JPS592021A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPS592021A
JPS592021A JP57109989A JP10998982A JPS592021A JP S592021 A JPS592021 A JP S592021A JP 57109989 A JP57109989 A JP 57109989A JP 10998982 A JP10998982 A JP 10998982A JP S592021 A JPS592021 A JP S592021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
circuit
value
exposure
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57109989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Yonetani
米谷 美久
Katsuhiko Tsunefuji
恒藤 克彦
Masabumi Yamazaki
正文 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp, Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Corp
Priority to JP57109989A priority Critical patent/JPS592021A/ja
Publication of JPS592021A publication Critical patent/JPS592021A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/093Digital circuits for control of exposure time

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラ、更に詳しくは、自動篩に露量制御さ
れた露出要素を記憶保持し、この記憶された露出要素に
基づいて、次回以降の撮影の露出レベルを制御できるよ
うにしたカメラに関する。
周知のように、露出レベルを自動的に制御する、いわゆ
る自動露出カメラでは、被写体輝度を測光し、この被写
体輝度に対して適正露出を与える露出要素(シャッター
秒時または絞り値)を演算して、この露出要素に基づい
てシャッターまたは絞りを作動させることにより、露出
レベルが一定となるように制御している。しかし、従来
の自動露出カメラでは、上記測光および演算を撮影毎に
行なうようになっており、このため、同一の露出条件の
下で複数駒を撮影する必要がある場合でも、各撮影毎に
露出要素が変化して、露出条件が異なってしまうおそれ
があった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、露出レベル記憶用の
指令部材を設け、この指令部材の操作時には、撮影動作
に関連して自動的に露出制御された露出要素を記憶保持
1−5次回以降の撮影がこの記憶された露出要素に基づ
・いて制御されるようにしたカメラを提供するにある。
本発明によれば、次回以降の撮影が自動露出されて記憶
された露出要素に基づいて制御されるので、複数駒に亘
って同一の露光条件下で写真を撮影することができる。
また、上記記憶された露出要素がファインダー内に表示
されると共に、現在測光中の被写体輝度に対応する露出
要素も一緒に表示されるので、露出レベルの比較が容易
に行なえる。
さらに、上記記憶された露出要素以外の露出要素が変化
した場合には、その変化量に応じて記憶された露出要素
を変化させるようKしたので、常に一定の露出レベルで
写真撮影を行なうことができる。
さらにまた、露出レベルの補正操作が行なわれた場合に
は、その補正量に成じて上記記憶された露出要素を変化
させるようにしたので、上記一定の露出レベルに補正を
加えた露出レベルで撮影を行なうことができる。従って
、必要とする撮影駒に対してのみ、露出レベルのシフト
を行なうことができるようになる。
以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すカメラ
の正面図および平面図をそれぞれ示している。このカメ
ラ1oは、いわゆる−眼レフレックスカメラであって、
カメラ本体1の前面の中央部に撮影レンズ鏡筒2が着脱
自在に装着されていると共に、上面の中央部にはペンタ
プリズム収納部3が三角屋根型に突設されている。上記
撮影レンズ鏡筒2には、周知のように撮影レンズ4が収
納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周部には
、前部から後部にかげて、絞り値設定環5゜撮影距離設
定環6およびマニュアルシャッター秒時設定環7が、回
転操作可能に順次配設されている。また、カメラ本体l
の上面の、上記ペンタプリズム収納部3で仕切られた左
半部には、フィルム巻上レバー8.フィルム駒数表示窓
9.シャッターレリーメ釦11.セルフタイマー指令操
作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13.スポット入力
釦14゜ハイライト指令釦15およびシャドウ指令釦1
6がそれぞれ設けられている。一方、カメラ本体1の上
面の右半部には、フィルム巻戻ノブ17.フィルム感度
設定ダイヤル18.フィルム感度表示窓19゜撮影モー
ド切換用操作ノブ21.露出補正用操作ノブ22.およ
びバッテリーチェック表示用発光窓23がそれぞれ設け
られている。また、上記ベンタグリズム収納部3の上面
の後端部寄りには、ストロボ取付用シー−24が埼熟で
覧配設されており、更に、カメラ本体1の前向の右端上
部寄りには、ストロボ(図示されず)を接続コード(図
示されず)を介して接続するためのコネクター25が設
けられている。なお、第1図および第2図中、符号26
は撮影レンズ鏡筒2をカメラ本体1に装着するための操
作釦を、27はカメラ本体lにストラップ(図示されず
)を取り付けるための金具を、28はフ、アインダー接
眼窓枠を、それぞれ示している。
上記メモリー指令操作ノブ13は、シャッターレリーズ
釦11の台座の基alsに回動操作可能に配設されてい
て、平生は自己の復帰習性によって、カメラ本体1の上
面に表記された[MEMORYJ指標と1’−CLEA
Rj指標との中間位置に、同ノブ13に表記された指標
を対応させて停止している。このメモリー指令操作ノブ
13は、一旦記憶された露出レベルで複数駒に亘って撮
影を行なうメモリー撮影モード(以下、単にメモリーモ
ードと称す。)を選択したり、解除したりするための操
作部材であって、後述するメモリースイッチ8W6(第
7図参照)およびクリアースイッチs’w7(第7図参
照)に連動するようになっている。メモリー指令操作ノ
ブ13を回動操作して同ノブ13の指標を[FMORY
J指標に合わせると、メモリースイッチSW6が閉成さ
れてメモリー撮影モードが選択され、[CLEARj指
標に合わせると、クリアースイッチSW7が閉成されて
メモリー撮影モードが解除されるようになっている。操
作ノブ13から回動力を取り去ると、同ノブ13は自己
の習性で平生位置に自動的に復帰するが、メモリー撮影
モードやこれを解除した状態はそのまま保持される。こ
の点については、後に第7図の説明において詳述する。
上記スポット入力釦14は、撮影レンズ4を通じて部分
測光された被写体の輝度値をカメラエ0の電気回路に入
力させて記憶させる役目をする自己復帰型の押釦であっ
て、後述するスポット入力スイッチ5W8(第7図参照
)に連動するようになっている。このスポット入力釦1
4を押し込むと、スポット入力スイッチSW、が閉成し
て、記憶された部分測光値に基づいて露出レベルを制御
するスボ′ット撮影モードが選択されると同時に、部分
測光された輝度値が記憶されるようになっている。スポ
になっている。なお、スポット入力釦14の自己復帰に
よってはスポット撮影モ゛−ドは解除されず、同撮影モ
ードの解iは、1回の撮影動作の完了に関連して行なわ
れるようになっている。
上記ハイライト指令釦15は、上記スポット入力釦14
の操作により記憶された部分測光値のうちの最高輝度値
を基準として、これより2−EVだけ低い露出値で露出
を行なうノ為イライト基準撮影モード(以下、単にハイ
ライトモードと称す。)を選択するための自己復帰型の
押釦であって、後述するハイライトスイッチSW、(第
7図参照)に連動するようになっている。このハイライ
ト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモードが
選択され、偶数回押し込むと、ハイ、ライトモードが解
除されるようになっている。また、上記シャドウ指令釦
16は、上記スポット入力釦14の操作により記憶され
た部分測光値のうちの最低輝度値を基準として、これよ
り2a Ev だけ扁い露出値で露出を行なうシャドウ
基準撮影モード(以下、単にシャドウモードと称す。)
を選択するための自己復帰型の押釦であって、後述する
シャドウスイッチSW+o (第7図参照)に連動する
ようになっている。
このシャドウ指令釦16を奇数回押し込むと、シャドウ
モードが選択され、偶数回押し込むと、シャドウモード
が解除されるようになっている。なお、上記ハイライト
指令釦15およびシャドウ指令釦16を押し込んだ時点
で部分測光値が記憶されていない場合には、ハイライト
モードおよびシャドウモードは選択されないようになっ
ている。また、ノーイライトモードの状態でシャドウ指
令釦16が押された場合には、ハイライトモードが解除
されてシャドウモードが選択され、シャドウモードの状
態でハイライト指令釦15が押された場合には、シャド
ウモードが解除されてハイライトモードが選択されるよ
うになっている。
上記撮影モード切換用操作ノブ21は、フィルム巻戻ノ
ブ17の台座の基部に回動操作自在に配設されていて、
カメラ本体1の上面に表記されたrMANUALJ 、
1−OFFJ 、JAUTOJお、J:びJcHEcK
Jの各指標に対応する位置で、それぞれクリックストッ
プをかけられて暫定的に停止するようになっている。そ
して、この撮影モード切換用操作ノブ21は、マニュア
ルスイッチ5W3(第7図参照)。
オートスイッチSW、 (第7図参照)およびノ(ツテ
リーチェックスイッチSW、(第11図参照)にそれぞ
れ連動するようになっており、操作ノブ21を[MAN
UALJ指標に対応させたときには、マニュアルスイッ
チSW3が閉成されて、手動設定されたマニュアルシャ
ッター秒時でシャッター(図示されず)を作動させて露
出を制御するマニュアル露出撮影モード(以下、単にマ
ニーアルモードと称す。)が、「OFF」指標に対応さ
せたときには、回路的に一定のシャッター秒時でシャッ
ターが作動されるオフ撮影モード(以下、単にオフモー
ドと称す。)が、[A U T OJ 指標に対応させ
たときには、オートスイッチSW、が閉成されて、被写
体の測光輝度値からシャッター秒時を演算し、このシャ
ッター秒時でシャッターを作動させて露出を制御するオ
ート露出撮影モード(以下、単にオートモードと称す。
)が、[CHECKJ指標に対応させたときには、バッ
テリーチェックスイッチSW。
が閉成されて、電源電圧Vccが規定電圧以上あること
が上記バッテリーチェック表示用発光窓23に点灯表示
されるバッテリーチェック状態が、それぞれ得られるよ
うになっている。
第3図は、本発明のカメラ10内に配設された一眼レフ
レックスカメラの光学系を示している。周知のように一
眼レフレックスカメラの光学系には、平生は撮影光路に
対して45°傾いた可動反射ミラー31が回動自在に配
設されていて、このファインダー光路形成位置において
、撮影レンズ4を通じてカメラ10内に入射した被写体
光を直角上方に向けて反射して、ファインダー光学系に
入射させるようになっている。ファインダー光学系は、
撮影フィルム34の感光面に対して光学的に共役となる
位置に配設されたピントグラス35と、このピントグラ
ス35の直上に配置されたコンデンサーレンズ36と、
更にこのコンデンサーレンズ36の直上に配設されたペ
ンタプリズム37と、このペンタプリズム37の光出射
端面である後端面に対向するように配設されたファイン
ダー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピントグ
ラス35とコンデンサーレンズ36との間の後端縁部が
わには、後述する光透過型の液晶表示板でなる撮影情報
表示装置39が配設されている。また、上記可動反射ミ
ラー31の中央部は、ハーフミラ−加工が施されて、ま
たは、全透過のスリットが列設されて、半透過部31a
となっており、この半透過部31aと対応する可動反射
ミラー31の背面がわには、全反射ミラー32が可動反
射ミラー31と所定の角度をなすように可動自在に取り
付けられている。この全反射ミラー32は、可動反射ミ
ラー31の半透過部31aを通過した被写体光をカメラ
10の底部がわに配置された測光用受光装置41に向け
て反射させる役目をする。測光用受光装置41は、第4
図に示すように、長方形状に形成されていて、カメラ本
体lの後部に配置された撮影フィルム34の感光面ない
しはフォーカルプレンシャッター33の表面、および上
記全反射ミラー32を卸ぎ見るように、カメラ本体1の
底部的端寄りに傾けられて配設されている。この測光用
受光装置41は、N型半導体基板42の表面に、巴形状
および四角形状のP型半導体領域43a。
43bを形成した後、N型半導体基板42に゛カソード
電極44を、P型半導体領域43a、43bにアノード
電極45a、45bを、それぞれ付設して構成されてお
り、領域43aと基板42とは、撮影フィルム34の感
光面すいしはフォーカルプレンシャッター33の表面で
反射された被写体光を平均ダイレクト測光する光起電力
素子PD、(第8図参照)を形成し、また、領域43b
と基板42とは、全反射ミラー32で反射された被写体
光をスポット記憶測光する光電変換素子PD2(第8図
参照)を形成している。
第5図は、本発明のカメラ10における電気回路の構成
の概要を示すブロック図である。この電気回路は、回路
全体を制御する中央処理装置としてノマイクロコンビー
ーター(以下、CPUと略記する。)50と被写体光を
測光して、測光積分出力S2および輝度値信号S6を出
力するヘッドアンプ回路51と、トリガー信号S1を出
力して、ヘッドアンプ回路51の測光開始時機を制御す
るト1ツガータイミング調整回路52と、絞り値、フィ
ルム感度値、補正値等のアナログ露出情゛報を回路に入
力させるためのアナログ露出情報導入回路53と、上d
己ヘッドアンプ回路51からの側光積分出力S2とアナ
ログ露出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイ
レクト測光時のシャッター制御信号817を出力する第
1の比較回路54と、この第1の比較回路54からのダ
イレクト測光時のシャッター*+1N信号817とCP
U5oから出力されるメモ1ノーモード。
マニュアルモード、スポットモート“時のシャッター制
御信号816とのいずれかを選択して出力する第1の選
択回路55と、この第1の選択回路55力・ら出力され
るシャッター制御信号によってflilJ御されるマグ
ネット駆動回路56と、上記ヘッドアンフ。
回路51からの輝度値信号S6とアナログ露出1青報導
入回路53からの(フィルム感度値−絞りイ直)信号(
SV−AV)とノイずれか一方を、CPU507!l)
らの入力選択信号S7に基づいて選択的に出力する第2
の選択回路57と、上記CPU5oからの8ビツトのデ
ジタル情報をD−A変換するD−A変換回路58と、こ
のD−A変換回路58から出力されるアナログ信号と上
記第2の選択回路57から出力される被A−D変換アナ
ログ信号S8とを比較してデジタル情報としてCPU5
0に入力する第2の比較回路59と、マニュアルシャッ
ター秒時および補正値をデジタル露出情報としてCPU
 so内に入力するためのデジタル露出情報導入回路6
0と、CPU50からの出力を受けて駆動される上記撮
影情報表示装置39とで、その主要部が構成されている
また、この他に、ストロボの充電完了を表示させるため
のストロボ判定回路62と、電源電圧VCCが規定屯田
以上あるか否かを判定するバッテリーチェック回路63
と、電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路6
4と、ストロボ光による露出がオーバーであったかアン
ダーであったかを判定するストロボオーバーアンダー判
定回路65と、ストロボの自動調光信号を発生するスト
ロボ制御回路66とが、それぞれ付設されている。さら
に、回路全体への給電を保持する電源ホールド回路67
、各種時間信号を発生するタイマー回路68および各種
基準電圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設けら
れている。
第6図は、本発明のカメラ10における制御システムの
中枢となる上記CPU5oの内部構成を示すブロック図
である。図において、クロック発生器(CLOCK)7
1は、CPU50の動作の基準となるパルスを発生する
部分であり、制御回路(C0NT )72は、CPU5
oの全体の動作を制御する中枢となる部分である。CP
U50は、決められたプログラム順序に従って、いろい
ろな2進数のデータを順序よく転送処理して行く必要が
あるが、そのためには、CPU50内部のゲートをいつ
、どれだけの時間開いたらよいか、またどのノリツブフ
ロップをセットあるいはリセットしたら良いのか等をC
PU50の状態と入力の状態とによりて決定する部分を
cpusoの内部に持っている必要がある。この仕事を
するのがC0NT72である。インストラクションレジ
スター(INR)73は、後述するランダムアクセスメ
モ!J−(RAM)84の内容を一時的に保持する部分
であり、C0NT72はこのlNR73の内容によりC
PU5oの各部の状態を決定する。プログラムカウンタ
ー(PC)76は、プログラムを順序正しく行なうため
に、これから実行しようとする番地を記憶する部分であ
り、実行する順序にメモリ一番地の小さい方から大きい
方へと1つずつ大きくなってゆく。スタックポインター
(SP)77は、割込み命令が発生した場合や、サブル
ーチンへの飛び越し命令が発生した場合などに、PC7
6、後述するアキ−ムレ−ター(ACC)79.同じく
後述するインデックスレジスター(IX)78等の内容
を壊さずに、それらの命令から復帰して再び使いたいと
きに、内容を一時的に保持しておくためのレジスターで
ある。lX78は、インデックスアドレス形式で命令を
実行する場合の命令実行番地を記憶するためのレジスタ
ーである。演算処理回路(ALU)81は、命令の実行
のうち演算に関する操作を行なう部分であり、加算や減
算を行なったり、メモリーの内容(°1′か°0′か)
を反転させるインハート命令を実行したり、2つのメモ
リーの論理和あるいは論理積等を求める論理演算を行な
ったりする。コンディションコードレジスター(CCR
)82は、分岐命令等の判断を要する命令を実行子る際
に、状態検出に用いるコードをフラッグに蓄えておくた
めのレジスターである。CPU50にとって判断機能は
重要な位置を占めており、本発明のカメラ10の制御に
おいても、後述するように、各入力ポートの状態(°l
′か0′か)を判断して、次に実行するプログラムの流
れを変えるか、あるいは流れを変えないでそのまま命令
を実行するかの分岐命令を実行する箇所が頻繁に出てく
る。これは、CCR,82にあるフラッグの状態を判別
することにより行なっている。CCR82は、命令の実
行によってその結果が2の補数でマイナスになったとき
に°1′、プラスになったときに°0′になるネガティ
ブフラッグ、結果が°0′のときに°1′。
°0°でないときに90′となるゼロフラッグ、結果が
2の補数のオーバーフローを起こしたときに°1′。
そうでないときに°0′となるオーバーフローフラッグ
、演算の結果、符号なし2進数からキャリーあるいはボ
ローが生じたときに°1゛、生じなかったときに°O1
となるキャリーフラッグ等の各種フラッグで構成されて
(・る。メモリーバッファレジスター(MBR)75は
、ストレージアドレスレジスター(SAR)74に読み
出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読
み出しを指示すると、指示した番地の内容が読み出され
るレジスターである。
リードオンリーメモリー(ROM ) 83 ハ、CP
U50に内容を順次読み出させながら命令を実行させて
行くためのものである。また、ランダムアクセスメモリ
ー(R,AM)84は、演算処理途中の値やその結果を
、あるいは各種入力情報を一時的に記憶スルメモリーで
ある。表示用ランダムアクセスメモリー(DRAM)s
sは、後に第19図(a)の説明において詳述する撮影
情報表示装置39を形成する液晶表示板の各セグメント
に1対1に対応するエリアを有していて、DH,AM 
ssのある特定番地の内容が°1′となれば、それに対
応した液晶表示板のセグメントが発色するように構成さ
れている。液晶駆動回路(LCDD)61は、前述した
ように、液晶表示板でなる撮影情報表示装置39を発色
駆動するための回路であって、本発明のカメラ10では
、後述するように表示装置39の情デーーティ・届バイ
アス駆動制御方法を採用している関係上、セグメントラ
インは39本、コモンラインは3本それぞれ引き出され
ている。入カポ−) (INPP)88は、後述するよ
うに、 17個の入カポ−) 10〜116で、化カポ
−) (OUTPP)89は、同じく後述するように、
10個の入力ポート00〜09で、それぞれ形成されて
いる(第7図参照)。なお、0UTPP 89の出力は
、すべてラッチ出力である。
次に、以上のように構成されたCPU50の制御の流れ
を簡単に説明する。
CPU5oは、まずP C76が指示したメモリー内の
アドレスに格納されている命令をロードするフェッチサ
イクルと、次にその命令を実行するエグゼキュートサイ
クルとの2つのサイクルを繰り返している。そして、初
めに、PC76の値が5APL74に転送される。それ
と同時に、P<E76には、今までPC76に入ってい
た内容に1を加えたものが格納される。5AR74に読
み出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して
読み出しを指示すると、しばらくしてMB几75に指示
した番地の内容が読み出される。そのうちのインストラ
クションコード部分を、lNR73に転送する。これが
7エツチサイクルである。これに続いてエグゼキュート
サイクルに入るのであるが、この動作はJNR73の内
容によって異なる。−例として、いまlNR73にAC
C79にメモリーの内容をロードする命令(LDA命令
)が入っていたとする。MBR。
75に残っている命令のアドレス部分を5Alt74に
転送し゛、続いてメモリーに読み出しを指令し、しばら
くしてMBR75に得られたデーターをACC79に転
送して命令を終了する。もう1つの例として、後に述べ
るフローチャートの中でも頻繁に出てくる条件分岐命令
がどのように実行されるかを示す。いま、入力ポートの
あるボー)(Aボートとする。ンの状態を判別して条件
分岐したい場合、上側の場合と同様に、ヌエッチサイク
ルにおいてMB1%75にAポートの内容が読み出され
る。Aポートのビットは、メモリーの最上位ビットにあ
るもの仁する。いま、lNR73にACC79にメモリ
ーの内容を格納するLDA命令が入っていたとすると、
上側の場合と同様にして、Aボートの内容がACC79
に転送される。続いて、PC76により次に実行すべき
アドレスが指示され、全く同様にして命令がMBR75
に格納される。いま、lNR73にACC79の最上位
ビットをCCR82のうちのキャリーフラッグにシフト
する命令(ROL命令)が入っていたとすると、次のエ
グゼキュートサイクルにおいて、キャリーフラッグには
Aボートの状態(°0′か°l′か)が格納されたこと
になる。
次に同様にして、キャリーフラッグの状態を判別して、
もしキャリーフラッグが°19であれば分岐し、そうで
なければそのまま次のプログラムを実行する命令(BC
8命令)を実行することによって目的を果すことができ
る。後者の例では、LDA。
ROL およびBC8命令の3命令を使ったが、このよ
うに数十種類の命令を任意に組み合わせることにより、
所望の制御を行なうことができる。
なお、後に述べるフローチャートにおいては、第6図に
示した各ブロックを具体的にどのように使ってプログラ
ムを実行して打上かを、機械語のレベルでは示していな
いが、プログラム中にある転送命令、加減算等は、公知
の方法で゛簡単に実現できるものである。
第7図は、上記CPU5oの周辺のインターフェースを
示している。この図で、符号IO〜■16はCPU50
の入力ボートを、符号Oo −09は出力ボートをそれ
ぞれ示している。人カポ−) IOは、オートモードで
あるか否かを検出するだめのものであって、上記撮影モ
ード切換用操作ノブ21に連動するオートスイッチSW
4の−端に接続されていると共に、プルダウン抵抗R1
を通じて接地されている。オートスイッチSW4の他端
には、電源電圧Vccが印加されている。よって、入カ
ポ−) IOは、オートスイッチ5yI4が開放した状
態で°L°レベルとなって°0″を採り、閉成した状態
で°H’レベルとなって1°を採る。そして、°1゛と
なったときに、オートモードが検出されたことを示す。
上記オートスイッチSW4の一端は、ノット回路GIを
介して後述するノア回路G4の第1の入力端にも接続さ
れている。また、人力ポートItは、マニュアルモード
であるか否かを検出するだめのものであって、上記撮影
モード切換用操作ノブ21に連動スルマニュアルスイッ
チSW、の一端に接続されていると共に、プルダウン抵
抗R2を通じて接地されている。マニュアルスイッチS
WJの他端には、電源電圧Vccが印加されている。従
って、入カポ−) IIは、マニュアルスイッチSw3
が開放した状態で°Lルベルとなって、°0°となり、
閉成1−た状態で゛H’レベルとなって°l′を採る。
そして、°l′となったときに、マニュアルモードが検
出されたことを示す。
人カポ−) I6は、メモリーモードであるか否かを検
出するだめのものであって、ナンド回路G、の出力端に
接続されている。ナンド回路q3の出力端は、ナンド回
路電の一方の入力端にも接続され、ナンド回路G、の出
力端は、ナンド回路G3の他方の入力端に接続されてい
て、両回路G3. G、はメモリーモード検出用の′R
JSフリップフロップ回路を構成している。このRSS
フリップフロラ回路のリセット入力端となるナンド回路
G3の一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続
されており、セット入力端となるナンド回路G、の他方
の入力端fd、ノア回路G4の出力端に接続されている
。ノア回路G4の出力端(は、ナンド回路G2の他方の
入力端にも接続されている。ナンド回路q2の一方の入
力端は、上記メモリー指令操作ノブ13に連動するメモ
リースイッチSW6の一端に接続されていると共に、抵
抗R3を通じて接地されている。メモリースイッチSW
6は自己復帰型のスイッチであって、他端には電源電圧
Vccが印加されている。上記ノア回路G4の第2の入
力端には、ストロボ電源オン信号S14が印加されるよ
うになっており、第3の入力端i(は、メモリータイマ
ー信号T7が印加されるようになっている。また、第4
の入力端は、後述するクリアースイッチSWアの一端に
接続されている。
上記ノア回路G4は、リセット用のゲートであり、人力
ボートIOが0′のとき、即ちオートモードでない場合
、カメラIOKストロボが装着され、ストロボの電源が
投入されている場合、メモリータイマーが切れている場
合、および手動でクリ“アー信号が人力されている場合
には、メモリーモードが解除されるようにするだめのゲ
ートである。また、ナンド回路G2は、メモリーモード
選択信号に優先してノア回路G4の出力でR87921
7171回路をリセットするだめのゲートである。
人カポ−)I2は、スポットモードであるか否かを検出
するだめのものであって、ナンド回路G、の出力端に接
続されており、同出力端が°Hルベルとなったときに°
19となり、スポットモードであることを示す。ナンド
回路G、は、ナンド回路G、と共に、上記ナンド回路a
3. G、の場合と同様に、R879217171回路
を構成している。このスポットモード検出用のR879
217171回路のセット入力端となるナンド回路G7
の一方の入力端は、ノア回路q6の出力端に接続されて
おり、リセット入力端となるナンド回路G、の他方の入
力端は、ナンド回路G6の出力端に接続されている。ま
た、ノア回路G6の出力端は、ナンド回路G8の一方の
入力端にも接続されている。ノア回路G6の一方の入力
端は、スポットモード解除用の出力ポート00に接続さ
れており、他方の入力端は、上記メモリー指令操作ノブ
13に連動する自己復帰型のクリアースイッチSW7の
一端に接続されていると共に、抵抗R4を通じて接地さ
れている。クリアースイッチSW7の他端には、電源電
圧Vccが印加されている。ノア回路G、は、リセット
用のゲートであり、クリアースイッチSW7が押された
とき、または、プログラムによってソフトウェア的にO
Oにパルス信号が出力されたときに、スポットモードが
解除されるようにしている。また、ナンド回路G8の他
方の入力端は、スポット人力スイッチSW6の一端に接
続されており、このナンド回路Gaは、スポット人力信
号に優先してノア回路q6の出力でR87971707
1回路をリセットするだめのゲートの役目をする。
入力ボート■3は、スポット人力の有無を検出するだめ
のものであって、ナンド回路GIIの出力端に接続され
ており、同出力端が°Hルベルとなったときy−l+と
なって、スポット人力がある状態を示す。ナンド回路G
11は、ナンド回路GI2と共に、上記ナンド回路G3
.G、の場合と同様に、R879217171回路を構
成している。このスポット人力検出用のR8フリップフ
ロップ回路のリセット入力端となるナンド回路GI、の
一方の入力端は、ノット回路GIoの出力端に接続され
ており、セット入力端となるナンド回路GI2の他方の
入力端は、ノット回路G13の出力端に接続されている
。上記ノット回路G、oの入力端は、コンデンサーC3
を介して自己復帰型のスポット人力スイッチSW8の一
端に接続されていると共に、抵抗R6を通じて接地され
ている。また、NPN型トランジスターQ?oのコレク
タにも接続されており、同トランジスターQ7Gのエミ
ッタは接地されている。
さらに、同トランジスターQ?Oのベースは、抵抗”+
+’に通じて、スポット人力解除用の出力ポート01 
に接続されており、この出力ポート01 は、上記ノッ
ト回路GI3の入力端にも接続されている。
また、上記スポット人力スイッチSW、の一端1は、既
述したように、ナンド回路G8の他方の入力端に接続さ
れていると共に、抵抗R6を通じて接地されており、同
スイッチSW8の他端には電源電圧Vccが印加されて
いる。上記ナンド回路G、、 l 0.2でなるR87
9217171回路は、スポットモード状態にあって、
複数回のスポット測光操作信号を人力するだめに、スポ
ット入力スイッチSW8が閉成されるたびにその信号を
保持するだめのものである。スポット測光操作信号が人
力され、CPU50の内部でシャッター秒時の演算が終
了すると、出力ポート01に正のパルス信号を出力して
、R879217171回路をセットし、再びスポット
測光操作信号人力待ちの状態となる。
人力ボートI4は、ハイライトモード検出用のもので、
ナンド回路G t sの出力端に接続されており、同出
力端が“HルベルとなったときK T 1°となって、
・・イライトモードであることを示す。また、自己復帰
型スイッチSW、は、ハイライト基準撮影のための指令
スイッチであって、同スイッチSW。
が閉成されると、ナンド回路GI5 + GI6でなる
RSSフリップフロラ回路の出力が°Hルベルとなり、
ハイライトモードが選択される。このハイライトモード
の解除は、出力ポート02に正のパルスを出力すること
によって行なわれる。一方、入カポ−)+5は、シャド
ウモード検出用のもので、ナンド回路G1.の出力端に
接続されており、同出力端が゛HルベルになったときK
 T l″となって、シャドウモードであることを示す
。また、自己復帰型スイッチSW、。は、シャドウ基準
撮影のだめの指令スイッチであって、同スイッチSW、
。が閉成されると、ナンド回路Gto、 + G21で
なるRSSフリップフロラ回路の出力が゛Hルベルとな
り、7ヤドウモードが選択される。このンヤドウモード
の解除は、出力ポート03に正のパルスを出力すること
によって行なわれる。なお、スイッチSW、、抵抗I(
+7. R1,、R,2,:I 77’7?−C,、N
PN型トランジスターQ76.ノット回路G14 + 
GH−1およびナンド回路G15 # GI6でなるハ
イライトモード検出回路、並びに、スイッチ5Wio、
抵抗R,,几、。。
亀3.コンデンサーC,,NPN型トランジスターQ7
2.ノット回路G+s t G20およびナンド回路G
1.tG2.でなるシャドウモード検出回路の接続態様
は、上記スイッチsw、、抵抗R5、R16,R,、、
コンデンサーCy、NPN型トランジスターQ76.ノ
ット回路a、、 # a13およびナンド回路G、、 
、 G、2でなるスポット測光操作信号人力検出回路と
ほぼ同様に構成されているので、その詳しい説明を弦に
省略する。
次に、上記スポット測光操作信号人力検出回路。
ハイライトモード検出回路、シャドウモード検出回路の
動作を、スポット測光操作信号入力検出回路を例にとっ
て説明する。まず、スポット人力スイッチSW、が閉成
されると、コンデンサーc3を介してノット回路G、。
の入力端にT HTレベルの短いパルス信号が発生する
。すると、ナンド回路G1.。
G12でなるRSSフリップフロラ回路の出力端は“H
ルベルとなり、入力ポート■3が°l′となって、CP
U50はスポット測光操作がなされたことを検出し、所
定時間を経過後に、出力ポートo1に°Hルベルのパル
ス状のリセット信号を出方して、RSフリッフリロップ
回路をリセットする。
ここで、もし、コンデンサーc3.抵抗R6の時定数が
上記所定時間tよりも長いと、リセット信号が出力され
ても、几Sフリップフロップ回路は、再びセット状態に
なり、CPU50は再びスポット測光操作信号が入力さ
れたものと誤認するおそれがある。このため、抵抗R6
と並列にトランジスターQ、。を接続し、リセット信号
により同トランジスターQ、、 ¥オンさせて、コンデ
ンサーc3を強制的にフル充電するようにしている。
出カポ−ト04は、測光モード指令信号s3 を出力す
るポートであり、同信号s3が°l”であるとき、後述
するヘッドアンプ回路51(第8図参照)において平均
測光モードが選択委れ、eo9であるとき、スポット測
光モードが選択されるようになっているθまた、出力ポ
ート05は、入力選択信号S7を出力するポートであり
、同信号s7が°19であるとき、後述する第2の選択
回路57(第8図参照)において、輝度値信号S6が被
A−D変換アナログ信号S8として出力され、0′であ
るとき、フィルム感度値と絞り値とのアナログ演算値信
号(SV−AV)が液入−“D変換アナログ信号S8と
して出力されるようになっている。出力ポート06は、
上記D−A変換回路(DAC)5Bの各ビットの符号を
決めるための出力ポートで、並列8ビツトで構成されて
いる。人力ボートI7は、A−D変換されたデジタル情
報を人力するだめのボートであって、上記D−A変換回
路58と共に、逐次比較型のA−D変換回路を形成する
第2の比較回路59としてのコンパレーターAI2の出
力端に接続されている。このコンパレーターA、20反
転入力端子はD−A変換回路58の出力端に接続され、
非反転入力端には被A−D変換アナログ信号S8が印加
されるようになっている。
出カポ−)07は、液晶駆動回路61のコモン出力端と
なっていて、3本のラインで形成されており、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(LCD)に接続されている
。また、出力ポート08は液晶駆動回路61のセグメン
ト出方端となっていて、39本のラインで形成されてい
て、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LCD)に接
続されている。入カポ−)18ハ、マニュアA/X/ヤ
ッター秒時入カ用のボートであり、4本の入力ラインで
なっている。また、入カポ−)I9は補正値入力用のボ
ートであり、4本の入力ラインでなっている。この両人
カポ−)I8およびI9は、上記デジタル露出情報導入
回路6oに接続されている。入力ポート■1oは、レリ
ーズ信号検出用の入力ポートであり、レリーズ信号So
が印加されるようになっている。また、入カポ−) I
IIは、トリガー信号検出用の入力ポートであり、ノッ
ト回路G 100を通じてトリガー信号s1の反転信号
が印加されるようになっている。さらに、入力ボート1
12は、露出終了信号検出用の入力ボートであり、露出
終了信号813が印加されるようになっている。
さらにまた、入力ポートI】3は、ストロボ電源オン信
号検出用入力ポートで、ストロボ電源オン信号814が
印加されろようになっている。入力ボート■14は、ス
トロボ撮影において露出がオーバーであったか否かを検
出するためのストロボ撮影オーバー信号検出用入力ポー
トで、ストロボ撮影オーバー信号S9が印加されるよう
になっている。
また、入力ポート115は、ストロボ撮影において露出
がアンダーであったか否かを検出するためのストロボ撮
影アンダー信号検出用入力ボートで、ストロボ撮影アン
ダー信号810が印加されるようになっている。出力ポ
ート09は、メモリーモード、マニュアルモード、スポ
ットモート時ノシャッター制御信号816を出力するた
めのボートである。また、入カポ−) 116は、スト
ロボ撮影において露出が適正であった場合に、ストロボ
発光後約2秒間の間適正表示を行なわせるためのストロ
ボ発光適正信号S20を入力するボートである。
第8図は、上記ヘッドアンプ回路51の詳細な電気回路
を示している。このヘッドアンプ回路51は、基本的に
は、開放平均測光における輝度情報と開放スポット測光
における輝度情報とを発生する回路、ダイレクト測光時
の積分回路およびアナログスイッチとで構成されている
。オペアンプA、はバイポーラ−トランジスター人カの
オペアンプで、非反転入力端には基準電圧V。が印加さ
れ、反転入力端はオペアンプA2の出力端に接続されて
いる。
このオペアンプA1は、オフセット調整しなくとも、入
力オフセット電圧を1mV以内に抑えることができる。
オペアンプA、の出力端は、PNP型トランジスターQ
、のエミッタに接続されており、トランジスターQ、の
コレクタは、抵抗Rteを通じてオペアンプA2の出力
端に接続されていると共に、対数圧縮用トランジスター
Q2のコレクタおよびベースに接続されている。対数圧
縮用トランジスターQ2は、マルチエミッタのPNP型
トランジスターで、一方のエミッタは平均測光用光起電
力素子PD、のアノードに、他方のエミッタはスポット
測光用の光起電力素子PD2のアノードに、それぞれ接
続されている。トランジスターQ2のベースおよびコレ
クタはオペアンプA3の非反転入力端にも接続されてい
る。上記光起電力素子PD1.PD2のカソードは、オ
ペアンプA2の反転入力端に接続され、アノードは、オ
ペアンプA2の一方の非反転入力端および他方の非反転
入力端にそれぞれ接続されている。
オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御信号入
力端に印加される測光モード指令信号S3が+ Hlレ
ベルかt L ルベルかによって、有効となる非反転入
力端が切り換えられるようになっている。即ち、測光モ
ード指令信号S3が“Hlレベルのとき、他方の非反転
入力端が有効となり、光起電力素子PD1のアノード・
カソード間が零バイアスに保たれて、トランジスターQ
2のベース・コレクタ間の電位は光起電力素子PD、の
受光量に応じて変化することになる。また、測光モード
指令信号S3が“Lルベルのとき、一方の非反転入力端
が有効となり、光起電力素子PD2のアノード・カソー
ド間が零バイアスに保たれて、トランジスターQ2のベ
ース・コレクタ間の電位は光起電力素子PD2の受光量
に応じて変化することになる。なお、オペアンプA2の
バイアス切換信号入力端には、抵抗R17を通じてバイ
アス切換信号S4が印加されるようになっていて、この
信号S4がダイレクト測光時に°H’レベルになると、
オペアンプA、のバイアス電流が増加してオペアンプA
2は高速動作が可能となり、信号S4が記憶測光時に°
Lルベルになると、オペアンプA2のバイアス電流は減
少して消費電力が節減される。
コンデンサーC,,C2は、ダイレクト測光時の積分コ
ンデン?−41−5両コンデンサーC,、C2の一端は
、上記平均測光用の光起電力素子PD、のアノードにそ
れぞれ接続されている。また、コンデンサーC2の他端
は接地され、コンデンサー02の他端は、NPN型トラ
ンジスターQ、のコレクタに接続されている。トランジ
スターQ6は、積分容量切換用のトランジスターで、エ
ミッタが接地されていると共に、ベースには抵抗几、、
を通じて積分容量切換信号S5が印加されるようになっ
ている。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵抗
RI8を通じてオペアンプA2の出力端にも接続されて
いる。上記積分容量切換信号S5は、フィルム感度に応
じて切り換えられる信号で、ラッチ回路DFo (第9
図参照)の出力端Qから出力される。ダイレクト測光は
、積分回路の測光積分出力82(オペアンプA2の出力
)がフィルム感度に応じた所定の電圧レベルになったと
きに露出を終了させるものであるが、その判定電圧は高
フィルム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電
気などのノイズの影響を受は易くなる。このため、本回
路では、高フィルム感度のときには、積分容量切換信号
S5を°L°レベルにしてトランジスターQ6をオフし
、積分コンデンサーの容量をコンデンサー〇、のみの容
量として少なくすることにより、逆に積分電圧の判定レ
ベルを高くしている。また、低フィルム感度のときには
、積分容量切換信号S5を°H’レベルにしてトランジ
スターQ、をオンし、積分コンデンサーの容量をコンデ
ンサーC,,C2の並列容量とすることにより、積分電
圧の判定レベルを低くしてダイチックレンジを広げてい
る。トランジスターQ6のコレクタを抵抗R18を通じ
てオペアンプA2の出力端に接続したのは、トランジス
ターQ、がオフのときに、コンデンサー02の容量を実
質的に零にするためである。
上記オペアンプA3は、バッファ用のオペアンプで、そ
の出力端は同アンプA3の反転入力端に接続されている
と共に、PNP型のトランジスターQ。
のコレクタに接続されている。トランジスターQ7のベ
ースは、オペアンプA3の非反転入力端に接続され、エ
ミッタは、上記第2の選択回路57を形成するオペアン
プAo(第9図参照)の一方の非反転入力端に接続され
ていると共に、定電流目M CC,の一端に接続されて
いる。定電流回路CC,の他端には、電源電圧Vccが
印加されていて、同電流回路CC1には、一定電流■。
が流れるようになっている。
上記トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素子
PD、またはPD2に発生した光電流の対数圧縮値の絶
対温度に比例した電圧が現われ、この電圧が輝度値信号
S6として導出されるようになっている。
上記トランジスターQ、のベースは、NPNPN型トラ
ンジスターQコレクタに接続されている。トランジスタ
ーQ、のベースには、抵抗R14を通じて電源電圧Vc
cが印加されており、トランジスターQ、のエミッタは
接地されている。また、トランジスターQ、のベース・
エミッタ間には、ダイオード接続されたNPNPN型ト
ランジスターQ、NPNPN型トランジスターQそれぞ
れ接続されている。
トランジスターQ3のベースは、抵抗R1,を通じてノ
ット回路G+o+(第12図参照)の出力端に接続され
ており、同回路G 101からトリガー信号S1の印加
を受けるようになっている。
次に、このように構成されたヘッドアンプ回路51の動
作について簡単に説明する。いま、トリガー信号S1が
°Lルベルであったとすると、トランジスターQ、がオ
フ、トランジスターQ、がオンし、トランジスターQ1
がオンする。これにより、オペアンプA工の出力は、ト
ランジスターQ、、Q、およびオペアンプA2を介して
オペアンプA1の反転入力端にフィードバックされるよ
うになり、負帰還回路が形成される。従って、オペアン
プA2の出方電圧は、基準電圧V。に等しくなる。ここ
、で、トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素
子PD。
またはPD2の受光光量に応じた電圧が発生する。
ダイレクト測光時には、露出開始とともに、トリガー信
号S1が゛H’レベルに転じ、トランジスターQ、がオ
ン、トランジスターQ6がオフして、トランジスターQ
1がオフし、オペアンプA、およびA2で主体が形成さ
れる負帰還回路は断たれて、トランジスターQ2のベー
ス・コレクタ電位は、オペアンプA2の出力と同電位と
なる。よって、コンデンサー C,、C2の電荷は、光
起電力素子PD、に発生する光電流に応じて光電を開始
する。この際、トランジスターQ2のエミッタ・ベース
間の電圧は、オペアンプA2のオフセット電圧だけとな
り、トランジスターQ2のベース・エミッタ間およびエ
ミッタ・コレクタ間のリーク電流は非常に少ない。また
、オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオ
ペアンプであるので、コンデンサーC,,C2の放電電
流はほとんど光電流によるものだけとなり、長時間露出
秒時な高精度に創り出すことができる。
そして、コンデンサーC1,C2が充電を続け、オペア
ンプA2の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が
出力される。そして、この積分出力S2の電圧が、トラ
ンジスターQ2.(第9図参照)のコレクタ電位より高
くなれば、オペアンプA11(第10図参照)の出力が
反転し、露出が終了する。
第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53および第
2の選択回路57の詳細な電気回路図を示している。オ
ペアンプA4の非反転入力端には基準電圧V。が印加さ
れており、オペアンプA4の反転入力端には、補正値入
力用可変抵抗RV、を通じて、定電流回路CC2により
絶対温度に比例した電流■1が流れている。そして、オ
ペアンプA、の出力端と反転入力端との間には、フィル
ム感度入力用可変抵抗′RV、 、ダイレクト測光の露
出レベル調整用半固定抵抗RV2.表示レベル調整用半
固定抵抗1t、V3および絞り情報入力用町変抵抗几V
4の直列回路が接続されている。このため、オペアンプ
A、の出力端には、フィルム感度fiBvと絞り値Av
との差のアナログ演算値(SV−AV)に対応する電圧
が現われ、これが第2の選択回路57を形成するオペア
ンプA。
の他方の非反転入力端に印加されるようになっている。
オペアンプA、の一方の非反転入力端には、上記輝度値
信号S6がトランジスターQ7(第8図参照)のエミッ
タより印加されている。オペアンプA9の出力端は、同
アンプA、の反転入力端に接続されていると共に、コン
パレーターA、2(第7図参照)の非反転入力端に接続
されている。また、オペアンプA9の制御信号入力端に
は、出力ボート05(第7図参照)より、入力選択信号
S7が印加されており、同信号S7が°Hルベルのとき
、一方の非反転入力端が有効となって、オペアンプA、
の出力端には、輝度値信号S6が被A−D変換アナログ
信号S8として出力され、同信号S7がl L ルベル
のとき、他方の非反転入力端が有効となって、オペアン
プA、の出力端には、演算値(SV−AV)に対応する
電圧が被A−D変換アナログ信号S8として出力される
ようになっている。
オペアンプA、およびその後段のトランジスタ一群は、
ダイレクト測光時の積分回路出力S2の判定電圧を発生
したり、フィルム感度に応じて積分コンデンサーC,,
C,の容量を切り換えるための信号を発生したりするた
めに設けられて(・る。オペアンプA、の非反転入力端
は、基準電圧V。が抵抗R30およびR3,によって分
圧されている、両抵抗R30゜R3Iの接続点に接続さ
れている。また、オペアンプA、の反転入力端には、抵
抗R32を通じて基準電圧V。が印加されている。オペ
アンプA、の出力端と反転入力端との間には、NPN型
トランジスターQsoが、エミッタを出力端に、コレク
タを非反転入力端に接続されて介挿されており、トラン
ジスターQ、。のベースは、補正値入力用可変抵抗R■
0と定電流回路CC2との接続点に接続されて(・る。
また、オペアンプA、の出力端はNPN型トランジスタ
ーQ11のエミッタにも接続されており、このトランジ
スターQI、のベース゛は、半固定抵抗RV2とRv3
との接続点に接続されている。そして、トランジスター
Q1.のコレクタは、PNP型トランジスターQI3の
コレクタおよびPNP型トランジスターQ+ 2のベー
スに、それぞれ接続されて(・る。
トランジスターQlsはエミッタに電源電圧Vccを印
加されており、ベースをPNP型トランジスタQ +4
のベースに接続されていると共に、トランジスターQ1
2のエミッタにも接続されている。トランジスターQ1
□のコレクタは、接地されている。
トランジスターQ +4は、エミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、コレクタをNPN型トランジスター
Q 22のコレクタおよびベースに接続されている。上
記トランジスターQ+ sとQ10とは、トランジスタ
ーQ+ +のコレクタに流れる電流と等しい電流を、ト
ランジスターQ 22のコレクタに流すためのカレント
ミラー回路を構成している。トランジスターQ22は、
エミッタを接地されており、ベースをNPN型トランジ
スターQs+のコレクタに接続すると共に、n個のNP
N型トランジスタ一群Qsoの各々のトランジスターの
ベースにそれぞれ接続されている。トランジスタ一群Q
 80の各々のトランジスターのエミッタは接地されて
おり、コレクタはPNP型トランジスターQ8.のコレ
クタに接続されていると共に、PNP型トランジスp 
 Q+aのベースに接続されている。トランジスターQ
22とトランジスタ一群Qgoの各々のトランジスター
とは、カレントミラー回路を構成しており、トランジス
ターQ□のコレクタには、トランジスターQ 22のコ
レクタに流れる電流のn倍の電流が流れるようになって
いる。トランジスターQs+は、エミッタを接地され、
ベースを抵抗R33を通じてラッチ回路DFoの出力端
Qに接続されている。
ラッチ回路DFoから出力される積分容量切換信号S5
が’H’レベルのとき°には、トランジスターQ 81
がオンして、トランジスターQ 22およびトランジス
タ一群Q、。がオフし、トランジスターQ+sのコレク
タ電流が零となる。
トランジスターQCsは、エミッタに電源電圧Vccを
印加され、ベースをPNP型トランジスタQ+7および
Q Isのベースにそれぞれ接続されていると共に、P
NP型トランジスターQ+eのエミッタにも接続されて
いる。トランジスターQ +aのコレクタは接地されて
いる。トランジスターQ1□は、エミッタに電源電圧V
ccを印加され、コレクタをPNP型トランジスターQ
20のコレクタに接続されると共に、コンパレーターA
sC第10図参照)の非反転入力端に接続されている。
また、トランジスターQ Isは、エミッタに電源電圧
Vccを印加され、コレクタをPNP型トランジスター
Q1゜のコレクタに接続されると共に、・コンパレータ
ーA7(第10図参照)の非反転入力端に接続されてい
る。
トランジスターQ 、yとトランジスターQ +?およ
びQ +8とは、カレントミラー回路を構成していて、
トランジスターQ+7およびQ Isのコレクタには、
トランジスターQCsのコレクタ電流と同じ電流が流れ
る。上記トランジスターQ loおよびQ20は、エミ
ッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタに抵抗R8
,およびR3,を通じて基準電圧V。を印加されている
。そして、トランジスターQ+9およびQ20ハ、ヘー
スヲトランジスターQ13のペースニソhぞれ接続され
て、同トランジスターQ +3とそれぞれカレントミラ
ー回路を構成している。従って、トランジスターQl<
1およびQ 20のコレクタには、トランジスターQI
3のコレクタ電流と同じ電流が流れる。上記トランジス
ターQ Isのベースは、また、PNP型トランジスタ
ーQ21のベースにも接続されており、トランジスター
Q21は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受けてい
ると共に、コレクタを積分コンデンサーC,,C2の容
量の切替点の調整用の半固定抵抗RV、を通じて接地さ
れている。
そして、トランジスターQ21のコレクタは、コンパレ
ーターA6の非反転入力端に接続されている。
コンパレーターA6の反転入力端は、基準電圧V。を分
圧する抵抗R36とR37との接続点に接続されており
、出力端はラッチ回路DFoの入力端りに接続されてい
る。このコンパレーターA6は、フィルム感度に応じて
積分容量を切換えるか否かを判別する役目をする。上記
ラッチ回路DFoの制御信号入力端には、トランジスタ
ーQ32(第11図参照)のコレクタよりレリーズ信号
SOが印加されるようになっていて、ラッチ回路DFo
は、シャッターレリーズ時には、出力端Qから出力され
る積分容量切換信号S5が反転しないように保持する役
目をする。なお、上記抵抗R34の抵抗値は、上記抵抗
R3,の抵抗値のむ一倍に設定されている。
次に、このように構成されたアナログ露出情報導入回路
53の動作について簡単に説明する。オペアンプA4の
出力端には、基準電圧V。を基準に、抵抗RV、〜RV
、の直列抵抗値に絶対温度に比例した定電流I、を川け
た値の電圧降下分が加算された電圧が発生する。絞りま
たはフィルム感度の1段当りの変化に相当する電圧は、
定温で約18mVである。従って、オペアンプA、の出
力は、補正値入力用可変抵抗RVoによる電圧降下の影
響はない。トランジスターQ+oのベース電位は、基準
電圧V。より抵抗RVoの電圧降下分だけ低い値である
。一方、トランジスターQ 11のべ一ヌ電位は、基準
電圧V。
よりフィルム感度入力用可変抵抗RV、および露出レベ
ル調整用半固定抵抗RV2の直列抵抗の電圧降下分だけ
高い電圧となり、トランジスターQIOとQ ++のベ
ース間電圧は、フィルム感度と補正値に相応した値とな
る。いま、トランジスターQ 11のコレクタ電流をI
cとすれば、トランジスターQslがオンのとき、抵抗
R,,,几3.に流れる電流はいずれも(1,−1−n
 )Icとなる。ここで、フィルム感度入力用可変抵抗
R■1が低い値のとき、即ち、高感度フィルムを使用し
たときは、トランジスターQ ++のコレクタ電流Ic
は少なくなり、従って、(可変抵抗Rv、の抵抗値)×
(トランジスターQ21のコレクタ電流Iりの値である
トランジスターQ2+のコレクタ電位は低くなり、コン
パレーター八〇の出力は+Lルベルとなる。よって、ト
ランジスターQ81はオフとなり、抵抗R34、R8,
の電圧降下は大きくなる。このため、コンパレーターA
7.A8の反転入力端に印加される電圧が上昇する。−
このことは、ダイレクト測光時の積分回路の判定電圧レ
ベルが上がって、判定電圧幅が広がったことを意味する
。判定電圧の幅が広がっても、同時に積分コンデンサー
の容量が一方のコンデンサーC3のみの容量となるので
、正しい露出が得られる。どのフィルム感度レベルで切
替を行なうかは、半固定抵抗R,V、を調節することに
よってあらかじめ設定しておく。ところで、コンパレー
ターA6の2つの入力端の電位差が少なく、露出中にノ
イズ等によりコンパレーターA、の出力が不安定になる
と、露出に誤差を与えるので、シャッターレリーズ操作
後はレリーズ信号SOが°Hルベルとなって、ラッチ回
路DFoの出力をラッチする。
第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判定回路6
5および第1の比較回路゛54の詳細な電気回路を示し
ている。ストロボオーバーアンダー判定回路65は、ダ
イレクト測光でストロボ撮影を行なったときに、露出レ
ベルがオーバーであったが、アンダーであったかを判定
する部分である。コンパレーターA7およびA8の反転
入力端は、前述したように、トランジスターQ+ sお
よびQ、□(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続さ
れており、非反転入力端には、上記オペアンプA2(第
8図参照)の出力端からダイレクト測光の積分出力S2
がそれぞれ印加されている。コンパレーターA、の出力
端は、3人力ナンド回路G22の第1の入力端に接続さ
れており、コンパレーターA、の出力端は、ナンド回路
G22の第2の入力端、D型7リツプ70ツブ回路DF
、の入力端り、およびノット回路G2゜の入力端にそれ
ぞれ接続されている。上記コンパレーターAsは、ダイ
レクト測光時の露出制御用のコンパレーターであって、
ヘッドアンプ回路51かもの積分出力S2と、アナログ
露出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレク
ト測光時の露出レベルを決定する第1の比較回路54を
形成している。また“、コンパレーターA7モ積分出力
S2の判定用コンパレーターであるカ、このコンパレー
タAT(7)判定レベルはコンパレーターA8の判定レ
ベルの6倍に設定されている。即ち、上記抵抗R34と
R3,との抵抗値の比が5倍に設定されているため、コ
ンパレーターA、の反転入力端の電位は、コンパレータ
ーA8のそれのf倍となっている。上記り型フリップフ
ロップ回路DF、は、クロック入力端にり、ロックパル
スCKが印加されていると共に、反転出力端Qがナンド
回路G2□の第3の入力端に接続されている。ナンド回
路G22の出力端は、ナンド回路G23+G24で形成
されるRSフリップフロップ回路の、リセット入力端で
あるナンド回路G23の一方の入力端に接続されている
。また、R87リツプフロツプ回路のセット入力端であ
るナンド回路G24の他方の入力端は、几Sフリップ7
ロップ回路R8F、 (第16図参照)の反転出力端Q
からストロボ充電ゲート信号T4の印加を受けるように
なっている。そして、RSフリップフロップ回路の出力
端であるナンド回路G2.の出力端からは、ダイレクト
測光でストロボ撮影したときに露出オーバーであれば、
°Hルベルのストロボ撮影オーバー信号S9が、ストロ
ボ充電ゲート信号T4が@Hlレベルの間だけCPU5
0の入力ボートi14に出力されるようになっている。
また、RSフリップフロップ回路の反転出力端であるナ
ンド回路G7.の出力端は、3人カアンド回路G0.の
第1の入力端に接続されている。一方、上記ノット回路
G28の出力端からは、ダイレクト測光時のシャッター
制御信号817が第1の選択回路55(第15図参照)
に向けて出力されるようになっており、この信号817
はナンド回路G2.の他方の入力端にも入力されている
。ナンド回路G27の一方の入力端には、RSSフリッ
プフロラ回回路8F、 (第16図参照)の反転出力端
からストロボアンダーリミット信号T6が印加されるよ
うになっている。そしそ、ナンド回路Gt?の出力端は
、ナンド回路G2s + G26で形成されるR、Sフ
リップフロップ回路の、リセット入力端であるナンド回
路G26の他方の入力端に接続されている。また、RS
フリップフロップ回路のセット入力端であるナンド回路
QBの一方の入力端には、上記ストロボ充電ゲート信号
T4が印加されるようになっている。RSフリップフロ
ップ回路の出力端であるナンド回路G26の出力端から
は、ダイレクト測光でストロボ撮影したときに露出がア
ンダーであれば、l Hlレベルのストロボ撮影アンダ
ー信号810が、ストロボ充電ゲート信号T4が゛Hル
ベルの間だけ、CPU50.の入力ポート■15に入力
されるようになっている。また、RSフリップフロップ
回路の反転出力端であるナンド回路G2.の出力端は、
上記アンド回路G08の第3の入力端に接続されている
アンド回路0.8の第2の入力端には、上記ストロボ充
電ゲート信号T4が印加されており、アンド回路G□の
出力端は人カポ−) 116に接続されていて、ストロ
ボ発光径ストロボ適正の場合にのみ約2秒間の間t H
lレベルになるストロボ発光適正信号820 %出力す
る。なお、上記ストロボ充電ゲート信号T4は、第18
図(glに示すように、メトロボ同調秒時信号T3が”
Lルベルに反転すると同時に°Hルベルに転じ、この後
2秒間I Hlレベルとなる信号である。また、上記ス
トロボアンダーリミッタ−信号T6は、第18図(h)
に示すように、トリガー信号8.1が°Hルベルに反転
してから22 ms経過後に°H“レベルに転する信号
である。さらに、上記クロックパルスCKは、第18図
(a)に示すように、32.768 KHzでl Hl
 レベル、′Lルベルを繰り返す矩形波信号である。
次に、このように構成されたストロボオーバーアンダー
判定回路65の動作について簡単に祝明すす る。シャッターのレリーズ直後、積分出力S2が小さい
ので、コンパレーターA8の出力はl L lレベルと
なっている。従って、この時点で、D型フリップフロッ
プ回路゛DF、の反転出力端Qの出力およびノット回路
G28の出力は、°H9レベルとなっている。しかし、
ナンド回路G22の第2の入力端およびナンド回路G2
□の一方の入力端は、それぞれ1Lルベルとなっており
、ナンド回路G22およびG、7の出力は、l Hlレ
ベルとなっている。まだ、第18図(glから判るよう
に、レリーズ直後ストロボ充電ゲート信号T4は°Lル
ベルであるので、RSフリップフロップ回路の出力であ
るストロボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影ア
ンダー信号SlOは、それぞれ°Lルベルにリセットさ
れた状態にある。いま、カメラIOの撮影モードがダイ
レクト測光撮影モードであったとする。第12図に示す
トリガースイッチSW2が開くと、第8図に示すヘラ下
アンプ回路51の積分出力S2の電位が次第に上昇して
くる。シャッターが全開となり、第15図に示すX接点
の役目をするストロボトリガー用サイリスターSCB、
がオンすると、ストロボの閃光発光が行なわれる。積分
出力S2の電位がコンパレーターA8の非反転入力端の
電位よりも高くなると、コンパレーターA8の出力が“
Hルベルに反転すると同時に、D型フリップフロップ回
路DF、の反転出力端Qの出力は、クロックパルスCK
の1パルス分だけ遅れて°Lルベルに転する。その結果
、ナンド回路G2□の出力端には、コンバレーl−A、
の出力の反転出力がコンパレーターA、の出力が1Hル
ベルに転じてからクロックパルスCKの一周期分だけ出
力されることになる。ここで、前述したように、コンパ
レーターA7の判定レベルは、コンパレーターA8の判
定レベルのQ−倍に設定されているので、ノット回路G
2.を通じてシャッター制御信号S17となるコンパレ
ーターA、の出力が°H°レベルに転じてから、クロッ
クパルスCKの1周期である100μs以内に露出がO
,!! Ev以上であれハ、コンパレーターA7の出力
が゛Hルベルとなり、従って、ナンド回路G22の出力
が°Lルベルとなって、RSフリップフロップ回路の出
力であるストロボ撮影オーバー信号S9が°H’レベル
にセットされ、後述するように露出オーバーの警告表示
がなされる。
一方、ストロボ発光後、6ms以後もコンパレーターA
8の出力が°Lルベルのままであるとき、即ち、まだ露
出レベルがアンダーのとき、ストロボアンダーリミット
信号T6が°【1ルベルに転することにより、ナンド回
路G、7の出力が°Lルベルに反転し、RSフリップフ
ロップ回路の出力であるストロボ撮影アンダー信号Sl
Oはl Hlレベルに設定され、後述するように露出ア
ンダーの警告表示が行なわれる。シャッター制御信号8
17が発生してからシャッター後幕が撮影画枠内に走行
してくるまで、約fimsの時間がかかるので、露出ア
ンダーの判定もそれまで遅らせているのである。
なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告表示は、
CPU50における撮影モードの判断により、ダイレク
ト測光によるストロボ撮影時にのみ、これを行なうよう
にしている。また、露出オーバーおよび露出アンダーの
警告表示は、ストロボ発光後2秒間が経過すると、スト
ロボ充電ゲート信号T4が°L9レベルに転するので、
ナンド回路G23゜G24でなるRSフリップフロップ
回路およびナンド回路Gas r G26でなるRSフ
リップフロップ回路が、それぞれリセットされ、ストロ
ボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影アンダー信
号SIOがそれぞれ“L9レベルに反転することによっ
て停市される。
また、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出アンダー
でもなかった場合番では、アンド回路G0の第1および
第3の入力端が°H’レベル1となっているので、スト
ロボ充電ゲート信号T4が°Hルベルである2秒間の間
、アンド回路G98の出力端からは’I−(9レベルの
ストロボ発光適旧信号S20が出力される。これにより
、CPU5oのプログラムによって、ダイレクト測光に
よるストロボ撮影時には、露出適1Fの表示が2秒間の
間貸なわれる。
第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細な電気回
路を示している、この電源°ホールド回路67は、シャ
ッターレリーズ後、マグネット駆動回路56およびスト
ロボ制御回路66に電源を供給1.、露出終了後は、電
源を自動的に遮断する回路である。電源電池E、の正極
からは動作電圧供給ラインL、が、負極からは共通アー
スラインL。がそれぞれ引き出されており、アースライ
ンし。は接地されている。そして、両うインL、、Lo
間には、バッテリーチェックスイッチSW、、抵抗R5
,およびR3,の直列回路が接続されている。上記バッ
テリーチェックスイッチSW、は、上記モード切換用操
作ノブ21の「CHECK」指標への対応操作に連動し
て閉成される自己復帰型のスイッチであり、同スイッチ
8W、と抵抗R3gとの接続点は、アンド回路G38(
第13図参照)の一方の入力端に接続されている。
まだ、上記抵抗R38とR8゜との接続点は、NPN型
トランジスターQ23のベースに接続されている。
トランジスターQ23のコレクタは抵抗R’toを通じ
てトランジスターQ34のベースに接続されており、エ
ミッ、りは接地されている。また、トランジスターQ2
3のベースは、NPN型トランジスターQ24のコレク
タに接続されており、トランジスターQ24のエミッタ
は接地され、ベースは抵抗R4,を通じて、PNP型ト
ランジスターQ uのコレクタに接続されている。トラ
ンジスターQ25 id 、エミッタをラインL1に接
続され、ベースをPNP型トランジスターQ28 e 
Q10 + Qso + Qs+ + G32およびQ
ssのベースにそれぞれ接続されており、各トランジス
ターQ 251 Q49 + Q30 + Qss +
 Q32およびQ33はエミッタをそれぞれラインL1
に接続されていて、トランジスターQ28とカレント・
ミラー回路を構成している。
また、ラインL、、Lo間には、レリーズスイッチSW
、 、コンデンサーC6+抵抗R44およびR43の直
列回路が接続されている。上記レリーズスイッチSW1
は、上記可動反射ミラー31に連動して開閉するスイッ
チで、ミラー31の上昇初期で閉成し、下降終期で開放
するようになっている。このレリーズスイッチsw、ト
コンデンサー06の接続点は、抵抗R42を通じて接地
されている。また、抵抗R4゜と■、3との接続点は、
NPN型トランジスターQ260ペースに接続されてお
り、同トランジスターQ26のエミッタは接地され、コ
レクタはNPN型トランジスターQ2?のエミッタに接
続されている。トランジスターQ27は、ベースが抵抗
R99を通じてYランシスターリ3.(第12図参照)
のエミッタに接続されており、コレクタがN P N型
トランジスターQ3sのコレクタに接続されている。ト
ランジスターQs5は、コレクタが抵抗R45を通じて
上記トランジスターQ2gのコレクタおよびベースにも
接続されており、エミッタが接地され、ベースが抵抗R
46を通じて、抵抗R4gとR47との接続点に接続さ
れている。抵抗R48の一端は上記トランジスターQ 
29のコレクタに接続され、抵抗R47の他端は接地さ
れている。まだ、抵抗R4,とR4□との接続点は、N
PN型トランジスターQseのコレラにも接続されてお
り、同トランジスターQ36のエミッタは接地され、ベ
ースは抵抗R3゜(第13図参照)を通じて、ナンド回
路G1.(第13図参照)の出力端11(接続されてい
る。上記トランジスターQs。
のコレクタは、抵抗比。、を通じて、トランジスターQ
、、(第12図参照)のベースに接続されている。
また、上記トランジスターQ s+のコレクタは、抵抗
R6゜を通じて接地されていると共に、ノット回路Gl
o2(第13図参照)の入力端にも接続されている。サ
ラに、上記トランジスターQ32のコレクタは、抵抗R
5,を通じて接地されていると共に、上記ラッチ回路D
Fo(第9図参照)の制御信号入力端に接続されて(・
て、同トランジスターQs2のコレクタ電圧がレリーズ
信号SOとして供給されるようになっている。さらにま
だ°、上記トランジスターQ33のコレクタは、PNP
型トランジスターQ34のコレクタに接続されていると
共に、抵抗R62を通じてNPN型トランジスターQs
yのベースに接続されている。トランジスターQ 3?
のエミッタは接地されており、コレクタはマグネット駆
動回路56およびストロボ制御回路66の一端にそれぞ
れ接続されている。マグネット駆動回路56およびスト
ロボ制御回路66の他端は、ラインL1にそれぞれ接続
されている。従って、トランジスターQ3?は、マグネ
ット駆動回路56およびストロボ制御回路66への給電
を制御するスイッチングトランジスターの役目なする。
また、トランジスターQ 3?のコレクタは、バッテリ
ーチェック表示用の発光ダイオードD。(第13図参照
)のカソードおよび抵抗R38(第13図参照)の一端
にもそれぞれ接続されている。上記トランジスターQ 
34は、エミッタをラインL1に、ベースを抵抗比。。
を通じて、トランジスターQ23のコレクタに接続され
ており、バッテリーチェック動作中に強制的にオンされ
、マグネット駆動回路56およびストロボ制御回路66
に電源を供給した最大消費電流の状態でバッテリーチェ
ックが行なわれるようにするだめのものである。
第12図は、上記トリガータイミング調整回路52の詳
細な電気回路を示している。このトリガータイミング調
整回路52は、上記ヘッドアンプ回路51での測光開始
時期を調整する丸めの回路である。
トリガースイッチSW2は、シャッター先幕の走行開始
に連動して開放し、フィルムの巻上完了に連動して閉成
するスイッチであり、一端に電源電圧Vccの印加を受
けていると共に、他端がNPN型トランジスターQ 3
oのベースに接続されている。
トランジスターQ39′/i、コレクタをPNP型トラ
ンジスターQsgのコレクタに、エミッタを抵抗R9゜
(第11図参照)を通じてトランジスターQ27(第1
1図参照)のベースに接続されている。トランシスター
Q3mは、エミッタに電源電圧Vccの印加を受げ、ベ
ースがPNP型トランジスターQ、。。
Q48のベースにそれぞれ接続されている。上記トリガ
ースイッチSW2と並列K トリガー遅延時間・グ遅延
用コンデンサーC7が接続されており、このコンデンサ
ー07の、トランジスターQ3.のベースがわの一端は
、PNP型トランジスターQ4Iのベースおよび上記コ
ンデンサーC1とともにトリガー遅延時間を決定する時
定数用半固定抵抗Rv6の一端にそれぞれ接続されてい
る。トランジスターQ41のコレクタは接地され、エミ
ッタはPNP型トランジスターQ41のベースに接続さ
れている。トランジスターQ4□のエミッタは、上記ト
ランジスタQ4oのコレクタに接続され、トランジスタ
ーQ40のエミッタには電源電圧Vccが印加されてい
る。
また、トランジスターQ42のコレクタは、NPN型ト
ランジスターQ47のベースに接続されていると共に、
NPN型トランジスターQ43のコレクタに接続されて
いる。トランジスターQ4sのエミッタは接地されてお
り、ベースはNPN型トランジスターQ44のベースお
よびコレクタに接続されている。トランジスターQ 4
4のエミッタは接地されており、コレクタはPNP型ト
ランジスターQ411のコレクタに接続されている。ト
ランジスターQ4 。
のエミッタは、上記トランジスターQ40のコレクタに
接続され、ベースはPNP型トランジスターQ41のエ
ミッタに接続されている。トランジスターQ4.のコレ
クタは接地され、ベースは抵抗R。
を通じて電源電圧Vccの印加を受けていると共に、抵
抗几、4を通じてNPN型トランジスターQ46のコレ
クタに接続されている。トランジスターQ411のエミ
ッタは接地され、ベースは抵抗R4,(第11図参照)
を通じてトランジスターQ、、 (第11図参照)のコ
レクタに接続されている。また、トランジスターQ 4
6のコレクタは、上記時定数用半固定抵抗RV、の他端
に接続されていると共に、抵抗R6Iを通じて上記トラ
ンジスターQ 4gのコレクタおよびベースに接続され
ている。トランジスターQ48のエミッタには電源電圧
Vccが印加されており、同トランジスターQ48は、
上記トランジスターQ311およびQ、。とそれぞれカ
レントミラー回路を形成している。また、上記トランジ
スターQ4?は、エミッタを接地されており、コレクタ
に抵抗R3,を通じて電源電圧Vccの印加を受・けて
(・ると共に、このコレクタがナンド回路G32(第1
3図参照)の一方の入力端およびノット回路G、o、の
入力端にそれぞれ接続されている。上記トランジスター
Q、。〜、94gおよび抵抗R6,〜R1,,、R,、
は、差動増幅回路を構成しており、トランジスターQ4
1のベースが非反転入力端、トランジスターQ46のベ
ースが反転入力端、トランジスターQ47のコレクタが
出力端となっている。この出カドランシスターQ 4?
のコレクタが入力端に接続された上記ノット回路G+o
+の出力端は、抵抗R111(第8図参照)を通じてト
ランジスターQ3(第8図参照)のベースに接続されて
いて、同トランジスターQ、にトリガースイッチSW2
の開放後所定の経過時間で°Hゝレベルに反転するトリ
ガー信号81を供給する(第18図(bl参照)。
第13図は、上記バッテリーチェック回路63および電
源ホールド解除回路64の詳細な電気回路を示している
。まず、電源ホールド解除回路64の構成から説明する
。電源ホールド解除回路64は、上記電源ホールド回路
67の電源ホールド状態を解除するだめの回路であるが
、電源ホールドを解除する場合としては、電源電圧Vc
cが規定電圧以下であった場合、シャッターが閉成され
て所定時間が経過した場合、および長時間露光のときこ
れを強制的に切る場合の3つの態様があるので、電源ホ
ールド解除回路64の出力端となるナンド回路G3.に
は、3つの入力端が設けられている。第1の入力端には
、ナンド回路G32の出力端が接続され、ナンド回路G
3.の一方の入力端は、トランジスターQ、7(第12
図参照)のコレクタに、他方の入力端はノット回路G3
4を介してコンパレーターA、。の出力端に接続されて
いる。電源電圧Vccが規定レベル以下であったときに
は、コンパレーターAI。
の出力が°L9レベルとなるので、ナンド回路G、2の
出力は@Ltレベルとなり、電源ホールドが解除される
。ただし、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの
解除は、露出中に電源電圧Vccが低下して電源ホール
ドが解除された場合には、露出誤差が大きくなったり、
後幕保持用マグネットMGI(第15図参照)の動作が
不安・定になったりするので、露出動作がなされる以前
にのみ行なわれるようにしている。即ち、トランジスタ
ーQ47(第12図参照)のコレクタ電圧(トリガー信
号)とノット回路G、4の出力との論理積の反転信号を
1つの電源ホールド解除のだめの信号としている。
また、上記ナン上°回路G、3の第2の入力端には、デ
ィレィ回路DL、(第15図参照)から露出終了信号8
13の遅延信号でなる電源ホールド解除信号812が印
加されるよう尾なっている。さらに、ナンド回路G、3
の第3の入力端は、R8フリップフロップ回路R,8F
2(第16図参照)の出力端Qに接続されていて、電源
リミッタ−信号の役目を兼ねるオートリミッタ−信号T
2の印加を受けるようになっている。そして、ナンド回
路Gs3の出力端は、抵抗R1,を通じてトランジスタ
ーQ36(第11図参照)のベースに接続されている。
一方、バッテリーチェック回路63は、電源電圧Vcc
が規定電圧以上あるか否かを検出するだめの回路である
。この回路には、一端に電源電圧Vccが印加された抵
抗R□、R,7およびR38の直列回路が設けられてお
り、抵抗R111aとR37との接続点はコンパレータ
ーA、。の非反転入力端に、抵抗R67とR38との接
続点はコンパレーターA1.の非反転入力端に、それぞ
れ接続されている。また、両コンパレーターA、。およ
びA H1の反転入力端には、基準電圧VIがそれぞれ
印加されている。コンパレーターA1oの出力端は、3
人力ナンド回路G、5の第2の入力端、3人力ナンド回
路G36の第3の入力端およびノット回路G34の入力
端に、それぞれ接続されている。まだ、コンパレーター
A11の出力端は、上記ナンド回路G、6の第2の入力
端に接続されている。ナンド回路Gssの第1の入力端
には、第16図に示すタイマー回路68から約toHz
のパルス信号でなる点滅周期信号T8が印加されている
。また、ナンド回路Gssの第3の入力端およびナンド
回路q、6の第°lの入力端には、アンド回路G38の
出力端が接続されており、アンド回路G38(7)一方
の入力端はバッテリーチェックスイッチSW、(第11
図参照)の一端に接続され、他方の入力端はノット回路
GI02を介してトランジスターQ31(第11図参照
)のコレクタに接続されている。
上記ナンド回路q3.およびG36の出力端は、ナンド
回路G37の一方および他方の入力端にそれぞれ接続さ
れており、ナンド回路G37の出力端は抵抗RIIoを
通じてバッテリーチェック表示用発光ダイオードD。の
アノードに接続されている。この発光ダイオードD。は
、上記バッテリーチェック表示用発光窓23に対応する
ように配設されていて、そのカンードはトランジスター
Q37(第11図参照)のコレクタに接続されている。
次に1上記第11図ないし第13図に示した電源ホール
ド回路67、 ) リガータイミング調整回路52゜電
源ホールド解除回路64およびバッテリーチェック回路
63の動作九ついて簡単に説明する。いま、シャッター
レリーズ釦ll(第1.2図参照)が押下されると、こ
れ忙連動するレリーズスイッチSW。
が閉成され、コンデンサー〇、および抵抗R44を通じ
てトランジスターQ26がオンする。この時点では、ト
リガースイッチSW2が閉じているので、トランジスタ
ーQ27はオンしており、抵抗几、、を通じてトランジ
スターQ28がオンし、トランジスタ=Q2゜およびQ
 35がオンする。トランジスターQasは−Hオンす
ると、それ以降はトランジスターQ2゜のコレクタから
ペース電流が供給されるので、電源ホールド状態を維持
する。そして、トランジスターQ28がオンすると、ト
ランジスターQ、。〜Q33がすべてオンするので、ト
ランジスターQs?もオンし、マグネット駆動回路56
およびストロボ制御回路66に電源が供給される。一方
、トリガータイミング調整回路52にも、トランジスタ
ーQ soを通じてトランジスターQ46にペース電流
が供給される。そして、次に1可動反射ミラー31が上
昇を完了し、シャッター先幕が走行を開始してトリガー
スイッチSW2が開放すると、トランジスターQ41の
ベース電位が次第に低下し、コンデンサーC7と半固定
抵抗RV6でなる遅延回路の時定数と、抵抗R,3,l
’(、、の比とで決まる遅延時間の後、出カドランシス
ターQ4?がオンし、ノット回路GIOIの出力は°H
’レベルに反転する(第18図(1))参照)。この°
1−■9レベルの信号は、トリガ7信号81として抵抗
R□(第8図参照)を通じてトランジスターQ3のベー
スに印加され、同トランジスターQ3がオンしトランジ
ス、ターQ、、Q、がオフして、ダイレクト測光尾よる
光電流の積分が可能となる。続いて、後幕保持用マグネ
ッ)MG、(第15図参照)が消磁され、シャッター後
幕が走行を開始してから所定の遅延時間が経過すると、
ディレィ回路DL。(第15図参照)から“Lルベルの
電源ホールド解除信号812が出力されて、ナンド回路
G33の出力は’ H’レベルとなり、トランジスター
Q 3oがオンし、トランジスターQs5のベース電流
が遮断されて、電源ホールド状態が解除される。即ち、
トランジスターQ3sがオフすると、トランジスターQ
2.。
Q 33+ Q z7が順次オフし、マグネット駆動回
路56およびストロボ制御回路66への通電が断たれる
また、電源電圧Vccが規定電圧以下のときには、コン
パレーターA、。の出力が°Lルベルとなり、ナンド回
路G3□の一方の入力端は平生は°Hルベルなので、ナ
ンド回路G、の出力は°Lルベルに反転する。このため
、トランジスターQ36がオフされ、前述したのと同様
に、電源ホールド状態が解除される。ところで、この電
源電圧Vcc低下による電源ホールド状態の解除は、露
出中に電源電圧Vccが低下した場合、電源ホールドが
断たれると露出誤差が大きくなったり、後幕保持用マグ
ネッ) MG、 (第15図参照)の動作が不安定にな
ったりするので、これを防止するために、露出中には行
なわれないようになっている。即ち、露出中は、トリガ
ー信号となるトランジスターQ47のコレクタ電圧が“
Lルベルとなるので、この信号とコンパレーターA1o
の出、力の反転信号との論理積の反転出力を電源ホール
ドを解除するための1つの信号としてナンド回路′G3
3の第1の入力端に人力するようにしている。従って、
電源電圧Vccの低下による電源ホールドの解除は、ト
リガースイッチSW2が開くまでの間に行なっているが
、この間に電源ホールドが解除された場合には、機械的
に可動反射ミラー31を上昇途中位置でロックするよう
尾している。
さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗いところで
撮影し、長時間露出になるような場合、所定時間が経過
すると電源ホールドが強制的に断たれるようになってい
る。これは露出時間が数分にも及ぶような場合には、撮
影よりも電源電池E1の消耗を防いだ方が親切との配慮
からである。このだめ、ナンド回路aSSの第3の入力
端に電源リミッタ−信号を兼ねるオートリミッタ−信号
T2が人力されるようになっており、この信号T2が、
第18図(elに示すように、トリガーが開放してから
所定時間(120s )経過後に“Lルベルに反転して
、前述と同様にして電源ホールドが断たれる。
なお、トランジスターQ3゜のエミッタかラドランシス
ターQ2□に抵抗R1ooを通じて信号が供給されるよ
うになっているが、これは、レリーズスイッチSW、が
可動反射ミラー31の降下時に開放する際、チャタリン
グが発生して電源ホールド回路67が再び電源ホールド
状態になることがあるので、トリガースイッチSW2の
開放時には、トランジスターQ2?をオフして、電源ホ
ールド状態となるのを防止するためである。
一方、バッテリーチェックを行なう場合には、上記撮影
モード切換用操作ノブ21(第2図参照)を「CHEC
K」指標に対応させる。すると、バッテリーチェックス
イッチSW、がオンし、ナンド回路G38の一方の入力
端が°Hルベルとなる。いま、電源ホールド回路67が
電源ホールド状態以外の場合、即ち、シャッターレリー
ズ動作中以外の平生時には、ノット回路G I O2の
出力は°Hルベルであるので、ナンド回路G38の出力
はl Hlレベルとなる。まず、第1の場合として、電
源電圧Vccが規定電圧以上ある市常時には、コンパレ
ーターAI。
およびA、Iの出力がともに°Hルベルとなるので、ナ
ンド回路′・q3.の出力端には点滅周期信号T8が出
力され、ナンド回路G、6の出力端は°L゛レベルとな
る。従って、ナンド回路G36の°Lルベル出力が優先
され、ナンド回路G、7の出力端は°H′しベルどなっ
て、パンテリーチェック表示用発光ダイオードD。は点
灯状態になる。よって、電源電圧Vccが規定電圧以上
ある旨の表示がなされる。次に、第2の場合として、電
源電圧Vccがある規定電圧以上あるが、他の規定電圧
より低い場合11は、即ち、基準電圧V、に比べて、抵
抗R76とR37との接続点の電位は高いが、抵抗J7
とR68との接続点ノミ位カ低いときには、コンバレー
 ターA、oノ出カバ’ H’レベル、コンパレーター
A11の出力はt I、 lレベルとなり、ナンド回路
G36の出力が°Hルベルとなる一方、ナンド回路G3
.の出力端には点滅周期信号T8が出力される。従って
、こんどはナンド回路G3tに点滅周期信号T8が出力
され、発光ダイオードD。は、約tOHzで点滅を繰り
返す状態となる。よって、電源電圧”JCCが低下して
きた旨が表示され、電源電池E1の交換を促す。さらに
、第3の場合として、電源電圧Vccが上記能の規定電
圧以下に低下して、カメラ10の電気回路が作動できな
いようになった場合には、コンパレーターA、oおよび
A1.の出力がともに°L゛レベルとなり、ナンド回路
G35 + Gsaの出力がいずれもl Hlレベルと
なって、ナンド回路G37の出力は“Llレベルとなる
。このため、発光ダイオードD。
は点灯することなく消灯状態を継続1−1電源電圧Vc
cが規定電圧以下である旨が表示される。
なお、シャッターレリーズ動作中に撮影モード切換用操
作ノブ21が操作されてバッテリーチェックスイッチS
W、が閉じられた場合には、ノット回路G、、2の出力
が゛Lルベルとなるので、ナンド回路G38の出力が゛
L’レベルとなり、従って、ナンド回路q37つ出力が
“Llレベルとなって、発光ダイオードD。にょるバッ
テリーチェック表示はなされない。また、バッテリーチ
ェック時には、トランジスターQ 23を通じてトラン
ジスターQ34を強制的にオンさせて、マグネット駆動
回路56およびス)oボ制御回路66に強制的に通電し
7、消費電流が最大の状態でバッテリーチェックが行な
われるようにしている。
第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細な電気回
路を示している。このストロボ判定回路62は、ストロ
ボの電源がオンされているか否が、充電が完了している
か否かを、ストロボからの1本の信号線を通じて人力さ
れる信号815の電流レベルを判定することによって検
出するだめの回路である。NPN型トランジスターQ、
。はダイオード接続されたトランジスターであって、エ
ミッタに電源電圧Vccが印加されていると共に、コレ
クタおよびベースは上記ストロボ取付用シュー24マタ
はストロボ接続用コネクター25(第1,2図参照)の
電気接点を通じてストロボ(図示されず)の電気回路に
接続されるようKなっている。そして、このトランジス
ターQ50と並列に抵抗R67とR65との直列回路が
接続されており、さらに抵抗R6□には、PNP型トラ
ンジスターQ51がエミッタを゛電源がわ、コレクタを
ストロボがわとして並列に接続されている。このトラン
ジスターQ□のコレクタはPNP型トランジスターQ、
2のベースにも接続されてかり、ベースはトランジスタ
ーQ52のエミッタおよびP N P型トランジスター
Qtt + Q56のベースに、それぞれ接続されてい
る。上記トランジスターQ、2のコレクタは抵抗R66
を通じて接地されており、トランジスターQ77のエミ
ッタには電源電圧Vccが印加され、コレクタは抵抗R
7o。
R6゜を直列に介して接地されている。抵抗R17o。
R09の接続点は、NPN型トランジスターQ53のベ
ースに接続されており、同トランジスターQ 53のエ
ミッタは接地され、コレクタは抵抗比、、、R1,□を
直列に通じて電源電圧Vccの印加を受けている。
抵抗R7,とR72との接続点は、PNP型トランジス
ターQs4およびQ6.のベースにそれぞれ接続されて
おり、トランジスターQ54のエミッタには電源電圧V
ccが印加され、コレクタは抵抗R1,を通じて接地さ
れている。また、トランジスターQ、4のコレクタから
は、ストロボ電源オン信号s14を伝達するだめの信号
線が引き出されており、CPU5O(第7図参照)の入
力ボートI13に接続されている。上記トランジスター
Q511は、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コ
レクタは抵抗R13を通じて、NPN型トランジスター
Qs70ベースおよびコレクタ、並びに、NPN型トラ
ンジスターQ ssノヘースに、それぞれ接続されてい
る。トランジスターQsvのエミッタは接地されており
、トランジスターQssのコレクタは上記トランジスタ
ーQ、。
のコレクタに接続され、エミVりは抵抗R74を通じて
接地されている。トランジスターQC6”d−、エミッ
タに電源電圧Vccを印加され、コレクタをさらに抵抗
R75を通じて接地されていると共に、抵抗R16を通
じてNPNPN型トランジスターQベースに接続されて
いる。トランジスターQ59は、コレクタに抵抗R77
を通じて電源電圧Vccを印加されていると共に、コレ
クタを接地されている。
また、トランジスターQ soは、コレクタをノット回
路G311の入力端に接続されており、ノット回路G8
.の出力端は、アンド回路040の一方の入力端に接続
されている。アンド回路G4oの他方の入力端は、ノッ
ト回路G4Iを介してBSフリップフロップ回路R8F
、(第16図参照)の反転出力端QK接続されており、
ストロボ充電ゲート信号T4の反転信号を受けるよう罠
なっている。そして、アンド回路G4oの出力端は、抵
抗R1,6を通じてNPN型トランジスターQ aoの
ベースに接続されており、トランジスターQ aoのエ
ミッタは接地され、コレクタはストロボ充電完了表示用
発光ダイオードD1のカソードに接続されている。この
発光ダイオード用は、上記撮影情報表示装置39内に組
み込まれていて、ファインダー内にストロボの充電完了
を“8”状に発光表示するようになっている。発光ダイ
オードD、のアノードは定電流回路CC3の一端に接続
され、定電流回路CC3の他端は電源電圧Vccが印加
されている。
次に、このよう忙構成されたストロボ判定回路62の動
作について簡単に説明する。まず、図示しないストロボ
の電源スィッチが投入されると、ストロボがわ1(向け
て約lOμAの電流がス)ロポ電源信号815として流
れる。すると、トランジスターQ、2がオンし、続いて
、トランジスターQUITQ ?? l Q43 + 
Q54の各トランジスターが順次オンする。従って、ト
ランジスターQ 54のコレクタがl Hlレベルとな
る。また、トランジスターQ6.。
Q ss + Q!18もオンするが、ストロボ電源信
号S15がlOμA程度ではトランジスターQ56のベ
ース電流が小さく、コレクタ電位がトランジスターQ、
のベースに電流を充分供給できる程高くないため、トラ
ンジスl  Q59はオフのままである。よって、ノッ
ト回路G3.の出力は、l L lレベルとなり、アン
ド回路G4oの出力も°Lルベルとなってトランジスタ
ーQaoがオンせず、充電完了表示用発光ダイオードD
1は点灯しない。次に、ストロボの充電が完了すると、
ストロボがわに向けて約ZooμAの電流がストロボ充
電信号815として流れるようになる。すると、トラン
ジスター Q、6のコレクタ電位は充分に高くなり、ト
ランジスターQsoだ充分なベース電流が流れてトラン
ジスターQ6.がオンする。これにより、トランジスタ
ーQs9のコレクタ電位は低下し、ノット回路G3.の
出力は“Hルベルとなる。上記ストロボ充電ゲート信号
T4は、ストロボが発光してから約2秒間I Hlレベ
ルとなる信号であるので、ストロボ発光後2秒間はアン
ド回路G4oの出力は°L°レベルであるが、これ以外
の期間はアンド回路G4゜の出力は°H’レベルとなり
、トランジスターQ6゜がオンする。よって、発光ダイ
オードD、に定電流回路CC3から電流が流れて同ダイ
オードD、が発光し、ストロボの充電完了が表示される
。ストロボ発光後2秒間の間ストロボの充電完了表示を
行なわないようにしたのは、上記ストロボ電源信号、ス
トロボ充電信号815と同じ信号線を通じて、ストロボ
発光後ストロボがわから約100μA でオン、オフを
繰り返えす露出適市信号が送られてくるので、この間発
光ダイオードD1の作動を不能にする必要があるからで
ある。なお、ストロボ撮影適正表示は、後述するように
撮影情報表示装置39の液晶表示板を点滅駆動すること
によって行なう。
第15図は、上記第1図の選択回路55.゛マグネット
駆動回路56およびストロボ制御回路66の詳細な電気
回路を示している。上記第1の選択回路55は、撮影モ
ードに応じてマグネット駆動回路56を、ダイレクト測
光によるシャッター制御信号817で制御すべきか、C
PU soから出力されるシャッター制御信号816で
制御すべきかを選択するための回路でちる。ナンド回路
G4.の第1の入力端はオートスイッチ5W4(第7図
参照)の一端に接続され、CPU50の人カポ−)IO
へ人力されるのと同じオートモード時にのみ@H09レ
ベルとなる信号が印加されるようICなっている。また
、ナンド回路G48の第2の入力端は、ノット回路G4
6を介してナンド回路G3(第7図参照)の出力端に接
続されており、CPU50の人カポ−)I6へ人力され
るのと同じメモリーモード時にのみ°H’レベルとなる
信号の反転信号が印加されるようになっている。さらに
、ナンド回路G48の第3の入力端は、ノット回路G4
7を介してナンド回路G、(第7図参照)の出力端に接
続されており、CP(J50の人力ポートI2に人力さ
れるのと同じスポットモード時のみ°H”レベルとなる
信号の反転信号が印加されるようになっている。従って
、ナンド回路G48は、オートモードであって、メモリ
ーモードでもなく、かつスポットモードでもないモード
、即ち、平均ダイレクトオー トモードが選択されたと
きにのみ全人力が°H°レベルとなり、その出力が°L
レベルとなる。ナンド回路G□の一方の入力端には、ノ
ット回路G4.を介して上記ナンド回路G4Sの第1の
入力端に印加される信号の反転信号が人力されるように
なっており、他方の入力端は、ノット回路G、。を介し
てマニュアルスイッチSW。
(第7図参照)の一端に接続されていて、CPU50の
人力ポートIlに人力されるのと同じマニュアル時にの
み°H゛レベルとなる信号の反転信号が人力されるよう
になっている。従って、ナンド回路G51の出力は、オ
ートモードでもなく、かつ、マニュアルモードでもない
撮影モート、即チ、オフモー ド時にのみ“Llレベル
となる。ナンド回路G41の出力端は、ナンド回路05
2の一方の入力端に接続され、ナンド回路G51の出力
端は、ナンド回路G0の他方の入力端に接続されると共
に、ナンド回路62の一方の入力端およびノット回路G
63を通じてナンド回路G64の一方の入力端にもそれ
ぞれ接続されている。ナンド回路G、2の出力端は、ア
ンド回路Gyoの他方の入力端、並びに、ナンド回路q
0.およびアンド回路G6.の一方の入力端にそれぞれ
接続されていると共に、ナンド回路G、4の一方の入力
端およびノット回路Gssを通じてナンド回路G 55
の他方の入力端にそれぞれ接続されている。このナンド
回路G52の出力は、ナンド回路G48またはGHのい
ずれかの出力が°Lルベルのとき@H’レベルとなる。
即ち、平均ダイレクトオートモードまたはオフモー ド
か、それ以外の撮影モー ドかが判別され、平均ダイレ
クトオートモードまたはオフモードのときにのみナンド
回路GHの出力が°Hルベルとなる。従って、結果的に
は、オフモー ド時には、最長露出時間が規制されるだ
けで、平均ダイレクトオートモードと同じ測光方式で撮
影が行なわれるととKな゛る。なお、このナンド回路5
2の出力は、バイアス切換信号S4として、オペアンプ
A2(第8図参照)に人力され、前述したように撮影モ
ードに応じてオペアンプA2のバイアス電流を切り換え
る役目もする。
上記ナンド回路G、4の他方の入力端は、ノットれるよ
うになっており、また、上記ナンド回路Gssの一方の
入力端は、CPU5o(第7図参照)の出力ボート09
に接続され、メモリー、マニュアル。
スポットの各モード時におけるシャッター制御信号S1
6が入力されるようになっている。ナンド回路G、4の
出力端は、3人力ナンド回路G、7の第2の入力端に接
続され、ナンド回路G6.の出力端は、ナンド回路G、
7の第3の入力端に接続されている。
また、ナンド回路G6.の第1の入力端は、ノット回路
G、6を介して、RSフリップラロップ回路R8Fo(
第16図参照)の出力端Qに接続されており、トリガー
が開いてから約500μsの間I Hlレベルを保持す
る高速リミッタ−信号To(第18図(cll闇黒の反
転信号が人力されるようになっている。
この高速リミッタ−信号TOは、シャッターの最短秒時
を決めるだめの信号である。即ち、いま、平均ダイレク
トオートモー ドまたはオフモードが選択されていると
すると、ナンド回路Gs4の出力はダイレクト測光によ
るシャッター制御信号817が“H’レベルの期間のみ
°Lルベルとなる。一方、ナンド回路G0の出力は、マ
ニュアルモード時等のシャッター制御信号816のレベ
ルによらず°H’レベルであるので、ナンド回路G、7
の出力は、ノット回路G、6の出力が°H’レベルであ
れば、ナイド回路G、4の出力により規制され、シャッ
ター制御信号817が゛H’レベルのときにのみ°H°
レベルとなる。換言すれば、ナンド回路G57の出力端
には、ダイレクト測光によるシャッター制御信号S17
が出力される。同様にして、メモリーホールド。
マニュアルモード、スポットモード時には、ナンド回路
G57の出力端には、シャッター制御信号S16が出力
される。ここで、高速リミッタ−信号TOは、第18図
(clに示すように、トリガーが開いてから約500μ
sの間゛I4ルベルを保持するので、ナンド回路G57
の出力は、ナンド回路G541 (3siの出力の如何
に拘らず、この間’H’レベルとなり、後幕保持用マグ
ネットMG、が消磁されることがない。
つまり、シャッターの最短秒時が信号Toによって1/
2o−に限定される。
上記アンド回路G7゜の一方の入力端は、トランジスタ
ーQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されていて
、ストロボ電源オン信号814が人力されるようになっ
ている。そして、アンド回路G7oの出力端は、ナンド
回路G6oの一方の入力端およびノット回路G5゜を通
じてナンド回路G、8の他方の入力端に接続されている
。ナンド回路G58の一方の入力端は、上記ナンド回路
G、7の出力端に接続されており、ナンド回路(3eo
の他方の入力端は、R,Sフリップフロップ回路R,S
F、C第16図参照)の出力端QK接続されていて、ス
トロボ同調秒時信号T3が入力されるようになっている
。このストロボ同調秒時信号T3は、第18図tflに
示すように、トリガーが開いてからも16 m sの間
ゞH’レベルを保つ信号である。上記ナンド回路G58
の出力端は、ナンド回路G6□の一方の入力端に接続さ
れ、ナンド回路Gaoの出力端は、ナンド回路061の
他方の入力端に接続されている。いま、平均ダイレクト
オートモードまたはオフモードであって、ストロボの電
源が投入されていないか、またはストロボがカメラlO
に装着されていないとき、ストロボ電源オン信号S14
は°Lルベルであり、従って、ナンド回路G6.の出力
端には、ナンド回路Q r7の出力信号と同じ信号が出
力される。また、この状態からストロボが装着されて電
源が投入されると、ストロボ電源オン信号S14が°H
′し及ルとなり、ナンド回路G6.の出力端には、スト
ロボ同調秒時信号T3が出力されるようになる。このた
め、シャッター秒時は、定速の/6O秒となる。なお、
平均ダイレクトオートモードまたはオフモード以外の撮
影モードのときには、アンド回路G7oの出力が゛Lル
ベルとなり、ストロボ同調秒時信号T3はシャッター制
御に関与しなくなる。ところで、ストロボの電源がオン
されている限り、シャッター秒時をかならずストロボ同
調秒時にしてストロボを発光させるようにしたのは、従
来のカメラではシャッター秒時が約1/6o秒以上の高
速のときにはストロボを発光さぜない方式を採用してい
たが、この方式では撮影者の撮影意図に反することにな
るので、これを足面するためである。即ち、従来のカメ
ラでは、被写体が明るい高速シャッター秒時の場合には
、ストロボを発光させる必要がほとんどないので、スト
ロボの電源の消費節約になるとの観点からストロボを発
光させないようにしていたが、このようにしたときには
、撮影者の作画意図と反する場合も生じ不都合であるの
で、シャッター秒時を強制的にストロボ同調秒時にして
、ストロボを発光させるようにしたものである。
上記ナンド回路G61の出力端は、抵抗R91を通じて
、マグネット駆動回路56のマグネット制御用トランジ
スターQ6゜のベースに接続されている。
このマグネット制御用トランジスターQl16ハ、NP
N型トランジスターで形成されていて、そのエミッタは
接地され、コレクタは後幕保持用マグネッ) MG、の
コイルを通じて電源電圧Vccの印加を受けるようにな
っている。この電源電圧Vccの印加が、電源ホールド
回路67(第11図参照)の電源ホールド時にのみ行な
われることは、前述1−だ通りである。また、す/ド回
路Ge+の出力端は、CPU5o (第7図参照)の入
力ボートIlzに接続されていて、同回路G61の出力
が露出終了信号S13として人力ボート112に入力さ
れるようになっている。さらに、ナンド回路G61の出
力端は、ディレィ回路DLoを通じてナンド回路GA、
(第13図参照)の第2の入力端に接続されており、同
回路G6Iの出力がディレィ回路DLoで所定時間遅延
されて、電源ホールド解除信号812と1〜てナンド回
路G33に人力されるよう(Cなっている1、上記ディ
レィ回路1)Loを設けたのは、シャッター駆動回路5
6およびストロボ制御回路66は、電源ホールド回路6
7(第11図参照)を通じて電源が供給されているもの
であり、もし、ナンド回路G61から出力される露出終
了信号S13で直接電源ホールド回路67を解除させる
ようにすると、ストロボ制御回路66が正常に作動し得
ないおそれが生ずるので、これを防止するためである。
前述1−たように、ナンド回路G、1の出力端は、ナン
ド回路G62の一方の入力端およびノット回路G63を
通じてナンド回路G64の一方の入力端にも接続されて
いる。上記ナンド回路G62の他方の入力端は、RSS
フリップフロラ回路R8F2(第16図参照)の出力端
Qに接続されていて、同回路R8F2よりオートリミッ
タ−信号T2が人力されるよう尾なっている。このオー
トリミッタ−信号T2は、第18図telに示すように
、トリガー開放後も120sの間’ H’レベルを保持
する信号であって、オートモードでの最長露出秒時を規
制する信号である。また、上記ナンド回路G64の他方
の入力端は、RSSフリップフロラ回路T’(SF、、
 (第16図参照)の出力端Qに接続されていて、同回
路R8F3よりオフリミッタ−信号TIが人力されるよ
うになっている。このオフリミッタ−信号Tlは、第1
8図+d+に示すように、トリガー開放後、24m5の
間I Hlレベルを保持する信号で、オフモー ドでの
シャッター秒時を決定する信号である。ナンド回路Ga
2の出力端は、アンド回路G65の一方の入力端シζ接
続され、ナンド回路G 64の出力端は、アンド回路G
6.の他方の入力端に接続されている。
そして、アンド回路Gesの出力端は、抵抗R8oを通
じてNPN型トランジスターQ63のペースに接続され
ており、トランジスターQeaのエミッタは接地され、
コレクタは上記トランジスターQaeのペースに接続さ
れている。いま、ナンド回路G、。
の出力が°Lルベルのとき、即ちオフモードのどき、ノ
ット回路G63の出力が°、Hルベルとなり、アンド回
路G6.の出力端にはオフリミッタ−信号TIの反転信
号が出力される。従って、トリガー開放後、  24m
5経過するとトランジスターQasがオンし、ナンド回
路G6.の出力の如何にかかわらず、トランジスターQ
aaがオフし、マグネットMG、が消磁されてシャッタ
ーが閉成する。また、オフモード以外のときは、アンド
回路G6.の出力端にはオートリミッタ−信号T2の反
転信号が出力される。従って、トリガー開放後、約2分
間が経過すると、トランジスターQasがオンし、同様
にしてシャッターが強制的に閉成される。
次に、ストロボ制御回路66について述べる。PNP型
トランジスターQ64ケよ、ペースを抵抗R85を通じ
て、RSフリップフロップ回路ReF、(第16図参照
)の出力端Q K接続されており、ストロボ同調秒時信
号T3の印加を受けるようになっている。そして、この
トランジスターQ64のコレクタは、接地され、エミッ
タは、抵抗R8,を通じてPNP型トランジスタ・−Q
ssのペースに接続されている。トランジスターQ65
のペースは、抵抗Rs 7を通じて同トランジスターQ
aaのエミッタに接続されており、このエミッタには電
源電圧Vccが印加されている。また、トランジスター
 Q6.のコレクタは、抵抗R8M + ”8Gの直列
回路を通じて接地されていて、両抵抗R8,、R8゜の
接続点は、コンデンサーC8を介してストロボトリガー
用サイリスターS CR,のゲートに接続されている。
サイリスターSC用のゲートは、抵抗R0゜り通じて接
地されており、カンードは直接接地されている。まだ、
サイリスターS CR,1のアノードは、上記ストロボ
取付用シー−24(第2図開開)または接続用コネク、
ター25(第1図参照)の電気接点を通じてストロボの
電気回路に接続されるようになっており、サイリスター
SCR,の点弧時には、ストロボ発光信号819をスト
ロボに伝達するようになっている。
いま、カメラlOにストロボを装着して充電完了後、シ
ャッターレリーズ釦11(第1.2図参照)を押下した
とする。すると、シャッター先幕が走行してトリガー開
放後、約16m5:6″−経過すると、ストロボ同調秒
時イ、1”/j ’l’ 3が°Lルベルとなるので;
トランジスターQ64かオンし、トランジスターQa:
+がオンして、サイリスタ・−5ctt、のゲートには
コンデンサーC8を通じてパルス電圧が印加され、同サ
イリスク−SCR,はオンする。すると、サイリスター
5ctt、を通じてストロボからトリガ電流がストロボ
発光信号819として流れ、ストロボが発光する。
他方、ナンド回路aSSの一方の人力挙は、トランジス
ター Q、(第14図参照)のコレクタに接続されて、
ストロボ電源オン信号814を人力されるようになって
おり、また、他方の入力端は、ノット回路G28(第1
θ図参照)の出力端に接続されていて、ダイレクト測光
によるシャッター制御信号317を人力されるようにな
っている。そして、ナンド回路G0.の出力端は、アン
ド回路G0.の他方の入力端およびノット回路G67を
介してナンド回路aaaの他方の入力端にそれぞれ接続
されている。
ナンド回路G66およびアンド回路G6.の一方の入力
端は、ナンド回路G52の出力端にそれぞれ接続されて
いる。ナンド回路G6fiの出力端は、抵抗R81ヲ通
じてPNP型トランジスターQa+のベース1(接続さ
れ、アンド回路G6.の出力端は、抵抗R’82を通じ
てNPN型トランジスターQ62のベースに接続されて
いる。トランジスターQa+のエミッタには電源電圧V
ccが印加されており、コレクタは抵抗R83,R,、
の直列回路を通じてトランジスタQ 62のコレクタに
接続されている。トランジスターQ 62のエミッタは
接地されている。そして、上記抵抗1’(83,R18
,の接続点は、上記ストロボ取付用シー−24(第2図
開隔)または接続用コネクター25(第1図参照)の電
気接点を通じてストロボの電気回路に接続されるように
なっており、ストロボにストロボ調光信号S18を伝達
するようになっている。いま、平均ダイレクトオートモ
ードまたはオフモー ドのとき、ナンド回路G52の出
力U”H’レベルとなっているので、ナンド回路aea
およびアンド回路G、。のゲートが開き、アンド回路G
69の出力端には、ナンド回路GBの出力信号が、ナン
ド回路G s aの出力端には、ナンド回路G、。
の出力の反転信号が、それぞれ出力される。カメラ10
にストロボを装着してダイレクト測光によるストロボ撮
影を行なうとき、ストロボ電源オン信号s14ハ”H’
レベルであるので、ナンド回路G6sの出力端には、ダ
イレクト測光時のシャッター制御信号817の反転信号
が出力される。いま、この状態から7ヤツターレリーズ
釦11(第1.2図参照)を押下し、シャッター先幕が
走行して露出が開始されたとする。露出レベルが適正に
達しない間は、シャッタ・−制御信号817は°Hルベ
ルであり、′従って、ナンド回路Gaaの出力は°Lル
ベル。
アンド回路G 6oの出力もILルベルとなる。従って
、トランジスターQ6、がオン、トランジスターQ l
がオフして、抵抗R113とR8,の接続点は、抵抗R
6,を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロボ調
光信号818は°Hルベルとなる。ストロボが発光して
、露出光量が適正レベルに達すると、シャッター制御信
号817が°Lルベルに反転し、こんどは、トランジス
ターQa+がオフ、トランジスターQ62がオンして、
ストロボ調光信号S18はt L tとなる。これによ
り、図示しないストロボの調光回路が作動し、ストロボ
の発光が停止される。
なお、カメラ10が平均ダイレクトオートモードでもな
く、オフモードでもないときには、ナンド回路G、の出
力はILtレベルとなるので、ナンド回路G 6eの出
力は°H°レベル、アンド回路G6.の出力H’L’レ
ベルとなり、トランジスターQatおよびQ 62がい
ずれもオフとなり、ストロボ調光信号818は、ストロ
ボがわの調光回路に何らの影響も及はすことがなくなる
第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電気回路を
示している。このタイマー回路68は、本発明のカメラ
lOを制御するだめの各種タイマー信号を創り出す回路
でありで、32.768 K1−1−zの基本周波数の
クロックパルスCK(第18図(a)参照)をもとに、
縦続接続された27個のT型フリップフロップ回路TF
o−TF2.  と、このT型フリップフロップ回路T
Fo−TF2.の出力を選択ないし組合せて、所望のタ
イマー信号を創り出す選択回路と、タイマー回路68の
初期設定のだめのリセット回路とから構成されている。
上記縦続接続されたT型フリップフロップ回路TFo−
TF”2. は、2進カウンターを形成しており、各T
型フリップフロップ回路TF、−TF2.の出力端Q。
−Q2.には、2 (n ” ’ ) x32.768
 KHz (ただし、nは0≦n≦26の任意の整数で
、回路TFnの添字に対応する。)のパルス信号が出力
される。一方、D型フリップフロップ回路DF2のデー
ター入力端りは、ナンド回路G。
(第7図参照)の出力端に接続されていて、CPU50
の人力ポートI6に人力され゛る信号と同じメモリーモ
ード検出信号を人力されている。また、このD型フリッ
プフロップ回路DF2のクロック入力端CKには、基本
周波数32.768 KHzのクロックパルスCKが入
力されている。D型フリップフロップ回路DF20反転
出力端Qは、ナンド回路G ’i。
の一方の入力端に接続されており、ナンド回路q7゜の
・他方の入力端には、上記人力ボートI6に人力される
メモリーモード検出信号が人力されている。
プフロップ回路DF、のデーター入力端が°H”レベル
になった瞬間から、クロックパルスCKに同期した負の
パルスをナンド回路G7.の出力端に発生する。“まだ
、D型フリップフロップ回路DF3のデーター入力端り
は、トランジスターQ32(第11図参照)のコレクタ
に接続されていて、レリーズ信号SOを人力されるよう
になっており、クロック入力端CKにはクロックパルス
CKが印加すれている。このフリップフロップ回路DF
3の反転出力端Qは、ナンド回路G、。の一方の入力端
に接続され、ナンド回路G8oの他方の入力端にはレリ
ーズ信号SOが印加されて、フリップフロップ回路DF
3とナンド回路G、。は、上記回路DF2.Q、、と同
様に、同期微分回路を形成している。さらに、D型フリ
ップフロップ回路DF、のデーター人カ端りは、ノット
回路G0゜を介してノット回路G、。、の出力端に接続
されていて、トリガー信号slの反転信号が人力される
ようになってかり、クロック入力端CKにはクロックパ
ルスCKが印加されている。このフリップフロップ回路
DF、の反転入力端Qは、ナンド回路Qs+の一方の入
力端に接続され、ナンド回路G8Iの他方の入力端11
こは、上記トリガー信号810反私信号が印加されるよ
うになっていて、フリップフロップ回路DF4とナンド
回路q8.は、上記回路DF、、G7゜と同様に、同期
微分回路を形成している。上記3つの同期微分回路は、
タイマー回路68をリセットするだめの回路であって、
メモリーモー ドが選択されたとき、シャッターがレリ
ーズされたとき(実際には電源ホールド回路67に通電
が行なわれたとき)、露出が開始されたとき(トリガー
信号が゛Lルベルとなったとき)の各場合に、リセット
パルスを発生する。
タイマー回路68は、どの時点からタイマーの作動を開
始するかの基準時点を指示してやる必要があるが、上記
リセットパルスによってタイマー回路68をリセットす
ることによりこれを行なうためである。リセットパルス
が出力されるナンド回路G7゜、 G8oおよびG8.
の出力端は、3人力アンド回路G8□の各入力端に接続
されており、アンド回路G8□の出力端は、ノット回路
G□を通じてT型フリップフロップ回路TFo−TF2
6の各リセット入力端に接続されている。また、アンド
回路G、2の出力端は、選択回路を形成するR、Sフリ
ツブフロ2プ回路几5Fo−R8F3.R8F、、R8
F、の各リセット入力端Rに、それぞれ接続されており
、オア回路G84の一方の入力端にも接続されている。
上記R,Sフリップフロップ回路R8Foのセット入力
端には、T型フリップフロップ回路TF30反転出力端
Q3が接続されていて、出力端Qからは、第18図(d
に示すように、トリガー信号SlがゞH’レベルに反転
してからも0 、5 m sの間I Hlレベルを保持
し、しかる後に°L゛レベルに反転する高速リミッタ−
信号Toが出力されるようになっている。
また、R8フリップフロップ回路R8F3のセット入力
端Sには、ナンド回路G83の出力端が接続されていて
、ナンド回路q8.の一方の入力端にはT型フリップフ
ロップ回路TF8の出力端Q、が接続され、他方の入力
端にはT型フリップフロップ回路TF7の出力端Q、が
接続されている。このため、RSSフリップフロラ回路
R8F’3の出力端QjlCは、第18図(dlに示す
ように、トリガ、−信号S1が°Hルベルに反転してか
らも24m5の間I Hlレベルを維持し、しかるのち
に°Lルベルに反転するオフリミッタ−信号Tlが出力
されるようになっている。さらに、RSSフリツブフロ
2回回路8F2Oセット入力端Sには、T型フリップフ
ロッ同回路TF2.  の反転出力端Q 21が接続さ
れていて、出力端QKは、第18図telに示すように
、トリガー信号Slが゛Hルベルに反転してからも12
0sの間’II’レベルを維持し、しかる後に°Lルベ
ルに反転するオートリミッタ−信号T2が出力されるよ
うになっている。さらに壕だ、R8フリップフロップ回
路R,S F、のセット入力端Sには、T型フリップフ
ロップ回路TF、の反転出力端Q8が接続されていて、
出力端Qには、第18図(flに示すように、トリガー
信号Slが°H゛レベルに反転してからも16m5の間
’ H’レベルを維持し、しかる後に”Lルベルに反転
するストロボ同調秒時信号T3が出力されるようになっ
ている。そして、このRSフリップフロップ回路R8F
、の反転出力端Qは、D型フリップフロッ同回路DF、
のデーター入力端りに接続されると共に、ナンド回路G
8゜の一方の入力端に゛。
も接続されている。D型フリップフロッ同回路DF、の
クロック入力端CKには、クロックパルスCKが印加さ
れており、同回路DFl+の反転出力端Qは、ナンド回
路G8゜の他方の入力端に接続されている。ナンド回路
G3.の出力端は、几Sフリップフロップ回路R8F4
のセット入力端Sに接続されており、RSSフリップフ
ロラ同回路(,8F、のリセット入力端Rは、上記オア
回路G8.の出力端に接続されている。オア回路G84
の他方の入力端は、°V型フリップフロップ同回TF、
、の反転出力端鈷。
に接続されている。従って、RSSフリップフロラ回回
路3F、の反転出力端Qからは、第18図(g+にベル
に復帰するストロボ充電ゲート信号T4が出力されるよ
うになっている。また、R8フリップフロップ回路R,
S F6のセット入力端Sには、3入力ナンド回路G3
.の出力端が接続されており、ナンド回路G8.の各入
力端には、゛T型フリップフロップ同回TF、、TF、
およびTF、の各出力端Qa +Q6およびQ、がそれ
ぞれ接続されている。従つ゛て、RSSフリップフロラ
回路R8F、の反転出力端Q、には、第18図(hlに
示すように、トリガー信号81が°Hルベルに反転して
から22 m s経過後K ’ H’レベルに反転する
ストロボアンダーリミッタ−信号T6が出力されるよう
になっている。さらにまた、R,Sフリツブフロ2プ回
路R8F70セット入力端Sには、T型フリップフロ°
ツ同回路TF260反転出力端C6が接続されており、
よって出力端Qには、第18図(i)に示すように、ト
リガー信号S1が”Hlレベルに反転してから約70分
で°L°レベルに反転するメモリーリミッタ−信号T7
が出力されるようになっている。なお、T型フリップフ
ロッ同回路TF、、の出力端Q 11からは、約10 
Hzに近い上記点滅周期信号T8が出力されるようにな
っている。
第17図は、上記D−A変換回路5Bの詳細な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターAl2(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値Svと絞り値AVとのア
ナログ演算値(SV−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU50に入力させる役目をする。このD−A変換
回路5Bは、公知の8ビットラダー型D−A変換回路で
あり、16個のアナログスイッチAso−As7.As
、、−As、、と、8個のノット回路G1.。〜G2,
7と、16個の抵抗R149〜RI、17゜”+60”
” RI66と、オペアンプA2.とで構成されている
。上記アナログスイッチAso−As7.As、o〜A
s、7のうちの半数のアナログスイッチASo〜AS7
の入力端には、基準電圧■「1がそれぞれ印加されてお
り、残りの半数のアナログスイッチAs1゜〜As、、
の入力端には、上記基準電圧■r1より高い基準電圧v
r2がそれぞれ印加されている。また、アナログスイッ
チA3o−A37の一方の制御入力端およびアナログス
イッチAs、o−Asl、の他方の制御入力端には、C
PU50の出力ポート06より各ビット信号す。−b、
がそれぞれ印加されており、アナログスイッチAso−
As、・の他方の制御入力端およびアナログスイッチA
s、o−As、7 の一方の制御入力端には、ノット回
路G5.。〜G86.を通じて上記各ビット信号す。−
b70反転反転量それぞれ印加されるようになっている
。さらに、アナログスイッチAso−As7の出力端と
、アナログスイッチAs、o〜AS、フ の出力端とは
、それぞれ一対ずつ接続されて、抵抗R,,o% R,
、の一端にそれぞれ接続されている。抵抗R,,o% 
R+、、の他端は、直列に接続された抵抗R,,,,R
,,0〜R166の各接続点に接続されている。即ち、
抵抗R1,0の他端は抵抗も。、とR1,、oとの接続
点に、抵抗R1,1の他端は抵抗R,6oとR16,と
の接続点に、抵抗R15□の他端は抵抗R16、とR,
62との接続点に、抵抗R2,3の他端は抵抗R1゜2
とR163との接続点に、抵抗R44の他端は抵抗R1
63とR164との接続点に、抵抗R86,の他端は抵
抗RI 64とR16,との接続点に、抵抗R356の
他端は抵抗貼。、とR166との接続点に、抵抗R1,
7の他端をま抵抗R2,6とオペアンプA2.の非反転
入力端との接続点に接続されている。抵抗R74,の一
端には上記基準電圧Vrxが印加されており、各抵抗R
34,〜R36,の抵抗値は、各抵抗R16゜〜R16
6の抵抗値の2倍となるように設定されている。上記オ
ペアンプA2−ま、反転入力端が出力端に接続されてい
てボルテージホロア回路を形成しており、その出力端は
コンノくレータ−A1□(第7図参照)の反転入力端に
接続されている。
このように構成されたD−A変換回路58の出力端とな
るオペアンプA21の出力端には、CPU50かも出力
される各ビット信号の採る値によって、■rz−vr+
                −zVDA = V
rl +−(b、 2+b62 +b、 2十b423
+b32 ’ 十b22 ’ 十す、2 ’ +bO,
2’ )なる出力電圧VDAが得られる。なお、このI
)−A変換回路58は、既に公知のものであり、かつ、
本発明の主旨とも関係しないので、その詳しい動作の説
明を絃に省略する。また、このD−A変換回路58とコ
ンパレーターA1□との組合せでなる逐次比較型のA−
D変換回路の動作については、後のフローチャートの説
明のところで詳しく述べる。
第19図面および(B)は、上記撮影情報表示装置39
を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ示しており
、第19図(A)は表示用のセグメント電極のパターン
を、第19図(B)は上記セグメント電極に液晶層を介
して対向される背面電極のパターンを、それぞれ示して
いる。この撮影情報表示装置39においては、後に詳述
するように、るアユ−ティ・名バイアスの駆動方法を採
用しており、上記背面電極は、第1ないし第3の背面電
極RE、〜RE3に分割されている。また、この第1な
いし第3の背面電極BE、〜RE3に対応するセグメン
ト電極は、最大3つを1組として1本の信号ラインで接
続されていて、第20図に示すように、同一の信号ライ
ンで接続された各セグメント電極はそれぞれ異なる背面
電極R,E、−4E3にのみ対応するようになっている
。従って、セグメント電極は、第1の背面電極RE、に
対応する第1のセグメント電極群と、第2の背面電極R
E2に対応する第2のセグメント電極群と、第3の背面
電極RE3に対応する第3のセグメント電極群とに区別
することができる。第1のセグメント電極群に含まれる
セグメント電極としては、最上位に横方向に直線状に順
次列設された横長の長方形状のポイント表示用セグメン
ト電極(”0VFiR”電極、”LONQ” 電極の上
位に形成されたものを含む)、および補正表示用の±″
 電極がある。また、第2のセグメント電極群に含まれ
るセグメント電極としては、中程に横方向に直線状に1
1次列設された横長の長方形状のバー表示用セグメント
電極、”0VER”電極。
”LONG”電極、”MEMO”電極、および’5PO
T”電極がある。さらに、第3のセグメント電極群とし
ては、“1”〜“2000”のシャッター秒時電極、コ
ノシャッター秒時電極の下位に円形および三角形状に形
成された定点合致指標電極、この定点合致指標電極の左
右の対応する位置に設けられたストロボ撮影時の露出オ
ーバー、露出アンダー表示用の−″および+”電極、並
びにMANUAL”。
“AUTO”、”HIGH″、“’5HDW”の各モー
ド表示用電極がある。1ないし3個のセグメント電極を
接続する信号ラインは全部で39本設けられて(・て、
各信号ラインは後述するレベル変換回路(第23図参照
)の出力端であるMO8型電界効果トランジスターQ+
061Q1゜7の接続点に接続され、セグメント駆動信
号JO〜J38が印加されるようになっている。一方、
第1ないし第3の背面電極BE。
〜BE3は、後述するコモン信号出力回路(第24図参
照)の出力端であるMO8型電界効果トランジスターQ
IO8r Q+o+ + Q+02 r Q、osおよ
びQ+041 Qlosの接続点にそれぞれ接続されて
おり、コモン信号HO〜H2を印加されている。な゛お
、“D”にをま、信号ラインが接続されていなOh′−
1このマークをま液晶表示されるものではなく、上記ス
トロボの充電完了表示用発光ダイオードD+(第14図
参照)によって表示されるものであるので、液晶表示用
の信号ラインの接続は必要なt・。また、上l己セグメ
ント電極、信号ラインおよび背面電極BE、〜RE。
は、透明電極で創られていて、撮影情報表示装置39は
光透過形に形成されている。さらに、以下、上記セグメ
ント電極ないしはセグメント電極に対応して発色される
液晶の表示領域を、単にセグメントということにする。
第21図は、上記液晶駆動回路61の詳細な電気回路図
を示している。この液晶駆動回路61は、上記撮影情報
表示装置39を形成する液晶表示板を発色駆動する回路
である。JKフリップフロップ回回路KFoとJKF、
とは、回路JKFoの出力端Qが回路JKF、の入力端
Jに、回路JKP、の反転出力端Qが回路JK)’oの
入力端Jにそれぞれ接続され、入力端Kに電源電圧Vc
cがそれぞれ印加されると共に、クロック入力端Tにク
ロックパルスCKがそれぞれ印加されて、公知の同期式
の3進カウンターを構成しており、各回路JKFo、J
KF、の出力AO,AIは、それぞれ第25図(b) 
、 (C)に示すようになる。また、JKフリップフロ
ップ同回路KF。
は、入力端Jを上記JKツクリップフロ2回路JKF、
の出力端Qに接続され、入力端Kをノット回路G30.
を介して上記回路JKF、の出力端Qに接続されており
、クロック入力端Tにクロックツ(パスCKの印加を受
けて、D型フリップフロップ回路を形成している。この
D型フリクプフロツプ回路は、JKフリップフロップ同
回路KF、の出力A1を、クロックパルスCKの1周期
分だけ遅らせる回路で、その出力A2は第25図(d)
に示すようになる。さらに、JKフリッグフロツプ回回
路KF、は、入力端JおよびKに電源電圧Vccがそれ
ぞれ印加され、クロック入力端T IJ′−J Kフリ
ップフロラプ回路JKF、の出力端Qに接続されて、2
進カウンターを形成しており、その出力A3は、第25
図(e)に示すように、回路JKF2の出力A2を%に
分周したものとなる。
表示用RAM (D RAM ) 85は、C−PU5
0によりアドレスバスおよびデーターパスを通じて直接
アクセスされるメモリーであって、DRAM85の各メ
モリーエリアと、撮影情報表示装置39の表示用セグメ
ントとは一対一に対応している。撮影情報表示装置39
は、102個の表示用セグメントを有して構成されてい
るので、DRAMssには、102個のメモリーエリア
5EGo−8EG、。、が確保されていて、これらメモ
リーエリア8 PGo”S E(3+o+の内容が10
2個の出力端より信号合成回路100に出力されるよう
になっている。
上記信号合成回路100は、撮影情報表示装置39を1
7/3  デユーティ・襞バイアスで駆動するために、
D RAM 85の出力端から出力される102個の信
号を時分割により39本のラインに出力信号KO〜に3
Bとして出力するための回路である。■/3デーーティ
・偽バイアスの駆動方法を採用することにより、撮影情
報表示装置39と液晶駆動回路61との間の接続ライン
数を少なくしている。この信号合成回路iooは、その
一部を第22図に示すように、原則的には、4つのナン
ド回路と1つのエクスクルーシヴオア回路とを1単位と
し、これらが複数個設けられて構成されている。例えば
、ナンド回路G200の一方の入力端には、上記JKフ
リップフロップ回路JKF2の出力A2が印加されてお
り、他方の入力端はDRAMssからメモリーエリア5
EGoの内容に対応する信号を印加されている。また、
ナント回路G2o、の一方の入力端には、上記JK7リ
ツプフロツプ回路JKF、の出力A1が印加されており
、他方の入力端はDRAM85がらメモリーエリアSE
G、の内容に対応する信号を印加されている。更に、ナ
ンド回路G 202の一方の入力端には、上記JKフリ
ップフロップ回路JKF、の出力AOが印加されており
、他方の入力端はD RA M 85からメモリーエリ
ア5EG2の内容に対応する信号を印加されている。各
ナンド回路G200 + G 201 +G202の出
力端は、3人力ナンド回路G 、o、の各入力端にそれ
ぞれ接続されており、ナンド回路G 209の出力端は
、エクスクルーシヴオア回路G2,2の一方の入力端に
接続されている。エクスクルーシヴオア回路G2,2の
他方の入力端には、JKフリップフロップ回回路KF、
の出力A3が印加されていて、エクスクルーシヴオア回
路q2,2の出力端からは信号KOが出力されるように
なっている。この信号KOは、例えば第25図(i)に
示すように、DRAM85の出力端から出力される信号
を、1/3に時分割する信号となっている。同様にして
、ナンド回路G2os%G2o、、3人力ナンド回路G
2(。およびエクスクルーシヴオア回路G21.により
、DI’tAM85のメモリーエリアSEG、〜SEG
、の内容に対応する信号が、1乙に時分割されて信号K
lとして出力され、ナンド回路0206〜6208 r
 3人力ナンド回路G211およびエクスクルーシヴオ
ア回路G2.4により、DRAM85のメモリーエリア
5EG6〜5EG8の内容に対応する信号が、漠に時分
割されて信号に2として出力される。このようにして、
DRAM gs)102個のメモリーエリアS EGo
 −8EGr o tの内容に対応する信号は、全部で
39個の信号KO〜に38として出力される。そして、
信号KO〜に38は、第23図に示すレベル変換回路を
通じて、それぞれセグメント駆動信号JO〜J38とし
て変換され、撮影情報表示装置39の表示用セグメント
に印加されるようになっている。第25図(j)には、
セグメント駆動信号の一例として、信号JOの波形が示
されている。上記レベル変換回路は、ノット回路q2□
5.PチャンネルMO8型電界効果トランジスターQ1
06およびnチャンネルMO8型電界効果トランジスタ
ーQ、。7で構成されている。ノット回路G2□、の入
力端には、上記信号Kn(n=0〜38)が印加されて
おり、ノット回路G22.の出力端は、トランジスター
Q+o6T Ql。7のゲートにそれぞれ接続されてい
る。トランジスターQ+06のソースは定電圧voが印
加され、トランジスターQ、。7のソースは−voの定
電位となっている。また、トランジスタQ+oeとQ、
。7のドレインは互いに接続され、この接続点より上記
セグメント駆動信号Jn(n=0〜38)が取り出され
るようになっている。このようなレベル変換回路がセグ
メント駆動信号JO〜J38の数だけ、即ち39個設け
られていることは云うまでもない。
第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコモン信号
出力回路を示している。このコモン信号出力回路は、ノ
ット回路G2.、、0222〜G2□4と、ナンド回路
G2,6〜G2□、と、PチャンネルMO8型電界効果
トランジスターQ+oo + Ql02 + QIOI
と、nチャンネルMO8型電界効果トランジスターQ+
o+ t Qlo3+Qlosと、抵抗R200”” 
R202とで構成されている。ナンド回路G2,6の一
方の入力端には、JK−yリップフロップ回路JKF3
の出力A3が印加されており、他方の入力端には、JK
フリップフロップ同回路KFoの出力AOが印加されて
いる。そして、ナンド回路G 216の出力端は、Pチ
ャンネルMO8型電界効果トランジスターQ、。。のゲ
ートに接続されている。また、ナンド回路G2,7の一
方の入力端には、ノット回路G2□、を通じて上記出力
A30反転信私信印加されており、他方の入力端には、
上記出力AOが印加されている。そして、ナンド回路q
217の出力端は、ノット回路G222を通じてnチャ
ンネルMO8型電界効果トランジスターQ、。、のゲー
トに接続されている。上記トランジスターQ +00の
ソースには定電圧+2Voが印加されており、トランジ
スターQIO+のソースは一2Voの定電位となってい
る。そして、トランジスターQ100 r QIOIの
ドレインは互いに接続されていて、この接続点は、抵抗
”200を通じて接地されている。第1のコモン信号H
oは、トランジスターQtoo + Ql。1のドレイ
ンの接続点から取り出されるようになっている。
また、まったく同様にして、第2のコモン信号H1を出
力する回路が、ナンド回路0218 T G21g +
フッ1回路G223.トランジスターQ+021 Q!
03および抵抗R2o、で構成され、第3のコモン信号
1−12を出力する回路が、ナンド回路G2201G2
□2.ノット回路G224.トランジスターQ+04 
r Q+osおよび抵抗R12o2で構成されている。
上記第1ないし第3のコモン信号1−10〜I−(2の
波形は、第25図(f)ないしくh)のようになる。
次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図(a)〜(
m)のタイムチャートを参照しながら説明する。
−例として、セグメント5EGo、SEG、、5EG2
(以下、DRAMasのメモリー上リア5EGo 〜S
EG、。1に対応する表示用セグメントを、メモリーエ
リアの符号と同一の符号を付して示す。)の動作に着目
して、セグメント5EGo、5EG2が発色、セグメン
)SEG、が発色しない状態の動作について説明する。
いま、セグメン) 5EGo、SEG。
は発色するので、DRAMasの対応するメモリーエリ
アの内容は°1′である。一方、セグメン) SEG。
に対応するメモリーエリアの内容は101である。
出力A2.AI、AOは、メモリーエリア5EGo。
SEG、、5BG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路G2o、の出力端に出力させるためのゲート信号の
役目をする(第25図(b) 、 (C) 、 (d)
参照)。ナンド回路G209の出力は、出力A3(第2
5図(e)参照)とエクスクルーシヴオアされて回路G
2,2の出力端より信号KOとして出力される(第25
図(i)参照)。
信号KOは、コモン信号HO〜I」2(第25図(f)
 、 (g) 。
(h)参照)のいずれかが°H’レベルの区間は、ナン
ド回路G2o9の出力が゛Hルベルであれば°Lルベル
となり、ナンド回路G209の出力が°L”レベルであ
れば゛H5レベルとなる。また、信号KOは、コモン信
号Ho −H2のいずれかが°Lルベルの区間は、ナン
ド回路G2ol]の出力が°Hルベルであればl Hl
レベルとなり、ナンド回路G21]9の出力が°Lルベ
ルであればt L ルベルとなる。これにより、ナンド
回路G20Qの出力が“Hルベルならば、後で述べるセ
グメント駆動信号JOとコモン信号HO〜H2との電位
差が3Voどなることにより、セグメントに対応する液
晶が発色する。また、ナンド回路G 2o、の出力が゛
Lルベルならば、セグメント駆動信号Joとコモン信号
Ho〜[12との電位差がVoどなることにより、セグ
メン・トに対応する液晶は発色しない。いま、セグメン
ト5EGo、5EG2に対応するD RA M 85の
メモリーエリアの内容は111で、セグメントSEQ、
に対応するDRAMasのメモリーエリアの内容は10
′であるので、信号KOの波形は第25図(1)に示す
ようになる。従って、レベル変換後のセグメント駆動信
号JOは、第25図U)に示すようになる。よって、コ
モン信号HOとセグメント駆動信号JOとの電位差l−
1o〜JOは、第25図(k)に示すようになり、セグ
メントSEG。
は馳デーーティで発色することになる。また、コモン信
号H1とセグメント駆動信号Joとの電位差1−11〜
JOは、第25図(1)に示すように常にV。となり、
セグメントSEG、は発色しない。さらに、コモン信号
H2とセグメント駆動信号Jo  との電位差H2〜J
Oは、第25図(m)に示すようになり、セグメント5
BG2はA1ニーアイで発色することになる。他のセグ
メントSEG、〜S E Q、o、についても、全く同
様にして発色が制御される。なお、上述のようにセグメ
ントが〃デユーティで発色されても、人の眼には連続的
に発色しているように見えることは云うまでもない。ま
た、上記メモリーエリアS EGo−8EG+o+ の
添字は、説明のために付されたもので、メモリーエリア
5EGo〜SEG、olの番地とは直接的には関係がな
い。
ここで、表示用セグメントとDRAMssのメモリーエ
リアの番地との対応関係について簡単に説明する。原則
として、ポイント表示用データーは、そのままDRAM
asのメモリーエリアの番地を指定する。例えば、ポイ
ント表示用のセグメント列の最左端゛(高速秒時がわ)
のセグメントが、DRAMasのメモリーエリアの0番
地に対応していたとする。右に1つずつセグメントが移
動するごとに、そのセグメントに対応するメモリーエリ
アの番地は1番地ずつ増えてゆくことになる。いま、ポ
イント表示用データーが“4′だったとすると、DI(
AM85のメモリーエリアの4番地に°1′をストアす
ることにより、ポイント表示用セグメント列の最左端か
ら5番目のセグメントを発色表示することになる。この
番地の指定は、任意に設定することができ、本発明のカ
メラ10では、後述するプログラムからも判る通り、ポ
イント表示用セグメント列の、” OV E R”セグ
メントの上位に対応する最左端のセグメントを、メモリ
ーエリアのC41番地に、”LONG”セグメントの上
位に対応する最右端のセグメントをC40(=C41−
4−35)番地に指定している。なお、後述するプログ
ラムでは、ポイント表示用データーとバー表示用データ
ーとを同じ演算式を用いて求めており、その番地指定の
まま表示すると重複する。これは、バー表示の場合には
、表示データーにある定数を加算してDRAMssのメ
モリーエリアの番地指定をずらすことにより解決される
が、プログラム上はその定数の加算については、特に明
示しなかった。
第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシャッター秒
時の計数方法をグラフで示したものである。
実際には、CPU50の内部でソフトウェア的に行なわ
れるもので、後に詳細に説明するが、ここではまず簡単
にその概要について説明しておく。メモリーモードは、
実際にダイレクト測光で撮影した実露出時間を計数し、
これに基づいて露出制御を行なうものであるが、露光量
を記憶するため、メモリーモード撮影中に絞りあるいは
フィルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量が
一定となるように記憶値を変更する必要がある。この場
合、絞り値およびフィルム感度値は、本発明のカメラI
Oでは、最小有効ピット(Least 8 igi f
 1cantBit 、 LSB ) /i2 Evの
精度をもった対数圧縮情報であるので、上記実露出時間
も絞り値、フィルム感度値と同系列の数値に変換する必
要がある。
このための方法としては、(1)実露出時間を同一の周
期のパルスで計数した後、cpusoでLSB/。
EvのTv値に変換する方法、(2)計数の基準となる
クロックのパルス周期を時間と共に変え、計tri(W
そ゛のものをLSBI/。Evの時間値(以下、Tv値
と記す。〕相当の値となるようにする方法、の2つの方
法が考えられる。本発明のカメラ10では、後者の方法
を採用している。実露出時間を厳密にTv値に変換する
には、クロック周波数の制御が非常に複雑になる。この
ため、本発明のカメラ10では、露出時間が倍々になる
ごとにjロック周期も倍々になるように制御している。
第26図は、実露出時間をTv値に変換するための理想
曲線Aと、本発明のカメラ10が採用する方法による変
換曲線Bとの関係を示しており、本発明のカメラ10の
採用する方法によれば、理想曲線Aからの誤差は、量子
化誤差を含めても最大約0.08 Ev程度しかなく、
カメラとしては充分な精度を発輝することができるもの
である。
なお、第5図中に示したデジタル露出情報導入回路60
は、マニュアルシャッター秒時および補正値CVをCP
U50内にデジタル量のまま入力させる回路であるが、
既に周知の回路手段を用いて容易に構成することができ
るので、詳しい説明および図示を絃に省略する。また、
基準電圧回路69についても同様に、詳しい説明および
図示を厳に省略する0 以上のように、本発明のカメラ10は構成されている。
次に、このカメラ10の動作の説明に入る前に、本発明
のカメラ10における撮影モードについて簡単に概説す
る。まず、カメラ10の撮影モードは、オートモードと
、マニュアルモートド、オフモードとの3つの基本的な
撮影モードに大別される。
オートモードは、被写体の明るさを測光してシャッター
秒時を自動的に決定するいわゆる自動露出撮影モードで
あって、撮影モード切換用操作ノブ21をl’−AUT
OJ指標に対応させることによって選択される。このオ
ートモードは、更に、平均ダイレクトオートモード、ス
ポットオートモート、ストロボオートモードに分けられ
る。平均ダイレクトオートモードは、露出中にフィルム
面およびシャッター幕面から反射する被写体光を平均測
光して適正露出となった時点で自動的にシャッターを閉
成する撮影モードであり、このモードにおいては、上記
メモリー指令操作ノブ13の指標を「MEMORYJ指
標に対応させることによって、メモリーモードの選択が
可能である。このメモリーモードが選択されると、選択
後l鉤目の撮影時のシャッター秒時がカメラ10内に記
憶され、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13の指標
を「0LEAYL」指標に対応させることによってメモ
リーモードがり□リアーされない限り、何駒分でも同一
の露出レベルで撮影が行なわれる。また、上記スポット
オートモードは、撮影前に複数の被写体部位をスポット
測光して、各被写体部位の輝度値の平均値を用いて適正
露出となるようにシャッターが自動的に作動される撮影
モードであり、オートモードの状態で上記スポット入力
釦14を押下することによってスポットオートモードが
選択されると同時に、スポット測光値の入力および記憶
もなされるようになっている。なお、スポット測光値と
しては、上記部分測光用の光起電力素子PD2に光学的
に対応するようにファインダー内に設けられたスポット
測光指標(図示されず)に映し出された被写体部位の測
光値が入力される。このスポットオートモードにおいて
は、ハイライト指令釦15またはシャドウ指令釦16を
押下することによって、さらにハイライトモードまたは
シャドウモードの選択が可能である。ハイライトモード
の場合には、複数のスポット測光値のうちで、最大輝度
のスポット測光値を基準として、これより2 ’/3 
Evだけ露出が低下するようにシャッター秒時が決定さ
れて露出制御が行なわれる。また、シャドウモードの場
合には、複数のスポット測光値のうちで最小輝度のスポ
ット測光値を基準として、これより2 /3 Evだけ
露出が高くなるようにシャッター秒時が決定されて撮影
が行なわれる。さらに、上記ストロボオートモードは、
オートモードの状態でストロボ取付用シュー24にスト
ロボを装着しあるいは接続用コネクター25にストロボ
を接続し、かつ、同ストロボの電源をオンさせたときに
選択される撮影モードであり、シャッターがストロボ同
調秒時であるV6o秒で作動されると共に、適正露出で
ストロボが自動調光される。
上記マニュアルモードは、上記マニュアルシャッター秒
時設定環7によって設定されたシャッター秒時でシャッ
ターを作動させる撮影モードであって、上記撮影モード
切換用操作ノブ21をrMANUALJ指標に対応させ
ることによって選択される。
このマニュアルモードは通常マニュアルモードと、スト
ロボマニュアルモードと、ストロボマニュアルモードと
に分けられる。しかし、この3つのモードは、撮影情報
表示装置39における表示の態様が異なるだけで、シャ
ッターがマニュアルシャッター秒時で作動される点にお
いては同じである。
なお、マニュアルモードではメモリーモードの選択はで
きず、また、スポットマニュアルモードでは、ハイライ
トモード、シャドウモードの選択が可能である。
上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ21を「
OFF」指標に対応させることによって選択される撮影
モードで、平均ダイレクト測光で被写体光が測光され、
シャッター秒時がI/lo秒より短い場合にはそのシャ
ッター秒時でシャッターが閉成され、署。秒より長い場
合には、1/4o秒で強制的にシャッターが閉成される
次に、第27図のフローチャートを参照しながら、カメ
ラ10の動作およびCPU5oにおけるプログラムの流
れについて概説する。まず、カメラ10に電源が投入さ
れると、CPU50およびインターフェースが初期状態
にリセットされ、次に、カメラ1゜の撮影モードに応じ
て所定のプログラムへの分岐が行なわれる。まず、カメ
ラ10がダイレクトオートモードであった場合には、オ
ートであるか否かの判定をイエス(以下、フローチャー
ト上ではイエスの分岐方向なYで示す。)で、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノー(以下、フローチャ
ート上ではノーの分岐方向をNで示す。)で、スポット
モードであるか否かの判定をノーで、それぞれ抜けて、
ダイレクトオートモードのだめのプログラムに入る。な
お、いまメモリーモードは選択されていないとする。こ
のプログラムでは、まずモード切換直後であるか否かの
判定が行なわれ、モード切換直後の場合には、ファイン
ダー内表示、インターフェースおよびCPU50の内部
レジスターのリセットが行なわれる。次に、開放測光に
よる平均輝度値(以下、輝(9)値をBv値と記す。)
(フィルム感度値−絞り値)の演算値(以下、 5v−
Av値と記す。)および補正値(以下、Cv値と記す。
)が順次入力され、こめ後メモリーホールドであるか否
かの判定が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレ
クト測光による実露出時間が既に記憶された状態をいい
、同じメモリーモードでありながら、単にメモリーモー
 ドが選択されただけで実露出時間が記憶されていない
メモリーセットの状態とは区別される。メモリーホール
ド状態であればTv値の演算に用いる平均Bv値等を既
にホールドしたものと変更し、しかる後にTv値の演算
を行なう。そ1.てTv値の演算が終了したなら行なわ
れ、シャッターレリーズがされていなければ、■−■を
通じてフローチャートの初めに戻り、シャッターがレリ
ーズされるまで、ループを繰り返す。このため、撮影情
報表示装置39には、常に最新の適IEシャッター秒時
(Tv値)がバー表示される。シャッターがレリーズさ
れると、トリガー開か否かの判定でループして露出が開
始されるまで待期し、トリガーが開くと、メモリーモー
ドでなければダイレクト測光による積分出力が所定レベ
ルに達した時点でシャッターが閉じて露出が終了される
。また、メモリーモードであってメモリーホールドでな
ければ、実露出時間のカウントが同時に行なわれる。さ
らに、メモリーモー ドであってメモリーホールドであ
れば、既に記憶されているTv値に基づいてシャッター
秒時が制御される。そして、露出終了後は、■−■を通
じてフローチャートの初めに戻って、次の撮影のための
表示を繰り一返す。
゛また、カメラ10がスポットオートモードであった場
合j(は、オートモードでちるか否かの判定をイエスで
、ストロボ電源オンであるか否か1))NIKの判定を
ノーで、スポラトモ・−ドであるか否かの判定をイエス
でそれぞれ抜けて、スポットオートモードのだめのプロ
グラムに入る。このプログラムでは、まずスポット入力
があるか否かの判定が行なわれるが、スポットモード選
択時にはかならずスポット入力があったことになるので
、まず、スポットオートモードでスポット入力ありのプ
ログラムに入り、次に、モー ド切″換直後であるか否
かの判定が行なわれ、切換直後の場合には、ファインダ
ー内表示、インターフェースおよびCPU50の内部レ
ジスターのリセットが行なわれる。
、次に、開放測光によるスポットBv値、Sv −Av
値が順次人力され、Tv値の演算を行なった後、このT
v値を記憶すると共に、ポイント表示する(第48図参
照)。続いて、ノ・イライトモードまたはシャドウモー
ドかの判定を行ない、これらのモードでなければ、Cv
値の入力を行ない、補正を加味℃たうえで、Tv値の単
純平均の演算を行なった後、これをバー表示する(第5
0図参照)。ここで、Tv値のポイント表示においては
、Cv値を加えず、バー表示においてはこれを加味した
のは、ポイント表示は被写体輝度の表示が原則であって
、実際はスポット人力時の被写体輝度をもとに適正レベ
ルのTv値換算の表示を行なっているためであり、一方
、バー表示は実露出時間レベルの表示なので補正を加味
してこれを表示するようにしたためである。平均値のバ
ー表示の後、レリーズか否かの判定が行なわれ、レリー
ズされていなければ、■−■を通じてモード判別のプ゛
ログラムに戻り、再びスポット入力があるか否かの判定
に入る。スポット人力後2回目のループでは、スポット
入力状態が1回目のループの中で解除されているので、
こんどは、スポット人力なしのプログラムに入る。
ここでは、まず、5v−Av値が入力され、記憶された
複数のスボッ)Bv[に基づいてTv値がそれぞれ演算
され、各Tv値のポイント表示の変更がなされる。即ち
、スポット入力操作による記憶)iあくまでも露光量の
記憶であるので、露光量が一定となるように入カポイン
ドの変更を行なう。次に、ハイライトモードまたはシャ
ドウモードであるか否かの判定が行なわれ、これらのモ
ー ドでなげれば、Cv値を入力した後に、補正を加味
してTv値の単純平均を演算し、この平均値をバー表示
する(第50図参照)。続いて、現在測光中のスボッ)
 Bv値を入力し、このBy値を適正な露出を与えるT
v値に換算してポイント表示する。このポイント表示は
、点滅表示によって行なわれ、既に入力したIlv値に
基づ(Tv値と区別さ゛れる。次に、メモリーホールド
であるか否かの判定を行ない、メモリーホールドであれ
ばレリーズか否かの判定に抜け、そうでなければ、ハイ
ライトモードであるか否か、およびシャドウモードであ
るか否かの判定に入る。も5ハイライトモードでもシャ
ドウモー ドでもなければ、レリーズであるか否かの判
定に抜ける。
次に、スポットオートモードで、ハイライトモードまた
はシャドウモードであった場合について述べる。いま、
スポット入力操作がなされ、Tv値のポイント表示が終
ったとする。次に、ハイライトモードまたはシャドウモ
ードであれば、バー表示の変更は行なわず、シャッター
レリーズの判定により再びモード判別のプログラムへ分
岐スる。
そして、再びスポット入力の判定に至ると、こんどはス
ポット人力なしのプログラムに入り、露光量が一定とな
るように、ポイント表示のシフトが行なわれ、しかる後
に、ハイライトモー ドまたはシャドウモー ドの判別
が行なわれる。いま、ハイライトモードまたはシャドウ
モー ドであるので、バー表示のシフトは行なわず、現
測光値のポイント表示を行なった後、メモリーホールド
でなければ、次にハイライトモードであるか否かを判別
する。もし、ハイライトモー ドであれば、スポット人
力操作により記憶した複数の輝度値のうちの最高輝度値
に対し 21/a EvだけオーバーとなるTv値をバ
ー表示する(第52図参照)。このバー表示の際には、
撮影者がどの測光ポイントを基準に2V3Evオーバー
がわなのかを明確に知ることができるようにするため、
バー表示の先端は、一旦最高輝度値に対応するTv値ま
で伸び(第51図参照)、この後、その点から2 ”/
3 Evオーバーがわに停止する(第52図参照)。他
方、もし、シャドウモードであれば、スポット人力操作
により記憶した複数の輝度値のうちの最低輝度値に対し
22/ EvアンダーとなるTv値をバー表示する(第
56図参照)。
この場合でも、バー表示の先端は、一旦最低輝度値に対
応するTv値まで戻り(第55図参照)、この後、その
点から2 /3 Evアンダーがわに停止する(第56
図参照)。
そして、スポットオートモードで、シャッターがし1ル
ーズされると、次に、トリガーが開いたか否かの判定で
ループして露出が開始されるまで時期し、トリガーが開
くと、タイマーカウンターに設定されたバー表示情報に
相応する露出時間情報に基づき、露出時間の計時を行な
う。そして、このタイマーカウンターの値が所定値に達
すると、シャッターが閉じて露出が終了される。この後
、■−■を通じて、再びモード判別のプログラムに戻る
次に、ダイレクトオートモードで、かつ、メモリー モ
ードがセットされた場合について説明する。
いま、メモリーホールドでないものとする。すると、オ
ートモードであるか否かの判定を、イエスで、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノーで、ダイレクトオー
トかつ、メモリーホールドの判定をノーで、スポットモ
ードであるか否かの判定をノーでそれぞれ抜けて、ダイ
レクトオートモー ドのプログラムに入る。そ1−て、
レリーズ前は、通常のダイレクトオートモードの場合と
全く同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図参
照)。
シャッターがレリーズされると、トリガー開まで時期し
た後、メモリーホールドの判定をノーに抜けることによ
り、ダイレクトオートモー ドでの実露中時間のカウン
トを行なうと同時に、アペックス値への変更を行なう。
この後露出が終了すると、再びモード判別のプログラム
へ分岐する。ここで、もし、メモリーモー ドが解除さ
れなければ、自動的にメモリーホールド状態となる。な
お、メモリーホールド状態となれば、バー表示および“
MgMO”の表示が低速で点滅表示される(第58図参
照)、l、 iれにより、撮影者に対しメモリーモード
による撮影状態であることを積極的に表示し、誤ったモ
ードで撮影するおそれを少なくしている。
次に、ダイレクトオートモードであり、かつ、メモリー
ホールド状態であるという判定をイエスに抜け、新たな
平均Bv値を人力することな17に、Sv −Av値、
 Cv値を入力するステップに入る。
ここで、新たな平均Bv値を入力しないのは、メモリー
ホールドは露光量記憶であるので、Bv値は既に人力さ
れて記憶されており、Sv −Av値およびCv値の情
報だけが人力されればよいからである。
Cv値の入力が終ると、メモリーボールドであるか否か
の判別を行ない、いまメモリーホールドであるので、ダ
イレクト測光によるメモリーホールド時のSv −Av
値およびCv値から現在の5v−Av値およびCv値に
変更があった場合には、これに応じてバー表示の変更を
行なう。とれは、メモリーホールドは露出時間の記憶で
はなく、露光量の記憶を行なっているからである。次に
、シャッターがレリーズされると、メモリーホールドで
あるので、バー表示情報に相応した値が設定されている
タイマーカウンターにより、メモリー撮影情報による露
出制御が行なわれる。つまり、メモリーボールド前のダ
イレクト測光撮影時の露光量と同じレベルでの撮影が行
1なわれる。なお、Cv値に応じてバー表示はシフトす
るので、露光量は補正可能であり、厳密には露光量記憶
とはいえないが、補市をかけたときにファインダー内表
示および実露出17Cおいてバー表示が変化しないのは
カメラloの故障ではないのかとまちがえられるおそれ
があるので、メモリーモードでも補Wが可能となるよう
にしている。
次に、スポットオートモードにおけるメモリー撮影につ
いて述べる。この場合、スポット入力操作は無効となり
、プログラムは、直接スポットオートモードでスポット
入力なしのフローに分岐する。また、ハイライト基準の
Tv値のバー表示およびシャドウ基準のTv値のバー表
示は行なわれない。
その他のプログラムの流れは、上記スポットオートモー
ドのところで説明したのとほとんど同様である゛。この
スポットモードにおけるメモリーホールド状態では、“
MEMO”表示1人カポインド表示、およびバー表示が
低速で点滅し、現測光値のポイント表示はより速い通常
の速度で点滅する。なお、露出制御はあくまでもパー表
示データーに基づいて行なわれる。
次シこ、オートモードにおけるストロボ撮影について説
明する。オートモードにおいてストロボの電源をオンす
ると、自動的にダイレクト測光尾より露出制御がなされ
る。まず、プログラムは、オートモードであるか否かの
判定をイエスで、ストロボ電源1オンであるか否かの判
定をイエスで抜けて、ストロボオートモードのだめのフ
ローに入る。
そして、初めに、モード切換直後でちるか否かが判断さ
れ、切換直後であれば、ファインダー内表示の初期設定
を行なった後、平均Bv値、5v−Av値、 Cv”値
がそれぞれ入力される。次に、この平均Bv値、 5v
−Av値、 Cv値からTv値がアペックス演算される
。ここで、ストロボ撮影時のファインーダー内表示は、
ストロボ同調秒時“60″の表示と定点指標の表示とを
行なう(第68図参照)。即ち、シャッター秒時N、、
/6o秒の露出レベルに対する偏差のポイント表示を行
なう。次に、ストロボ撮影が露出オーバーかアンダーか
の判定が行なわれ、露出オーバー 、アンダーまたは適
正が表示される。
この表示は、ストロボ発光後2秒間だけ行なわれ、露出
オーバーであれば“十″マークを点滅さす、アンダーで
あれば“−”マークを点滅させる(第70図および第7
1図参照)。そして、いずれでもなければ、適旧露出と
いうことで、定点指標“ム”を点滅させる(第73図参
照)。なお、ストロボ発光後2秒間以外の平生時には、
たんに定点指標“ム°′を連続表示させる。次に、レリ
ーズされているが否かを判別し、もしレリーズされてい
なければ、再びモード判別のプログラムに戻り、もしレ
リーズされていれば、トリガー開の判定でループして露
出開始まで時期する。そ1.て、トリガ〜が開くと、ダ
イレクト測光による積分を開始すると共に、シャッター
が全開になったところでストロボを発光させる。このダ
イレクト測光による露出制御とストロボ制御は、前述1
2だようにハード的に行なう。
モード判別のプログラムにおいて、オートモードでなか
った場合には、次に、マニュアルモードであるか否かの
判別が行なわれ、マニーアルモ−ドでもなかった場合に
は、オフモードであるので、オフモードのフローに分岐
する。オフモードでは、ファインダー内表示がすべて消
去されて電源の消耗が防止されたうえで、■−■を通じ
てモード判別のプログラムに戻る。そして、シャッター
が17リーズされた場合には、前述したように最長露出
時間が限られた範囲内でダイレクト測光による露出制御
が行なわれろうこの露出制御は、CPU50のプログラ
ムではなく、ハード的に行なわれる。
次ニ、マニュアルモードが選択されていた場合には、続
いて、ストロボの電源が投入されているか否かの判別が
行なわれる。いま、ストロボの電源がオンされていない
ときには、次に、スポットモードか否かの判定が行なわ
れ、スポットモードでなげれば、プログラムは通常マニ
ュアルモードのフローに分岐スるっここでは、まず、モ
ード切換直後か否かの判定が行なわれ、直後であれば、
変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれる。
続いて、マニュアル設定秒時に対応したマニュアルデー
ターの入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示
を行なう。第61図においては、シャッター秒時が1/
68秒に設定された状態が示されている。次に、平均B
v値、5v−Av値、 Cv値がそれぞれ順次入力され
、上記マニュアルデーター。
平均Bv値、5v−Av値およびCv値から標準露出レ
ベルに対するずれ量(以下、偏差という。)が演算され
、これがバー表示される(第61図)。続いて、レリー
ズされているか否かが判別され、レリーズされていなけ
れば再びモード判別のプログラムに戻り、もしレリーズ
されていれば、トリガー開の判定のループで露出開始ま
で時期する。そして、トリガーが開かれると、タイマー
カウンターに設定されたマニュアルデーターに基づき、
露出時間をカウントし、タイマーカウンターの値が所定
値に達したら露出を終了し、再びモード判別のプログラ
ムに分岐する。
上記スポットモードの判別において、スポットモードが
選択されていた場合には、スポットマニュアルモートナ
ので、スポットマニュアルモードのためのフローに分岐
する。ここでは、まず、スポット入力操作がなされてい
るか否かが判定されるが、スポットモード選択後1圓目
のプログラムの流れでは、かならず同時にスポット入力
がなされているので、続いて、モード切換直後か否かの
判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変数のリ
セット、表示のリセット、インターフェースのリセット
が行なわれる。次に、マニュアル設定秒時に対応したマ
ニュアルデーターの入力が行ナワれ、マニーアルシャッ
ター秒時の表示が行なわれる(第63図の125”の表
示参照)。続いて、スボッ) Bv l[、5v−Av
値の入力を順次行ない、上記マニュアルデーター、 B
v値、 Sv −Av値とから標準露出レベルに対する
偏差の演算および記憶が行なわれ、これがポイント表示
される(第63図参照)。次に、ハイライトモードまた
はシャドウモードか否かを判別し、いずれかのモードの
場合には、直接レリーズか否かの判断に入る。いずれの
モードでもなければ、Cv値を入力し、記憶されたスポ
ット入力値の単純平均値の標準露出レベルに対する偏差
の演算を行なって、これをバー表示する(第63図参照
)。次に、レリーズされているか否かを判別する。もし
レリーズされていなければ、モード判別のプログラムに
戻る。そして、再びスポット入力の判断までくると、こ
の間にスポットモードの解除がなされていない限り、次
に、スポット入力なしのフローに分岐する。ここでは、
まず、マニュアルデーターの入力を行ない、マニーアル
シャッター秒時の表示を行なう。次に、5v−Av値を
入力した後、Sv −Av値の変化量に応じて露光量が
一定となるようにポイント表示の変更を行なう。続いて
、ハイライトモードまたはシャドウモードか否かの判別
を行ない、いずれでもなければ、Cv値の入力を行なっ
た後に、 Sv −Av値、 Cv値の変化量に応じて
露光量が一定となるようにバー表示の変更を行なう。こ
こで、ポイント表示には、Cv値が加味されず、バー表
示にはCv値が加味されている。これは、オートモード
の説明において述べたのと同様に、ポイント表示はあく
までも被写体輝度の表示を原則としているが、実際には
スポット入力時の被写体輝度をもとに、標準露出レベル
に対する偏差を表示している。これに対し、バー表示は
、実露出レベルの指標となるものなので、Cv値を加味
している。次に、スボッ) Bv値の入力を行なりた後
k、このBv値と5v−Av値とから標準露出レベルに
対する偏差のポイント表示を行なう。この表示は、現測
光ポイントの表示であるので、既入カポインドと区別す
るために、点滅表示となっている(第63図参照)。い
ま、ハイライトモードでも、シャドウモードでもないと
すると、次に、レリーズされているか否かの判断に入り
、レリーズされていなければ、再びモード判別のプログ
ラムへ戻る。第64図は、入カポインドの単純平均値の
偏差がバー表示されている状態を、第65図は、補正が
入力されている状態を、それぞれ示している。
次に、スポットマニヱアルモードでハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されている場合について述べ
る。いま、スポットモードは選択されているが、スポッ
ト入力操作がなされていないとき、前記のように、スポ
ット入力のポイント表示の変更を行なった後に、ハイラ
イトモードかまたはシャドウモードかの判別を行なう。
いま、ハイライトモードであるとすると、スポット入力
値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわず、前記
したよ5に、現測光ポイントの点滅表示を行なった後に
、ハイライトモードか否かの判別を行なう。いまハイラ
イトモードであるので、多点式カポインドの最高輝度値
より2 、l、 Evマイナスがわにバー表示を行なう
(第66図参照)。この場合、オートモードでの表示と
同様に、どのスポット入カポインドを基準に2 /AE
vマイナスがわなのかを撮影者に知らせるため、バー表
示の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点式カポ
インドの最高輝度値より2 、/a Bvマイナス側に
バー表示を変更する。次に、レリーズされているか否か
を判別し、レリーズされていなければ、再びモード判別
のプログラムへ分岐する。
次に、シャドウモードが選択されていた場合について述
べる。現測光ポイントの点滅表示までは。
ハイライトモードの場合と同様であるので、それ以降の
プログラムについて説明する。いま、シャドウモードで
あるので、多点式カポインドの最低輝度値より22/3
Evだけプラスがわにバー表示を行なう(第67図参照
)。この場合、バー表示の先端は、一旦最低輝度値まで
退き、この後最低輝度値より2 ”/a Evプラスが
わにバー表示が伸びる。
つぎに、レリーズされているか否かが判別され、レリー
ズされていなければ、再びモード判別のプログラムに戻
る。
スポットモードにおいて、レリーズされていたときには
、つぎにトリガーが開いているか否かを判別し、トリガ
ーが開いていれば、タイマーカウンターに設定されたマ
ニュアルデーターに基づき露出時間を計時し、タイマー
カウンターが所定値に達したときに露出を終了する。露
出終了後は再びモード判別のプログラムへ戻る。
次に、マニエアルモードでストロボの電源がオンされて
いる場合について説明する。いま、ストロボの電源がオ
ンされてストロボマニュアル撮影を行なうとき、まずモ
ード切換直後か否かを判別し、切換直後であれば、表示
のリセットを行なう。
第73図に示す°’MANU”の表示と定点指標の表示
とがこれにあたる。次に、マニュアルデーターの入力を
行なった後に、シャッター秒時の表示を行な5゜第73
図では、マニュアルシャッター秒時として’/30秒が
設定されている状態を示す。続いて、平均Bv値、 S
v −Av値、 Cv値の順に入力され、これらの値か
ら、標準露出レベルに対する偏差を演算し、これをポイ
ント表示する(第73図参照)。
次に、レリーズされているか否かを判別し、レリーズさ
れていなければモード判別のグログラムへ分岐する。な
お、オートモードまたはオフモードでは、ストロボ撮影
においては、シャッター秒時はすべてストロボ同調秒時
となるが、マニュアル撮影では、マニュアルで設定され
たシャッター秒時でシャッターが制御される。
次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図〜第44
図の詳細な7O−チャートを参照にしながら、CPU5
oにおけるプログラムの流れと共に説明する。まず、第
28図に示すように電源を投入する。
これはカメラ10の電池収納室内に規矩電圧以上の起電
力および容量をもった電池を収納したことに相当する。
次に、表示のクリアを行なう。これIマロRAM85 
(7)内容をすべてlO′にすることに相当する。また
、インターフェースのリセットを行なう。ここでは、出
力ポートOO〜03に正のノくルスを出力し、スポット
モード検出用フリップフロップ回路(G7.(39)、
スポット入力検出用フリップフロップ回路(G+t 、
G12 ) 、ノ・イライトモー621)の各フリップ
フロップ回路をリセットする。
これにより、各入力ポートI2’〜I5が°0′になる
次に、変数のリセットを行なう。ここでは、まず、フラ
ッグMIOの内容(MIO)を°J′にする。このフラ
ッグMIOはメモリーホールド検出フラッグであり、(
MIO)=0でメモリーホールド状態を示す。
次に、撮影モード検出フラッグM13にオフモード定数
C22をストアする。この撮影モード検出フラッグM1
3は、各撮影モードに応じた定数が設定されるもので、
同じ撮影モード検出フラッグM12とベアで撮影モード
の変更直後か否かの判別等を行なうに用いられる。続い
て、ノ・イライト入力直後検出フラッグM17に0°を
ストアする。このノ1イライト入力直後検出フラッグM
17は、ハイライト入力直後か否かを判別するためのフ
ラッグである。次に、シャドウ入力直後検出フラッグM
18に0°をストアする。このシャドウ入力直後検出フ
ラッグM18は、シャドウ入力直後か否かの検出フラッ
グである。前述したように、ハイライト基準撮影または
シャドウ基準撮影のときには、そのモードが選択された
直後、一度入カポイントの最高輝度値または最低輝度値
までバー表示の先端が伸び、この後所定の露出レベルに
バー表示が設定される。従って、一旦ハイライトモード
またはシャドウモードが選択されると、それ以後に入力
されたスポット入カポインドに対するバー表示のシフト
においては、定められた所定の露出レベルにバー表示を
変更するのみで、最高輝度値または最低輝度値にバー表
示を再び設定するという動作は行なわない。このため、
ハイライト入力、シャドウ入力がなされた直後か否かの
判別が必要になる。
ハイライト入力直後検出フラッグM17.シャドウ入力
直後検出フラッグM18は、゛この検出のためのフラッ
グである。続いて、点滅表示フラッグM22に°I′を
ストアする。この点滅表示フラッグM22は、点滅表示
を行なわせるためのフラッグであって、このフラッグM
22の符号を反転させることにより、表示を行なったり
消去したりして、点滅表示が行なわれるようになってい
る。
このようにして、電源投入後の初期設定が行なわれると
、続いて、入カポ−)IOが°1′であるか否かの判定
により、オートモードであるか否かが判別される。いま
、■0=1であった、即ち、オートモードが選択されて
いたとすると、次に、入力ポート■13が1′であるか
否かの判別が行なわれる。入力ポート■13は、ストロ
ボの電源が投入されているときに113=1となるが、
いま、ストロボの電源が投入されておらず、113=0
であったとする。すると、次に、メモリーモード検出用
人カポ−)I6が“l′であるか否かの検出が行なわれ
る。この入力ポート■6は、メモリーモードのときに1
6=1となる。いま、メモリーモードが選択されておら
ず、l6=Oだりたとする。次に、メモリーホールド検
出フラッグM10の内容な”l′にする。これは、いま
メモリーホールド状態でないので、フラッグMIOの内
容をリセットするために行なわれる。続いて、“MEM
O”の表示がクリアされる。これは、”MEMO”のセ
グメントに対応するDRAM85のメモリーエリアの内
容を0′にすることにより行なわれる。次に、メモリー
モード検出フラッグMllに非メモリ一定数C26をス
ト′アする。この非メモリ一定数C26は、後述する定
数C20〜C24,C30、C31とは異なる値の定数
である。次に、フラッグMllの内容(M]、1)が平
均ダイレクトオートモード定数C21と同じか否かの判
定が行なわれる。メモリーモードには、オートモードで
ダイレクト測光による露出制御を行なう平均ダイレクト
オートメモリーの場合と、オートモードでスポット測光
による露出制御を行なうスポットオートメモリーの場合
とがあることは前述した通りであるが、平均ダイレクト
オートメモリーモードの場合には、メモリーモード検出
フラッグMllには、平均ダイレクトオートモード定数
C21がストアされ、また、スポットオートメモリーモ
ードの場合には、メモリーモード検出フラッグMltに
は、スポットオートモード定数C20がストアされてい
る。いま、いずれでもないので、次に、スポットモード
検出用入力ポートI2が°1′であるかどうかが判定さ
れる。スポットモードのとき、12=1となるが、いま
、スポットモードでないとすると、撮影モードは、平均
ダイレクトオートモードになり、プログラムは、■−〇
を通じて、第29図に示す平均ダイレクトオートモード
のためのフローに分岐する。ここでは、まず、撮影モー
ド検出フラッグM12に平均ダイレクトオートモード定
数C21をス、ドアする。次に、撮影モード検出フラッ
グM13の内容(MI3)がオフモード定数C22であ
、るか否かを判別する。このフラッグM13には、電源
投入直後の変数のリセットにおいて、定数C22が設定
されているので、いま、電源投入直後の1回目のプログ
ラムの流れであるとすれば、次に変数のリセットが行な
われる。また、(MI3)=C22でなければ、次に、
撮影モード検出フラッグM12とMI3との内容(MI
2)と(Ml 3 )とが互いに等しいか否かの判別が
行なわれ、(MI3)=(MI2)でないときには、他
の撮影モードから平均ダイレクトオートモードに変更さ
れた直後であるので、次に変数のリセットが行なわれる
。(MI3)=(MI2)のときには、平均ダイレクト
オートモードに切換後、1回目以降のプログラムの流れ
であるので、変数のリセット、表示のリセットを行なう
必要がなく、これらのリセットは行なわれない。いま、
平均ダイレクトオートモードに変更後1回目のプログラ
ムの流れであったとする。このときには、まず変数のリ
セットとして、バー表示スタートポイントの初期設定を
行なう。これは、バー表示スタート番地路網エリアM1
4に、第19図(a)に示すバー表示用セグメントの最
右端に対応するDRAMssのメモリーエリアの番地を
ストアすることによって行なわれる。モード変更直後の
バー表示においては、セグメントの表示は最右端のセグ
メントか゛らスタートし、新しいモードでの撮影が始ま
ったことを撮影者に積極的に知らせるので、このための
スタートポイントを指示する必要があるからである。次
に、表示のリセットが行なわれる。ここでは、第45図
に示す’ A U T O”セグメントおよび“’LO
NG”、“1″〜“” 2000 ” *” OV E
 R”の各セグメントに対応するD RAM85のメモ
リーエリアに“1°゛をストアすると共に、他のDRA
Mssのメモリーエリアをすべて0゛にすることが行な
われる。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(MI2)が転送され、撮影モ
ードの記憶が行なわれる。このため、2回目以降のプロ
グラムの流れでは、かならス(MI3)=(MI2)と
なり、変数のリセットおよび表示のリセットは行なわれ
ない。次に、メモリーホールド検出フラッグMIOの内
容債10)が+OIか否かの判別が行なわれる。いま、
メモリーホールド状態でないのでフラッグM10の内容
(MI O)は@1′となっており、このため(MIO
) = 00内容をノー(N)で抜け、続いて、平均B
y値格納エリアMOに、入力ポートI7 より入力され
た平均Bv値BVIがストアされる。
ここで、ヘッドアンプ回路51から出力されるアナログ
信号の平均Bv値がどのようにして、デジタル値に変換
されるかについて説明する。まず、CPU50は、出力
ポート04を°1′にして平均I3v値入力であること
を指定する。次に、出力ポート05を1゛にして、Bv
値の入力であることを指定する。
ちなみに、被A−D変換アナログ信号S8 の内容と、
出力ボート04および05から出力される信号S3およ
びS7との関係は、信号33.i97がl lT 、I
 、 l  のとき、信号S8は平均Bv値、111;
OrのときスポットBv値、@of%ttのとき5v−
Av値、°0′、“0′のとき信号入力禁止となる。い
ま、信号83.87を°xZlijとしたので、被A−
D変換アナログ信号S8は、平均Bv値となる。A−D
変換が開始されるまえには、第17図に示ずD−A変換
回路58の各入力はすべて0′である。A−D変換開始
とともに、まず最上位ビットb7のみを1′にし、次に
、D−A変換回路58の出力・電圧VDAと被A−D変
換アナログ信号S8の電圧VAGとを比較する。いま、
もし、VAG≧VDAのときコン7(レータ−A12の
出力は、11′となる。CPU5oは、次にA−D変換
信号入カポ−)I7がtllならば最上位ビットb、を
°1′にしたままにすると共に、A−り変換結果をスト
アするレジスターの最上位ビットに°1′を立てる。も
し、VAG (VDAのときは、最上位ビットb、を°
0′にすると共に、A−D変換結果をストアするレジス
ターの最上位ビットな°0′にする。以上の動作をb7
〜b6まで繰、り返すことにより、最終的にA−D変換
結果をストアするレジスターに平均Bv値に対応したデ
ジタル値がストアされる。次に、この平均Bv値に対応
したデジタル値は、一旦アキュムレーター(ACC)7
9を介して、MO番地にストアされる。なお、後に説明
するスポラ)Bv値および5v−Av値のA−D変換も
全く同様にして行なわれる。
再び第29図に戻って、平均By値格納エリアMOに平
均Bv値がストアされると、次に、再び(Mlo)−〇
か否かの判別を行ない、メモリーホールド状態でないの
で、5v−Av値格納エリアM1に5v−Ay値SV 
−AVをストアする。そして、再び(Ml O)=Oの
判別を行ない、メモリーホールド状態でないので、入カ
ポ−)I9からCV値C■をCv値格納エリアM2にス
トアする。そして、(M2)=Oであるか否かの判定を
行なって、補正入力がないときには(M2 )=0であ
るので“±1グメントの表示を消去し、補正入力がある
ときには(M2)’(oであるので°±′セグメントの
表示を行なう。次に、再び(MIO)=Oの判定によっ
てメモリーホールドであるか否かの判別を行なって、い
まメモリーホールドでないので、続〜・てTV値の演算
に入る。まず、平均BY値(MO)と3v−AV値(M
l )とを加算した後、加算値をl/4にする。
これは、Bv値、5v−Av値がL S B  /12
Evの分解能ヤスドアされているのに対し、表示は’/
a E vの単位で行なっているためである。次に、C
V値(M2)を加える。eV値はL8B1/3EVの分
解能で入力されているので、補正の必要はない。次に、
定数C2を加えてレベル補正を行なったのち、この演算
結果値をバー表示データー脩納エリアM3にストアする
。次に、バー表示用セグメントは34個で表示できる範
囲は”/3Evの範°囲しかないのに対して、エリアM
3にストアされる演算結果値は、約0〜20EVにもな
るので、表示用できる範囲にあるか否かの判断が必要と
なる。そこで、次に、演算結果値(Ma)を表示用デー
ターに変換するために、データー変換用のサブルーチン
f((Ma ))を実行する。
上記サブルーチンt ((Ma ))は、値(Ma)の
表示用データーへの変換用関数プログラムであって、具
体的には、第43図に示すようなフローチャートで示さ
れる。次に、このフローチャートについて説明する。
定数C41は、”0VER”セグメントに対応する1)
RAM85のメモリーエリアの番地を示す定数である。
(Ma)≦C41のとき、バー表示データー格納エリア
M3にストアされたTV値はすべてオーバー領域にある
ので、エリアM3の内容をC41にする。
いま、(Ma)≦C41でないとき、次に、エリアM3
の内容(Ma)と定数C40とを比較する。定数C40
はLONG”セグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地を示す定数である。(Ma)≧C40
のとき、エリアM3にストアされたTV値はれば、Tv
値はバー表示できる領域内にあることを意味し、そのま
まサブルーチンf((Ma))を終える。この後、サブ
ルーチンf((Ma))は、元のプログラムへリターン
する。
再び、第29図の平均ダイレクトオートモードのプログ
ラムに戻って、サブルーチンf((M3))が終了する
と、次にある所定時間の遅延命令(インターバル命令)
を実行した後、レリーズ信号入力ホ−)110が°1゛
かどうかの判定に入る。ここで、インターバル命令の役
割については、特にメモリフ撮影において重要になるの
で、その説明のところで述べることにする。上記入力ポ
ート■1oは、°1′でレリーズされたことを示すが、
いまレリニズされていなかったとすると、次にバー表示
データー(M3)にもとづき、バー表示を行なう。この
バー表示は、第44図に示すバー表示用のサブルーチン
で行なわれる。バー表示の方法は各撮影モードによって
多種多様であるので、バー表示用サブルーチンのプログ
ラムについては、全体のプログラムの説明を終えてから
説明するものとし、それまではバー表示の態様について
のみ説明する。
いま、C4l<(M3)<C40のとき、第45図に示
すような表示がなされる。この場合、モード変更直後の
1回目のプログラムの流れにおいては、バー表示は最右
端のセグメントから順次発色してゆき、第45図では、
シャッター秒時l/15秒を示す”15”セ、グメント
に対応する位置で停止する。モード変更直後から2回目
以降のプログラムの流れにあっては、バー表示は前回の
バー表示の先端からスタートして所定の表示位置で停止
する。もし、(M3)=C4tのときには、第46図に
示すように、バー表示は最左端まで伸び、”0VER”
セグメントを点滅表示する。また、(M3)−C40の
ときには、第47図に示すように、バー表示はなされず
、’LONG”セグメントのみが点滅表示される。
次に、平均ダイレクトオートモードのプログラムの流れ
の中で、シャッターがレリーズされたとすると、I 1
0=1の判定をイエスに抜け、続いて、メモリーモード
検出用入力ボートI6が°1′であるか否かの判定が行
なわれる。入力ポートI6は°1′でメモリーモードを
示すが、いまはメモリーモードが選択されていないとし
ているので、判定をノーで抜け、続いて露出終了信号入
カポ−) 112の判別を行なう。入カポ−) 112
は、露出終了信号813が入力されるボートで、後幕保
持用マグネッ)MGIが消磁されるまでは°l′である
ので、プログラムの流れは露出終了まで112−1の判
定でループし入カポ−) 112が°0°に転じて露出
が終了すると、判定112=1をノーで抜ける。そして
、次に、遅延のためのインターバル命令を実行する。こ
のインターバル命令は、例えば、レジスターにある数値
を記憶した後、°1′ずつ減算命令を実行し、それが所
定値に達したときに実行を終了するようにしたものであ
る。測光は可動反射ミラー31が降下し、測光光学系が
安定してから行なう必要があるが、後幕保持用マグネッ
)MGIの消磁信号である露出終了信号813が°L゛
レベルになってからミラー31が完全に降下し、測光光
学系が安定するのに数十msを要するため、インターバ
ル命令が必要とな戻る。
次に、スポットオートモードのプログラムの流れについ
て説明する。カメラ10がオー、トモードの状態でスポ
ット入力釦14 (第2図参照)を押圧したとすると、
スポット入力スイッチSW、(第7図参照)瀘閉成し、
CPU50のスポットモード検出用人カポ−) I2お
よびスポット入力検出用入力ポートI3が、それぞれ°
l”となる。従って、オートモードにおいて、スポット
オートモードが選択され、かつ、スポット入力がなされ
たことになる。このスポットオートモードは、上記平均
ダイレクトオートモードと同様にオートモードであるこ
とには変わりないので、第28図のモード判別のプログ
ラムでは、上記平均ダイレクトオートモードが■を通じ
て分岐したl2=1の判定まで達して、この判定をこん
どはイエスで抜けて1次に撮影モード検出フラッグM1
3の内容(M2S)がスポットマニュアルモード定数C
24と等しいか否かの判別が行なわれる。この判別は、
カメラ1oの電気回路の構成上次のような場合が生ずる
ので必要となる。マニュアルモードには通常マニュアル
モードとスポットマニュアルモードとがある。スポット
マニュアルモードの状態では、スポットモード検出用入
力ポートI2が°1°となっており、この状態からオー
トスイッチSW4を閉成してオートモードに変更したと
すると、スポットマニュアルモードがも直接スポットオ
ートモードに変更されることになる。
一般に、スポットモードで撮影する場合は、全体の撮影
頻度に比べると比較的少な(、特にスポラ・ト操作を行
なわない限り、平均ダイレクトオートモード、または通
常マニュアルモードにするのが適切である。従って、本
発明のカメラ1oでは、マニュアルモードからオートモ
ードへの切換にお℃・ては平均ダイレクトオートモード
に、オートモードからマニュアルモードへの切換におい
ては通常マニュア/l/−E−一ドに切り換わるように
している。いま、スポットマニュアルモードからオート
モードへの変更直後には、後述するスポットオートモー
ドのプログラム(第35図参照)の初期で、撮影モード
検出フラッグM13がスポットマニュアルモード定数C
24に設定されているので、このときには出カポ−)0
0゜Olに′l“のパルスを送り、スポットモード検出
用フリップフロップ回路(GW 、Go )と、スポッ
ト入力検出用フリップフロップ回路(Gt+ 、GI2
 )とをリセットし、入力ポートI2.I3を°0′に
している。
スポットマニュアルモードからオートモードへの変更直
後でなかった場合には、次に、(MIO)= 00判定
を行なう。いま、メモリーホールド状態でないので、メ
モリーホールド検出フラッグMIOの内容(Mlo)は
′l′となっており、この判定をノーで抜ける。続いて
、I3= 1の判定が行なわれる。
いま、スポット入力検出用人カポ−) I3が°l′、
即ち、スポット入力があったことになっているので、プ
ログラムは、■−■を通じて、第30図に示すスポット
オートモードであってスポット入力ありのフローチャー
トに分岐する。ここでは、まず、By値格納エリアMO
にスポラ)Bv値B■2をストアする。A−D変換して
からデジタル値としてスポラ)Bv値BV2をエリアM
Oにストアする方法は、平均Bv値Bvlをストアする
際の説明のところで述べた通りである。次に、スポラ)
Bv値の値(MO)がある設定値CIより小さいか否か
を判別し、もしくMO)≧CIのときには、エリアMo
に定数CIを転送する。一般に、測光回路において測光
できる被写体輝度には限界があり、特に微弱光の方が問
題となる。それは、被写体の輝度が低くなると、光電流
が小さくなり、リーク電流、ノイズによる誤差や、対数
圧縮ダイオードの直線性が失われることによる誤差が大
きくなるからである。そのため、スポラ)Bv値(MO
)が本来は低輝度を示す大きな値であるにもかかわらず
小さな値になり、この値に基づいて露出制御を行なった
とき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこで、スポラ
)Bv値(MO)がある測光限界値01以上である場合
には、スポラ)Bv値(MO)をその限界値に固定する
ようにしたものである。次に、撮影モード検出フラッグ
M12にスポットオートモード定数C20をストアして
、撮影モードを記憶する。続いて、上記平均ダイレクト
オートモードのときと同様K、電源投入直後か、モード
切換直後かの判別を(Ml 3.)−C22および(M
l 3 )−(Ml 2 )の判定によって行ない、該
当する場合には、変数のリセット、表示のりセット、イ
ンターフェースのリセットに入る。なお、前記した撮影
モード検出フラッグM13の内容(Ml 3 )が、ス
ポットマニュアルモード定数024に等し〜・か否かの
判定は、ここで行なうようにしてもよ〜・ことは言うま
でもない。上記変数、即ち内部レジスターのリセットで
あるが、ここでは最初に重なり検出フラッグM5の内容
を1′にする。スポットモードでは、現測光ポイントの
演算結果を高速点滅表示することにしているので、この
表示の際、現測光ポイントの表示とスポット入カポイン
ドの表示とが重なった場合、現測光ポイントの表示を優
先して点滅表示させる。重なり検出フラッグM5は、こ
のための検出フラッグである。これにつし・ては、後に
詳述する。次に、ノ・イライト入力検出フラッグM6の
内容を°1′にする。また、シャドつ入力検出フラッグ
M7の内容を+llにする。雨検出フラッグM6.M7
は、°l′でノ1イライトおよびシャドウモードでない
ことを示す。続℃・て、ノ(−表示スタート番地格納エ
リアM14に、)く−表示のスタートセグメントのアド
レスをストアする。モード変更直後のバー表示のスター
トセグメントが最右端のセグメントであることは、前述
した通りである。また、スポット入力データー数格納エ
リアM1sの内容を°0゛にする。エリアM15’は、
スポット人力データー数をカウントしてストアするため
のもの□である。次に、表示の初期設定を行なう。ここ
では、第48図に示すように、’5POT”、”LON
G”。
0VER″、”AUTO”および”1” −”2000
”の各セグメントの表示を行なう。スポットオートモー
ドでは、これらの表示は不可欠であるので、モード変更
直後にこれらの表示を行なわせるものである。
次に、インターフェースの初期設定を行なう。ここでは
、出カポ−)02,03に°1′のパルスを出力して、
ハイライトモード検出用フリップフロップ回路(015
、G16 )およびシャドウモード検出用フリップフロ
ップ回路(G+。、G21)のリセットを行なう。
また、出力ポート09に11′を出力し、シャッター制
御信号816を通電時期状態にする。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12にストアされたスポットオートモード
定数c2oを転送する。これで、次回のプログラムの流
れからは、初期設定が行なわれないようになる。続いて
、スポット六方データー数格納エリアM15の内容を1
つインクリメントする。
次に、Bv値格納エリアMOにストアされたスボッ)B
y値BV2を、レジスターのMBN番地に転送する。こ
こで、MBN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。次に、5v−Ay値
格納エリアMIK8v−Av値(SV−AV)をストア
する。続いて、スボッ)Bv値(MO)と、5v−Av
値(Ml)とを加算し、その結果をV4にした後、定数
C2を加えてレジスターのMTN番地にストアする。こ
こで、MTN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。
また、上記演算式の意味するところは、平均ダイレクト
オートモードの説明で述べた通りである。
次に、MTN番地の内容を変数として前記サブルーチン
f((MTN))(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にストアす
る。次に、スポット入カポインドのTv値(MTN)の
ポイント表示を行なう(第48図参照)。
この段階では、バー表示および現測光ポイントの点滅表
示はいまだなされていない。続いて、出力ボート01に
正のパルスを出力する。スポットモートチは、スポット
モード検出用フリップフロップ回路(G7.G、)とス
ポット入力検出用フリップフロップ回路(Gll 、G
+z)との2つのフリップフロラ、プ回路が働くがスポ
ット入力に対するシーケンスが終了したら、スポット入
力検出用フリップフロップ回路(G+t 、G+□)を
リセットし、再びスポット入力状態を時期する必要があ
る。出カポ−)01に正のパルスを出力するのはこのた
めである。次に、ハイライト入力検出フラッグM6の内
容(MO)がl  s lであるか否かの判定、および
シャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が° t
lであるが否かの判定を行なう。もし、(MO)−−t
または(Ml)ニー1であった場合には、ハイライトモ
ードまたはシャドウモードであるので、スポット入力デ
ーターの加算平均によるバー表示は行なわない。いま、
ハイライトモードでもなく、シャドウモードでもなくて
、(MO)\−1かつ(Ml)\−1であれば、次に、
スポット入力データーの加算平均によるバー表示のプロ
グラムへ入る。ここでは、まず、スポット入力操作によ
り得られたスボッ)Bv値(MBn)れをバー表示デー
ター格納エリアM3にストアする。次に、補正値CV値
Cvを、Cv値格納エリアM2にストアする。そして、
補正操作がなされているか否かを、補正値(M2)が°
0′であるか否かを判別することによって判定し、補正
がある場合には、6±”セグメントの表示を行ない(第
50図参照)、補正がない場合には”土”セグメントの
表示を消去する(第48図参照)。続いて、スポットB
v値の加算平均値(M3)と、3v−Av値(Ml)と
、CV値を4倍にした値4 (M2 )と、定数C3と
を加えた値を、シャッター秒時格納エリアM8にストア
する。ここで、CV値(M2)を4倍にして加え合せる
のは、LSBの重みを等しくするためである。
即ち、Bv値(M3 ) 、 S v−AV値(Ml)
のLSBは1/12DVであり、CV値(M2)のI、
SBはlAEVであるので、Cv値(M2)を4倍にし
て、Bv値(M3  )、 5v−AV値(Ml)との
重みを一致させるためである。従って、エリアM8の内
容(M8)は、露出制御のためのシャッタースピード情
報となるもので、レリーズ後に、内容(M8)に相応し
た値をタイマーカウンターに設定して、露出制御を行な
う。これKついては、後に詳述する。次に、3 v −
A V値(Ml)とスポットBv値の加算平均値(M3
)とを加算し、1/4にした後に、0値(M2)と定数
C2とを加えて、バー表示データー格納エリアM3にス
トアする。続いて、エリアM3の内容(M3)を変数と
してサブルーチンf((M3))を実行し、内容(M3
)をバー表示のためのTV値に変換した後、バー表示の
ためのサブルーチンを実行し、TV値(M3)のノ(−
表示を行なう(第48図参照)。ここで、スポット入力
が1回目の入力であれば、バー表示は最右端のセグメン
トの表示から始まり、2回目以降の入力であれば、前回
のバー表示の先端のセグメントから所望の位置のセグメ
ントまで移動する。そして、もし、バー表示データー変
換後のTV値(M3)が定数C41に等しいときには、
第49図に示すように、バー表示は最左端のセグメント
まで延びると同時に、”0VER”のセグメントを点滅
表示する。また、バー表示データー変換後のTV値(M
3)が定数040に等しいときには、バー表示は消え、
” LONG”のセグメントが点滅表示される。なお、
バー表示の詳細については後述する。
バー表示が終了するか、または上記(M6)=−1ある
いは(Ml)=−tの判定をイエスで抜けたときは、次
に、110=1の判定によってシャッターがレリーズさ
れているか否かの判別が行なわれる。
レリーズされていないときには、入カポ−) 110は
′0′であるので、判定I 10=1をノーで抜け、■
−■を通じて再び第28図のモード判別のプログラムに
戻る。また、シャッターがレリーズされたときには、■
−〇を通じて、第29図中の露出制御のためのプログラ
ムに入る。このプログラムにすし・ては、後述する。
次に、同じスポットオートモードであっても、スポット
入力がされないとき、即ち、l2=1の状態でl3=0
0ときのプログラムの流れについて説明する。この場合
には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、l
2=1の判定をイエスで抜け、l3=1の判定をノーで
抜け、■−■を通じて第31図に示すプログラムへ分岐
する。ここでは、まず、5v−AV値格納エリアM1に
5v−AV値(SV−AV)がストアされる。次に、C
v値格納エリアM2にCV値C■が入力される。いま、
スポット入力状態ではないので、スボッ)Bv値が入力
されないことは言うまでもない。続いて、(M2)=0
0判定を行ない、補正があれば1±”セグメントの表示
を行ない(第50図参照)、補正がなければ”±”セグ
メントの消去を行なう(第48図参照)。次に、表示用
のスポット入力データー(MTn)(n=1〜N)の表
示をすべて消去する。これは、スポット入力データーの
ポイント表示は、スポット入力操作が行なわれた直後の
□被写体輝度(スポットBv値)と各時点のS v −
AV値とから得られるTv値のポイント表示であるため
、8V−AV値の変化に応じて、ポイント表示を変更す
る必要があるからである。各々のスポット入力によるス
ボッ) Bv値が個々のレジスターMBn(n=1〜N
)にストアされていることは前述した。次に、レジスタ
ーMBn(n=1〜N)にストアされたスボッ) Bv
値に対するTV値を、]、4 ((Ml)+(MBn)
)+C2(n=1〜N)により演算し、各M’B n番
地にストアされたスポットBv値に対応する個々のレジ
スターMTnにストアする。そして、各レジスターMT
nの内容(MTn)に対し、サブルーチンr((MTn
))を実行し、TV値(MTn)(n=1−N)をそれ
ぞれ表示データーに変換する。次に、表示データー変換
後のTV値(MTn)(n=1−N)をそれぞれポイン
ト表示する。次に、ノ・イライト入力検出フラッグM6
の内容(M6)が”−1′であるか否かの判定、および
シャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が°−1
゛であるか否かの判定を行なう。もし、(M6)=−1
または(Ml)=−1であった場合には、ハイライトモ
ードまたはシャドウモードであるので、次に述べるスポ
ット入力データーの加算平均によるバー表示は行なわず
、後述するスポラ) Bv値の入力(MO4−BV 2
 )のステップまで飛ぶ。いま、ハイライトモードでも
なく、シャドウモードでもない場合には、次に、スポッ
ト入力データーの加算平均によるバー表示のプログラム
に入る。まず、スポット入力されたスポラ) Bv値(
MBn)(n=1〜N)の加算平均値 Σ(MBn)/
Nを演n=1 算し、これをバー表示データー格納エリアM3にストア
する。次に、スポツ) BV値の加算平均値(Ma )
 、 5v−Av値(Ml)、4倍のCV値4(M2)
および定数C3を加え、シャッター秒時格納エリアM8
にストアする。このエリアM8の内容(M8)は、前述
したのと同様に、露出制御データーとなる。なお、以後
、演算式の意味につ(・ては、既に説明したものは詳細
な説明を省略する。次に、’/4((Ml)+(Ma)
) +(M2)+C2により、n値を求め、これをバー
表示データー格納エリアM3にストアする。続いて、サ
ブルーチンf((Ma))の実行によりエリアM3の内
容(Ma)を表示用データーに変換した後、バー表示の
サブルーチンを実行することにより、バー表示させる。
次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラムに入る。
ここでは、現測光ポイントの表示データの演算と、現測
光ポイントの点滅表示がスポット入力ボイどトと重なっ
たときに、現測光ポイントの表示の態様、即ち、点滅表
示を優先させる処理と、ある点滅周期で現測光ポイント
を点滅表示させる処理とを行なっている。まず、現測光
ポイントの表示データー演算について述べる。初めに、
By値格納エリアMOに、スポラ)Bv値BV2をスト
アする。次に、Va ((MO) + (Mt) l 
+ C2によりTv値を演算した後、これをポイント表
示データー格納エリアM4にストアする。続いて、サブ
ルーチンf((M4))の実行により、エリアM4の内
容(M4)を表示データーに変更後、再びエリアM4に
ストアする。現在ポイント表示されている現測光ポイン
トの表示が更新されるとき、古いポイント表示は、消去
する必要がある。即ち、そのポイント表示に対応したD
RAM85のメモリーエリアの番地の内容を@o′にす
る必要がある。しかし、現測光ポイントの表示とスポッ
ト人カポインドの表示が重なっていたが、現測光ポイン
トが更新されて表示位置が変わったような場合には、古
い現測光ポイントはスポット人カポインドとして表示さ
れたままにしなければならない。次に行なわれるのが、
この処理のためのプログラムである。まず、重なり検出
フラッグM5の内容(M5)が11であるか否かを判別
し、(M5)4tで重なりがあるときには、これから表
示しようとしている現測光ポイントの表示データー(M
4)と、現在表示されている現測光ポイントの表示デー
ター(M5)とが等しいか否かの判別を行なう。もし、
データー(M4)と(M5)とが等しくないときには、
現在表示されている現測光ポイントの表示データー(M
5)と複数のスポット人カポインドデータ= (−MT
n) (n = 1〜N ) (Dイずれかと等しくな
いかの判別を行なう。もし、等しいものがあれば、デー
ター(M5)のポイント表示を行ない、等しいものがな
ければ、新たな表示に更新するためにデーター(M5)
の表示をクリアする。また、上記(M5)=1の判定で
、イエスのときには、最初の現測光ポイントの表示であ
るということを意味するので、更新する必要がない。続
いて、M5番地に新たな現測光ポイントの表示データー
(M4)を転送する。次に、110=1の判定により、
レリーズされているか否かの判別を行ない、110=1
のときには、■−〇を通じて、第29図中に示す露出制
御のプログラムに分岐する。また。
110〜lのときには、レリーズされていないので、次
に、現測光ポイントの点滅表示を行なうプログラムに入
る。まず、表示点滅周期格納エリアM23に、表示点滅
周期定数C50をストアする。続いて、第41図に示す
点滅表示のだめのサブルーチンWAIT3に移る。この
サブルーチンWAIT3においては、まず、点滅表示の
ためのフラッグM22の反転と、点滅周期のカウントを
行なう第40図に示すサブルーチンWAIT2に飛び、
遅延のためのプログラムが実行される。このサブルーチ
ンWA I T 2とスポットオートモード時のプログ
ラム実行時間とによって表示の点滅周期が決定される。
まず、サブルーチンWAIT2においては、表示点滅周
期格納エリアM23の内容を1つずつデクリメントして
再びエリアM23にストアする。次にエリアM23の内
容(M23)が90′か否かを判別し、(Mz3%oの
ときには、再び内容(M23)をデクリメントする。そ
して、(M23) = 0となると判定をイエスに抜け
て、次に、点滅表示フラッグM22の符号の反転を行な
った後、リターンする。このサプル・−チンWAIT2
の実行により、所定の遅延時間が得られる。このサブル
ーチンWAITzの実行後、サブルーチンWAIT3で
は、フラッグM22が1′であるか否かを判別し、イエ
スならば、現測光ポイントの表示データー(Ms)のポ
イント表示を行ない、ノーならばデーター(Ms)の表
示のクリアを行なう。なお、次回のプログラムの流れで
は、フラッグM22がサブルーチンWA I T 2内
で反転されるので、表示されたポイントが消されるか、
または消されたポイントが表示される。
このようにして、毎回のプログラムの流れごとに表示状
態が反転され、現測光ポイントの点滅表示が行なわれる
。そして、データー(Ms)の表示またはクリアが行な
われたら、サブルーチンWAIT3の処理は終了し、リ
ターンする。ここで、データー(Ms)の表示とは、D
 RAM ssのメモリーエリアの(Ms)番地に′1
 tをストアすることであり、データー(Ms)のクリ
アとは、DRAM85のメモリーエリアの(Ms)番地
にfO″をストアすることである。
次に、第31図のプログラムは、■−〇を通じて、第3
2図に示すハイライトモードおよびシャドウモードのた
めの処理のプログラムに入る。まず、(Mlo)=0の
判定により、メモリーホールド状態であるか否かの判別
が行なわれる。いま、メモリーホールドでない((Ml
o) = t )ので、判定をノーで抜け、次にl4=
1の判定により、ハイライト人力があるか否かの判別が
行なわれる。いま、ハイライト入力がなく、l4=0で
あるので、次に、工5=1の判定により、シャドラム力
があるか否かの判別が行なわれる。いま、シャドラム力
がなく、l5=0であるので、続いて、ハイライト人力
検出フラッグM6およびシャドラム力検出フラッグM7
の検出が行なわれる。ハイライトまたはシャドウモード
においては、ハイライト人力またはシャドラム力が偶数
回人力されると、そのモードが解除されると共に、ハイ
ライトからシャドウまたはシャドウからハイライトにモ
ードが切り換えられたときには、最後に選択されたモー
ドに切り換えられる方法を採っている。ハイライト人力
検出フラッグM6およびシャドラム力検出フラッグM7
は、このために必要となるフラッグである。いま、ハイ
ライトモードでもシャドウモードでもなく、(M6)=
1 、(M7)=1であるので、次に、110=1の判
定によりレリーズされているか否かの判別が行なわれる
。レリーズされていない場合には、■−■を通じて、再
び第28図のモード判別プログラムに戻る。レリーズさ
れていた場合には、■−■を通じて、第29図中の露出
制御のプログラムに分岐する。
次に、第29図における露出制御のプログラムについて
説明する。まず、シャッター秒時格納エリアM8の内容
(Ms)をタイマーカウンターに設定する。ここで、T
v値(Ms)は、LSBイ2Evの精度であるので、T
v値(Ms)に次のような近似変換を行なってタイマー
カウンターに設定してやる必要がある。いま、エリアM
8の内容であるTv値を、12進数で表わすと、 Tv = 12(12X + Y + ”4 Z ) 
  ””” ”’(ただし、X、Y、Zは整数) (ただし、fはクロックパルスCKの周波数)で表わさ
れ、これは近似的に、 T=(1/f)(1+缶。)・2121”・・・・・(
3)となる。従って、Tv値(Ms)をタイマーカウン
ターに設定するときKは、まず、Tv値(Ms)を4□
にして、小数点以下(ここでは4ピツトとする)を求め
る。次に、タイマーカウンターの最下位ビットに+11
をたて、続いて、上記小数点以下4ピツトをタイマーカ
ウンターの最下位から上位がわに1ビツトずつシフトし
ながらロードする。従って、最下位ビットから5ビツト
目には必ず°l′がロードされ、下位4ピツトには、上
記小数点以下4ピツトがロードされたことになる。次に
、この5ピツトを上位側にさらに12X+Y−4ピツト
だけシフトする。これによ5.Tv値(Ms)が上記(
3)式を満たすようにロードされ、タイマーカウンター
の設定が終了したことになる。次処、In=oの判定に
より、トリガーが開くまで待期し、トリガーが開くと人
カポ−)Illが91′となるので、次にタイマーカウ
ンターを4の周期で減算し、露出時間の計時を行なう。
そして、タイマーカウンターの内容が40Fになったら
、露出を終了しなければならないので、出力ポート09
に@0′を出力して、露出を終了させる。次に、インタ
ーバル命令を実行した後、■−■を通じて、再び第28
図のモード分別プログラムに戻る。インターバル命令の
実行は、シャッター制御信号816が出力され、後幕保
持用マグネットMG、が消磁されてから可動反射ミラー
31が降下し、再び測光可能になるには、数十msを要
するので、この時間を創り出すために行なわれる。
次に、スポットオートモードにおいて、ハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラムの流れについて説
明する。いま、スポットオートモードにおいて、スポッ
ト人力でなくl3=Oであったとすると、この場合には
、第28図のモード判別のプログラムにおいて、工3−
1の判定をノーで抜け、■−〇を通じて第31図のスポ
ットオートモードでスポット人力なしのためのプログラ
ムに分岐する。以下、通常のスポットオートモードと共
通するプログラムについては、その説明を省略する。い
ま、プログラムの流れが進行し、スポット人カポインド
の表示の変更が終了したものとする。
つまり、第31図のフローにおいて、データー(MTn
)(n=1〜N)のポイント表示のステップが終了した
ものとする。次に、(M6) =−1、(M7) =−
1の判定により、ハイライト人力があるか否か、シャド
ラム力があるか否かの判別が行なわれるが、この段階で
はいまだ(M6) = t 、 (M7) = 1であ
るので、通常のスポットオートモードのプログラムを実
行し、バー表示データー(Ms)のバー表示は行なわれ
る。更にプログラムの流れが進行すると、■−〇を通じ
て第32図のプログラムに入る。ここでは、まず(Ml
o) = oの判定によシ、メモリーホールドであるか
否かが判別されるが、いまメモリーホールド状態でない
ので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモード検出用
人力ポート■4のレベル検出を行なう。いま、ノ・イラ
イト人力されており、l4=1であるので、判定l4=
1をイエスで抜け、次に、ノ・イライト人力直後検出フ
ラッグM17に119′をストアする。このフラッグM
17は、ノ・イライトモード選択後、1回目のプログラ
ムの実行であるかどうかを検出するためのフラッグであ
る。
次に、ハイライト人力検出用フリップフロップ回路(l
ts 、G+a )をリセットするため、出力ポート0
2に正のパルスを出力する。続いて、ノ・イライト人力
検出フラッグM6の内容を反転する。いま、 (M6)
=−1のときノ・イライトモードとなり、(M6)=1
のときハイライトモードは解除される。即ち、ノ・イラ
イト人力検出用フリップフロップ回路(G+s。
G、6)が偶数回設定されると(M6)=1となり、ノ
・イライトモードは解除され、奇数回設定されると(M
6)=−1となり、ノ・イライトモードが選択される。
いま、(M6)=−1でノ・イライトモードが選択され
ていたとする。次に、“HIGH”セグメントの表示を
行なう(第51図参照)。続いて、スポット人力された
スポラ)By値MBn (n= 1〜N)のうちの最小
値MIN(MBn ) (n = 1〜N )を求め、
シャッター秒時格納エリアM8にストアする。次に、ハ
イライト人力直後検出フラッグM17の内容(Ml7 
)が°J′であるか否かの判別を行ない、(Ml7)=
’1の場合、即ち、ハイライトモードに切換後1回目の
プログラムの流れである場合には、前述したように、バ
ー表示がまず最小値MIN(MBn )に対応したスポ
ット人カポインドまで伸びる必要がある(第51図)。
次に、この処理のためのプログラムについて説明する。
まず、/’1 ((” ) + (Ms ) ) + 
Csにより、TV値を演算し、バー表示データー格納エ
リアM3にストアする。ここで、(Ml)は5v−Av
値、(Ms)Fiミスポット力されたスポラ)By値の
最小値、C5は定数である。次に、Tv値(Ms)をサ
ブルーチンf ((Ms) )の実行により表示データ
ーに変換した後、Tv値(Ms)のバー表示を行なう。
続いて、インターバル命令を実行する。このインターバ
ル命令は、最高輝度値(Ms)を示す上記Tv値(MB
)のバー表示を行なった後に、この値(MB)より28
 BYオーバーのシャッター秒時の/(+表示を実行す
るまでの時期時間を創り出す役目をする。
このインターバル命令を行なわないと、バー表示が最高
輝度値まで伸びた後、すぐに2) Evオーバ−の表示
に移ることにより、表示の確認が困難となるので、これ
を防止するためである。もし、(Ml7) =−1のと
きには、上記最高輝度値のバー表示は行なわず、次に述
べる命令の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応した
スポット人力データーのポイント表示から2/3Evオ
ーバーのバー表示を行なう。まず、’/、’((Ml)
 + (MB) l + (M2)+C5+7によりT
v値を演算し、これをエリアM3にストアする。ここで
、加算される数゛7′は、2.!/3Evに相当する。
また、この演算には補正値(M2)が加味される。そし
て、サブルーチンf ((MB) )の実行により、デ
ーター(MB)を表示用データ・−に変換した後、再び
エリアM3にストアし、データー(MB)のバー表示を
行なう(第52図参照)。次に(Ml ) +4(M2
)+ (MB) +C6により、ハイライトモートにお
ける露出時間を求め、コレラシャッター秒時格納エリア
M8にストアする。ここで、(Ml)は5v−Av値、
(M2)はCv値、(MB)は最高輝度のBy値、C6
は定数である。以上は、ハイライトモード検出フラッグ
M6の判別において、(M6)=−1であった場合につ
いての説明であるが、(M6)=1の場合には、”HI
GH”セグメントの表示の消去が行なわれる。続いて、
ハイライト人力直後検出フラッグM17を90′にし、
ハイライトモードに移って1回目のプログラムの流れが
終了した旨が、フラッグM17に設定される。次に、シ
ャドウ人力検出フラッグM7を+1゛にし、同フラッグ
M7をリセットする。しかる後、l1o=tの判定によ
り、シャッターレリーズか否かが判別され、■−■また
は■−■を通じて、プログラムが所定のフローチャート
にそれぞれ分岐されることは、通常のスポットオートモ
ードの場合と同様である。
次に、スポットオートモードにおいて、シャドウモード
が選択されている場合について説明する。
通常のスポットオートモードおよびハイライトモードと
同じプログラムの流れについては、詳細な説明を省略す
る。第32図のフロチャートにおいてシャドウモードの
場合には、(Mto) = oおよびI4=:Iの判定
をそれぞれノーで抜け、l5=lcD判定に入る。シャ
ドラム力があると、l5=1となるので、次に、シャド
ラム力直後検出フラッグM1Bに1゛19をストアする
。このフラッグM18は、シャドウモードに変更後1回
目のプログラムの流れであるか否かを検出するためのフ
ラッグであす、°l″で1回目であることを示す。次に
、出カポ−)03に正のパルスを出力し、シャドウモー
ド検出用フリップフロップ回路(GI9 、G21 )
のリセットを行なう。これにより、l5=oとなる。続
いて、シャドウ人力検出フラッグM7の符号を反転する
。これは、ハイライトモードの場合と同様に、偶数回シ
ャドウモードを連続して選択したときには、シャドウモ
ードがクリアされるようにするためである。第30図の
変数のリセットにおいて、(M7)=F1としたので、
いま1回目のプログラムの流れにおいては、(M7)=
−1となり、次の(M7)=1の判定はノーとなる。よ
って、次にまず″5HDW″セグメントの表示が行なわ
れる(第55図参照)。続いて、スポット人力された最
低輝度値MAX(MBn ) (n = 1〜N)を求
める。ここで、データー(MBn)が大きくなるほど、
輝度値は小さくなるので、データー(MBn)の最大値
が最低輝度値に相当する。求められた最低輝度値MAX
(MBn )は、シャッター秒時格納エリアM8にスト
アされる。次に、(Mlg)=1の判定によりシャドウ
モード変更後1目目のプログラムの流れであるか否かが
判別され、いま、1回目のプログラムの流れで(Mlg
) = 1であるので、続いて、最低輝度値MAX (
MB n )に対応したバー表示データーの演算を行な
う。これは、イ((Ml) + (MB) ) +Cs
によって求められ、バー表示データー格納エリアM3に
ストアされる。ここで、(Ml)は5v−Av値t(M
s)は最低輝度値MAX(MBn )。
(M2)はCv値、C5は定数である。次に、サブルー
チンf ((MB) )の実行により、データー(MB
)のバー表示データーへの変換を行なった後、最低輝度
値MAX(MBn )に対応するバー表示を行なう(第
55図参照)。次にインターバル命令を実行するが、こ
の命令の目的は、ハイライトモードの説明のところで述
べたのと同様である。このように1、シャドウモード切
換後、1回目のプログラムの流れでは、一旦最低輝度値
に対応したスポットポイント表示に対応する位置までバ
ー表示を戻す。2回目以降のプログラムの流れにおいて
は、この表示は必要ないので、この場合にFi(Ml8
) = 1の判定をノーで抜けて直接水に述べるプログ
ラムに分岐する。次は、最低輝度値より、2/Evアン
ダーのバー表示を行なうためのプログラムが実行される
。ここでは、まず、最低輝度値よ−リ2/Byアンター
ニ対応しgTv値の演算カ之((M+ )+(Ms) 
)+ (M2) +Cs −sによシ行なわれ、この結
果がパー表示データー格納エリアM3にストアされる。
ここで、(Ml)は8v−Av値、(Ms)は最低輝度
値MAX(MBn )、(M2)はCv値、Csは定数
である。また、減算される°8′は、2/3Ev に対
応する。次に、サブルーチンf ((Ms) )の実行
によりデーター(Ms)をバー表示データーに変換した
後、デ・−ター(Ms)のバー表示を行なう(第56図
参照)。
続いて、(Ml) +(Ms ) + 4(M2 ) 
+C6により、シャドウモードにおける露出時間情報を
求め、これをシャッター秒時格納エリアM8にストアす
る。一方、上記(M7)=1の判定において、シャドウ
入力検出フラッグM7がτ11のときには、シャドウモ
ード解除であるので、’5HDW”セグメントの表示を
消去して、上記最低輝度値に対応するバー表示およびこ
れより2/3Evアンダーのバー表示は行なわない。続
いて、シャドラム力直後検出フラッグMzsにIQ+を
ストアする。これにより、欠口以降のシャドウモードの
プログラムにおいては、フラッグM18の内容(Ml8
)を判別して、最低輝度値に対応するバー表示は行なわ
ないらまた、ハイライトモード検出フラッグM6を°’
lFにリセットし、次に、110=1の判別によりシャ
ッターレリーズか否かを判別して、■−■または■−■
を通じてそれぞれのプログラムに分岐する。
上記ハイライトおよびシャドウモードにおいて、2回目
以降のプログラムの流れでは、I4= o、 Is=。
となっている。このときには、I4= 1 、 I5=
 sの判定をそれぞれノーで抜け、続いて、(M6)=
−1゜(M7)−−1の判定を行なう。(M6)−一1
のときKは、ハイライトモードが選択されている状態で
あるので、前記ノ\イライトモードのプログラムが実行
される。また、(M7) =−1のときには、シャドウ
モードが選択されているので、前記シャドウモードのプ
ログラムが実行される。いずれでもない場合には、l1
O=1の判定に直接抜ける。そして、l1o−+の判定
により、シャッターレリーズであるか否かの判別が行な
われ、■−■または■−■を通じて、それぞれのプログ
ラムに分岐する。
次に、メモリーモードについて述べる。メモリーモード
には、ダイレクトオートメモリーモードと、スポットオ
ートメモリーモードとがあることについては、既に述べ
た通りである。まず、ダイレクトオートメモリーモード
について説明する。
いま、第28図のモード判別のプログラムの流れの中で
、オートモードでの113=1のストロボ電源オンの判
定の後に、メモリーモード検出用人カポ−)I6のレベ
ル判別が行なわれる。この人力ボートI6は、メモリー
スイッチSW6を閉成してメモリーモードを選択すると
l6=1となるので、判定■6=1をイエスで抜け、次
にメモリーホールド検出フラッグMIOの判別が行なわ
れる。このフラッグM10 は、メモリーセットの状態
では“I′、メモリーホールドでは10′尾なるフラッ
グである。
いま、メモリーセットであったとすると、 (、Mto
)=tであるので、続いて、実露出時間のアペックス値
を格納するためのエリアM21が0°に初期設定される
。次に、”MEMO”セグメントの表示が行なわれる(
第57図参照)。続いて、メモリーモード検出フラッグ
Mllの判別が行なわれる。このフラッグMuは、メモ
リーモードにおける撮影モード、即めのエリアである。
いま、フラッグM11には、通常のオートモードのプロ
グラムで定数C26がストアされているので、(Mll
) 4 C21、(Mu)〜C29である。ここで、C
21は平均ダイレクトオートモ−ド定数、C20はスポ
ットオートモード定数である。従って、次に入方ボート
エ2のレベルの判別が行なわれる。いま、平均ダイレク
トオートメモリーモードでl2=Oであるので、■−■
を通じて第2′9図の平均ダイレクトオートモードのプ
ログラムへ分岐する。ここでは、まず、撮影モード検出
フラッグM12に平均ダイレクトオートモード定数C2
1がストアされる。以下、メモリーモードに特有な部分
についてだけ説明し、平均ダイレクトオートモードと共
通の部分については説明を省略する。
メモリーセットの状態では、レリーズまでは″MEMO
″表示がなされている以外、平均ダイレクトオートモー
ドと差はない。いま、シャッターがレリーズされたとす
ると、 工1o=1の判定をイエスで抜け、さらに、l
6=1の判定をイエスで抜けて、(Mlo)=。
の判定に到る。いま、メモリーセットの状態であるので
、(MIO)=0の判定をノーで抜け、続いて、11t
、=oの判定によってトリガーが開いているかどうかの
検出を行なう。トリガーが開くとln=0の判定をイエ
スで抜けて、実露出時間のカウントを行なう。この場合
、露出制御は平均ダイレクト測光による。上記実露出時
間のカウントは、第42図に示す実露出時間カウントの
サブルーチンを実行することによって行なわれる。次に
、このサブルーチンのプログラムについて説明する。実
露出時間のカウント方法の概要については、既に第26
図を用いて説明した通りであるが、もう一度簡単に再説
すると、実露出時間のカウントは、カウントパルス12
個をカウントするごとにカウントパルスの周期を倍々に
して行くことによって行なわれる。こうすることによっ
て、最終的なカウント値そのものが、LSB ’/ E
v の重みを持ったア2 ペックス値相当の値となる。このサブルーチンにおいて
は、まず、基準パルス周期格納エリアM32に、定数C
60をストアすると共に、基準パルスカウント数格納エ
リアM3oに°0′を初期設定する。次に、エリアM3
1に基準パルス周期(MB2)をストアする。そして、
エリアM31の内容(M3t)を1ずつデクリメントし
ながら、これをエリアM31にストアし、  (M31
) = Oの判定にょシェリアM31の内容が@0′に
なるまで、デクリメントが繰り返される。
エリアM31の内容が10′になると、(M31) =
 00判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間のアペ
ックス演算値格納エリアM21お゛よび基準パルスカウ
ント数格納エリアM30を、それぞれ1だけインクリメ
ントする。次に、露出終了信号人力ポート112のレベ
ルの検出を行なう。露出が終了していなければ112 
= tであるので、112 = oの判定を抜け、続い
て、(M2O)=12の判定が行なわれる。
この判定はパルスが12個数えられたか否かを判別する
もので、カウント数が12に満たない場合には、再びエ
リアM31に基準パルス周期(MB2)をストアするプ
ログラムに戻る。そして、このループが12回繰)返さ
れて、(M2O) =12となると、こんどは、基準パ
ルス周期(MB2)を2倍に設定しなおした後、カウン
ト数格納エリアM30をl □ lにリセットし、再び
エリアM31に基準パルス周期(MB2)をストアする
プログラムまで戻る。以上のプログラムをダイレクト測
光による露出が終了するまで繰り返し、露出が終了する
と112= 00判定を・イエスで抜けてリターンし、
第29図のプログラムに戻る。よって、エリアM21に
は、露出時間のアペックス演算値相当の値がストアされ
たことになる。次に、平均ダイレクトオート撮影による
実露出時間をメモリーホールドしたことを示すために、
メモリーホールド検出フラッグM10に@0’をストア
し、インターバル命令を実行した後、■−■を通じて第
28図に示すモード判別のプログラムへ戻ル。
続いて行なわれるメモリーホールド状態での1回目のプ
ログラムでは、メモリーセットのときと同様に、第28
図のl6=1の判定をイエスで抜けた後、(MIO) 
= Oの判定に入る。こんどはメモリーホールドでMI
O= oとなりているので、この判定をイエスで抜け、
メモリーホールド検出フラッグMllに、撮影モード検
出フラッグM12の内容(M12)をストアする。いま
、フラッグM1zには、平均ダイレクトオートモード定
数C21がストアされているので、フラッグMllには
定数021が設定される。
次に、シャッター制御信号出力ボート09を@1tにし
て、シャッター制御信号s16を@[(tレベルにする
。続いて、(Mll) = C21の判定に入る力;、
上B己の如く、フラッグMllの内容は定数C21とな
っているので、この判定をイエスで抜け、■−■を通じ
て、第29図の平均タ゛イレクドオートモードプログラ
ムにおける、撮影モード極用フラッグM12の内容を撮
影モード検出フラッグM’13に転送するステップに分
岐する。いま、メモリーホールドM10=Oであるので
、以下の(Mto) −〇の午j定においてはイエスと
なり、エリアM19にSv−Av値(SV−AV)がス
トアされ、エリアM20KCV値cv力;ストアされる
。次に、(M2)=00判定によりCv値力5人四十畔 力されて(M2)〜0であれば、 −セグメントの表・
士畔 示を行ない、そうでなければ  セグメントの表示を消
去する。続いて、再び(Mlo) = Oの中1定をイ
エスで抜け、まず、メモリーセット時に人力されたSv
−Av値(Ml)とメモリーホールドされたSv−Ay
値(Ml9)との差を求め、これを工1ノアM19にス
トアする。次に、メモリーセット時に人力されたCv値
(M2)とメモリーホールド時に人力されたCV値( 
M 20)との差を求め、これをエリアM20にストア
する。続いて、(M21)+(Ml9)+4 (M2O
) +040により、ダイレクトオートメモリーモード
による露出時間を演算し、これをシャッター秒時格納エ
リアM8にストアする。ここで、この式の意味するとこ
ろを説明する。上述したように、(M21)は、タ°イ
レクト測光による実露出時間のアペックス演算値である
。この値は、By値,Sv−Av値,Cy値を含んだ値
であり、従って、(M21) + (Ml9) +4 
(M2O) +C40は、絞りやフィルム感度を変えて
も、メモリーセット状態でのダイレクト測光撮影のとき
と露出レベルが同じになるような演算式である。
また、4(M2O)を加えることにより、メモリーホー
ルドに補正をかけることができるようにしたが、その理
由については既に述べた通りである。次に、14( (
Mo ) + (Ml) ) + (M,2) +C2
により、バー表示のためのTv値の演算を行なう。ここ
で、 (Mo)は、メモリーセット状態でシャッターレ
リーズされる直前の平均By値で、メモリーホールドで
ある限り変わることはない。続いて、サブルーチンf(
(M3))を実行することによって、演算値(M3)の
バー表示データーへの変換を行ない、この後ノ(−表示
を行なう。この)(−表示においては、)(−表示全体
が点滅される(第58図参照)。次に、実行するインタ
ーノ(ル命令は、メモリーセット時に特に必要となるも
ので、ここで、この目的について述べる。入力ボート■
lOのレベルは、シャッター上昇過渡時にIIO = 
1になるようにしている。表示の測光は、ミラーの反射
光によってイテなっているので、もし入力された平均B
y値(Mo)+%、このミラー上昇過渡時のものであれ
ば、メモリーホールド時の表示データーと、メモリーホ
ールドによる実露出時間データーとが一致しなくなる。
従って、レリーズ直前にホールドされるBy値は必ずミ
ラー上昇直前のものでなければならない。プログラムは
、大まかにいえば、平均By値人入力レリーズの判別→
平均By値データーの記憶の繰り返しになるのであるが
、この平均By値の人カフ5瓢らし17 +ズ判別まで
の時間を、ミラー31が上昇を開始してから人カポ−)
110のレベルが!14になるまでの時間より長くすれ
ば、この問題を解決できる。インターバル命令の実行は
、このために必要となる。
次に、平均ダイレクトオートメモ1ノーモードでレリー
ズされていたときには、IIO = 1の4!lJ定を
イエスで抜けて続いて入カポ−)I6のレベル4’ll
 %11を行なう。いま、メモリーモードで■6=1で
あるので、次に(MIO) = 0の判定に入り、メモ
1)−ホールドなのでこの判定をイエスで抜けて、続い
て、シャッター秒時格納エリアM8の内容(M8)をタ
イマーカウンターに設定する。このタイマーカウンター
の設定方法については、既に述べた通りである。また、
以降のプログラムについては、既に説明したので、ここ
ではその詳しい説明を省略する。
次に、スポットオートメモリーモードについて説明する
。スポットオートモードは、もともと言己憶測光で、し
かも露出は手動操作により人力された測光値に基づいて
のみ行なわれるものである力・ら、原則的には、スポッ
トオートメモ+7−モードは新たな測光値が人力されな
いようにするだけでよい。まず、メモリーセットの状態
においては、”MEMO”表示がなされるだけでスポッ
トオートモードのフローと何ら差はない。上記″M E
M O”表示については、グイレフトオードメモリーの
場合と同様に行なわれるので説明を省略する。また、メ
モリーモード検出フラッグMuには、スポットオートモ
ード定数C20がセットされているので、第28図のモ
ード判別のプログラム中の(Mll )二C20の判定
によって、かならず■−■を通じて、第31図に示すス
ポットオートモードでスポット人力なしのプログラムに
分岐する。即ち、スポットオートメモリーモードでは、
スポット入力は無視される。また、ハイライト人力、シ
ャドウ人力の検出も行なわない。即ち、第32図のプロ
グラムにおいて、(MIO) −〇の判定をイエスで抜
けることにより、I4= t 、 Is= 1の判別は
無視される。さらに、バー表示を点滅させる。以上述べ
たこと以外については、スポットオートモード時とすべ
て同じである。なお、バー表示については、後に一括し
て詳細に説明する。
次に、オートモードにおいてストロボの電源をオンした
場合について説明する。ストロボの電源がオンされると
、ストロボ電源オン信号814がkHルベルになること
により、人カポ−ト113が1′となる。このため、第
28図のモード判別のプログラムにおいて、判定113
 = 1をイエスで抜け、■−〇を通じて、第33図に
示すストロボオートモードのプログラムに分岐する。こ
こでは、まず、出力ポート00〜03に正のパルスを出
力し、インターフェースの対応する各クリップフロップ
回路をリセットする。次に、メモリーホールド検出フラ
ッグMIOに°1′を転送し、同フラッグMtoをリセ
ットする。続いて、撮影モード検出フラッグM12に、
ストロボオートモード定数C30をストアする。次に、
(M13) = C22および(M13) = (Mt
2)の判定を行ない、電源投入直後か否か、および、モ
ード切換直後か否かの判別をそれぞれ行ない、電源投入
直後またはモード切換直後であれば、表示のリセットを
行なう(第68図参照)。この表示のリセットにおいて
は、’AUTO”セグメント、定点指標およびストロボ
同調秒時の660”セグメントの表示をそれぞれ行なう
。これは、ストロボオートモードにおいては、スト・ボ
同調秒時イ。秒に対する測光値の偏差を、バー表示用セ
グメント列にポイント表示するためである。次に、By
値格納エリアMOに平均Bv値BVlを、5v−Av値
格納エリアM1に5v−Ay値(SV−AV)を、Cv
値格納エリアM2にCv値CV を、それぞれストアす
る。続いて、(M2)=00判定、+7 によυ、補正があるときには、 −セグメントの表示を
行ない、補正がないときには6±”セグメントの表示を
消去する。次に、/1((MO) +(Mt ) )+
 (M2)十C100により、イ。秒のシャッター秒時
に対する測光値の偏差を求め、これをポイント表示デー
ター格納エリアM4にストアする。次に、サブルーチン
g ((M4月の実行により、データー(M4)を表示
データーに変換した後、これをバー表示用のセグメント
列にポイント表示する(第68図参照)。ここで、g 
((M4月は、表示データー範囲外のデーターを限界値
に設定するサブルーチンで、上記サブルーチンf ((
M3月において限界設定値C40、C41だけが異なる
ものと考えてよい。従って、このサブルーチンg((M
4月の詳細なフローチャートは、図示および説明を舷に
省略する。次に、表示点滅周期格納エリアM23に、表
示点滅周期定数C35をストアする。この定数C35は
、ストロボオート撮影後の、露出アンダー、露出オーバ
ー、露出適正などの点滅表示の周期を決めるための定数
である。続いて、サブルーチンWA I T 1のプロ
グラム(第39図参照)に移り、これの実行が開始され
る。まず、サブルーチンWAIT2に飛び、定数C35
に応じたインターバルを創り出したのち、点滅表示フラ
ッグM22を反転させてサブルーチンWAIT1に戻っ
てくる。
続いて、フラッグM22が°1′かどうかの判別を行な
い、(M22) = tのときには、オーバー、アンダ
ーまたは適正の表示のためのレベル判定、並びに表示の
プログラムを実行する。まず、人力ボート114が°1
′であるか否かの判定を行ない、114 =1であると
きには、露出オーバーであるので、”+”セグメントの
表示(第70図参照)を行ない、リターンする。また、
I144 tであるときには、人力ポー) 115が°
1′であるか否かの判定に入る。115=1であれば、
露出アンダーであるので、6−”セグメントの表示(第
71図参照)を行なってからリターンし、工15〜1で
あればストロボ適正であるので、”ム”セグメント表示
を行なってリターンする。そして、次回のプログラムの
流れでは、サブルーチンWAITZ内でフラッグM22
の符号が反転、されるので、(M22) =−1となり
、”−” N + 11セグメントの表示が消去される
。さらに、116 = 1のときには、116 = 1
の判定により、”ム”表示が消去されて、リターンする
。上記入カポ−)114゜115 、116は、ストロ
ボ発光後約2秒間だけ′1′となるものであるから、こ
の間は、プログラムの流れによって、露出アンダー、露
出オーツ(−9露出適正に応じて”−”、+”、”ム”
の表示がそれぞれ点滅するものである。また、ストロボ
発光後2秒間以外のときには、6ム”の表示のみが連続
的に表示されるものである。サブルーチンWAITtの
実行後第33図に示すプログラムに戻ると、続いて、■
10=1の判定により、シャッターレリーズがされてい
るか否かの判別が行なわれる。レリーズされていなけれ
ば、■−■を通じて直接第28図のモード判別のプログ
ラムに戻り、レリーズされていれば、前述したように、
シャッター制御およびストロボの制御はハードウェアで
行なわれるので、プログラムは、In =Oの判定によ
りトリガーの開放をまって、■−■を通じ第28図のモ
ード判別のプログラムに戻る。
次に、マニュアルモードについて述べる。いま、撮影モ
ード切換用操作ノブ21を1MANU L 、J  指
標に合わせてマニュアルモードを選択したとすると、マ
ニュアルスイッチSW3が閉成して、人力ポート117
)(’1’となる。よって、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、IO=1の判定をノーで抜け、工1
−1の判定をイエスで抜けて、113 = ]の判定に
入る。いま、ストロボの電源がオンされていないとする
と、113=0となり、次にスポットモード検出用人カ
ポ−)I2のレベル判定に入る。
いま、スポットモードも選択されておらず、通常のマニ
ュアルモードとすると、l2=0となるので、プログラ
ムは、■−〇を通じて、第34図に示す通常マニュアル
モードのためのフローチャートに分岐する。ここでは、
まず、出カポ−)09に11′を出力する。このことに
より、後幕保持用マグネットMG、に通電され、後幕°
が保持時期状態となる。次に、撮影モード検出フラッグ
M12に、通常マニュアルモード定数C23がストアさ
れる。次に、(M13)−= C22および(M13)
 −(M12)の判定により、電源リセットおよび表示
のリセットを行なう。まず、変数のリセットにおいては
、バー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示ス
タートポイントのアドレスを設定する。、次に、表示の
リセットにおいては、”MAN U”および定点指標の
表示(+”。
−”の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。続い
て、撮影モード検出フラッグM13に撮影モード検出フ
ラッグM12の内容(M12)を転送する。次に、エリ
アMO,MlおよびM2に、平均By値BVI、5v−
Av値(8V−AV)およびCv値C■を、それぞれス
トアする。続いて、(M2)=Oの判定を行ない、補正
が人力されているときは”±”の表示を行ない(第62
図参照)、補正が人力されていないときには±”の表示
を消去する。次に、マニュアル設定秒時(M8)の表示
のクリアを行なう。なお、この表示のクリアは、後に述
べるマニーアル設定秒時(M8)の表示の更新直前に行
なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバイナリ−
コードで人力されたマニュアル設定秒時を入力する。マ
ニュアル設定秒時は、LSBIEvの重みを持つので、
次の表示のため、L S B /3Evの値に変換する
目的で、内容(M8)を3倍にして再びエリアM8にス
トアする。次に、マニュアル設定秒時(M8)の表示を
行なう。第61図においては、マニュアル設定秒時が/
 秒に設0 定されていた場合が示されている。即ち、各シャッター
秒時を表示するためのセグメント″′1”〜” 200
0”に対応したD RAM s sのメモリーエリアの
番地と、マニーアル設定秒時とは1対1に対応している
。次に、標準露出レベル(第61図ではン秒0 のシャッター秒時)に対する偏差のバー表示データーを
求める演算/ ((Mo)+(Ml) )+ (M2 
) −(Ma )4 十csを行ない、これをエリアM3にストアする。ここ
で、(Mo)は平均Bv値、(M4)は5v−Av値。
(M2)はCv値、(Ms)は1 二s、アル設定秒時
、Csは定数である。続いて、演算値(Ma)を表示デ
ーターに変換するために、サブルーチンh((Ma) 
)を実行する。ここで、サブルーチンh((Ma) )
 U、−標準露出レベルに対する偏差が表示データー範
囲外にあるときに、これを範囲内に限定するためのサブ
ルーチンであって、上記サブルーチンf((Ma))に
おいて限界設定値C40、C41だけが異なるものと考
えてよい。従って、このサブルーチンh((Ma)1の
詳細なフローチャートについては、図示および説明を鼓
に省略する。このサブルーチンh ((Ma ) )は
、標準露出レベルに対する偏差(Ma)がある値より大
きいときには、その限界値にデーター(Ma)を固定し
、偏差がある値より小さいときには、その限界値にデー
ター(Ma)を固定する。即ち、バー表示は、第61図
に示す6+”、−”のセグメント間に対応する範囲内で
行なわれることになる。次に、I]0=1の判定により
、シャッターレリーズの有無が判別され、シャッターレ
リーズでないときには、偏差(Ma)のバー表示を行な
った後に、■−のを通じて、第28図に示すモード判別
のプログラムに戻る。また、シャッターレリーズのとき
には、■−■を通じて第29図中に示す露出制御のプロ
グラムに入る。ここでは、まずタイマーカウンターの設
定が行なわれるが、カウンターに設定される値はエリア
M8にストアされたマニーアル設定秒時である。この場
合、上記(3)式におけるZは′o′となり、スボ7)
オート時の露出制御の場合と同様な演算によりタイマー
カウンターの設定がなされる。以下のプログラムの流れ
は、スポットオート時と変わらないので、ここでは説明
を省略する。
次に、マニュアルモードにおいて、スポット入力がされ
た場合について説明する。マニュアルモードにおいてス
ポット人力スイッチsw8がオンされ、スポット人力が
行なわれた場合には、スポットモード検出用人力ボート
I2が“1′となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、通常マニュアルモード時に■に向
けて分岐した判定■2=1がイエスとなり、続イーC(
Ml3) = C20(7)判定が行なわれる。いま、
(Ml3) = C20のときには、直前の撮影モード
がスポットオートモードであったことを示すので、この
場合には、出カポ−)00,01に正のパルスを出力し
、スポット〜%%モード検出用フリップフロップ回路(
G、、G、)およびスポット人力検出用ノリツブ70ツ
グ回路(G11 、012)をリセットする。これは、
スポットオートモードのところでも説明したが、スポッ
トオートモードから直接マニュアルモードが選択された
場合にスポットマニュアルモードになるのを防止するた
めである。即ち、オートモードとマニュアルモードとの
基本的な撮影モード間の変更においては、必ず単なるオ
ートモード塘たはマニュアルモードが選択されるように
して、変更後スポットモードにならないようにしている
。そして、出力ボートOo、01への正のパルスの出力
の後には、■−■を通じて、モード判別のプログラムの
初めの方に戻るようにして、再びモード判別をやり直さ
せるようにし℃いる。一方、直前の撮影モードがスポッ
トマニュアルモードでなかった場合には、(Ml3) 
= (:’2oの判定をノーで抜け、次に入カポ−)I
3(7)レベル判定を行なう。スポット人力スイッチS
W8を閉じると、スポットマニュアルモードが選択され
ると同時に、スポット久方検出用フリップフロップ回路
(G11= GI2)もセットされるので、l3=1と
なり、■−■を通じて、第35図に示すスポットマニュ
アルモードでスポット人力ありのプログラムに分岐する
。ことでは、まずBv値格納エリアMOにスポットBv
値BV2をストアする。次に、撮影モード検出フラッグ
M12にスポットマニュアルモード定数C24をストア
する。次に、(Ml3)=C22および(Ml3) =
 (Ml2)の判定により、電源投入直後か、モード切
換直後かの判別を行ない、電源投入直後またはモード切
換直後の場合には、変数のリセット、表示のリセット、
インターフェースのリセットをそれぞれ行なう。まず、
表示のりセットにおいては、重なり検出フラッグM5.
ハイライト人力検出フラッグM6およびシャドウ人力検
出フラッグM7に、それぞれ°1′をストアする。次に
、バー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示の
スタートセグメントのアドレスをストアする。また、ス
ポット人力データー数格納エリアM16に、“0′をス
トアして゛リセットする。、次に、表示のリゼットにお
いては、”MANU”、5POT”および定点指標の表
示じ+”、”−”の表示を含む。)が行なわれる(第6
3図参照)。続いて、インターフェースのリセットにお
いては、出カポ−)02,03に正のパルスを出力し、
ハイライト人力検出用フリップフロップ回路(Gt= 
、G+a )およびシャドラム力検出用クリップフロッ
プ回路(G+o 、G21 )のリセットを行なう。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Mt 2)を転送する。これ
により、次回以降の同一のプログラムの流れでは、(M
13) = (M12)となるので、変数。
表示およびインターフェースのリセットは行なわれない
。次に、スポット入力データー数格納エリアM16 ’
i 1つインクリメントする。続いて、レジスターMB
NおよびエリアM1に、スポットBv値(MO)および
Sv −Av値(SV−AV)をストアする。ここで、
レジスターMBNのNは、 スポット入力回数に対応し
た値、即ちエリアM16 の内容(Mt6)に対応した
値で、最初のスポット入力においては“1° となる。
従って、複数回のスポット入力によるスポットBv値は
、それぞれ別個のレジスターに記憶されることになる。
続いて、マニュアル設定秒時(MO)の表示のクリアを
行なう。
次に、エリアM8に、入力ボート■8に設定されたマニ
ュアル設定秒時データー(I8)t−ストアする。続い
て、マニュアル設定秒時(MO)を3倍にして重み変換
し、再びエリアM8にストアする。そして、エリア(M
O)の内容を表示する。
第63図においては、マニュアル設定秒時がし125秒
に設定されていた場合が示されている。次に。
標準露出レベル(第63図では、1/125秒のシャッ
ター秒時)に対する偏差の演算1/、((M B N)
 + (Mt))−(MO)+C8を行ない、これをレ
ジスターMTNにストアする。ここで、レジスターMT
NのNは、上記レジスターMBNのNと同様に、 スポ
ット入力回数に対応した値である。続いて、サブルーチ
ンh((MTN月を実行し、偏差(MTN )を表示用
データーに変換した後、これをポイント表示する(第6
3図参照)。
次に、スポット入方値の加算平均値によるバー表示を行
なうのであるが、もし、ハイライトモードまたはシャド
ウモードでb  (M6 ) =  tまたは(M7)
=−1の場合には、以下に述べる加算平均値の演算を行
なわず、直接スポット入力状態の解除(01←几)のプ
ログラムへ飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなくシャ
ドウモードでもなく、(M6 )=1 、 (M7 )
=1であるので1次に、これまで入力されたスポットB
v値(MBn)(n=1−N)の加算平均値Σ(MBn
)ハを演算リアM2にCV値CVをストアし、(M−2
)’FOであれば1±”の表示を行ない(第63図参照
λ(M2)−〇であれば“±”の表示を消去する。次に
標準露出レベルに対する、加算平均値(M3)によって
得られる露出レベルの偏差の演算1/i((M 1 )
 + (M3 )1+(M2)−(MO)+C8を行な
い、これをエリアM3にストアする。続いてサブルーチ
ンh((M3))を実行し、演算値(M3)のバー表示
データーへの変換を行なう。次に、出カポ−)01に正
のパルスを出力して、スポット入力検出用フリップ70
ツブ回路(Gll 、G12)のリセットを行ないスポ
ット入力状態を解除する。続いて、110=1の判定に
より、シャッターレリーズの有無を判別し、レリーズさ
れていなければ 偏差(M3)のバー表示を行なった後
(第64図参照)、■−■を通じて第28図のモード判
別のプログラムへ戻る。また、レリーズされていれば、
■−■を通じて、第29図中の露出制御のプログラムに
分岐する。ここでは、マニュアル設定秒時(Ms)がタ
イマーカウンターに設定され、この値に基づいて露出制
御が行なわれる。そして、既に述べたプログラムの実行
を終え、■−■を通じて、第28図のモード判別のプロ
グラムに戻る。
次に、スポットモード選択後の2回目以降のプログラム
の流れでは、スポットモードが解除されず、かつ、スポ
ット入力がないものとすれば、l2=1.13=oとな
るので、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエス。
l3=1の判定をノーで抜け、■−〇を通じて、第36
図に示すスポットマニュアルモードでスポット入力なし
のプログラムへ分岐する。ここでは、まず、エリアM1
およびM2に、Sv −A、V値(SV−AV)および
Cv値(CV)をそれぞれ入力する。続いて(M2)−
〇の判定を行ない、補正があれば1±”の表示を行ない
、補正がなければ1±”の表示を消去する。次に、マニ
ュアル設定秒時(Ms)の表示を消去する。続いて、エ
リアM8にマニュアル設定秒時データー(I8)をスト
アした後、エリアM8の内容(Ms)を3倍にして再び
エリアM8にストアする。次にマニュアル設定秒時(M
s)の表示を行なう(第63図参照)。続いて、5V−
Av値の変更に伴うスポット入力ポイント表示“の変更
のため、一旦すべてのスポット入力ポイント(MTn)
(n=1〜N)の表示を消去する。次に、スポット入力
された各スポットBv値(MBn)(n=1〜N)によ
る標準露出レベルに対する偏差の演算’/、i ((M
 Bn ) +(Ml)) −(Ms)+CB(n=1
−N)を行ない、これらをレジスターMTn(n=1〜
N)にそれぞれストアする。次に、各偏差(MTn )
 (jl=l−N)に対シテサブルーチンh ((MT
n ) )を実行することにより、これらを表示データ
ーに変換し、再びレジスターMTn (n = 1〜N
)にストアする。続いて、各表示データー(MTn )
 (n=x−N)に基づいて、各偏差のポイント表示を
行なう。即ち、スポット入力のポイント表示は、常に露
出レベルが一定となるように変更される。次に、(M6
 ) =−1、(M7 ) =−1の判定により、ハイ
ライトモードかシャドウモードかの判別を行ない、ハイ
ライトモードまたLシャドウモードのときは、後述する
スポラ1−By値の入力(Mo←BV2)のプログラム
へ飛ぶ。ハイライトモードおよびシャドウモードのいず
れでもない場合には、次に、スポット入力されたスポラ
)BY値の加算平均値に対する、Cv値を含めた標準露
出レベルに対するバー表示のプログラムに入る。まず、
スポット入力されたスポラ1−By値(MBn)(n〜 −1−(Ms))+(M2)−(Ms)+C8により、
スポット入力されたスポットBv値の加算平均値に対す
る、標準露出レベルの偏差の演算を行ない、これをエリ
アM3にストアする。次に偏差(Ms)をサブルーチン
h((Ms))の実行により、表示データーに変換した
後、偏差(Ms)のバー表示を行なう。
次に、エリアMOにスボッlBv値B■2t−ストアす
る。これは、スポット入力操作によらず、自動的に行な
われるもので、現測光ポイントの偏差のポイント表示の
ためのBv値である。続いて、前回入力した5v−Av
値(Ml)F  マニュアル設定秒時データー(Ms)
および定数08との間で、14((MO)+(Ml))
−(Ms)+C8の演算を行ない、これをエリアM4に
ストアする。次に、サブルーチンh((M4)lを実行
して、偏差(M4)f:表示データーに変換する。次に
、現測光ポイントの偏差のポイント表示と、スポット入
力による偏差のポイント表示との重なりを検出するプロ
グラムが実行される。現測光ポイントの偏差のポイント
表示と、スポット入力による偏差のポイント表示とは、
スポットオートモードの場合と同様に、ポイント光示用
のセグメント列を共通に用いて表示するため、現測光ポ
イントの偏差のポイント表示の変更に際し、それがスポ
ット入力による偏差のポイント表示と重なっていた場合
は、その表示を残し、もし重なっていなかった場合は、
その表示を消去する必要がある。この重なりを検出する
のが次のプログラムである。まず、(M5)=1の判定
を行ない、重なり検出フラッグM5が°1′であった場
合には、スポットモードに変更後1回目のグログラムの
流れであるので、いまだ現測光ポイントの偏差の表示が
なされておらず、重なりの心配がない。よってフラッグ
M5へのポイント表示データー(M4)の転送のプログ
ラムに直接飛び、フラッグM5.にデーター(M4)を
ストアする。これで、2回目以降のプログラムの流れに
おいては、フラッグM5には前回のプログラムの流れに
おいて求められた現測光ポイントの偏差の表示データー
がストアされていることになる。従って、2回目以降の
プログラムの流れでは、(Ms)=1の判定をノーで抜
け、次に、(M4)−(Ms)の判定に入る。
(M4)=(Ms)のときには、現測光ポイントの偏差
の表示には変更がないということであるので、直接デー
ター転送(Ms←(M4))のプログラムに入る。また
(M4 )’IF(Ms )のときには、現測光ポイン
トの偏差の表示に変更があるということなので、次に、
現在表示している現測光ポイントの偏差の表示データ=
(Ms)が、スポット入力による偏差のポイント表示デ
ーター(MTn)(n=1−N)のいずれかと等しいか
どうかの判別を順次行なう。
そして、もし、(MTn )=(Ms )なるものがあ
れば、データー(Ms)のポイント表示を行ない、(M
Tn)=(Ms)なるものがなければ、データー(Ms
)のポイント表示はクリアする。続いて、新たな現測光
ポイントの偏差(M4)をフラッグM5に転送する。次
に、110=1の判定により、シャッターレリーズされ
ているか否かの判別を行なう。シャッターがレリーズさ
れていなければ、現測光ポイントの偏差(Ms)のポイ
ント表示を点滅表示で行なうため、表示点滅周期格納エ
リアM23に表示点滅周期定数C50を転送し、しかる
後、第41図のサブ/l/ −fンWAIT3を実行す
る。このサブルーチンWAIT3のプログラムの流れお
よび点滅動作の目的については、スポットオートモード
のところで詳細に述べたので、ここでは省略する。一方
、シャッターがレリーズされていなければ、■−■を通
じて、第29図中に示す露出制御のプログラムに飛び、
このプログラムの実行の後、■−■を通じて、第28図
のモード判別のプログラムに戻る。
上記サブルーチンWAIT3の実行が終了すると、プロ
グラムは、次に■−■を通じて、第37図に示すハイラ
イトモードまたはシャドウモードのための70−チャー
トに移る。ここでは、まずl4=1の判定により、ノ・
イライト入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、
ノ・イライト入力されていないとすると、l4=Oであ
るので、判定をノーで抜け、次にl5=1の判定により
、シャドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。いま
、シャドウ入力でもないとすると、15=0であるので
、判定をノーで抜け、続いて、ノ・イライト入力検出フ
ラッグM6が“−1°であるか否かえ、判別する。また
、(M6)−”v−1であれば、続いてシャドウ入力検
出フラッグM7が“−1°であるか否かを判別する。ノ
・イライト入力またはシャドウ入力においては、入力ポ
ートI4またはI5が1′に設定されるが、これはハイ
ライトモードまたはシャドウモードの1回目のプログラ
ムの流れの中ですぐに“0°にリセットされてしまう。
そこで、ノ1イライトモード状態またはシャドウモード
状態は、ノ・イライト入力検出フラッグM6またはシャ
ドウ入力検出フラッグM7という内部フラッグに記憶保
持させるようにしている。従って、ここで、フラッグM
6おlとなって、ハイライトモードおよびシャドウモー
ドの処理のプログラムを通過せず、直接110=1の判
定に到り、シャッターレリーズか否かの判別を行なう。
レリーズされていないとすると、I 10=0であるの
で、■−■を通じて、第28図のモード判別のプログラ
ムへ戻る。また、レリーズされているとすると、110
=1であるので、■−〇を通じて、第29図中の露出制
御のプログラムに分岐する。ここでは、タイマーカウン
ターにマニュアル設定秒時データー(Ms)を設定し、
このタイマーカウンターの内容に応じて露出制御が行な
われる。そして、露出終了後は、■−■を通じて、第2
8図のモード判別のプログラムに戻る。
次に、上記スポットマニュアルモードでハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラムの流れについて説
明する。いま、プログラムが進行して、現測光ポイント
の偏差のポイント表示が終了し、第37図の0まで達し
たとする。次に、  l4=1の判定により、ハイライ
ト入力検出のための入カポ−)14のレベルの判別が行
なわれる。いま、ハイライトモード選択後、1回目のプ
ログラムの流れであったとすると、I4’=1となって
いるので、判定をイエスで抜け、次にハイライト入力直
後検出フラッグM17に°1′がストアされる。このフ
ラッグM17は、ハイライトモードが選択された後の1
回目のプログラムの流れであるかどうかを検出するため
のフラッグであり、これが°l′であるとき、1回目の
プログラムの流れであることを示す。次に、出力ボート
02に正のパルスを出力し、ハイライト入力検出用フリ
ップフロップ回路(G+s −Gte )をリセットす
る。続いて、ハイライト入力検出フラッグM6の符号を
反転させる。
いま、シャドウスイッチ5WIoを閉成した後または閉
成することなく、ハイライトスイッチsw、4奇数回閉
成したとすると、フラッグM6は°−1°となり、(M
6)=1の判定をノーで抜けて、続いて’HI GH″
の表示が行なわれる。また、ハイライトスイッチSW、
を偶数回閉成したとすると、フラッグM6は°1°とな
り、(M6)−1の判定をイエスで抜けて、続いて’H
IGH”表示の消去が行なわれる。この’HIGH”表
示の消去の後は、後述するハイライト入力直後検出フラ
ッグM17のリセッ)(M17←0)のプログラムへ飛
ぶ。いま、ハイライトスイッチSW0が奇数回閉成され
ていて、′HIGH”表示がなされたとする。次には、
スポット入力値(MBn ) (n =l−N)のうち
の最高輝度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格
納エリアM9にストアする。次に、(Mi7)=1の判
定により、ハイライトモード選択後1目目のプログラム
の流れであるか否かの判別が行なわれ、(Mi7)=1
のときには、1回目のプログラムの流れであるので、ス
ポットオートモードのところで述べたのと同様に、まず
、最高輝度値MIN(MBn)に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示を行なう。このため、1/4
((Ml)+(M9))−(M8)+09により、MI
N(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏差の
演算を行ない、これをエリアM3にストアする。そして
、偏差(M3)をサブルーチンh((M3))の実行に
よりバー表示データーに変換した後、これをバー表示す
る。しかる後に、インターバル命令を実行し、続いて”
/4 ((Mi ) +(M9) )+(M2)−(M
8)+C9+7により、最高輝度値MIN(MBn)か
ら2 a Evマイナスがわに対応した標準露出レベル
に対する偏差を演算し、この結果全エリアM3にストア
する。ここで、演算式に加えられる°79は、2TE■
に対応するデーターである。
次に、サブルーチンh((M3))を実行して、偏差(
M3)を表示データーに変換した後、これをバー表示す
る(第66図参照)。続いて、ハイライト人力直後検出
フラッグM17を“0′にリセットする。
次に、シャドウ入力検出フラッグを°1°にリセットす
る。そして、110=1の判定によりレリーズされたか
否かを判別し、レリーズされていなかった場合には、■
−■を通じて第28図のモード判別のプログラムに戻り
、レリーズされていた場合には、■−■を通じて第29
図中の露出制御のプログラムに戻る。露出制御のプログ
ラムの終了後は、■−■を通じて第28図のモード判別
のプログラムに戻る。
ハイライトモードでの2回目以降のプログラムの流れに
おいては、  l4=Oとなっているので、l4=1の
判定をノーで抜け、(M−s)=−tの判定を通じて”
HIGH”表示のプログラムに入ることになり、(Mi
7)=1の判定によシ、最高輝度値MIN(MBn)に
対応した標準露出レベルに対する偏差のノ(−表示り行
なわれず、最高輝度値MIN(MBn)より2−LEV
マイナスがわに対応した標準露出レベルに対する偏差の
バー表示のみが行なわれる。
次に、上記スポットマニュアルモードでシャドウモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムの流れが、現測光ポイントの偏
差のポイント表示まで進行し、第37図の■まで達した
とする。次に、l4=1の判定をノーで抜け、l5=1
の判定により、シャドウ入力であるか否かの判別が行な
われる。いま、シャドウモード選択後、1回目のプログ
ラムの流れであったとすると、l5=1となっているの
で、判定をイエスで抜け、次に、シャドウ入力直後検出
フラッグM18に@19がストアされる。このフラッグ
M1Bは、シャドウモードが選択された後の1回目のプ
ログラムの流れであるがどっがを検出するためのフラッ
グであり、これが°l′であるとき、1回目のプログラ
ムの流れであることを示す。次に、出力ボート03に正
のパルスを出方し、シャドウ入力検出用フリップフロッ
プ回路(G40.G、I)をリセットする。続いて、シ
ャドウ大刀検出フラッグM7の符号を反転させる。いま
、ハイライトスイッチSW、を閉成した後または閉成す
ることなく、シャドウスイッチSW、oを奇数回閉成し
たとすると、フラッグM7は°−1′となり、(M7)
=1の判定をノーで抜けて、続いて一8HDW″の表示
が行なわれる(第67図参照)。また、シャドウスイッ
チSW、oを偶数回閉成したとすると、フラッグM7は
′1′となり&  (M7)−1の判定をイエスで抜け
て、続いて’5HDW″表示の消去が行なわれる。
この’5HDW″表示の消去の後は、後述するシャドウ
入力直後検出フラッグM18のリセッ) (Mts←O
)のプログラムへ飛ぶ。いま、シャドウスイッチSW、
oが奇数回閉成されていて、・5HDW”表示がなされ
たとする。次に//i、スポット入力値(MBn)(n
=1〜N)のうちの最低輝度値MAX (MBn )を
求め、ハイライトモードの場合と同様にして、この最低
輝度値MAX (MBn )に対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示が行なわれる。また、最低輝度
値MAX (MBn )より2 a Evプラスがわに
対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示が行な
われる。シャドウモードでの2回目以降のプログラムの
流れにおいては、15=Oとなっているので、(M7)
−−1の判定を通じて’5HDW”表示のプログラムに
入ることになり、(M2S)=1の判定により、最低輝
度値MAX (MBn )に対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示は行なわれず、最低輝度値MAX
 (MBn )より2 a Evプラスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみが行なわれ
る。
ここで、以上述べたスポットマニュアルモードにおける
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
流れを要約すると、まず、モード選択においては、ハイ
ライト指令釦15が連続して奇数回押されたらハイライ
トモードが選択され、シャドウ指令釦16が連続して奇
数回押されたらシャドウモードが選択される。偶数回連
続して押されると、いずれのモードも解除される。また
、ハイライトモード選択後最初のフローにおいては、一
旦スポット入力値の最高輝度値に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示を行なった後に、スポット入
力値の最高輝度値より2”EVマイナスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう。連続
した2回目以降のフローにおいては、スポット入力値の
最高輝度値より21/3 Evマイナスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行なう。
また、シャドウモード選択後最初のフローにおいては、
一旦スポット入力値の最低輝度値に対応した標準露/′ 出レベルに対する偏差のバー表示を行なった後に。
スポット入力値の最低輝度値より2TEVプラスがわに
対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行な
う。連続した2回目以降のフローにおいては、スポット
入力値の最低輝度値よυ2 a Evプラスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行な
う。ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラ
ムの実行を終了すると、次に、シャッターがレリーズさ
れているかどうかを判別する。レリーズされていなけれ
ば、モード判別のプログラムへ戻る。レリーズされてい
れば、マニュアル設定秒時(M8)をタイマーカウンタ
ーに設定した後、タイマーカウンターの内容に応じた露
出制御を行ない、しかる後、モード判別のプログラムへ
戻る。
次に、マニュアルモードにおけるストロボ撮影のプログ
ラムについて説明する。マニュアルモードでストロボを
装着し、ストロボの電源をオンすると、入力ボート11
3が“1°となる。従って、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、113=1の判定がイエスとなり、
o−0を通じて、第38図に示すストロボマニュアルモ
ードのプログラムに分岐する。ここでは、まず、出力ボ
ート00〜03に正のパルスを出力し、スポットモード
検出用、スポット入力検出用、ハイライト入力検出用お
よびシャドウ入力検出用の各7リツプ70ップ回路(G
)、 Gg: G、、 、 G、 ; G15. ol
、およびG10.G2I)をそれぞれリセットする。次
に、撮影モード検出フラッグM、12に、ストロボマニ
ュアルモード定数C31をストアする。続いて、゛(M
l3)=C22および(Ml3)=(Ml2)の判定に
より、電源投入直後か、モード切換直後かの判別を行な
い、電源投入直後またはモード切換直後の場合には、表
示のり七ッ)を行なう。この表示のリセットにおいては
、第73図に示すように、#MANU″の表示、′+”
、“−″を除く定点指標の表示を行なう。なお、j″の
表示は、ストロボ充電完了表示でこれが発光ダイオード
I〕、の発光により表示されることについては、電気回
路のところで既に述べた。電源投入直後でなく、かつ、
モード切換直後でもない場合には、上記表示のりセット
を行なわず、直ちに次のマニュアル設定秒時(Ms)の
表示の消去に入る。
続いて、エリアM8にマニュアル設定秒時データー(1
B)を入力する。次に、データー(Ms)を3倍にした
のち、これを再びエリアM8にストアする。そして、こ
のマニュアル設定秒時データー(Ms)の表示を行なう
。第73図においては、マニュアル設定秒時が1/30
秒に設定されていた場合が示されている。次に、各エリ
アMo、Ml およびM2に、平均Bv値BV 1 、
 Sv −Av値(SV−AV)およびCv値CVをそ
れぞれ入力する。続いて1/4((’MO)+(Ml)
)+(M2)−(Ms)+Csにより、標準露出レベル
に対する偏差の演算を行なった後に、この結果をエリア
M4にストアする。次に。
サブルーチンh((M4))の実行により、偏差(M4
)をバー表示データーに変換へた後、これをバー表示用
のセグメント列にポイント表示する(第73図参照)。
次に、110=1の判定により、レリーズされているか
否かを判別し、レリーズされていなければ、■−■を通
じて第28図のモード判別のプログラムに戻り、レリー
ズされていれば、■−■を通じて、第29図中の露出制
御のプログラムに分岐する。露出制御のプログラムにお
いては、マニュアル設定秒時(Ms)に基づいて露出が
制御され。
しかる後、モード判別のプログラムに戻る。
次に、オフモードのプログラムの流れについて説明する
。オフモードでは、オートモードでもなく、マニュアル
モードでもないので、Io−4t、Ltキlとなシ、第
28図に示すモード判別のプログラムにおいて、Io=
1および1t’=tの判定をそれぞれノーで抜ける。従
って、次に、表示が全部消去され、続いて、撮影モード
検出フラッグM12にオフモード定数C22がストアさ
れる。次に、メモリーホールド検出フラッグMIOが°
l′にリセットされ、出力ポートOO〜03にそれぞれ
正のパルスが出力されて、スポットモード検出用、スポ
ット入力検出用、バイラ4ト入力検出用およびシャドウ
入力検出用の各フリップフロップ回路(07,0,;G
、、 、 G、2; G、、 、 G、6およびG+o
 、G21 )がそれぞれリセットされる。、そして、
しかる後に、■−■を通じてモード判別のプログラムの
初めに戻り、ループを繰り返す。なお、シャッターの制
御はすべて電気回路によってハード的に行なわれる。
次に、第44図に示すバー表示のためのサブルーチンの
プログラムについて説明する。このプログラムにおいて
は、1ず、入力ボートI6のレベルの判別が行なわれる
。メモリーモードが選択されていると% l6=1 と
なり1次に、M10=0の判定が行なわれる。メモリー
モードにおいて、  (Mlo)=1 ”t’メ−11
−リーセット、(MIO)=0  で、+l−Eリーポ
リ−ドとなる。いま、メモリーセットの状態であったと
すると、次に% ’MEMO”の表示が行なわれる。続
いて、(Ms)=C40の判定により。
表示データー(Ms)が露出アンダーのデーターである
か否かが判別され、イエスの場合に社、バー表示スター
ト番地格納エリアM14にスタート番地(C40−1)
をストアし、−LONG″の表示を行なった後にリター
ンする。(Ms)〜C40で露出アンダーでないときに
は、次にスタート番地格納エリアM14に定数055を
ストアする。ここで、定数C55は、バー表示スタート
ポイントの番地よシ1だけ大きい定数である。ところで
、バー表示用のセグメント列および’0VER”、−L
ONG”のセグメントに対応するDRAM85のメモリ
ーエリアの番地は、=OVER”のセグメントをX番地
とすると。
最左端のセグメントがX+1番地に対応していて。
右に移るに従い、1番地ずつ増えて行く。従って、最右
端のセグメントは、X+34番地に対応し。
−LONG″のセグメントがX+35番地に対応する。
ポイント表示のためのセグメント列に対応するDRAM
ssのメモリーエリアの番地も同様になっており、−0
VERHに対応するセグメントをY番地とすると、右に
移るに従って、セグメントに対応したDRAM85のメ
モリーエリアの番地も1番地ずつ増えていき、最右端の
’LONG”に対応するセグメントの、DRAM85に
おけ゛るメモリーエリアの地は、Y+35番地となって
いる。上記工1ノアM14への定数C55のストアの後
、番地(Ml 4 )から1だけ減算され、結果が再び
エリアM14にストアされる。続いて、DI(AM 8
5 の(Ml 4 )番地のメモリーエリアに′19が
ストアされる。これにより、DRAM85の(Ml4)
番地のメモリーエリアに対応したバー表示を構成するセ
グメントが発色する。次に、(Ml4)=C41の判定
により、番地(Ml4)が−0VER”のセグメントに
対応したDRAMssのメモリーエリアの番地であるか
否かが判別され、(Ml4)NC41であれば、続いて
(Ml 4 ) −(M3 )の判定により、バー表示
終了が否かの判別が行なわれる。バー表示終了のときに
は、そのままリターンし、バー表示が終了していないと
きには、再び゛番地減算のプログラム(M14←(Ml
4)−1)に戻り番地(Ml4)K対応した次のセグメ
ントヲ発色させる。一方、もし、(Ml4)=C41と
なったら、最左端のセグメントまでバー表示されたこと
になるので、次に、エリアM14に定数041に1を加
えた数をストアし、’0VER,”表示を行なった後に
、リターンする。以上のプログラムの流れを要約すれば
、バー表示はバー表示データー(M3)K対応したセグ
メントまで、右がわから順次発色してゆくことになる。
しかし、このプログラムは瞬時のうち回実行されるので
、人の眼にはあたかもバー表示全体が一度に表示された
かのように感知される。
次に、メモリーホールドの場合には、 M10=0の判
定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格納エリアM
23に、表示点滅周期定数Csoがストアされる。次に
、第40図に示すサブルーチンWAIT2が実行され、
所定の遅延時間が創り出されると共に、点滅表示フラッ
グM22が反転される。続いて、(M22)=1の判定
により、廃色周期であるか消去周期であるかの判別が行
なわれ、発色周期であった場合には、上記’MEMO”
表示以下のプログラムの実行に入る。また、消去周期で
あった場合には、’MEMO’表示およびバー表示全体
を一瞬のうちに消去し、しかる後にリターンする。次回
のバー表示すブルーチンのプログラムの流れでは、フラ
ッグM22の符号が反転するので、消去されていた1M
EMO’表示およびバー表示が発色され。
または、発色していた’MEMO”表示およびバー表示
が消去されて、これを繰り返すことにより、メモリーホ
ールドにおいては、’MEMO”およびバー表示全体が
定数CSOで決まる周期で点滅表示されることになる。
他方、メモリーモード以外のときには、l6=0となる
ので、l6=1の判定がノーで抜け、次に、(M3)<
(Ml4)の判定により、表示するデーター(M3)が
前回表示したデーター(Ml 4 )より小さいか否か
が判別される。いま、モード変更後最初のバー表示のた
めのプログラムの流れであったとすると、エリアM14
には初期設定において、バー表示スタートセグメントに
対応するDRAMssのメモリーエリアの番地がストア
されている。このため、通常は(M3 ) <(Ml 
4 )となり、続いて−LONG’の表示が行なわれる
。次に番地(Ml4)から1だけ減算され、結果が再び
エリアM14 にストアされる。続いて、DRAMss
の(Ml4)番地のメモリーエリアに°1′がストアさ
れ、これにより、バー表示用のセグメント列の最右端の
セグメントが発色される。次に、インターバル命令を実
行した後、(Ml4 ) −C41の判定により、バー
表示を最左端のセグメントまで行ない、 #0VER”
のセグメントを表示したか否かの判定が行なわれる。
ここで定数C41は%−0VER’のセグメントに対応
したDRAMss のメモリーエリアの番地を示す。
(Ml4)NC41のとき、次に(Ml4) = (M
3)の判定により、バー表示が終了したが否かの判別が
行なわれる。(M14 )、4(Ma )のとき、再び
番地(M14)から°1“を減算し、結果をエリアM1
4にストアする。以下、前述したのと同様のプログラム
を〉(行し、(M14)=C41Klると、’0VER
’ 表示゛がなされたことになるので、次回のバー表示
のためのバー表示スタートセグメントに対応するDRA
Mgsのしlモリ−エリアの番地(C41+1)をエリ
アM14にストアする。このとき、バー表示が、最左端
のセグメン・トまで伸びていることは云うまでもない。
また、(M4)4C41のときに、(M14 )=(M
a)となれば、バー表示は終了し、そのまま以下のプロ
グラムに向う。ここで、バー表示の態様を要約すると、
モード切換後最初のバー表示においては、バー表示は最
右端のセグメントからスタートし、順に所定の位置まで
1セグメントずつ伸びてゆく。インターバル命令は、バ
ー表示の移動が確認できるようにするための遅延命令で
ある。
次のバー表示においては、現在表示されているバー表示
の先端からバー表示が移動を開始することになる。次に
、(Ma)=C41の判定により、表示データー(Ma
)が露出オーバーに対応するが否かを判別し、イエスの
場合には、’0VER”表示を点滅させるために、以下
のプログラムを実行する。
まず、表示点滅周期格納エリアM23に点滅周期定数C
70をストアする。次に、第40図に示すサブルーチン
WA I T 2を実行し、所定の遅延時間を創り出す
と共に、点滅表示フラッグM22の符号を反転させる。
続いて、フラッグM22の内容を判別し、(M22)=
1のときには’0VER”表示を行ない。
M22=41のときには’0VER”表示をクリアする
毎回のプログラムの流れのごとに、フラッグM22の符
号が反転するので、’0VER”表示は点滅することに
なる。また、(Ma)’5C41のときには、単に’0
VER”の連続表示が行なわれる。そして、上記’0V
EfL”の表示または消去の後は、プログラムはリター
ンする。
次に、(Ma)<(M14)でなかった場合のプログラ
ムの流れについて説明する。(Ma)<(M14)でな
かった場合には、次に、  (Ma)>(M14)の判
定により、表示するデーター(Ma)が前回表示したデ
ーター(M14 )より大きいか否かが判別される。(
Ma )>(M14 )でなかった場合には、表示する
データーが前回表示したデーターと同じであるので、そ
のままリターンする。また、(Ma)>(M14)の場
合には、まず、DRAM85の(M14)番地のメモリ
ーエリアに°0°をストアし、バー表示の先端セグメン
トを消去する。次に、インターバル命令を実行した後、
次に、(M14)−C40の判定により、バー表示の最
右端のセグメントまで消去したか否かの判別を行ない%
 (M14)=C40であれば、エリアM14に次回の
バー表示のスタートセグメントに対応するDRAM85
のメモリーエリアの番地(C40−1)をストアして、
後段のプログラムへ抜ける。また、  (M14)−1
!t:C40であれば、番地(M14 )に°1′を加
算してエリアM14にストアし、番地(M14)を更新
する。次に、(M14) −(Ma)の判定により、バ
ー表示の先端がデーター(Ma)に対応した位置まで達
したか否かを判別し、(M14):!li−(Ma )
の場合には、再びDRAM85の番地(M14)のメモ
リーエリアに°0′をストアし、以上述べたプログラム
を繰り返す。上記インターバル命令の実行により、所定
の遅延時間が創り出され、バー表示を構成するセグメン
トの表示が左端から順次視認できる速さで消去され、所
定のバー表示が行なわれる。続いて(Ma)=C40の
判定により、表示データー(Ma)が露出アンダーに対
応するか否かが判別され、アンダーの場合には’LON
G” 表示が点滅され、そうでない場合には’LONG
” 表示が連続的に表示されたままとなる。このプログ
ラムについては、前記露出オーバーの場合と同様のプロ
グラムとなるので、その詳しい説明は省略する。バー表
示の態様を要約すれば、エリアM14には、バー表示の
先端のセグメントに対応したDRAM85のメモリーエ
リアの番地がストアされ、モード変更がない限り、バー
表示はその先端から移動する。モード変更直後において
は、エリアM14は初期設定され、バー表示は最右端の
セグメントからスタートする。
以上述べたように、本発明によれば、明細書冒頭に述べ
た従来の不具合を解消し、種々の撮影モ−ドが簡単な操
作で選択できて、撮影者の作画意図を充分に反映させる
ことができる、使用上甚だ便利なカメラを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの正面図、 第2図は、上記第1図に示したカメラの平面図、第3図
は、上記第1図に示したカメラ内に配設された光学系を
示す要部側面図、 第4図は、上記第3図に示した光学系中に配設された測
光用受光装置の正面図。 第5図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された電
気回路の構成の概要を示すブロック図、第6図は、上記
第5図中に示された中央処理装置としてのマイクロコン
ピュータ−の内部構成を示すブロック図、 第7図は、上記第6図に示したマイクロコンピー−ター
周辺のインターフェースを示す電気回路図、 第8図は、上記第5図中に示したヘッドアンプ回路の電
気回路図、 第9図は、上記第5図中に示したアナログ露出情報導入
回路および第2の選択回路の電気回路図、第10図は、
上記第5図中に示したストロボオーバーアンダー判定回
路および第1の比較回路の電気回路図、 第11図は、上記第5図中に示した電源ボールド回路の
電気回路図、 第12図は、上記第5図中に示したトリガータイミング
調整回路の電気回路図。 第13図は、上記第5図中に示したバッテリーチェック
回路および電源ホールド解除回路の電気回路図、 第14図は、上記第5図中に示したストロボ判定回路の
電気回路図、 第15図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、マ
グネット駆動回路およびストロボ制御回路の電気回路図
、 第16図は、上記第5図中に示したタイマー回路の電気
回路図、 第17図は、上記第5図中に示したD−A変換回路の電
気回路図、 第18図(a)〜(りは、上記第16図に示したタイマ
ー回路から出力される各種タイマー信号の波形を示すタ
イムチャート、 第19図(ト)および(13)は、上記第4図中に示し
た撮影情報表示装置39の主体を形成する液晶表示板の
。 表示用セグメント電極および背面電極を、それぞれ示す
平面図、 第20図は、上記第19図(6)および0に示した表示
用セグメント電極と背面電極との対応関係を示す要部平
面図、 第21図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路の電気
回路図、 第22図は、上記$21図中に示した信号合成回路を示
す要部電気回路図、 第23図は、上記第22図に示した電気回路が接続され
るレベル変換回路の要部電気回路図、第24図は、上記
第6図中に示した液晶駆動回路におけるコモン信号出力
回路の電気回路図、第25図(a)〜に)は、上記第2
1図ないし第24図に示した液晶駆動回路における各種
信号の出力波形を示すタイムチャート、 第26図は、メモリーモード撮影におけるシャッター秒
時の軒数方法を示す線図、 第27図は、第6図に示したマイクロコンピュータ−に
おけるプログラムの概要を示すフローチャート、 第28図は、上記第27図に示した70−チャートにお
ける、モード判別のプログラムを詳細に示すフローチャ
ート、 第29図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、平均ダイレクトオート撮影モードのプログラムを
詳細に示すフローチャート、第30図は、上記第27図
に示したフローチャートにおける、スポットオート撮影
モードでスポット入力あpの場合の詳細なフローチャー
ト。 第31図は、上記第27図に示したフローチャートにお
けろ、スポットオート撮影モードでスポット入力なしの
場合の詳細なフローチャート、第32図は、上記第31
図に示したスポットオート撮影モードでスポット入力な
しの場合のフローチャートに続いて実行される、ノ・イ
ライト基準撮影モードおよびシャドウ基準撮影モードの
ための、プロゲラ、ムを詳細に示すフローチャート、第
33図は、上記第27図に示し次70−チャートにおけ
る、ストロボオート撮影モードのプログラムを詳細に示
すフローチャート、 第34図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、通常マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に
示すフローチャート、 第35図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、スポットマニュアル撮影モードでスポット入力あ
りの場合の詳細なフローチャート、第36図は、上記第
27図に示したフローチャートにおける、スポットマニ
ュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の詳細なフ
ローチャート、第37図は、上記第36図に示したスポ
ットオ−ト撮影モードでスポット入力なしの場合のフロ
ーチャートに続いて実行される、ノ・イライト基準撮影
モードおよびシャドウ基準撮影モードのためのプログラ
ムを詳細に示すフローチャート、第38図は、上記第2
7図に示したフローチャートにおける、ストロボマニュ
アル撮影モードのプログラムを詳細に示すフローチャー
ト、 第39図は、上記第33図に示したフローチャート中で
実行される。サブルーチンWAITI(7)詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第40図は、上記第39図に示したサブルーチンWAI
TI、後記第41図に示すサブルーチンWAIT3およ
び第44図に示すバー表示のサブルーチン中で実行され
る、サブルーチンWAIT2の詳細なプログラムを示す
フローチャート、 第41図は、上記第31図および第36図に示したフロ
ーチャート中で実行される、サブルーチンWAIT3の
詳細なプログラムを示すフローチャート、第42図は、
上記第29図に示したフローチャート中で実行される、
実露出時間カウントのためのサブルーチンの詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第43図は、上記第28図ないし第38図に示すフロー
チャート中で実行される。サブルーチンf((M3))
の詳細なプログラムを示すフローチャート、第44図は
、上記第28図ないし第38図に示すフローチャート中
で実行される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチャート、 第45図ないし第47図は、平均ダイレクトオート撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTv値のバー表示が表示範囲
内でなされた場合、第46図はTv値のバー表示が表示
範囲よジオ−バーであった場合、第47図はTV値のバ
ー表示が表示範囲よりアンダーであった場合をそれぞれ
示す、 第48図ないし第50図は、スポットオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内
でなされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示が表
示範囲よυオーバーであった場合、第50図は補正が加
えられた場合を、それぞれ示す、第51図ないし第54
図は、スポットオート撮影モードでハイライト基準撮影
モードを選択したときの撮影情報表示装置の表示の態様
をそれぞれ示していて、第51図は平均Tv値のバー表
示が一旦最高輝度値に対応する位置まで延びた状態、第
52図は、第51図に示した状態から平均Tv値のバー
表示が2、EVだけマイナスがわに移動した状態、第5
3図は、第52図に示した状態からSV −Av値を変
化させて平均Tv値のバー表示をシフトさせた状態、第
54図は、第53図に示した状態から補正を加えた状態
を、それぞれ示す、 第55図および第56図は、スポットオート撮影モード
でシャドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第55図は
平均Tv値のバー表示が一旦最低輝度値に対応する位置
まで戻った状態、第56図は、第55図に示した状態か
ら平均Tv値のバー表示が2uBvだけプラスがわに移
動した状態を、それぞれ示す、 第57図ないし第59図は、ダイレクトオートメモリー
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第57図はメモリーセットの状態、
第58図Lメモリーホールドの状態。 第59図はメモリーホールドで補正を加えた状態を、そ
れぞれ示す、 第60図は、スポットオートメモリー撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態様を示す図、@61図お
よび第62図は、通常マニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
61図は標準露出レベルに対する偏差のバー表示がなさ
れている状態、第62図は、標準露出レベルに対する偏
差のバー表示に補正が加えられた状態を、それぞれ示す
。 第63図ないし第65図は、スポットマニュアル撮影モ
ードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ
示していて、第63図は標準露出レベルに対する偏差の
加算平均のバー表示がなされている状態、第64図は、
第63図に示した状態から新たにスポット入力を行なっ
た状態、第65図は、第64図に示した状態から補正を
加えた状態を、それぞれ示す、 第66図は、スポットマニュアル撮影モードでハイライ
ト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の
表示の態様を示す図、 第67図は、スポットマニュアル撮影モードでシャドウ
基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の表
示の態様を示す図、 第68図ないし第72図は、ストロボオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第68図は、標準露出レベルに対する偏差のポ
イント表示がなされている状態、第69図は、第68図
に示す状態から補正が加えられた状態、第70図は、撮
影後露出オーバーであった状態、第71図は、撮影後露
出アンダーであった状態、第72図は、撮影後露出適正
であった状態を、それぞれ示す、 第73図U% ストロボマニュアル撮影モードにおける
撮影情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5・・・・・・・・・絞り値設定環 7・・・・・・・・・マニュアルシャッター秒時設定環
10・・・・・・・・・カメラ 11・・・・・・・・・シャッターレリーズ釦13・・
・・・・・・・メモリー指令操作ノブ14・・・・・・
・・スポット入力釦 15・・・・・・・・・ハイライト指令釦16・・・・
・・・・・シャドウ指令釦18・・・・・・・・・フィ
ルム感度設定ダイヤル21・・・・・・・・・撮影モー
ド切換用操作ノブ22・・・・・・・・・露出補正用操
作ノブ39・・・・・・・・・撮影情報表示装置(撮影
情報表示部)41・・・・・・・・・測光用受光装置5
0・・・・・・・・・マイクロコンピュータ−(CPU
)BVI・・・・・・・・・平均測光による輝度1直B
V2・・・・・・・・スポット測光による輝度値α・・
・・・・・・・補正値 Dl・・・・・・・・・充電完了表示用発光ダイオード
Ho〜H2・・・・・・コモン信号 JO〜J3B・・・・・・セグメント駆動信号PD、・
・・・・・・・・平均測光用光起電力素子PD2・・・
・・・・・・スポット測光用光起電力素子几E。−BF
2・・・・・・背面電極 5E01〜SEG、。、・・・・・・セグメント(表示
領域)SV−AV・・・・・・フィルム感度値と絞り値
との演算値SW、・・・・・・・・・レリーズスイッチ
SW2・・・・・・・・・トリガースイッチSW3・・
・・・・・・・マニュアルスイッチSw4・・・・・・
・・・オートスイッチSW、・・・・・・・・・バッテ
リーチェックスイッチSW6・・・・・・・・・メモリ
ースイッチSW、・・・・・・・・・クリアースイッチ
Sw8・・・・・・・・・スポット入力スイッチSw9
・・・・・・・・・ハイライトスイッチ5WIo・・・
・・・・・・シャドウスイッチ特許出願人   オリン
パス光学工業株式会社%22図 −V。 藁、33図 易王区 処42図 %643区 易45図 る46図 ^σm め47′図 2COO10005)) 250125の3) 158
42 H舌板・Of/ER jC るl旧区 aつ 発50図 Nバη %52図 ^UTO)41G)4 AUIつ 第61図 う62図 第63図 発64図 −霧   ;計 一−wwsm++w−嘗−−−−−曽一一9く丁 + ・ ・ ・ ・ ム ・ ・ ・ 0−外ω図 発田因 る67図 S田図 60  ″ ^ui’o     e  ・ ・ ・ ム ・ ・ 
・ eる田 AUTO・ ・ ・ ・ ム 1 %70 Auto     ミ″+:ミ ・   ・  ・  
 ・   ム  。 応711 繍    ・ ・ ・ ・ ム − 馬隔 ω1. “ ALrTD         ・  ・  ・  ・ち
召 図 −士 ン −・  ・  ・ 区 −・  ・  ・ 図 [・  ・  ・ −−− 閃 閃 手 続 補 正 書 (自発) 昭和57年に月、27日 2、発明の名称  カメラ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称   (037)  オリンパス光学工業株式会
社4、代理人 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄、および図面6、補
正の内容 (11明細書第21頁第11行中に記載した「入力ボー
ト」を、「出力ボート」に改める。 (3)同 第40頁下から4行目中に記載した「ダイナ
ミクレンジコを、[ダイナミックレンジ」に改める。 (4)  同 第43頁下から5行目゛末尾に記載した
「放」を、「充」に改める。 (5)同 第64頁第9行末尾に記載した「コレク」を
、「コレクタ」に改める。 (6)同 第86頁下から7行目中に記載した「第1図
」を、「第5図」に改める。 (7)同 第169頁下から4行目中に記載した「終了
すると、」の次に、下記の文を加入する。 「次に、出カポ−)00,01にそれぞれ正のパルスを
出力する。これは、スポットオートモードまたはスボッ
)Vニエアルモードの撮影が終了すると、自動的に平均
撮影モードにするためである。次に、」 (8)願書に添付した図面中、第29図を別添の訂正図
面に代替する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  露出レベルを自動的に制御するカメラにおい
    て、 露出レベル記憶用の指令部材を設け、この指令部材を操
    作して露出レベル記憶撮影モードを選択した状態で撮影
    を行なったときには、被写体の明るさに応じて自動的に
    露出制御された露出要素を記憶保持し、上記露出レベル
    記憶撮影モードが解除されない限り、次回以降の撮影に
    おいては、上記記憶された露出要素に基づいて一定の露
    出レベルとなるように露出制御されるようにしたことを
    特徴とするカメラ。
  2. (2)上記記憶された露出要素をンアインダー内に配設
    された撮影情報表示部に表示すると同時に、同表示部に
    現在測光中の測光値をも表示するようになっていて、上
    記記憶された露出要素に基づく露出レベルと、上記測光
    中の測光値に基づ(露出レベルとの比較が行なえるよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカ
    メラ。
  3. (3)上記露出要素が記憶された後に、この記憶された
    露出要素以外の露出要素が変化した場合には、その変化
    量に応じて上記記憶された露出要素を変化させ、常に上
    記一定の露出レベルで撮影が行なわれるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカメラ。
  4. (4)上記露出レベルの補正操作を行なった場合に、そ
    の補正量に応じて上記記憶された露出要素を変化させ、
    上記一定の露出レベルに対して補正を加えた霧出レベル
    で撮影が行なわれるようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のカメラ。
  5. (5)  上記記憶された露出要素がシャッター秒時で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4
    項記載のカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62168124A (ja) * 1986-11-07 1987-07-24 Minolta Camera Co Ltd カメラの露出制御装置
JPS63303329A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 Nikon Corp カメラの撮影モ−ド切換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62168124A (ja) * 1986-11-07 1987-07-24 Minolta Camera Co Ltd カメラの露出制御装置
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