JPS592024A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPS592024A
JPS592024A JP57109990A JP10999082A JPS592024A JP S592024 A JPS592024 A JP S592024A JP 57109990 A JP57109990 A JP 57109990A JP 10999082 A JP10999082 A JP 10999082A JP S592024 A JPS592024 A JP S592024A
Authority
JP
Japan
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circuit
mode
value
spot
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57109990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Yonetani
米谷 美久
Katsuhiko Tsunefuji
恒藤 克彦
Masabumi Yamazaki
正文 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp, Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Corp
Priority to JP57109990A priority Critical patent/JPS592024A/ja
Publication of JPS592024A publication Critical patent/JPS592024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に基づいて算出された露出レベルを、標準露出レベルに
対するずれ量として表示するようにIまたカメラに関す
る。
周知のように、従来のカメラにおける測光方法は、平均
側光方法と部分(スポット)測光方法とに大別される。
−に記平均側光方法は、さらに全画面平均側光方法と、
中火重点平均測光方法とに別けられるが、一般には中火
重点平均6111光方法が採用され“((・る。
この平均測光方法は、通常の被写体に対しては無難な結
果が得られるため、部分測光方法に較べて使い易さで勝
り、一般のカメラではほとんどこの方法が採用されてい
る。
上記部分611光方法は、明暗比の大きい被写体のいず
れか一方に露出を合わせたい場合等に有効であるが、操
作が面倒であると共に、不適正露出の写真を撮影してし
まうおそれが太きいという欠点がある。
このように、平均測光方法は、通常の被写体を撮影する
うえにおいては、部分測光方法に較べて優れた方法であ
るといえる。
しかし、実際の被写体は、明暗比の少ない被写体ばかり
ではなく、逆光の被写体,舞台撮影の場合の被写体,窓
から外を眺めた構図の被写体等のように、明暗比の大き
い被写体が数多く存在する。
特に、撮影者の技術が向上すればするほど、このような
明暗比の大きな被写体を撮影する機会が多くなる。とこ
ろが、明暗比の大きな被写体を平均測光方法を採用する
自動露出カメラで撮影した場合には、平均化された被写
体輝度に基づいて露出が制研されてしまうので、明暗比
の大きい被写体のいずれか一方に露出を合わせたい場合
等に、撮影者の作画意図を充分反映させることができな
い。
従って、従来はこのような特殊な被写体を撮影する場合
には、極めて挟角の…1[光角を有する、いわゆるスポ
ット露出計で、撮影する被写体の複数個所を測光し、得
られた被写体輝度情報と、適正露出をり6える部分をど
こにするか、1片部をどの程度の1竹部とするか等の撮
影意図とに基づいて、絞り、シャンター秒時等の露出要
素を決定し、カメラをマニーアル操作状態に1〜て写真
撮影を行なうようにしていた。また、スタジオ撮影等の
被写体に近づくことができるときは、入射光式露出計で
撮影する被写体の所望の膜数個所な…り光し、同じよう
に露出要素を決定して、マニーアル操作状態で写真撮影
を行なっていた。
しかし、このようなカメラとは別体の露出計を用し・て
部分側光を行なって露出要素を決定する方法は、手順が
面倒で時間がかかると共に、複雑な計算を必要とすると
いう欠点があった。
そこで、部分側光手段を配設し、この部分測光手段を用
(・て測光した部分測光値に演算を施して、その演算結
果値に基づく露出レベルを表示するようにしたカメラが
、既に提案されて(・る。しかし、従来のこの種カメラ
では、単に上記演算結果1直に基づく露出レベルがその
まま表示されて(・だので、この露出レベルが標準露出
レベルからとの程tuiずtL”ICイるのかを感覚的
に把握しにくいという不具合かあった。
また、演算結果値に基づく露出レベルのみが表示され、
各部分測光値に基づく露出レベルが表示されていなかっ
たので、各部分側光(直に基づく露出レベルが、演算結
果値に基づく露出レベルや標準露出レベルからどの程度
ずれているのかを知ることができないという欠点があっ
た。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、各部分側光f11お
よび演算結果値に基づいて算出された露出レベルを、標
準露出レベルに対するずれ計として、それぞれ表示する
ようにしたカメラを提供するにある。
本発明によれば、各部分測光値および演算結果値に基づ
く露出レベルが標準露出レベルに対するずれ用としてそ
れぞれ表示されるので、被写体の輝度分布およびその標
準露出レベルからのずれ量が一目瞭然となり、マニーア
ル撮影時における多点測光撮影がきわめて容易に行なえ
るようになる。
以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すカメラ
の正面図および半面図をそれぞれ示している。このカメ
ラ10は、いわゆる−眼レフレックスカメラであって、
カメラ本体Iの前面の中火部に撮影レンズ鏡@2が着脱
自在に装着されていると共に、上面の中央部にはペンタ
プリズム収納部3が三角屋根型に突設されて(・る。上
記撮影レンズ鏡@2には、周知のように撮影レンズ4が
収納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周部に
は、前部から後部にかけて、絞り値設定環5゜撮影距離
設定環6およびマニュアルシャッター秒時設定環7が、
回転操作可能に順次配設されている。また、カメラ本体
1の上面の、上記ペンタプリズム収納部3で仕切られた
左半部には、フィルム巻上レバー8.フィルム駒数表示
窓9 t ”ヤノターレリーズ釦11.セルフタイマー
指令操作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13.スポッ
ト入力釦14゜・・イライト指令釦I5およびシャドウ
指令釦16がそれぞれ設けられている。一方、カメラ本
体lの上面の右半部には、フィルム巻戻ノブ17.フィ
ルム感度設定ダイヤル18.フィルム感度表示窓19゜
撮影モード切換用操作ノブ21.露出補正用操作ノブ2
2.およびパンテリーチェック表示用発光窓23かそれ
ぞれ設けられている。また、上記ベンタフ、。
リズム収納部3の上面の後端部寄りには、ストロボ取付
用シュー24が埼覧て覧配設されており、更に、カメラ
本体1の前向の右端上部をりには、ストロボ(図ifz
されず)を]3〉続コード(図示されず)を介して接ソ
ン、するブこめのコネクター25が、1にけられている
。なお、第1図および第2図中、拘号26は撮影レンズ
鏡筒2をカメラ本体1に装着するための操作釦を、27
はカメラ本体1にストラップ(図示されず)を取り伺け
るための金具を、28はファインダー接眼窓枠を、それ
ぞれ示して(・る。
上記メモリー指令操作ノブ13は、シャッターレリーズ
釦110台座の基部に回動操作IjJ能に配設されてい
て、平生は自己の復帰が性によって、カメラ本体]の上
面に表記された[〜11c〜+01.YJ指標と1” 
CL 14 A H,J指標との中間位置に、同ノブ1
3に表記された指標を対応させて停止している。このメ
モリー掬令操作ノブ13は、一旦記・億された露出レベ
ルで複数駒に亘って撮影を行なうメモリ・−撮影モード
(以下、単にメモリーモードと称す。)を選択したり、
解除したりするための操作部拐であって、後述するメモ
リースイッチSW、(第7図参照)およびクリアースイ
ッチ5VV7(第7図参照)に連動するようになってい
る。メモリー指令操作ノブ13を回動操作して同ノブ1
3の指標を〜EMO几Y」指標に合わせると、メモリー
スイッチSW6が閉成されてメモリー撮影モードが選択
され、l’−CL IJA I(、J指標に合わせると
、クリアースイッチSW7が閉成されてメモリー撮影モ
ードが解除されるようになっている。操作ノブエ3から
回動力を取り去ると、同ノブ13は自己の習性で平生位
置に自動的に復帰するが、メモリー撮影モードやこれを
解除した状態はそのまま保持される。この点については
、後に第7図の説明において詳述する。
上記スポット入力釦14は、撮影レンズ4を通じて部分
測光された被写体の輝度値をカメラ10の電気回路に入
力させて記憶させる役目をする自己復帰型の押割]であ
って、後述するスポット入力スイッチ5W8(第7図参
照)に連動するようになっている。このスポット入力釦
14を押し込むと、スポット入力スイッチSW8が閉成
して、記憶された部分測光値に基づいて露出レベルを制
御するスポット撮影モードが選択されると同時に、部分
測光された輝度値が記憶されるようになっている。スボ
になっている。なお、スポット入力釦14の自己復帰に
よってはスポット撮影モードは解除されず、同撮影モー
ドの解除は、1回゛の撮影動作の完了に関連して行なわ
れるようになっている。
」二組ハイライト指令釦15は、上記スポット入力釦1
4の操作により記憶された部分測光値のうちの最高輝度
値を基準として、これより2  Evだけ低い露出値で
霧出を行なうハイライト基準撮影モード(以下、単にハ
イライトモードと称す。)を選択するための自己復帰型
の押釦であって、後述するハイライトスイッチSW、(
第7図参照)に連動するようになっている。このハイラ
イト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモード
が選択され、偶数回押し込むと、ハイライトモードが解
除されるようになっている。また、上記シャドウ指令釦
16は、上記スポット入力釦14の操作により記憶され
た部分測光IViのうちの最低輝度値を基準として、こ
れより2−i−EV だけ筒い露出イ直で露出を行なう
シャドウ基準撮影モード(以下、単にシャドウモードと
称す。)を選択するための自己復帰型の押釦であって、
後述するシャドウスイッチ8W+o (第7図参照)に
連動するようになっている。
このシャドウ指令釦16を奇数回押し込むと、シャドウ
モードが選択され、偶数回押し込むと、シャドウモード
が解除さ・れるようになっている。なお、上記ハイライ
ト指令釦15およびシャドウ指令釦16を押し込んだ時
点で部分測光値が記憶されていない場合には、ハイライ
トモードおよびシャドウモードは選択されないようにな
っている。また、ハイライトモードの状態でシャドウ指
令釦16が押された場合には、ハイライトモードが解除
されてシャドウモードが選択され、シャドウモードの状
態でハイライト指令釦15が押された場合には、シャド
ウモードが解除されてハイライトモードが選択されるよ
うになっている。
上記撮影モード切換用操作ノブ21は、フィルム巻戻ノ
ブ17の台座の基部に回動操作自在に配設されていて、
カメラ本体1の上面に表記された1−MANUALJ 
、 「0FIi”J 、rAUTOJおよび「cHEc
KJの各指標に対応する位置で、それぞれクリックスト
ップをかけられて暫定的に停止するようになっている。
そして、この撮影モード切換用操作ノブ21は、マニュ
アルスイッチ5W3(第7図参照)。
オートスイッチ5W4(第7図参照)およびバッテリー
チェックスイッチSW、 (第11図参照)にそれぞれ
連動するようになっており、操作ノブ2Jを「MANU
ALJ指標に対応させたときには、マニュアルスイッチ
SW3が閉成されて、手動設定されたマニュアルシャッ
ター秒時でシャッター(図示されず)を作動させて露出
を制御するマニュアル露出撮影モード(以下、単にマニ
ーアルモードと称す。)が、[01”Fj指標に対応さ
せたときには、回路的に一定のシャッター秒時でシャッ
ターが作動されるオン撮影モード(以下、単にオフモー
ドと称す。)が、1−AU’l”Oj 指標に対応させ
たときには、オートスイッチSW4が閉成されて、被写
体の測光輝度値からシャッター秒時を演算し、このシャ
ッター秒時でシャッターを作動させて露出を制御するオ
ート露出撮影モード(以下、単にオートモードと称す。
)が、[CIIECKj指標に対応させたときには、バ
ッテリーチェックスイッチSW。
が閉成されて、電源電圧Vccが規定電圧以上あること
が上記バッテリーチェック表示用発光窓23に点灯表示
されるバッテリーチェック状態が、それぞれ得られるよ
うになっている。
第3図は、本発明のカメラ10内に配設された一眼レフ
レックスカメラの光学系を示している。周知のように一
眼レフレックスカメラの光学系には、平生は撮影光路に
対して45°傾いた可動反射ミラー31が回動自在に配
設されていて、このファインダー光路形成位置において
、撮影レンズ4を通じてカメラlOP」に入射した被写
体光を直角上方に向けて反射して、ファインダー光学系
に入射させるようになっている。ファインダー光学系は
、撮影フィルム34の感光面に対して光学的に共役とな
る位置に配設されたピントグラス35と、このピントグ
ラス35の直上に配置されたコンデンサーレンズ36と
、更にこのコンデンサーレンズ36の直上に配設された
ベンタグリズム37と、このベンタグリズム;37の光
出射端面である後端面に対向するように配設されたファ
インダー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピン
トグラス35とコンデンサーレンズ36との間の後端縁
部がわには、後述する光透過型の液晶表示板でなる撮影
情報表示装置39が配設されてし・る。また、上記可動
反射ミラー31の中央部は、ハーフミラ−加工が施され
て、または、全透過のスリットが列設されて、半透過部
31aとなっており、この半透過部31aと対応する可
動反射ミラー31の背面がわには、全反射ミラー32が
可動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動自在
に取り付けられている。この全反射ミラー32は、可動
反射ミラ−310半透過部31. aを通過した被写体
光をカメラ10の底部がわに配置された測光用受光装置
41に向けて反射させる役目をする。測光用受光装置4
1は、第4図に示すように、長方形状に形成されていて
、カメラ本体lの後部に配置された撮影フィルム34の
感光面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面
、および上記全反射ミラー32を]ルぎ見るように、カ
メラ本体1の底部前端寄りに傾けられて配設されている
。この測光用受光装置41は、N型半導体基板42の表
面に。
巴形状および四角形状のP型半導体領域43a。
43bを形成した後、N型半導体基板42にカンード電
極44を、P型半導体領域43 a 、 431)にア
ノード電極45a、45bを、それぞれ付設して構成さ
れており、領域43aと基板42とは、撮影フィルム3
4の感光面ないしはフォーカルプレンシャッター33の
表面で反射された被写体光を平均ダイレクト測光する光
起電力素子1)D、(第8図参照)を形成し、また、領
域431〕と基板42とは、全反射ミラー32で反射さ
れた被写体光をスポット記憶測光する光電変換素子1.
)I)2(第8図参照)を形成している。
第5図は、本発明のカメラlOにおける電気回路の構成
の概要を示すブロック図である。この電気回路は、回路
全体を制御する中央処理装置としてノマイクロコンピュ
ーター(以下、CI)Uと略記する。)50と被写体光
を測光して、測光積分出力S2および輝度値信号S6を
出力するヘッドアンプ回路51と、トリガー信号S1を
出力して、ヘッドアンプ回路51の測光開始時機を制御
するトリガータイミング調整回路52と、絞り値、フィ
ルム感度値、補正値等のアナログ露出情報を回路に入力
させるためのアナログ露出情報導入回路53と、上記ヘ
ッドアンプ回路51からの測光積分出力S2とアナログ
露出情報導入回路53かもの出力を比較して、ダイレク
ト測光時のシャッター制御信号S17を出力する第1の
比較回路54と、この第1の比較回路54かものダイレ
クト側光時のシャッター制御信号S17とCP U s
 oから出力されるメモリーモード。
マニュアルモード、スポットモート時のシャッター制御
信号816とのいずれかを選択して出力する第1の選択
回路55と、この第1の選択回路55から出力されるシ
ャッター制御信号によって制御されるマグネット駆動回
路56と、上記ヘッドアンプ回路51かもの輝度値信号
S6とアナログ露出情報導入回路53かもの(フィルム
感度値−絞り値)信号(5V−AV ) 、!:ノイず
レカ一方ヲ、CPU50かもの入力選択信号S7に基づ
いて選択的に出力する第2の選択回路57と、上記CP
 U 50がもの8ビツトのデジタル情報をD−A変換
するD−A変換回路58と、このD−A変換回路58か
ら出力されるアナログ信号と上記第2の選択回路57が
ら出力される被A −D i換アナログ信号S8とを比
較してデジタル情報としてCPU50に入力する第2の
比較回路59と、マニュアルシャッター秒時および補正
値をデジタル露出情報としてCPU50内に入力するた
めのデジタル霧出情報導入回路6oと、CI)U3Oか
もの出力を受けて駆動される上記撮影情報表示装置39
とで、その主要部が構成されている。
また、この他に、ストロボの充電完了を表示させるため
のストロボ判定回路62と、電源電圧Vccが規定電圧
以上あるが否かを判定するバッテリーチェック回路63
と、電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路6
4と、ストロボ光による露出がオーバーであったかアン
ダーであったかを判定するストロボオーバーアンダー判
定回路65ト、ストロボの自動調光信号を発生するスト
ロボ制御回路66とが、それぞれ付設されている。さら
に、回路全体への給電を保持する電源ホールド回路67
、各種時間信号を発生するタイマー回路68および各種
基準電圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設けら
れている。
第6図は、本発明のカメラ10における制御システムの
中枢となる上記CPU50の内部構成を示すブロック図
である。図において、クロック発生器(CLOCK)7
tは、C1’Usoの動作の基準となるパルスを発生す
る部分であり、制御回路(C(JNi”)72は、CP
U5oの全体の動作を制御する中枢となる部分である。
CPU50は、決められたプログラム順序に従って、い
ろいろな2進数のデータを順序よく転送処理して行く必
要があるが、そのためには、CPU5o内部のゲートを
いつ、どれだけの時間開いたらよいか、またどのフリッ
プフロップをセントあるいはリセットしたら良いのか等
をCPU50の状態と入力の状態とによって決定する部
分をC1’Usoの内部に持っている必要かある。この
仕事をするのがC0NT72である。インストラクショ
ンレジスター(INI(、)73は、後述するランダム
アクセスメモリー(几1vi)84の内容を一時的に保
持する部分であり、C0NT72はこのINN(,73
の内容によりcpusoの各部の状態を決定する。プロ
グラムカウンター(PC)76は、プログラムを順序正
しく行なうために、これから実行しようとする番地を記
憶する部分であり、実行する順序にメモリ一番地の小さ
い方から大きい方へと1つずつ大きくなってゆく。スタ
ックポインター(Sl、’)77は、割込み命令が発生
した場合や、サブルーチンへの飛び越し命令が発生した
場合などに、PC76、後述するアキ−ムレ−ター(A
CC>79.同じく後述するインデックスレジスター(
IX)78等の内容を壊さずに、それらの命令から復帰
して再び使いたいときに、内容を一時的に保持しておく
ためのレジスターである。lX78は、インデックスア
ドレス形式で命令を実行する場合の命令実行番地を記憶
するためのレジスターである。演算処理回路(ALU)
slは、命令の実行のうち演算に関する操作を行なう部
分であり、加算や減算を行なったり、メモリーの内容(
°J′か0′か)を反転させるインバート命令を実行し
たり、2つのメモリーの論理和あるいは論理績等を求め
る論理演算を行なったりする。コンディションコードレ
ジスター(CCTL)82は、分岐命令等の判断を要す
る命令を実行する際に、状態検出に用いるコードをフラ
ッグに蓄えておくためのレジスターである。CPU50
にとって判断機能は重要な位置を占めており、本発明の
カメラIOの制御においても、後述するように、各入力
ポートの状態(°l′か0′か)を判断して、次に実行
するプログラムの流れを変えるか、ある(・は流れを変
えないでそのまま命令を実行するかの分岐命令を実行す
る箇所が頻繁に出てくる。これは、CCR52にあるフ
ラッグの状態を判別することにより行なっている。CC
V(,82は、命令の実行によってその結果が2の補数
でマイナスになったときに゛1′、プラスになったとき
に°0°になるネガティブフラッグ、結果が0′のとき
に1′。
0′でないときに°0′となるゼロフラッグ、結果が2
の補数のオーバーフローを起こしたときに1′。
そうでないときに°0゛となるオーツく−フローフラッ
グ、演算の結果、符号なし2進数からキャリーあるいは
ボローが生じたときに°1′、生じなかったときに0′
 となるキャリーフラッグ等の各種フラッグで構成され
ている。メモリーバッファレジスター(MBR)75は
、ストレージアドレスレジスター(SA■()74に読
み出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して
読み出しを指示すると、指示した番地の内容が読み出さ
れるレジスターである。
リードオンリーメモリー(H,OM ) 83は、Cl
) U3Oに内容を順次読み出させながら命令を実行さ
せて行くためのものである。また、ランダムアクセスメ
モIJ −(1’tAM ) 84は、演算処理途中の
値やその結果を、あるいは各種入力情報を一時的に記憶
するメモリーである。表示用ランダムアクセスメモリー
(1)RAM)ssは、後に第19図(a)の説明にお
いて詳述する撮影・i^−報表示装置39を形成する液
晶表示板の各セグメントに1対1に対応するエリアを有
して(・て、DRAM ssのある特定番地の内容が“
1′となれば、それに対応した液晶表示板のセグメント
が発色するように構成されている。液晶駆動回路(LC
I)D)6tは、前述したように、液晶表示板でなる撮
影情報表示装置39を発色駆動するための回路であって
、本発明のカメラ10では、後述するように表示装置3
9のA7ユーアイ・4ノ・イアス躯動制呻方法を採用し
ている関係上、セグメントラインは39本、コモンライ
ンは3本それぞれ引き出されている。入カポ−)(IN
FP)ssは、後述するように、17個の入力ポートI
O〜116で、出力ボート(OLITPP)89は、同
じく後述するように、10個の入カポ−)00〜09で
、それぞれ形成されている(第7図参照)。なお、0U
TPP 89の出力は、すべてラッチ出力である。
次に、以上のように構成されたCPU5oの制御の流れ
を簡単に説明する。
CPU5oは、まずP C76が指示したメモリー内の
アドレスに格納されている命令をロードするフェッチサ
イクルと、次にその命令を実行するエグゼキュートサイ
クルとの2つのサイクルを繰り返している。そして、初
めに、PC76の値が5AI(74に転送される。それ
と同時に、PC76には、今までPC76に入っていた
内容に1を加えたものが格納される。5AR74に読み
出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読
み出しを指示すると、しばらくしてMB几75に指示し
た番地の内容が読み出される。そのうちのインストラク
ションコード部分を、1NR73に転送する。これがフ
ェッチサイクルである。これに続いてエグゼキュートサ
イクルに入るのであるが、この動作はI N rL73
の内容によって異なる。−例として、いまlNR73に
ACC79にメモリーの内容をロードする命令(LDA
命令)が入っていたとする。I’v11月も75に残っ
ている命令のアドレス部分を5A1(,74に転送し、
続いて゛メモリーに読み出しを指令し、しばらくしてM
 131.t 75に得られたデーターをACC79に
転送して命令を終了する。もう1つの例として、後に述
べるフローチャートの中でも頻繁に出てくる条件分岐命
令がどのように実行されるかを示す。いま、入力ポート
のあるポー)(Aボートとする。)の状態を判別して条
件分岐したい場合、上例の場合と同様に、フェッチサイ
クルにおいてM 13 R75にAボートの内容がwc
み出される。Aポートのビットは、メモリーの最上位ビ
ットにあるものとする。いま、lNR73にACC79
にメモリーの内容を格納するLl)A命令が入っていた
とすると、上例の場合と同様にして、Aボートの内容が
ACC79に転送される。続いて、PC76により次に
実行すべきアドレスが指示され、全く同様にして命令が
MBII、7sに格納される。いま、1NI13にAC
C79の最上位ビットをCCR82のうちのキャリーフ
ラッグにシフトする命令(I(、OL命令)が入ってい
たとすると、次のエグゼキュートサイクルにおいて、キ
ャリーフラッグにはAボートの状態(0′か°l′か)
が格納されたことになる。
次に同様にして、キャリーフラッグの状態を判別して、
もしキャリーフラッグが°1′であれば分岐し、そうで
なければそのまま次のプログラムを実行する命令(BC
8命令)を実行することによって目的を果すことができ
る。後者の例では、LDA。
Rol、および13 CB 命令の3命令を使ったが、
このように数十種類の命令を任意に組み合わせることに
より、所望の制御を行なうことができる。
なお、後に述べるフローチャートにおいては、第6図に
示しだ各ブロックを具体的にどのように使ってプログラ
ムを実行して行くかを、機械語のレベルでは示していな
いが、プログラム中にある転送命令、加減算等は、公知
の方法で簡単に実現できるものである。
第7図は、上記CPU5oの周辺のインターフェースを
示している。この図で、符号IO〜I16はCPU s
oの人力ボートを、符号Oo〜09は出力ボートをそれ
ぞれ示している。人カポ−) IOは、オートモードで
あるか否かを検出するだめのものであって、上記撮影モ
ード切換用操作ノブ21に連動するオートスイッチSW
4の−端に接続されていると共に、プルダウン抵抗R,
を通じて接地されている。オートスイッチSW4の他端
には、電源電圧Vccが印加されている。よって、人カ
ポ−) 10は、オートスイッチSW4が開放した状態
で゛Lルベルとなって°0′を採り、閉成した状態で°
II’レベルとなって1′を採る。そして、+11とな
ったときに、オートモードが検出されたことを示f。
」二組オートスイッチSW4の一端は、ノット回路G1
を介して後述するノア回路G4の第1の入力端にも接続
されている。まだ、入力ポートIIは、マニュアルモー
ドであるか否かを検出するだめのものであって、上記撮
影モード切換用操作ノブ21に連動するマニュアルスイ
ッチSW3の・一端に接続されていると共に、プルダウ
ン抵抗R2を通じて接地されている。マニュアルスイッ
チS W、、の他端には、電源電圧Vccが印加されて
いる。従って、人力ポート11は、マニュアルスイッチ
SW3が開放した状態でL”レベルとなって、0′とな
り、閉成した状態で゛II’レベルとなってl′を採る
。そして、l′となったときに、マニュアルモードが検
出されたことを示す。
人力ポートI6は、メモリーモードであるか否かを検出
するだめのものであって、ナンド回路G3の出力・瑞に
接続されている。ナンド回路G3の出力端は、ナンド回
路q、の一方の入力端にも接続され、ナンド回路G5の
出力端は、ナンド回路G3の他方の入力端に接続されて
いて、両回路G、 、 G、はメモリーモード検出用の
RSSフリップフロラ回路を構成している。このRSS
フリップフロラ回路のリセット入力端となるナンド回路
G、1の一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接
続されており、セット入力端となるナンド回路G、の他
方の入力端は、ノア回路G4の出力端に接続されている
。ノア回路G4の出力端は、ナンド回路G2の他方の入
力端にも接続されている。ナンド回路G2の一方の入力
端は、上記メモリー指令操作ノブ13に連動するメモリ
ースイッチSW6の一端に接続されていると共に、抵抗
几、を通じて接地されている。メモリースイッチSW6
は自己復帰型のスイッチであって、他端には電源電圧V
ccが印加されている。上記ノア回路G4の第2の入力
端には、ストロボ電源オン信号S14が印加されるよう
になっており、第3の入力端1(は、メモリータイマー
信号T7が印加されるようになっている。まだ、第4の
入力端は、後述するクリアースイッチSW7の一端に接
続されている。
上記ノア回路G、は、リセット用のゲートであり、人カ
ポ−)IOが°0′のとき、即ちオートモードでない場
合、カメラlOにストロボが装着され、ストロボの電源
が投入されている場合、メモリータイマーが切れている
場合、および手動でクリアー信号が人力されている場合
には、メモリーモードが解除されるようにするだめのゲ
ートである。まだ、ナンド回路q2は、メモリーモード
選択信号に優先l−てノア回路G、の出力でIt Sフ
リップフロップ回路をリセットするだめのゲートである
入カポ−)I2は、スポットモードであるか否かを検出
するだめのものであって、ナンド回路G、の出力・瑞に
接続されており、同出力端がI■”レベルとなったとき
にl′となり、スポソトモ〜ドであることを示す。ナン
ド回路q、は、ナンド回路G、と共に、」二組ナンド回
路G3. G、の場合と同様に、R879217171
回路を構成している。このスポットモード検出用の几S
フリップフロップ回路のセット入力端となるナンド回路
G7の一方の入力端は、ノア回路G6の出力端に接続さ
れており、リセット入力端となるナンド回路G、の他方
の入力端は、ナンド回路G8の出力端に接続されてt・
る。また、ノア回路G、の出力端は、ナンド回路q8の
一方の入力端にも接続されている。ノア回路G6の一方
の入力端は、スポットモード解除用の出力ポートO0に
接続されており、他方の入力端は、上記メモリー指令操
作ノブ13に連動する自己復帰型のクリアースイッチS
W7の一端に接続されていると共に、抵抗R4を通じて
接地されている。クリアースイッチSW7の他端には、
電源電圧Vccが印加されている。ノア回路G6は、リ
セット用のゲートであり、クリアースイッチSW7が押
されたとき、捷たは、プログラムによってソフトウェア
的に00にパルス信号が出力されたときに、スポットモ
ードが解除されるようにしている。寸だ、ナンド回路G
8の他方の入力端は、スポット人力スイッチSW8の一
端に接続されており、このナンド回路G、 I−f:、
スポット人力信号に優先してノア回路G、の出力でR5
Sフリップフロップ回路をリセットするだめのゲートの
役目をする。
人カポ−)R3は、スポット人力の有無を検出するだめ
のものであって、ナンド回路G、1の出力端に接続され
ており、同出力端が′H“レベルとなったときに°l°
となって、スポット人力がある状態を示す。ナンド回路
G5.は、ナンド回路G I 2と共に、上記ナンド回
路G、、G、の場合と同様に、R879217171回
路を構成している。このスポット人力検出用のR879
217171回路のリセット入力端となるナンド回路G
8.の一方の入力端は、ノット回路G1oの出力端妃接
続されており、セット入力端となるナンド回路G1□の
他方の入力端は、ノット回路G13の出力端に接続され
ている。上記ノット回路G、。の入力端は、コンデンサ
ーC3を介して自己復帰型のスポット人力スイッチSW
8の一端に接続されていると共に、抵抗I′L6を通じ
て接地され又いる。まだ、NPN型トランジスターQ、
。のコレクタにも接続されており、同トランジスターQ
、。のエミッタは接地されている。
サラに、同トランジスターQ70のベースは、抵抗R1
Iを通じて、スポット入力解除用の出力ポート01 に
接続されており、この出力ポート01  は、上記ノッ
ト回路G0.の入力端にも接続されている。
また、上記スポット人力スイッチSWsの一端は、既述
したように、ナンド回路G8の他方の入力端に接続され
ていると共に、抵抗■t、を通じて接地されており、同
スイッチSW8の他端には電源電圧Vccが印加されて
いる。上記ナンド回路G、1+ G、2でなるR879
217171回路は、スポットモード状態にあって、複
数回のスポット測光操作信号を人力するためだ、スポッ
ト入力スイッチSW8が閉成されるたびにその信号を保
持するだめのものである。スポット測光操作信号が人力
され、CPU50の内部でシャッター秒時の演算が終了
すると、出力ポートO1に正のパルス信号を出力して、
It Sフリップフロップ回路をセットし、再びスポッ
ト測光操作信号人力待ちの状態となる。
入カポ−)I4は、ハイライトモード検出用のもので、
ナンド回路G1.の出力・端に接続されており、同出力
端が°Hルベルとなったときに°1′となって、ハイラ
イトモードであることを示す。また、自己復帰型スイッ
チSw、は、ハイライト基準撮影のだめの指令スイッチ
であって、同スイッチSW。
が閉成されると、ナンド回路G、、 l ahaでなる
RSフリップフロップ回路の出力がI−1’レベルとな
り、ハイライトモードが選択される。このハイライトモ
ードの解除は、出力ポート02 K正のパルスを出力す
ることによって行なわれる。一方、人カポ−) I5は
、シャドウモード検出用のもので、ナンド回路G19の
出力端に接続されており、同出力端が°H’レベルにな
ったときにI゛となって、シャドウモードであることを
示す。また、自己復帰型スイッチSW、oは、シャドウ
基準撮影のだめの指令スイッチであって、同スイッチS
W、oが閉成されると、ナンド回路G、gl G2.で
なるRSフリップフロップ回路の出力が°Iゼレベルと
なり、シャドウモードが選択される。このンヤドゥモー
ドの解除は、化カポ−)03に正のパルスを出力するこ
とによって行なわれる。なお、スイッチSW、、抵抗R
7+ nB+ J2 + ” 7 テア ’?  C4
HNPN型トランジスターQ71.ノット回路G141
 (3+yおよびナンド回路Gl! r G+aでなる
ハイライトモード検出回路、並びに、スイッチSW、。
、抵抗R,,R,。。
R23,コンデンサーC,,NPN型トランジスターQ
72.ノット回路G+g * G20およびナンド回路
GIO+G2+でなるシャドウモード検出回路の接続態
様は、上記スイッチSW8.抵抗1’L、 、R6,R
1,、、コンデンサーC,,,NPN型トランジス、タ
ーQ7゜、ノット回路G、。、G13およびナンド回路
G、1. G、□でなるスポット測光操作信号人力検出
回路とほぼ同様に構成されているので、その詳しい説明
を鼓に省略する。
次に、上記スポット測光操作信号人力検出回路。
ハイライトモード検出回路、シャドウモード検出回路の
動作を、スポット測光操作信号人力検出回路を例にとっ
て説明する。まず、スポット人力スイッチSW8が閉成
されると、コンデンサーC3を介してノット回路G、o
の入力端に°H’レベルの短いパルス信号が発生する。
すると、ナンド回路G1.。
G、□でなるR、Sフリップフロップ回路の出力端は“
Hルベルとなり、人力ポートI3が°l′となって、C
PU50はスポット測光操作がなされたことを検出し、
所定時間を経過後に、化カポ−) 01にH”レベルの
パルス状のリセット信号を出力して、I’L Sフリッ
プフロップ回路をリセットする。
ここで、もし、コンデンサーC3,抵抗R6の時定数が
上記所定時間tよりも長いと、リセット信号が出力され
ても、RSフリップフロップ回路は、再びセント状態に
なり、CPU50は再びスポット測光操作信号が人力さ
れたものと誤認するおそれがある。このため、抵抗R6
と並列番てトランジスターQ7oを接続し、リセット信
号により同トランジスターQ、o′ttオンさせて、コ
ンデンサ−C3を強制的にフル充電するようにしている
化カポ−) 04は、測光モード指令信号S3 を出力
するボートであり、同信号S3が1′であるとき、後述
するヘッドアンプ回路51(第8図参明)において平均
測光モードが選択され、“0′であるトキ、スポット測
光モードが選択されるようになっている。まだ、化カポ
−) 05U、入力選択信号S7を出力するボートであ
り、同信号S7がl′であるとき、後述する第2の選択
回路57(第8図参照)において、輝度値信号S6が被
A−D変換アナログは号S8として出力され、“Ooで
あるとき、フィルム感度値と絞り値とのアナログ演算値
信号(S’V−AV)が被A−D変換°アナログ信号S
8として出力される。ようになっている。出力ポート0
6は、上記D−A変換回路(DAC)58の各ビットの
符号を決めるための出力ポートで、並列8ビツトで構成
されている。人力ボート[7ハ、A−1)変換され:そ
デジタル情報を人力するだめのボートであって、上記D
−A変換回路58と共に、逐次比較型のA−D変換回路
を形成する第2の比較回路59としてのコンパレーター
AI2の出力端に接続されている。このコンパレーター
A I 2の反転入力端子はD−A変換回路58の出力
端に接続され、非反転入力端、K (d被A −D変換
アナログ信号S8が印加されるようになっている。
化カポ−)07は、液晶駆動回路61のコモン出力端と
なっていて、3本のラインで形成されており、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(L CD )に接続されて
(・る。また、出力ボート08は液晶駆動回路61のセ
グメント出力端となって(・て、39本のラインで形成
されていて、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LC
I))に接続されて(・る。入力ボート18は、マニュ
アルシャッター秒時入力用のボートであり、4本の入力
ラインでなっている。また、入力ポートI9は補正値入
力用のボートであり、4本の入力ラインでなっている。
この両人カボート18およびI9は、上記デジタル露出
情報導入回路60に接続されている。入力ポート110
は、レリーズ信号検出用の入力ポートであり、レリーズ
信号SOが印加されろようになっている。また、入力ポ
ートIllは、トリガー信号検出用の入力ポートであり
、ノット回路G1ooを通じてトリガー信号S1の反転
信号が印加されるようになっている。さらに、入力ポー
ト112は、露出終了信号検出用の入力ポートであり、
露出終了信号813が印加されるようになつ(いろ。
さらにまた、入力ポート113は、ストロボ電源オン信
号検出用入力ボートで、ストロボ電源オン信号814が
印加されるようになっている。入力ボート114は、ス
トロボ撮影において露出がオーバーであったか否かを検
出するためのストロボ撮影オーバー信号検出用入力ポー
トで、ストロボ撮影オーバー信号S9が印加されるよう
になっている。
また、入カポ−)115は、ストロボ撮影において露出
がアンダーであったか否かを検出するためのストロボ撮
影アンダー信号検出用入力ボートで、ストロボ撮影アン
ダー信号810が印加されるようになっている。出力ボ
ート09は、メモリーモート、マニュアルモード、スポ
ットモート時のシャッター制御信号S16を出力するた
めのボートである。また、入力ポート■16は、ストロ
ボ撮影において露出が適正であった場合に、ストロボ発
光後約2秒間の間適正表示を行なわせるためのストロボ
発光適正信号S20を入力するボートであるっ第8図は
、上記ヘッドアンプ回路51の詳細な電気回路を示して
いる。このヘッドアンプ回路51は、基本的には、開放
平均測光における輝度情報と開放スポット測光における
輝度情報とを発生する回路、ダイレクト測光時の積分回
路およびアナログスイッチとで構成されている。オペア
ンプA、はバイポーラ−トランジスター人力のオペアン
プで、非反転入力端には基準電圧■。が印加され、反転
入力端はオペアンプA2の出力端に接続されている。
このオペアンプA1は、オフセット調整しなくとも、入
力オフセット電圧を1mV以内に抑えることができる。
オペアンプA1の出力端は、PNP型トランジスターQ
Iのエミッタに接続されており、トランジスターQ、の
コレクタは、抵抗R16を通じてオペアンプA2の出力
端に接続されていると共に、対数圧縮用トランジスター
Q2のコレクタおよびベースに接続されている。対数圧
縮用トランジスターQ2は、マルチエミッタのPNP型
トランジスターで、一方のエミッタは平均副光用光起電
力素子PD、のアノードに、他方のエミッタはスポット
測光用の光起電力素子PIJ2のアノードに、それぞれ
接続されている。トランジスターQ2のベースおよびコ
レクタはオペアンプA3の非反転入力端にも接続されて
いる。上記光起電力素子PD、 、PD2のカソードは
、オペアンプA2の反転入力端に接続され、アノードは
、オペアンプA2の一方の非反転入力端および他方の非
反転入力端にそれぞれ接続されている。
オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御信号入
力端に印加される測光モード指令信号83 カ’ I−
4“レベル力°L”レヘルカニヨっテ、有効となる非反
転入力端が切り換えられるようになっている。即ち、測
光モード指令信号S3が°H’レベルのとき、他方の非
反転入力端が有効となり、光起電力素子PD1のアノー
ド・カソード間が零バイアスに保たれて、トランジスタ
ーQ2のベース・コレクタ間の電位は光起電力素子PD
1の受光量に応じて変化することになる。また、測光モ
ード指令信号S3が11.ルベルのとき、一方の非反転
入力端が有効となり、光起電力素子PD2のアノード・
カソード間が零バイアスに保たれて、トランジスターQ
2のベース・コレクタ間の電位は光起電力素子PD2の
受光量に応じて変化することになる。なお、オペアンプ
A2のバイアス切換信号入力端には、抵抗R17を通じ
てバイアス切換信号S4が印加されるようになっていて
、この信号S4がダイレクト測光時に“H’レベルにな
ると、オペアンプA2のバイアス電流が増加してオペア
ンプA2は高速動作が可能となり、信号S4が記憶測光
時に°Lルベルに′°なると、オペアンプA2のバイア
ス電流は減少して消費電力が節減される。
コンデンサーC1,C2は、ダイレクト測光時の積分コ
ンデンサーで、両コンデンサーC,,C2の一端は、上
記平均測光用の光起電力素子PD、のアノードにそれぞ
れ接続されている。また、コンデンサCIの他端は接地
され、コンデンサーC2の他端は、N P N型トラン
ジスターQ6のコレクタに接続されている。トランジス
ターQ6は、積分容量切換用のトランジスターで、エミ
ッタが接地されていると共に、ベースには抵抗R5,を
通じて積分容量切換信号S5が印加されるようになって
いる。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵抗■
t18を通じてオペアンプA2の出力端にも接続されて
いる。上記積分容量切換信号S5は、フィルム感度に応
じて切り換えられる信号で、ラッチ回路DFO(第9図
参照)の出力端Qから出力される。ダイレクト測光は、
積分回路の測光積分出力82(オペアンプA2の出力)
がフィルム感度に応じた所定の電圧レベルになったとき
に露出を終了させるものであるが、その判定電圧は高フ
ィルム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電気
などのノイズの影響を受は易くなる。このため、本回路
では、高フィルム感度のときには、積分容量切換信号S
5を°LルベルにしてトランジスターQ、をオフし、積
分コンデンサーの容量をコンデンサーC1のみの容量と
して少なくすることにより、逆に積分電圧の判定レベル
を高くしている。また、低フィルム感度のときには、積
分容量切換信号S5を°II’レベルにしてトランジス
ターQ6をオンし、積分コンデンサーの容量をコンデン
サーC1+C2の並列容量とすることにより、積分電圧
の判定レベルを低くしてダイナツクレンジを広げている
。トランジスターQ6のコレクタを抵抗RI8を通じて
オペアンプA、の出力端に接続したのは、トランジスタ
ーQ、がオフのときに、コンデンサー02の容量を実質
的に零にするためである。
上記オペアンプA3は、バッファ用のオペアンプ。
で、その出力端は同アンプA3の反転入力端に接続され
ていると共に、11 N P型のトランジスターQ7の
コレクタに接続されている。トランジスターQ。
のベースは、オペアンプA3の非反転入力端に接続され
、エミッタは、上記第2の選択回路57を形成するオペ
アンプAo(第9図参照)の一方の非反転入力端に接続
されていると共に、定電節回&6CCsの一端に接続さ
れている。定電流回路CC8の他端には、電源電圧Vc
cが印加されていて、同電流回路CC,には、一定電流
■。が流れるようになって0る。
上記トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素子
PD、またはPD2に発生した光電流の対数圧縮値の絶
対温度に比例した電圧が現われ、この電圧が輝度値信号
S6として導出されるようになっている。
上記トランジスターQ1のベースは、NPN型トランジ
スターQ、のコレクタに接続されてし・る。トランジス
ターQ、のベースには、抵抗R74を通じて電源電圧V
ccが印加されており、トランジスターQIlのエミッ
タは接地されている。また、トランジスターQ、のベー
ス・エミッタ間には、ダイオード接続されたNPNPN
型トランジスターQ、NPNPN型トランジスターQそ
れぞれ接続されている。
トランジスターQ3のベースは、抵抗貼、を通じてノッ
ト回路G、。1(第12図参照)の出力端に接続されて
おり、同回路G1oIからトリガー信号Slの印加を受
けるようになっている。
次に、このように構成されたヘッドアンプ回路51の動
作について簡単に説明する。いま、トリガー信号81が
゛Lルベルであったとすると、トランジスターQ、がオ
フ、トランジスターQ、がオンしτ トランジスターQ
、がオンする。これにより、オペアンプA1の出力は、
トランジスターQ1.Q2およびオペアンプA2を介し
てオペアンプA、の反転入力端にフィードバックされる
ようになり、負帰還回路が形成される。従って、オペア
ンプA2の出力電圧は、基準電圧V。に等しくなる。こ
こで、]・シンシスターQ7のエミッタには、光起電力
素子P鳩またはPI)2の受光光量に応じた電圧が発生
する。
ダイレクト測光時には、露出開始とともに、l・リガー
信号S1が“I−1’レベルに転じ、トランジスターQ
3がオン、トランジスターQ、がオフして、トランジス
ターQ1がオフし、オペアンプA、およびA2で主体が
形成される負帰還回路は断たれて、トランジスターQ2
のベース・コレクタ電位は、オペアンプA2の出力と同
電位となる。よって、コンデンサ−C,、C2の電荷は
、光起電力素子PD、に発生する光電流に応じて光電を
開始する。この際、トランジスターQ2のエミッタ・ベ
ース間の電圧は、オペアンプA2のオフセット電圧だけ
となり、トランジスターQ2のベース・エミッタ間およ
びエミッタ・コレクタ間のリーク電流は非常に少ない。
また、オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力
のオペアンプであるので、コンデンサーC,,C2の放
電電流はほとんど光電流によるものだけとなり、長時間
露出秒時を高精度に創り出すことかできる。
そして、コンデンサーC,,C2が充電を続け、オペア
ンプA2の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が
出力される。そして、この積分出力S2の電圧が、トラ
ンジスターQ2.(第9図参照)のコレクタ電位より高
くなれば、オペアンプA8(第1O図参照)の出力が反
転し、露出が終了する。
第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53および第
2の選択回路57の詳細な電気回路図を示している。オ
ペアンプA4の非反転入力端には基準電圧V。が印加さ
れており、オペアンプA4の反転入力端には、補正値入
力用可変抵抗1tVoを通じて、定電流回路CC2によ
り絶対温度に比例した電流■1が流れている。そして、
オペアンプA4の出力端と反転入力端との間には、フィ
ルム感度入力用可変抵抗KV、 、ダイレクト測光の露
出レベル調整用半固定抵抗RV2.表示レベル調整用半
固定抵抗ILV3および絞り情報入力用町変抵抗几v4
の直列回路が接続されている。このため、オペアンプA
4の出力端には、フィルム感度値Svと絞り値Avとの
差のアナログ演算値(SV−AV)に対応する電圧が現
われ、これが第2の選択回路57を形成するオペアンプ
A。
の他方の非反転入力端に印加されるようになっている。
オペアンプA9の一方の非反転入力端には、上記輝度値
信号S6がトランジスターQ、(第8図参照)のエミッ
タより印加されている。オペアンプA、の出力端は、同
アンプA、の反転入力端に接続されていると共に、コン
パレーターA1□(第7図参照)の非反転入力端に接続
されている。また、オペアンプA、の制御信号入力端に
は、出力ボート05(第7図参照)より、入力選択信号
S7が印加されており、同信号S7が′■1ルベルのと
き、一方の非反転入力端が有効となって、オペアンプA
9の出力端には、輝度値信号S6が被A−D変換アナロ
グ信号S8として出力され、同信号87カ〜+ 1.ル
ベルのとき、他方の非反転入力端が有効となって、オペ
アンプ八〇の出力端には、演算値(SV−A V )に
対応する電圧が被A−1)変換アナログ信号S8として
出力されるようになっている。
オペアンプA、およびその後段のトランジスタ一群は、
ダイレクト測光時の積分回路出力S2の判定電圧を発生
したり、フィルム感度に応じて積分コンデンサーC,,
C2の容量を切り換えるための信号を発生したりするた
めに設けられている。オペアンプA、の非反転入力端は
、基準電圧V。が抵抗[L、0およびR3,によって分
圧されている、両抵抗It30゜R3Hの接続点に接続
されている。また、オペアンプA、の反転入力端には、
抵抗R32を通じて基準電圧V。が印加されている。オ
ペアンプA、の出力端と反転入力端との間には、NPN
型トランジスター(Loが、エミッタを出力端に、コレ
クタを非反転入力端に接続されて介挿されており、トラ
ンジスターQ、。のベースは、補正値入力用可変抵抗1
’LV0と定電流回路CC2との接続点に接続されてい
る。
また、オペアンプA、の出力端はNPN型トランジスタ
ーQ++のエミッタにも接続されており、このトランジ
スターQ、Iのベースは、半固定抵抗ILV2とttV
3との接続点に接続されている。そして、トランジスタ
ーQ11のコレクタは、lJ N P型トランジスター
Q+3のコレクタおよびP N I)型トランジスター
Q+ 2のベースに、それぞれ接続されている。
トランジスターQ + 3はエミッタに電源電圧VCC
ヲ印加されており、ベースをIJ N P型トランジス
タ−Q、40ベースに接続されていると共に、トランジ
スターQ+2のエミッタにも接続されている。トランジ
スターQ +2のコレクタは、接地されている。
トランジスターQ +4は、エミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、コレクタをN IJ N型トランジ
スターQ 22のコレクタおよびベースに接続されてい
る。上記トランジスターQ+3とQ10とは、トランジ
スターQ IJのコレクタに流れる電流と等しい電流を
、トランジスターQ 22のコレクタに流すためのカレ
ントミラー回路を構成している。トランジスターQ22
は、エミッタを接地されており、ベースをN I) N
型トランジスターQs+のコレクタに接続すると共に、
n個のN I) N型トランジスタ一群Qsoの各々の
トランジスターのベースにそれぞれ接続されている。ト
ランジスタ一群Qsoの各々のトランジスターのエミッ
タは接地されており、コレクタはPNP型トランジスタ
ーQI5のコレクタに接続されていると共に、PNP型
トランジスタ Q10のベースに接続されて(・る。ト
ランジスターQ22とトランジスタ一群Qsoの各々の
トランジスターとは、カレントミラー回路を構成してお
り、トランジスターQ +iのコレクタには、トランジ
スターQ 22のコレクタに流れる電流の0倍の電流が
流れるようになっている。トランジスターQ81は、エ
ミッタを接地され、ベースを抵抗■モ、3を通じてラッ
チ回路1)Foの出力端Qに接続されている。
ランチ回路DFoから出力される積分容量切換信号S5
が“11ルベルのときには、トランジスターQ 81が
オンして、トランジスターQ 22およびトランジスタ
一群Q s o カオフし、トランジスターQ1.のコ
レクタ電流が零となる。
トランジスターQ15は、エミッタに電源電圧Vccを
印加され、ベースをP N I)型トランジスターQ+
 7およびQ +sのベースにそれぞれ接続されている
と共に、J’ N IJ型トランジスターQI6 oエ
ミッタにも接続されている。トランジスターQ +aの
コレクタは接地されている。トランジスターQ、□は、
エミッタに電#、電圧Vccを印加され、コレクタをP
 N IJ型トランジスターQ20のコレクタに接続さ
れると共に、コンパレーターA8(第10図参照)の非
反転入力端に接続されている。また、トランジスターQ
 18は、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレ
クタをl) N P型トランジスターQ+9のコレクタ
に接続されると共に、コンパレーターA7(第10図参
照)の非反転入力端に接続されて(・る。
トランジスターQ +5とトランジスターQ +7およ
びQ +8とは、カレントミラー回路を構成していて、
トランジスターQ+?およびQ +aのコレクタには、
トランジスターCL5のコレクタ電流と同じ電流が流れ
る。上記トランジスターQ l+1およびQ20は、エ
ミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタに抵抗R
,3,およびI−L、5を通じて基準電圧V。を印加さ
れている。そして、トランジスターQ+oおよびQ20
は、ベースをトランジスターQ13のベースにそれぞれ
接続されて、同トランジスターQ、3とそれぞれカレン
トミラー回路を構成している。従って、トランジスター
Q+ oおよびQ 20のコレクタには、トランジスタ
ーQ +3のコレクタ電流と同じ電流が流れる。上記ト
ランジスターQ +sのベースは、また、I) N P
型トランジスターQ 210ペースにも接続されており
、トランジスターQ21は、エミッタに電源電圧Vcc
の印加を受けていると共に、コレクタを積分コンデンサ
ーc、、’c2の容量の切替点の調整用の半固定抵抗R
V、を通じて接地されている。
そして、トランジスターQ2+のコレクタは、コンパレ
ーターA6の非反転入力端に接続されている。
コンパレーターA6の反転入力端は、基準電圧V。を分
圧する抵抗I(、、,6と几3.との接続点に接続され
ており、出力端はラッチ回路DFoの入力端りに接続さ
れている。このコンパレーターA6は、フィルム感度に
応じて積分容量を切換えるか否かを判別する役目をする
。上記ラッチ回路DFoの制御信号入力端には、トラン
ジスターQ32(第10図参照ンのコレクタよりレリー
ズ信号SOが印加されるようになっていて、ラッチ回路
DFoは、シャッターレリーズ時には、出力端Qから出
力される積分容量切換信号S5が反転しないように保持
する役目をする。なお、上記抵抗R134の抵抗値は、
上記抵抗1(35の抵抗値のJz倍に設定されている。
次に、このように構成されたアナログ露出情報導入回路
53の動作について簡単に説明する。オペアンプA4の
出力端には、基準電圧V。を基準に、抵抗ILV、〜R
V、の直列抵抗値に絶対温度に比例した定電流I、を掛
けた値の電圧降下分が加算された電圧が発生する。絞り
またはフィルム感度の1段函りの変化に相当する電圧は
、定温で約18mVである。従って、オペアンプA4の
出力は、補正値入力用可変抵抗RV。による電圧降下の
影響はない。トランジスターQIOのベース電位は、基
準電圧V。より抵抗1.LV。の電圧降下分だけ低い値
である。一方、トランジスターQ 11のベース電位は
、基準電圧V。
よりフィルム感度入力用可変抵抗aV、および露出レベ
ル調整用半固定抵抗I(V2の直列抵抗の電圧降下分だ
け高い電圧となり、トランジスターQIOとQ I 1
のベース間電圧は、フィルム感度と補正値に相応した値
となる。いま、トランジスター9口のコレクタ電流をI
cとすれば、トランジスターQs+がオンのとき、抵抗
R3,、R,、、に流れる電流はいずれも(1−4−n
)Icとなる。ここで、フィルム感度入力用可変抵抗R
V、が低い値のとき、即ち、高Q I+のコレクタ電流
Icは少なくなり、従って、(可変抵抗RV5の抵抗値
)×(トランジスターQ21のコレクタ電流1.c)の
値であるトランジスターQ21のコレクタ電位は低くな
り、コンパレーター八〇の出力は°Lルベルとなる。よ
って、トランジスターQ81はオフとなり、抵抗H13
,、R35の電圧降下は犬キくなる。このため、コンパ
レーターA7.A。
の反転入力端に印加される電圧が上昇する。このことは
、ダイレクト測光時の積分回路の判定電圧レベルが上が
って、判定電圧幅が広がったことを意味する。判定電圧
の幅が広がっても、同時に積分コンデンサーの容量が一
方のコンデンサー籍のみの容量となるので、正しい露出
が得られる。どのフィルム感度レベルで切替を行なうか
は、半固定抵抗1(、V5を調節することによってあら
かじめ設定しておく。ところで、コンパレーター八〇の
2つの入力端の電位差が少なく、露出中にノイズ等によ
りコンパレーターA6の出力が不安定になると、露出に
誤差を与えるので、シャッターレリーズ操作後はレリー
ズ信号SOが°11’レベルとなって、ラッチ回路I)
Foの出力をラッチする。
第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判定回路6
5および第1の比較回路54の詳細な電気回路を示して
いる。ストロボオーバーアンダー判定回路65は、ダイ
レクト測光でストロボ撮影を行なったときに、露出レベ
ルがオーバーであったか、アンダーであったかを判定す
る部分である。コンパレーターA、およびA8の反転入
力端は、前述したように、l−ランシスターQ+sおよ
びQ17(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続され
ており、非反転入力端には、上記オペアンプA2(第8
図参照)の出力端からダイレフ) 1llll光の積分
出力S2がそれぞれ印加されている。コンパレーターA
7の出力端は、3入力ナンド回路G2□の第1の入力端
に接続されており、コンパレーターA8の出力端は、ナ
ンド回路G22の第2の入力端、D型フリップフロップ
回路])F、の入力端1〕、およびノット回路G2 B
の入力端にそれぞれ接続されている。上記コンパレータ
ーA8は、ダイレクト測光時の露出制御用のコンパレー
ターであって、ヘッドアンプ回路51かもの積分出力S
2と、アナログ露出情報導入回路53からの出力を比較
して、ダイレクト測光時の露出レベルを決定する第1の
比較回路54を形成している。また、コシバレーターA
7も積分出力S2の判定用コンパレーターであるが、こ
のコンパレーターA70判定レベルはコンパレーターA
80判定レベルのH倍に設定されている。即ち、上記抵
抗It、。
とR3,との抵抗値の比が5倍に設定さねてし・るため
、コンパレーターA70反転入力端の電位は、コンパレ
ーターA8のそれの5倍となって(・る。上記り型フリ
ップフロップ回路DF、は、クロック入力端にクロック
パルスCKが印lJ]」されていると共に、反転出力端
Qがナンド回路q2□の第3の入力端に接続されている
。ナンド回路G2□の出力端は、ナンド回路’La r
 02.で形成される1もS7リップフロップ回路の、
リセット入力端であるナンド回路q23の一方の入力端
に接続されて(・る。また、■(・Sフリップフロッグ
回路のセント入力端であるナンド回路G24の他方の入
力端は、R,Sフリソプフロップ回路ILSF4(第1
6図参照)の反転出力端Qかもストロボ充電ゲート信号
T4の印加を受けるようになっている。そして、RSフ
リップフロップ回路の出力端であるナンド回路G23の
出力端からは、ダイレクト測光でストロボ撮影したとき
に露出オーバーであれば、’II’レベルのストロボ撮
影オーバー信号S9が、ストロボ充電ゲート信号T4が
°II’レベルの間だけCPU5oの入力ポート114
に出力されるようになってし・る。また、RSクリップ
フロップ回路の反転出力端であるナンド回路G24の出
力端は、3入力アンド回路GgBの第1の入力端に接続
されている。一方、上記ノット回路G28の出力端から
は、ダイレクト測光時のシャッター制御信号S17が第
1の選択回路55(第15図参照)に向けて出力される
ようになっており、この信号817はナンド回路G27
の他方の入力端にも入力されている。ナンド回路G27
の一方の入力端には、It Sフリップフロップ回路1
t、SF、 C第16図参照)の反転出力端からストロ
ボアンダーリミット信号T 6が印加されるようになっ
て(・る。そして、ナンド回路G27の出力端は、ナン
ド回路G251 G26で形成される1tSフリップフ
ロップ回路の、リャット入力端であるナンド回路G26
の他方の入力端に接続されている。また、几Sフリップ
フロップ回路のセット入力端であるナンド回路G2.の
一方の入力端には、上記ストロボ充電ゲート信号T 4
が印加されるようになっている。It Sクリップフロ
ップ回路の出力端であるナンド回路G26の出力端から
は、ダイレクト測光でストロボ撮影したときに露出がア
ンダーであれば、’ I−1’レベルのストロボ撮影ア
ンダー信号SIOが、ストロボ充電ゲート信号T4が゛
H’レベルの間だけ、CPU50の人力ボート115に
入力されるようになっている。寸だ、RSSクリップフ
ロラ回路の反転出力端であるナンド回路q2.の出力端
は、上記アンド回路098の第3の入力端に接続されて
いる。
アンド回路G、8の第2の入力端には、上記ストロボ充
電ゲート信号T4が印加されており、アンド回路QHの
出力端は入力ボート116に接続されていて、ストロボ
発光径ストロボ撮影の場合にのみ約2秒間の間゛■ルベ
ルになるストロボ発光適′iE信号S20を出力する。
なお、上記ストロボ充電ゲート信号T 4は、第18図
(g)に示すように、ストロボ同調秒時信号1゛3が°
Lルベルに反転すると1司時に゛Hルベルに転じ、この
後2秒間’)I’レベルとなる信号である。また、上記
ストロ4(アンタ゛−リミッター信号゛r6は、第18
図(h)に示すように、トリガー信号S1が°I−1’
レベルに反転して力・ら22 ms経過後に°H’レベ
ルに転する信号である。さラニ、上記クロックツくルス
CKは、第18図(a)に示すように、32.768 
Kf−1zで+ Hl レベ/l/ 、 ’ L ’レ
ベルを繰り返す矩形波信号である。
次に、このように構成されたストロボ、a−−ノ: −
アンダー判に回路65の動作につ(゛て簡単に6兄ψ」
す仏シャッターのレリーズ直後、積分出力S2カー小サ
イノで、コンノし一ターA8の出力をま°Lルベルとな
っている。従って、この時点で、DW)1ノツプフロッ
プ回路DF、の反転出力i% Qのdjツノおよびノッ
ト回路028の出力は、“11ルベルいる。しかし、ナ
ンド回路G22の第2の人ブj7およびナンド回路G2
□の一方の入力端は、それぞれ。
l L + レベルとなっており、ナンド回路G22お
ヨヒG2□ノ出力は、”H’レベルとなって(・る。ま
た、第18図(glから判るように、レリーズ直後スト
ロH(充電ゲート信号T4は゛Lルベル フリップフロップ回路の出力であるストロボ撮影オーバ
ー信号S9およびストロボ撮影アンタ゛ーイ言号sto
ハ、それぞれIL+レベルにリセットされた状態にある
。いま、カメラ10の撮影モードカ1り゛イレクト測光
撮影モードであったとする。第12図に示すトリガース
イッチSW2が開くと、第8図に示すヘラ下アンプ回路
51の積分出力S2の電位カー次第に上昇してくる。シ
ャッターが全開となり、第15図に示すX接点の役目を
するストロd? )リガー用すイリスターSC山がオン
すると、ストロホ′の閃光発光が行なわれる。積分出力
S2の電Q h’コンパレーターA8の非反転入力端の
電位よりも高くなると、コンパレーターA8の出力が゛
「レベルに反転すると同時に、D型フリソプフロツフ“
10+路J)F、の反転出力端Qの出力は、りryツク
パルスCKの1パルス分だけ遅れてI L lレベルに
転する。その結果、ナンド回路G22の出力端には、コ
ンパレーターA7の出力の反転出力がコンパレーターA
8の出力が”II’レベルに転じてからクロックパルス
CKの一周期分だけ出方されることになる。ここで、前
述したように、コンパレーターA70判定レベルは、コ
ンパレーターA80判定レベルの乃−倍に設定されてい
るので、ノット回路G28を通じてシャッター制御信号
817となるコンパレーターA8の出力が′Hルベルに
転じてから、クロックパルスcKの1周期である100
μs以内に露出が0,5 Ev以上であれば、コンパレ
ーターA7の出力が“H’レベルとなり、従って、ナン
ド回路G2□の出力が゛Lルベルとなって、几Sフリン
フリロツプ回路の出方であるストロボ撮影オーバー信号
s9が“Hルベルにセットされ、後述するように露出オ
ーバーの警告表示がなされる。
一方、ストロボ発光後、6ms以後もコンパレーターA
8の出力が“Lルベルのままであるとき、即ち、まだ露
出レベルがアンダーのとき、ストロボアンダーリミット
信号T6が゛Hルベルに転することにより、ナンド回路
G27の出力が“Lルベルに反転し、R87リツプフロ
ノプ回路の出方であるストロボ撮影アンダー信号slo
は1Hツベルに設定され、後述するように露出アンダー
の警告表示が行なわれる。シャッター制御信号S17が
発生してからシャッター後幕が撮影画枠内に走行してく
る寸で、約amsの時間かがかるので、露出アンダーの
判定もそれまで遅らせているのである。
なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告表示は、
CPU50における撮影モードの判断により、ダイレク
ト測光によるストロボ撮影時にのみ、これを行なうよう
尾している。また、露出オーバーおよび露出アンダーの
警告表示は、ストロボ発光後2秒間が経過すると、スト
ロボ充電ゲート信号T4が゛Lルベルに転するので、ナ
ンド回路G23゜G24でなるR、Sフリッフリロップ
回路およびナンド回路G2S I G26でなる几Sフ
リップフロップ回路が、それぞれリセットされ、ストロ
ボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影アンダー信
号SIOがそれぞれ°L9レベルに反転することによっ
て停止される。
まだ、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出アンダー
でもなかった場合には、アンド回路G、8の第1および
第3の入力端が1トIルベルとなっているので、ストロ
ボ充電ゲート信号T4が゛Hルベルである2秒間の間、
アンド回路G、8の出力端からは′トIルベルのストロ
ボ発光適止信号820が出力される。これにより、CP
U 50のプログラムによって、ダイレクト測光による
ストロボ撮影時には、露出適IEの表示が2秒間の間荷
なわれる。
第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細な電気回
路を示している、この電源ホール1゛回路67は、シャ
ッターレリーズ後、マグネット駆動回路56およびスト
ロボ制御回路66に電源を供給し、露出終了後は、電源
を自動的に遮断する回路である。電源電池J、の正極か
らは動作電圧供給ラインL1が、負極からは共通アース
ラインL。がそれぞれ引き出されており、アースライン
し。シま接地されている。そして、両うインL、、Lo
間には、バッテリーチェックスイッチSW、、抵抗1t
38および11,3.の直列回路が接続されている。上
記パンテリーチェックスイッチSW、は、上記モード切
換用操作ノブ21の「cI−IECKJ指標への対応操
作に連動して閉成される自己復帰型のスイッチであり、
同スイッチSW、と抵抗R3gとの接続点は、アンド回
路G38(第13図参照)の一方の入力端に接続されて
いるうまだ、上記抵抗”38と几、、との接続点は、N
 I) N型トランジスターQ2sのベースに接続され
ている。
トランジスターQ23のコレクタは抵抗1’L4oを通
じてトランジスターQ34のベースに接続すれており、
エミッタは接地されている。また、トランジスターQ2
3のベースは、NPN型トランジスターQ 24のコレ
クタに接続されており、トランジスター。24のエミッ
タは接地され、ベースは抵抗11,41を通じて、PN
P型トランジスターQ25のコレクタに接続されている
。トランジスターQ2.は、エミッタをラインL、に接
続され、ベースをPN))型トランジスターQ28 P
 Q10 r G30 r Q3+ r G32および
Q33のベースにそれぞれ接続されており、各トランジ
スターQ 251 Q20 r Q30 r Q31 
+ Q32およびQ33はエミッタをそれぞれラインL
、に接続されていて、トランジスターQ2gとカレント
ミラー回路を構成している。
まだ、ラインLl r Lo間には、レリーズスイッチ
SW、、コンデンサーC6,抵抗R44およびR43の
直列回路が接続されている。上記レリーズスイッチSW
lは、上記可動反射ミラー31に連動して開閉するスイ
ッチで、ミラー31の上昇初期で閉成し、下降終期で開
放するようになっCいる。このレリーズスイッチSW、
とコンデンサー06の接続点は、抵抗R42を通じて接
地されている。まだ、抵抗R44とrt43との接続点
は、NPN型トランジスターQ26のベースに接続され
ており、同トランジスターQ26のエミッタは接地され
、コレクタはNPN型トランジスターQ27のエミッタ
に接続されている。トランジスターQ2?は、ベースが
抵抗R0,を通じてトランジスターQ3.(第12図参
照)のエミッタに接続されており、コレクタがNPN型
トランジスターQ35のコレクタに接続されている。ト
ランジスターQs5は、コレクタが抵抗R<s’に通じ
て上記トランジスターQ28のコレクタおよびベースに
も接続されており、エミッタが接地され、ベースが抵抗
R46″を漏じて、抵抗R48とR47との接続点((
接続されている。抵抗R48の一端は上記トランジスタ
ーQ2.のコレクタに接続され、抵抗R47の他端は接
地されている。また、抵抗R48と几、7との接続点は
、NPN型トランジスターQ36のコレクにも接続され
ており、同トランジスターQ36のエミッタは接地され
、ベースは抵抗R6,(第13図参照)を通じて、ナン
ド回路G、3(第13図参照)の出力端、((接続され
ている。上記トランジスターQs。
のコレクタは、抵抗R4oを通じて、トランジスターQ
、6(第12図参照)のベースに接続されている。
また、上記l・ランシスターQ s+のコレクタは、抵
抗R1゜を通じて接地されていると共に、ノット回路a
、、2(第13図参照)の入力端にも接続されている。
さらに、上記トランジスターQ32のコレクタは、抵抗
R5,を通じて接地されていると共に、上記ラッチ回路
Dl−6(第9図参照)の制御信号入力端に接続されて
いて、同トランジスターQ32 ノコシスタ電圧がレリ
ーズ信号SOとして供給されるようになっている。さら
にまた、上記トランジスターQ33のコレクタは、PN
P型トランジスターQ34のコレクタに接続されている
と共に、抵抗■(52を通じてNPN型トランジスター
Q3□のベースに接続されている。トランジスターQ 
37のエミッタは接地されており、コレクタはマグネッ
ト駆動回路56およびストロボ制御回路66の一端1(
それぞれ接続されている。マグネット駆動回路56およ
びストロボ制御回路66の他端は、ラインLIKそれぞ
れ接続されている。従って、トランジスターQ37は、
マグネット駆動回路56およびストロボ制御回路66へ
の給電を制御するスイッチングトランジスターの役目を
する。捷だ、トランジスターQ 37のコレクタは、バ
ッテリーチェック表示用の発光ダイオードDo(第13
図参照)のカソードおよび抵抗It、、8(第13図参
照)の一端にもそれぞれ接続されている。上記トランジ
スターQ34’ld、エミッタをラインL、に、ベース
を抵抗比4゜を通じて、トランジスターQ23のコレク
タに接続されており、バッテリーチェック動作中に強制
的((オンされ、マグネット駆動回路56およびストロ
ボ制御回路66 K電源を供給した最大消費電流の状態
でパンテリーチェックが行なわれるようにするだめのも
のである。
第12図は、上記トリガータイミング調整回路52の詳
細な電気回路を示している。このトリガータイミング調
整回路52は、上記ヘッドアンプ回路51での測光開始
時期を調整する゛そめの回路である。
トリガースイッチSW2は、シャッター先幕の走行開始
に連動して開放し、フィルムの巻上完了に連動して閉成
するスイッチであり、一端に電源電圧VccO印IJI
Iを受けていると共に、他端がN P N型トランジス
ターQ soのベースに接続されている。
トランジスターQ3ofl、コレクタをPNP型トラン
ジスターQ38のコレクタに、エミッタを抵抗R1,。
(第11図参照)を通じてトランジスターQ27(第1
1図参照)のベースに接続されている。トランシスター
Q38は、エミッタに電源電圧Vccの印)JI3を受
け、ベースがl) N P型トランジスターQ40+Q
48のベースにそれぞれ接続されている。上記I・リガ
ースイッチSW2と並列にトリガータイミング遅延用マ
ンデンザーC7が接続されており、このコンデンサーC
7の、トランジスターQ3.のベースがわの一端は、I
FNP型トランジスターQ4.のベースおよび上記コン
デンサー07とともにトリガー遅延時間を決定する時定
数用半固定抵抗RV6の一端にそれぞれ接続されている
。トランジスターQ、1のコレクタは接地され、エミッ
タはl) N P型トランジスターQ4□のベースに接
続されている。トランジスターQ4□のエミッタは、上
記トランジスタQ4oのコレクタに接続され、トランジ
スターQ40のエミッタには電源電圧Vccが印加され
ている。
まだ、トランジスターQ42のコレクタは、NPN型ト
ランジスターQ47のベースに接続されていると共に、
NPN型トランジスターQ43のコレクタに接続されて
いる。トランジスターQ43のエミッタは接地されてお
り、ベースはNPN型トランジスターQ44のベースお
よびコレクタに接続されている。トランジスターQ44
のエミッタは接地されており、コレクタはPNP型トラ
ンジスターQ < 。
のコレクタに接続されている。トランジスターQ49の
エミッタは、上記トランジスターQ40のコレクタに接
続され、ベースはPNP型トランジスターQ45ノエミ
ッタに接続されている。トランジスタQ45のコレクタ
は接地され、ベースFi 抵抗R53を通じて電源電圧
Vccの印加を受けていると共に、抵抗R54を通じて
NPN型トランジスターQ46のコレクタに接続されて
いる。トランジスターQ 46のエミッタは接地され、
ベースは抵抗几。、(第11図参照)を通じてトランジ
スターQ3. (第11図参照)のコレクタに接続され
ている。また、トランジスターQ 46のコレクタは、
上記時定数用半固定抵抗Rv6の他端に接続されている
と共に、抵抗几。Iを通じて上記トランジスターQ 4
8のコレクタおよびベースに接続されている。トランジ
スターQ48のエミッタには電源電圧Vccが印加され
ており、同トランジスターQ48は、上記トランジスタ
ーQ38およびQ40とそれぞれカレントミラー回路を
形成している。寸だ、上記トランジスターQ47は、エ
ミッタを接地されており、コレクタに抵抗R55を通じ
て電源電圧Vccの印加を受けていると共に、このコレ
クタがナンド回路G32(第13図参照)の一方の入力
端およびノット回路GIOIの入力端にそれぞれ接続さ
れている。上記トランジスターQ40〜Q411および
抵抗R53〜R,,5,Tも。、?′i、差動増幅回路
を構成しており、トランジスター”Q41のベースが非
反転入力端、トランジスターQ46のベースが反転入力
端、トランジスターQ47のコレクタ力出力端となって
いる。この出力l・ランシスターQ 47のコレクタが
入力端に接続された上記ノット回路(1,。1の出力端
は、抵抗貼、(第8図参照)を通じてトランジスターQ
3(第8図参照)のベースに接続されていて、同トラン
ジスターQ3にトリガースイッチSW2の開放後所定の
経過時間で“H’レベルに反転するトリガー信号S1を
供給する(第18図(bl参照)。
第13図は、上記バッテリーチェック回路63および電
源ホールド解除回路64の詳細な電気回路を示している
。まず、電源ホールド解除回路64の構成から説明する
。電源ホールド解除回路64は、上記電源ホールド回路
67の電源ホールド状態を解除するだめの回路であるが
、電源ホールドを解除する場合としては、電源電圧Vc
cが規定電圧以下であった場合、シャッターが閉成され
て所定時間が経過した場合、および長時間露光のときこ
れを強制的に切る場合の3つの態様があるので、電源ホ
ールド解除回路64の出力端となるナンド回路G33に
は、3つの入力端が設けられている。第1の入力端には
、ナンド回路G32の出力端が接続され、ナンド回路G
32の一方の入力端ハ、トランジスターQ47(第12
図参照)のコレクタに、他方の入力端はノット回路G3
4を介してコンパレーターA、1(、の出力端に接続さ
れている。電源電圧Vccが規定レベル以下であったと
きには、コンパレーターA、。
の出力がl L +レベルとなるので、ナンド回路GJ
2の出力は゛Lルベルとなり、電源ホールドが解除され
る。ただし、電源電圧Vccの低下による電源ホールド
の解除は、露出中に電源電圧Vccが低下して電源ホー
ルドが解除された場合には、露出誤差が犬きくなったり
、後幕保持用マグネッ)MGI(第15図参照)の動作
が不安定になったりするので、露出動作がなされる以前
にのみ行なわれるようにしている。即ち、トランジスタ
ーQ、□(第12図参照)のコレクタ電圧(トリガー信
号)とノット回路G34の出力との論理積の反転信号を
1つの電源ホールド解除のだめの信号としている。
また、上記ナンド回路G33の第2の入力端には、ディ
レィ回路DLo(第15図参照)から露出終了信号S1
3の遅延信号でなる電源ホールド解除信号312が印I
J[]されるよう尾なっている。さらに、ナンド回路G
33の第3の入力端は、It、 Sフリップフロラプ回
路ttsF2(第16図参照)の出力端Qに接続されて
いて、電源リミッタ−信号の役目を兼ねるオートリミッ
タ−信号T2の印すロを受けるようになっている。そし
て、ナンド回路q33の出力端は、抵抗R39を通じて
トランジスターQ36(第11図参照)のベースに接続
されている。
一方、パンテリーチェック回路63は、電源電圧Vcc
が規定電圧以上あるか否かを検出するだめの回路である
。この回路には、一端に電源電圧Vccが印加された抵
抗I”56 、R5?およびIt、8の直列回路が設け
られており、抵抗R66と几、7との接続点はコンパレ
ーターAIoの非反転入力端に、抵抗rt、。
とRとの接続点はコンパレーターAllの非反転入力端
に、それぞれ接続されている。また、両コンパレーター
A1oおよびA、10反転入力端には、基準電圧■1が
それぞれ印υ口されている。コンパレーターA 1oの
出力端は、3人力ナンド回路035の第2の入力端、3
人力ナンド回路G36の第3の入力端およびノット回路
G34の入力端に、それぞれ接続されている。i!た、
コンパレーターA0.の出力端は、上記ナンド回路G3
6の第2の入力端に接続されている。ナンド回路G35
の第1の入力端には、第16図に示すタイマー回路68
から約toHzのパルス信号でなる点滅周期信号T8が
印JJOされている。また、ナンド回路G3.の第3の
入力端およびナンド回路q36の第1の入力端には、ア
ンド回路G38の出力端が接続されており、アンド回路
G1,8の一方の入力端はバッチリーチエックスインチ
SW、(第11図参照)の一端1(接続され、他方の入
力端はノット回路G102を介してトランジスターQ3
.(第11図参照)のコレクタに接続されている。
上記ナンド回路q35およびq36の出力端は、ナンド
回路G3□の一方および他方の入力端にそれぞれ接続さ
れており、ナンド回路q3□の出力端は抵抗11+ 6
゜を通じてパンテリーチェック表示用発毘ダイオード1
〕oのアノードに接続されている。この発光ダイオード
I)。は、上記バッテリーチェック表示用発光窓23に
対応するように配設されていて、そのカソードはトラン
ジスターQ3. (第11図参照)のコレクタに接続さ
れている。
次に、上記第11図ないし第13図に示しだ電源ホール
ド回路67、トリガータイミング調整回路52゜電源ホ
ールド解除回路64およびバッテリーチェック回路63
の動作について簡talc説明する。いま、シャッター
レリーズ釦11(第1,2図参照)が押下されると、こ
れに連動するレリーズスインチSWlが閉成され、コン
デンサーC6および抵抗l1144を通じてトランジス
ターQ2eがオンする。この時点では、トリガースイッ
チSW2が閉じているので、l・ランシスターQtt(
’1オンしており、抵抗1t4.を通゛じてトランジス
ターQ2gがオンし、トランジスタ’Q20およびQ 
ssがオンする。トランジスターQJ。
は一旦オンすると、それ以降はトランジスターQ29の
コレクタからベース電流が供給されるので、電源ホール
ド状態を維持する。そして、トランジスターQ28がオ
ンすると、トランジスターQ 2o〜Q、3がすべてオ
ンするので、トランジスターQ3□もオンし、マグネッ
ト駆動回路56およびストロボ制御回路66に電源が供
給される。一方、トリガータイミング調整回路52にも
、トランジスターQ soを通じてトランジスターQ4
6にベース電流が供給される。そして、次に、可動反射
ミラー31が」−昇を完了し、シャッター先幕が走行を
開始してトリガースイッチSW2が開放すると、トラン
ジスターQ41のベース電位が次第に低下し、コンデン
サー07と半固定抵抗1tv6でなる遅延回路の時定数
と、抵抗n53 、11.s4の比とで決まる遅延時間
の後、出カドランシスターQ47がオンし、ノット回路
G、。、の出力は°H’レベルに反転する(第18図(
bl参照)。との°II’レベルの信号は、トリガー信
号S1として抵抗R+5(第8図参照)を通じてトラン
ジスターQ3(71) ペースK 印加され、同トラン
ジスターQ、がオンしトランジスターQ、、、Q、がオ
フして、タ′イ1/クト測光てよる光電流の積分が可能
となる。続いて、後幕保持用マグネソ) M(3+ (
第15図参照)が消磁され、シャッター後幕が走行を開
始してから所定の遅延時間が経過すると、ディレィ回路
J)L、(第15図参照)からl Llレベルの電源ホ
ールド解除信号S12が出力されて、ナンド回路G33
の出力は’II’レベルとなり、トランジスターQ 3
6がオンし、トランジスターQ350ベース電流が遮断
されて、電源ホールド状態が解除される。即ち、トラン
ジスターQs5がオフすると、トランジスターQ28゜
Q 33r Q z7が順次オフし、マグネット駆動回
路56およびストロボ制御回路66への通電が断たれる
寸だ、電源電圧Vccが規定電圧以下のどき((は、コ
ンパレーター A、。の出力が°Lルベルとなり、ナン
ド回路G32の一方の入力端は平生は°H’レベルなの
で、ナンド回路G、2の出力は“L°レベルに反転する
。このため、トランジスターQ3oがオフされ、前述1
−だのと同様に、電源ホールド状態が解除される。とこ
ろで、この電源電圧Vcc低丁による電源ホールド状態
の解除は、露出中に電源電圧Vccが低下した場合、電
源ホールドが断たれると露出誤差が犬きくなったり、後
幕保持用マグネッ) MG+ (第15図参照)の動作
が不安定になったりするので、これを防止するために、
露出中には行なわれないようになっている。即ち、露出
中は、トリガー信号となるトランジスターQ47のコレ
クタ電圧が°Lルベルとなるので、この信号とコンパレ
ーターA 、6の出力の反転信号との論理積の反転出力
を電源ホールドを解除するための1つの信号としてナン
ド回路G33の第1の入力端に人力するようにしている
。従って、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの
解除は、トリガースイッチSW2が開くまでの間に行な
っているが、この間に電源ホールドが解除された場合に
は、機械的に可動反射ミラー31を上昇途中位置でロッ
クするようにしている。
さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗いところで
撮影し、長時間露出になるような場合、所定時間が経過
すると電源ホールドが強制的に断たれるようになってい
る。これは露出時間が数分にも及ぶような場合には、撮
影よりも電源電池E1の消耗を防いだ方が親切との配慮
からである。このため、ナンド回路G33の第3の入力
端に電源リミッタ−信号を兼ねるオートリミッタ−信号
T2が人力されるようになっており、この信号T2が、
第18図telに示すように、トリガーが開放してから
nf定時間(120S )経過後に゛L゛レベルに反転
して、前述と同様にして電源ホールドが断たれる。
なお、トランジスターQ 39のエミッタからトランジ
スターQ2□に抵抗Rggを通じて信号が供給されるよ
うになっているが、これは、レリーズスイッチSW1が
可動反射ミラー31の降下時に開放する際、チャタリン
グが発生して電源ホールド回路67が再び電源ホールド
状態になることがあるので、トリガースイッチSW2の
開放時には、トランジスターQ2?をオフして、電源ホ
ールド状態となるのを防止するだめである。
一方、バッテリーチェックを行なう場合には、上記撮影
モード切換用操作ノブ21(第2図参照)を[CHID
CKJ指標に対応させる。すると、)(ソテリーチェソ
クスイッチSW、がオンし、ナンド回路G38の一方の
入力端が゛14ゝレベルとなる。℃・ま、電源ホールド
回路67が電源ホールド状態以外の場合、即ち、シャッ
ター レリーズ動作中以外の平生時には、ノット回路q
、。2の出カケよ“II’レベルであるので、ナンド回
路G38の出力は°IT’レベルとなる。まず、第1の
場合として、電源電圧Vccが規定電圧以下ヒある屯営
時には、コン・ぐレータ−A、0およびA 11の出力
がともに゛1−■9レベルとなるので、ナンド回路G3
sの出力端には点滅周期信号T8が出力され、ナンド回
路G36の出力端は゛Lルベルとなる1、従って、ナン
ド回路Gsaの゛Lルベル出力が優先され、ナンド回路
q3□の出力端は”TI’しベルとなって、バッテリー
チェック表示用発光ダイオード1)。は点灯状態になる
。よって、電源電圧Vccが規定電圧以上ある旨の表示
がなされる。次に、第2の場合として、電源電圧Vcc
がある規定電圧以上あるが、他の規定電圧より低い場合
1・ては、即ち、基準電圧■1に比べて、抵抗R156
とR,□との接続点の電位は高いが、抵抗R57とR6
8との接続点の電位が低いときには、コンパレーターA
 16の出カバ’ II’レベル、コンパレーターA1
.の出カバ■7ルベルとなり、ナンド回路G36の出力
が゛Hルベルとなる一方、ナンド回路(i3.の出力端
には点滅周期信号゛r8が出力される。従って、こんど
はナンド回路G 37に点滅周期信号T8が出力され、
発光ダイオードD。は、約to)izで点滅を繰り返す
状態となる。よって、電源電圧Vccが低下してきた旨
が表示され、電源電池E1の交換を促ト。さらに、第3
の場合として、電源電圧Vccが上記他の規定電圧以下
に低下して、カメラ10の電気回路が作動できないよう
になった場合には、コンパレーターA、。およびA1.
の出力がともにI L ルベルとなり、ナンド回路G3
5 y G36の出力がいずれも′Hルベルとなって、
ナンド回路G37の出力はIJ、ルベルとなる。このた
め、発光ダイオードI)。
は点灯することなく消灯状態を継続し、電源電圧Vcc
が規定電圧以下である旨が表示される。
なお、シャッター レリーズ動作中に撮影モード切換用
操作ノブ21が操作されてバノテリーチェノクスイノチ
SW、が閉じられた場合には、ノット回路G、。2の出
力が+1.lレベルとなるので、ナンド回路G38の出
力が°Lルベルとなり、従って、ナンド回路037の出
力が°Lルベルとなって、発光ダイオードD。によるバ
ッテリーチェック表示はなされない。また、バッテリー
チェック時には、トランジスターQ2s’に通じてトラ
ンジスターQ 34を強制的にオンさせて、マグネット
駆動回路56およびストロボ制御回路66に強制的に通
電[7、消費電流が最大の状態でバッテリーチェックが
行なわれるようにしている。
第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細な電気回
路を示している。このストロボ判定回路62は、ストロ
ボの電源がオンされているか否か、充電が完了している
か否かを、ストロボからの1本の信号線を通じて人力さ
れる信号815の電流レベルを判定することによって検
出するだめの回路である。N I) N型トランジスタ
ーQ、oIIiダイオード接続されたトランジスターで
あって、エミッタに′電源電圧Vccが印加されている
と共に、コレクタおよびベースは上記ストロボ取付用シ
ュー24またはストロボ接続用コネクター25(第1,
2図参照)の電気接点を通じてストロボ(図示されず)
の電気回路に接続されるようになっている。そして、こ
のトランジスターQ50と並列((抵抗1%67と1(
’6sとの直列回路が接続されており、さらに抵抗R6
7には、PNP型トランジ゛スターQ 51がエミッタ
を電源がわ、コレクタをストロボがわとして並列に接続
されている。このトランジスターQ□のコレクタはPN
P型トランジスターQ、20ベースにも接続されており
、ベースはトランジスターQs2のエミッタおよびP 
N P型トランジスターQ7? + G56のベースに
、それぞれ接続されている。上記トランジスターQ52
のコレクタは抵抗[1,o、を通じて接地されており、
トランジスターQ77のエミッタには電源電圧Vccが
印加され、コレクタは抵抗R7oIR0,を直列に介し
て接地されている。抵抗rL、o。
R6,の接続点は、NPN型トランジスターQ33のベ
ースに接続されており、同トランジスターQ 53の:
[ミッタは接地され、コレクタは抵抗It7..It、
を直列に通じて電源電圧Vccの印加を受けて(・る。
抵抗Ill、、とR7゜との接続点は、PNP型トラン
ジスターQs4およびG6.のベースにそれぞれ接続さ
れており、トランジスターQ54’)エミッタには電源
電圧Vccが印加され、コレクタは抵抗几、9を通じて
接地されている。捷た、トランジスターQ 54のコレ
クタからは、ストロボ電源オン信号814を伝達するだ
めの信号線が引き出されており、CPU50(第7図参
照)の入カポ−) 113に接続されている。上記トラ
ンジスターQssH、エミッタに電源電圧Vccを印加
され、コレクタは抵抗R73を通じて、NPN型トラン
ジスターQ、70ベースおよびコレクタ、並びに、NP
N型トランジスターQ58のベースに、それぞれ接続さ
れている。トランジスターQ5?のエミッタは接地され
ており、トランジスターQ、8のコレクタは上記トラン
ジスターQ、6のコレクタに接続され、エミッタは抵抗
R74を通じて接地されている1、トランジスターQ、
、 ’d−1’ iミッタに電源電圧Vccを印加され
、コレクタをさらに抵抗R57,を通じて接地されてい
ると共に、抵抗R76を通じてNPN型トランジスター
Q5+1のベースに接続されている。トランジスターQ
、oは、コレクタに抵抗R7□を通じて電源電圧Vcc
を印加されていると共に、コレクタを接地されている。
寸だ、トランジスターQ7.は、コレクタをノット回路
G3.の入力端に接続されており、ノット回路Gsoの
出力端は、アンド回路q4oの一方の入力端に接続され
ている。アンド回路G 4oの他方の入力端は、ノット
回路G41を介してIL 8フリップフロップ回路R8
F4(第16図参照)の反転出力・端QK接続されてお
り、ストロボ充電ゲート信号T4の反転信号を受けるよ
うになっている。そして、アンド回路G4oの出力端は
、抵抗It、、8を通じてNPN型トランジスターQ 
soのベースに接続されており、トランジスターQ s
oのエミッタは接地され、コレクタはストロボ充電完了
表示用発光ダイオードD。
のカソードに接続されている。この発光ダイオードD1
は、上記撮影情報表示装置39内に組み適寸れていて、
ファインダー内にストロボの充電完了を“8”状に発光
表示するようになっている。発光ダイオードD、のアノ
ードは定電流回路CC3の一端に接続され、定電流回路
CC1の他端は電源電圧Vccが印加されている。
次に、このように構成されたストロボ判定回路62の動
作について簡単に説明する。まず、図示しナイストロボ
の電源スィッチが投入されると、ストロボがわ((向け
て約10μAの電流がストロボ電源信号S15として流
れる。すると、トランジスターQ、2がオンし、続いて
、トランジスターQ、1゜Q 7? l Q53 v 
Q!+4の各トランジスターが順次オンする。従って、
トランジスターQ□のコレクタが’ I−I ’レベル
となる。壕だ、トランジスターQ6.。
Q5. 、 Q5. モオンするが、ストロボ電源信号
S15がlθμ八程へではトランジスターQ、60ベー
ス電流が小さく、コレクタ電位がトランジスターQ−4
゜のベースに電流を充分供給できる程高くないため、ト
ランジスターQsoはオフのままである。よって、ノッ
ト回路q3.の出力は、lLlレベルとなり、アンド回
路G4oの出力も゛Lルベルとなってトランジスター(
Loがオンせず、充電完了表示用発光ダイオードDIは
点灯しない。次に、ストロボの充電が完了すると、スト
ロボがわに向けて約100μAの電流がストロボ充電信
号S15として流れるようになる。すると、トランジス
ター Q、6のコレクタ電位は充分に高くなり、トラン
ジスターQ、(l!/C元分なベース電流が流れてトラ
ンジスターQ59がオンする。これにより、トランジス
ターQ5oのコレクタ電位は低下し、ノット回路G3g
の出力i’ll’レベルとなる。」二組ストロボ充電ゲ
ート信号T4は、ストロボが発光してから約2秒間′ト
■゛レベルとなる信号であるので、ストロボ発光後2秒
間はアンド回1烙G、。の出力は°Lルベルであるが、
これ以外の期間はアンド回路G4oの出力は°H’レベ
ルとなり、トランジスターQaoがオンする。よって、
発光ダイオードD1に定電流回路CC3から電流が流れ
て同ダイオードD、が発光し、ストロボの充電完了が表
示される。ストロボ発光後2秒間の間ス)oボの充電°
完了表示を行なわないようにしたのは、上記ストロボ電
源信号、ストロボ充電信号StSと同じ信号線を通じて
、ストロボ発光径ストロボがわから約100μA でオ
ン、オフを繰り返えす露出適正信号が送られてくるので
、この間発光ターイオード1)10作動を不能にする必
要があるからである。なお、ストロボ撮影適旧表示は、
後述するように撮影情報表示装置39の液晶表示板を点
滅駆動することによって行なう。
第xsHは、上記第1図の選択回路55.マグネット駆
動回路56およびス)ロボ制御回路66の詳細な電気(
ロ)路を示している。上記第1の選択回路55は、撮影
モードに応じてマグネット駆動回路56を、ダイレクト
測光によるシャッター制御信号817で制御すべきか、
C1’U50から出力されるシャッター制御信号816
で制御すべきかを選択するだめの回路である。ナンド回
路Q44の第1の入力端(lまオートスイッチ5W4(
第7図参叩)の一端に接続され、CP U3Oの7友カ
ポ−)IO−N人力されるのと同じオートモード時にの
み゛[1’レベルとなる信号が印加されるよう(鴬なっ
ている。また、ナンド回路(348の第2の入力端は、
ノット回路G46を介してナンド回路G3(第7図参照
)の出力端に接続されており、CPU50の人カポ−)
16へ人力されるのと同じメモリーモード時にのみ゛I
I’レベルとなる信号の反転信号が印加されるようにな
っている。さらに、ナンド回路G48の第3の入力端(
・↓、ノット回路(J47ヲ介してナンド回路G、(第
7図参照)の出力端11こ接続されており、CP(Js
oの入カポ−)I2に人力されるのと同じスポットモー
ド時のみ°II’レベルとなる信号の反転信号が印加さ
れるよう(Cなっている。従って、ナツト回路(]48
は、オートモードであって、メモ1ルーモー ドでもな
く、かつスポットモードでもないモード、即」り、平均
ダイレクトオートモードが選択されたときにのみ全人力
が°H’レベルとなり、その出力が°Lルベルとなる。
ナンド回路G□の一方の入力端には、ノット回路G4.
を介して上記ナンド回路G4sの第1の入力端に印加さ
れる信号の反転信号が人力されるようになっており、他
方の入力端1d、ノット回路G、。を介してマニュアル
スイッチ5W3(第7図参照)の一端に接続されていて
、CPU50の入力ボート■lに人力されるのと同じマ
ニュアル時にのみI−1,’レベルとなる信号の反転信
号が人力されるようになっている。従って、ナンド回路
(1,Iの出力は、オートモードでもなく、かつ、マニ
ュアルモードでもない撮影モート、即チ、オフモー ド
時にのみ+1.ルベルとなる。ナンド回路G48の出力
端は、ナンド回路G 52の一方の入力端に接続され、
ナンド回路G、Iの出力端は、ナンド回路Q、の他方の
入力端に接続されると共に、ナンド回路62の一方の入
力端およびノット回路G63を通じてナンド回路G 6
4の一方の入力端にもそれぞれ接続されている。ナツト
回路G 、の出力端は、アンド回路(370の他方の入
力端、並びに、ナンド回路Gn6およびアンド回路G6
.の一方の入力端にそれぞれ接続されていると共に、ナ
ツト回路G 54の一方の入力端およびノット回路G5
3を通じてナンド回路G 55の他方の入力端にそれぞ
れ接続されている。この+ンド回路G 52の出力tよ
、ナンド回路G48またはQ ! +のいずれかの出力
が°Lルベルのとき°11ルベルとなる。即ち、平均ダ
イレクトオートモードまたはオフモー ドか、それ以外
の撮影モー ドかが判別され、平均ダイレクトオートモ
ー ドまたはオフモードのときにのみす/ド回回路 5
2の出力が°11ルベルとなる。従って、結果的には、
オフモー ド時には、最長露出時間が規制されるだけで
、平均ダイレクトオートモードと同じ測光方式で撮影が
行なわれることになる。なお、このナンド回路52の出
力は、バイアス切換13号S4として、オペアンプA、
(第8図参照)に人力され、前述したように撮影モード
に応じてオペアンプA2のバ・fアス電流を切り換える
役目もする。
上記ナンド回路G、4の他方の入力端は、ノットれるよ
うになっており、また、上記ナンド回路G、。
の一方の入力端は、CPU5o (第7図参照)の出力
ポート09に接続され、メモリー、マニ、。アル。
スポットの各モード時におけるシャッター制御信号S1
6が人力されるようになっている。ナンド回路G54の
出力端は、3人力ナンド回路G、の第2の入力端1(接
続され、ナンド回路G 55の出力端は、ナンド回路(
]5□の第3の入力端に接続されている。
また、ナンド回路Q、の第1の入力端は、ノット回路q
、6¥介して、RSフリップフロン1回路IL8Fo(
第16図参照)の出力端Qに接続されており、トリガー
が開いてから約500μsの間”11’レベルを保持す
る高速リミッタ−信号TO(第18図(cl参照)の反
転信号が入力されるようになっている。
との高速リミッタ−信号’roid、シャッターの最短
秒時を決めるだめの信号である。即ち、い1、平均ダイ
レクトオートモー ドまだはオフモードが選択されて(
・るとすると、ナンド回路054の出力はダイレクト測
光によるシャッター制面信号817が°II’レベルの
期間のみ“1.ルベルとなる。一方、ナンド回路G55
の出力fd:、マニュアルモード時等のシャッター制御
信号816のレベルによらず’11’レベルであるので
、ナンド回路G、の出力は、ノット回路G、6の出力が
“H’レベルであれば、ナンド回路G5.の出力により
規制され、シャッター制御信号S17が°I−1’レベ
ルのときにのみ°1(ルベルとなる。換言すれば、ナン
ド回路G57の出力・端1(は、ダイレクト測光による
シャッター制御信号817が出力される。同様にして、
メモリーホールド。
マニュアルモード、スポットモード時(CId、、fン
ド回路G5□の出力端には、シャッター制御信号S16
が出力される。、ここで、高速リミッタ−信号′「。
は、第1Q図(dに示すように、トリガーが開いてかう
約500μsの間’ll’レベルを保持するので、ナン
ド回路q57の出力は、ナンド回路G、 + Gi5の
出力の如何に拘らず、この間’H’レベルトなり、後幕
保持用マグネッ)MG、が消磁されることがない。
つ1す、シャッターの最短秒時が信号T oによって 
、72600秒に限定される。
上記アンド回路G7oの一方の入力端は、トランジスタ
ーQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されていて
、ストロボ電源オン信号814が人力されるようになっ
ている。そして、アンド回路G7oの出力端は、ナンド
回路G6oの一方の入力端およびノット回路G3.を通
じてナンド回路G、6の他方の入力端に接続されている
。ナンド回路Gf18の一力の入力端は、上記ナンド回
路G、の出力端に接続されており、ナンド回路G6oの
他方の入力端は、1% Sフリップフ回路1回路R8F
、(第11図参照)の出力端Qに接続されていて、スト
ロボ同調秒時信号T3が人力されるようになっている。
このストロボ同調秒時信号T3は、第18図(flに示
すように、トリガーが開℃・てからも16 m sの間
’ II ’レベルを保つ信号である。上記ナンド回路
G58の出力端は、ナンド回路G61の一方の入力端に
接続され、ナンド回路q6oの出力端は、ナンド回路G
61の他方の入力端に接続されている。い捷、平均ダイ
レクトオートモー ドまたはオフモードであって、スト
ロボの電源が投入されていないか、まだはストロボがカ
メラ10に装着されていないとき、ストロボ電源オン信
号814は′ビレベルであり、従って、ナンド回路q。
1の出力端には、ナンド回路G1,7の出力信号と同じ
信号が出力される。まだ、この状傅からス)oボが装着
されて電源が投入されると、ストロボ電縣オン信号81
4が’II’レベノσとなり、ナンド回路G□の出力端
には、ストロボ同調秒時信号T3が出力されるようにな
る。このため、シャッター秒時は、定速の!/60秒と
なる。なお、平均ダイレクトオートモードまたはオフモ
ード以外の1最影モードのときには、アンド回路G7o
の出力が゛Lルベルとなり、ストロボ同調秒時信号T3
はシャッター制御に関与しなくなる。ところで、ストロ
ボの電源がオンされている限り、シャッター秒時をかな
らずストロボ同調秒時にしてストロボを発光させるよう
にしたのは、従来のカメラではシャッター秒時が約1/
6o秒μ上の高速のときにはストロボを発光さ亡ない方
式を採用していたが、この方式では撮影者の撮影意図に
反することになるので、これを是正するためである。即
ち、従来のカメラでは、被写体が明るい高速・/ヤノタ
ー秒時の場合には、ストロボを発光させる必要がほとん
どないので、ストロボの電源の消費節約になるとの観点
からストロボを発光させないようにしていたが、このよ
うにしたときには、撮影者の作画意図と反する場合も生
じ不都合であるので、シャッター秒時を強制的にストロ
ボ同調秒時にして、ストロボを発光させるようにしたも
のである。
上記ナンド回路G61の出力端は、抵抗It、、、を通
じて、マグネット駆動回路56のマグネット制御用トラ
ンジスターQaaのベースに接続さ−れている。
このマグネット制御用トランジスターQ116 u 、
 NPN型トランジスターで形成されていて、そのエミ
ッタは接地され、コレクタは後幕保持用マグネッ) M
G、のコイルを通じて電源電圧Vccの印加を受けるよ
うになっている。この電源電圧Vccの印加が、電源ボ
ールド回路67(第11図参照)の電源ホールド時にの
み行なわれることは、前述1−だ通りである。また、ナ
ンド回路Ga+の出力端は、CPU50 (第7図参照
)の人力ボート112に接続されていて、同回路G61
の出υが露出終了信号S口とl、て人カポ−) I]2
に入力されるようになっている。さらに、ナンド回路G
o+の出力端は、ディレィ回路DIJoを通じてナンド
回路G、、、(第13図参照)の第2の入力端に接続さ
れており、同回路G61の出力がディレィ回路DLoで
所定時間遅延されて、電源ホールド解除信号812と1
−てナンド回路q33に人力されるようになっている 
上記ディレィ回路I) L oを設けたのは、シャッタ
ー駆動回路56およびストロボ制御回路06(は、電源
ホールド回路67(第11図参照)を通じて電源が供給
されているものであり、もし、ナンド回路G61:6i
ら出力される露出終了信号813で直接電源ホールド回
路67を解除させるようにすると、ストロボ制菌回路6
6が正常1(作動し得ないおそれが生ずるので、これを
防止するためである。
前述1.たようIc、ナンド回路(]、1の出力端は、
ナンド回路q62の一方の入力端およびノット回路G6
3を通じてナンド回路G64の一方の入力端にも接続さ
れている。上記ナンド回路G6□の他方の入力端は、I
もSフリップフロップ回路R8F2(第16図参照)の
出力端(2に接続されて(・て、同回路11、SF2よ
りオートリミッタ−信号T2が人力されるよう尾なって
いる。このオートリミッタ−信号T2は、第18図te
lに示すよう1・て、トリガー開放後も1.20sの間
’II’レベルを保持する信号であって、オートモード
での最長露出秒時を規制する信号である。1 ft、上
記ナンド回路q。4の他方の入力端は、It Sフリッ
プフロップ回路1(,5F3(第16図参照)の出力端
Qに接続されていて、同回路T%SF3よりオフリミッ
タ−信号TIが人力されるようになっている。このオフ
リミッタ−信号TIは、第18図(diに示すように、
トリガー開放後、24+nsO間“It’レベルを保持
する信号で、オフモードでのシャッター秒時を決定する
信号である。ナンド回路G62の出力端は、アンド回路
G6.の一方の入力端に接続され、ナンド回路G 64
の出力端υよ、アンド回路q6.の他方の入力端に接続
されて(・る。
そして、アンド回路G6.の出力端は、抵抗nso ’
に通じてNPN型トランジスターQ63のベースに接続
されており、トランジスターQ63のエミッタは接地さ
れ、コレクタは」二組トランジスターQe6のベースに
接続されている。いま、ナンド回路G1.。
〕出力カ” L ’レベルのとき、即ちオフモードのと
き、ノット回路G63の出力が”H’レベルとなり、ア
ンド回路q6.つ出力端にはオフリミッター信号T1の
反転信号が出力される。従って、トリガー開放後、  
24+ns経過するとトランジスターQ63がオンし、
ナンド回路G6.の出力の如何にかかわらず、トランジ
スターQ66がオフし、マグネットM(]1が消磁され
てンヤッターが閉成する1、また、オフモード以外のと
きは、アンド回路G65の出力端にはオー トリミソタ
ー信号゛r2の反転信号が出力される。従って、トリガ
ー開放後、約2分間が経過すると、トランジスターQ。
3がオンし、同様にしてシ□ヤノターが強制的に閉成さ
れる。
次に、ストロボ制御回路66ニついて述べる。PNP型
トランジスターQ。4は、ベースを抵抗R8゜ヲ通シて
、RSSフリップフロラ回路凡SF、(第16図参照)
の出力yaQ(で接続されており、ストロボ同調秒時信
号T3の印加を受けるようになっている。そして、この
トランジスターQ64のコレクタは、接地され、エミッ
タは、抵抗1(、、、を通じてPNPNP型トランジス
ターQのベースに接続されている。トランジスターQ6
5のベースは、抵抗Iも、7を通じて同トランジスター
Q asのエミッタに接続されており、この−[ミッタ
には電源電圧Vccが印加されている。また、トランジ
スターQ6.のコレクタは、抵抗1(’go 、 R+
、、の直列回路を通じて接地されていて、両抵抗I”8
8 、”89の接続点は、コンデンサー08を介してス
トロボトリガー用サイリスターSCR,のゲートに接続
されている。サイリスター8(、R,のゲートは、抵抗
RooY通じて接地されており、カソードは直接接地さ
れている。また、サイリスターSCR,のアノードは、
上記ストロボ取付用シュー24(第2図参照)まだは接
続用コネクター 25(第1図参照)の電気接点を通じ
てストロd?の電気回路に接続されるようになって卦り
、サイリスターSCR,の点弧時には、ストロボ発光1
言号819をストロボに伝達するようになっている。
いま、カメラIOにストロボを装M1−7て充電完了後
、/ヤッターレリーズ釦1.1(第1.2図参照)・2
押ドしたとする。すると、シャッター先幕がホ行I2て
トリガー開放後、約16m5が経過すると、ストロボ同
調秒時4.1号1’ 3が゛Lルベルとなるので、トラ
ンジスターQ647!″−オンし、トランジスターQが
オンして、サイリスターS CI4.のゲー トにri
 −+:/デンザー(:8を通じてパルス電圧が印加さ
れ、同サイリスター SCR,はオンする。すると、サ
イリスター5ctt、を通じてストロボからトリガ電流
がスト1コボ発J(i信号S19として流えし、ストロ
ボが発)tする。
他方、ナンド回路G68の−,かの入力端は、トランジ
スターQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されて
、ストロボ電源オン信号814を人力されるようになっ
ており、まだ、他方の入力端は、ノット回路G28(第
10図参照)の出力端に接続されていて、ダイレクト測
光:(よるシャッター制御信号S17を人力されるよう
になっている。そして、ナンド回路G68の出力端は、
アンド回路G69の他方の入力端およびノット回路G6
□を介してナンド回路G8.の他方の入力端にそれぞれ
接続されている。
ナンド回路a66およびアンド回路aaOの一方の入力
端は、ナンド回路G、2の出力端にそれぞれ接続されて
いる。ナンド回路G。の出力端は、抵抗R8゜ヲ通じて
P N I)型トランジスターQcllのべ・−スに接
続され、アンド回路G6.の出力端は、抵抗R82を通
じてNPN型トランジスターQ620ベースに接続され
ている。トランジスターQa+のエミッタには電源電圧
Vccが印JJDされており、コレクタは抵抗FLss
 、I′L84の直列回路を通じてトランジスタQ 6
2のコレクタに接続されている。トランジスターQ6□
のエミッタは接地されている。そI、て、上記抵抗”8
3+ Rg4の接続点は、上記ストロボ取付用シー−2
4(第2図参照)または接続用コネクター25(第1図
参照)の電気接点を通じてストロボの電気回路に接続さ
れるようになっており、ストロボにストロボ調光信号8
18を伝達するようになっている。いま、平均ダイレク
トオートモードまたはオフモー ドのとき、ナンド回路
G52の出力U’ll’レベルとなっているので、ナン
ド回路G66およびアンド回路Gapのゲートが開き、
アンド回路(16,の出力端には、ナンド回路068の
出力信号が、ナンド回路G66の出力端には、ナンド回
路G68の出力の反転信号が、それぞれ出力される。カ
メラIOにストロボを装着してダイレクト測光によるス
トロボ撮影を行なうとき、ストロボ電源オン信号5I4
i’II’レベルであるので、ナンド回路G6゜の出力
端には、ダイレクト測光時のシャッター制御信号S17
の反転信号が出力される。いま、この状態からシャッタ
ーレリーズ釦11(第1.2図参照)を押下し、シャッ
ター先幕が走行して露出が開始されたとする。露出レベ
ルが適正に達しない間は、シャッター制御信号S17は
゛H’レベルであり、従っ°て、ナンド回路G6.の出
力は゛Lルベル。
アンド回路06gの出力もL”レベルとなる。従って、
トランジスターQ6.がオン、トランジスターQ a2
がオフして、抵抗YLl13と■も84の接続点は、抵
抗R83を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロ
ボ調光信号818は°H’レベルトする。ストロボが発
光して、露出光歌が適正レベルに達すると、シャッター
制御信号817が°Lルベルに反転し、こんどは、トラ
ンジスターQa+がオフ、トランジスターQ62がオン
して、ストロボ調光信号Stsはl L lとなる。こ
れにより、図示しないストロボの調光回路が作動し、ス
トロボの発光が停止される。
なお、カメラIOが平均ダイレクトオートモードでもな
く、オフモードでもないときには、ナンド回路G、2の
出力は゛Lルベルとなるので、ナンド回路C3o6の出
力h ’ r+ ’レベル、アンド回路GIloの出力
’d、’L”レベルとなり、トランジスターQ6.およ
びQ q2がいずれもオフとなり、ストロボ調光信号S
18は、ストロボがわの調光回路に何らの影響も及ばず
ことがなくなる。
第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電気回路を
示している。このタイマー回路68は、本発明のカメラ
10を制御するだめの各種タイマー信号を創り出す回路
であって、32,768 KトIZの基本周波数のクロ
ックパルスCK(第18図(al参照)をもとに、縦続
接続された27個のT型フリップ70ツブ回路TFo−
TF、、  と、このT型フリンプフロンプ回路′I″
Fo〜TF2.の出力を選択ないし組合せて、所望のタ
イマー信号を創り出す選択回路と、タイマー回路68の
初期設定のためのリセット回路とから構成されている。
」二組縦続接続されたT型フリップフロップ回路TFo
 ”TF26  u、2進カウンターを形成しており、
各T型フリップフロップ回路’r Ir。〜TF、、6
の出力端Q。−Q=6 には、2 (n +’ ) x
32.768 Kflz (ただし、nは0≦n≦26
の任意の整数で、回路TFnの添字に対応する。)のパ
ルス信号が出力される。一方、D型フリップフロップ回
路1)F2のデーター入力端DH、ナンド回路G。
(第7図参照)の出力端に接続されていて、CPU50
の人カポ−) I6に人力される信号と同じメモリーモ
ード検出信号を入力されている。また、この1)型フリ
ップフロップ回路1)F’2のクロック入力端CKには
、基本周波数32,768 Kl−(Zのクロックパル
スCKが入力されている。D型フリップフロップ回路D
F20反転出力端Qは、ナンド回路G7゜の一方の入力
端に接続されており、ナンド回路G+。
の他方の入力端には、上記人力ポート16に人力される
メモリーモード検出信号が人力されている。
プフロップ回路DF2のデーター入力端が゛lIルベル
ニナった瞬間から、クロックパルスCKK同期した負の
パルスをナンド回路G7oの出力端に発生する。また、
D型フリップフロップ回路DF3のデーター入力端D・
は、トランジスターQ32(第11図参照)のコレクタ
に接続されていて、レリーズ信号Soを入力されるよう
になっており、クロック入力端CKにはクロックパルス
CKが印加すれている。このフリップフロップ回路lN
F3の反転出力端Qは、ナンド回路G8oの一方の入力
端に接続され、ナンド回路G8oの他方の入力端にはレ
リーズ信号SOが印加されて、フリップフロップ回路D
F3とナンド回路G8oH1上記回路1)F2. Go
o ト同様に、同期微分回路を形成している。さらに、
D型クリップフロッ同回路DF、のデーター入力端りは
、ノット回路q、oを介してノット回1@G、。1の出
力端に接続されていて、トリガー信号81の反転信号が
人力されるようになって訃り、クロック入力端CKには
クロックパルスCKが印加されている。このフリップフ
ロップ回路■)F4の反転入力端Qは、ナンド回路Ga
+の一方の入力端に接続され、ナンド回路G81の他方
の入力端には、」二組トリガー信号S1の反転信号が印
加されるようになっていて、フリップフロップ回路1)
F4とナンド回路G8.は、上記回路DF、、 、G7
.と同様に、同期微分回路を形成している。上記3つの
同期微分回路は、タイマー回路68をリセットするだめ
の回路であって、メ゛[:IJ−モー ドが選択された
とき、シャッターがレリーズされたとき(実際には電源
ホールド回路67に通電が行なわれたとき)、露出が開
始されたとき(トリガー信号が“Lルベルとなったとき
)の各場合に、リセットパルスを発生する。
タイマー回路68は、どの時点からタイマーの作動を開
始するかの基準時点を指示してやる必要があるが、上記
リセットパルスによってタイマー回路68をリセットす
ることによりこれを行なうためである。リセットパルス
が出力されるナンド回路Q 7. 、 Q8oおよびG
81の出力端は、3人力アンド回路G82の各入力端に
接続されており、アンド回路G82の出力端は、ノット
回路G、Iを通じて゛V型フリップフO’yプ回回路F
o−TF、、6の各リセット入力端に接続されている。
また、アンド回路G8□の出力端は、選択回路を形成す
るRSフリップフロップ同回路5Fo−R8F3.R8
F6.R8l1”、の各リセット入力端Itに、それぞ
れ接続されており、オア回路G84の一方の入力端にも
接続されている。
上記几Sフリップフロッ同回路几SFoのセット入力端
には、T型フリップフロップ回路TF3の反転出力端Q
3が接続されていて、出力端Qからは、第18図(C1
に示すように、l・リガー信号S1が°11 ’レベル
に反転してからも0 、51’n 3の間゛I]ルベル
を保持し、しかる後に°L゛レベルに反転する高速リミ
ッタ−信号Toが出力されるようになっている。
まだ、RSフリップフロ回路回路R8F30セット入力
端Sには、ナンド回路G83の出力端が接続されていて
、ナンド回路G83の一方の入力端にfdT型ノリツブ
フロップ回同回路、の出力端Q、が接続され、他方の入
力端にはT型フリップフロッ同回路III F7の出力
端Q7が接続されている。このだめ、RSSフリップフ
ロラ回回路 S F 3の出力端QKは、第18図(山
に示すように、トリガー信号S1が“Hルベルに反転し
てからも24m5の間’IT’レベルを維持し、しかる
のちに°Lルベルに反転スルオフリミソター信号T1が
出力されるようになっている。さらに、1% Sフリッ
プフロップ回路1t、SF2のセット入力端Sには、T
型フリップフロッ同回路III F2. 0反転出力端
酊、が接続されていて、出力端9尾は、第18図(cl
に示すように、トリガー信号Slがl H+レベルに反
転してからも1.20sの間’11’レベルを維持し、
しかる後に“L“レベルに反転するオートリミッタ−信
号T2が出力されるようになっている。さらにまた、■
tSフリップフロップ回同回路F、のセット入力端S 
Icは、T型フリップフロップ回路TI”80反転出力
端Q8が接続されていて、出力端Qには、第18図(f
lに示すように、トリガー信号S1が°I−1’レベル
に反転してか11)モ16m5の間゛11°レベルを維
持し、しかる後に“L”レベルに反転するストロボ同調
秒時信号T3が出力されるようになっている。そして、
このRsフリップフロップ回路n8 Flの反転量カ端
互は、D型フリップフロッ同回路DI”、のデーター入
力端りに接続されると共に、ナンド回路q89の一方の
人力端にも接続されている。D型フリップフロッ同回路
DF、のクロック人力端CKVcは、クロックパルスC
Kが印加されており、同回路DF、の反転出力端Qは、
ナンド回路G8.の他方の人力端に接続されている。ナ
ンド回路qsoの出力端は、RSフリップフロップ同回
路8F40セット人カ端Sに接続されており、几Sフリ
ップフロップ回路R8F<のりセクト入力端Rは、上記
オア回路G84の出力端に接続されている。オア回路G
84の他方の入力端は、′1゛型フリップフロップ回路
TF、、の反転出方端鈷。
に接続されている。従って、Rsフリップフロップ回回
路、S F 4の反転出力端Qからは、第18図−にベ
ルに復帰するストロボ充電ゲート信号T4が出力される
ようになって℃・る。寸だ、■もSフリップフロップ回
路lLSI’aのセット入力端Sには、3人力ナンド回
路G B 5の出力端が接続されており、ナンド回路G
8.の各入力端には、′r型フリップフロップ同回路I
”8. TF、 オ、J: ヒTl”、 ノ各出力端Q
s +Q6およびQ5がそれぞ′れ接続されている。従
って、It Sフリップフロラプ回路T(、SF60反
転出力端Qには、第18図(11)に示すように、トリ
ガー信号Slが゛Hルベルに反転してから22 m S
経過後に゛lビレベルに反転するストロボアンダーリミ
ッタ−信号′I゛6が出力されるようになっている。さ
らに壕だ、I’L Sフリップフロラプ回路ILSFt
のセット入力端Sには、T型フリップフロップ回路’I
”F26の反転出力端C6が接続されており、よって出
力端Qには、第18図(i)に示すように、l・リガー
信号SLが°II”レベルに反転してから約70分で゛
Lルベルに反転するメモリーリミッタ−信号T7が出力
されるようになっている。なお、T型フリップフロップ
回路TF日の出力端Q + +からは、約10 Hzに
近い上記点滅周拘信号T8が出力されるようになってい
る。
第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な電気回路
を示している。このI) −A変換回路58は、第2の
比較回路59を形成するコンパレーターA12(第7図
参照)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝
度値信号S6またはフィルム感度fi+lVと絞り値A
Vとのアナログ演算値(SV−AV)をデジタル信号に
変換して、CP U 50に入力させる役目をする。こ
の1)−A変換回路58は、公知の8ビットラダー型D
−A変換回路であり、16個のアナログスイッチAso
−As、、As、o−As、7と、8個のノット回路(
J15o−(J 157と、16個の抵抗” + 4−
Q 〜貼、7゜Ru+o〜” + 66と、オペアンプ
A21とで構成されている。上記アナログスイッチAs
o−As7.As、。〜As、、 のうちの半数のアナ
ログスイッチASo〜AS7の入力端には、基準電圧V
r+がそれぞれ印加されており、残りの半数のアナログ
スイッチAs、。
〜AS1□の入力端には、上記基準電圧V「1より高い
基準電圧Vr2がそれぞれ印加されている。また、アナ
ログスイッチAs、−As7の一方の制御入力端および
アナログスイッチA S、o−A S、の他方の開側1
入力端には、cpusoの出カポ−)06より各ビット
信号l)。〜b、がそれぞれ印加されており、アナログ
スイッチAso−A、S7  の他方の制御入力・端お
よびアナログスイッチAS、o−AS、、  の一方の
制御入力端には、ノット回路G15゜〜G1,7を通じ
て上記各ビット信号す。−b7の反転信号がそれぞれ印
加されるようになっている。さらに、アナログスイッチ
ASo−As7の出力端と、アナログスイッチA 8.
o〜As、7 の出力端とは、それぞれ一対ずつ接続さ
れて、抵抗I−t、、。〜R,,の一端にそれぞれ接続
されている。抵抗1帖、。〜几、5□の他端は、直列に
接続された抵抗’−’、4o 、 R,66〜I” +
 66の各接続点に、接続されている。即ち、抵抗1.
’(、、、oの他端は抵抗”+49とlt+aoとの接
続点に、抵抗It、、、の他端は抵抗1(、IooとR
,a+との接続点に、抵抗几、、2の他端は抵抗I(,
6゜とI”+62との接続点に、抵抗I粘6.の他端は
抵抗I′L+62とI充、63との接続点に、抵抗Rl
 54の他端は抵抗1(、+6.と+64との接続点に
、抵抗几、55の他端は抵抗1”1114とR,、、と
の接続点に、抵抗I(・6,6の他端は抵抗!(・1(
liとI第66との接続点に、抵抗IL+stの他端は
抵抗R+66とオペアンプA2Iの非反転入力端との接
続点に接続されている。抵抗貼4.の一端には上記基準
電圧Vr+が印加されており、各抵抗”1411〜I”
+57の抵抗値は、各抵抗R+、6o% R1、、、の
抵抗値の2倍となるように設定されている。上記オペア
ンプA2.は、反転入力端が出力端に接続されていてボ
ルテージホロア回路を形成しており、その出力端はコン
パレーターA12(第7図参照)の反転入力端に接続さ
れている。
このように構成されたD−A変換回路58の出力端とな
るオペアンプA 21の出力端には、CPU5゜かも出
力される各ビット信号の採る埴によって、+1)、 2
  +b32  +b22  +b、2+1)。2 )
なる出力紙圧VDAが得られる。なお、このD−A変換
回路58は、既に公知のものであり、かつ、本発明の主
旨とも関係しないので、その詳しい動作の説明を厳に省
略する。また、このD−A変換回路58とコンパレータ
ーA 12との組合せでなる逐次比較型のA、 −1)
変換回路の動作について(よ、後のフローチャートの説
明のところで詳しく述べる。
第19図(A)および(13)は、上記撮影情報表示装
置39を形成する液晶表示板ゐ電極構造をそれぞれ示し
ており、第19図(A)は表示用のセグメント電極のパ
ターンを、第19図(B)は上記セグメント電極に液晶
層を介して対向される背面電極のノ(ターンを、それぞ
れ示している。この撮影情報表示装置39においては、
後に詳述するように、/37− ティ・k、バイアスの
駆動方法を採用しており、上記背面電極は、第1ないし
第3の背面電極R,E 、〜R,E3に分割されている
。また、この第1ないし第3の背面電極R,B 、〜I
t 比に対応するセグメント電極しま、最大3つを1組
として1本の信号ラインで接続されていて、第20図に
示すように、同一の信号ラインで接続された各セグメン
ト電極はそれぞれ異なる背面電極RE 、〜旧ル、にの
み対応するようになっている。従って、セグメント電極
は、第1の背面電極R,E 、に対応する第1のセグメ
ント電極群と、第2の背面電極ItE2に対応する第2
のセグメント電極群と、第3の背面電極ItE3に対応
する第3のセグメント電極群とに区別することができる
。第1のセグメント電極群に含まれるセグメント電極と
しては、最上位に横方向に直線状に順次列設された横長
の長方形状のポイント表示用セグメント電極(”0VE
R” li極、”LONG”  !極の上(fflK形
成されたものを含む)、および補正表示用の±″ 電極
がある。また、第2のセグメント電極群に含まれるセグ
メント電極としては、中程に横方向に直線状にJ臓次列
設された横長の長方形状のバー表示用セグメント電極、
”OVI彊じ′電極。
“’LONG”電極、”MEMO”電極、および5PU
T”電極がある。さらに、第3のセグメント電極群とし
ては、“l”〜“’2000”のシャッター秒時電極、
このシャッター秒時電極の下位に円形および三角形状に
形成された定点合致指標電極、この定点合致指標電極の
左右の対応する位置に設けられたストロボ撮影時の露出
オーバー、露出アンダー表示用の−″および“十″電極
、並びにMANUAL”。
” A U ’I” O” 、“’IIIGII” 、
 ”5IIDW”の各モード表示用電極がある。lない
し3個のセグメント電極を接続する信号ラインは全部で
39本設けられていて、各信号ラインは後述するレベル
変換回路(輌23図参照)の出力端であるMO8型電界
効果トランジスターQ +061 Q+07の接続点に
接続され、セグメント駆動信号JO〜J38が印加され
るようになっている。一方、第1ないし第3の背面電極
RE。
〜l(、E3は、後述するコモン信号出力回路(第24
図参照)の出力端であるMO8型電界効果トランジスタ
ーQ+oo r Q+o+ + Q+02 + Q+o
3およびQ!04 + Q+05の接続点にそれぞれ接
続されており、コモン信号11o〜[12を印加されて
いる。な゛お、“θ”には、信号ラインが接続されてい
ないが、このマークは液晶表示されるものではなく、上
記ストロボの充電完了表示用発光ダイオードI)、(第
14図参照)によって表示されるものであるので、液晶
表示用の信号ラインの接続は必要ない。また、上記セグ
メント電極、信号ラインおよび背面電極It E 、〜
RE3は、透明電極で創られていて、撮影情報表示装置
39は光透過形に形成されている。さらに、以下、上記
セグメント電極ないしはセグメント電極に対応して発色
される液晶の表示領域を、単にセグメントということに
する。
第21図は、上記液晶駆動回路61の詳細な電気回路図
を示している。この液晶駆動回路61は、上記撮影情報
表示装置39を形成する液晶表示板を発色駆動する回路
である。JKフリップフロップ同回路KFoとJKF、
とは、回路JKI”oの出力端Qが回路JKF、の入力
端Jに、回路JKF、の反転出力端Qが回路Jll”。
の入力端Jにそれぞれ接続され、入力端Kに電源電圧V
ccがそれぞれ印加されると共に、クロック入力端Tに
クロックパルスCKがそれぞれ印加されて、・公知の同
期式の3進カウンターを構成しており、各回路JKFo
、JKF、の出力AO,AIは、それぞれ第25図(b
) 、 (C)に示すようになる。また、JKフリップ
フロップ同回路KF2は、入力端Jを上記JK7リツプ
フロツプ回路J KF、の出力端Qに接続され、入力端
Kをノット回路G19.を介して上記回路JKF、の出
力端QK接続されており、クロック入力端Tにクロック
パルスCKの印加を受けて、D型フリップフロップ回路
を形成している。このD型フリップフロップ回路は、J
Kフリップフロップ回回路KF、の出力A1を、クロッ
クパルスCKの1周期分だけ遅らせる回路で、その出力
A2は第25図(d)に示すようになる。さらに、JK
フリップフロップ同回路KF3は、入力端JおよびKに
電源電圧Vccがそれぞれ印加され、クロック入力端T
がJKフリップフロップ同回路KF2の出力端Qに接続
されて、2進カウンターを形成しており、その出力A3
は、第25図(e)に示すように;回路JKI”2の出
力A2を%に分周したものとなる。
表示用1(AM (D I(AM ) 85は、CPU
50によりアドレスバスおよびデーターバスを通じて直
接アクセスされるメモリーであって、I)RAMs5の
各メモリーエリアと、撮影情報表示装置39の表示用セ
グメントとは一対一に対応している。撮影情報表示装置
39は、102個の表示用セグメントを有して構成され
ているので、I) I(A M s sには、102個
のメモリーエリアS1号G。−8EG、o、が確保され
ていて、これらメモリーエリアSEG。−8I弓(JI
OIの内容が102個の出力端より信号合成回路100
に出力されるようになっている。
上記信号合成回路100は、撮影情報表示装置39を4
 アユ−アイ・Aバイアスで駆動するために、DI、A
Mssの出力端から出力される102個の信号を時分割
により39本のラインに出力信号KO〜に38として出
力するための回路である。l/3デー−ティ・%バイア
スの駆動方法を採用することにより、撮影情報表示装置
39と液晶駆動回路61との間の接続ライン数を少なく
している。この信号合成回路100は、その一部を第2
2図に示すように、原則的には、4つのナンド回路と1
つのエクスクルーシヴオア回路とを1単位とし、これら
が複数個設けられて構成されている。例えば、ナンド回
路0200の一方の入力端には、上記JKフリップフロ
ップ回路JK1i”2の出力A2が印加されており、他
方の入力端はDRAMssからメモリーエリア8EGo
の内容に対応する信号を印加されている。また、ナンド
回路G201の一方の入力端には、」二組J Kフリッ
ゾフロッ同回路JKF1の出力A1が印加されており、
他方の入力端は1月LAM85からメモリーエリアS 
E G 1の内容に対応する信号を印加されている。更
に、ナンド回路G 、、o2の一方の入力端には、上記
Jlぐフリップフロップ回路JKI”oの出力AOが印
加されており、他方の入力端はDr(AMssかもメモ
リーエリア5E(32の内容に対応する信号を印加され
ている。各ナンド回路G 2Ofl r G 201 
+G202の出力端は、3人力ナンド回路G 2o、の
各入力端にそれぞれ接続されており、ナンド回路Gto
の出力端は、エクスクルーシヴオア回路G212の一方
の入力端に接続されている。エクスクルーシヴオア回路
G212の他方の入力端には、JKフリッグフロップ回
回路KF3の出力A3が印加されていて、エクスクルー
シヴオア回路G2,2の出力端からは信号KOが出力さ
れるようになっている。この信号KOは、例えば第25
図(1)に示すように、1月−LA M2Sの出力端か
ら出力される信号を、1/3に時分割する信号となって
いる。同様にして、ナンド回路0203〜G205.3
人力ナンド回路G 210およびエクスクルーシヴオア
回路G2,3により、DILAMssのメモリーエリア
5EG3〜SEG、の内容に対応する信号が、1/3に
時分割されて信号Klとして出力され、ナンド回路G2
o6〜G 2o8.3人力ナンド回路G 211および
エクスクルーシヴオア回路G21.により、DRAM8
5のメモリーエリア5EG6〜SEG、の内容に対応す
る信号が、1/3に時分割されて信号に2として出力さ
れる。このようにして、 1.) 1(=A M 85
(7) 102個のメモリーエリアS E Go −8
E G+o+の内容に対応する信号は、全部で39個の
信号KO〜に38として出力される。そして、信号KO
〜に38は、第23図に示すレベル変換回路を通じて、
それぞれセグメント駆動信号Jo−J38として変換さ
れ、撮影情報表示装置39の表示用セグメントに印加さ
れるようになっている。第25図(」)には、セグメン
ト駆動信号の一例として、信号JOの波形が示されてい
る。上記レベル変換回路は、ノット回路G225+ P
チャンネルfVIO8型電界効果トランジスターQ+0
6およびnチャンネルMO8型電界効果トランジスター
Q、o7で構成されている。ノット回路G225の入力
端には、上記信号Kn (ロー〇〜38)が印加されて
おり、ノット回路G22.の出力端は、トランジスター
Q+o6+ Q+。7のゲートにそれぞれ接続されてい
る。トランジスターQ+06のソースは定電圧■oが印
加され、トランジスターQ+07のソースは−Voの定
電位となっている。また、トランジスタQ+o6とQ1
07のドレインは互いに接続され、この接続点より上記
セグメント駆動信号Jn(n = 0〜38)が取り出
されるようになっている。このようなレベル変換回路が
セグメント駆動信号JO〜J38の数だけ、即ち39個
設けられていることは云うまでもない。
第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコモン信号
出力回路を示している。このコモン信号出力回路は、ノ
ット回路G 215+ G22□〜G22.と、ナンド
回路G2 + 6〜G2□、と、PチャンネルMO8型
亀界効果トランジスター(+Loo + Q+02 +
 Q+04と、nチャンネルMO8型電界効果トランジ
スターQ+ o口Q103+Q+05と、抵抗R200
−R202とで構成されている。ナンド回路G2,6の
一方の入力端には、J Kフリツブフロ2プ回路JKF
3の出力A3が印加されており、他方の入力端には、J
Kフリップフロップ同回路KFoの出力AOが印加され
ている。そして、ナンド回路G216の出力端は、Pチ
ャンネルMO8型電界効果トランジスターQ100のゲ
ートに接続されている。また、ナンド回路G217の一
方の入力端には、ノット回路G2.、を通じて上記出力
A3の反転信号が印加されており、他方の入力端には、
上記出力AOが印加されている。そして、ナンド回路G
2□7の出力端は、ノット回路G222を通じてnチャ
ンネルMO8型電界効果トランジスターQ+ o rの
ゲートに接続されている。上記トランジスターQ +0
0のソースには定電圧+2Voが印加されており、トラ
ンジスターQ、。1のソースは一2Voの定電位となっ
ている。そして、トランジスターQIOIJ r Q+
o+のドレインは互いに接続されていて、この接続点は
、抵抗”200を通じて接地されている。第1のコモン
信号l−10は、トランジスターQsoo r Q+o
+のドレインの接続点から取り出されるようになって(
・る。
また、まったく同様にして、第2のコモン信号H1を出
力する回路が、ナンド回路G 218 I C32B 
、ノット回路G2□3.トランジスターQIo2.Q、
。3および抵抗” 201で構成され、第3のコモン信
号H2を出力する回路が、ナンド回路(j2□。+ G
221 +ノッ]・回路G224+FランシスターQ+
041 Q+osおよび抵抗”202で構成されている
。上記第1ないし第3のコモン信号110〜H2の波形
は、第25図(「)ないし山)のようになる。
次に、液晶駆動回路6Jの動作を、第25図(a)〜(
noのタイムチャートを参照しながら説明する。
−例として、セグメント5ECo、SEG、、5E(3
2(以下、[)RAMssのメモリーエリアSI弓q。
〜S I!j G 161 に対応する表示用セグメン
トを、メモリーエリアの符号と同一の符号を付して示す
。)の動作に着目して、セグメント5EGo、5I5G
2が発色、セグメントSEG、が発色しない状態の動作
について説明する。(・ま、セグメン) 5EGo、5
EG2は発色するので、DI(、AMssの対応するメ
モリーエリアの内容は°l′である。一方、セグメント
SEG。
に対応するメモリーエリアの内容は°0′である。
出力A2.AI 、AOは、メモリーエリア5EGo。
SEG、、SEG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路G209の出力端に出力させるためのゲート信号の
役目をする(第25図(bl 、 (C) 、 (d)
参照)。ナンド回路G 209の出力は、出力A3(第
25図(e)参照)とエクスクルーシヴオアされて回路
G212の出力端より信号K oとして出力される(第
25図(i)参照)。
信号KOは、コモン信号HO〜H2(第25図(f) 
+ (g) 。
(h)参照)のいずれかが゛Il’レベルの区間は、ナ
ンド回路G2o、の出力が°H’レベルであれば°1.
ルベルとなり、ナンド回路G 209の出力が゛Lルベ
ルであれば°If’レベルとなる。また、信号KOは、
コモン信号正−10〜H2のいずれかが゛Lルベルの区
間は、ナンド回路G209の出力が°H’レベルであれ
ば’II’レベルとなり、ナンド回路G 209の出力
が“Lルベルであれば9 L lレベルとなる。これに
より、ナンド回路G209の出力が°Hルベルならば、
後で述べるセグメント駆動信号JOとコモン信号1−1
0〜H2との電位差が3■oとなることにより、セグメ
ントに対応する液晶が発色する。また、ナンド回路G2
o、の出力が゛Lルベルならば、セグメント駆動信号J
Oとコモン信号Ho〜H2との電位差がVoとなること
により、セグメントに対応する液晶は発色しない。いま
、セグメン) SEG、、5EG2に対応する1月LA
M85のメモリーエリアの内容は+l+で、セグメント
8IうG、に対応する1)I(、AM85のメモリーエ
リアの内容は°0′であるので、信号+(Oの波形は第
25図(i)に示すようになる。従って、レベル変換後
のセグメント駆動信号J oは、第25図(」)に示す
ようになる。よって、コモン信号110とセグメント駆
動信号JOとの電位差110〜J Oは、第25図(k
)に示すようになり、セグメン)S1flG0は跳デユ
ーティで発色することになる。また、コモン信号111
とセグメント駆動信号Joとの電位差1(1−JOは、
第25図(−iりに示すように常にV。となり、セグメ
ントS1?JG+は発色しない。さらに、コモン信号1
12とセグメント駆動信号JOとの電位差1−12〜J
Oは、第25図(m)に示すようになり、セグメン)S
EG2は%チーーティで発色することになる。他のセグ
メン)SEG3〜SEG、。、についても、全く同様に
して発色が制御される。なお、上述のようにセグメント
か/3に一ティで発色されても、人の眼には連続的に発
色しているように見えることは云うまでもない。また、
上記メモリーエリアS E Go −8E (3+o+
 の添字は、説明のために付されたもので、メモリーエ
リア5ECo〜SEG、。、の番地とは直接的には関係
がない。
ここで、表示用セグメントとDRAM85のメモリーエ
リアの番地との対応関係について簡単に説明する。原則
として、ポイント表示用データーは、そのままDILA
M85のメモリーエリアの番地を指定する。例えば、ポ
イント表示用のセグメント列の最左m(高速秒時がわ)
のセグメントが、J)IIAM85のメモリーエリアの
0番地に対応して(・たとする。右に1つずつセグメン
トが移動するごとに、そのセグメントに対応するメモリ
ーエリアの番地は1番地ずつ増えてゆくことになる。い
ま、ポイント表示用データーが°4′だったとすると、
I)RAJW85のメモリーエリアの4番地に°1゛を
ストアすることにより、ポイント表示用セグメント列の
最左端から5番目のセグメントを発色表示することにな
る。この番地の指定は、任意に設定することができ、本
発明のカメラ10では、後述するプログラムからも判る
通り、ポイント表示用セグメント列の、“’ OV E
 I(”セグメントの上位に対応する最左端のセグメン
トをメモリーエリアのC41番地に、L ON G”セ
グメントの上位に対応する最右端のセグメントなC40
(=C41+35 )番地に指定している。なお、後述
するプログラムでは、ポイント表示用データーとバー表
示用データーとを同じ演算式を用いて求めており、その
番地指定のまま表示すると重複する。これは、バー表示
の場合には、表示データーにある定数を加算してI)R
AM85のメモリーエリアの番地指定をずらすことによ
り解決されるが、プログラム上はその定数の加算につい
ては、特に明示しなかった。
第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシャッター秒
時の計数方法をグラフで示したものである。
実際には、CPU50の内部でソフトウェア的に行なわ
れるもので、後に詳細に説明するが、ここではまず簡単
にその概要について説明しておく。メモリーモードは、
実際にダイレクト測光で撮影した実露出時間を計数し、
これに基づ(・て露出制御を行なうものであるが、露光
量を記憶するため、メモリーモード撮影中に絞りあるい
はフィルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量
が一定となるように記憶値を変更する必要がある。この
場合、絞り値およびフィルム感度値は、本発明のカメラ
lOでは、最小有効ピット(LeasL  51g1f
icant13+t T LSB ) 、/12 Ev
 O精度をもった対数圧縮情報であるので、上記実露出
時間も絞り値、フィルム感度値と同系列の数値に変換す
る必要がある。
このための方法としては、(1)実露出時間を同一の周
期のパルスで計数した後、CPU50でL S B /
l 2Evのl1lv値に変換する方法、(2)計数の
基準となるクロックのパルス周期を時間と共に変え、計
数値そのものをL S B 1/12 Evの時間値(
以下、Tv値と記す。)相当の値となるようにする方法
、の2つの方法が考えられる。本発明のカメラ1oでは
、後者の方法を採用している。実露出時間を厳密にTv
値に変換するには、クロック周波数の制御が非常に複雑
になる。このため、本発明のカメラ10では、露出時間
が倍々になるごとにクロック周期も倍々になるように制
御している。第26図は、実露出時間をTv値に変換す
るための理想曲線Aと、本発明のカメラ10が採用する
方法による変換曲線Bとの関係を示しており、本発明の
カメラ10の採用する方法によれば、理想曲線Aからの
誤差は、量子化誤差を含めても最大約0.08Ev程度
しかなく、カメラとしては充分な精度を発輝することが
できるものである。
なお、第5図中に示したデジフル露出情報導入回路60
は、マニュアルシャッター秒時および補正値CVをCP
U5o内にデジタル量のまま入力させる回路であるが、
既に周知の回路手段を用いて容易に構成することができ
るので、詳しい説明および図示を絃に省略する。また、
基準電圧回路69についても同様に、詳しい説明および
図示を厳に省略する。
以上のように、本発明のカメラlOは構成されている。
次に、このカメラ10の動作の説明に入る前に、本発明
のカメラ10における撮影モードについて簡単に概説す
る。まず、カメラ1oの撮影モードは、オートモードと
、マニュアルモードと、オフモードとの3つの基本的な
撮影モードに大別される。
オートモードは、被写体の明るさを測光してシャッター
秒時を自動的に決定するいわゆる自動露出撮影モードで
あって、撮影モード切換用操作ノブ21をl−A U 
T OJ指標に対応させることによって選択される。こ
のオートモードは、更に、平均ダイレクトオートモード
、スポットオートモード、ストロボオートモードに分け
られる。平均ダイレクトオートモードは、露出中にフィ
ルム面およびシャッター幕面から反射する被写体光を平
均測光して適正露出となった時点で自動的にシャッター
を閉成する撮影モードであり、このモードにおいては、
上記メモリー指令操作ノブ13の指標を「MEMORY
」指標に対応させることによって、メモリーモードの選
択が可能である。このメモリーモードが選択されると、
選択後l鉤目の撮影時のシャッター秒時がカメラ10内
に記憶され、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13の
指標を「cLEARJ指標に対応させることによってメ
モリーモードがクリアーされない限り、何駒分でも同一
の露出レベルで撮影が行なわれる。また、上記スポット
オートモードは、撮影前に複数の被写体部位をスポット
側光して、各被写体部位の輝度値の平均値を用いて適正
露出どなるようにシャッターが自動的に作動される撮影
モードであり、オートモードの状態で上記スポット入力
釦14を押下することによってスポットオートモードが
選択されると同時に、スポット測光値の入力および記憶
もなされるようになっている。なお、スポット測光値と
しては、上記部分測光用の光起電力素子PD2に光学的
に対応するようにファインダー内に設けられたスポット
測光指標(図示されず)に映し出された被写体部位の測
光値が入力される。このスポットオートモードにおいて
は、ハイライト指令釦15またはシャドウ指令釦16を
押下することによって、さらにハイライトモードまたは
シャドウモードの選択が可能である。ハイライトモード
の場合には、複数のスポット測光値のうちで、最大輝度
のスポット測光値を基準として、これより2 ’/3 
Evだけ露出が低下するようにシャッター秒時が決定さ
れて露出制御が行なわれる。また、シャドウモードの場
合には、複数のスポット測光値のうちで最小輝度のスポ
ット測光値を基準として、これより273 Evだけ露
出が高くなるようにシャッター秒時が決定されて撮影が
行なわれる。さらに、上記スi・ロボオートモードは、
オートモードの状態でストロボ取付用シー−24にスト
ロボを装着しあるいは接続用コネクター25にストロボ
を接続し、かつ、同ストロボの電源をオンさせたときに
選択される撮影モードであり、シャッターがストロボ同
調秒時であるJ/60秒で作動されると共に、適正露出
でス]・ロボが自動調光される。
上HQマニュアルモードは、上a己マニュアルシャッタ
ー秒時設定環7によって設定されたシャッター秒時でシ
ャンターを作動させる撮影モードであって、上記撮影モ
ード切換用操作ノブ21を[MAN[J A L J指
標に対応させることによって選択される。
このマニュアルモー ドは通常マニュアルモードと、ス
ポットマニュアルモートド、ストロボマニュアルモード
とに分けられる。しかし、この3つのモードは、撮影情
報表示装置39における表示の態様カ異7’、CルタI
tfで、ンヤッターがマニーアルシャッター秒時で作動
される点においては同じである。
なお、マニュアルモードではメモリーモー ドの選択は
できず、また、スポットマニュアルモードでは、ハイラ
イトモード、シャドウモードの選択が可能である。
」二組オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ21を
rOFFJ指標に対応させるととによって選択される撮
影モードで、平均ダイレフ1測光で被写体光が測光され
、シャッター秒時がし、。秒より短い場合にはそのシャ
ッター秒時でシャッターが閉成され、−0秒より長(・
場合には、′/4o秒で強制的にシャッターが閉成され
る。
次に、第27図のフローチャートを参照しながら、カメ
ラ10の動作およびCPU50におけるプログラムの流
れについて概説する。まず、カメラ10に電源が投入さ
れると、CPU5oおよびインターフェースが初期状態
にリセットされ、次に、カメラlOの撮影モードに応じ
て所定のプログラムへの分岐が行なわれる。捷ず、カメ
ラ10がダイレクトオートモードであった場合には、オ
ートであるか否かの判定をイエス(以下、フローチャー
ト上ではイエスの分岐方向をYで示す。)で、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノー(以下、フローチャ
ート上ではノーの分岐方向をNで示す。)で、スポット
モードであるか否かの判定をノーで、それぞれ抜けて、
ダイレクトオートモードのだめのプログラムに入る。な
お、いまメモリーモードは選択されていないとする。こ
のプログラムでは、まずモード切換直後であるか否かの
判定が行なわれ、モード切換直後の場合には、ファイン
ダー内表示、インターフェースおよびCPU5oの内部
レジスターのリセットが行なわれる。次に、開放側光に
よる平均輝度値(以下、輝度値をBv値と記も)。
(フィルム感度値−絞り値)の演算値(以下、5vAV
値と記す。)および補正値(以下、Cv値と記す。)が
順次人力され、この後メモリーホールドであるか否かの
判定が行なわれる。メモリーボールドとは、ダイレクト
測光による実露出時間が既(C記憶された状態をいい、
同じメモリーモードでありながら、単にメモリーモード
が選択されただけで実露出時間が記憶されていないメモ
リー七ノドの状態とは区別される。メモリーホールド状
態であればTv値の演算に用いる平均Bv値等を既(C
ホールドしたものと変更■2、しかる後にTv値の演算
を行なう。そ!、てTv値の演算が終了したなら行なわ
れ、シャッターレリーズがされていなければ、■−(1
)を通じてフローチャートの初めに戻り、シャッターが
レリーズされるまで、ループを繰り返す。このため、撮
影情報表示装置39には、常1(最新の適IEシャッタ
ー秒時(Tv値)がバー表示される。シャッターがレリ
ーズされると、トリガー開か否かの判定でループして露
出が開始される1で時期1.、トリガーが開くと、メモ
リーモードでなければダイレクト測光による積分出力が
所定レベル;(達した時点でシャッターが閉じて露出が
終了される。また、メモリーモードであってメモリーホ
ールドでなければ、実露出時間のカウントが同時に行な
われる。さらに、メモリーモー ドであってメモリーホ
ールドであれば、既に記憶されているTv値に基づいて
シャッター秒時が制御される。そして、露出終了後は、
■−■を通じてフローチャートの初めに戻って、次の撮
影のだめの表示を繰り返す。
また、カメラ1oがスポットオートモードであった場合
l(は、オートモードであるか否かの判定をイエスで、
ストロボ電源オンでちるが否かX’41の判定をノーで
、スポットモー ドであるか否かの判定をイエスでそれ
ぞれ抜けて、スポットオー トモードのだめのプログラ
ムに入る。このプログラムでは、まずスポット人力があ
るが否かの判定が行なわれるが、スポットモー ド選択
時にはかならずスポット人力があったことになるので、
まず、スポットオートモードでスポット入力ありのプロ
グラムに入り、次に、モー ド切換直後であるか否かの
判定が行なわれ、切換直後の場合には、ファインダー内
表示、インターフェースおよびCPU50の内部レジス
ターのリセットが行なわれる。
次に、開放測光によるスポラ) Bv値、Sv −Av
値が順次入力され、Tv値の演算を行なった後、このT
v値を記憶すると共に、ポイント表示する(第48図参
照)。続いて、ハイライトモードまたはシャドウモー 
ドかの判定を行ない、これらのモードでなければ、Cv
値の入力を行ない、補IEを加味したうえで、Tv値の
学純平吻の演算を行なった後、これをバー表示する(第
50図参照)。ことで、Tv値のポイント表示において
は、Cv値を加えず、バー表示においてはこれを加味し
たのは、ポイント表示は被写体輝度の表示が原則であっ
て、実際はスポット人力時の被写体輝度をもとに適正レ
ベルの゛「V値換算の表示を行なっているためであり、
一方、バー表示は実露出時間レベルの表示なので補正を
加味してこれを表示するようにしたためである。平均値
のバー表示の後、レリー ズか否かの判定が行なわれ、
レリーズされていなければ、■−■を通じてモー ド判
別のプロ・・ダラムに戻り、再びスポット人力があるか
否かの判定に入る。スポット人力後2回目のループでは
、スポット人力状態が1回目のループの中で解除されて
いるので、こんどは、スポット人力なしのプログラムに
入る。
こζでは、まず、Sv −Av値が人力され、記憶され
た複数のスポラ)Bv値に基づいてTv値がそれぞれ演
算され、各Tv値のポイント表示の変更がなされる。即
ち、スポット入力操作による記憶はあくまでも露光量の
記憶であるので、露光量が一定となるように人カポイン
ドの変更を行なう。次に、ハイライトモー ドまたはシ
ャドウモードであるか否かの判定が行なわれ、これらの
モー ドでなければ、Cv値を入力した後に、補正を加
味してTv値の単純平均を演算し、この平均値をバー表
示する(第50図参照)。続いて、現在測光中のスポラ
)BV値を入力し、このBv値を適正な露出を与えるT
v値に換算してポイント表示する。このポイント表示は
、点滅表示によって行なわれ、既に人力したBv値に蒸
づ< Tv値と区別される。次に、メモリーホールドで
あるか否かの判定を行ない、メモリーホールドであれば
レリーズか否かの判定に抜け、そうでなげれば、ハイラ
イトモードであるか否か、およびシャドウモー ドでち
るか否かの判定に入る。もし、ハイライトモードでも・
/ヤドウモー ドでもなければ、レリーズであるか否か
の判定に抜ける。
次に、スポットオートモードで、ハイライトモードまた
はシャドウモードであった場合について述べる。いま、
スポット入力操作がなされ、Tv値のポイント表示が終
ったとする。次に、ハイライトモードまたはシャドウモ
ードであれば 、+−*示の変更は行なわず、シャッタ
ーレリーズの判定により再びモード判別のプログラムへ
分岐スる。
そして、再びスポット人力の判定に至ると、こんどはス
ポット入力なしのプログラム1(入り、露光量が一定と
なるようIc、ポイント表示のシフトが行なわれ、しか
る後に、バイラ−1)モー ドまだはシャドウモー ド
の判別が行なわれる。いま、ハイライトモ〜 ドまたは
シャドウモー ドであるので、バー表示のシフトは行な
わず、現測光値のポイント表示を行なった後、メモリー
ホールドでなければ、次に・・イライトモードであるか
否かを判別する。もし、バイラ・イトモ・−ドであれば
、スポット人力操作により記憶した複数の輝度値のうち
の最高輝度値に対1.2 ’/3Evだけオーバーとな
るTv値をバー表示する(第52図参照)。このバー表
示の際には、撮影者がどの測光ポイントを基準に2hE
vオーバーがわなのかを明確に知ることができるように
するため、バー表示の先端は、一旦最高輝度値に対応す
るTv値まで伸び(第51図参照)、この後、その点か
ら2 ”/3 Bvオーバーがわに停止する(第52図
参照)。他方、もし、シャドウモードであれば、スポッ
ト人力操作により記憶1−た複数の輝度値のうちの最低
輝度値に対し2/Evア3    ・ ンダーとなるlpv値をバー表示する(第56図参照)
この場合でも、バー表示の先端は、一旦最低輝度値に対
応するTv値まで戻り(第55図参照)、この後、その
点から2 /3 Evアンタ゛−がわに停止する(第5
6図参照)。
そして、スポットオートモードで、シャッターがレリー
ズされると、次(芝、トリガーが開いたか否かの判定で
ループして露出が開始されるまで侍期し、トリガーが開
くと、タイマーカウンターに設定されたバー表示情報に
相応する露出時間情報に基づき、露出時間の計時を行な
う。そ;−て、このタイマーカウンターの値が所定値に
達すると、シャッターが閉じて露出が終了される。この
後、■−■を通じて、再びモード判別のプログラムに戻
る。
次に、ダイレクトオートモー ドで、かつ、メモリーモ
ードがセットされた場合について説明する。
いま、メモリーホールドでないものとする。すると、オ
ートモードであるか否かの判定を・イエスで、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノーで、ダイレクトオー
トかつ、メモリーホールドの判定をノーで、スポットモ
ードであるか否かの判定をノーでそれぞれ抜け℃、ダイ
レクトオートモー ドのプログラムに入る。そ1−て、
レリーズ前は、通常の〃゛イレクトオートモード場合と
全く同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図参
照)。
シャッターがレリーズされると、トリガー開まで時期l
また後、メモリーホールドの判定をノーに抜けることに
より、ダイレクトオートモー ドでの実露出時間のカウ
ントを行なうと同時に、アペックス値への変更を行なう
。この後露出が終了すると、再びモード判別のプログラ
ムへ分岐する。ことで、も17、メモリーモー ドが解
除されなければ、自動的にメモリーホールド状態となる
。なお、メモリーホールド状態となれば、バー表示およ
び“IMO”の表示が低速で点滅表示される(第58図
参照)。これにより、撮影者に対しメモリーモードによ
る撮影状態であることを積極的に表示し、誤ったモード
で撮影するおそれを少なくしている。
次に、ダイレクトオートモードであり、かつ、メモリー
ホールド状態であるという判定をイエスに抜け、新たな
平均Ilv値を人力することなしに、5v−Av値、 
Cv値を人力するステップに入る。
ここで、新だな平均Bv値を人力しないのは、メモリー
ホールドは露光量記憶であるので、Bv値は既゛に入力
されて記憶されており、5v−Av値およびCv値の情
報だけが人力されればよいからである。
Cv値の人力が終ると、メモリーホールドであるか否か
の判別を行ない、いまメモリーホールドであるので、ダ
イレクト測光によるメモリーホールド時のSv −Av
値およびCv値から現在の5v−Av値およびCv値に
変更があった場合には、これ1(応じてバー表示の変更
を行なう。これは、メモリーホールドは露出時間の記憶
ではなく、露光量の記憶を行なっているからである。次
に、シャッターがレリーズされると、メモリーホールド
であるので、バー表示情報に相応した値が設定されてい
るタイマーカウンターにより、メモリー撮影情報による
露出制御が行なわれる。つまり、メモリーホールド前の
ダイレクト測光撮影時の露光量と同じレベルでの撮影が
行なわれる。なお、Cv値に応じてバー表示はシフトす
るので、露光量は補正可能であり、厳密には露光量記憶
とはいえないが、補正をかけたときにファインダー内表
示および実露出においてバー表示が変化しないのはカノ
ラ10の故障ではないのかとまちがえられるおそれがあ
るので、メモリーモードでも補旧が可能となるようにし
ている。
次に、スポットオートモードにおけるメモリー撮影につ
いて述べる。この場合、スポット人力操作は無効となり
、プログラムは、直接スポットオートモードでスポット
人力なしのフローに分岐する。まだ、ハイライト基準の
Tv値のバー表示およびシャドウ基準のTv値のバー表
示は行なわれない。
その他のプログラムの流れは、上記スポットオートモー
ドのところで説明したのとほとんど同様である。このス
ポットモードにおけるメモリーホールド状態では、“M
IMO”表示2人カポインド表示、およびバー表示が低
速で点滅し、現測光値のポイント表示はより速い通常の
速度で点滅する。なお、露出制御は、らくまでもバー表
示データーに基づいて行なわれる。
次に、オートモードにおけるストロボ撮影について説明
する。オートモードにおいてストロボの電源をオンする
と、自動的にダイレクト測光により露出制御がなされる
。まず、プロゲラ・ムは、オートモードであるか否かの
判定をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判定
をイエスで抜けて、ストロボオートモードのだめのフロ
ーに入る。
そして、初めに、モード切換直後であるか否かが判断さ
れ、切換直後であれば、ファインダー内表示の初期設定
を行なった後、平均Bv 値、 Sv −Av値、 C
v値がそれぞれ人力される。次に、この平均I3 v値
、 Sv −Av (iii 、 Cv値からTv値が
アペックス演算される。ことで、ストロボ撮影時のファ
・イシダー内表示は、ストロボ同調秒時“60”の表示
と定点指標の表示とを行なう(第68図参照)。即ち、
シャッター秒時”760秒の露出レベルに対する偏差の
ポイント表示を行なう。次に、ストロボ撮影が露出オー
バーかアンダーかの判定が行なわれ、露出オーバー 、
アンダーまたは適正が表示される。
この表示は、ストロボ発電後2秒間だけ行なわれ、露出
オーバーであれば“十°′マークを点滅さす、アンダー
であれば“−″マークを点滅させる(第70図および第
71図参照)。そして、いずれでもなければ、適旧露出
ということで、定点指標“ム”を点滅させる(第73図
参照)。なお、ストロボ発足後2秒間以外の平生時には
、たんに定点指標“ム″を連続表示させる。次に、レリ
ーズされているが否かを判別し、もしレリーズされてい
なければ、再びモード判別のプログラムに戻り、もしレ
リーズされていれば、トリガー開の判定でループして露
出開始まで時期する。そして、トリガーが開くと、ダイ
レクト測光による積分を開始すると共に、シャッターが
全開1(なったところでストロボを発光させる1、この
ダイレクト測光による露出制御とストロボ制御は、前述
(またようにハード的に行なう。
モード判別のプログラムにおいて、オートモードでなか
った場合には、次に、マニュアルモードであるか否かの
判別が行なわれ、マニュア/I/モ−ドでもなかった場
合には、オフモードであるので、オフモードのフローに
分岐する。オフモードでは、ファインダー内表示がすべ
て消去されて電源の消耗が防止されたうえで、■−■を
通じてモード判別のプログラムに戻る。そして、シャッ
ターがレリーズされた場合には、前述したように最長露
出時間が限られた範囲内でダイレクト測光による露出制
御が行なわれるうこの露出制御は、C1,’Us。
のプログラムではなく、ノーード的に行なわれる。
次に、マニュアルモードが選択されていた場合には、続
いて、ストロボの電源が投入されているか否かの判別が
行なわれる。いま、ストロボの電源がオンされていない
ときには、次に、スポットモードか否かの判定が行なわ
れ、スポットモードでなければ、プログラムは通常マニ
ー“アルモードのフローに分岐する。ここでは、まず、
モード切換直後か否かの判定が行なわれ、直後であれば
、変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれる。
続いて、マニュアル設定秒時に対応したマニュアルデー
ターの入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示
を行なう。第61図においては、シャッター秒時か/6
0秒に設定された状態が示されている。次に、平均13
v値、5v−Av値、 Cv値がそれぞれ順次入力され
、上記マニーアルデーター。
平均Bv値、5v−Aσ値およびCv値から標準露出レ
ベルに対するずれ量(以下、偏差という。)が演算され
、これがバー表示される(第61図)。続いて、レリー
ズされているか否かが判別され、レリーズされていなけ
れば再びモード判別のプログラムに戻り、もしレリーズ
されていれば、トリガー開の判定のループで露出開始ま
で時期する。そして、トリガーが開かれると、タイマー
カウンターニ設定されたマニーアルデーターに基づき、
露出時間をカウントし、タイマーカウンターの値が所定
値に達したら露出を終了し、再びモード判別のプログラ
ムに分岐する。
上記スポットモードの判別におり・て、スポットモード
が選択されていた場合には、スポットマニュアルモード
なので、スポットマニュアルモードのためのフローに分
岐する。ここでは、まず、スポット入力操作がなされて
いるか否かが判定されるが、スポットモード選択後1回
目のプログラムの流れでは、かならず同時にスポット入
力がなされているので、続いて、モード切換直後か否か
の判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変数の
リセット、表示のリセット、インターフェースのリセッ
トが行なわれる。次に、マニュアル設定秒時に対応した
マニュアルデーターの入力が行なわれ、マニュアルシャ
ッター秒時の表示が行なわれる(第63図の125′′
の表示参照)。続いて、スポラ) I3v ljJ 、
 Sv −Av値の入力を順次行な(・、上d己マニュ
アルデーター、Bvl直、 Sv −Av l直とから
標準露出レベルに対する偏差の演算および記憶が行なわ
れ、これがポイント表示される(第63図参照)。次に
、ハイライトモードまたはシャドウモードか否かを判別
し、いずれかのモードの場合には、直接レリーズか否か
の判断に入る。いずれのモードでもなければ、Cv値を
入力し、記憶されたスポット入力値の単純平均値の標準
露出レベルに対する偏差の演算を行なって、これをノく
一表示する(第63図参照)。次に、レリーズされてい
るか否かを判別する。もしレリーズされていなければ、
モード判別のプログラムに戻る。そし、て、再びスポッ
ト入力の判断までくると、この間にスポットモードの解
除がなされていない限り、次に、スポット入力なしのフ
ローに分岐する。ここでは、マス、マニュアルデーター
の入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示を行
なう。次に、5v−Av値を入力した後、5v−Av値
の変化量に応じて露光量が一定となるようにポイント表
示の変更を行なう。続いて、ハイライトモードまたはシ
ャドウモードか否かの判別を行ない、いずれでもなけれ
ば、Cv値の入力を行なった後に、Sv −Av値、 
Cv値の変化量に応じて露光量が一定となるようにバー
表示の変更を行なう。ここで、ポイント表示には、Cv
値が加味されず、バー表示にはCv値が加味されている
。これは、オートモードの説明において述べたのと同様
に、ポイント表示はあくまでも被写体輝度の表示を原則
としているが、実際にはスポット入力時の被写体輝度を
もとに、標準露出レベルに対する偏差を表示している。
これに対し、バー表示は、実露出レベルの指標となるも
のなので、Cv値を加味している。次に、スポッ) B
v値の入力を行なった後に、このBv値と5v−Av値
とから標準露出レベルに対する偏差のポイント表示を行
なう。この表示は、現測光ポイントの表示であるので、
既入ノJポイントと区別するために、点滅表示となって
いる(第63図参照)。いま、ハイライトモードでも、
シャドウモードでもないとすると、次に、レリーズされ
ているか否かの判断に入り、レリーズされていなげれば
、再びモード判別のプログラムへ戻る。第64図は、入
カポインドの単純平均値の偏差がバー表示されてt・る
状態を、第65図は、補正が入力されている状態を、そ
れぞれ示している。
次ニ、スポットマニュアルモードでハイライトモードま
たはンヤドウモードが選択されている場合について述べ
る。いま、スポットモードは選択されているが、スポッ
ト入力操作がなされていないとき、前記のように、スポ
ット入力のポイント表示の変更を行なった後に、ハイラ
イトモードかまたはシャドウモードかの判別を行なう。
いま、ハイライトモードであるとすると、スポット入力
値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわず、前記
したように、現測光ポイントの点滅表示を行なった後に
、ハイライトモードか否かの判別を行なう。いまハイラ
イトモードであるので、多点火カポインドの最高輝度値
より21.//3Evマイナスがわにバー表示を行なう
(第66図参照)。この場合、オートモードでの表示と
同様に、どのスポット入カポインドを基準に2 //3
Evマイナスがわなのかを撮影者に知らせるため、バー
表示の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点火カ
ポインドの最高輝度値より27’3 EVマイナス側に
バー表示を変更する。次に、レリーズされているか否か
を判別し、レリーズされていなげれば、再びモード判別
のプログラムへ分岐スル。
次に、シャドウモードが選択されていた場合について述
べる。現側光ポイントの点滅表示までは、ハイライトモ
ードの場合と同様であるので、それ以降のプログラムに
つ(・て説明する。いま、シャドウモードであるので、
多点火カポインドの最低輝度値より22/3Evだけプ
ラスがわにバー表示を行なう(第67図参照)。この場
合、バー表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、この
後最低輝度1直より22//3E■プラスがわにバー表
示が伸びる。
つぎに、レリーズされているか否かが判別され、レリー
ズされていなければ、再びモード判別のプログラムに戻
る。
スポットモードにおいて、レリーズされていたときには
、つぎにトリガーが開いているか否かを判別し、トリガ
ーが開いていれば、タイマーカウンターに設定されたマ
ニュアルデーターに基づき露出時間を計時し、タイマー
カウンターが所定値に達したときに露出を終了する。露
出終了後は再びモード判別のプログラムへ戻る。
次に、マニネアルモードでストロボの電源がオンされて
いる場合について説明する。いま、ストロボの電源がオ
ンされてストロボマニーアル撮影を行なうとき、まずモ
ード切換直後か否かを判別し、切換直後であれば、表示
のりセントを行なう。
第73図に示す’MANU”の表示と定点指標の表示と
がこれにあたる。次に、マニュアルデーターの入力を行
なった後に、シャッター秒時の表示を行なう。第73図
では、マニュアルシャッター秒時として1/30秒が設
定されている状態を示す。続いて、平均Bv値、5v−
Av値、 Cv値の順に入力され、これらの値から、標
準露出レベルに対する偏差を演算し、これをポイント表
示する(第73図参照)。
次に、レリーズされているか否かを判別し、レリーズさ
れていなければモード判別のプログラムへ分岐する。な
お、オートモードまたはオフモードでは、ストロボ撮影
においては、シャッター秒時はすべてストロボ同調秒時
となるが、マニュアル撮影では、マニーアルで設定され
たシャッター秒時でシャッターが制御される。
次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図〜第44
図の詳細なフローチャートを参照にしながら、CPU5
oにおけるプログラムの流れと共に説明する。まず、第
28図に示すように電源を投入する。
これはカメラJOの電池収納室内に規定電圧以上の起電
力および容量をもった電池を収納したことに相当する。
次に、表示のクリアを行なう。これはDRAM85の内
容をすべて90′にすることに相当する。また、インタ
ーフェースのリセットを行なう。ここでは、出力ポート
00〜03に正のパルスを出力し、スポットモード検出
用フリップフロップ回路(G7 、G9 ) 、スポッ
ト入力検出用フリップフロップ回路(G11.GI2 
) 、ハイライトモーG21)の各フリップフロップ回
路をリセットスる。
これにより、各入力ポートI2〜■5が°0′になる。
次に、変数のリセットを行なう。ここでは、まず、フラ
ッグM10の内容(MIO)をIl+にする。このフラ
ッグMIOはメモリーホールド検出フラッグであり、(
MI O)=Oでメモリーホールド状態を示す。
次に、撮影モード検出フラッグM13にオフモード定数
C22をストアする。この撮影モード検出フラッグM1
3は、各撮影モードに応じた定数が設定されるもので、
同じ撮影モード検出フラッグM12とペアで撮影モード
の変更直後か否かの判別等を行なうに用いられる。続い
て、ハイライト入力直後検出フラッグM17に0′をス
トアする。このハイライト入力直後検出フラッグM17
は、ハイライト入力直後か否かを判別するためのフラッ
グである。次に、シャドウ入力直後検出フラッグM18
に90′をストアする。このシャドウ入力直後検出フラ
ッグM18は、シャドウ入力直後か否かの検出フラッグ
である。前述したように、ハイライト基準撮影またはシ
ャドウ基準撮影のときには、そのモードが選択された直
後、一度入カポイントの最高輝度値または最低輝度値ま
でバー表示の先端が伸び、この後所定の露出レベルにバ
ー表示が設定される。従って、一旦ハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されると、それ以後に入力さ
れたスポット入カポインドに対するバー表示のシフトに
おいては、定められた所定の露出レベルにバー表示を変
更するのみで、最高輝度値または最低輝度値にバー表示
を再び設定するという動作は行なわない。このため、ハ
イライト入力、シャドウ入力がなされた直後か否かの判
別が必要になる。
ハイライト入力直後検出フラッグM17 、シャドウ入
力直後検出フラッグM18は、この検出のためのフラッ
グである。続いて、点滅表示フラッグM22に“1′を
ストアする。この点滅表示フラッグM22は、点滅表示
を行なわせるためのフラッグであって、このフラッグM
22の符号を反転させることにより、表示を行なったり
消去したりして、点滅表示が行なわれるようになってい
る。
このようにして、電源投入後の初期設定が行なわれると
、続いて、入カポ−)IOが“l′であるか否かの判定
により、オートモードであるか否かが判別される。いま
、l0=1であった、即ち、オートモードが選択されて
いたとすると、次に、入力ポート■13が°1′である
か否かの判別が行なわれる。入力ポート113は、スト
ロボの電源が投入されているときに113=1となるが
、いま、ストロボの電源が投入されておらず、■l:4
−0テアったとする。すると、次に、メモリーモード検
出用人カポ−)I6が°l′であるか否かの検出が行な
われる。この入力ポート16は、メモリーモードのとき
に16−1となる。いま、メモリーモードが選択されて
おらず、l6=0だったとする。次に、メモリーホー・
・ルド検出フラッグM10の内容を°1゜にする。これ
は、いまメモリーホールド状態でないので、フラッグM
10の内容をリセットするために行なわれる。続いて、
“’MEMO”の表示がクリアされる。これは、”ME
MO”のセグメントに対応するDRAM85のメモリー
エリアの内容を°0′にすることにより行なわれる。次
に、メモリーモード検出フラッグMllに非メモリ一定
数C26をストアする。この非メモリ一定数C26は、
後述する定数C20〜C24,C30、C31とは異な
る値の定数である。次に、フラッグMllの内容(Ml
l)が平均ダイレクトオートモード定数C21と同じが
否かの判定が行なわれる。メモリーモードには、オート
モードでダイレクト測光による露出制御を行なう平均ダ
イレクトオートメモリーの場合と、オートモードでスポ
ット測光による露出制御を行なうスポットオートメモリ
ーの場合とがあることは前述した通りであるが、平均ダ
イレクトオートメモリーモードの場合には、メモリーモ
ード検出フラッグMllには、平均ダイレクトオートモ
ード定数C21がストアされ、また、スポットオートメ
モリーモードの場合には、メモリーモード検出フラッグ
M11には、スポットオートモード定数C20がストア
されている。いま、いずれでもないので、次に、スポッ
トモード検出用入力ポート■2が1′であるかどうかが
判定される。スポットモードのとき、I2−1となるが
、いま、スポットモードでないとすると、撮影モードは
、平均ダイレクトオートモードになり、プログラムは、
■−■を通じて、第29図に示す平均ダイレクトオート
モードのためのフローに分岐する。ここでは、まず、撮
影モード検出フラッグM12に平均ダイレクトオートモ
ード定数C21をストアする。次に、撮影モード検出フ
ラッグM13の内容(Ml3)がオフモード定数C22
であるか否かを判別する。このフラッグM13には、電
源投入直後の変数のリセットにおいて、定数C22が設
定されているので、いま、電源投入直後の1回目のプロ
グラムの流れであるとすれば、次に変数のリセットが行
なわれる。また、(Ml3 ) =C22でなければ、
次に、撮影モード検出フラッグMl2とMl3との内容
(Ml2)と(Ml3)とが互いに等しいか否かの判別
が行なわれ、(Ml3)−(Ml2)でないときには、
他の撮影モードから平均ダイレクトオートモードに変更
された直後であるので、次に変数のリセットが行なわれ
る。(Ml3)=(Ml2)のときには、平均ダイレク
トオートモードに切換後、1回目以降のプログラムの流
れであるので、変数のリセット、表示のリセットを行な
う必要がなく、これらのリセットは行なわれない。いま
、平均ダイレクトオートモードに変更後1回目のプログ
ラムの流れであったとする。このときには、まず変数の
リセットとして、バー表示スタートポイントの初期設定
を行なう。これは、バー表示スタート番地路網エリアM
14に、第19図(a)に示すバー表示用セグメントの
最右端に対応するI) ILA、 M s sのメモリ
ーエリアの番地をストアすることによって行なわれる。
モード変更直後のバー表示においては、セグメントの表
示は最右端のセグメントからスタートし、新しいモード
での撮影が始まったことを撮影者に積極的に知らせるの
で、このためのスタートポイントを指示する必要がある
からである。次に、表示のリセットが行なわれる。ここ
では、第45図に示す“’ A U T O”セグメン
トおよび“’LONG”、′I”〜“2000”。
” OV E R”の各セグメントに対応するI) )
(、A M2Sのメモリーエリアに°1′をストアする
と共に、他のDiLAM、ssのメモリーエリアをすべ
て0′にすることが行なわれる。− /′ −5−一 一/− 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml 2 )が転送され、撮
影モードの記憶が行なわれる。このため、2回目以降の
プログラムの流れでは、かならず(Mla )=(Ml
2)となり、変数のリセットおよび表示のリセットは行
なわれない。次に、メモリーホールド検出フラッグMI
Oの内容(MIO)が“0゛か否かの判別が行なわれる
。いま、メモリーホールド状態でないのでフラッグMI
Oの内容(Ml O)は°1′となっており、このため
(MIO) = Oの内容をノー(N)で抜け、続いて
、平均By値格納エリアMOに、入カポ−)I7 より
入力された平均By値BVIがストアされる。
ここで、ヘッドアンプ回路51がら出力されるアナログ
信号の平均Bv値がどのようにして、デジタル値に変換
されるかについて説明する。まず、CPU5oは、出力
ポート04を11′にして平均By値入力であることを
指定する。次に、出カポ−)05を°l′にして、Bv
値の入力であることを指定する。
ちなみに、被A −D変換アナログ信号s8 の内容と
、出力ボート04および05から出力される信号S3お
よびS7との関係は、信号83.87が? I l ;
 i l  のとき、信号S8は平均Bv値、1′、゛
0′のときスポットBv値、l o l 、 Q 1+
のとき5v−Av値、* o T ’t ’ o rの
とき信号入力禁止となる1、X、・ま、信号83.87
を1+、ll+としたので、被A−D変換アナログ信号
S8は、平均13v値となる。A−1)変換が開始され
るまえには、第17図に示すI)−A変換回路58の各
入力はすべて°0′である1、A、 −D変換開始とと
もに、まず最上位ビット1)7のみを“l′にし、次に
、D 、−A変換回路58の出力電圧VDAと被A、−
1)変換アナログ信号S8の電圧VAGとを比較する。
いま、もし、VAG≧VDAのときコンパレーターA1
2の出力は、“1′となる。CPU50は、次にA−1
)変換信号入力ボート■7が°1′ならば最り位ビット
b、を°1′にしたままにすると共に、A−I)変換結
果をストアするレジスターの最上位ビットに11′を立
てる。もし、VAG<VDAのときは、最上位ビットb
、を°0′にすると共に、A−D変換結果をストアする
レジスターの最上位ピントを“0′にする。以上の動作
をb7〜boまで繰り返すことにより、最終的にA、−
D変換結果をストアするレジスターに平均Bv値に対応
したデジタル値がストアされる。次に、この平均Bv値
に対応したデジタル値は、一旦アキュムレーター(AC
C)79を介して、MO番地にストアされる。なお、後
に説明するスポッ)Bv値および5v−Av値のA−D
変換も全く同様にして行なわれる。
再び第29図に戻って、平均By値格納エリアMOに平
均Bv値がストアされると、次に、再び(MIO)−〇
か否かの判別を行ない、メモリーホールド状態でないの
で、3v−Av値格納エリアMIKSV−−A v値5
V−AVをストアする。そして、再び(MI O)=O
の判別を行ない、メモリーホールド状態でないので、入
カポ−)I9からCV値CVをCv値格納エリアM2に
ストアする。そして、(Ml)=0であるか否かの判定
を行なって、補正入力がないどきには(M 2 ) =
 Oであるので9±1グメントの表示を消去し、補正入
力があるときには(Ml ))oであるので°±′セグ
メントの表示を行ブよう。次に、再び(MIO)=Oの
判定によってメモリーホールドであるか否かの判別を行
なって、いまメモリーホールドでないので、続(・てT
V値の演算に入る。まず、平均Bv値(Mo )とF3
v−AV値(Ml)とを加算した後、加算値を1/4に
する。
これは、Bv値、5v−Av値がL S B  //1
2Evの分解能でストアされているのに対し、表示は1
/3E■の単位で行なっているためである。次に、CV
値(Ml)を加える。CV値はLSBI/3EVの分解
能で入力されているので、補正の必要はない。次に、定
数02を加えてレベル補正を行なったのち、この演算結
果値をバー表示データー格納エリアM3にストアする。
次に、バー表示用セグメントは34個で表示できる範囲
は11/3Evの範囲しかないのに対して、エリアM3
にストアされる演算結果値は、約0〜20EVにもなる
ので、表示用できる範囲にあるか否かの判断が必要とな
る。そこで、次に、演算結果値(Ma)を表示用データ
ーに変換するために、データー変換用のサブルーチンt
 ((Ma ))を実行する。
上記サブルーチンr((Ma))は、値(Ma)の表示
用データーへの変換用関数プログラムであって、具体的
には、第43図に示すようなフローチャートで示される
。次に、このフローチャートについて説明する。
定数C41は、” OV E R,”セグメントに対応
するDRAM85のメモリーエリアの番地を示す定数で
ある。(Ma)≦C41のとき、バー表示データー格納
エリアM3にストアされたTV値はすべてオーバー領域
にあるので、エリアM3の内容なC41にする。
いま、(Ma)≦C41でないとき、次に、エリアM3
の内容(Ma)と定数C40とを比較する。定数C40
は”LONG”セグメントに対応するD R= A M
 85のメモリーエリアの番地を示す定数である。(M
a)≧C40のとき、エリアM3にストアされたTV値
はれば、TV値はバー表示できる領域内にあることを意
味し、そのままサブルーチンf((Ma))を終える。
この後、サブルーチンr((Ma))は、元のプログラ
ムへリターンする。
再び、第29図の平均ダイレクトオートモードのプログ
ラムに戻って、サブルーチンf((M3))が終了する
と、次にある所定時間の遅延命令(インターバル命令)
を実行した後、レリーズ信号入カポ−1−110が°l
′かどうかの判定に入る。ここで、インターバル命令の
役割につし・ては、特にメモリー撮影において重要にな
るので、その説明のところで述べることにする。−ヒ記
入カポ−t−11oは、1.1でレリーズされたことを
示すが、いまレリーズされていなかったとすると、次に
バー表示データー(M3)にもとづき、バー表示を行な
う。このバー表示は、第44図に示すバー表示用のザブ
ルーチンで行なわれる。バー表示の方法は各撮影モード
によって多種多様であるので、バー表示用サブルーチン
のプログラムについては、全体のプログラムの説明を終
えてから説明するものとし、それまではバー表示の態様
についてのみ説明する。
いま、C41< (M3 ) <C40のとき、第45
図に示すような表示がなされる。この場合、モード変更
直後の1回目のプログラムの流れにおいては、バー表示
は最右端のセグメントから順次発色してゆき、第45図
では、シャッター秒時l/15秒を示す“15 ” 声
グメンj・に対応する位置で停止する。モード変更直後
から2回目以降のプログラムの流れにあっては、バー表
示は前回のバー表示の先端からスタートして所定の表示
位置で停止する。もし、(M3)=C41のときには、
第46図に示すように、バー表示は最左端まで伸び、”
0VER”セグメントを点滅表示する。また、(M3)
=C40のときには、第47図に示すように、バー表示
はなされず、”1.ONG”セグメントのみが点滅表示
される。
次に、平均ダイレクトオートモードのプログラムの流れ
の中で、シャッターがレリーズされたとすると、l1o
=1の判定をイエスに抜け、続℃・て、メモリーモード
検出用人カポートI6が°11であるか否かの判定が行
なわれる。入力ポートI6は1′でメモリーモードを示
すが、いまはメモリーモードが選択されて(・ないとし
ているので、判定をノーで抜け、続(・て露出終了信号
入カポ−1−J+zの判別を行なう。入カポ−) 11
2は、露出終了信号S ] 3が入力されるボートで、
後幕保持用マグネットMG1が消磁されるまではl′で
あるので、プログラムの流れは露出終了まで112=1
の判定でループし人カポ−) 1t2が°0′に転じて
露出が終了すると、判定r l 2 = 1をノーで抜
ける。そして、次に、遅延のためのインターバル命令を
実行する。このインターバル命令は、例えば、レジスタ
ーにある数値を記憶した後、1゛ずつ減算命令を実行し
、それが所定値に達したときに実行を終了するようにし
たものである。測光は可動反射ミラー31が降下し、測
光光学系が安定してから行なう必要があるが、後幕保持
用マグネットMG10消磁信号である露出終了信号81
3が“Lルベルになってからミラー31が完全に降下し
、測光光学系が安定するのに数十msを要するため、イ
ンターバル命令が必要とな戻る。
次に、スポットオートモードのプログラムの流れについ
て説明する。カメラ10がオートモードの状態でスポッ
ト入力釦14 (第2図参照)を押圧したとすると、ス
ポット入力スイッチSW、(第7図参照)が閉成し、C
PU5oのスポットモード検出用入力ボート■2および
スポット入力検出用人カポ−)I3が、それぞれ°l°
となる。従って、オートモードにおいて、スポットオー
トモードが選択され、かつ、スポット入力がなされたこ
とになる。このスポットオートモードは、上記平均ダイ
レクトオートモードと同様にオートモードであることに
は変わりないので、第28図のモード判別のプログラム
では、上記平均ダイレクトオートモードが■を通じて分
岐したI2−1の判定まで達して、この判定をこんどは
イエスで抜けて1次に撮影モード検出フラッグM13の
内容(M13)がスポットマニュアルモード定数C24
と等しいか否かの判別が行なわれる。この判別は、カメ
ラ1oの電気回路の構成上次のような場合が生ずるので
必要となる。マニュアルモードには通常マニュアルモー
ドとスポットマニュアルモートドがある。スポノトマニ
ュアルモードの状態では、スポットモード検出用人カポ
−)I2が1′となっており、この状態からオートスイ
ッチSW4を閉成してオートモードに変更したとすると
、スポットマニュアルモードから直接スポットオートモ
ードに変更されることになる。
一般に、スポットモードで撮影する場合は、全体の撮影
頻度に比べると比較的少なく、特にスポット操作を行な
わない限り、平均ダイレクトオートモード、または通常
マニュアルモードにするのが適切である。従って、本発
明のカメラlOでは、マニュアルモードからオートモー
ドへの切換にお(・ては平均ダイレクトオートモードに
、オートモードからマニュアルモードへの切換において
は通常マニュアルモードに切り換わるようにしている。
いま、スポットマニュアルモードからオートモードへの
変更直後には、後述するスポットオートモードのプログ
ラム(第35図参照)の初期で、撮影モード検出フラッ
グM13がスポットマニュアルモード定数C24に設定
されているので、このときには出力ポート0001に’
1’のパルスを送り、スポットモード検出用クリップフ
ロップ回路(G7− GO)と、スポット入力検出用フ
リップフロップ回路(G++ 、G12 )とをリセッ
トし、入力ポートI2.I3を50′にしている。
スポットマニュアルモードからオートモードへの変更直
後でなかった場合には、次に、(MIO)−〇の判定を
行なう。いま、メモリーホールド状態でないので、メモ
リーホールド検出フラッグMIOの内容(MIO)は1
′となっており、この判定をノーで抜ける。続いて、X
3−1の判定が行なわれる。
いま、スポット入力検出用人カポ−) I3が°1′、
即ち、スポット入力があったことになっているので、プ
ログラムは、■−■を通じて、第30図に示すスポット
オートモードであってスポット入力ありのフローチャー
トに分岐する。ここでは、まず、Bv値格納エリアMO
にスポットBv値BV2をストアする。A−D変換して
からデジタル値としてスポットBv値BV2をエリアM
Oに°ストアする方法は、平均Bv値BV1をストアす
る際の説明のところで述べた通りである。次に、スポラ
)By値の値(MO)がある設定値C1より小さいか否
かを判別し、もしくMO)≧CIのときには、エリアM
Oに定数Ctを転送する。一般に、測光回路において測
光できる被写体輝度には限界があり、特に微弱光の方が
問題となる。それは、被写体の輝度が低くなると、光電
流が小さくなり、リーク電流、ノイズによる誤差や、対
数圧縮ダイオードの直線性が失われることによる誤差が
大きくなるからである。そのため、スポラ)By値(M
O)が本来は低輝度を示す大きな値であるにもかかわら
ず小さな値になり、この値に基づし・て露出制御を行な
ったとき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこで、ス
ポラ)By値(MO)がある測光限界値C1以上である
場合には、スポットBv値(MO)をその限界値に固定
するようにしたものである。次に、撮影モード検出フラ
ッグM12にスポットオートモード定数C20をストア
して、撮影モードを記憶する。続いて、上記平均ダイレ
クトオートモードのときと同様に、電源投入直後か、モ
ード切換直後かの判別を(Ml 3 )=C22および
(Ml 3 )=(Ml 2 )の判定によって行ない
、該当する場合には、変数のリセット、表示のりセット
、インターフェースのリセットに入る。なお、前記した
撮影モード検出フラッグM13の内容(Mtaが、スポ
ットマニュアルモード定数C24に等しいか否かの判定
は、ここで行なうようにしてもよいことは言うまでもな
い。上記変数、即ち内部レジスターのリセットであるが
、ここでは最初に重なり検出フラッグM5の内容を°l
′にする。スポットモードでは、現測光ポイントの演算
結果を高速点滅表示することにしているので、この表示
の際、現測光ポイントの表示とスポット入カポインドの
表示とが重なった場合、現測光ポイントの表示を優先し
て点滅表示させる。重なり検出フラッグM5は、このた
めの検出フラッグである。これについては、後に詳述す
る。次に、ハイライト入力検出フラッグM6の内容を°
l゛にする。また、シャドウ入力検出フラッグM7の内
容をl′にする。雨検出フラッグM6.M7は、l′で
ハイライトおよびシャドウモードでないことを示す。続
いて、バー表示スタート番地格納エリアM14に、バー
表示のスタートセグメントのアドレスをストアする。モ
ード変更直後のバー表示のスタートセグメントが最右端
のセグメントであることは、前述した通りである。また
、スポット入力データー数格納エリアMI5の内容な“
0”にする。エリアM15は、スポット人力データー数
をカウントしてストアするためのものである。次に、表
示の初期設定を行なう。ここでは、第48 図i 示j
 ヨうに、”5POT″、LONG”。
0VER,”、”A U T O”および61”〜″2
000”の各セグメントの表示を行なう。スポットオー
トモードでは、これらの表示は不可欠であるので、モー
ド変更直後にこれらの表示を行なわせるものである。
次に、インターフェースの初期設定を行なう。ここでは
、出カポ−)02..03に1°のパルスを出力して、
ハイライトモード検出用フリップフロップ回路(Gts
 −G+e )およびシャドウモード検出用フリップフ
ロップ回路(Glo 、G:t )のリセットを行なう
また、出カポ−)09に°l′を出力し、シャッター制
御信号816を通電時期状態にする。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12にストアされたスポットオートモード
定数C20を転送する。これで、次回のプログラムの流
れからは、初期設定が行なわれないようになる。続いて
、スポット入カデーター数格納エリアM15の内容を1
つインクリメントする。
次に、Bv値格納エリアMoにストアされたスポットB
v値BV2を、レジスターのMBN番地に転送スる。こ
こで、MBN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。次に、5v−Av値
格納エリアM1に5VAv値(SV−AV)をストアす
る。続いて、スポラ) Bv値(Mo) と、5v−A
v値(Ml)とを加算し、その結果をV4にした後、定
数02を加えてレジスターのMTN番iにストアする。
ここで、MTN番地のNは、エリアIIV415の内容
に対応したアドレスを意味するものとする。
また、上記演算式の意味するところは、平均ダイレクト
オートモードの説明で述べた通りである。
次に、MTN番地の内容を変数として前記サブルーチン
f((MTN))(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にストアす
る。次に、スポット入カポインドのTV値(MTN)の
ポイント表示を行なう(第48図参照)。
この段階では、バー表示および現測光ポイントの点滅表
示はいまだなされていな℃・。続℃・て、出カポ−)0
1に正のパルスを出力する。スポットモードでは、スポ
ットモード検出用フリップフロップ回路(GV 、Go
)とスポット入力検出用フリップフロップ回路(Gll
、G+−)との2つのフリップフロップ回路が働くがス
ポット入力に対するシーケンスが終了したら、スポット
入力検出用フリップフロップ回路(Gll 、Gll 
)をリセットし、再びスポット入力状態を時期する必要
がある。出カポ−)01に正のパルスを出力するのはこ
のためである。次に、ハイライト入力検出フラッグM6
の内容(Mo)が′−1′であるか否かの判定、および
シャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が“−1
′であるか否かの判定を行なう。もし、(Mo)=−1
または(Ml)−一1であった場合には、ノ・イライト
モードまたはシャドウモードであるので、スポット入力
データーの加算平均によるバー表示は行なわない。いま
、ハイライトモードでもなく、シャドウモードでもなく
(、(Mo)\−1かつ(Ml)\−1であれば、次に
、スポット入力データー〇加算平均によるバー表示のプ
ログラムへ入る。ここでは、まず、スポット入力操作に
より得られたスポットBv値(MBn)れをバー表示デ
ーター格納エリアM3にストアする。次に、補正値Cv
値Cvを、CV値格納エリアM2にストアする。そして
、補正操作がなされているか否かを、補正値(M2)が
09であるか否かを判別することによって判定し、補正
がある場合には、6±”セグメントの表示を行ない(第
50図参照)、補正がない場合には”土”セグメントの
表示を消去する(第48図参照)。続いて、スポラ)B
Y値の加算平均値(M3)と、5V−Ay値(Ml)と
、GV値を4倍にした値4(M2)と、定数03とを加
えた値を、シャッター秒時格納エリアM8にストアする
。ここで、Cv値(M2)を4倍にして加え合せるのは
、LSBの重みを等しくするためである。
即ち、Bv値(M3)、5v−Av値(Ml )のLS
Bは1712BVであり、Cv値(M2)のLSBはl
/’l Evであるので、Cv値(M2)を4倍にして
、By値(M3  ) 、 5v−A、v値(Ml )
との重みを一致させるためである。従って、エリアM8
の内容(M8)は、露出制御のためのシャッタースピー
ド情報トなるもので、レリーズ後に、内容(M8)に相
応した値をタイマーカウンターに設定して、露出制御を
行なう。これについては、後に詳述する。次に、5v−
AV値(Ml)とスポットBy値の加算平均値(M3)
とを加算し、1/4にした後に、α値(M2)と定数0
2とを加えて、バー表示データー格納エリアM3にスト
アする。続いて、エリアM3の内容(M3)を変数とし
てサブルーチンf ((M3 ))を実行し、内容(M
3)をバー表示のためのTV値に変換した後、バー表示
のためのサブルーチンを実行し、TV値(M3)のバー
表示を行なう(第48図参照)。ここで、スポット入力
が1回目の入力であれば、バー表示は最右端のセグメン
トの表示から始まり、2回目以降の入力であれば、前回
のバー表示の先端のセグメントから所望の位置のセグメ
ントまで移動する。そして、もし、バー表示データー変
換後のTV値(M3)が定数C41に等しいときには、
第49図に示すように、バー表示は最左端のセグメント
まで延びると同時に、”OVI”のセグメントを点滅表
示する。また、バー表示データー変換後のTV値(M3
)が定数C40に等しいときには、バー表示は消え、7
x、oNa”のセグメントが点滅表示される。なお、バ
ー表示の詳細については後述する。
バー表示が終了するか、または上記(M6)=−1ある
いは(Ml)−−1の判定をイエスで抜けたときは、次
に、I 10=1の判定によってシャッターがレリーズ
されているか否かの判別が行なわれる。
レリーズさ坊て(・ないときには、入力ボート■1゜は
0′であるので、判定110=1をノーで抜け、■−■
を通じて再び第28図のモード判別のプログラムに戻る
。また、シャッターがレリーズされたときには、■−〇
を通じて、第29図中の露出制御のためのプログラムに
入る。このプログラムにつ(・ては、後述する。
次に、同じスポットオートモードであっても、スポット
入力がされないとき、即ち、12=1の状態で13=0
0ときのプログラムの流れについて説明する。この揚台
には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、1
2二1の判定をイエスで抜け、■3−1の判定をノーで
抜け、■−■を通じて第31図に示すプログラムへ分岐
する。ここでは、まず、3v−AV値格納エリアM1に
3v−AV値(8V−AV)がストアされる。次に、C
VV値納エリアM2にCv値C■が入力される。いま、
スポット入力状態ではないので、スポットBV値が入力
されないことは言うまでもな(・。続℃・て、(M2)
=Oの判定を行ない、補正があれば′°±″セグメント
の表示を行ない(第50図参照)、補正がなければ°°
±″セグメントの消去を行なう(第48図参照)。次に
、表示用のスポット入力データー(MTn)(n=x〜
N)の表示をすべて消去する。これは、スポット入力デ
ーターのポイント表示は、スポット入力操作が行なわれ
た直後の被写体輝度(スポットBv値)と各時点のS 
V −A、v値とから得られる11−+v値のポイント
表示であるため、5V−A−V値の変化に応じて、ポイ
ント表示を変更する必要があるからである。各々のスポ
ット入力によるスポットBv値が個々のレジスターMB
n(n=1〜N)にストアされていることは前述した。
次に、レジスターMBn(n=1−N)にスl−アされ
たスポットBv値に対するTV値を、l ((Ml)−
1−(MBn )J +C2(n=1〜N )により演
算し、各MBn番地にストアされたスポツ) BV値に
対応する個々のレジスターMTnにストアする。そして
、各レジスターMTnの内容(MTn)に対し、サブル
ーチンf((M’1rn))を実行し、TV値(MTn
)(t+−1〜N)をそれぞれ表示データーに変換する
。次に、表示データー変換後のTV値(MTn)(n−
1−N)をそJlぞれポイント表示する。次に、ハイラ
イト入力検出フラッグM6の内容(M6)が° s +
であるか否かの判定、およびシャドウ入力検出フラッグ
M7の内容(Ml)が−1°であるか否かの判定を行な
う。もし、(M6)=−1または(Ml)コ−1であっ
た場合には、ハイライトモードまたはシャドウモードで
あるので、次に述べるスポット入力データー〇加算平均
によるバ・−表示は行なわず、後述するスポツ) +3
v値の入力(Mo←BV2)のステップまで飛ぶ。いま
、ノ・イライトモードでも1ヨク、シャドウモードでも
ない場合には、次に、スポット人力データーの加算平均
によるバー表示のプログラム□に入る。まず、スポット
入力されたスポットBV値(MBn)(+1=1〜N)
の加算平均値 Σ(MBn)/Nを演n=1 算し、これをバー表示データー格納エリアM3にストア
する。次に、スポツ)BV値の加算平均値(Ms ) 
、 5v−Av値(Ml )、4倍のCV値4(M2)
および定数03を加え、シャッター秒時格納エリアM8
にストアする。このエリアM8の内容(MO)は、前述
したのと同様に、露出制御データーとなる。なお、以後
、演算式の意味については、既に説明したものは詳細な
説明を省略する。次に、’/4((Ml )−1−(M
s ))→−(M2)+C2により、′■値を求め、こ
れをバー表示データー格納エリアM3にストアする。続
いて、サブルーチンf((Ms))の実行によりエリア
M3の内容(Ms)を表示用データーに変換した後、バ
ー表示のサブルーチンを実行することにより、バー表示
させる。
次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラムに入る。
ここでは、現測光ポイントの表示データの演算と、現測
光ポイントの点滅表示がスポット人カポインドと重なっ
たときに、現測光ポイントの表示の態様、即ち、点滅表
示を優先させる処理と、ある点滅周期で現測光ポイント
を点滅表示させる処理とを行なっている。まず、現測光
ポイントの表示データー演算について述べる。初めに、
By値格納エリアMOに、スポットBv値BV2をスト
アする。次に、 V ((MO) + (Ml) l 
+ C2によりTv値を演算した後、これをポイント表
示データー格納エリアM4にストアする。続いて、サブ
ルーチンf((M4))の実行により、エリアM4の内
容(M4)を表示データーに変更後、再びエリアM4に
ストアする。現在ポイント表示されている現測光ポイン
トの表示が更新されるとき、古いポイント表示は、消去
する必要がある。即ち、そのポイント表示に対応したD
RAM85のメモリーエリアの番地の内容を°0′にす
る必要がある。しV・し、現測光ポイントの表示とスポ
ット人カポインドの表示が重なっていたが、現測光ポイ
ントが更新されて表示位置が変わったような場合には、
古い現測光ポイントはスポット人カポインドとして表示
された1まにしなければならない。次に行なわれるのが
、この処理のためのプログラムである。まず、重なり検
出フラッグM5の内容(Ms)がl′であるか否かを判
別し、(Ms)4tで重なりがあるときには、これから
表示しようとしている現測光ポイントの表示データー(
M4)と、現在表示されている現測光ポイントの表示デ
ーター(Ms)とが等しいか否かの判別を行なう。もし
、データー(M4)と(Ms)とが等しくないときには
、現在表示されている現測光ポイントの表示データー(
Ms)と複数のスポット入カポインドデーター (MT
n) (n = l −N )のいずれかと等しくない
かの判別を行なう。もし、等しいものがあれば、データ
ー(Ms)のポイン1゛表示を行ない、等しいものがな
ければ、新たな表示に更新するためにデーター(Ms)
の表示をクリアする。、ti、上記(Ms ) = 1
の判定で、イエスのときには、最初の現測光ポイントの
表示であるということを意味するので、更新する必要が
ない。続いて、 M5番地に新たな現測光ポイントの表
示データー(M4)を転送する。次に、Ilo = 1
の判定により、レリーズされているか否かの判別を行な
い、110 = 1のときには、■−■を通じて、第2
9図中に示す露出制御のプログラムに分岐する。また、
Ilo 41のときには、レリーズされていないので、
次に、現測光ポイントめ点滅表示を行なうプログラムに
入る。寸ず、表示点滅周期格納エリアM23に、表示点
滅周期定数CSOをストアする。続いて、第41図に示
す点滅表示のためのサブルーチンWAIT3に移る。こ
のサブルーチンWAIT3においては、まず、点滅表示
のだめのフラッグM22の反転と、点滅周期のカウント
を行なう第40図に示すサブルーチンWA I T 2
に飛び、遅延のためのプログラムが実行される。このサ
ブルーチンWA I T 2とスポットオートモード時
のプログラム実行時間とによって表示の点滅周期が決定
される。まず、ザブルーチンWA、IT2においては、
表示点滅周期格納エリアM23の内容を1つずつデクリ
メントして再びエリアM23にストアする。次にエリア
M23の内容(M 23 )が109か否かを判別し、
(M2S)キ0のときには、再び内容(M2S)をデク
リメントする。そして、(M2S) = 0となると判
定をイエスに抜けて、次に、点滅1表示フラッグM22
の符号の反転を行なった後、リターンする。このザブル
ーチンWAIT2の実行により、所定の遅延時間が得ら
れる。このサブルーチンWA I T 2の実行後、サ
ブルーチンWAI’l’3では、フラッグM22が°1
′であるか否かを判別し、イエスならば、現測光ポイン
トの表示データー(Ms)のポイント表示を行ない、ノ
ーならばデーター(Ms)の表示のクリアを行なう。な
お、次回のプログラムの流れでは、フラッグM22がサ
ブルーチンWA I T Z内で反転されるので、表示
されたポイントが消されるか、または消されたポイント
が表示される。
このようにして、毎回のプログラムの流れごとに表示状
態が反転され、現測光ポイントの点滅表示が行なわれる
。そして、データー(Ms)の表示またはクリアが行な
われたら、サブルーチンWAIT3の処理は終了し、リ
ターンする。ここで、データー(Ms)の表示とは、D
 RAM ssのメモリーエリアの(Ms)番地に1′
をストアすることであり、データー(Ms)のクリアと
は、DRAM85のメモリーエリアの(Ms)番地に1
0′をストアすることである。
次に、第31図のプログラムは、■−〇を通じて、第3
2図に示すハイライトモードおよびシャドウモードのた
めの処理のプログラムに入る。まず、(Mlo)=00
判定により、メモリーホールド状態であるか否かの判別
が行なわれる。いま、メモリーホールドでない((MI
O) = 1 )ので、判定をノーで抜け、次にl4=
1の判定により、ハイライト人力があるか否かの判別が
行なわれる。い捷、ハイライト人力がなく、l4=0で
あるので、次に、l5−1の判定により、シャドウ入力
があるか否かの判別が行なわれる。いま、シャドウ入力
がなく、l5=0であるので、続いて、ハイライト入力
検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラッグM7
の検出が行なわれる。ハイライトまたはシャドウモード
においては、ハイライト人力またはシャドウ入力が偶数
回人力されると、そのモードが解除されると共に、ハイ
ライトからシャドウまたはンヤドウかもハイライトにモ
ードが切り換えられたときには、最後に選択されたモー
ドに切り換えられる方法を採っている。ノ・イライト人
力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラッグM
7は、このために必要となるフラッグである。いま、ノ
・イライトモードでもシャドウモードでもなく、(M6
)=1  、(M7)=1であるので、次に、I 1o
=tの判定によりレリーズされているか否かの判別が行
なわれる。I/ 17−ズされていない場合には、■−
■を通じて、再び第28図のモード判別プログラムに戻
る。レリーズされていた場合には、■−〇を通じて、第
29図中の露出制御のプログラムに分岐する。
次に、第29図における露出制御のプログラムについて
説明する。まず、シャッター秒時格納エリアM8の内容
(Ms)をタイマーカウンターに設定する。ここで、T
v値(Ms)は、L S T3イ。Evの精度であるの
で、III v値(Ms)に次のような近似変換を行な
ってタイマーカウンターに設定してやる必要がある。い
ま、エリアM8の内容であるTv値を、12進数で表わ
すと、 Tv = 12(12X + Y +’/i2 Z )
   ””・(1)(ただし、x、y、zは整数) と表わすことができる。従って、露出時間Tは、12X
+Y+′I/Z T=(7,> 2(Tv/1”’)=(H) 2   
 ’ 2− ・−・−(21(ただし、ffdクロック
パルスCKの周波数)で表わされ、これは近似的に、 T = (’/ ’) (1+Z7.。)、 212X
+ Y  、、・、、 (3゜となる。従って、Tv値
(Ms)をタイマーカウンターに設定するときには、ま
ず、Tv値(Ms)を/l 2にして、小数点以下(こ
こでは4ビツトとする)を求める。次に、タイマーカウ
ンターの最下位ビットに“1′をたて、続いて、上記小
数点以下4ピクトなタイマーカウンターの最下位から上
位がわに1ビツトずつシフトしながらロードする。従っ
て、最下位ビットから5ビツト目には必ずl′がローー
ドされ・下位4ビツトには、上記小数点り下4ヒ゛ット
がロードされたことになる。次に、この5ピツトな上位
側にさらに12X+Y−4ビツトだけシフトする。これ
により、 Tv値(Ms)が上記(3)式を満たすよう
にロードされ、タイマーカウンターの設定が終了したこ
とになる。次に、I+t=oの判定により、トリガーが
開くまで待期し、トリガーが開くと人力ボートIllが
ゞ11となるので、次にタイマーカウンターを4の周期
で減算し、露出時間の計時を行なう。そして、タイマー
カウンターの内容が+Qゝになったら、露出を終了しな
ければならないので、出力ポート09に′0′を出力し
て、露出を終了させる。次に、インターバル命令を実行
した後、■−■を通じて、再び第28図のモード分別プ
ログラムに戻る。インターバル命令の実行は、シャッタ
ー制御信号816が出力され、後幕保持用マグネントM
G、が消磁されてから可動反射ミラー31が降下し、再
び測光可能になるには、数十msを要するので、この時
間を創り出すために行なわれる。
次に、スポットオートモードにおいて、ハイライトモー
ドが選択されている場合のプログラムの流れについて説
明する。いま、スポットオートモードにおいて、スポッ
ト入力でなくl3=Oであったとすると、この場合には
、第28図のモード判別のプログラムにおいて、■3−
1の判定をノーで抜け、■−〇を通じて第31図のスポ
ットオートモードでスポット人力なしのためのプログラ
ムに分岐する。以下、通常のスポットオートモードと共
通するプログラムについては、その説明を省略する。い
ま、プログラムの流れが進行し、スポット人カポインド
の表示の変更が終了したものとする。
つまり、第31図のフローにおいて、データー(M’1
.’n)(n=1〜N)のポイント表示のステップが終
了したものとする。次に、(M6 ) =−1、(M7
 ) =−1の判定により、ハイライト人力があるか否
か、シャドラム力があるか否かの判別が行なわれるが、
この段階ではいまだ(M6) = t 、 (M7) 
= 1であるので、通常のスポットオートモードのプロ
グラムを実行し、バー表示データー(Ms)のバー表示
は行なわれる。更にプログラムの流れが進行すると、■
−〇を通じて第32図のプログラムに入る。ここでは、
まず(MIO) = Oの判定により、メモリーホール
ドであるか否かが判別されるが、いまメモリーホールド
状態でないので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモ
ード検出用人力ボートI4のレベル検出を行なう。いま
、ノ・イライト人力されており、■4−1であるので、
判定l4=1をイエスで抜け、次に、・・イライト人力
直後検出フラッグM17に11′をストアする。このフ
ラッグM17は、ノ・イライトモード選択後、1回目の
プログラムの実行であるかどうかを検出するためのフラ
ッグである。
次に、ハイライト人力検出用フリップフロップ回路(G
15 、Gee )をリセットするため、出力ポート0
2に正のパルスを出力する。続いて、ノ・イライト人力
検出フラッグM6の内容を反転する。いt 、 (M6
)=−1のときハイライトモードとなり、(M6)=1
のときハイライトモードは解除される。即ち、ノ・イラ
イト人力検出用フリップフロップ回路(Gee。
GI6)が偶数回設定されると(M6)−1となり、ノ
・イライトモードは解除され、奇数回設定されると(M
6)−−1となり、ハイライトモードが選択される。い
ま、(M6)=−1でハイライトモードが選択されてい
たとする。次に、”l−I I GH”′セグメントの
表示を行なう(第51図参照)。続いて、スポット人力
されたスポラ)By値MBn(n=1〜N)のうちの最
小値MIN(MBr+ ) (n = 1〜N )を求
め、シa。
ツター秒時格納エリアM8にストアする。次に、ノ・イ
ライト入力直後検出フラッグM17の内容(M1? )
が21 Fであるか否かの判別を行ない、(Ml7)=
1の場合、即ち、ハイライトモードに切換後1回目のプ
ログラムの流れである場合には、前述したように、バー
表示がまず最小値MIN(MBn )に対応したスポッ
ト人力ポイン)tで伸びる必要がある(第51図)。次
に、この処理のためのプログラムについて説明する。ま
ず、/ ((Mt )+(Ms) ) +Csにより、
Tv値を演算し、バー表示データー格納エリアM3にス
トアする。ここで、(Ml)は5v−Av値、(Ms)
はスポット人力されたスポラ)By値の最小値、C5は
定数である。次に、Tv値(Ms)をサブルーチンf 
((Ms) )の実行により表示データーに変換した後
、Tv値(Ms)のバー表示を行なう。続いて、インタ
ーバル命令を実行する。このインターバル命令は、最高
輝度値(Ms)を示す上記Tv値(MB)のバー表示を
行なった後に、この値(MB)より2/Evオーバーの
7ヤノタ一秒時のバー表示を実行する寸での時期時間を
創り出す役目をする。
このインターバル命令を行なわないと、バー表示が最高
輝度値まで伸びた後、すぐに2/a Ibvオーバーの
表示に移ることにより、表示の確認が困難となるので、
これを防止するためである。もし、(Ml7) −−]
のときには、上記最高輝度値のバー表示は行なわず、次
に述べる命令の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応
したスポット人力データーのポイント表示から2 //
3Evオーバーのバー表示を行なう。1ず、/、 I 
(Ml ) + (Ms) ) + (MB)+C5−
1−7によりTV値を演算し、これをエリアM3にスト
アする。ここで、加算される数°7′は、2 /3 E
vに相当する。また、この演算には補正値(MB)が加
味される。そして、サブルーチンf i (MB) )
の実行により、データー(MB)を表示用データーに変
換した後、再びエリアM3にストアし、データー(MB
)のバー表示を行なう(第52図参照)。次に(Ml 
) + 4(MB)+(MB) +C6により、ハイラ
イトモードにおける露出時間を求め、これをシャッター
秒時格納エリアM8にストアする。ここで、(Ml)は
5v−Av値、(MB)はCv値、(MB)は最高輝度
のBy値、C6は定数である。以上は、ハイライトモー
ド検出フラッグM6の判別において、(M6)=−1で
あった場合についての説明であるが、(M6)=1の場
合には、HI GH”セグメントの表示の消去が行なわ
れる。続いて、ハイライト人力直後検出フラッグM17
を90′にし、ハイライトモードに移って1回目のプロ
グラムの流れが終了した旨が、フラッグM17に設定さ
れる。次に、シャドラム力検出フラッグM7をtl+に
し、同フラッグM7をリセットする。しかる後、負0=
1の判定により、シャッターレリーズか否かが判別され
、■−■または■−■を通じて、プログラムが所定のフ
ローチャートにそれぞれ分岐されることは、通常のスポ
ットオートモードの場合と同様である。
次に、スポットオートモードにおいて、シャドウモード
が選択されている場合について説明する。
通常のスポットオートモードおよびハイ−ライトモード
と同じプログラムの流れについては、詳細な説明を省略
する。第32図のフロチャートにおいてシャドウモード
の場合には、(Mlo) −〇および14−1の判定を
それぞれノーで抜け、■5−1の判定に入る。シャドラ
ム力があると、■5−1となるので、次に、シャドラム
力直後検出フラッグM18にt I tをストアする。
このフラッグMts td、シャドウモードに変更後1
回目のプログラムの流れであるか否かを検出するための
フラッグであり、°l′で1回目である・ことを示す。
次に、出カポ−)03に正のパルスを出力し、ンヤドウ
モード検出用フリップフロップ回路(G+o 、 G2
1 >のりセントを行なう。これにより、■5−0とな
る。続いて、シャドラム力検出フラッグM7の符号を反
転する。これは、・・イライトモードの場合と同様に、
偶数回シャドウモードを連続して選択したときには、シ
ャドウモードがクリアされるようにするためである。第
30図の変数のりセントにおいて、(M7)−1とした
ので、いま1回目のプログラムの流れにおいては、(M
7)−−1となり、次の(M7)−1の判定はノーとな
る。よって、次に1ずS HI)W ”セグメントの表
示が行なわれる(第55面参照)。続いて、スポット人
力された最低輝度値MAX(MBn )(n = 1〜
N)を求める。ここで、データー(MBn)が大きくな
るほど、輝度値は小さくなるので、データー (Ml3
 n )の最大値が最低輝度値に相当する。求められた
最低輝度値MAX(MBn )は、シャッター秒時格納
エリアM8にストアされる。次に、(MlB)=1の判
定によりシャドウモード変更後1ロ目のプログラムの流
れであるか否かが判別され、いま、1回目のプログラム
の流れで(Mls) −1であるので、続いて、最低輝
度値MAX (M B n )に対応したバー表示デー
ターの演算を行なう。コレハ、イ((Ml ) + (
Ms) ) +C5によって求められ、・(−表示デー
ター格納エリアM3にストアされる。ここで、(Ml)
は5v−Av値、(Ms)は最低輝度値MAX(MBn
)。
(MB)はCv値、C5は定数である。次に、サブル−
チンf ((MB) lの実行により、データー(MB
)のバー表示データーへの変換を行なった後、最低輝度
値MAX (MB n )に対応する・(−表示を行な
う(第55図参照)。次にインターバル命令を実行する
が、この命令の目的は、ハイライトモードの説明のとこ
ろで述べたのと同様である。このように、シャドウモー
ド切換後、1回目のプログラムの流れでは、一旦最低輝
度値に対応したスポットポイント表示に対応する位置ま
でバー表示を戻す。2回目以降のプログラムの流れにお
いては、この表示は必要ないので、この場合には(Ml
s) −1の判定をノーで抜けて直接法に述べるプログ
ラムに分岐する。次は、最低輝度値より、2/Evアン
グーのバー表示を行なうだめのプログラムが実行される
。ここでは、まず、最低輝度値より2/Evアンダーに
対応したTv値の演算v=/ ((M、t )+(M、
8) )→−(Mz) 十〇s −sにより行なわれ、
この結果がバー表示データー格納エリアM3にストアさ
れる。ここて、(Ml)は5v−Av値、(MB)は最
低輝度値MA、X (MB n ) 、 (M2 )は
Cv値、C5は定数である。また、減算される8′は、
2/Ev に対応する。次に、ザブルーチンf ((M
B) lの実行によりデーター(MB)をバー表示デー
ターに変換した後、データー(MB)のバー表示を行な
う(第56図参照)。
続いて、(Ml) +(Ms ) + 4(M2 ) 
十C6により、シャドウモードにおける露出時間情報を
求め、これをシャッター秒時格納エリアM8にストアす
る。一方、上記(M7)=1の判定において、ンヤドゥ
人力検出フラッグM7が91″のときには、シャドウモ
ード解除であるので、5HDW”セグメントの表示を消
去して、上記最低輝度値に対応するバー表示およびこれ
より2/3Evアンダーのバー表示は行なわない。続い
て、シャドラム力直後検出フラッグM18に0′をスト
アする。これにより、次回以降のシャドウモードのプロ
グラムにおいては、フラッグM18の内容(Mls)を
判別して、最低輝度値に対応するバー表示は行なわない
。また、ハイライトモード検出フラッグM6を11′に
リセットし、次に、11o−+の判別によりシャッター
レリーズか否かを判別して、■−■または■−■を通じ
てそれぞれのプログラムに分岐する。
上記ハイライトおよびシャドウモードにおいて、2回目
以降のプログラムの流れでは、■4二O,is=。
となっている。このときには、l4=I、l5=Iの判
定をそれぞれノーで抜け、続いて、(M6)−−]。
(M7)−−1の判定を行なう。(M6)=−1のとき
には、ハイライトモードが選択されている状態であるの
で、前記ハイライトモードのプログラムが実行される。
また、(M7)−−1のときには、シャドウモードが選
択されているので、前記シャドウモードのプログラムが
実行される。いずれでもない場合には、I+o=xの判
定に直接抜ける。そして1+o−+の判定により、シャ
ッターレリーズであるか否かの判別が行なわれ、■−■
または■−■を通じて、それぞれのプログラムに分岐す
る。
次に、メモリーモードについて述べる。メモリーモード
には、ダイレクトオートメモリーモードと、スポットオ
ートメモリーモードとがあることについては、既に述べ
た通りである。寸ず、ダイレクトオートメモリーモード
について説明する。
いま、第28図のモード判別のプログラムの流れの中で
、オートモードでのll3=1のストロボ電源オンの判
定の後に、メモリーモード検出用人力ポ−ト16のレベ
ル判別が行なわれる。この人カポ−)I6は、メモリー
ホ−ルドSWI、を閉成してメモリーモードを選択する
とl6=1となるので、判定l6=1をイエスで抜け、
次にメモリーホールド検出フラッグMIOの判別が行な
われる。このフラッグM]、OR,メモリーセントの状
態では+1′、メモリーホールドでは+09になるフラ
ッグである。
いま、メモリーセットであったとすると、(M+o)=
1であるので、続いて、実露出時間のアペックス値を格
納するためのエリアM2]が“0′に初期設定される。
次に、MEMO”セグメントの表示が行なわれる(第5
7図参照)。続いて、メモリーモード検出フラッグMl
lの判別が行なわれる。このフラッグMllは、メモリ
ーモードにおける撮影モード、即めのエリアである。い
1、フラッグMatには、通常のオートモードのプログ
ラムで定数C26がストアされているので、(Mll)
 4 C21、(Mll) 4 C20である。ここで
、C21t4平均夕“イレクトオートモ−ド定数、C2
0はスポットオートモード定数である。従って、次に人
カポ−)I2のレベルの判別が行なわれる。I/−1ま
、平均ダイレクトオートメモリーモードでl2=0であ
るので、■−〇を通じて第29図の平均ダイレクトオー
トモードのプログラムへ分岐する。ここでは、捷ず、撮
影モード検出フラッグM12に平均ダイレクトオートモ
ード定数C21がストアされる。以下、メモリーモード
に特有な部分についてだけ説明し、平均ダイレクトオー
トモードと共通の部分については説明を省略する。
メモリーセットの状態では、レリーズまではMEMO”
表示がなされている以外、平均ダイレクトオートモード
と差はない。い1、シャッターがレリーズされたとする
と、 11o= 1の判定をイエスで抜け、さらに、1
6−1の判定をイエスで抜けて、(Mlo)=0の判定
に到る。いま、メモリーセットの状態であるので、(M
IO)=0の判定をノーで抜け、続いて、In、=oの
判定によってトリガーが開いているかどうかの検出を行
なう。トリガーが開くとl1l−〇の判定をイエスで抜
けて、実露出時間のカウントを行なう。この場合、露出
制御は平均ダイレクト測光による。上記実露出時間のカ
ウントは、第42図に示す実露出時間カウントのサブル
ーチンを実行することによって行なわれる。次に、この
ザブルーチンのプログラムについて説明する。実露出時
間のカウント方法の概要については、既に第26図を用
いて説明した通りであるが、もう一度簡単に再説すると
、実露出時間のカウントは、カウントパルス12個をカ
ウントするごとにカウントパルスの周期を倍々にして行
くことによって行なわれる。こうすることによって、最
終的なカウント値そのものが、LSB /。Ev の重
みを持ったアペックス値相当の値となる。このサブルー
チンにおいては、まず、基準パルス周期格納エリアM3
2に、定pc6oをストアすると共に、基準パルスカウ
ント数格納エリアM30に°0′を初期設定する。次に
、エリアM31に基準パルス周期(M32)をストアす
る。そして、エリアM31の内容(M31)を1ずつデ
クリメントしながら、これをエリアM31にストアし、
(M31) = 0の判定によりエリアM31の内容が
°0′になるまで、デクリメントが繰り返される。
エリアM31の内容が°09になると、(M31) =
 0の判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間のアペ
ックス演算値格納エリアM2Iおよび基準パルスカウン
ト数格納エリアM3oを、それぞれ1だけインクリメン
トする。次に、露出終了信号人力ポート112のレベル
の検出を行なう。露出が終了していなければ112 =
 1であるので、I12 = oの判定を抜け、続いて
、(M2O)=12の判定が行なわれる。。
この判定はパルスが12個数えられたか否かを判別する
もので、カウント数が12に満たない場合には、再びエ
リアM31に基準パルス周期(1’vf32)”&スト
ア、するプログラムに戻る。そして、このループが12
回繰り返されて、(M2O) −12となると、こんど
は、基準パルス周期(M32)を2倍に設定しなおした
後、カウント数格納エリアM30を10′にリセットし
、再びエリアM31に基準パルス周期(M32)をスト
アするプログラム°まで戻る。以上のプログラムをダイ
レクト測光による露出が終了するまで繰り返し、露出が
終了するとTl2=0の判定をイエスで抜けてリターン
し、第29図のプログラムに戻る。よって、エリアM2
1には、露出時間のアペックス演算値相当の値がストア
されたことになる。次に、平均ダイレクトオート撮影に
よる実露出時間をメモリーホールドしたことを示すため
に、メモリーホールド検出フラッグM10に°0′をス
トアし、インターバル命令を実行した後、■−■を通シ
て第28図に示すモード判別のプログラムへ戻る。
続いて行なわれるメモリーホールド状態での1回目のプ
ログラムでは、メモリーセクトのときと同様に、第28
図のl6=1の判定をイエスで抜けた後、(Mlo) 
= Oの判定に入る。こんどはメモリーホールドでMl
o = oとなっているので、この判定をイエスで抜け
、メモリーホールド検出フラッグMltに、撮影モード
検出フラッグM12の内容(MI2)をストアする。い
ま、フラッグM12には、平均ダイレクトオートモード
定数C21がストアされているので、フラッグMllに
は定数C21が設定される。
次に、シャッター制御信号出力ポート09を”1νにし
て、シャッター制御信号816をl11gレベルにする
。続いて、(MID) = C21の判定に入るが、上
記の如く、フラッグM月の内容は定数C21となってい
るので、この判定をイエスで抜け、■−■を通じて、第
29図の平均ダイレクトオートモードプログラムにおけ
る、撮影モード検出フラッグM12の内容を撮影モード
検出フラッグM’+3に転送するステップに分岐する。
いま、メモリーホールド状態でM1o=oであるので、
以下の(MIO) = Oの判定においてはイエスとな
り、エリアM19に5v−A、v値(SV−AV)がス
トアされ、エリアM20にCv値C■がストアされる。
次に、(M2)=Oの判定によりCv値が入力されて(
M2)¥0であれば、゛°±″セグメントの表示を行な
い、そうでなければN’4−Flセグメントの表示を消
去する。続いて、再び(MIO) −〇の判定をイエス
で抜け、まず、メモリーセット時に人力された5v−A
v値(Ml )とメモリーホールド時に人力された5v
−Av値(Ml9)との差を求め、これをエリアM19
にストアする。次に、メモリーセット時に人力されたC
v値(M2)とメモリーホールド時に人力されたCv値
(M 20 )との差を求め、これをエリアM20にス
トアする。続いて、(M21)+(Ml9)+4 (M
2O) 十C40により、ダイレクトオートメモリーモ
ードによる露出時間を演算し、これをシャッター秒時格
納エリアM8にストアする。ここで、この式の意味する
ところを説明する。上述したように、(M21)は、ダ
イレクト測光による実露出時間のアペックス演算値であ
る。この値は、Bv値、5v−Av値、Cv値を含んだ
値であり、従って、(M2]) +(Ml9) −1−
4(M2O) +C40は、絞りやフィルム感度を変え
ても、メモリーセット状態でのダイレクト測光撮影のと
きと露出レベルが同じになるような演算式である。
また、4(M2O)を加えることにより、メモリーホー
ルドに補正をかけることができるようにしたが、その理
由については既に述べた通りである。次に、/’4  
((MO) + (Ml ) ) +(M2) 十C2
により、バー表示のためのTv値の演算を行なう。ここ
で、(M(+)は、メモリーセット状態でシャッターレ
リーズされる直前の平均Bv値で、メモリーホールドで
ある限り変わることはない。続いて、サブルーチンf(
(M3)]を実行することによって、演算値(M3)の
バー表示データーへの変換を行ない、この後ノく−表示
を行なう。このノく一表示においては、ツク−表示全体
が点滅される(第58図参照)。次に、実行するインタ
ーバル命令は、メモリーセット時に特に必要となるもの
で、ここで、この目的について述べる。人力ポート11
0のレベルは、シャッター上昇過渡時に11o = 1
になるようにしている。表示の測光は、ミラーの反射光
によって行なっているので、もし人力された平均Bv値
(MO)が、このミラー上昇過渡時のものであれば、メ
モリーホールド時の表示データーと、メモリーホールド
る実露出時間データーとが一致しなくなる。従って、レ
リーズ直前にホールドされるBv値は必ずミラー上昇直
前のものでなければならない。プログラムは、大寸かに
いえば、平均Bv値人力→レリーズの判別→平均Bv値
データーの記憶の繰り返しになるのであるが、この平均
Bv値の人力からレリーズ判別までの時間を、ミラー3
1が上昇を開始してから入カポ−)110のレベルが1
14になるまでの時間より長くすれば、この問題を解決
できる。インターバル命令の実行は、このために必要と
なる。
次に、平均ダイレクトオートメモリーモードでレリーズ
されていたときには、IIO = 1の判定をイエスで
抜けて続いて人カポ−)I6のレベル判別を行なう。い
ま、メモリーモードでI6=1であるので、次に(MI
O) −〇の判定に入り、メモリーホールドなのでこの
判定をイエスで抜けて、続いて、シャッター秒時格納エ
リアM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設定す
る。このタイマーカウンターの設定方法については、既
に述べた通りである。また、以降のプロ、ダラムについ
ては、既に説明したので、ここではその詳しい説明を省
略する。
次に、スポットオートメモリーモードについて説明スる
。スポットオートモードは、もともと記憶測光で、しか
も露出は手動操作により人力された測光値に基づいての
み行なわれるものであるから、原則的には、スポットオ
ートメモリーモードは新たな測光値が入力されないよう
にするだけでよい。まず、メモリーセノ、トの状態にお
いては、”MEMO”表示がなされるだけでスポットオ
ートモードのフローと何ら差はない。上記”MEMO”
表示については、ダイレクトオートメモリーの場合と同
様に行なわれるので説明を省略する。また、メモリーモ
ード検出フラッグM+tには、スポットオートモード定
数C20がセットされているので、第28図のモード判
別のプログラム中の(Mll) −C20の判定によっ
て、かならず■−■を通じて、第31図に示すスポット
オートモードでスポット人力なしのプログラムに分岐す
る。即ち、スポットオートメモリーモードでは、スポッ
ト人力は無視される。また、ハイライト人力、シャドラ
ム力の検出も行なわない。即ち、第32図のプログラム
において、(MIO) = Oの判定をイエスで抜ける
ことにより、I4= I 、 Is= 1の判別は無視
される。さらに、バー表示を点滅させる。以上述べたこ
と以外については、スポットオートモード時とすべて同
じである。なお、バー表示については、後に一括して詳
細に説明する。
次に、オートモードにおいてストロボの電源をオンした
場合について説明する0゜ストロボの電源がオンされる
と、ストロボ電源オン信号814が′11ルベルになる
ことにより、人カポ−) 113がIll、。
となる。このため、第28図のモード判別のプログラム
において、判定113 = 1をイエスで抜け、■−■
を通じて、第33図に示すストロボオートモードのプロ
グラムに分岐する。ここでは、まず、出カポ−)00〜
03に正のパルスを出力し、インターフェースの対応す
る各フリツプフロツプ回路をリセットする。次に、メモ
リーホールド検出フラングMIOに111を転送し、同
フラッグM10をリセットする。続いて、撮影モード検
出フラッグM12に、ストロボオートモード定数C30
をストアする。次に、(M13) = C22および(
M13) = (M12)の判定を行ない、電源投入直
後か否か、および、モード切換直後か否かの判別をそれ
ぞれ行ない、電源投入直後またはモード切換直後であれ
ば、表示のりセットを行なう(第68図参照)。この表
示のり七ノドにおいては、”AUTO”セグメント、定
点指標およびストロボ同調秒時の”60”セグメントの
表示をそれぞれ行なう。これは、ストロボオートモード
においては、ストロボ同調秒時イ。秒に対する測光値の
偏差を、バー表示用セグメント列にポイント表示するた
めである。次に、13v値格納工IJアMOに平均13
v値13■1を、5v−Av値格納エリアM1にS v
 −A v値(SV−AV)を、Cv値格納エリアM2
にCvv値V を、それぞれストアする。続いて、(M
2)−〇の判定により、補正があるときには、”±゛セ
グメント表示を行ない、補正がないときには”±”セグ
メントの表示を消去する。次に、/、i [(MO) 
+(Mt月−1−(M2)−1−Cl0(lにより、イ
。秒のシャッター秒時に対する測光値の偏差を求め、こ
れをポイント表示データー格納エリアM4にストアする
。次に、サブル−チンg ((M4月の実行により、デ
ーター(M4)を表示データーに変換した後、これをバ
ー表示用のセグメント列にポイント表示する(第68図
参照)。ここで、g((M4月は、表示データー範囲外
のチーターを限界値に設定するサブルーチンで、上記サ
ブル−チンf[(M3月において限界設定値C40、C
Iだけが異なるものと考えてよい。従って、このサブル
ーチンg [(M4月の詳細なフローチャートは、図示
および説明を舷に省略する。次に、表示点滅周期格納エ
リアM23に、表示点滅周期定数C35をストアする。
この定数C35は、ストロボオート撮影後の、露出アン
ダー、露出オーバー、露出適正などの点滅表示の周期を
決めるための定数である。続いて、サブルーチンWA 
I T 1のプログラム(第39図参照)に移り、これ
の実行が開始される。1ず、サブルーチンWA I l
−’ 2に飛び、定数C35に応じたインターバルを創
り出したのち、点滅表示フラッグM22を反転させてサ
ブルーチンWAIT1に戻ってくる。
続いて、フラッグM22が1′かどうかの判別を行ない
、(M22) −1のときには、オーバー、アンダーま
たは適正の表示のためのレベル判定、並びに表示のプロ
グラムを実行する。まず、人力ボートI]4が1′であ
るか否かの判定を行ない、114−==+であるときに
は、露出オーバーであるので、”十”セグメントの表示
(第70図参照)を行ない、リターンする。また、I1
4〜1であるときには、人力ポート■15が°1′であ
るか否かの判定に入る。ll5−1であれば、露出アン
ダーであるので II I+上セグメント表示(第71
図参照)を行なってからリターンし、II5’vlであ
ればストロボ適正であるので、6ム゛セグメント表示を
行なってリターンする。そして、次回のプログラムの流
れでは、サブルーチンWAI’l”2内でフラッグM2
2の符号が反転されるので、(M22) −−1となり
、“−”l、 11+++セグメントの表示が消去され
る。さらに、l16=1のときにC1,116= 1の
判定により、°“ム″表示が消去されて、リターンする
。上記人カポ−)114゜it5.116は、ストロボ
発光後約2秒間だけ′1゜となるものであるから、この
間は、プログラムの流れによって、露出アンダー、露出
オーバー、露出適正に応じて−“I 、 II+l+、
” IIの表示がそれぞれ点滅するものである。1だ、
ストロボ発光後2秒間以外のときには、+1. IIの
表示のみが連続的に表示されるものである。サブルーチ
ンWAI’r+ノ実行後第33図に示すプログラムに戻
ると、続いて、I+o=1の判定により、シャッターレ
リーズがされでいるか否かの判別が行なわれる。レリー
ズされていなければ、■−■を通じて直接第28図のモ
ード判別のプログラムに戻り、レリーズされていれば、
前述したように、シャッター制御およびストロボの制御
はハードウェアで行なわれるので、プログラムは、l1
1=0の判定によりトリガーの開放を1って、■−■を
通じ第28図のモード判別のプログラムに戻る。
次K、マニュアルモードについて述べる。いま、撮影モ
ード切換用操作ノブ21を[MANULj  指標に合
わせてマニュアルモードを選択したとすると、マニュア
ルスイッチSW3が閉成して、人力ボート■1が°1′
となる。よって、第28図のモード判別のプログラムに
おいて、IO=1の判定をノーで抜け、l1=1の判定
をイエスで抜けて、113=]の判定に入る。いま、ス
トロボの電源がオンされていないとすると、l13=0
となり、次にスポットモード検出用人カポ−)I2のレ
ベル判定に入る。
い1、スポットモードも選択されておらず、通常のマニ
ュアルモードとすると、l2=0となるので、プログラ
ムは、■−〇を通じて、第34図に示す通常マニュアル
モードのためのフローチャートに分岐する。ここでは、
まず、出力ボート09に+ITを出力する。このことに
、より、後幕保持用マグネットMG、に通電され、後幕
が保持時期状態となる。次に、撮影モード検出フラッグ
M]2に、通常マニュアルモード定数C23がストアさ
れる。次に、(Ml3)=C22および(Ml3)=(
Ml2)の判定により、電源リセットおよび表示のリセ
ットを行なう。まず、変数のリセットにおいては、バー
表示スタート番地格納エリアM14にパー表示スタート
ポイントのアドレスを設定する。次に、表示のりセント
においては、”MANU”および定点指標の表示じ十°
′。
”−″の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。続
いて、撮影モード検出フラッグM13に撮影モード検出
フラッグM+2の内容(Ml2)を転送する。次に、エ
リアMo、MlおよびM2に、平均By値BV1,5v
−Av値(SV−A、V)およびCv値CVを、それぞ
れストアする。続いて、(M2)=0の判定を行ない、
補正が入力されているときは6±”の表示を行ない(第
62図参照)、補正が人力され”Cいないときには”土
”の表示を消去する。次に、マニュアル設定秒時(M8
)の表示のクリアを行なう。なお、この表示のクリアは
、後に述べるマニュアル設定秒時(M8)の表示の更新
直前に行なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバ
イナリ−コードで人力されたマニーアル設定秒時を人力
する。マニュアル設定秒時は、LSBIEvの重みを持
つので、次の表示のため、IJSB//3Evの値に変
換する目的で、内容(M8)を3倍にして再びエリアM
8にストアする。次に、マニュアル設定秒時(M8)の
表示を行なう。第61図においては、マニーアル設定秒
時がン 秒に設0 定されていた場合が示されている。即ち、各シャッター
秒時を表示するためのセグメント″1”〜”2000 
”に対応したD几AMssのメモリーエリアの番地と、
マニーアル設定秒時とは1対1に対応している。次に、
標準露出レベル(第61図では/秒0 のシャッター秒時)に対する偏差のバー表示データーを
求める演算/’4 ((MO)+ (Ml ) l +
 (M2 )  (Ms )+CSを行ない、これをエ
リアM3にストアする。仁こで、(Mo)は平均Bv値
t(”)は5v−Av値。
(M2)はCv値、(Ms)はマニュアル設定秒時、C
sは定数である。続いて、演算値(Ms)を表示データ
ーに変換するために、サブルーチンh((Ms) Jを
実行する。ここで、サブルーチンh((Ml 11ti
、標準露出レベルに対する偏差が表示データー範囲外に
あるときに、これを範囲内に限定するためのサブルーチ
ンであって、上記サブルーチンf((Ms))において
限界設定値C40、C41だけが異なるものと考えてよ
い。従って、このサブルーチンh ((Ms ) )の
詳細なフローチャートについては、図示および説明を鼓
に省略する。このサブルーチン“h ((Ms ) 1
は、標準露出レベルに対する偏差(Ms)がある値より
大きいときには、その限界値にデーター(Ms)を固定
し、偏差がある値より小さいときには、その限界値にデ
ーター(Ms)を固定する。即ち、バー表示は、第61
図に示す”+″、”−”のセグメント間に対応する範囲
内で行なわれることになる。次に、IIo = 1の判
定により、シャッターレリーズの有無が判別され、シャ
ッターレリーズでないときには、偏差(Ms)のバー表
示を行なった後に、■−〇を通じて、第28図に示すモ
ード判別のグログラムに戻る。−!た、シャッターレリ
ーズのときには、■−〇を通じて第29図中に示す露出
制御のプログラムに入る。ここでは、まずタイマーカウ
ンターの設定が行なわれるが、カウンターに設定される
値はエリアM8にストアされたマニュアル設定秒時であ
る。この場合、上記(3)式におけるZは°0′となり
、スポットオート時の露出制御の場合と同様な演算によ
りタイマーカウンターの設定がなされる。以下のプログ
ラムの流れは、スポットオート時と変わらないので、こ
こでは説明を省略する。
次に、マニュアルモードにおいて、スポット人力がされ
た場合について説明する。マニュアルモードにおいてス
ポット入力スイッチSW8がオンされ、スポット人力が
行なわれた場合には、スポットモード検出用人カポ−)
I2が′1′となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、通常マニュアルモード時に■に向
けて分岐した判定I2−1がイエスとなり、続いて(M
+a) = C20の判定が行なわれる。いま、(Ml
3) = C20(7) トキには、直前の撮影モード
がスポットオートモードであったことを示すので、この
場合には、出カポ−)00,0+に正のパルスを出力し
、スポット鵞%%モード検出用フリップ70ツブ回路(
G、、GO)およびスポット人力検出用フリップフロッ
プ回路(GO5,GO2)をリセットする。これは、ス
ポットオートモードのところでも説明したが、スポット
オートモードから直接マニュアルモードが選択された場
合にスポットマニュアルモードになるのを防止するため
である。即ち、オートモードとマニュアルモードとの基
本的な撮影モード間の変更においては、必ず単なるオー
トモードまたはマニュアルモードが選択されるようにし
て、変更後スポットモードにならないようにしている。
そして、出力ボート0O9O1への正のパルスの出力の
後には、■−■を通じて、モード判別のプログラムの初
めの方に戻るようにして、再びモード判別をやり直させ
るようにしている。一方、直前の撮影モードがスポット
マユ−アルモ2ドでなかった場合には、(Ml3) =
 C20の判定をノーで抜け、次に人力ボート■3のレ
ベル判定を行なう。スポット人力スイッチSW8を閉じ
ると、スポットマニュアルモードが選択されると同時に
、スポット人力検出用フリップフロップ回路CG□、 
0.2)もセットされるので、l3=1となり、[相]
−〇を通じて、第35図に示すスポットオ−トモードで
スポット人力ありのプログラムに分岐する。ここでは、
まずBY値格納エリアMOにスポットBy値BVzをス
トアする。次に、撮影モード検出フラッグM12にスポ
ットマニュアルモード定数C24をストアする。次に、
  (Ml3)=C22および(Ml3) = (Ml
2)の判定により、電飾投入直後か、モード切換直後か
の判別を行ない、電源投入直後またはモード切換直後の
場合には、変数のリセット、表示のリセット、インター
フェースのリセットをそれぞれ行なう。まず、表示のリ
セットにおいては、重なり検出フラッグM、5.ハイラ
イト人力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フラ
ッグM7に、それぞれ= l l yストアする。次に
、バー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示の
スタートセグメントのアドレスをストアする。また、ス
ポット入力データー数格納エリアM16に、0′をスト
アL5てリセットする。次に、表示のリセットにおいて
は、”MANU”、“5POT”および定点指標の表示
(TT+Il 、 I+−”の表示を含む。)が行なわ
れる(第63図参照)。続いて、インターフェースのり
セントにおいては、出力ポートo2.o3に正のパルス
を出力し、ハイライト人力検出用フリップフロップ回路
(015、Goo )およびシャドウ人力検出用フリッ
プフロップ回路(G1. 、 G21 )のリセットを
行なう。
次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグMゝ12の内容(Ml2)を転送する。これ
により、次回以降の同一のプログラムの流れでは、(M
l3) −(Ml2)となるので、変数。
表示およびインターフェースのりセクトは行なわれない
。次に、スポット入カデーター数格納エリアM16 ’
i 1つインクリメントする。続いて、レジスターMB
NおよびエリアM1に、スポットBV値(MO)オ、1
:びSv −Av値(SV−AV) fストアする。こ
こで、レジスターMBNのNは、 スポット入力回数に
対応した値、即ちエリアM16 の内容(Ml6)に対
応した値で、最初のスポット入力においてはl′ とな
る。従って、複数回のスポット入力によるスポットBv
値は、それぞれ別個のレジスターに記憶されることにな
る。続いて、マニュアル設定秒時(M8)の表示のクリ
アを行なう。
次に、エリアM8に、入力ポートI8に設定されたマニ
ュアル設定秒時データー(18)’にストアする。耽い
一仁、マニュアル設定秒時(M8)を3倍にして重み変
換し、再びエリア“M8にストアする。そして、エリア
(M8)の内容を表示する。
第63図においては、マニュアル設定秒時が1/125
秒に設定されていた場合が示されている。次に、標準露
出レベル(第63図では1/125秒のシャッター秒時
)に対する偏差の演算層((M B N) + (Ml
))−(M8 )+C8を行ない、これをレジスターM
TNにストアする。ここで、レジスターM ’If’ 
NのNは、上記レジスターM13NのNと同様に、スポ
ット入力回数に対応した値である。続いて、サブルーチ
ンll ((MTN)l ヲ実行シ、偏差(MTN)を
表示用データーに変換した後、これをポイント表示する
(第63図参照)。
次に、スポット入力値の加算平均値によるバー表示を行
なうのであるが、もし、ハイライトモードまたはシャド
ウモードで、(M6)−一1または(M7)−−1の場
合には、以下に述べる加算平均値の演算を行なわず、直
接スポット入力状態の解除(01←几)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなく/ヤドウモード
でもなく、(き46 )=t 、 (M7 )−tであ
るので、次に、これまで入力されたスポットBV値(M
 Bn )(n−1−N)の加算平均値Σ(MBn)ハ
を演算!77 M 2 K Cv値Cv′fニスドアし
、(1’l/12)=QOであれば“±”の表示を行な
い(第63図参照λ(M2)−〇であれば′±”の表示
を消去する。次に標準露出レベルに対する、加算平均値
(M3)によって得られる露出レベルの偏差の演算1/
4((M 1 ) + (M3 ))+CM2)−(M
8)+C8を行ない、これをエリアM3にストアする。
続いてサブルーチンh((M3)l’に実行し、演算値
(M3)のバー表示データーへの変換を行なう。次に、
出力ボートO1に正のパルスを出力して、スポット入力
検出用フリップフロップ回路(G1+ 、G12)のリ
セツー−i行ないスポット入力状態を解除する。続いて
、1to=tの判定により、シャッターレリーズの有無
を判別し、レリーズされていなければ 偏差(M3)の
バー表示を行なった後(第64図参照)、■−■を通じ
て第28図のモード判別のプログラムへ戻る。また、レ
リーズされていれば、■−■を通じて、第2VJ図中の
露出制御のプログラムに分岐する。ここでは、マニュア
ル設定秒時(M8)がタイマーカウンターに設定され、
この値に基づい又露出制御が行なわれる。そして、既に
述べたプログラムの実行を終え、■−宙を通じて、第2
8図のモード判別のプログラムに戻る。
次に、スポットモード選択後の2回目以降のプログラム
の流れでは、スポットモードが解除されず、かつ、スポ
ット入力がないものとすれば、12=1.13=0とな
るので、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
12=1の判定をイエス。
l3−1の判定をノーで抜け、■−〇を通じて、第36
図に示すスポットオ−トモードでスポット入力なしのプ
ログラムへ分岐する。ここでは、まず、エリアM1およ
びM2に、Sv −Av値(SV−A、V)およびCv
値(CV)をそれぞれ入力する。続いて(M2)−〇の
判定金石ない、補正があれば“±”の表示を行ない、補
正がなければ“±”の表示を消去する。次に、マニュア
ル設定秒時(M8)の表示を消去する。続いて、エリア
M8にマニエーアル設定秒時データー(■8)をストア
した後、エリアM8の内容(M8)を3倍にして再びエ
リアM8にストアする。次にマニュアル設定秒時(M8
)の表示を行なう(第63図参照)。続いて、Sv −
Av値の変更に伴うスポット入カポインド表示の変更の
ため、一旦すべてのスボ、ト入カポイン)(MTn)(
n−1〜N)の表示を消去する。次に、スポット入力さ
れた各スポットBV値(MBn)(ロー1−N)による
標準露出レベルに対する偏差の演算”/4 ((M B
n ) 4−(Ml)) −(M8)+cs(n=1〜
N)を行ナイ、これら’tレジスターMTn(n=1〜
N)にそれぞれストアする。次に、各偏差(MTn)(
n=1〜N)に対してサブルーチンb ((MTn )
 l ’fr:実行することにより、これらを表示デー
ターに変換し、再びレジスターMTn (n = l 
−N )にストアする。続いて、各表示データー(MT
n ) (n=1〜N)に基づいて、各偏差のポイント
表示を行なう。即ち、スポット人力のポイント表示は、
常に露出レベルが一定となるように変更される。次に、
(M6 ) −−1、(M7 ) =−tの判定により
、ハイライトモードかシャドウモードかの判別を行ない
、ハイライトモードまたはシャドウモードのときは、後
述するスポットBv値の入力(MO4−13V2)のプ
ログラムへ飛ぶ。ハイライトモードおよび7ヤドウモー
ドのいずれでもない場合には、次に、スポット入力され
たスポットBV値の加算平均値に対する、Cv値を含め
た標準露出レベルに対するバー表示のプログラムに入る
。まず、スポット入力されたスポットBv値(Ml1口
)CnI +(M3)l+(M2)−(M8)−1−C8により、
スポット人力されたスポラl−13v値の加算平均値に
対する、標準露出レベルの偏差の演算を行ない、これを
エリアM3にストアする。次に偏差(M3)をサブルー
チンh((M3))の実行により、表示データーに変換
した後、偏差(M3)のバー表示を行なう。
次に、エリアMOにスポットBv値BV2iストアする
。これは、スポット入力操作によらず、自動的に行なわ
れるもので、現測光ポイントの偏差のポイント表示のた
めのBv値である。続いて、前回入力した5v−Av値
(Mt)、  マニーアル設定秒時データー(M8)お
よび定数08との間で、l/4((MO)+(Ml))
−(M8)+C8の演算t 行fx イ、これをエリア
M4にストアする。次に、サブルーチンh((M4)l
を実行して、偏差(M4)を表示データーに変換する。
次に、現測光ポイントの偏差のポイント表示と、スポッ
ト人力による偏差のポイント表示との重なりを検出する
プログラムが実行される。現測光ポイントの偏差のポイ
ント表示と、スポット入力による偏差のポイント表示と
は、スポットオートモードの場合と同様に、ポイント表
示用のセグメント列を共通に用いて表示するため、現測
光ポイントの偏差のポイント表示の変更に際し、それが
スポット入力による偏差のポイント表示と重なっていた
場合は、その表示を残し、もし重なっていなかった場合
は、その表示全消去する必要がある。この重なりを検出
するのが次のプログラムである。まず、(M5)−1の
判定を行ない、重なり検出フラッグM5が′1′であっ
た場合には、スポットモードに変更後1回目のプログラ
ムの流れであるので、いまだ現測光ポイントの偏差の表
示がなされておらず、重なりの心配がない。よってフラ
ッグM5へのポイント表示データー(M4)の転送のプ
ログラムに直接飛び、フラッグM5にデーター(M4)
をストアする。これで、2回目以降のプログラムの流れ
においては、フラッグM5には前回のプログラムの流れ
において求められた現測光ポイントの偏差の表示データ
ーがストアされていることになる。従って、2回目以降
のプログラムの流れでは、(Ms)−tの判定をノーで
抜け、次に、(M4)=(Ms)の判定に入る。
(M 4 ) −(M 5 )のときには、現測光ポイ
ントの偏差の表示には変更がないということであるので
、直接データー転送(M5←(fv14))のプログラ
ムに入る。まブζ(M4)−!s(Mlのときには、現
測光ポイントの偏差の表示に変更があるということなの
で、次に、現在表示している現測光ポイントの偏差の表
示データー(Ms)が、スポット入力による偏差のポイ
ント表示データー(MTn ) (n = l −N 
)のいずれかと等しいかどうかの判別を順次行なう。
そして、もし、(MTn)=(Ms)なるものがあれば
、データー(Ms)のポイント表示を行ない、(MTn
)=(Ms)なるものがなければ、データー(Ms)の
ポイント表示はクリアする。続いて、新たな現測光ポイ
ントの偏差(M4)f:フラッグM5に転送する。次に
、ll−Q=lの判定により、シャッターレリーズされ
ているか否かの判別を行なう。シャッターがレリーズさ
れていなければ、現測光ポイントの偏差(Ms)のポイ
ント表示を点滅表示で行なうため、表示点滅周期格納エ
リアM23に表示点滅周期定数C50を転送し、しかる
後、第41図のサブルーチンWA、1.T3を実行する
。このサブルーチンWAIT3のプログラムの流れおよ
び点滅動作の目的については、スポットオートモードの
ところで詳細に述べたので、ここでは省略する。一方、
ンーヤッターがレリーズされていなければ、■−■を通
じて、第29図中に示す露出制御のプログラムに飛び、
このプログラムの実行の後、■−■を通じて、第28図
のモード判別のプログラムに戻る。
」1記サブルーチンWAIT3の実行が終了すると、プ
ログラムは、次に■−■を通じて、第37図に示すハイ
ライトモードまたはシャドウモードのためのフローチャ
ートに移る。ここでは、まずl4=1の判定により、ハ
イライト入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、
ハイライト入力されていないとすると、l4=Oである
ので、判定をノーで抜け、次に15−1の判定により、
シャドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、
シャドウ入力でもないとすると、l5=oであるので、
判定をノーで抜け、続いて、ハイライト入力検出フラッ
グM6が°−1°であるか否かを判別する。また、(M
6)キー1であれば、続いてシャドウ入力検出7ラノグ
M7が−1lであるか否かを判別する。・・イライト人
力凍たけシャドウ入力においては、入力ボート 14ま
たはI5が1”に設定されろが、これはハイライトモー
ド丑たはシャドウモードの1回目のプログラムの流れの
中ですぐに°0′にリセットされてしまう。そこで、ハ
イライトモード状態またけシャドウモード状態は、ハイ
ライト入力検出フラッグM6またはンヤドウム力検出フ
ラッグM7という内部フラッグに記憶保持させるように
している。従って、ここで、フラッグM6おlとなって
、ハイライトモードおよびシャドウモードの処理のプロ
グラムを通過せず、直接110−1の判定に到り、シャ
ッターレリーズか否かの判別を行なう。レリーズされて
いないとすると、110=0であるので、■−■を通じ
て、第28図のモード判別のプログラムへ戻る。1だ、
レリーズされているとすると、110=1であるので、
■−〇を通じて、第29図中の露出制御のプログラムに
分岐する。ここでは、タイマーカウンターにマニュアル
設定秒時データー(Ms)を設定し、このタイマーカウ
ンターの内容に応じて露出制御が行なわれる。そして、
露出終了後は、■−■を通じて、第28図のモード判別
のプログラムに戻る。
次に、上記スポットマニュアルモードでノ・イライトモ
ードが選択されている場合のプログラムの流れについて
説明する。いま、プログラムが進行して、現測光ポイン
トの偏差のポイント表示が終了し、第37図の■まで達
したとする。次に、14−1の判定により、ハイライト
入力検出のための入力ポート 14のレベルの判別が行
なわれる。いま、ハイライトモード選択後、1回目のプ
ログラムの流れであったとすると、l4=1となってい
るので、判定をイエスで抜け、次にハイライト入力直後
検出フラッグM17に’l’がストアされる。このフラ
ッグMl−7は、ハイライトモードが選択された後の1
回目のプログラムの流れであるがどうかを検出するため
のフラッグであり、これが1′であるとき、1回目のプ
ログラムの流れであることを示す。次に、出カポ−) 
02に正のパルスを出力し、ハイライト入力検出用フリ
ップフロップ回路(GI5 、Gta )をリセットす
る。続いて、ハイライト人力検出フラッグM6の符号を
反転させる。
いま、シャドウスイッチSW、。を閉成した後または閉
成することなく、ハイライトスイッチsw、1奇数回閉
成したとすると、フラッグM6は′−1゛となり、(M
6)−1の判定をノーで抜けて、続いて’HI()H”
の表示が行なわれる。また、ハイライトスイッチSW、
を偶数回閉成したとすると、フラッグM6は+1+とな
り、(M6)=1の判定をイエスで抜けて、続いて’ 
I−I I GH”表示の消去が行なわれる。この’1
−IIGH”表示の消去の後は、後述するハイライト入
力直後検出フラッグM17のり七ッ)(M17←0)の
プログラムへ飛ぶ。いま、ノ・イライトスイッチSW、
が奇数回閉成されていて、“[Il、()H”表示がな
されたとする。次には、スポット入力値(MBn)(n
=1〜N)のうちの最高輝度値MIN(MBn)を求め
、これを輝度値格納エリアM9にストアする。次に、(
Ml7)=1の判定により、ハイライトモード選択後1
目目のプログラムの流れであるか否かの判別が行なわれ
、(Ml7)= 1のときには、1回目のプログラムの
流れであるので、スポットオートモードのところで述べ
たのと同様に、まず、最高輝度値MIN(MHn)に対
応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう
。このため、1/4((Ml)+(M9))−(M8)
+09により、MIN(MBn)に対応した標準露出レ
ベルに対する偏差の演算を行ない、これをエリア゛M3
にストアする。そして、偏差(M3)’eザブルーチン
+1((M3))の実行によりバー表示データーに変換
した後、これをバー表示する。しかる後に、インターバ
ル命令を実行し、続いて1/s((Ml)+(M9) 
)−1−(M2)−(M8)十C9−1−7により、最
高輝度値M1.N(MBn)から2−!−Evマイナス
がわに対応した標準露出レベルに対する偏差を演算し、
この結果をエリアM3にストアする。ここで、演算式に
加えられる7′は、2−!−EVに対応するデーターで
ある。
次に、ザブルーチンIN(M3))を実行して、偏差(
M3)を表示データーに変換した後、これをバー表示す
る(第66図参照)。続いて、ノ・イライト人力直後検
出フラッグM17を°0′にリセットする。
次に、ンヤドウ人力検出フラ、グヲ°1′にリセットす
る。そして、110=1の判定によりレリーズされたか
否かを判別し、レリーズされていなかった場合には、■
−■を通じて第28図のモード判別のプログラムに戻り
、レリーズされていた場合には、■−■を通じて第29
図中の露出制御のプログラムに戻る。露出制御のプログ
ラムの終了後は、■−■を通じて第28図のモード判別
のプログラムに戻る。
ハイライトモードでの2回目以降のプログラムの流れに
おいては、l4=Oとなっているので、l4=1の判定
をノーで抜け、(M6)=−1の判定を通じて’HIG
I(’表示のプログラムに入ることになり、(Ml7)
=1 +7)判定ニヨリ、最高輝度値MIN(MBn)
に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示は行
なわれず、最高輝度値MIN(MBn)より2 a E
vマイナスがわに対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示のみが行なわれる。
次に、上記スポットマニュアルモードでシャドウモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムの流れが、現測光ポイントの偏
差のポイント表示まで進行し、第37図の■まで達した
とする。次に、14=1の判定をノーで抜け、l5=1
の判定により、シャドウ入力であるか否かの判別が行な
われる。いま、シャドウモード選択後、1回目のプログ
ラムの流れであったとすると、l5=1となっているの
で、判定をイエスで抜け、次に、シャドウ入力直後検出
フラッグM18にtipがストアされる。このフラッグ
M1Bは、シャドウモードが選択された後の1回目のプ
ログラムの流れであるがどうかを検出するためのフラッ
グであり、これが°l′であるとき、1回目のプログラ
ムの流れであることを示す。次に、出力ボート03に正
のパルスを出方し、シャ□ドウ人力検出用スリップフロ
ップ回路(G19 、Gz+)をリセットする。続いて
、シャドウ大刀検出フラッグM7の符号を反転させる。
いま、ハイライトスイッチSW、を閉成した後または閉
成することなく、シャドウスイッチ5WIof:奇数回
閉成したとすると、フラッグM7は“−1′となり、(
M7)=1の判定をノーで抜けて、続いて・5HDW”
の表示が行なわれる(第67図参照)。また、シャドウ
スイッチ8W+o ’!:偶数回閉成したとすると、フ
ラッグM7はJ+ となり%  (M7)−1の判定を
イエスで抜けて、続いて’811DW”表示の消去が行
なわれる。
この’5HDW”表示の消去の後は、後述するシャドウ
入力直後検出フラッグM18のりセラ) (M18←0
)のプログラムへ飛ぶ。いま、シャドウスイッチSW、
oが奇数回閉成されていて、’5HDW”表示がなされ
たとする。次には、スポット入力値(MBn)(n=1
〜N)?)うちの最低輝度値MAX (MBn )を求
め、ハイライトモードの場合と同様にして、この最低輝
度値MAX (MBn )に対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示が行なわれる。また、最低輝度値
MAX (MBn )より2 a Evプラスがわに対
応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示が行なわ
れる。シャドウモードでの2回目以降のプログラムの流
れにおいては、1s=oとなっているので、(M7)=
−1の判定を通じて’5HI)W”表示のプログラムに
入ることになり、(Mlg)=1の判定により、最低輝
度値MAX(MBn)に対応した標準露出レベルに対す
る偏差のバー表示は行なわれず、最低輝度値MAX (
MBn )より2 a Eyプラ゛スがわに対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示のみが行なわれる
ここで、以上述べたスポットマニュアルモードにおける
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
流れを要約すると、まず、モード選択においては、ハイ
ライト指令釦15が連続して奇数回押されたらハイライ
トモードが選択され、シャドウ指令釦16が連続して奇
数回押されたらシャドウモードが選択される。偶数回連
続して押されると、いずれのモードも解除される。また
、ハイライトモード選択後最初のフローにおいては、一
旦スポット入力値の最高輝度値に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示を行なった後に、スポット入
力値の最高輝度値より2 a Evマイナスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう。
連続した2回目以降のフローにおいては、スポット入力
値の最高輝度値より21//3E■マイナスがわに対し
もした標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行
なう。また、ンャドウモード選択後最初のフローにおい
ては、一旦スポット入力値の最低輝度値Vこ対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なった後に、
スポット入力値の最低輝度値より2uEvプラスがわに
対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行な
う。連続した2回目以降のフローにおいては、スポット
入力値の最低輝度値より2TE■プラスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行なう。
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
実行を終了すると、次に、シャッターがレリーズされて
いるかどうかを判別する。レリーズされていなければ、
モード判別のプログラム′°へ戻る。レリーズされてい
れば、マニーアル設定秒時(M8)をタイマーカウンタ
ーに設定した後、タイマーカウンターの内容に応じた露
出制御を行ない、しかる後、モード判別のプログラムへ
戻る。
次に、マニュアルモードにおけるストロボ撮影のプログ
ラムについて説明する。マニュアルモードでストロボを
装着し、ストロボの電源をオンすると、入力ポート■1
3が°1′となる。従って、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、  113=1の判定がイエスとな
り、o−0を通じて、第38図に示すストロボマニュア
ルモードのプログラムに分岐する。ここでは、まず、出
力ボートOO〜03に正のパルスを出力し、スポットモ
ード検出用、スポット入力検出用、ハイライト入力検出
用およびシャドウ入力検出用の各7リツプ70ッグ回路
((J7.0. ; o、、 、 0.、 ; o、 
、 o、、およびGIll 、G21)をそれぞれリセ
ットする。次に、撮影モード検出フラッグM、12に’
、  ストロボマニュアルモート定数C31をストアす
る。続いて、(Ml3)=C22および(Ml3)=(
Ml2)の判定により、電源投入直後か、モード切換直
後かの判別を行ない、電源投入直後またはモード切換直
後の場合には、表示のリセットを行なう。この表示のり
七ノドにおいては、第73図に示すように、”MANL
+”の表示、′+″、“−”を除く定点指標の表示を行
なう。なお、す′”の表示は、ストロボ充電完了表示で
これが発光ダイオードD、の発光により表示されること
については、電気回路のところで既に述べた。電源投入
直後でなく、かつ、モード切換直後でもない場合には、
」1記表示のリセットを行なわず、直ちに次のマニュア
ル設定秒時(M8)の表示の消去に入る。
続いて、エリアM8にマニュアル設定秒時データー(1
8)を入力する。次に、データー(M8)を3倍にした
のち、これを再びエリアM8にストアする。そして、こ
のマニュアル設定秒時データー(M8)の表示を行なう
。第73図においては、マニュアル設定秒時が1/30
秒に設定されていた場合が示されている。次に、各エリ
アMo、M1 およびM2に、平均Bv値BVt 、 
Sv −AV値(SV−AV)およびCv値CVをそれ
ぞれ入力する。続いて1/4((MO)+(Ml))+
(M2)−(M8)十C8により、標準露出レベルに対
する偏差の演算を行なった後に、この結果をエリアM4
にストアする。次に。
ザブルーチンh ((M4 ) )の実行により、偏差
(M4)をバー表示データーに変換した後、これをバー
表示用のセグメント列にポイント表示する(第73図参
照)。次に、1io=tの判定により、レリーズされて
いるか否かを判別し、レリーズされていなければ、■−
■を通じて第28図のモード判別のプログラムに戻り、
レリーズされていれば、■−■を通じて、第29図中の
露出制御のプログラムに分岐する。露出制御のプログラ
ムにおいては、マニュアル設定秒時(M8)に基づいて
露出が制御され、しかる後、モード判別のプログラムに
戻る。
次に、オフモードのプログラムの流れについて説明する
。オフモードでは、オートモードでもなく、マニュアル
モードでもないので、1o=!5t、ItNlとなり、
第28図に示すモード判別のプログラムにおいて、l0
=1およびl1=1の判定をそれぞれノーで抜けろ。従
って、次に、表示が全部消去され、続いて、撮影モード
検出フラッグM12にオフモード定数C22がストアさ
れる。次に、メモ1ノーボールド検出フラツグM10が
°1′にリセットされ、出力ポートOO〜03にそれぞ
れ正のノ<ルスが出力されて、スポットモード検出用、
スポット入力検出用、ノ・イライト入力検出用およびシ
ャドつ入力検出用の各クリップフロップ回路(G7.G
、;O,、、0,2; 0.、 、 (3,、およびG
I9.021 )がそれぞれリセットされる。そして、
しかる後に、■−■を通じてモード判別のプログラムの
初めに戻り、ル−プを繰り返す。なお、シャッターの制
呻けすべて電気回路によってノ・−ド的に行なわれる。
次に、第44図に示すノ(−表示のためのサフ゛ル−チ
ンのプログラムについて説明する。このプログラムにお
いては、1ず、入力ポート16のレベルの判別が行なわ
れる。メモリーモードが選択されていると、16=1 
となり、次に、M10=0010=0なわれる。メモリ
ーモードにおいて、(Mlo ) =1でメモリーセッ
ト、(MIO)=0  でメモリーホールドとなる。い
ま、メモリーセットの状態であったとすると、次に、’
MEMO”の表示が行なわれる。続いて、(M3)=C
40の判定により。
表示データー(M3)が露出アンダーのデーターである
か否かが判別され、イエスの場合には、ノ(−表示スタ
ート番地格納エリアM14にスタート番地(C40−1
)をストアし、−LONG”の表示を行なった後にリタ
ーンする。(M3)−!5C40で露出アンダーでない
ときには、次にスタート番地格納エリアM14に定数C
55をストアする。ここで、定数055は、バー表示ス
タートポイントの番地より1だけ大きい定数である。と
ころで、ノく一表示用のセグメント列および’0VER
”、’LONG”のセグメントに対応するDRAMs 
5のメモリーエリアの番地ij:、’0VER”のセグ
メントをX番地とすると、最左端のセグメントがX+を
番地に対応していて、右に移るに従い、1番地ずつ増え
て行く。従って、最右端のセグメントは、X+34番地
に対応し、11LONG’のセグメントがX+35番地
に対応する。
ポイント表示のためのセグメント列に対応するDRAM
85のメモリーエリアの番地も同様になっており、  
−0VEI%Nに対応するセグメントをY番地とすると
、右に移るに従って、セグメントに対応したDRAMs
sのメモリーエリアの番地も1番地ずつ増えていき、最
右端の’LONG″に対応するセグメントの、DRAM
85におけるメモリーエリアの地は、Y +35番地と
なっている。上記エリアM14への定数C55のストア
の後、番地(Ml4)から1だけ減算され、結果が再び
エリアM14 [ストアされる。続いて、DRAM85
 の(Ml4)番地のメモリーエリアに°1′がストア
される。これにより、DRAMssの(Mt 4 )番
地のメモリーエリアに対応したバー表示を構成するセグ
メントが発色する。次に、(Ml4)−C41の判定に
より、番地(Ml 4 )が”0VER”のセグメント
に対応した1)RAM85のメモリーエリアの番地であ
るが否かが判別され、(Ml4)=!t=c41であれ
ば、続いて(Ml、4)−(M3)の判定により、バー
表示終了が否かの判別が行なわれる。バー表示終了のと
きには、その壕まりターンし、バー表示が終了していナ
イトキには、再び番地減算のプログラム(M14←(M
l4) −1)に戻り、番地(Ml4)に対応した次の
セグメントヲ発色させる。一方、もし、(Ml4)−0
41となったら、最左端のセグメントまでバー表示され
たことになるので、次に、エリアM14に定数C41に
1を加えた数をストアし、’ OV E I(”表示を
行なった後に、リターンする。以上のプログラムの流れ
を要約すれば、バー表示はバー表示データー(M3)に
対応したセグメントまで、右がわから順次発色してゆく
ことになる。しかし、このプログラムは瞬時のうちに実
行されるので、人の眼にはあたかもバー表示全体が一度
に表示されたかのように感知される。
次に、メモリーホールドの場合には、M10=0010
=0エスとなり、続いて5表示点滅周期格納エリアM2
3に、表示点滅周期定数Csoがストアされる。次に、
第40図に示すサブルーチンWAIT2が実行され、所
定の遅延時間が創り出されると共に、点滅表示フラッグ
M22が反転される。続いて、(M22)−1の判定に
より、発色周期であるか消去周期であるかの判別が行な
われ、発色周期であった場合には、上記’MEMO”表
示以下のプログラムの実行に入る。また、消去周期であ
った場合には、’MEM、0”表示およびバー表示全体
を一瞬のうちに消去し、しかる後にリターンする。次回
のバー表示すブルーチンのプログラムの流れでは、フラ
ッグM22の符号が反転するので、消去されていた′M
EMO’″表示およびバー表示が発色され、または、発
色していた’MEMO”表示およびバー表示が消去され
て、これを繰り返すことにより、゛メモリーホールドに
おいては、’MEMO”およびバー表示全体が定数Cs
oで決まる周期で点滅表示されることになる。
他方、メモリーモード以外のときには、16=0となる
ので、l6=1の判定がノーで抜け、次に、(M3)<
(Ml4)の判定により、表示するデーター(M3)が
前回表示したデーター(Ml4)より小さいか否かが判
別される。いま、モード変更後最初のバー表示のための
プログラムの流れであったとすると、エリアM14には
初期設定において、バー表示スタートセグメントに対応
するDRAM85のメモリーエリアの番地がストアされ
ている。このため、通常は(M3 ) <(Ml 4 
)となり、続いて−LONG”の表示が行なわれる。次
に番地(Ml、4)から1だけ減算され、結果が再びエ
リアM14 にストアされる。続いて、DRAM85の
(Ml4)番地のメモリーエリアに°1°がストアされ
、これにより、バー表示用のセグメント列の最右端のセ
グメントが発色される。次に、インターバル命令を実行
した後、(Ml4)=C41の判定により、バー表示を
最左端のセグメントまで行ない、’ovga”のセグメ
ントを表示したか否かの判定が行なわれろ。
ここで定数C41は、’OVI”のセグメントに対応し
たDRAM85 のメモリーエリアの番地を示す。
(Ml4)=!5C41のとき、次に(Ml4) = 
(M3)の判定により、バー表示が終了したか否かの判
別が行なわれる。(Mt4 )=!5(M3 )のとき
、再び番地(Mt4)から°1′を減算し、結果をエリ
アM14にストアする。以下、前述したのと同様のプロ
グラムを実行し、(Mt4)−C41になると、’0V
ER”表示がなされたことになるので、次回のバー表示
のためのバー表示スタートセグメントに対応する]) 
RA M s sのメモリーエリアの番地(C41+1
)をエリアM14にストアする。このとき、バー表示が
、最左端のセグメントまで伸びていることは云うまでも
ない。また、(M4)へ041のときに、(Mt 4 
)=(M3)となれば、バー表示は終了し、そのまま以
下のプログラムに向う。ここで、バー表示の態様を要約
すると、モード切換後最初のバー表示においては、バー
表示は最右端のセグメントからスタートし、順に所定の
位置まで1セグメントずつ伸びてゆく。インターバル命
令は、バー表示の移動が確認できるようにするための遅
延命令である。
次のバー表示においては、現在表示されているバー表示
の先端からバー表示が移動を開始することになる。次に
、(M3)−C41の判定により、表示データー(M3
)が露出オーバーに対応するか否かを判別し、イエスの
場合には、’0VER”表示を点滅させるために、以下
のプログラムを実行する。
まず、表示点滅周期格納エリアM23に点滅周期定数C
70’iストアする。次に、第40図に示すサブルーチ
ンWA I T 2を実行し、所定の遅延時間を創り出
すと共に、点滅表示フラッグM22の符号を反転させる
。続いて、フラッグM22の内容を判別し、(M22)
=1のときには’0VER”表示を行ない。
M22キ1のときには’0VER,″表示をクリアする
毎回のプログラムの流れのごとに、フラッグM22の符
号が反転するので、’0VER”表示は点滅することに
なる。また、(M3)−!5C41のときには、単に’
0VEIL”の連続表示が行なわれる。そして、上記”
0VEI(、”の表示または消去の後は、プログラムは
リターンする。
次に、(M3)<(Mt4)でなかった場合のプログラ
ムの流れについて説明する。(M3)<(Mt4)でな
かった場合には、次に、  (M3)>(Mt4)の判
定により、表示するデーター(M3)が前回表示したデ
ーター(Mt4 )より大きいが否がか判別される。(
M3 )>(Mt4 )でなかった場合には、表示する
データーが前回表示したデーターと同じであるので、そ
のままリターンする。また、(M3) >(Mt4)の
場合には、まず、DRAM85の(Mt4)番地のメモ
リーエリアに0”をストアし、バー表示の先端セグメン
トを消去する。次に、インターバル命令を実行した後、
次に、(Mt4 )−C40の判定により、バー表示の
最右端のセグメントまで消去したか否かの判別を行ない
、  (Mt4)−C40であれば、エリアM14に次
回のバー表示のスタートセグメントに対応するDRAM
8sのメモリーエリアの番地(C40−1)をストアし
て、後段のプログラムへ抜ける。また、  (Mt4)
5C40であれば、番地(Mt4)に1′を加算してエ
リア1yl14にストアし、番地(Mt4)を更新する
。次に、(Mt4) −(M3)の判定により、バー表
示の先端がデータ上(M3)に対応した位置まで達した
か否かを判別し、(Mt4)、!5(M3 )の場合に
は、再びI)RAM85の番地(Mt4)のメモリーエ
リアK ’0’をストアし、以上述べたプログラムを繰
り返す。上記インターバル命令の実行により、所定の遅
延時間が創り出され、バー表示を構成するセグメントの
表示が左端から順次視認できる速さで消去され、所定の
バー表示が行なわれろ。続いて(M3)−C40の判定
により、表示データー(M3)が露出アンダーに対応す
るか否かが判別され、アンダーの場合にld’LONG
” 表示が点滅され、そうでない場合には’LONG”
  表示が連続的に表示されたままとなる。このプログ
ラムについては、前記露出オーバーの場合と同様のプロ
グラムとなるので、その詳しい説明は省略する。バー表
示の態様を要約すれば、エリアM14には、バー表示の
先端のセグメントに対応したI)RAM85のメモリー
エリアの番地がストアされ、モード変更がない限り、バ
ー表示はその先端から移動する。モード変更直後におい
ては、エリアM14は初期設定され、バー表示は最右端
のセグメントからスタートする。
以上述べたように、本発明によれば、明細書冒頭に述べ
た従来の不具合を解消し、種々の撮影モ−ドが簡単な操
作で選択できて、撮影者の作画意図を充分に反映させる
ことができる、使用上甚だ便利なカメラを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの正面図、 第2図は、上記第1図に示したカメラの平面図、第3図
は、上記第1図に示したカメラ内に配設された光学系を
示す要部側面図、 第4図は、上記第3図に示した光学系中に配設された測
光用受光装置の正面図、 第5図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された電
気回路の構成の概要を示すブロック図、第6図は、上記
第5図中に示された中央処理装置としてのマイクロコン
ピュータ−の内部構成を示すブロック図、 第7図は、上記第6図に示したマイクロコンピュータ−
周辺のインターフェースを示す電気回路図、 第8図は、上記第5図中に示したヘッドアンプ第9図は
、上記第5図中に示したアナログ露出情報導入回路およ
び第2の選択回路の電気回路図、第10図は、上記第5
図中に示したストロボオーバーアンダー判定回路および
第1の比較回路の電気回路図、 第11図は、上記第5図中に示した電源ボールド回路の
電気回路図。 第12図は、上記第5図中に示したトリガータイミング
調整回路の電気回路図、 第13図は、上記第5図中に示したバッテリーチェック
回路および電源ボールド解除回路の電気回路図、 第14図は、上記第5図中に示したストロボ判定回路の
電気回路図、 第15図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、マ
グネット駆動回路およびストロボ制御回路の電気回路図
、 第16図は、上記第5図中に示したタイマー回路の電気
回路図、 第17図は、上記第5図中に示したD−A変換回路の電
気回路図、 第18図(a)〜(i)は、上記第16図に示したタイ
マー回路から出力される各種タイマー信号の波形を示す
タイムチャート、 第19図(ト)および(13)は、上記第4図中に示し
た撮影情報表示装置39の主体を形成する液晶表示板の
、表示用セグメント電極および背面電極を、それぞれ示
す平面図、 第20図は、上記第19図(6)および0に示した表示
用セグメント電極と背面電極との対応関係を示す要部平
面図、 第21図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路の電気
回路図、 第22図は、上記第21図中に示した信号合成回路を示
す要部電気回路図、 第23図は、上記第22図に示した電気回路が接続され
るレベル変換回路の要部電気回路図、第24図は、上記
第6図中に示した液晶駆動回路におけるコモン信号出力
回路の電気回路図、第25図(a)〜に)は、上記第2
1図ないし第24図に示した液晶駆動回路における各種
信号の出力波形を示すタイムチャート、 第26図は、メモリーモード撮影におけるシャッター秒
時の計数方法を示す線図、 第27図は、第6図に示したマイクロコンピュータ−に
おけるプログラムの概要を示すフローチャート、 第28図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、モード判別のプログラムを詳細に示すフローチャ
ート、 第29図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、平均ダイレクトオート撮影モードのプログラムを
詳細に示すフローチャート、第30図は、上記第27図
に示したフローチャートにおける、スポットオート撮影
モードでスポット入力ありの場合の詳細なフローチャー
ト、第31図は、上記第27図に示したフローチャート
における、スポットオート撮影モードでスポット入力な
しの場合の詳細なフローチャート、第32図は、上記第
31図に示したスポットオート撮影モードでスポット入
力なしの場合のフローチャートに続いて実行される、ハ
イライト基準撮影モードおよびシャドウ基準撮影モード
のためのプログラムを詳細に示すフローチャート、第3
3図は、上記第27図に示したフローチャートにおける
、ストロボオート撮影モードのプログラムを詳細に示す
フローチャート、 第34図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、通常マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に
示すフローチャート。 第35図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、スポットマニュアル撮影モードでスポット入力あ
りの場合の詳細なフローチャート、第36図は、上記第
27図に示したフローチャートにおける、スポットマニ
ュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の詳細なフ
ローチャート、第37図は、上記第36図に示したスポ
ットマニュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の
フローチャートに続いて実行される。ノ・イライト基準
撮影モードおよびシャドウ基準撮影モードのためのプロ
グラムを詳細に示すフローチャート、第38図は、上記
第27図に示したフローチャートにおける、ストロボマ
ニュアル撮影モードのプログラムを詳細に示すフローチ
ャート、 第39図は、上記第33図に示したフローチャート中で
実行される、サブルーチンWA I T 1の詳細なプ
ログラムを示すフローチャート、 第40図は、上記第39図に示したサブルーチンWAI
TI 、後記第41図に示すサブルーチンWAIT3お
よび第44図に示すバー表示のサブルーチン中で実行さ
れる、サブルーチンWA I T 2の詳細なプログラ
ムを示すフローチャート、 第41図は、上記第31図および第36図に示したフロ
ーチャート中で実行される、サブルーチンWAIT3の
詳細なプログラムを示すフローチャート、第42図は、
上記第29図に示したフローチャート中で実行される、
実露出時間カウントのためのサブルーチンの詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第43図は、上記第28図ないし第38図に示すフロー
チャート中で実行される、サブルーチンf((M3))
の詳細なプログラムを示すフローチャート、第44図は
、上記第28図ないし第38図に示すフローチャート中
で実行される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチャート、 第45図ないし第47図は、平均ダイレクトオート撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTv値のノ(−表示が表示範
囲内でなされた場合、第46図はTv値のバー表示が表
示範囲よりオーバーであった場合、第47図はTv値の
バー表示が表示範囲よりアンダーであった場合をそれぞ
れ示す、 第48図ないし第50図は、スポットオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内
でなされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示が表
示範囲よりオーバーであった場合、第50図は補正が加
えられた場合を、それぞれ示す、第51図ないし第54
図は、スポットオート撮影モードでハイライト基準撮影
モードを選択したときの撮影情報表示装置の表示の態様
をそれぞれ示していて、第51図は平均Tv値のバー表
示が一旦最高輝度値に対応する位置まで延びた状態・、
第52図は、第51図に示した状態から平均Tv値のバ
ー表示が2−LEvだけマイナスがわに移動した状態、
第53図は、第52図に示した状態からSv −Av値
を変化させて平均Tv値のバー表示をシフトさせた状態
、第54図は、第53図に示した状態から補正を加えた
状態を、それぞれ示す、 第55図および第56図は、スポットオート撮影モード
でシャドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第55図は
平均Tv値のバー表示が一旦最低輝度値に対応する位置
まで戻った状態、第56図は。 第55図に示した状態から平均Tv値のバー表示が2−
uEvだけプラスがわに移動した状態を、それぞれ示す
。 第57図ないし第59図は、ダイレクトオートメモリー
撮影モードにおける撮影、情報表示装置の表示の態様を
それぞれ示していて、m57図はメモリー、セットの状
態、第58図はメモリーホールドの状態、第59図bメ
゛モリ−ホールドで補正を加えた状態釜、そ゛れぞれ示
す。 w、60図は、スポットオートメモリー撮影モードにお
ける撮、影情報表示装置の表示の態様を示す図、舅61
図および第62図は、通常マニュアル撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態粂をそれぞれ示していて
、第61図は標準露出レベルに対する偏差のバー表示が
なされている状態、第62図は、標準露出レベルに対す
る偏差のバー表示に補正が加えられた状態を、それぞれ
示す、第63図ないし第65図は°、ストロボマニュア
ル撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様を
それぞれ糸して1て、第63図は標準露出レベルに対す
る偏差の加算平均のバー表示がなされている状態、第6
4図は、°第63図に示した状態から新政にスポット入
力を行なった状態、第65図は、第64図に示した状態
から補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第66図は、スポットマニュアル撮影モードでノ\イラ
イ鼾基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置
の表示の態様を示す図、 第67図は、スポットマニュアル撮影モードでシャドウ
基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の表
示の態様を示す図、 第68図ないし第72図は、ストロボオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第68図は、標準露出レベルに対する偏差のポ
イント表示がなされている状態、第69図は、第68図
に示す状態から補正が加えられた状態、第70図は、撮
影後露出オーバーであった状態、第71図は、撮影後露
出アンダーであった状態、第72図は、撮影後露出適正
であった状態を、それぞれ示す、 第73図は、ストロボマニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5・・・・・・・・・絞り値設定環 7・・・・・・・・・マニュアルシャッター秒時設定環
10・・・・・・・・・カフう 11・・・・・・・・・シャッターレリーズ釦13・・
・・・・・・・メモリー指令操作ノブ14・・・・・・
・・スポット入力釦 15・・・・・・・・・ハイライト指令釦16・・・・
・・・・・シャドウ指令釦18・・・・・・・・・フィ
ルム感度設定ダイヤル21・・・・・・・・・撮影モー
ド切換用操作ノブ22・・・・・・・・・露出補正用操
作ノブ39・・・・・・・・・撮影情報表示装置(撮影
情報表示部)41・・・・・・・・・測光用受光装置5
0・・・・・・・・・マイクロコンピュータ−(CPU
)BVI・・・・・・・パ平均測光による輝度値BV2
・・・・・・・・・スポット測光による輝度値CV・・
・・・・・・補正値 り、・・・・・・・・・充電完了表示用発光ダイオード
1−1 o〜H2・・・・・・コモン信号JO〜J38
・・・・・・セグメント駆動信号PD、・・・・・・・
・・平均測光用光起電力素子PD2・・・・・・・・・
スポット測光用光起電力素子REo−)LE2・・・・
・背面電極 5E01〜SEG、o、・・・・・・セグメント(表示
領域)SV−AV ・・・・・フィルム感度値と絞り値
との演算値SW、・・・・・・・・・レリーズスイッチ
SW2・・・・・・・・トリガースイッチSW3・・・
・・・・・・マニュアルスイッチSW4・・・・・・・
・・オートスイッチSW、・・・・・・・・・バッテリ
ーチェックスイッチSW6・・・・・・・・・メモリー
スイッチSW、・・・・・・・・・クリアースイッチS
W8・・・・・・・・・スポット入力スイッチSW、・
・・・・・・・・ハイライトスイッチSW、o・・・・
・・・・・シャドウスイッチ特許出願人   オリンパ
ス光学工業株式会社代 理  人   藤   川  
 七  ゛ 部、煽)1°゛。 ル 1 閃 〆″0 %2区 も22図 −V。 形33区 %38図 処42区 %43区 、! 45区 発46図 め47′図 u−一− 2CXX)CODalX125012560 30 1
5 8 4 2  +−/l\−^VrO ろ48区 IJTO AUTOHIGH 653図 兜d4区 千ばわ図 %5区 外57図 外関閃 発59図 八〇T。 兜(0閃 形61図 ろ62図 渉63図 発弘図 s      s     ;j Www−一一++m#嘗−−−−−−−−9χ「 十  ・   ・  ・  Oム  ・  ・  ・ 
 ・  −%田図 発田図 Ill    III sw□−;シmm55m59(
「 +  ・   ・   ・  ・   ム  ・   
・   ・  ・   −1首G4外(7区 筋田図 ω “ ALITO・  ・ ・ ・ ム ・ ・ ・ ・s6
9図 60    ″ AUTO・ ・ ・ ・ ム ・ ・ ・ ・差物0図 ω   1 AUTIり    ミ汁) ・   Φ  ・  e 
 ム  。  0.。 ÷71図 60    “ 喘    ・ ・ ・ ・ ム ・ ・ ・ ・淵9爺
」2図 60   ″ ^割    ・ ・ ・ ・ミム;・ ・ ・ ・易7
3図 MANJ            3)″・ 拳 ・ 
・ ム ・ ・ ・ ・ 手続補正書(自発) 昭和57年8月e27日 特許庁長官 若杉和夫殿 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称   (037)  オリンパス光学工業株式会
社4、代 理 人 住 所  東京都世田谷区松原5丁目52番14号氏 
 名   ()655) 藤  川  七  部、ニ、
+、、11 (置 324−2700) 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄、および図面6、補
正の内容 (1)  明細書第21頁第11行中に記載した「入力
ボート」を、「出力ボート」に改める。 (3)  同 第40頁下から4行目中に記載した「ダ
イナツクレンジ」を、[ダイナミックレンジ]に改める
。 (4)同 第43頁下から6行目末尾に記載した「放を
、「充」に改める。 (5)  同 第64須第9行末尾に記載した「コレン
」を、「コレクタ」に改める。 (6)同 第86頁下から7行目中に記載した「第1図
」を、「@5図」に改める。 (7)同 第169頁下から4行目中に記載した「終了
すると、」の次に、下記の文を加入する。 1次に、出カポ−)00,01にそれぞれ正のパルスを
出力する。これは、スポットオートモードまたはスポッ
トマニュアルモードの撮影が終了すると、自動的に平均
撮影モードにするためである。次に、」 (8)願ll:VC添付した図面中、第29図を別添の
訂正図面に代替する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 部分測光手段によって被写体の枚数個所を部分的に測光
    し、これにより得られた各部分測光値に演算を施して、
    その演算結果値に基づいた露出レベルを表示するように
    したカメラにおいて、」二記各部分測光値および演算結
    果値と、選択されているシャッター秒時、絞り値および
    フィルム感度値とから算出し7た露出レベルを、標準露
    出レベルに対するずれ量としてそれぞれ表示するヨウ(
    CI−たことを特徴とするカメラ。
JP57109990A 1982-06-28 1982-06-28 カメラ Pending JPS592024A (ja)

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