値であるKもかかわらず
小さな値になり、この値に基づ℃・て露出制御を行なり
たとき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこで、スポ
ラ)Bv値(MO)がある測光限界値C1以上である場
合には、スポラ)Bv値(MO)をその限界値に固定す
るようにしたものである。次に、撮影モード検出フラッ
グM12にスポットオートモード定数C20をストアし
て、撮影モードを記憶する。続いて、上記平均ダイレク
トオートモードのときと同様に、電源投入直後か、モー
ド切換直後かの判別を(Ml 3.)=C22および(
Ml 3 )=(Mt 2 )の判定によって行な〜)
、該当する場合には、変数のリセット、表示のりセット
、インターフェースのリセットに入る。なお、前記した
撮影モード検出フラッグM13の内容(Mt a )が
、スポットマニュアルモード定数C24に等しいか否か
の判定は、ここで行なうようにしてもよいことは言うま
でもない。上記変数、即ち内部レジスターのリセットで
あるが、ここでは最初に重なり検出フラッグM5の内容
を11′にする。スポットモードでは、現測光ポイント
の演算結果を高・速点滅表示することにしているので、
この表示の際、現測光ポイントの表示とスポット入カポ
インドの表示とが重なった場合、現測光ポイントの表示
を優先して点滅表示させる。重なり検出フラッグM5は
、このための検出フラッグである。これについては、後
に詳述する。次に、ハイライト入力検出フラッグM6の
内容を°11にする。また、シャドウ入力検出フラッグ
M7の内容を°1′にする。雨検出フラッグM6.M7
は、°l′でハイライトおよびシャドウモードでないこ
とを示す。続いて、バー表示スタート番地格納エリアM
14に、バー表示のスタートセグメントのアドレスをス
トアする。モード変更直後のバー表示のスタートセグメ
ントが最右端のセグメントであることは、前述した通り
である。また、スポット入力データー数格納エリアM1
5の内容を°0′にする。エリアM15は、スポット人
力データー数をカウントしてストアするためのものであ
る。次に、表示の初期設定を行なう。ここでは、第48
図に示すように、”5POT”、”LONG”。 N0VER”、AUTO”およびI II 〜″200
0”の各セグメントの表示を行なう。スポットオートモ
ードでは、これらの表示は不可欠であるので、モード変
更直後にこれらの表示を行なわせるものである。 次に、インターフェースの初期設定を行なう。ここでレ
マ、出力ボート02,03に”l”のパルスを出力して
、ハイライトモード検出用フリップフロップ回路(G1
5 、G+e )およびシャドウモード検出用クリップ
フロップ回路(G、、 、G21)のリセットを行なう
。 また、化カポ−)09に@1′を出力し、シャッター制
御信号816を通電待期状態にする。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12にストアされたスポットオートモード
定数C20を転送する。これで、次回のプログラムの流
れからは、初期設定が行なわれないようになる。続いて
、スポット入力データー数格納エリアM15の内容を1
つインクリメントする。 次に、By値格納エリアMOにストアされたスポラ)B
y値BV2を、レジスターのMBN番地に転送jる。こ
こで、MBN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。次に、5v−Av値
格納エリアMIK8v−Av値(8V−AV)をストア
する。続いて、スポットBy値(MO)と、8v−Av
値(Ml)とを加算し、その結果をV4にした後、定数
C2を加えてレジスターのMTN番地にストアする。こ
こで、MTN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。 また、上記演算式の意味するところi、平均ダイレクト
オートモードの説明で述べた通りである。 次に、MTN番地の内容を変数として前記サブルーチン
r((MTN))(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にストアす
る。次に、スポット入カポインドのTV値(MTN)の
ポイント表示を行なう(第48図参照)。 この段階では、バー表示および現測光ポイントの点滅表
示はいまだなされていない。続いて、出力ポート01に
正のパルスを出力する。スポットモードでは、スポット
モード検出用フリップフリップ回路(G? 、Go)と
スポット入力検出用フリップフロップ回路(Gll−G
□)との2つのフリップフロップ回路が働(がスポット
入力に対するシーケンスが終了したら、スポット入力検
出用フリップフロップ回路(Gst−G□)をリセット
し、再びスポット入力状態を持切する必要がある。出力
ボートOIK正のパルスを出力するのはこのためである
。次に、ハイライト入力検出フラッグM6の内容(M6
)が°−1′であるか否かの判定、およびシャドウ入力
検出フラッグM7の内容(Ml)が° heであるか否
かの判定を行なう。もし、(M6)=−1または(Ml
)=−1であった場合には、ノ・イライトモードまたは
シャドウモードであるので、スポット入力データーの加
算平均によるバー表示は行なわない。いま、ハイライト
モードでもな(、シャドウモードでも、 なくて、(M
6)\−1かつ(Ml)\−1であれば、次に、スポッ
ト入力データーの加算平均によるバー表示のプログラム
へ入る。ここでは、まず、スポット入力操作により得ら
れたスポラ)By値(MBn)れなバー表示データi格
納エリアM3にストアする。次に、補正値Cv値Cvを
、Cv値格納エリアM2にストアする。そして、補正操
作がなされているか否かを、補正値(M2.)が°0″
であるか否かを判別することによって判定し、補正があ
る場合には、1+”セグメントの表示を行ない(第50
図参照)、補正がない場合には1土”セグメントの表示
を消去する(第48図参照)。続いて、スポラ)BY値
の加算平均値(M3)と、5v−Av値(Ml)と、C
V値を4倍にした値4 (M2 )と、定数03とを加
えた値を、シャッター秒時格納エリアM8にストアする
。ここで、CV値(M2)を4倍にして加え合せるのは
、LSBの重みを等しくするためである。 即ち、By値(M3 ) 、 5v−AJ値(Ml)の
LSBは1/12BVであり、CV値(M2)のI、S
BはxAEvであるので、Cv値(M2)を4倍にして
、Bv値(M3 )、5v−Av値(Mt )との重
みを一致させるためである。従って、エリアM8の内容
(M8)は、露出制御のためのシャッタースピード情報
トなるもので、レリーズ後に、内容(M8)に相応した
値をタイマーカウンターに設定して、露出制御を行なう
。これについては、後に詳述する。次に、SV−Av値
(Ml)とスポットBv値の加算平均値(M3)とを加
算し、1/4にした後に、つ値(M2)と定数02とを
加えて、バー表示データー格納エリアM3にストアする
。続いて、エリアM3の内容(M3)を変数としてサブ
ルーチンf((M3))を実行し、内容(M3)をバー
表示のためのTV値に変換した後、バー°表示のための
サブルーチンを実行l〜、TV値(M3)のバ・−表示
を行なう(第48図参照)。ここで、スポット入力が1
回目の入力であれば、バー表示は最右端のセグメントの
表示から始まり、2回目以降の入力であれば、前回のバ
ー表示の先端のセグメントから所望の位置のセグメント
まで移動する。そして、もし、バー表示データー変換後
のTV値(M3)が定数C41に等しいときには、第4
9図に示すように、バー表示は最左端のセグメントまで
延びると同時に、”0VER”のセグメントを点滅表示
する。また、バー表示データー変換後のTV値(M3)
が定数C40に等しいときには、バー表示は消え、7’
LONG”のセグメントが点滅表示される。なお、バー
表示の詳細については後述する。 バー表示が終了するか、または上記(M6)=−1ある
いは(Ml)=−tの判定をイエスで抜けたときは、次
に、I l0=1の判定によってシャッターがレリーズ
されているか否かの判別が行なわれる。 レリーズされていないときには、入カポ−) 110は
0°であるので、判定110=1をノーで抜け、■−■
を通じて再び第28図のモード判別のプログラムに戻る
。また、シャッターがレリーズされたときには、■−〇
を通じて、第29図中の露出制御のためのプログラムに
入る。このプログラムにつ℃・ては、後述する。 次に、同じスポットオートモードであっても、スポット
入力がされないとき、即ち、l2=1の状態で13=0
0ときのプログラムの流れについて説明する。−この場
合には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエスで抜け、工3=1の判定をノー
で抜け、■−■を通じて第31図に示すプログラムへ分
岐する。ここでは、まず、Bv−AV値格納エリアM1
に3v−Av値(SV−AV)がストアされる。次に、
Cv値格納エリアM2にCv\J 値CVが入力される。いま、スポット入力状態でハナイ
ノテ、スポラ)Bv値が入力されないことは言うまでも
ない。続いて、(M2)−〇の判定を行ない、補正があ
れば1±”セグメントの表示を行ない(第50図参照)
、補正がなければ6±”セグメントの消去を行なう(第
48図参照)。次に、表示用のスポット入力データー(
MTn)(n=1〜N)の表示をすべて消去する。これ
は、スポット入力データーのポイント表示は、スポット
入力操作が行なわれた直後の被写体輝度(スポラ)Bv
値)と各時点(7)8V−Av値とから得られるTV値
のポイント表示であるため、3v−Av値の変化に応じ
て、ポイント表示を変更する必要があるからである。各
々のスポット入力によるスポラ) Bv値が個々のレジ
スターMBn(n=1〜N)にストアされていることは
前述した。次に、レジスターMBn(n=1〜N)にス
トアされたスポットBv値に対するTV値を、V4 (
(Mx)+(MBn)J +C2(n=x−N)により
演算し、各MBn番地にストアされたスポツ) Bv値
に対応する個々のレジスターMTnにストアする。そし
て、各レジスターMTnの内容(MTn)に対し、サブ
ルーチンf((MTn)]を実行し、TV値(MTn)
(n=1〜N)をそれぞれ表示データーに変換する。次
に、表示データー変換後のTV値(MTn)(n=1〜
N)をそれぞれポイント表示する。次に、ノ・イライト
入力検出フラッグM6の内容(M6)が°−1′である
か否かの判定、およびスヤドウ入力検出フラッグM7の
内容(Ml)が°−1°であるか否かの判定を行なう。 もし、(M6)=−1または(Ml)=−1であった場
合には、ノ・イライトモードまたはシャドウモードであ
るので、次に述べるスポット入力データーの加算平均に
よるバー表示は行なわ、ず、後述するスポラ) BV値
の入力(MO←BV2)のステップまで飛ぶ。いま、ノ
・イライトモードでもなく、シャドウモードでもない場
合には、次に、スポット入力データ・−の加算平均によ
るバー表示のプログラムに入る。まず、スポット入力さ
れたスポラ) By値(MBn)(n=1〜N)の加算
平均値 X (MBn)/Nを演−1 算し、これをバー表示データー格納エリアM3にストア
する。次に、スポラ) BV値の加算平均値(Ms )
、 5v−Av値(Ml )、4倍のCV値4(M2
)および定数C3を加え、シャッター秒時格納エリアM
8にストアする。このエリアM8の内容(Ms)は、前
述したのと同様に、露出制御データーとなる。なお、以
後、演算式の意味につ〜・ては、既に説明したものは詳
細な説明を省略する。次に、’/4((Ml)+(Ms
)) +(M2)+C2により、n値を求め、これをバ
ー表示データー格納エリアM3にストアする。続いて、
サブルーチンf((Ms))の実行によりエリアM3の
内容(Ms)を表示用データーに変換した後、バー表示
のサブルーチンを実行することにより、バ・−表示させ
る。 次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラムに入る。 ここでは、現測光ポイントの表示データの演算と、現測
光ポイントの点滅表示がスポット人カポインドと重、な
ったときに、現測光ポイントの表示の態様、即ち、点滅
表示を優先させる処理と、ある点滅周期で現測光ポイン
トを点滅表示させる処理とを行なっている。まず、現測
光ポイントの表示データー演算について述べる。初めに
、Bv値格納エリアMOに、スポットBv値BV2をス
トアする。次に、V ((MO)+ (Ml))+C2
によりTv値を演算した後、これをポイント表示データ
ー格納エリアM4にストアする。続いて、サブルーチン
r((M4))の実行により、エリアM4の内容(M4
)を表示データーに変更後、再びエリアM4にストアす
る。現在ポイント表示されている現測光ポイントの表示
が更新されるとき、古いポイント表示は、消去する必要
がある。即ち、そのポイント表示に対応したDRAM8
5のメモリーエリアの番地の内容を°0′にする必要が
ある。しかし、現測光ポイントの表示とスポット人カポ
インドの表示が重なっていたが、現測光ポイントが更新
されて表示位置が変わったような場合には、古い現測光
ポイントはスポット人カポインドとして表示されたまま
にしなければならない。次に行なわれるのが、この処理
のためのプログラムである。まず、重なり検出フラッグ
M5の内容(Ms)が1′であるか否かを判別し、(M
s)へ1で重なりがあるときには、これから表示しよう
としている現測光ポイントの表示データー(M4)と、
現在表示されている現測光ポイントの表示データー(M
s)とが等しいか否かの判別を行なう。もし、データー
(M4)と(Ms)とが等しくないときには、現在表示
されている現測光ポイントの表示データー(Ms)と複
数のスポット入カポインドデータ= (MTn) (n
= 1〜N )のいずれかと等しくないかの判別を行
なう。もし、等しいものがあれば、データー(Ms)の
ポイント表示を行ない、等しいものがなければ、新たな
表示に更新するためにデーター(Ms)の表示をクリア
する。また、上記(Ms)−1の判定で、イエスのとき
には、最初の現測光ポイントの表示であるということを
意味するので、更新する必要がない。続いて、 M5番
地に新たな現測光ポイントの表示データー(M4)を転
送する。次に、Ito=1の判定により、レリーズされ
ているか否かの判別を行ない、110 = 1のときに
は、■−■を通じて、第29図中に示す露出制御のプロ
グラムに分岐する。また、工lO〜lのときKは、レリ
ーズされていないので、次に、現測光ポイントの点滅表
示を行なうプログラムに入る。まず、表示点滅周期格納
エリアM23に、表示点滅周期定数C50をストアする
。続いて、第41図に示す点滅表示のだめのサブルーチ
ンWA IT 3に移る。このサブルーチンWAIT3
においては、まず、点滅表示のだめのフラッグM22の
反転と、点滅周期のカウントを行なう第40図に示すサ
ブルーチンWA I T 2に飛び、遅延のためのプロ
グラムが実行、される。このサブルーチンWAIT2と
スポットオートモード時のプログラム実行時間とによっ
て表示の点滅周期が決定される。まず、サブルーチンW
AITICおいては、表示点滅周期格納エリアM23の
内容を1つずつデクリメントして再びエリアM23にス
トアする。次にエリアM23の内容(M23)が909
か否かを判別し、(M23)JIFOのときには、再び
内容(M23)をデクリメントする。そして、(M23
) = 0となると判定をイエスに抜けて、次に、点滅
表示フラッグM22の符号の反転を行なった後、リター
ンする。このサブルーチンWAIT2の実行により、所
定の遅延時間が得られる。このサブルーチンWAIT2
の実行後、サブルーチンWAIT3では、フラッグM2
2が11′であるか否かを判別し、イエスならば、現測
光ポイントの表示データー(Ms)のポイント表示を行
ない、ノーならばデーター(Ms)の表示のクリアを行
なう。なお、次回のプログラムの流れでは、フラッグM
22がサブルーチンWA I T 2内で反転されるの
で、表示されたポイントが消されるか、または消された
ポイントが表示される。 このようにして、毎回のプログラムの流れごとに表示状
態が反転され、現測光ポイントの点滅表示が行なわれる
。そして、データー(Ms)の表示、また社クリアが行
なわれたら、サブルーチンWAIT3の処理は終了し、
リターンする。ここで、データー(Ms)の表示とは、
DRAM85のメモリーエリアの(Ms)番地に曽°1
會をストアすることであり、データー(Ms)のクリア
とは、DRAMll15のメモリーエリアの(Ms)番
地に@0”′をストアすることである。 次に、第31図のプログラムは、■−〇を通じて、第3
2図に示すハイライトモードおよびシャドウモードのた
めの処理のプログラムに入る。まず、(MIO)=00
判定によシ、メモリーホールド状態であるか否かの判別
が行なわれる。いま、メモリーホールドでない((MI
O) = 1 )ので、判定をノーで抜け、次にl4=
1の判定により、ハイライト人力があるか否かの判別が
行なわれる。いま、ハイライト人力がなく、l4=0で
あるので、次に、l5=1の判定によシ、シャドウ入力
があるか否かの判別が行なわれる。いま、シャドウ入力
がなく、l5=0であるので、続いて、ハイライト人力
検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラッグM7
の検出が行なわれる。ハイライトまたはシャドウモード
においては、ハイライト人力またはシャドウ入力が偶数
回人力されると、そのモードが解除されると共に、ハイ
ライトからシャドウまへはシャドウからハイライトにモ
ードが切り換えられたときkは、最後に選択されたモー
ドに切り換えられる方法を採っている。ハイライト入力
検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラッグM7
は、このために必要となるフラッグである。いま、ハイ
ライトモードでもシャドウモードでもなく、(M6)=
1 、(M?)=1であるので、次に、I 10=1の
判定によりレリーズされているか否かの判別が行なわれ
る。レリーズされていない場合には、■−■を通じて、
再び第28図のモード判別プログラムに戻る。レリーズ
されていた場合には、■−〇を通じて、第29図中の露
出制御のプログラムに分岐する。 次に、第29図における露出制御のプログラムについて
説明する。まず、シャッター秒時格納エリアMgの内容
(Ms)をタイマーカウンターに設定する。ここで、T
v値(Ms)は、LSBイ2 B vの精度であるので
、Tv値(M8Hm次のような近似変換を行なってタイ
マーカウンターに設定してやる必要がある。いま、エリ
アM8の内容であるTv値を、12進数で表わすと、 Tv = 12(12X + Y + ”/12 Z
) ・・・・・(1)(ただし、x、y、zは整数
) と表わすことができる。従って、露出時間Tは、1
(Tv/12) 、12X+Y+ 1/12Z 、
、 、 、、 、。 T=(/l) 2 = (/r)2(ただし、f
t、クロックパルスCKの周波数)で表わされ、これは
近似的に、 T=(1/)(l+z/12)・2・・・・・(3)と
なる。従って、Tv値(Ms)をタイマーカウンターに
設定するときには、まず、Tv値(Ms)を4□にして
、小数点以下(ここでは4ビツトとする)を求める。次
に、タイマーカウンターの最下位ピットに°l′をたて
、続いて、上記小数点以下4ビツトなタイマーカウンタ
ーの最下位から上位がわKlビットずつシフトしながら
ロードする。従って、最下位ビットから5ビツト目には
必ず1.tがロードされ1下位4ビットには、上記小数
点以下4ビツトがロードされたことになる。次に、この
5ビツトな上位側にさらに12X+Y−4ビツトだけシ
フトする。これにより、Tv値(M8)が上記(3)式
を満たすようにロードされ、タイマーカウンターの設定
が終了したことになる。次に、111=00判定により
、トリガーが開くまで待期し、トリガーが開くと入カポ
−)Illが111となるので、次にタイマーカウンタ
ーを、1/fの周期で減算し、露出時間の計時を行なう
。そして、タイマーカウンターの内容が401になった
ら、露出を終了しなければならないので、出力ポート0
9に@0′を出力して、露出を終了させる。次に、イン
ターバル命令を実行した後、■−■を通じて、再び第2
8図のモード分別プログラムに戻る。インターバル命令
の実行は、シャッター制御信号816が出力され、後幕
保持用マグネッ) MG、が消磁されてから可動反射ミ
ラー31が降下し、再び測光可能になるには、数十ms
を要するので、この時間を創り出すために行なわれる。 次に、スポットオートモードにおいて、ハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラム・の流れについて
説明する。いま、スポットオートモードにおいて、スポ
ット人力でなくl3=0であったとすると、この場合に
は、第28図のモード判別のプログラムにおいて、l3
=1の判定をノーで抜け、■−■を通じて第31図のス
ポットオートモードでスポット入力なしのためのプログ
ラムに分岐する。以下、通常のスポットオートモードと
共通するプログラムについては、その説明を省略する。 いま、プログラムの流れが進行し、スポット人カポイン
ドの表示の変更が終了したものとする。 つまり、第31図のフローにおいて、データー(MTn
)(n=t−N)のポイント表示のステップが終了した
ものとする。次K、(Me) =−1,(M7) =−
1の判定により、ハイライト人力があるか否か、シャド
ラム力があるか否かの判別が行なわれるが、この段階で
はいまだ(MG ) = 1 * (M7 ) = 1
であるので、通常のスポットオートモードのプログラム
を実行し、バー表示データー(M3)のバー表示は行な
われる。更にプログラムの流れが進行すると、■−■を
通じて第32図のプログラムに入る。ここでは、まず(
M4o) = oの判定により、メモリーホールドであ
るか否かが判別されるが、いまメモリーホールド状態で
ないので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモード検
出用人カポ−)I4のレベル検出を行なう。いま、ハイ
ライト人力されており、l4=1であるので、判定l4
=1をイエスで抜け、次に、ハイライト人力直後検出フ
ラッグM17に11Pをストアする。このフラッグM1
7は、ハイライトモード選択後、1回目のプログラムの
実行であるかどうかを検出するためのフラッグである。 次に、ハイライト入力検出用フリップフロップ回路(G
l!l 、Gee )をリセットするため、出力ポート
02に正のパルスを出力する。続いて、ハイライト入力
検出フラッグM6の内容を反転する。いま、(MG)−
一1のときハイライトモードとなり、(MG)=1のと
きハイライトモードは解除される。即ち、ハイライト人
力検出用フリップフロップ回路(Gee−Gee)が゛
偶数回設定されると(MG)=tとなり、ハイライトモ
ードは解除され、奇数回設定されると(MG)=−tと
なり、ハイライトモードが選択される。いま、(MG)
=−1でハイライトモードが選択されていたとする。次
に、HIGH”セグメントの表示を行なう(第51図参
照)。続いて、スポット人力されたスポラ)By値MB
n (n= 1〜N)のうちの最小値MIN(MBn
) (n = 1〜N )を求め、シャッター秒時格納
エリアM8にストアする。次に、ハイライト人力直後検
出フラッグM17の内容(Ml7)が°1′であるか否
かの判別を行ない、(Ml′f)=1の場合、即ち、ハ
イライトモードに切換後1回目のプログラムの流れであ
る場合には、前述したように、バー表示がまず最小値M
IN(MBn )に対応したスポット人力ポイン)tで
伸びる必要がある(第51図)。次に、この処理のため
のプログラムについて説明する。まず、/、 ((Ml
) +(M8 ) ) +C5Kより、Tv値を演算
し、パー表示データー格納エリアM3KXドアする。こ
こで、(Ml ) Fi、5v−Av値、(M8)はス
ポット人力されたスポラ)Bv値の最小値、C5は定数
である。次に、Tv値(M3)をサブルーチンf ((
M3) )の実行により表示データーに変換した後、T
v値(¥3)のバー表示を行なう。続いて、インターバ
ル命令を実行する。このインターバル命令は、最高輝度
値(M8)を示す上記Tv値(MB)のバー表示を行な
った後に、この値(MB)よ”) 28 Byオーバー
のシャッター秒時のバー表示を実行するまでの待期時間
を創り出す役目をする。 このインターバル命令を行なわないと、バー表示が最高
輝度値まで伸びた後、すぐに28 Byオーバーの表示
に移ることにより、表示の確認が…、難となるので、こ
れを防止するためである。もし、(Ml7) =−1の
ときには、上記最高輝度値のバー表示は行なわず、次に
述べる命令の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応し
たスポット人力データー〇ポイント表示から23/3E
vオーバーのバー表示を行なう。まず、/、((Ml)
+ (MB) ) + (M2)+C5+7によりT
v値を演算し、これをエリアM3にストアする。ここで
、加算される数17′は、23’ Frvに相当する。 また、この演算には補正値(M2)が加味される。そし
て、サブルーチンf ((MB) 1の実行により、デ
ーター(MB)、を表示用データーに変換した後、再び
エリアM3にストアし、データー’ (MB )のバー
表示を行なう(第52図参照)。次に(Mt ) +
4(M2)+ (Ms) +Cryによシ、ハイライト
モードにおける露出時間を求め、これをシャッター秒時
格納エリアM8にストアする。ここで、(Ml)は5v
−Av値、(M2)はCv値、(MB)は最高輝度のB
y値、C6は定数である。以上は、ハイライトモード検
出フラッグM6の判別において、(M6)=−1であっ
た場合についての説明であるが、(M6)=1の場合に
は、”HIGH”セグメントの表示の消去が行なわれる
。続いて、ハイライト大刀直後検出フラッグM17を0
09にし、ハイライトモードに移って1回目のプログラ
ムの流れが終了した旨が、フラッグM17に設定される
。次に、シャドウ大刀検出フラッグM7を11”にし、
同フラッグM7をリセットする。しかる後、110=1
の判定により、シャッターレリーズか否かが判別され、
■−■または■−■を通じて、プログラムが所定のフロ
ーチャートにそれぞれ分岐されることは、通常のスポッ
トオートモードの場合と同様である。 次に、スポットオートモードにおいて、シャドウモード
が選択されている場合について説明する。 通常のスポットオートモードおよびハイライトモードと
同じプログラムの流れ傾ついては、詳細な説明を省略す
る。第32図のフロチャートにおhてシャドウモードの
場合には、(Mlo) = oおよびl4=1の判定を
それぞれノーで抜け、l5=1の判定に入る。シャドウ
人力があると、I5:lとなるので、次に、シャドウ人
力直後検出フラッグM18に1′19をストアする。こ
のフラッグMI8は、シャドウモードに変更後1回目の
プログラムの流れであるか否かを検出するためのフラッ
グでありl(,1′で1回目であることを示す。次に、
出方ボート03に正のパルスを出方し、シャドウモード
検出用フリップフロップ回路(G□+ 021 )のリ
セットを行なう。これにより、l5=oとなる。続いて
、シャドラム力検出フラッグM7の符号を反転する。こ
れは、ハイライトモードの場合と同様に、偶数回シャド
ウモードを連続して選択したとき按は、シャドウモード
がクリアされるようにするためである。第30図の変数
のリセットにおいて、(M?)=1としたので、いま1
回目のプログラムの流れにおいては、(M7)=−1と
なり、次の(M7)=1の判定はノーとなる。よって、
次にまず”5HDW”セグメントの表示が行なわれる(
第55図参照)。続いて、スポット入力された最低輝度
値MAX(MBn )(n =1〜N)を求める。ここ
で、データー(MBn)が大きくなるほど、輝度値は小
さくなるので、データー (MBn)の最大値が最低輝
度値に相当する。求められた最低輝度値MAX(MBn
、) ld、シャッター秒時格納エリアM8にストアさ
れる。次に、(Mlg)=1の判定によりシャドウモー
ド変更後1凹目のプログラムの流れであるか否かが判別
され、vzi、1回目のプログラムの流れで(Mls)
= 1であるので、続いて、最低輝度値MAX (M
B n )に対応したバー表示データーの演算を行なう
。これは、/((Ml) + (MB) ) +05に
よって求められ、バー表示データー格納エリアM3にス
トアされる。ここで、(Ml)は5v−Av値t(MB
)は最低輝度値MAX(MBn )t(M2)はCv値
、C5は定数である。次に、サブルーチンf ((MB
) )の実行により、データー(MB)のバー表示デー
ターへの変換を行なった後、最低輝度値MAX(MBn
)に対応するバー表示を行なう(第55図参照)。次
にインターバル命令を実行するが、この命令の目的は、
ハイライトモードの説明のところで述べたのと同様であ
る。このように、シャドウモード切換後、1回目のプロ
グラムの流れでは、一旦最低輝度値に対応したスポット
ポイント表示に対応する位置までバー表示を戻す。2回
目以降のプログラムの流れにおいては、この表示は必要
ないので、この場合には(Mls) = 1の判定をノ
ーで抜けて直接水に述べるプログラムに分岐する。次は
、最低輝度値より、2/’3 Evアンダーのバー表示
を行なうためのプログラムが実行される。ここでは、ま
ず、最低輝度値よ歩2/ Byア7 f−に対応シフj
Tv値の演算力/ ((Ml )+(Ms) )+ (
M2) +C5−8により行なわれ、この結果がバー表
示データー格納エリアM3にストアされる。ここで、(
Ml)は5v−Av値、(Ms)は最低輝度値MAX(
MBn )、(M2)はCv値、Csは定数である。ま
た、減算される18”は、2/Ev に対応する。次3
。 に、サブルーチンf ((Ms) )の実行によりデー
ター(Ms)をバー表示データーに変換した後、データ
ー(Ms)のバー表示を行なう(第56図参照)。 続イテ、(Ml) +(Ms) + 4(M2) 十C
6K ヨリ、シャドウモードにおける露出時間情報を求
め、これをシャッター秒時格納エリアM8にストアする
。一方、上記(M7)=1の判定において、シャドウ人
力検出フラッグM7が!11のときには、シャドウモー
ド解除であるので、”5HDW”セグメントの表示を消
去して、上記最低輝度値に対応するバー表示およびこれ
より2 /3Evアンダーのバー表示は行なわない。続
いて、シャドウ入力直後検出フラッグM1gに°OIを
ストアする。これにより、次回以降のシャドウモードの
プログラムにおいては、フラッグM18の内容(Mlg
)を判別して、最低輝度値に対応するバー表示は行なわ
ない。また、ハイライトモード検出フラッグM6を11
′にリセットし、次に、110=1の判別によりシャッ
ターレリーズか否かを判別して、■−■または■−■を
通じてそれぞれのプログラムに分岐する。 上記ハイライトおよびシャドウモードにおいて、2回目
以降のプログラムの流れでは、I4= o、 Is=。 となっている。このときには、I4= 1.I5= 1
の判定をそれぞれノーで抜け、続いて、(Ms)=−t
。 (M?)=−1の判定を行なう。(Me)=−tのとき
には、ハイライトモードが選択されている状態であるの
で、前記ハイライトモードのプログラムが実行される。 また、(M7)=−1のときには、シャドウモードが選
択されているので、前記シャドウモードのプログラムが
実行される。いずれでもない場合には、110=1の判
定に直接抜ける。そして、110=1の判定により、シ
ャッターレリーズであるか否かの判別が行なわれ、■−
■または■−■を通じて、それぞれのプログラムに分岐
する。 次に、メモリーモードについて述べる。メモリーモード
には、ダイレクトオートメモリーモードと、スポットオ
ートメモリーモードとがあることについては、既に述べ
た通りである。まず、ダイレクトオートメモリーモード
について説明す為。 いま、第28図のモード判別のプログラムの流れの中で
、オートモードでの113=1のストロボ電源オンの判
定の後に、メモリーモード検出用人カポ−)I6のレベ
ル判別が行なわれる。この人力ポー目6は、メモリース
イッチSW6を閉成してメモリーモードを選択すると■
6=1となるので、判定l6=1をイエスで抜け、次に
メモリーホールド検出フラッグM10の判別が行なわれ
る。このフラッグMIOは、メモリーセットの状態では
°1′、メモリーホールドでは+’ o 覧するフ′ラ
ッグである。 いま、メモリーセットであったとすると、(MIO)=
1であるので、続いて、実露出時間のアペックス値を格
納するためのエリアM21が”0°に初期設定される。 次に、”MEMO’”セグメントの表示が行なわれる(
第57図参照)。続いて、メモリーモード検出フラッグ
Mllの判別が行なわれる。このフラッグM1tは、メ
モリーモードにおける撮影モード、即めのエリアである
。いま、フラッグMllには、通常のオートモードのプ
ログラムで定数026がストアされているの1で、(M
ll) 4 C21、(Mll) 4 C2゜である。 ここで、C21は平均ダイレクトオートモ−ド定数、
C20はスポットオートモード定数である。従って、次
に人カポ−)I2のレベルの判別が行なわれる。いま、
平均ダイレクトオートメモリーモードでl2=0である
ので、■−〇を通じて第29図の平均ダイレクトオート
モードめプログラムへ分岐する。ここでは、まず、撮影
モード検出フラッグM12に平均ターイレクトオートモ
ード定数C21がストアされる。以下、メモリーモード
に特有な部分についてだけ説明し、平均ダイレクトオー
トモードと共通の部分については説明を省略する。 メモリーセットの状態では、レリーズまでは’MEMO
”′表示がなされている以外、平均ダイレクトオートモ
ードと差はない。いま、シャッターがレリーズされたと
すると、 110= 1の判定をイエスで抜け、さらに
、16=1の判定をイエスで抜けて、(Mlo)=。 の判定に到る。いま、メモリーセットの状態であるので
、(Mlo)=oの判定をイーで抜け、続いて、In、
=oの判定によってトリガーが開いているかどうかの検
出を行なう。トリガーが開くとIn−〇の判定をイエス
で抜けて、実露出時間のカウントを行なう。この場合、
露出制御は平均ダイレクト測光による。上記実露出時間
のカウントは、第42図に示す実露出時間カウントのサ
ブルーチンを実行することによって行なわれる。次に、
このサブルーチンのプログラムについて説明する。実露
出時間のカウント方法の概要については、既に第26図
を用いて説明した通りであるが、もう一度簡単に6説す
ると、実露出時間のカウントは、カウントパルス12個
をカウントするごとにカウントパルスの周期を倍々にし
て行くことによって行なわれる。こうすることによって
、最終的なカラント値そのものが、LSB 4 Ev
の重みを持ったアペックス値相当の値となる。このサブ
ルーチンにおいては、まず、基準パルス周期格納エリア
M32に、定数C60iストアすると共に、基準パルス
カウント数格納エリアM30に°0′を初期設定する。 次に、エリアM31に基準パルス周期(M32)をスト
アする。そして、エリアM31の内容(M31)を1ず
つデクリメントしながら、これをエリアM31にストア
し、 (M31) = 0の判定によりエリアM31
の内容が@0′になるまで、デクリメントが繰り返され
る。 エリアM31の内容が109になると、(M31) =
00判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間のアペ
ックス演算値格納エリアM21および基準パルスカウン
ト数格納エリアM30を、それぞれ1だけインクリメン
トする。次に、露出終了信号人力ポート112のレベル
の検出を行なう。露出が終了していなければ112 =
1であるので、112 = oの判定を抜け、続いて
、(M2O)=12の判定が行なわれる。 この判定はパルスが12個数えられたか否かを判別する
もので、カウント数が12に満たない場合に社再びエリ
アM31に基準パルス周期(M32)をストアするプロ
グラムに戻る。そして、このループが12回繰り返され
て、(M2O) =12となると、こんどは基準パルス
周期(M32X 2倍に設定しなおした後、カウント数
格納エリアM30を@θ′にリセットし、再びエリアM
31に基準パルス周期(M32)をストアするプログラ
ムまで戻る。以上のプログラムをダイレクト測光による
露出が終了するまで繰り返し、露出が終了すると112
= 00判定をイエスで抜けてリターンし、第29図の
プログラムに戻る。よって、エリアM21には、露出時
間のアペックス演算値相当の値がストアされたことにな
る。次に、平均ダイレクトオート撮影によ、る実露出時
間をメモリーホールドしたことを示すために、メモリー
ホールド検出フラッグMIOに10′をストアし、イン
ターバル命令を実行した後、■−■を通じ【第28図に
示すモード判別のプログラムへ戻る。 続いて行なわれるメモリーホールド状態での1回目のプ
ログラムでは、メモリーセットのときと同様に、第28
図のl6=1の判定をイエスで抜けた後、(Mto)
= oの判定に入る。こんどはメモリーホールドでMI
O= Oとなっているので、この判定をイエスで抜け、
メモリーホールド検出フラッグMltに、撮影モード検
出フラッグM12の内容a%A12)をストアする。い
ま、フラッグM12には、平均ダイレクトオートモード
定数C21がストアされているので、フラッグMztに
は定数C21が設定される。 次に、シャッター制御信号出力ポート09を@1gにし
て、シャッター制御信号816を1H9レベルにする。 続いて、(Mu) = 021の判定に入るが、上記の
如く、フラッグMllの内容は定数C21となっている
ので、この判定をイエスで抜け、■−〇を通じて、第2
9図の平均ターイレクトオートモードプログラムにおけ
る、撮影モード検出フラッグM12の内容を撮影モード
検出フラッグM’13に転送するステップに分岐する。 いま、メモリーホールド状態でM10=0であるので、
以下の(Mto) = 0の判定においてはイエスとな
り、エリアM19に5v−Ay値(SV−AV)がスト
アされ、エリアM20 KCV値C■がストア声れる。 次に、(M2) = 00判定によりCv値が人力され
て(M2)〜0であれば、”±”セグメントの表・十− 示を行ない、そうでなければ セグメントの表示を消
去する。続いて、再び(MIO) = 0の判定をイエ
スで抜け、まず、メモリーセット時に人力された5v−
Av値(Ml)とメモリーホールド時に人力された5v
−Ay値(Ml9)との差を求め、これをエリアM19
にストアする。次に、メモリーセット時に入力されたC
v値(M2)とメモリーホールド時に入力された(’v
値(M2O)との差を求め、これをエリアM20にスト
アする。続いて、(M21)+(Ml9)+4 (M2
O) +C40により、ダイレクトオートメモリーモー
ドによる露出時間を演算し、これをシャッター秒時格納
エリアM8にストアする。ここで、この式の意味すると
ころを説明する。上述したように、(M21)は、ダイ
レクト測光による実露出時間のアペックス演算値である
。この値は、By値、 5v−Ay値、Cv値を含んだ
値であり、従って、(M21) + (Ml9) +4
(M2O) +C40は、絞りやフィルム感度を変え
ても、メモリーセット状態でのダイレクト測光撮影、の
ときと露出レベルが同じになるような演算式である。 また、4(M2O)を加えることにより、メモリーホー
ルドに補正をかけることができるようにしたが、その理
由については既に述べた通りである。次に、’/、、
((MO) + (Ml ) ) + (M2) +C
2により、バー表示のためのTv値の演算を行なう。こ
こで、 (Mo)は、メモリーセット状態でシャッター
レリーズされる直前の平均By値で、メモリーホールド
である限り変わることはない。続いて、サブルーチンf
((M3))を実行することによって、演算値(M3)
のバー表示データーへの変換を行ない、この後バー表示
を行なう。このバー表示においては、バー表示全体が点
滅される(第58図参照)。次に、実行するインターバ
ル命令は、メモリーセット時に特に必要となるもので、
ここで、この目的について述べる。人カポ−L IIO
のレベルは、シャッター上昇過渡時に11o = 1に
なるようにしている。表示の測光は、ミラーの反射光に
よって行なっているので、もし人力された平均By値(
MO)が、このミラー上昇過渡時のものであれば、メモ
リーホールド時の表示データーと、メモリーホールドに
よる実露出時間データーとが一致しなくなる。従って、
レリーズ直前にホールドされるBy値は必ずミラー上昇
直前のものでなければならない。プログラムは、大まか
にいえば、平均BQ値人人力レリーズの判別→平均By
値データーの記憶の繰り返しになるのであるが、この平
均By値の人力からレリーズ判別までの時間を、ミラー
31が上昇を開始してから人力ボートIIOのレベルが
914VCなるまでの時間より長くすれば、この問題を
解決できる。インターバル命令の実行は、このために必
要となる。 次に、平均ダイレクトオートメモリーモードでレリーズ
されていたときには、110=1の判定をイエスで抜け
て続いて人カポ−)I6のレベル判別を行なう。いま、
メモリーモードでl6=1であるので、次に(MIO)
= Oの判定に入り、メモリーホールドなのでこの判
定をイエスで抜けて、続いて、シャッター秒時格納エリ
アM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設定する
。このタイマーカウンターの設定方法については、既に
述べた通りである。また、以降のプログラムについては
、既に説明したので、ここではその詳しい説明を省略す
る。 次に1スポツトオートメモリーモードについて説明する
。スポットオートモードは、もともと記憶測光で、しか
も露出は手動操作により人力された測光値に基づいての
み行なわれるものであるから、原則的には、スポットオ
ートメモリーモードは新たな測光値が人力されないよう
kするだけでよい。まず、メモリーセットの状態におい
ては、MEMO”表示がなされるだけでスポットオート
モードのフローと何ら差はない。上記″MEMO”表示
については、ダイレクトオートメモリーの場合と同様に
行なわれるので説明を省略する。また、メモリーモード
検出フラッグM11には、スポットオートモード定数C
20がセットされているので、第28図のモード判別の
プログラム中の(Mu) = C20の判定によって、
かならず■−■を通じて、第31図に示すスポットオー
トモードでスポット入力なしのプログラムに分岐する。 即ち、スポットオートメモリーモードでは、スポット人
力は無視される。また、ハイライト人力、シャドラム力
の検出も行なわない。即ち、第32図のプログラムにお
いて、(Mlo) = oの判定をイエスで抜けること
により、I4= 1 、 Is= 1の判別は無視され
る。さらに、パー表示を点滅させる。以上述べたこと以
外については、スポットオートモード時とすべて同じで
ある。なお、パー、表示については、後に一括して詳細
に説明する。 次に、オートモードにおいてストロボの電源をオンした
場合について説明する。ストロボの電源がオンされると
、ストロボ電源オン信号814が′Hルベルになること
により、人力ボート113が1′となる。このため、第
28図のモード判別のプログラムにおいて、判定113
= 1をイエスで抜け、■−■を通じて、第33図に
示すストロボオートモードのプログラムに分岐する。こ
こでは、まず、出力ボート00〜03に正のパルスを出
力し、インターフェースの対応する各フリップフロップ
回路をリセットする。次に、メモリーホールド検出フラ
ッグMIOに11”を転送し、同フラッグM10をリセ
ットする。続いて、撮影モ・−ド検出フラッグM12に
、ストロボオートモード定数C30をストアする。次に
、(Mla) = C22および(Ml3) = (M
l2)の判定を行ない、電源投入直後か否か、および、
モード切換直後か否かの判別をそれぞれ行ない、電源投
入直後またはモード切換直後であれば、表示のリセット
を行なう(第68図参照)。この表示のリセットにおい
ては、’AUTO”セグメ!ト、定点指標およびストロ
ボ同調秒時の960”セグメントの表示をそれ、、ぞれ
行なう。これは、ストロボオートモードにおいては、ス
トロボ同調秒時に。秒に対する測光値の偏差を、パー表
示用セグメント列にポイント表示するためである。次に
、By値格納エリアMOに平均Bv値BVtを、5v−
Av値格納エリアM1に5v−Av値(8V−AV)を
、Cv値格納エリアM2にCv値CV を、それぞれス
トアする。続いて、(M2)=Oの判定により、補正が
あるときには、”±”セグメントの表示を行ない、補正
がないときには”±”セグメントの表示を消去する。次
に、/ ((MO)+(Ml)ド(M2)+ C100
により、4秒のシャッター秒時に対する測光値の偏差を
求め、これをポイント表示データー格納エリアM4にス
トアする。次に、サブルーチンg((M4月の実行によ
り、データー(M4)を表示データーに変換した後、こ
れをパー表示用のセグメント列にポイント表示する(第
68図参照)。ここで、g((M4月は、表示データー
範囲外のデーターを限界値に設定するサブルーチンで、
上記サブルーチンfl(M3))において限界設定値C
40、C41だけが異なるものと考えてよい。従って、
このサブルーチンg((M4月の詳細なフローチャート
は、図示および説明を絃に省略する。次に、表示点滅周
期格納エリアM23に、表示点滅周期定数C35をスト
アする。この定数C35は、ストロボオート撮影後の、
露出アンダー、露出オーバー、露出適正などの点滅表示
の周期を決めるための定数である。続いて、サブルーチ
ンWAITIのプログラム(第39図参照)に移り、こ
れの実行が開始される。まず、サブルーチンWAIT2
に飛び、定数C35に応じたインターバルを創り出した
のち、点滅表示フラッグM22を反転させてサブルーチ
ンWAITIに戻ってくる。 続いて、フラッグM22が1′かどうかの判別を行ない
、(M22) = tのときには、オーバー、アンダー
または適正の表示のためのレベル判定、並びに表示のプ
ログラムを実行する。まず、人力ポート114が°19
であるか否かの判定を行ない、114 =1であるとき
には、露出オーバーであるので、”+”セグメントの表
示(第70図参照)を行ない、リターンする。また、1
14キ】であるときには、入力ポー) 115が11′
であるか否かの判定に入る。115=1であれば、露出
アンダーであるので、”−”′セグメントの表示(第7
1図参照)を行なってからリターンし、115〜1であ
ればストロボ適正であるので、′ム″セグメント表示を
行なってリターンする。そして、次回のプログラムの流
れでは、サブルーチンWAITZ内でフラッグM22の
符号が反転されるので、(M22) =−1となり、”
−”、+°“セグメントの表示が消去される。さらに、
116 = tのときには、116 = 1の判定によ
り、”ム”′表示が消去されて、リターンする。上記人
カポ−) 114 。 115 、116は、ストロボ発光後約2秒間だけ°1
゜となるものであるから、この間は、プログラムの流れ
によって、露出アンダー、露出オーバー、露出適正に応
じて−I+ 、 ?l+FT 、 IIムI+の表示が
それぞれ点滅するものである。。また、ストロボ発光後
2秒間以外のときには、”ム”の表示のみが連続的に表
示されるものである。サブルーチンWAITl+7)実
行後第33図に示すプログラムに戻ると、続いて、l1
O=1の判定により、シャッターレリーズがされている
か否かの判別が行なわれる。レリーズされていなければ
、■−■を通じて直接第28図のモード判別のプログラ
ムに戻り、レリーズされていれば、前述したように、シ
ャッター制御およびストロボの制御はハードウェアで行
なわれるので、プログラムは、Ill = oの判定に
よりトリガーの開放をまって、■−■を通じ第28図の
モード判別のプログラムに戻る。 次に、マニュアルモードについて述べる。いま、撮影モ
ード切換用操作ノブ21を[MANULJ 指標に合
わせてマニュアルモードを選択したとすると、マニュア
ルスイッチSW3が閉成して、人力ポート11が°l′
となる。よって、第28図のモード判別のプログラムに
おいて、IQ=1の判定をノーで抜け、工1=1の判定
をイエスで抜けて、113 = 1の判定に入る。いま
、ストロボの電源がオンされていないとすると、113
=0となり、次にスポットモード検出用人カポ−)I2
のレベル判定に入る。 いま、スポットモードも選択されておらず、通常のマニ
ュアルモードとすると、l2=Oとなるので、プログラ
ムは、■−■を通じて、第34図に示す通常マニュアル
モードのためのフローチャートに分岐する。ここでは、
まず、出力ポート09に11′を出力する。このことに
より、後幕保持用マグネットMG1に通電され、後幕が
保持時期状態となる。次に、撮影モード検出フラッグM
12に、通常マニュアルモード定数C23がストアされ
る。次に、(Ml3)=C22および(Ml3) =
(Ml2)の判定により、電源リセットおよび表示のリ
セットを行なう。まず、変数のリセットにおいては、バ
ー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示スター
トポイントのアドレスを設定する。次に、表示のリセッ
トにおいては、”MANU”および定点指標の表示(”
+”。 ”−゛の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。続
□いて、撮影モード検出フラッグM13に撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。次に、
エリアMo、MlおよびM2に、平均Bv値BVt、5
v−Av値(8V−AV)およびCv値Cvを、それぞ
れストアする。続いて、(M2)=Oの判定を行ない、
補正が人力されているときは”±”の表示を行ない(第
62図参照)、補正が人力されていないときには1±”
の表示を消去する。次に、マニュアル設定秒時(M8)
の表示のクリアを行なう。なお、この表示のクリアは、
後に述べるマニュアル設定秒時(M8)の表示の更新直
前に行なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバイ
ナリ−コードで人力されたマニーアル設定秒時を人力す
る。マニュアル設定秒時は、L8BIEvの重みを持つ
ので、次の表示のため、L 8 B /3Evの値に変
換する目的で、内容(M8)を3倍にして再びエリアM
8にストアする。次に、マニュアル設定秒時(M8)の
表示を行なう。第61図においては、マニーアル設定秒
時がン 秒に設0 定されていた場合が示されている。即ち、各シャッター
秒時を表示するためのセグメント″1”〜″’ 200
0”に対応したDRAM85のメモリーエリアの番地と
、マニュアル設定秒時とは1対1に対応している。次に
、標準露出レベル(第61図では/秒0 のシャッター秒時)に対する偏差のバー表示データーを
求める演算/、 ((MO)+(Ml) )+ (M2
) −(Ms )+C8を行ない、これをエリアM3
にストアする。ここで、(MO)は平均By値t(Mt
)は5v−Ay値。 (M2)はCv値、(Ms)はマニュアル設定秒時、C
sは定数である。続いて、演算値(Ms)を表示データ
ーに変換するために、サブルーチンh((Ms) )を
実行する。ここで、サブルーチンh((Ms) ) t
ri、標準露出レベルに対する偏差が表示データー範囲
外にあるときに、これを範囲内に限定するためのサブル
ーチンであって、上記サブルーチンf((Ms月におい
て限界設定値C40、C41だけが異なるものと考えて
よい。従って、このサブルーチンh((Ms))の詳細
なフローチャートについては、図示および説明を鼓に省
略する。このサブルーチンh((Ms))は、標準露出
レベルに対する偏差(Ms)がある値よ、9大きいとき
には、その限界値にデーター(Ms)を固定し、偏差が
ある値より小さいときには、その限界値にデーター(M
s)t、固定する。即ち、バー表示は、第61図に示す
”+”、”−”のセグメント間に対応する範囲内で行な
われることになる。次に、110 = 1の判定により
、シャッターレリーズの有無が判別され、シャッターレ
リーズでないときには、偏差(Ms)のバー表示を行な
った後に、■−■を通じて、第28図に示すモード判別
のプログラムに戻る。また、シャッターレリーズのとき
には、■−■を通じて第29図中に示す露出制御のプロ
グラムに入る。′ここでは、まずタイマーカウンターの
設定が行なわれるが、カウンターに設定される値はエリ
アM8にストアされたマニュアル設定秒時である。この
場合、上記(3)式におけるZは°0′となり、スポッ
トオート時の露出制御の場合と同様な演算によりタイマ
ーカウンターの設定がなされる。以下のプログラムの流
れは、スポットオート時と変わらないので、ここでは説
明を省略する。 次に、マニュアルモードにおいて、スポット人力がされ
た場合について説明する。マニュアルモードにおいてス
ポット人力スイッチSW8がオンされ、スポット人力が
行なわれた場合には、スポットモード検出用人カポ−)
I2が1′となる。従って、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、通常マニュアルモード時に■に向け
て分岐した判定l2=1がイエスとなり、続イテ(Ml
3) = C20ノ判定が行なわれる。いま、(Ml3
) = C20のときには、直前の撮影モードがスポッ
トオートモードであったことを示すので、この場合には
、出力ポート00,01に正のパルスを出力し、スポッ
ト〜%%モード検出用フリップフロ?プ回路(GV、G
o)およびスポット入力検出用フリップフロップ回路(
G1+ t Glt)をリセットする。これは、スポッ
トオートモードのところでも説明したが、スポットオー
トモードから直接マニュアルモードが選択された場合に
スポットマニュアルモードになるノヲ防止するためであ
る。即ち、オートモードとマニュアルモードとの基本的
な撮影モード間の変更においては、必ず単なるオートモ
ードまたはマニュアルモードが選択されるようKして、
変更後スポットモードにならないようにしている。そし
て、出カポ−)00.Ofへの正のパルスの出方の後に
は、■−■を通じて、モード判別のプログラムの初めの
方に戻るようkして、再びモード判別をやり直させるよ
うにしている。一方、直前の撮影モードがスポットマニ
ュアルモードでなかった場合には、(Ml3) = C
20の判定をノーで抜け、次に入カポ−)I3のレベル
判定を行なう。スポット人力スイッチSWsを閉じると
、スポットマニュアルモードが選択されると同時に、ス
ポット入力検出用フリップフロップ回路(Glt−Gt
z)もセットされるので、■3=1となり、[相]−〇
を通じて、第35図に示すスポットマニュアルモードで
スポット入力ありのプログラムに分岐する。ここでは、
まずBv値格納エリアMOにスポットBv値BV2をス
トアする。次に、撮影モード検出フラッグM12にスポ
ットマニュアルモード定数C24をストアする。次に、
(Mla)=C22および(Ml3) = (Ml
2)の判定により、電源投入直後か、−一ド切換直後か
の判別を行なり・、電源投入直後またはモード切換直後
の場合には、変数のリセット、表示のリセット、インタ
ーフェースのリセットをそれぞれ行なう。まず、表示の
りセラ)においては、重なり検出フラッグ間5.ハイラ
イト入力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラ
ッグM7に、それぞれ91′をストアする。次に、バー
表示スタート番地格納エリアM14にバー表示のスター
トセグメントのアドレスをストアする。また、スポット
人力データー数格納エリアM16に、°0′をストアし
てリセットする。次に、表示のリセットにおいては、”
MANU″、”5POT”および定点指標の表示(”+
”、−”の表示を含む。)が行なわれる(第63図参照
)。続いて、インターフェースのリセットにおいては、
出カポ−)02,03に正のパルスを出力し、ノ・イラ
イト入力検出用フリップフロップ回路(Gts 、Gt
a )およびシャドラム力検出用フリップフロップ回路
(Goo 、Gtt )のリセットを行なう。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。これに
より、次回以降の同一のプログラムの流れでは、(Ml
3) = (Ml2)となるので、変数。 表示およびインターフェースのリセットは行なわれない
。次に、スポット入カデーター数格納工1ノアM16を
1つインクリメントする。続いて、レジスターMBNお
よびエリアM1に、スポット13v値(MO)およびS
v −AV値(8V−AV)をストアjる。ここで、レ
ジスターMBNのNは、 スポット入力回数に対応した
値、即ちエリアM16 の内容(Ml6)に対応した値
で、最初のスポット入力においては°1゛ となる。従
って、複数回のスポット入力によるスポットBY値は、
それぞれ5311 (IMのレジスターに記憶されるこ
とになる。続いて、マニュアル設定秒時(MO)の表示
のり1ノアを行なう。 次に、エリアM8に、入力ポート1Bに設定されたマニ
ュアル設定秒時データー(I8)eストアする。続い仁
、マニュアル設定秒時(MO)を3倍にして重み変換し
、再びエリアM8にストアする。そして、エリア(MO
)の内容を表示する。 第63図においては、マニュアル設定秒時が1/125
秒に設定されていた場合が示されている。次に、標準露
出レベル(第63図では’/125秒のシャッター秒時
)に対する偏差の演算層((M B N) + (Ml
))−(MO)+C8を行ない、これをレジスターMT
Nにストアする。ここで、レジスターMTNのNは、上
記レジスターMBNのNと同様に、スポット入力回数に
対応した値である。続いて、サブルーチン’((MTN
))を実行し、偏差(MTN)を表示用データーに変換
した後、これをポイント表示する(第63図参照)。 次に、スポット入力値の加算平均値によるバー表示を行
なうのであるが、もし、ハイライトモードまたはシャド
ウモードで、(M6)=−1または(M7)=−tの場
合には、以下に述べる加算平均値の演算を行なわず、直
接スポット入力状態の解除(01←几)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなくシャドウモード
でもなく、(M6 )=1 、 (M7 )=1である
ので、次に、これまで入力されたスポラ)By値(MB
n)(n=1〜N)の加算平均値Σ(MBn)ハを演算
n=1 し、これをエリアM3にストアする。続いて、エリアM
2にCv値CVをストアし、(M2)4Qであれば1±
”の表示を行ない(第65図参照)、 (M2)=0で
あれば1±”の表示を消去する。次に標準露出レベルに
対する、加算平均値(M3)によって得られる露出レベ
ルの偏差の演算1/4((M 1 ) + (M3 )
)+(M2) −(MO)+CBを行ない、これをエリ
アM3にストアする。続いてサブルーチンh((M3)
)を実行し、演算値(M3)のバー表示データーへの変
換を行なう。次に、出力ボート01に正のパルスを出力
して、スポット入力検出用フリップフロップ回路(G1
+ 、G12)のリセットを行ないスポット入力状態を
解除する。続いて、110=1の判定により、シャッタ
ーレリーズの有無を判別し、レリーズされていなければ
偏差(M3)のバー表示を行なった後(第64図参照
)、■−■を通じて第28図のモード判別のプログラム
へ戻る。また、レリーズされていれば、■−■を通じて
、第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。ここ
では、マニュアル設定秒時(MO)がタイマーカウンタ
ーに設定され、この値に基づいて露出制御が行なわれる
。そして、既に述べたプログラムの実行を終え、■−■
を通じて、第28図のモード判別のプログラムに戻る。 次に、スポットモード選択後の2回目以降のプログラム
の流れでは、スポットモードが解除されず、かつ、スポ
ット入力がないものとすれば、l2=1.l3=0とな
るので、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエス。 l3=1の判定をノーで抜け、o−■を通じて、第36
図に示すスポットマニュアルモードでスポット入力なし
のプロ、ダラムへ分岐する。ここでは、まず、エリアM
1およびM2に、5v−AV値(SV−AV)およびC
v値(C−V)f:それぞれ入力する。続いて(M2)
−〇の判定を行ない、補正があれば1±”の表示を行な
い、補正がなければ1±”の表示を消去する。次に、マ
ニュアル設定秒時(MO)の表示を消去する。続いて、
エリアM8にマニュアル設定秒時データー(1B)をス
トアした後、エリアM8の内容(MO)を3倍にして再
びエリアM8にストアする。次にマニュアル設定秒時(
MO)の表示を行なう(第63図参照)。続いて、Sv
−Av値の変更に伴うスポット入カポインド表示の変
更のため、一旦すべてのスポット入力ポイン)(MTn
)(n=1〜N)の表示を消去する。次に、スポット入
力された各スポットBv値(MBn)(n=1〜N)に
よる標準露出レベルに対する偏差の演算”/4 ((M
Bn ) +(Ml )) (MO)+Cs (n
=1−N) ′t−行nい、これらをレジスターMTn
(n=1〜N)にそれぞれストアする。次に、各偏差(
MTn)(n=1〜N)に対してサブルーチンh((M
Tn))を実行することにより、これらを表示データー
に変換し、再びレジスターMTn(n=1〜N)にスト
アする。続いて、各表示データー(MTn ) (n=
1−N)に基づいて、各偏差のポイント表示を行なう。 即ち、スポット入力のポイント表示は、常に露出レベル
が一定となるように変更される。次に、(M6 ) =
−1、(M7 ) =−1の判定により、ハイライトモ
ードかシャドウモードかの判別を行ない、ハイライトモ
ードまたは一/ヤドウモードのときは、後述するスポラ
) Bv値の入力(Mo←BV2)のプログラムへ飛ぶ
。ハイライトモードおよびシャドウモードのいずれでも
ない場合には、次に、スポット入力されたスポラ)Bv
値の加算平均値に対する+k Cv値を含めた標準露出
レベルに対するバー表示のプログラムに入る。ま−1−
(M3))+(M2)−(MO)+C8により、スポッ
ト入力されたスポラ)Qv値の加算平均値に対する、標
準露出レベルの偏差の演算を行ない、これをエリアM3
にストアする。次に偏差(M3)をサブルーチンh((
M3))の実行により、表示データーに変換した後、偏
差(M3)のバー表示を行なう。 次に、エリアMOKスポットBv(iBV2をストアす
る。これは、スポット入力操作によらず、自動的に行な
われるもので、現測光ポイントの偏差のポイント表示の
ためのBv値である。続いて、前回入力した5v−AV
値(Ml)l マニュアル設定秒時データー(MO)
および定数08との間で% ”/4((MO)+(M
l))−(MO)+08の演算を行ない、これをエリア
M4にストアする。次に、サブルーチンh((M4))
を実行して、偏差(M4)を表示データーに変換する。 次に、現測光ポイントの偏差のポイント表示と、スポッ
ト入力による偏差のポイント表示との重なりを検出する
プログラムが実行される。現測光ポイントの偏差のポイ
ント表示と、スポット入力による偏差のポイント表示と
は、スポットオートモードの場合と同様に、ポイント表
示用のセグメント列を共通に用いて表示するため、現測
光ポイントの偏差のポイント表示の変更に際し、それが
スポット入力による偏差のポイント表示と重なっていた
場合は、その表示を残し、もし重なっていなかった場合
は、その表示を消去する必要がある。この重なりを検出
するのが次のプログラムである。まず、(M5)=1の
判定を行ない、重なり検出フラッグM5が°1°であっ
た場合には、スポットモードに変更後1回目のプログラ
ムの流れであるので、いまだ現測光ポイントの偏差の表
示がなされておらず、重なりの心配がない。よってフラ
ッグM5へのポイント表示データー(M4)の転送のプ
ログラムに直接飛び、フラッグM5にデーター(M4)
をストアする。これで、2回目以降のプログラムの流れ
においては、フラッグM5には前回のプログラムの流れ
において求められた現測光ポイントの偏差の表示データ
ーがストアされていることになる。従って、2回目以降
のプログラムの流れでは、(M5)=’lの判定をノー
で抜け、次に、(M4)=(M5)の判定に入る。 (M4)=(M5)のときには、現測光ポイントの偏差
の表示には変更がないということであるので、直接デー
ター転送(Ms←(M4))のプログラムに入る。また
(M4):!Ii:(M5)のときには、現測光ポイン
トの偏差の表示に変更があるということなので、次に、
現在表示している現測光ポイントの偏差の表示データー
(M5)が、スポット入力による偏差のポイント表示デ
ーター(MTn)(n=1〜N)のいずれかと等しいか
どうかの判別を順次行なう。 そして、もし、(MTn)=(M5)なるものがあれば
、データー(M5)のポイント表示を行ない、(MTn
)=(M5)なるものがなければ、データー(M5)の
ポイント表示はクリアする。続いて、新たな現測光ポイ
ントの偏差(M4)をフラッグM5に転送する。次に、
110=1の判定により、シャッターレリーズされてい
るか否かの判別を行なう。シャッターがレリーズされて
いなければ、現測光ポイントの偏差(M5)のポイント
表示を点滅表示で行なうため、表示点滅周期格納エリア
M23に表示点滅周期定数C50を転送し、しかる後、
第41図のサブルーチンWAIT3を実行する。このサ
ブルーチンWAIT3のプログラムの流れおよび点滅動
作の目的については、スポットオートモードのところで
詳細に述べ次ので、ここでは省略する。一方、シャッタ
ーがレリーズされていなければ、■−■を通じて、第2
9図中に示す露出制御のプログラムに飛び、このプログ
ラムの実行の後、■−■を通じて、第28図のモード判
別のプログラムに戻る。 上記サブルーチンWAIT3の実行が終了すると、プロ
グラムは、次に■−■を通じて、第37図に示すハイラ
イトモードまたはシャドウモードのためのフローチャー
トに移る。ここでは、まずl4=1の判定により、ハイ
ライト人力であるが否かの判別が行なわれる。いま、ハ
イライト人力されていないとすると、l4=Oであるの
で、判定をノーで抜け、次に15=1の判定により、シ
ャドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、シ
ャドウ入力でもないとすると、l5=0であるので、判
定をノーで抜け、続いて、ハイライト人力検出フラッグ
M6が1−1′であるが否かを判別する。また、(M6
)キー1であれば、続いてシーヤドゥ大刀検出フラッグ
M7が“−1′であるが否かを判別する。ハイライト人
力ま7たはシャドウ入力においては、入カポ−) 14
または15が1゛に設定されるが、これはハイライトモ
ードまたはシャドウモードの1回目のプロゲラ・ムの流
れの中ですぐに°0゛にリセッ□トされてしまう。そこ
で、ハイライトモード状態またはシャドウモード状態は
、ハイライト入力検出フラッグM6tたはシャドウ入力
検出フラッグM7という内部フラッグに記憶保持させる
ようにしている。従って、ここで、フラッグM6お1と
なって、ハイライトモードおよびシャドウモードの処理
のプログラムを通過せず、直接11o=1の判定に到り
、シャッターレリーズか否かの判別を行なう。レリーズ
されていないとすると、I 10=0であるので、■−
■を通じて、第28図のモード判別のプログラムへ戻る
。また、レリーズされているとすると、”110=1で
あるので、■−〇を通じて、第29図中の門出制御のプ
ログラムに分岐する。ここでは、タイマーカウンターに
マニュアル設定秒時データー(M8)を設定し、このタ
イマーカウンターの内容に応じて露出制御が行なわれる
。そして、露出終了後は、■−■を通じて、第28図の
モード判別のプログラムに戻る。 次に、上記スポットマニュアルモードでハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラムの流しについて説
明する。いま、プログラムが進行して、現測光ポイント
の偏差のポイント表示が終了し、第37図の■まで達し
たとする。次に、l4=1の判定により、ハイライト入
カ槍出のための入力ボート I4のレベルの判別が行な
われる。いま、ハイライトモード選択後、1回目のプロ
グラムの流れで金りたとすると、14’=1となってい
るので、判定をイエスで抜け、次にハイライト入力直後
検出フラッグM17に°1′がストアされる。このフラ
ッグM17は、ハイライトモードが選択された後の1回
目のプログラムの流れであるがどうかを検出するだめの
フラッグであり、これがl゛であるとき、1回目のプロ
グラムの流れであることを示す。次に、出方ポートo2
に正のパルスを出力し、ハイライト大刀検出用フリッグ
70ツブ回路(G15 、Gt6)をリセットする。・
続いて、ハイライト六方検出フラッグM6の符号を反転
させる。 いま、シャドウスイッチSW、oを閉成した後また祉閉
成することなく、ハイライトスイッチsw、を奇数回閉
成したとすると、フラッグM6は°−1°となり、(I
6)=1の判定をノーで抜けて、続いて’HI GH’
の表示が行なわれる。また、ハイライトスイッチSW、
を偶数回閉成したとすると、フラッグM6は°l”とな
り、(I6)=1の判定をイエスで抜けて、続いて−H
I GH”表示の消去が行なわれる。この’HIGH”
表示の消去の後は、後述するハイライト入力直後検゛出
フラッグM17のリセッ)(M17←0)のプログラム
へ飛ぶ。いま、ハイライトスイッチSW9が奇数回閉成
されていて、HIG)l”表示がなされたとする。次に
は、スポット入力値(MBn)(n=1〜N)のうちの
最高輝度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格納
エリアM9にストアする。次に、(M1?)=1の判定
により、ハイライトモード選択後1同目のプログラムの
流れであるか否かの判別が行なわれ、(I17)=1の
ときには、1回目のプログラムの流れであるので、スポ
ットオートモードのところで述べたのと同様に、まず、
最高輝度値MIN(MBn)に対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示を行なう。このため、1/4(
(Mt )+(I9 ) )−(Ms ) +C9に、
mす、MIN(MBn)に対応した標準露出レベルに対
する偏差の演算を行ない、これをエリアM3にストアす
る。そして、偏M (I3)をサブルーチンh((I3
))の実行によりバー表示データーに変換した後、これ
をパー表示する。しかる後に、インターバル命令を実行
し、続いて”/4 ((Mt ) +(I9) )+(
I2)−(I8)+C9+7により、最高輝度値MIN
(MBn)から2TEVマイナネがわに対応した標準露
出レベルに対する偏差を演算し、この結果をエリアM3
にストアする。ここで、演算式に加えう:iLル’?’
は、2HEvに対応するデーターである。 次に、サブルーチンh((I3))を実行して、偏差(
I3)を1表示データーに変換した後、これをパー表示
する(第66図参照)。続いて、ハイライト入力直後検
出フラッグM17を°0°にリセットする。 次に、シャドウ入力検出フラッグt−+ t 9にリセ
ットする。そして、110=1の判定によりレリーズさ
れたか否かを判別し、レリーズされてぃなかった場合に
は、■−■を通じて第28図のモード判別のプログラム
に戻り、レリーズされていた場合には、■−■を通じて
第29図中の露出制御のプログラムに戻る。露出制御の
プログラムの終了波は、■−■を通じて第28図のモー
ド判別のプログラムに戻る。 ハイライトモードでの2回目以降のプログラムの流れに
おいては、l4=0となっているので、 l4=1の判
定をノーで抜け、(I6)=−1の判定を通じて’HI
GH”表□示のプログラムに入ることになり、(I17
)=1の判定により、最高輝度値MIN(MBn)に対
応した標準露出レベルに対する偏差のパー表示は行なわ
れず、最高輝度値MIN(MBn)より2 a Evマ
イナスがわに対応した標準露出レベルに対する偏差のパ
ー表示のみが行なわれる。 次に、上記スポットマニュアルモードでシャドウモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムの流れが、現測光ポイントの偏
差のポイント表示まで進行し、第37図の■まで達した
とする。次に、l4=1の判定をノーで抜け、l5=t
の判定により、シャドウ入力であるか否かの判別が行な
われる。いま、シャドウモード選択後% 1回目のプロ
グラムの流れであったとすると、l5=1となっている
ので、判定をイエスで抜け、次に、シャドウ入力直後検
出フラッグM18に°1ゝがストアされる。このフラッ
グM18は、シャドウモードが選択された後の1回目の
プログラムの流れであるがどうかを検出するためのフラ
ッグであり、これが°1′であるとき、1回目のプログ
ラムの流れであることを示す。次に、出力ボート03に
正のパルスを出方し、シャドウ入力検出用フリップフロ
ップ回路(G1.GJをリセットする。続いて、シャド
ウ入角検出フラッグM7の符号を反転させる。いま、ハ
イライトスイッチSW、を閉゛成した後または閉成する
ことなく、シャドウスイッチsw、。を奇数回閉成した
とすると、)2ラグM7は°−1′となり、(M7)=
1の判定をノーで抜けて、続いて・5HDW’の表示が
行なわれる(第67図参照)。また、シャドウスイッチ
s’w、oを偶数回閉成したとすると、フラッグM7は
1′となり、(M7)=1の判定をチェスで抜けて、続
いて′8HDW″表示の消去が行なわれる。 この’5HDW”表示の消去の後は、後述するシャドウ
入力直後検出フラッグM18のりセラ) (M18←O
)のプログラムへ飛ぶ。いま、シャドウスイッチSW、
。が奇数回閉成されていて、・8HDW”表示がなされ
たとする。次には、スポット入力値(MBn)(n−1
−N)のうちの最低輝度値MAX (MBn )を求め
、ハイライトモードの場合と同様にして、この最低輝度
値MAX (MBn )に対応した標準露出レベルに対
する偏差のバー表示が行なわれる。また、最低輝度値M
AX (MBn )より2 a Evプラスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示が行なわれ
る。シャドウモードでの2回目以降のプログラムの流れ
においては、l5=Oとなっているので、(M7)=−
1の判定を通じて’8HDW”表示のプログラムに入る
ことになり、(MlB)=1の判定により、最低輝度値
MAX(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏
差のバー表示は行なわれず、最低輝度値MAX (MB
n )より2 a Evプラスがわに対応した標準露出
レベルに対する偏差のバー表示のみが行なわれる。 ここで、以上述べたスポットマニュアルモードにおける
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
流れを要約すると、まず、モード選択においては、ノ・
イライト指令釦15が連続して奇数回押されたらノ・イ
ライトモードが選択され。 シャドウ指令釦16が連続して奇数回押されたらシャド
ウモードが選択される。偶数回連続して押されると、い
ずれのモードも解除される。また、ハイライトモード選
択後最初のフローにおいては、一旦スポット入力値の最
高輝度値に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー
表示を行なった後に、スポット入力値の最高輝度値より
2 a Evマイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回目以降の
フローにおいては、スポット入力値の最高輝度値より2
L//3Evフイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示のみを行なう。また、シャドウモ
ード選択後最初のフローにおいては、一旦スポット入力
値の最低輝度値に対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示を行なった後に、スポット入力値の最低輝度
値より2TEVプラスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回目以降の
フローにおいては、スポット入力値の最低輝度値より2
+ Evプラスがわに対応した標準露出レベルに対す
る偏差のバー表示のみを行なう。ノーイライトモードま
たはシャドウモードのプログラムの実行を終了すると、
次に、シャッターがレリーズされているかどうかを判別
する。レリーズされていなければ、モード判別のプログ
ラムへ戻る。レリーズされていれば、マニュアル設定秒
時(M8)をタイマーカウンターに設定した後、タイマ
ーカウンターの内容に応じた露出制御を行ない、しかる
後、モード判別のプログラムへ戻ル。 次に、マニュアルモードにおけるストロボ撮影のプログ
ラムについて説明する。マニュアルモードでストロボを
装着し、ストロボの電源をオンすると、入力ポート■1
3が°1°となる。従って、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、 113=1の判定がイエ又とな
り、o−■を通じて、第38図に示すストロボマニュア
ルモードのプログラムに分岐する。ここでは、まず、出
力ボート00〜03に正のパルスを出力し、スポットモ
ード検出用、スポット入力検出用、ノ・イライト入力検
出用およびシャドウ入力検出用の各7リップフロツプ回
w!ICG7. G、; G、、 、 G、、 ; G
、、 、 G、6k XびGto 、Gtt)をそれぞ
れリセットする。次に、撮影モード検出フラッグM、1
2に、ストロボマニュアルモード定数C31をストアす
る。続いて、(M13)=C22および(M13)=(
M12)の判定により、電源投入直後か、モード切換直
後かの判別を行ない、電源投入直後またはモード切換直
後の場合には、表示のりセラ)を行なう。この表示のリ
セットにおいては、第73図に示すように、’MANU
”の表示、′+”、′−”を除く定点指標の表示を行な
う。なお、す”の表示は、ストロボ充電完了表示でこれ
が発光ダイオードDIの発光により表示されることにつ
いては、電気回路のところで既に述べた。電源投入直後
でなく、かつ、モード切換直後でもない場合には、上記
表示のリセッートを行なわず、直ちに次のマニュアル設
定秒時(Ms)の表示の消去に入る。 続いて、エリアM8にマニュてル設定秒時データー(1
8)を入力する。次に、データー(Ms)を3倍にした
のち、これを再びエリアM8にストアする。そして、こ
のマニュアル設定秒時データー(Ms)の表示を行なう
。第73図においては、マニュアル設定秒時が1/30
秒に設定されていた場合が示されている。次に、各エリ
アMO,Ml およびM2に、平均By値BVI 、
Sv −Av値(8V−AV)およびCv値Cvをそれ
ぞれ入力する。続いて1/4((MO)+(¥1))+
(M2)−(Ms)+Csにより、標準露出レベルに対
する偏差の演算を行なった後に、この結果をエリアM4
にストアする。次に、サブルーチンh((M4))の実
行により、偏差(M4)をバー表示データーに変換した
後、これをバー表示用のセグメント列にポイント表示す
る(第73図参照)。次に、tto=tの判定により、
レリーズされているか否かを判別し、レリーズされてい
なければ、■−■を通じて第28図のモード判別のプロ
グラムに戻り、レリーズされていれば、■−■を通じて
、第29図中の露出制御のプロゲラ、ムに分岐する。露
出制御のプログラムにおいては、マニュアル設定秒時(
Ms)に基づいて露出が制御され、しかる後、モード判
別のプログラムに戻る。 次に、オフモードのプログラムの流れについて説明する
。オフモードでは、オートモードでもなく、マニュアル
モードでもないので、Io4t、Itキ1となり、第2
8図に示すモード判別のプログラムにおいて、1o=1
および工1=1の判定をそれぞれノーで抜ける。従って
、次に、表示が全部消去され、続いて、撮影モード検出
フラッグM12にオフモード定数022がストアされる
。次に、メモリーホールド検出フラッグM10が°1”
にリセットされ、出カポ−)00〜03にそれぞれ正の
パルスが出力されて、スポットモード検出用、スポット
入力検出用、ハイライト入力検出用およびシャドウ入力
検出用の各フリップフロップ回路(GW 、Go −G
、1. G1. ; G、、 、 G、、および()1
(+ −021)がそれぞ、れリセットされる。そして
、しかる後に、■−■を通じてモー1判別のプログラム
の初めに戻り、ループを繰り返す。なお、シャッターの
制御はすべて電気回路によってハード的に行なわれる。 次に、第44図に示すバー表示のためのサブルーチンの
プログラムについて説明する。このプログラムにおいて
は、まず、入カポ−)16のレベルの判別が行なわれる
。メモリーモードが選択されていると、l6=1 とな
り、次に、M10=Oの判定が行なわれる。メモリーモ
ードにおいて、(Mlo)=1でメモリーセット、(M
IO)=0 でメモリーホールドとなる。いま、メモ
リーセットの状態であったとすると、次に、’MF、p
o”の表示が行4われる。続いて、(Ms)=C40の
判定により、表示データー(Ms)が露出アンダーのデ
ーターであるか否かが判別され、イエスの場合には、バ
ー表示スタート番地格納エリアM14にスタート番地(
C40−1)をストアし、’LONG”の表示を行なっ
た後にリターンする。(Ms)!IFC40で露出アン
ダーでないときには、次にスタート番地格納エリアM1
4に定数055’iストアする。ここで、定数c5sq
、バー表示スタートポイントの番地より1だけ大きい定
数である。ところで、バー表示用のセグメント列および
0VER#、IILONG#のセグメントに対応するD
RAM85のメモリーエリアの番地は、’0VER’の
セグメントをX番地とすると、最左端のセグメントがX
+1番地に対応していて、右に移るに従い、1番地ずつ
増えて行く。従って、最右端のセグメントは、X+34
番地に対応し、’LONG”のセグメントがX+35番
地に対応する。 ポイント表示のためのセグメント列に対応するDl(A
M 85のメモリーエリアの番地も同様になっており、
’0VER”に対応するセグメントをY番地とすると、
右に移るに従って、セグメントに対応したDRAM85
のメモリーエリアの番地も1番地ずつ増えていき、最右
端の1LONG”に対応するセグメントの、DRAM8
5におけるメモリーエリアの地は、¥+35番地となっ
ている。上記エリアM14への定数055のストアの後
、番地(Ml 4 )から1だけ減算され、結果が再び
エリアM14にストアされる。続いて、DRAM85
の(Ml4)番地のメモリーエリアに′1゛がストアさ
れる。これにより、DRAM85の(Ml 4 )番地
のメモリーエリアに対応したバー表示を構成す引セグメ
ントが発色する。次に、(Ml4)−C41の判定にょ
シ、番地(Ml 4 )が’0VER”のセグメントに
対応したDRAM85のメモリーエリアの番地であるか
否かが判別され、(Ml4)’1Fc41であれば、続
いて(Ml4)−(M3)の判定により、パー表示終了
が否かの判別が行なわれる。バー表示終了のときには、
そのままリターンし、バー表示が終了していないときに
は、再び番地減算のプログラム(Ml44−(Ml4)
−1)K戻り、番地(Mt 4 ) K 対%しり次の
セグメントを発色させる。一方、もし、(Ml4)=0
41となったら、最左端のセグメントまでバー表示され
たことになるので1次に、エリアM14に定数C41に
1を加えた数をストアし、’0VER,”表示を行なっ
た後に、リターンする。以上のプログラムの流れを要約
すれば、バー表示はパー表示データー(M3)に対応し
たセグメン)tで、右がわから順次発色してゆくことに
なる。しかし、このプログラムは瞬時のうちに実行され
るので、人の眼にはあたかもパー表示全体が一度に表示
されたかのように感知される。 次に、メモリーホールドの場合には、 M10=0の判
定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格納エリアM
23に、表示点滅周期定数Csoがストアされる。次に
、第40図に示すサブルーチンWAIT2が実行され、
所定の遅延時間が創り出されると共に、点滅表示フラッ
グM22が反転される。続いて、(M22)=1の判定
により、発色周期であるか消去周期であるかの判別が行
なわれ、発色周期であった場合には、上記’MEMO”
表示以下のプログラムの実行に入る。また、消去周期で
あった場合には、・MEMO”表示およびバー表示全体
を一瞬のうちに消去し、しかる後にリターンする。次回
のバー表示すブルーチンのプログラムの流れでは、フラ
ッグM22の符号が反転するので、消去されていた’M
EMO”表示およびバー表示が発色され、または、発色
していた=MEMO″表示およびバー表示が消去されて
、これを繰り返すことにより、メモリーホールドにおい
ては、’MEMO”およびバー表示全体が定数Csoで
決まる周期で点滅表示されることになる。 他方、メモリーモード以外のときには、l6=0となる
ので、l6=1の判定がノーで抜け、次に、(M3)<
(Ml4)の判定により、表示するデーター(M3)が
前回表示したデーター(Ml 4 )より小さいか否か
が判別される。いま、モード変更後最初のバー表示のた
めのプログラムの流れであったとすると、エリアM14
には初期設定において、パー表示スタートセグメントに
対応するD RAM 85のメモリーエリアの番地がス
トアされている。このため、通常Fi(M3 ) <(
Ml 4 )となり、続いて’LONG’の表示が行な
われる。次に番地(Ml4)から1だけ減算され、結果
が再びエリアM14 にストアされる。続いて、DRA
M85の(Ml4)番地のメモリーエリアに°1”がス
トアされ、これにより、パー表示用のセグメント列の最
右端のセグメントが発色される。次に、インターバル命
令を実行した後、(Ml4)=041の判定により、バ
ー表示を最左端のセグメントまで行ない、’QVER”
のセグメントを表示したか否かの判定が行なわれる。 ここで定数C41は、−0VER″のセグメントに対応
したDRAM85 のメモリーエリアの番地を示す。 (Ml 4 )〜C41のとき、次に(Ml4) =
(M3)の判定により、バー表示が終了したか否かの判
別が行なわれる。(M14 )+(M3 )のとき、再
び番地(M14)から°1”を減算し、結果をエリアM
14にストアする。昇下、前述またのと同様のプログラ
ムを実行シ、(M14)=C41になると、’0VER
” 表示がなされたことになるので、°盗回のバー表示
のためのバー表示スタートセグメントに対応するDRA
M8517) l −E IJ −x リフ’ f)番
地(C41+1)を工177M14にストアする。この
とき、バー表示力。 最左端のセグメントまで伸びていることは云うまでもな
い。また、(M4 )−4C41Oトt+ K、(M1
4 )=(M3)となれば、バー表示は終了し、そのま
ま以下のプログラムに向う。ここで、バー表示の態様を
要約すると、モード切換後最初のバー表示においては、
バー表示は最右端のセグメントからスタートし、順に所
定の位置まで1セグメントずつ伸びてゆく。インターバ
ル命令は、バー表率の移動が確認できるようにするため
の遅延命令である。 次のバー表示においては、現在表示されているバー表示
の先端からバー表示が移動を開始することになる。次に
、(M3)=C41の判定により、表示データー(M3
)が露出オーバーに対応するか否かを判別し、イエスの
場合に鉱、’0VER”表示を点滅させるために、以下
のプログラムを実行する。 まず、表示点滅周期格納エリアM23に点滅周期定数C
70をストアする。次に、第40図に示すサブルーチン
WA I T 2を実行し、所定の遅延時間を創り出す
と共に、点滅表示フラッグM22の符号を反転させる。 続いて、フラッグM22の内容を判別し、(M22)’
=F1のときには’0VER”表示を行ない、M22〜
1のときには一0VER”表示をクリアする。 毎回のプログラムの流れのごとに、フラッグM22の符
号が反転するので、’0VER’表示は点滅することに
なる。また、(M3)〜C41のときには、単に’0V
ER,”の連続表示が行なわれる。そして、上記’0V
ER”の表示または消去の後は、プログラム社リターン
する。 次に、(M3)<(M14)でなかった場合のプログラ
ムの流れについて説明する。(M3)<(M14)でな
かった場合に社、次に4 (M3)>(M14)の判
定により、表示するデーター(M3)が前回表示したデ
ーター(M14)より大きいか否かが判別される。(M
3))(M14)でなかった場合に杜、表示するデータ
ーが前回表示したデーターと同じであるので、そのまま
リターンする。また、 (M3) >(M14)の場
合には、まず、DRAM85の(M14)番地のメモリ
ーエリアにO′をストアし、バー表示の先端セグメント
を消去する。次に、インターバル命令を実行した後、次
に、(M14)=C40の判定により、バー表示の最右
端のセグメントまで消去したか否かの判別を行ない、
(M14)=C4Gであれば、エリアM14に次回の
バー表示のスタートセグメントに対応するD RAM
85のメモリーエリアの番地(C40−1)をストアし
て、後段のプログラムへ抜ける。また% (M14)矢
c40であれば、番地(M14)に111を加算してエ
リアM14にストアし、番地(M14)を更新する。次
に、(M14)=(M3)の判定により、バー表示の先
端がデーター(M3)に対応した位置まで達したか否か
を判別し、(M14)へ(M3)の場合には、再びDR
AM85の番地(M14)のメモリーエリアに°o9を
ストアし、以上述べたプログラムを繰り返す。上記イン
ターバル命令の実行により、所定の遅延時間が創り出さ
れ、バー表示を構成するセグメントの表示が左端から順
次視認できる速さで消去され、所定のバー表示が行なわ
れる。続いて(M3)=C40の判定により、表示デー
ター(M3)が露出アンダーに対応するか否かが判別さ
れ、アンダーの場合には’LONG” 表示が点滅され
、そうでない場合には’LONG” 表示が連続的に表
示されたままとなる。このプログラムについては、前記
露出オーバーの場合と同様のプログラムとなるので、そ
の詳しい説明は省略する。バー表示の態様を要約すれば
、エリアM14には、バー表示の先端のセグメントに対
応したDRAM85のメモリーエリアの番地がストアさ
れ、モード変更がない限り、バー表示はその先端から移
動する。モード変更直後においては、エリアM14は初
期設定され、バー表示は最右端のセグメントからスター
トする。 以上述べたように、本発明によれば、明細書冒頭に述べ
た従来の不具合を解消し、種々の撮影モ−ドが簡単な操
作で選択できて、撮影者の作画意図を充分に反映させる
ことができる、使用上甚だ便利なカメラを提供すること
ができる。
、領域43aと基板42とは、撮影フィルム34の感光
面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面で反
射された被写体光を平均ダイレクト測光する光起電力素
子PD1(第8図参照)を形成し、また、領域43bと
基板42とは、全反射ミラー32で反射された被写体光
をスポット記憶測光する光電変換素子PD、(第8図参
照)を形成している。 第5図は、本発明のカメラlOにおける電気回路の構成
の概要を示すブロック図である。この電気回路は、回路
全体を制御する中央処理装置としてのマイクロコンピー
−ター(以下、CPUと略記する。)50と被写体光を
測光して、測光積分出力S2および輝度値信号S6を出
力するヘッドアンプ回路51と、トリガー信号S1を出
力して、ヘッドアンプ回路51の測光開始時機を制御す
るトリガータイミング調整回路52と、絞り値、フィル
ム感度値、補正値等のアナログ露出情報を回路に入力さ
せるためのアナログ露出情報導入回路53と、上記ヘッ
ドアンプ回路51からの測光積分出力S2とアナログ露
出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレクト
測光時のシャッター制御信号817を出力する第1の比
較回路54と、この第1の比較回路54からのダイレク
ト測光時のシャッター制御信号817と、CPU50力
ら出力されるメモリーモード。 マニュアルモード、スポットモート時のシャッター制御
信号816とのいずれかを選択して出力する第1の選択
回路55と、この第1の選択回路55力)ら出力される
シャッター制御信号によって制御されるマグネット駆動
回路56と、上記ヘッドアンプ回路51から゛の輝度値
信号S6とアナログ露出情報導入回路53からの(フィ
ルム感度値−絞り値)信号(SV−AV)とノイずれか
一方を、CPU50力・らの入力選択信号87.に基づ
いて選択的に出力する第2の選択回路57と、上記CP
U50からの8ビツトのデジタル情報なり−A変換する
D−A変換回路58と、このD−A変換回路58から出
力されるアナログ信号と上記第2の選択回路57かも出
力される被A−D変換アナログ信号S8とを比較してデ
ジタル情報としてCPU50に入力する第2の比較回路
59と、マニュアルシャッター秒時および補正値をデジ
タル露出情報としてCPU 50内に入力するためのデ
ジタル露出情報導入回路60と、CPU50からの出力
を受けて駆動される上記撮影情報表示装置39とで、そ
の主要部が構成されている。 また、この他に、ストロボの充電完了を表示させるため
のストロボ判定回路62と、電源電圧Vccが規定電圧
以上あるか否かを判定するバッテリーチェック回路63
と、電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路6
4と、ストロボ光による露出がオーバーであったかアン
ダーであったかを判定するストロボオーバーアンダー判
定回路65と、ストロボの自動調光信号を発生するスト
ロボ制御回路66とが、それぞれ付設されている。さら
に、回路全体への給電を保持する電源ホールド回路67
、各種時゛開信号を発生するタイマー回路68および各
種基準電圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設け
られている。 第6図は、本発明のカメラ10における制御システムの
中枢となる上記CPU50の内部構成を示すブロック図
である。図において、クロック発生器(CLOCK)7
1は、CPU50の動作の基準となるパルスを発生する
部分であり、制御回路(C0NT )72は、CPU5
0の全体の動作を制御する中枢となる部分である。CP
U50は、決められたプログラム順序に従って、いろい
ろな2進数のデータを順序よく転送処理して行く必要が
あるが、そのためには、CPU50内部のゲートをいつ
、どれだけの時間開いたらよいか、またどのフ、リップ
フロップをセットあるいはリセットしたら良いのか等を
CPU50の状態と入力の状態とによって決定する部分
をCPU50の内部に持っている必要がある。この仕事
をするのがC0NT72である。インストラクションレ
ジスター(INR)73は、後述するランダムアクセス
メモリー(RAM)84の内容を一時的に保持する部分
であり、C0NT72はこのlNR73の内容によりC
PU50の各部の状態を決定する。プログラムカウンタ
ー(PC)76は、プログラムを順序正しく行なうため
に、これから実行しようとする番地を記憶する部分であ
り、実行する順序にメモリ一番地の小さい方から大きい
方へと1つずつ大きくなってゆく。スタックポインター
(SP)77%ま、割込み命令が発生した場合や、すブ
ルーチンへの飛び越し命令が発生した場合などに、PC
76、後述するアキュムレーター(ACC)79.同じ
く後述するインデックスレジスター(IX)78等の内
容を壊さずに、それらの命令から復帰して再び使(・た
いときに、内容を一時的に保持しておくためのレジスタ
ーである。lX78は、インデックスアドレス形式で命
令を実行する場合の命令実行番地を記憶するためのレジ
スターである。演算処理回路(ALU)slは、命令の
実行のうち演算に関する操作を行なう部分であり、加算
や減算を行なったり、メモリーの内容(°19か′09
か)を反転させるイ/バート命令を実行したり、2つの
メモリーの論理和あるいは論理積等を求める論理演算を
行なったリスる。コンディションコードレジスター(C
CR)82は、分岐命令等の判断を要する命令を実行す
る際に、状態検出に用いるコードをフラッグに蓄えてお
くためのレジスターである。CPU50にとって判断機
能は重要な位置を占めており、本発明のカメラlOの制
御においても、後述するように、各入力ボートの状態(
°1′かIOoか)を判断して、次に実行するプログラ
ムの流れを変えるか、あるいは流れを変えないでそのま
ま命令を実行するかの分岐命令を実行する箇所が頻繁に
出てくる。これは、CCR,82にあるフラッグの状態
を判別することにより行なっている。CCR82は、命
令の実行によってその結果が2の補数でマイナスになり
たときに°1°、プラスになったときに°0”になるネ
ガティブフラッグ、結果が°09のときVc”Z@θ′
でないときに909となるゼロフラッグ、結果が2の補
数のオーバーフローを起こしたときに1′。 そうでないときに°0′となるオーバーフローフラッグ
、演算の結果、符号なし2進数からキヤ+7−あるいは
ボローが生じたときに91°、生じなかったときに0′
となるキャリーフラッグ等の各種フラッグで構成されて
いる。メモリーバッファレジスター(MBR)75は、
ストレージアドレスレジスター(SλR)74に読み出
すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読み
出しを指示すると、指示した番地の内容が読み出される
レジスターである。 リードオンリーメモリー(ROM)s3は、cpu50
に内容を順次読み出させながら命令を実行させて行くた
めのものである。また、ランダムアクセスメモリー(R
AM)84は、演算処理途中の値やその結果を、あるい
は各種入力情報を一時的に記憶するメモリーである。表
示用ランダムアクセスメモリー(DRAM)85は、後
に第19図(a) (D説明において詳述する撮影情報
表示装置39を形成する液晶表示板の各セグメントに1
対1に対応するエリアを有していて、DRAM85のあ
る特定番地の内容が°l°となれば、それに対応した液
晶表示板のセグメントが発色するように構成されている
。液晶駆動回路(LCDD)61は、前述したように、
骸晶表示板でなる撮影情報表示装置39を発色駆動する
ための回路でありて、本発明のカメラlOでは、後述す
るように表示装置39の14デユーテイ・5バイアス駆
動制御方法を採用している関係上、セグメントラインは
39本、コモンラインは3本それぞれ引き出されている
。入カポ−) (INPP)88は、後述するように、
17個の入カポ−) 10−116で、出力ポート(O
UTPP)89は、同じく後述するように、10個の入
力ボート00〜09で、それぞれ形成されている(第7
図参照)。なお、0UTPP 89の出力は、すべてラ
ッチ出力である。 次に1以上のように構成されたCPU5oの制御の流れ
を簡単に説明する。 CPU50は、まずP C76が指示したメモリー内の
アドレスに格納されている命令をロードするフェッチサ
イクルと、次にその命令を実行するエグゼキュートサイ
クルとの2つのサイクルを繰り返している。そして、初
めに、PC76の値が8AI(74に転送される。それ
と同時に、PC76には、今までPC76に入っていた
内容に1を加えたものが格納される。5AR74に読み
出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読
み出しを指示すると、しばらくしてMBR,75に指示
した番地の内容が読み出される。そのうちのインストラ
クションコード部分を、lNR73に転送する。これが
7エツチサイクルである。これに続いてエグゼキュート
サイクルに入るのであるが、この動作はlNR73の内
容によって異なる。−例として、いまlNR73にAC
C79にメモリーの内容をロードする命令(LDA命令
)が入っていたとする。MBR75に残っている命令の
アドレス部分をSAR,74に転送し、続いてメモリー
に読み出しを指令し、しばらくしてMBR,75に得ら
れたデーターをACC79に転送して命令を終了する。 もう1つの例として、後に述べるフローチャートの中で
も頻繁に出てくる条件分岐命令がどのように実行される
かを示す。いま、入力ボートのあるポー)(Aポートと
する。)の状態を判別して条件分岐したい場合、上側の
場合と同様に、7エツチサイクルにおいてMBR75に
Aボートの内容が読み出される。Aポートのビットは、
メモリーの最上位ビットにあるものとする。いま、I
NR73にAC(j9にメモリーの内容を格納するLD
A命令が入っていたとすると、上側の場合と同様にして
、Aボルトの内容がACC79に転送される。続いて、
PC76により次に実行すべきアドレスが指示され、全
く同様にして命令がMBR,75に格納される。いま、
INR,73にACC79の最上位ビットをCCR,8
2のうちのキャリーフラッグにシフトする命令(ROL
命令)が入っていたとすると、次のエグゼキュートサイ
クルにおいて、キャリーフラッグにはAポートの状態(
°0′か°l゛か)が格納されたことになる。 次に同様にして、キャリーフラッグの状態を判別して、
もしキャリーフラッグが°19であれば分岐し、そうで
なければそのまま次のプログラムを実行する命令(BC
8命令)を実iすることによって目的を果すことができ
る。後者の例では、LDA。 rtOL およびBC8命令の3命令を使ったが、この
ように数十種類の命令を任意に組み合わせることにより
、所望の制御を行なうことができる。 なお、後に述べるフローチャートにおいては、第6図に
示した各ブロックを具体的にどのように使ってプログラ
ムを実行して行くかを、機械語のレベルでは示していな
いが、プログラム中にある転送命令、加減算等は、公知
の方法で簡単に実現できるものである。 第7図□は、上記CPU50の周辺のインターフェース
を示している。この図で、符号IO〜I16はCPU
50の人力ボートを、符号OO〜09は出力ボートをそ
れぞれ示している。人カポ−) IOは、オートモード
であるか否かを検出するだめのものであって、上記撮影
モード切換用操作ノブ21に連動するオートスイッチS
W、の一端に接続されていると共に、プルダウン抵抗R
,を通じて接地されている。オートスイッチSW4の他
端には、電源電圧Vccが印加されている。よって、人
カポ−) IOは、オートスイッチSW4が開放した状
態で°Lルベルとなって°0′を採り、閉成した状態で
°Hルベルとなって“l′を採る。そして、111とな
ったときに、オートモードが検出された仁とを示す。 上記オートスイッチSW4の一端は、ノット回路G。 を介して後述するノア回路G、の第1の人力端にも接続
されている。また、入カボートエlは、マニュアルモー
ドであるか否かを検出するだめのものであって、上記撮
影モード切換用操作ノブ21に連動するマニュアルスイ
ッチSW3の一端に接続されていると共K、プルダウン
抵抗R2を通じて接地されている。マニュアルスイッチ
SW、の他端には、電源電圧VCCが印加されている。 従って、人力ボート11は、マニュアルスイッチSW3
が開放1−た状態でI L ?レベルとなって、1o1
となり、閉成した状態でH”レベルとなって°1′を採
る。そして、“1゛となったときに、マニュアルモード
が検出されだととを示す。 ・ 人力ポート、16は、メモリーモードであるか否かを検
出するためのものであって、ナンド回路G、の出力端に
接続されている。ナンド回路G3の出力端は、ナンド回
路G、の一方の人力端にも接続され、ナンド回路G、の
出力端は、ナンド回路G、の他方の入力端忙接続されて
いて、両回路G3. G、はメモリーモード検出用のR
,8フリップフロップ回路を構成している。このR8フ
リップフロップ回路のリセット入力端となるナンド回路
G、の一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続
されており、セット入力端となるナンド回路G、の他方
の入力端は、ノア回路G4の出力端に接続されている。 ノア回路G4の出力端は、ナンド回路G2の他方の入力
端にも接続されている。ナンド回路G2の一方の入力端
は、上記メモリー指令操作ノブ13に連動するメモリー
スイッチSW6の一端に接続されていると共に、抵抗R
3を通じて接地されている。メモリースイッチSW6は
自己復帰型のスイッチであって、他端には電源電圧Vc
cが印加されている。上記ノア回路G4の第2の入力端
には、ストロボ電源オン信号814が印加されるように
なっており、第3の入力端には、メモリータイマー信号
T7が印加されるようになっている。また、第4の入力
端は、後述するクリアースイッチSW7の一端に接続さ
れている。 上記ノア回路G4は、リセット用のゲートであり、入カ
ポ−)IOがT o 9 のとき、即ちオートモードで
ない場合、カメラ10にストロボが装着され、ストロボ
の電源が投入されている場合、メモリータイマーが切れ
ている場合、および手動でクリアー信号が人力されてい
る場合には、メモリーモードが解除されるようにするた
めのゲートである。また、ナンド回路G2は、メモリー
モード選択信号に優先してノア回路G4の出力でR87
9217121回路をリセットするだめのゲートである
。 人カポ−)I2は、スポットモードであるか否かを検出
するためのものであって、ナンド回%G、の出力端に接
続されており、同出力端がH”レベルとなったときに°
l′となり、スポットモードであることを示す。ナンド
回路G、悼、ナンド回路G、と共に、上記ナンド回路G
s = 缶の場合と同様に、 BSフリップフロップ回
路を構成している。このスポットモード検出用のRSS
フリップフロップ回路セット入力端となるナンド回路G
7の一方の入力端は、ノア回路G6の出力端に接続され
ており、リセット入力端となるナンド回路G、の他方の
入力端は、ナンド回路G8の出力端忙接続されている。 また、ノア回路G6の出力端は、ナンド回路G、の一方
の入力端にも接続されている。ノア回路G6の一方の入
力端は、スポットモード解除用の出カポ〒ト00に接続
されており、他方の入力端は、上記メモリー指令操作ノ
ブ13に連動する自己復帰型のクリアースイッチSW7
の一端に接続されていると共に、抵抗R4を通じて接地
されている。クリアースイッチSW、の他端には、電源
電圧Vccが印加されている。ノア回路G6は、リセッ
ト用のゲートであり、クリアースイッチSW7が押され
たとき、または、プログラムによってソフトウェア的に
Ooにパルス信号が出力されたときに、スポットモード
が解除されるようにしている。また、ナンド回路G8の
他方の入力端は、スポット入力スイッチSW、の一端に
接続されており、このナンド回路G、は、スポット人力
信号に優先してノア回路G6の出力でR8792171
21回路をリセットするだめのゲートの役目をする。 入カポ−)I3は、スポット人力の有無を検出するだめ
のものであって、ナンド回路Gt、の出力端に接続され
ており、同出力端がI Hlレベルどなったときに°l
′となって、スポット人力がある状態を示す。ナンド回
路GI、は、ナンド回路G、2と共に、上記ナンド回路
Gs = G Ilの場合と同様に、R8792171
21回路を構成している。このスポット人力検出用のR
8フリップフロップ回路のリセット入力端となるナンド
回路G11の一方の入力端は、ノット回路G、。の出力
端に接続されており、セット入力端となるナンド回路q
、2の他方の入力端は、ノット回路G2.の出力端に接
続されている。上記ノット回路G、。の入力端は、コン
デンサーC3を介して自己復帰型のスポット人力スイッ
チSWsの一端に接続されていると共に、抵抗R6を通
じて接地されている。また、NPN型トランジスターQ
、。のコレクタにも接続されており、同トランジスター
Q、。のエミッタは接地されて−・る。 すも匠、同トランジスターQ、。のベースは、抵抗R1
Iを通じ℃、スポット入力解除用の出力ポート01 に
接続されており、この出力ポートO1は、上記ノット回
路G13の入力端にも接続されている。 また、上記スポット入力スイッチSW、の一端は、既述
したように、ナンド回路q、の他方の入力端に接続され
ていると共に、抵抗島を通じて接地されており、同スイ
ッチSW8の他端には電源電圧Vccが印加されている
。上記ナンド回路G、、 t G、、でなるR8792
17121回路は、スポットモード状態にあって、複数
回のスポット測光操作信号を入力するために、スポット
人力スイッチSWsが閉成されるたびにその信号を保持
するだめのものである。スポット測光操作信号が人力さ
れ、CPIJ50の内部で7ヤツタ一秒時の演算が終了
すると、出カポ−)01に正のパルス信号を出力して、
R,Sフリップフロップ回路をセットし、再びスポット
測光操作信号入力待ちの状態となる。 入カポ−) I4は、ハイライトモード検出用のもので
、ナンド回路G1.の出力端に接続されており、同出力
端が°Hルベルとなったときに°l”となって、ハイラ
イトモードであることを示す。また、自己復帰型スイッ
チSW、は、ハイライト基準撮影のだめの指令スイッチ
であって、同スイッチsw。 が閉成されると、ナンド回路G1s e Gteでなる
8879217121回路の出力が°Hルベルとなり、
ハイライトモードが選択される。このハイライトモード
の解除は、化カポ−) 02に正のパルスを出力すると
とKよって行なわれる。一方、入力ポートエ5は、シャ
ドウモード検出用のもので、ナンド回路G1.の出力端
に接続されており、同出力端がI Htレベルになった
ときに11′となって、シャドウモードであることを示
す。また、自己復帰型スイッチSW、oは、シャドウ基
準撮影のだめの指令スイッチであって、同スイッチsw
1゜が閉成されると、ナンド回路G、、。、G2.でな
るBSフリップフロップ回路の出力が°Hルベルとなり
、シャドウモードが選択される。このシャドウモードの
解除は、化カポ−)03に正のパルスを出力することに
よって行なわれる。なお、スイッチsw、、抵抗R,,
R+、、 R,、、コンデンサー〇、 、 NPN型ト
ランジスターQ?l 、ノット回路014 ’−G□お
よびナンド回路G、、 I G、6でなるハイライトモ
ード検出回路、並びに、スイッチSW1゜、抵抗R,,
R1゜。 R18,コンデンサーC,,NpN型トランジスターQ
yt *ノット回路GHe Gy。およびナンド回路G
、。。 G2.でなるシャドウモード検出回路の接続態様は、上
記スイッチSws、抵抗R,,R1,、几、、コンデン
サーC/eNPN型トランジスターQ76.ノット回路
G、。、G2.およびナンド回路(3tt s GI2
でなるスポット測光操作信号入力検出回路とほぼ同様に
構成されているので、その詳しい説明を絃に省略する。 次に、上記スポット測光操作信号人力検出回路。 ハイライトモード検出回路、シャドウモード検出回路の
動作を、スポット測光操作信号人力検出回路を例にとっ
て説明する。まず、スポット入力スイッチSW、が閉成
されると、コンデ1/サーC3を介してノット回路q1
oの入力端に゛H°レベルの短いパルス信号が発生する
。すると、ナンド回路G11lG12でなるR8フリッ
プフロップ回路の出力端は°Hルベルとなり、入力ボー
トI3が°11となって、CPU50はスポット測光操
作がなされたことを検出し、所定時間を経過後に1出カ
ボート01に“H°レベルのパルス状のリセット信号を
出方して、R8フリップフロップ回路をリセットする。 ここで、もし、コンデンサーc3.抵抗R6の時定数が
上記所定時間tよりも長いと、リセット信号が出力され
ても、8879217121回路は、再びセット状態に
なり、CPU5oは再びスポット測光操作信号が入力さ
れたものと誤認するおそれがある。このため、抵抗R6
と並列にトランジスターQ、。を接続し、リセット信号
により同トランジスターQ7゜ジオンさせて、コンデン
サーC8を強制的にフル充電するようにしている。 化カポ−ト04は、測光モード指令信号s3 を出力す
るボートであり、同信号s3が°19であるとき、後述
するヘッドアンプ回路51(第8図参照)において平均
測光モードが選択され、@θ′であるとき、スポット測
光モードが選択されるようになっている。また、化カポ
−)05は、入力選択信号S7を出力するボートであり
、同信号s7が°19であるとき、後述する第2の選択
回路57(第8図参照)において、輝度値信号S6が被
A−D変換アナログ信号S8として出力され、10′で
あるとき、フィルム感度値と絞り値とのアナログ演算値
信号(SV−AV)が被A−D変換アナログ信号S8と
して出力されるようになっている。出力ポート06は、
上記D−A変換回路(DAC)58の各ビットの符号を
決めるための出力ポートで、並列8ピツトで構成されて
いる。人カポ−)I7は、A−D変換されたデジタル情
報を入力するだめのボートであって、上記D−A変換回
路58と共に、逐次比較型のA−D変換回路を形成する
第2の比較回路59トシてのコンパレ・−ターAltの
出力端に接続されている。このコンパレーターA□の反
転入力端子はD−A変換回路58の出力端に接続され、
非反転入力端には被A−D変換アナログ信号S8が印加
されるよ、うになっている。 出力ポート07は、液晶躯動回路61のコモン出力端と
なっていて、3本のラインで形成されており、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(LCD)K接続されている
。また、出力ポート08は液晶駆動回路61のセグメン
ト出力端となっていて、39本のラインで形成されてい
て、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LCD)に接
続され【いる。入力ポートI8は、マニュアルシャッタ
ー秒時入力用のボートであり、4本の入力ラインでなっ
ている。また、入カポ−)19は補正値入力用のボート
であり、4本の入力ラインでなっている。この両人カポ
−)I8およびI9は、上記デジタル庫出情報導入回路
601C接続されている。入力ポート■10は、レリー
ズ信号検出用の入力ポートであり、レリーズ信号SOが
印加されるようになっている。また、入カポ−) Il
lは、トリガー信号検出用の入力ポートであり、ノット
回路G、、oを通じてトリガー信号81の反転信号が印
加されろようになっている。さら((、入力ポート11
2は、露出終了信号検出用の入力ポートであり、蒸出終
了信号813が印加されるようになっている。 さらにまた、入力ポートIx3.)i、ストロボ電源オ
ン信号検出用入力ポートで、ストロボ電源オン信号81
4が印加されるようになっている。入力ポート114は
、ストロボ撮影において露出がオーバーであったか否か
を検出するためのストロボ撮影オーバー信号検出用入力
ボートで、ストロボ撮影オーバー信号S9が印加される
ようになっている。 また、入力ポート■15は、ストロボ撮影において縛出
がアンダーであったか否かを検出するためのス)oボ撮
影アンダー信号検出用入力ポートで、ストロボ撮影アン
ダー信号810が印加されるようになっている。出力ポ
ート09は、メモリーモート、マニュアルモード、スポ
ットモード時のシャッター制御信号816を出力するた
めのボートである。また、入力ポート116は、ストロ
ボ撮影において露出が適正でありだ場合に、ストロボ発
光後約2秒間の間適正表示を行なわせるためのストロボ
発光適正信号820を入力するボートである。 第8図は、上記ヘッドアンプ回路51の詳細な電気回路
を示している。このヘッドアンプ回路51は、基本的に
は、開放平均測光における輝度情報と開放スポット測光
における輝度情報とを発生する回路、ダイレクト測光時
の積分回路およびアナログスイッチとで構成されている
。オペアンプAH)l’イボ−ラードランシスター人力
のオペアンプで、非反転入力端には基準電圧V。が印加
され、反転入力端はオペアンプA2の出力端に接続され
て(・る。 このオペアンプA、は、オフセット調整しなくと、も、
入力オフセット電圧を1mV以内に抑えることカーでき
る。オペアンプA1の出力端は、PNP型トランジスタ
ーQ1のエミッタに接続され【おり、トランジスターQ
1のコレクタは、抵抗R16を通じてオペアンプA2の
出力端に接続されて(・ると共に、対数圧縮用トランジ
スターQ2のコレクタおよびペースに接続されている。 対数圧縮用トランジスターQ2は、マルチエミッタのP
NP型トランジスターで、一方のエミッタは平均測光用
光起電力素子PD、のアノードに、他方のエミツ名はス
ポット測光用の光起電力素子PD2のアノードに、それ
ぞれ接続されている。トランジスターQ2のベースおよ
びコレクタはオペアンプA3の非反転入力端にも接続さ
れている。上記光起電力素子PD、 、FD、のカソー
ドは、オペアンプA2の反転入力端に接続され、アノ一
ドは、オペアンプA、の一方の非反転入力端および他方
の非反転入力端にそれぞれ接続されている。 オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御信号入
力端に印加される測光モード指令信号83が@H’レベ
ルカ’L’レベルカニヨクテ、有効となる非反転入力端
が切り換えられるようになっている。即ち、測光モード
指令信号S3が°Hルベルのとき、他方の非反転入力端
が有効となり、光起電力素子PD□のアノード・カソー
ド間が零〕(イアスに保たれて、トランジスターQ、の
ベース・コレクタ間の電位は光起電力素子PD、の受光
量に応じて変化することになる。また、測光モード指令
信号S3が°Lルベルのとき、一方の非反転入力端が有
効となり、光起電力素子PD2のアノード・カソード間
が零バイアスに保たれて、トランジスターQ2のペース
・コレクタ間の電位は光起電力素子PD2の受光量に応
じて変化することになる。なお、オペアンプA2のバイ
アス切換信号入力端には、抵抗貼、を通じてバイアス切
換信号S4が印加されるようになっていて、この信号S
4がダイレクト測光時に°Hルベルになると、オペアン
プA2のバイアス電流が増加してオペアンプA2は高速
動作が可能となり、信号S4が記憶測光時に°Lルベル
になると、オペアンプA2のバイアス電流は減少して消
費電力が節減される。 コンデンサーC,,C2は、ダイレクト測光時の積分コ
ンデン+−−c−1両コンデンサーC,、C,の一端は
、上記平均測光用の光起電力素子PD、のアノードにそ
れぞれ接続されている。また、コンデンサーC0の他端
は接地され、コンデンサー02の他端は、NPN型トラ
ンジスターQ6のコレクタに接続されている。トランジ
スターQ6は、積分容量切換用のトランジスターで、エ
ミッタが接地されていると共に、ベースには抵抗孔1.
を通じて積分容量切換信号S5が印加されるようになっ
て、いる。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵
抗R18を通じてオペアンプA2の出力端にも接続され
ている。上記積分容量切換信号S5は、フィルム感度に
応じて切り換えられる信号で、ラッチ回路DFO(第9
図参照)の出力端Qから出力される。ダイレクト測光は
、積分回路の測光積分出力82(オペアンプA2の出力
)がフィルム感度に応じた所定の電圧レベルになったと
きに露出を終了させるものであるが、その判定電圧は高
フィルム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電
気などのノイズの影響を受は易くなる。このため、本回
路では、高フィルム感度のときには、積分容量切換信号
S5を°L”レベルにしてトランジスターQ6をオフし
、積分コンデンサーの容量をコンデンサーC1のみの容
量として少なくすることにより、逆に積分電圧の判定レ
ベルを高くしている。また、低フィルム感度のときには
、積分容量切換信号S5を°Hルベルにしてトランジス
ターQ6をオンし、積分コンデンサーノ容量をコンデン
サーC1,C2の並列容量とすることにより、積分電圧
の判定レベルを低くしてダイナツクレンジを広げている
。トランジスターQ6のコレクタを抵抗R88を通じて
オペアンプA2の出力端に接続したのは、トランジスタ
ーQ、がオフのときに、コンデンサーC2の容量を実質
的に零にするためである。 上記オペアンプAsは、バッファ用のオペアンプで、そ
の出力端は同アンプA3の反転入力端に接続されている
と共に、PNP型のトランジスターQ。 のコレクタに接続されている。トランジスターQ7のベ
ースは、オペアンプA3の非反転入力端に接続され、エ
ミッタは、上記第2の選択回路57を形成するオペアン
プAo(第9図参照)の一方の非反転入力端に接続され
ていると共に、定電流回路CC1の一端に接続されてい
る。定電流回路CC,の他端には、電源電圧Vccが印
加されていて、同電流回路CC0には、一定電流I。が
流れるようになっている。 上記トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素子
PD、またはPD2に発生した光電流の対数圧縮呟の絶
対温度に比例した電圧が現われ、この電圧が輝度値信号
S6として導出されるようになっている。 上記トランジスターQ、のベースは、NPN型トランジ
スターQllのコレクタに接続されている。トランジス
ターQ、のベースには、抵抗R14を通じて電源電圧V
ccが印加されており、トランジスターQ、のエミッタ
は接地されている。また、トランジスターQ、のベース
・エミッタ間には、ダイオード接続されたNPN型トラ
ンジスターQ4と、NPN型トランジスターQ3がそれ
ぞれ接続されている。 トランジスターQ3のベースは、抵抗R1l1を通じて
ノット回路G+o+(第12図参照)の出力端に接続さ
れており、同回路G 101からトリガー信号81の印
加を受けるようになっている6 次に、このように構成されたヘッドアンプ回路51の動
作について簡単に説明する。いま、トリガー信号S1が
°L°レベルであったとすると、トランジスターQll
がオフ、トランジスターQ、がオンし、トランジスター
Qlがオンする。これにより、オペアンプA1の出力は
、トランジスターQ、、Q2およびオペアンプA2を介
してオペアンプA、の反転入力端にフィードバックされ
るようになり、負帰還回路が形成される。従って、オペ
アンプA2の出力電圧は、基準電圧v0に等しくなる。 ここで、トランジスターQ7のエミッタには、光起電力
素子PD。 またはPD、の受光光量に応じた電圧が発生する。 ダイレクト測光時には、露出開始とともに、トリガー信
号S1が“Hルベルに転じ、トランジスターQ3がオン
、トランジスターQ、がオフして、トランジスターQ1
がオフし、オペアンプA、およびA2で主体が形成され
る負帰還回路は断たれて、トランジスターQ2のベース
・コレクタ電位は、オペアンプA2の出力と同電位とな
る。よって、コンテンサー C,、C,の電荷は、光起
電力素子PD、に発生する光電流に応じて光電を開始す
る。この際、トランジスターQ2のエミッタ・ベース間
の電圧は、オペアンプA2のオフセット電圧だけとなり
、トランジスターQ2のベース・エミッタ間およびエミ
ッタ・コレクタ間のリーク電流は非常に少ない。また、
オペアンプA、は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプであるので、コンデンサーC1,C,2の放電電
流はほとんど光電流によるものだけとなり、長時間露出
秒時を高精度に創り出すことができる。 そして、コンデンサーC,,C2が充電を続け、オペア
ンプA2の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が
出力される。そして、この積分出力S2の電圧が、トラ
ンジスターQ2.(第9図参照)のコレクタ電位より高
くなれば、オペアンプAs(li。 図参照)の出力が反転し、露出が終了する。 第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53および第
2の選択回路57の詳細な電気回路図を示している。オ
ペアンプA、の非反転入力端には基準電圧V。が印加さ
れており、オペアンプA4の反転入力端には、補正値入
力用可変抵抗RV。を通じて、定電流回路CC2により
絶対温度に比例した電流■、が流れている。そして、オ
ペアンプA4の出力端と反転入力端との間には、フィル
ム感度入力用可変抵抗Rv、 、ダイレクト測光の露出
レベル調整用半固定抵抗R,V2.表示レベル調整用半
固定抵抗RV3および絞り情報入力用可変抵抗RV、の
直列回路が接続されている。このため、オペアンプA4
の出力端には、フィルム感度値Svと絞り値Avとの差
のアナログ演算値(SV−AV)に対応する電圧が現わ
れ、これが第2の選択回路57を形成するオペアンプ八
〇の他方の非反転入力端に印加されるようになっている
。オペアンプA、の一方の非反転入力端には、上記輝度
値信号S6がトランジスターQ、(第8図参照)のエミ
ッタより印加されている。オペアンプA、の出力端は、
同アンプA、の反転入力端に接続されていると共に、コ
ンパレーターA、2(第7図参照)の非反転入力端に接
続されている。また、オペアンプA、の制御信号入力端
には、出力ポート05(第7図参照)より、入力選択信
号S7が印加されており、同信号S7が°Hルベルのと
き、一方の非反転入力端が有効となって、オペアンプA
9の出力端には、輝度値信号S6が被A−D変換アナロ
グ信号S8として出力され、同信号S7がl L ルベ
ルのとき、他方の非反転入力端が有効となって、オペア
ンプA、の出力端には、演算値(SV−AV)に対応す
る電圧が被A−D変換アナログ信号S8として出力され
るようになっている。 オペアンプA、およびその後段のトランジスタ一群は、
ダイレクト測光時の積分回路出力S2の判定°電圧を発
生したり、フィルム感度に応じて積分コンデンサーC,
,C,の容量を切り換えるための信号を発生したりする
ために設けられている。オペアンプA、の非反転入力端
は、基準電圧v0が抵抗R5゜およびR11によって分
圧されている、両抵抗R3゜。 R3,の接続点に接続されている。また、オペアンプA
、の反転入力端には、抵抗R32を通じて基準電圧V。 が印加されている。オペアンプA、の出力端と反転入力
端との間には、NPN型トランジスターQ、。が、エミ
ッタを出力端に、コレクタを非反転入力端に接続されて
介挿されており、トランジスターQ+oのベースは、補
正値入力用可、変抵抗RV0と定電流回路CC2との接
続点に接続されている。 また、オペアンプA、の出力端はNPN型トランジスタ
ーQ++のエミッタにも接続されており、このトランジ
スターQ+tのベースは、半固定抵抗RV2とRV3と
の接続点に接続されている。そして、トランジスターQ
11のコレクタは、PNP型トランジスターQ!3のコ
レクタおよびPNP型トランジスターQI2のベースに
、それぞれ接続されている。 トランジスターQ + sはエミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、ベースをPNP型トランジスタQ
14のベースに接続されていると共に、トランジスター
Q12のエミッタにも接続されている。トランジスター
Q 12のコレクタは、接地されている。 トランジスターQ +4は、エミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、コレクタをNPN型トランジスター
Q 22のコレクタおよびベースに接続されている。上
記トランジスターQ+3とQ10とは、トランジスター
Qnのコレクタに流れる電流と等しい電流を、トランジ
スターQ22のコレクタに流すためのカレントミラー回
路を構成している。トランジスターQ22は、エミッタ
を接地されており、ベースをNPN型トランジスターQ
8+のコレクタに接続すると共に、n個のNPN型トラ
ンジスタ一群Qsoの各々のトランジスターのベースに
それぞれ接続されている。トライシスタ一群Q 80の
各々のトランジスターのエミッタは接地されており、コ
レクタはPNP型トランジスターQ+5のコレクタに接
続されていると共に、PNP型トランジスp Q+a
のベースに接続されている。トランジスターQ22とト
ランジスタ一群Qsoの各々のトランジスターとは、カ
レントミラー回路を構成しており、トランジスターQ8
.のコレクタには、トランジスターQ 22のコレクタ
に流れる電流のn倍の電流が流れるようになっている。 トランジスターQ□は、エミッタを接地され、ベースを
抵抗R3,を通じてラッチ回路DFoの出力端Qに接続
されている。 ラッチ回路DFoから出力される積分容量切換信号S5
が°H°レベルのときには、トランジスターQ81がオ
ンして、トランジスターQ2□およびトランジスタ一群
Qsoがオフし、トランジスターQI5Oコレクタ電流
が零となる。 トランジスターQ1.は、エミッタに電源電圧Vccを
印加され、ベースをPNP型トランジスタQ+7および
Q +aのベースにそれぞれ接続されていると共に、P
NP型トランジスターQ+eのエミッタにも接続されて
いる。トランジスターQ +aのコレクタは接地されて
いる。トランジスターQx。 は、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタを
PNP型トランジスターQ2Gのコレクタに接続される
と共に、コンパレーターA6(第10図参照)の非反転
入力端に接続されている。また、トランジスターQ +
sは、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタ
をPNP型トランジスターQ19のコレクタに接続され
ると共に、コンパレーターA7(第10図参照)の非反
転入力端に接続されている。 トランジスターQ uとトランジスターQ +7および
Q +sとは、カレントミラー回路を構成していて、ト
ランジスターQ+7およびQ +sのコレクタには、ト
ランジスターQ、sのコレクタ電流と同じ電流が流れる
。上記トランジスターQI9およびQ10は、エミッタ
に電源電圧Vccを印加され、コレクタに抵抗R34お
よびR3,を通じて基準電圧V。を印加されている。そ
して、トランジスターQ、。およびQ10は、ベースを
トランジスターQ、3のベースにそれぞれ接続されて、
同トランジスターQ 1sとそれぞれカレントミラー回
路を構成している。従って、トランジスターQ+ oお
よびQ 20のコレクタには、トランジスターQ+3の
コレクタ電流と同じ電流が流れる。上記トランジスター
Q ssのペースハ、マた、PNP型トランジスターQ
21のベースにも接続されており、トランジスターQ2
1は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受けていると
共に、コレクタを積分コンデンサーC,,C2の容量の
切替点の調整用の半固定抵抗RV、を通じて接地されて
いる。 そして、トランジスターQ21のコレクタは、コンパレ
ーターA6の非反転入力端に接続されている。 コンパレーターA6の反転入力端は、基準電圧V。を分
圧する抵抗R36とR8,との接続点に接続されており
、出力端はラッチ回路DFoの入力端りに接続すしてい
る。このコンパレーターA6は、フィルム感度に応じて
積分容量を切換えるか否かを判別する役目をする。上記
ラッチ回路DF、の制御信号入力端に、は、トランジス
ターQ32(第11図参照)のコレクタよりレリーズ信
号Soが印加されるようになっていて、ラッチ回路DF
oは、シャッターレリーズ時には、出力端Qがら出力さ
れる積分容量切換信号S5が反転しないように保持する
役目をする。なお、上記抵抗R8,の抵抗値は、上記抵
抗R3Hの抵抗値のむ一倍に設定されている。 次に、このように構成されたアナログ露出情報導入回路
53の動作について簡単に説明する。オペアンプA、の
出力端には、基準電圧V。を基準に、抵抗RV、〜RV
4の直列抵抗値に絶対温度に比例した定電流I、を掛け
た値の電圧降下分が加算された電圧が発生する。絞りま
たはフィルム感度の1段当りの変化に相当する電圧は、
定温で約18mVである。従って、オペアンプA4の出
力は、補正値入力用可変抵抗KV、による電圧降下の影
響はない。トランジスターQIOのベース電位は、基準
電圧V。より抵抗11’tVoの電圧降下分だけ低い値
である。一方、トラフジ2ターQ ++のペース電位は
、基準電圧V。 よりフィルム感度入力用可変抵抗RV、および露出レベ
ル調整用半固定抵抗RV2の直列抵抗の電圧降下分だけ
高い電圧となり、トランジスターQ+oとQ+!+7)
ペース間電圧は、フィルム感度と補正値に相応した値と
なる。いま、トランジスターQ +tのコレクタ電流を
Icとすれば、トランジスターQs+がオンのとき、抵
抗R3,、R3,に流れる電流はいずれも(1+n )
Icとなる。ここで、フィルム感度入力用可変抵抗RV
、が低い値のとき、即ち、高感度フィルムを使用したと
きは、トランジスターQ 11のコレクタ電流Icは少
なくなり、従って、(可変抵抗RV、の抵抗値)×(ト
ランジスターQ’s+のコレクタ電流Ic)の値である
トランジスターQ□めコレクタ電位は低くなり、コンパ
レーターA6の出力は°Lルベルとなる。よって、トラ
ンジスタQs+はオフとなり、抵抗R34、R3,の電
圧降下は大きくなる。このため、コンパレーターA7.
A。 の反転入力端に印加される電圧が上昇する。このことは
、ダイレクト測光時の積分回路の判定電圧レベルが上が
って、判定電圧幅が広がったことを意味する。判定電圧
の幅が広がっても、同時に積分コン、デンサーの容量が
一方のコンデンサー〇、のみの容量となるので、正しい
露出が得られる。どのフィルム感度レベルで切替を行な
うかは、半固、定抵抗Rv5を調節することによってあ
らかじめ設定してお(。ところで、コンパレーターA6
の2つの入力端の電位差が少なく、露出中にノイズ等に
よりコンパレーターA6の出力が不安定になると、露出
に誤差を与えるので、シャッターレリーズ操作後はレリ
ーズ信号SOが°Hルベルとなって、ラッチ回路DFo
の出力をラッチする。 第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判定回路6
5および第1の比較回路54の詳細な電気回路を示して
いる。ストロボオーバーアンダー判定回路65は、ダイ
レクト測光でストロボ撮影を行なったときに、露出レベ
ルがオーバーであったか、アンダーであったかを判定す
る部分である。コンパレーターA7およびA、の反転入
力端は、前述したように、トランジスターQ18および
G3.(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続されて
おり、非反転入力端には、上記オペアンプA2(第8図
参照)の出力端からダイレクト測光の積分出力S2がそ
れぞれ印加されている。コンパレーターA7の出力端は
、3人力ナンド回路G22の第1の入力端に接続されて
おり、コンパレーターA8の出力端は、ナンド回路G2
2の第2の入力端、D型フリップフロップ回路DF、の
入力端り、およびノット回路G28の入力端にそれぞれ
接続されている。上記コンパレーターA8は、ダイレク
ト測光時の露出制御用のコンパレーターであって、ヘッ
ドアンプ回路51からの積分出力S2と、アナログ露出
情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレクト測
光時の露出レベルを決定する第1の比較回路54を形成
している。また、コンパレーターA7も積分出力S2の
判定用コンパレーターであるカ、このコンパレーターA
70判定レベルはコンパレーターA80判定レベルの6
倍に設定されている。即ち、上記抵抗R34とR35と
の抵抗値の比が5倍に設定されているため、コンパレー
ターA、の反転入力端の電位は、コンパレーターA8の
それの5倍となっている。上記り型フリラグフロップ回
路DF、は、クロック入力端にり10ツクパルスCKが
印加されていると共に、反転出力端Qがナンド回路G、
2の第3の入力端に接続されている。ナンド回路G22
の出力端は、ナンド回路G”23 、 G24で形成さ
れるRSフリップフロップ回路の、リセット入力端であ
るナンド回路 −02sの一方の入力端に接続されて
いる。また、RSフリップフロップ回路のセット入力端
であるナンド回路G2.の他方の入力端は、R87リッ
プフロップ回路R8F、(第16図参照)の反転出力端
Qからストロボ充電ゲート信号T4の印加を受けるよう
になっている。そして、R879217121回路の出
力端であるナンド回路G2sの出力端からは、ダイレク
ト測光でストロボ撮影したときに露出オーバーであれば
、′Hルベルのストロボ撮影オーバー信号S9が、スト
ロボ充電ゲート信号T4カ”−”H’レベルの間だけc
pusoの入力ポートi14に出力されるようになって
いる。また、R879217121回路の反転出力端で
あるナンド回路G24の出力端は、3人力□アンド回路
q、8の第1の入力端に接続されている。一方、上記ノ
ット′ 回路G2Bの出力端からは、ダイレクト測光時
のシャッター制御信号S17が第1の選択回路55(第
15図参照)に向けて出力されるようになっており、こ
の信号S17はナンド回路G27の他方の入力端にも入
力されている。ナンド4回路G27の一方の入力端には
、RSフリップフロップ回路R8F6(第16図参照)
の反転出力端からストロボアンダーリミット信号T6が
印加されるようになっている。そして、ナンド回路G7
.の出力端は、ナンド回路G2S I Qtoで形成さ
れるR879217121回路の、リセット入力端であ
るナンド回路G2.の他方の入力端に接続されている。 また、R879217121回路のセット入力端である
ナンド回路G211の一方の入力端には、上記ストロボ
充電ゲート信号T4が印加されるようになっている。R
,Sフリップフロップ回路の出力端であるナンド回路(
laの出力端からは、ダイレクト測光でストロボ撮影し
たときに露出がアンダーであれば、l H9レベルのス
トロボ撮影アンダー信号810が、ストロボ充電ゲート
信号T4がt Hlレベルの間だけ、CPU50.の人
力ポートI15に入力されるようになっている。また、
R879217121回路の反転出力端であるナンド回
路Gasの出力端は、上記アンド回路G08の第3の入
力端に接続されている。 アンド回路G98の第2の入力端には、上記ストロボ充
電ゲート信号T4が印加されており、アンド回路G98
の出力端は人カポ−) 116に接続されていて、スト
ロボ発光径ストロボ撮影の場合にのみ約2秒間の間I
Hlレベルになるストロボ発光適正信号820を出力す
る。なお、上記ストロボ充電ゲート信号T4は、第18
図(g) K示すように、ストロボ同調秒時信号T3が
I L lレベルに反転すると同時に”Hルベルに転じ
、この後2秒間I Hlレベルとなる信号である。また
、上記ストロボアンダーリミッタ−信号T6は、第18
図(h)に示すように、トリガー信号S1が°Hルベル
に反転してから22 ms経過後に°Hルベル′に転す
る信号である。さらに、上記クロックパルスCKは、第
18図(a)に示すように、32.768KH2で+H
ルベル、+Lルベルを繰り返す矩形波信号である。 次に、このように構成されたストロボオーバーアンダー
判冗回路65の動作について簡単に脱明する。シャッタ
ーのレリーズ直後、積分出力S2が小さいので、コンパ
レーターA8の出力はf L ルベルとなっている。従
って、この時点で、D型7リツプフロツプ回路゛DF、
の反転出力端Qの出力およびノット回路G28の出力は
、′hルベルとなっている。しかし、ナンド回路G2.
の第2の入力端およびナンド回路G2.の一方の入力端
は、それぞれILルベルとなっており、ナンド回路G2
□およびG7.の出力は、“H9レベルとなっている。 また、第18図(g+から判るように、レリーズ直後ス
トロボ充電ゲート信号T4は°Lルベルであるので、R
879217121回路の出力であるストロボ撮影オー
バー信号S9およびストロボ撮影アンダー信号810は
、それぞれt L lレベルにリセットされた状態にあ
る。いま、カメラ10の撮影モードがダイレクト測光撮
影モードであったとする。第12図に示すトリガースイ
ッチSW2が開くと、第8図忙示すヘラ下アンプ回路5
1の積分出力S2の電位が次第に上昇してくる。シャッ
ターが全開となり、第15図に示すX接点の役目をする
ストロボトリガー用サイリスター5CR1がオンすると
、・ストロボの閃光発光が行なわれる。積分出力S2の
電位がコンパレーターA、の非反転入力端の電位よりも
高くなると、コンパレーターA、の出力が°H゛レベル
に反転すると同時に、D型フリップフロップ回路DF、
の反転出力端Qの出力は、クロックパ/l/スαの1パ
ルス分だけ遅れてl L lレベルに転する。その結果
、ナンド回路G22の出力端には、コンパレーターA7
の出力の反転出力がコンパレーターA8の出力力”H’
レベルに転じてからクロックパルスcKの一周期分だけ
出方されることになる。ここで、前述したように、コン
パレーターA7の判定レベルは、コンパレーターA8の
判定レベルのQ−倍に設定されているので、ノット回路
G28を通じてシャッター 制御信号817となるコン
パレーターA、の出力h”H’レベルに転じてがら、ク
ロックパルスCKの1周期である100μs以内に露出
が0.5Ev以上テアれば、コンパレーターA、の出力
力N Hl レベルとなり、従って、ナンド回路G22
の出力が“L’レベルとなって、R8フリップフロップ
回路ノ出方であるストロボ撮影オーバー信号S 9 b
”H’ レベルにセットされ、後述するように露出オー
バーの警告表示がなされる。 一方、ストロボ発光後、6ms以後もコンパレーターA
、の出力が°L9レベルのままであるとき、即ち、まだ
露出レベルがアンダーのとき、ストロボアンダーリミッ
ト信号T6が°H9レベルに転することにより、ナンド
回路G27の出力が°Lルベルに反転し、R,Sフリッ
プフロップ回路の出方であるストロボ撮影アンダー信号
810は゛Hルベルに設定され、後述するように露出ア
ンダーの警告表示が行なわれる。シャッター制御信号S
17が発生してからシャッター後幕が撮影画枠内に走行
してくるまで、約6msの時間がかかるので、露出アン
ダーの判定もそれまで遅らせているのである。 なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告表示は、
CPU50における撮影モードの判断により、ダイレク
ト測光によるストロボ撮影時にのみ、これを行なうよう
にしている。また、露出オーバー−オ、l: ヒi 出
アンダーの警告表示は、ストロボ発光後2秒間が経過す
ると、ストロボ充電ゲート信号T4が゛L゛レベルに転
するので、ナンド回路G23゜G24でなるRSフリッ
プフロップ回路およびナンド回路G2,1G2eでなる
R、Sフリップフロップ回路が、それぞれリセットされ
、ストロボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影ア
ンダー信号810がそれぞれ°L9レベルに反転するこ
とによって停止される。 また、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出アンダー
でもなかった場合には、アンド回路G、8の第1および
第3の入力端が°H°レベルとなっているので、ストロ
ボ充電ゲート信号T4が°Hルベルである2秒間の間、
アンド回路G0の出力端からは“Hルベルのストロボ発
光適正信号820が出力される。これにより、CPU
50のプログラムによって、ダイレクト測光によるスト
ロボ撮影時には、露出適IEの表示が2秒間の間貸なわ
れる。 第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細な電気回
路を示している、この電源ホールド回路67は、シャッ
ターレリーズ後、マグネット駆動回路56およびストロ
ボ制御回路66に電源を供給し、露出終了後は、電源を
自動的に遮断する回路である。電源電池E1の正極から
は動作電圧供給ラインL1が、負極からは共通アースラ
インL。がそれぞれ引き出されており、アースラインし
。は接地されている。そして、両うインL、、Lo間に
は、バッテリーチェックスイッチSW、、抵抗R31お
よびYL3゜の直列回路が接続されている。上記バッテ
リーチェックスイッチSW、は、上記モード切換用操作
ノブ21のrcI(ECKJ指標への対応操作に連動し
て閉成される自己復帰型のスイッチであり、同スイッチ
SW、と抵抗R38との接続点は、アンド回路G、8(
第13図参照)の一方の入力端に接続されている。 また、上記抵抗R38とR1との接続点は、NPN型ト
ランジスターG230ベースに接続されている。 トランジスターQ23のコレクタは抵抗R46を通じて
トランジスターQ84のベースに接続されており、エミ
ッ、りは接地されている。また、トランジスターQ、3
のベースは、NPN型トランジスターG24のコレクタ
に接続されており、トランジスターQ24のエミッタは
接地され、ベースは抵抗R41を通じて、PNP型トラ
ンジスターQ 25のコレクタに接続されている。トラ
ンジスターQ25は、エミッタをラインL1に接続され
、ベースをPNP型トランジスターG28 t G2゜
+ G30 + Qs+ + G32およびQssのベ
ースにそれぞれ接続されており、各トランジスターQ
251 Q2゜+ Qso + Q31 * Q32お
よびQ311はエミッタをそれぞれラインL、に接続さ
れていて、トランジスターQ2.とカレントミラー回路
を構成している。 また、ラインL、、Lo間には、レリーズスイッチsw
、、コンデンサーC6+抵抗R44およびR43の直列
回路が接続されている。上記レリーズスイッチSW1は
、上記可動反射ミラー31に連動して開閉するスイッチ
で、ミラー31の上昇初期で閉成し、下降終期で開放す
るようになっている。とのレリーズスイッチSWIとコ
ンデンサー06の接続点は、抵抗R42を通じて接地さ
れて(・る。まだ、抵M R44とR43との接続点は
、NPN型トランジスターQ26のベースに接続されて
おり、同トランジスターQaeのエミッタは接地され、
コレクタはNPN型トランジスタ、 Q2?のエミッ
タに!続されている。トランジスターQ2?は、ベース
が抵抗R0゜を通じてトランジスターQ8.(第12図
参照)のエミッタに接続されており、コレクタがNPN
型トランジスターQ85のコレクタに接続されている。 トランジスターQssは、コレクタが抵抗R4,を通じ
て上記トランジスターQ28のコレクタおよびベース1
1゜接続されており、エミッタが接地され、ベースが抵
抗R46を通じて、抵抗R48とR4,との接続点に接
続されている。抵抗R48の一端は上記トランジスター
Q 211のコレクタに接続され、抵抗R47の他端は
接地されている。まだ、抵抗R4BとR6との接続点は
、NPN型トランジスターQsaのコレクにも接続され
ており、同トランジスターQssのエミッタは接地され
、ベースは抵抗R6,(第13図参照)を通じて、ナン
ド回路G、3(第13図参照)の出力端1c接続されて
いる。上記トランジスターQ、。 のコレクタは、抵抗R4゜を通じて、トランジスターQ
、、(第12図参照)のベースに接続されている。 また、上記トランジスターQ s+のコレクタは、抵抗
R2゜4通じて接地されていると共に、ノット回路GI
o2(第13図参照)の入力端にも接続されている。さ
らに、上記トランジスターQ32のコレクタは、抵抗R
61を通じて接地されていると共に、上記ラッチ回路D
Fo(第9図参照)の制御信号入力端に接続されていて
、同トランジスターQ32のコレクタ電圧がレリーズ信
号SOとして供給されるようになっている。さらにまだ
、上記トランジスターQ3gのコレクタは、PNP型ト
ラツジスタ−Q34のコレクタに接続されていると共に
、抵抗R32を通じてNPN型トランジスターQ3?の
ベースに接続されている。トランジスターQ3□のエミ
ッタは接地されており、コレクタはマグネット駆動回路
56およびストロボ制御回路66の一端にそれぞれ接続
されている。マグネット駆動回路56およびストロボ制
御回路66の他端は、ラインL、にそれぞれ接続されて
いる゛。従って、トランジスターQ3?は、マグネット
駆動回路56およびストロボ制御回路66への給電を制
御するスイッチングトランジスターの役目をする。また
、トランジスターQstのコレクタは、バッテリーチェ
ック表示用の発光・ダイオードD。(第13図参照)の
カソードおよび抵抗R68(第13図参照)の一端にも
それぞれ接続されている。上記トランジスターQ 34
は、エミッタをラインL、に、ベースを抵抗R4oを通
じて、トランジスターQ23のコレクタに接続されてお
り、バッテリーチェック動作中に強制的にオンされ、マ
グネット駆動回路56およびストロボ制御回路66に電
源を供給した最大消費電流の状態でノ(ツテIJ−チェ
ックが行なわれるようにするだめのものである。 第12図は、上記トリガータイミング調整回路52の詳
細な電気回路を示している。このトリガータイミング調
整口、路52は、上記ヘッドアンプ回路51での測光開
始時期を調整するための回路である。 トリガースイッチSW2は、シャッター先幕の走行開始
に、連動して開放し、フィルムの巻上完了に連動して閉
成するスイッチであり、一端に電源電圧Vccの印加を
受けていると共に、他端がNPN型トランジスターQ
soのベースに接続されている。 トランジスターQ8.は、コレクタをPNP型トランジ
スターQ38のコレクタに、エミッタを抵抗Ro。 (第11図参照)を通じてトランジスターQ2.(第1
1図参照)のベースに接続されている。トランシスター
Qssは、エミッタに電源電圧Vccの印加を受け、ベ
ースがPNP型トランジスターQ40wQ48のベース
にそれぞれ接続されている。上記トリガースイッチSW
2と並列にトリガータイミング遅延用コンデンサーC7
が接続されており、このコンデンサー07の、トランジ
スターQaoのベースがわの一端は、PNP型トランジ
スターQ4+のベースおよび上記コンデンサーC7とと
もにトリガー遅延時間を決定する時定数用半固定抵抗R
V、の一端にそれぞれ接続されている。トランジスター
Q41のコレクタは接地され、エミッタはPNP型トラ
ンジスターQ420ベースに接続されている。トランジ
スターQ4.のエミッタは、上記トランジスタQ4oの
コレクタに接続され、トランジスターQ40のエミッタ
には電源電圧Vccが印加されている。 まだ、トランジスターQ42のコレクタId、、NPN
型トランジスターQ47のベースに接続されていると共
に、NPN型トランジスターQ43のコレクタに接続さ
れている。トランジスターQ43のエミッタは接地され
ており、ベースはNPN型トランジスターQ44のベー
スおよびコレクタに接続されている。トランジスターQ
44のエミッタは接地されており、コレクタはPNP型
トランジスターQ4゜のコレクタに接続されている。ト
ランジスターQ、。 のエミッタは、上記トランジスターQ40のコレクタに
接続され、ベースはPNP型トランジスターQ45のエ
ミッタに接続されている。トランジスタQ4+1のコレ
クタは接地され、ベースは抵抗R53を通じて電源電圧
Vccの印加を受けていると共に、抵抗RI14を通じ
てNPN型トランジスターQ46のコレクタに接続され
ている。トランジスターQ 46のエミッタは接地され
、ベースは抵抗R4,(第11図参照)を通じてトラン
ジスターQ、、 (第11図参照)のコレクタに接続さ
れている。また、トランジスターQ 46のコレクタは
、上記時定数用半固定抵抗Rv6の他端に接続されてい
ると共に、抵抗R6、を通じて上記トランジスターQ
48のコレクタおよびベースに接続されている。トラン
ジスターQ4gのエミッタには電源電圧Vccが印加さ
れており、同トランジスターQ48は、上記トランジス
ターQssおよびQ40とそれぞれカレントミラー回路
を形成している。また、上記トランジスターQ47 ハ
、エミッタを接地されており、コレクタ忙抵抗’R,5
sft通じて電源電圧Vccの印加を受けていると共に
、このコレクタがナンド回路G32(第13図参照)の
一方の入力端およびノット回路GIOIの入力端にそれ
ぞれ接続されている。上記トランジスターQ40〜。 Q411および抵抗R1,3〜)(’s!l 、 R,
、Tfi、差動増幅回路を構成しており、トランジスタ
ーQ41のベースが非反転入力端;トランジスターQa
eのベースが反転入力端、トランジスターQ4□のコレ
クタが出力端となっている。この出カドランシスターQ
47のコレクタが入力端に接続された上記ノット回路
GIOIの出力端は、抵抗R1,(第8図参照)を通じ
てトランジスターQ3(第8図参照)のベースに接続さ
れていて、同トランジスターQ3K)リガースイッチS
W2の開放後所定の経過時間で°Hルベルに反転するト
リガー信号Slを供給する(第18図(bl参照)。 第13図は、上記バッテリーチェック回路63および電
源ホールド解除回路64の詳細な電気回路を示している
。まず、電源ホールド解除回路64の構成から説明する
。電源ホールド解除回路64は、上記電源ホールド回路
67の電源ホールド状態を解除するだめの回路であるが
、電源ホールドを解除する場合としては、電源電圧Vc
cが規定電圧以下であった場合、シャッターが閉成され
て所定時間が経過した場合、および長時間露光のときこ
れを強制的に切る場合の3つの態様があるので、電源ホ
ールド解除回路64の出力端となるナンド回路q8.に
は、3つの入力端が設けられている。第1の入力端には
、ナンド回路G32の出力端が接続され、ナンド回路G
32の一方の入力端は、トランジスターQ4.(第12
図参照)のコレクタに、他方の入力端はノット回路G3
4を介してコンパレーターAIoの出力端に接続されて
いる。電源電圧Vccが規定レベル以下であったときに
は、コンパレーターA1gの出力が°L°レベルとなる
ので、ナンド回路G32の出力は°L9レベルとなり、
電源ホールドが解除される。ただし、電源電圧Vccの
低下による電源ホールドの解除は、露出中に電源電圧V
ccが低下して電源ホールドが解除された場合には、露
出誤差が太きくなったり、後幕保持用マグネットMG1
(第15図参照)の動作が不安定になったりするので、
露出動作がなされる以前にのみ行なわれるようにしてい
る。即ち、トランジスターQ47(第12図参照)のコ
レクタ電圧(トリガー信号)とノット回路G34の出力
との論理積の反転信号を1つの電源ホールド解除のだめ
の信号としている。 また、上記ナンド回路G33の第2の入力端には、ディ
レイロ路DLO(第15図参照)から露出終了信号81
3の遅延信号でなる電源ホールド解除信号812が印加
されるようになっている。さらに、ナンド回路G33の
第3の入力端は、RSSフリツブフロ2回回路、5F2
(第16図参照)の出力端Qに接続されていて、電源リ
ミッタ−信号の役0を兼ねるオートリミッタ−信号T2
の印加を受けるようになっている。そして、ナンド回路
G33の出力端は、抵抗R6゜を通じてトランジスター
Qse(第11図参照)のベースに接続されている。 一方、バッテリーチェック回路63は、電源電圧Vcc
が規定電圧以上あるか否かを検出するだめの回路である
。この回路には、一端に電源電圧Vccが印加された抵
抗R,,、R,、およびR1+8の直列回路が設けられ
ており、抵抗R66とR3,との接続点はコンパレータ
ーA、。の非反転入力端に、抵抗島。 とR3,との接続点はコンパレーターAIIの非反転入
力端に、それぞれ接続されている。また、両コンパレー
ターA 1 oおよびA 1 Iの反転入力端には、基
準電圧vIがそれぞれ印加されている。コンパレーター
A、oの出力端は、3人力ナンド回路G3.の第2の入
力端、3人力ナンド回路G36の第3の入力端およびノ
ット回路q34の入力端に、それぞれ接続されている。 また、コンパレーターA11の出力端は、上記ナンド回
路G 3 aの第2の入力端忙接続されている。ナンド
回路G3.lの第1の入力端iC4は、第16図に示す
タイマー回路68から約tOHz’のパルス信号でな゛
る点滅周期信号T8が印加されている。また、ナンド回
路G3.の第3の入力端およびナンド回路G3sの第1
の入力端には、アンド回路q、8の出力端が接続されて
おり、アンド回路G3.の一方の入力端はバッテリーチ
ェックスイッチSW、(第11図参照)の一端1(接続
され、他方の入力端はノット回路Gl(12を介してト
ランジスターQ8.(第11図参照)のコレクタに接続
されている。 上記ナンド回路G3.およびG36の出力端は、ナンド
回路G37の一方および他方の人力端にそれぞれ接、続
されており、ナンド回路G37の出力端は抵抗R6oを
通じてバッテリーチェック表示用発光ダイオードD。の
アノードに接続されている。この発tダイオードD。は
、上記バッテリーチェック表示用発光窓23に対応する
よう姥配設されていて、そのカソードはトランジスター
Q3.(第11図参照)のコレクタに接続されている。 次に、上記第11図ないし第13図に示した電源ホール
ド回路67、トリガータイミング調整回路52゜電源ホ
ールド解除回路64およびバッテリーチェック回路63
の動作について簡単に説明する。いま、シャッターレリ
ーズ釦ll(第1..2図参照)が押下されると、これ
に連動するレリーズスイッチsw1が閉成され、コンデ
ンサーC6および抵抗R44を通じてトランジスターQ
2eがオンする。この時点では、トリガースイッチSw
2が閉じているので、トランジスターQ7.はオンして
おり、抵抗R4gを通じてトランジスター(R8がオン
し、トランジスタ二Q、。およびQ asがオンする。 トランジスターQ、。 は一旦オンすると、それ以降はトランジスターQ0のコ
レクタからベース電流が供給されるので、電源ホールド
状態を維持する。そして、トランジスタQzaカオンす
ると、トランジスターQ2゜〜Qssがすべてオンする
ので、トランジスターQ3?もオンし、マグネ゛ット駆
動回路56およびストロボ制御回路66に電源が供給さ
れる。一方、トリガータイミング調整回路52にも、ト
ランジスターQ、。を通じてトランジスターQaeKペ
ース電流が供給□される。そして、次に、可動反射ミラ
ー31が上昇を完了し、シャッター先幕が走行を開始し
てトリガースイッチSW、が開放すると、トランジスタ
ーQ41のベース電位が1次第に低下し、コンデンサー
Ctト半固定抵抗RV6でなる遅延回路の時定数と、抵
抗R,、、R,、の比とで決まる遅延時間の後、出カド
ランシスターQ4?がオンし、ノット回路G、。1の出
力は°Hルベルに反転する(第18図(1))参照)。 この°H゛レベルの信号は、トリガー信号S1として抵
抗R,,(第8図参照)を通じてトランジスターQ3の
ベースに印加され、同トランジスターQ3がオンしトラ
ンジスターQ、、Q、がオフして、ダイレクト測光尾よ
る光電流の積分が可能となる。続いて、後幕保持用マグ
ネッ)MG、(第15図参照)が消磁され、シャッター
後幕が走行を開始してから所定の遅延時間が経過すると
、ディレィ回路DT、。(第15図参照)から“Lルベ
ルの電源ホールド解除信号S12が出力されて、ナンド
回路G33の出力は@ Hl し、<ルとなり、トラン
ジスターQsaがオンジ、トランジスターQ8.のベー
ス電流が遮断されて、電源ホールド状態が解除される。 即ち、トランジスターQssがオフすると、トランジス
ターQ 28 tQ ss + Q !?が順次オフし
、マダ、ネ、ット駆動回路56およびストロボ制御回路
66への通電が断たれる。 また、電源電圧Vccが規定電圧以下のときには、コン
パレーター Algの出力が°Lルベルとなり、ナンド
回路032の一方の入力端は平生は°H°レベルなので
、ナンド回路G32の出力は°Lルベルに反転する。こ
のため、トランジスター Q3.がオフされ、前述した
のと同様に、電源ホールド状態が解除される。ところで
、この電源電圧Vcc低下による電源ホールド状態の解
除は、露出中に電源電圧Vccが低Fした場合、電源ホ
ールドが断たれると露出誤差が大きくなったり、後幕保
持用マグネッ)MG、(第15図参照)の動作が不安定
になったりするので、これを防止するために、露出中に
は行なわれないようになっている。即ち、露出中は、ト
リガー信号となるトランジスターQ47のコレクタ電圧
が°L”レベルとなるので、この信号とコンパレーター
A (6の出力の反転信号との論理積の反転出力を電源
ホールド、を解除するための1つの信号としてナンド回
路G3.の第1の入力端に人力するようにしている。従
って、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの解除
は、トリガースイッチSW2が開くまでの間に行なって
いるが、この間に電源ホールドが解除された場合には、
機械的に可動反射ミラー31を上昇途中位置でロックす
るよう如している。 さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗いところで
撮影し、長時間露出になるような場合、所定時間が経過
すると電源ホールドが強制的に断たれるようになって℃
・る。これは露出時間が数分にも及ぶような場合には、
撮影よりも電源電池E、の消耗を防いだ方が親切との配
慮からである。このため、ナンド回路G3.の第3の入
力端に電源リミッタ−信号を兼ねるオートリミッタ−信
号T2が入力されるようになっており、この信号T2が
、第18図telに示すように、トリガーが開放してか
ら所定時間(12OS )経過後に°Lルベルに反転し
て、前述と同様にし・て電源ホールドが断たれる。 なお、トランジスターQ soのエミッタからトランジ
スターQ t7に抵抗R0゜を通じて信号が供給される
ようになっているが、これは、レリーズスイッチSW、
が可動反射ミラー31の降下時に開放する際、チャタリ
ングが発生して電源ホールド回路67が再び電源ホール
ド状態になることがあるので、トリガースイッチSW2
の開放時には、トランジスター Q27をオフして、電
源ホールド状態となるのを防止するためである。 一方、バッテリーチェックを行なう場合には、上記撮影
モード切換用操作ノブ21(第2図参照)を「cHFI
:CKJ指標に対応させる。すると、バッテリーチェッ
クスイッチSW、がオンし、ナンド回路G5.の一方の
入力端が°H’レベルとなる。いま、電源ホールド回路
67が電源ホールド状態以外の場合、即ち、シャッター
レリーズ動作中以外の平生時には、ノット回路G102
の出力は°H°レベルであるので、ナンド回路G38の
出力は°Hルベルとなる。まず、第1の場合として、電
源電圧Vccが規定電圧以上ある正常時には、コンパレ
ーターA I (1およびA 11の出力がともに”H
9レベルとなるので、ナン、ド回路G 35の出力端に
は点滅周期信号T8が出力され、ナンド回路Gs6の出
力端は°Lルベルとなる。従って、ナンド回路G36の
°L9レベル出力が優先され、ナンド回路G、7の出力
端は°H9しベルとなって、バッテリーチェック表示用
発光ダイオードD。は点灯状態になる。よって、電源を
圧Vccが規定電圧以上ある旨の表示がなされる。次に
、第2の場合として、電源電圧Vcc h″−ある規定
電圧以上あるが、他の規定電圧より低い場合には、即ち
、基準電圧V1に比べて、抵抗R26とR67との接続
点の電位は高いが、抵抗R37とRI18との接続点の
電位が低いときには、コンバレー ターA、oの出カバ
’ H’レベル、コンパレーターAIIの出力は@Lル
ベルとなり、ナンド回路G:6の出力が°Hルベルとな
る一方、ナンド回路G3.の出力端には点滅周期信号T
8が出力される。従って、こんどはナンド回路G3?に
点滅周期信号T8が出力され、発光ダイオードD。は、
約tOHzで点滅を繰り返す状態となる。よって、電源
電圧Vccが低下してきた旨が表示され、電源電池EI
の交換を促す。さらに、第3の場合として、電源電圧V
ccが上記他の規定電圧以下に低下して、カメラ10の
電気回路が作動できないようになった場合には、コンパ
レーターA、。およびA1.の出力がともに°Lルベル
となり、ナンド回路G35 t Gsaの出力がいずれ
もf Htレベルとなって、ナンド回路G3.の出力は
f L ルベルとなる。このため、発光ダイオードD0
は点灯することなく消灯状態を継続(−1電源電圧Vc
cが規定電圧以下である旨が表示される。 なお、シャッターレリーズ動作中に撮影モード切換用操
作ノブ21が操作されてバッテリーチェックスイッチS
W、が閉じられた場合には、ノット回路G、。2の出力
が゛Lルベルとなるので、ナンド回路G38の出力が°
L’レベルとなり、従って、ナンド回路G3?の出力が
°L9レベルとなって、発光ダイオードD。によるバッ
テリーチェック表示はなされない。また、バッテリーチ
ェック時には、トランジスターQ 23を通じてトラン
ジスターQ34を強制的にオンさせて、マグネット駆動
回路56およびストロボ制御回路66に強制的に通電し
、消費電流が最大の状態でバッテリーチェックが行なわ
れるようにしている。 第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細な電気回
路を示している。このストロボ判定回路62は、ストロ
ボの電源がオンされているか否か、充電が完了している
か否かを、ストロボからの1本の信号線を通じて人力さ
れる信号s15の電流レベルを判定するととによって検
出するだめの回路である。NPN型トランジスターQ、
。はダイオード接続されたトランジスタ・−であって、
エミッタに電源電圧Vccが印加されていると共に、コ
レクタおよびベースは上記ストロボ取付用シュー24ま
たはストロボ接続用コネクタ・−25(第1,2図参照
)の電気接点を通じてストロボ(図示されず)の電気回
路に接続されるよう、になっている。そして、このトラ
ンジスター Qsoと並列に抵抗R6,とI(’asと
の直列回路が接続されており、さらに抵抗R117には
、PNP型トランジスターQatがエミッタを電源がわ
、コレクタをストロボがゎとして並列に接続されている
。このトランジスターQ□のコレクタはPNP型トラン
ジスターQstの・ベースにも接続されており、ベース
はトランジスターQ6.のエミッタおよびPNP型トラ
ンジスター 。?? 、 Q56のベースに、それぞれ
接続されている。上記トランジスターQ52のコレクタ
は抵抗R611を通じて接地されており、トランジスタ
ーQ、qのエミッタには電源電圧Vccが印加され、コ
レクタは抵抗R,o。 R6,を直列に介して接地されている。抵抗R1゜。 R6゜の接続点は、NPN型トランジスターQssのベ
ースに接続されており、同トランジスターQ、。 のエミッタは接地され、コレクタは抵抗R7,、R,2
を直列に通じて電源電圧Vccの印加を受けている。 抵抗几7.とR72との接続点は、PNP型トランジス
ターQs4およびQ55のベースにそれぞれ接続されて
おり、トランジスターQ54のエミッタには電源電圧V
ccが印加され、コレクタは抵抗R7゜を通じて接地さ
れている。また、トランジスターQi+のコレクタから
は、ストロボ電源オン信号814を伝達するための信号
線が引き出されており一、 cpu50(第7図参照)
の入力ポートエ13に接続されている。上記トランジス
ターQasは、エミッタに電源電圧Vccを印加され、
コレクタは抵抗R73を通じて、NPNPN型トランジ
スターQのベースおよびコレクタ、並びに、NPN型ト
ランジスターQ ssのベースに、それぞれ接続され工
いる。トランジスターQs7のエミッタは接地されてお
り、トランジスタ・−Q5sのコレクタは上記トランジ
スターQ、6のコレクタに接続され、エミッタは抵抗R
74を通じて接地されている。トランジスターQseは
、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタをさ
らに抵抗R1,を通じて接地されていると共に、抵抗R
16を通じてNPN型トランジスターQseのベースに
接続されている。トランジス’ Qsoは、コレクタ
に抵抗R77を通じて電源電圧VCCを印加されている
と共に、コレクタを接地されている。 また、トランジスターQ、。は、コレクタをノット回路
q3.の入力端に接続されており、ノット回路G5.の
出力端は、アンド回路G4oの一方の入力端に接続され
ている。アンド回路G4oの他方の入力端は、ノット回
路G4.を介、してRSフリップフロップ回路R8F4
(第1回路参照)の反転出方端ζに接続されており、ス
トロボ充電□ゲート信号T4の反転信号を受けるように
なっている。そして、アンド回路G4oの出力端は、抵
抗R711を通じてNPN型トランジスターQ soの
ベースに接続されており、トランジスターQ6゜のエミ
ッタは接地され、コレクタはストロボ充電完了表示用発
光ダイオードD。 のカソードに接続されている。この発光ダイオードD、
は、上記撮影情報表示装置39内に組み込まれていて、
ファインダー内にストロボの充電完了を“0”状に発光
表示するようKなっている。発光ダイオードD、のアノ
ードは定電流回路CC1の一端に接続され、定電流回路
CC1の他端は電源電圧Vccが印加されている。 次に、このよう忙構成されたストロボ判定回路62の動
作について簡単に説明する。まず、図示しないストロボ
の電源スィッチが投入されると、ストロボがわIC向け
て約lθμAの電流がストロボ電源信号815.、とし
て流れる。すると、トランジスターQ、2がオンし、続
いて、トランジスターQ 5+1Q ?? 1 Qss
+ Q54の各トランジスターが1畝次オンする。従
って、トランジスターQ、4のコレクタがI Hlレベ
ル、となる。また、トランジスターQ55゜Q sa
e Q +、@もオンするが、ストロボ電源信号S15
力lθμA程度ではトランジスターQsaのベース電流
が小さく、コレクタ電位がトランジスターQ511のベ
ースに電流を充分供給できる程高くないため、トランジ
スターQ11.はオフのままである。よって、ノット回
路G3.の出力は、l L lレベルとなり、アンド回
路040の出力も°LルベルとなってトランジスターQ
soがオンせず、充電完了表示用発光ダイオードD1は
点灯しない。次に、ストロボの充電が完了すると、スト
ロボがわに向けて約100μAの電流がストロボ充電信
号S15として流れるようになる。すると、トランジス
ターQseのコレクタ電位は充分属高くなり、トランジ
スターQsoに充分なベース電流が流れてトランジスタ
ーQ、。がオンする。これKより、トランジスターQs
oのコレクタ電位は低下し、ノット回路G3.の出力は
°Hルベルとなる。上記ストロボ充電ゲート信号T4は
、ストロボが発光し℃から約2秒間I Hlレベルとな
る信号であるので、ストロボ発光後2秒間はアンド回路
G4゜の出力はe 1. lレベルであるが、−これ以
外の期間はアンド回路G4oの出力は°H”レベルとな
り、トランジスターQ6゜がオンする。よって、発光ダ
イオードDIK定電流回路CC8から電流が流れて同ダ
イオードD1が発光し、ストロボの充電完了が表示され
る。ストロボ発光後2秒間の間ストロボの充電完了表示
を行なわないようにしたのは、上記ストロボ電源信号、
ストロボ充電信号815と同じ信号線を通じて、ストロ
ボ発光後ストロボがわから約100μA でオン、オフ
を繰り返えす露出適正信号が送られてくるので、この間
発光ダイオードD1の作動を不能にする必要があるから
である。なお、ストロボ撮影適正表示は、後述するよう
に撮影情報表示装置39の液晶表示板を点滅駆動するこ
とによって行なう。 第15図は、上記第1図の選択回路55.マグネット駆
動回路56およびストロボ制御回路66の詳細な電気回
路を示している。上記第1の選択回路55は、撮影モー
ドに応じてマグネット駆動回路56を、ダイレクト測光
によるシャッター制御信号St7で制御すべきか、CP
U 50かも出力されるシャッター制御信号816で制
御すべきかを選択するための回路である。ナンド回路G
4.の第1の人力端はオートスイッチSW、(第7図参
照)の一端に接続され、CP[J50の人力ボートエ0
へ入力されるのと同じオートモード時にのみ°Hルベル
となる信号が印加されるようになっている。また、ナン
ド回路G48の第2の人力端は、ノット回路q46を介
してナンド回路G3(第7図参照)の出方端に接続さ゛
れており、CPU50の入力ボートI6へ人力されるの
ト同じメモリーモード時にのみ°H”レベルとなる信号
の反転信号が印加されるようになっている。さらに、ナ
ンド回路G48の第3の入力端は、ノット回路G47を
介してナンド回路G、 (第7図参照)の出力端に接
続されており、CP(J50の人カポ−)I2に人力さ
れるのと同じスポットモード時のみ゛Hルベルとなる信
号の反転信号が印加されるよう((なっている。従って
、ナンド回路04Mは、オートモードであって、メモリ
ーモー ドでもなく、かつスポットモードでもないモー
ド、即ち、平均ダイレクトオー トモードが選択された
ときにのみ全入力が゛H°レベルとなり、その出方が°
L”レベルとなる。ナンド回路G□の一方の入力端には
、ノット回路G4.を介して上記ナンド回路G4゜の第
1の入力端に印加される信号の反転信号が入力されるよ
うになっており、他方の入力端は、ノッ)回路G、oを
介してマニュアルスイッチ5W3(第7図参照)の一端
に接続されていて、CPU50の入力ボート■1に人力
されるのと同じマニュアル時にのみ°Hルベルとなる信
号の反転信号が人力されるようになっている。従って、
ナンド回路G、1の出力は、オートモードでもなく、か
つ、マニュアルモードでもない撮影モード、即ち、オフ
モー ド時にのみ°L9レベ化となる。ナンド回路G4
8の出力端は、ナンド回路Gs、の一方の入力端に接続
され、ナンド回路G6.の出力端は、ナンド回路GS2
の他方の入力端に接続されると共に、ナンド回路62の
一方の人力端およびノット回路G6゜を通じてナンド回
路G64の一方の入力端にもそれぞれ接続されている。 ナンド回路G、2の出力端は、アンド回路G TOの他
方の人力端、並びに、ナンド回路G、6およびアンド回
路G6゜の一方の入力端にそれぞれ接続されていると共
に、ナンド回路G、4の一方の入力端およびノット回路
G、3を通じてナンド回路G115の他方の入力端にそ
れぞれ接続されている。このナンド回路G□の出力は、
ナンド回路G4.またはG3.のいずれかの出力が°L
°レベルのとき1■]°レベルとなる。即ち、平均ダイ
レクトオートモードまたはオフモー ドか、それ以外の
撮影モードかが判別され、平均ダイレクトオートモード
またはオフモードのときにのみナンド回路G62の出力
が°H°レベルとなる。従って、結果的には、オフモー
ド時には、最長露出時間が規制されるだけで、平均ダ
イレクトオー トモードと同じ測光方式で撮影が行なわ
れることにな゛る。なお、このナンド回路52の出力は
、バイアス切換信号S4として、オペアン7”A2(第
8図参照)に入力され、前述したように撮影モードに応
じてオペアンプA2のバイアス電流を切り換える役目も
する。 上記ナンド回路q、4の他方の入力端は、ノットの一方
の入力端は、CP(J50 (第7図参照)の出力ポー
ト09に接続され、メモリー、マニュアル。 スポットの各モード時におけるシャッター制御信号81
6が人力されるようになっている。ナンド回路G、4の
出力端は、3人力ナンド回路G、7の第2の入力端に接
続され、ナンド回路Gssの出力端は、ナンド回路Gs
7の第3の入力端に接続されている。 また、ナンド回路q5.の第1の入力端は、ノット回路
G□を介して、R8フリップフロップ回路R,8F。(
第16図参照)の出力端Qに接続されており、トリガー
が開いてから約500μSの間@Hルベルを保持する高
速リミッタ−信号To(第18■(cl参照)の反転信
号が入力されるようになっている。 この高速リミッタ−信号TOは、シャッターの最短秒時
を決めるための信号である。即ち、いま、平均ダイレク
トオートモー ドまたはオフモードが選択されていると
すると、ナンド回路G、4の出力はダイレクト測光によ
るシャ;ター制御信号817が゛Hルベルの期間のみ°
L″レベルとなる。−1方、ナンド回路G6.の出力は
、マニュアルモード時等のシャッター制御信号816の
レベルによらず°Hルベルであるので、ナンド回路G3
.の出力は、ノット回路G、6の出力が°Hルベルであ
れば、ナンド回路G、4の出力により規制され、シャッ
ター制御信号817が°H゛レベルのときにのみ゛H゛
レベルとなる。換言すれば、ナンド回路G57の出力端
には、ダイレクト測光によるシャッター制御信号817
が出力される。同様にして、メモリーホールド。 マニュアルモード、スポットモード時l’Cu、fンド
回路Gsfの出力端には、シャッター制御信号816が
出力される。ここで、高速リミッタ−信号TOは、第1
8図(c)に示すように、トリガーが開いてから約50
0μsの間I Hlレベルを保持するので、ナンド回路
Gs7の出力は、ナンド回路G、4f G、、の出力の
如何忙拘らず、この間I Hlレベルとなり、後幕保持
用マグネッ)MG、が消磁されることがない。 つまり、シャッター の最短秒時が信号Toによって1
/2o?に限定される。 上記アンド回路G、oの一方の入力端は、トランジスタ
ーQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されていて
、ストロボ電源オン信号814が人力されるようになっ
ている。そして、アンド回路G7゜の出力端は、ナンド
回路G6oの一方の入力端およびノット回路G6.を通
じてナンド回路G58の他方の入力端に接続されている
。ナンド回路G、8の一方の入力端は、上記ナンド回路
G、7の出力端に接続されており、ナンド回路Ge1o
の他方の入力端は、RSSフリップフロラ回回路、SF
、 (第16図参照)の出力端Qに接続されていて、ス
トロボ同調秒時信号T3が入力されるようになっている
。このストロボ同調秒時信号T3は、第18図(flに
示すように、トリガーが開いてからも16 m sO間
I Hlレベルを保つ信号である。上記ナンド回路05
Bの出力端は、ナンド回路G61の一方の入力端に接続
され、ヘ ナンド回路G6oの出力端は、ナンド回路G、Iの他方
の入力端に接続されている。いま、平均ダイレクトオー
トモードまだはオフモードであって、ストロボの電源が
投入されていないか、またはストロホカカメラlOに装
着されていないとき、ストロボ電源オン信号814は°
L°レベルであり、従って、ナンド回路G6.の出力端
には、ナンド回路QI、、の出力信号と同じ信号が出力
される。また、この状態からストロボが装着されて電源
が投入されると、ストロボ電源オン信号814が@HI
レベルとなり、ナンド回路G61の出力端には、ストロ
ボ同調秒時信号T3が出力されるようになる。このため
、シャッター秒時は、定速の/6o秒となる。なお、平
均ダイレクトオートモードまたはオフモード以外の撮影
モードのときには、アンド回路G、oの出力が“Lルベ
ルとなり、ストロボ同調秒時信号T3はシャッター制御
に関与しなくなる。ところで、ストロボの電源がオンさ
れている限り、シャッター秒時をかならずストロボ同調
秒時にしてストロボを発光させるようKしたのは、従来
のカメラではシャッター秒時が約1/6o秒以上の高速
のときにはストロボを発光させない方式を採用していた
が、この方式では撮影者の撮影意図に反することになる
ので、これを是正するためである。即ち、従来のカメラ
では、被写体が明るい高速シャッター秒時の場合には、
ストロボを発光させる必要がほとんどないので、ストロ
ボの電源の消費節約になるとの観点からストロボを発光
させないようにしていたが、このようにしたときには、
撮影者の作画意図と反する場合も生じ不都合であるので
、シャッター秒時を強制的にストロボ同調秒時にして、
ストロボを発光させるようにしたものである。 上記ナンド回路G□の出力端は、抵抗R9,を通じて、
マグネット駆動回路56のマグネット制御用トランジス
ターQaeのベースに接続されている。 このマグネット制御用トランジスターQoaは、NPN
型トランジスターで形成されていて、そのエミッタは接
地され、コレクタは後幕保持用マグネッ)MG、のコイ
ルを通じて電源電圧Vccの印加を受けるようになって
いる。この電源電圧Vccの印加が、電源ホールド回路
67(第11図参照)の電源ホールド時にのみ行なわれ
るどとは、前述1−だ通りである。また、3ナンド回路
G0の出力端は、CPU50 (第7図参照)の入カポ
−)112に接続されていて、同回路G61の出力が露
出終了信号813として人力ポート112に、入力され
るようになっている。さらに、ナンド回路G6.の出力
端は、ディレィ回路DLoを通じてナンド回路G33(
第13図参照)の第2の入力端に接続されており、同回
路G6Iの出力がディレィ回路DLoで所定時間遅延さ
れて、電源ホールド解除信号Sj2と1〜てナンド回路
G33に人力されるようになっている1、上記ディレィ
回路DLoを設けたのは、シャッター駆動回路56およ
びストロボ制御回路66は、電源ホールド回路67(第
11図参照)を通じて電源が供給されているものであり
1.もし、ナンド回路G6Iから出力される露出終了信
号813で直接電源ホールド回路67を解除させるよう
にすると、ストロボ制御回路66が正常1(作動し得な
いおそれが生ずるので、これを防止するだめである。 前述したように、ナンド回路G2.の出力端は、ナンド
回路G62の一方の入力端およびノット回路G63を通
じてナンド回路G6.の一方の入力端にも接続されてい
る。上記ナンド回路G62の他方の入力端は、RSフリ
ップフロップ回路R,SF、(第・16図参照)の出力
端Qに接続されて〜・て、同回路R8F2よりオートリ
ミッタ−信号T2力1人力されるようになっている。こ
のオートリミッタ−信号T2は、第18図軸)に示すよ
うに、ト1)ガー開放後も1208の間°H”レベルを
保持する信号であって、オートモードでの最長嘉出秒時
を規制する信号゛Cある。また、上記ナンド回路G64
の他方の入力端は、RSフリップフロップ回回路、8F
3(第16図参照)の出力端Qに接続されて℃・て、同
回路R,sF3よりオフリミッタ−信号Tlが人力され
るようになっている。このオフリミッタ−信号Tlは、
第11図参照> K示すように、トリガー開放後、24
m5の間t H+レベルを保持する信号で、オフモー
ドでのシャッター秒時を決定する信号である。ナンド。 回路G6□の出力端は、アンド回路Gasの一方の入力
端に接続され、ナンド回路G64の出力端は、アンド回
路G6.の他方の入力端に接続されて−・る。 そして、アンド回路a6Sの出力端は、抵抗R80を通
じてNPN型トランジスターQa3のペー スに接続さ
れており、トランジスターQasのエミッタは接地され
、コレクタは上記トランジスターQesのベースに接続
されている。いま、ナンド0 路G s Iの出力が°
Lルベルのとき、即ちオフモードのとき、ノット回路G
63の出力がI Hlレベルとなり、アンド回路G65
の出力端にはオフリミッタ−信号Tlの反転信号が出力
される。従って、トリガー開放後、24r、、s経過す
るとトランジスターQesがオンし、ナンド回路G8.
の出力の如何にかかわらず、トランジスターQseがオ
フし、マグネッ1MGIが消磁されてシャッターが閉成
する。まだ、オフモード以外のときは、アンド回路G6
.の出力端にはオートリミッタ−信号T2の反転信号が
出力される。従って、トリカー開放後、約2分間が経過
すると、トランジスター Q63がオンし、同様にして
シャッターが強制的に閉成される。 次に、ストロボ制御回路66について述べる。PNP型
トランジスターQ 64は、ベースを抵抗R8Sを通じ
て、RSSフリツブフロ2回路几SF、(第16図参照
)の出力端Q K接続され工おり1.ストロボ同調秒時
信号T3の印加を受けるようになっている。そして、こ
のトランジスターQe+のコレクタは、接地され、エミ
ッタは、抵抗R15gを通じてPNP型トランジスタ・
−Qasのベースに接続されている。トランジスターQ
esのベースは、抵抗Rs。 を通じて同トチンジスタ−Qesのエミッタに接続され
ており11、このエミッタには電源電圧Vccが印加さ
れている。また、トランジスタ・−Qesのコレクタは
、抵抗R8,、R,。の直列回路を通じて接地されてい
て、両抵抗I(+、、 、 R8,の接続点は、コンデ
ンサーC8を介してストロボトリガー用サイリスターS
CR,のゲートに接続されている。サイリスター8CR
,のゲートは、抵%R0゜を通じて接地されており、カ
ソードは直接接地されている。また、サイリスター8C
R,のアノードは、上記ストロボ取付用シュー24(第
2図参照)または接続用コネクター25(第1図参照)
の電気接点を通じてストロボの電気回路に接続されるよ
うになっており、サイリスター8CR,の点弧時には、
ストロボ発光信号819ナストロボに伝達するようにな
っている。 いま、カメラ1ovcストロボを装着して充電完了後、
シャッターレリーズ釦11(第1,2図参照)を押下し
たとする。すると、シャッター先幕が走行してトリガー
開放後、約161nsが経過すると、ストロボ同調秒時
43号T3が゛Lルベルとなるので、トランジスターQ
sat・1オンし、トランジスターQ6+1がオンして
、サイリスター SCR,、のゲートにはコンデンサー
C3を通じてパルス電圧が印、加され、同サイリスター
SCR,はオンする。すると、サイリスター5et−
ttを通じてストロボからトリガ電流がストロボ発光信
号819として流れ、ストロボが発光する。 他方、ナンド回路G68の・一方の入力端は、トランジ
スター Q、、(第14図参照)のコレクタに接続され
て、ストロボ電源オン信号S14を人力されるようにな
っており、また、他方の入力端は、ノット回路G2.(
第1O図参照)の出力端に接続されていて、ダイレクト
測光によるシャッター制御信号10 817を人力されるようになっている。そして、ナンド
回路G6.の出力端は、アンド回路G6゜の他方の入力
端およびノット回路G6.を介してナンド回路G6.の
他方の入力端にそれぞれ接続されている。 ナンド回路G66およびアンド回路G6゜の一方の入力
端は、ナンド回路G、2の出力端にそれぞれ接続されて
いる。ナンド回路Gasの出力端は、抵抗R8Iを通じ
てPNP型トランジスターQe+のベースに接続され、
アンド回路G6゜の出力端は、抵抗R82を通じてNP
N型トランジスターQl!のベースに接続されている。 トランジスターQsIのエミッタには電源電圧Vccが
印加されており、コレクタは抵抗R83,R,、の直列
回路を通じてトランジスタQl11のコレクタに接続さ
れている。トランジスターQ 62のエミッタは接地さ
れている。そ1.て、上記抵抗J8 + R84の接続
点は、上記ストロボ取付用シュー24(第2図参照)ま
たは接続用コネクター25(第1図参照)の電気接点を
通じてストロボの電気回路に接続されるようになってお
り、ストロボにストロボ調光信号S18を伝達するよう
に□ なっている。いま、平均ダイレクトオートモードまたは
オフモー ドのとき、ナンド回路G、2の出力は1■1
ルベルとなっているので、ナンド回路G66およびアン
ド回路G6゜のゲートが開き、アンド回路G6゜の出力
端には、ナンド回路G68の出力信号が、ナンド回路G
asの出力端には、ナンド回路G6゜の出力の反転信号
が、それぞれ出力される。カメラlOにストロボを装着
してダイレクト測光によるストロボ撮影を行なうとき、
ストロボ電源オン信号814は°Hルベルであるので、
ナンド回路G6sの出力端には、ダイレクト測光時のシ
ャッター制御信号8170反私信号が出力される。いま
、この状態からシャッターレリーズ釦U(第1.2図参
照)を押下し、シャッター先幕が走行して露出が開始さ
れたとする。露出レベルが適正に達しない間は、シャッ
ター制御信号817は°H9レベルであり、従って、ナ
ンド回路G66の出力は゛L゛レベル。 アンド回路GaOの出力も°、L”レベルとなる。従っ
て、トランジスターQe+がオン、トランジスターQ
lがオフして、抵抗Rg3とR84の接続点け、抵抗R
83を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロボ調
光信号S18は°H゛レベルとなる。ストロボが発光し
て、露出光1が適正レベルに達すると、シャッター制御
信号St7が°Lルベルに反転シ、こんどは、トランジ
スターQa+がオフ、トランジスターQatがオンして
、ストロボ調光信号81sはl L 9となる。これに
より、図示しないストロボの調光回路が作動し、ストロ
ボの発光が停止される。 なお、カメラlOが平均ダイレクトオートモードでもな
く、オフモードでもないとき忙は、ナンド回路G、2の
出力は°Lルベルとなるので、ナンド回路G、6の出力
は°Hルベル、アンド回路G6.の出、11:”L’レ
ベルとなり、トランジスターQ61およびQoがいずれ
もオフとなり、ストロボ調光信号81Bは、ストロボが
わの調光回路に何らの影響も及はすことがなくなる。 第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電気回路を
示して(・る。このタイマー回路68は、本発明のカメ
ラlOを制御するだめの各種タイマー信号を創り出す回
路であって、32 、768 KHzの基本周波数のク
ロックパルスCK(第18図(at参照)ヲモとに1縦
続接続された27個のT型フリッフリロッj Da 路
T F o S−T F t 6 と、このT型フリ
ップフロッブ回路TFo−TF、、の出力を選択ないし
組合せて、所望のタイマー信号を創り出す選択回路と、
タイマー回路68の初期設定のためのリセット回路とか
ら構成されている。上記縦続接続されたT型フリップフ
ロップ回路TFo−TF2. は、2進カウンターを
形成しており、各T型フリップ70、ツブ回路TFo−
TF26の出力端Q。−Q26 には、2 (n +’
) x32.768 KHz (ただし、nはO≦n
≦26の任意の整数で、回路TFnの添字に対応する。 )のパルス信号が出力される。一方、D型フリップフロ
ップ回路1)F2のデーター入力端りは、ナンド回路G
。 (第7図参照)の出力端に接続されていて、CPU50
の人カポ−) I6に入力され゛る信号と同じメモリー
モード検出信号を人力されている。また、このD型フリ
ップフロップ回路DF2のクロック入力端CKには、基
本周波数32.768 KHzのクロックパルスCKが
人力されている。D型フリ・ツブフロップ回路DF、の
反転出力端Qは、ナンド回路a、eの一方の入力端に接
続されており、ナンド回路G7゜の他方の入力端には、
上記人カポ−)I6に入力されるメモリーモード検出信
号力1入力されて℃・る。 プフロップ回路DF、のデーター入力端力+、 I H
+レベルになった瞬間から、クロックパルスCKに同期
した負のパルスをナンド回路G7oの出力端に発生する
。また、Dffiフリップフロップ回路D回路のデータ
、−入力端りは、トランジスターQ32(第11図参照
)のコレクタに接続されて℃・テ、し1)−〆信号SO
を人力されるようになっており、クロック入力端CKに
はクロックツくルスCK力1印カロされている。このフ
リップフロップ回路DF、の反転出力端Qは、ナンド回
路G8゜の一方の入力端に接続され、ナンド回路G8゜
の他方の入力端にはし1ノ一ズ信号SOが印加されて、
フリップフロップDF3とナンド回路G,0は、上記回
路DF,,G?。と同様に、同期微分回路を形成して〜
・る。さらに、D型フリップフロップ回路DF,のデー
ター入力端りは、ノット回路G.oを介してノット回路
G,。、の出力端に接続されていて、トリガー信号Sl
の反転信号が人力されるよう罠なっており、クロック入
力端CKにはクロックパルスCKが印加されている。こ
のフリップフロップ回路DF,の反転入力端Q&よ、ナ
イド回路G81の一方の入力端に接続され、ナンド回路
G81の他方の入力端1(は、上記トリガー信号S1の
反転信号が印加されるようになっていて、フリップフロ
ップ回路DF4とナンド回路G,,は、上記回路DF2
.G?。と同様に、同期微分回路を形成している。上記
3つの同期微分回路は、タイマー回路68をリセットす
るだめの回路であって、メモリーモー ドが選択された
とき、シャッターがレリーズされたとき(実際には電源
ホールド回路67に通電が行なわれたとき)、露出が開
始されたとき(トリガー信号が°L°レーベルとなった
とき)の各場合に、リセットノ<ルスを発生する。 タイマー回路68は、どの時点からタイマーの作動を開
始するかの基準時点を指示してやる必要があるが、上記
リセットパルスによってタイマー回路6Bをリセットす
ることによりこれを行なうためである。リセットパルス
が出力されるナンド回路G7。+ C)goおよびG8
,の出力端は、3人力アンド回路G82の各入力端に接
続されており、アンド回路G82の出力端は、ノット回
路G..を通じてT型フリップフロップ回路TF0〜T
F,6の各リセット入力端に接続されている。また、ア
ンド回路G8□の出力端は、選択回路を形成するR,8
フリップフロップ回路R’3Fo−RSF,、RSF,
、RSF,の各リセット入力端Rに、それぞれ接続され
ており、オア回路G,4の一方の入力端にも接続されて
いる。 上記RSフリップフロップ回路R,S F,のセット入
力端には、T型フリップフロップ回路TF,の反転出力
端煮.が接続されていて、出力端Qからは、第18図(
dに示すように、トリガー信号Slが°I(”レベルに
反転してかもも0.5msの間e H tレベルを保持
し、しかる後に°L°レベルに反転する高速リミッタ−
信号TOが出力されるようになっている。 また、RS.フリップフロップ回路fts F,のセッ
ト入力端Sには、ナンド回路G,3の出力端が接続され
ていて、ナンド回路G83の一方の入力端にはT型フリ
ップフロップ回路TF,の出力端Q,が接続され、他方
の入力端にはT型フリップフロップ回路TF、の出力端
Q7が接続されている。このため、R8フリップフロッ
プ回路R8R3の出力端QKは、第18図(d+に示す
ように、トリガー信号81が゛Hルベルに反転してから
も24m5の間I Hlレベルを維持し、しかるのちに
°Lルベルに反転スるオフリミッタ−信号T1が出力さ
れるようになっている。さらに、R8フリップフロップ
回路R8F2のセット入力端Sには、T型フリップフロ
ップ回路TF2. の反転出力端Q 21が接続され
ていて、出力端Qには、第18図(e)に示すように、
トリガー信号S1が′H”レベルに反転してからも12
0s゛の間°H“レベルを維持し、しかる後に°Lルベ
ルに反転するオートリミッタ−信号T2が出力されるよ
うになって℃・る、さらにまだ、RSSフリップフロラ
回回路、S F、のセット入力端Sには、T型フリップ
フロップ回路TF8の反転出力端Q8が接続されていて
、出力端Qには、第18図+r)に示すように、トリガ
ー信号Slが°H’レベルに反転してからも16m5の
間’II’レベルを維持し、しかる後に°Lゝレベルに
反転するストロボ同調秒時信号T3が出力されるように
なっている。そして、このR,Sフリップフロップ回路
R8F、の反転出力端QI/′i、D型フリップフロッ
プ回路DF、のデーター入力端りに接続されると共に、
ナンド回路G8゜の一方の入力端にも接続されている。 D型フリップフロップ回路DF、のクロック入力端CK
には、クロックパルスCKが印加されており、同回路D
F、の反転出力端Qは、ナンド回路G8.の他方の入力
端に接続されている。ナンド回路G8.の出力端は、R
SSフリップフロラ回回路8F、のセット入力端Sに接
続されており、RSSフリップフロラ回回路8F、のリ
セット入力端Rは、上記オア回路G84の出力端に接続
されている。オア回路G84の他方の入力端は、゛V型
フリップフロップ回回路F4の反転出力端Q +sに接
続されている。従って、R8フリップフロップ回路R8
F、の反転出力端Qからは、第18図(g+にベルに復
帰するストロボ充電ゲート信号T4が出力されるように
なっている。また、RSSフリップフロラ回回路8F、
のセット入力端SKは、3入力ナンド回路G85の出力
端が接続されており、ナンド回路G、の各入力端には、
T型フリップフロップ回路TF8.TF、およびTF、
の各出力端Q8゜Q6およびQ、がそれぞれ接続されて
いる。従って、R1Sフリップフロップ回路R8R6の
反転出力端QKは、第18図(h)に示すように、トリ
ガー信号Slが゛Hルベルに反転してから22m5経過
後に°H゛レベルに反転するストロボアンダーリミッタ
−信号T6が出力されるようになっている。さらにまた
、RSSフリツブフロ2回回路8F7のセット入力端S
には、T型フリップフロップ回路TF、、の反転出力端
Q26が接続されており、よって出力端Qには、第18
図(i)に示すように、トリガー信号S1が’H’レベ
ルに反転してから約70分でl L lレベルに反転す
るメモリーリミッタ−信号T7が出力されるようになっ
ている。なお、T型フリップ70ツブ回路TF、、の出
力端QIIからは、約10 Hzに近い上記点滅周期信
号T8が出力されるようになっている。 第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターA、2(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値Svと絞り値AVとのア
ナログ演算値(8V−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU50に入力させる役目をする。このD−A変換
回路58は、公知の8ビットラダー型D−A変換回路で
あり、16個のアナログスイッチAso−As、、As
、o−As、、と、8個のノット回路a、、、−,−G
I57と、16個の抵抗R31,〜R,,,。 R,6,、−R,6,と、オペアンプAHとで構成され
ている。上記アナログスイッチAso−As、、As、
o〜As、、 のうちの半数のアナログスイッチASo
〜AS、の入力端には、基準電圧7口がそれぞれ印加さ
れており、残りの半数のアナログスイッチAs1゜〜A
s、7の入力端には、上記基準電圧vrlより高い基準
電圧・vr2がそれぞれ印加されている。また、アナロ
グスイッチAso−As、の一方の制御入力端およびア
ナログスイッチAS、。〜As1.の他方の制御入力端
には、cpusoの出力ボート06より各ビット信号す
。−b、がそれぞれ印加されており、アナログスイッチ
Aso−As、 の他方の制御入力端およびアナログ
スイッチAs、。〜AS、、 の一方の制御入力端に
は、ノット回路G、、、 G 、、7を通シて上記各ビ
ット信号す。−b70反転信伝信それぞれ印加されるよ
うになっている。さらに、アナログスイッチASo−A
s7の出力端と、アナログスイッチAs、o−As、フ
の出力端とは、それぞれ一対ずつ接続されて、抵抗R
15゜〜R7,7の一端にそれぞれ接続されている。抵
抗R,,,,−R,,7の他端は、直列に接続された抵
抗)L、、、、 R,,8% R,6,の各接続点に接
続されている。即ち、抵抗RI、。の他端は抵抗R74
,とR1,、oとの接続点に、抵抗R+、、、の他端は
抵抗R・+60とR,、、との接続点に、抵抗R8,2
の他端は抵抗R66,とR762との接続点に、抵抗R
853の他端は抵抗RI62とR3,3との接続点に、
抵抗R,5,の他端は抵抗”’!63とR7゜4との接
続点に、抵抗R4,の他端は抵抗R264とR76,と
の接続点に、抵抗R46の他端は抵抗R16,とR36
6との接続点に、抵抗R36,の他端は抵抗R166と
オペアンプA2、の非反転入力端との接続点に接続され
ている。抵抗R1,、、の一端には上記基準電圧V口が
印加されており、各抵抗R14,〜R4,の抵抗値は、
各抵抗R16,,−R,,6の抵抗値の2倍となるよう
に設定されている。上記オペアンプA2Iは、反転入力
端が出力端に接続されていてボルテージホロア回路を形
成しており、その出力端はコンパレーターA、□(第7
図参照)の反転入力端に接続されている。 このように構成されたD−A変換回路58の出力端とな
るオペアンプA21の出力端には、CPU50かも出力
される各ビット信号の採る値によ・って、+b、2
+b32 +b22 +b、2 +b。2 )な
る出力電圧VDAが得られる。なお、このD−A変換回
路58は、既に公知のものであり、がっ、本発明の主旨
とも関係しないので、その詳しい動作の説明を絃に省略
する。また、このD−A変換回路58とコンパレーター
A 12との組合せでなる逐次比較型のA−D変換回路
の動作については、後のフローチャートの説明のところ
で詳しく述べる。 第19図(5)および(B)は、上記撮影情報表示装置
39を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ示して
おり、第19図(A)は表示用のセグメント電極のパタ
ーンを、第19図(B)は上記セグメント電極に液晶層
を介して対向される背面電極のパターンを、それぞれ示
している。この撮影情報表示装置39においては、後に
詳述するように、1/3デー−ティ・スバイアスの駆動
方法を採用しており、上記背面電極は、第1ないし第3
の背面電極RE、〜RE。 に分割されている。また、この第1ないし第3の背面電
極BE、〜BE3に対応するセグメント電極は、最大3
つを1組として1本の信号ラインで接続されていて、第
20図に示すように、同一の信号ラインで接続された各
セグメント電極はそれぞれ異なる背面電極RB、〜RE
3にのみ対応するようになっている。従って、セグメン
ト電極は、第1の背面電極REνに対応する第1のセグ
メント電極群と、第2の背面電極BE、に対応する第2
のセグメント電極群と、第3の背面電極BE3に対応す
る第゛3のセグメント電極群とに区別することができる
。第1のセグメント電極群に含まれるセグメント電極と
しては、最上位に横方向に直線状に順次列設された横長
の長方形状のポイント表示用セグメント電極(”0VE
R”電極、”LONG” 電極の上位に形成されたもの
を含む)、および補正表示用の“′十″ 電極がある。 また、第2のセグメント電極群に含まれるセグメント電
極としては、中程に横方向に直線状に1―次列設された
横長の長方形状のバー表示用セグメント電極、“’0V
ER’“電極。 ”LONG”iJi、”MEMO”[極、オJ: v
” spo’r−電極がある。さらに、第3のセグメン
ト電極群としては、“1°′〜“2000 ””のシャ
ッター秒時電極、このシャッター秒時電極の下位に円形
および三角形状に形成された定点合致指標電極、この定
点合致指標電極の左右の対応する位置に設けられたスト
ロボ撮影時の露出オーバー、露出アンダー表示用の゛−
パおよび“十”電極、並びに“’MANUAL”。 れ、他方の入力端にはT型フリップフロップ回路TF、
の出力端Q7が接続されている。このため、RSフリッ
プフロップ回路R8F3の出力端QKは、第18図(d
lに示すように、トリガー信号Slが゛Hルベルに反転
してかもも24 m Sの間I HIレベルを維持し、
しかるのちに°Lルベルに反転するオフリミッタ−信号
T1が出力されるようになっている。さらに、R8フリ
ップフロップ回路R,S F20セツト入力端Sには、
T型フリップフロップ回路T F2. の反転出力端
Q2.が接続されていて、出力端Qには、第18図te
lに示すように、トリガー信号81が°H”レベルに反
転してからも120s゛の間°■“レベルを維持し、し
かる後に°Lルベルに反転するオートリミッタ−信号T
2が出力されるようになって℃・る、さらにまた、RS
フリップフロップ回路R8F、のセット入力端Sには、
T型フリップフロップ回路TF8の反転出力端Q8が接
続されていて、出力端Qには、第18図(f)に示すよ
うに、トリガー信号S1が°H’レベルに反転してかも
も16m5O間’ll°レベルを維持し、しかる後に°
Lルベルに反転するストロボ同調秒時信号T3が出力さ
れるようになっている。そして、このRSフリップフロ
ップ回路R8F、の反転出力端Qは、D型フリップフロ
ップ回路DF、のデーター入力端DK接続されると共に
、ナンド回路GaOの一方の入力端にも接続されている
。D型フリップフロップ回路DF、のクロック入力端C
Kには、クロックパルスCKが印加されており、同回路
DF、の反転出力端Qは、ナンド回路G89の他方の入
力端に接続されている。ナンド回路G8.の出力端は、
RSフリップフロップ回路R8F、のセッ回路式端Sに
接続されており、RSフリップフロップ回路R8F、の
リセ回路式力端Rは、上記オア回路G84の出力端に接
続されている。オア回路G84の他方の入力端は、゛V
型フリップフロップ回回路F、5の反転出力端鈷。 K接続されている。従って、RSフリップフロップ回路
R8F、の反転回路式Qからは、第18図頓にベルに復
帰するストロボ充電ゲート信号T4が出力されるように
なっている。また、R8フリップフロップ回路R8F6
のセット入力端SKは、3人力ナンド回路G85の出力
端が接続されており、ナンド回路G8.の各入力端には
、T型フリップフロップ回路TF8.TF6およびTF
、の各出力端Qs tQ6およびQ、がそれぞれ接続さ
れている。従って、RSフリップフロップ回路R8F6
0反転出力端Qには、第18図th+に示すように、ト
リガー信号SlがIHIレベルに反転してから22m5
経過後に°H”レベルに反転するストロボアンダーリミ
ッタ−信号T6が出力されるようになっている。さらK
また、RSフリップフロップ回路R8F、のセッ回路式
端Sには、T型フリップフロップ回路TF2.の反転出
力端Q26が接続されており、よって出力端Qには、第
18図(i)に示すように、トリガー信号S1が1Hル
ベルに反転してから約70分でl L tレベルに反転
するメモリーリミッタ−信号T7が出力されるようにな
っている。なお、T型フリップ70ツブ回路TF、、の
出力端QIIからは、約10Hzに近い上記点滅周期信
号T8が出力されるようになっている。 第17図は、上記D−A変換回路58の詳絹な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターA8.(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値Svと絞り値AVとのア
ナログ演算値(8V−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU50に入力させる役目をする。このD−A変換
回路58は、公知の8ピットラダー型D−A変換回路で
あり、16個のアナログスイッチAso−As1.As
1o−As、、と、8個のノット回路G1.。〜G、、
、と、16個の抵抗R,4,〜R47゜R,60% R
,6,lと、オペアンプA2.とで構成されている。上
記アナログスイッチAso−As1.As、o〜As、
7のうちの半数のアナログスイッチASo〜AS、の入
力端には、基準電圧7口がそれぞれ印加されており、残
りの半数のアナログスイッチASl。 〜As、、の入力端には、上記基準電圧vr!より高い
基準電圧・vr2がそれぞれ印加されている。また、ア
ナログスイッチAso−As、の一方の制御入力端ンド
回路G 、。、の一方の入力端には、上記JKラフリッ
プフロ2回路JKF、の出力A1が印加されており、他
方の入力端はDRAMssかもメモリーエリアSEG、
の内容に対応する信号を印加されている。更に、ナンド
回路G2o2の一方の入力端には、上記JKラフリップ
フロ2回路JKFoの出力AOが印加されており、他方
の入力端はDRAMssからメモリーエリア5EG2の
内容に対応する信号を印加されている。各ナンド回路G
2001 G 20110202の出力端は、3人力
ナンド回路G 2.、の各入力端にそれぞれ接続されて
おり、ナンド回路G209の出力端は、エクスクルーシ
ヴオア回路G2,2の一方の入力端に接続されている。 ゛エクスクルーシヴオア回路G71.の他方の入力端に
は、JKフリップフロップ回回路KF3の出力A3が印
加されていて、エクスクルーシヴオア回路G2,2の出
力端からは信号KOが出力されるようになっている。こ
の信号KOは、例えば第25図(i)に示すように、D
RAMssの出力端から出力される信号を、1/3に時
分割する信号となっている。同様にして、ナンド回路G
’lO8〜G2o、、3人力ナンド回路(3tl。およ
びエクスクルーシヴオア回路G213により、DRAM
ssのメモリーエリア5E03〜SEG、の内容に対応
する信号が、1乙に時分割されて信号に1として出力さ
れ、ナンド回路G 2011〜G20813人力ナンド
回路G tt□およびエクスクルーシヴオア回路G73
.により、DRAMssのメモリーエリアS EGs〜
SEG、の内容に対応する信号が、1/3に時分割され
て信号に2として出力される。このようにして、DRA
Mssの102個のメモリーエリアSEG、・〜SEG
、。1の内容に対応する信号は、全部で39個の信号’
KO〜に38として出力される。そして、信号KO−に
38は、第23図に示すレベル変換回路を通じて、それ
ぞれセグメント駆動信号JO〜J3Bとして変換され、
撮影情報表示装置39の表示用セグメントに印加される
ようになっている。第25図U)には、セグメント駆動
信号の一例として、信号JOの波形が示されている。上
記レベル変換回路は、ノット回路02□M+ ”チャン
ネルMO8型電界効果トランジスターQ106およびn
チャンネルMO8型電界効果トランジスターQIBで構
成されている。ノット回路G22.の入力端には、上記
信号Kn (n==o 〜as)が印加されており、ノ
ット回路G22.の出力端は、トランジスターQIOf
I + Ql。、のゲートにそれぞれ接続されている。 トランジスターQ+ o aのソースは定電圧voが印
加され、トランジスターQ16.のソースは−V。の定
電位となっている。また、トランジスターQ、。6とQ
l。、のドレインは互いに接続され、この接続点より上
記セグメント駆動信号Jn(n==o〜38)が取り出
されるようになっている。このようなレベル変換回路が
セグメント駆動信号JO〜J38の数だけ、即ち39個
設けられていることは云うまでもない。 第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコモン信号
出力回路を示している。このコモン信号出力回路は、ノ
ット回路Gv+se G2□2〜G224と、ナンド回
路G2,6〜G2□1と、PチャンネルMO8型電界効
果トランジスターQ、。。p Qlo2I Ql。番と
、nチャンネルMO8型電界効果トランジスターQIO
I e QI03 +Q、。、と、抵抗R2,、、%−
R12o2とで構成されている。ナンド回路q7,6の
一方の入力端には、JKフIJ 、プフロップ回路JK
F3の出力A3が印加されており、他方の入力端には、
JKフリップフロップ回回路KFoの出力AOが印加さ
れている。そして、ナンド回路G2,6の出力端は、P
チャンネルMO8型電界効果トランジスターQ、。0の
ゲートに接続されている。また、ナンド回路G71.の
一方の入力端には、ノット回路G21.を通じて上記出
力A3の反転信号が印加されており、他方の入力端には
、上記出力AOが印加されている。そして、ナンド回路
G21’lの出力端は、ノット回路G、22を通じてn
チャンネルMO8型電界効果トランジスターQ+oIの
ゲートに接続されている。上記トランジスターQ to
。 のソースには定電圧+2V、が印加されており、トラン
ジスターQ、。、のソースは一2Y0の定電位となって
いる。そして、トランジスターQ、。。l Qs61の
ドレインは互いに接続されていて、この接続点は、抵抗
R12o、を通じて接地されている。第1のコモン信号
HOは、トランジスターQ、。。IQIOIのドレイン
の接続点から取り出されるようになっている。 また、まったく同様にして、第2のコモン信号出を出力
する回路が、ナンド回路G 2fg 1 G2L9 +
ノント回路G2231)ランシスターQ、。2IQ10
3および抵抗R7゜、で構成され、第3のコモン信号H
2を出力する回路が、ナンド回路”2201 G2□7
.ノット回路q2241トランジスターQ+04 +
Q+05および抵抗R+ 、o2で構成されている。上
記第1ないし第3のコモン信号)10−82の波形は、
第25図(f)ないしくh)のようになる。 次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図(a)〜(
m)のタイムチャートを参照しながら説明する。 −例として、セグメント5EGo、SEG、、5EG2
(以下、D RAM ssのメモリー土リア5EGo
〜SEG、。、に対応する表示用セグメントを、メモリ
ーエリアの符号と同一の符号を付して示す。)の動作に
着目して、セグメン) 5EGo、5EG2が発色、セ
グメン)SBG、が発色しない状態の動作について説明
する。いま、セグメン)BEGo、8EG2は発色する
ので、DRAMssの対応するメモリーエリアの内容は
+1′である。一方、セグメン)8BG。 に対応するメモリーエリアの内容は°0°である。 出力A2.At、AOは、メモリーエリア5EGo。 SBG、、5EG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路G 、。、の出力端に出力させるためのゲート信号
の役目をする(第25図(b) 、 (C) 、 (d
)参照)。ナンド回路G209の出力は、出力A3(第
25図(e)参照)とエクスクルーシヴオアされて回路
G21.の出力端より信号KOとして出力される(第2
5図(り参照)。 信号KOは、コモン信号HO〜H2(第25図(f)
、 (g) 。 (h)参照)のいずれかが°H’レベルの区間は、ナン
ド回路G20(lの出力が91(9レベルであれば°L
ルベルとなり、ナンド回路G2o、の出力がI L l
レベルであれば°H゛レベルとなる。また、信号KOは
、コモン信号HO−H2のいずれかがILIレベルの区
間は、ナンド回路G 209の出力が°Hルベルであれ
ばl Hlレベルとなり、ナンド回路q200の出力が
°L。 レベルであれば°Lルベルとなる。これにより、ナンド
回路G20[1の出力が°Hルベルならば、後で述べる
セグメント駆動信号JOとコモン信号HO〜H2との電
位差が3■oとなることにより、セグメントに対応する
液晶が発色する。′また、ナンド回路G2011の出力
が°Lルベルならば、セグメント駆動信号JOとコモン
信号HO〜H2との電位差がVoとなることにより、セ
グメントに対応する液晶は発色しない。いま、セグメン
) 5EGo、5EG2に対応するDRAM85のメモ
リーエリアの内容は11′で、セグメントSEG、に対
応するDRAM85のメモリーエリアの内容は90′で
あるので、信号KOの波形は第25図(i)に示すよう
になる。従って、レベル変換後のセグメント駆動信号J
Oは、第25図0)に示すようになる。よって、コモン
信号HOとセグメント駆動信号JOとの電位差HO〜J
Oは、第25図(k)に示すようになり、セグメントS
EG。 は届デーーティで発色することになる。また、コモン信
号H1とセグメント駆動信号JOとの電位差I]1〜J
Oは、第25図(1)に示すように常にV。となり、セ
グメントSEG、は発色しない。さらに、コモン信号H
2とセグメント駆動信号JOとの電位差H2〜Joは、
第25図(m)に示すようになり、七グメン)8BG、
は4ア二一アイで発色することになる。他のセグメント
5EG3〜SEG、o、についても、全く同様にして発
色が制御される。なお、上述のようにセグメントがし、
デー−ティで発色されても、人の眼には連続的に発色し
ているように見えることは云うまでもない。また、上記
メモリーエリア5EGo−8EG、o’、の添字は、説
明のために付されたもので、メモリーエリア5EGo〜
8EG、。10番地とは直接的には関係がない。 ここで、表示用セグメントとDRAM85のメモリーエ
リアの番地との対応関係について簡単に説明する。原則
として、ポイント表示用データーは、そのままDRAM
85のメモリーエリアの番地を指定する。例えば、ポイ
ント表示用のセグメント列の最左端(高速秒時がわ)の
セグメントが、DR7VM85のメモリーエリアのθ番
地に対応していたとする。右に1つずつセグメントが移
動するごとに、そのセグメントに対応するメモリーエリ
アの番地は1番地ずつ増えてゆくことになる。いま、ポ
イント表示用データーが°4′だったとすると、DI(
AM85のメモリーエリアの4番地に°1゛をストアす
ることにより、ポイント表示用セグメント列の最左端か
ら5番目のセグメントを発色表示することになる。この
番地の指定は、任意に設定することができ、本発明のカ
メラ10では、後述するプログラムからも判る通り、ポ
イント表示用セグメント列の、“” OV E I(、
”セグメントの上位に対応する最左端のセグメントをメ
モリーエリアのC41番地に、“’LONG”セグメン
トの上位に対応する最右端のセグメントをC40(=C
41+35 )番地に指定している。なお、後述するプ
ログラムでは、ポイント表示用データーとパー表示用デ
ーターとを同じ演算式を用いて求めており、その番地指
定のまま表示すると重複する。これは、バー表示の場合
には、表示データーにある定数を加算してDRAMss
のメモリアエリアの番地指定をずらすことにより解決さ
れるが、プログラム上はその定数の加算につ(・ては、
特に明示しなかった。 第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシャッター秒
時の81数方法をグラフで示したものである。 実際には、CPU5oの内部でソフト、ウェア的に行な
われるもので、後に詳細に説明するが、ここではまず簡
単にその概要について説明しておく。メモリーモードは
、実際にダイレクト測光で撮影した実露出時間を計数し
、これに基づいて露出制御を行なうものであるが、露光
量を記憶するため、メモリーモード撮影中に絞りあるい
はフィルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量
が一定となるように記憶値を変更する必要がある。この
場合、絞り値およびフィルム感度値は、本発明のカメラ
10では、最小有効ビット(Least 81g1fi
ca’ntBit 、 LSB ) A2 Evの精度
をもった対数圧縮情報であるので、上3d実露出時間も
絞り値、フィルム感度値と同系列の数値に変換する必要
がある。 このための方法としては、(1)実露出時間を同一の周
期のパルスで計数した後、CPU50 テLSB /、
。 EVのTv値に変換する方法、(2)計数の基準となる
クロックのパルス周期を時間と共に変え、計数値そのも
のをL S B l/、 2 Evの時間@(以下、T
v値と記す。)相当の値となるようにする方法、02つ
の方法が考えられる。本発明のカメラ10では、後者の
方法を採用している。実露出時間を厳密にTv値に変換
するには、クロック周波数の制御が非常に複雑になる。 このため、本発明のカメラ10では、露出時間が倍々に
なるごとにクロック周期も倍々になるように制御してい
る。第26図は、実露出時間をTv値に変換するための
理想曲線Aと、本発明のカメラ10が採用する方法によ
る変換曲線Bとの関係を示しており、本発明のカメラ1
0の採用する方法によれば、理想曲線Aからの誤差は、
量子化誤差を含めても最大的o、08 Ev程度しかな
く、カメラとして鳴↓充分な精度を発輝することができ
るも −のである。 なお、第5図中に示したデジタル露出情報導入回路60
ハ、マニュアルシャッター秒時および補正値CVをCP
U50内にデジタル量のまま入力させる回路であるが、
既に周知の回路手段を用いて容易に構成することかでき
るので、詳しい説明および図示を絃に省略する。また、
基準電圧回路69についても同様に、詳しい説明および
図示を舷に省略する。 以上のように、本発明のカメラ10は構成されている。 次に、このカメラ10の動作の説明に入る前に、本発明
のカメラ10における撮影モードについて簡単に概説す
る。まず、カメラ10の撮影モードは、オートモードと
、マニュアルモートド、オフモードとの3一つの基本的
な撮影モードに大別される。 オートモードは、被写体の明るさを測光してシャッター
秒時を自動的に決定す4るいわゆる自動露出撮影モード
であって、撮影モード切換用操作ノブ21を[AUTO
J指標に対応させることによって選択される。このオー
トモードは、更に、平均ダイレクトオートモード、スポ
ットオートモード、ストロボオートモードに分けられる
。平均ダイレクトオートモードは、露出中にフィルム面
およびシャッター幕面から反射する被写体光を平均測光
して適正露出となった時点で自動的にシャッターを閉成
する撮影モードであり、このモードにおいては、上記メ
モリー指令操作ノブ13の指標なl’−MEMORYJ
指標に対応させることによって、メモリーモードの選択
が可能である。このメモリーモードが選択されると、選
択後1駒目の撮影時のシャッター秒時がカメラ10内に
記憶され、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13の指
標を[CIJARJ指標に対応させることによってメモ
リーモードがクリアーされない限り、何駒分でも同一の
露出レベルで撮影が行なわれる。また、上記スポットオ
ートモードは、撮影前に複数の被写体部位をスポット測
光して、各被写体部位の輝度値の平均値を用いて適正露
出となるようにシャッターが自動的に作動される撮影モ
ードであり、オートモードの状態で上記スポット入力1
i114を押下することによってスポットオートモード
が選択されると同時に、スポット測光値の入力および記
憶もなされるようになっている。なお、スポット測光値
としては、上記部分測光用の光起電力素子PD2に光学
的に対応するようにファインダー内に設けられたスポッ
ト測光指標(図示されず)に映し出された被写体部位の
測光値が入力される。このスポットオートモードにおい
ては、ハイライト指令釦15またはシャドウ指令釦16
を押下することによって、さらにハイライトモードまた
はシャドウモードの選択が可能である。ハイライトモー
ドの場合には、複数のスポット測光値のうちで、最大輝
度のスポット測光値を基準として、これより2%Evだ
け露出が低下するようにシャッター秒時が決定されて露
出制御が行なわれる。また、シャドウモードの場合には
、複数のスポット測光値のうちで最小輝度のスポット測
光値を基準として、これより2 /3 Evだけ露出が
高くなるようにシャッター秒時が決定されて撮影が行な
われる。さらに、上記ストロボオートモードは、オート
モードの状態でストロボ取付用シュー24にストロボを
装着しあるいは接続用コネクター25にストロボを接続
し、かつ、同ストロボの電源をオンさせたときに選択さ
れる撮影モードであり、シャッターがストロボ同調秒時
であるy6o秒で作動されると共に、適正露出でストロ
ボが自動調光される。 上記マニュアルモードは、上記マニュアルシャッター秒
時設定環7によって設定されたシャッター秒時でシャッ
ターを作動させる撮影モードであって、上記撮影モード
切換用操作ノブ21を「MANUALJ指標に対応させ
ることによって選択される。 このマニュアルモードは通常マニュアルモードと、スポ
ットマニュアルモートド、ストロボマニュアルモードと
に分けられる。しかし、この3つのモードは、撮影情報
表示装置39における表示の態様が異なるだけで、シャ
ッターがマニュアルシャッター秒時で作動される点にお
いては同じである。 ナオ、マニュアルモードではメモリーモードの選択はで
きず、また、スポットマニュアルモードでは、ハイライ
トモード、シャドウモードの選択が可能である。 上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ21を1
OFF」指標に対応させることによって選択される撮影
モードで、平均ダイレクト測光で被写体光が測光され、
シャッター秒時が’40秒より短い場合にはそのシャッ
ター秒時でシャッターが閉成され、し秒より長い場合に
は、し秒で強制的に40
40シヤツターが閉成される。 次に、第27図のフローチャートを参照しながら、カメ
ラlOの動作およびCPU504Cおけるプログラムの
流れについて概説する。まず、カメラ10&C電源が投
入されると、CPU50およびインターフェースが初期
状態にリセットされ、次に、カメラlOの撮影モードに
応じて所定のプログラムへの分岐が行なわれる。まず、
カメラlOがダイレクトオートモードであった場合には
、オートであるか否かの判定をイエス(以下、フローチ
ャート上ではイエスの分岐方向をYで示す。)で、スト
ロボ電源オンであるか否かの判定をノー(以下、フロー
チャート上ではノーの分岐方向をNで示す。)で、スポ
ットモードであるか否かの判定をノーで、それぞれ抜け
て、ダイレクトオートモードのだめのプログラムに入る
。なお、いまメモリーモードは選択されていないとする
。このプログラムでは、まずモード切換直後であるか否
かの判定が行なわれ、モード切換直後の場合には、ファ
インダー内表示、インターフェースおよびCPU 5o
の内部レジスターのリセットが行なわれる。次に、開放
測光による平均輝度値(以下、輝度値をBv値と記す。 )。 (フィルム感度値−絞り値)の演算値(以下、5v−A
v値と記す。)および補正値(以下、Cv値と記す。)
が順次人力され、この後メモリーホールドであるか否か
の判定が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレク
ト測光による実露出時間が既に記憶された状態をいい、
同じメモリーモードでありながら、単にメモリーモー
ドが選択されただけで実露出時間が記憶されていないメ
モリーセットの状態とは区別される。メモリーホールド
状蝉であればTv値の演算に用いる平均Bv値等を既に
ホールドしたものと変更12、しかる後にTv値の演算
を行なう。そ1.てTv値の演算が終了したなら行なわ
れ、シャッターレリーズがされていなければ、■−■を
通じてフローチャートの初めに戻り、シャッターがレリ
ーズされるまで、ループを繰り返す。このため、撮影情
報表示装置39には、常1(最新の適IEシャッター秒
時(Tv値)がバー表示される。シャッターがレリーズ
されると、トリガー開か否かの判定でループして露出が
開始されるまで時期12、トリガーが開くと、メモリー
モードでなければダイレクト測光による積分出力が所定
レベルに達した時点でシャッターが閉じて算出が終了さ
れる。また、メモリーモードであってメモリーホールド
でなければ、実露出時間のカウントが同時に行なわれる
。さらに、メモリーモー ドであってメモリーホ「ルド
でちれば、既に記憶されているTv値に基づいてシャッ
ター秒時が制御される。そして、露出終了後は、■−■
を通じてフローチャートの初めに戻って、次の撮影のだ
めの表示を繰り返す。 また、カメラ10がスポットオートモードであったHA
合には、オートモードであるか否かの判定をイエスで
、ストロボ電源オンであるか否かへIIu%にの判定ヲ
ノーで、スポットモー ドであるか否かの判定をイエス
でそれぞれ抜けて、スポットオートモードのためのプロ
グラムに入る。このプログラムでは、まずスポット入力
があるか否かの判定が行なわれるが、スポットモード選
択時にはかならずスポット人力があったことになるので
、まず、スポットオートモード、でスポット入力ありの
プログラムに入り、次に、モー ド切換直後でちるか否
かの判定が行なわれ、切換直後の場合には、ファインダ
ー内表示、インターフェースおよびCPU50の内部レ
ジスターのリセットが行なわれる。 次に、開放測光によるスポラ) Bv値、 Sv −A
v値が順次人力され、Tv値の演算を行なった後、この
Tv値を記憶すると共に、ポイント表示する(第48図
参照・)。続いて、ノ・イライトモードまたはシャドウ
モードかの判定を行ない、これらのモードでなければ、
Cv値の入力を行ない、補正を加味したうえで、Tv値
の単純平均の演算を行なった後、これをバー表示する(
第50図参照)。ここで、Tv値のポイント表示におい
ては、Cv値を加えず、バー表示においてはこれを加味
したのけ、ポイント表示は被写体輝度の表示が原則であ
って、実際はスポット人力時の被写体輝度をもと忙適正
レベルのTv値換算の表示を行なっているためでちり、
一方、バー表示は実露出時間レベルの表示なので補正を
加味してこれを表示するようにしただめである。平均値
のバー表示の後、レリーズか否かの判定が行なわれ、レ
リーズされていなければ、■−〇を通じてモード判別の
プログラムに戻り、再びスポット人力があるか否かの判
定に入る。スポット人力後2回目のループでは、スポッ
ト人力状態が1回目のループの中で解除されているので
、こんどは1.スポット人力な17のプログラムに入る
。 ここでは、まず、Sv −Av値が入力され、記憶され
た複数のスポラ) Bv値に基づいてTv値がそれぞれ
演算され、各Tv値のポイント表示の変更がなされる。 即ち、スポット人力操作による記憶はあくまでも露光量
の記憶であるので、露光量が一定となるように人カポイ
ンドの変更を行なう。次に、ハイライトモー ドまたは
シャドウモードであるか否かの判定が行なわれ、これら
のモー ドでなければ、Cv値を人力した後に、補正を
加味してTv値の単純平均を演算し、この平均値をバー
表示する(第50図参照)。続いて、現在測光中のスポ
ラ) Bv値を人力し、このBv値を適正な露出を与え
るTv値に換算してポイント表示する。このポイント表
示は、点滅表示によって行なわれ、既に入力しだ13v
値に基づ(Tv値と区別される。次に、メモリーホール
ドであるか否かの判定を行ない、メモリーホールドであ
ればレリーズか否かの判定に抜。 け、そうでなければ、ハイライトモードであるか否か、
およびシャドウモードでちるか否かの判定に入る。もし
、ハイライトモードでもシャドウモードでもなければ、
レリーズであるか否かの判定に抜ける。 次に、スポットオートモードで、ハイライトモー ドま
たはシャドウモードであった場合について述べる。いま
、スポット人力操作がなされ、Tv値のポイント表示が
終ったとする。次に、ハイライトモード捷たはシャドウ
モードであれば、バー表示の変更は行なわず、シャッタ
ーレリーズの判定11 により再びモード判別のプログラムへ分岐する。 そして、再びスポット人力の判定に至ると、こんどはス
ポット人力なしのプログラムに入り、露光量が一定とな
るように、ポイント表示のシフトが行なわれ、しかる後
に、)・イラ−f )モー ドまたはシャドウモー ド
の判別が行なわれる。いま、ハイライトモー ドまたは
シャドウモー ドであるので、バー表示のシフトは行な
わず、現測光値のポイント表示を行なった後、メモリー
ホールドでなければ、次にハイライトモードであるか否
かを判別する。もし、バイラ・イトモー ドであれば、
スポット人力操作により記憶した複数の輝度値のうちの
最高輝度値に対1.21/3EvだけオーバーとなるT
v値をバー表示する(第52図参照)。このバー表示の
際には、撮影者がどの測光ポイントを基準に2ZEvオ
ーバーがわなのかを明確に知ることができるようにする
だめ、バー表示の先端は、一旦最高輝度値1c対応する
Tv値まで伸び(第51図参照)、この後、その点から
21/3Evオーバーがわに停止する(第52図参照)
。他方、もし、シャドウモードであれば、スポット入力
操作により記憶した複数の輝度値のうちの最低輝度値に
対し22/3EVアンダーとなるTv値をバー表示する
(第56図参照)。 この場合でも、バー表示の先端は、一旦最低輝度値に対
応するTv値まで戻り(第55図参照)、この後、その
点から2 /3 Evアンダーがゎに停止する(第56
図参照)。 そして、スポットオートモードで、シャッターがレリー
ズされると、次に、トリガーが開いたか否かの判定でル
ープして露出が開始されるまで時期し、トリガーが開く
と、タイマーカウンターに設定されたバー表示情報忙相
応する露出時間情報に基づき、露出時間の計時を行なう
。そ1−て、このタイマーカウンターの値が所定値1(
達すると、シャッターが閉じて露出が終了される。この
後、■−■を通じて、再びモード判゛別のプログラムに
戻る。 次に、ダイレクトオートモー ドで、かつ、メモリーモ
ードがセットされた場合について説明する。 いま、メモリーホールドでないものとする。すると、オ
ートモードであるか否かの判定を・イエスで、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノーで、ダイレクトオー
トかつ、メモリーホールドの判定をノーで、スポットモ
ードであるか否かの判定をノーでそれぞれ抜けて、ダイ
レクトオートモー ドのプログラムに入る。そ1−て、
レリーズ前は、通常の〃゛イレクトオートモード場合と
全く同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図参
照)。 シャッターがレリーズされると、トリガー開まで時期l
、だ後、メモリーホールドの判定をノーに抜けることに
より、ダイレクトオートモー ドでの実露出時間のカウ
ントを行なうと同時に、アペックス値への変更を行なう
。この後露出が終了すると、再びモード判別のプログラ
ムへ分岐する。ここで、も17、メモリーモー ドが解
除されなければ、自動的にメモリーホールド状態となる
。なお、メモリーホールド状態となれば、バー表示およ
び“Mg MO“′の表示が低速で点滅表示される(第
58図参照)。これにより、撮影者に対しメモリーモー
ドによる撮影状態であることを積極的に表示し、誤った
モードで撮影するおそれを少なくしている。 次に、ダイレクトオートモードであり、かつ、メモリー
ホールド状態であるという判定をイエスに抜け、新たな
平均Bv値を人力することな1.VC。 Sv −Av値、 Cv値を入力するステップに入る。 ここで、新だな平均Bv値を入力しないのは、メモリー
ホールドは露光量記憶であるので、Bv値は既に入力さ
れて記憶されており、Sv −Av値およびCv値の情
報だけが人力されればよいからである。 Cv値の入力が終ると、メモリーホールドであるか否か
の判別を行ない、いまメモリーホールドであるので、ダ
イレクト測光によるメモリーホールド時の5v−Av値
およびCv値から現在の5v−Av値およびCv値((
変更があった場合には、これに応じてバー表示の変更を
行なう。これは、メモリーホールドは露出時間の記憶で
ばなく、露光量の記憶を行なっているからである。次に
、シャッターがレリーズされると、メモリーホールドで
あるので、バー表示情報に相応した値が設定されている
タイマーカウンターにより、メモリーm 影tilt
報に1 よる露出制御が行なわれる。つまり、メモリーホールド
前のダイレクト測光撮影時の露光量と同じレベルでの撮
影が行なわれる。なお、Cv値に応じてバー表示はシフ
トするので、露光量は補正可能であり、厳密には露光量
記憶とはいえな℃・が、補正をかけたときにファインダ
ー内表示および実露出1(おいてバー表示が変化しない
のはカメラ10の故障ではないのかとまちがえられるお
それがあるので、メモリーモードでも補正が可能となる
ようにしている。 次に、スポットオートモードにおけるメモリー撮影につ
いて述べる。この場合、スポット人力操作は無効となり
、プログラムは、直接ストロボオートモードでスポット
人力なしの70−に分岐する。また、]・イライト基準
のTv値のノ(−表示およびシャドウ基準のTv値のバ
ー表示は行なわれなし・。 その他のプログラムの流れは、上記スポットオートモー
ドのところで説明しだのとほとんど同様である。このス
ポットモードにおけるメモリーホールド状態では、“M
gMO”表示9人カポインド表示、およびバー表示が低
速で点滅し、現測光値のポイント表示はより速い通常の
速度で点滅する。なお、露出制御はあくまでもバー表示
データーに基づ(・て行なわれる。 次に、オートモードにおけるストロボ撮影について説明
する。オートモードにおいてストロボの電源をオンする
と、自動的にダイレクト測光πより露出制御がなされる
。まず、プログラムは、オートモードであるか否かの判
定をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判定を
イエスで抜けて、ストロボオートモードのだめのフロー
に入る。 そして、初めに、モード切換直後でちるか否かが判断さ
れ、切換直後であれば、ファインダー内表示の初期設定
を行なった後、平均Bv値、 Sv −Av値、 Cv
値がそれぞれ入力される。次に、この平均Bv値、 5
v−Av値、 Cv値からTv値がアペックス演算され
る。とこで、ストロボ撮影時のファインダー内表示は、
ストロボ同調秒時“60′′の表示と定点指標の表示と
を行なう(第68図参照)。即ち、シャッター秒時”/
/60秒の露出レベルに対する偏差のポイント表示を行
なう。次に、ストロボ撮影が露出オーバーかアンダーか
の判定が行なわれ、露出オーバー 、アンダーまだは適
正が表示される。 この表示は、ストロボ発光後2秒間だけ行なわれ、露出
オーバーであれば“+°°マークを点滅させ、アンダー
であれば“−”マークを点滅させる(第70図および第
71図参照)。そして、いずれでもなければ、適正露出
ということで、定点指標“ム”を点滅させる(第73図
参照)。なお、ストロボ発光後2秒間以外の平生時には
、たんに定点指標“ム”を連続表示させる。次に、レリ
ーズされているか否かを判別し、もしレリーズされてい
なければ、再びモード判別のプログラムに戻り、もしレ
リーズされていれば、トリガー開の判定でループして露
出開始まで時期する。そ(2て、トリガーが開ぐと、ダ
イレクト測光による積分を開始すると共に、シャッター
が全開1(なったととるでストロボを発光させる。この
ダイレクト測光による露出制御とストロボ制御は、前述
lまたように〕・−ド的に行なう。 モード判別のプログラムにおいて、オートモードでなか
った場合には、次に、マニュアルモードであるか否かの
判別が行なわれ、マニュアルモードでもなかった場合に
は、オフモードであるので、オフモードのフローに分岐
する。オフモードでは、ファインダー内表示がすべて消
去されて電源の消耗が防止されたうえで、■−■を通μ
mてモード判別のプログラムに戻る。そして、シャッタ
ーがレリーズされた場合には、前述したように最長露出
時間が限られた範囲内でダイレクトdす尤による露出制
御が行なわれるっこの露出制御は、CPU5゜のプログ
ラムではなく、ハード的に行なわれる。 次ニ、マニュアルモードが選択されていた場合には、続
いて、ストロボの電源が投入されているか否かの判別が
行なわれる。いま、ストロボの電源がオンされていない
ときには、次に、スポットモードか否かの判定が行なわ
れ、スポットモードでなければ、プログラムは通常マニ
ュアルモードのフローに分岐する。ここでは、まず、モ
ード切換直後か否かの判定が行なわれ、直後であれば、
変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれる。 続いて、マニュアル設定秒時に対応したマニュアルデー
ターの入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示
を行なう。第61図においては、シャッター秒時が1/
秒に設定された状態が示されて0 いる。次に、平均Bv値、5v−Av値、 Cv値がそ
れぞれ順次人力され、上記マニュアルデーター。 平均Bv値、5v−Av値およびCv値から標準露出レ
ベルに対するずれ量(以下、偏差という。)が演算され
、これがバー表示される(第61図)、。続 ・いて
、レリーズされているか否かが判別され、レリーズされ
ていなければ再びモード判別のプログラムに戻り、もし
レリーズされていれば、トリガー開の判定のループで露
出開始まで時期する。そして、トリガーが開かれると、
タイマーカウンターに設定されたマニュアルデーターに
基づき、露出時間をカウントシ、タイマーカウンターの
値が所定値に達したら露出を終了し、再びモード判別の
プログラムに分岐する。 上記スポットモードの判別において、スポットモードが
選択されていた場合には、スポットマニュアルモードな
ので、スポットマニュアルモードのためのフローに分岐
する。ここでは、まず、スポット入力操作がなされてい
るか否かが判定されるが、スポットモード選択後1圓目
のプログラムの流れでは、かならず同時にスポット入力
がなされているので、続いて、モード切換直後か否かの
判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変数のリ
セット、表示のリセット、インターフェースのリセット
が行なわれる。次に、マニュアル設定秒時に対応したマ
ニュアルデーターの入力が行なわれ、マニュアルシャッ
ター秒時の表示が行なわれる(第63図の“125 ”
の表示参照)。続いて、スポラ) Bv 値、 5v−
Av値の入力を順次行ない、上記マニュアルデーター、
Bv値、5v−Av値とから標準露出レベルに対する偏
差の演算および記憶が行なわれ、これがポイント表示さ
れる(第63図参照)。次に、ハイライトモードまたは
シャドウモードか否かを判別し、いずれかのモードの場
合には、直接レリーズか否かの判断に入る。いず゛れの
モードでもなければ、Cv値を入力し、記憶されたスポ
ット入力値の単純平均値の標準露出レベルに対する偏差
の演算を行なって、これをバー表示する(第63図参照
)。次に、レリーズされているか否かを判別する。もし
レリーズされていなければ、モード判別のプログラムに
戻る。そして、再びスポット入力の判断までくると、こ
の間にスポットモードの解除がなされていない限り、次
に、スポット入力なしのフローに分岐する。ここでは、
まず、マニュアルデーターの入力を行ない、マニュアル
シャッター秒時の表示を行なう。次に、5v−Av値を
入力した後、Sv −Av値の変化量に応じて露光量が
一定となるようにポイント表示の変更を行なう。続いて
、ノ・イライトモードまたはシャドウモードか否かの判
別を行ない、いずれでもなければ、Cv値の入力を行な
った後に、Sv −Av値、 Cv値の変化量に応じて
露光量が一定となるようにバー表示の変更を行なう。こ
こで、ポイント表示には、Cv値が加味されず、バー表
示にはCv値が加味されている。これは、オートモード
の説明において述べたのと同様に、ポイント表示はあく
までも被写体輝度の表示を原則としているが、実際には
スポット入力時の被写体輝度をもとに、標準露出レベル
に対する偏差を表示している。これに対し、バー表示は
、実露出レベルの指標となるものなので、Cv値を加味
している。次に、スポッ) Bv値の入力を行なった後
に、このBv値と5v−Av値とから標準露出レベルに
対する偏舞のポイント表示を行なう。この表示は、現測
光ポイントの表示であるので、既入カポインドと区別す
るために、点滅表示となっている(第63図参照)。い
ま、ハイライト禿−ドでも、シャドウモードでもないと
すると、次に、レリーズされているか否かの判断に入り
、レリーズされていなければ、再びモード判別のプログ
ラムへ戻る。第64図は、入カポインドの単純平均値の
偏差がバー表示されている状態を、第65図は、補正が
入力されている状態を、それぞれ示している。 次に、スポットマニュアルモードでハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されている場合について述べ
る。いま、スポットモードは選択されているが、スポッ
ト入力操作がなされていないとき、前記のように、スポ
ット入力のポイント表示の変更を行なった後に、ノ1イ
ライトモードかまたはシャドウモードかの判別を行なう
。いま、ハイライトモードであるとすると、スポット入
力値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわず、前
記したように、現測光ポイントの点滅表示を行なった後
に、ハイライトモードか否かの判別を行なう。いまハイ
ライトモードであるので、多点入カポインドの最高輝度
値より2 ’7i Evマイナスがわにバー表示を行な
う(第66図参照)。この場合、オートモードでの表示
と同様に、どのスポット入カポインドを基準に2 //
3 Evマイナスがわなのかを撮影者に知らせるため、
バー表示の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点
入カポインドの最高輝度値より2 /3 Evマイナス
側にバー表示を変更する。次に、レリーズされているか
否かを判別し、レリーズされていなければ、再びモード
判別のプログラムへ分岐する。 次に、シャドウモードが選択されていた場合について述
べる。現泗光ポイントの点滅表示までは、ハイライトモ
ードの場合と同様であるので、それ以降のプログラムに
ついて説明する。いま、シャドウモードであるので、多
点入カポインドの最低輝度値より22/3Evだけプラ
スがわにバー表示を行なう(第67図参照)。この場合
、バー表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、この後
最低輝度値より22/3. gvプラスがわにバー表示
が伸びる。 ツキに、レリーズされているか否かが判別され、レリー
ズされていなければ、再びモード判別のプログラムに戻
る。 スポットモードにおいて、レリーズされていたときには
、つぎにトリガーが開いているか否かを判別し、トリガ
ーが開いていれば、タイマーカウンターに設定されたマ
ニュアルデーターに基づき露出時間を計時し、タイマー
カウンターが所定値に達したときに露出を終了する。露
出終了後は再びモード判別のプログラムへ戻る。 次ニ、マニ五アルモードでストロボの電源がオンされて
いる場合について説明する。いま、ストロボの電源がオ
ンされてストロボマニュアル撮影を行なうとき、まずモ
ード切換直後か否かを判別し、切換直後であれば、表示
のリセットを行なう。 第73図に示す’MANU”の表示と定点指標の表示と
がこれにあたる。次に、マニュアルデーターの入力を行
なった後に、シャッター秒時の表示を行なう。第73図
では、マニュアルシャッター秒時として’/30秒が設
定されている状態を示す。続いて、平均Bv値、5v−
Av値、 Cv値の順に入力され、これらの値から、標
準露出レベルに対する偏差を演算し、これをポイント表
示する(第73図参照)。 次に、レリーズされているか否かを判別し、レリーズさ
れていなければモード判別のプログラムへ分岐する。な
お、オートモードまたはオフモードでは、ストロボ撮影
においては、シャッター秒時ハスへてストロボ同調秒時
となるが、マニュアル撮影では、マニュアルで設定され
たシャッター秒時でシャッターが制御される。 次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図〜第44
図の詳細なフローチャートを参照にしながら、CPU5
0におけるプログラムの流れと共に説明する。まず、第
28図に示すように電源を投入する。 これはカメラ10の電池収納室内に規矩電圧以上の起電
力および容量をもった電池を収納したことに相当する。 次に、表示のクリアを行なう。これはDRAM85の内
容をすべてe □ +にすることに相当する。°また、
インターフェースのリセットを行なう。ここでは、化カ
ポ−)00〜03に正のパルスを出力し、スポットモー
ド検出用クリップフロップ回路(G7 、Go )−ス
ポット入力検出用フリップフロップ回路(Go 、G1
2 ) 、ハイライトモー021)の各ノリツブフロッ
プ回路をリセットスる。 これにより、各入力ポートエ2゛〜■5が10′になる
。 次に、変数のリセットを行なう。ここでは、まず、フラ
ッグMIOの内容(MIO)を+1′にする。このフラ
ッグMIOはメモリーホールド検出フラッグであり、(
MI O)=Oでメモリーホールド状態を示す。 次に、撮影モード検出フラッグM+aにオフモード定数
C22をストアする。この撮影モード検出フラッグM1
3は、各撮影モードに応じた定数が設定されるもので、
同じ撮影モード検出フラッグM12とベアで撮影モード
の変更直後か否かの判別等を行なうに用いられる。続い
て、ハイライト入力直後検出フラッグM17に+0′を
ストアする。このノ1イライト入力直後検出フラッグM
17は、ハイライト入力直後か否かを判゛別するための
フラッグである。次に、シャドウ入力直後検出フラッグ
M18に°0′をストアする。このシャドウ入力直後検
出フラッグM18は、シャドウ入力直後か否かの検出フ
ラッグである。前述したように、ハイライト基準撮影ま
たはシャドウ基準撮影のときには、そのモードが選択さ
れた直後、一度入カポイントの最高輝度値または最低輝
度値までバー表示の先端が伸び、この後所定の露出レベ
ルにバー表示が設定される。従って、一旦ハイライトモ
ードまたはシャドウモードが選択されると、それ以後に
入力されたスポット入カポインドに対するバー表示のシ
フトにおいては、定められた所定の露出レベルにバー表
示を変更するのみで、最高輝度値または最低輝度値にバ
ー表示を再び設定す5という動作は行なわない。このた
め、ハイライト入力、シャドウ入力がなされた直後か否
かの判別が必要になる。 ハイライト入力直後検出フラッグM17.シャドウ入力
直後検出フラッグM18は、この検出のためのフラッグ
である。続いて、点滅表示フラッグM22に11′をス
トアする。この点滅表示フラッグM22は、点滅表示を
行なわせるためのフラッグであって、このフラッグM2
2の符号を反転させることにより、表示を行なったり消
去したりして、点滅表示が行なわれるようになっている
。 このようにして、電源投入後の初期設定が行なわれると
、続いて、入力ポートIQが“l′であるか否かの判定
により、オートモードであるが否がが判別される。いま
、■0−1であった、即ち、オートモードが選択されて
いたとすると、次に、入力ボートエ13が1゛であるか
否かの判別が行なわれる。入カポ−) 113は、スト
ロボの電源が投入されているときに113=1となるが
、いま、ストロボの電源が投入されておらず、113=
Oであったとする。すると、次に、メモリーモード検出
用入力ボート■6が“1′であるか否かの検出が行なわ
れる。この人カポ−)I6は、メモリーモードのときに
■6=1となる。いま、メモリーモードが選択されてお
らず、I6.、:Oだったとする。次に、メモリーホー
ルド検出フラッグMIOの内容な°1”にする。これは
、いまメモリーホールド状態でないので、フラッグMI
Oの内容をリーットするために行なわれる。続いて、”
MEMO”の表示がクリアされる。これは、、“’ME
MO”のセグメントに対応するDRAM85のメモリー
エリアの内容を0′にすることにより行なわれる。次に
、メモリーモード検出フラッグMllに非メモリ一定数
C26をストアする。この非メモリ一定数C26は、後
述する定数C20〜C24,c3o 、 C31とは異
なる値の定数である。次に、フラッグ間工1の内容(M
ll)が平均ダイレクトオートモード定数C21と同じ
か否かの判定が行なわれる。メモリーモードには、オー
トモードでダイレクト測光による露出制御を行なう平均
ダイレクトオートメモリーの場合と、オートモードでス
ポット測光による露出制御を行なうスポットオートメモ
リーの場合とがあることは前述した通りであるが、平均
ダイレクトオートメモリーモードの場合には、メモリー
モード検出フラッグM11には、平均ダイレクトオート
モード定数C21がストアされ、また、スポットオート
メモリーモードの場合には、メモリーモード検出フラッ
グMllには、スポットオートモード定数C20がスト
アされている。いま、いずれでもないので、次に、スポ
ットモード検出用人カポ−)I2が°1“であるかどう
かが判定される。スポットモードのとき、 ■Z−X
となるが、いま、スポットモードでないとすると、撮影
モードは、平均ダイレクトオートモードになり、プロゲ
ラ云は、■−〇を通じて、第29図に示す平均ダイレク
トオートモードのためのフローに分岐する。ここでは、
まず、撮影モード検出フラッグM12に平均ダイレクト
オートモード定数C21をストアする。次に、撮影モー
ド検出フラッグM13の内容(Ml3)がオフモード定
数C22であるか否かを判別する。このフラッグM13
には、電源投入直後の変数のリセットにおいて、定数C
22が設定されているので、いま、電源投入直後の1回
目のプログラムの流れであるとすれば、次に変数のリセ
ットが行なわれる。また、(Ml3 )=022でなけ
れば、次に、撮影モード検出フラッグM12とMl3と
の内容(Ml 2 )と(Ml 3 )とが互いに等し
いか否かの判別が行なわれ、(Ml 3 )=(Ml2
)でないときには、他の撮影モードから平均ダイレクト
オートモードに変更された直後であるので、次に変数の
リセットが行なわれる。(−Ml3)=(Ml2)のと
きには、平均ダイレクトオートモードに切換後、1回目
以降のプログラムの流れであるので、変数のリセット、
表示のリセットを行なう必要がなく、これらのリセット
は行なわれない。いま、平均ダイレクトオートモードに
変更後1回目のプログラムの流れであったとする。この
ときには、まず変数のリセットとして、バー表示スター
トポイントの初期設定を行なう。これは、バー表示スタ
ート番地格制工、リアM14に、第19図(alに示す
バー表示用セグメントの最右端に対応するl)RAMs
sのメモリーエリアの番地をストアすることによって行
なわれる。モード変更直後のバー表示においては、セグ
メントの表示は最右端のセグメントからスタートし、新
しいモードでの撮影が始まったことを撮影者に積極的に
知らせるので、このためのスタートポイントを指示する
必要があるからである。次に、表示のリセットが行なわ
れる。ここでは、第45図に示すA U T O”セグ
メントおよび” L ON G”’ 、 ”1”〜”2
000”。 ” OV E R”の各セグメントに対応するD R,
AM85のメモリーエリアに°1パをストアすると共に
、他のDRAMssのメモリーエリアをすべて0°にす
ることが行なわれる。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Mt 2 )が転送され、撮
影モードの記憶が行なわれる。このため、2回目以降の
プログラムの流れでは、かならず(Ml 3 )=(M
l2)となり、変数のリセットおよび表示のリセットは
行なわれない。次に、メモリーホールド検出フラッグM
IOの内容(Mzo)が0′が否かの判別が行なわれる
。いま、メモリーホールド状態でないのでフラッグMI
Oの内容(Ml O)は+ t lとなっており、この
ため(MIO) = 00内容をノー(N)で抜け、続
いて、平均Bv値格納エリアMOに、入カポ−)I7
より入力された平均By値BVIがストアされる。 ここで、ヘッドアンプ回路51から出力されるアナログ
信号の平均By値場;どのようにして、デジタル値に変
換されるかについて説明する。まず、CPU50は、出
力ポート04を11′にして平均By値入力であること
を指定する。次に、出力ポート05をl l Fにして
、By値の入力であることを指定する。 ちなみに、被A−D変換アナログ信号S8 の内容と、
出カポ−)04および05がも出力される信号S3およ
びS7との関係は、信号83.87が°1′、゛1′
のとき、信号S8は平均By値、e、t;otのとき
スポットBy値、@o* 、eltのとき5v−Av値
、°0°、゛O°のとき信号入力禁止となる。いま、信
号Sβ、87を°1 + 、 + 1 +と、したので
、被A−D変換アナログ信号S8は、平均By値となる
。A−D変換が開始されるまえには、第17図に示すD
−A変換回路58の各入力はすべて0′である。A−D
変換開始とともに、まず最上位ビットb、のみを°1′
にし、次に、D−A変換回路58の出力電圧VDAと’
IJIt A −D変換アナログ信号S8の電圧VAI
)とを比較する。いま、もし、VAG≧VDAのときコ
ンバレー1−Al2ノ出力は、1′となる。CPU50
は、次にA−D変換信号入力ポート■7が°1′ならば
最丘位ピッ゛トbヤを11′にしたままにすると共に、
A−り変換結果をストアするレジスターの最上位ビット
に°1′を立てる。もし、VAG”’< VDAのとき
は、最上位ビットb、をlO′にすると共に、A−D変
換結果をストアするレジスターの最上位ビットを@o′
にする。以上の動作をす、−b、まで繰り返すことフ により、最終的にA−D変換結果をストアするレジスタ
ーに平均By値に対応したデジタル値がストアされる。 次に、この平均By値に対応したデジタル値は、一旦ア
キュムレーター(ACC)79を介して、MO番地にス
トアされる。なお、後に説明するスポッ)By値および
5v−Av値のA −D変換も全く同様にして行なわれ
る。 再び第29図に戻って、平均By値格納エリアMOに平
均By値がストアされると、次に、再び(MIO)=0
か否かの判別を行ない、メモリーホールド状態でないの
で、5v−Av値格納エリアMIK8V−A y値8V
−AVをストアする。そして、再び(MI O)=0
の判別を行ない、メモリーホールド状態でないので、入
カポ−)I9からCV値CvをCv値格納エリアM2に
ストアする。そして、(M2)=Oであるか否かの判定
を行なって、補正入力がないときには(M2 )=Oで
あるので°+1グメントの表示を消去し、補正入力があ
るときには(M2 ):)0であるので°±2セグメン
トの表示を行な5゜次に、再び(MIO)=Oの判定に
よってメモリーホールドであるか否かの判別を行なって
、いまメモリーホールドでないので、続℃・てTv値の
演算に入る。まず、平均Sv値(MO)とSv −A
V値(Ml)とを加算した後、加算値をl/4にする。 これは、By値、5v−Av値がL 8 B /12
Bvの分解能でストアされているのに対し、表示は/3
B vの単位で行なっているためである。次に、Cv値
(M2)を加える。CV値はL8B1/3EVの分解能
で入力されているので、補正の必要はない。次に、定数
C2を加えてレベル補正を行なったのち、この演算結果
値をバー表示データー蜂納エリアM3にストアする。次
に、バー表示用セグメントは34個で表示できる範囲は
11/3EVの範囲しかないのに対して、エリアM3に
ストアされる演算結果値は、約O〜2oEvにもなるの
で、表示用できる範囲にあるか否かの判断が必要となる
。そζで、次に、演算結果値(Ma)を表示用データー
に変換するために、データー変換用のサブルーチンt
((Ma ))を実行する。 上記サブルーチンt ((Ma ))は、値(Ma)の
表示用データーへの変換用関数プログラムであって、具
体的には、第43図に示すようなフローチャートで示さ
れる。次に、このフローチャートについて説明する。 定数C41は、”0VER”セグメントに対応するDR
AM85のメモリーエリアの番地を示す定数である。(
Ma)≦C41のとき、バー表示データー格納エリアM
3にストアされたTV値はすべてオーツ(−領域にある
ので、エリアM3の内容をC41にする。 いま、(Ma)≦C41でないとき、次に、エリアM3
の内容(Ma)と定数C40とを比較する。定数C40
はLONG”セグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地を示す定数である。(Ma)≧C40
のとき、エリアM3にストアされたTV値はれば、TV
値はバー表示できる領域内にあることを意味し、そのま
まサブルーチンr((Ma))を終える。この後、サブ
ルーチンf((Ma))は、元のフ。 ログラムへリターンする。 再び、第29図の平均ダイレクトオートモードのプログ
ラムに戻って、サブルーチンf((M3))が終了する
と、次にある所定時間の遅延命令(インターバル命令)
を実行した後、レリーズ信号入力ボート110が°l′
かどうかの判定に入る。ここで、インターバル命令の役
割については、特にメモリー撮影において重要になるの
で、その説明のところで述べることにする。上記入力ポ
ートIloは、′l′でレリーズされたことを示すが、
いまレリーズされていなかったとすると、次にバー表示
データー(M3)にもとづき、バー表示を行なう。この
バー表示は、第44図に示すバー表示用のサブルーチン
で行なわれる。バー表示の方法は各撮影モiドによって
多種多様であるので、バー表示用サブルーチンのプログ
ラムについては、全体のプログラムの説明を終えてから
説明するものとし、それまではバー表示の態様につぃ才
のみ説明する。 いま、C41〈(M3)くC4oのとき、第45図に示
すような表示がなされる。この場合、モード変更直後の
1回目のプログラムの流れにおいては、バー表示は最右
端のセグメントから順次発色してゆき、第45図では、
シャッター秒時1/15秒を示す”1% nセ、グメン
トに対応する位置で停止する。モード変更直後から2回
目以降のプログラムの流れにあっては、バー表示は前回
のバー表示の先端からスタートして所定の表示位置で停
止する。もし、(M3)=C41のときには、第46図
に示すように、バー表示は最左端まで伸び、”0VER
’”セグメントを点滅表示する。また、(M3)=C4
0のときには、第47図に示すように、バー表示はなさ
れず、”LONG”セグメントのみが点滅表示される。 次に、平均ダイレクトオートモードのプログラムの流れ
の中で、シャッターがレリーズされたとすると、110
=1の判定をイエスに抜け、続いて、メモリーモード検
出用人カポートI6がI t lであるか否かの判定が
行なわれる。入カポ−)I6は°1′でメモリーモード
を示すが、いまはメモリーモードが選択されていないと
しているので、判定をノーで抜け、続(・て露出終了信
号式カポ−) 112の判別を行なう。入カポ−) 1
12は、露出終了信号813が入力されるポートで、後
幕保持用マグネッl−MGIが消磁されるまでは11′
であるので、プログラムの流れは露出終了まで112=
1の判定でループし入カポ−) 112が°0°に転じ
て露出が終了すると、判定112=1をノーで抜ける。 そして、次に、遅延のためのインターバル命令を実行す
る。このインターバル命令は、例えば、レジスターにあ
る一数値を記憶した後、1′ずつ減算命令を実行し、そ
れが所定値に達したときに実行を終了するようにしたも
のである。測光は可動反射ミラー31が降下し、測光光
学系が安定してがら行なう必要があるが、後幕保持用マ
グネッ)MGIの消磁信号である露出終了信号8t3が
°Lルベルになってからミラー31が完全に降下し、測
光光学系が安定するのに数十msを要するため、インタ
ーバル命令が必要とな戻る。 次に、スポットオートモードのプログラムの流れについ
て説明する。カメラlOがオートモードの状態でスポッ
ト入力釦14 (第2図参照)を押圧したとすると、ス
ポット入力スイッチSW、(第7図参照)瀘閉成し、C
PU50のスポットモード検出用人カポ−) I2およ
びスポット入力検出用人カポ−)I3が、それぞれ°l
′となる。従って、オートモードにおいて、スポットオ
ートモードが選択され、かつ、スポット入力がなされた
ことになる。このスポットオートモードは、上記平均ダ
イレクトオートモードと同様にオートモードであること
には変わりないので、第28図のモード判別のプログラ
ムでは、上記平均ダイレクトオートモードが■を通じて
分岐したl2=1の判定まで達して、この判定をこんど
はイエスで抜けて1次に撮影モード検出フラッグM13
の内容(M13)がスポットマニュアルモード定数C2
4と等しいか否かの判別が行なわれる。この判別は、カ
メラ10の電気回路の構成上次のような場合が生ずるの
で必要となる。マニュアルモードには通常マニュアルモ
ードとスポットマニュアルモードとがある。スポットマ
ニュアルモードの状態では、スポットモード検出用人カ
ポ−)I2が1”となっており、この状態からオートス
イッチSW4を閉成してオートモードに変更したとする
と、スポットマニュアルモードから直接スポットオート
モードに変更されることになる。 一般に、スポットモードで撮影する場合は、全体の撮影
頻度に比べると比較的少なく、特にスポット操作を行な
わない限り、平均ダイレクトオートモード、または通常
マニュアルモードにするのが適切である。従って、本発
明のカメラ10では、マニュアルモードからオートモー
ドへの切換においては平均ダイレクトオートモードに、
オートモードからマニュアルモードへの切換においては
通常マニュアルモードに切り換わるようにしている。い
ま、スポットマニュアルモードからオートモードへの変
更直後には、後述するスポットオートモードのプログラ
ム(第35図参照)の初期で、撮影モード検出フラッグ
M13がスポットマニュアルモード定数C24に設定さ
れているので、このときには出力ポート00゜Olに°
1′のパルスを送り、スポットモード検出用フリップフ
ロップ回路(Gy、Go)と、スポット入力検出用フリ
ップフロップ回路(Gs+ −G+t )とをリセット
し、入力ポートI2.I3を101にしている。 スポットマニュアルモードからオートモードへの変更直
後でなかった場合には、次に、(MIO)= 00判定
を行なう。いま、メモリーホールド状態でないので、メ
モリーホールド検出フラッグM10の内容(MIO)は
°l′となっており、この判定をノーで抜ける。続いて
、l3=1の判定が行なわれる。 いま、スポット入力検出用人カポ−) I3がl゛、即
ち、スポット入力がありたことになりているので、プロ
グラムは、■−■を通じて、第30図に示すスポットス
ートモードであってスポット入力ありのフローチャート
に分岐する。ここでは、まず、By値格納エリアMOに
δポットBv値BV2をストアする。A−D変換してか
らデジタル値としてスポットBv値BV2をエリアMO
にストアする方法は、平均Bv値BVIをストアする際
の説明のところで述べた通りである。次に、スポラ)B
v値の値(MO)がある設定値C1より小さいか否かを
判別し、もしくMO)≧01のときには、エリアMOに
定数CIを転送する。一般に、測光回路において測光で
きる被写体輝度には限界があり、特に微弱光の方が問題
となる。それは、被写体の輝度が低くなると、光電流が
小さくなり、リーク電流、ノイズによる誤差や、対数圧
縮ダイオードの直線性が失わ、れることによる誤差が大
きくなるからである。そのため、スポラ)Bv値(MO
)が本来は低輝度を示す大きな値であるKもかかわらず
小さな値になり、この値に基づ℃・て露出制御を行なり
たとき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこで、スポ
ラ)Bv値(MO)がある測光限界値C1以上である場
合には、スポラ)Bv値(MO)をその限界値に固定す
るようにしたものである。次に、撮影モード検出フラッ
グM12にスポットオートモード定数C20をストアし
て、撮影モードを記憶する。続いて、上記平均ダイレク
トオートモードのときと同様に、電源投入直後か、モー
ド切換直後かの判別を(Ml 3.)=C22および(
Ml 3 )=(Mt 2 )の判定によって行な〜)
、該当する場合には、変数のリセット、表示のりセット
、インターフェースのリセットに入る。なお、前記した
撮影モード検出フラッグM13の内容(Mt a )が
、スポットマニュアルモード定数C24に等しいか否か
の判定は、ここで行なうようにしてもよいことは言うま
でもない。上記変数、即ち内部レジスターのリセットで
あるが、ここでは最初に重なり検出フラッグM5の内容
を11′にする。スポットモードでは、現測光ポイント
の演算結果を高・速点滅表示することにしているので、
この表示の際、現測光ポイントの表示とスポット入カポ
インドの表示とが重なった場合、現測光ポイントの表示
を優先して点滅表示させる。重なり検出フラッグM5は
、このための検出フラッグである。これについては、後
に詳述する。次に、ハイライト入力検出フラッグM6の
内容を°11にする。また、シャドウ入力検出フラッグ
M7の内容を°1′にする。雨検出フラッグM6.M7
は、°l′でハイライトおよびシャドウモードでないこ
とを示す。続いて、バー表示スタート番地格納エリアM
14に、バー表示のスタートセグメントのアドレスをス
トアする。モード変更直後のバー表示のスタートセグメ
ントが最右端のセグメントであることは、前述した通り
である。また、スポット入力データー数格納エリアM1
5の内容を°0′にする。エリアM15は、スポット人
力データー数をカウントしてストアするためのものであ
る。次に、表示の初期設定を行なう。ここでは、第48
図に示すように、”5POT”、”LONG”。 N0VER”、AUTO”およびI II 〜″200
0”の各セグメントの表示を行なう。スポットオートモ
ードでは、これらの表示は不可欠であるので、モード変
更直後にこれらの表示を行なわせるものである。 次に、インターフェースの初期設定を行なう。ここでレ
マ、出力ボート02,03に”l”のパルスを出力して
、ハイライトモード検出用フリップフロップ回路(G1
5 、G+e )およびシャドウモード検出用クリップ
フロップ回路(G、、 、G21)のリセットを行なう
。 また、化カポ−)09に@1′を出力し、シャッター制
御信号816を通電待期状態にする。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12にストアされたスポットオートモード
定数C20を転送する。これで、次回のプログラムの流
れからは、初期設定が行なわれないようになる。続いて
、スポット入力データー数格納エリアM15の内容を1
つインクリメントする。 次に、By値格納エリアMOにストアされたスポラ)B
y値BV2を、レジスターのMBN番地に転送jる。こ
こで、MBN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。次に、5v−Av値
格納エリアMIK8v−Av値(8V−AV)をストア
する。続いて、スポットBy値(MO)と、8v−Av
値(Ml)とを加算し、その結果をV4にした後、定数
C2を加えてレジスターのMTN番地にストアする。こ
こで、MTN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。 また、上記演算式の意味するところi、平均ダイレクト
オートモードの説明で述べた通りである。 次に、MTN番地の内容を変数として前記サブルーチン
r((MTN))(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にストアす
る。次に、スポット入カポインドのTV値(MTN)の
ポイント表示を行なう(第48図参照)。 この段階では、バー表示および現測光ポイントの点滅表
示はいまだなされていない。続いて、出力ポート01に
正のパルスを出力する。スポットモードでは、スポット
モード検出用フリップフリップ回路(G? 、Go)と
スポット入力検出用フリップフロップ回路(Gll−G
□)との2つのフリップフロップ回路が働(がスポット
入力に対するシーケンスが終了したら、スポット入力検
出用フリップフロップ回路(Gst−G□)をリセット
し、再びスポット入力状態を持切する必要がある。出力
ボートOIK正のパルスを出力するのはこのためである
。次に、ハイライト入力検出フラッグM6の内容(M6
)が°−1′であるか否かの判定、およびシャドウ入力
検出フラッグM7の内容(Ml)が° heであるか否
かの判定を行なう。もし、(M6)=−1または(Ml
)=−1であった場合には、ノ・イライトモードまたは
シャドウモードであるので、スポット入力データーの加
算平均によるバー表示は行なわない。いま、ハイライト
モードでもな(、シャドウモードでも、 なくて、(M
6)\−1かつ(Ml)\−1であれば、次に、スポッ
ト入力データーの加算平均によるバー表示のプログラム
へ入る。ここでは、まず、スポット入力操作により得ら
れたスポラ)By値(MBn)れなバー表示データi格
納エリアM3にストアする。次に、補正値Cv値Cvを
、Cv値格納エリアM2にストアする。そして、補正操
作がなされているか否かを、補正値(M2.)が°0″
であるか否かを判別することによって判定し、補正があ
る場合には、1+”セグメントの表示を行ない(第50
図参照)、補正がない場合には1土”セグメントの表示
を消去する(第48図参照)。続いて、スポラ)BY値
の加算平均値(M3)と、5v−Av値(Ml)と、C
V値を4倍にした値4 (M2 )と、定数03とを加
えた値を、シャッター秒時格納エリアM8にストアする
。ここで、CV値(M2)を4倍にして加え合せるのは
、LSBの重みを等しくするためである。 即ち、By値(M3 ) 、 5v−AJ値(Ml)の
LSBは1/12BVであり、CV値(M2)のI、S
BはxAEvであるので、Cv値(M2)を4倍にして
、Bv値(M3 )、5v−Av値(Mt )との重
みを一致させるためである。従って、エリアM8の内容
(M8)は、露出制御のためのシャッタースピード情報
トなるもので、レリーズ後に、内容(M8)に相応した
値をタイマーカウンターに設定して、露出制御を行なう
。これについては、後に詳述する。次に、SV−Av値
(Ml)とスポットBv値の加算平均値(M3)とを加
算し、1/4にした後に、つ値(M2)と定数02とを
加えて、バー表示データー格納エリアM3にストアする
。続いて、エリアM3の内容(M3)を変数としてサブ
ルーチンf((M3))を実行し、内容(M3)をバー
表示のためのTV値に変換した後、バー°表示のための
サブルーチンを実行l〜、TV値(M3)のバ・−表示
を行なう(第48図参照)。ここで、スポット入力が1
回目の入力であれば、バー表示は最右端のセグメントの
表示から始まり、2回目以降の入力であれば、前回のバ
ー表示の先端のセグメントから所望の位置のセグメント
まで移動する。そして、もし、バー表示データー変換後
のTV値(M3)が定数C41に等しいときには、第4
9図に示すように、バー表示は最左端のセグメントまで
延びると同時に、”0VER”のセグメントを点滅表示
する。また、バー表示データー変換後のTV値(M3)
が定数C40に等しいときには、バー表示は消え、7’
LONG”のセグメントが点滅表示される。なお、バー
表示の詳細については後述する。 バー表示が終了するか、または上記(M6)=−1ある
いは(Ml)=−tの判定をイエスで抜けたときは、次
に、I l0=1の判定によってシャッターがレリーズ
されているか否かの判別が行なわれる。 レリーズされていないときには、入カポ−) 110は
0°であるので、判定110=1をノーで抜け、■−■
を通じて再び第28図のモード判別のプログラムに戻る
。また、シャッターがレリーズされたときには、■−〇
を通じて、第29図中の露出制御のためのプログラムに
入る。このプログラムにつ℃・ては、後述する。 次に、同じスポットオートモードであっても、スポット
入力がされないとき、即ち、l2=1の状態で13=0
0ときのプログラムの流れについて説明する。−この場
合には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエスで抜け、工3=1の判定をノー
で抜け、■−■を通じて第31図に示すプログラムへ分
岐する。ここでは、まず、Bv−AV値格納エリアM1
に3v−Av値(SV−AV)がストアされる。次に、
Cv値格納エリアM2にCv\J 値CVが入力される。いま、スポット入力状態でハナイ
ノテ、スポラ)Bv値が入力されないことは言うまでも
ない。続いて、(M2)−〇の判定を行ない、補正があ
れば1±”セグメントの表示を行ない(第50図参照)
、補正がなければ6±”セグメントの消去を行なう(第
48図参照)。次に、表示用のスポット入力データー(
MTn)(n=1〜N)の表示をすべて消去する。これ
は、スポット入力データーのポイント表示は、スポット
入力操作が行なわれた直後の被写体輝度(スポラ)Bv
値)と各時点(7)8V−Av値とから得られるTV値
のポイント表示であるため、3v−Av値の変化に応じ
て、ポイント表示を変更する必要があるからである。各
々のスポット入力によるスポラ) Bv値が個々のレジ
スターMBn(n=1〜N)にストアされていることは
前述した。次に、レジスターMBn(n=1〜N)にス
トアされたスポットBv値に対するTV値を、V4 (
(Mx)+(MBn)J +C2(n=x−N)により
演算し、各MBn番地にストアされたスポツ) Bv値
に対応する個々のレジスターMTnにストアする。そし
て、各レジスターMTnの内容(MTn)に対し、サブ
ルーチンf((MTn)]を実行し、TV値(MTn)
(n=1〜N)をそれぞれ表示データーに変換する。次
に、表示データー変換後のTV値(MTn)(n=1〜
N)をそれぞれポイント表示する。次に、ノ・イライト
入力検出フラッグM6の内容(M6)が°−1′である
か否かの判定、およびスヤドウ入力検出フラッグM7の
内容(Ml)が°−1°であるか否かの判定を行なう。 もし、(M6)=−1または(Ml)=−1であった場
合には、ノ・イライトモードまたはシャドウモードであ
るので、次に述べるスポット入力データーの加算平均に
よるバー表示は行なわ、ず、後述するスポラ) BV値
の入力(MO←BV2)のステップまで飛ぶ。いま、ノ
・イライトモードでもなく、シャドウモードでもない場
合には、次に、スポット入力データ・−の加算平均によ
るバー表示のプログラムに入る。まず、スポット入力さ
れたスポラ) By値(MBn)(n=1〜N)の加算
平均値 X (MBn)/Nを演−1 算し、これをバー表示データー格納エリアM3にストア
する。次に、スポラ) BV値の加算平均値(Ms )
、 5v−Av値(Ml )、4倍のCV値4(M2
)および定数C3を加え、シャッター秒時格納エリアM
8にストアする。このエリアM8の内容(Ms)は、前
述したのと同様に、露出制御データーとなる。なお、以
後、演算式の意味につ〜・ては、既に説明したものは詳
細な説明を省略する。次に、’/4((Ml)+(Ms
)) +(M2)+C2により、n値を求め、これをバ
ー表示データー格納エリアM3にストアする。続いて、
サブルーチンf((Ms))の実行によりエリアM3の
内容(Ms)を表示用データーに変換した後、バー表示
のサブルーチンを実行することにより、バ・−表示させ
る。 次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラムに入る。 ここでは、現測光ポイントの表示データの演算と、現測
光ポイントの点滅表示がスポット人カポインドと重、な
ったときに、現測光ポイントの表示の態様、即ち、点滅
表示を優先させる処理と、ある点滅周期で現測光ポイン
トを点滅表示させる処理とを行なっている。まず、現測
光ポイントの表示データー演算について述べる。初めに
、Bv値格納エリアMOに、スポットBv値BV2をス
トアする。次に、V ((MO)+ (Ml))+C2
によりTv値を演算した後、これをポイント表示データ
ー格納エリアM4にストアする。続いて、サブルーチン
r((M4))の実行により、エリアM4の内容(M4
)を表示データーに変更後、再びエリアM4にストアす
る。現在ポイント表示されている現測光ポイントの表示
が更新されるとき、古いポイント表示は、消去する必要
がある。即ち、そのポイント表示に対応したDRAM8
5のメモリーエリアの番地の内容を°0′にする必要が
ある。しかし、現測光ポイントの表示とスポット人カポ
インドの表示が重なっていたが、現測光ポイントが更新
されて表示位置が変わったような場合には、古い現測光
ポイントはスポット人カポインドとして表示されたまま
にしなければならない。次に行なわれるのが、この処理
のためのプログラムである。まず、重なり検出フラッグ
M5の内容(Ms)が1′であるか否かを判別し、(M
s)へ1で重なりがあるときには、これから表示しよう
としている現測光ポイントの表示データー(M4)と、
現在表示されている現測光ポイントの表示データー(M
s)とが等しいか否かの判別を行なう。もし、データー
(M4)と(Ms)とが等しくないときには、現在表示
されている現測光ポイントの表示データー(Ms)と複
数のスポット入カポインドデータ= (MTn) (n
= 1〜N )のいずれかと等しくないかの判別を行
なう。もし、等しいものがあれば、データー(Ms)の
ポイント表示を行ない、等しいものがなければ、新たな
表示に更新するためにデーター(Ms)の表示をクリア
する。また、上記(Ms)−1の判定で、イエスのとき
には、最初の現測光ポイントの表示であるということを
意味するので、更新する必要がない。続いて、 M5番
地に新たな現測光ポイントの表示データー(M4)を転
送する。次に、Ito=1の判定により、レリーズされ
ているか否かの判別を行ない、110 = 1のときに
は、■−■を通じて、第29図中に示す露出制御のプロ
グラムに分岐する。また、工lO〜lのときKは、レリ
ーズされていないので、次に、現測光ポイントの点滅表
示を行なうプログラムに入る。まず、表示点滅周期格納
エリアM23に、表示点滅周期定数C50をストアする
。続いて、第41図に示す点滅表示のだめのサブルーチ
ンWA IT 3に移る。このサブルーチンWAIT3
においては、まず、点滅表示のだめのフラッグM22の
反転と、点滅周期のカウントを行なう第40図に示すサ
ブルーチンWA I T 2に飛び、遅延のためのプロ
グラムが実行、される。このサブルーチンWAIT2と
スポットオートモード時のプログラム実行時間とによっ
て表示の点滅周期が決定される。まず、サブルーチンW
AITICおいては、表示点滅周期格納エリアM23の
内容を1つずつデクリメントして再びエリアM23にス
トアする。次にエリアM23の内容(M23)が909
か否かを判別し、(M23)JIFOのときには、再び
内容(M23)をデクリメントする。そして、(M23
) = 0となると判定をイエスに抜けて、次に、点滅
表示フラッグM22の符号の反転を行なった後、リター
ンする。このサブルーチンWAIT2の実行により、所
定の遅延時間が得られる。このサブルーチンWAIT2
の実行後、サブルーチンWAIT3では、フラッグM2
2が11′であるか否かを判別し、イエスならば、現測
光ポイントの表示データー(Ms)のポイント表示を行
ない、ノーならばデーター(Ms)の表示のクリアを行
なう。なお、次回のプログラムの流れでは、フラッグM
22がサブルーチンWA I T 2内で反転されるの
で、表示されたポイントが消されるか、または消された
ポイントが表示される。 このようにして、毎回のプログラムの流れごとに表示状
態が反転され、現測光ポイントの点滅表示が行なわれる
。そして、データー(Ms)の表示、また社クリアが行
なわれたら、サブルーチンWAIT3の処理は終了し、
リターンする。ここで、データー(Ms)の表示とは、
DRAM85のメモリーエリアの(Ms)番地に曽°1
會をストアすることであり、データー(Ms)のクリア
とは、DRAMll15のメモリーエリアの(Ms)番
地に@0”′をストアすることである。 次に、第31図のプログラムは、■−〇を通じて、第3
2図に示すハイライトモードおよびシャドウモードのた
めの処理のプログラムに入る。まず、(MIO)=00
判定によシ、メモリーホールド状態であるか否かの判別
が行なわれる。いま、メモリーホールドでない((MI
O) = 1 )ので、判定をノーで抜け、次にl4=
1の判定により、ハイライト人力があるか否かの判別が
行なわれる。いま、ハイライト人力がなく、l4=0で
あるので、次に、l5=1の判定によシ、シャドウ入力
があるか否かの判別が行なわれる。いま、シャドウ入力
がなく、l5=0であるので、続いて、ハイライト人力
検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラッグM7
の検出が行なわれる。ハイライトまたはシャドウモード
においては、ハイライト人力またはシャドウ入力が偶数
回人力されると、そのモードが解除されると共に、ハイ
ライトからシャドウまへはシャドウからハイライトにモ
ードが切り換えられたときkは、最後に選択されたモー
ドに切り換えられる方法を採っている。ハイライト入力
検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラッグM7
は、このために必要となるフラッグである。いま、ハイ
ライトモードでもシャドウモードでもなく、(M6)=
1 、(M?)=1であるので、次に、I 10=1の
判定によりレリーズされているか否かの判別が行なわれ
る。レリーズされていない場合には、■−■を通じて、
再び第28図のモード判別プログラムに戻る。レリーズ
されていた場合には、■−〇を通じて、第29図中の露
出制御のプログラムに分岐する。 次に、第29図における露出制御のプログラムについて
説明する。まず、シャッター秒時格納エリアMgの内容
(Ms)をタイマーカウンターに設定する。ここで、T
v値(Ms)は、LSBイ2 B vの精度であるので
、Tv値(M8Hm次のような近似変換を行なってタイ
マーカウンターに設定してやる必要がある。いま、エリ
アM8の内容であるTv値を、12進数で表わすと、 Tv = 12(12X + Y + ”/12 Z
) ・・・・・(1)(ただし、x、y、zは整数
) と表わすことができる。従って、露出時間Tは、1
(Tv/12) 、12X+Y+ 1/12Z 、
、 、 、、 、。 T=(/l) 2 = (/r)2(ただし、f
t、クロックパルスCKの周波数)で表わされ、これは
近似的に、 T=(1/)(l+z/12)・2・・・・・(3)と
なる。従って、Tv値(Ms)をタイマーカウンターに
設定するときには、まず、Tv値(Ms)を4□にして
、小数点以下(ここでは4ビツトとする)を求める。次
に、タイマーカウンターの最下位ピットに°l′をたて
、続いて、上記小数点以下4ビツトなタイマーカウンタ
ーの最下位から上位がわKlビットずつシフトしながら
ロードする。従って、最下位ビットから5ビツト目には
必ず1.tがロードされ1下位4ビットには、上記小数
点以下4ビツトがロードされたことになる。次に、この
5ビツトな上位側にさらに12X+Y−4ビツトだけシ
フトする。これにより、Tv値(M8)が上記(3)式
を満たすようにロードされ、タイマーカウンターの設定
が終了したことになる。次に、111=00判定により
、トリガーが開くまで待期し、トリガーが開くと入カポ
−)Illが111となるので、次にタイマーカウンタ
ーを、1/fの周期で減算し、露出時間の計時を行なう
。そして、タイマーカウンターの内容が401になった
ら、露出を終了しなければならないので、出力ポート0
9に@0′を出力して、露出を終了させる。次に、イン
ターバル命令を実行した後、■−■を通じて、再び第2
8図のモード分別プログラムに戻る。インターバル命令
の実行は、シャッター制御信号816が出力され、後幕
保持用マグネッ) MG、が消磁されてから可動反射ミ
ラー31が降下し、再び測光可能になるには、数十ms
を要するので、この時間を創り出すために行なわれる。 次に、スポットオートモードにおいて、ハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラム・の流れについて
説明する。いま、スポットオートモードにおいて、スポ
ット人力でなくl3=0であったとすると、この場合に
は、第28図のモード判別のプログラムにおいて、l3
=1の判定をノーで抜け、■−■を通じて第31図のス
ポットオートモードでスポット入力なしのためのプログ
ラムに分岐する。以下、通常のスポットオートモードと
共通するプログラムについては、その説明を省略する。 いま、プログラムの流れが進行し、スポット人カポイン
ドの表示の変更が終了したものとする。 つまり、第31図のフローにおいて、データー(MTn
)(n=t−N)のポイント表示のステップが終了した
ものとする。次K、(Me) =−1,(M7) =−
1の判定により、ハイライト人力があるか否か、シャド
ラム力があるか否かの判別が行なわれるが、この段階で
はいまだ(MG ) = 1 * (M7 ) = 1
であるので、通常のスポットオートモードのプログラム
を実行し、バー表示データー(M3)のバー表示は行な
われる。更にプログラムの流れが進行すると、■−■を
通じて第32図のプログラムに入る。ここでは、まず(
M4o) = oの判定により、メモリーホールドであ
るか否かが判別されるが、いまメモリーホールド状態で
ないので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモード検
出用人カポ−)I4のレベル検出を行なう。いま、ハイ
ライト人力されており、l4=1であるので、判定l4
=1をイエスで抜け、次に、ハイライト人力直後検出フ
ラッグM17に11Pをストアする。このフラッグM1
7は、ハイライトモード選択後、1回目のプログラムの
実行であるかどうかを検出するためのフラッグである。 次に、ハイライト入力検出用フリップフロップ回路(G
l!l 、Gee )をリセットするため、出力ポート
02に正のパルスを出力する。続いて、ハイライト入力
検出フラッグM6の内容を反転する。いま、(MG)−
一1のときハイライトモードとなり、(MG)=1のと
きハイライトモードは解除される。即ち、ハイライト人
力検出用フリップフロップ回路(Gee−Gee)が゛
偶数回設定されると(MG)=tとなり、ハイライトモ
ードは解除され、奇数回設定されると(MG)=−tと
なり、ハイライトモードが選択される。いま、(MG)
=−1でハイライトモードが選択されていたとする。次
に、HIGH”セグメントの表示を行なう(第51図参
照)。続いて、スポット人力されたスポラ)By値MB
n (n= 1〜N)のうちの最小値MIN(MBn
) (n = 1〜N )を求め、シャッター秒時格納
エリアM8にストアする。次に、ハイライト人力直後検
出フラッグM17の内容(Ml7)が°1′であるか否
かの判別を行ない、(Ml′f)=1の場合、即ち、ハ
イライトモードに切換後1回目のプログラムの流れであ
る場合には、前述したように、バー表示がまず最小値M
IN(MBn )に対応したスポット人力ポイン)tで
伸びる必要がある(第51図)。次に、この処理のため
のプログラムについて説明する。まず、/、 ((Ml
) +(M8 ) ) +C5Kより、Tv値を演算
し、パー表示データー格納エリアM3KXドアする。こ
こで、(Ml ) Fi、5v−Av値、(M8)はス
ポット人力されたスポラ)Bv値の最小値、C5は定数
である。次に、Tv値(M3)をサブルーチンf ((
M3) )の実行により表示データーに変換した後、T
v値(¥3)のバー表示を行なう。続いて、インターバ
ル命令を実行する。このインターバル命令は、最高輝度
値(M8)を示す上記Tv値(MB)のバー表示を行な
った後に、この値(MB)よ”) 28 Byオーバー
のシャッター秒時のバー表示を実行するまでの待期時間
を創り出す役目をする。 このインターバル命令を行なわないと、バー表示が最高
輝度値まで伸びた後、すぐに28 Byオーバーの表示
に移ることにより、表示の確認が…、難となるので、こ
れを防止するためである。もし、(Ml7) =−1の
ときには、上記最高輝度値のバー表示は行なわず、次に
述べる命令の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応し
たスポット人力データー〇ポイント表示から23/3E
vオーバーのバー表示を行なう。まず、/、((Ml)
+ (MB) ) + (M2)+C5+7によりT
v値を演算し、これをエリアM3にストアする。ここで
、加算される数17′は、23’ Frvに相当する。 また、この演算には補正値(M2)が加味される。そし
て、サブルーチンf ((MB) 1の実行により、デ
ーター(MB)、を表示用データーに変換した後、再び
エリアM3にストアし、データー’ (MB )のバー
表示を行なう(第52図参照)。次に(Mt ) +
4(M2)+ (Ms) +Cryによシ、ハイライト
モードにおける露出時間を求め、これをシャッター秒時
格納エリアM8にストアする。ここで、(Ml)は5v
−Av値、(M2)はCv値、(MB)は最高輝度のB
y値、C6は定数である。以上は、ハイライトモード検
出フラッグM6の判別において、(M6)=−1であっ
た場合についての説明であるが、(M6)=1の場合に
は、”HIGH”セグメントの表示の消去が行なわれる
。続いて、ハイライト大刀直後検出フラッグM17を0
09にし、ハイライトモードに移って1回目のプログラ
ムの流れが終了した旨が、フラッグM17に設定される
。次に、シャドウ大刀検出フラッグM7を11”にし、
同フラッグM7をリセットする。しかる後、110=1
の判定により、シャッターレリーズか否かが判別され、
■−■または■−■を通じて、プログラムが所定のフロ
ーチャートにそれぞれ分岐されることは、通常のスポッ
トオートモードの場合と同様である。 次に、スポットオートモードにおいて、シャドウモード
が選択されている場合について説明する。 通常のスポットオートモードおよびハイライトモードと
同じプログラムの流れ傾ついては、詳細な説明を省略す
る。第32図のフロチャートにおhてシャドウモードの
場合には、(Mlo) = oおよびl4=1の判定を
それぞれノーで抜け、l5=1の判定に入る。シャドウ
人力があると、I5:lとなるので、次に、シャドウ人
力直後検出フラッグM18に1′19をストアする。こ
のフラッグMI8は、シャドウモードに変更後1回目の
プログラムの流れであるか否かを検出するためのフラッ
グでありl(,1′で1回目であることを示す。次に、
出方ボート03に正のパルスを出方し、シャドウモード
検出用フリップフロップ回路(G□+ 021 )のリ
セットを行なう。これにより、l5=oとなる。続いて
、シャドラム力検出フラッグM7の符号を反転する。こ
れは、ハイライトモードの場合と同様に、偶数回シャド
ウモードを連続して選択したとき按は、シャドウモード
がクリアされるようにするためである。第30図の変数
のリセットにおいて、(M?)=1としたので、いま1
回目のプログラムの流れにおいては、(M7)=−1と
なり、次の(M7)=1の判定はノーとなる。よって、
次にまず”5HDW”セグメントの表示が行なわれる(
第55図参照)。続いて、スポット入力された最低輝度
値MAX(MBn )(n =1〜N)を求める。ここ
で、データー(MBn)が大きくなるほど、輝度値は小
さくなるので、データー (MBn)の最大値が最低輝
度値に相当する。求められた最低輝度値MAX(MBn
、) ld、シャッター秒時格納エリアM8にストアさ
れる。次に、(Mlg)=1の判定によりシャドウモー
ド変更後1凹目のプログラムの流れであるか否かが判別
され、vzi、1回目のプログラムの流れで(Mls)
= 1であるので、続いて、最低輝度値MAX (M
B n )に対応したバー表示データーの演算を行なう
。これは、/((Ml) + (MB) ) +05に
よって求められ、バー表示データー格納エリアM3にス
トアされる。ここで、(Ml)は5v−Av値t(MB
)は最低輝度値MAX(MBn )t(M2)はCv値
、C5は定数である。次に、サブルーチンf ((MB
) )の実行により、データー(MB)のバー表示デー
ターへの変換を行なった後、最低輝度値MAX(MBn
)に対応するバー表示を行なう(第55図参照)。次
にインターバル命令を実行するが、この命令の目的は、
ハイライトモードの説明のところで述べたのと同様であ
る。このように、シャドウモード切換後、1回目のプロ
グラムの流れでは、一旦最低輝度値に対応したスポット
ポイント表示に対応する位置までバー表示を戻す。2回
目以降のプログラムの流れにおいては、この表示は必要
ないので、この場合には(Mls) = 1の判定をノ
ーで抜けて直接水に述べるプログラムに分岐する。次は
、最低輝度値より、2/’3 Evアンダーのバー表示
を行なうためのプログラムが実行される。ここでは、ま
ず、最低輝度値よ歩2/ Byア7 f−に対応シフj
Tv値の演算力/ ((Ml )+(Ms) )+ (
M2) +C5−8により行なわれ、この結果がバー表
示データー格納エリアM3にストアされる。ここで、(
Ml)は5v−Av値、(Ms)は最低輝度値MAX(
MBn )、(M2)はCv値、Csは定数である。ま
た、減算される18”は、2/Ev に対応する。次3
。 に、サブルーチンf ((Ms) )の実行によりデー
ター(Ms)をバー表示データーに変換した後、データ
ー(Ms)のバー表示を行なう(第56図参照)。 続イテ、(Ml) +(Ms) + 4(M2) 十C
6K ヨリ、シャドウモードにおける露出時間情報を求
め、これをシャッター秒時格納エリアM8にストアする
。一方、上記(M7)=1の判定において、シャドウ人
力検出フラッグM7が!11のときには、シャドウモー
ド解除であるので、”5HDW”セグメントの表示を消
去して、上記最低輝度値に対応するバー表示およびこれ
より2 /3Evアンダーのバー表示は行なわない。続
いて、シャドウ入力直後検出フラッグM1gに°OIを
ストアする。これにより、次回以降のシャドウモードの
プログラムにおいては、フラッグM18の内容(Mlg
)を判別して、最低輝度値に対応するバー表示は行なわ
ない。また、ハイライトモード検出フラッグM6を11
′にリセットし、次に、110=1の判別によりシャッ
ターレリーズか否かを判別して、■−■または■−■を
通じてそれぞれのプログラムに分岐する。 上記ハイライトおよびシャドウモードにおいて、2回目
以降のプログラムの流れでは、I4= o、 Is=。 となっている。このときには、I4= 1.I5= 1
の判定をそれぞれノーで抜け、続いて、(Ms)=−t
。 (M?)=−1の判定を行なう。(Me)=−tのとき
には、ハイライトモードが選択されている状態であるの
で、前記ハイライトモードのプログラムが実行される。 また、(M7)=−1のときには、シャドウモードが選
択されているので、前記シャドウモードのプログラムが
実行される。いずれでもない場合には、110=1の判
定に直接抜ける。そして、110=1の判定により、シ
ャッターレリーズであるか否かの判別が行なわれ、■−
■または■−■を通じて、それぞれのプログラムに分岐
する。 次に、メモリーモードについて述べる。メモリーモード
には、ダイレクトオートメモリーモードと、スポットオ
ートメモリーモードとがあることについては、既に述べ
た通りである。まず、ダイレクトオートメモリーモード
について説明す為。 いま、第28図のモード判別のプログラムの流れの中で
、オートモードでの113=1のストロボ電源オンの判
定の後に、メモリーモード検出用人カポ−)I6のレベ
ル判別が行なわれる。この人力ポー目6は、メモリース
イッチSW6を閉成してメモリーモードを選択すると■
6=1となるので、判定l6=1をイエスで抜け、次に
メモリーホールド検出フラッグM10の判別が行なわれ
る。このフラッグMIOは、メモリーセットの状態では
°1′、メモリーホールドでは+’ o 覧するフ′ラ
ッグである。 いま、メモリーセットであったとすると、(MIO)=
1であるので、続いて、実露出時間のアペックス値を格
納するためのエリアM21が”0°に初期設定される。 次に、”MEMO’”セグメントの表示が行なわれる(
第57図参照)。続いて、メモリーモード検出フラッグ
Mllの判別が行なわれる。このフラッグM1tは、メ
モリーモードにおける撮影モード、即めのエリアである
。いま、フラッグMllには、通常のオートモードのプ
ログラムで定数026がストアされているの1で、(M
ll) 4 C21、(Mll) 4 C2゜である。 ここで、C21は平均ダイレクトオートモ−ド定数、
C20はスポットオートモード定数である。従って、次
に人カポ−)I2のレベルの判別が行なわれる。いま、
平均ダイレクトオートメモリーモードでl2=0である
ので、■−〇を通じて第29図の平均ダイレクトオート
モードめプログラムへ分岐する。ここでは、まず、撮影
モード検出フラッグM12に平均ターイレクトオートモ
ード定数C21がストアされる。以下、メモリーモード
に特有な部分についてだけ説明し、平均ダイレクトオー
トモードと共通の部分については説明を省略する。 メモリーセットの状態では、レリーズまでは’MEMO
”′表示がなされている以外、平均ダイレクトオートモ
ードと差はない。いま、シャッターがレリーズされたと
すると、 110= 1の判定をイエスで抜け、さらに
、16=1の判定をイエスで抜けて、(Mlo)=。 の判定に到る。いま、メモリーセットの状態であるので
、(Mlo)=oの判定をイーで抜け、続いて、In、
=oの判定によってトリガーが開いているかどうかの検
出を行なう。トリガーが開くとIn−〇の判定をイエス
で抜けて、実露出時間のカウントを行なう。この場合、
露出制御は平均ダイレクト測光による。上記実露出時間
のカウントは、第42図に示す実露出時間カウントのサ
ブルーチンを実行することによって行なわれる。次に、
このサブルーチンのプログラムについて説明する。実露
出時間のカウント方法の概要については、既に第26図
を用いて説明した通りであるが、もう一度簡単に6説す
ると、実露出時間のカウントは、カウントパルス12個
をカウントするごとにカウントパルスの周期を倍々にし
て行くことによって行なわれる。こうすることによって
、最終的なカラント値そのものが、LSB 4 Ev
の重みを持ったアペックス値相当の値となる。このサブ
ルーチンにおいては、まず、基準パルス周期格納エリア
M32に、定数C60iストアすると共に、基準パルス
カウント数格納エリアM30に°0′を初期設定する。 次に、エリアM31に基準パルス周期(M32)をスト
アする。そして、エリアM31の内容(M31)を1ず
つデクリメントしながら、これをエリアM31にストア
し、 (M31) = 0の判定によりエリアM31
の内容が@0′になるまで、デクリメントが繰り返され
る。 エリアM31の内容が109になると、(M31) =
00判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間のアペ
ックス演算値格納エリアM21および基準パルスカウン
ト数格納エリアM30を、それぞれ1だけインクリメン
トする。次に、露出終了信号人力ポート112のレベル
の検出を行なう。露出が終了していなければ112 =
1であるので、112 = oの判定を抜け、続いて
、(M2O)=12の判定が行なわれる。 この判定はパルスが12個数えられたか否かを判別する
もので、カウント数が12に満たない場合に社再びエリ
アM31に基準パルス周期(M32)をストアするプロ
グラムに戻る。そして、このループが12回繰り返され
て、(M2O) =12となると、こんどは基準パルス
周期(M32X 2倍に設定しなおした後、カウント数
格納エリアM30を@θ′にリセットし、再びエリアM
31に基準パルス周期(M32)をストアするプログラ
ムまで戻る。以上のプログラムをダイレクト測光による
露出が終了するまで繰り返し、露出が終了すると112
= 00判定をイエスで抜けてリターンし、第29図の
プログラムに戻る。よって、エリアM21には、露出時
間のアペックス演算値相当の値がストアされたことにな
る。次に、平均ダイレクトオート撮影によ、る実露出時
間をメモリーホールドしたことを示すために、メモリー
ホールド検出フラッグMIOに10′をストアし、イン
ターバル命令を実行した後、■−■を通じ【第28図に
示すモード判別のプログラムへ戻る。 続いて行なわれるメモリーホールド状態での1回目のプ
ログラムでは、メモリーセットのときと同様に、第28
図のl6=1の判定をイエスで抜けた後、(Mto)
= oの判定に入る。こんどはメモリーホールドでMI
O= Oとなっているので、この判定をイエスで抜け、
メモリーホールド検出フラッグMltに、撮影モード検
出フラッグM12の内容a%A12)をストアする。い
ま、フラッグM12には、平均ダイレクトオートモード
定数C21がストアされているので、フラッグMztに
は定数C21が設定される。 次に、シャッター制御信号出力ポート09を@1gにし
て、シャッター制御信号816を1H9レベルにする。 続いて、(Mu) = 021の判定に入るが、上記の
如く、フラッグMllの内容は定数C21となっている
ので、この判定をイエスで抜け、■−〇を通じて、第2
9図の平均ターイレクトオートモードプログラムにおけ
る、撮影モード検出フラッグM12の内容を撮影モード
検出フラッグM’13に転送するステップに分岐する。 いま、メモリーホールド状態でM10=0であるので、
以下の(Mto) = 0の判定においてはイエスとな
り、エリアM19に5v−Ay値(SV−AV)がスト
アされ、エリアM20 KCV値C■がストア声れる。 次に、(M2) = 00判定によりCv値が人力され
て(M2)〜0であれば、”±”セグメントの表・十− 示を行ない、そうでなければ セグメントの表示を消
去する。続いて、再び(MIO) = 0の判定をイエ
スで抜け、まず、メモリーセット時に人力された5v−
Av値(Ml)とメモリーホールド時に人力された5v
−Ay値(Ml9)との差を求め、これをエリアM19
にストアする。次に、メモリーセット時に入力されたC
v値(M2)とメモリーホールド時に入力された(’v
値(M2O)との差を求め、これをエリアM20にスト
アする。続いて、(M21)+(Ml9)+4 (M2
O) +C40により、ダイレクトオートメモリーモー
ドによる露出時間を演算し、これをシャッター秒時格納
エリアM8にストアする。ここで、この式の意味すると
ころを説明する。上述したように、(M21)は、ダイ
レクト測光による実露出時間のアペックス演算値である
。この値は、By値、 5v−Ay値、Cv値を含んだ
値であり、従って、(M21) + (Ml9) +4
(M2O) +C40は、絞りやフィルム感度を変え
ても、メモリーセット状態でのダイレクト測光撮影、の
ときと露出レベルが同じになるような演算式である。 また、4(M2O)を加えることにより、メモリーホー
ルドに補正をかけることができるようにしたが、その理
由については既に述べた通りである。次に、’/、、
((MO) + (Ml ) ) + (M2) +C
2により、バー表示のためのTv値の演算を行なう。こ
こで、 (Mo)は、メモリーセット状態でシャッター
レリーズされる直前の平均By値で、メモリーホールド
である限り変わることはない。続いて、サブルーチンf
((M3))を実行することによって、演算値(M3)
のバー表示データーへの変換を行ない、この後バー表示
を行なう。このバー表示においては、バー表示全体が点
滅される(第58図参照)。次に、実行するインターバ
ル命令は、メモリーセット時に特に必要となるもので、
ここで、この目的について述べる。人カポ−L IIO
のレベルは、シャッター上昇過渡時に11o = 1に
なるようにしている。表示の測光は、ミラーの反射光に
よって行なっているので、もし人力された平均By値(
MO)が、このミラー上昇過渡時のものであれば、メモ
リーホールド時の表示データーと、メモリーホールドに
よる実露出時間データーとが一致しなくなる。従って、
レリーズ直前にホールドされるBy値は必ずミラー上昇
直前のものでなければならない。プログラムは、大まか
にいえば、平均BQ値人人力レリーズの判別→平均By
値データーの記憶の繰り返しになるのであるが、この平
均By値の人力からレリーズ判別までの時間を、ミラー
31が上昇を開始してから人力ボートIIOのレベルが
914VCなるまでの時間より長くすれば、この問題を
解決できる。インターバル命令の実行は、このために必
要となる。 次に、平均ダイレクトオートメモリーモードでレリーズ
されていたときには、110=1の判定をイエスで抜け
て続いて人カポ−)I6のレベル判別を行なう。いま、
メモリーモードでl6=1であるので、次に(MIO)
= Oの判定に入り、メモリーホールドなのでこの判
定をイエスで抜けて、続いて、シャッター秒時格納エリ
アM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設定する
。このタイマーカウンターの設定方法については、既に
述べた通りである。また、以降のプログラムについては
、既に説明したので、ここではその詳しい説明を省略す
る。 次に1スポツトオートメモリーモードについて説明する
。スポットオートモードは、もともと記憶測光で、しか
も露出は手動操作により人力された測光値に基づいての
み行なわれるものであるから、原則的には、スポットオ
ートメモリーモードは新たな測光値が人力されないよう
kするだけでよい。まず、メモリーセットの状態におい
ては、MEMO”表示がなされるだけでスポットオート
モードのフローと何ら差はない。上記″MEMO”表示
については、ダイレクトオートメモリーの場合と同様に
行なわれるので説明を省略する。また、メモリーモード
検出フラッグM11には、スポットオートモード定数C
20がセットされているので、第28図のモード判別の
プログラム中の(Mu) = C20の判定によって、
かならず■−■を通じて、第31図に示すスポットオー
トモードでスポット入力なしのプログラムに分岐する。 即ち、スポットオートメモリーモードでは、スポット人
力は無視される。また、ハイライト人力、シャドラム力
の検出も行なわない。即ち、第32図のプログラムにお
いて、(Mlo) = oの判定をイエスで抜けること
により、I4= 1 、 Is= 1の判別は無視され
る。さらに、パー表示を点滅させる。以上述べたこと以
外については、スポットオートモード時とすべて同じで
ある。なお、パー、表示については、後に一括して詳細
に説明する。 次に、オートモードにおいてストロボの電源をオンした
場合について説明する。ストロボの電源がオンされると
、ストロボ電源オン信号814が′Hルベルになること
により、人力ボート113が1′となる。このため、第
28図のモード判別のプログラムにおいて、判定113
= 1をイエスで抜け、■−■を通じて、第33図に
示すストロボオートモードのプログラムに分岐する。こ
こでは、まず、出力ボート00〜03に正のパルスを出
力し、インターフェースの対応する各フリップフロップ
回路をリセットする。次に、メモリーホールド検出フラ
ッグMIOに11”を転送し、同フラッグM10をリセ
ットする。続いて、撮影モ・−ド検出フラッグM12に
、ストロボオートモード定数C30をストアする。次に
、(Mla) = C22および(Ml3) = (M
l2)の判定を行ない、電源投入直後か否か、および、
モード切換直後か否かの判別をそれぞれ行ない、電源投
入直後またはモード切換直後であれば、表示のリセット
を行なう(第68図参照)。この表示のリセットにおい
ては、’AUTO”セグメ!ト、定点指標およびストロ
ボ同調秒時の960”セグメントの表示をそれ、、ぞれ
行なう。これは、ストロボオートモードにおいては、ス
トロボ同調秒時に。秒に対する測光値の偏差を、パー表
示用セグメント列にポイント表示するためである。次に
、By値格納エリアMOに平均Bv値BVtを、5v−
Av値格納エリアM1に5v−Av値(8V−AV)を
、Cv値格納エリアM2にCv値CV を、それぞれス
トアする。続いて、(M2)=Oの判定により、補正が
あるときには、”±”セグメントの表示を行ない、補正
がないときには”±”セグメントの表示を消去する。次
に、/ ((MO)+(Ml)ド(M2)+ C100
により、4秒のシャッター秒時に対する測光値の偏差を
求め、これをポイント表示データー格納エリアM4にス
トアする。次に、サブルーチンg((M4月の実行によ
り、データー(M4)を表示データーに変換した後、こ
れをパー表示用のセグメント列にポイント表示する(第
68図参照)。ここで、g((M4月は、表示データー
範囲外のデーターを限界値に設定するサブルーチンで、
上記サブルーチンfl(M3))において限界設定値C
40、C41だけが異なるものと考えてよい。従って、
このサブルーチンg((M4月の詳細なフローチャート
は、図示および説明を絃に省略する。次に、表示点滅周
期格納エリアM23に、表示点滅周期定数C35をスト
アする。この定数C35は、ストロボオート撮影後の、
露出アンダー、露出オーバー、露出適正などの点滅表示
の周期を決めるための定数である。続いて、サブルーチ
ンWAITIのプログラム(第39図参照)に移り、こ
れの実行が開始される。まず、サブルーチンWAIT2
に飛び、定数C35に応じたインターバルを創り出した
のち、点滅表示フラッグM22を反転させてサブルーチ
ンWAITIに戻ってくる。 続いて、フラッグM22が1′かどうかの判別を行ない
、(M22) = tのときには、オーバー、アンダー
または適正の表示のためのレベル判定、並びに表示のプ
ログラムを実行する。まず、人力ポート114が°19
であるか否かの判定を行ない、114 =1であるとき
には、露出オーバーであるので、”+”セグメントの表
示(第70図参照)を行ない、リターンする。また、1
14キ】であるときには、入力ポー) 115が11′
であるか否かの判定に入る。115=1であれば、露出
アンダーであるので、”−”′セグメントの表示(第7
1図参照)を行なってからリターンし、115〜1であ
ればストロボ適正であるので、′ム″セグメント表示を
行なってリターンする。そして、次回のプログラムの流
れでは、サブルーチンWAITZ内でフラッグM22の
符号が反転されるので、(M22) =−1となり、”
−”、+°“セグメントの表示が消去される。さらに、
116 = tのときには、116 = 1の判定によ
り、”ム”′表示が消去されて、リターンする。上記人
カポ−) 114 。 115 、116は、ストロボ発光後約2秒間だけ°1
゜となるものであるから、この間は、プログラムの流れ
によって、露出アンダー、露出オーバー、露出適正に応
じて−I+ 、 ?l+FT 、 IIムI+の表示が
それぞれ点滅するものである。。また、ストロボ発光後
2秒間以外のときには、”ム”の表示のみが連続的に表
示されるものである。サブルーチンWAITl+7)実
行後第33図に示すプログラムに戻ると、続いて、l1
O=1の判定により、シャッターレリーズがされている
か否かの判別が行なわれる。レリーズされていなければ
、■−■を通じて直接第28図のモード判別のプログラ
ムに戻り、レリーズされていれば、前述したように、シ
ャッター制御およびストロボの制御はハードウェアで行
なわれるので、プログラムは、Ill = oの判定に
よりトリガーの開放をまって、■−■を通じ第28図の
モード判別のプログラムに戻る。 次に、マニュアルモードについて述べる。いま、撮影モ
ード切換用操作ノブ21を[MANULJ 指標に合
わせてマニュアルモードを選択したとすると、マニュア
ルスイッチSW3が閉成して、人力ポート11が°l′
となる。よって、第28図のモード判別のプログラムに
おいて、IQ=1の判定をノーで抜け、工1=1の判定
をイエスで抜けて、113 = 1の判定に入る。いま
、ストロボの電源がオンされていないとすると、113
=0となり、次にスポットモード検出用人カポ−)I2
のレベル判定に入る。 いま、スポットモードも選択されておらず、通常のマニ
ュアルモードとすると、l2=Oとなるので、プログラ
ムは、■−■を通じて、第34図に示す通常マニュアル
モードのためのフローチャートに分岐する。ここでは、
まず、出力ポート09に11′を出力する。このことに
より、後幕保持用マグネットMG1に通電され、後幕が
保持時期状態となる。次に、撮影モード検出フラッグM
12に、通常マニュアルモード定数C23がストアされ
る。次に、(Ml3)=C22および(Ml3) =
(Ml2)の判定により、電源リセットおよび表示のリ
セットを行なう。まず、変数のリセットにおいては、バ
ー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示スター
トポイントのアドレスを設定する。次に、表示のリセッ
トにおいては、”MANU”および定点指標の表示(”
+”。 ”−゛の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。続
□いて、撮影モード検出フラッグM13に撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。次に、
エリアMo、MlおよびM2に、平均Bv値BVt、5
v−Av値(8V−AV)およびCv値Cvを、それぞ
れストアする。続いて、(M2)=Oの判定を行ない、
補正が人力されているときは”±”の表示を行ない(第
62図参照)、補正が人力されていないときには1±”
の表示を消去する。次に、マニュアル設定秒時(M8)
の表示のクリアを行なう。なお、この表示のクリアは、
後に述べるマニュアル設定秒時(M8)の表示の更新直
前に行なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバイ
ナリ−コードで人力されたマニーアル設定秒時を人力す
る。マニュアル設定秒時は、L8BIEvの重みを持つ
ので、次の表示のため、L 8 B /3Evの値に変
換する目的で、内容(M8)を3倍にして再びエリアM
8にストアする。次に、マニュアル設定秒時(M8)の
表示を行なう。第61図においては、マニーアル設定秒
時がン 秒に設0 定されていた場合が示されている。即ち、各シャッター
秒時を表示するためのセグメント″1”〜″’ 200
0”に対応したDRAM85のメモリーエリアの番地と
、マニュアル設定秒時とは1対1に対応している。次に
、標準露出レベル(第61図では/秒0 のシャッター秒時)に対する偏差のバー表示データーを
求める演算/、 ((MO)+(Ml) )+ (M2
) −(Ms )+C8を行ない、これをエリアM3
にストアする。ここで、(MO)は平均By値t(Mt
)は5v−Ay値。 (M2)はCv値、(Ms)はマニュアル設定秒時、C
sは定数である。続いて、演算値(Ms)を表示データ
ーに変換するために、サブルーチンh((Ms) )を
実行する。ここで、サブルーチンh((Ms) ) t
ri、標準露出レベルに対する偏差が表示データー範囲
外にあるときに、これを範囲内に限定するためのサブル
ーチンであって、上記サブルーチンf((Ms月におい
て限界設定値C40、C41だけが異なるものと考えて
よい。従って、このサブルーチンh((Ms))の詳細
なフローチャートについては、図示および説明を鼓に省
略する。このサブルーチンh((Ms))は、標準露出
レベルに対する偏差(Ms)がある値よ、9大きいとき
には、その限界値にデーター(Ms)を固定し、偏差が
ある値より小さいときには、その限界値にデーター(M
s)t、固定する。即ち、バー表示は、第61図に示す
”+”、”−”のセグメント間に対応する範囲内で行な
われることになる。次に、110 = 1の判定により
、シャッターレリーズの有無が判別され、シャッターレ
リーズでないときには、偏差(Ms)のバー表示を行な
った後に、■−■を通じて、第28図に示すモード判別
のプログラムに戻る。また、シャッターレリーズのとき
には、■−■を通じて第29図中に示す露出制御のプロ
グラムに入る。′ここでは、まずタイマーカウンターの
設定が行なわれるが、カウンターに設定される値はエリ
アM8にストアされたマニュアル設定秒時である。この
場合、上記(3)式におけるZは°0′となり、スポッ
トオート時の露出制御の場合と同様な演算によりタイマ
ーカウンターの設定がなされる。以下のプログラムの流
れは、スポットオート時と変わらないので、ここでは説
明を省略する。 次に、マニュアルモードにおいて、スポット人力がされ
た場合について説明する。マニュアルモードにおいてス
ポット人力スイッチSW8がオンされ、スポット人力が
行なわれた場合には、スポットモード検出用人カポ−)
I2が1′となる。従って、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、通常マニュアルモード時に■に向け
て分岐した判定l2=1がイエスとなり、続イテ(Ml
3) = C20ノ判定が行なわれる。いま、(Ml3
) = C20のときには、直前の撮影モードがスポッ
トオートモードであったことを示すので、この場合には
、出力ポート00,01に正のパルスを出力し、スポッ
ト〜%%モード検出用フリップフロ?プ回路(GV、G
o)およびスポット入力検出用フリップフロップ回路(
G1+ t Glt)をリセットする。これは、スポッ
トオートモードのところでも説明したが、スポットオー
トモードから直接マニュアルモードが選択された場合に
スポットマニュアルモードになるノヲ防止するためであ
る。即ち、オートモードとマニュアルモードとの基本的
な撮影モード間の変更においては、必ず単なるオートモ
ードまたはマニュアルモードが選択されるようKして、
変更後スポットモードにならないようにしている。そし
て、出カポ−)00.Ofへの正のパルスの出方の後に
は、■−■を通じて、モード判別のプログラムの初めの
方に戻るようkして、再びモード判別をやり直させるよ
うにしている。一方、直前の撮影モードがスポットマニ
ュアルモードでなかった場合には、(Ml3) = C
20の判定をノーで抜け、次に入カポ−)I3のレベル
判定を行なう。スポット人力スイッチSWsを閉じると
、スポットマニュアルモードが選択されると同時に、ス
ポット入力検出用フリップフロップ回路(Glt−Gt
z)もセットされるので、■3=1となり、[相]−〇
を通じて、第35図に示すスポットマニュアルモードで
スポット入力ありのプログラムに分岐する。ここでは、
まずBv値格納エリアMOにスポットBv値BV2をス
トアする。次に、撮影モード検出フラッグM12にスポ
ットマニュアルモード定数C24をストアする。次に、
(Mla)=C22および(Ml3) = (Ml
2)の判定により、電源投入直後か、−一ド切換直後か
の判別を行なり・、電源投入直後またはモード切換直後
の場合には、変数のリセット、表示のリセット、インタ
ーフェースのリセットをそれぞれ行なう。まず、表示の
りセラ)においては、重なり検出フラッグ間5.ハイラ
イト入力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラ
ッグM7に、それぞれ91′をストアする。次に、バー
表示スタート番地格納エリアM14にバー表示のスター
トセグメントのアドレスをストアする。また、スポット
人力データー数格納エリアM16に、°0′をストアし
てリセットする。次に、表示のリセットにおいては、”
MANU″、”5POT”および定点指標の表示(”+
”、−”の表示を含む。)が行なわれる(第63図参照
)。続いて、インターフェースのリセットにおいては、
出カポ−)02,03に正のパルスを出力し、ノ・イラ
イト入力検出用フリップフロップ回路(Gts 、Gt
a )およびシャドラム力検出用フリップフロップ回路
(Goo 、Gtt )のリセットを行なう。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。これに
より、次回以降の同一のプログラムの流れでは、(Ml
3) = (Ml2)となるので、変数。 表示およびインターフェースのリセットは行なわれない
。次に、スポット入カデーター数格納工1ノアM16を
1つインクリメントする。続いて、レジスターMBNお
よびエリアM1に、スポット13v値(MO)およびS
v −AV値(8V−AV)をストアjる。ここで、レ
ジスターMBNのNは、 スポット入力回数に対応した
値、即ちエリアM16 の内容(Ml6)に対応した値
で、最初のスポット入力においては°1゛ となる。従
って、複数回のスポット入力によるスポットBY値は、
それぞれ5311 (IMのレジスターに記憶されるこ
とになる。続いて、マニュアル設定秒時(MO)の表示
のり1ノアを行なう。 次に、エリアM8に、入力ポート1Bに設定されたマニ
ュアル設定秒時データー(I8)eストアする。続い仁
、マニュアル設定秒時(MO)を3倍にして重み変換し
、再びエリアM8にストアする。そして、エリア(MO
)の内容を表示する。 第63図においては、マニュアル設定秒時が1/125
秒に設定されていた場合が示されている。次に、標準露
出レベル(第63図では’/125秒のシャッター秒時
)に対する偏差の演算層((M B N) + (Ml
))−(MO)+C8を行ない、これをレジスターMT
Nにストアする。ここで、レジスターMTNのNは、上
記レジスターMBNのNと同様に、スポット入力回数に
対応した値である。続いて、サブルーチン’((MTN
))を実行し、偏差(MTN)を表示用データーに変換
した後、これをポイント表示する(第63図参照)。 次に、スポット入力値の加算平均値によるバー表示を行
なうのであるが、もし、ハイライトモードまたはシャド
ウモードで、(M6)=−1または(M7)=−tの場
合には、以下に述べる加算平均値の演算を行なわず、直
接スポット入力状態の解除(01←几)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなくシャドウモード
でもなく、(M6 )=1 、 (M7 )=1である
ので、次に、これまで入力されたスポラ)By値(MB
n)(n=1〜N)の加算平均値Σ(MBn)ハを演算
n=1 し、これをエリアM3にストアする。続いて、エリアM
2にCv値CVをストアし、(M2)4Qであれば1±
”の表示を行ない(第65図参照)、 (M2)=0で
あれば1±”の表示を消去する。次に標準露出レベルに
対する、加算平均値(M3)によって得られる露出レベ
ルの偏差の演算1/4((M 1 ) + (M3 )
)+(M2) −(MO)+CBを行ない、これをエリ
アM3にストアする。続いてサブルーチンh((M3)
)を実行し、演算値(M3)のバー表示データーへの変
換を行なう。次に、出力ボート01に正のパルスを出力
して、スポット入力検出用フリップフロップ回路(G1
+ 、G12)のリセットを行ないスポット入力状態を
解除する。続いて、110=1の判定により、シャッタ
ーレリーズの有無を判別し、レリーズされていなければ
偏差(M3)のバー表示を行なった後(第64図参照
)、■−■を通じて第28図のモード判別のプログラム
へ戻る。また、レリーズされていれば、■−■を通じて
、第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。ここ
では、マニュアル設定秒時(MO)がタイマーカウンタ
ーに設定され、この値に基づいて露出制御が行なわれる
。そして、既に述べたプログラムの実行を終え、■−■
を通じて、第28図のモード判別のプログラムに戻る。 次に、スポットモード選択後の2回目以降のプログラム
の流れでは、スポットモードが解除されず、かつ、スポ
ット入力がないものとすれば、l2=1.l3=0とな
るので、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエス。 l3=1の判定をノーで抜け、o−■を通じて、第36
図に示すスポットマニュアルモードでスポット入力なし
のプロ、ダラムへ分岐する。ここでは、まず、エリアM
1およびM2に、5v−AV値(SV−AV)およびC
v値(C−V)f:それぞれ入力する。続いて(M2)
−〇の判定を行ない、補正があれば1±”の表示を行な
い、補正がなければ1±”の表示を消去する。次に、マ
ニュアル設定秒時(MO)の表示を消去する。続いて、
エリアM8にマニュアル設定秒時データー(1B)をス
トアした後、エリアM8の内容(MO)を3倍にして再
びエリアM8にストアする。次にマニュアル設定秒時(
MO)の表示を行なう(第63図参照)。続いて、Sv
−Av値の変更に伴うスポット入カポインド表示の変
更のため、一旦すべてのスポット入力ポイン)(MTn
)(n=1〜N)の表示を消去する。次に、スポット入
力された各スポットBv値(MBn)(n=1〜N)に
よる標準露出レベルに対する偏差の演算”/4 ((M
Bn ) +(Ml )) (MO)+Cs (n
=1−N) ′t−行nい、これらをレジスターMTn
(n=1〜N)にそれぞれストアする。次に、各偏差(
MTn)(n=1〜N)に対してサブルーチンh((M
Tn))を実行することにより、これらを表示データー
に変換し、再びレジスターMTn(n=1〜N)にスト
アする。続いて、各表示データー(MTn ) (n=
1−N)に基づいて、各偏差のポイント表示を行なう。 即ち、スポット入力のポイント表示は、常に露出レベル
が一定となるように変更される。次に、(M6 ) =
−1、(M7 ) =−1の判定により、ハイライトモ
ードかシャドウモードかの判別を行ない、ハイライトモ
ードまたは一/ヤドウモードのときは、後述するスポラ
) Bv値の入力(Mo←BV2)のプログラムへ飛ぶ
。ハイライトモードおよびシャドウモードのいずれでも
ない場合には、次に、スポット入力されたスポラ)Bv
値の加算平均値に対する+k Cv値を含めた標準露出
レベルに対するバー表示のプログラムに入る。ま−1−
(M3))+(M2)−(MO)+C8により、スポッ
ト入力されたスポラ)Qv値の加算平均値に対する、標
準露出レベルの偏差の演算を行ない、これをエリアM3
にストアする。次に偏差(M3)をサブルーチンh((
M3))の実行により、表示データーに変換した後、偏
差(M3)のバー表示を行なう。 次に、エリアMOKスポットBv(iBV2をストアす
る。これは、スポット入力操作によらず、自動的に行な
われるもので、現測光ポイントの偏差のポイント表示の
ためのBv値である。続いて、前回入力した5v−AV
値(Ml)l マニュアル設定秒時データー(MO)
および定数08との間で% ”/4((MO)+(M
l))−(MO)+08の演算を行ない、これをエリア
M4にストアする。次に、サブルーチンh((M4))
を実行して、偏差(M4)を表示データーに変換する。 次に、現測光ポイントの偏差のポイント表示と、スポッ
ト入力による偏差のポイント表示との重なりを検出する
プログラムが実行される。現測光ポイントの偏差のポイ
ント表示と、スポット入力による偏差のポイント表示と
は、スポットオートモードの場合と同様に、ポイント表
示用のセグメント列を共通に用いて表示するため、現測
光ポイントの偏差のポイント表示の変更に際し、それが
スポット入力による偏差のポイント表示と重なっていた
場合は、その表示を残し、もし重なっていなかった場合
は、その表示を消去する必要がある。この重なりを検出
するのが次のプログラムである。まず、(M5)=1の
判定を行ない、重なり検出フラッグM5が°1°であっ
た場合には、スポットモードに変更後1回目のプログラ
ムの流れであるので、いまだ現測光ポイントの偏差の表
示がなされておらず、重なりの心配がない。よってフラ
ッグM5へのポイント表示データー(M4)の転送のプ
ログラムに直接飛び、フラッグM5にデーター(M4)
をストアする。これで、2回目以降のプログラムの流れ
においては、フラッグM5には前回のプログラムの流れ
において求められた現測光ポイントの偏差の表示データ
ーがストアされていることになる。従って、2回目以降
のプログラムの流れでは、(M5)=’lの判定をノー
で抜け、次に、(M4)=(M5)の判定に入る。 (M4)=(M5)のときには、現測光ポイントの偏差
の表示には変更がないということであるので、直接デー
ター転送(Ms←(M4))のプログラムに入る。また
(M4):!Ii:(M5)のときには、現測光ポイン
トの偏差の表示に変更があるということなので、次に、
現在表示している現測光ポイントの偏差の表示データー
(M5)が、スポット入力による偏差のポイント表示デ
ーター(MTn)(n=1〜N)のいずれかと等しいか
どうかの判別を順次行なう。 そして、もし、(MTn)=(M5)なるものがあれば
、データー(M5)のポイント表示を行ない、(MTn
)=(M5)なるものがなければ、データー(M5)の
ポイント表示はクリアする。続いて、新たな現測光ポイ
ントの偏差(M4)をフラッグM5に転送する。次に、
110=1の判定により、シャッターレリーズされてい
るか否かの判別を行なう。シャッターがレリーズされて
いなければ、現測光ポイントの偏差(M5)のポイント
表示を点滅表示で行なうため、表示点滅周期格納エリア
M23に表示点滅周期定数C50を転送し、しかる後、
第41図のサブルーチンWAIT3を実行する。このサ
ブルーチンWAIT3のプログラムの流れおよび点滅動
作の目的については、スポットオートモードのところで
詳細に述べ次ので、ここでは省略する。一方、シャッタ
ーがレリーズされていなければ、■−■を通じて、第2
9図中に示す露出制御のプログラムに飛び、このプログ
ラムの実行の後、■−■を通じて、第28図のモード判
別のプログラムに戻る。 上記サブルーチンWAIT3の実行が終了すると、プロ
グラムは、次に■−■を通じて、第37図に示すハイラ
イトモードまたはシャドウモードのためのフローチャー
トに移る。ここでは、まずl4=1の判定により、ハイ
ライト人力であるが否かの判別が行なわれる。いま、ハ
イライト人力されていないとすると、l4=Oであるの
で、判定をノーで抜け、次に15=1の判定により、シ
ャドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、シ
ャドウ入力でもないとすると、l5=0であるので、判
定をノーで抜け、続いて、ハイライト人力検出フラッグ
M6が1−1′であるが否かを判別する。また、(M6
)キー1であれば、続いてシーヤドゥ大刀検出フラッグ
M7が“−1′であるが否かを判別する。ハイライト人
力ま7たはシャドウ入力においては、入カポ−) 14
または15が1゛に設定されるが、これはハイライトモ
ードまたはシャドウモードの1回目のプロゲラ・ムの流
れの中ですぐに°0゛にリセッ□トされてしまう。そこ
で、ハイライトモード状態またはシャドウモード状態は
、ハイライト入力検出フラッグM6tたはシャドウ入力
検出フラッグM7という内部フラッグに記憶保持させる
ようにしている。従って、ここで、フラッグM6お1と
なって、ハイライトモードおよびシャドウモードの処理
のプログラムを通過せず、直接11o=1の判定に到り
、シャッターレリーズか否かの判別を行なう。レリーズ
されていないとすると、I 10=0であるので、■−
■を通じて、第28図のモード判別のプログラムへ戻る
。また、レリーズされているとすると、”110=1で
あるので、■−〇を通じて、第29図中の門出制御のプ
ログラムに分岐する。ここでは、タイマーカウンターに
マニュアル設定秒時データー(M8)を設定し、このタ
イマーカウンターの内容に応じて露出制御が行なわれる
。そして、露出終了後は、■−■を通じて、第28図の
モード判別のプログラムに戻る。 次に、上記スポットマニュアルモードでハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラムの流しについて説
明する。いま、プログラムが進行して、現測光ポイント
の偏差のポイント表示が終了し、第37図の■まで達し
たとする。次に、l4=1の判定により、ハイライト入
カ槍出のための入力ボート I4のレベルの判別が行な
われる。いま、ハイライトモード選択後、1回目のプロ
グラムの流れで金りたとすると、14’=1となってい
るので、判定をイエスで抜け、次にハイライト入力直後
検出フラッグM17に°1′がストアされる。このフラ
ッグM17は、ハイライトモードが選択された後の1回
目のプログラムの流れであるがどうかを検出するだめの
フラッグであり、これがl゛であるとき、1回目のプロ
グラムの流れであることを示す。次に、出方ポートo2
に正のパルスを出力し、ハイライト大刀検出用フリッグ
70ツブ回路(G15 、Gt6)をリセットする。・
続いて、ハイライト六方検出フラッグM6の符号を反転
させる。 いま、シャドウスイッチSW、oを閉成した後また祉閉
成することなく、ハイライトスイッチsw、を奇数回閉
成したとすると、フラッグM6は°−1°となり、(I
6)=1の判定をノーで抜けて、続いて’HI GH’
の表示が行なわれる。また、ハイライトスイッチSW、
を偶数回閉成したとすると、フラッグM6は°l”とな
り、(I6)=1の判定をイエスで抜けて、続いて−H
I GH”表示の消去が行なわれる。この’HIGH”
表示の消去の後は、後述するハイライト入力直後検゛出
フラッグM17のリセッ)(M17←0)のプログラム
へ飛ぶ。いま、ハイライトスイッチSW9が奇数回閉成
されていて、HIG)l”表示がなされたとする。次に
は、スポット入力値(MBn)(n=1〜N)のうちの
最高輝度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格納
エリアM9にストアする。次に、(M1?)=1の判定
により、ハイライトモード選択後1同目のプログラムの
流れであるか否かの判別が行なわれ、(I17)=1の
ときには、1回目のプログラムの流れであるので、スポ
ットオートモードのところで述べたのと同様に、まず、
最高輝度値MIN(MBn)に対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示を行なう。このため、1/4(
(Mt )+(I9 ) )−(Ms ) +C9に、
mす、MIN(MBn)に対応した標準露出レベルに対
する偏差の演算を行ない、これをエリアM3にストアす
る。そして、偏M (I3)をサブルーチンh((I3
))の実行によりバー表示データーに変換した後、これ
をパー表示する。しかる後に、インターバル命令を実行
し、続いて”/4 ((Mt ) +(I9) )+(
I2)−(I8)+C9+7により、最高輝度値MIN
(MBn)から2TEVマイナネがわに対応した標準露
出レベルに対する偏差を演算し、この結果をエリアM3
にストアする。ここで、演算式に加えう:iLル’?’
は、2HEvに対応するデーターである。 次に、サブルーチンh((I3))を実行して、偏差(
I3)を1表示データーに変換した後、これをパー表示
する(第66図参照)。続いて、ハイライト入力直後検
出フラッグM17を°0°にリセットする。 次に、シャドウ入力検出フラッグt−+ t 9にリセ
ットする。そして、110=1の判定によりレリーズさ
れたか否かを判別し、レリーズされてぃなかった場合に
は、■−■を通じて第28図のモード判別のプログラム
に戻り、レリーズされていた場合には、■−■を通じて
第29図中の露出制御のプログラムに戻る。露出制御の
プログラムの終了波は、■−■を通じて第28図のモー
ド判別のプログラムに戻る。 ハイライトモードでの2回目以降のプログラムの流れに
おいては、l4=0となっているので、 l4=1の判
定をノーで抜け、(I6)=−1の判定を通じて’HI
GH”表□示のプログラムに入ることになり、(I17
)=1の判定により、最高輝度値MIN(MBn)に対
応した標準露出レベルに対する偏差のパー表示は行なわ
れず、最高輝度値MIN(MBn)より2 a Evマ
イナスがわに対応した標準露出レベルに対する偏差のパ
ー表示のみが行なわれる。 次に、上記スポットマニュアルモードでシャドウモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムの流れが、現測光ポイントの偏
差のポイント表示まで進行し、第37図の■まで達した
とする。次に、l4=1の判定をノーで抜け、l5=t
の判定により、シャドウ入力であるか否かの判別が行な
われる。いま、シャドウモード選択後% 1回目のプロ
グラムの流れであったとすると、l5=1となっている
ので、判定をイエスで抜け、次に、シャドウ入力直後検
出フラッグM18に°1ゝがストアされる。このフラッ
グM18は、シャドウモードが選択された後の1回目の
プログラムの流れであるがどうかを検出するためのフラ
ッグであり、これが°1′であるとき、1回目のプログ
ラムの流れであることを示す。次に、出力ボート03に
正のパルスを出方し、シャドウ入力検出用フリップフロ
ップ回路(G1.GJをリセットする。続いて、シャド
ウ入角検出フラッグM7の符号を反転させる。いま、ハ
イライトスイッチSW、を閉゛成した後または閉成する
ことなく、シャドウスイッチsw、。を奇数回閉成した
とすると、)2ラグM7は°−1′となり、(M7)=
1の判定をノーで抜けて、続いて・5HDW’の表示が
行なわれる(第67図参照)。また、シャドウスイッチ
s’w、oを偶数回閉成したとすると、フラッグM7は
1′となり、(M7)=1の判定をチェスで抜けて、続
いて′8HDW″表示の消去が行なわれる。 この’5HDW”表示の消去の後は、後述するシャドウ
入力直後検出フラッグM18のりセラ) (M18←O
)のプログラムへ飛ぶ。いま、シャドウスイッチSW、
。が奇数回閉成されていて、・8HDW”表示がなされ
たとする。次には、スポット入力値(MBn)(n−1
−N)のうちの最低輝度値MAX (MBn )を求め
、ハイライトモードの場合と同様にして、この最低輝度
値MAX (MBn )に対応した標準露出レベルに対
する偏差のバー表示が行なわれる。また、最低輝度値M
AX (MBn )より2 a Evプラスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示が行なわれ
る。シャドウモードでの2回目以降のプログラムの流れ
においては、l5=Oとなっているので、(M7)=−
1の判定を通じて’8HDW”表示のプログラムに入る
ことになり、(MlB)=1の判定により、最低輝度値
MAX(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏
差のバー表示は行なわれず、最低輝度値MAX (MB
n )より2 a Evプラスがわに対応した標準露出
レベルに対する偏差のバー表示のみが行なわれる。 ここで、以上述べたスポットマニュアルモードにおける
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
流れを要約すると、まず、モード選択においては、ノ・
イライト指令釦15が連続して奇数回押されたらノ・イ
ライトモードが選択され。 シャドウ指令釦16が連続して奇数回押されたらシャド
ウモードが選択される。偶数回連続して押されると、い
ずれのモードも解除される。また、ハイライトモード選
択後最初のフローにおいては、一旦スポット入力値の最
高輝度値に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー
表示を行なった後に、スポット入力値の最高輝度値より
2 a Evマイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回目以降の
フローにおいては、スポット入力値の最高輝度値より2
L//3Evフイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示のみを行なう。また、シャドウモ
ード選択後最初のフローにおいては、一旦スポット入力
値の最低輝度値に対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示を行なった後に、スポット入力値の最低輝度
値より2TEVプラスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回目以降の
フローにおいては、スポット入力値の最低輝度値より2
+ Evプラスがわに対応した標準露出レベルに対す
る偏差のバー表示のみを行なう。ノーイライトモードま
たはシャドウモードのプログラムの実行を終了すると、
次に、シャッターがレリーズされているかどうかを判別
する。レリーズされていなければ、モード判別のプログ
ラムへ戻る。レリーズされていれば、マニュアル設定秒
時(M8)をタイマーカウンターに設定した後、タイマ
ーカウンターの内容に応じた露出制御を行ない、しかる
後、モード判別のプログラムへ戻ル。 次に、マニュアルモードにおけるストロボ撮影のプログ
ラムについて説明する。マニュアルモードでストロボを
装着し、ストロボの電源をオンすると、入力ポート■1
3が°1°となる。従って、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、 113=1の判定がイエ又とな
り、o−■を通じて、第38図に示すストロボマニュア
ルモードのプログラムに分岐する。ここでは、まず、出
力ボート00〜03に正のパルスを出力し、スポットモ
ード検出用、スポット入力検出用、ノ・イライト入力検
出用およびシャドウ入力検出用の各7リップフロツプ回
w!ICG7. G、; G、、 、 G、、 ; G
、、 、 G、6k XびGto 、Gtt)をそれぞ
れリセットする。次に、撮影モード検出フラッグM、1
2に、ストロボマニュアルモード定数C31をストアす
る。続いて、(M13)=C22および(M13)=(
M12)の判定により、電源投入直後か、モード切換直
後かの判別を行ない、電源投入直後またはモード切換直
後の場合には、表示のりセラ)を行なう。この表示のリ
セットにおいては、第73図に示すように、’MANU
”の表示、′+”、′−”を除く定点指標の表示を行な
う。なお、す”の表示は、ストロボ充電完了表示でこれ
が発光ダイオードDIの発光により表示されることにつ
いては、電気回路のところで既に述べた。電源投入直後
でなく、かつ、モード切換直後でもない場合には、上記
表示のリセッートを行なわず、直ちに次のマニュアル設
定秒時(Ms)の表示の消去に入る。 続いて、エリアM8にマニュてル設定秒時データー(1
8)を入力する。次に、データー(Ms)を3倍にした
のち、これを再びエリアM8にストアする。そして、こ
のマニュアル設定秒時データー(Ms)の表示を行なう
。第73図においては、マニュアル設定秒時が1/30
秒に設定されていた場合が示されている。次に、各エリ
アMO,Ml およびM2に、平均By値BVI 、
Sv −Av値(8V−AV)およびCv値Cvをそれ
ぞれ入力する。続いて1/4((MO)+(¥1))+
(M2)−(Ms)+Csにより、標準露出レベルに対
する偏差の演算を行なった後に、この結果をエリアM4
にストアする。次に、サブルーチンh((M4))の実
行により、偏差(M4)をバー表示データーに変換した
後、これをバー表示用のセグメント列にポイント表示す
る(第73図参照)。次に、tto=tの判定により、
レリーズされているか否かを判別し、レリーズされてい
なければ、■−■を通じて第28図のモード判別のプロ
グラムに戻り、レリーズされていれば、■−■を通じて
、第29図中の露出制御のプロゲラ、ムに分岐する。露
出制御のプログラムにおいては、マニュアル設定秒時(
Ms)に基づいて露出が制御され、しかる後、モード判
別のプログラムに戻る。 次に、オフモードのプログラムの流れについて説明する
。オフモードでは、オートモードでもなく、マニュアル
モードでもないので、Io4t、Itキ1となり、第2
8図に示すモード判別のプログラムにおいて、1o=1
および工1=1の判定をそれぞれノーで抜ける。従って
、次に、表示が全部消去され、続いて、撮影モード検出
フラッグM12にオフモード定数022がストアされる
。次に、メモリーホールド検出フラッグM10が°1”
にリセットされ、出カポ−)00〜03にそれぞれ正の
パルスが出力されて、スポットモード検出用、スポット
入力検出用、ハイライト入力検出用およびシャドウ入力
検出用の各フリップフロップ回路(GW 、Go −G
、1. G1. ; G、、 、 G、、および()1
(+ −021)がそれぞ、れリセットされる。そして
、しかる後に、■−■を通じてモー1判別のプログラム
の初めに戻り、ループを繰り返す。なお、シャッターの
制御はすべて電気回路によってハード的に行なわれる。 次に、第44図に示すバー表示のためのサブルーチンの
プログラムについて説明する。このプログラムにおいて
は、まず、入カポ−)16のレベルの判別が行なわれる
。メモリーモードが選択されていると、l6=1 とな
り、次に、M10=Oの判定が行なわれる。メモリーモ
ードにおいて、(Mlo)=1でメモリーセット、(M
IO)=0 でメモリーホールドとなる。いま、メモ
リーセットの状態であったとすると、次に、’MF、p
o”の表示が行4われる。続いて、(Ms)=C40の
判定により、表示データー(Ms)が露出アンダーのデ
ーターであるか否かが判別され、イエスの場合には、バ
ー表示スタート番地格納エリアM14にスタート番地(
C40−1)をストアし、’LONG”の表示を行なっ
た後にリターンする。(Ms)!IFC40で露出アン
ダーでないときには、次にスタート番地格納エリアM1
4に定数055’iストアする。ここで、定数c5sq
、バー表示スタートポイントの番地より1だけ大きい定
数である。ところで、バー表示用のセグメント列および
0VER#、IILONG#のセグメントに対応するD
RAM85のメモリーエリアの番地は、’0VER’の
セグメントをX番地とすると、最左端のセグメントがX
+1番地に対応していて、右に移るに従い、1番地ずつ
増えて行く。従って、最右端のセグメントは、X+34
番地に対応し、’LONG”のセグメントがX+35番
地に対応する。 ポイント表示のためのセグメント列に対応するDl(A
M 85のメモリーエリアの番地も同様になっており、
’0VER”に対応するセグメントをY番地とすると、
右に移るに従って、セグメントに対応したDRAM85
のメモリーエリアの番地も1番地ずつ増えていき、最右
端の1LONG”に対応するセグメントの、DRAM8
5におけるメモリーエリアの地は、¥+35番地となっ
ている。上記エリアM14への定数055のストアの後
、番地(Ml 4 )から1だけ減算され、結果が再び
エリアM14にストアされる。続いて、DRAM85
の(Ml4)番地のメモリーエリアに′1゛がストアさ
れる。これにより、DRAM85の(Ml 4 )番地
のメモリーエリアに対応したバー表示を構成す引セグメ
ントが発色する。次に、(Ml4)−C41の判定にょ
シ、番地(Ml 4 )が’0VER”のセグメントに
対応したDRAM85のメモリーエリアの番地であるか
否かが判別され、(Ml4)’1Fc41であれば、続
いて(Ml4)−(M3)の判定により、パー表示終了
が否かの判別が行なわれる。バー表示終了のときには、
そのままリターンし、バー表示が終了していないときに
は、再び番地減算のプログラム(Ml44−(Ml4)
−1)K戻り、番地(Mt 4 ) K 対%しり次の
セグメントを発色させる。一方、もし、(Ml4)=0
41となったら、最左端のセグメントまでバー表示され
たことになるので1次に、エリアM14に定数C41に
1を加えた数をストアし、’0VER,”表示を行なっ
た後に、リターンする。以上のプログラムの流れを要約
すれば、バー表示はパー表示データー(M3)に対応し
たセグメン)tで、右がわから順次発色してゆくことに
なる。しかし、このプログラムは瞬時のうちに実行され
るので、人の眼にはあたかもパー表示全体が一度に表示
されたかのように感知される。 次に、メモリーホールドの場合には、 M10=0の判
定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格納エリアM
23に、表示点滅周期定数Csoがストアされる。次に
、第40図に示すサブルーチンWAIT2が実行され、
所定の遅延時間が創り出されると共に、点滅表示フラッ
グM22が反転される。続いて、(M22)=1の判定
により、発色周期であるか消去周期であるかの判別が行
なわれ、発色周期であった場合には、上記’MEMO”
表示以下のプログラムの実行に入る。また、消去周期で
あった場合には、・MEMO”表示およびバー表示全体
を一瞬のうちに消去し、しかる後にリターンする。次回
のバー表示すブルーチンのプログラムの流れでは、フラ
ッグM22の符号が反転するので、消去されていた’M
EMO”表示およびバー表示が発色され、または、発色
していた=MEMO″表示およびバー表示が消去されて
、これを繰り返すことにより、メモリーホールドにおい
ては、’MEMO”およびバー表示全体が定数Csoで
決まる周期で点滅表示されることになる。 他方、メモリーモード以外のときには、l6=0となる
ので、l6=1の判定がノーで抜け、次に、(M3)<
(Ml4)の判定により、表示するデーター(M3)が
前回表示したデーター(Ml 4 )より小さいか否か
が判別される。いま、モード変更後最初のバー表示のた
めのプログラムの流れであったとすると、エリアM14
には初期設定において、パー表示スタートセグメントに
対応するD RAM 85のメモリーエリアの番地がス
トアされている。このため、通常Fi(M3 ) <(
Ml 4 )となり、続いて’LONG’の表示が行な
われる。次に番地(Ml4)から1だけ減算され、結果
が再びエリアM14 にストアされる。続いて、DRA
M85の(Ml4)番地のメモリーエリアに°1”がス
トアされ、これにより、パー表示用のセグメント列の最
右端のセグメントが発色される。次に、インターバル命
令を実行した後、(Ml4)=041の判定により、バ
ー表示を最左端のセグメントまで行ない、’QVER”
のセグメントを表示したか否かの判定が行なわれる。 ここで定数C41は、−0VER″のセグメントに対応
したDRAM85 のメモリーエリアの番地を示す。 (Ml 4 )〜C41のとき、次に(Ml4) =
(M3)の判定により、バー表示が終了したか否かの判
別が行なわれる。(M14 )+(M3 )のとき、再
び番地(M14)から°1”を減算し、結果をエリアM
14にストアする。昇下、前述またのと同様のプログラ
ムを実行シ、(M14)=C41になると、’0VER
” 表示がなされたことになるので、°盗回のバー表示
のためのバー表示スタートセグメントに対応するDRA
M8517) l −E IJ −x リフ’ f)番
地(C41+1)を工177M14にストアする。この
とき、バー表示力。 最左端のセグメントまで伸びていることは云うまでもな
い。また、(M4 )−4C41Oトt+ K、(M1
4 )=(M3)となれば、バー表示は終了し、そのま
ま以下のプログラムに向う。ここで、バー表示の態様を
要約すると、モード切換後最初のバー表示においては、
バー表示は最右端のセグメントからスタートし、順に所
定の位置まで1セグメントずつ伸びてゆく。インターバ
ル命令は、バー表率の移動が確認できるようにするため
の遅延命令である。 次のバー表示においては、現在表示されているバー表示
の先端からバー表示が移動を開始することになる。次に
、(M3)=C41の判定により、表示データー(M3
)が露出オーバーに対応するか否かを判別し、イエスの
場合に鉱、’0VER”表示を点滅させるために、以下
のプログラムを実行する。 まず、表示点滅周期格納エリアM23に点滅周期定数C
70をストアする。次に、第40図に示すサブルーチン
WA I T 2を実行し、所定の遅延時間を創り出す
と共に、点滅表示フラッグM22の符号を反転させる。 続いて、フラッグM22の内容を判別し、(M22)’
=F1のときには’0VER”表示を行ない、M22〜
1のときには一0VER”表示をクリアする。 毎回のプログラムの流れのごとに、フラッグM22の符
号が反転するので、’0VER’表示は点滅することに
なる。また、(M3)〜C41のときには、単に’0V
ER,”の連続表示が行なわれる。そして、上記’0V
ER”の表示または消去の後は、プログラム社リターン
する。 次に、(M3)<(M14)でなかった場合のプログラ
ムの流れについて説明する。(M3)<(M14)でな
かった場合に社、次に4 (M3)>(M14)の判
定により、表示するデーター(M3)が前回表示したデ
ーター(M14)より大きいか否かが判別される。(M
3))(M14)でなかった場合に杜、表示するデータ
ーが前回表示したデーターと同じであるので、そのまま
リターンする。また、 (M3) >(M14)の場
合には、まず、DRAM85の(M14)番地のメモリ
ーエリアにO′をストアし、バー表示の先端セグメント
を消去する。次に、インターバル命令を実行した後、次
に、(M14)=C40の判定により、バー表示の最右
端のセグメントまで消去したか否かの判別を行ない、
(M14)=C4Gであれば、エリアM14に次回の
バー表示のスタートセグメントに対応するD RAM
85のメモリーエリアの番地(C40−1)をストアし
て、後段のプログラムへ抜ける。また% (M14)矢
c40であれば、番地(M14)に111を加算してエ
リアM14にストアし、番地(M14)を更新する。次
に、(M14)=(M3)の判定により、バー表示の先
端がデーター(M3)に対応した位置まで達したか否か
を判別し、(M14)へ(M3)の場合には、再びDR
AM85の番地(M14)のメモリーエリアに°o9を
ストアし、以上述べたプログラムを繰り返す。上記イン
ターバル命令の実行により、所定の遅延時間が創り出さ
れ、バー表示を構成するセグメントの表示が左端から順
次視認できる速さで消去され、所定のバー表示が行なわ
れる。続いて(M3)=C40の判定により、表示デー
ター(M3)が露出アンダーに対応するか否かが判別さ
れ、アンダーの場合には’LONG” 表示が点滅され
、そうでない場合には’LONG” 表示が連続的に表
示されたままとなる。このプログラムについては、前記
露出オーバーの場合と同様のプログラムとなるので、そ
の詳しい説明は省略する。バー表示の態様を要約すれば
、エリアM14には、バー表示の先端のセグメントに対
応したDRAM85のメモリーエリアの番地がストアさ
れ、モード変更がない限り、バー表示はその先端から移
動する。モード変更直後においては、エリアM14は初
期設定され、バー表示は最右端のセグメントからスター
トする。 以上述べたように、本発明によれば、明細書冒頭に述べ
た従来の不具合を解消し、種々の撮影モ−ドが簡単な操
作で選択できて、撮影者の作画意図を充分に反映させる
ことができる、使用上甚だ便利なカメラを提供すること
ができる。
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの正面図、
第2図は、上記第1図に示したカメラの平面図、第3図
は、上記第1図に示したカメラ内に配設された光学系を
示す要部側面図、 第4図は、上記第3図に示した光学系中に配設された測
光用受光装置の正面図、 第5図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された電
気回路の構成の概要を示すブロック図、第6図は、上記
第5図中に示された中央処理装置としてのマイクロコン
ピュータ−の内部構成を示すブロック図、 第7図は、上記第6図に示したマイクロコンピュータ ニーター周辺のインターフー−スを示す電気回路図、 第8図は、上記第5図中に示したヘッドアンプ回路の電
気回路図、 1第9図は、上記第5図中に示したアナログ露出情報導
入回路および第2の選択回路の電気回路図、810図は
、上記第5図中に示したストロボオーバーアンダー判定
回路および第1の比較回路の電気回路図、 第11図は、上記第5図中に示した電源ホールド回路の
電気回路図、 第12図は、上記第5図中に示したトリガータイミング
調整回路の電気回路図、 第13図は、上記第5図中に示したバッテリーチェック
回路および電源ホールド解除回路の電気回路図、 第14図は、上記第5図中に示したストロボ判定回路の
電気回路図。 第15図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、マ
グネット駆動回路およびストロボ制御回路の電気回路図
、 第16図は、上記第5図中に示したタイマー回路の電気
回路図、 第17図は、上記第5図中に示したD−A変換回路の電
気回路図、 第18図(a)〜(i)は、上記第16図に示したタイ
マー回路から出力される各種タイマー信号の波形を示す
タイムチャート、 第19図(へ)および(B)は、上記第4図中に示した
撮影情報表示装置39の主体を形成する液晶表示板の、
表示用セグメント電極および背面電極を、それぞれ示す
平面図、 第20図は、上記第19図(5)および(ハ)に示した
表示用セグメント電極と背面電極との対応関係を示す要
部平面図、 第21図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路の電気
回路図。 第22図は、上記第21図中に示した信号合成回路を示
す要部電気回路図、 第23図は、上記第22図に示した電気回路が接続され
るレベル変換回路の要部電気回路図、第24図は、上記
第6図中に示した液晶駆動回路におけるコモン信号出方
回路の電気回路図、第25図(a)〜に)は、上記第2
1図ないし第24図に示した液晶駆動回路に゛おける各
種信号の出力波形を示すタイムチャート、 第26図は、メモリーモード撮影におけるシャッター秒
時の計数方法を示す線図、 第27図は、第6図に示したマイクロコンピュータ−に
おけるプログラムの概要を示すフローチャート、 第28図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、モード判別のプログラムを詳細に示すフローチャ
ート、 第29図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、平均ダイレクトオート撮影モードのプログラムを
詳細に示すフローチャート、第30図は、上記第27図
に示したフローチャートにおける、スポットオート撮影
モードでスポット入力ありの場合の詳細なフローチャー
ト、第31図は、上記第27図に示したフローチャート
における、スポットオート撮影モードでスポット入力な
しの場合の詳細なフローチャート、第32図は、上記第
31図に示したスポットオート撮影モードでスポット入
力なしの場合のフロー、チャートに続いて実行される。 ハイライト基準撮影モードおよびシャドウ基準撮影モー
ドのためのプログラムを詳細に示すフローチャート、第
33図は、上記第27図に示したフローチャートにおけ
る、ストロボオート撮影モードのプログラムを詳細に示
すフローチャート、 第34図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、通常マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に
示すフローチャート、 第35図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、スポットマニュアル撮影モードでスポット入力あ
りの場合の詳細なフローチャート、第36図は、上記第
27図に示したフローチャートにおける、スポットマニ
ュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の詳細なフ
ローチャート、第37図は、上記第36図に示したスポ
ットマニュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の
7d −チャートに続いて実行される、ハイライト基準
撮影モードおよびシャドウ基準撮影モードのためのプロ
グラムを詳細に示すフローチャート、第38図は、上記
第27図に示したフローチャートにおける、ストロボマ
ニュアル撮影モードのプログラムを詳細に示すフローチ
ャート、 第39図は、上記第33図に示したフローチャート中で
実行される、サブルーチンWA I T 1の詳細なプ
ログラムを示すフローチャート、 第40図は、上記第39図に示したサブルーチンWAI
Tl、後記第41図に示すサブルーチンWAIT3およ
び第44図に示すバー表示のサブルーチン中で実行され
る、サブルーチンWA I T 2の詳細なプログラム
を示すフローチャート、 第41図は、上記第31図および第36図に示したフロ
ーチャート中で実行される、サブルーチンWAIT3の
詳細なプログラムを示すフローチャート、第42図は、
上記第29図に示したフローチャート中で実行される、
実露出時間カウントのためのサブルーチンの詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第43図は、上記第28図ないし第38図に示す70−
fヤード中で実行される、サブルーチンf((M3))
の詳細なプログラムを示すフローチャート、第44図は
、上記第28図ないし第38図に示すフローチャート中
で実行される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチャート、 第45図ないし第47図は、平均ダイレクトオート撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTv値のバー表示が表示範囲
内でなされた場合、第46図はTv値のバー表示が表示
範囲よりオーバーであった場合、第47図はTv値のバ
ー表示が表示範囲よりアンダーであった場合をそれぞれ
示す、 第48図ないし第50図は、スポットオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内
でなされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示が表
示範囲よりオー?(−であった場合。 第50図は補正が加えられた場合を、それぞれ示す、第
51図ないし第54図は、スポットオート撮影モードで
ハイライト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第51図は
平均Tv値のバー表示が一旦最高輝度値に対応する位置
まで延びた状態、第52図社、第51図に示した状態か
ら平均Tv値のバー表示が2−LEVだけマイナスがわ
に移動した状態、第531は、第52図に示した状態か
ら8v −Av値を変化させて平均Tv値のバー表示を
シフトさせた状態、第54図は、第53図に示した状態
から補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第55図および第56図れ、スポットオート撮影モード
でシャドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて1.第55図
社平均Tv値のバ」表示が一旦最低輝度値に対応する位
置まで戻った状態% I!56図は、第55図に示した
状態から平均Tv値のバー表示が2uEvだけプラスが
わに移動した状態を、それぞれ示す。 第57図ないし第59図は、ダイレクトオートメモリー
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第57図はメモリーセットの状態、
第58図はメモリーホールドの状態、第59図はメモリ
ーホールドで補正を加えた状態を。 それぞれ示す、 第60図は、スポットオートメモリー撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態様を示す図、第61図お
よび第62図は、通常マニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
61図は標準露出レベルに対する偏差のバー表示がなさ
れている状態、第62図は、標準露出レベルに対する偏
差のバー表示に補正が加えられた状態を、それぞれ示す
、第63図ないし第65図は、スポットマニュ”□アル
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第63図は標準露出レベルに対する
偏差の加算平均のバー表示がなされている状態、第64
図は、第63図に示した状態から新たにスポット入力を
行なった状態、第65図祉、第64図に示した状態から
補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第66図は、スポットマニュアル撮影モードでハイライ
ト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の
表示の態様を示す図。 第67図は、スポットマニュアル撮影モードでシャドウ
基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の表
示の態様を示す図、 第68図ないし第72図は、ストロボオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第68図は、標準露出レベルに対する偏差のポ
イント表示がなされている状態、第69図は、第68図
に示す状態から補正が加えられた状態、第70図は、撮
影後露出オーバーであった状態、第71図は、撮影後露
出アンダーであった状態、第72図は、撮影後露出適正
であった状態を、それぞれ示す、 第73図は、ストロボマニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5・・・・・・・・絞り値設定環 7・・・・・・・・・マニュアルシャッター秒時設定環
10・・・・・・・・・カメラ 11・・・・・・・・シャッターレリーズ釦13・・・
・・・・・・メモリー指令操作ノブ14・・・・・・・
・・スポット入力釦15・・・・・・・・・ハイライト
指令釦16・・・・・・・・・シャドウ指令釦18・・
・・・・・・・フィルム感度設定ダイヤル21・・・・
・・・撮影モード切換用操作ノブ22・・・・・・・・
・露出補正用操作ノブ39・・・・・・・・撮影情報表
示装置(撮影情報表示部)41・・・・・・・・・測光
用受光装置50・・・・・・・・マイクロコンピュータ
−(CPU)BVl・・・・・・・・平均測光による輝
度値BV2・・・・・・・・・スポット測光による輝度
値CV・・・・・・・・補正値 り、・・・・・・・・・充電完了表示用発光ダイオード
Ho〜H2・・・・・・コモン信号 JO〜J38・・・・・・セグメント駆動信号PD、・
・・・・・・・・平均測光用光起電力素子PD2・・・
・・・・・・スポット測光用光起電力素子RE、−RE
2・・・・・・背面電極 SEG、〜8EG、。、・・・・・・セグメント(表示
領域)SV−AV・・・・・・フィルム感度値と絞り値
との演算値SW1・・・・・・・・・レリーズスイッチ
SW2・・・・・・トリガースイッチ SW3・・・・・・・・・マニュアルスイッチSW4・
・・・・・・・・オートスイッチSW、・・・・・・・
・・バッテリーチェックスイッチSW6・・・・・・・
・・メモリースイッチSW、・・・・・・・・・クリア
ースイッチSW8・・・・・・・・・スポット入力スイ
ッチSW、・・・・・・・・・ハイライトスイッチSW
、o・・・・・・・・・シャドウスイッチ特許出願人
オリンパス光学工業株式会社□ 1 馬22区 −V。 %33区 基42図 %43区 ^ψ℃ ^「m Nnη ALnη 謁jη ^υT。 馬53図 形54図 形55図 発5図 ^σro
anuvw^ψ℃ N1つ 第61図 第62図 発63図 躬弘図 士響 ・・・ム・・・・−″1 %65図 形印区 光(7図 馬田図 60 ′″ ^−・ Φ ・ ・ ム ・ や ・ 骨充バ 0 ALITO・ ・ ・ ・ ム ・ %7011H 0m 禰 づ侶・ ・ ・ 中 ム 。 馬71区 ω 1 〜m ・ ・ ・ Φ ム ・ 外ρ区 1や ( ち5区 −お“ − 士 夛 ・ ・ ・ く ・ ・ ・ □ ・ ・ ・ コλビ2 +I+1+ □ −・ ・ □ 手続補正書(自発) 昭和61等と月攻Z日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和87年特許願第101440号
2、発明の名称 カメラ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (O3?) オリンパス光学工業株式会
社4、代 理 人 (置 8!4−1700) 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄、および図面6、補
正の内容 (1)明細書第21頁第11行中に記載したr大刀ポー
ト」を、「出力ポート」k改める。 (3) 同 第40頁下から4行目中に記載した「ダ
イナツクレンジ」を、[ダイナ電ツクレンジ」に改める
。 (4)同 第43頁下から6行目末尾に記載した「放」
を、「充」に改める。 (8) 同 第64頁第9行末尾に記載した「コレク
」を、「コレクタ」k改める。 (6)同 第86真下から1行目中に記載した「第1図
」を、「第6図」に改める。 (7) 同 第169頁下から4行目中に記載した「
終了すると、」の次に、下記の文を加入する。 「次に、出カポ−)Oo、OIKそれぞれ正のパルスを
出力する。これは、スポットオートモードまたはスポッ
トマニ為アルそ−ドの撮影が終了すると、自動的に平均
撮影そ−ドにするためである。次に、」 (8)願書に添付した図面中、 $29図を別添の訂正
図面に代替する。
は、上記第1図に示したカメラ内に配設された光学系を
示す要部側面図、 第4図は、上記第3図に示した光学系中に配設された測
光用受光装置の正面図、 第5図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された電
気回路の構成の概要を示すブロック図、第6図は、上記
第5図中に示された中央処理装置としてのマイクロコン
ピュータ−の内部構成を示すブロック図、 第7図は、上記第6図に示したマイクロコンピュータ ニーター周辺のインターフー−スを示す電気回路図、 第8図は、上記第5図中に示したヘッドアンプ回路の電
気回路図、 1第9図は、上記第5図中に示したアナログ露出情報導
入回路および第2の選択回路の電気回路図、810図は
、上記第5図中に示したストロボオーバーアンダー判定
回路および第1の比較回路の電気回路図、 第11図は、上記第5図中に示した電源ホールド回路の
電気回路図、 第12図は、上記第5図中に示したトリガータイミング
調整回路の電気回路図、 第13図は、上記第5図中に示したバッテリーチェック
回路および電源ホールド解除回路の電気回路図、 第14図は、上記第5図中に示したストロボ判定回路の
電気回路図。 第15図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、マ
グネット駆動回路およびストロボ制御回路の電気回路図
、 第16図は、上記第5図中に示したタイマー回路の電気
回路図、 第17図は、上記第5図中に示したD−A変換回路の電
気回路図、 第18図(a)〜(i)は、上記第16図に示したタイ
マー回路から出力される各種タイマー信号の波形を示す
タイムチャート、 第19図(へ)および(B)は、上記第4図中に示した
撮影情報表示装置39の主体を形成する液晶表示板の、
表示用セグメント電極および背面電極を、それぞれ示す
平面図、 第20図は、上記第19図(5)および(ハ)に示した
表示用セグメント電極と背面電極との対応関係を示す要
部平面図、 第21図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路の電気
回路図。 第22図は、上記第21図中に示した信号合成回路を示
す要部電気回路図、 第23図は、上記第22図に示した電気回路が接続され
るレベル変換回路の要部電気回路図、第24図は、上記
第6図中に示した液晶駆動回路におけるコモン信号出方
回路の電気回路図、第25図(a)〜に)は、上記第2
1図ないし第24図に示した液晶駆動回路に゛おける各
種信号の出力波形を示すタイムチャート、 第26図は、メモリーモード撮影におけるシャッター秒
時の計数方法を示す線図、 第27図は、第6図に示したマイクロコンピュータ−に
おけるプログラムの概要を示すフローチャート、 第28図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、モード判別のプログラムを詳細に示すフローチャ
ート、 第29図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、平均ダイレクトオート撮影モードのプログラムを
詳細に示すフローチャート、第30図は、上記第27図
に示したフローチャートにおける、スポットオート撮影
モードでスポット入力ありの場合の詳細なフローチャー
ト、第31図は、上記第27図に示したフローチャート
における、スポットオート撮影モードでスポット入力な
しの場合の詳細なフローチャート、第32図は、上記第
31図に示したスポットオート撮影モードでスポット入
力なしの場合のフロー、チャートに続いて実行される。 ハイライト基準撮影モードおよびシャドウ基準撮影モー
ドのためのプログラムを詳細に示すフローチャート、第
33図は、上記第27図に示したフローチャートにおけ
る、ストロボオート撮影モードのプログラムを詳細に示
すフローチャート、 第34図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、通常マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に
示すフローチャート、 第35図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、スポットマニュアル撮影モードでスポット入力あ
りの場合の詳細なフローチャート、第36図は、上記第
27図に示したフローチャートにおける、スポットマニ
ュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の詳細なフ
ローチャート、第37図は、上記第36図に示したスポ
ットマニュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の
7d −チャートに続いて実行される、ハイライト基準
撮影モードおよびシャドウ基準撮影モードのためのプロ
グラムを詳細に示すフローチャート、第38図は、上記
第27図に示したフローチャートにおける、ストロボマ
ニュアル撮影モードのプログラムを詳細に示すフローチ
ャート、 第39図は、上記第33図に示したフローチャート中で
実行される、サブルーチンWA I T 1の詳細なプ
ログラムを示すフローチャート、 第40図は、上記第39図に示したサブルーチンWAI
Tl、後記第41図に示すサブルーチンWAIT3およ
び第44図に示すバー表示のサブルーチン中で実行され
る、サブルーチンWA I T 2の詳細なプログラム
を示すフローチャート、 第41図は、上記第31図および第36図に示したフロ
ーチャート中で実行される、サブルーチンWAIT3の
詳細なプログラムを示すフローチャート、第42図は、
上記第29図に示したフローチャート中で実行される、
実露出時間カウントのためのサブルーチンの詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第43図は、上記第28図ないし第38図に示す70−
fヤード中で実行される、サブルーチンf((M3))
の詳細なプログラムを示すフローチャート、第44図は
、上記第28図ないし第38図に示すフローチャート中
で実行される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチャート、 第45図ないし第47図は、平均ダイレクトオート撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTv値のバー表示が表示範囲
内でなされた場合、第46図はTv値のバー表示が表示
範囲よりオーバーであった場合、第47図はTv値のバ
ー表示が表示範囲よりアンダーであった場合をそれぞれ
示す、 第48図ないし第50図は、スポットオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内
でなされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示が表
示範囲よりオー?(−であった場合。 第50図は補正が加えられた場合を、それぞれ示す、第
51図ないし第54図は、スポットオート撮影モードで
ハイライト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第51図は
平均Tv値のバー表示が一旦最高輝度値に対応する位置
まで延びた状態、第52図社、第51図に示した状態か
ら平均Tv値のバー表示が2−LEVだけマイナスがわ
に移動した状態、第531は、第52図に示した状態か
ら8v −Av値を変化させて平均Tv値のバー表示を
シフトさせた状態、第54図は、第53図に示した状態
から補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第55図および第56図れ、スポットオート撮影モード
でシャドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて1.第55図
社平均Tv値のバ」表示が一旦最低輝度値に対応する位
置まで戻った状態% I!56図は、第55図に示した
状態から平均Tv値のバー表示が2uEvだけプラスが
わに移動した状態を、それぞれ示す。 第57図ないし第59図は、ダイレクトオートメモリー
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第57図はメモリーセットの状態、
第58図はメモリーホールドの状態、第59図はメモリ
ーホールドで補正を加えた状態を。 それぞれ示す、 第60図は、スポットオートメモリー撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態様を示す図、第61図お
よび第62図は、通常マニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
61図は標準露出レベルに対する偏差のバー表示がなさ
れている状態、第62図は、標準露出レベルに対する偏
差のバー表示に補正が加えられた状態を、それぞれ示す
、第63図ないし第65図は、スポットマニュ”□アル
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第63図は標準露出レベルに対する
偏差の加算平均のバー表示がなされている状態、第64
図は、第63図に示した状態から新たにスポット入力を
行なった状態、第65図祉、第64図に示した状態から
補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第66図は、スポットマニュアル撮影モードでハイライ
ト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の
表示の態様を示す図。 第67図は、スポットマニュアル撮影モードでシャドウ
基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の表
示の態様を示す図、 第68図ないし第72図は、ストロボオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第68図は、標準露出レベルに対する偏差のポ
イント表示がなされている状態、第69図は、第68図
に示す状態から補正が加えられた状態、第70図は、撮
影後露出オーバーであった状態、第71図は、撮影後露
出アンダーであった状態、第72図は、撮影後露出適正
であった状態を、それぞれ示す、 第73図は、ストロボマニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5・・・・・・・・絞り値設定環 7・・・・・・・・・マニュアルシャッター秒時設定環
10・・・・・・・・・カメラ 11・・・・・・・・シャッターレリーズ釦13・・・
・・・・・・メモリー指令操作ノブ14・・・・・・・
・・スポット入力釦15・・・・・・・・・ハイライト
指令釦16・・・・・・・・・シャドウ指令釦18・・
・・・・・・・フィルム感度設定ダイヤル21・・・・
・・・撮影モード切換用操作ノブ22・・・・・・・・
・露出補正用操作ノブ39・・・・・・・・撮影情報表
示装置(撮影情報表示部)41・・・・・・・・・測光
用受光装置50・・・・・・・・マイクロコンピュータ
−(CPU)BVl・・・・・・・・平均測光による輝
度値BV2・・・・・・・・・スポット測光による輝度
値CV・・・・・・・・補正値 り、・・・・・・・・・充電完了表示用発光ダイオード
Ho〜H2・・・・・・コモン信号 JO〜J38・・・・・・セグメント駆動信号PD、・
・・・・・・・・平均測光用光起電力素子PD2・・・
・・・・・・スポット測光用光起電力素子RE、−RE
2・・・・・・背面電極 SEG、〜8EG、。、・・・・・・セグメント(表示
領域)SV−AV・・・・・・フィルム感度値と絞り値
との演算値SW1・・・・・・・・・レリーズスイッチ
SW2・・・・・・トリガースイッチ SW3・・・・・・・・・マニュアルスイッチSW4・
・・・・・・・・オートスイッチSW、・・・・・・・
・・バッテリーチェックスイッチSW6・・・・・・・
・・メモリースイッチSW、・・・・・・・・・クリア
ースイッチSW8・・・・・・・・・スポット入力スイ
ッチSW、・・・・・・・・・ハイライトスイッチSW
、o・・・・・・・・・シャドウスイッチ特許出願人
オリンパス光学工業株式会社□ 1 馬22区 −V。 %33区 基42図 %43区 ^ψ℃ ^「m Nnη ALnη 謁jη ^υT。 馬53図 形54図 形55図 発5図 ^σro
anuvw^ψ℃ N1つ 第61図 第62図 発63図 躬弘図 士響 ・・・ム・・・・−″1 %65図 形印区 光(7図 馬田図 60 ′″ ^−・ Φ ・ ・ ム ・ や ・ 骨充バ 0 ALITO・ ・ ・ ・ ム ・ %7011H 0m 禰 づ侶・ ・ ・ 中 ム 。 馬71区 ω 1 〜m ・ ・ ・ Φ ム ・ 外ρ区 1や ( ち5区 −お“ − 士 夛 ・ ・ ・ く ・ ・ ・ □ ・ ・ ・ コλビ2 +I+1+ □ −・ ・ □ 手続補正書(自発) 昭和61等と月攻Z日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和87年特許願第101440号
2、発明の名称 カメラ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (O3?) オリンパス光学工業株式会
社4、代 理 人 (置 8!4−1700) 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄、および図面6、補
正の内容 (1)明細書第21頁第11行中に記載したr大刀ポー
ト」を、「出力ポート」k改める。 (3) 同 第40頁下から4行目中に記載した「ダ
イナツクレンジ」を、[ダイナ電ツクレンジ」に改める
。 (4)同 第43頁下から6行目末尾に記載した「放」
を、「充」に改める。 (8) 同 第64頁第9行末尾に記載した「コレク
」を、「コレクタ」k改める。 (6)同 第86真下から1行目中に記載した「第1図
」を、「第6図」に改める。 (7) 同 第169頁下から4行目中に記載した「
終了すると、」の次に、下記の文を加入する。 「次に、出カポ−)Oo、OIKそれぞれ正のパルスを
出力する。これは、スポットオートモードまたはスポッ
トマニ為アルそ−ドの撮影が終了すると、自動的に平均
撮影そ−ドにするためである。次に、」 (8)願書に添付した図面中、 $29図を別添の訂正
図面に代替する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 平均測光用および部分測光用の測光手段を有していて、
両側光手段を選択的に測光状態にすることにより、平均
測光撮影モードと部分測光撮影モードとを切換可能であ
り、かつ、部分測光撮影モードに設定したときには、順
次入力された複数の部分測光値に演算を施して、その演
算結果値に基づいて露出レベルを決定するようにしたカ
メラにおい℃、 上記複数の部分測光値および演算結果値をキャンセルす
るデーター消去部材を設けると共に、上記データー消去
部材の操作が部分測光撮影モードから平均測光撮影モー
ドへの切換操作を兼ねるようにしたことを特徴とするカ
メラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144082A JPS58219539A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144082A JPS58219539A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58219539A true JPS58219539A (ja) | 1983-12-21 |
JPH0561620B2 JPH0561620B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=14300746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10144082A Granted JPS58219539A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58219539A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5320323A (en) * | 1976-08-10 | 1978-02-24 | Minolta Camera Co Ltd | Exposure meter |
JPS5335531A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-03 | Minolta Camera Co Ltd | Exposure meter |
JPS5570822A (en) * | 1978-11-21 | 1980-05-28 | Minolta Camera Co Ltd | Automatic exposure control unit |
JPS5738423A (en) * | 1980-08-19 | 1982-03-03 | Minolta Camera Co Ltd | Exposure display device of camera |
JPS5833229A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-26 | Canon Inc | カメラ |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP10144082A patent/JPS58219539A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5320323A (en) * | 1976-08-10 | 1978-02-24 | Minolta Camera Co Ltd | Exposure meter |
JPS5335531A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-03 | Minolta Camera Co Ltd | Exposure meter |
JPS5570822A (en) * | 1978-11-21 | 1980-05-28 | Minolta Camera Co Ltd | Automatic exposure control unit |
JPS5738423A (en) * | 1980-08-19 | 1982-03-03 | Minolta Camera Co Ltd | Exposure display device of camera |
JPS5833229A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-26 | Canon Inc | カメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561620B2 (ja) | 1993-09-06 |
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