JPS58219540A - カメラ - Google Patents
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- JPS58219540A JPS58219540A JP10144182A JP10144182A JPS58219540A JP S58219540 A JPS58219540 A JP S58219540A JP 10144182 A JP10144182 A JP 10144182A JP 10144182 A JP10144182 A JP 10144182A JP S58219540 A JPS58219540 A JP S58219540A
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- Japan
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- mode
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- output
- transistor
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/28—Circuitry to measure or to take account of the object contrast
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、カメラ、更に詳しくは、複数の部分測光値の
うちの最高輝度値または最低輝度値に基づいて露出レベ
ルを決定するカメラに関する。 周知のように、従来のカメラにおける測光方法は、平均
測光方法と部分(スポット)測光方法とに大別される。 上記平均測光方法は、さらに全画面平均測光方法と、中
央重点平均測光方法とに別けられるが一一般には中央重
点平均測光方法が採用されている。 この平均測光方法は、通常の被写体に対しては無難な結
果が得られるため、部分測光方法に較べて使い易さで勝
り、一般のカメラではほとんどこの方法が採用されてい
る。 上記部分測光方法は、明暗比の大きい被写体のいずれか
一方に露出を合わせたい場合等に有効であるが、操作が
面倒であると共眞、不適正露出の写真を撮影してしまう
おそれが大きいという欠点がある。 このように、平均測光方法は、通常の被写体を撮影する
うえにおいては、部分測光方法に較べて優れた方法であ
るといえる。 しかし、実際の被写体は、明暗比の少ない被写体ばかり
ではなく、逆光の被写体、舞台撮影の場合の被写体、窓
から外を眺めだ構図の被写体等のように、明暗比の大き
い被写体が数多く存在する。 特に、撮影者の技術が向上すればするほど、とのような
明暗比の大きな被写体を撮影する機会が多くなる。とこ
ろが、明暗比の大きな被写体を平均測光方法を採用する
自動露出カメラで撮影した場合には、平均化された被写
体輝度に基づいて露出が制御されてしまうので、明暗比
の大きい被写体のし・ずれか一方に露出を合わせたい場
合等に、撮影者の作画意図を充分反映させることができ
ない。 従って、従来はこのような特殊な被写体を撮影する場合
には、極めて挟角の測゛光角を有する、いわゆるスポッ
ト露出計で、撮影する被写体の複数個所を測光し、得ら
れた被写体輝度情報と、適正露出を与える部分をと仁に
するか、暗部をどの程度の暗部とするか等の撮影意図と
に基づいて、絞り。 シャッター秒時等の露出要素を決定し、カメラをマニュ
アル操作状態にして写真撮影を行なうようにしていた。 また、スタジオ撮影等の被写体に近づくことができると
きは、入射光式露出組で撮影する被写体の所望の複数個
所を測光し、同じように露出要素を決定して、マニュア
ル操作状態で写真撮影を行なっていた。 しかし、このようなカメラとは別体の露出計を用いて部
分測光を行なって露出要素を決定する方法は、手順が面
倒で時間がかかると共に、複雑な計算を必要とするとい
う欠点があった。 そこで、部分測光手段を配設し、この部分測光手段を用
いて部分測光を容易に行なえるようにして、これにより
得られた複数の部分測光輝度値に基づいて露出レベルを
自動的に決定するようにしたカメラが°既に提案されて
いる。従来のこの種カメラでは、露出レベルを決定する
演算方式として部分測光輝度値の単純平均ないし加重平
均に基づいて露出レベルを決定する方式が一般に採用さ
れているが、中には、部分測光値のうちの最高輝度値ま
だは最低輝度値を基準として露出レベルを決定するもの
もおる。しかし、部分測光値のうちの最高輝度値まだは
最低輝度値を基準とするとはいえ、最高輝度値または最
低輝度値をその一!ま用いて露出レベルを決定したので
は、露光量が少なくなりすぎたり、多くなりすぎたりし
て、適度な明暗比を有する写真撮影を行なうことができ
ないという不具合があった。また、従来のカメラでは、
最高輝度値または最低輝度値を基準として露出レベルを
決定した場合には、この露出レベルがとれくらいなのか
がなんら表示されていなかったので、撮影者が事前にこ
の露出レベルを知ることができないという不具合もあっ
た。 本発明の目的は、上述の点に鑑み、最高輝度値または最
低輝度値に対し適正露出となるシャッター秒時からあら
かじめ設定された段数だけシャッター秒時を遅くまたは
速くすると共に、ファインター内にもそのシャッター秒
時を表示するようにしたカメラを提供するにある。 本発明によれば、最高輝度値または最低輝度値をそのま
ま用いて露□出レベルを決定するのではなく、最高輝度
値または最低輝度値から所定値だけ低いまだは高い輝度
値に基づいて露出レベルを決定することになるので、露
光量が少なくなりすぎたり、多くなりすぎたりすること
がなく、適度な明暗比を有する写真撮影を行なうことが
できる。 また、実露出のだめのシャッター秒時がファインダー内
に表示されるので、このシャッター秒時を撮影者が事前
に知ることができる。 さらに、新たな部分測光輝度値が入力され、この輝度値
が最高輝度値または最低輝度値より明るかったりまたは
暗かったりした場合には、シャッター秒時の演算が自動
的にやり直きれるので、撮影者は複雑な計算に煩わされ
ることなく、ファインダー内のシャッター秒時の表示の
みを考慮して撮影をすればよい。 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。 第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すカメラ
の正面図および平面図をそれぞれ示している。このカメ
ラlOは、いわゆる−眼レフレックスカメラであって、
カメラ本体lの前面の中央部に撮影レンズ鏡筒2が着脱
自在に装着されていると共に、上面の中央部にはペンタ
プリズム収納部3が三角屋根型に突設されている。上記
撮影レンズi・筒2には、周知のように撮影レンズ4が
収納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周部に
は、前部から後部にかけて、絞り値設定環5゜撮影距離
設定環6およびマニュアルシャッター秒時設定環7が、
回転操作可能に順次配設されている。また、カメラ本体
1の上面の、上記ペンタプリズム収納部3で仕切られた
左半部には、フィルム巻上レバー8.フィルム駒数表示
窓9 tシャッターレリーズ釦11.セルフタイマー指
令操作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13.スポット
入力釦14゜ハイライト指令釦15およびシャドウ指令
釦16カそれぞれ設けられている。一方、カメラ本体1
の上面の右半部には、ライルム巻戻ノブ17.フィルム
感度設定ダイヤル18.フィルム感度表示窓19゜撮影
モード切換用操作ノブ21.露出補正用操作ノブ22.
およびバッテリーチェック表示用発光窓23がそれぞれ
設けられている。また、上記ペンタプリズム収納部3の
上面の後端部寄りには、ストロボ取付用シュー24が〜
%’Nk配設されており、更に、カメラ本体1の前面の
右端上部寄りには、ストロボ(図示されず)を接続コー
ド(図示されず)を介して接続するためのコネクター2
5が設けられている。なお、第1図および第2図中、符
号26は撮影レンズ鏡筒2をカメラ本体1に装着するた
めの操作釦を、27はカメラ本体lにストラップ(図示
されず)を取り付けるための金具を、2Bはファインダ
ー接眼窓枠を、それぞれ示している。 上記メモリー指令操作ノブ13は、シャッターレリーズ
釦11の台座の基部に回動操作可能に配設されていて、
平生は自己の復帰習性によって、カメラ本体lの上面に
表記されたjMEMORYJ指標と[CLEAJ指標と
の中間位置に、同ノブ13に表記された指標を対応させ
て停止している。このメモリー指令操作ノブ13は、一
旦記憶された露出レベルで複数駒に亘って撮影を行なう
メモリー撮影、モード(以下、単にメモリーモードと称
す。)を選択したり、解除したりするための操作部材で
あって、後述するメモリースイッチSW、(第7図参照
)およびクリアースイッチSW、(第7図参照)に連動
するようになっている。メモリー指令操作ノブ13を回
動操作して同ノブ13の指標を[EMORYJ指標に合
わせると、メモリースイッチSW6が閉成されてメモリ
ー撮影モードが選択され、「cLBARJ指標に合わせ
ると、クリアースイッチSW、が閉成されてメモリー撮
影モードが解除されるようになっている。操作ノブ13
から回動力を取り去ると、同ノブ13は自己の習性で平
生位置に自動的に復帰するが、メモリー撮影モードやこ
れを解除した状態はそのまま保持される。この点につい
ては、後に第7図の説明において詳述する。 上記スポット入力釦14は、撮影レンズ4を通じて部分
測光された被写体の輝度値をカメラ10の電気回路に入
力させて記憶させる役目をする自己復帰型の押釦であっ
て、後述するスポット入力スイッチSW、 (第7図参
照)に連動するようになっている。このスポット入力釦
14を押し込むと、スポット入力スイッチSW8が閉成
して、記憶された部分測光値に基づ(・て露出レベルを
制御するスポット撮影モードが選択されると同時に、部
分測光された輝度値が記憶されるようになっている。ス
ボにな′っている。なお、スポット入力釦14の自己復
帰によってはスポット撮影モードは解除されず、同撮影
モードの解除は、1回の撮影動作の完了に関連して行°
なわれるようになっている。 上記ハイライト指令釦15は、上記スポット入力釦14
の操作により記憶された部分測光値のうちの最高輝度値
を基準として、これより2−EVだけ低い露出値で露出
を行な5)・イライト基準撮影モード(以下、単にハイ
ライトモードと称す。)を選択するための自己復帰型の
押釦であって、後述するハイライトスイッチSW、(第
7図参照)に連動するようになっている。このハイライ
ト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモードが
選択され、偶数回押し込むと、・・イライトモードが一
除されるように゛なっている。また、上記シャドウ指令
釦16は、上記スポット入力釦14の操作により記憶さ
れた部分測光値のうちの最低輝度値を基準として、これ
より2−Ev だけ高い露出値で露出を行なうシャドウ
基準撮影モード(以下、単にシャドウモードと称す。)
を選択するための自己復帰型の押釦であって、後述する
シャドウスイッチ8W+o (第7図参照)に連動する
ようになっている。 このシャドウ指令釦16を奇数回押し込むと、シャドウ
モードが選択され、偶数回押し込むと、シャドウモード
が解除されるようになっている。なお、上記ハイライト
指令釦15およびシャドウ指令釦16を押し込んだ時点
で部分測光値が記憶されていない場合には、ハイライト
モードおよびシャドウモードは選・択されないようにな
っている。また、ハイライトモードの状態でシャドウ指
令釦16が押された場合には、ハイライトモードが解除
されてシャドウモードが選択され、シャドウモードの状
態でハイライト指令釦15が押された場合には、シャド
ウモードが解除されてハイライトモードが選択されるよ
うになっている。 上記撮影モード切換用操作ノープ21は、フィルム巻戻
ノブ170台座の基部に回動操作自在に配設されていて
、カメラ本体1の上面に表記されたrMANUALJ
、 「0FFJ 、1AUTOJおよび「cHEcKJ
の各指標に対応する位置で、それぞれクリックストップ
をかけられて暫定的に停止するようになっている。そし
て、この撮影モード切換用操作ノブ21は、マニュアル
スイッチSW、(第7図参照)。 オートスイッチSW、(第7図参照)およびバッテリー
チェックスイッチSW、(第11図か照)にそれぞれ連
動するようになっており、操作ノブ21を「MANUA
LJ指標に対応させたときには、マニュアルスイッチS
W3が閉成されて、手動設定されたマニュアルシャッタ
ー秒時でシャッター(図示されず)を作動させて露出を
制御する゛マニュアル捲出撮影モード(以下、単にマニ
ュアルモードと称す。)が、[o F FJ指標に対応
させたときには、回路的に一定のシャッター秒時でシャ
ッターが作動されるオフ撮影モード(以下、単にオフモ
ードと称す。)が、l’−A U T OJ 指標に対
応させたときには、オートスイッチSW4が閉成されて
、被写体の測光輝度値からシャッター秒時を演算し、こ
のシャッター秒時でシャッターを作動させて露出を制御
するオート露出撮影モード(以下、単にオートモードと
称す。)が、[CHECKJ指標に対応させたときには
、バッテリーチェックスイッチSW。 が閉成されて、電源電圧Vccが規定電圧以上あること
が上記バッテリーチェック表示用発光窓23に点灯表示
されるバッテリーチェック状態が、それぞれ得られるよ
うになっている。 第3図は、本発明のカメラ10内に配設された一眼レフ
レックスカメラの光学系を示している。周知のように一
眼レフレックスカメラの光学系には、平生は撮影光路に
対して45°傾いた可動反射ミラー31が回動自在に配
設されていて、このファインダー光路形成位置において
、撮影レンズ4を通じてカメラ510内に入射した被写
体光を直角上方に向けて反射して、ファインダー光学系
に入射させるようになっている。ファインダー光学系は
、撮影フィルム34の感光面に対して光学的に共役とな
る位置に配設されたピントグラス35と、このピントグ
ラス35の直上に配置されたコンデンサーレンズ36と
、更にこのコンデンサーレンズ36ア直上、に配設され
たペンタプリズム37と、このペンタプリズム37の光
出射端面である後端面に対向するように配設されたファ
インダー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピン
トグラス35とコンデンサーレンズ36との間の後端縁
部がわには、後述する光透過型の液晶表示板でなる撮影
情報表示装置39が配設されている。また、上記可動反
射ミラー31の中央部は、ハーフミラ−加工が施されて
、または、全透過のスリットが列設されて、半透過部3
1aとなっており、この半透過部31aと対応する可動
反射ミラー31の背面がわには、全反射ミラー32が可
動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動自在に
取り付けられている。この全反射ミラー32は、可動反
射ミラー31の半透過部31aを通過した被写体光をカ
メラlOの底部がわに配置された測光用受光装置41に
向けて反射させる役目をする。測光用受光装置41は、
第4図に示すように、長方形状に形成されて(こて、カ
メラ本体1の後部に配置された撮影フィルム34の感光
面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面 お
よび上記全反射ミラー32を仰ぎ見るように、カメラ本
体1の底部前端寄りに傾けられて配設されている。この
測・光用受光装置41は、N型半導体基板42の表面に
、巴形状および四角形状のP型半導体領域43a。 43bを形成した後、N型半導体基板42にカソード電
極44を、P型半導体領域43a、43bにアノード電
極45a、45bを、それぞれ付設して構成されており
、領域43aと基板42とは、撮影フィルム34の感光
面ないしは7牙−カルプレンシャッター33(7)表面
で反射された被写体光を平均ダイレクト測光する光起電
力素子PD、 (第8図参照)を形成し、また、領域4
3bと基板42とは、全反射ミラー32で反射された被
写体光をスポット記憶測光する光電変換素子PD2(第
8図参照)を形成している。 第5図は、本発明のカメラ10における電気回路の構成
の概要を示すブロック図である。この電気回路は、回路
全体を制御する中央処理装置としてのマイクロコンピー
−ター(以下、CPUと略記する。)50と被写体光を
測光して、測光積分出力S2および輝度値信号S6を出
力するヘッドアンプ回路51と、トリガー信号S1を出
力して、ヘッドアンプ回路51の測光開始時機を制御す
るトリガータイミン・グ調整回路52と、絞り値、フィ
ルム感度値、補正値等のアナログ露出情報を回路に入力
させるためのアナログ露出情報導入回路53と、上記ヘ
ッドアンプ回路51からの測光積分出力S2とアナログ
露出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレク
ト測光時のシャッター制御信号817を出力する第1の
比較回路54と、この第1の比較回路54からのダイレ
クト測光時のシャッター制御信号S17とcpusoか
ら出力されるメモリーモード。 マニュアルモード、スポットモート時のシャッター制御
信号816とのいずれかを選択して出力する第1の選択
回路55と、この第1の選択回路55から出力されるシ
ャッター制御信号によって制御されるマグネット駆動回
路56と、上記ヘッドアンプ回路51からの輝度値信号
S6とアナログ露出情報導入回路53からの(フィルム
感度値−絞り値)信号(SV−AV)とノイずレカ一方
ヲ、CPU50かもの入力選択信号S7に基づいて選択
的に出力する第2の選択回路57と、上記CPU50か
らの8ピツトのデジタル情報なり−A変換するD−A変
換回路58と、このD−A変換回路58から出力される
アナログ信号と上記第2の選択回路57から出力される
被A−D変換アナログ信号S8とを比較してデジタル情
報としてCPU50に入力する第2の比較回路59と、
マニュアルシャッター秒時および補正鎖編デジタル露出
情報としてCPU 50内に入力するためのデジタル露
出情報導入回路601’、CPU50からの出力を受け
て駆動きれる上記撮影情報表示装置39とで、その主要
部が構成されている。 また、この他に、ストロ□ボの充電完了を表示させるた
めのストロボ判定回路62と、電源電圧Vccが規定電
圧以上あるか否かを判定するバッテリーチェック回路6
3と、電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路
64と、ストロボ光による露出がオーバーであったかア
ンダーであったかを判定するストロボオーバーアンダー
判定回路65と、ストロボの自動調光信号を発生するス
トロボ制御回路66とが、それぞれ付設されている。さ
らに、回路全体への給電を保持する電源ホールド回路6
7、各種時間信号を発生するタイマー回路68および各
種基準電圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設け
られている。 第6図は、本発明のカメラ10における制御システムの
中枢となる上記CPU50の内部構成を示すブロック図
である。図において、クロック発生器(CLOCK)7
1は、CPU50の動作の基準となるパルスを発生する
部分であり、制御回路(C0NT )72は、CPU5
0の全体の動作を制御する中枢となる部分である。CP
U50は、決められたプログラム順序に従って、いろい
ろな2進数のデータを順序よく転送処理して行く必要が
あるが、そのためには、CPU50内部のゲートをいつ
、どれだけの時間開いたらよいか、またどのフリップフ
、ロップをセットあるいはリセットしたら良い゛のか等
をCPU50の状態と入力の状態とによって決定する部
分をCPU50の内部に持っている必要がある。この仕
事をするのがC0NT72である。インストラフシロン
レジスター(INR,)73は、後述するランダムアク
セスメモIJ −(R,AM) 84の内容を一時的に
保持する部分であり、C0NT72はこのlNR73の
内容によりCPU50”の各部の状態を決定する。プロ
グラムカウンター(PC)76は、プログラムを順序正
しく行なうために、これから実行しようとする番地を記
憶する部分であり、実行する順序にメモリ一番地の小さ
い方から大きい方へと1つずつ大きくなってゆく。スタ
ックポインター(SP)77は、割込み命令が発生した
場合や、サブルーチンへの飛び越し命令が発生した場合
などに、PC76、後述するアキュムレーター(ACC
) 79.同じく後述するインデックスレジスター(I
X)78等の内容を壊さずに、それらの命令から復帰し
て再び使いたいときに、内容を一時的に保持しておくた
めのレジスターである。lX78は、インデックスアド
レス形式で命令を実行する場合の命令実行番地を記憶す
るためのレジスターであや。演算処理回路(ALU)8
1は、命令の実行のうち演算に関する操作を行なう部分
であり、加算や減算を行なったり、メモリーの内容(°
1”か0′か)を反転させるインバート命令を実行した
り、2つのメモリーの論理和あるいは論理積等を求める
論理演算を行なっタリスる。コンディションコードレジ
スター(CCI’t)82は、分岐命令等の判断を要す
る命令を実行する際に、状態検出に用いるコードをフラ
ッグに蓄えておくためのレジスターである。CPU5o
にとって判断機能は重要な位置を占めており、本発明の
カメラ10の制御においても、後述するように、各入力
ボートの状態(°1゛か°0′か)を判断して、次に実
行するプログラムの流れを変えるか、あるいは流れを変
えないでそのまま命令を実行するかの分岐命令を実行す
る箇所が頻繁に出てくる。これは、CCR82にあるフ
ラッグの状態を判別することにより行なっている。CC
R82は、命令の実行によってその結果が2の補数でマ
イナスになったときにt1′、プラスになったときに°
0°になるネガティブフラッグ、、結果が°0′のとき
にIT。 @θ′でないときに90′となるゼロフラッグ9.結果
が2の補数のオーバーフローを起こしたときに°1′。 そうでないときに”0′となるオーバーフローフラッグ
、演算の結果、符号なし2進数からキャリーあるいはボ
ローが生じたときに@1′、生じなかりたときに00′
となるキャリーフラッグ等の各種フラッグで構成され
ている。メモリーバッファレジスター(MBR)7s)
!、ストレージアドレスレジスター(SA几)74に読
み出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して
読み出しを指示すると、指示した番地の内容が読み出さ
れるレジスターである。 リードオンリーメモリー(ROM)83は、CPU50
に内容、を順次読み出させながら命令を実行させて行く
ためのものである。また、ランダムアクセスメモリー(
RAM)84は、演算処理途中の値やその結果を、ある
いは各種入力情報を一時的に記憶するメモリーである。 表示用ランダムアクセスメモリー(DRAM)85をキ
、後に第19図(a) tv説明・において詳述する撮
影情報表示装置39を形成する液晶表示板の各セグメン
トに1対1に対応するエリアを有していて、DRAM8
5のある特定番地の内容が°1”となれば、それに対応
した液晶表示板のセグメントが発色するように構成され
て(・る。液晶駆動回路(LCDD)61は、前述した
よ5に、液晶表示板でなる撮影情報表示装置39を発色
駆動するための回路であって、本発明のカメラ10では
、後述するように表示装置39の情デーーアイ・Aバイ
アス駆動制御方法を採用している関係上、セグメントラ
インは39本、コモンラインは3本それぞれ引き出され
ている。入カポ−) (INPP)ssは、後述するよ
うに、17個の入カポ−) IO〜116で、出カポ−
) (OUTPP)89は、同じく後述するように、1
0個の入力ボート00〜09で、それぞれ形成されてい
る(第7図参照)。なお、0UTPP 89の出力は、
すべてラッチ出力である。 次に、以上のように構成されたCPU50の制御の流れ
を簡単に説明する。 CPU50は、まずP C76が指示したメモリー内の
アドレスに格納されている命令をロードするフェッチサ
イクルと、次にその命令を実行するエグゼキュートサイ
クルとの2つのサイクルを繰り返している。そして、初
めに、PC76の値がSAR74に転送される。それと
同時に、PC76には、今までPC76に入っていた内
容に1を加えたものが格納される。5AR74に読み出
すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読み
出しを指示すると、しばらくしてMBR75に指示した
番地の内容が読み出される。そのうちのインストラクシ
ョンコード部分を、lNR73に転送する。これがフェ
ッチサイクルである。これに続いてエグゼキュートサイ
クルに入るのであるが、この動作はlNR73の内容に
よって異なる。−例として、いまINIL73にACC
79にメモリーの内容をロードする命令(LDA命令)
が入っていたとする。MBR75に残っている命令のア
ドレス部分を5A)14に転送し、続いてメモリーに読
み出しを指令し、しばらくしてMBR75に得られたデ
ーターをACC79に転送して命令を終了する。もう1
つの例として、後に述べるフローチャートの中でも頻繁
に出てくる条件分岐命令がどのように実行されるかを示
す。いま、入力ボートのあるポー)(Aポートとする。 )の状態を判別して条件分岐したい場合、上例の場合と
同様に、フェッチサイクルにおいてMBR,75にAボ
ートの内容が読み出される。Aボートのビットは、メモ
リーの最上位ビットにあるものとする。いま、lNR7
3にACC79にメモリーの内容を格納するLDA命令
が入っていたとすると、上例の場合と同様にして、Aポ
ートの内容がACC79に転送される。続いて、PC7
6により次に実行すべきアドレスが指示され、全く同様
にして命令がMBR75に格納される。いま、lNR7
3にACC79の最上位ビットなCCR,82のうちの
キャリーフラッグにシフトする命令(ROL命令)が入
っていたとすると、次のエグゼキュートサイクルにおい
て、キャリーフラッグにはAボートの状態(°0°か°
1′か)が格納されたことになる。 次に同様にして、キャリーフラッグの状態を判別して、
もしキャリーフラッグが911であれば分岐し、そうで
なければそのまま次のプログラムを実行する命令(BC
8命令)を実行することによって目的を果すととができ
る。後者の例では、LDA。 ROL およびBO2命令の3命令を使ったが、このよ
うに数十種類の命令を任意に組み合わせることにより、
所望の制御を行なうことができる。 なお、後に述べるフローチャー)においては、第6図に
示した各ブロックを具体的にどのように使ってプログラ
ムを実行して行くかを、機械語のレベルでは示していな
いが、プログラム中にある転送命令、加減算等は、公知
の方法で簡単に実現できるものである。 第7図は、上記CPU500周辺のインターフェースを
示している。この図で、符号IO〜116はCPIJ5
0の人力ポートを、符号00〜09は出力ポートをそれ
ぞれ示している。人カポ−) IOは、オートモード、
であるか否かを検出するためのものであって、上記撮影
モード切換用操作ノブ21に連動するオートスイッチ3
W4の一端に接続されていると共に、プルダライ抵抗R
,を通じて接地されている。オートスイッチSW4の他
端には、電源電圧Vccが印加されている。よって、人
カポ−) IOは、オートスイッチSW4が開放した状
態で”Lルベルとなって°0′を採り、閉成した状態で
°H°レベルどなって°1′を採る。そして、Hllと
なったときに、オートモードが検出されたことを示す。 上記オートスイッチSW4の一端は、ノット回路G。 を介し1後述するノア回路G4の第1の入力端にも接続
されている。まだ、人力ポートIlは、マニュアルモー
ドであるか否かを検出するだめのものであって、上記撮
影モード切換用操作ノブ21に連動するマニュアルスイ
ッチSW3の一端に接続されていると共に、プルダウン
抵抗R2を通じて接地されている。マニュアルスイッチ
SW、の他端には、電源電圧VCCが印加されている。 従って、人カポ−)11ハ、マニュアルスイッチSW3
が開放した状態で°L”レベルとなって、01となり、
閉成1−た状態で°H°レベルとなって°l′を採る。 そして、°1゜となったときに、マニュアルモードが検
出されたことを示す。 入力ボート16は、メモリーモードであるか否かを検出
するためのものであって、ナンド回路G、の出力端に接
続されている。ナンド回路G3の出力端は、ナンド回路
G5の一方の入力端にも接続され、ナンド回路への出力
端は、ナンド回路q3の他方の入力端に接続されていて
、両回路G、 、 G、はメモリーモード検出用のRS
Sフリップフロラ回路を構成している。このRSSフリ
ップフロラ回路のリセット入力端となるナンド回路G、
の一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続され
ており、セット入力端となるナンド回路G、の他方の入
力端は、ノア回路G4の出力端に接続されている。ノア
回路G4の出力端は、ナンド回路G2の他方の入力端に
も接続されている。ナンド回路G2の一方の入力端は、
上記メモリー指令操作ノブ13に連動するメモリースイ
ッチSW6の一端に接続されていると共に、抵抗R3を
通じて接地されている。メモリースイッチSW6は自己
復帰型のスイッチであって、他端には電源電圧Vccが
印加されている。上記ノア回路G4の第2の入力端には
、ストロボ電源オン信号814が印加されるようになっ
てお・す、第3の入力端には、メモリータイマー信号T
7が印加されるようになっ
うちの最高輝度値または最低輝度値に基づいて露出レベ
ルを決定するカメラに関する。 周知のように、従来のカメラにおける測光方法は、平均
測光方法と部分(スポット)測光方法とに大別される。 上記平均測光方法は、さらに全画面平均測光方法と、中
央重点平均測光方法とに別けられるが一一般には中央重
点平均測光方法が採用されている。 この平均測光方法は、通常の被写体に対しては無難な結
果が得られるため、部分測光方法に較べて使い易さで勝
り、一般のカメラではほとんどこの方法が採用されてい
る。 上記部分測光方法は、明暗比の大きい被写体のいずれか
一方に露出を合わせたい場合等に有効であるが、操作が
面倒であると共眞、不適正露出の写真を撮影してしまう
おそれが大きいという欠点がある。 このように、平均測光方法は、通常の被写体を撮影する
うえにおいては、部分測光方法に較べて優れた方法であ
るといえる。 しかし、実際の被写体は、明暗比の少ない被写体ばかり
ではなく、逆光の被写体、舞台撮影の場合の被写体、窓
から外を眺めだ構図の被写体等のように、明暗比の大き
い被写体が数多く存在する。 特に、撮影者の技術が向上すればするほど、とのような
明暗比の大きな被写体を撮影する機会が多くなる。とこ
ろが、明暗比の大きな被写体を平均測光方法を採用する
自動露出カメラで撮影した場合には、平均化された被写
体輝度に基づいて露出が制御されてしまうので、明暗比
の大きい被写体のし・ずれか一方に露出を合わせたい場
合等に、撮影者の作画意図を充分反映させることができ
ない。 従って、従来はこのような特殊な被写体を撮影する場合
には、極めて挟角の測゛光角を有する、いわゆるスポッ
ト露出計で、撮影する被写体の複数個所を測光し、得ら
れた被写体輝度情報と、適正露出を与える部分をと仁に
するか、暗部をどの程度の暗部とするか等の撮影意図と
に基づいて、絞り。 シャッター秒時等の露出要素を決定し、カメラをマニュ
アル操作状態にして写真撮影を行なうようにしていた。 また、スタジオ撮影等の被写体に近づくことができると
きは、入射光式露出組で撮影する被写体の所望の複数個
所を測光し、同じように露出要素を決定して、マニュア
ル操作状態で写真撮影を行なっていた。 しかし、このようなカメラとは別体の露出計を用いて部
分測光を行なって露出要素を決定する方法は、手順が面
倒で時間がかかると共に、複雑な計算を必要とするとい
う欠点があった。 そこで、部分測光手段を配設し、この部分測光手段を用
いて部分測光を容易に行なえるようにして、これにより
得られた複数の部分測光輝度値に基づいて露出レベルを
自動的に決定するようにしたカメラが°既に提案されて
いる。従来のこの種カメラでは、露出レベルを決定する
演算方式として部分測光輝度値の単純平均ないし加重平
均に基づいて露出レベルを決定する方式が一般に採用さ
れているが、中には、部分測光値のうちの最高輝度値ま
だは最低輝度値を基準として露出レベルを決定するもの
もおる。しかし、部分測光値のうちの最高輝度値まだは
最低輝度値を基準とするとはいえ、最高輝度値または最
低輝度値をその一!ま用いて露出レベルを決定したので
は、露光量が少なくなりすぎたり、多くなりすぎたりし
て、適度な明暗比を有する写真撮影を行なうことができ
ないという不具合があった。また、従来のカメラでは、
最高輝度値または最低輝度値を基準として露出レベルを
決定した場合には、この露出レベルがとれくらいなのか
がなんら表示されていなかったので、撮影者が事前にこ
の露出レベルを知ることができないという不具合もあっ
た。 本発明の目的は、上述の点に鑑み、最高輝度値または最
低輝度値に対し適正露出となるシャッター秒時からあら
かじめ設定された段数だけシャッター秒時を遅くまたは
速くすると共に、ファインター内にもそのシャッター秒
時を表示するようにしたカメラを提供するにある。 本発明によれば、最高輝度値または最低輝度値をそのま
ま用いて露□出レベルを決定するのではなく、最高輝度
値または最低輝度値から所定値だけ低いまだは高い輝度
値に基づいて露出レベルを決定することになるので、露
光量が少なくなりすぎたり、多くなりすぎたりすること
がなく、適度な明暗比を有する写真撮影を行なうことが
できる。 また、実露出のだめのシャッター秒時がファインダー内
に表示されるので、このシャッター秒時を撮影者が事前
に知ることができる。 さらに、新たな部分測光輝度値が入力され、この輝度値
が最高輝度値または最低輝度値より明るかったりまたは
暗かったりした場合には、シャッター秒時の演算が自動
的にやり直きれるので、撮影者は複雑な計算に煩わされ
ることなく、ファインダー内のシャッター秒時の表示の
みを考慮して撮影をすればよい。 以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。 第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すカメラ
の正面図および平面図をそれぞれ示している。このカメ
ラlOは、いわゆる−眼レフレックスカメラであって、
カメラ本体lの前面の中央部に撮影レンズ鏡筒2が着脱
自在に装着されていると共に、上面の中央部にはペンタ
プリズム収納部3が三角屋根型に突設されている。上記
撮影レンズi・筒2には、周知のように撮影レンズ4が
収納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周部に
は、前部から後部にかけて、絞り値設定環5゜撮影距離
設定環6およびマニュアルシャッター秒時設定環7が、
回転操作可能に順次配設されている。また、カメラ本体
1の上面の、上記ペンタプリズム収納部3で仕切られた
左半部には、フィルム巻上レバー8.フィルム駒数表示
窓9 tシャッターレリーズ釦11.セルフタイマー指
令操作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13.スポット
入力釦14゜ハイライト指令釦15およびシャドウ指令
釦16カそれぞれ設けられている。一方、カメラ本体1
の上面の右半部には、ライルム巻戻ノブ17.フィルム
感度設定ダイヤル18.フィルム感度表示窓19゜撮影
モード切換用操作ノブ21.露出補正用操作ノブ22.
およびバッテリーチェック表示用発光窓23がそれぞれ
設けられている。また、上記ペンタプリズム収納部3の
上面の後端部寄りには、ストロボ取付用シュー24が〜
%’Nk配設されており、更に、カメラ本体1の前面の
右端上部寄りには、ストロボ(図示されず)を接続コー
ド(図示されず)を介して接続するためのコネクター2
5が設けられている。なお、第1図および第2図中、符
号26は撮影レンズ鏡筒2をカメラ本体1に装着するた
めの操作釦を、27はカメラ本体lにストラップ(図示
されず)を取り付けるための金具を、2Bはファインダ
ー接眼窓枠を、それぞれ示している。 上記メモリー指令操作ノブ13は、シャッターレリーズ
釦11の台座の基部に回動操作可能に配設されていて、
平生は自己の復帰習性によって、カメラ本体lの上面に
表記されたjMEMORYJ指標と[CLEAJ指標と
の中間位置に、同ノブ13に表記された指標を対応させ
て停止している。このメモリー指令操作ノブ13は、一
旦記憶された露出レベルで複数駒に亘って撮影を行なう
メモリー撮影、モード(以下、単にメモリーモードと称
す。)を選択したり、解除したりするための操作部材で
あって、後述するメモリースイッチSW、(第7図参照
)およびクリアースイッチSW、(第7図参照)に連動
するようになっている。メモリー指令操作ノブ13を回
動操作して同ノブ13の指標を[EMORYJ指標に合
わせると、メモリースイッチSW6が閉成されてメモリ
ー撮影モードが選択され、「cLBARJ指標に合わせ
ると、クリアースイッチSW、が閉成されてメモリー撮
影モードが解除されるようになっている。操作ノブ13
から回動力を取り去ると、同ノブ13は自己の習性で平
生位置に自動的に復帰するが、メモリー撮影モードやこ
れを解除した状態はそのまま保持される。この点につい
ては、後に第7図の説明において詳述する。 上記スポット入力釦14は、撮影レンズ4を通じて部分
測光された被写体の輝度値をカメラ10の電気回路に入
力させて記憶させる役目をする自己復帰型の押釦であっ
て、後述するスポット入力スイッチSW、 (第7図参
照)に連動するようになっている。このスポット入力釦
14を押し込むと、スポット入力スイッチSW8が閉成
して、記憶された部分測光値に基づ(・て露出レベルを
制御するスポット撮影モードが選択されると同時に、部
分測光された輝度値が記憶されるようになっている。ス
ボにな′っている。なお、スポット入力釦14の自己復
帰によってはスポット撮影モードは解除されず、同撮影
モードの解除は、1回の撮影動作の完了に関連して行°
なわれるようになっている。 上記ハイライト指令釦15は、上記スポット入力釦14
の操作により記憶された部分測光値のうちの最高輝度値
を基準として、これより2−EVだけ低い露出値で露出
を行な5)・イライト基準撮影モード(以下、単にハイ
ライトモードと称す。)を選択するための自己復帰型の
押釦であって、後述するハイライトスイッチSW、(第
7図参照)に連動するようになっている。このハイライ
ト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモードが
選択され、偶数回押し込むと、・・イライトモードが一
除されるように゛なっている。また、上記シャドウ指令
釦16は、上記スポット入力釦14の操作により記憶さ
れた部分測光値のうちの最低輝度値を基準として、これ
より2−Ev だけ高い露出値で露出を行なうシャドウ
基準撮影モード(以下、単にシャドウモードと称す。)
を選択するための自己復帰型の押釦であって、後述する
シャドウスイッチ8W+o (第7図参照)に連動する
ようになっている。 このシャドウ指令釦16を奇数回押し込むと、シャドウ
モードが選択され、偶数回押し込むと、シャドウモード
が解除されるようになっている。なお、上記ハイライト
指令釦15およびシャドウ指令釦16を押し込んだ時点
で部分測光値が記憶されていない場合には、ハイライト
モードおよびシャドウモードは選・択されないようにな
っている。また、ハイライトモードの状態でシャドウ指
令釦16が押された場合には、ハイライトモードが解除
されてシャドウモードが選択され、シャドウモードの状
態でハイライト指令釦15が押された場合には、シャド
ウモードが解除されてハイライトモードが選択されるよ
うになっている。 上記撮影モード切換用操作ノープ21は、フィルム巻戻
ノブ170台座の基部に回動操作自在に配設されていて
、カメラ本体1の上面に表記されたrMANUALJ
、 「0FFJ 、1AUTOJおよび「cHEcKJ
の各指標に対応する位置で、それぞれクリックストップ
をかけられて暫定的に停止するようになっている。そし
て、この撮影モード切換用操作ノブ21は、マニュアル
スイッチSW、(第7図参照)。 オートスイッチSW、(第7図参照)およびバッテリー
チェックスイッチSW、(第11図か照)にそれぞれ連
動するようになっており、操作ノブ21を「MANUA
LJ指標に対応させたときには、マニュアルスイッチS
W3が閉成されて、手動設定されたマニュアルシャッタ
ー秒時でシャッター(図示されず)を作動させて露出を
制御する゛マニュアル捲出撮影モード(以下、単にマニ
ュアルモードと称す。)が、[o F FJ指標に対応
させたときには、回路的に一定のシャッター秒時でシャ
ッターが作動されるオフ撮影モード(以下、単にオフモ
ードと称す。)が、l’−A U T OJ 指標に対
応させたときには、オートスイッチSW4が閉成されて
、被写体の測光輝度値からシャッター秒時を演算し、こ
のシャッター秒時でシャッターを作動させて露出を制御
するオート露出撮影モード(以下、単にオートモードと
称す。)が、[CHECKJ指標に対応させたときには
、バッテリーチェックスイッチSW。 が閉成されて、電源電圧Vccが規定電圧以上あること
が上記バッテリーチェック表示用発光窓23に点灯表示
されるバッテリーチェック状態が、それぞれ得られるよ
うになっている。 第3図は、本発明のカメラ10内に配設された一眼レフ
レックスカメラの光学系を示している。周知のように一
眼レフレックスカメラの光学系には、平生は撮影光路に
対して45°傾いた可動反射ミラー31が回動自在に配
設されていて、このファインダー光路形成位置において
、撮影レンズ4を通じてカメラ510内に入射した被写
体光を直角上方に向けて反射して、ファインダー光学系
に入射させるようになっている。ファインダー光学系は
、撮影フィルム34の感光面に対して光学的に共役とな
る位置に配設されたピントグラス35と、このピントグ
ラス35の直上に配置されたコンデンサーレンズ36と
、更にこのコンデンサーレンズ36ア直上、に配設され
たペンタプリズム37と、このペンタプリズム37の光
出射端面である後端面に対向するように配設されたファ
インダー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピン
トグラス35とコンデンサーレンズ36との間の後端縁
部がわには、後述する光透過型の液晶表示板でなる撮影
情報表示装置39が配設されている。また、上記可動反
射ミラー31の中央部は、ハーフミラ−加工が施されて
、または、全透過のスリットが列設されて、半透過部3
1aとなっており、この半透過部31aと対応する可動
反射ミラー31の背面がわには、全反射ミラー32が可
動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動自在に
取り付けられている。この全反射ミラー32は、可動反
射ミラー31の半透過部31aを通過した被写体光をカ
メラlOの底部がわに配置された測光用受光装置41に
向けて反射させる役目をする。測光用受光装置41は、
第4図に示すように、長方形状に形成されて(こて、カ
メラ本体1の後部に配置された撮影フィルム34の感光
面ないしはフォーカルプレンシャッター33の表面 お
よび上記全反射ミラー32を仰ぎ見るように、カメラ本
体1の底部前端寄りに傾けられて配設されている。この
測・光用受光装置41は、N型半導体基板42の表面に
、巴形状および四角形状のP型半導体領域43a。 43bを形成した後、N型半導体基板42にカソード電
極44を、P型半導体領域43a、43bにアノード電
極45a、45bを、それぞれ付設して構成されており
、領域43aと基板42とは、撮影フィルム34の感光
面ないしは7牙−カルプレンシャッター33(7)表面
で反射された被写体光を平均ダイレクト測光する光起電
力素子PD、 (第8図参照)を形成し、また、領域4
3bと基板42とは、全反射ミラー32で反射された被
写体光をスポット記憶測光する光電変換素子PD2(第
8図参照)を形成している。 第5図は、本発明のカメラ10における電気回路の構成
の概要を示すブロック図である。この電気回路は、回路
全体を制御する中央処理装置としてのマイクロコンピー
−ター(以下、CPUと略記する。)50と被写体光を
測光して、測光積分出力S2および輝度値信号S6を出
力するヘッドアンプ回路51と、トリガー信号S1を出
力して、ヘッドアンプ回路51の測光開始時機を制御す
るトリガータイミン・グ調整回路52と、絞り値、フィ
ルム感度値、補正値等のアナログ露出情報を回路に入力
させるためのアナログ露出情報導入回路53と、上記ヘ
ッドアンプ回路51からの測光積分出力S2とアナログ
露出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレク
ト測光時のシャッター制御信号817を出力する第1の
比較回路54と、この第1の比較回路54からのダイレ
クト測光時のシャッター制御信号S17とcpusoか
ら出力されるメモリーモード。 マニュアルモード、スポットモート時のシャッター制御
信号816とのいずれかを選択して出力する第1の選択
回路55と、この第1の選択回路55から出力されるシ
ャッター制御信号によって制御されるマグネット駆動回
路56と、上記ヘッドアンプ回路51からの輝度値信号
S6とアナログ露出情報導入回路53からの(フィルム
感度値−絞り値)信号(SV−AV)とノイずレカ一方
ヲ、CPU50かもの入力選択信号S7に基づいて選択
的に出力する第2の選択回路57と、上記CPU50か
らの8ピツトのデジタル情報なり−A変換するD−A変
換回路58と、このD−A変換回路58から出力される
アナログ信号と上記第2の選択回路57から出力される
被A−D変換アナログ信号S8とを比較してデジタル情
報としてCPU50に入力する第2の比較回路59と、
マニュアルシャッター秒時および補正鎖編デジタル露出
情報としてCPU 50内に入力するためのデジタル露
出情報導入回路601’、CPU50からの出力を受け
て駆動きれる上記撮影情報表示装置39とで、その主要
部が構成されている。 また、この他に、ストロ□ボの充電完了を表示させるた
めのストロボ判定回路62と、電源電圧Vccが規定電
圧以上あるか否かを判定するバッテリーチェック回路6
3と、電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路
64と、ストロボ光による露出がオーバーであったかア
ンダーであったかを判定するストロボオーバーアンダー
判定回路65と、ストロボの自動調光信号を発生するス
トロボ制御回路66とが、それぞれ付設されている。さ
らに、回路全体への給電を保持する電源ホールド回路6
7、各種時間信号を発生するタイマー回路68および各
種基準電圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設け
られている。 第6図は、本発明のカメラ10における制御システムの
中枢となる上記CPU50の内部構成を示すブロック図
である。図において、クロック発生器(CLOCK)7
1は、CPU50の動作の基準となるパルスを発生する
部分であり、制御回路(C0NT )72は、CPU5
0の全体の動作を制御する中枢となる部分である。CP
U50は、決められたプログラム順序に従って、いろい
ろな2進数のデータを順序よく転送処理して行く必要が
あるが、そのためには、CPU50内部のゲートをいつ
、どれだけの時間開いたらよいか、またどのフリップフ
、ロップをセットあるいはリセットしたら良い゛のか等
をCPU50の状態と入力の状態とによって決定する部
分をCPU50の内部に持っている必要がある。この仕
事をするのがC0NT72である。インストラフシロン
レジスター(INR,)73は、後述するランダムアク
セスメモIJ −(R,AM) 84の内容を一時的に
保持する部分であり、C0NT72はこのlNR73の
内容によりCPU50”の各部の状態を決定する。プロ
グラムカウンター(PC)76は、プログラムを順序正
しく行なうために、これから実行しようとする番地を記
憶する部分であり、実行する順序にメモリ一番地の小さ
い方から大きい方へと1つずつ大きくなってゆく。スタ
ックポインター(SP)77は、割込み命令が発生した
場合や、サブルーチンへの飛び越し命令が発生した場合
などに、PC76、後述するアキュムレーター(ACC
) 79.同じく後述するインデックスレジスター(I
X)78等の内容を壊さずに、それらの命令から復帰し
て再び使いたいときに、内容を一時的に保持しておくた
めのレジスターである。lX78は、インデックスアド
レス形式で命令を実行する場合の命令実行番地を記憶す
るためのレジスターであや。演算処理回路(ALU)8
1は、命令の実行のうち演算に関する操作を行なう部分
であり、加算や減算を行なったり、メモリーの内容(°
1”か0′か)を反転させるインバート命令を実行した
り、2つのメモリーの論理和あるいは論理積等を求める
論理演算を行なっタリスる。コンディションコードレジ
スター(CCI’t)82は、分岐命令等の判断を要す
る命令を実行する際に、状態検出に用いるコードをフラ
ッグに蓄えておくためのレジスターである。CPU5o
にとって判断機能は重要な位置を占めており、本発明の
カメラ10の制御においても、後述するように、各入力
ボートの状態(°1゛か°0′か)を判断して、次に実
行するプログラムの流れを変えるか、あるいは流れを変
えないでそのまま命令を実行するかの分岐命令を実行す
る箇所が頻繁に出てくる。これは、CCR82にあるフ
ラッグの状態を判別することにより行なっている。CC
R82は、命令の実行によってその結果が2の補数でマ
イナスになったときにt1′、プラスになったときに°
0°になるネガティブフラッグ、、結果が°0′のとき
にIT。 @θ′でないときに90′となるゼロフラッグ9.結果
が2の補数のオーバーフローを起こしたときに°1′。 そうでないときに”0′となるオーバーフローフラッグ
、演算の結果、符号なし2進数からキャリーあるいはボ
ローが生じたときに@1′、生じなかりたときに00′
となるキャリーフラッグ等の各種フラッグで構成され
ている。メモリーバッファレジスター(MBR)7s)
!、ストレージアドレスレジスター(SA几)74に読
み出すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して
読み出しを指示すると、指示した番地の内容が読み出さ
れるレジスターである。 リードオンリーメモリー(ROM)83は、CPU50
に内容、を順次読み出させながら命令を実行させて行く
ためのものである。また、ランダムアクセスメモリー(
RAM)84は、演算処理途中の値やその結果を、ある
いは各種入力情報を一時的に記憶するメモリーである。 表示用ランダムアクセスメモリー(DRAM)85をキ
、後に第19図(a) tv説明・において詳述する撮
影情報表示装置39を形成する液晶表示板の各セグメン
トに1対1に対応するエリアを有していて、DRAM8
5のある特定番地の内容が°1”となれば、それに対応
した液晶表示板のセグメントが発色するように構成され
て(・る。液晶駆動回路(LCDD)61は、前述した
よ5に、液晶表示板でなる撮影情報表示装置39を発色
駆動するための回路であって、本発明のカメラ10では
、後述するように表示装置39の情デーーアイ・Aバイ
アス駆動制御方法を採用している関係上、セグメントラ
インは39本、コモンラインは3本それぞれ引き出され
ている。入カポ−) (INPP)ssは、後述するよ
うに、17個の入カポ−) IO〜116で、出カポ−
) (OUTPP)89は、同じく後述するように、1
0個の入力ボート00〜09で、それぞれ形成されてい
る(第7図参照)。なお、0UTPP 89の出力は、
すべてラッチ出力である。 次に、以上のように構成されたCPU50の制御の流れ
を簡単に説明する。 CPU50は、まずP C76が指示したメモリー内の
アドレスに格納されている命令をロードするフェッチサ
イクルと、次にその命令を実行するエグゼキュートサイ
クルとの2つのサイクルを繰り返している。そして、初
めに、PC76の値がSAR74に転送される。それと
同時に、PC76には、今までPC76に入っていた内
容に1を加えたものが格納される。5AR74に読み出
すべきアドレスが入った段階で、メモリーに対して読み
出しを指示すると、しばらくしてMBR75に指示した
番地の内容が読み出される。そのうちのインストラクシ
ョンコード部分を、lNR73に転送する。これがフェ
ッチサイクルである。これに続いてエグゼキュートサイ
クルに入るのであるが、この動作はlNR73の内容に
よって異なる。−例として、いまINIL73にACC
79にメモリーの内容をロードする命令(LDA命令)
が入っていたとする。MBR75に残っている命令のア
ドレス部分を5A)14に転送し、続いてメモリーに読
み出しを指令し、しばらくしてMBR75に得られたデ
ーターをACC79に転送して命令を終了する。もう1
つの例として、後に述べるフローチャートの中でも頻繁
に出てくる条件分岐命令がどのように実行されるかを示
す。いま、入力ボートのあるポー)(Aポートとする。 )の状態を判別して条件分岐したい場合、上例の場合と
同様に、フェッチサイクルにおいてMBR,75にAボ
ートの内容が読み出される。Aボートのビットは、メモ
リーの最上位ビットにあるものとする。いま、lNR7
3にACC79にメモリーの内容を格納するLDA命令
が入っていたとすると、上例の場合と同様にして、Aポ
ートの内容がACC79に転送される。続いて、PC7
6により次に実行すべきアドレスが指示され、全く同様
にして命令がMBR75に格納される。いま、lNR7
3にACC79の最上位ビットなCCR,82のうちの
キャリーフラッグにシフトする命令(ROL命令)が入
っていたとすると、次のエグゼキュートサイクルにおい
て、キャリーフラッグにはAボートの状態(°0°か°
1′か)が格納されたことになる。 次に同様にして、キャリーフラッグの状態を判別して、
もしキャリーフラッグが911であれば分岐し、そうで
なければそのまま次のプログラムを実行する命令(BC
8命令)を実行することによって目的を果すととができ
る。後者の例では、LDA。 ROL およびBO2命令の3命令を使ったが、このよ
うに数十種類の命令を任意に組み合わせることにより、
所望の制御を行なうことができる。 なお、後に述べるフローチャー)においては、第6図に
示した各ブロックを具体的にどのように使ってプログラ
ムを実行して行くかを、機械語のレベルでは示していな
いが、プログラム中にある転送命令、加減算等は、公知
の方法で簡単に実現できるものである。 第7図は、上記CPU500周辺のインターフェースを
示している。この図で、符号IO〜116はCPIJ5
0の人力ポートを、符号00〜09は出力ポートをそれ
ぞれ示している。人カポ−) IOは、オートモード、
であるか否かを検出するためのものであって、上記撮影
モード切換用操作ノブ21に連動するオートスイッチ3
W4の一端に接続されていると共に、プルダライ抵抗R
,を通じて接地されている。オートスイッチSW4の他
端には、電源電圧Vccが印加されている。よって、人
カポ−) IOは、オートスイッチSW4が開放した状
態で”Lルベルとなって°0′を採り、閉成した状態で
°H°レベルどなって°1′を採る。そして、Hllと
なったときに、オートモードが検出されたことを示す。 上記オートスイッチSW4の一端は、ノット回路G。 を介し1後述するノア回路G4の第1の入力端にも接続
されている。まだ、人力ポートIlは、マニュアルモー
ドであるか否かを検出するだめのものであって、上記撮
影モード切換用操作ノブ21に連動するマニュアルスイ
ッチSW3の一端に接続されていると共に、プルダウン
抵抗R2を通じて接地されている。マニュアルスイッチ
SW、の他端には、電源電圧VCCが印加されている。 従って、人カポ−)11ハ、マニュアルスイッチSW3
が開放した状態で°L”レベルとなって、01となり、
閉成1−た状態で°H°レベルとなって°l′を採る。 そして、°1゜となったときに、マニュアルモードが検
出されたことを示す。 入力ボート16は、メモリーモードであるか否かを検出
するためのものであって、ナンド回路G、の出力端に接
続されている。ナンド回路G3の出力端は、ナンド回路
G5の一方の入力端にも接続され、ナンド回路への出力
端は、ナンド回路q3の他方の入力端に接続されていて
、両回路G、 、 G、はメモリーモード検出用のRS
Sフリップフロラ回路を構成している。このRSSフリ
ップフロラ回路のリセット入力端となるナンド回路G、
の一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続され
ており、セット入力端となるナンド回路G、の他方の入
力端は、ノア回路G4の出力端に接続されている。ノア
回路G4の出力端は、ナンド回路G2の他方の入力端に
も接続されている。ナンド回路G2の一方の入力端は、
上記メモリー指令操作ノブ13に連動するメモリースイ
ッチSW6の一端に接続されていると共に、抵抗R3を
通じて接地されている。メモリースイッチSW6は自己
復帰型のスイッチであって、他端には電源電圧Vccが
印加されている。上記ノア回路G4の第2の入力端には
、ストロボ電源オン信号814が印加されるようになっ
てお・す、第3の入力端には、メモリータイマー信号T
7が印加されるようになっ
【いる。まだ、第4の入力端
は、後述するクリアースイッチSW、の一端に接続され
ている。 上記ノア回路G4は、リセット用のゲートであり、入力
ポートIOが°0”のとき、即ちオートモードでない場
合、カメラIOKストロボが装着され、ストロボの電源
が投入されている場合、メモリータイマーが切れている
場合、および手動でクリアー信号が入力されている場合
には、メモリーモードが解除されるようにするだめのゲ
ートである。また、ナンド回路G2は、メモリーモード
選択信号に優先してノア回路G4の出力でR87リツプ
フロツプ回路をリセットするだめのゲートである。 入カポ−)I2は、スポットモードであるか否かを検出
するだめのものであって、ナンドり路G9の出力端に接
続されており、同出力端が°H9レベルとなったときに
°l”となり、スポットモードであることを示す。ナン
ド回路G、は、ナンド回路G7と共に、上記ナンド回路
Gs = G、の場合と同様に、R8フリップフロップ
回路を構成している。このスポットモード検出用のRS
Sフリップフロラ回路のセット入力端となるナンド回路
G7の一方の入力端は、ノア回路G、の出力端に接続さ
れており、リセット入力端となるナンド回路G、の他方
の入力端は、ナンド回路G8の出力端に接続されている
。また、ノア回路G6の出力端は、ナンド回路G、の一
方の入力端忙も接続されている。ノア回路G6の一方の
入力端は、スポットモード解除用の出カポτ) O。 K接続されており、他方の人力端は、上記メモリー指令
操作ノブ13に連動する自己復帰型のクリアースイッチ
SW7の一端に接続されていると共に、抵抗几。を通じ
て接地されている。クリアースイッチSW、の他端には
、電源電圧Vccが印加されている。ノア゛回路G6は
、リセット用のゲートであり、クリアースイッチSW7
が押されたとき、または、プログラムによってソフトウ
ェア的にooにパルス信号が出力されたときに、スポッ
トモードが解除されるようにしている。また、ナンド回
路G8の他方の入力端は、スポット人力スイッチSW8
の一端に接続されており、このナンド回路G8は、スポ
ット人力信号に優先してノア回路G6の出力でR8フリ
ップフロップ回路をリセットするだめのゲートの役目を
する。 人カポ−)I3は、スポット人力の有無を検出するだめ
のものであって、ナンド回路G s tの出力端に接続
されており、同出力端が°H’レベルとなったときに@
l′となって、スポット人力がある状態を示す。ナンド
回路G1.は、ナンド回路G□と共に、上記ナンド回路
G s = G sの場合と同様に、RSSフリップフ
ロラ回路を構成している。このスポット入力検出用のR
8フリップフロップ回路−のリセット入力端となるナン
ド回路G1mの一方の入力端は、ノット回路G1゜の出
力端に接続されており、セット入力端となるナンド回路
G□の他方の入力端は、ノット回路GIsの出力端に接
続されている。上記ノット回路G、oの入力端は、コン
デンサーC3を介して自己復帰型のスポット人力スイッ
チSW8の一端に接続されていると共に、抵抗R6を通
じて接地されている。また、NPN型計ランうスターQ
、。のコレクタにも接続されており、同トランジスター
Q、。のエミッタは接地されている。 さらに、同トランジスターQ、。のベースは、抵抗R□
、を通じて、スポット入力解除用の出力ボート01 に
接続されており、この化カポ−)01 は、上記ノット
回路01愈の入力端にも接続されている。 また、上記スポット入力スイッチSW8の一端は、既述
したように、ナンド回路G8の他方の入力端に接続され
ていると共に、抵抗R3を通じて接地されており、同ス
イッチSW、の他端には電源電圧Vccが印加されてい
る。上記ナンド回路G、、 e G、2でなるR8フリ
ップフロップ回路は、スポットモード状態にあって、複
数回のスポット測光操作信号を人力するために、スポッ
ト入力スイッチSW、が閉成されるたびにその信号を保
持するだめのものである。スポット測光操作信号が人力
され、CPU50の内部でシャッター秒時の演算が終了
すると、出力ポートOIK正のパルス信号を出力して、
RSフリップフロップ回路をセットし、再びスポット測
光操作信号入力待ちの状態となる。 人カポ−)I4は、ハイライト、、モード検出用のもの
で、ナンド回路G1.の出力端に接続されており、同出
力端が°H9レベルとなったときK * ll となっ
て、ハイライトモードであることを示す。また、自己復
帰型スイッチSW、は、ハイライト基準撮影のだめの指
令スイッチであって、同スイッチSW。 が閉成されると、ナンド回路G1s l Glsでなる
RSフリップフロップ回路の出力が1H9レベルどなり
、ハイライトモードが選択される。このハイライトモー
ドの解除は、出力ポート02に正のパルスを出力するこ
とによって行なわれる。一方、入カポ−) I5は、シ
ャドウモード検出用のもので、ナンド回路G、。の出力
端に接続されており、同出力端が°H’レベルになった
ときK I t * となって、シャドウモードである
ことを示す。まだ、自己復帰型スイッチSW、、は、シ
ャドウ基準撮影のための指令スイッチであって、同スイ
ッチSW、。が閉成されると、ナンド回路Gto、G2
.でなるR8フリップフロップ回路の出力が°H9レベ
ルとなり、シャドウモードが選択される。このシャドウ
モードの解除は、出力ポート03に正のパルスを出力す
ることによって行なわれる。なお、スイッチSW、、抵
抗R,,R,、R,、+コンデンサーC,、NPN型ト
ランジスターQ、1.ノット回路G14 m Gl?お
よびナンド回路01g + Gteでなるハイライトモ
ード検出回路、並びに、スイッチSW、。、抵抗R,、
R,。。 n、、、 、コンデンサーC8,NpN型トランジスタ
ーQ77.ノット回路G□、G2゜およびナンド回路G
11l+G21でなるシャドウモード検出回路の接続態
様は、上記スイッチSW8.抵抗R,、R1,、R11
,、コンデンサーC,,、NPN型トランジスターQt
6+ ノット回路G、。、G2.およびナンド回路G1
. 、 G、!でなるスポット測光操作信号人力検出回
路と−1ぼ同様に構成されているので、その詳しい説明
な舷に省略する。 次に、上記スポット測光操作信号入力検出回路。 ハイライトモード検出回路、シャドウモード検出回路の
動作を、スポット測光操作信号人力検出回路を例にとっ
て説明する。まず、スポット人力スイッチSWsが閉成
されると、コンデンサーC3を介してノット回路G1o
の入力端に°H9レベルの短いパルス信号が発生する。 すると、ナンド回路G、1゜G、2でなるR、Sフリッ
プフロップ回路の出力端はl Hlレベルとなり、人力
ボートI3が°11となって、cpusoはスポット測
光操作がなされたことを検出し、所定時間を経過後に、
出力ポート01に″Hルベルのパルス状のリセット信号
を出力して、R8フリップフロップ回路をリセットする
。 ココで、FL、コンデンサーC3,抵抗R6の時定数が
上記所定時間tよりも長いと、リセット信号が出力され
ても、RSフリップ?クロッ回路は、再びセット状態に
なり、CPU50は再びスポット測光操作信号が人力き
れたものと誤認するおそれがある。このだめ、抵抗R6
と並列にトランジスターQ、。を接続1−、リセット信
号により同トランジスターQyo%:オンさせて、゛コ
ンデンサー〇、を強制的にフル充電するようにしている
。 化カポ−ト04は、測光モード指令信号S3 を出力す
るボートであり、同信号S3が°19であるとき、後述
するヘッドアンプ回路51(第8図参照)において平均
測光モードが選択寺れ、“09であるとき、スポット測
光モードが選択されるようKなっている。讐た、出力ポ
ート05は、入力選択信号S7を出力するボートであり
、同信号S7が°11であるとき、後述する第2の選択
回路57(第8図参照)において、輝度値信号S6が被
A−D変換アナログ信号S8として出力され、90′で
あるとき、フィルム感度値と絞り値とのアナログ演算値
信号(SV−AV)が被A−D変換ア条ログ信号S8と
して出力されるようになっている。出力ポート06は、
上記り、−A変換回路(DAC)58の各ビットの符号
を決めるための出力ポートで、並列8ビツトで構成され
ている。人カポ−)I7は、A−D変換されたデジタル
情報を人力するだめのポートであって、上記D−A変換
回路58と共に、逐次比較型のA−D変換回路を形成す
る第2の比較回路59としてのコンバレー ター八12
の出力端に接続されている。このコンパレーターA、2
0反転入力端子はD−A変換回路58の出力端に接続さ
れ、非反転入力端には被A−D変換アナログ信号S8が
印加されるようになっている。、1 出カポ−)07は、液晶駆動回路61のコモン出力端と
なっていて、3本のラインで形成されており、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(LCD)に接続されている
。また、出カポ−) 08は液晶駆動回路61のセグメ
ント出力端となっていて、39本のラインで形成されて
いて、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LCD)に
接続されている。入力ポートI8は、マニュアルシャッ
ター秒時入力用のポートであり、4本の入力ラインでな
っている。また、入力ポートI9は補正値入力用のポー
トであり、4本の入力2インでなりている。この肉入力
ポートI8およびI9は、上記デジタル露出情報導入回
路60に接続されている。入カポ−) 110は、レリ
ーズ信号検出用の入力ポートであり、レリーズ信号SO
が印加されるようになっている。また、入カポ−)Il
lは、トリガー信号検出用の入力ポートであり、ノット
回路G100を通じてトリガー信号S1の反転信号が印
加されるようになっている。さら1(、入力ポート11
2は、無用終了信号、検出用の入力ポートであり、露出
終了信号813が印加されるようになっている。 さらにまた、入力ポート113は、ストロボ電源オン信
号検出用入力ポートで、ストロボ電源オン信号814が
印加されるようになっている。入力ボート114は、ス
トロボ撮影において露出がオーバーであったか否かを検
出するためのストロボ撮影オーバー信号検出用入力ポー
トで、ストロボ撮影オーバー信号S9が印加されるよう
になっている。 また、入力ポートエ15は、ストロボ撮影において露出
がアンダーであったか否かを検出するためのストロボ撮
影アンダー信号検出用入力ポートで、ストロボ撮影アン
ダー信号810が印加されるようになっている。出力ポ
ート09は、メモリーモード、マニュアルモード、スポ
ットモート時ノシャッター制御信号816を出力するた
めのポートである。また、入カポ−) 116は、スト
ロゼ撮影において露出が適正であった場合に、ストロボ
発光後約2秒間の間適正表示を行なわせるためのストロ
ボ発光適正信号820を入力するポートである。 第8図は、上記ヘッドアンプ回路51の詳細な電気回路
を示している。このヘッドアンプ回路51は、基本的に
は、開放平均測光における輝度情報と開放スポット測光
における輝度情報とを発生する回路、ダイレクト測光時
の積分回路およびアナログスイッチとで構成されている
。オペアンプA、はバイポーラ−トランジスター人力の
オペアンプで、非反転入力端には基準電圧■。が印加さ
れ、反転入力端はオペアンプA、の出力端に接続されて
いる。 このオペアンプA、は、オフセット調整しなくとも、入
力オフセット電圧を1mV以内に抑えることができる。 オペアンプAIの出力端は、PNP型トランジスターQ
1のエミッタに接続されており、トランジスターQ、の
コレクタは、抵抗R16を通じてオペアンプA2の出力
端に接続されていると共に、対数圧縮用トランジスター
Q、のコレクタおよびペースに接続されている。対数圧
縮用トランジスターQ2は、マルチエミッタのPNP型
トランジスターで、一方のエミッタは平均測光用光起電
力素子PD、のアノードに、他方のエミッタはスポット
測光用の光起電力素子PD、のアノードに、それぞれ接
続されている。トランジスターQ、のベースおよびコレ
クタはオペアンプA、の非反転入力端にも接続されてい
る。上記光起電力素子PD、 、PD、のカソードは、
オペアンプA2の反転入力端に接続され、アノ−ドは、
オペアンプA2の一方の非反転入力端および他方の非反
転入力端にそれぞれ接続されている。 オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御信号入
力端に印加される測光モード指令信号S3が’H’レベ
ルかILIレベルかによって、有効となる非反転入力端
が切り換えられるようになっている。即ち、測光モード
指令信号S3が゛Hルベルのとき、他方の非反転入力端
が有効となり、光起電力素子PD1のアノード・カソー
ド間が零バイアスに保たれて、トランジスターリ2ノペ
ース・コレクタ間の電位は光起電力素子FD、の受光量
に応じて変化することになる。また、測光モード指令信
号S3が゛Lルベルのとき、一方の非反転入力端が有効
となり、光起電力素子PD2のアノード・カソード間が
零バイアスに保たれて、トランジスターQ、のベース・
コレクタ間の、電位は光起電力素子FD、の受光量に応
じて変化することになる。なお、オペアンプA、のバイ
アス切換信号入力端には抵抗R17を通じてバイアス切
換信号S4が印加されるようになっていて、この信号S
4がダイレクト測光時に@Hルベルになると、オペアン
プA2のバイアス電流が増加してオペアンプA2は高速
動作が可能となり、信号S4が記憶測光時に°Lルベル
になると、オペアンプA2のバイアス電流は減少して消
費電力が節減される。 コンデンサーCI、C2は、ダイレクト測光時の積分コ
ンデンサーで、両コンデンサーC,、C2の一端は、上
記平均測光用の光起電力素子PD、のアノードにそれぞ
れ接続されている。また、コンデンサーCIの他端は接
地され、コンデンサーC2の他端は、NPNPN型トラ
ンジスターQコレクタに接続されている。トランジスタ
ーQ6は、積分容量切換用のトランジスターで、エミッ
タが接地されていると共に、ベースには抵抗R1,を通
じて積分容量切換信号S5が印加されるようになってい
る。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵抗R1
6を通じてオペアンプA2の出力端にも接続されている
。上記積分容量切換信号S5は、フィルム感度に応じて
切り換えられる信号で、ラッチ回路DFO(第9図参照
)の出力端Qかも出力される。ダイレクト測光は、積分
回路の測光積分出力82(オペアンプA、の出力)がフ
ィルム感度に応じた所定の電圧レベルになったときに露
出を終了させるものであるが、その判定電圧は高フィル
ム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電気など
のノイズの影響を受は易くなる。このため、本回路では
、高フィルム感度のときには、積分容量切換信号S5を
”L°レベルにしてトランジスターQ、をオフし。 積分コンデンサーの容量をコンデンサーCIのみの容量
としく少なくすることにより、逆に積分電圧の判定レベ
ルを高くしている。また、低フィルム感度のときには、
積分容量切換信号S5を°Hルベルにしてトランジスタ
ーQ6をオンし、積分コンデンサーの容量をコンデンサ
ーC,,C,の並列容量とすることにより、積分電圧の
判定レベルを低くしてダイナツクレンジを広げている。 トランジスターQ6のコレクタを抵抗R18を通じてオ
ペアンプA、の出力端に接続したのは、トランジスター
Q6がオフのときに、コンデンサーC2の容量を実質的
に零にするためである。 上記オペアンプA3は、バッファ用のオペアンプで、そ
の出力端は同アンプA80反転入力端に接続されている
と共に、PNP型のトランジスターQ。 のコレクタに接続されている。トランジスターQ。 のベースは、オペアンプA、の非反転入力端に接続され
、エミッタは、上記第2の選択回路57を形成するオペ
アンプAv(第9図参照)の一方の非反転入力端に接続
されていると共に、定電扼回路CC1の一端に接続され
ている。定電流回路CCIの他端には、電源電圧Vcc
が印加されていて、同電流回路CC1には、一定電流I
0が流れるようになっている。 上記トランジスターQ、のエミッタには、光起電力素子
PD、またはPD、に発生した光電流の対数圧縮値の絶
対温度に比例した電圧が現われ、この電圧が輝度値信号
S6として導出されるようになっている。 上記トランジスター躯のベースは、NPN型トランジス
ターQ、のコレクタに接続されている。トランジスター
Q、のベースには、抵抗R74を通じて電源電圧Vcc
が印加されており、トランジスターQ、のエミッタは接
地されている。また、トランジスターQ、のベース−エ
ミッタ間には、ダイオード接続されたNPN型トランジ
スターQ、と、NPNPN型トランジスターQそれぞれ
接続されている。 トランジスターQ3のベースは、抵抗R1,を通じてノ
ット回路G+o+(第12図参照)の出力端に接続され
ており、同回路GIOIからトリガー信号S1の印加を
受けるようになっている。 次に、このように構成されたヘッドアンプ回路51の動
作について簡単番で説明する。いま、トリガー信号Sl
が°Lルベルであったとすると、トランジスターQ、が
オフ、トランジスターQ、がオンし、トランジスターQ
tがオンする。これにより、オペアンプA1の出力は、
トランジスターQ、、Q2およびオペアンプA2を介し
てオペアンプA、の反転入力端にフィードバックされる
ようになり、負帰還回路が形成される。従って、オペア
ンプA2の出力電圧は、基準電圧V。に等しくなる。こ
こで、トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素
子PD。 またはPD2の受光光量に応じた電圧が発生する。 ダイレクト測光時には、露出開始とともに、トリガー信
号Slが1H9レベルに転じ、トランジスターQ、がオ
ン、トランジスターQ、がオフして、トランジスターQ
1がオフし、オペアンプA、およびA2で一主体が形成
される負帰還回路は断たれて、トランジスターQ2のベ
ース・コレクタ電位は、オペアンプA2の出力と同電位
となる。よって、コンデンサー C,、C,の電荷は、
光起電力素子PD1に発生する光電流に応じて充電を開
始する。この際、トランジスターQ2のエミッタ・ベー
ス間の電圧は、オペアンプA2のオフセット電圧だけと
なり、トランジスターQ2のベース・エミッタ間および
エミッタ・コレクタ間のリーク電流は非常に少ない。ま
た、オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力の
オペアンプであるので、コンデンサーC1,C2の放電
電流゛はほとんど光電流によるものだけとなり、長時間
露出秒時な高精度に創り出すことができる。 そして、コンデンサーC,,C,が充電を続け、オペア
ンプA、の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が
出力される。そして、この積分出力S2の電圧が、トラ
ンジスターQ、、 (第9図参照)のコレクタ電位より
高くなれば、オペアンプAs(第10図参照)の出力が
反転し、露出が終了する。 第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53および第
2の選択、回路57の詳細な電気回路図を示している。 オペアンプA4の非反転入力端には基準電圧■。が印加
されており、オペアンプA4の反転入力端には、補正値
入力用可変抵抗RVoを通じて、定電流回路CC7によ
り絶対温度に比例した電流I、が流れているわそして、
オペアンプA4の出力端と反転入力端との間には、フィ
ルム感度入力用可変抵抗RV、 、ダイレクト測光の露
出レベル調整用半固定抵抗RV、 、表示レベル調整用
半固定抵抗RV3および絞り情報入力用可変抵抗RV、
の直列回路が接続されている。このため、オペアンプA
4の出力端には、フィルム感度値Svと絞り値Avとの
差のアナログ演算値(SV−AV)に対応する電圧が現
われ、これが第2の選択回路57を形成するオペアンプ
A。 の他方の非反転入力端に印加されるようになっている。 オペアンプA、の一方の非反転入力端には。 上記輝度値信号S6がトランジスターQ、(第8図参照
)のエミダタより印加されている。オペアンプA、の出
力端は、同アンプA、の反転入力端に接続されていると
共に、コンパレーターA、2(第7図参照)の非反転入
力端に接続されている。また、オペアンプA、の制御信
号入力端には、出力ポート05(第7図参照)より、入
力選択信@S7が印加されており、同信号S7がl H
Iレベルのとき、一方の非反転入力端が有効となって、
オペアンプA、の出力端には、輝度値信号S6が被A−
D変換アナログ信号S8として出力され、同信号S7が
ILsレベルのとき、他方の非反転入力端が有効となっ
て、オペアンプA、の出力端には、演算値(SV−AV
)に対応する電圧が被A−D変換アナログ信号S8とし
て出力されるようになっている。 オペアンプAIIおよびその後段のトランジスタ一群は
、ダイレクト測光時の積分回路出力S2の判定電圧を発
生したり、フィルム感度に応じて積分コンデンサーC,
,C,の容量を切り換えるための信号を発生したりする
ために設けられている。オペアンプA、の非反転入力端
は、基準電圧V。が抵抗R8゜およびR3,によって分
圧されている、両抵抗R8゜。 R3Iの接続点に接続されている。また、オペアンプA
、の反転入力端には、抵抗R32を通じて基準電圧V。 が印加されている。オペアンプA、の出力端と反転入力
端との間には、NPN型トランジスターQ、。が、エミ
ッタを出力端に、コレクタを非反転入力端に接続されて
介挿されており、トランジスターQ、。のベースは、補
正値入力用可変抵抗RV。 と定電流回路CC,との接続点に接続されている。 また、オペアンプA、の出力端はNPN型トランジスタ
ーQlIllミッタにも接続されており、このトランジ
スターQ+ 1のベースは、半固定抵抗RV2とRV3
との接続点に接続されている。そして、トランジスター
Q+ +のコレクタは、PNP型トランジスターQ+
sのコレクタおよびPNP型トランジスターQ+ tの
ベースに、それぞれ接続されている。 トランジスターQ + sはエミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、ベースをPNP型トランジスタQ
14のベースに接続されていると共に、トランジスター
Q12のエミッタにも接続されている。トランジスター
Q 12のコレクタは、接地されている。 トランジスターQ 14は、エミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、コレクタをNPN型トランジスター
Q 22のコレクタおよびベースに接続されている。上
記トランジスターQ+ sとQ+4とは、トランジスタ
ーQ++のコレクタに流れる電流と等しい電流を、トラ
ンジス、ターQ 22のコレクタに流すためのカレント
ミラー回路を構成している。トランジスターQ2□は、
エミッタを接地されており、ベースをNPN型トランジ
スターQ8rのコレクタに接続すると共に、n個のNP
N型トランジスタ一群Q、。の各々のトランジスターの
ベースにそれぞれ接続されて(・る。トランジスタ一群
Q soの各々のトランジスターのエミッタは接地され
ており、コレクタはPNP型トランジスターQ+5のコ
レクタに接続されていると共に、PNP型トランジスp
Qtsのベースに接続されている。トランジスター
Q22とトランジスタ一群Q、。の各々のトランジスタ
ーとは、カレントミラー回路を構成しており、トランジ
スターQ 1sのコレクタには、トランジスターQ 2
2のコレクタに流れる電流のn倍の電流が流れるように
なっている。トランジスターQs+は、エミッタを接地
され、ベースを抵抗R33を通じてラッチ回路DFoの
出力端Qに接続されている。 ラッチ回路DFoから出力される積分容量切換信号S5
が°11’レベルのときには、トランジスターQ ss
がオンして、トランジスターQ 22およびトランジス
タ一群Qsoがオフし、トランジスターQ+5(7)コ
レクタ電流が零となる。 トランジスターQ+5は、エミッタに電源電圧Vccを
印加され、ベースをPNP型トランジスターQ17およ
びQ +sのベースにそれぞれ接続されていると共に、
PNP型トランジスターQ+aのエミッタにも接続され
ている。トランジスターQI6のコレクタは接地されて
いる。トランジスターQ17は、エミッタに電源電圧V
ccを印加され、コレクタをPNP型トランジスターQ
20のコレクタに接の非反転入力端に接続されている。 また、トランジスターQ1gは、エミッタに電源電圧V
ccを印加され、コレクタをPNP型トランジスターQ
、。のコレクタに接続されると共に、コンパレーターA
。 (第10図参照)の非反転入力端に接続されて(・る。 トランジスターQ IllとトランジスターQ l?お
よびQCsとは、カレントミラー回路を構成していて、
トランジスターQ+7およびQ□のコレクタには、トラ
ンジスターQI5のコレクタ電流と同じ電流が流れる。 上記トランジスターQ 、oおよびQ20は、エミッタ
に電源電圧Vccを印加され、コレクタに抵抗R34お
よびR3Bを通じて基準電圧V。を印加されている。そ
して、トランジスターQ+oおよび。2゜ハ、ヘースヲ
トランジスターQ、30ベースにそれぞれ接続されて、
同トランジスターQ +3とそれぞれカレントミラー回
路を構成している。従って、トランジスターQI9およ
びQ2oのコレクタには、トランジスターQCsのコレ
クタ電流と同じ電流が流れる。上記トランジスターQ1
3のベースは、ま続されており、トランジスターQ21
は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受けていると共
に、コレクタを積分コンデンサーC,,C,の容量の切
替点の調整用の半固定抵抗RV、を通じて接地されてい
る。 そして、トランジスターQ□のコレクタは、コンパレー
ターA6の非反転入力端に接続されている。 コンパレーターA6の反転入力端は、基準電圧V。を分
圧する抵抗R3゜とR’svとの接続点に接続されてお
り、出力端はラッチ回路DFoの入力端りに接続されて
いる。このコンパレーターA、は、フィルム感度に応じ
て積分容量を切換えるか否かを判別する役目をする。上
記ラッチ回路DFoの制御信号入力端には、トランジス
ターQ3.(第11−参照)のコレクタよりレリーズ信
号SOが印加されるようになっていて、ラッチ回路DF
oは、シャッターレリーズ時には、出力端Qから出力さ
れる積分容量切換信号S5が反転しないよう、に保持す
る役目をする。なお、上記抵抗R34の抵抗値は、上記
抵抗R3Wの抵抗値の5倍に設定されている。 。 次に、このよ5に構成されたアナログ露出情報導入回路
53の動作について簡単に説明する。オペアンプA4の
出力端には、基準電圧V。を基準に、抵抗RV、〜RV
、の直列抵抗値に絶対温度に比例した定電流I、を掛け
た値の電圧降下分が加算された電圧が発生する。絞りま
たはフィルム感度の1段当りの変化に相当する電圧は、
定温で約18mVである。従って、オペアンプA4の出
力は、補正値入力用可変抵抗11.Voによる電圧降下
の影響はない。トランジスターQ、。のベース電位は、
基準電圧v0より抵抗Rv0の電圧降下分ダは低い値で
ある。一方、トランジスターQ!Iのベース電位は、基
準電圧V。 よりフィルム感度入力用可変抵抗YLV、および路用レ
ベル調整用半固定抵抗Rv2の直列′抵抗の電圧降下分
だけ高い電圧となり、トランジスターQ+oとQ 11
のベース間電圧は、フィルム感度と補正値に相応した値
となる。いま、トランジスターQ uのコレクタ電流な
Ic、とすれば、トランジスターQsIがオンのとき、
抵抗R34、R+lll+に流れる電流はいずれも(1
−1−n)Icとなる。ここで、フィルム感度入力用可
変抵抗RV、が低い値のとき、即ち、高感度フィルムを
使用したときは、トランジスターQ ++のコレクタ電
流Icは少なくなり、従って、(可変抵抗1t、V、の
抵抗値)×(トランジスターQ2+のコレクタ電流Ic
)の値であるトランジスターQ2Iのコレクタ電位は低
くなり、コンパレーター八〇の出力は°L°レベルとな
る。よって、トランジスターQ8.はオフとなり、抵抗
R3,、R3,の電圧降下は大きくなる。このため、コ
ンパレーターA、 、A8の反転入力端に印加される電
圧が上昇する。このことは、ダイレクト測光時の積分回
路の判定電圧レベルが土がって、判定電圧幅が広がった
ことを意味する。判定電圧の幅が広がっても、同時に積
分コンデンサーの容量が一方のコンデンサーCIのみの
容量となるので、正しい露出が得られる。どのフィルム
感度レベルで切替を行なうかは、半固定抵抗RvI!を
調節することによってあらかじめ設定しておく。ところ
で、コンパレーターA002つの入力端の電位差が少な
く、露出中にノイズ等によりコンパレーターA6の出力
が不安定になると、露出に誤差を与えるので、シャッタ
ーレリーズ操作後はレリーズ信号SOが°H゛レベルと
なって、ラッチ回路DF0の出力をラッチする。 第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判定回路6
5および第1゛の比較回路54の詳細な電気回路を示し
ている。ストロボオーバーアンダー判定回路65は、ダ
イレクト測光でストロボ撮影を行なったときに、露出レ
ベルがオーバーであったか、アンダーであったかを判定
する部分である。コンパレーターA7およびA8の反転
入力端は、前述したように、トランジスターQ16およ
びQ2.(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続され
ており、非反転入力端には、上記オペアンプA4(第8
図参照)の出力端からダイレクト測光の積分出力S2が
それぞれ印加されている。コンパレーターA7の出力端
は、3人力ナンド回路G7.の第1の入力端に接続され
ており、コンパレーターA8の出力端は、ナンド回路G
22の第2の入力端、D型フリップフロップ回路DF1
の入力端り、およびノット回路G28の入力端にそれぞ
れ接続されている。上記コンパレーターA8は、ダイレ
クト測光時の露出制御用のコンパレーターであって、ヘ
ッドアンプ回路51からの積分出力S2と、アナログ露
出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレクト
測光時の露出レベルを決定する第1の比較回路54を形
成している。また、コンパレーターA7モ積分出力S2
の判定用コンパレーターであるが、このコンパレーター
A7ノ判定レベルはコンパレーターA、の判定レベルの
6倍に設定されている。即ち、上記抵抗R3゜とR3,
との抵抗値の比が5倍に設定されているため、コンパレ
ーターA7の反転入力端の電位は、コンパレーターA、
のそれのσ倍となっている。上記り型フリップフロップ
回路DF、は、クロック入力端ニジ。ロックパルスCK
が印加されていると共に、反転出力端Qがナンド回路G
22の第3の入力端に接続されている。ナンド回路G2
2の出力端は、ナンド回路0231 G24で形成され
るR879717021回路の、リセット入力端である
ナンド回路G23の一方の入力端に接続されている。ま
た、R879717021回路のセット入力端であるナ
ンド回路G24の他方の入力端は、RSSフリップフロ
ラ回回路8F、(第16図参照)の反転出力端Qからス
トロボ充電ゲート信号T4の印加を受けるようになって
いる。そして、R879717021回路の出力端であ
るナンド回路G23の出力端からは、ダイレクト測光で
ストロボ撮影したときに露出オーバーであれば、°H9
レベルのストロボ撮影オーバー信号S9が、ストロボ充
電ゲート信号T4がl Hlレベルの間だけCPU50
の入力ポートJ14に出力されるようになっている。ま
た、R879717021回路の反転出力端であるナン
ド回路G24の出力端は、3入力アンド回路G、8の第
1の入力端に接続されている。一方、上記ノット回路G
28の出力端からは、ダイレクト測光時のシャッター制
御信号817が第1の選択回路55(第15図参照)に
向けて出力されるようになっており、この信号S17は
ナンド回路G27の他方の入力端にも入力されている。 ナンド回路G27の一方の入力端には、R8フリップフ
ロップ回路R8F、 (第16図参照)の反転出力端か
らストロボアンダーリミット信号T6が印加されるよう
になっている。そして、ナンド回路G2.の出力端は、
ナンド回路02B * G2aで形成されるR8フリッ
プフロップ回路の、リセット入力端であるナンド回路G
26の他方の入力端に接続されている。また、R8フリ
ップフロップ回路のセット入力端であるナンド回路G2
.の一方の入力端には、上記ストロボ充電ゲート信号T
4が印加されるようになっている。R8フリップフロッ
プ回路の出力端であるナンド回路G26の出力端からは
、ダイレクト測光でストロボ撮影したときに露出がアン
ダーであれば、l Hlレベルのストロボ撮影アンダー
信号SlOが、ストロボ充電ゲート信号T4が°Hルベ
ルの間だけ、CPU50の入力ポート■15に入力され
るようになっている。また、R8フリップフロップ回路
の反転出力端であるナンド回路G2.の出力端は、上記
アンド回路G、8の第3の入力端に接続されている。 アンド回路G、8の第2の入力端には、上記ストロボ充
電ゲート信号T4が印加されており、アンド回路GOI
Iの出力端は人カポ−) 116に接続されていて、ス
トロボ発光後ストロボ適正の場合にのみ約2秒間の間I
Hlレベルになるストロボ発光適正信号820を出力
する。なお、上記ストロボ充電ゲート信号T4は、第1
8図(g)に示すように、ストロボ同調秒時信号T3が
°L゛レベルに反転すると同時K ’ H’ レベルに
転じ、この後2秒間’H’レベルとなる信号である。ま
た、上記ストロボアンダーリミッタ−信号T6は、第1
8図(h)に示すように、トリガー信号S1が°Hルベ
ルに反転してがら22 ms経過後に°Hルベルに転す
る信号である。さらに、上記クロックパルスCKは、第
18図(a)に示すように、32.768 KHzでl
Hルベル、!Lルベルを繰り返す矩形波信号である。 次に、このように構成されたストロボオーバーアンダー
判定回路65の動作について簡単に説明する。シャッタ
ーのレリーズ直後、積分出力S2が小さいので、゛コン
パレーターA8の出力はl L lレベルとなっている
。従って、この時点で、D型フリップフロップ回路゛D
F、の反転出力端Qの出力およびノット回路G28の出
力は、゛H°レベルとなっている。しかし、ナンド回路
G7.の第2の入力端およびナンド回路G27の一方の
入力端は、それぞれI L )レベルとなっており、ナ
ンド回路G!2およびG2.の出力は、f Hlレベル
となっている。まだ、第18図(glから判るように、
レリーズ直後ストロボ充電ゲート信号T 4 u’L’
レベルであるので、RSフリップ70ツブ回路の出方で
あるストロボ撮影オ ” *号s9およびストロボ撮
影アンダー信号810は、それぞれl L ルベルにリ
セットされた状態にある。いま、カメラ10の撮影モー
ドがダイレクト測光撮影モードであったとする。第12
図眞示すトリガースイッチsw2が開くと、第8図忙示
すヘッドアンプ回路51の積分出力s2の電位が次第に
上昇してくる。シャッターが全開となり、第15図に示
すX接点の役目をするストロボトリガー用サイリスター
S CR,、がオンすると、ストロボの閃光発光が行な
われる。積分出力s2の電位がコンパレーターA8の非
反転入力端の電位よりも高くナルト、コンパレーターA
8の出力が°H゛レベルに反転すると同時に、D型フリ
ッグフロップ回路DF、の反転出力端Qの出力は、クロ
ックパルスαの1パルス分だけ遅れて°Lルベルに転す
る。その結果、ナンド回路G22の出力端には、コンパ
レーターA7の出力の反転出力がコンパレーターA、の
出力が@Hルベルに転じてからクロックパルスCKの一
周期分だけ出力されることになる。ここで、前述したよ
うに、コンパレーターA7の判定レベルは、コンパレー
ターA8の判定レベルの6 倍に設定されているので、
ノット回路G2.を通じてシャッター制御信号817ど
なるコンパレーターA8の出力が°H’レベルに転じて
から、クロックパルスCKの1周期である100μs以
内に露出が0,5Ev以上であれば、コンパレーターA
、の出力がl Hlレベルとなり、従って、ナンド回路
G2.の出力が°Lルベルとなって、RSフリップフロ
ップ回路の出力であるストロボ撮影オーバー信号S9が
“H’レベルにセットされ、後述するように露出−一バ
ーの警告表示がなされる。 一方、ストロボ発光後、6mS以後もコンパレーターA
8の出力が°L9レベルのままであるとき、即ち、まだ
露出レベルがアンダーのとき、ストロボアンダーリミッ
ト信号T6が°■°レベルに転することにより、ナンド
回路Gt’rの出力が°L9レベルに反転し、RSフリ
ップフロップ回路の出力であるストロボ撮影アンダー信
号S10は゛Hルベルに設定され、後述するように露出
アンダーの警告ネ示が行なわれる。シャッター制御信号
S17が発生してからシャッター後幕が撮影画枠内に走
行してくるまで、約6+yHの時間がかかるので、露出
アンダーの判定もそれまで遅らせているのである。 なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告表示は、
CPU50における撮影モードの判断により、ダイレク
ト測光によるストロボ撮影時にのみ、これを行なうよう
にしている。また、露出オーバ・−および露出アンダー
の警告表示は、ストロボ発光後2秒間が経過すると、ス
トロボ充電ゲート信号T4が1Lルベルに転するので、
ナンド回路G23゜G24でなるR8フリップフロップ
回路およびナンド回路025 r G26でなるRSフ
リップフロップ回路が、それぞれリセットされ、ストロ
ボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影アンダー信
号810がそれぞれ°L9レベルに反転することによっ
て停止される。 また、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出アンダー
でもなかった場合には、アンド回路G98の第1および
第3の入力端が“■−■9レベルとなっているので、ス
トロボ充電ゲート信号T4が゛Hルベルである2秒間の
間、アンド回路G、の出力端からはl Hlレベルのス
トロボ発光適正信号820が出力される。これにより、
CPU 50のプログラムによって、ダイレクト測光に
よるストロボ撮影時には、露出適Eの表示が2秒間の間
貸なわれる。 第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細な電気回
路を示している、この電源ホールド回路67は、シャッ
ターレリーズ後、マグネット駆動回路56およびストロ
ボ制御回路66に電源を供給1−1露出終了後は、電源
を自動的に遮断する回路である。電源電池E、の正極か
らは動作電圧供給ラインL、が、負極からは共通アース
ラインL。がそれぞれ引き出されており、アースライン
し。は接地されている。そして、両うインL、、L0間
には、バッテリーチェックスイッチSW、、抵抗R88
およびR3゜の直列回路が接続されている。上記バッテ
リーチェックスイッチSW5は、上記モード切換用操作
ノブ21の[CI−IECKJ指標への対応操作に連動
して閉成される自己復帰型のスイッチであり、同スイッ
チSW、と抵抗R88との接続点は、アンド回路G3゜
(第13図参照)の一方の入力端に接続されている。 まだ、上記抵抗R311とRs9との接続点は、NPN
型トランジスターQ2sのベースに接続されている。 トランジスターQ23のコレクタは抵抗R4gを通じて
トランジスターQII4のベースに接続されており、エ
ミッ4夕は接地されている。また、トランジスターQ2
3のベースは、NPN型トランジスターQ 24のコレ
クタに接続されており、トランジスターQ24のエミッ
タは接地され、ベースは抵抗R41を通じて、PNP型
トランジスターQ 25のコレクタに接続されている。 トランジスターQ□は、エミッタをラインL、に接続さ
れ、ベースをPNP型トランジスターQ!!8 * Q
to + Qso + Qst r Q82およびQs
sのベースにそれぞれ接続されており、各トランジスタ
ーQ 25 * Q20 + Qso + Qst +
Q32およびQ3gはエミッタをそれぞれラインL8
、に接続されていて、トランジスターQ2gとカレント
ミラー回路を構成している。 まだ、ラインL、、Lo間忙は、レリーズスイッチsw
、 、コンデンサーC6,抵抗R44およびR43の直
列回路が接続されている。上記レリーズスイッチSWI
は、上記可動反射ミラー31に連動して開閉するスイッ
チで、ミラー31の上昇初期で閉成し、下降終期で開放
するようになっている。このレリーズスイッチsw、
トコンデンサーC6の接続点は、抵抗R42を通じて接
地されている。また、抵抗R44とR43との接続点は
、NPN型トランジスターQzeのベースに接続されて
おり、同トランジスターQ26のエミッタは接地され、
コレクタはNPN型トランジスターQ2?のエミッタに
接続されている。トランジスターQ27は、ベースが抵
抗R,,を通じてトランジスターQ3゜(第12図参照
)のエミッタに接続されており、コレクタがNPN型ト
ランジスターQssのコレクタに接続されている。トラ
ンジスターQssは、コレクタが抵抗R,5を通じて上
記トランジスターQ2gのコレクタおよびベースにも接
続されており、エミッタが接地され、ベースが抵抗R4
11を通じて、抵抗R48とR47との接続点に接続さ
れている。抵抗R48の一端は上記トランジスターQ2
゜のコレクタに接続され、抵抗R3,の他端は接地され
ている。まだ、抵抗R4,とR47との接続点は、NP
N型トランジスターQ36のコレラにも接続されており
、同トランジスターQseのエミッタは接地され、ベー
スは抵抗R6,(第13図参照)を通じて、ナンド回路
G、3(第13図参照)の出力端、に接続されている。 上記トランジスターQ、。 のコレクタは、抵抗R4,シ通じて、トランジスタQ4
6(第12図参照)のベースに接続されている。 また、上記トランジスターQ ssのコレクタは、抵抗
R15゜を通じて接地されていると共に、ノット回路G
+o2(第13図参照)の入力端にも接続されている。 さらに、上記トランジスターQstのコレクタは、抵抗
几6.を通じて接地されていると共に、上記ラッチ回路
DF。(第9図参照)の制御信号入力端に接続されてい
て、同トランジスターQs2のコレクタ電圧がレリーズ
信号SOとして供給されるようになっている。さらにま
た、上記トランジスターQ s sのコレクタは、PN
P型トランジスターQ34のコレクタに接続されている
と共に、抵抗R52を通じてNPN型トランジスターQ
s7のベースに接続されている。トランジスターQ 3
?のエミッタは接地されており、コレクタはマグネット
駆動回路56およびストロボ制御回路66の一端にそれ
ぞれ接続されている。マグネット駆動回路56およびス
トロボ制御回路66の他端は、ラインL、にそれぞれ接
続されている。従って、トランジスターQ3?は、マグ
ネット駆動回路56およびストロボ制御回路66への給
電を制御するスイッチングトランジスターの役目をする
。また、トランジスターQ3?のコレクタは、バッテリ
ーチェック表示用の発光ダイオードDO(第13図参照
)のカソードおよび抵抗R68(第13図参照)の一端
にもそれぞれ接続されている。上記トランジスターQ
84は、エミッタをラインL、に、ベースを抵抗R4(
+を通じて、トランジスターQ23のコレクタに接続さ
れており、バッテリーチェック動作中に強制的1(オン
され、マグネット駆動回路56およびストロボ制御回路
66に電源を供給した最大消費電流の状態でバッテリー
チェックが行なわれるようにするためのものである。 第12図は、上記トリガータイミング調整回路52の詳
細な電気回路を示している。このトリガータイミング調
整回路52は、上記ヘッドアンプ回路51での測光切始
時期を調整するための回路である。 トリガースイッチSW2は、シャッター先幕の走行開始
に連動して開放し、フィルムの巻上完了に連動して閉成
するスイッチであり、一端に電源電圧Vccの印加を受
けていると共に、他端がNPN型トランジスターQ 3
0のベースに接続されている。 トランジスターQsoは、コレクタをPNP型トランジ
スターQssのコレクタに、エミッタを抵抗R1(第1
1図参照)を通じてトランジスターQ27(第11図参
照)のベースに接続されている。トランジスターQss
は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受け、ベースが
PNP型トランジスターQ40*Q、8(7)ベースに
それぞれ接続されている。上記トリガースイッチSW2
と並列にトリガータイミング遅延用コンデンサーC1が
接続されており、・このコンデンサーC9の、トランジ
スターQ3゜のベースがわの一端は、PNPNP型トラ
ンジスターQ4ベースおよび上記コンデンサー07とと
もにトリガー遅延時間を決定する時定数用半固定抵抗R
V、の一端にそれぞれ接続されている。トランジスター
Q41のコレクタは接地され、エミッタはPNPNP型
トランジスターQ4ベースに接続されている。トランジ
スターQ42のエミッタは、上記トランジスタQ4oの
コレクタに接続され、トランジスターQ40のエミッタ
には電源電圧Vccが印加されている。 また、トランジスターQ42のコレクタは、NPN型ト
ランジスターQlのベースに接続されていると共に、N
PN型iランシスターQ43のコレクタに接!されてい
る。トランジスターQ43のエミッタは接地されており
、ベースはNPN型トランジスターQ44のベースおよ
びコレクタに接続されている。トランジスターQ44の
エミッタは接地されており、コレクタはPNP型トラン
ジスターQ、。 のコレクタに接続されている。トランジスターQ49の
エミッタは、上記トランジスターQaoのコレクタに接
続され、ベースはPNPNP型トランジスターQのエミ
ッタに接続されている。トランジスタQ4sのコレクタ
は接地され、ベースは抵抗R63を通じて電源電圧Vc
cの印加を受けていると共に、抵抗R54を通じてNP
N型トランジスターQ46のコレクタに接続されている
。トランジスターQ asのエミッタは接地され、ベー
スは抵抗R4,(第11図参照)を通じてトランジスタ
ーQ、、 (第11図参照)のコレクタに接続されてい
る。また、トランジスターQ 46のコレクタは、上記
時定数用半固定抵抗11、V、の他端に接続されて〜・
ると共に、抵抗R61を通じて上記トランジスターQ4
gのコレクタおよびベースに接続されている。トランジ
スターQ4gのエミッタには電源電圧Vccが印加され
ており、同トランジスターQ411は、上記トランジス
ターQ、llおよびQ40とそれぞれカレントミラー回
路を形成している。また、上記トランジスターQ47は
、エミッタを接地されており、コレクタに抵抗R□を通
じて電源電圧Vccの印加を受けていると共に、このコ
レクタがナンド回路G3.(第13図参照)の一方の入
力端およびノット回路G、。、の入力端にそれぞれ接続
されている。上記トランジスターQ4゜〜Qaoおよび
抵抗R63〜R55,R,、は、差動増幅回路を構成し
ており、トランジスターQ41のベースが非反転入力端
、トランジスターQ46のベースが反転入力端、トラン
ジスターQ47のコレクタが出力端となっている。この
化カドランシスターQlのコレクタが入力端に接続され
た上記ノット回路G、。、の出力端は、抵抗R1B(第
8図参照)を通じてトランジスターQ3(第8図参照)
のベースに接続されていて、同トランジスターQ3にト
リガースイッチSW2の開放後所定の経過時間で”Hル
ベルに反転するトリガー信号S1を供給する(第18図
(bl参照)。 第13図は、上記バッテリーチェック回路63および電
源ホールド解除回路64の詳細な電気回路を示している
。まず、電源ホールド解除回路64の構成から説明する
。電源ホールド解除回路64は、上記電源ホールド回路
67の電源ホールド状態を解除するだめの回路であるが
、電源ホールドを解除する場合としては、電源電圧Vc
cが規定電圧以下であった場合、シャッターが閉成され
て所定時間が経過した場合、および長時間露光のときこ
れを強制的に切る場合の3つの態様があるので、電源ホ
ールド解除回路64の出力端となるナンド回路G33に
は、3つの入力端が設けられている。第1の入力端には
、ナンド回路G32の出力端が接続され、ナンド回路G
32の一方の入力端は、トランジスターQ、7(第12
図参照)のコレクタに、他方の入力端はノット回路G3
4を介して、コンパレーターA、。の出力端に接続され
ている。電源電圧Vccが規定レベル以下であったとき
には、コンパレーターA、。 の出力が°Lルベルとなるので、ナンド回路G32の出
力は゛Lルベルとなり、電源ホールドが解除される。た
だし、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの解除
は、露出中に電源電圧Vccが低下して電源ホールドが
解除された場合には、露出誤差が太きくなったり、後幕
保持用マグネッ)MG。 (第15図参照)の動作が不安定になったりするので、
露出動作がなされる以前にのみ行なわれるようにしてい
る。即ち、トランジスターQ4.(第12図参照)のコ
レクタ電圧(トリガー信号)とノット回路G34の出力
との論理積の反転信号を1つの電源ホールド解除のだめ
の信号としている。 また、上記ナンド回路G33の第2の入力端には、ディ
レィ回路DLo(第15図参照)から露出終了信号S1
3の遅延信号でなる電源ホールド解除信号812が印加
されるようKなっている。さらに、ナンド回路G33の
第3の入力端は、RSSフリツブフロ2回回路、5F2
(第16図参照)の出力端Qに接続されていて、電源リ
ミッタ−信号の役目を兼ねるオートリミッタ−信号T2
の印加を受けるようになっている。そして、ナンド回路
G33の出力端は、抵抗R6,を通じてトランジスター
Q3.(第11図参照)のベースに接続されている。 一方、バッテリーチェック回路63は、電源電圧VCC
が規定電圧以上あるか否かを検出するだめの回路である
。この回路には、一端に電源電圧Vccが印加された抵
抗R66、R17およびR,58の直列回路が設けられ
ており、抵抗R56とR3,との接続点ハコンパレータ
ーAIoの非反転入力端に、抵抗R6゜とR5sとの接
続点はコンパレーターAIIの非反転入力端に、それぞ
れ接続されている。また、両コンパレーターA、。およ
びAIIの反転入力端には、基準電圧V、がそれぞれ印
加されている。コンパレーターA i 6の出力端は、
3人力ナンド回路G3.の第2の入力端、3人力ナンド
回路G36の第3の入力端およびノット回路G34の入
力端に、それぞれ接続されている。また、コンパレータ
ーA、、 の出力端は、上記ナンド回路G、6の第2の
入力端に接続されている。ナンド回路G3.の第1の入
力端k。 は、第16図に示すタイマー回路68から約to Hz
のパルス信号でなる点滅周期信号T8が印加されている
。また、ナンド回路Gs 5の第3の入力端およびナン
ド回路G36の第1の入力端には、アンド回路G38の
出力端が接続されており、アンド回路G、8の一方の入
力端はバッテリーチェックスイッチSW、 (第11図
参照)の一端に接続され、他方の入力端はノット回路G
102を介してトランジスターQ3□(第11図参照)
のコレクタに接続されている。 上記ナンド回路G3.およびG、6の出力端は、ナンド
回路G37の一方および他方の入力端にそれぞれ接続さ
れており、ナンド回路G3.の出力端は抵抗R6oを通
じてバッテリーチェック表示用発光ダイオードD。のア
ノードに接続されている。この発光ダイオードD。は、
上記バッテリーチェック表示用発光窓23に対応するよ
うに配設されていて、そのカソードはトランジスターQ
3.(第11図参照)のコレクタに接続されている。 次に、上記第11図ないし第13図に示しだ電源ホール
ド回路67、トリガータイミング調整回路52゜電源ホ
ールド解除回路64およびバッテリーチェック回路63
の動作について簡単に説明する。いま、シャッターレリ
ーズ釦11(第1.2図参照)が押下されると、これに
連動するレリーズスイッチSW。 が閉成され、コンデンサーC6および抵抗R4,を通じ
てトランジスターQ2gがオンする。この時点では、ト
リガースイッチSW、が閉じているので、トランジスタ
ーQzyはオンしており、抵抗R4,を通じてトランジ
スターQ28がオンし、トランジスタ、、r−Q 2.
およびQ□がオンする。トランジスターQ3゜は一旦オ
ンすると、それ以降はトランジスターQ29のコレクタ
からベース電流が供給されるので、電源ホールド状態を
維持する。そして、トランジスターQ211がオンする
と、トランジスターQ to〜Q3sがすべてオンする
ので、トランジスターQs7もオンし、マグネット駆動
回路56およびストロボ制御回路66に電源が供給され
る。一方、トリガータイミング調整回路52にも、トラ
ンジスターQ、。を通じてトランジスターQ 46にベ
ース電流が供給される。そして、次に、可動反射ミラー
31が上昇を完了し、シャッター先幕が走行を開始して
トリガースイッチSW2が開放すると、トランジスター
Q41のベース電位が次第に低下し、コンデンサー〇、
と半固定抵抗RV、でなる遅延回路の時定数と、抵抗R
,3,R:、4の比とで決まる遅延時間の後、出カドラ
ンシスターQ4?がオンし、ノット回路G、。、の出力
は°H゛レベルに反転する(第18図(bl参照)。こ
の°■゛レベルの信号は、トリガー信号S1として抵抗
RIl+(第8図参照)を通じてトランジスターQ3の
ペース匠印加され、同トランジスターQ3がオンしトラ
ンジスターQ、、、Q、がオフして、ダイレクト測光た
よる光電流の積分が可能となる。続いて、後幕保持用マ
グネッ) M(31(第15図参照)が消磁され、シャ
ッター後幕が走行を開始してから所定の遅延時間が経過
すると、ディレィ回路DLo(第15図参照)から”L
ルベルの電源ホールド解除信号812が出力されて、ナ
ンド回路G33の出力はl Heレベルとなり、トラン
ジスターQ3.がオンし、トランジスターQ3.のベー
ス電流が遮断されて、。 電源ホールド状態が解除される。即ち、トランジスター
Qssがオフすると、トランジスターQ28゜Q 33
g Q 、!7が順次オフし、マグネット駆動回路5
6およびストロボ制御回路66への通電が断たれる。 また、電源電圧Vccが規定電圧以下のとき罠は。 コンパレーター A、。の出力カ1Lルベルとなす。 ナンド回路G3.の一方の入力端は平生は°H”レベル
なので、ナンド回路qs2の出力はl I、 tレベル
に反転する。このため、トランジスターQseがオフさ
れ、前述しだのと同様に、電源ホールド状態が解除され
る。ところで、この電源電圧Vcc低丁による電源ホー
ルド状態の解除は、露出中に電源電圧Vccが低下した
場合、電源ホールドが断たれると露出誤差が大きくなっ
たり、後幕保持用マグネッ) MG+ (第15図参照
)の動作が不安定になったりするので、これを防止する
ために、露出中には行なわれないようになっている。即
ち、露出中は、”トリガー信号となるトランジスターQ
4?のコレクタ電圧がe I、 sレベルとなるので、
この信号とコンパレーターAloの出力の反転信号との
論理積の反転出力を電源ホールドを解除するだめの1つ
の信号としてナンド回路G、3の第1の入力端に人力す
るようにしている。従って、電源電圧Vccの低下によ
る電源ホールドの解除は、トリガースイッチSW、が開
くまでの間に行なっているが、この間に電源ホールドが
解除された場合には、機械的に可動反射ミラー31を上
昇途中位置でロックするようにしている。 さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗いところで
撮影し、長時間露出になるような場合、所定時間が経過
すると電源ホールドが強制的に断たれるようだなってい
る。これは露出時間が数分にも及ぶような場合には、撮
影よりも電源電池E、の消耗を防いだ方が親切との配慮
からである。このだめ、ナンド回路G9.の第3の入力
端に電源リミッタ−信号を兼ねるオートリミッタ−信号
T2が人力されるようになっており、この信号T2が、
第18図(elに示すように、トリガーが開放してから
所定時間(120S )経過後に°L゛レベルに反転し
て、前述と同様にして電源ホールドが断たれる。 ナオ、トランジスターQsoのエミッタからトランジス
ターQ2.rに抵抗R,0を通じて信号が供給されるよ
うになっているが、これは、レリーズスイッチSW、が
可動反射ミラー31の降下時に開放する際、チャタリン
グが発生して電源ホールド回路67が再び電源ホールド
状態になることがあるので、トリガースイッチSW2の
開放時には、トランジスターQ2?をオフして、電源ホ
ールド状態となるのを防止するだめである。 一方、バッテリーチェックを行なう場合には、上記撮影
モード切換用操作ノブ21(第2図参照)を[c H,
l[CKl指標に対応させる。すると、バッテリーチェ
ックスイッチSW、がオンし、ナンド回路G、8の一方
の入力端が°■ルベルとなる。いま、電源ホールド回路
67が電源ホールド状態以外の場合、即ち、シャッター
レリーズ動作中以外の平生時には、ノット回路GIo2
の出力は°H’レベルであるので、ナンド回路G38の
出力は°H’レベルとなる。まず、第1の場合として、
電源電圧Vccが規定電圧以上ある正常時には、コンパ
レーターA、。 およびA°2.の出力がともに°H9レベルとなるので
、ナンド回路aSSの出力端には点滅周期信号T8が出
力され、ナンド回路G36の出力端はl L !レベル
となる。従って、ナンド回路q36の°Lルベル出力が
優先され、ナンド回路G3.の出力端は°Hルベルとな
って、バッテリーチェック表示用発光ダイオードD0は
点灯状態になる。よって、電源電圧Vccが規定電圧以
上ある旨の表示がなされる。次に、第2の場合として、
電源電圧Vccがある規定電圧以上あるが、他の規定電
圧より低い場合には、即ち、基準電圧V、に比べて、抵
抗R66と■煽、との接続点の電位は高いが、抵抗R1
,l、とR18との接続点の電位が低いとき姥は、コン
バレー ターA、。の出力1ti”H’vベル、コンバ
レ・−ターA 1 (の出力はゞL”レベルとなり、ナ
ンド回路G36の出力が°Hルベルとなる一方、ナンド
回路G3.の出力端には点滅周期信号T8が出力される
。従って、こんどはナンド回路G3?に点滅周期信号T
8が出力され、発光ダイオードD。は、約10Hzで点
滅を繰り返す状態となる。よって、電源電圧Vccが低
下してきた旨が表示され、電源電池EIの交換を促す。 さらに、第3の場合として、電源電圧Vccが上記能の
規定電圧以下に低下して、カメラ10の電気回路が作動
できないようになった場合には、コンパレーターAIO
およびA11の出力がともに°Lルベルとなり、ナンド
回路G3. 、 G3.の出力がいずれも“Hルベルと
なって、ナンド回路G37の出−力は1、Lルベルとな
□る。このため、発光ダイオードD0は点灯することな
く消灯状態を継続1−1電源電圧Vccが規定電圧以下
である旨が表示される。 なお、シャッターレリーズ動作中に撮影モード切換用操
作ノブ21が操作されてバッテリーチェックスイッチS
W、が閉じられた場合には、ノット回路GI02の出力
が°Lルベルとなるので、ナンド回路G38の出力が°
Lルベルとなり、従って、ナンド回路G’3?の出力が
°L9レベルとなって、発光ダイオードD。によるバッ
テリーチェック表示はなされない。また、バッテリーチ
ェック時には、トランジスターQ 23を通じてトラン
ジスターQs+ヲ強制的にオンさせて、マグネット駆動
回路56およびストロボ制御回路66に強制的に通電t
2、消費電流が最大の状態でバッテリーチェックが行な
われるようにしている。 第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細な電気回
路を示し℃いる。このストロボ判定回路62は、ストロ
ボの電源がオンされているか否か、充電が完了している
か否かを、ストロボからの1本の信号線を通じて人力さ
れる信号815の電流レベルを判定することによって検
出するための回路である。NPN型トランジスターQs
oはダイオード接続されたトランジスタ・−であって、
エミッタに電源電圧Vccが印加されていると共に、コ
レクタおよびベースは上記ストロボ取付用シーL 24
まだはストロボ接続用コネクタ・−25(第1,2図参
照)の電気接点を通じてストロボ(図示されず)の電気
回路に接続されるようになっている。そして、このトラ
ン、シスター Q、。と並列に抵抗R6′?とR6゜と
の直列回路が接続されており、さらに抵抗R67には、
PNP型トランジスターQ6.がエミッタを電源がわ、
コレクタをストロボがわとして並列に接続されている。 こ2トランジスターQ□のコレクタはPNP型トランジ
スターQs20ベースにも接続されてセリ、ベースはト
ランジスターQ52のエミッタおよびP N P型トラ
ンジスターQ?? + Q!+6のベースに、それぞれ
接続されている。上記トランジスターQ52のコレクタ
は抵抗R,llを通じて接地されており、トランジスタ
ーQ、yのエミッタには電源電圧Vccが印加され、コ
レクタは抵抗R+7o。 R6゜を直列に介して接地されている。抵抗R,。。 几。。の接続点は、NPN型トランジスター(Lxのペ
ースに接続されており、同トランジスターQ saのエ
ミッタは接地され、コレクタは抵抗R□、R1゜を直列
に通じて電源電圧Vccの印加を受けている。 抵抗R7,とR72との接続点は、PNP型トランジス
ターQs+およびQ6Ilのペースにそれぞれ接続され
ており、トランジスターQstのエミッタには電源電圧
Vccが印加され、コレクタは抵抗R1゜を通じて接地
されている。また、トランジスターQ□のコレクタから
は、ストロボ電源オン信号814を伝達するだめの信号
線が引き出されており、CPU50(第7図参照)の人
力ボート113に接続されている。上記トランジスター
Qssは、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレ
クタは抵抗R7,を通じ一’C1NPN型トランジスタ
ーQl+?のペースおよびコレクタ、並びに%NPN型
トランジスターQ、8のペースに、それぞれ接続されて
いる。トランジスターQstのエミッタは接地されてお
り、トランジスターQ□のコレクタは上記トランジスタ
ーQ56のコレクタに接続され、エミッタは抵抗R74
を通じて接地されている。トランジスターQ+u+は、
エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタをさら
に抵抗R1,を通じて接地されていると共に、抵抗R1
6を通じてNPN型トランジスターQsoのペースに接
続されている。トランジスターQ5(1は、コレクタに
抵抗R1,を通じて電源電圧Vccを印加されていると
共産、コレクタを接地されている。 また、トランジスターQ5.は、コレクタをノット回路
G3.の入力端に接続され【おり、ノット回路G3゜の
出力端は、アンド回路G4oの一方の入力端に接続され
ている。アンド回路G4oの他方の入力端は、ノット回
路G4.を介してR,Sフリップフロップ回路R,SF
、 (第16図参WA)の反転出力端QK接続されてお
り、ストロボ充電ゲート信号T4の反転信号を受けるよ
うになっている。そして、アンド回路G4゜の出力端は
、抵抗R78を通じてNPN型トランジスターQ so
のペースに接続されており、トランジスターQ soの
エミッタは接地され、コレクタはストロボ充電完了表示
用発光ダイオードD10カノードに接続されている。こ
の発光ダイオードDIは、上記撮影情報表示装置39内
に組み込まれていて、ファインダー内にストロボの充電
完了を“8”状に発光表示するようになっている。発光
ダイオードD1のアノードは定電流回路CC1の一端に
接続され、定電流回路CC8の他端は電源電圧Vccが
印加されている。 次に、このように構成されたストロボ判定回路62の動
作について簡単に説明する。まず、図示しないストロボ
の電源スィッチが投入されると、ストロボがわ1(向け
て約lθμへの電流がストロボ電源信号StSとし【流
れる。すると、トランジスターQ□がオンし、続いて、
トランジスターQ□。 Q ?? + Qss t Q54の各トランジスター
が順次オンする。従って、トランジスターQ 84のコ
レクタが9H9レベルとなる。また、トランジスターQ
ss IQ so * Qssもオンするが、ストロボ
電源信号815がlθμA程度ではトランジスターQs
eのペース電流が小さく、コレクタ電位がトランジスタ
ーQ、。 のペースに電流を充分供給できる程高くないため、トラ
ンジスターQs0はオフのままである。よって、ノット
回路G8.の出力は、°L”レベルとなり、アンド回路
G4oの出力も1LルベルとなってトランジスターQe
oがオンせず、充電完了表示用発光ダイオードD、は点
灯しない。次に、ストロボの充電が完了すると、ストロ
ボがわに向けて約100μAの電流がストロボ充電信号
815として流れるようになる。すると、トランジスタ
・−Qseのコレクタ電位は充分に高くなり、トランジ
スターQ、。K充分なベース電流が流れてトランジスタ
ーQsoがオンする。これにより、トランジスターQs
oのコレクタ電位は低下し、ノット回路G311の出力
は°す。 レベルとなる。上記ストロボ充電ゲート信号T4は、ス
トロボが発光してから約2秒間°H°レベルとなる信号
であるので、ストロボ発光後2秒間はアンド回路G4o
の出力は@Ltレベルであるが、これ以外の期間はアン
ド回路G40の出力は°Hルべルとなり、トランジスタ
ーQeoがオンする。よって、発光ダイオードD、に定
電流回路CC3かも電流が流れて同ダイオードD、が発
光し、ストロボの充電完了が表示される。ストロボ発光
後2秒間の間ストロボの充電完了表示を行なわないよう
にしたのは、上記ストロボ電源信号、ストロボ充電信号
815と同じ信号線を通じて、ストロボ発光後ストロボ
がわから約100μA でオン、オフを操り返えす露出
適正信号が送られてくるので、この間発光ダイオードD
1の作動を不能にする必要があるからである。なお、ス
トロボ撮影適正表示は、後述するように撮影情報表示装
置39の液晶表示板を点滅組動することによって行なう
。 第15図は、上記第1図の選択回路55.マグネット駆
動回路56およびストロボ制御回路66の詳細な電気回
路を示している。上記第1の選択回路55は、撮影モー
ドに応じてマグネット駆動回路56を、ダイレクト測光
によるシャッター制御信号S17で制御すべきか、CP
U 50かも出力されるシャッター制御信号816で制
御すべきかを選択するための回路である。ナンド回路G
48の第1の入力端はオートスイッチSW、 (第7図
参照)の一端に接続され、CpIJ50の人力ポートI
Oへ人力されるのと同じオートモード時にのみ°H’レ
ベルとなる信号が印加されるようになっている。また、
ナンド回路G4.の第2の入力端は、ノット回路G41
1を介してナンド回路G3(第7図参照)の出力端に接
続されており、CPU50の入カポ−)16へ人力され
るのと同じメモリーモード時にのみI−1’レベルとな
る信号の反転信号が印加されるようになっている。さら
に、ナンド回路G4.の第3の入力端は、ノット回路G
4.を介してナンド回路G、(第7図参照)の出力端に
接続されており、CPU5oの人カポ−)I2に入力さ
れるのと同じスポットモード時のみ゛Hルベルとなる信
号の反転信号が印加されるようになっている。従って、
ナンド回路G4sは、オートモードであって、メモリ・
−モー ドでもなく、かつスポットモードでもないモー
ド、即ち、平均ダイレクトオー トモードが選択された
ときにのみ全入力が°H°レベルとなり、その出力が°
L”レベルとなる。ナンド回路G□の一方の入力端には
、ノット回路G4゜を介して上記ナンド回路G48の第
1の入力端1(印加される信号の反転信号が入力される
ようになっており、他方の入力端は、ノット回路G、o
を介してマニュアルスイッチ8W3(第7図参照)の一
端に接続されていて、CPU50の入力ポート■lに人
力されるのと同じマニュアル時にのみ°H″レベルとな
る信号の反転信号が入力されるようになっている。従っ
て、ナンド回路G5.の出力は、オートモードでもなく
、かつ、マニュアルモードでもない撮影モード、即ち、
オフモー ド時にのみ′Lルベルとなる。ナンド回路G
4.の出力端は、ナンド回路G2.の一方の入力端に接
続され、ナンド回路G、1の出力端は、ナンド回路GS
2の他方の入力端に接続されると共に、ナンド回路62
の一方の入力端およびノット回路G63を通じてナンド
回路G64の一方の入力端にもそれぞれ接続されている
。ナンド回路G、2の出力端は、アンド回路G1゜の他
方の入力端、並びに、ナンド回路Geeおよびアンド回
路G6゜の一方の入力端にそれぞれ接続されていると共
に、ナンド回路G、4の一方の入力端およびノット回路
aSSを通じてナンド回路GIIIlの他方の入力端に
それぞれ接続されている。このナンド回路G、2の出力
は、ナンド°回路G41またはGI+、のいずれかの出
力が°LルベルのときH”レベルとなる。即ち、平均ダ
イレクトオートモードまたはオフモー ドか、それ以外
の撮影モードかが判別され、平均ダイレクトオートモー
ドまたはオフモードのときKのみナンド回路Gsyの出
力が@Htレベルとなる。従って、結果的には、オフモ
ー ド時には、最長露出時間が規制されるだけで、平均
ダイレクトオートモードと同じ測光方式で撮影が行なわ
れることにな゛る。なお、とのナンド回路52の出力は
、バイアス切換信号S4として、オペアンプA、(第8
図参照)に人力され、前述したように撮影モードに応じ
てオペアンプA2のバイアス電流を切り換える役目もす
る。 上記ナンド回路0.4の他方の入力端は、ノットれるよ
うになっており、また、上記ナンド回路Gssの一方の
入力端は、CPU50(第7図参照)の出力ボート09
に接続され、メモリー、マニュアル。 スポットの各モード時におけるシャッター制御信号S1
6が入力されるようになっている。ナンド回路G、4の
出力端は、3人力ナンド回路Gs7の第2の入力端1(
接続され、ナンド回路Gs、の出力端は、ナンド回路G
、7の第3の入力端に接続されている。 まだ、ナンド回路Gs?の第1の入力端は、ノット回路
G、6¥介して、RSSフリップフロラ回回路、sr。 (第16図参照)の出力端Qに接続されており、トリガ
ーが開いてから約500μsの間゛[■ルベルを保持す
る高速リミッタ−信号To(第18 ill (c)参
照)の反転信号が人力されるようになって℃・る。 この高速リミッタ二信号Toは、シャッターの最短秒時
を決めるだめの信号である。即ち、いま、平均ダイレク
トオートモー ドまたはオフモードが選択されていると
すると、ナンド回路G、4の出力はダイレクト測光によ
るシャッター制御信号817が°IN’レベルの期間の
み°L’レベルとなる。一方、ナンド回路G3.の出力
は、マニュアルモード時等のシャッター制御信号816
のレベルによらず°■9レベルであるので、ナンド回路
G6.の出力は、ノット回路G、6の出、力が“Hルベ
ルであれば、ナンド回路Gl!4の出力により規制され
、シャッター制御信1号Si7が゛Hルベルのときにの
み゛H゛レベルとなる。換言すれば、ナンド回路(36
1の出力端には、ダイレクト測光によるシャッター制御
信号817が出力される。同様にして、メモリーホール
ド。 マニュアルモード、スポットモード時には、ナンド回路
G、7の出力端には、シャッター制御信号816が出力
される。ここで、高速リミッタ−信号TOは、第18図
(c) K示すように、トリガーが開いてから約500
μsの間IH,ルベルを保持するので、ナンド回路G6
.の出力は、ナンド回路G、、 、 G55の出力の類
例に拘らず、この間I Hlレベルとなり、後幕保持用
マグネッ、、、、)MGIが消磁されることがない。 つまり、シャッターの最短秒時が信号TOによって1/
2o−少に限定される。 上記アンド回路G、oの一方の入力端は、トランジスタ
ーQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されていて
、ストロボ電源オン信号814が入力されるようになっ
ている。そして、アンド回路G、。の出力端は、ナンド
回路G6oの一方の入力端およびノット回路G!!、を
通じてナンド回路G511の他方の入力端に接続されて
いる。ナンド回路G118の一方の入力端は、上記ナン
ド回路G、7の出力端に接続されており、ナンド回路G
、。の他方の入力端は、R,8フリッププロップ回路R
8F、(第16図参照)の出力端QK接続されていて、
ストロボ同調秒時信号T3が人力されるようになってい
る。このストロボ同調秒時信号T3は、第18図(fl
K示すように、トリガーが開℃・てからも16 m
sの間I Hlレベルを保つ信号である。上記ナンド回
路G。の出力端は、ナンド回路、G6.の一方の入力端
に接続され、ナンド回路G6゜の出力端は、ナンド回路
G0.の他方の入力端に接続されている。いま、平均ダ
イレクトオートモードまだはオフモードであって、スト
ロボの電源が投入されていないか、またはストロボがカ
メラIOK装着されていないとき、ストロボ電源オン信
号1914は、Llレベルであり、従って、ナンド回路
G0.の出力端には、ナンド回路G、の出力信号と同じ
信号が出力される。また、この状態からストロボが装着
されて電源が投入されると、ストロボ電源オン信号81
4がl Hlレベルとなり、ナンド回路G6sの出力端
には、ストロボ同調秒時信号T3が出力されるようにな
る。このため、シャッター秒時は、定速の!/60秒と
なる。なお、平均ダイレクトオートモードまたはオフモ
ート°以外の撮影モードのときには、アンド回路G70
の出力が“Lルベルとなり、ストロボ同調秒時信号T3
は7ヤツター制御に関与しなくなる。ところで、ストロ
ボの電源がオンされてい′る限り、シャッター秒時をか
ならずストロボ同調秒時にしてス+ロポを発光させるよ
うにしたのは、従来のカメラではシャッター秒時が約1
/6o秒以上の高速のときにはストロボを発光させない
方式を採用して℃・たhl、この方式では撮影者の撮影
意図に反することになるので、これを是正するためであ
る。即ち、従来のカメラでは、被写体が明るい高速、シ
ャッター秒時の場合には、ストロボを発光させる必要が
ほとんどないので、ストロボの電源の消費節約になると
の観点からストロボを発光させないようにしていだが、
このようにしたときには、撮影者の作画意図と反する場
合も生じ不都合であるので、シャッター秒時を強制的に
ストロボ同調秒時にして、ストロボを発光させるように
したものである。 上記ナンド回路G6.の出力端は、抵抗R0Iを通じて
、マグネット駆動回路56のマグネット制御用トランジ
スターQa6のベースに接続されている。 このマグネット制御用トランジスターQ。、は、NPN
型トランジスターで形成されていて、その工“ミッタは
接地−され、コレクタは後幕保持用マグネッ)MG+の
コイルを通じて電源電圧Vccの印加を受けるようにな
っている。この電源電圧Vccの印加が、電源ホールド
回路67(第1’1図参照)の電源ホールド時にのみ行
なわれることは、前述1−だ通りである。また、ナンド
回路G、lの出力端は、CPU50 (第7図参照)の
入力ポートI12に接続されていて、同回路G6.の出
力が露出終了信号813として人力ポートI12に入力
されるようになっている。さらに、ナンド回路G61の
出力端は、ディレィ回路DLoを通じてナンド回路G、
13(第13図参照)の第2の入力端に接続されており
、同回路G6゜の出力がディレィ回路DLoで所定時間
遅延されて、電源ホールド解除信号812と1−てナン
ド回路G3sに人力されるよう(Cなっている、上記デ
ィレィ回路DLoを設けたのは、シャッター駆動回路5
6およびストロボ制御回路66は、電源ホールド回路6
7(第11図参照)を通じて電源が供給されているもの
であり、もし、ナンド回路G6.から出力される露出終
了信号813で直接電源ホールド回路67を解除させる
ようにすると、ストロボ制御回路66が正常に作動し得
ないおそれが生ずるので、これを防止するためである。 前述したように、ナンド回路G3.の出力端は、ナンド
回路G62の一方の入力端およびノット回路G63を通
じてナンド回路G64の一方の入力端にも接続されてい
る。上記ナンド回路G62の他方の入力端は、RSフリ
ップフロップ回路I(SF2(第16図参照)の出力端
Q罠接続されていて、同回路1”tsF’2よりオート
リミッタ−信号T2が人力されるよう尤なっている。こ
のオートリミッタ・−信号T2は、第18図(elに示
すように、トリガー開放後も120sの間’ Hゝレベ
ルを保持する信号であって、オートミードでめ最長露出
秒時を規制する信号である。′まだ、上記ナンド回路G
64の他方の入力端は、RSSフリップフロラ回回路、
8F3(第16図参照)の出力端Qに接続されていて、
同回路R8F。 よりオフリミッタ−信号TIが人力されるようになって
いる。このオフリミッタ−信号T1は、第18図(dl
に示すよう妬、トリガー開放後、24m5の間゛■]゛
レベルを保持する信号で、オフモー ドでのシャッター
秒時を決定する信号である。ナンド回路G、2の出力端
は、アンド回路Gasの一方の入力端1・乞接続され、
ナンド回路G 64の出力端は、アンド回路G6.の他
方の入力端に接続されている。 そして、アンド回路G、5の出力端は、抵抗R8oを通
じてNPN型トランジスター′Q63のベースに接続さ
れており、トランジスターQeaのエミッタは接地され
、コレクタは上記トランジスターQasのベースに接続
されている。いま、ナンド回路G6Iの出力が@L°レ
ベルのとき、即ちオフモードのどき、ノット回路Gas
の出力が°H°レベルとなり、アンド回路G6.の出力
端にはオフリミッタ−信号Tlの反転信号が出力される
。従って、トリガー開放後、24m5経過するとトラン
ジスターQesがオンし、ナンド回路G61の出力の如
F317Cかかわらず、トランジスターQa6がオフし
、マグネットM+3.が消磁されてシャッターが閉成す
る。また、オフモード以外のときは、アンド回路G69
の出力端にはオートリミッタ−信号T2の反転信号が出
力される。従って、トリガー開放後、約2分間が経過す
ると、トランジスターQasがオンし、同様にしてシャ
ッターが強制的に閉成される。 次に、ストロボ制御回路66につい工述べる。P゛NP
型トランジスターQ64は、ベースを抵抗R0を通じて
、R8フリップフロップ回路R8F、(第16図参照)
の出力mQに接続されており、ストロボ同調秒時信号T
3の印加を受けるようになっている。そして、このトラ
ンジスターQaaのコレクタは、接地され、エミッタは
、抵抗R8,を通じてPNP型)ランシスター Qss
のベースに接続されている。トランジスターQssのベ
ースは、抵抗R87を通じて同トランジスターQssの
エミッタに接続されており、このエミッタには電源電圧
Vccが印加されている。また、トランジスター Qe
sのコレクタは、抵抗R+88. R8゜の直列回路を
通じて接地されていて、両抵抗R’ss 、 R,、の
接続点は、コンデンサーC8を介してストロボトリガー
用サイリスターS CB、のゲートに接続されている。 サイリスターSCR,のゲートは、抵抗R,。を通じて
接地されており、カソードは直接接地されている。まだ
、サイリスター5CRfのアノードは、上記ストロボ取
付用シュー24(第2図参照)または接続用コネクター
25(第1図参照)の電気接点を通じてストロボの電気
回路に接続されるようになっており、サイリスターSC
R,の点弧時には、ストロボ発光信号5x9Qストロボ
に伝達するようになっている。 いま、カメラlOにストロボを装着して充電完了後、シ
ャッターレリーズ釦11(第1.2図参照)を押下した
とする。すると、シャッター先幕が走行してトリガー開
放後、約16+nsが経過すると、ストロボ同調秒時信
号′1゛3が゛L°レベルとなるので、トランジスター
Qe+I・1オンし、トランジスターQ6゜がオンして
、サイリスター SCR,のゲートにはコンデンサーC
8を通じてパルス電圧が印加され、同サイリスターSC
B、はオンする。すると、サイリスター5ctt1を通
じてストロボからトリガ電流がストロボ発光信号819
として流れ、ストロボが発光する。 他方、ナンド回路G68の一方の入力端は、トランジス
タ・−Q、4(第14図参照)のコレクタに接続されて
、ストロボ電源オン信号S14を入力されるよう罠なっ
ており、また、他方の入力端は、ノット回路G2.(第
1θ図参照)の出力端に接続されていて、ダイレクト測
光によるシャッター制御信号1917を人力されるよう
になっている。そして、ナンド回路G68の出力端は、
アンド回路G6.の他方の入力端およびノ?ト回路G、
7を介してナンド回路G66の他方の入力端にそれぞれ
接続されている。 ナンド回路G、6およびアンド回路G、。の一方の入力
端は、ナンド回路Gstの出力端にそれぞれ接続されて
いる。ナンド回路Gll、の出力端は、抵抗R81を通
じてPNP型トランジスターQe+のべ・−スに接続さ
れ、アンド回路G6゜の出力端は、抵抗R8□を通じて
NPN型トランジスターQ620ベースに接続されてい
る。トランジスターQetのエミッタには電源電圧Vc
cが印加されており、コレクタは抵抗R,3,R1,、
の直列回路を通じてトランジスターQ、2の4コレクタ
に接続されている。トランジスターQ 112のエミッ
タは接地されている。そ1.て、上記抵抗R1,3,R
+8.の接続点は、上記ストロボ取付用シュー24(第
2図参照)または接続用コネクター25(第1回診月)
の電気接点を通じてストロボの電気回路に接続されるよ
うになっており、ストロボにストロボ調光信号818を
伝達するようになっている。いま、平均ダイレクトオー
トモードまだはオフモー ドのとき、ナンド回路G3.
の出力は911ルベルとなりているので、ナンド回路G
66およびアンド回路G6゜のゲートが開き、アンド回
路G6゜の出力端には、ナンド回路(3asの出力信号
が、ナンド回路G66の出力端には、ナンド回路G68
の出力の反転信号が、それぞれ出力される。カメラlO
にストロボを装着してダイレクト測光によるストロボ撮
影を行なうとき、ストロボ電源オン信号314ハ”H’
レベルであるので、ナンド回路G、8の出力端には、ダ
イレクト測光時のシャッター制御信号S17の反転信号
が出力される。いま、この状態からシャッターレリーズ
釦11<第1.2図参照)を押下し、シャッター先幕が
走行して露出が開始されたとする。露出レベルが適正に
達しな℃・間は、シャッター制御信号S17゛は゛H2
レベルでちり、従って、ナンド回路G、6の出力は°L
’レベル。 アンド回路G6.の出力も°L”レベルとなる。従って
、トランジスターQ6.がオン、トランジスターQat
がオフして、抵抗几、3とR84の接続点は、抵抗R8
,を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロボ調光
信号S18は°H9レベルとなる。ストロボが発光して
、露出光景が適正レベルに達すると、シャッター制御信
号S17が°L9レベルに反転し、こんどは、トランジ
スターQe+がオフ、トランジスターQ62がオンして
、ストロボ調光信号5t8Fi9L′となる。これによ
り、図示しないストロボの調光回路が作動し、ストロボ
の発光が停止される。 なお、カメラlOが平均ダイレクトオートモードでもな
く、オフモードでもないときには、ナンド回路G、2の
出力は°Lルベルとなるので、ナンド回路G6.の出力
は°Hルベル、アンド回路G6.の出力u ’ r、
’レベルとなり、トランジスターQatおよびQ、32
がいずれもオフとなり、ストロボ調光信号818は、ス
トロボがわの調光回路に何らの影響も及ばずことがなく
なる。 第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電気回路を
示している。このタイマー回路68は、本発明のカメラ
lOを制御するだめの各種タイマー信号を創り出す回路
であって、az、76s KHzの基本周波数ツクロッ
クパルスCK(第18図1a)参照)をもと罠、縦続接
続された27個のT型フリップフロップ回路TFo−T
F、、 と、このT型フリップフロップ回路TF、−
TF、、の出力を選択ないし組合せて、所望のタイマー
信号を創り出す選択回路と、タイマー回路6Bの初期設
定のためのリセット回路とから構成されている。上記縦
続接続されたT型フリップフロップ回路TF0〜TFt
6 は、2進カウンターを形成しており、各T型フリッ
プフロップ回路TFo−TF、、の出力端Q。−Q!6
には、2−(n+1)×32.768 KHz (た
だし、nは0≦n≦26の任意の整数で、回路TFnの
添字に対応する。)のパルス信号が出力される。一方、
D型フリップフロップ回路DF、のデーター入力端りは
、ナンド回路G。 (第7図参照)の出力端に接続されていて、CPU50
の人力ボートI6に入力される信号と同じメモリーモー
ド検出信号を人力され又いる。また、このD型フリップ
フロップ回路DF、のクロック入力端CKには、基本周
波数32.768 KHzのクロックパルスCKが人力
へれている。D型りリップフロップ回路DF、の反転出
力端Qは、ナンド回路G、。 の一方の入力端に接続されており、ナンド回路G7゜の
他方の入力端には、上記人力ポート16に入力されるメ
モリーモード検出信号が人力されている。 ブフロップ回路DF、のデーター入力端が°H9レベル
になった瞬間から、クロックパルスCKに同期した負の
パルスをナンド回路G9.の出力端に発生する。また、
D型フリップフロップ回路DF3のデータ・−入力端D
H、トランジスターQst (第tt 回診照)のコレ
クタに接続されていて、レリーズ信号SOを人力される
ようになっており、クロック入力端CKにはクロックパ
ルスCKが印加されている。このクリップフロップ回路
DF3の反転出力端Qは、ナンド回路G8oの一方の入
力端忙接続され、ナンド回路G8oの他方の入力端には
レリーズ信号SOが印加されて、フリップフロップ回路
DF、とナンド回路G8oは、上記回路DFt = G
’−r。と同様に、同期微分回路を形成している。さら
に、D型フリッグフロップ回路DF4のデーター入力端
りは、ノット回路G9゜を介してノット回路G101の
出力端に接続されていて、トリガー信号Slの反転信号
が入力されるようになってかり、クロック入力端CKに
はクロックパルスCKが印加されている。このフリップ
フロップ回路DF、の反転入力端Qは、ナンド回路G8
1の一方の入力端に接続され、ナンド回路G8tの他方
の入力端には、上記トリガー信号Slの反転信号が印加
されるようになっていて、フリップフロップ回路DF4
とナンド回路G□は、上記回路DF、、G、。と同様に
、同期微分回路を形成している。上記3つの同期微分回
路は、タイマー回路68をリセットするだめの回路であ
って、メモリーモー ドが選択されたとき、シャッター
がレリーズされたとき(実際には電源ホールド回路67
に通電が行なわれたとき)、露出が開始されたとき(ト
リガー信号が°L’レベルとなったとき)の各場合に、
リセットパルスを発生する。 タイマー回路68は、どの時点からタイマーの作動を開
始するかの基準時点を指示してやる必要があるが、上記
リセットパルスによってタイマー回路68をリセットす
ることKよりこれを行なうためでちる。リセットパルス
が出力されるナンド回路G、。、G、。およびG、1の
出力端は、3入力アンド回路(3g2の各入力端に接続
されており、アンド回路G82の出力端は、ノット回路
Go+を通じてT型フリップフロップ回路TFo−TF
、6の各リセット入力端に接続されている。また、アン
ド回路G82の出力端は、選択回路を形成するR、Sフ
リップフロップ回路R8Fo−R8F3.R8F、、R
8F、 の各IJ セット入力端Rに、それぞれ接続さ
れており、オア回路G 114の一方の入力端にも接続
されている。 上記RSSフリップフロラ回路R8Foのセット入力端
には、T型フリップフロップ回路TF、の反転出力端Q
3が接続されていて、出力端Qからは、第18図(cl
に示すようK、トリガー信号81が11]ルヘルに反転
してかもも0 、5 m Sの間e Ht レペルヲ保
持し、しかる後に°L9レベルに反転する高速リミッタ
−信号Toが出力されるようになっている。 また、R,Sフリップフロップ回路R8F3のセット入
力端Sには、ナンド回路G、3の出力端が接続されてい
て、ナンド回路G、3の一方の入力端にはT型フリップ
フロップ回路TF8の出力端Q、が接続され、他方の入
力端にはT型フリップフロップ回路TF7の出力端Q7
が接続されている。このため、RSSフリップフロラ回
回路、SF3の出力端Qには、第18図(dlに示すよ
うに、トリガー信号S1が゛Hルベルに反転してからも
24 m sの間゛Hルベルを維持し、しかるのちに°
Lルベルに反転するオフリミッタ−信号TIが出力され
るようになっている。さらに、RSフリップフロップ回
路R8F217)セット入力端Sには、T型フリップフ
ロップ回路TF2. の反転出力端一、が接続されて
いて、出力端Qには、第18図(e)に示すように、ト
リガー信号S1が゛Hルベルに反転してからも120s
の間°[(。 レベルを維持し、しかる後に”Lルベルに反転するオー
トリミッタ−信号T2が出力されるようになっている。 さらにまた、R8フリップフロップ面路R8F、のセッ
ト入力端8 kは、T型フリップフロップ回路TF8の
反転出力端Q、が接続されていて、出力端Qには、第1
8図(f)に示すように、トリガー信号S1が”H’レ
ベルに反転してからも16m5メ間°Hルベルを維持し
、しかる後に°L゛レベルに反転するストロボ同調秒時
信号T3が出力されるようになっている。そして、との
R,Sフリップフロップ回路R8F、の反転出力端Qは
、D型フリップフロップ回路D Fsのデーター入力端
DVc接続されると共に、ナンド回路G8゜の一方の入
力端にも接続されている。D型フリップフロップ回路D
F、のクロック入力端CKには、クロックパルスCKが
印加されており、同回路DF、の反転出力端Qは、ナン
ド回路G8.の他方の入力端に接続されている。ナンド
回路G8゜の出力端は、RSフリップフロップ回回路8
F40セット入力端Sに接続されており、R,8フリッ
プフロップ回路R8F、のリセット入力端Rは、上記オ
ア回路G84の出力端に接続されている。オア回路G8
4の他方の入力端は、T型りリップフロップ回路TF、
、の反転出力端Q + s忙接続されている。従って、
RSSフリップフロラ回回路、S F、の反転出力端Q
からは、第18図(glKベルに復帰するストロボ充電
ゲート信号T4が出力されるようになっている。また、
R8フリップ・フロップ回路)LaF3のセット入力端
Sには、3入力ナンド回路G8.の出力端が接続されて
おり、ナンド回路G0の各入力端には、T型フリップフ
ロップ回路TF、 、TF、およびTF、の各出力端Q
s +Q6およびQ、がそれぞれ接続されている。従っ
て、RSフリッ、プフロップ回路R8F6の反転出力端
Qには、第18図(hlに示すように、トリガー信号8
1が°Hルベルに反転してから22m5経過後に°H9
レベルに反転するストロボアンダーリミッタ−信号T6
が出力されるようになっている。さらに壕だ、R,8フ
リップフロップ回路R8F、のセット入力端Sには、T
型フリップフロップ回路TF2.の反転出力端C0が接
続されており、よって出力端Qには、第18図(i)に
示すように、トリガー信号S1が”H’レベルに反転し
てから約70分で°Lルベルに反転するメモシーリミッ
タ−信号T、 7が出力されるようになっている。なお
、T型フリップフロップ回路TF、、の出力端Q +s
からは、約10 Hzに近い上記点滅周期信号T8が出
力されるようになっている。 第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターA、2(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値Svと絞り値AVとのア
ナログ演算値(8V−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU50に入力させる役目をする。このD−A変換
回路58は、公知の8ビツトラダー型り、−A変換回路
であり、16個のアナログスイッチAso−As1.A
s、、 〜As、?と、8個のノット回路G1.。〜G
47と、16個の抵抗R14,〜”1B’FtR,60
% R1,66と、オペアンプA2Iとで構成されてい
る。上記アナログスイッチASo〜AS7.As、。〜
As、7 のうちの半数のアナログスイッチASo〜A
S7の入力端には、基準電圧Vr1がそれぞれ印加され
ており、残りの半数のアナログスイッチAS、。 〜A8..の入力端には、上記基準電圧Vrsより高い
基準電圧vr2がそれぞれ印加されている。また、アナ
ログスイッチAso−As、の一方の制御入力端および
アナログスイッチAs、o〜A S 17の他方の制御
入力端には、CPU50の出力ポート06より各ビット
信号す。−R7がそれぞれ印加されており、アナログス
イッチAso−As、 の他方の制御入力端およびア
ナログスイッチAS、o〜As、、 の一方の制御入
力端には、ノット回路G、、o% Q 、、、を通じて
上記各ビット信号す、〜b7の反転信号がそれぞれ印加
されるようになっている。さらに、アナログスイッチA
so−Asフの出力端と、アナログスイッチASI0〜
As、、の出力端とは、それぞれ一対ずつ接続されて、
抵抗R3,。〜R11の一端にそれぞれ接続されている
。抵抗比1.。〜R47の7他端は、直列に接続された
抵抗”+49 * RI60” llI+Mlの各接続
点に接続されている。即ち、抵抗R1,。の他端は抵抗
R7゜とR2,。との接続点に、抵抗R+、s、の他端
は抵抗R,,oとR1□との接続点に、抵抗R1,2の
他端は抵抗R1,6,とR16,との接続点に、抵抗R
83,の他端は抵抗R5,2とR463との接続点に、
抵抗R,,,の他端は抵抗R1,3とR36,との接続
点に、抵抗R1□の他端は抵抗R1,、、とR,、、と
の接続点に、抵抗R156の他端は抵抗礼。、とR1,
66との接続点に、抵抗R1,7の他端は抵抗R166
とオペアンプA2Hの非反転入力端との接続点に接続さ
れている。抵抗R14,の一端には上記基準電圧Vrx
が印加されており、各抵抗R14゜〜R3,7の抵抗値
は、各抵抗R,,,,−R1,66の抵抗値の2倍とな
るように設定されている。上記オペアンプA21は、反
転入力端が出力端に接続されていてボルテージホロア回
路を形成しており、その出力端はコンパレーターA1□
(第7図参照)の反転入力端に接続されている。 このように構成されたD−A変換回路58の出力端へな
るオペアンプA2.の出力端には、CPU50から出力
される各゛ビット信号の採る値によって、′。 VDA =、Vrl + −(R72°+b、2 ’十
す、、2 ”3−4 +b、2 +b32 +b、2 +b、2 +
b。2 )なる出力電圧VDAが得られる。なお、こ
のD−A変換回路58は、既に公知のものであり、かつ
、本発明の主旨とも関係しないので、その詳しい動作の
説明を絃に省略する。また、このD−A変換回路58と
コンパレーク−A、2との組合せでなる逐次比較型のA
−D変換回路の動作については、後のフローチャートの
説明のところで詳しく述べる。 第19図(5)および(均は、上記撮影情報表示装置3
9を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ示してお
り、第19図(A)は表示用のセグメント電極のパター
ンを、第19図(B)は上記セグメント電極に液晶層を
介して対向される背面電極のパターンを、それぞれ示し
ている。この撮影情報表示装置39においては、後に詳
述するように、1/ デユーティ・一バイアスの駆動方
法を採用しており、上記背面電極は、第1ないし第3の
背面電極RE、〜RE。 に分割されている。また、との゛第1ないし第3の背面
電極RE、〜RE3に対応するセグメント電極は、最大
′3つを1組として1本の信号ラインで接続されていて
、第20図に示すように、同一の信号ラインi続された
各セグメント電層はそれぞれ異なる背面tm’Rgt〜
RE8にのみ対応するjうにな−ている。従って、セグ
メント電極は、第1の背面電極FLE□に対応する第1
のセグメント電極群と。 第2の背面電極BE2に対応する第2のセグメント電極
群と、第3の背面゛電極RE3に対応する第3のセグメ
ント電極群とに区別することができる。第1のセグメン
ト電極群に含まれるセグメント電極としては、最上位に
横方向に直線状に順次列設された横長の長方形状のポイ
ン、ト表示用セグメント電極(“0VER”電極、“’
LONG” 電極の上位に形成されたものを含む)、お
よび補正表示用の“±” 電極がある。また、第2のセ
グメント電極群に含まれるセグメント電極としては、中
程に横方向に直゛線状に411次列設された横長の長方
形状のバー表示用セグメント電極、0VER”電極t°
“LONG”電極、“’MEMO°′電極、および“5
POT”電極がある。さらに、・第3のセグメント電極
群としては、“′1”〜6“2000”のシャッター秒
時電極、このシャッター秒時電極の下位に円形および三
角形状に形成された定点合致指標電極、この定点合致指
標電極の左右の対応する位置に設けられたストロボ撮影
時の露出オーバー−露出アンダー表示用の°゛−”およ
び“+”電極、並びに“MANUAL″。 ”AUT、0”、”HIGH”、“5HDW”の各モー
ド表示用電極がある。1ないし3個のセグメント電極を
接続する信号ラインは全部で39本設けられていて、各
信号ラインは後述するレベル変換回路(第23図参照)
の出力端であるMO8型電界効果トランジスターQ、。 6*QIO?の接続点に接続され、セグメント駆動信号
JO〜J3Bが印加されるようになっている。一方、第
1ないし第3の背面電極BE。 〜■tg、は、後述するコモン信号出力回路(第24図
参照)の出力端であるMO8型電界効果トランジスター
Q+Ql * Q+o+ + Qloz + Qtos
およびQ104 + Ql(Hの接続点にそれぞれ接続
されており、コモン信号HO〜H2を印加されている。 な゛お、“9”には、信号ラインが接続されていないが
、このマークは液晶表示されるものではなく、上記スト
ロボの充電完了表示用発光ダイオードD+(第14図参
照)によって表示されるものであるので、液晶表示用の
信号ラインの接続は必要ない。また、上記セグメント電
極、信号ラインおよび背面電極RE、〜BE。 は、透明電極で創られていて、撮影情報表示装置3.9
は光透過形に形成されている。さらに、以下、上記セグ
メント電極ないしはセグメント電極に対応して発色され
る液晶の表示領域を、単にセグメントということにする
。 第21図は、上記液晶駆動回路61の詳細な電気回路図
を示している。この液晶駆動回路61は、上記撮影情報
表示装置39を形成する液晶表示板を発色駆動する回路
である。JKフリップフロップ回回路KFoとJKF、
とは、回路JKF、の出力端Qが回路JKF、の入力端
Jに、回路JKF、の反転出力端Qが回路JKF’0の
入力端Jにそれぞれ接続され、入力端Kに電源電圧Vc
cがそれぞれ印加されると共に、クロック入力端Tにク
ロックパルスCKがそれぞれ印加されて、公知の同期式
の3進カウンターを構成しており、各回路JKFo、J
KF、の出力AO,AIは、それぞれ第25図(b)
、 (C)に示すようになる。また、JKクリップフロ
ップ回回路KF。 は、入力端Jを上記JKフリップ70ツブ回路JKF、
の出力端Qに接続され、入力端Kをノット回路G、。、
を介して上記回路JKF、の出力端Qに接続されており
、クロック入力端TにクロックパルスCKの印加を受け
て、D型フリップフロップ回路を形成している。このD
型りリップフロップ回路は、JKフリップフロップ回回
路KF、の出力AI 。 を、クロックパルスCKの1周期分だけ遅らせる回路で
、その出力A2は第25図(d)に示すようになる。さ
らに、JKフリップフロップ回回路KF、は、入力#M
JおよびKに電源電圧Vccがそれぞれ印加され、クロ
ック入力端TがJKフリップフロップ回回路KF2の出
力端Qに接続されて、2進カウンターを形成しており、
その出力A3は、第25図(e)に示すように、回路J
KF、g出力A2を14に分周したものとなる。 表示用RAM (D RAM ) 85は、CPU50
によりアドレスバスおよびデーターバスを通じて直接ア
クセスされるメモリーであって、DRAM85の各メモ
リーエリアと、撮影情報表示装置39の表示用セグメン
トとは一対一に対応してい゛る。撮影情報表示装置39
は、102個の表示用セグメントを有して構成されてい
るので、DRAM85には、102個のメモリーエリア
S E Go=S E GIOIが確保されていて、こ
れらメモリーエリアSEG、−8EG、。、の内容が1
02個の出力端より信号合成回路100に出力されるよ
うになっている。 上記信号合成回路100は、撮影情報表示装置39を1
A デユーティ・情バイアスで駆動するためK。 DRAMssの出力端から出力される102個の信号を
時分割により39本のラインに出力信号KO〜に38と
して出力するための回路である。1/3デユーテイ・〃
バイアスの駆動方法を採用することにより、撮影情報表
示装置39と液晶駆動回路61との間の接続ライン数を
少なくしている。この信号合成回路100は、その一部
を第22図に示すよ5に、原則的には、4つのナンド回
路と1つのエクスクルーシヴオア回路とを1単位とし、
これらが複数個設けられて構成されている。例えば、ナ
ンド回路G200の一方の入力端には、上記JKスフリ
ップフロ2回路JKF2の出力A2が印加されており、
他方の入力端はDRAMssからメモリーエリア5RG
oの内容に対応する信号を印加されている。また、ナン
ド回路0201の一方の入力端には、上記JKスフリッ
プフロ2回路JKF、の出力AIが印加さ゛れており、
他方の入力端はDRAMssからメモリーエリアSEG
、の内容に対応する信号を印加されている。更に、ナン
ド回路G 2o、の一方の入力端には、上記JKスフリ
ップフロ2回路JKF、の出力AOが印加されており、
他方の入力端はDRAMssからメモリーエリア5EG
2の内容に対応する信号を印加されている。各ナンド回
路G、。0IG20110202の出力端は、3人力ナ
ンド回路G 、o、の各入力端にそれぞれ接続されてお
り、ナンド回路G2.。 の出力端は、エクスクルーシヴオア回路GH2の一方の
入力端に接続されている。エクスクルーシヴオア回路G
212の他方の入力端には、JKフリップフロップ回回
路KF、の出・力A3が印加されていて、エクスクルー
シヴオア回路G212の出力端からは信号KOが出力さ
れるようになっている。この信号KOは、例えば第東5
図(i)に示すように、DRAMssの出力端から出力
される信号を、1/3に時分割する信号となっている。 同様にして、ナンド回路G 203〜a2os、3人力
ナンド回路G!10およびエクスクルーシヴオア回路0
213により、DRAMssのメモリーエリアSEG、
〜SKG、の内容に対応する信号が、1乙に時分割され
て信号に1として出力され、ナンド回路G 2o6〜G
、。8.3人力ナンド回路G□、およびエクスクルーシ
ヴオア回路G79.により、DRAMssのメモリーエ
リアS E G、〜SBG、の内容に対応する信号が、
贋に時分割されて信号に2として出力される。このよう
にして、DRAMssの102個のメモリーエリア5E
Go−8BG、。、の内容に対応・する信号は、全部で
39個の信号KO〜に38として出力される。そして、
信号KO〜に38は、第23図に示すレベル変換回路を
通じて、それぞれセグメント駆動信号JO〜J38とし
て変換され、撮影情報表示装置39の表示用セグメント
に印加されるようになっている。第25図(jlには、
セグメント駆動信号の一例として、信号Joの波形が示
されている。上記レベル変換回路は、ノット回路G、2
..PチャンネルMO8型電界効果トランジスターQt
oaおよびnチャンネルMO8型電界効果トランジスタ
ーQlotで構成されている。ノット回路G、2.の入
力端には、上記信号Kn (n=o 〜38)が印加さ
れており、ノット回路G27.の出力端は、トランジス
ターQ+oa * QIO?のゲートにそれぞれ接続さ
れている。トランジスターQ1oaのソースは定電圧V
oカ印加され、トランジスターQ+otのソースは−v
oの定電位となっている。また、トランジスタQI06
とQl。、のドレインは互いに接続され、この接続点よ
り上記セグメント駆動信号Jn(n=0〜38)が取り
出されるようになっている。このようなレベル変換回路
がセグメント駆動信号JO−J38の数だけ、即ち39
個設けられていることは云うまでもない。 第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコモン信号
出力回路を示している。このコモン信号出力回路は、ノ
ット回路−G215# 0ttt〜G2,4と、ナンド
回路G2,6〜G22.と、PチャンネルMO8型電界
効果トランジスターQ1゜osQr。t * Q164
と、nチャンネルMO8型電界効果トランジスターQI
OI * QI03 eQ、。、と、抵抗R200”’
−R2o、とで構成されている。ナンド回路G、、、の
一方の入力端には、JKフリップフロップ回回路KF3
の出力A3が印加されており、他方の入力端には、JK
フリップ70ツブ回回路KFoの出力AOが印加されて
いる。そして、ナンド回路q216の出力端は、Pチャ
ンネルMO8型電界効果トランジスターQ、。0のゲー
トに接続されている。また、ナンド回路G2,7の一方
の入力端には、ノット回路G21.を通じて上記出力A
3の反転信号が印加されており、他方の入力端には、上
記出力AOが印加されている。そして、ナンド回路G2
17の出力端は、ノット回路G2□2を通じてnチャン
ネルMO8m電界効果トランジスター″−Q Io +
のゲートに接続されている。上記トランジスターQ I
o。 のソースには定電圧+2voが印加されており、トラン
ジスターQ、。、のソースは一2Voの定電位となって
いる。そして、トランジスターQ、。(、+Qto+の
ドレインは互いに接続されていて、この接続点は、抵抗
R11!ooを通じて接地されている。第1のコモン信
号HOは、トランジスターQ1oo + Q+o+のド
レインの接続点から取り出されるようになっている。 を出力する回路が、ナンド回路G2181 G 219
+ノット回路G2231)ランシスターQ+02 +
Qtosおよび抵抗R2o、で構成され、第3のコモ
ン信号H2を出方する回路が、ナンド回路G220 *
G221 rノット回路G224sFランシスターQ
+041 QI05および抵抗R2o2で構成されてい
る。上記第1ないし第3のコモン信号HO〜H2の波形
は、第25図(f)ないしくh)のようになる。 次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図(a)〜(
m)のタイムチャートを参照しながら説明する。 −例として、セグメント5EGo、SBG、、5EG2
(以下、D R,AM 85のメモリー王リア5EGo
〜8EG、。、に対応する表−水用セグメントを、メ
モリーエリアの符号と同一の符号を付して示す。)の動
作に着目して、セグメンl−SEG、、SEG、が発色
、セグメン)SEG、が発色しない状態の動作について
説明する。いま、セグメン)SEGo、5EG2は発色
するので、DRAMssの対応するメモリーエリアの内
容は°1′である。一方、セグメン)SEG。 に対応するメモリーエリアの内容は0”である。 出力A2 、 AI 、 AO)’1、メモリーエリア
SBG、。 SEG、、8EG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路Gtooの出力端に出力させるためのゲート信号の
役目をする(第25図(b) 、 (C) 、 (d)
参照)。ナンド回路G20Gの出力は、出力A3(第2
5図(e)参照)とエクスクルーシヴオアされて回路G
212の出力端(h)参照)のいずれかが゛[1゛レベ
ルの区間は、ナンド回路avooの出力が+ Hlレベ
ルであれば°L’レベルとなり、ナンド回路G、。、の
出力が°L°レベルであれば°Hルベルとなる。また、
信号KOは、コモン信号Ho−H2のいずれがが°Lル
ベルの区間は、ナンド回路026 gの出力がI Hl
レベルであればl Hlレベルとなり、ナンド回路G
209の出力が゛L′ビベルであれば′L゛レベルとな
る。これにより、ナンド回路Gl!09の出力がl H
lレベルならば、後で述べるセグメント駆動信号Joと
コモン信号H。 〜H2との電位差が3■oとなることにより、セグメン
トに対応する液晶が発色する。また、ナンド回路G2゜
、の出力が°Lルベルならば、セグメント駆動信号JO
とコモン信号HO〜H2との電位差がVoとなることに
より、セグメントに対応する液晶は発色しない。いま、
セグメン)SEGo、5EG2に対応するDRAM85
のメモリーエリアの内容は11゛で、セグメントSEG
、に対応するDRAM85のメモリーエリアの内容は@
0°であるので、信号KOの波形は第25図(i)に示
すようになる。従って、レベル変換後のセグメント駆動
信号JOは、第25図U)に示すようになる。よって、
コモン信号HOとセグメント駆動信号JOとの電位差H
O〜JOは、第25図(k)に示すようになり、セグメ
ントSEG。 − はるアユ−ティで発色することになる。また、コモン信
号H1とセグメント駆動信号、LOとの電位差H1〜J
Oは、第25図())に示すように常にV。となり、セ
グメントSEG、は発色しない。さらに、コモン信号H
2とセグメント駆動信号JOとの電位差H2〜JOは、
第25図(m)に示すようになり、セグメント5EG2
は/3アユー1イで発色することになる。他のセグメン
)8EG3〜8EGtotについても、全く同様にして
発色が制御される。なお、上述のようにセグメントか4
アユ−ティで発色されても、人の眼には連続的に発色し
ているように見えることは云うまでもない。また、上記
メモリーエリアS EGo =S EG+ot の添字
は、説明のために付されたもので、メモリーエリア8E
Go〜SEG、。、の番地とは直接的には関係がない。 ここで、表示用セグメントとDRAM85のメモリーエ
リアの番地との対応関係について簡単に説明する。原則
として、ポイント表示用データーは、そのままD■LA
Ms5のメモリーエリアの番地を指定する。例えば、ポ
イント表示用のセグメント列の最左端(高速秒時がわ)
のセグメントが、DRAM85のメモリーエリアの0番
地に対応していたとする。右に1つずつセグメントが移
動するごとに、そのセグメントに対応するメモリーエリ
アの番地は1番地ずつ増えてゆくことになる。いま、ポ
イント表示用データーが°4′だったとすると、DRA
M85のメモリーエリアの4番地に°l′をストアする
ことにより、ポイント表示用セグメント列の最左端から
5番目のセグメントを発色表示することになる。この番
地の指定は、任意に設定することができ、本発明のカメ
ラ10では、後述するプログラムからも判る通り、ポイ
ント表示用セグメント列の、“0VER”セグメントの
上位に対応する最左端のセグメントをメモリーエリアの
C41番地に、LONG”セグメントの上位に対応する
最右端のセグメントをC40(=C41−1−35)番
地に指定している。なお、後述するプログラムでは、ポ
イント表示用データーとバー表示用データーとを同じ演
算式を用いて求めており、その番地指定のまま表示する
と重複する。これは、バー表示の場合には、表示データ
ーにある定数を加算してDRAM85のメモリーエリア
の番地指定をずらすことにより解決されるが、プログラ
ム上はその定数の加算については、特に明示しなかった
。 第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシャッター秒
時の計数方法をグラフで示したものである。 実際には、CPU50の内部でソフトウェア的に行ナワ
レルもので、後に詳細に説明するが、ここではまず簡単
にその概要について説明しておく。メモリーモードは、
実際にダイレクト測光で撮影した実露出時間を計数し、
これに基づいて露出制御を行なうものであるが、露光量
を記憶するため、メモリーモード撮影中に絞りあるいは
フィルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量が
一定となるように記憶値を変更する必要がある。この場
合、絞り値およびフィルム感度値は、本発明ノカメラl
Oでは、最小有効ピッ、) (Least 51g1
ficantBit 、 LSB)1/i2’Bv t
7)精度をもった対数圧縮情報であるので、上記実露出
時間も絞り値、フィルム感度値と同系列の数値に変換す
る必要がある。 このための方法としては、(1)実露出時間を同一の周
期のパルスで計数した後、CPU50でL8B/、□E
vのTv値に変換する方法、(2)計数の基準となるク
ロックのパルス周期を時間と共に変え、計数値そのもの
をLSBI/i。Evの時間値(以下、Tv値と記す。 )相当の値となるようにする方法、02つの方法が考え
られる。本発明のカメラ1oでは、後者の方法を採用し
ている。実露出時間を厳密にTv値に変換するには、ク
ロック周波数の制御が非常に複雑になる。このため、本
発明のカメラ10では、露出時間が倍々になるごとにク
ロック周期も倍々になるように制御している。第26図
は、実露出時間をTv値に変・換するための理想曲線A
と、本発明のカメラ10が採用する方法による変換−@
Bとの関係を示しており、本発明のカメラ10の採用す
る方法によれば、理想曲線Aからの誤差は、量子化誤差
を含めても最大約0.08Ev程度しかなく、カメラと
しては充分な精度を発輝することができるものである。 なお、第5図中に示したデジ゛タル露出情報導入回路6
0は、マニュアルシャッター秒時および補正値CvをC
PU50内にデジタル量のまま入力させる回路であるが
、既に周知の回路手段を用いて容易に構成することがで
きるので、詳しい説明および図示を絃に省略する。また
、基準電圧回路69についても同様に、詳しい説明およ
び図示を厳に省略する。 以上のように、本発明のカメラ1oは構成されている。 オートモードと、マニュアルモードと、オフモーオート
モードは、被写体の明るさを測光してシャレクトオート
モード、スポットオートモート、ス)オー)−v−−)
”ハ、露出中にフィルム面およびシャッター幕面から反
射する被写体光を平均測光しは、上記メモリー指令操作
ノブ13の指標を[MEMが選択されると、選択後1駒
目の撮影時のシャッター秒時がカメラlo内に記憶され
、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13の指標を「c
LEARJ指標に対応させることによってメモリーモー
ドがクリアーされない限り、何駒分ても同一の露出レベ
ルで撮影が行なわれる。また、上記スポットオートモー
ドは、撮影前に複数の被写体部位をスポット測光して、
各被写体部位の輝度値の平均値を用いて適正露出となる
ようにシャッターが自動的に作動される撮影モードであ
り、オートモードの状態で上記スポット入力釦14を押
下することによってスポットオードモードが選択される
と同時に、スポット測光値の入力および記憶もなされる
ようになっている。なお、スポット測光値としては、上
記部分測光用の光起電力素子PD2に光学的に対応する
ようにファインダー内に設けられたスポット測光指標(
図示されず)に映し出された被写体部位の測光値が入力
される。このスポットオートモードにおいては、ハイラ
イト指令釦15またはシャドウ指令釦16を押下するこ
とによって、さらにハイライトモードまたはシャドウモ
ードの選択が可能である。ハイライトモードの場合には
、複数のスポット測光値のうちで、最大輝度のスポット
測光値を基準として、これより2 ”/4 Evだけ露
出が低下するようにシャッター秒時が決定されて露出制
御が行なわれる。また、シャドウモードの場合には、複
数のスポット測光値のうちで最小輝度のスポット測光値
を基準として、これより2 /3 Evだけ露出が高く
なるようにシャッター秒時が決定されて撮影が行なわれ
る。さらに、上記ストロボオートモードは、オートモー
ドの状態でストロボ取付用シー−24にストロボを装着
しあるいは接続用、コネクター25にストロボを接続し
、がっ、同ストロボの電源をオンさせたときに選択され
る撮影モードであり、シャッターがストロボ同調秒時で
ある1/60秒で作動されると共に、適正露出でス)−
ロボが自動調光される。 上記マニュアルモードは、上記マニュアルシャッター秒
時設定環7によって設定されたシャッター秒時でシャッ
ターを作動させる撮影モードであって、上記撮影モード
切換用操作ノブ21をrMANUALJ指標に対応させ
る仁とによって選択される。 このマニュアルモードは通常マニュアルモートド、スポ
ットマニュアルモートド、ストロボマニュアルモードと
に分けられる。しかし、この3つのモードは、撮影情報
表示装置39における表示の態様が異なるだけで、シャ
ッターがマニュアルシャッター秒時で作動される点にお
いては同じである。 なお、マニュアルモードではメモリーモードの選択はで
きず、また、スポットマニュアルモードでは、ハイライ
トモード、シャドウモードの選択が可能である。 上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ21をr
OFFj指標に対応させることによって選択される撮影
モードで、平均ダイレクト測光で被写体光が測光され、
シャッター秒時が’40秒より短い場合にはそのシャッ
ター秒時でシャッターカ閉成され、署。秒より長い場合
には、署。秒で強制的にシャッターが閉成される。 次に、第27図のフローチャートを参照しながら。 カメラ10の動作およびCPU50におけるプログラム
の流れKついて概説する。まず、カメラlOに電源が投
入されると、CPU50およびインターフェースが初期
状態にリセットされ、次に、カメラ10の撮影モードに
応じて所定のプログラムへの分岐が行なわれる。まず、
カメラ10がダイレクトオートモードであった場合には
、オートであるか否かの判定をイエス(以下、フローチ
ャート上ではイエスの分岐方向をYで示す。)で、スト
ロボ電源オンであるか否かの判定をノー(以下、フロー
チャート上ではノーの分岐方向をNで示す。)で、スポ
ットモードであるか否かの判定をノーで、それぞれ抜け
て、ダイレクトオートモードのだめのプログラムに入る
。なお、いまメモリーモードは選択されていないとする
。このプログラムでは、まずモード切換直後であるか否
かの判定が行なわれ、モード切換直後の場合には、ファ
インダー内表示、インターフェースおよびCPU 50
の内部レジスターのリセットが行なわれる。次に、開放
側、 光による平均輝度値(以下、輝度値をBy値と
記す。)。 (フィルム感度値−絞り値)の演算値(μ下、 Sv−
Av値と記す。)および補正値(以下、Cv値と記す。 )が順次人力され、仁の後メモリーホールドであるか否
かの判定が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレ
クト測光による実露出時間が既に記憶された状態をいい
、同じメモリーモードでありながら、単にメモリーモ・
−ドが選択されただけで実露出時間が記憶されていない
メモリーセットの状態とは区別される。メモリーホール
ド状態であればTv値の演算番ζ用いる平均Bv値等を
既にホールドしたものと変更l7、しかる後にTv値の
演算を行なう。そ1.てTv値の演算が終了したなら行
なわれ、シャッターレリーズがされていなければ、■−
■を通じてフローチャートの初めに戻り、シャッターが
レリーズされるまで、ループを繰り返す。このため、撮
影情報表示装置39には、常+c最新の適IEシャッタ
ー秒時(Tv値)がバー表示される。シャッターがレリ
ーズされると、トリガー開か否かの判定でループして露
出が開始されるまで時期17、トリガーが開くと、メモ
リーモードでなければダイレクト測光による積分出力が
所定レベルに達した時点でシャッターが閉じて露出が終
了される。また、メモリーモードであってメモリーホー
ルドでなければ、実露出時間のカウントが同時に行なわ
れる。さらに、メモリーモー ドであってメモリーホー
ルドでちれば、既に記憶されているTv値に基づいてシ
ャッター秒時が制御される。そしく、露出終了後は、■
−■を通じてフローチャートの初めに戻って、次の撮影
のための表示を繰り返す。 また、カメラ1oがスポットオートモードであった場合
には、オートモードであるか否かの判定をイエスで、ス
トロボ電源オンであるか否がへ判定の判定をノーで、ス
ポットモー ドであるか否かの判定をイエスでそれぞれ
抜けて、スポットオートモードのだめのプログラムに入
る。このプログラムでは、まずスポット人力があるか否
かの判定が行なわれるが、スポットモード選択時にはか
ならずスポット人力があったことになるので、まず、ス
ポットオートモードでスポット入力ありのプログラムに
入り、次に、モー ド切換直後であるか否かの判定が行
なわれ、切換直後の場合には、ファインダー内表示、イ
ンターフェースおよびCPU50の内部レジスターのリ
セットが行なわれる。 次に、開放測光によるスポットBy 値、 Sv −A
v値が順次人力され、Tv値の演算を行なった後、この
Tv値を記憶すると共に、ポイント表示する(第48図
番wA)。続いて、ハイライトモードまたはシャドウモ
ードかの判定を行ない、これらのモードでなければ、C
v値の人力を行ない、補正を加味したうえで、 Tv値
の単純平均の演算を行なった後、これをバー表示する(
第50図参照)。ここで、Tv値のポイント表示におい
ては、Cv値を加えず、75 ′−表示においては
これを加味したのは、ポイント表示は被写体輝度の表示
が原則であって、実際はスポット人力時の被写体輝度を
もと忙適正レベルのTv値換算の表示を行なっているた
めであり、−方、バー表示は実露出時間レベルの表示な
ので補正を加味してこれを表示するようにしただめであ
る。平均値のバー表示の後、レリーズが否かの判定が行
なわれ、レリーズされていなければ、■−■を通じてモ
ー ド判別のプログラムに戻り、再びスポット入力があ
るか否かの判定に入る。スポット人力後2回目のループ
では、スポット入力状態が1回目のループの中で解除さ
れているので、こんどは、スポット人力なしのプログラ
ムに入る。 ここでは、まず、Sv −Av値が入力され、記憶され
た複数のスポットBv値に基づいてTv値がそれぞれ演
算され、各Tv値のポイント表示の変更がなされる。即
ち、スポット入力操作による記憶はあくまでも露光量の
記憶であるので、露光量が一定となるように人カポイン
ドの変更を行なう。次に、ハイライトモー ドまたはシ
ャドウモードであるが否かの判定□が行なわれ、これら
のモー ドでなければ、Cv値を入力した後に、補正を
加味してTv値の単純平均を演算し、この平均値をバー
表示する(第50図参照)。続いて、現在測光中のスポ
ラ) Bv値を人力し、このBv値を適正な露出を与え
るTv値に換算してポイント表示する。このポイント表
示は、点滅表示によって行なわれ、既に入力したBv値
に基づ(Tv値と区別される。次に、メモリーホールド
であるか否かの判定を行ない、メモリーホールドであれ
ばレリーズか否かの判定に抜け、そうでなければ、ハイ
ライトモードであるか否か、およびシャドウモードでち
るか否かの判定に入る。も17、ハイライトモードでも
シャドウモー ドでもなければ、レリーズであるか否か
の判定に抜ける。 次に、スポットオートモードで、ハイライトモードまた
はシャドウモードであ゛った場合について述べる。いま
、スポット人力操作がなされ、Tv値のポイント表示が
終ったとする。次に、ハイライトモードまたはシャドウ
モードであれば、バー表示の変更は行なわず、シャッタ
ーレリーズの判定により再びモード判別のプログラムへ
分岐する。 そして、再びスポット入力の判定に至ると、こんどはス
ポット入力なしのプログラムに入り、露光量が一定とな
るように、ポイント表示のシフトが行なわれ、しかる後
に、ハイライトモードまたはシャドウモー ドの判別が
行なわれる。いま、ハイライトモードまたはシャドウモ
ードであるので、バー表示のシフトは行なわず、現測光
値のポイント表示を行なった後、メモリーホールドでな
ければ、次にハイライトモードであるか否かを判別する
。もし、ハイライトモー ドであれば、スポット入力操
作により記憶した複数の輝度値のうちの最高輝度値に対
し2 /3ByだけオーバーとなるTv値をバー表示す
る(第52図参照)。このバー表示の際には、撮影者が
どの測光ポイントを基準に2V3Evオーバーがわなの
かを明確に知ることができるようにするため、バー表示
の先端は、一旦最高輝度値に対応するTv値まで伸び(
第51図参照)、この後、その点から2 ”/3 Bv
オーバーがわに停止する(第52図参照)。他方、もし
、シャドウモードであれば、スポット入力操作により記
憶した複数の輝度値のうちの最低輝度値忙対し22/
EvアンダーとなるTv値をバー表示する(第56図参
照)。 この場合でも、バー表示の先端は、一旦最低輝度値忙対
応するTv値まで戻り(第55図参照)、この後、その
点から2 /4 Bvアンダーがわに停止する(第56
図参照)。 そして、スポットオートモードで、シャッターがレリー
ズされると、次に、トリ゛ガーが開いたか否かの判定で
ループして露出が開始されるまで待期し、トリガーが開
くと、タイマーカウンターに設定されたバー表示情報に
相応する露出時間情報に基づき、露出時間の計時を行な
う。そして、このタイマーカウンターの値が所寓値に達
すると、シャッターが閉じて露出が終了される。この後
、■−■を通じて、再びモード判゛別のプログラムに戻
る。 次に、ダイレクトオートモー ドで、かつ、メモリーモ
ードがセットされた場合について説明する。 いま、メモリーホールドでないものとする。すると、オ
ートモードであるか否かの判定を・冨ニスで、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノーで、ダイレクトオー
トかつ、メモリーホールドの判定ヲノーで、スポットモ
ードであるか否かの判定をノーでそれぞれ抜けて、ダイ
レクトオートモー ドのプログラムに入る。そして、レ
リーズ前は、通常の卓゛イレクトオートモードの場合と
全く同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図参
照)。 シャッターがレリーズされると、トリガー開まで時期し
た後、メモリーホールドの判定をノーに抜けることによ
り、ダイレクトオートモー ドでの実露出時間のカウン
トを行なうと同時に、アペックス値への変更を行なう。 この後露出が終了すると、再びモード判別のプログラム
へ分岐する。ここで、もし、メモリーモー ドが解除さ
れなければ、自動的にメモリーホールド状態となる。な
お、メモリーホールド状態となれば、パー表示および“
MgMO”の表示が低速で点滅表示される(第58図参
照)。これKより、撮影者に対しメモリーモードによる
撮影状態であることを積極的に表示し、誤ったモードで
撮影するおそれを少なくしている。 次に、ダイレクトオートモードであり、力゛1つ、メモ
リーホールド状態であるという判定をイエスに抜け、新
たな平均Bv値を入力することなl、に、Sv −Av
値、 Cv値を人力するステップに入る。 ここで、新たな平均Bv値を人力しないのは、メモリー
ホールドは露光量記憶であるので、Bv値は既に人力さ
れて記憶されており、5v−Av値およびCv値の情報
だけが人力されればよいからである。 Cv値の入力が終ると、メモリーホールドであるか否か
の判別を行ない、いまメモリーホールドであるので、ダ
イレクト測光によるメモリーホールド時のSv −Av
値およびCv値から現在の5v−Av値およびCv値(
(変更があった場合には、これに応じてパー表示の変更
を行なう。これは、メモリーホールドは露出時間の記憶
ではなく、露光量の記憶を行なって℃・るからである。 次に、シャッターがレリーズされると、メモリーホール
ドであるので、バー表示情報に相応した値が設定されて
いるタイマーカウンターにより、メモリー撮影情報によ
る露出制御が行なわれる。つまり、メモリーホールド前
のダイレクト測光撮影時の露光量と同じレベルでの撮影
が行なわれる。なお、Cv値に応じてバー表示はシフト
するので、露光量は補正可能であり、厳密には露光量記
憶とは(・えな〜・が、補正をかけたときにファインダ
ー内表示および実露出においてバー表示が変化1−ない
のはカメラlOの故障ではないのかとまちがえられるお
そh fJ’>あるので、メモリーホードでも補正が可
能となるようにしている。 次に1スポツトオートモードにおけるメモ1)−撮影に
ついて述べる。この場合、スポット人力操作は無効□と
なり、プログラムは、直接スポットオートモー′ドでス
ポット人力なしのフローに分岐す゛る。また、ノ・イラ
イト基準のTv値のノ(−表示およびシャドウ基準のT
v値の)(−表示は行なわれな℃・。 その他のプログラムの流れは、上記スントットオートモ
ードのところで説明したのとほとんど同様である。この
スポットモードにおけるメモリーホー、ルド状聾では、
MEliMO”表示1人カポインド表示、およびバー表
示が低速で点滅し、現測光値のポイント表示はより速い
通常の速度で点滅する。なお、露出制御はあくまでもバ
ー表示データーに基づ(・て行なわれる。 次に、オートモードにおけるストロボ撮影について説明
する。オートモードにお(・てストロボの電源をオンす
ると、自動的にダイレクト測光冗より露出制御がなされ
る。まず、プログラムは、オートモードであるか否かの
判定をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判定
をイエ、スで抜けて、ストロボオートモードのだめのフ
ローに入る。 そして、初めに、モード切換直後でちるか否かが判断さ
れ、切換直後であれば、ファインタ′−内表示の初期設
定を行なった後、平均Bv値、Sv −Av値、 Cv
値がそれぞれ人力される。次に、との平均13v値、
Sv −Av値、 Cv値からTv値がアペックス演算
される。これで、ストロボ撮影時のファインダー内表示
は、ストロボ同調秒時“60″の表示と定点指標の表示
とを行なう(第68図参照)。即ち、1 シャッター
秒時1./ 秒の露出レベルに対す全偏差のポイント表
示を行なう。次に、ストロボ撮影力1露出オーバーかア
ンダーかの判定が行なわれ、露出オーバー 、アンダー
または適正が表示される。 この表示は、ストロボ発光後2秒間だけ行なわれ、露出
オーバーであれば“+”マークを点滅させ、アンダーで
あれば“−”マークを点滅させる(第70図および第7
1図参照)。そして、いずれでもなければ、適正露出と
いうことで、定点指標“ム”を点滅させる(第73図参
照)。なお、ストロボ発光後2秒間以外の平生時には、
たんに定点指標“ム”を連続表示させる。次に、レリー
ズされているか否かを判別1−1もしレリーズされてい
なければ、再びモード判別のプログラムに戻り、もしレ
リーズされていれば、トリガー開の判定でループして露
出開始まで待期する。そ1−て、トリガーが開くと、ダ
イレクト測光による積分を開始すると共に、シャッター
が全開になったところでストロボを発光させる。このダ
イレクト測光による露出制御とストロボ制御は、前述1
.たまうにバー ド的に行なう。 モード判別のプログラムにおいて、オートモードでなか
った場合ttcは、次に1マニユアルモードであるか否
かの判別が行なわれ、マニュアルモードでもなかった場
合には、オフモードであるので、オフモードのフローに
分岐する。オフモードでは、ファインダー内表示がすべ
て消去されて電源の消耗が防止されたうえで、■−■を
通qてモード判別のプログラムに戻る。そして、シャッ
ターがレリーズされた場合には、前述したように最長露
出時間が限られた範囲内でダイレクト測光による露出制
御が行なわれる。この露出制御は、CPU5゜のプログ
ラムではなく、ハード的に行なわれる。 次に、マニュアルモードが選択されていた場合には、続
いて、ストロボの電源が投入されているか否かの判別が
行なわれる。いま、ストロボの電源がオンされていない
ときには、次に、スポットモードか否かの判定が行なわ
れ、スポットモードでなければ、プログラムは通常マニ
z 7 /I/ モ)”のフローに分岐する。ここでは
、まず、モード切換直後か否かの判定が行なわれ、直後
であれば、変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれ
る。 続いて、マニュアル設定秒時に対応したマニュアルデー
ターの入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示
を行なう。第61図においては、シャッター秒時か//
6o秒に設定された状態が示されている。次に、平均B
v値、5v−Av値、 Cv値がそれぞれ順次入力され
、上記マニュアルデーター。 平均Bv値、5v−Av値およびCv値から標準露出レ
ベルに対するずれ量(以下、偏差という。)カー演算さ
れ、これがバー表示される(第61図)。続いて、レリ
ーズされているか否かが判別され、レリーズされていな
ければ再びモード判別のプログラムに戻り、もしレリー
ズされていれば、トリガー開の判定のループで露出開始
まで待期する。そして、トリガーが開かれると、タイマ
ーカウンターに設定されたマニーアルデーターに基づき
、露出時間をカウントし、タイマーカウンターの値が所
定値に達したら露出を終了し、再びモード判別のプログ
ラムに分岐する。 上記スポットモードの判別において、スポットモードが
選択されていた場合には、スポットマニュ7/I/モー
トナので、スポットマニュアルモードのためのフローに
分岐する。ここでは、まず、スポット入力操作がなされ
ているか否がが判定されるが、スポットモード選択後1
同目のプログラムの流れでは、かならず同時にスポット
入力がなされているので、続いて、モード切換直後か否
かの判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変数
のリセット、表示のリセット、インターフェースのリセ
ットが行なわれる。次に、マニュアル設定秒時に対応し
たマニーアルデーターの入力が行なりれ、マニュアルシ
ャッター秒時の表示が行なわれる(第63図の“125
”の表示参照)。続いて、スポッ) Bv値、5v−A
v値の入力を順次行ない、上記マニュアルデーター、
Bv値、5v−Av値とから標準減小レベルに対する偏
差の演算および記憶が行なわれ、これがポイント表示さ
れる(第63図参照)。次に、ハイライトモードまたは
シャドウモードか否かを判別し、いずれかのモードの場
合には、直接レリーズか否かの判断k、入る。いずれの
モードでもなければ、Cv値を入力し、記憶されたスポ
ット入力値の単純平均値の標準露出レベルに対する偏差
の演算を行なって、これをバー表示する(第63図参照
)。次に、レリーズされているか否かを判別する。もし
レリーズされていなければ、モード判別のプログラムに
戻る。そして、再びスポット入力の判断までくると、こ
の間にスポットモードの解除がなされていない限り、次
に、スポット入力なしのフローに分岐する。ここでは、
まず、マニュアルデーターの入力を行ない、マニュアル
シャッター秒時の表示を行なう。次に、5v−Av値を
入力した後、Sv −Av値の変化量に応じて露光量が
一定となるようにポイント表示の変更を行な、う。続い
て、ハイライトモードまたはシャドウモードか否かの判
別を行ない、いずれでもなければ、Cv値の入力を行な
った後に、Sv −Av値、 Cv値の変化量に応じて
露光量が一定となるようにバー表示の変更を行なう。こ
こで、ポイント表示には、Cv値が加味されず、バー表
示にはCv値が加味されている。これは、オートモード
の説明において述べたのと同様に、ポイント表示はあく
までも被写体輝度の表示を原則とじ【いるが、実際には
スポット入力時の被写体輝度をもとに、標準露出レベル
に対する偏差を表示している。これに対し、バー表示は
、実露出レベルの指標となるものなので、Cv値を加味
している。次に、スポッ) Bv値の入力を行なった後
に、このBv値と5v−Av値とから標準露出レベルに
対する偏差のポイント表示を行なう。この表示は、現測
光ポイントの表示であるので、既入カポインドと区別す
るために、点滅表示となっている(第63図参照)。い
ま、ハイライトモードでも、シャドウモードでもないと
すると、次に、レリーズされているか否かの判断に入り
、レリーズされていなければ、再びモード判別のプログ
ラムへ戻る。第64図は、入カポインドの単純平均値の
偏差がバー表示されている状態を、第65図は、補正が
入力されている状態を、それぞれ示している。 次ニ、スポットマニュアルモードでハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されている場合について述べ
る。いま、スポットモードは選択されているが、スポッ
ト入力操作がなされていないとき、前記のように、スポ
ット入力のポイント表示の変更を行なった後に、ハイラ
イトモードかまたはシャドウモードかの判別を行なう。 いま、ハイライトモードであるとすると、スポット入力
値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわず、前記
したように、現測光ポイントの点滅表示を行なった後に
、ハイライトモードか否かの判別を行なう。いまハイラ
イトモードであるので、多点入カポインドの最高輝度値
より275. Evマイナスがわにバー表示を行なう(
第66図参照)。この場合、オートモードでの表示と同
様に、どのスポット人力ポイン上を基準に2 /a E
vマイナスがわなのかを撮影者に知らせるため、バー表
示の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点入カポ
インドの最高輝度値より2 //3Evマイナス側にバ
ー表示を変更する。次に、レリーズされているか否かを
判別し、レリーズされていなければ、再びモード判別の
プログラムへ分岐する〇 次に、シャドウモードが選択されていた場合について述
べる。現測光ポイントの点滅表示までは、ハイライトモ
ードの場合と同様であるので、それ以降のプログラムに
ついて説明する。いま、シャドウモードであるので、多
点入カポインドの最低輝度値より22/3Evだけプラ
スがわにノく一表示を行なう(第67図参照)。この場
合、ノ(−表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、こ
の後最低輝度値より22//3Evプラスがわにバー゛
表示が伸びる。 つぎに、レリーズされているか否かが判別され、レリー
ズされていなければ、再びモード判別のプログラムに戻
る。 スポットモードにおいて、レリーズされていたときmは
、つぎにトリガーが開いているか否かを判別し、トリガ
ーが開いていれば、タイマーカウンターに設定されたマ
ニュアルデーターに基づき露出時間を計時し、タイマー
カウンターが所定値に達したときに露出を終了する。露
出終了後は再びモード判別のプログラムへ戻る0 次に、マニニアルモードでストロボの電源カオンされて
いる場合について説明する。いま、ストロボの電源がオ
ンされてストロボマニュアル撮影を行なうとき、まずモ
ード切換直後か否かを判別し、切換直後であれば、表示
のリセットを行なう。 第73図に示す°“MANU″の表示と定点指標の表示
とがこれにあたる。次に、マニュアルデーターの入力を
行なりた後に、シャッター秒時の表示を行なう。第73
図では、マニュアルシャッター秒時として1/30秒が
設定されている状態を示す。続いて、平均Bv値、 S
v −Av値、 Cv値の順に入力され、これらの値か
ら、標準露出レベルに対する偏差を演算し、これをポイ
ント表示する(第73図参照)。 次に、レリーズされているか否かを判別し、レリーズさ
れ・ていなければモード判別のプログラムへ分岐する。 なお、オートモードまたはオフモードでは、ストロボ撮
影においては、シャッター秒時はすべてストロボ同調秒
時となるが、マニニアル撮影では、マニュアルで設定さ
れたシャッター秒時でシャッターが制御される。 次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図〜第44
図の詳細な70−チャートを参照にしながら、CPU5
oにおけるプログラムの流れと共に説明する。まず、第
28図に示すように電源を投入する。 これはカメラ10の電池収納室内に規矩電圧以上の起電
力および容量をもった電池を収納したことに相当する。 次に、表示のクリアを行なう。これはDRAM85の内
容をすべて′0′にすることに相当する。また、インタ
ーフェースのリセットを行なう。ここでは、出力ボート
00〜03に正のパルスを出力し、スポットモード検出
用フリップフロ“ツブ回路(G、、G11)、スポット
入力検出用フリップフロップ回路(Get 、GI2
)−ハイライトモー02、)の各フリップフロップ回路
をリセットする。 これにより、各入力ボート■2゛〜工5が°0”になる
。 次に、変数のリセットを行なう。ここでは、まず、フラ
ッグMIOの内容(MIO)を91′にする。このフラ
ッグMIOはメモリーホールド検出フラッグであり、(
MIO)=Oでメモリーホールド状態を示す。 次に、撮影モード検出フラッグM13にオフモード定数
C22をストアする。この撮影モード検出フラッグM1
3は、各撮影モードに応じた定数が設定されるもので、
同じ撮影モード検出フラッグM12とベアで撮影モード
の変更直後か否かの判別等を行なうに用いられる。続い
て、ハイライト入力直後検出フラッグM17に0”をス
トアする。このハイライト入力直後検出フラッグM17
は、ハイライト入力直後か否かを判別するためのフラッ
グである。次に、シャドウ入力直後検出フラッグM18
に°0′をストアする。このシャドウ入力直後検出フラ
ッグM1gは、シャドウ入力直後が否かの検出フラッグ
である。前述したように、ハイライト基準撮影またはシ
ャドウ基準撮影のときには、そのモードが選択された直
後、−変人カポイントの最高輝度値または最低輝度値ま
でバー表示の先端が伸び、この後所定の露出レベルにバ
ー表示が設定される。従って、一旦ハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されると、それ以後に入力さ
れたスポット入カポインドに対するバー表示のシフトに
おいては、定められた所定の露出レベルにバー表示を変
更するのみで、最高輝度値または最低輝度値にバー表示
を再び設定するという動作は行なわない。このため、ハ
イライト入力、シャドウ入力がなされた直後か否かの判
別が必要になる。 ハイライト入力直後検出フラッグM1? 、シャドウ入
力直後検出フラッグM1Bは、この検出のためのフラッ
グである。続いて、点□滅表示フラッグM22に°11
をストアする。この点滅表示フラッグM22は、点滅表
示を行なわせるためのフラッグであって、このフラッグ
M22の符号を反転させることにより、表示を行なった
り消去したりして、点滅表示が行なわれるようになって
いる。 このようにし【、電源投入後の初期設定が行なわれると
、続いて、入カポ」トエ0がj 1 j であるか否か
の判定により、オートモードであるか否かが判別される
。いま、l0=1であっ□た、即ち、オートモードが選
択されていたとすると、次に、入力ポート■】3が°1
′であるか否かの判別が行なわれる。入力ポート113
は、ストロボの電源が投入されているときに113=1
となるが、いま、ストロボの電源が投入されておらず、
l13=0であったとする。すると、次に、メモリーモ
ード検出用入力ポートI6が°I°であるか否かの検出
が行なわれる。この人カポ−)I6は、メモリーモード
のときにl6=1となる。いま、メモリーモードが選択
されておらず、l6=0だったとする。次に、メモリー
ホールド検出フラッグM1oの内容を°1゜にする。こ
れは、いまメモリーホールド状態でないので、フラッグ
M1oの内容をリセットするために行なわれる。続いて
、”MEMO”の表示がクリアされる。これは、“ME
MO”のセグメントに対応するDRAM85のメモリー
エリアの内容を“0゜にすることにより行なわれる。次
に、メモリーモード検出フラッグMllに非メモリ一定
数C26をストアする。この非メモリ一定数C26は、
後述する定数C20−C24,C30、C31とは異な
る値の定数である。次に、フラッグMllの内容(Ml
l)が平均ダイレクトオートモード定数C21と同じが
否かの判定が行なわれる。メモリーモードには、オート
モードでダイレクト測光による露出制御を行なう平均ダ
イレクトオートメモリーの場合と、オートモードでスポ
ット測光による露出制御を行なうスポットオートメモリ
ーの場合とがあることは前述した通りであるが、平均ダ
イレクトオートメモリーモードの場合には、メモリーモ
ード検出フラッグMllには、平均ダイレクトオートモ
ード定数C21がストアされ、また、スポットオートメ
モリーモードの場合には、メモリーモード検出フラッグ
Mllには、スポットオートモード定数C20がストア
されている。いま、いずれでもないので、次に、スポッ
トモード検出用入力ボートI2 が°l”であるかどう
かが判定される。スポットモードのとき、l2=1とな
るが、いま、スポットモードでないとすると、撮影モー
ドは、平均ダイレクトオートモードになり、プログラム
は、■−〇を通じて、第29図に示す平均ダイレクトオ
ートモードのためのフローに分岐する。ここでは、まず
、撮影モード検出フラッグM12に平均ダイレクトオー
トモード定数C21をストアする。次に、撮影モード検
出フラッグM13の内容(Ml3)がオフモード定数C
22であるか否かを判別する。このフラッグM13VC
は、電源投入直後の変数のリセットにおいて、定数C2
2が設定されているので、いま、電源投入直後の1回目
のプログラムの流れであるとすれば、次に変数のリセッ
トが行なわれる。また、(Ml3)=C22でなければ
、次に、撮影モード検出フラッグM12とMl3との内
容(Ml2)と(Ml3)とが互いに等しいか否かの判
別が行なわれ、(Ml 3 )=(Ml2)でないとき
には、他の撮影モードから平均ダイレクトオートモード
に変更された直後であるので、次に変数のリセットが行
なわれる。(Ml 3 )=(Ml2)のときには、平
均ダイレクトオートモードに切換後、1回目以降のプロ
グラムの流れであるので、変数のリセット、表示のリセ
ットを行なう必要がなく、これらのリセットは行なわれ
ない。いま、平均ダイレクトオートモードに変更後1、
?目のプログラムの流れであったとする。このときには
、まず変数のリセットとして、バー表示スタートポイン
トの初期設定を行なう。これは、バー表示スタート番地
格納エリアM14に、第19図(a)に示すバー表示用
セグメントの最右端に対応するDRAM85のメモリー
エリアの番地をストアすることによって行なわれる。モ
ード変更直後のバー表示においては、セグメントの表示
は最右端のセグメントからスタートし、新しいモードで
の撮影が始まったことを撮影者に積極的に知らせるので
、このためのスタートポイントを指示する必要があるか
らである。次に、表示のリセットが行なわれる。ここで
は、第45図に示す’AUTO”セグメントおよび“L
ONG”、“l”〜“2000”。 “0VER”の各セグメントに対応するD H,AM8
5のメモリーエリアに19゛をストアすると共に、他の
DRAM85のメモリーエリアをすべて109にするこ
とが行なわれる。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml 2 )が転送され、撮
影モードの記憶が行なわれる。このため、2回目以降の
プログラムの流れでは、かならず(Ml 3 )=(M
I2)となり、変数のリセットおよび表示のリセットは
行なわれない。次に、メモリーホールド検出フラッグM
IOの内容(MIO)が°0′か否かの判別が行なわれ
る。いま、メモリーホールド状態でないのでフラッグM
IOの内容(Ml O)は°1°となっており、このた
め(MIO) = Oの内容をノー(N)で抜け、続い
て、平均By値格納エリアMOに、入カポ−) I7
より入力された平均Bv値BVIがストアされる。 ここで、ヘッドアンプ回路51から出力されるアナログ
信号の平均Bv値がどのようにして、デジタル値に変換
されるかについて説明する。まず、CPU50は、出力
ポート04を1,19にして平均By値入力であること
を指定する。次に、出力ポート05をII′にして、B
v値の入力であることを指定する。 ちなみに、被A−D変換アナログ信号S8 の内容と、
出カポ−)04および05かも出力される信号S3およ
びS7との関係は、信号S3,87が°1°、°1′
のとき、信号S8は平均Bv値、°1°、°0′のと
きスポットBv値、eol 、e、lのとき5v−Ay
値、IO? 、 @Oeのとき信号入力禁止となる1、
いま、信号s3.s’yを+ 1+ 、 @ 1’tと
したので、被A−D変換アナログ信号S8は、平均Bv
値となる。A−D変換が開始されるまえには、第17図
に示すD−A変換回路58の各入力はすべて°0′であ
る。A−D変換開始とともに、まず最上位ピットb、の
みを°l。 にし、次に、D−A変換回路58の出力電圧VDAと被
A−D変換アナログ信号S8の電圧VAGとを比較する
。いま、もし、VAG≧VDAのときコンパレーターA
12の出力は、119となる。CPU5oは、次にA−
D変換信号入力ボートI7が°1′ならば最上位ピット
b、を91′にしたままにすると共に、A−D変換結果
をストアするレジスターの最上位ピットに°19を立て
る。もし、VAG (VDAのときは、最上位ピットb
、を°0′にすると共に、A−D変換結果をストアする
レジスターの最上位ピットを°0′にする。以上の動作
をb−b、まで繰り返すこと) により、最終的にA−D変換結果をストアするレジスタ
ーに平均Bv値に対応したデジタル値がストアされる。 次に、この平均Bv値に対応したデジタル値は、一旦ア
キュムレーター(ACC)79を介して、MO番地にス
トアされる。なお、後に説明するスポットBv値および
5v−Av値のA−D変換も全く同様にして行なわれる
。 再び第29図に戻って、平均By値格納エリアMOに平
均Bv値がストアされると、次に、再び(Mlo)=0
か否かの判別を行ない、メモリーホールド状態でないの
で、8V−AV値格納エリアMtに3v−Av値SV−
AVをストアする。そして、再び(MI O)=Oの判
別を行ない、メモリーホールド状態でないので、入カポ
−)I9からCV値C■をCv値格納エリアM2にスト
アする。そして、(M2)=Oであるか否かの判定を行
なって、補正人力がないときには(M2)=0であるの
で1±−グメントの表示を消去し、補正入力があるとき
には(M2)’−<oであるので°±′セグメントの表
示を行な5゜次に、再び(MIO)=Oの判定によりて
メモリーホールドであるか否かの判別を行なって、いま
メモリーホールドでないので、続℃・てTV値の演算に
入る。まず、平均BY値(MO)と3 v −Av値(
Ml )とを加算した後、加算値をl/4にする。 これは、Bv値、5v−Av値がL 8 B /12
Evの分解能でストアされているのに対し、表示は1/
3Evの単位で行なっているためである。次に、Cv値
(M2)を加える。CV値はI、8Bt/3Evの分解
能で入力されているので、補正の必要はない。次に、定
数C2を加えてレベル補正を行なったのち、この演算結
果値をバー表示データー蜂納エリアM3にストアする。 次に、バー表示用セグメントは34個で表示できる範囲
は11 /3 E Vの範囲しかないのに対して、エリ
アM3にストアされる演算結果値は、約0〜20EVに
もなるので、表示用できる範囲にあるか否かの判断が必
要となる。そこで、次に、演算結果値(M3)を表示用
データーに変換するために、データー変換用のサブルー
チンt ((M3 ))を実行する。 上記サブルーチンr((Ma)Jは、値(Ma)の表示
用データーへの変換用関数プログラムであって、具体的
には、第43図に示すようなフローチャートで示される
。次に、このフローチャートについて説明する。 定数C41は、”0VER″セグメントに対応するD
RAM 85のメモリーエリアの番地を示す定数である
。(Ma)≦C41のとき、バー表示データー格納エリ
アM3にストアされたTv値はすべてオー?(−領域に
あるので、エリアM3の内容をC41Kする。 いま、(Ma)≦C41でないとき、次に、エリアM3
の内容(Ma)と定数C40とを比較する。定数C40
は’LONG”セグメントに対応するDRAMssのメ
モリーエリアの番地を示す定数である。(Ma)≧C4
0のとき、エリアM3にストアされたTv値はれば、T
v値はバー表示できる領域内にあることを意味し、その
ままサブルーチンf((Ma))を終える。この後、サ
ブルーチンf((Ma))は、元のプログラムへリター
ンスル。 再び、第29図の平均ダイレクトオートモードのプログ
ラムに戻って、サブルーチンt(<Ma))が終了する
と、次にある所定時間の遅延命令(インターバル命令)
を実行した後、レリーズ信号入力ポート■10が°tl
かどうかの判定に入る。ここで、インターバル命令の役
割については、特にメモリー撮影において重要になるの
で、その説明のところで述べることにする。上記入カポ
−)110は、11pでレリーズされたことを示すが、
いまレリーズされていなかったとすると、次にバー表示
データー(Ma)にもとづき、バー表示を行なう。この
パー表示は、第44図に示すバー表示用のサプル、−チ
ンで行なわれる。バー表示の方法は各撮影モードによっ
て多種多様であるので、バー表示用サブルーチンのプロ
グラムについては、全体のプログラムの説明を終えてか
ら説明するものとし、七 −れまではバー表示の態様に
ついてのみ説明する。 いま、C41<(Ma)<C40のとき、第45図に示
すような表示がなされる。この場合、モード変更直後の
1回目のプログラムの流れにおいては、バー表示は最右
端のセグメントから順次発色してゆき、第45図では、
シャッター秒時l/15秒を示す’15”セ、グメント
に対応する位置で停止する。モード変更直後から2回目
以降のプログラムの流れにあっては、パー表示は前回の
バー表示の先端からスタートして所定の表示位置で停止
する。もし、(Ma)=C41のときには、第46図に
示すように、パー表示は最左端まで伸び、”0VER″
セグメントを点滅表示する。また、(Ma)=C40の
ときには、第47図に示すように、パー表示はなされず
、 ” LONGセグメントのみが点滅表示される。 次に、平均ダイレクトオートモードのプログラムの流れ
の中で、シャッターがレリーズされたとすると、110
=1の判定をイエスに抜け、続いて、メモリーモード検
出用入力ボート■6が°1′であるか否かの判定が行な
われるb入カポ−)I6は°l′でメモリーモードを示
すが、いまはメモリーモードが選択されていないとして
いるので、判定をノーで抜け、続いて露出終了信号入カ
ポ−) 112の判別を行なう。入カポ−) 112は
、露出終了信号813が入力されるポートで、後幕保持
用マグネッ)MGIが消磁されるまでは11′であるの
で、プログラムの流れは露出終了まで112=1の判定
でループし入カポ−) 112が°0°に転じて露出が
終了すると、判定112=1をノーで抜ける。そして、
次に、遅延のためのインターバル命令を実行する。この
インターバル命令は、例えば、レジスターにある数値を
記憶した後、eltずつ減算命令を実行し、それが所定
値に達したときに実行を終了するように” したもので
ある。測光は可動反射ミラー31が降下し、測光光学系
が安定してから行なう必要があるが、後幕保持用マグネ
ツ)MGIの消磁信号である露出終了信号813が°L
ルベルになってからミラー31が完全に降下し、測光光
学系が安定するのに数十msを要するため、インターバ
ル命令が必要とな戻る。 次に、スポットオートモードのプロ、ダラムの流れにつ
いて説明する。カメラ10がオートモードの状態でスポ
ット入力釦14 (第2図参照)を押圧したとすると、
スポット入力スイッチSW、(第7図参照)が閉成し、
CPtJ5oのスポットモード検出用人カポ−) I2
およびスポット入力検出用人カポ−) I3が、それぞ
れ°1°となる。従って、オートモードにおいて、スポ
ットオートモードが選択され、かつ、スポット入力がな
されたことになる。このスポットオートモードは、上記
平均ダイレクトオートモードと同様にオートモードであ
ることには変わりないので、第28図のモード判別のプ
ログラムでは、上記平均ダイレクトオートモードが■を
通じて分岐したl2=1の判定まで達して、この判定を
こんどはイエスで抜けて、次に撮影モード検出フラッグ
M13の内容(Ml3)がスポットマニュアルモード定
数C24と等しいか否かの判別が行なわれる。この判別
は、カメラ、10の電気回路の構成上次のような場合が
生ずるので必要となる。マニュアルモードには通常マニ
ュアルモードとスポットマニュアルモートドがアル。ス
ポットマニュアルモードの状態では、スポットモード検
出用人カポ−)I2が11′となっており、この状態か
らオートスイッチSW4を閉成してオートモードに変更
したとすると、スポットマニュアルモードかも直接スポ
ットオートモードに変更されることになる。 一般に、スポットモードで撮影する場合は、全体の撮影
頻度に比べる【比較的少な(、特にスポット操作を行な
わない限り、平均ダイレクトオートモード、または通常
マニュアルモードにするのが適切である。従って、本発
明のカメラ10では、マニュアルモードかもオートモー
ドへの切換にお℃・ては平均ダイレクトオートモードに
、オートモードからマニュアルモードへの切換において
は通常マニュアルモードに切り換わるようにしている。 いま、スポットマニュアルモードからオートモードへの
変更直後には、後述するスポットオートモードのプログ
ラム(第35図参照)の初期で、撮影モード検出フラッ
グM13がスポットマニュアルモード定数C24に設定
されているので、このときには出力ポート00゜Olに
°1°のパルスを送り、スポットモード検出用フリップ
フロップ回路(C7−Go )と、スポット入力検出用
フリップフロップ回路(Gll 、Get )とをリセ
ットし、入力ポートI2 、 I3を10′にしている
。 スポットマニュアルモードからオートモードへの変更直
後でなかった場合には、次に、(MIO)= 00判定
を行なう。いま、メモリーホールド状態でないので、メ
モリーホールド検出フラッグMIOの内容(Mlo)は
°1′となっており、この判定をノーで抜ける。続いて
、l3=1の判定が行なわれる。 いま、スポット入力検出用人カポニー ) I3が°1
′、即ち、スポット入力があったことになっているので
、プログラムは、■−■を通じて、第30図に示すスポ
ットオートモードであってスポット入力ありのフローチ
ャートに分岐する。ここでは、まず、Bv値格納エリア
MOにスポットBv値BV2をストアする。A−D変換
してからデジタル値としてスポラ)By値BV2をエリ
アMOにストアする方法は、平均Bv値BVIをストア
する際の説明のところで述べた通りである。次に、スポ
ラ)Bv値の値(MO)がある設定値C1より小さいか
否かを判別し、もしくMo )≧C1のときには、エリ
アMOに定数C1を転送する。一般に、測光回路におい
て測光できる被写体輝度には限界があり、特に微弱光の
方、が問題となる。それは、被写体の輝度が低くなると
、光電流が小さくなり、リーク電流、ノイズによる誤差
や、対数圧縮ダイオードの直線性が失われることによる
誤差が大きくなるからである。そのため、スポラ)Bv
値(MO)が本来は低輝度を示す大きな値であるにもか
かわらず小さな値になり、この値に基づいて露出制御を
行なったとき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこで
、□スポラ)Bv値(MO)がある測光限界値C1以上
である場合には、スポットBv値(MO)をその限界値
に固定するようにしたものである。次に、撮影モード検
出フラッグM12にスポットオートモード定数C20を
ストアして、撮影モードを記憶する。続いて、上記平均
ダイレクトオートモードのときと同様に、電源投入直後
か、モード切換直後かの判別を(Ml 3 )−C22
および(Ml 3 )=(Ml 2 )の判定によって
行ない、該当する場合には、変数のリセット、表示のり
セット、インターフェースのリセットに入る。なお、前
記した゛撮影モード検出フラッグM13の内容(Ml
3 )が、スポットマニュアルモード定数C24に等し
いか否かの判定は、ここで行なうようにしてもよいこと
は言うまでもない。上記変数、即ち内部レジスターのリ
セットであるが、ここでは最初に重なり検出フラッグM
5の内容を°11にする。スポットモードでは、現測光
ポイントの演算結果を高速点滅表示することにしている
ので、この表示の際、現測光ポイントの表示とスポット
入カポインドの表示とが重なった場合、現測光ポイント
の表示を優先して点滅表示させる。重なり検出フラッグ
M5は、このための検出フラッグである。これについて
は、後に詳述する。次に、ノ・イライト入力検出フラッ
グM6の内容を111にする。また、シャドウ入力検出
フラッグM7の内容を”l″にする。雨検出フラッグM
6.M7は、°1′でノ1イライトおよびシャドウモー
ドでないことを示す。続いて、バー表示スタート番地格
納エリアM14に、バー表示のスタートセグメントのア
ドレスをストアする。モード変更直後のバー表示のスタ
ートセグメントが最右端のセグメントであることは、前
述した通りである。また、スポット入力データー数格納
エリアM15の内容を909にする。エリアM15は、
スポット入力データー数をカウントしてストアするため
のものである。次に、表示の初期設定を行なう。ここで
は、第48図に示すように、’5POT″、”LONG
”。 0VER”、’AUTO”および′l”〜″2000”
の各セグメントの表示を行なう。スポットオートモード
では、これらの表示は不可欠であるので、モード変更直
後にこれらの表示を行なわせるものである。 次に、インターフェースの初期設定を行なう。ここでは
、出カポ−)02,03に°19のパルスを出力して、
ハイライトモード検出用フリップフロップ回路(Gss
= Gte )およびシャドウモード検出用ノリツブ
フロップ回路(G、o 、Gtt )のリセットを行な
う。 また、出力ポート09に919を出力し、シャッター制
御信号S16を通電時期状態にする。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12にストアされたスポットオートモード
定数C20を転送する。これで、次回のプログラムの流
れからは、初期設定が行なわれないようになる。続いて
、スポット入力データー数格納エリアM15の内容を1
つインクリメントする。 次に、Bv値格納エリアMOにストアされたスポッ)B
y値BV2を、レジスターのMBN番地に転送する。こ
こで、MBN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。次に、5v−Av値
格納エリアMIK3v−Av値(8V−AV)をストア
する。続いて、スポットBy値(MO)と、8V−Av
値(Ml )とを加算し、その結果をV4にした後、定
数C2を加えてレジスターのMTN番地にストアする。 ここで、MTN番地のNは、エリアM15の内容に対応
したアドレスを意味するものとする。 また、上記演算式の意味するところは、平均ダイレクト
オートモードの説明で述べた通りである。 次に、MTN番地の内容を変数として前記サブルーチン
f((MTN))(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にストアす
る。次に、スポット入カポインドのTV値(MTN)の
ポイント表示を行なう(第48図参照)。 この段階では、バー表示および現測光ポイントの点滅表
示はいまだなされていない。続いて、出カポ−)01に
正のパルスを出力する。スポットモードでは、スポット
モード検出用フリップフロップ回路(G、 、 G、)
とスポット入力検出用フリップフロップ回路(Gst
−Gtt)との2つのフリップフロップ回路が働くがス
ポット入力に対するシーケンスが終了したら、スポット
入力検出用フリップフロップ回路(Gss 、Gtt
)をリセットし、再びスポット入力状態を持切する必要
がある。出カポ−)01に正のパルスを出力するのはこ
のためである。次に、ハイライト入力検出フラッグM6
の内容(M6)が°−19であるか否かの判定・、およ
びシャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が°−
1′であるか否かの判定を行なう。もし、(M6)=−
1または(Ml)ニー1であった場合には、ハイライト
モードまたはシャドウモードであるので、スポット入力
データーの加算平均によるバー表示は行なわない。いま
、ハイライトモードでもなく、シャドウモードでもなく
て、(Me)\−1かっ(Ml)\−1であれば、次”
に、スポット入力データーの加算平均によるバー表示の
プログラムへ入る。ここでは、まず、スポれをバー表示
データー格納エリアM3にストアする。次に、補正値C
v値CVを、Cv値格納エリアM2にストアする。そし
て、補正操作がなされているか否かを、補正値(M2)
が+01であるが否かを判別することKよって判定し、
補正がある場合には、6士ごセグメントの表示を行ない
(第50図参照)、補正がない場合には6±”セグメン
トの表示を消去する(第48図参照)。続いて、スポッ
トBv値の加算平均値(M3)と、5v−Ay値(Ml
)と、Cv値を4倍にした値4 (M2 )と、定数
c3とを加えた値を、シャッター秒時格納エリアM8に
ストアする。ここで、CV値(M2)を4倍にして加え
合せるのは、LSBの重みを等しくするためである。 即ち、Bv値(M3)、5v−Av値(Ml)のLSB
は1/12EVであり、Cy値(M2)のLSBはl/
’I Evであるので、Cv値(M2)を4倍にして、
Bv値(M3 )、5v−Av値(Mt )との重み
を一致させるためである。従って、エリアM8の内容(
M8)は、露出制御のためのシャッタースピード情報と
なるもので、レリーズ後に、内容(M8)に相応した値
をタイマーカウンターに設定して、露出制御を行なう。 これについては、後に詳述する。次に、Sv −A V
値(Ml)とスポットBv値の加算平均値(M3)とを
加算し、1/4にした後に、α値(M2)と定数C2と
を加えて、バー表示データー格納エリアM3にストアす
る。続いて、エリアM3の内容(M3)を変数としてサ
ブルーチンf((M3))を実行し、内容(M3)をバ
ー表示のためのTV値に変換した後、バー表示のための
サブルーチンを実行し、TV値(M3)のバ・−表示を
行なう(第48図参照)。ここで、スポット入力が1回
目の入力であれば、バー表示は最右端のセグメントの表
示から始まり、2回目以降の入力で′あれば、前回のバ
ー表示の先端のセグメントから所望の位置のセグメント
まで移動する。そして、もし、バー表示データー変換後
のTV値(M3)が定数C41に等しいときには、第4
9図に示すように、バー表示は最左端のセグメントまで
延びると同時に、’0VER”のセグメントを点滅表示
する。また、バー表示データー変換後のTV値(M3)
が定数C40に等しいときには、バー表示は消え:LO
NG”のセグメントが点滅表示される。なお、バー表示
の詳細については後述する。 バー表示が終了するか、または上le、 (Me )=
−1あるいは(Ml)=−1の判定をイエスで抜けたと
きは、次に、I 10=1の判定によってシャッターが
レリーズされているか否かの判別が行なわれる。 レリーズされていないときには、入カポ−) 110は
10°であるので、判定I 10=1をノーで抜け、■
−■を通じて再び第28図のモード判別のプログラムに
戻る。また、シャッターがレリーズされたときには、■
−■を通じて、第29図中の露出制御のためのプログラ
ムに入る。このプログラムについては、後述する。 次に、同じスポットオートモードであっても、スポット
入力がされないとき、即ち、l2=1の状態で13=0
0ときのプログラムの流れについて説明する。この場合
には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、l
2=1の判定をイエスで抜け、l3=1の判定をノーで
抜け、■−〇を通じて第31図に示すプログラムへ分岐
する。ここでは、まず、3v−AV値格納エリアM1に
3v−4v値(8V−AV)がストアされる。次に、C
v値格納エリアM2にCV値C■が入力される。いま、
スポット入力状態ではないので、スポラ)Bv値が入力
されないことは言うまでもない。続い【、(M2)=O
の判定を行ない、補正があれば1±”セグメントの表示
を行ない(第48図参照)、補正がなければ6土”セグ
メントの消去を行なう(第48図参照)。次に、表示用
のスポット入力データー(MTn)(n=1〜N)の表
示をすべて消去する。これは、スポット入力データーの
ポイント表示は、スポット入力操作が行なわれた直後の
被写体輝度(スポラ)Bv値)と各時点の5V−AV値
とから得られるTV値のポイント表示であるため、3v
−AV値の変化に応じ、て、ボイント表示を変更する必
要があるからである。各々のスポット入力によるスポッ
トBv値が個りのレジスターMBn(n=1〜N)にス
トアされていることは前述した。次に、レジスターMB
n (n= 1−N )にストアされたスポットBv
値に対するTV値を、J((Ml)+(MBn)J+C
2(n=1−N)により演算し、各MBn番地にストア
されたスポットBv値に対応する個々のレジスターMT
nにストアする。そして、各レジスターMTnの内容(
MTn)に対し、サブルーチンf((MTn)]を実行
し、TV値(’MT n ) (n= 1〜N )をそ
れぞれ表示データーに変換する。次に、表示データー変
換後のTV値(MTn)(n=1〜N)をそれぞれポイ
ント表示する。次に、ノ・イライト入力検出フラッグM
6の内容(M6)が°−1′であるか否かの判定、およ
びシャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が′−
1′であるか否かの判定を行なう。、もし、(M6)=
−1または(Ml)=−1であった場合には、ハイライ
トモードまたはシャドウモードであるので、次に述べる
スポット入力データーの加算平均によるバー表示は行な
わず、後述するスポラ) BY値の入力(MO←BV2
)のステップまで飛ぶ。いま、ハイライトモードでもな
く、シャドウモードでもない場合には、次に、スポット
入力データー〇加算平均によるバー表示のプログラムに
入る。まず、スポット入力されたスポラ) BY値(M
Bn)(n=1−N)の加算平均値 E (MBn)/
Nを演−1 算し、これをバー表示データー格納エリアM3にストア
する。次に、スポラ) BY値の加算平均値(M3’)
、 5v−Av値(Mt )、4倍のCV値4(M2
)および定数C3を加え、シャッター秒時格納エリアM
8にストアする。このエリアM8の内容(M8)は、前
述したのと同様に、露出制御データーとなる。なお、以
後、演算式の意味につ(・ては、既に説明したものは詳
細な説明を省略する。次に、’/4((Ml)+(M3
)) +(M2)+C2により、n値を求め、これをバ
ー表示データー格納エリアM3にストアする。続いて、
サブルーチンf((M3))の実行によりエリアM3の
内容(M3)を表示用データーに変換した後、バー表示
のサブルーチンを実行することにより、イ々−表示させ
る。 次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラムに人石。 ここでは、現測光ポイントの表示データの演算と、現測
光ポイントの点滅表示がスポット人カポインドと重なっ
たときに、現測光ポイントの表示の態様、即ち、点滅表
示を優先させる処理と、ある点滅周期で現測光ポイント
を点滅表示させる処理とを行なっている。まず、現測光
ポイントの表示データー演算について述べる。初めに、
Bv値格納エリアMOに、スポットBy値BV2をスト
アする。次に、V ((MO)+ (Ml))+C2に
よりTv値を演算した後、これをポイント表示データー
格納エリアM4にストアする。続いて、サブルーチンf
((M4))の実行により、エリアM4の内容(M4)
を表示データーに変更後、再びエリアM4にストアする
。現在ポイント表示されている現測光ポイントの表示が
更新されるとき、古いポイント表示は、消去する必要が
ある。即ち、そのポイント表示に対応したDRAM85
のメモリーエリアの番地の内容を@09にする必要があ
る。しかし、現測光ポイントの表示とスポット人カポイ
ンドの表示が重なっていたが、現測光ポイントが更新さ
れて表示位置が変わったような場合には、古い現測光ポ
イントはスポット人カポインドとして表示されたitに
しなければならない。次に行なわれるのが、この処理の
ためのプログラムである。まず、重なり検出フラッグM
5の内容(m5)が1′であるか否かを判別し、(M5
)へ1で重なりがあるときには、これから表示しようと
している現測光ポイントの表示データー(M4)と、現
在表示されている現測光ポイントの表示データー(M5
)とが等しいか否かの判別を行なう。もし、データー(
M4)と(M5)とが等しくないときには、現在表示さ
れている現測光ポイントの表示データー(M5)と複数
のスポット人カポインドデーター(MTn) (n =
1−N )のいずれかと等しくないかの判別を行なう
。もし、等しいものがあれば、データー(M5)のポイ
ント表示を行ない、等しいものがなければ、新たな表示
に更新するためにデーター(M5)の表示をクリアする
。また、上記(M5)=1の判定で、イエスのときには
、最初の現測光ポイントの表示であるということを意味
するので、更新する必要がない。続いて、M5番地に新
たな現測光ポイントの表示データー(M4)を転送する
。次に、IIO= 1の判定により、レリーズされてい
るか否かの判別を行ない、110 = 1のときには、
■−〇を通じて、第29図中に示す露出制御のプログラ
ムに分岐する。また、IlO〜lのときには、レリーズ
されていな℃・ので、次に、現測光ポイントの点滅表示
を行なうプログラムに入る。まず、表示点滅周期格納エ
リアM23に、表示点滅周期定数050をストアする。 続いて、第41図に示す点滅表示のだめのサブルーチン
WAIT3に移る。このサブルーチンWAIT3におい
ては、まず、点滅表示のだめのフラッグM22の反転と
、点滅周期のカウントを行なう第40図に示すサブルー
チンWA I T 2に飛び、遅延のためのプログラム
が実行される。このサブルーチンWA I T 2とス
ポットオートモード時のプログラム実り一間とによっテ
表示の点滅周期が決定される。まず、サブルーチンWA
IT2においては、表示点滅周期格納エリアM23の内
容を1つずつデクリメントして再びエリアM23にスト
アする。次にエリアM23の内容(M23)が101か
否かを判別し、(M23)40のときには、再び内容(
M23)をデクリメントする。そして、(M23) =
0となると判定をイエスに抜けて、次に、点滅表示フ
ラッグM22の符号の反転を行なった後、リターンする
。このサブルーチンWAIT2の実行により、所定の遅
延時間が得られる。このサブルーチンWAIT2の実行
後、サブルーチンWAIT3では、フラッグM22が′
1′であるか否かを判別し、イエスならば、現測光ポイ
ントの表示データー(Ms)のポイント表示を行ない、
ノーならばデーター(Ms)の表示のクリアを行なう。 なお、次回のプログラムの流れでは、フラッグM22が
サブルーチンWA I T Z内で反転されるので、表
示されたポイントが消されるか、または消されたポイン
トが表示される。 このようにして、毎回のプログラムの流れごとに表示状
態が反転され、現測光ポイントの壱滅表示が行なわれる
。そして、データー(Ms)の表示またはクリアが行な
われたら、サブルーチンWAIT3の処理は終了し、リ
ターンする。ここで、データー(Ms)の表示とは、D
RAM85のメモリーエリアの(Ms)番地に4’4*
゛をストアすることであり、データー(Ms)のクリア
とは、DRAMssのメモリーエリアの(Ms)番地に
10″をストアすることである。 次に、第31図のプログラムは、■−■を通じて、第3
2図に示すノ・イライトモードおよびシャドウモードの
ための処理のプログラムに入る。まず、(MIO)=0
の判定により、メモリーホールド状態であるか否かの判
別が行なわれる。いま、メモリーホールドでない((M
IO) = t )ので、判定をノーで抜け、次に工4
=1の判定により、I・イライト人力があるか否かの判
別が行なわれる。いま、ノ・イライト人力がなく、l4
=0であるので、次に、l5=1の判定により、シャド
ウ入力があるか否かの判別が行なわれる。いま、シャド
ウ入力がな、(、l5=0であるので、続いて、)・イ
ライト人力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フ
ラッグM7の検出が行なわれる。ハイライトまたはシャ
ドウモードにおいては、ハイライト人力またはシャドウ
入力が偶数回人力されると、そのモードが解除されると
共に、ハイライトからシャドウまたはシャドウからハイ
ライトにモードが切り換えられたときには、最後に選択
されたモードに切り換えられる方法を採っている。ノ・
イライト入力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出
フラッグM7は、このために必要となるフラッグである
。いま、ノ・イライトモードでもシャドウモードでもな
く、(M6)=1 、(M7)=1であ木ので、次に、
ll0=1の判定によりレリーズされているか否かの判
別が行なわれる。レリーズされていない場合には、■−
■を通じて、再び第28図のモード判別プログラムに戻
る。レリーズされていた場合には、■−■を通じて、第
29図中の露出制御のプログラムに分岐する。 次に、第29図における露出制御のプログラムについて
説明する。まず、シャッター秒時格納エリアM8の内容
(Ms)をタイマーカウンターに設定する。ここで、’
rv値(Ms)は、LSBイ2 E vの精度であるの
で、Tv値(Ms)に次のような近似変換を行なってタ
イマーカウンターに設定してやる必要がある。いま、エ
リアM8の内容であるTv値を、12進数で表わすと、 Tv = tz(12X+Y+l/Z ) ”・(
112 (ただし、X、Y、Zは整数) と表わすことができる。−従って、露出時間Tは、1
(Tv/12) 1 12X+Y+ 1/12Z
、 、 、、。(2)T=(/1) 2 = (
/r)2(ただし、fはクロックパルスCKの周波数)
で表わされ、これは近似的に、 T=(1)(l+”/ )・ 12X+Yf
12 °°−−−(31となる。従
って、Tv値(Me)をタイマーカウンターに設定する
ときには、まず、Tv値(Me)を/12にして、小数
点以下(ここでは4ビツトとする)を求める。次に、タ
イマーカウンターの最下位ビットに”l′をたて、続い
て、上記小数点以下4ビツトヲタイマーカウンターの最
下位から上位がゎに1ビツトずつシフトしながらロード
する。従らて、最下位ビットから5ビツト目に、は必ず
°l′がロードされ、下位4ビツトには、上記小数点以
下4ピツトカロードされたことになる。次に、この5ビ
ツトを上位側にさらに12X+Y−4ピツトだけシフト
する。これによ、9、Tv値(Me)が上記(3)式を
満たすようにロードされ、タイマーカウンターの設定が
終了したことになる。次に、l1l=0の判定により、
トリガーが開くまで待期し、トリガーが開くと入力ポー
トIllが均1となるので、次にタイマーカウンターを
4の周期で減算し、露出時間の計時を行なう。そして、
タイマーカウンターの内容が40′になったら、露出を
終了しなければならないので、出力ポート09に101
を出力して、露出を終了させる。次に、インターバル命
令を実行した後、■−■を通じて、再び第28図のモー
ド分別プログラムに戻る。インターバル命令の実行は、
シャッター制御信号816が出力され、後幕保持用マグ
ネッ) MG、が消磁されてから可動反射ミラー31が
降下し、再び測光可能になるには、数十msを要するの
で、この時間を創り出すために行なわれる。 次(、スポットf、 −、)モードにおいて、ハイライ
トモードが選択されている場合のプログラムの流れにつ
いて説明する。いま、スポットオートモードにおいて、
スポット人力でなくl3=0であったとすると、この場
合には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l3=1の判定をノーで抜け、■−〇を通じて第31図
のスポットオートモードでスポット人力なしのためのプ
ログラムに分岐する。以下、通常のスポットオートモー
ドと共通するプログラムについては、その説明を省略す
る。いま、プログラムの流れが進行し、スポット人カポ
インドの表示の変更が終了したものとする。 つまり、第31図の一フローにおいて、データー(MT
n )(n−1−N)のポイント表示のステップが終了
したものとする。次に、(Me) =−1,(M?)
=−1の判定により、ハイライト人力があるか否か、シ
ャドラム力があるか否かの判別が行なわれるが、この段
階ではいまだ(MG) = 1 、 (M7) ’=
4であるので、通常のスポットオートモードのプログラ
ムを実行し、バー表示データー(M3)のバー表示は行
なわれる。更にプログラムの流れが進行すると、■−〇
を通じて第32図のプログラムに入る。ここでは、まず
(Mlo) = oの判定〜により、メモリーホールド
であるか否かが判別されるが、いまメモリーホールド状
態でないので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモー
ド検出用人力ポートI4のレベル検出を行なう。いま、
ハイライト人力されており、l4=1であるので、判定
■4=1をイエスで抜け、次に、ハイライト人力直後検
出フラッグM17に1已をストアする。このフラッグM
17は、ノ・イライトモード選択後、1回目のプログラ
ムの実行であるかどうかを検出するためのフラッグであ
る。 次に、ハイライト人力検出用フリップフロップ回路(0
1s 、Gas )をリセットするため、出力ポート0
2に正のパルスを出、力する。続いて、ハイライト人力
検出フラッグM6の内容を反転する。い−4、(MG)
=−1のときハイライトモードとなり、−(MG)=t
のときハイライトモードは解除される。即ち、ハイライ
ト人力検出用フリップフロップ回路(Gas−Gas)
が偶数回設定されると(MG)=1となり、ハイライト
モードは解除され、奇数回設定されると(MG)=−1
となり、ハイライトモードが選択される。いま、(MG
)=−tでハイライトモードが選択されていたとする。 次に、HIGH”セグメントの表示を行なう(第51図
参照)。続いて、スポット人力・されたスポラ)By値
MBn(n=1〜N)のうちの最小値MIN(MBn
) (n = 1〜N )を求め、シャッター秒時格納
エリアM8にストアする。次に、ハイライト人力直後検
出フラッグM17の内容(Ml7)が11′であるか否
かの判別を行ない、(Ml7)=1の場合、即ち、ハイ
ライトモードに切換後1回目のプログラムの流れである
場合には、前述したように、バー表示がまず最小値MI
N(MBn )に対応したスポット入カポインドまで伸
びる必要がある(第51図)。次に、この処理のための
プログラムについて説明する。まず、しく (Ml )
+(Ms ) ) +C5により、Tv値を演算し、
バー表示データー格納エリアM3にストアする。ここで
、(Ml)は5v−Av値、(Ms)はスポット人力さ
れたスポラ)Bv値の最小値、C5は定数である。次に
、Tv値(Ms)をサブルーチンf ((Ms) )の
実行により表示データーに変換した後、Tv値(Ms)
のバー表示を行なう。続いて、インターバル命令を実行
する。このインターバル命令は、最高輝度値(Ms)を
示す上記Tv値(Ms)のパー表示を行なった後に、こ
の値(Ms)x−’) 28 EVオーバーのシャッタ
ー秒時のバー表示を実行するまでの時期時間を創り出す
役目をする。 このインターバル命令を行なわないと、パー表示が最高
輝度値まで伸びた後、すぐに2) Bvオーバ−の表示
に移ることにより、表示の確認が困難となるので、これ
を防止するためである。もし、(Ml7) =−tのと
きには、上記最高輝度値のバー表示は行なわず、次に述
べる命令の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応した
スポット入力データーのポイント表示から23/ Ev
オーバーのパー表示を行なう。まず、/、 ((Mt)
+ (Ms) ) + (M2)−1−C5−1−7
によりTv値を演算し、これをエリアM3にストアする
。ここで、加算される数f7°は、23’ Evに相当
する。また9、この演算には補正値(M2)が加味され
る。そして、サブルーチンf ((Ms) )の実行に
より、データー(Ms)を表示用データーに変換した後
、再びエリアM3にストアし、データー(Ms)のバー
表示を行なう(第52図参照)。次に(Mり + 4(
M2)+ (Me ) +C6により、ハイライトモー
ドにおける露出時間を求め、これをシャッター秒時格納
エリアM8にストアする。ここで、 (Ml)は5v
−Ay値、(M2)はCv値、(Ms)は最高輝度のB
y値、C6は定数である。以上は、ノ・イライトモード
検出フラッグM6の判別に□おいて、(Me)=−1で
あった場合についての説明であるが、(Me)=1の場
合には、HIGH”セグメントの表示の消去が行なわれ
る。続いて、ハイライト人力直後検出フラッグM17を
109にし、ノ・イライトモードに移って1回目のプロ
グラムの流れが終了した旨が、フラッグM17に設定さ
れる。次に、シャドラム力検出フラッグM7を119に
し、同フラッグM7をリセットする。しかる後、11o
=tの判定により、シャッターレリーズか否かが判別さ
れ、■−■または■−■を通じて、プログラムが所定の
フローチャートにそれぞれ分岐されることは、通常のス
ポットオートモードの場合と同様である。 次に、スポットオートモードにおいて、シャドウモード
が選択されている場合について説明する。 通常のスポットオートモードおよびハイライトモードと
同じプログラムの流れについては、詳細な説明を省略す
る。第32図のフロチャートにおいてシャドウモードの
場合には、 (Mlo) = 0およびl4=1の判
定をそれぞれノーで抜け、工5=1の判定に入る。シャ
ドラム力があると、l5=1となるので、次に、シャド
ラム力直後検出フラッグM1gに1゛11をストアする
。このフラッグM18は、シャドウモードに変更後1回
目のプログラムの流れであるか否かを検出するためのフ
ラッグでありjll、t’で1回目であることを示す。 次に、出力ポート03に正のハルスを出力し、シャドウ
モード検出用フリップフロップ回路(G、。、G□)の
リセットを行なう。これにより、工5=0となる。続い
て、シャドラム力検出フラッグM7の符号を反転する。 これは、ハイライトモードの場合と同様に、偶数回シャ
ドウモードを連続して選択したときには、シャドウモー
ドがクリアされるようにするためである1゜第30図の
変数のリセットにおいて、(Ml)=1としたので、い
ま1回目のプログラムの流れにおいては、(Ml)=−
tとなり、次の(Ml)=、1の判定はノーとなる。よ
って、次Ktず’5HDW”セグメントの表示が行なわ
れる(第55図参照)。続いて、スポット人力された最
低輝度値MAX(MBn )(n = 1〜N)を求め
る。ここで、データー(MBn)が大きくなる#1ど、
輝度値は小さくなるので、データー (MBn)の最大
値が最低輝度値に相当する。求められた最低輝度値MA
X(MBn )は、シャッター秒時格納エリアM8にス
トアされる。次に、(Ml8)=1の判定によりシャド
ウモード変更後1囲目のプログラムの流れであるか否か
が判別され、いま、1回目の・プログラムの流れで(M
lg) = 1であるので、続いて、最低輝度値MAX
(MB n )に対応したバー表示データーの演算を
行なう。これ社、イ1(Ml) + (Ms) ) +
Csによって求められ、バー表示データー格納エリアM
3にストアされる。ここで、(Ml)は5v−Av値S
(MB)は最低輝度値MAX(MBn )t(M2)は
Cv値、C3ij定数である。次に、サブルーチンf
((MB) )の実行により、データー(MB)のバー
表示データーへの変換を行なった後、最低輝度値MAX
(MBn )に対応するバー表示を行なう(第55図参
照)。次にインターバル命令を実行するが、この命令の
目的は、パイライトモードの説明のところで述べたのと
同様である。このように、シャドウモード切換後、1回
目のプログラムの流れでは、一旦最低輝度値に対応した
スポットポイント表示に対応する位置までバー表示を戻
す。2回目以降のプログラムの流れにおいては、この表
示は必要ないので、この場合には(Mts) = 1の
判定をノーで抜けて直接次に述べるプログラムに分岐す
る。次は、最低輝度値より、2/3Evアンダーのバー
表示を行なうためのプログラムが実行される。ここでは
、まず、最低輝度値よ−リ2 t Evアy p−一に
対応したTv値の演算が) ((Ml )+(MB)
)+ (M2) +C5−8により行なわれ、この結果
がバー表示データー格納エリアM3にストアされる。こ
こで、(Ml)は5v−Ay値、(MB)は最低輝度値
MAX(MBn )、(M2)はCv値、C5は定数で
ある。また、減算される°81は、2/gv に対応す
る。次に、サブルーチンf ((MB) )の実行によ
りデーター(MB)をバー表示データーに変換した後、
データー(MB)のバー表示を行なう(第56図参照)
。 続いて、(Ml ) + (MB ) + 4(M2)
+C6によシ、シャドウモードにおける露出時間情報
を求め、これをシャッター秒時格納エリアM8にストア
する。一方、上記(M7)=1の判定において、シャド
ウ入力検出フラッグM7がvIVのときには、シャドウ
モード解除であるので、”5HDW″セグメントの表示
を消去して、上記最低輝度値に対応するバー表示および
これより2/3Evアンダーのバー表示は行なわない。 続いて、シャドウ入力直後検出フラッグM1gに・−O
Iをストアする。これKより、次回以降のシャドウモー
ドのプログラムにおφては、フラッグMtsの内容(M
ts)を判別して、最低輝度値に対応するバー表示は行
なわない。また、ノ・イライトモード検出フラッグM6
を9゛11にリセットし、次H,Ito=tの判別によ
りシャッターレリーズか否かを判別して、■−〇または
■−■を通じてそれぞれのプログラムに分岐する。 上記ハイライトおよびシャドウモードにおいて、2回目
以降のプログラムの流れでは、 I4= o、 l5=
0となっている。このときには、I4= l、l5=t
の判定をそれぞれノーで抜け、続いて、(M6 ) ”
’−’ t(M7)=−1の判定を行なう。(M6)=
−tのときには、ハイライトモードが選択されている状
態であるので、前記ハイライトモードのプログラムが実
行される。また、(M?)=−1のときには、シャドウ
モードが選択されているので、前記シャドウモードのプ
ログラムが実行される。いずれでもない場合には、11
0=1の判定に直接抜ける。そして、110=1の判定
により、シャッターレリーズであるか否かの判別が行な
われ、■−〇または■−■を通じて、それぞれのプログ
ラムに分岐する。 次に、メモリーモードについて述べる。メモリーモード
には、ダイレクトオートメモリーモードと、スポットオ
ートメモリーモードとがあることについては、既に述べ
た通りである。まず、ダイレクトオートメモリーモード
について一明する。 いま、第28図のモード判別のプログラムの流れの中で
、オートモードでのl13=1のストロボ電源オンの判
定の後に、メモリーモード検出用人力ボ−)I6のレベ
ル判別が行なわれる。この人力ポートI6は、メモリー
スイッチSW6を閉成してメモリーモードを選択すると
l6=1となるので、判定エロー1をイエスで抜け、次
にメモリーホールド検出フラッグMlOの判別が行なわ
れる。このフラッグMIOは、メモリーセットの状態で
は+1′、メモリーホールドではT’ o 9 Yなる
フラッグである。 いま、メモリーセットであったとすると、 (MIO)
=1であるので、続いて、実露出時間のアペックス値を
格納するためのエリアM21が°0゛に初期設定される
。次に、”MEMO’“セグメントの表示が行なわれる
(第57図参照)。続いて、メモリーモード検出フラン
グMllの判別が行なわれる。このフラッグMllは、
メモリーモードにおける撮影モード、即めのエリアであ
る。いま、フラ、ラグMll Kは、通常のオートモー
ドのプログラムで定数C26がストアされテイルノテ、
(Mu) 、HC21、(Mu) 4 C20である。 ここで、C21は平均ターイレクトオートモード定数、
C20はスポットオートモード定数である。従って、
次に人カポ−)I2のレベルの判別が行なわれる。いま
、平均ダイレクトオートメモリーモードでl2=0であ
るので、■−■を通じて第29図の平均ダイレクトオー
トモードのプログラムへ分岐する。ここでは、まず、撮
影モード検出フラッグM12に平均ダイレクトオートモ
ード定数C21がストアされる。以下、メモリーモード
に特有な部分についてだけ説明し、平均ダイレクトオー
トモードと共通の部分については説明を省略する。 メモリーセントの状態では、レリーズまでは’MEMO
”表示がなされている以外、平均ダイレクトオートモー
ドと差はない。いま、シャッターがレリーズされたとす
ると、 ■10=1の判定をイエスで抜け、さらに、l
6=1の判定をイエスで抜けて、(Mlo)=。 の判定に到る。いま、メモリーセットの状態であるので
、(MlO)T−00判定をノーで抜け、続いて、In
、=oの判定によってトリガーが開いているかどうかの
検出を行なう。トリガーが開くとln=0の判定をイエ
スで抜けて、実露出時間のカウントを行なう。この場合
、露出制御は平均ダイン”クト測光による。上記実露出
時間のカウントは、第42図に示す実露出時間カウント
のサブルーチンを実行することによって行なわれる。次
に、このサブルーチンのプログラムについて説明する。 実露出時間のカウント方法の概要については、既に第2
6図を用いて説明した通りであるが、もう二度簡単に再
説すると、実露出時間のカラ7)は、カウントパルス1
2個をカウントするごとにカウントパルスの周期を倍々
にして行くことによって行なわれる。こうすることによ
って、最終的なカウント値そのものが、LSB / E
v の重みを持ったア2 ペックス値相当の値となる。このサブルーチンにおいて
は、まず、基準パルス周期格納エリアM32に、定数C
60をストアすると共に、基準パルスカウント数格給エ
リアM30に°0′を初期設定する。次に、エリアM3
1に基準パルス周期(M32)をストアする。そして、
エリアM31の内容(M3t)を1ずつデクリメントし
ながら、これをエリアM31にストアし、(Mal)
= Oの判定によりエリアM31の内容が90′になる
まで、デクリメントが繰り返される。 エリアM31の内容が°09になると、(M31) =
0の判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間のアペ
ックス演算値格納エリアM21および基準パルスカウン
ト数格納エリアM30を、それぞれlだけインクリメン
トする。次に、露出終了信号入力ポート112のレベル
の検出を行なう。露出が終了していなければ112 =
1であるので、112 = oの判定を抜け、続いて
、(M2O)=12の判定が行なわれる。 この判定はパルスが12個数えられたか否かを判別する
もので、カウント数が12に満たない場合には、再びエ
リアM31 K基準パルス周期(M32)をストアする
プログラムに戻る。そして、このループが12回繰り返
されて、(M2O) =12となると、こんどは、基準
パルス周71(M3z)& 2倍に設定しなおした後、
カウント数格納エリアM30を10 lにリセットし、
再びエリアM31に基準パルス周期(M3c) 、をス
トアするプログラムまで戻る。以−Fのプログラムをダ
イレクト測光による露出が終了するまで繰り返し、露出
が終了すると112= 00判定をイエスで抜けてリタ
ーンし、第29図のプログラムに戻る。よって、エリア
M21には、露出時間のアペックス演算値相当の値がス
トアされたことになる。次に、平均ダイレクトオート撮
影による実露出時間をメモリーホールドしたことを示す
ために、メモリーホールド検出フラッグMIOに@01
をストアし、インターバル命令を実行した後、■−■ヲ
通C”C第28図に示すモード判別のプログラムへ戻る
。 続いて行なわれるメモリーホールド状態での1回目のフ
゛ログラムでは、メモリーセットのときと同様に、第2
8図のl6=1の判定をイエスで抜けた後、(Mlo)
= oの判定に入る。こんどはメモリーホールドでM
IO= oとなっているので、この判定をイエスで抜け
、メモリーホールド検出フラッグMllに、撮影モード
検出フラッグM12の内容(Ml2)をストアする。い
ま、フラッグM12には、平均ダイレクトオートモード
定数C21がストアされているので、フラッグMllに
は定数C21が設定される。 次に、シャッター制御信号出力ポート09を@1!にし
て、シャッター制御信号816をe)(tレベルにする
。続いて、(Mu) = C21の判定に入るが、上記
の如く、フラッグMllの内容は定数C21となってい
るので、この判定をイエスで抜け、■−■を通じて、第
29図の平均ダイレクトオートモードプログラムにおけ
る、撮影モード検出フラッグM12の内容を撮影モード
検出フラッグM13に転送するステップに分岐する。い
ま、メモリーホールド状態でM10=0であるので、以
下の(Mto) = oの判定においてはイエスとなり
、エリアM19に5v−Av値(S V−AV)がスト
アされ、エリアM20 KCV値Cvがストアされる。 次に、・(M2)=Oの判定によりCv値が人力されて
(M2)〜0であれば、”±”セグメントの表・±・ 示を行ない、そうでなければ セグメントの表示を消
去する。続いて、再び(MIO) = 0の判定をイエ
スで抜け、まず、メモリーセット時に人力された5v−
Av値(Ml)とメモリーホールド時に人力されたSv
、−Av値(Ml9)との差を求め、これをエリアM1
9にストアする。次に、メモリーセット時に入力された
Cv値(M2)とメモリーホールド時に人力されたCv
値(M 20)との差を求め、これをエリアM20にス
トアする。続いて、(M21)+(Ml9)+4 (M
2O) +C40により、ダイレクトオートメモリーモ
ードによる露出時間を演算し、これをシャッター秒時格
納エリアM8にストアする。ここで、この式の意味する
ところを説明する。上述したように、(M21)は、ダ
イレクト測光による実露出時間のアペックス演算値であ
る。この値は、Bv値、5v−Av値、Cv値を含んだ
値であり、従って、(M21) + (Ml9) +4
(M2O) +C40は、絞りやフィルム感度を変え
ても、メモリーセット状態でのダイレクト測光撮影のと
きと露出・レベルが同じになるような演算式である。 また、4(M2O)を加えることにより、メモリーホー
ルドに補正をかけることができるようにしたが、その理
由については既に述べた通りである。次に、レ ((M
o ) + (Mt) ) + (M、2) +02に
より、バ−表示のためのTv値の演算を行なう。ここで
、 (Mo)は、メモリーセット状態でシャッターレリ
ーズされる直前の平均Bv値で、メモリーホールドであ
る限り変わることはない。続いて、サブルーチンf((
M3))を実行することによって、演算値(M3)のバ
ー表示データーへの変換を行ない、この後バー表示を行
なう。このバー表示においては、バー表示全体が点滅さ
れる(第58図参照)。次に、実行するインターバル命
令は、メモリーセット時に特に必要となるもので、ここ
で、この目的について述べる。人カポ−) 110のレ
ベルは、シャッター上昇過渡時に110=1になるよう
にしている。表示の測光は、ミラーの反射光によって行
なっているので、もし入力された平均Bv値(Mo)が
、このミラー上昇過渡時のものであれば、メモリーホー
ルド時の表示データーと、メモリーホールドによる実露
出時間データーとが一致しなくなる。従って、レリーズ
直前にホールドされるBv値は必ずミラー上昇直前のも
のでなければならない。プログラムは、大まかにいえば
、平均By値人入力レリーズの判別→平均Bv値データ
ーの記憶の繰り返しになるのであるが、この平均Bv値
の人力からレリーズ判別までの時間を、ミラー31が上
昇を開始してから人カポ−)110のレベルが會14に
なるまでの時間より長くすれば、この問題を解決できる
。インターバル命令の実行は、このために必要となる。 次に、平均ダイレクトオートメモリーモードでレリーズ
されていたときには、11o=1の判定をイエスで抜け
て続いて人カポ−)I6のレベル判別を行なう。いま、
メモリーモードでl6=1であるので、次に(Mlo)
= oの判定に入り、メモリーホールドなのfこの判
定をイエスで抜けて、続いて、シャッター秒時格納エリ
アM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設定する
。このタイマーカウンターの設定方法については、既に
述べた通りである。また、以降のプログラムについては
、既に説明したので、ここではその詳しい説明を省略す
る。 次に、スポットオートメモリーモードについて説明する
。スポットオートモードは1、もともと記憶測光で、し
かも露出は手動操作により人力された測光値に基づいて
のみ行なわれるものであるから、原則的には、スポット
オートメモリーモードは新たな側光値が人力されないよ
うにするだけでよい。まず、メモリーセクトの状態にお
いては、”MEMO”表示がなされるだけでスポットオ
ートモードのフローと何ら差はない。上記″MEMO”
表示については、ダイレクトオートメモリーの場合と同
様に行なわれるので説明を省略する。また、メモリーモ
ード検出フラッグMllには、スポットオートモード定
数C20がセットされているので、第28図のモード判
別のプログラム中の(Mu) = C20の判定によっ
て、かならず■−■を通じて、第31図に示すスポット
オートモードでスポット人力なしのプログラムに分岐す
る。即ち、スポットオートメモリーモードでは、スポッ
ト人力は無視される。また、ハイライト人力、シャドラ
ム力の検出も行なわない。即ち、第32図のプログラム
において、(MIO) = Oの判定をイエスで抜ける
ことにより、I4= l 、 Is= 1の判別は無視
される。さらに、バー表示を点滅させる。以上述べたこ
と以外については、スポットオートモード時とすべて同
じである。なお、バー表示については、後に一括して詳
細に説明する。 次に、オートモードにおいてストロボの電源をオンした
場合について説明する。ストロボの電源がオンされると
、ストロボ電源オン信号814が′Hルベルになること
により、入力ポート113がfleとなる。このため、
第28図のモード判別のプログラムにおいて、判定l1
3=1をイエスで抜け、■−〇を通じて、第33図に示
すストロボオートモードのプログラムに分岐する。ここ
では、まず、出カポ−)Oo−Oaに正のパルスを出力
し、インターフェースの対応する各フリップフロップ回
路をリセットする。次に、メモリーホールド検出フラッ
グM10に111を転送し、同フラッグMIOをリセッ
トする。続いて、撮影モード検出フラッグM12に、ス
トロボオートモード定数C30をストアする。次に、(
Mla) = C22および(Ml3) = (Ml2
)の判定を行ない、電源投入直後か否か、および、モー
ド切換直後か否かの判別をそれぞれ行ない、電源投入直
後またはモード切換直後であれば、表示のリセットを行
なう(第68図参照)。この表示のリセットにおいては
、’AUTO”セグメント、定点指標およびストロボ同
調秒時の6o”セグメントの表示をそれぞれ行なう。こ
れは、ストロボオートモードにおいては、ストロボ同調
秒時4゜秒に対する測光値の偏差を、バー表示用セグメ
ント列にポイント表示するためである。次に、By値格
納エリアMOに平均Bv値BVlを、5v−Av値格納
エリアM1に5v−Ay値(SV−AV)を、Cv値格
納エリアM2にCv値CV を、それぞれストアする。 続いて、(M2)=0の判定により、補正があるときに
は、”±”セグメントの表示を行ない、補正がないとき
には”±″セグメント表示を消去する。次に、/ ((
MO)+(Ml))+(M2)+ C100により、塙
秒のシャッター秒時に対する測光値の偏差を求め、これ
をポイント表示データー格納エリアM4にストアする。 次に、サブルーチンg ((M4月の実行により、デー
ター(M4)を表示データーに変換した後、これをバー
表示用のセグメント列にポイント表示する(第68図参
照)。ここで、□ g ((M4月は、表示データー範囲外のデーターを限
界値に設定するサブルーチンで、上記サブルーチンf
((M3月において限界設定値C40、C41だけが異
なるものと考えてよい。従って、このサブルーチンg
((M4月の詳細なフローチャートは、図示および説明
を鼓に省略する。次に、表示点滅周期格納エリアM23
に、表示点滅周期定数C35をストアする。この定数C
35は、ストロボオート撮影後の、霧出アンダー、露出
オーバー、露出適正などの点滅表示の周期を決めるため
の定数である。続いて、サブルーチンWA I T l
のプログラム(第39図参照)に移り、これの実行が開
始される。まず、サブルーチンWAIT2に飛び、定数
035に応じたインターバルを創り出したのち、点滅表
示フラッグM22を反転させてサブルーチンWAITI
K戻っテくル。 続いて、フラッグM22が°1゛かどうかの判別を行な
い、(M22) =’ 1のときには、オーバー、アン
ダー捷たは適正の表示のためのレベル判定、並びに表示
のプログラムを実行する。まず、人力ボート114が1
19であるか否かの判定を行ない、114 =1である
ときには、露出オーバーであるので、”+”セグメント
の表示(第70図参照)を行ない、リターンする。また
、1144 tであるときには、人カポ−) 115が
41′であるか否かの判定に入る。115=1であれば
、露出アンダーであるので、“−”セグメントの表示(
第71図参照)を行なってからリターンし、■15〜1
で娶ればストロボ適正であるので、”ム”セグメント表
示を行なってリターンする。そして、次回のプログラム
の流れでは、サブルーチンWAIT2内でフラッグM2
2の符号が反転されるので、(M22) =−tとなり
、”−”、”+゛セグメント表示が消去される。さらに
、116−=1のときには、116 = 1の判定によ
り、”ム”表示が消去されて、リターンする。上記入カ
ポ−) 114 。 115 、116は、ストロボ発光後約2秒間だけl′
となるものであるから、この間は、プログラムの流しに
よって、露出アンダー、露出オーバー、露出適正に応じ
て−tl 、 N +N 、 IIムl’!の表示がそ
れぞれ点滅するものである。また、ストロボ発光後2秒
間以外のときには、”ム”の表示のみが連続的に表示さ
れるものである。サブルーチンWAIT1の実行後第3
3図に示すプログラムに戻ると、続いて、110 =
1の判定により、シャッターレリーズがされているか否
かの判別が行なわれる。レリーズされていなければ、■
−■を通じて直接第28図のモード判別のプログラムに
戻り、レリーズされていれば、前述したように、シャッ
ター制御およびストロボの制御はハードウェアで行なわ
れるので、プログラムは、工11=0の判定によりトリ
ガーの開放をまって、■−■を通じ第28図のモード判
別のプログラムに戻る。 次に、マニュアルモードについて述べる。いま、撮影モ
ード切換用操作ノブ21を1MANULj 指標に合
わせてマニュアルモードを選択したとすると、マニュア
ルスイッチSW3が閉成して、入力ポートエ1が°1′
となる。よって、第28図のモード判別のプログラムに
おいて、I□=tの判定をノーで抜け、11=1の判定
をイエスで抜けて、113=1の判定に入る。いま、ス
トロボの電源がオンされていないとすると、113=O
となり、次にスポットモード検出用人カポ−)I2のレ
ベル判定に入る。 いま、スポットモードも選択されておらず、通常のマニ
ュアルモードとすると、l2=0となるので、プログラ
ムは、■−〇を通じて、第34図に示す通常マニュアル
モードのためのフローチャートに分岐する。ここでは、
まず、出力ボート09に@1′を出力する。この゛こと
により、後幕保持用マグネットMG、に通電され、後幕
が保持時期状態となる。次に、撮影モード検出フラッグ
M12に、通常マニュアルモード定数023がストアさ
れる。次に、(Ml3)=C22および(Ml3) =
(Ml2)の判定により、電源リセットおよび表示の
リセットを行なう。まず、変数のリセットにおいては、
バー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示スタ
ートポイントのアドレスを設定する。次に、表示のリセ
ットにおいては、MAN U”および定点指標の表示(
+ +n 。 ”−”の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。続
いて、撮影モード検出フラッグM13 F撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。次に。 エリアMo、MlおよびM2に、平均By値BVI、5
v−Av値(SV−AV)およびCv値C■を、それぞ
れストアする。続いて、(M2)=00判定を行ない、
補正が入力されているときは”±”の表示を行ない(第
62図参照)、補正が入力されていないときには“±”
の表示を消去する。次に、マニーアル設定秒時(Ms)
の表示のクリアを行なう。なお、この表示のクリアは、
後に述べるマニュアル設定秒時(Ms)の表示の更新直
前に行なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバイ
ナリ−コードで人力されたマニーアル設定秒時を人力す
る。マニーアル設定秒時は、L 8 B I E vの
重みを持つので、次の表示のため、LSB、/ Evの
値に変換する目的で、内容(Ms)を3倍にして再びエ
リアM8にストアする。次に、マニーアル設定秒時(M
s)の表示を行なう。第61図においては、マニュアル
設定秒時が/6o秒に設定されていた場合が示されてい
る。即ち、各シャッター秒時を表示するためのセグメン
ト″1”〜” 2000”に対応したDRAM85のメ
モリーエリアの番11、□ 地と、マニュアル設定秒時とはl対lに対応している。 次に、標準露出レベル(第61図では/6o秒のシャッ
ター秒時)に対する偏差のバー表示データーを求める演
算/、 ((MO>+(Ml) )+ (M2 ) −
(Ms )十〇8を行ない、これを“エリアM3にスト
アする。ここで、(MO)は平均By値、(Ml)は8
v−Av値。 (M2)はCv値、(Ms)はマニュアル設定秒時、C
Sは定数である。続いて、演算値(Ms)を表示データ
ーに変換するために、サブルーチンh((Ms) )を
実行する。ここで、サブルーチンh((Ms) ) f
d、標準露出レベルに対する偏差が表示データー範囲外
にあるときに、これを範囲内に限定するためのサブルー
チンであって、上記サブルーチンf((Ms))におい
て限界設定値C40、C41だけが異なるものと考えて
よい。従って、このサブルーチンh((Ms))の詳細
なフローチャートについては、図示および説明を舷に省
略する。このサブルーチンh((Ms))は、標準露出
レベルに対する偏差(Ms)がある値より大きいときに
は、その限界値にデーター(Ms)を固定し、偏差があ
る値より小さいときには、そ1・ め限界値にデーター(Ms)を固定する。即ち、バー表
示は、第61図に示す1千″、−”のセグメント間に対
応する範囲内で行なわれることKなる。次に、11o
= tの判定により、シャッターレリーズの有無が判別
され、シャッターレリーズでないときには、偏差(Ms
)のバー表示を行なった後に、■−■を通じて、第28
図に示すモード判別のプログラムに戻る。また、シャッ
ターレリーズのときには、■−〇を通じて第29図中に
示す露出制御のプログラムに入る。ここでは、まずタイ
マーカウンターの設定が行なわれるが、カウンターに設
定される値はエリアM8にストアされたマニュアル設定
秒時である。この場合、上記(3)式におけるZは“0
”となり、スポットオート時の露出制御の場合と同様な
演算によりタイマーカウンターの設定がなされる。以下
のプログラムの流れは、スポットオート時と変わらない
ので、ここでは説明を省略する。 次に、マニュアルモードにおいて、スポット人力がされ
た場合について説明する。マニュアルモードにおいてス
ポット人力スイッチSW8がオンされ、スポット人力が
行なわれた場合には、スポットモード検出用人カポ−)
I2が°19となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、通常マニュアルモード時に■に向
けて分岐した判定■2=1がイエスとなり、続いて(M
l3) = C20の判定が行なわれる。いま、(Ml
3) = C20のときには、直前の撮影モードがスポ
ットオートモードであったことを示すので、この場合に
は、出カポ−)Oo、Otに正のパルスを出力し、スポ
ット〜%%モード検出用フリップフロップ回路(G?
、Go )およびスポット人力検出用フリップフロップ
回路(Go + GI2)をリセットする。これは、ス
ポットオートモードのところでも説明したが、スポット
オートモードから直接マニュアルモードが選択されり場
合にスポットマニュアルモードになるのを防止するため
である。即ち、オートモードとマニュアルモードとの基
本的な撮影モード間の変更においては、必ず単なるオー
トモードまたはマニュアルモードが選択されるようにし
て、変更後スポットモードにならないようにしている。 そして、出カポ−)00.Otへの正のパルスの出力の
後には、■−■を通じて、モード判別のプログラムの初
めの方に戻るようにして、再びモード判別をやり直させ
るようにしている。一方、直前の撮影モードがスポット
マニュアルモードでなかった場合には、(Ml3) =
C20の判定をノーで抜け、次に入力ポート■3ルヘ
ル判定を行なう。スポット入力スイッチSW8を閉じる
と、スポットマニュアルモー )” 力選択されると同
時に、スポット人力検出用フリップフロップ回路(Gl
l、G12)もセットされるので、l3=1となり、■
−■を通じて、第35図に示すスポットマニュアルモー
ドでスポット人力ありのプログラムに分岐する。ここで
は、まずI3v値格納エリアMOにスポットBv値BV
2をストアする。次に、撮影モード検出フラッグM12
にスポットマニュアルモード定数C24をストアする。 次K、(Ml3)=C22および(Ml3) = (M
l2)の判定により、電源投入直後か、モード切換直後
かの判別を行ない、電源投入直後またはモード切換直後
の場合には、変数のリセット、表示のリセッピ、インタ
ーフェースのリセットをそれぞれ新座う。まず、表示の
リセットにおいては、重なり検出フラッグM5.ハイラ
イト人力検出フラッグM6およびシャドウ人力検出フラ
ッグM7に、それぞれ°l′をストアする。次に、パー
表示スタート番地格納エリアM14にバー表示のスター
トセグメントのアドレスをストアする。また、スポット
人力データー数格納エリアM16に、10′をストアし
てすセットする。次に、表示のリセットにおいては、”
MANU”、’ S POT″゛ および定点指標の表
示(”+”、−”の表示を含む。)が行なわれる(第6
3図参照)。続いて、インターフェースのリセットにお
いては、出カポ−) 02 、03に正のパルスを出力
し、ハイライト人力検出用フリップフロップ回路(Gt
s 、Gte )およびシャドラム力検出用クリップフ
ロップ回路(G、。、 G、、 )のりセッ゛トを行な
う。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。これに
より、次回以降の同一のプログラムの流れでは、(Ml
3) = (Ml2)となるので、変数。 表示およびインターフェースのリセットは行なわれない
。次に、スポット入力データー数格納エリアM16 i
1つイ゛ンクリメントする。続いて、 レジスターM
BNおよびエリアM1に、スポラ) Bv値(MO)お
よびSv −Av値(SV−AV)をストアする。ここ
で、レジスターMBNのNは、 スポット入力回数に対
応した値、即ちエリアM16 の内容(M 16 ’)
に対応した値で、最初のスポット入力においてはIll
となる。従って、複数回のスポット入力によるスポッ
トBv値は、それぞれ別個のレジスターに記憶されるこ
とになる。続いて、マニュアル設定秒時(MO)の表示
のクリアを行なう。 次に、エリアM8に、入カポ−) I8に設定されたマ
ニュアル設定秒時データー(I8)fニスドアする。続
い−C、マニュアル設定秒時(MO)を3倍にして重み
変換し、再びエリアM8にストアする。そして、エリア
(MO)の内容を表示する。 第63図においては、マニュアル設定秒時が1/l 2
5秒に設定されていた場合が示されている。次に、標準
露出レベル(第63図では1/125秒のシャッター秒
時)に対する偏差の演算層((M B N) + (M
l))−(MO)+C8を行ない、これをレジスターM
TNにストアする。ここで、レジスターMTNのNは、
上記レジスターMBNのNと同様に、スポット入力回数
に対応した値である。続いて、サブルーチン”((MT
N))を実行し、偏差(MTN)を表示用データーに変
換した後、これをポイント表示する(第63図参照)。 次に、スポット入力値の加算平均値によるバー表示を行
なうのであるが、もし、ハイライトモードまたはシャド
ウモードで、(M6)=−1または(M?)=−1の場
合には、以下に述べる加算平均値の演算を行なわず、直
接スポット入力状態の解除(01←几)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなくシャドウモード
でもなく、(M6 )=t 、 (M7 )=tである
ので、次に、これまで入力されたスポットBv値(M
Bn )N (n−1−N)の加算平均値Σ(MBn)ハを演算n=
=1 し、これをエリアM3にストアする。続いて、エリアM
2にCv値CVをストアし、(Ml)==450であれ
ば1±”の表示を行ない(第63図参照λ(Ml)=0
であれば1±”の表示を消去する。次に標準露出レベル
に対する、加算平均値(M3)によって得られる露出レ
ベルの偏差の演算1/s((M 1 ) + (M3
))+(Ml) −(M8)+08を行ない、これをエ
リアM3にストアする。続いてサブルーチンh((M3
))を実行し、演算値(M3)のバー表示データーへの
変換を行なう。次に、出力ボート01に正のパルスを出
力して、スポット入力検出用フリップフロップ回路(G
18.G12)のリセットを行ないスポット入力状態を
解除する。続いて、110=1の判定により、シャッタ
ーレリーズの有無を判別し、レリーズされていなければ
偏差(M3)のバー表示を行なった後(第64図参照
)、■−■を通じて第28図のモード判別のプログラム
へ戻る。また、レリーズされていれば、■−■を通じて
、第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。ここ
では、マニュアル設定秒時(M8)がタイマーカウンタ
ーに設定され、この値に基づいて露出制御が行なわれる
。そして、既に述べたプログラムの実行を終え、■−■
を通じて、第28図のモード判別のプログラムに戻る。 次に、スポットモード選択後の2回目以降のプログラム
の流れでは、スポットモードが解除されず、かつ、スポ
ット入力がないものとすれば、l2=1.13=Oとな
るので、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエス。 l3=1の判定をノーで抜け、■−■を通じて、第36
図に示すスポットマニュアルモードでスポット入力なし
のプログラムへ分岐する。ここでは、まず、エリアM1
およびMlに、Sv −AV値(sv−AV)およびC
V値(CV)iそれぞれ入力する。続いて(Ml)=O
の判定を行ない、補正があれば1±”の表示を行ない、
補正がなければ1±”の表示を消去する。次に、マニュ
アル設定秒時(M8)の表示を消去する。続いて、エリ
アM8にマニュアル設定秒時データー(■8)をストア
した後、エリアM8の内容(M8)を3倍にして再びエ
リアM8にストアする。次にマニュアル設定秒時(M8
)の表示を行なう(第63図参照)。続いて、5v−A
v値の変更に伴うスポット入カポインド表示の変更のた
め、一旦すべてのスポット入力ポイン)(MTn)(n
=1〜N)の表示を消去する。次に、スポット入力され
た各スポットBv値(MBn)(n=1〜N)による標
準露出レベルに対する偏差の演算”/4 ((MBn
) +(Ml)) −(M8)+cs(n=1〜N)を
行ない、これらをレジスターMTn(n=1〜N)にそ
れぞれストアする。次に、各偏差(MTn)(n=1〜
N)に対してサブルーチンh((MTn))を実行する
ことにより、これらを表示データーに変換し、再びレジ
スターMTn (n=1−N)にストアする。続いて、
各表示データー(MTn ) (n=1〜N)に−づい
て、各偏差のポイント表示を行なう。即ち、スポット入
力のポイント表示は、常に露出レベルが一定となるよう
に変更される。次に、(M6 ) =−1、(M7 )
=−,1の判定により、ハイライトモードかシャドウ
モードかの判別を行ない、ノ・イライトモードまたはシ
ャドウモードのとき・は、後述するスポットBv値の入
力(MO4−BV2)のプログラムへ飛ぶ。ノ・イライ
トモードおよびシャドウモードのいずれでもない場合に
は、次に、スポット入力されたスポラ)13v値の加算
平均値に対する、CV値を含めた標準露出レベルに対す
るバー表示のプログラムに入る。ま+(M3))+(M
l)−(M8)+C8により、スポット入力されたスポ
ラ)BY値の加算平均値に対する、標準露出レベルの偏
差の演算を行ない、これをエリアM3にストアする。次
に偏差(M3)をサブルーチンh((M3))の実行に
より、表示データーに変換した後、偏差(M3)のバー
表示を行なう。 次に、エリアMOにスポラ)BY値BV2iストアする
。これは、スポット入力操作によらず、自動的に行なわ
れるもので、現測光ポイントの偏差のポイント表示のた
めのBv値である。続いて、前凹入力した8v−Av値
(Ml)、 マニュアル設定秒時データー(Ms)お
よび定数C8との間で、14((MO)+(Ml))−
(Ms)+CBの演算を行ない、これをエリアM4にス
トアする。次に、サブルーチンh((M4))を実行し
て、偏差(M4)を表示データーに変換する。次に、現
測光ポイントの偏差のポイント表示と、スポット入力に
よる偏差のポイント表示との重なりを検出するプログラ
ムが実行される。現測光ポイントの偏差のポイント表示
と、スポット入力による偏差のポイント表示とは、スポ
ットオートモードの場合と同様に、ポイント表示用のセ
グメント列を共通に用いて表示するため、現測光ポイン
トの偏差のポイント表示の変更に際し、それがスポット
入力による偏差のポイント表示と重なっていた場合は、
その表示を残し、もし重なっていなかった場合は、その
表示を消去する必要がある。この重なりを検出するのが
次のプログラムである。まず、(Ms)=1の判定を行
ない、重なり検出フラッグM5が°1′であった場合に
は、スポットモードに変更後1回目のプログラムの流れ
であるので、いまだ現測光ポイントの偏差の表示がなさ
れておらず1重なりの心配がない。よってフラッグM5
へのポイント表示データー(M4)の転送のプログラム
に直接飛び、フラッグM5にデーター(M4)をストア
する。これで、2回目以降のプログラムの流れにおいて
は、フラッグM5には前回のプログラムの流れにおいて
求められた現測光ポイントの偏差の表示データーがスト
アされていることになる。従って、2回目以降のプログ
ラムの流れでは、(Ms)=1の判定をノーで抜け、次
に、(M4)−(Ms)の判定に入る。 (M4)=(Ms)のときには、現測光ポイントの偏差
の表示には変更がないということであるので、直接デー
ター転送(Ms←(M4))のプログラムに入る。また
(M4)=!5(Ms)のときには、現測光ポイントの
偏差の表示に変更があるということなので、次に、現在
表示している現測光ポイントの偏差の表示データー(M
s)が、スポット入力による偏差のポイント表示データ
ー(MTn)(n=1〜N)のいずれかと等しいかどう
かの判別を順次行なう。 そして、゛もし、(MTn)=(Ms)なるものがあれ
ば、データー(Ms)のポイント表示を行ない、(MT
n)=(Ms)なるものがなければ、データー(Ms)
のポイント表示はクリアする。続いて、新たな現測光ポ
イントの偏差(M4)をフラッグM5に転送する。次に
、1io=iの判定により、シャッターレリーズされて
いるか否かの判別を行なう。シャッターがレリーズされ
ていなければ、現測光ポイントの偏差(Ms)のポイン
ト表示を点滅表示で行なうため、表示点滅周期格納エリ
アM23に表示点滅周期定数050を転送し、しかる後
、第41図のサブルーチンWAIT3を実行する。この
サブルーチンWAIT3のプログラムの流れおよび点滅
動作の目的については、スポットオートモードのところ
で詳細に述べたので、ここでは省略する。一方、シャッ
ターがレリーズされていなければ、■−■を通じて、第
29図中に示す露出制御のプログラムに飛び、このプロ
グラムの実行の後、■−■を通じて、第28図のモード
判別のプログラムに戻る。 上記サブルーチンWAIT3の実行が終了すると、プロ
グラムは、次に■−■を通じて、第37図に示すハイラ
イトモードまたはシャドウモードのためのフローチャー
トに移る。ここでは、まず14=1の判定により、ノ・
イライト入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、
ノ\イライト入力されていないとすると、l4=Oであ
るので、判定をノーで抜け、次に■5=1の判定により
、シャドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。いま
、シャドウ入力でもないとすると、l5=Oであるので
、判定をノーで抜け、続いて、ノ・イライト入力検出フ
ラッグM6が′−1゛であるか否かを判別する。また、
(M6)〜−′1であれば、続いてクヤドウ入力検出フ
ラッグM7が−11であるか否かを判別する。ノ・イラ
イト入力またはシャドウ入力においては、入カポ−)
I4またはI5が°1′に設定されるが、これはハイラ
イトモードまたはシャドウモードの1回目のプログラム
の流れの中ですぐに10”にIJ上セツトれてしまう。 そこで、ノ・イライトモード状態またはシャドウモード
状態は、ノ・イライト入力検出フラッグM6またはシャ
ドウ入力検出フララグM7という内部フラッグに記憶保
持させるようにしている。従って、ここで、フラッグM
6お1となって、ハイライトモードおよびシャドウモー
ドの処理のプログラムを通過せず、直接110=1の判
定に到り、シャッターレリーズか否かの判別を行なう。 レリーズされていないとすると、I 10=0であるの
で、■−■を通じて、第28図のモード判別のプログラ
ムへ戻る。また、レリーズされているとすると、110
=1であるので、■−〇を通じて、第29図中の露出制
御のプログラムに分岐する。ここでは、タイマーカウン
ターにマニュアル設定秒時データー(M8)を設定し、
このタイマーカウンターの内容に応じて露出制御が行な
われる。そして、露出終了後は、■−■を通じて、第2
8図のモード判別のプログ?ムに戻る。 次に、上記スポットオ−トモードでノ・イライトモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムが進行して、現測光ポイントの
偏差のポイント表示が終了し、第37図の0まで達した
とする。次に、Ia=1の判定により、ハイライト入力
検出のための入カポ−) I4のレベルの判別が行な
われる。いま、ハイライトモード選択後、1回目のプロ
グラムの流れであったとすると、14=1となっている
ので、判定をイエスで抜け、次にノ・イライト入力直後
検出フラッグM17に°1′がストアされる。このフラ
ッグM17は、ノ・イライトモードが選択された後の1
回目のプログラムの流れであるかどうかを検出するため
のフラッグであり、これが°1゜であるとき、1回目の
プログラムの流れであることを示す。次に、出力ポート
02に正のパルスを出力し、ハイライト入力検出用フリ
ップフロップ回路(G15 、Gt6)をリセットする
。続いて、ノ・イライト入力検出フラッグM6の符号を
反転させる。 いま、シャドウスイッチSW、oを閉成した後または閉
成することなく、ノ・イライトスイッチSwgを奇数回
閉成したとすると、フラッグM6は°−1’となり、(
M6)=1の判定をノーで抜けて、続いて’HIGH”
の表示が行なわれる。また、ハイライトスイッチSW、
を偶数回閉成したとすると、フラッグM6は°1′とな
り、(M6)=1の判定をイエスで抜けて、続いてHI
GH”表示の消去が行なわ“れる。この”HIGH″
表示の消去の後は、後述するハイライト入力直後検出フ
ラッグM1?のリセット(M17←0)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ノ・イライトスイッチSW、が奇数回閉成
されていて、′HIGH”表示がなされたとする。次に
は、スポット入力値(MBn)(n=1〜N)のうちの
最高輝度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格納
エリアM9にストアする。次に、(Ml7)=1の判定
により、ハイライトモード選択後1囲目のプログラムの
流れであるか否かの判別が行なわれ、(Ml?)=1の
ときには、1回目のプログラムの流れであるので、スポ
ットオートモードのところで述べたのと同様に、まず、
最高輝度値MIN(MBn)に対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示を行なう。このため、l/4(
(Ml)+(M9))−(M8)+09により、MIN
(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏差の演
算を行ない、これをエリアM3にストアする。そして、
偏差<M3>+サブルーチンh((M3))の実行によ
りバー表示データーに変換した後、これをバー表示する
。しかる後に、インターバル命令を実行し、続いて1/
4 ((Mt ) +(M9) )+(M2)−(M8
)+C9+7により、最高輝度値MIN(MBn)から
2−LEvマイナスがわに対応した標準露出レベルに対
する偏差を演算し、この結果をエリアM3にストアする
。ここで、演算式に加えられる°71は、 2−LE
Vに対応するデーターである。 次に、サブルーチンh((M3))を実行して、偏差(
M3)を表示データーに変換した後、これをバー表示す
る(第66図参照)。続いて、ハイライト人力直後検出
フラッグM17を°0′にリセットする。 次に、シャドウ入力検出フラッグを°1“にリセットす
る。そして、110=1の判定によりレリーズされたか
否かを判別し、レリーズされていなかった場合には、■
−■を通じて第28図のモード判別のプログラムに戻り
、レリーズされていた場合には、■−■を通じて第29
図中の露出制御のプログラムに戻る。露出制御のプログ
ラムの終了後は、■−■を通じて第28図のモード判別
のプログラムに戻る。 ハイライトモードでの2回目以降のプログラムの流れに
おいては、 l4=Oとなっているので、l4=1の
判定をノーで抜け、(M6)=−1の判定を通じて’H
IGH”表示のプログラムに入ることになり、(M1?
) =1の判定により、最高輝度値MIN(MBn)
に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示は行
なわれず、最高輝度値MIN(MBn)より2 a E
vマイナスがわに対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示のみが行なわれる。 次に、上記スポットマニュアルモードでシャドウモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムの流れが、現測光ポイントの偏
差のポイント表示まで進行し、第37図00まで達した
とする。次に、l4=1の判定をノーで抜け、l5=1
の判定にょυ、シャドウ入力であるか否かの判別が行な
われる。いま、シャドウモード選択後、1回目のプログ
ラムの流れであったとすると、l5=1となっているの
で、判定をイエスで抜け、次に、シャドウ入力直後検出
フラッグM18に°1′がストアされる。このフラッグ
M1gは、シャドウモードが選択された後の1回目のプ
ログラムの流れであるがどうかを検出するだめのフラッ
グ、であり、これが°1”であるとき、1回目のプログ
ラムの流れであることを示す。次に、出カポ−) 03
に正のパルスを出方し、シャドウ入力検出用フリップ7
0ツブ回路(Goo 、G2θをリセットする。続いて
、シャドウ六方検出フラッグM7の符号を反転させる。 いま、ハイライトスイッチSW0を閉成した後または閉
成することなく、シャドウスイッチsw、o1奇数回閉
成したとすると、フラッグM7は°−1°となり、(M
?)=1の判定をノーで抜けて、続いて一8HDW”の
表示が行なわれる(第67図参照)。また、/ヤドゥス
イッチSW、oを偶数回閉成したとすると、フラッグM
7は°1°となり、(M7)=1の判定をイエスで抜け
て、続いて’8HDW”表示の消去が行なわれる。 この“8HDW”表示の消去の後は、後述するシャドウ
入力直後検出フラッグM1Bのリセット(M18←0)
のプログラムへ飛ぶ。いま、シャドウスイッチSW、o
が奇数回閉成されていて、’5HDW”表示がなされた
とする。次には、スポット入力値(MBn)(n=1〜
N)のうちの最低輝度値MAX(MBn)を求め、ハイ
ライトモードの場合と同様にして、この最低輝度値MA
X (MBn )に対応した標準露出レベルに対する偏
差のバー表示が行なわれる。また、最低輝度値MAX
(MBn )より2”Evプラスがわに対応した標準露
出レベルに対する偏差のバー表示が行なわれる。シャド
ウモードでの2回目以降のプログラムの流れにおいては
、l5=0となっているので、(M7)=−1の判定を
通じて’8HDW”表示のプログラムに入ることになり
、(MlB)=lの判定゛により、最低輝度値MAX
(MBn )に対応した標準露出レベルに対する偏差の
バー表示は行なわれず、最低輝度値MAX (MBn
)より2 ” Evプラスがわに対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示のみが行なわれる。 ここで、以上述べたスポットマニュアルモードにおける
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
流れを要約すると、まず、モード選択においては、ハイ
ライト指令釦15が連続して奇数回押されたらハイライ
トモードが選択され、シャドウ指令釦16が連続して奇
数回押されたらシャドウモードが選択される。偶数回連
続して押されると、いずれのモードも解除される。また
、ハイライトモード選択後最初のフローにおいては、一
旦スポット入力値の最高輝度値に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示ケ行なった後に、スポット入
力値の最高輝度値より2”Evマイナスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう。連続
した2回目以降のフローにおいては、スポット入力値の
最高輝度値より21/3 EV マイナスがわに対応し
た標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行なう
。また、シャドウモード選択後最初のフローにおいては
、一旦スポット入力値の最低輝度値に対応した標準露出
レベルに対する偏差のバー表示を行なった後に、スポッ
ト入力値の最低輝度値より2 zEvプラスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう。 連続した2回目以降のフローにおいては、スポット入力
値の最低輝度値より2 + byプラスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏°差のバー表示のみを行なう
。ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラム
の実行を終了すると、次に、シャッターがレリーズされ
ているかどうかを判別する。レリーズされていなければ
、モード判別のプログラムへ戻る。レリーズされていれ
ば、マニュアル設定秒時(MO)をタイマーカウンター
に設定した後、タイマーカウンターの内容に応じた露出
制御を行ない、しかる後、モード判別のプログラムへ戻
ル。 次に、マニュアルモードにおけるストロボ撮影のプログ
・ラムについて説明する。マニュアルモードでストロボ
を装着し、ストロボの電源をオンすると、入カボートエ
13が°1°となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、 113=1の判定がイエスと
なり、o−■を通じて、第38図に示すストロボマニュ
アルモードのプログラムに分岐する。ここでは、まず、
出力ポート00〜03に正のパルスを出力し、スポット
モード検出用、スポット入力検出用、ハイライト入力検
出用およびシャドウ入力検出用の各7リツプフロツプ回
織G、 、 G、 : G、1. G、 ; G、、
、 G、6およびG19− GJをそれぞれリセットす
る。次に、撮影モード検出フラッグM512に、ストロ
ボマニュアルモード定数C31をストアする。続いて、
(Ml3)=022 および(Ml3)=(Ml2)
の判定により、電源投入直後か、モード切換直後かの判
別を行ない、電源投入直後またはモード切換直後の場合
には、表示のリセットを行なう。この表示のリセットに
おいては、第73図に示すように、’MANU”の表示
、′+”、′−”を除く定点指標の表示を行なう。なお
、I”の表示は、ストロボ充電完了表示でこれが発光ダ
イオードD、の発光により表示されることについては、
電気回路のところで既に述べた。電源投入直後でなく、
かつ、モード切換直後でもない場合には、上記表示のリ
セットを行な、わす、直ちに次のマニュアル設定秒時(
MO)の表示の消去に入る。 続いて、エリアM8にマニュアル設定秒時データー(I
s)を入力する□。次に、データー(MO)を3倍にし
たのち、これを再びエリアM8にストアする。そして、
このマニュアル設定秒時データー(MO)の表示を行な
う。第73図においては、マニュアル設定秒時が173
0秒に設定されていた場合が示されている。次に、各エ
リアMO,Ml およびM2に、平均Bv値BVI 、
Sv −Av値(SV−AV)およびCv値CVをそ
れぞれ入力する。続いて、l/4((MO)+(Ml)
)+(M2)−(MO)+C8により、標準露出レベル
に対する偏差の演算を行なった後に、この結果をエリア
M4にストアする。次に、サブルーチンh((M4))
の実行により、偏差(M4)をバー表示データーに変換
した後、これをバー表示用のセグメント列にポイント表
示する(第73図参照)。次に、110=1の判定によ
り、レリーズされているか否かを判別し、レリーズされ
ていなければ、■−■を通じて第28図のモード判別の
プログラムに戻り、レリーズされていれば、■−■を通
じて、第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。 露出制御のプログラムにおいて祉、マニュアル設定秒時
(MO)に基づいて露出が制御され、しかる後、モード
判別のプログラムに戻る。 次に、オフモードのプログラムの流れについて説明する
。オフモードでは、オートモードでもなく、マニュアル
モードでもないので、l041.Itキ1となり、第2
8図に示すモード判別のプログラムにおいて、l0=1
および11=1の判定をそれぞれノーで抜ける。従って
、次に、表示が全部消去され、続いて、撮影モード検出
フラッグM12にオフモード定数C22がストアされる
。次に、メモリーホールド検出フラッグM10が°1゛
にリセットされ、出力ポート00〜03にそれぞれ正の
パルスが出力されて、スポットモード検出用、スポット
入力検出用、ハイライト入力検出用およびシャドウ入力
検出用の各7リツプフロツプ回路(G? 、Go :G
、、 、 G、、 ; G1. 、 G、、およびG、
。、Gtt )がそれぞれリセットされる。そして、し
かる後に、■−■を通じ了モード判別のプログラムの初
めに戻り、ルンプを繰り返す。なお、7ヤ、ツター〇制
御はすべて電気回路によってハード的に行なわれる。 次に、第44図に示すバー表示のためのサブルーチンの
プログラムについて説明する。このプログラムにおいて
は、まず、入カポ−)I6のレベルの判別が行なわれる
。メモリーモードが選択されていると、l6=1 とな
り、次に、M10=0の判定が行なわれる。メモリーモ
ードにおいて、 (Mlo)=1でメモリーセット、
(MIO)=0 でメモリーホールドとなる。いま、
メモリーセットの状態であったとすると、次に、’ME
MO”の表示が行なわれる。続いて、(M3)=C40
の判定により。 表示データー(M3)が露出アンダーのデーターである
か否かが判別され、イエスの場合には、バー表示スター
ト番地格納エリアM14にスタート番地(C40−4)
をストアし、’LONG”の表示を行なった後にリター
ンする。(M3)〜C40で露出アンダーでないときに
は、次にスタート番地格納エリアM14に定数055を
ストアする。ここで、定数C55は、バー表示スタート
ポイントの番地より1だけ大きい定数である。ところで
、バー表示用のセグメント列および’0VER,’、’
LONG”のセグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地li、’0VER”−のセグメントを
X番地とすると、最左端のセグメントがX+1番地に対
応していて、右に移るに従い、1蕃地ずつ増えて行く。 従って、最右端のセグメントは、X+34番地に対応し
、’LONG”のセグメントがX+35番地に対応する
。 ポイント表示のだめのセグメント列に対応するDRAM
85のメモリーエリアの番地も同様になっており、”0
VER”に対応するセグメントをY番地とすると、右に
移るに従って、セグメントに対応し71(DRAM85
のメモリーエリアの番地も1番地ずつ増えていき、最右
端の’LONG”に対応するセグメントの、DR,AM
85におけるメモリーエリアの地は、Y+35番地とな
っている。上記エリアM14への定数C55のストアの
後、番地(Ml 4 )から1だけ減算され、結果が再
びエリアM14にストアされる。続いて、D)tAM8
5 の(Ml4)番地のメモリーエリアに°l′がスト
アされる。これにより、DRAM85の(Ml 4 )
、番地のメモリーエリアに対応したバー表示を構成する
セグメントが発色する。次に、(Ml4)=C41の判
定によシ、番地(Ml 4 )が−0VER’のセグメ
ントに対応したDRAMssのメモリーエリアの番地で
あるか否かが判別され、(Ml4)’1lFc41であ
れば、続いて(Mid)=(M3)の判定により、バー
表示終了か否かの判別が行なわれる。バー表示終了のと
きには、そのままリターンし、バー表示が終了していな
いときには、再び番地減算のプログラム(M14←(M
l4)−1)に戻り、番地(Ml 4 )に対応した次
のセグメントを発色させる。一方、もし、 (Ml4)
=C41となったら、最左端のセグメントまでバー表示
されたことになるので、次に、エリアM14に定数C4
1に1を加えた数をストアし、’0VER”表示を行な
った後に、リターンする。以上のプログラムの流れを要
約すれば、バー表示はバー表示データー(M3)に対応
したセグメントまで、右がわから順次発色してゆくこと
になる。しかし、このプログラムは瞬時のうちに実行さ
れるので、人の眼にはあたかもバー表示全体が一度に表
示されたかのように感知される。 次に、メモリーホールドの場合には、M1o=。 ノ判定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格納エリ
アM23に、表示点滅周期定数080がストアされる。 次に、第40図に示すサブルーチンWAIT2が実行さ
れ、所定の遅延時間が創り出さ゛れると共に、点滅表示
フラッグM22が反転される。続いて、(M22)=1
の判定により、発色周期であるか消去周期であるかの判
別が行なわれ、発色周期であった場合には、上記’ME
MO”表示以下のプログラムの実行に入る。また、消去
周期であった場合には、’MEMO”表示およびバー表
示全体を一瞬のうちに消去し、しかる後にリターンする
。次回のバー表示すブルーチンのプログラムの流れでは
、フラッグM22の符号が反転するので、消去されてい
た’MEMO’表示およびバー表示が発色され、または
、発色していた’MEMO”表示およびバー表示が消去
されて、これを繰り返すことにより、メモリーホールド
においては、−MEMO”およびバー表示全体が定数C
SOで決まる周期で点滅表示されることになる。 他方、メモリーモード以外のときには、l6=0となる
ので、l6=1の判定がノーで抜け、次に、(M3)<
(Ml4)の判定により、表示するデータ−(M3)が
前回表示したデーター(Ml 4 )より小さいか否か
が判別される。いま、モード変更後最初のバー表示のた
めのプログラムの流れであったトスルと、エリアM14
には初期設定において、バー表示スタートセグメントに
対応するDRAM85のメモリーエリアの番地がストア
されている。このため、通常は(M3)<(Ml4)と
なり、続いて’LONG’の表示が行なわれる。次に番
地(Ml4 )から1だけ減算され、結果が再びエリア
M14 にストアされる。続いて、D’RAM85の(
Ml4)番jtllのメモリーエリアに°1゛がストア
され、これにより、バー表示用のセグメント列の最右端
のセグメントが発色される。次に、インターバル命令を
実行した後、(Ml4)=C41の判定により、バー表
示を最左端のセグメントまで行ない、’0VER″のセ
グメントを表示したか否かの判定が行なわれる。 ここで定数C41は、−0VEI(、”のセグメントに
対応し7’cDRAM85 のメモリーエリアの番地を
示す。 (Ml 4 )へC41のとき、次に(Ml4) =
(M3)の判定により、パー表示量終了したか否かの判
別が行なわれる。(Ml4 )4(M3)のとき、再び
番地(Ml4)から°1゛を減算し、結果をエリアM1
4にストアする。以下、前述したのと同様のプログラム
を実行シ、(Ml4)=C41になると、’0VER’
表示がなされたことになるので、次回のバー表示のた
めのバー表示スタートセグメントに対応するDRAM8
5のメモリーエリアの番地(C41+1)をエリアM1
4 Kストアする。このとき、バー表示が、最左端のセ
グメントまで伸びていることは云うまでもない。また%
(M4)=C41のときに、(Ml4 )=(M3
)となれば、バー表示は終了し、そのまま以下のプログ
ラムに向う。ここで、バー表示の態様を要約すると、モ
ード切換後最初のバー表示においては、バー表示は最右
端のセグメントからスタートシ、順に所定の位置まで1
セグメントずつi4びてゆく。インターバル命令は、バ
ー表示の移動が確認できるようにするための遅延命令で
ある。 次のバー表示においては、現在表示きれているバー表示
の先端からバー表示が移動を開始することになる。次に
、(M3)=C41の判定により、表示データー(M3
)が露出オーバーに対応するか否かを判別し、イエスの
場合には、’0VER”表示を点滅させるために、以下
のプログラムを実行する。 まず、表示点滅周期格納エリアM23に点滅周期定数C
70@ストアする。次に、第40図に示すサブルーチン
WA I T 2を実行し、所定の遅延時間を創り出す
と共に、点滅表示フラッグM22の符号を反転させる。 続いて、フラッグM22の内容を判別し、(M22)=
1のときには’0VER”表示を行ない、M22〜lの
ときには一0VER”表示をクリアする。 毎回のプログラムの流れのごとに、フラッグM22の符
号が反転するので、’0VER”表示社点滅することに
なる。また% (M3)へC41のときには、単に一
0VER”の連続表示が行なわれる。そして、上記’0
VEI’t”の表示または消去の稜祉、プログラムはリ
ターンする。 次に、(M3)<(Ml4)でなかった場合のプログラ
ムの流れについて説明する。(M3)<(Ml4)でな
かった場合には、次に、(M3)>(Ml4)の判定に
より、表示するデーター(M3)が前回表示したデータ
ー(Ml4)よシ大きいか否かが判別される。(M3)
>(Ml4)でなかった場合には、表示するデーターが
・前回表示したデーターと同じであるので、そのままリ
ターンする。また、(M3)>(Ml4)の場合には、
まず、DRAM85の(Ml4)番地のメモリーエリア
に°09をストアし、バー表示の先端セグメントを消去
する。次に、インターバル命令を実行した後、次に、(
Ml4)=C4Gの判定により、バー表示の最右端のセ
グメントまで消去したが否かの判別を行ない、 (M
l4)=C4Gであれは、エリアM14に次回のバー表
示のスタートセグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地(C40−1)をストアして、後段の
プログラムへ抜ける。また、(Ml4)=C40でおれ
ば、番地(Ml4)に119を加算してエリアM14に
ストアし、番地(Ml4)を更新する。次に、(Ml4
)=(M3)の判定により、バT表示の先端がデーター
(M3)K対応した位置まで達したか否かを判別し、(
Ml4)〜(M3)の場合には、再びDRAMssの番
地(Ml4)のメモリーエリアに°0°をストアし、以
上述べたプログラムを繰り返す。上記インターバル命令
の実行により、所定の遅延時間が創り出され、バー表示
を構成するセグメントの表示が左端から順次視認できる
速さで消去され、所定のバー表示が行なわれる。続いて
(M3)=C40の判定により、表示データー(M3)
が露出アンダーに対応するか否かが判別され、アンダー
の場合にl’ LONG” 表示が点滅され、そうでな
い場合には’LONG” 表示が連続的に表示されたま
まとなる。このプログラムについては、前記露出オーバ
ーの場合と同様のプログラムとなるので、その詳しい説
明は省略する。バー表示の態様を要約すれば、エリアM
14には、バー表示の先端のセグメントに対応したDR
AM85のメモリーエリアの番地がストアされ、モード
変更がない限り、バー表示はその先端から移動する。モ
ード変更直後においては、エリアM14は初期設定され
1.バー表示は最右端のセグメントからスタートする。 以上述べたように、本発明によれば、明細書冒頭に述べ
た従来の不具合を解消し、種々の撮影モードが簡単な操
作で選択できて、撮影者の作画意図を充分に反映させる
ことができる、使用上甚だ便利なカメラを提供すること
ができる。
は、後述するクリアースイッチSW、の一端に接続され
ている。 上記ノア回路G4は、リセット用のゲートであり、入力
ポートIOが°0”のとき、即ちオートモードでない場
合、カメラIOKストロボが装着され、ストロボの電源
が投入されている場合、メモリータイマーが切れている
場合、および手動でクリアー信号が入力されている場合
には、メモリーモードが解除されるようにするだめのゲ
ートである。また、ナンド回路G2は、メモリーモード
選択信号に優先してノア回路G4の出力でR87リツプ
フロツプ回路をリセットするだめのゲートである。 入カポ−)I2は、スポットモードであるか否かを検出
するだめのものであって、ナンドり路G9の出力端に接
続されており、同出力端が°H9レベルとなったときに
°l”となり、スポットモードであることを示す。ナン
ド回路G、は、ナンド回路G7と共に、上記ナンド回路
Gs = G、の場合と同様に、R8フリップフロップ
回路を構成している。このスポットモード検出用のRS
Sフリップフロラ回路のセット入力端となるナンド回路
G7の一方の入力端は、ノア回路G、の出力端に接続さ
れており、リセット入力端となるナンド回路G、の他方
の入力端は、ナンド回路G8の出力端に接続されている
。また、ノア回路G6の出力端は、ナンド回路G、の一
方の入力端忙も接続されている。ノア回路G6の一方の
入力端は、スポットモード解除用の出カポτ) O。 K接続されており、他方の人力端は、上記メモリー指令
操作ノブ13に連動する自己復帰型のクリアースイッチ
SW7の一端に接続されていると共に、抵抗几。を通じ
て接地されている。クリアースイッチSW、の他端には
、電源電圧Vccが印加されている。ノア゛回路G6は
、リセット用のゲートであり、クリアースイッチSW7
が押されたとき、または、プログラムによってソフトウ
ェア的にooにパルス信号が出力されたときに、スポッ
トモードが解除されるようにしている。また、ナンド回
路G8の他方の入力端は、スポット人力スイッチSW8
の一端に接続されており、このナンド回路G8は、スポ
ット人力信号に優先してノア回路G6の出力でR8フリ
ップフロップ回路をリセットするだめのゲートの役目を
する。 人カポ−)I3は、スポット人力の有無を検出するだめ
のものであって、ナンド回路G s tの出力端に接続
されており、同出力端が°H’レベルとなったときに@
l′となって、スポット人力がある状態を示す。ナンド
回路G1.は、ナンド回路G□と共に、上記ナンド回路
G s = G sの場合と同様に、RSSフリップフ
ロラ回路を構成している。このスポット入力検出用のR
8フリップフロップ回路−のリセット入力端となるナン
ド回路G1mの一方の入力端は、ノット回路G1゜の出
力端に接続されており、セット入力端となるナンド回路
G□の他方の入力端は、ノット回路GIsの出力端に接
続されている。上記ノット回路G、oの入力端は、コン
デンサーC3を介して自己復帰型のスポット人力スイッ
チSW8の一端に接続されていると共に、抵抗R6を通
じて接地されている。また、NPN型計ランうスターQ
、。のコレクタにも接続されており、同トランジスター
Q、。のエミッタは接地されている。 さらに、同トランジスターQ、。のベースは、抵抗R□
、を通じて、スポット入力解除用の出力ボート01 に
接続されており、この化カポ−)01 は、上記ノット
回路01愈の入力端にも接続されている。 また、上記スポット入力スイッチSW8の一端は、既述
したように、ナンド回路G8の他方の入力端に接続され
ていると共に、抵抗R3を通じて接地されており、同ス
イッチSW、の他端には電源電圧Vccが印加されてい
る。上記ナンド回路G、、 e G、2でなるR8フリ
ップフロップ回路は、スポットモード状態にあって、複
数回のスポット測光操作信号を人力するために、スポッ
ト入力スイッチSW、が閉成されるたびにその信号を保
持するだめのものである。スポット測光操作信号が人力
され、CPU50の内部でシャッター秒時の演算が終了
すると、出力ポートOIK正のパルス信号を出力して、
RSフリップフロップ回路をセットし、再びスポット測
光操作信号入力待ちの状態となる。 人カポ−)I4は、ハイライト、、モード検出用のもの
で、ナンド回路G1.の出力端に接続されており、同出
力端が°H9レベルとなったときK * ll となっ
て、ハイライトモードであることを示す。また、自己復
帰型スイッチSW、は、ハイライト基準撮影のだめの指
令スイッチであって、同スイッチSW。 が閉成されると、ナンド回路G1s l Glsでなる
RSフリップフロップ回路の出力が1H9レベルどなり
、ハイライトモードが選択される。このハイライトモー
ドの解除は、出力ポート02に正のパルスを出力するこ
とによって行なわれる。一方、入カポ−) I5は、シ
ャドウモード検出用のもので、ナンド回路G、。の出力
端に接続されており、同出力端が°H’レベルになった
ときK I t * となって、シャドウモードである
ことを示す。まだ、自己復帰型スイッチSW、、は、シ
ャドウ基準撮影のための指令スイッチであって、同スイ
ッチSW、。が閉成されると、ナンド回路Gto、G2
.でなるR8フリップフロップ回路の出力が°H9レベ
ルとなり、シャドウモードが選択される。このシャドウ
モードの解除は、出力ポート03に正のパルスを出力す
ることによって行なわれる。なお、スイッチSW、、抵
抗R,,R,、R,、+コンデンサーC,、NPN型ト
ランジスターQ、1.ノット回路G14 m Gl?お
よびナンド回路01g + Gteでなるハイライトモ
ード検出回路、並びに、スイッチSW、。、抵抗R,、
R,。。 n、、、 、コンデンサーC8,NpN型トランジスタ
ーQ77.ノット回路G□、G2゜およびナンド回路G
11l+G21でなるシャドウモード検出回路の接続態
様は、上記スイッチSW8.抵抗R,、R1,、R11
,、コンデンサーC,,、NPN型トランジスターQt
6+ ノット回路G、。、G2.およびナンド回路G1
. 、 G、!でなるスポット測光操作信号人力検出回
路と−1ぼ同様に構成されているので、その詳しい説明
な舷に省略する。 次に、上記スポット測光操作信号入力検出回路。 ハイライトモード検出回路、シャドウモード検出回路の
動作を、スポット測光操作信号人力検出回路を例にとっ
て説明する。まず、スポット人力スイッチSWsが閉成
されると、コンデンサーC3を介してノット回路G1o
の入力端に°H9レベルの短いパルス信号が発生する。 すると、ナンド回路G、1゜G、2でなるR、Sフリッ
プフロップ回路の出力端はl Hlレベルとなり、人力
ボートI3が°11となって、cpusoはスポット測
光操作がなされたことを検出し、所定時間を経過後に、
出力ポート01に″Hルベルのパルス状のリセット信号
を出力して、R8フリップフロップ回路をリセットする
。 ココで、FL、コンデンサーC3,抵抗R6の時定数が
上記所定時間tよりも長いと、リセット信号が出力され
ても、RSフリップ?クロッ回路は、再びセット状態に
なり、CPU50は再びスポット測光操作信号が人力き
れたものと誤認するおそれがある。このだめ、抵抗R6
と並列にトランジスターQ、。を接続1−、リセット信
号により同トランジスターQyo%:オンさせて、゛コ
ンデンサー〇、を強制的にフル充電するようにしている
。 化カポ−ト04は、測光モード指令信号S3 を出力す
るボートであり、同信号S3が°19であるとき、後述
するヘッドアンプ回路51(第8図参照)において平均
測光モードが選択寺れ、“09であるとき、スポット測
光モードが選択されるようKなっている。讐た、出力ポ
ート05は、入力選択信号S7を出力するボートであり
、同信号S7が°11であるとき、後述する第2の選択
回路57(第8図参照)において、輝度値信号S6が被
A−D変換アナログ信号S8として出力され、90′で
あるとき、フィルム感度値と絞り値とのアナログ演算値
信号(SV−AV)が被A−D変換ア条ログ信号S8と
して出力されるようになっている。出力ポート06は、
上記り、−A変換回路(DAC)58の各ビットの符号
を決めるための出力ポートで、並列8ビツトで構成され
ている。人カポ−)I7は、A−D変換されたデジタル
情報を人力するだめのポートであって、上記D−A変換
回路58と共に、逐次比較型のA−D変換回路を形成す
る第2の比較回路59としてのコンバレー ター八12
の出力端に接続されている。このコンパレーターA、2
0反転入力端子はD−A変換回路58の出力端に接続さ
れ、非反転入力端には被A−D変換アナログ信号S8が
印加されるようになっている。、1 出カポ−)07は、液晶駆動回路61のコモン出力端と
なっていて、3本のラインで形成されており、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(LCD)に接続されている
。また、出カポ−) 08は液晶駆動回路61のセグメ
ント出力端となっていて、39本のラインで形成されて
いて、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LCD)に
接続されている。入力ポートI8は、マニュアルシャッ
ター秒時入力用のポートであり、4本の入力ラインでな
っている。また、入力ポートI9は補正値入力用のポー
トであり、4本の入力2インでなりている。この肉入力
ポートI8およびI9は、上記デジタル露出情報導入回
路60に接続されている。入カポ−) 110は、レリ
ーズ信号検出用の入力ポートであり、レリーズ信号SO
が印加されるようになっている。また、入カポ−)Il
lは、トリガー信号検出用の入力ポートであり、ノット
回路G100を通じてトリガー信号S1の反転信号が印
加されるようになっている。さら1(、入力ポート11
2は、無用終了信号、検出用の入力ポートであり、露出
終了信号813が印加されるようになっている。 さらにまた、入力ポート113は、ストロボ電源オン信
号検出用入力ポートで、ストロボ電源オン信号814が
印加されるようになっている。入力ボート114は、ス
トロボ撮影において露出がオーバーであったか否かを検
出するためのストロボ撮影オーバー信号検出用入力ポー
トで、ストロボ撮影オーバー信号S9が印加されるよう
になっている。 また、入力ポートエ15は、ストロボ撮影において露出
がアンダーであったか否かを検出するためのストロボ撮
影アンダー信号検出用入力ポートで、ストロボ撮影アン
ダー信号810が印加されるようになっている。出力ポ
ート09は、メモリーモード、マニュアルモード、スポ
ットモート時ノシャッター制御信号816を出力するた
めのポートである。また、入カポ−) 116は、スト
ロゼ撮影において露出が適正であった場合に、ストロボ
発光後約2秒間の間適正表示を行なわせるためのストロ
ボ発光適正信号820を入力するポートである。 第8図は、上記ヘッドアンプ回路51の詳細な電気回路
を示している。このヘッドアンプ回路51は、基本的に
は、開放平均測光における輝度情報と開放スポット測光
における輝度情報とを発生する回路、ダイレクト測光時
の積分回路およびアナログスイッチとで構成されている
。オペアンプA、はバイポーラ−トランジスター人力の
オペアンプで、非反転入力端には基準電圧■。が印加さ
れ、反転入力端はオペアンプA、の出力端に接続されて
いる。 このオペアンプA、は、オフセット調整しなくとも、入
力オフセット電圧を1mV以内に抑えることができる。 オペアンプAIの出力端は、PNP型トランジスターQ
1のエミッタに接続されており、トランジスターQ、の
コレクタは、抵抗R16を通じてオペアンプA2の出力
端に接続されていると共に、対数圧縮用トランジスター
Q、のコレクタおよびペースに接続されている。対数圧
縮用トランジスターQ2は、マルチエミッタのPNP型
トランジスターで、一方のエミッタは平均測光用光起電
力素子PD、のアノードに、他方のエミッタはスポット
測光用の光起電力素子PD、のアノードに、それぞれ接
続されている。トランジスターQ、のベースおよびコレ
クタはオペアンプA、の非反転入力端にも接続されてい
る。上記光起電力素子PD、 、PD、のカソードは、
オペアンプA2の反転入力端に接続され、アノ−ドは、
オペアンプA2の一方の非反転入力端および他方の非反
転入力端にそれぞれ接続されている。 オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御信号入
力端に印加される測光モード指令信号S3が’H’レベ
ルかILIレベルかによって、有効となる非反転入力端
が切り換えられるようになっている。即ち、測光モード
指令信号S3が゛Hルベルのとき、他方の非反転入力端
が有効となり、光起電力素子PD1のアノード・カソー
ド間が零バイアスに保たれて、トランジスターリ2ノペ
ース・コレクタ間の電位は光起電力素子FD、の受光量
に応じて変化することになる。また、測光モード指令信
号S3が゛Lルベルのとき、一方の非反転入力端が有効
となり、光起電力素子PD2のアノード・カソード間が
零バイアスに保たれて、トランジスターQ、のベース・
コレクタ間の、電位は光起電力素子FD、の受光量に応
じて変化することになる。なお、オペアンプA、のバイ
アス切換信号入力端には抵抗R17を通じてバイアス切
換信号S4が印加されるようになっていて、この信号S
4がダイレクト測光時に@Hルベルになると、オペアン
プA2のバイアス電流が増加してオペアンプA2は高速
動作が可能となり、信号S4が記憶測光時に°Lルベル
になると、オペアンプA2のバイアス電流は減少して消
費電力が節減される。 コンデンサーCI、C2は、ダイレクト測光時の積分コ
ンデンサーで、両コンデンサーC,、C2の一端は、上
記平均測光用の光起電力素子PD、のアノードにそれぞ
れ接続されている。また、コンデンサーCIの他端は接
地され、コンデンサーC2の他端は、NPNPN型トラ
ンジスターQコレクタに接続されている。トランジスタ
ーQ6は、積分容量切換用のトランジスターで、エミッ
タが接地されていると共に、ベースには抵抗R1,を通
じて積分容量切換信号S5が印加されるようになってい
る。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵抗R1
6を通じてオペアンプA2の出力端にも接続されている
。上記積分容量切換信号S5は、フィルム感度に応じて
切り換えられる信号で、ラッチ回路DFO(第9図参照
)の出力端Qかも出力される。ダイレクト測光は、積分
回路の測光積分出力82(オペアンプA、の出力)がフ
ィルム感度に応じた所定の電圧レベルになったときに露
出を終了させるものであるが、その判定電圧は高フィル
ム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電気など
のノイズの影響を受は易くなる。このため、本回路では
、高フィルム感度のときには、積分容量切換信号S5を
”L°レベルにしてトランジスターQ、をオフし。 積分コンデンサーの容量をコンデンサーCIのみの容量
としく少なくすることにより、逆に積分電圧の判定レベ
ルを高くしている。また、低フィルム感度のときには、
積分容量切換信号S5を°Hルベルにしてトランジスタ
ーQ6をオンし、積分コンデンサーの容量をコンデンサ
ーC,,C,の並列容量とすることにより、積分電圧の
判定レベルを低くしてダイナツクレンジを広げている。 トランジスターQ6のコレクタを抵抗R18を通じてオ
ペアンプA、の出力端に接続したのは、トランジスター
Q6がオフのときに、コンデンサーC2の容量を実質的
に零にするためである。 上記オペアンプA3は、バッファ用のオペアンプで、そ
の出力端は同アンプA80反転入力端に接続されている
と共に、PNP型のトランジスターQ。 のコレクタに接続されている。トランジスターQ。 のベースは、オペアンプA、の非反転入力端に接続され
、エミッタは、上記第2の選択回路57を形成するオペ
アンプAv(第9図参照)の一方の非反転入力端に接続
されていると共に、定電扼回路CC1の一端に接続され
ている。定電流回路CCIの他端には、電源電圧Vcc
が印加されていて、同電流回路CC1には、一定電流I
0が流れるようになっている。 上記トランジスターQ、のエミッタには、光起電力素子
PD、またはPD、に発生した光電流の対数圧縮値の絶
対温度に比例した電圧が現われ、この電圧が輝度値信号
S6として導出されるようになっている。 上記トランジスター躯のベースは、NPN型トランジス
ターQ、のコレクタに接続されている。トランジスター
Q、のベースには、抵抗R74を通じて電源電圧Vcc
が印加されており、トランジスターQ、のエミッタは接
地されている。また、トランジスターQ、のベース−エ
ミッタ間には、ダイオード接続されたNPN型トランジ
スターQ、と、NPNPN型トランジスターQそれぞれ
接続されている。 トランジスターQ3のベースは、抵抗R1,を通じてノ
ット回路G+o+(第12図参照)の出力端に接続され
ており、同回路GIOIからトリガー信号S1の印加を
受けるようになっている。 次に、このように構成されたヘッドアンプ回路51の動
作について簡単番で説明する。いま、トリガー信号Sl
が°Lルベルであったとすると、トランジスターQ、が
オフ、トランジスターQ、がオンし、トランジスターQ
tがオンする。これにより、オペアンプA1の出力は、
トランジスターQ、、Q2およびオペアンプA2を介し
てオペアンプA、の反転入力端にフィードバックされる
ようになり、負帰還回路が形成される。従って、オペア
ンプA2の出力電圧は、基準電圧V。に等しくなる。こ
こで、トランジスターQ7のエミッタには、光起電力素
子PD。 またはPD2の受光光量に応じた電圧が発生する。 ダイレクト測光時には、露出開始とともに、トリガー信
号Slが1H9レベルに転じ、トランジスターQ、がオ
ン、トランジスターQ、がオフして、トランジスターQ
1がオフし、オペアンプA、およびA2で一主体が形成
される負帰還回路は断たれて、トランジスターQ2のベ
ース・コレクタ電位は、オペアンプA2の出力と同電位
となる。よって、コンデンサー C,、C,の電荷は、
光起電力素子PD1に発生する光電流に応じて充電を開
始する。この際、トランジスターQ2のエミッタ・ベー
ス間の電圧は、オペアンプA2のオフセット電圧だけと
なり、トランジスターQ2のベース・エミッタ間および
エミッタ・コレクタ間のリーク電流は非常に少ない。ま
た、オペアンプA2は、MO8型トランジスター人力の
オペアンプであるので、コンデンサーC1,C2の放電
電流゛はほとんど光電流によるものだけとなり、長時間
露出秒時な高精度に創り出すことができる。 そして、コンデンサーC,,C,が充電を続け、オペア
ンプA、の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が
出力される。そして、この積分出力S2の電圧が、トラ
ンジスターQ、、 (第9図参照)のコレクタ電位より
高くなれば、オペアンプAs(第10図参照)の出力が
反転し、露出が終了する。 第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53および第
2の選択、回路57の詳細な電気回路図を示している。 オペアンプA4の非反転入力端には基準電圧■。が印加
されており、オペアンプA4の反転入力端には、補正値
入力用可変抵抗RVoを通じて、定電流回路CC7によ
り絶対温度に比例した電流I、が流れているわそして、
オペアンプA4の出力端と反転入力端との間には、フィ
ルム感度入力用可変抵抗RV、 、ダイレクト測光の露
出レベル調整用半固定抵抗RV、 、表示レベル調整用
半固定抵抗RV3および絞り情報入力用可変抵抗RV、
の直列回路が接続されている。このため、オペアンプA
4の出力端には、フィルム感度値Svと絞り値Avとの
差のアナログ演算値(SV−AV)に対応する電圧が現
われ、これが第2の選択回路57を形成するオペアンプ
A。 の他方の非反転入力端に印加されるようになっている。 オペアンプA、の一方の非反転入力端には。 上記輝度値信号S6がトランジスターQ、(第8図参照
)のエミダタより印加されている。オペアンプA、の出
力端は、同アンプA、の反転入力端に接続されていると
共に、コンパレーターA、2(第7図参照)の非反転入
力端に接続されている。また、オペアンプA、の制御信
号入力端には、出力ポート05(第7図参照)より、入
力選択信@S7が印加されており、同信号S7がl H
Iレベルのとき、一方の非反転入力端が有効となって、
オペアンプA、の出力端には、輝度値信号S6が被A−
D変換アナログ信号S8として出力され、同信号S7が
ILsレベルのとき、他方の非反転入力端が有効となっ
て、オペアンプA、の出力端には、演算値(SV−AV
)に対応する電圧が被A−D変換アナログ信号S8とし
て出力されるようになっている。 オペアンプAIIおよびその後段のトランジスタ一群は
、ダイレクト測光時の積分回路出力S2の判定電圧を発
生したり、フィルム感度に応じて積分コンデンサーC,
,C,の容量を切り換えるための信号を発生したりする
ために設けられている。オペアンプA、の非反転入力端
は、基準電圧V。が抵抗R8゜およびR3,によって分
圧されている、両抵抗R8゜。 R3Iの接続点に接続されている。また、オペアンプA
、の反転入力端には、抵抗R32を通じて基準電圧V。 が印加されている。オペアンプA、の出力端と反転入力
端との間には、NPN型トランジスターQ、。が、エミ
ッタを出力端に、コレクタを非反転入力端に接続されて
介挿されており、トランジスターQ、。のベースは、補
正値入力用可変抵抗RV。 と定電流回路CC,との接続点に接続されている。 また、オペアンプA、の出力端はNPN型トランジスタ
ーQlIllミッタにも接続されており、このトランジ
スターQ+ 1のベースは、半固定抵抗RV2とRV3
との接続点に接続されている。そして、トランジスター
Q+ +のコレクタは、PNP型トランジスターQ+
sのコレクタおよびPNP型トランジスターQ+ tの
ベースに、それぞれ接続されている。 トランジスターQ + sはエミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、ベースをPNP型トランジスタQ
14のベースに接続されていると共に、トランジスター
Q12のエミッタにも接続されている。トランジスター
Q 12のコレクタは、接地されている。 トランジスターQ 14は、エミッタに電源電圧Vcc
を印加されており、コレクタをNPN型トランジスター
Q 22のコレクタおよびベースに接続されている。上
記トランジスターQ+ sとQ+4とは、トランジスタ
ーQ++のコレクタに流れる電流と等しい電流を、トラ
ンジス、ターQ 22のコレクタに流すためのカレント
ミラー回路を構成している。トランジスターQ2□は、
エミッタを接地されており、ベースをNPN型トランジ
スターQ8rのコレクタに接続すると共に、n個のNP
N型トランジスタ一群Q、。の各々のトランジスターの
ベースにそれぞれ接続されて(・る。トランジスタ一群
Q soの各々のトランジスターのエミッタは接地され
ており、コレクタはPNP型トランジスターQ+5のコ
レクタに接続されていると共に、PNP型トランジスp
Qtsのベースに接続されている。トランジスター
Q22とトランジスタ一群Q、。の各々のトランジスタ
ーとは、カレントミラー回路を構成しており、トランジ
スターQ 1sのコレクタには、トランジスターQ 2
2のコレクタに流れる電流のn倍の電流が流れるように
なっている。トランジスターQs+は、エミッタを接地
され、ベースを抵抗R33を通じてラッチ回路DFoの
出力端Qに接続されている。 ラッチ回路DFoから出力される積分容量切換信号S5
が°11’レベルのときには、トランジスターQ ss
がオンして、トランジスターQ 22およびトランジス
タ一群Qsoがオフし、トランジスターQ+5(7)コ
レクタ電流が零となる。 トランジスターQ+5は、エミッタに電源電圧Vccを
印加され、ベースをPNP型トランジスターQ17およ
びQ +sのベースにそれぞれ接続されていると共に、
PNP型トランジスターQ+aのエミッタにも接続され
ている。トランジスターQI6のコレクタは接地されて
いる。トランジスターQ17は、エミッタに電源電圧V
ccを印加され、コレクタをPNP型トランジスターQ
20のコレクタに接の非反転入力端に接続されている。 また、トランジスターQ1gは、エミッタに電源電圧V
ccを印加され、コレクタをPNP型トランジスターQ
、。のコレクタに接続されると共に、コンパレーターA
。 (第10図参照)の非反転入力端に接続されて(・る。 トランジスターQ IllとトランジスターQ l?お
よびQCsとは、カレントミラー回路を構成していて、
トランジスターQ+7およびQ□のコレクタには、トラ
ンジスターQI5のコレクタ電流と同じ電流が流れる。 上記トランジスターQ 、oおよびQ20は、エミッタ
に電源電圧Vccを印加され、コレクタに抵抗R34お
よびR3Bを通じて基準電圧V。を印加されている。そ
して、トランジスターQ+oおよび。2゜ハ、ヘースヲ
トランジスターQ、30ベースにそれぞれ接続されて、
同トランジスターQ +3とそれぞれカレントミラー回
路を構成している。従って、トランジスターQI9およ
びQ2oのコレクタには、トランジスターQCsのコレ
クタ電流と同じ電流が流れる。上記トランジスターQ1
3のベースは、ま続されており、トランジスターQ21
は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受けていると共
に、コレクタを積分コンデンサーC,,C,の容量の切
替点の調整用の半固定抵抗RV、を通じて接地されてい
る。 そして、トランジスターQ□のコレクタは、コンパレー
ターA6の非反転入力端に接続されている。 コンパレーターA6の反転入力端は、基準電圧V。を分
圧する抵抗R3゜とR’svとの接続点に接続されてお
り、出力端はラッチ回路DFoの入力端りに接続されて
いる。このコンパレーターA、は、フィルム感度に応じ
て積分容量を切換えるか否かを判別する役目をする。上
記ラッチ回路DFoの制御信号入力端には、トランジス
ターQ3.(第11−参照)のコレクタよりレリーズ信
号SOが印加されるようになっていて、ラッチ回路DF
oは、シャッターレリーズ時には、出力端Qから出力さ
れる積分容量切換信号S5が反転しないよう、に保持す
る役目をする。なお、上記抵抗R34の抵抗値は、上記
抵抗R3Wの抵抗値の5倍に設定されている。 。 次に、このよ5に構成されたアナログ露出情報導入回路
53の動作について簡単に説明する。オペアンプA4の
出力端には、基準電圧V。を基準に、抵抗RV、〜RV
、の直列抵抗値に絶対温度に比例した定電流I、を掛け
た値の電圧降下分が加算された電圧が発生する。絞りま
たはフィルム感度の1段当りの変化に相当する電圧は、
定温で約18mVである。従って、オペアンプA4の出
力は、補正値入力用可変抵抗11.Voによる電圧降下
の影響はない。トランジスターQ、。のベース電位は、
基準電圧v0より抵抗Rv0の電圧降下分ダは低い値で
ある。一方、トランジスターQ!Iのベース電位は、基
準電圧V。 よりフィルム感度入力用可変抵抗YLV、および路用レ
ベル調整用半固定抵抗Rv2の直列′抵抗の電圧降下分
だけ高い電圧となり、トランジスターQ+oとQ 11
のベース間電圧は、フィルム感度と補正値に相応した値
となる。いま、トランジスターQ uのコレクタ電流な
Ic、とすれば、トランジスターQsIがオンのとき、
抵抗R34、R+lll+に流れる電流はいずれも(1
−1−n)Icとなる。ここで、フィルム感度入力用可
変抵抗RV、が低い値のとき、即ち、高感度フィルムを
使用したときは、トランジスターQ ++のコレクタ電
流Icは少なくなり、従って、(可変抵抗1t、V、の
抵抗値)×(トランジスターQ2+のコレクタ電流Ic
)の値であるトランジスターQ2Iのコレクタ電位は低
くなり、コンパレーター八〇の出力は°L°レベルとな
る。よって、トランジスターQ8.はオフとなり、抵抗
R3,、R3,の電圧降下は大きくなる。このため、コ
ンパレーターA、 、A8の反転入力端に印加される電
圧が上昇する。このことは、ダイレクト測光時の積分回
路の判定電圧レベルが土がって、判定電圧幅が広がった
ことを意味する。判定電圧の幅が広がっても、同時に積
分コンデンサーの容量が一方のコンデンサーCIのみの
容量となるので、正しい露出が得られる。どのフィルム
感度レベルで切替を行なうかは、半固定抵抗RvI!を
調節することによってあらかじめ設定しておく。ところ
で、コンパレーターA002つの入力端の電位差が少な
く、露出中にノイズ等によりコンパレーターA6の出力
が不安定になると、露出に誤差を与えるので、シャッタ
ーレリーズ操作後はレリーズ信号SOが°H゛レベルと
なって、ラッチ回路DF0の出力をラッチする。 第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判定回路6
5および第1゛の比較回路54の詳細な電気回路を示し
ている。ストロボオーバーアンダー判定回路65は、ダ
イレクト測光でストロボ撮影を行なったときに、露出レ
ベルがオーバーであったか、アンダーであったかを判定
する部分である。コンパレーターA7およびA8の反転
入力端は、前述したように、トランジスターQ16およ
びQ2.(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続され
ており、非反転入力端には、上記オペアンプA4(第8
図参照)の出力端からダイレクト測光の積分出力S2が
それぞれ印加されている。コンパレーターA7の出力端
は、3人力ナンド回路G7.の第1の入力端に接続され
ており、コンパレーターA8の出力端は、ナンド回路G
22の第2の入力端、D型フリップフロップ回路DF1
の入力端り、およびノット回路G28の入力端にそれぞ
れ接続されている。上記コンパレーターA8は、ダイレ
クト測光時の露出制御用のコンパレーターであって、ヘ
ッドアンプ回路51からの積分出力S2と、アナログ露
出情報導入回路53からの出力を比較して、ダイレクト
測光時の露出レベルを決定する第1の比較回路54を形
成している。また、コンパレーターA7モ積分出力S2
の判定用コンパレーターであるが、このコンパレーター
A7ノ判定レベルはコンパレーターA、の判定レベルの
6倍に設定されている。即ち、上記抵抗R3゜とR3,
との抵抗値の比が5倍に設定されているため、コンパレ
ーターA7の反転入力端の電位は、コンパレーターA、
のそれのσ倍となっている。上記り型フリップフロップ
回路DF、は、クロック入力端ニジ。ロックパルスCK
が印加されていると共に、反転出力端Qがナンド回路G
22の第3の入力端に接続されている。ナンド回路G2
2の出力端は、ナンド回路0231 G24で形成され
るR879717021回路の、リセット入力端である
ナンド回路G23の一方の入力端に接続されている。ま
た、R879717021回路のセット入力端であるナ
ンド回路G24の他方の入力端は、RSSフリップフロ
ラ回回路8F、(第16図参照)の反転出力端Qからス
トロボ充電ゲート信号T4の印加を受けるようになって
いる。そして、R879717021回路の出力端であ
るナンド回路G23の出力端からは、ダイレクト測光で
ストロボ撮影したときに露出オーバーであれば、°H9
レベルのストロボ撮影オーバー信号S9が、ストロボ充
電ゲート信号T4がl Hlレベルの間だけCPU50
の入力ポートJ14に出力されるようになっている。ま
た、R879717021回路の反転出力端であるナン
ド回路G24の出力端は、3入力アンド回路G、8の第
1の入力端に接続されている。一方、上記ノット回路G
28の出力端からは、ダイレクト測光時のシャッター制
御信号817が第1の選択回路55(第15図参照)に
向けて出力されるようになっており、この信号S17は
ナンド回路G27の他方の入力端にも入力されている。 ナンド回路G27の一方の入力端には、R8フリップフ
ロップ回路R8F、 (第16図参照)の反転出力端か
らストロボアンダーリミット信号T6が印加されるよう
になっている。そして、ナンド回路G2.の出力端は、
ナンド回路02B * G2aで形成されるR8フリッ
プフロップ回路の、リセット入力端であるナンド回路G
26の他方の入力端に接続されている。また、R8フリ
ップフロップ回路のセット入力端であるナンド回路G2
.の一方の入力端には、上記ストロボ充電ゲート信号T
4が印加されるようになっている。R8フリップフロッ
プ回路の出力端であるナンド回路G26の出力端からは
、ダイレクト測光でストロボ撮影したときに露出がアン
ダーであれば、l Hlレベルのストロボ撮影アンダー
信号SlOが、ストロボ充電ゲート信号T4が°Hルベ
ルの間だけ、CPU50の入力ポート■15に入力され
るようになっている。また、R8フリップフロップ回路
の反転出力端であるナンド回路G2.の出力端は、上記
アンド回路G、8の第3の入力端に接続されている。 アンド回路G、8の第2の入力端には、上記ストロボ充
電ゲート信号T4が印加されており、アンド回路GOI
Iの出力端は人カポ−) 116に接続されていて、ス
トロボ発光後ストロボ適正の場合にのみ約2秒間の間I
Hlレベルになるストロボ発光適正信号820を出力
する。なお、上記ストロボ充電ゲート信号T4は、第1
8図(g)に示すように、ストロボ同調秒時信号T3が
°L゛レベルに反転すると同時K ’ H’ レベルに
転じ、この後2秒間’H’レベルとなる信号である。ま
た、上記ストロボアンダーリミッタ−信号T6は、第1
8図(h)に示すように、トリガー信号S1が°Hルベ
ルに反転してがら22 ms経過後に°Hルベルに転す
る信号である。さらに、上記クロックパルスCKは、第
18図(a)に示すように、32.768 KHzでl
Hルベル、!Lルベルを繰り返す矩形波信号である。 次に、このように構成されたストロボオーバーアンダー
判定回路65の動作について簡単に説明する。シャッタ
ーのレリーズ直後、積分出力S2が小さいので、゛コン
パレーターA8の出力はl L lレベルとなっている
。従って、この時点で、D型フリップフロップ回路゛D
F、の反転出力端Qの出力およびノット回路G28の出
力は、゛H°レベルとなっている。しかし、ナンド回路
G7.の第2の入力端およびナンド回路G27の一方の
入力端は、それぞれI L )レベルとなっており、ナ
ンド回路G!2およびG2.の出力は、f Hlレベル
となっている。まだ、第18図(glから判るように、
レリーズ直後ストロボ充電ゲート信号T 4 u’L’
レベルであるので、RSフリップ70ツブ回路の出方で
あるストロボ撮影オ ” *号s9およびストロボ撮
影アンダー信号810は、それぞれl L ルベルにリ
セットされた状態にある。いま、カメラ10の撮影モー
ドがダイレクト測光撮影モードであったとする。第12
図眞示すトリガースイッチsw2が開くと、第8図忙示
すヘッドアンプ回路51の積分出力s2の電位が次第に
上昇してくる。シャッターが全開となり、第15図に示
すX接点の役目をするストロボトリガー用サイリスター
S CR,、がオンすると、ストロボの閃光発光が行な
われる。積分出力s2の電位がコンパレーターA8の非
反転入力端の電位よりも高くナルト、コンパレーターA
8の出力が°H゛レベルに反転すると同時に、D型フリ
ッグフロップ回路DF、の反転出力端Qの出力は、クロ
ックパルスαの1パルス分だけ遅れて°Lルベルに転す
る。その結果、ナンド回路G22の出力端には、コンパ
レーターA7の出力の反転出力がコンパレーターA、の
出力が@Hルベルに転じてからクロックパルスCKの一
周期分だけ出力されることになる。ここで、前述したよ
うに、コンパレーターA7の判定レベルは、コンパレー
ターA8の判定レベルの6 倍に設定されているので、
ノット回路G2.を通じてシャッター制御信号817ど
なるコンパレーターA8の出力が°H’レベルに転じて
から、クロックパルスCKの1周期である100μs以
内に露出が0,5Ev以上であれば、コンパレーターA
、の出力がl Hlレベルとなり、従って、ナンド回路
G2.の出力が°Lルベルとなって、RSフリップフロ
ップ回路の出力であるストロボ撮影オーバー信号S9が
“H’レベルにセットされ、後述するように露出−一バ
ーの警告表示がなされる。 一方、ストロボ発光後、6mS以後もコンパレーターA
8の出力が°L9レベルのままであるとき、即ち、まだ
露出レベルがアンダーのとき、ストロボアンダーリミッ
ト信号T6が°■°レベルに転することにより、ナンド
回路Gt’rの出力が°L9レベルに反転し、RSフリ
ップフロップ回路の出力であるストロボ撮影アンダー信
号S10は゛Hルベルに設定され、後述するように露出
アンダーの警告ネ示が行なわれる。シャッター制御信号
S17が発生してからシャッター後幕が撮影画枠内に走
行してくるまで、約6+yHの時間がかかるので、露出
アンダーの判定もそれまで遅らせているのである。 なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告表示は、
CPU50における撮影モードの判断により、ダイレク
ト測光によるストロボ撮影時にのみ、これを行なうよう
にしている。また、露出オーバ・−および露出アンダー
の警告表示は、ストロボ発光後2秒間が経過すると、ス
トロボ充電ゲート信号T4が1Lルベルに転するので、
ナンド回路G23゜G24でなるR8フリップフロップ
回路およびナンド回路025 r G26でなるRSフ
リップフロップ回路が、それぞれリセットされ、ストロ
ボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影アンダー信
号810がそれぞれ°L9レベルに反転することによっ
て停止される。 また、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出アンダー
でもなかった場合には、アンド回路G98の第1および
第3の入力端が“■−■9レベルとなっているので、ス
トロボ充電ゲート信号T4が゛Hルベルである2秒間の
間、アンド回路G、の出力端からはl Hlレベルのス
トロボ発光適正信号820が出力される。これにより、
CPU 50のプログラムによって、ダイレクト測光に
よるストロボ撮影時には、露出適Eの表示が2秒間の間
貸なわれる。 第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細な電気回
路を示している、この電源ホールド回路67は、シャッ
ターレリーズ後、マグネット駆動回路56およびストロ
ボ制御回路66に電源を供給1−1露出終了後は、電源
を自動的に遮断する回路である。電源電池E、の正極か
らは動作電圧供給ラインL、が、負極からは共通アース
ラインL。がそれぞれ引き出されており、アースライン
し。は接地されている。そして、両うインL、、L0間
には、バッテリーチェックスイッチSW、、抵抗R88
およびR3゜の直列回路が接続されている。上記バッテ
リーチェックスイッチSW5は、上記モード切換用操作
ノブ21の[CI−IECKJ指標への対応操作に連動
して閉成される自己復帰型のスイッチであり、同スイッ
チSW、と抵抗R88との接続点は、アンド回路G3゜
(第13図参照)の一方の入力端に接続されている。 まだ、上記抵抗R311とRs9との接続点は、NPN
型トランジスターQ2sのベースに接続されている。 トランジスターQ23のコレクタは抵抗R4gを通じて
トランジスターQII4のベースに接続されており、エ
ミッ4夕は接地されている。また、トランジスターQ2
3のベースは、NPN型トランジスターQ 24のコレ
クタに接続されており、トランジスターQ24のエミッ
タは接地され、ベースは抵抗R41を通じて、PNP型
トランジスターQ 25のコレクタに接続されている。 トランジスターQ□は、エミッタをラインL、に接続さ
れ、ベースをPNP型トランジスターQ!!8 * Q
to + Qso + Qst r Q82およびQs
sのベースにそれぞれ接続されており、各トランジスタ
ーQ 25 * Q20 + Qso + Qst +
Q32およびQ3gはエミッタをそれぞれラインL8
、に接続されていて、トランジスターQ2gとカレント
ミラー回路を構成している。 まだ、ラインL、、Lo間忙は、レリーズスイッチsw
、 、コンデンサーC6,抵抗R44およびR43の直
列回路が接続されている。上記レリーズスイッチSWI
は、上記可動反射ミラー31に連動して開閉するスイッ
チで、ミラー31の上昇初期で閉成し、下降終期で開放
するようになっている。このレリーズスイッチsw、
トコンデンサーC6の接続点は、抵抗R42を通じて接
地されている。また、抵抗R44とR43との接続点は
、NPN型トランジスターQzeのベースに接続されて
おり、同トランジスターQ26のエミッタは接地され、
コレクタはNPN型トランジスターQ2?のエミッタに
接続されている。トランジスターQ27は、ベースが抵
抗R,,を通じてトランジスターQ3゜(第12図参照
)のエミッタに接続されており、コレクタがNPN型ト
ランジスターQssのコレクタに接続されている。トラ
ンジスターQssは、コレクタが抵抗R,5を通じて上
記トランジスターQ2gのコレクタおよびベースにも接
続されており、エミッタが接地され、ベースが抵抗R4
11を通じて、抵抗R48とR47との接続点に接続さ
れている。抵抗R48の一端は上記トランジスターQ2
゜のコレクタに接続され、抵抗R3,の他端は接地され
ている。まだ、抵抗R4,とR47との接続点は、NP
N型トランジスターQ36のコレラにも接続されており
、同トランジスターQseのエミッタは接地され、ベー
スは抵抗R6,(第13図参照)を通じて、ナンド回路
G、3(第13図参照)の出力端、に接続されている。 上記トランジスターQ、。 のコレクタは、抵抗R4,シ通じて、トランジスタQ4
6(第12図参照)のベースに接続されている。 また、上記トランジスターQ ssのコレクタは、抵抗
R15゜を通じて接地されていると共に、ノット回路G
+o2(第13図参照)の入力端にも接続されている。 さらに、上記トランジスターQstのコレクタは、抵抗
几6.を通じて接地されていると共に、上記ラッチ回路
DF。(第9図参照)の制御信号入力端に接続されてい
て、同トランジスターQs2のコレクタ電圧がレリーズ
信号SOとして供給されるようになっている。さらにま
た、上記トランジスターQ s sのコレクタは、PN
P型トランジスターQ34のコレクタに接続されている
と共に、抵抗R52を通じてNPN型トランジスターQ
s7のベースに接続されている。トランジスターQ 3
?のエミッタは接地されており、コレクタはマグネット
駆動回路56およびストロボ制御回路66の一端にそれ
ぞれ接続されている。マグネット駆動回路56およびス
トロボ制御回路66の他端は、ラインL、にそれぞれ接
続されている。従って、トランジスターQ3?は、マグ
ネット駆動回路56およびストロボ制御回路66への給
電を制御するスイッチングトランジスターの役目をする
。また、トランジスターQ3?のコレクタは、バッテリ
ーチェック表示用の発光ダイオードDO(第13図参照
)のカソードおよび抵抗R68(第13図参照)の一端
にもそれぞれ接続されている。上記トランジスターQ
84は、エミッタをラインL、に、ベースを抵抗R4(
+を通じて、トランジスターQ23のコレクタに接続さ
れており、バッテリーチェック動作中に強制的1(オン
され、マグネット駆動回路56およびストロボ制御回路
66に電源を供給した最大消費電流の状態でバッテリー
チェックが行なわれるようにするためのものである。 第12図は、上記トリガータイミング調整回路52の詳
細な電気回路を示している。このトリガータイミング調
整回路52は、上記ヘッドアンプ回路51での測光切始
時期を調整するための回路である。 トリガースイッチSW2は、シャッター先幕の走行開始
に連動して開放し、フィルムの巻上完了に連動して閉成
するスイッチであり、一端に電源電圧Vccの印加を受
けていると共に、他端がNPN型トランジスターQ 3
0のベースに接続されている。 トランジスターQsoは、コレクタをPNP型トランジ
スターQssのコレクタに、エミッタを抵抗R1(第1
1図参照)を通じてトランジスターQ27(第11図参
照)のベースに接続されている。トランジスターQss
は、エミッタに電源電圧Vccの印加を受け、ベースが
PNP型トランジスターQ40*Q、8(7)ベースに
それぞれ接続されている。上記トリガースイッチSW2
と並列にトリガータイミング遅延用コンデンサーC1が
接続されており、・このコンデンサーC9の、トランジ
スターQ3゜のベースがわの一端は、PNPNP型トラ
ンジスターQ4ベースおよび上記コンデンサー07とと
もにトリガー遅延時間を決定する時定数用半固定抵抗R
V、の一端にそれぞれ接続されている。トランジスター
Q41のコレクタは接地され、エミッタはPNPNP型
トランジスターQ4ベースに接続されている。トランジ
スターQ42のエミッタは、上記トランジスタQ4oの
コレクタに接続され、トランジスターQ40のエミッタ
には電源電圧Vccが印加されている。 また、トランジスターQ42のコレクタは、NPN型ト
ランジスターQlのベースに接続されていると共に、N
PN型iランシスターQ43のコレクタに接!されてい
る。トランジスターQ43のエミッタは接地されており
、ベースはNPN型トランジスターQ44のベースおよ
びコレクタに接続されている。トランジスターQ44の
エミッタは接地されており、コレクタはPNP型トラン
ジスターQ、。 のコレクタに接続されている。トランジスターQ49の
エミッタは、上記トランジスターQaoのコレクタに接
続され、ベースはPNPNP型トランジスターQのエミ
ッタに接続されている。トランジスタQ4sのコレクタ
は接地され、ベースは抵抗R63を通じて電源電圧Vc
cの印加を受けていると共に、抵抗R54を通じてNP
N型トランジスターQ46のコレクタに接続されている
。トランジスターQ asのエミッタは接地され、ベー
スは抵抗R4,(第11図参照)を通じてトランジスタ
ーQ、、 (第11図参照)のコレクタに接続されてい
る。また、トランジスターQ 46のコレクタは、上記
時定数用半固定抵抗11、V、の他端に接続されて〜・
ると共に、抵抗R61を通じて上記トランジスターQ4
gのコレクタおよびベースに接続されている。トランジ
スターQ4gのエミッタには電源電圧Vccが印加され
ており、同トランジスターQ411は、上記トランジス
ターQ、llおよびQ40とそれぞれカレントミラー回
路を形成している。また、上記トランジスターQ47は
、エミッタを接地されており、コレクタに抵抗R□を通
じて電源電圧Vccの印加を受けていると共に、このコ
レクタがナンド回路G3.(第13図参照)の一方の入
力端およびノット回路G、。、の入力端にそれぞれ接続
されている。上記トランジスターQ4゜〜Qaoおよび
抵抗R63〜R55,R,、は、差動増幅回路を構成し
ており、トランジスターQ41のベースが非反転入力端
、トランジスターQ46のベースが反転入力端、トラン
ジスターQ47のコレクタが出力端となっている。この
化カドランシスターQlのコレクタが入力端に接続され
た上記ノット回路G、。、の出力端は、抵抗R1B(第
8図参照)を通じてトランジスターQ3(第8図参照)
のベースに接続されていて、同トランジスターQ3にト
リガースイッチSW2の開放後所定の経過時間で”Hル
ベルに反転するトリガー信号S1を供給する(第18図
(bl参照)。 第13図は、上記バッテリーチェック回路63および電
源ホールド解除回路64の詳細な電気回路を示している
。まず、電源ホールド解除回路64の構成から説明する
。電源ホールド解除回路64は、上記電源ホールド回路
67の電源ホールド状態を解除するだめの回路であるが
、電源ホールドを解除する場合としては、電源電圧Vc
cが規定電圧以下であった場合、シャッターが閉成され
て所定時間が経過した場合、および長時間露光のときこ
れを強制的に切る場合の3つの態様があるので、電源ホ
ールド解除回路64の出力端となるナンド回路G33に
は、3つの入力端が設けられている。第1の入力端には
、ナンド回路G32の出力端が接続され、ナンド回路G
32の一方の入力端は、トランジスターQ、7(第12
図参照)のコレクタに、他方の入力端はノット回路G3
4を介して、コンパレーターA、。の出力端に接続され
ている。電源電圧Vccが規定レベル以下であったとき
には、コンパレーターA、。 の出力が°Lルベルとなるので、ナンド回路G32の出
力は゛Lルベルとなり、電源ホールドが解除される。た
だし、電源電圧Vccの低下による電源ホールドの解除
は、露出中に電源電圧Vccが低下して電源ホールドが
解除された場合には、露出誤差が太きくなったり、後幕
保持用マグネッ)MG。 (第15図参照)の動作が不安定になったりするので、
露出動作がなされる以前にのみ行なわれるようにしてい
る。即ち、トランジスターQ4.(第12図参照)のコ
レクタ電圧(トリガー信号)とノット回路G34の出力
との論理積の反転信号を1つの電源ホールド解除のだめ
の信号としている。 また、上記ナンド回路G33の第2の入力端には、ディ
レィ回路DLo(第15図参照)から露出終了信号S1
3の遅延信号でなる電源ホールド解除信号812が印加
されるようKなっている。さらに、ナンド回路G33の
第3の入力端は、RSSフリツブフロ2回回路、5F2
(第16図参照)の出力端Qに接続されていて、電源リ
ミッタ−信号の役目を兼ねるオートリミッタ−信号T2
の印加を受けるようになっている。そして、ナンド回路
G33の出力端は、抵抗R6,を通じてトランジスター
Q3.(第11図参照)のベースに接続されている。 一方、バッテリーチェック回路63は、電源電圧VCC
が規定電圧以上あるか否かを検出するだめの回路である
。この回路には、一端に電源電圧Vccが印加された抵
抗R66、R17およびR,58の直列回路が設けられ
ており、抵抗R56とR3,との接続点ハコンパレータ
ーAIoの非反転入力端に、抵抗R6゜とR5sとの接
続点はコンパレーターAIIの非反転入力端に、それぞ
れ接続されている。また、両コンパレーターA、。およ
びAIIの反転入力端には、基準電圧V、がそれぞれ印
加されている。コンパレーターA i 6の出力端は、
3人力ナンド回路G3.の第2の入力端、3人力ナンド
回路G36の第3の入力端およびノット回路G34の入
力端に、それぞれ接続されている。また、コンパレータ
ーA、、 の出力端は、上記ナンド回路G、6の第2の
入力端に接続されている。ナンド回路G3.の第1の入
力端k。 は、第16図に示すタイマー回路68から約to Hz
のパルス信号でなる点滅周期信号T8が印加されている
。また、ナンド回路Gs 5の第3の入力端およびナン
ド回路G36の第1の入力端には、アンド回路G38の
出力端が接続されており、アンド回路G、8の一方の入
力端はバッテリーチェックスイッチSW、 (第11図
参照)の一端に接続され、他方の入力端はノット回路G
102を介してトランジスターQ3□(第11図参照)
のコレクタに接続されている。 上記ナンド回路G3.およびG、6の出力端は、ナンド
回路G37の一方および他方の入力端にそれぞれ接続さ
れており、ナンド回路G3.の出力端は抵抗R6oを通
じてバッテリーチェック表示用発光ダイオードD。のア
ノードに接続されている。この発光ダイオードD。は、
上記バッテリーチェック表示用発光窓23に対応するよ
うに配設されていて、そのカソードはトランジスターQ
3.(第11図参照)のコレクタに接続されている。 次に、上記第11図ないし第13図に示しだ電源ホール
ド回路67、トリガータイミング調整回路52゜電源ホ
ールド解除回路64およびバッテリーチェック回路63
の動作について簡単に説明する。いま、シャッターレリ
ーズ釦11(第1.2図参照)が押下されると、これに
連動するレリーズスイッチSW。 が閉成され、コンデンサーC6および抵抗R4,を通じ
てトランジスターQ2gがオンする。この時点では、ト
リガースイッチSW、が閉じているので、トランジスタ
ーQzyはオンしており、抵抗R4,を通じてトランジ
スターQ28がオンし、トランジスタ、、r−Q 2.
およびQ□がオンする。トランジスターQ3゜は一旦オ
ンすると、それ以降はトランジスターQ29のコレクタ
からベース電流が供給されるので、電源ホールド状態を
維持する。そして、トランジスターQ211がオンする
と、トランジスターQ to〜Q3sがすべてオンする
ので、トランジスターQs7もオンし、マグネット駆動
回路56およびストロボ制御回路66に電源が供給され
る。一方、トリガータイミング調整回路52にも、トラ
ンジスターQ、。を通じてトランジスターQ 46にベ
ース電流が供給される。そして、次に、可動反射ミラー
31が上昇を完了し、シャッター先幕が走行を開始して
トリガースイッチSW2が開放すると、トランジスター
Q41のベース電位が次第に低下し、コンデンサー〇、
と半固定抵抗RV、でなる遅延回路の時定数と、抵抗R
,3,R:、4の比とで決まる遅延時間の後、出カドラ
ンシスターQ4?がオンし、ノット回路G、。、の出力
は°H゛レベルに反転する(第18図(bl参照)。こ
の°■゛レベルの信号は、トリガー信号S1として抵抗
RIl+(第8図参照)を通じてトランジスターQ3の
ペース匠印加され、同トランジスターQ3がオンしトラ
ンジスターQ、、、Q、がオフして、ダイレクト測光た
よる光電流の積分が可能となる。続いて、後幕保持用マ
グネッ) M(31(第15図参照)が消磁され、シャ
ッター後幕が走行を開始してから所定の遅延時間が経過
すると、ディレィ回路DLo(第15図参照)から”L
ルベルの電源ホールド解除信号812が出力されて、ナ
ンド回路G33の出力はl Heレベルとなり、トラン
ジスターQ3.がオンし、トランジスターQ3.のベー
ス電流が遮断されて、。 電源ホールド状態が解除される。即ち、トランジスター
Qssがオフすると、トランジスターQ28゜Q 33
g Q 、!7が順次オフし、マグネット駆動回路5
6およびストロボ制御回路66への通電が断たれる。 また、電源電圧Vccが規定電圧以下のとき罠は。 コンパレーター A、。の出力カ1Lルベルとなす。 ナンド回路G3.の一方の入力端は平生は°H”レベル
なので、ナンド回路qs2の出力はl I、 tレベル
に反転する。このため、トランジスターQseがオフさ
れ、前述しだのと同様に、電源ホールド状態が解除され
る。ところで、この電源電圧Vcc低丁による電源ホー
ルド状態の解除は、露出中に電源電圧Vccが低下した
場合、電源ホールドが断たれると露出誤差が大きくなっ
たり、後幕保持用マグネッ) MG+ (第15図参照
)の動作が不安定になったりするので、これを防止する
ために、露出中には行なわれないようになっている。即
ち、露出中は、”トリガー信号となるトランジスターQ
4?のコレクタ電圧がe I、 sレベルとなるので、
この信号とコンパレーターAloの出力の反転信号との
論理積の反転出力を電源ホールドを解除するだめの1つ
の信号としてナンド回路G、3の第1の入力端に人力す
るようにしている。従って、電源電圧Vccの低下によ
る電源ホールドの解除は、トリガースイッチSW、が開
くまでの間に行なっているが、この間に電源ホールドが
解除された場合には、機械的に可動反射ミラー31を上
昇途中位置でロックするようにしている。 さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗いところで
撮影し、長時間露出になるような場合、所定時間が経過
すると電源ホールドが強制的に断たれるようだなってい
る。これは露出時間が数分にも及ぶような場合には、撮
影よりも電源電池E、の消耗を防いだ方が親切との配慮
からである。このだめ、ナンド回路G9.の第3の入力
端に電源リミッタ−信号を兼ねるオートリミッタ−信号
T2が人力されるようになっており、この信号T2が、
第18図(elに示すように、トリガーが開放してから
所定時間(120S )経過後に°L゛レベルに反転し
て、前述と同様にして電源ホールドが断たれる。 ナオ、トランジスターQsoのエミッタからトランジス
ターQ2.rに抵抗R,0を通じて信号が供給されるよ
うになっているが、これは、レリーズスイッチSW、が
可動反射ミラー31の降下時に開放する際、チャタリン
グが発生して電源ホールド回路67が再び電源ホールド
状態になることがあるので、トリガースイッチSW2の
開放時には、トランジスターQ2?をオフして、電源ホ
ールド状態となるのを防止するだめである。 一方、バッテリーチェックを行なう場合には、上記撮影
モード切換用操作ノブ21(第2図参照)を[c H,
l[CKl指標に対応させる。すると、バッテリーチェ
ックスイッチSW、がオンし、ナンド回路G、8の一方
の入力端が°■ルベルとなる。いま、電源ホールド回路
67が電源ホールド状態以外の場合、即ち、シャッター
レリーズ動作中以外の平生時には、ノット回路GIo2
の出力は°H’レベルであるので、ナンド回路G38の
出力は°H’レベルとなる。まず、第1の場合として、
電源電圧Vccが規定電圧以上ある正常時には、コンパ
レーターA、。 およびA°2.の出力がともに°H9レベルとなるので
、ナンド回路aSSの出力端には点滅周期信号T8が出
力され、ナンド回路G36の出力端はl L !レベル
となる。従って、ナンド回路q36の°Lルベル出力が
優先され、ナンド回路G3.の出力端は°Hルベルとな
って、バッテリーチェック表示用発光ダイオードD0は
点灯状態になる。よって、電源電圧Vccが規定電圧以
上ある旨の表示がなされる。次に、第2の場合として、
電源電圧Vccがある規定電圧以上あるが、他の規定電
圧より低い場合には、即ち、基準電圧V、に比べて、抵
抗R66と■煽、との接続点の電位は高いが、抵抗R1
,l、とR18との接続点の電位が低いとき姥は、コン
バレー ターA、。の出力1ti”H’vベル、コンバ
レ・−ターA 1 (の出力はゞL”レベルとなり、ナ
ンド回路G36の出力が°Hルベルとなる一方、ナンド
回路G3.の出力端には点滅周期信号T8が出力される
。従って、こんどはナンド回路G3?に点滅周期信号T
8が出力され、発光ダイオードD。は、約10Hzで点
滅を繰り返す状態となる。よって、電源電圧Vccが低
下してきた旨が表示され、電源電池EIの交換を促す。 さらに、第3の場合として、電源電圧Vccが上記能の
規定電圧以下に低下して、カメラ10の電気回路が作動
できないようになった場合には、コンパレーターAIO
およびA11の出力がともに°Lルベルとなり、ナンド
回路G3. 、 G3.の出力がいずれも“Hルベルと
なって、ナンド回路G37の出−力は1、Lルベルとな
□る。このため、発光ダイオードD0は点灯することな
く消灯状態を継続1−1電源電圧Vccが規定電圧以下
である旨が表示される。 なお、シャッターレリーズ動作中に撮影モード切換用操
作ノブ21が操作されてバッテリーチェックスイッチS
W、が閉じられた場合には、ノット回路GI02の出力
が°Lルベルとなるので、ナンド回路G38の出力が°
Lルベルとなり、従って、ナンド回路G’3?の出力が
°L9レベルとなって、発光ダイオードD。によるバッ
テリーチェック表示はなされない。また、バッテリーチ
ェック時には、トランジスターQ 23を通じてトラン
ジスターQs+ヲ強制的にオンさせて、マグネット駆動
回路56およびストロボ制御回路66に強制的に通電t
2、消費電流が最大の状態でバッテリーチェックが行な
われるようにしている。 第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細な電気回
路を示し℃いる。このストロボ判定回路62は、ストロ
ボの電源がオンされているか否か、充電が完了している
か否かを、ストロボからの1本の信号線を通じて人力さ
れる信号815の電流レベルを判定することによって検
出するための回路である。NPN型トランジスターQs
oはダイオード接続されたトランジスタ・−であって、
エミッタに電源電圧Vccが印加されていると共に、コ
レクタおよびベースは上記ストロボ取付用シーL 24
まだはストロボ接続用コネクタ・−25(第1,2図参
照)の電気接点を通じてストロボ(図示されず)の電気
回路に接続されるようになっている。そして、このトラ
ン、シスター Q、。と並列に抵抗R6′?とR6゜と
の直列回路が接続されており、さらに抵抗R67には、
PNP型トランジスターQ6.がエミッタを電源がわ、
コレクタをストロボがわとして並列に接続されている。 こ2トランジスターQ□のコレクタはPNP型トランジ
スターQs20ベースにも接続されてセリ、ベースはト
ランジスターQ52のエミッタおよびP N P型トラ
ンジスターQ?? + Q!+6のベースに、それぞれ
接続されている。上記トランジスターQ52のコレクタ
は抵抗R,llを通じて接地されており、トランジスタ
ーQ、yのエミッタには電源電圧Vccが印加され、コ
レクタは抵抗R+7o。 R6゜を直列に介して接地されている。抵抗R,。。 几。。の接続点は、NPN型トランジスター(Lxのペ
ースに接続されており、同トランジスターQ saのエ
ミッタは接地され、コレクタは抵抗R□、R1゜を直列
に通じて電源電圧Vccの印加を受けている。 抵抗R7,とR72との接続点は、PNP型トランジス
ターQs+およびQ6Ilのペースにそれぞれ接続され
ており、トランジスターQstのエミッタには電源電圧
Vccが印加され、コレクタは抵抗R1゜を通じて接地
されている。また、トランジスターQ□のコレクタから
は、ストロボ電源オン信号814を伝達するだめの信号
線が引き出されており、CPU50(第7図参照)の人
力ボート113に接続されている。上記トランジスター
Qssは、エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレ
クタは抵抗R7,を通じ一’C1NPN型トランジスタ
ーQl+?のペースおよびコレクタ、並びに%NPN型
トランジスターQ、8のペースに、それぞれ接続されて
いる。トランジスターQstのエミッタは接地されてお
り、トランジスターQ□のコレクタは上記トランジスタ
ーQ56のコレクタに接続され、エミッタは抵抗R74
を通じて接地されている。トランジスターQ+u+は、
エミッタに電源電圧Vccを印加され、コレクタをさら
に抵抗R1,を通じて接地されていると共に、抵抗R1
6を通じてNPN型トランジスターQsoのペースに接
続されている。トランジスターQ5(1は、コレクタに
抵抗R1,を通じて電源電圧Vccを印加されていると
共産、コレクタを接地されている。 また、トランジスターQ5.は、コレクタをノット回路
G3.の入力端に接続され【おり、ノット回路G3゜の
出力端は、アンド回路G4oの一方の入力端に接続され
ている。アンド回路G4oの他方の入力端は、ノット回
路G4.を介してR,Sフリップフロップ回路R,SF
、 (第16図参WA)の反転出力端QK接続されてお
り、ストロボ充電ゲート信号T4の反転信号を受けるよ
うになっている。そして、アンド回路G4゜の出力端は
、抵抗R78を通じてNPN型トランジスターQ so
のペースに接続されており、トランジスターQ soの
エミッタは接地され、コレクタはストロボ充電完了表示
用発光ダイオードD10カノードに接続されている。こ
の発光ダイオードDIは、上記撮影情報表示装置39内
に組み込まれていて、ファインダー内にストロボの充電
完了を“8”状に発光表示するようになっている。発光
ダイオードD1のアノードは定電流回路CC1の一端に
接続され、定電流回路CC8の他端は電源電圧Vccが
印加されている。 次に、このように構成されたストロボ判定回路62の動
作について簡単に説明する。まず、図示しないストロボ
の電源スィッチが投入されると、ストロボがわ1(向け
て約lθμへの電流がストロボ電源信号StSとし【流
れる。すると、トランジスターQ□がオンし、続いて、
トランジスターQ□。 Q ?? + Qss t Q54の各トランジスター
が順次オンする。従って、トランジスターQ 84のコ
レクタが9H9レベルとなる。また、トランジスターQ
ss IQ so * Qssもオンするが、ストロボ
電源信号815がlθμA程度ではトランジスターQs
eのペース電流が小さく、コレクタ電位がトランジスタ
ーQ、。 のペースに電流を充分供給できる程高くないため、トラ
ンジスターQs0はオフのままである。よって、ノット
回路G8.の出力は、°L”レベルとなり、アンド回路
G4oの出力も1LルベルとなってトランジスターQe
oがオンせず、充電完了表示用発光ダイオードD、は点
灯しない。次に、ストロボの充電が完了すると、ストロ
ボがわに向けて約100μAの電流がストロボ充電信号
815として流れるようになる。すると、トランジスタ
・−Qseのコレクタ電位は充分に高くなり、トランジ
スターQ、。K充分なベース電流が流れてトランジスタ
ーQsoがオンする。これにより、トランジスターQs
oのコレクタ電位は低下し、ノット回路G311の出力
は°す。 レベルとなる。上記ストロボ充電ゲート信号T4は、ス
トロボが発光してから約2秒間°H°レベルとなる信号
であるので、ストロボ発光後2秒間はアンド回路G4o
の出力は@Ltレベルであるが、これ以外の期間はアン
ド回路G40の出力は°Hルべルとなり、トランジスタ
ーQeoがオンする。よって、発光ダイオードD、に定
電流回路CC3かも電流が流れて同ダイオードD、が発
光し、ストロボの充電完了が表示される。ストロボ発光
後2秒間の間ストロボの充電完了表示を行なわないよう
にしたのは、上記ストロボ電源信号、ストロボ充電信号
815と同じ信号線を通じて、ストロボ発光後ストロボ
がわから約100μA でオン、オフを操り返えす露出
適正信号が送られてくるので、この間発光ダイオードD
1の作動を不能にする必要があるからである。なお、ス
トロボ撮影適正表示は、後述するように撮影情報表示装
置39の液晶表示板を点滅組動することによって行なう
。 第15図は、上記第1図の選択回路55.マグネット駆
動回路56およびストロボ制御回路66の詳細な電気回
路を示している。上記第1の選択回路55は、撮影モー
ドに応じてマグネット駆動回路56を、ダイレクト測光
によるシャッター制御信号S17で制御すべきか、CP
U 50かも出力されるシャッター制御信号816で制
御すべきかを選択するための回路である。ナンド回路G
48の第1の入力端はオートスイッチSW、 (第7図
参照)の一端に接続され、CpIJ50の人力ポートI
Oへ人力されるのと同じオートモード時にのみ°H’レ
ベルとなる信号が印加されるようになっている。また、
ナンド回路G4.の第2の入力端は、ノット回路G41
1を介してナンド回路G3(第7図参照)の出力端に接
続されており、CPU50の入カポ−)16へ人力され
るのと同じメモリーモード時にのみI−1’レベルとな
る信号の反転信号が印加されるようになっている。さら
に、ナンド回路G4.の第3の入力端は、ノット回路G
4.を介してナンド回路G、(第7図参照)の出力端に
接続されており、CPU5oの人カポ−)I2に入力さ
れるのと同じスポットモード時のみ゛Hルベルとなる信
号の反転信号が印加されるようになっている。従って、
ナンド回路G4sは、オートモードであって、メモリ・
−モー ドでもなく、かつスポットモードでもないモー
ド、即ち、平均ダイレクトオー トモードが選択された
ときにのみ全入力が°H°レベルとなり、その出力が°
L”レベルとなる。ナンド回路G□の一方の入力端には
、ノット回路G4゜を介して上記ナンド回路G48の第
1の入力端1(印加される信号の反転信号が入力される
ようになっており、他方の入力端は、ノット回路G、o
を介してマニュアルスイッチ8W3(第7図参照)の一
端に接続されていて、CPU50の入力ポート■lに人
力されるのと同じマニュアル時にのみ°H″レベルとな
る信号の反転信号が入力されるようになっている。従っ
て、ナンド回路G5.の出力は、オートモードでもなく
、かつ、マニュアルモードでもない撮影モード、即ち、
オフモー ド時にのみ′Lルベルとなる。ナンド回路G
4.の出力端は、ナンド回路G2.の一方の入力端に接
続され、ナンド回路G、1の出力端は、ナンド回路GS
2の他方の入力端に接続されると共に、ナンド回路62
の一方の入力端およびノット回路G63を通じてナンド
回路G64の一方の入力端にもそれぞれ接続されている
。ナンド回路G、2の出力端は、アンド回路G1゜の他
方の入力端、並びに、ナンド回路Geeおよびアンド回
路G6゜の一方の入力端にそれぞれ接続されていると共
に、ナンド回路G、4の一方の入力端およびノット回路
aSSを通じてナンド回路GIIIlの他方の入力端に
それぞれ接続されている。このナンド回路G、2の出力
は、ナンド°回路G41またはGI+、のいずれかの出
力が°LルベルのときH”レベルとなる。即ち、平均ダ
イレクトオートモードまたはオフモー ドか、それ以外
の撮影モードかが判別され、平均ダイレクトオートモー
ドまたはオフモードのときKのみナンド回路Gsyの出
力が@Htレベルとなる。従って、結果的には、オフモ
ー ド時には、最長露出時間が規制されるだけで、平均
ダイレクトオートモードと同じ測光方式で撮影が行なわ
れることにな゛る。なお、とのナンド回路52の出力は
、バイアス切換信号S4として、オペアンプA、(第8
図参照)に人力され、前述したように撮影モードに応じ
てオペアンプA2のバイアス電流を切り換える役目もす
る。 上記ナンド回路0.4の他方の入力端は、ノットれるよ
うになっており、また、上記ナンド回路Gssの一方の
入力端は、CPU50(第7図参照)の出力ボート09
に接続され、メモリー、マニュアル。 スポットの各モード時におけるシャッター制御信号S1
6が入力されるようになっている。ナンド回路G、4の
出力端は、3人力ナンド回路Gs7の第2の入力端1(
接続され、ナンド回路Gs、の出力端は、ナンド回路G
、7の第3の入力端に接続されている。 まだ、ナンド回路Gs?の第1の入力端は、ノット回路
G、6¥介して、RSSフリップフロラ回回路、sr。 (第16図参照)の出力端Qに接続されており、トリガ
ーが開いてから約500μsの間゛[■ルベルを保持す
る高速リミッタ−信号To(第18 ill (c)参
照)の反転信号が人力されるようになって℃・る。 この高速リミッタ二信号Toは、シャッターの最短秒時
を決めるだめの信号である。即ち、いま、平均ダイレク
トオートモー ドまたはオフモードが選択されていると
すると、ナンド回路G、4の出力はダイレクト測光によ
るシャッター制御信号817が°IN’レベルの期間の
み°L’レベルとなる。一方、ナンド回路G3.の出力
は、マニュアルモード時等のシャッター制御信号816
のレベルによらず°■9レベルであるので、ナンド回路
G6.の出力は、ノット回路G、6の出、力が“Hルベ
ルであれば、ナンド回路Gl!4の出力により規制され
、シャッター制御信1号Si7が゛Hルベルのときにの
み゛H゛レベルとなる。換言すれば、ナンド回路(36
1の出力端には、ダイレクト測光によるシャッター制御
信号817が出力される。同様にして、メモリーホール
ド。 マニュアルモード、スポットモード時には、ナンド回路
G、7の出力端には、シャッター制御信号816が出力
される。ここで、高速リミッタ−信号TOは、第18図
(c) K示すように、トリガーが開いてから約500
μsの間IH,ルベルを保持するので、ナンド回路G6
.の出力は、ナンド回路G、、 、 G55の出力の類
例に拘らず、この間I Hlレベルとなり、後幕保持用
マグネッ、、、、)MGIが消磁されることがない。 つまり、シャッターの最短秒時が信号TOによって1/
2o−少に限定される。 上記アンド回路G、oの一方の入力端は、トランジスタ
ーQ、4(第14図参照)のコレクタに接続されていて
、ストロボ電源オン信号814が入力されるようになっ
ている。そして、アンド回路G、。の出力端は、ナンド
回路G6oの一方の入力端およびノット回路G!!、を
通じてナンド回路G511の他方の入力端に接続されて
いる。ナンド回路G118の一方の入力端は、上記ナン
ド回路G、7の出力端に接続されており、ナンド回路G
、。の他方の入力端は、R,8フリッププロップ回路R
8F、(第16図参照)の出力端QK接続されていて、
ストロボ同調秒時信号T3が人力されるようになってい
る。このストロボ同調秒時信号T3は、第18図(fl
K示すように、トリガーが開℃・てからも16 m
sの間I Hlレベルを保つ信号である。上記ナンド回
路G。の出力端は、ナンド回路、G6.の一方の入力端
に接続され、ナンド回路G6゜の出力端は、ナンド回路
G0.の他方の入力端に接続されている。いま、平均ダ
イレクトオートモードまだはオフモードであって、スト
ロボの電源が投入されていないか、またはストロボがカ
メラIOK装着されていないとき、ストロボ電源オン信
号1914は、Llレベルであり、従って、ナンド回路
G0.の出力端には、ナンド回路G、の出力信号と同じ
信号が出力される。また、この状態からストロボが装着
されて電源が投入されると、ストロボ電源オン信号81
4がl Hlレベルとなり、ナンド回路G6sの出力端
には、ストロボ同調秒時信号T3が出力されるようにな
る。このため、シャッター秒時は、定速の!/60秒と
なる。なお、平均ダイレクトオートモードまたはオフモ
ート°以外の撮影モードのときには、アンド回路G70
の出力が“Lルベルとなり、ストロボ同調秒時信号T3
は7ヤツター制御に関与しなくなる。ところで、ストロ
ボの電源がオンされてい′る限り、シャッター秒時をか
ならずストロボ同調秒時にしてス+ロポを発光させるよ
うにしたのは、従来のカメラではシャッター秒時が約1
/6o秒以上の高速のときにはストロボを発光させない
方式を採用して℃・たhl、この方式では撮影者の撮影
意図に反することになるので、これを是正するためであ
る。即ち、従来のカメラでは、被写体が明るい高速、シ
ャッター秒時の場合には、ストロボを発光させる必要が
ほとんどないので、ストロボの電源の消費節約になると
の観点からストロボを発光させないようにしていだが、
このようにしたときには、撮影者の作画意図と反する場
合も生じ不都合であるので、シャッター秒時を強制的に
ストロボ同調秒時にして、ストロボを発光させるように
したものである。 上記ナンド回路G6.の出力端は、抵抗R0Iを通じて
、マグネット駆動回路56のマグネット制御用トランジ
スターQa6のベースに接続されている。 このマグネット制御用トランジスターQ。、は、NPN
型トランジスターで形成されていて、その工“ミッタは
接地−され、コレクタは後幕保持用マグネッ)MG+の
コイルを通じて電源電圧Vccの印加を受けるようにな
っている。この電源電圧Vccの印加が、電源ホールド
回路67(第1’1図参照)の電源ホールド時にのみ行
なわれることは、前述1−だ通りである。また、ナンド
回路G、lの出力端は、CPU50 (第7図参照)の
入力ポートI12に接続されていて、同回路G6.の出
力が露出終了信号813として人力ポートI12に入力
されるようになっている。さらに、ナンド回路G61の
出力端は、ディレィ回路DLoを通じてナンド回路G、
13(第13図参照)の第2の入力端に接続されており
、同回路G6゜の出力がディレィ回路DLoで所定時間
遅延されて、電源ホールド解除信号812と1−てナン
ド回路G3sに人力されるよう(Cなっている、上記デ
ィレィ回路DLoを設けたのは、シャッター駆動回路5
6およびストロボ制御回路66は、電源ホールド回路6
7(第11図参照)を通じて電源が供給されているもの
であり、もし、ナンド回路G6.から出力される露出終
了信号813で直接電源ホールド回路67を解除させる
ようにすると、ストロボ制御回路66が正常に作動し得
ないおそれが生ずるので、これを防止するためである。 前述したように、ナンド回路G3.の出力端は、ナンド
回路G62の一方の入力端およびノット回路G63を通
じてナンド回路G64の一方の入力端にも接続されてい
る。上記ナンド回路G62の他方の入力端は、RSフリ
ップフロップ回路I(SF2(第16図参照)の出力端
Q罠接続されていて、同回路1”tsF’2よりオート
リミッタ−信号T2が人力されるよう尤なっている。こ
のオートリミッタ・−信号T2は、第18図(elに示
すように、トリガー開放後も120sの間’ Hゝレベ
ルを保持する信号であって、オートミードでめ最長露出
秒時を規制する信号である。′まだ、上記ナンド回路G
64の他方の入力端は、RSSフリップフロラ回回路、
8F3(第16図参照)の出力端Qに接続されていて、
同回路R8F。 よりオフリミッタ−信号TIが人力されるようになって
いる。このオフリミッタ−信号T1は、第18図(dl
に示すよう妬、トリガー開放後、24m5の間゛■]゛
レベルを保持する信号で、オフモー ドでのシャッター
秒時を決定する信号である。ナンド回路G、2の出力端
は、アンド回路Gasの一方の入力端1・乞接続され、
ナンド回路G 64の出力端は、アンド回路G6.の他
方の入力端に接続されている。 そして、アンド回路G、5の出力端は、抵抗R8oを通
じてNPN型トランジスター′Q63のベースに接続さ
れており、トランジスターQeaのエミッタは接地され
、コレクタは上記トランジスターQasのベースに接続
されている。いま、ナンド回路G6Iの出力が@L°レ
ベルのとき、即ちオフモードのどき、ノット回路Gas
の出力が°H°レベルとなり、アンド回路G6.の出力
端にはオフリミッタ−信号Tlの反転信号が出力される
。従って、トリガー開放後、24m5経過するとトラン
ジスターQesがオンし、ナンド回路G61の出力の如
F317Cかかわらず、トランジスターQa6がオフし
、マグネットM+3.が消磁されてシャッターが閉成す
る。また、オフモード以外のときは、アンド回路G69
の出力端にはオートリミッタ−信号T2の反転信号が出
力される。従って、トリガー開放後、約2分間が経過す
ると、トランジスターQasがオンし、同様にしてシャ
ッターが強制的に閉成される。 次に、ストロボ制御回路66につい工述べる。P゛NP
型トランジスターQ64は、ベースを抵抗R0を通じて
、R8フリップフロップ回路R8F、(第16図参照)
の出力mQに接続されており、ストロボ同調秒時信号T
3の印加を受けるようになっている。そして、このトラ
ンジスターQaaのコレクタは、接地され、エミッタは
、抵抗R8,を通じてPNP型)ランシスター Qss
のベースに接続されている。トランジスターQssのベ
ースは、抵抗R87を通じて同トランジスターQssの
エミッタに接続されており、このエミッタには電源電圧
Vccが印加されている。また、トランジスター Qe
sのコレクタは、抵抗R+88. R8゜の直列回路を
通じて接地されていて、両抵抗R’ss 、 R,、の
接続点は、コンデンサーC8を介してストロボトリガー
用サイリスターS CB、のゲートに接続されている。 サイリスターSCR,のゲートは、抵抗R,。を通じて
接地されており、カソードは直接接地されている。まだ
、サイリスター5CRfのアノードは、上記ストロボ取
付用シュー24(第2図参照)または接続用コネクター
25(第1図参照)の電気接点を通じてストロボの電気
回路に接続されるようになっており、サイリスターSC
R,の点弧時には、ストロボ発光信号5x9Qストロボ
に伝達するようになっている。 いま、カメラlOにストロボを装着して充電完了後、シ
ャッターレリーズ釦11(第1.2図参照)を押下した
とする。すると、シャッター先幕が走行してトリガー開
放後、約16+nsが経過すると、ストロボ同調秒時信
号′1゛3が゛L°レベルとなるので、トランジスター
Qe+I・1オンし、トランジスターQ6゜がオンして
、サイリスター SCR,のゲートにはコンデンサーC
8を通じてパルス電圧が印加され、同サイリスターSC
B、はオンする。すると、サイリスター5ctt1を通
じてストロボからトリガ電流がストロボ発光信号819
として流れ、ストロボが発光する。 他方、ナンド回路G68の一方の入力端は、トランジス
タ・−Q、4(第14図参照)のコレクタに接続されて
、ストロボ電源オン信号S14を入力されるよう罠なっ
ており、また、他方の入力端は、ノット回路G2.(第
1θ図参照)の出力端に接続されていて、ダイレクト測
光によるシャッター制御信号1917を人力されるよう
になっている。そして、ナンド回路G68の出力端は、
アンド回路G6.の他方の入力端およびノ?ト回路G、
7を介してナンド回路G66の他方の入力端にそれぞれ
接続されている。 ナンド回路G、6およびアンド回路G、。の一方の入力
端は、ナンド回路Gstの出力端にそれぞれ接続されて
いる。ナンド回路Gll、の出力端は、抵抗R81を通
じてPNP型トランジスターQe+のべ・−スに接続さ
れ、アンド回路G6゜の出力端は、抵抗R8□を通じて
NPN型トランジスターQ620ベースに接続されてい
る。トランジスターQetのエミッタには電源電圧Vc
cが印加されており、コレクタは抵抗R,3,R1,、
の直列回路を通じてトランジスターQ、2の4コレクタ
に接続されている。トランジスターQ 112のエミッ
タは接地されている。そ1.て、上記抵抗R1,3,R
+8.の接続点は、上記ストロボ取付用シュー24(第
2図参照)または接続用コネクター25(第1回診月)
の電気接点を通じてストロボの電気回路に接続されるよ
うになっており、ストロボにストロボ調光信号818を
伝達するようになっている。いま、平均ダイレクトオー
トモードまだはオフモー ドのとき、ナンド回路G3.
の出力は911ルベルとなりているので、ナンド回路G
66およびアンド回路G6゜のゲートが開き、アンド回
路G6゜の出力端には、ナンド回路(3asの出力信号
が、ナンド回路G66の出力端には、ナンド回路G68
の出力の反転信号が、それぞれ出力される。カメラlO
にストロボを装着してダイレクト測光によるストロボ撮
影を行なうとき、ストロボ電源オン信号314ハ”H’
レベルであるので、ナンド回路G、8の出力端には、ダ
イレクト測光時のシャッター制御信号S17の反転信号
が出力される。いま、この状態からシャッターレリーズ
釦11<第1.2図参照)を押下し、シャッター先幕が
走行して露出が開始されたとする。露出レベルが適正に
達しな℃・間は、シャッター制御信号S17゛は゛H2
レベルでちり、従って、ナンド回路G、6の出力は°L
’レベル。 アンド回路G6.の出力も°L”レベルとなる。従って
、トランジスターQ6.がオン、トランジスターQat
がオフして、抵抗几、3とR84の接続点は、抵抗R8
,を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロボ調光
信号S18は°H9レベルとなる。ストロボが発光して
、露出光景が適正レベルに達すると、シャッター制御信
号S17が°L9レベルに反転し、こんどは、トランジ
スターQe+がオフ、トランジスターQ62がオンして
、ストロボ調光信号5t8Fi9L′となる。これによ
り、図示しないストロボの調光回路が作動し、ストロボ
の発光が停止される。 なお、カメラlOが平均ダイレクトオートモードでもな
く、オフモードでもないときには、ナンド回路G、2の
出力は°Lルベルとなるので、ナンド回路G6.の出力
は°Hルベル、アンド回路G6.の出力u ’ r、
’レベルとなり、トランジスターQatおよびQ、32
がいずれもオフとなり、ストロボ調光信号818は、ス
トロボがわの調光回路に何らの影響も及ばずことがなく
なる。 第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電気回路を
示している。このタイマー回路68は、本発明のカメラ
lOを制御するだめの各種タイマー信号を創り出す回路
であって、az、76s KHzの基本周波数ツクロッ
クパルスCK(第18図1a)参照)をもと罠、縦続接
続された27個のT型フリップフロップ回路TFo−T
F、、 と、このT型フリップフロップ回路TF、−
TF、、の出力を選択ないし組合せて、所望のタイマー
信号を創り出す選択回路と、タイマー回路6Bの初期設
定のためのリセット回路とから構成されている。上記縦
続接続されたT型フリップフロップ回路TF0〜TFt
6 は、2進カウンターを形成しており、各T型フリッ
プフロップ回路TFo−TF、、の出力端Q。−Q!6
には、2−(n+1)×32.768 KHz (た
だし、nは0≦n≦26の任意の整数で、回路TFnの
添字に対応する。)のパルス信号が出力される。一方、
D型フリップフロップ回路DF、のデーター入力端りは
、ナンド回路G。 (第7図参照)の出力端に接続されていて、CPU50
の人力ボートI6に入力される信号と同じメモリーモー
ド検出信号を人力され又いる。また、このD型フリップ
フロップ回路DF、のクロック入力端CKには、基本周
波数32.768 KHzのクロックパルスCKが人力
へれている。D型りリップフロップ回路DF、の反転出
力端Qは、ナンド回路G、。 の一方の入力端に接続されており、ナンド回路G7゜の
他方の入力端には、上記人力ポート16に入力されるメ
モリーモード検出信号が人力されている。 ブフロップ回路DF、のデーター入力端が°H9レベル
になった瞬間から、クロックパルスCKに同期した負の
パルスをナンド回路G9.の出力端に発生する。また、
D型フリップフロップ回路DF3のデータ・−入力端D
H、トランジスターQst (第tt 回診照)のコレ
クタに接続されていて、レリーズ信号SOを人力される
ようになっており、クロック入力端CKにはクロックパ
ルスCKが印加されている。このクリップフロップ回路
DF3の反転出力端Qは、ナンド回路G8oの一方の入
力端忙接続され、ナンド回路G8oの他方の入力端には
レリーズ信号SOが印加されて、フリップフロップ回路
DF、とナンド回路G8oは、上記回路DFt = G
’−r。と同様に、同期微分回路を形成している。さら
に、D型フリッグフロップ回路DF4のデーター入力端
りは、ノット回路G9゜を介してノット回路G101の
出力端に接続されていて、トリガー信号Slの反転信号
が入力されるようになってかり、クロック入力端CKに
はクロックパルスCKが印加されている。このフリップ
フロップ回路DF、の反転入力端Qは、ナンド回路G8
1の一方の入力端に接続され、ナンド回路G8tの他方
の入力端には、上記トリガー信号Slの反転信号が印加
されるようになっていて、フリップフロップ回路DF4
とナンド回路G□は、上記回路DF、、G、。と同様に
、同期微分回路を形成している。上記3つの同期微分回
路は、タイマー回路68をリセットするだめの回路であ
って、メモリーモー ドが選択されたとき、シャッター
がレリーズされたとき(実際には電源ホールド回路67
に通電が行なわれたとき)、露出が開始されたとき(ト
リガー信号が°L’レベルとなったとき)の各場合に、
リセットパルスを発生する。 タイマー回路68は、どの時点からタイマーの作動を開
始するかの基準時点を指示してやる必要があるが、上記
リセットパルスによってタイマー回路68をリセットす
ることKよりこれを行なうためでちる。リセットパルス
が出力されるナンド回路G、。、G、。およびG、1の
出力端は、3入力アンド回路(3g2の各入力端に接続
されており、アンド回路G82の出力端は、ノット回路
Go+を通じてT型フリップフロップ回路TFo−TF
、6の各リセット入力端に接続されている。また、アン
ド回路G82の出力端は、選択回路を形成するR、Sフ
リップフロップ回路R8Fo−R8F3.R8F、、R
8F、 の各IJ セット入力端Rに、それぞれ接続さ
れており、オア回路G 114の一方の入力端にも接続
されている。 上記RSSフリップフロラ回路R8Foのセット入力端
には、T型フリップフロップ回路TF、の反転出力端Q
3が接続されていて、出力端Qからは、第18図(cl
に示すようK、トリガー信号81が11]ルヘルに反転
してかもも0 、5 m Sの間e Ht レペルヲ保
持し、しかる後に°L9レベルに反転する高速リミッタ
−信号Toが出力されるようになっている。 また、R,Sフリップフロップ回路R8F3のセット入
力端Sには、ナンド回路G、3の出力端が接続されてい
て、ナンド回路G、3の一方の入力端にはT型フリップ
フロップ回路TF8の出力端Q、が接続され、他方の入
力端にはT型フリップフロップ回路TF7の出力端Q7
が接続されている。このため、RSSフリップフロラ回
回路、SF3の出力端Qには、第18図(dlに示すよ
うに、トリガー信号S1が゛Hルベルに反転してからも
24 m sの間゛Hルベルを維持し、しかるのちに°
Lルベルに反転するオフリミッタ−信号TIが出力され
るようになっている。さらに、RSフリップフロップ回
路R8F217)セット入力端Sには、T型フリップフ
ロップ回路TF2. の反転出力端一、が接続されて
いて、出力端Qには、第18図(e)に示すように、ト
リガー信号S1が゛Hルベルに反転してからも120s
の間°[(。 レベルを維持し、しかる後に”Lルベルに反転するオー
トリミッタ−信号T2が出力されるようになっている。 さらにまた、R8フリップフロップ面路R8F、のセッ
ト入力端8 kは、T型フリップフロップ回路TF8の
反転出力端Q、が接続されていて、出力端Qには、第1
8図(f)に示すように、トリガー信号S1が”H’レ
ベルに反転してからも16m5メ間°Hルベルを維持し
、しかる後に°L゛レベルに反転するストロボ同調秒時
信号T3が出力されるようになっている。そして、との
R,Sフリップフロップ回路R8F、の反転出力端Qは
、D型フリップフロップ回路D Fsのデーター入力端
DVc接続されると共に、ナンド回路G8゜の一方の入
力端にも接続されている。D型フリップフロップ回路D
F、のクロック入力端CKには、クロックパルスCKが
印加されており、同回路DF、の反転出力端Qは、ナン
ド回路G8.の他方の入力端に接続されている。ナンド
回路G8゜の出力端は、RSフリップフロップ回回路8
F40セット入力端Sに接続されており、R,8フリッ
プフロップ回路R8F、のリセット入力端Rは、上記オ
ア回路G84の出力端に接続されている。オア回路G8
4の他方の入力端は、T型りリップフロップ回路TF、
、の反転出力端Q + s忙接続されている。従って、
RSSフリップフロラ回回路、S F、の反転出力端Q
からは、第18図(glKベルに復帰するストロボ充電
ゲート信号T4が出力されるようになっている。また、
R8フリップ・フロップ回路)LaF3のセット入力端
Sには、3入力ナンド回路G8.の出力端が接続されて
おり、ナンド回路G0の各入力端には、T型フリップフ
ロップ回路TF、 、TF、およびTF、の各出力端Q
s +Q6およびQ、がそれぞれ接続されている。従っ
て、RSフリッ、プフロップ回路R8F6の反転出力端
Qには、第18図(hlに示すように、トリガー信号8
1が°Hルベルに反転してから22m5経過後に°H9
レベルに反転するストロボアンダーリミッタ−信号T6
が出力されるようになっている。さらに壕だ、R,8フ
リップフロップ回路R8F、のセット入力端Sには、T
型フリップフロップ回路TF2.の反転出力端C0が接
続されており、よって出力端Qには、第18図(i)に
示すように、トリガー信号S1が”H’レベルに反転し
てから約70分で°Lルベルに反転するメモシーリミッ
タ−信号T、 7が出力されるようになっている。なお
、T型フリップフロップ回路TF、、の出力端Q +s
からは、約10 Hzに近い上記点滅周期信号T8が出
力されるようになっている。 第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な電気回路
を示している。このD−A変換回路58は、第2の比較
回路59を形成するコンパレーターA、2(第7図参照
)と共に逐次比較型のA−D変換回路を構成し、輝度値
信号S6またはフィルム感度値Svと絞り値AVとのア
ナログ演算値(8V−AV)をデジタル信号に変換して
、CPU50に入力させる役目をする。このD−A変換
回路58は、公知の8ビツトラダー型り、−A変換回路
であり、16個のアナログスイッチAso−As1.A
s、、 〜As、?と、8個のノット回路G1.。〜G
47と、16個の抵抗R14,〜”1B’FtR,60
% R1,66と、オペアンプA2Iとで構成されてい
る。上記アナログスイッチASo〜AS7.As、。〜
As、7 のうちの半数のアナログスイッチASo〜A
S7の入力端には、基準電圧Vr1がそれぞれ印加され
ており、残りの半数のアナログスイッチAS、。 〜A8..の入力端には、上記基準電圧Vrsより高い
基準電圧vr2がそれぞれ印加されている。また、アナ
ログスイッチAso−As、の一方の制御入力端および
アナログスイッチAs、o〜A S 17の他方の制御
入力端には、CPU50の出力ポート06より各ビット
信号す。−R7がそれぞれ印加されており、アナログス
イッチAso−As、 の他方の制御入力端およびア
ナログスイッチAS、o〜As、、 の一方の制御入
力端には、ノット回路G、、o% Q 、、、を通じて
上記各ビット信号す、〜b7の反転信号がそれぞれ印加
されるようになっている。さらに、アナログスイッチA
so−Asフの出力端と、アナログスイッチASI0〜
As、、の出力端とは、それぞれ一対ずつ接続されて、
抵抗R3,。〜R11の一端にそれぞれ接続されている
。抵抗比1.。〜R47の7他端は、直列に接続された
抵抗”+49 * RI60” llI+Mlの各接続
点に接続されている。即ち、抵抗R1,。の他端は抵抗
R7゜とR2,。との接続点に、抵抗R+、s、の他端
は抵抗R,,oとR1□との接続点に、抵抗R1,2の
他端は抵抗R1,6,とR16,との接続点に、抵抗R
83,の他端は抵抗R5,2とR463との接続点に、
抵抗R,,,の他端は抵抗R1,3とR36,との接続
点に、抵抗R1□の他端は抵抗R1,、、とR,、、と
の接続点に、抵抗R156の他端は抵抗礼。、とR1,
66との接続点に、抵抗R1,7の他端は抵抗R166
とオペアンプA2Hの非反転入力端との接続点に接続さ
れている。抵抗R14,の一端には上記基準電圧Vrx
が印加されており、各抵抗R14゜〜R3,7の抵抗値
は、各抵抗R,,,,−R1,66の抵抗値の2倍とな
るように設定されている。上記オペアンプA21は、反
転入力端が出力端に接続されていてボルテージホロア回
路を形成しており、その出力端はコンパレーターA1□
(第7図参照)の反転入力端に接続されている。 このように構成されたD−A変換回路58の出力端へな
るオペアンプA2.の出力端には、CPU50から出力
される各゛ビット信号の採る値によって、′。 VDA =、Vrl + −(R72°+b、2 ’十
す、、2 ”3−4 +b、2 +b32 +b、2 +b、2 +
b。2 )なる出力電圧VDAが得られる。なお、こ
のD−A変換回路58は、既に公知のものであり、かつ
、本発明の主旨とも関係しないので、その詳しい動作の
説明を絃に省略する。また、このD−A変換回路58と
コンパレーク−A、2との組合せでなる逐次比較型のA
−D変換回路の動作については、後のフローチャートの
説明のところで詳しく述べる。 第19図(5)および(均は、上記撮影情報表示装置3
9を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ示してお
り、第19図(A)は表示用のセグメント電極のパター
ンを、第19図(B)は上記セグメント電極に液晶層を
介して対向される背面電極のパターンを、それぞれ示し
ている。この撮影情報表示装置39においては、後に詳
述するように、1/ デユーティ・一バイアスの駆動方
法を採用しており、上記背面電極は、第1ないし第3の
背面電極RE、〜RE。 に分割されている。また、との゛第1ないし第3の背面
電極RE、〜RE3に対応するセグメント電極は、最大
′3つを1組として1本の信号ラインで接続されていて
、第20図に示すように、同一の信号ラインi続された
各セグメント電層はそれぞれ異なる背面tm’Rgt〜
RE8にのみ対応するjうにな−ている。従って、セグ
メント電極は、第1の背面電極FLE□に対応する第1
のセグメント電極群と。 第2の背面電極BE2に対応する第2のセグメント電極
群と、第3の背面゛電極RE3に対応する第3のセグメ
ント電極群とに区別することができる。第1のセグメン
ト電極群に含まれるセグメント電極としては、最上位に
横方向に直線状に順次列設された横長の長方形状のポイ
ン、ト表示用セグメント電極(“0VER”電極、“’
LONG” 電極の上位に形成されたものを含む)、お
よび補正表示用の“±” 電極がある。また、第2のセ
グメント電極群に含まれるセグメント電極としては、中
程に横方向に直゛線状に411次列設された横長の長方
形状のバー表示用セグメント電極、0VER”電極t°
“LONG”電極、“’MEMO°′電極、および“5
POT”電極がある。さらに、・第3のセグメント電極
群としては、“′1”〜6“2000”のシャッター秒
時電極、このシャッター秒時電極の下位に円形および三
角形状に形成された定点合致指標電極、この定点合致指
標電極の左右の対応する位置に設けられたストロボ撮影
時の露出オーバー−露出アンダー表示用の°゛−”およ
び“+”電極、並びに“MANUAL″。 ”AUT、0”、”HIGH”、“5HDW”の各モー
ド表示用電極がある。1ないし3個のセグメント電極を
接続する信号ラインは全部で39本設けられていて、各
信号ラインは後述するレベル変換回路(第23図参照)
の出力端であるMO8型電界効果トランジスターQ、。 6*QIO?の接続点に接続され、セグメント駆動信号
JO〜J3Bが印加されるようになっている。一方、第
1ないし第3の背面電極BE。 〜■tg、は、後述するコモン信号出力回路(第24図
参照)の出力端であるMO8型電界効果トランジスター
Q+Ql * Q+o+ + Qloz + Qtos
およびQ104 + Ql(Hの接続点にそれぞれ接続
されており、コモン信号HO〜H2を印加されている。 な゛お、“9”には、信号ラインが接続されていないが
、このマークは液晶表示されるものではなく、上記スト
ロボの充電完了表示用発光ダイオードD+(第14図参
照)によって表示されるものであるので、液晶表示用の
信号ラインの接続は必要ない。また、上記セグメント電
極、信号ラインおよび背面電極RE、〜BE。 は、透明電極で創られていて、撮影情報表示装置3.9
は光透過形に形成されている。さらに、以下、上記セグ
メント電極ないしはセグメント電極に対応して発色され
る液晶の表示領域を、単にセグメントということにする
。 第21図は、上記液晶駆動回路61の詳細な電気回路図
を示している。この液晶駆動回路61は、上記撮影情報
表示装置39を形成する液晶表示板を発色駆動する回路
である。JKフリップフロップ回回路KFoとJKF、
とは、回路JKF、の出力端Qが回路JKF、の入力端
Jに、回路JKF、の反転出力端Qが回路JKF’0の
入力端Jにそれぞれ接続され、入力端Kに電源電圧Vc
cがそれぞれ印加されると共に、クロック入力端Tにク
ロックパルスCKがそれぞれ印加されて、公知の同期式
の3進カウンターを構成しており、各回路JKFo、J
KF、の出力AO,AIは、それぞれ第25図(b)
、 (C)に示すようになる。また、JKクリップフロ
ップ回回路KF。 は、入力端Jを上記JKフリップ70ツブ回路JKF、
の出力端Qに接続され、入力端Kをノット回路G、。、
を介して上記回路JKF、の出力端Qに接続されており
、クロック入力端TにクロックパルスCKの印加を受け
て、D型フリップフロップ回路を形成している。このD
型りリップフロップ回路は、JKフリップフロップ回回
路KF、の出力AI 。 を、クロックパルスCKの1周期分だけ遅らせる回路で
、その出力A2は第25図(d)に示すようになる。さ
らに、JKフリップフロップ回回路KF、は、入力#M
JおよびKに電源電圧Vccがそれぞれ印加され、クロ
ック入力端TがJKフリップフロップ回回路KF2の出
力端Qに接続されて、2進カウンターを形成しており、
その出力A3は、第25図(e)に示すように、回路J
KF、g出力A2を14に分周したものとなる。 表示用RAM (D RAM ) 85は、CPU50
によりアドレスバスおよびデーターバスを通じて直接ア
クセスされるメモリーであって、DRAM85の各メモ
リーエリアと、撮影情報表示装置39の表示用セグメン
トとは一対一に対応してい゛る。撮影情報表示装置39
は、102個の表示用セグメントを有して構成されてい
るので、DRAM85には、102個のメモリーエリア
S E Go=S E GIOIが確保されていて、こ
れらメモリーエリアSEG、−8EG、。、の内容が1
02個の出力端より信号合成回路100に出力されるよ
うになっている。 上記信号合成回路100は、撮影情報表示装置39を1
A デユーティ・情バイアスで駆動するためK。 DRAMssの出力端から出力される102個の信号を
時分割により39本のラインに出力信号KO〜に38と
して出力するための回路である。1/3デユーテイ・〃
バイアスの駆動方法を採用することにより、撮影情報表
示装置39と液晶駆動回路61との間の接続ライン数を
少なくしている。この信号合成回路100は、その一部
を第22図に示すよ5に、原則的には、4つのナンド回
路と1つのエクスクルーシヴオア回路とを1単位とし、
これらが複数個設けられて構成されている。例えば、ナ
ンド回路G200の一方の入力端には、上記JKスフリ
ップフロ2回路JKF2の出力A2が印加されており、
他方の入力端はDRAMssからメモリーエリア5RG
oの内容に対応する信号を印加されている。また、ナン
ド回路0201の一方の入力端には、上記JKスフリッ
プフロ2回路JKF、の出力AIが印加さ゛れており、
他方の入力端はDRAMssからメモリーエリアSEG
、の内容に対応する信号を印加されている。更に、ナン
ド回路G 2o、の一方の入力端には、上記JKスフリ
ップフロ2回路JKF、の出力AOが印加されており、
他方の入力端はDRAMssからメモリーエリア5EG
2の内容に対応する信号を印加されている。各ナンド回
路G、。0IG20110202の出力端は、3人力ナ
ンド回路G 、o、の各入力端にそれぞれ接続されてお
り、ナンド回路G2.。 の出力端は、エクスクルーシヴオア回路GH2の一方の
入力端に接続されている。エクスクルーシヴオア回路G
212の他方の入力端には、JKフリップフロップ回回
路KF、の出・力A3が印加されていて、エクスクルー
シヴオア回路G212の出力端からは信号KOが出力さ
れるようになっている。この信号KOは、例えば第東5
図(i)に示すように、DRAMssの出力端から出力
される信号を、1/3に時分割する信号となっている。 同様にして、ナンド回路G 203〜a2os、3人力
ナンド回路G!10およびエクスクルーシヴオア回路0
213により、DRAMssのメモリーエリアSEG、
〜SKG、の内容に対応する信号が、1乙に時分割され
て信号に1として出力され、ナンド回路G 2o6〜G
、。8.3人力ナンド回路G□、およびエクスクルーシ
ヴオア回路G79.により、DRAMssのメモリーエ
リアS E G、〜SBG、の内容に対応する信号が、
贋に時分割されて信号に2として出力される。このよう
にして、DRAMssの102個のメモリーエリア5E
Go−8BG、。、の内容に対応・する信号は、全部で
39個の信号KO〜に38として出力される。そして、
信号KO〜に38は、第23図に示すレベル変換回路を
通じて、それぞれセグメント駆動信号JO〜J38とし
て変換され、撮影情報表示装置39の表示用セグメント
に印加されるようになっている。第25図(jlには、
セグメント駆動信号の一例として、信号Joの波形が示
されている。上記レベル変換回路は、ノット回路G、2
..PチャンネルMO8型電界効果トランジスターQt
oaおよびnチャンネルMO8型電界効果トランジスタ
ーQlotで構成されている。ノット回路G、2.の入
力端には、上記信号Kn (n=o 〜38)が印加さ
れており、ノット回路G27.の出力端は、トランジス
ターQ+oa * QIO?のゲートにそれぞれ接続さ
れている。トランジスターQ1oaのソースは定電圧V
oカ印加され、トランジスターQ+otのソースは−v
oの定電位となっている。また、トランジスタQI06
とQl。、のドレインは互いに接続され、この接続点よ
り上記セグメント駆動信号Jn(n=0〜38)が取り
出されるようになっている。このようなレベル変換回路
がセグメント駆動信号JO−J38の数だけ、即ち39
個設けられていることは云うまでもない。 第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコモン信号
出力回路を示している。このコモン信号出力回路は、ノ
ット回路−G215# 0ttt〜G2,4と、ナンド
回路G2,6〜G22.と、PチャンネルMO8型電界
効果トランジスターQ1゜osQr。t * Q164
と、nチャンネルMO8型電界効果トランジスターQI
OI * QI03 eQ、。、と、抵抗R200”’
−R2o、とで構成されている。ナンド回路G、、、の
一方の入力端には、JKフリップフロップ回回路KF3
の出力A3が印加されており、他方の入力端には、JK
フリップ70ツブ回回路KFoの出力AOが印加されて
いる。そして、ナンド回路q216の出力端は、Pチャ
ンネルMO8型電界効果トランジスターQ、。0のゲー
トに接続されている。また、ナンド回路G2,7の一方
の入力端には、ノット回路G21.を通じて上記出力A
3の反転信号が印加されており、他方の入力端には、上
記出力AOが印加されている。そして、ナンド回路G2
17の出力端は、ノット回路G2□2を通じてnチャン
ネルMO8m電界効果トランジスター″−Q Io +
のゲートに接続されている。上記トランジスターQ I
o。 のソースには定電圧+2voが印加されており、トラン
ジスターQ、。、のソースは一2Voの定電位となって
いる。そして、トランジスターQ、。(、+Qto+の
ドレインは互いに接続されていて、この接続点は、抵抗
R11!ooを通じて接地されている。第1のコモン信
号HOは、トランジスターQ1oo + Q+o+のド
レインの接続点から取り出されるようになっている。 を出力する回路が、ナンド回路G2181 G 219
+ノット回路G2231)ランシスターQ+02 +
Qtosおよび抵抗R2o、で構成され、第3のコモ
ン信号H2を出方する回路が、ナンド回路G220 *
G221 rノット回路G224sFランシスターQ
+041 QI05および抵抗R2o2で構成されてい
る。上記第1ないし第3のコモン信号HO〜H2の波形
は、第25図(f)ないしくh)のようになる。 次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図(a)〜(
m)のタイムチャートを参照しながら説明する。 −例として、セグメント5EGo、SBG、、5EG2
(以下、D R,AM 85のメモリー王リア5EGo
〜8EG、。、に対応する表−水用セグメントを、メ
モリーエリアの符号と同一の符号を付して示す。)の動
作に着目して、セグメンl−SEG、、SEG、が発色
、セグメン)SEG、が発色しない状態の動作について
説明する。いま、セグメン)SEGo、5EG2は発色
するので、DRAMssの対応するメモリーエリアの内
容は°1′である。一方、セグメン)SEG。 に対応するメモリーエリアの内容は0”である。 出力A2 、 AI 、 AO)’1、メモリーエリア
SBG、。 SEG、、8EG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路Gtooの出力端に出力させるためのゲート信号の
役目をする(第25図(b) 、 (C) 、 (d)
参照)。ナンド回路G20Gの出力は、出力A3(第2
5図(e)参照)とエクスクルーシヴオアされて回路G
212の出力端(h)参照)のいずれかが゛[1゛レベ
ルの区間は、ナンド回路avooの出力が+ Hlレベ
ルであれば°L’レベルとなり、ナンド回路G、。、の
出力が°L°レベルであれば°Hルベルとなる。また、
信号KOは、コモン信号Ho−H2のいずれがが°Lル
ベルの区間は、ナンド回路026 gの出力がI Hl
レベルであればl Hlレベルとなり、ナンド回路G
209の出力が゛L′ビベルであれば′L゛レベルとな
る。これにより、ナンド回路Gl!09の出力がl H
lレベルならば、後で述べるセグメント駆動信号Joと
コモン信号H。 〜H2との電位差が3■oとなることにより、セグメン
トに対応する液晶が発色する。また、ナンド回路G2゜
、の出力が°Lルベルならば、セグメント駆動信号JO
とコモン信号HO〜H2との電位差がVoとなることに
より、セグメントに対応する液晶は発色しない。いま、
セグメン)SEGo、5EG2に対応するDRAM85
のメモリーエリアの内容は11゛で、セグメントSEG
、に対応するDRAM85のメモリーエリアの内容は@
0°であるので、信号KOの波形は第25図(i)に示
すようになる。従って、レベル変換後のセグメント駆動
信号JOは、第25図U)に示すようになる。よって、
コモン信号HOとセグメント駆動信号JOとの電位差H
O〜JOは、第25図(k)に示すようになり、セグメ
ントSEG。 − はるアユ−ティで発色することになる。また、コモン信
号H1とセグメント駆動信号、LOとの電位差H1〜J
Oは、第25図())に示すように常にV。となり、セ
グメントSEG、は発色しない。さらに、コモン信号H
2とセグメント駆動信号JOとの電位差H2〜JOは、
第25図(m)に示すようになり、セグメント5EG2
は/3アユー1イで発色することになる。他のセグメン
)8EG3〜8EGtotについても、全く同様にして
発色が制御される。なお、上述のようにセグメントか4
アユ−ティで発色されても、人の眼には連続的に発色し
ているように見えることは云うまでもない。また、上記
メモリーエリアS EGo =S EG+ot の添字
は、説明のために付されたもので、メモリーエリア8E
Go〜SEG、。、の番地とは直接的には関係がない。 ここで、表示用セグメントとDRAM85のメモリーエ
リアの番地との対応関係について簡単に説明する。原則
として、ポイント表示用データーは、そのままD■LA
Ms5のメモリーエリアの番地を指定する。例えば、ポ
イント表示用のセグメント列の最左端(高速秒時がわ)
のセグメントが、DRAM85のメモリーエリアの0番
地に対応していたとする。右に1つずつセグメントが移
動するごとに、そのセグメントに対応するメモリーエリ
アの番地は1番地ずつ増えてゆくことになる。いま、ポ
イント表示用データーが°4′だったとすると、DRA
M85のメモリーエリアの4番地に°l′をストアする
ことにより、ポイント表示用セグメント列の最左端から
5番目のセグメントを発色表示することになる。この番
地の指定は、任意に設定することができ、本発明のカメ
ラ10では、後述するプログラムからも判る通り、ポイ
ント表示用セグメント列の、“0VER”セグメントの
上位に対応する最左端のセグメントをメモリーエリアの
C41番地に、LONG”セグメントの上位に対応する
最右端のセグメントをC40(=C41−1−35)番
地に指定している。なお、後述するプログラムでは、ポ
イント表示用データーとバー表示用データーとを同じ演
算式を用いて求めており、その番地指定のまま表示する
と重複する。これは、バー表示の場合には、表示データ
ーにある定数を加算してDRAM85のメモリーエリア
の番地指定をずらすことにより解決されるが、プログラ
ム上はその定数の加算については、特に明示しなかった
。 第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシャッター秒
時の計数方法をグラフで示したものである。 実際には、CPU50の内部でソフトウェア的に行ナワ
レルもので、後に詳細に説明するが、ここではまず簡単
にその概要について説明しておく。メモリーモードは、
実際にダイレクト測光で撮影した実露出時間を計数し、
これに基づいて露出制御を行なうものであるが、露光量
を記憶するため、メモリーモード撮影中に絞りあるいは
フィルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量が
一定となるように記憶値を変更する必要がある。この場
合、絞り値およびフィルム感度値は、本発明ノカメラl
Oでは、最小有効ピッ、) (Least 51g1
ficantBit 、 LSB)1/i2’Bv t
7)精度をもった対数圧縮情報であるので、上記実露出
時間も絞り値、フィルム感度値と同系列の数値に変換す
る必要がある。 このための方法としては、(1)実露出時間を同一の周
期のパルスで計数した後、CPU50でL8B/、□E
vのTv値に変換する方法、(2)計数の基準となるク
ロックのパルス周期を時間と共に変え、計数値そのもの
をLSBI/i。Evの時間値(以下、Tv値と記す。 )相当の値となるようにする方法、02つの方法が考え
られる。本発明のカメラ1oでは、後者の方法を採用し
ている。実露出時間を厳密にTv値に変換するには、ク
ロック周波数の制御が非常に複雑になる。このため、本
発明のカメラ10では、露出時間が倍々になるごとにク
ロック周期も倍々になるように制御している。第26図
は、実露出時間をTv値に変・換するための理想曲線A
と、本発明のカメラ10が採用する方法による変換−@
Bとの関係を示しており、本発明のカメラ10の採用す
る方法によれば、理想曲線Aからの誤差は、量子化誤差
を含めても最大約0.08Ev程度しかなく、カメラと
しては充分な精度を発輝することができるものである。 なお、第5図中に示したデジ゛タル露出情報導入回路6
0は、マニュアルシャッター秒時および補正値CvをC
PU50内にデジタル量のまま入力させる回路であるが
、既に周知の回路手段を用いて容易に構成することがで
きるので、詳しい説明および図示を絃に省略する。また
、基準電圧回路69についても同様に、詳しい説明およ
び図示を厳に省略する。 以上のように、本発明のカメラ1oは構成されている。 オートモードと、マニュアルモードと、オフモーオート
モードは、被写体の明るさを測光してシャレクトオート
モード、スポットオートモート、ス)オー)−v−−)
”ハ、露出中にフィルム面およびシャッター幕面から反
射する被写体光を平均測光しは、上記メモリー指令操作
ノブ13の指標を[MEMが選択されると、選択後1駒
目の撮影時のシャッター秒時がカメラlo内に記憶され
、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13の指標を「c
LEARJ指標に対応させることによってメモリーモー
ドがクリアーされない限り、何駒分ても同一の露出レベ
ルで撮影が行なわれる。また、上記スポットオートモー
ドは、撮影前に複数の被写体部位をスポット測光して、
各被写体部位の輝度値の平均値を用いて適正露出となる
ようにシャッターが自動的に作動される撮影モードであ
り、オートモードの状態で上記スポット入力釦14を押
下することによってスポットオードモードが選択される
と同時に、スポット測光値の入力および記憶もなされる
ようになっている。なお、スポット測光値としては、上
記部分測光用の光起電力素子PD2に光学的に対応する
ようにファインダー内に設けられたスポット測光指標(
図示されず)に映し出された被写体部位の測光値が入力
される。このスポットオートモードにおいては、ハイラ
イト指令釦15またはシャドウ指令釦16を押下するこ
とによって、さらにハイライトモードまたはシャドウモ
ードの選択が可能である。ハイライトモードの場合には
、複数のスポット測光値のうちで、最大輝度のスポット
測光値を基準として、これより2 ”/4 Evだけ露
出が低下するようにシャッター秒時が決定されて露出制
御が行なわれる。また、シャドウモードの場合には、複
数のスポット測光値のうちで最小輝度のスポット測光値
を基準として、これより2 /3 Evだけ露出が高く
なるようにシャッター秒時が決定されて撮影が行なわれ
る。さらに、上記ストロボオートモードは、オートモー
ドの状態でストロボ取付用シー−24にストロボを装着
しあるいは接続用、コネクター25にストロボを接続し
、がっ、同ストロボの電源をオンさせたときに選択され
る撮影モードであり、シャッターがストロボ同調秒時で
ある1/60秒で作動されると共に、適正露出でス)−
ロボが自動調光される。 上記マニュアルモードは、上記マニュアルシャッター秒
時設定環7によって設定されたシャッター秒時でシャッ
ターを作動させる撮影モードであって、上記撮影モード
切換用操作ノブ21をrMANUALJ指標に対応させ
る仁とによって選択される。 このマニュアルモードは通常マニュアルモートド、スポ
ットマニュアルモートド、ストロボマニュアルモードと
に分けられる。しかし、この3つのモードは、撮影情報
表示装置39における表示の態様が異なるだけで、シャ
ッターがマニュアルシャッター秒時で作動される点にお
いては同じである。 なお、マニュアルモードではメモリーモードの選択はで
きず、また、スポットマニュアルモードでは、ハイライ
トモード、シャドウモードの選択が可能である。 上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ21をr
OFFj指標に対応させることによって選択される撮影
モードで、平均ダイレクト測光で被写体光が測光され、
シャッター秒時が’40秒より短い場合にはそのシャッ
ター秒時でシャッターカ閉成され、署。秒より長い場合
には、署。秒で強制的にシャッターが閉成される。 次に、第27図のフローチャートを参照しながら。 カメラ10の動作およびCPU50におけるプログラム
の流れKついて概説する。まず、カメラlOに電源が投
入されると、CPU50およびインターフェースが初期
状態にリセットされ、次に、カメラ10の撮影モードに
応じて所定のプログラムへの分岐が行なわれる。まず、
カメラ10がダイレクトオートモードであった場合には
、オートであるか否かの判定をイエス(以下、フローチ
ャート上ではイエスの分岐方向をYで示す。)で、スト
ロボ電源オンであるか否かの判定をノー(以下、フロー
チャート上ではノーの分岐方向をNで示す。)で、スポ
ットモードであるか否かの判定をノーで、それぞれ抜け
て、ダイレクトオートモードのだめのプログラムに入る
。なお、いまメモリーモードは選択されていないとする
。このプログラムでは、まずモード切換直後であるか否
かの判定が行なわれ、モード切換直後の場合には、ファ
インダー内表示、インターフェースおよびCPU 50
の内部レジスターのリセットが行なわれる。次に、開放
側、 光による平均輝度値(以下、輝度値をBy値と
記す。)。 (フィルム感度値−絞り値)の演算値(μ下、 Sv−
Av値と記す。)および補正値(以下、Cv値と記す。 )が順次人力され、仁の後メモリーホールドであるか否
かの判定が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレ
クト測光による実露出時間が既に記憶された状態をいい
、同じメモリーモードでありながら、単にメモリーモ・
−ドが選択されただけで実露出時間が記憶されていない
メモリーセットの状態とは区別される。メモリーホール
ド状態であればTv値の演算番ζ用いる平均Bv値等を
既にホールドしたものと変更l7、しかる後にTv値の
演算を行なう。そ1.てTv値の演算が終了したなら行
なわれ、シャッターレリーズがされていなければ、■−
■を通じてフローチャートの初めに戻り、シャッターが
レリーズされるまで、ループを繰り返す。このため、撮
影情報表示装置39には、常+c最新の適IEシャッタ
ー秒時(Tv値)がバー表示される。シャッターがレリ
ーズされると、トリガー開か否かの判定でループして露
出が開始されるまで時期17、トリガーが開くと、メモ
リーモードでなければダイレクト測光による積分出力が
所定レベルに達した時点でシャッターが閉じて露出が終
了される。また、メモリーモードであってメモリーホー
ルドでなければ、実露出時間のカウントが同時に行なわ
れる。さらに、メモリーモー ドであってメモリーホー
ルドでちれば、既に記憶されているTv値に基づいてシ
ャッター秒時が制御される。そしく、露出終了後は、■
−■を通じてフローチャートの初めに戻って、次の撮影
のための表示を繰り返す。 また、カメラ1oがスポットオートモードであった場合
には、オートモードであるか否かの判定をイエスで、ス
トロボ電源オンであるか否がへ判定の判定をノーで、ス
ポットモー ドであるか否かの判定をイエスでそれぞれ
抜けて、スポットオートモードのだめのプログラムに入
る。このプログラムでは、まずスポット人力があるか否
かの判定が行なわれるが、スポットモード選択時にはか
ならずスポット人力があったことになるので、まず、ス
ポットオートモードでスポット入力ありのプログラムに
入り、次に、モー ド切換直後であるか否かの判定が行
なわれ、切換直後の場合には、ファインダー内表示、イ
ンターフェースおよびCPU50の内部レジスターのリ
セットが行なわれる。 次に、開放測光によるスポットBy 値、 Sv −A
v値が順次人力され、Tv値の演算を行なった後、この
Tv値を記憶すると共に、ポイント表示する(第48図
番wA)。続いて、ハイライトモードまたはシャドウモ
ードかの判定を行ない、これらのモードでなければ、C
v値の人力を行ない、補正を加味したうえで、 Tv値
の単純平均の演算を行なった後、これをバー表示する(
第50図参照)。ここで、Tv値のポイント表示におい
ては、Cv値を加えず、75 ′−表示においては
これを加味したのは、ポイント表示は被写体輝度の表示
が原則であって、実際はスポット人力時の被写体輝度を
もと忙適正レベルのTv値換算の表示を行なっているた
めであり、−方、バー表示は実露出時間レベルの表示な
ので補正を加味してこれを表示するようにしただめであ
る。平均値のバー表示の後、レリーズが否かの判定が行
なわれ、レリーズされていなければ、■−■を通じてモ
ー ド判別のプログラムに戻り、再びスポット入力があ
るか否かの判定に入る。スポット人力後2回目のループ
では、スポット入力状態が1回目のループの中で解除さ
れているので、こんどは、スポット人力なしのプログラ
ムに入る。 ここでは、まず、Sv −Av値が入力され、記憶され
た複数のスポットBv値に基づいてTv値がそれぞれ演
算され、各Tv値のポイント表示の変更がなされる。即
ち、スポット入力操作による記憶はあくまでも露光量の
記憶であるので、露光量が一定となるように人カポイン
ドの変更を行なう。次に、ハイライトモー ドまたはシ
ャドウモードであるが否かの判定□が行なわれ、これら
のモー ドでなければ、Cv値を入力した後に、補正を
加味してTv値の単純平均を演算し、この平均値をバー
表示する(第50図参照)。続いて、現在測光中のスポ
ラ) Bv値を人力し、このBv値を適正な露出を与え
るTv値に換算してポイント表示する。このポイント表
示は、点滅表示によって行なわれ、既に入力したBv値
に基づ(Tv値と区別される。次に、メモリーホールド
であるか否かの判定を行ない、メモリーホールドであれ
ばレリーズか否かの判定に抜け、そうでなければ、ハイ
ライトモードであるか否か、およびシャドウモードでち
るか否かの判定に入る。も17、ハイライトモードでも
シャドウモー ドでもなければ、レリーズであるか否か
の判定に抜ける。 次に、スポットオートモードで、ハイライトモードまた
はシャドウモードであ゛った場合について述べる。いま
、スポット人力操作がなされ、Tv値のポイント表示が
終ったとする。次に、ハイライトモードまたはシャドウ
モードであれば、バー表示の変更は行なわず、シャッタ
ーレリーズの判定により再びモード判別のプログラムへ
分岐する。 そして、再びスポット入力の判定に至ると、こんどはス
ポット入力なしのプログラムに入り、露光量が一定とな
るように、ポイント表示のシフトが行なわれ、しかる後
に、ハイライトモードまたはシャドウモー ドの判別が
行なわれる。いま、ハイライトモードまたはシャドウモ
ードであるので、バー表示のシフトは行なわず、現測光
値のポイント表示を行なった後、メモリーホールドでな
ければ、次にハイライトモードであるか否かを判別する
。もし、ハイライトモー ドであれば、スポット入力操
作により記憶した複数の輝度値のうちの最高輝度値に対
し2 /3ByだけオーバーとなるTv値をバー表示す
る(第52図参照)。このバー表示の際には、撮影者が
どの測光ポイントを基準に2V3Evオーバーがわなの
かを明確に知ることができるようにするため、バー表示
の先端は、一旦最高輝度値に対応するTv値まで伸び(
第51図参照)、この後、その点から2 ”/3 Bv
オーバーがわに停止する(第52図参照)。他方、もし
、シャドウモードであれば、スポット入力操作により記
憶した複数の輝度値のうちの最低輝度値忙対し22/
EvアンダーとなるTv値をバー表示する(第56図参
照)。 この場合でも、バー表示の先端は、一旦最低輝度値忙対
応するTv値まで戻り(第55図参照)、この後、その
点から2 /4 Bvアンダーがわに停止する(第56
図参照)。 そして、スポットオートモードで、シャッターがレリー
ズされると、次に、トリ゛ガーが開いたか否かの判定で
ループして露出が開始されるまで待期し、トリガーが開
くと、タイマーカウンターに設定されたバー表示情報に
相応する露出時間情報に基づき、露出時間の計時を行な
う。そして、このタイマーカウンターの値が所寓値に達
すると、シャッターが閉じて露出が終了される。この後
、■−■を通じて、再びモード判゛別のプログラムに戻
る。 次に、ダイレクトオートモー ドで、かつ、メモリーモ
ードがセットされた場合について説明する。 いま、メモリーホールドでないものとする。すると、オ
ートモードであるか否かの判定を・冨ニスで、ストロボ
電源オンであるか否かの判定をノーで、ダイレクトオー
トかつ、メモリーホールドの判定ヲノーで、スポットモ
ードであるか否かの判定をノーでそれぞれ抜けて、ダイ
レクトオートモー ドのプログラムに入る。そして、レ
リーズ前は、通常の卓゛イレクトオートモードの場合と
全く同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図参
照)。 シャッターがレリーズされると、トリガー開まで時期し
た後、メモリーホールドの判定をノーに抜けることによ
り、ダイレクトオートモー ドでの実露出時間のカウン
トを行なうと同時に、アペックス値への変更を行なう。 この後露出が終了すると、再びモード判別のプログラム
へ分岐する。ここで、もし、メモリーモー ドが解除さ
れなければ、自動的にメモリーホールド状態となる。な
お、メモリーホールド状態となれば、パー表示および“
MgMO”の表示が低速で点滅表示される(第58図参
照)。これKより、撮影者に対しメモリーモードによる
撮影状態であることを積極的に表示し、誤ったモードで
撮影するおそれを少なくしている。 次に、ダイレクトオートモードであり、力゛1つ、メモ
リーホールド状態であるという判定をイエスに抜け、新
たな平均Bv値を入力することなl、に、Sv −Av
値、 Cv値を人力するステップに入る。 ここで、新たな平均Bv値を人力しないのは、メモリー
ホールドは露光量記憶であるので、Bv値は既に人力さ
れて記憶されており、5v−Av値およびCv値の情報
だけが人力されればよいからである。 Cv値の入力が終ると、メモリーホールドであるか否か
の判別を行ない、いまメモリーホールドであるので、ダ
イレクト測光によるメモリーホールド時のSv −Av
値およびCv値から現在の5v−Av値およびCv値(
(変更があった場合には、これに応じてパー表示の変更
を行なう。これは、メモリーホールドは露出時間の記憶
ではなく、露光量の記憶を行なって℃・るからである。 次に、シャッターがレリーズされると、メモリーホール
ドであるので、バー表示情報に相応した値が設定されて
いるタイマーカウンターにより、メモリー撮影情報によ
る露出制御が行なわれる。つまり、メモリーホールド前
のダイレクト測光撮影時の露光量と同じレベルでの撮影
が行なわれる。なお、Cv値に応じてバー表示はシフト
するので、露光量は補正可能であり、厳密には露光量記
憶とは(・えな〜・が、補正をかけたときにファインダ
ー内表示および実露出においてバー表示が変化1−ない
のはカメラlOの故障ではないのかとまちがえられるお
そh fJ’>あるので、メモリーホードでも補正が可
能となるようにしている。 次に1スポツトオートモードにおけるメモ1)−撮影に
ついて述べる。この場合、スポット人力操作は無効□と
なり、プログラムは、直接スポットオートモー′ドでス
ポット人力なしのフローに分岐す゛る。また、ノ・イラ
イト基準のTv値のノ(−表示およびシャドウ基準のT
v値の)(−表示は行なわれな℃・。 その他のプログラムの流れは、上記スントットオートモ
ードのところで説明したのとほとんど同様である。この
スポットモードにおけるメモリーホー、ルド状聾では、
MEliMO”表示1人カポインド表示、およびバー表
示が低速で点滅し、現測光値のポイント表示はより速い
通常の速度で点滅する。なお、露出制御はあくまでもバ
ー表示データーに基づ(・て行なわれる。 次に、オートモードにおけるストロボ撮影について説明
する。オートモードにお(・てストロボの電源をオンす
ると、自動的にダイレクト測光冗より露出制御がなされ
る。まず、プログラムは、オートモードであるか否かの
判定をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判定
をイエ、スで抜けて、ストロボオートモードのだめのフ
ローに入る。 そして、初めに、モード切換直後でちるか否かが判断さ
れ、切換直後であれば、ファインタ′−内表示の初期設
定を行なった後、平均Bv値、Sv −Av値、 Cv
値がそれぞれ人力される。次に、との平均13v値、
Sv −Av値、 Cv値からTv値がアペックス演算
される。これで、ストロボ撮影時のファインダー内表示
は、ストロボ同調秒時“60″の表示と定点指標の表示
とを行なう(第68図参照)。即ち、1 シャッター
秒時1./ 秒の露出レベルに対す全偏差のポイント表
示を行なう。次に、ストロボ撮影力1露出オーバーかア
ンダーかの判定が行なわれ、露出オーバー 、アンダー
または適正が表示される。 この表示は、ストロボ発光後2秒間だけ行なわれ、露出
オーバーであれば“+”マークを点滅させ、アンダーで
あれば“−”マークを点滅させる(第70図および第7
1図参照)。そして、いずれでもなければ、適正露出と
いうことで、定点指標“ム”を点滅させる(第73図参
照)。なお、ストロボ発光後2秒間以外の平生時には、
たんに定点指標“ム”を連続表示させる。次に、レリー
ズされているか否かを判別1−1もしレリーズされてい
なければ、再びモード判別のプログラムに戻り、もしレ
リーズされていれば、トリガー開の判定でループして露
出開始まで待期する。そ1−て、トリガーが開くと、ダ
イレクト測光による積分を開始すると共に、シャッター
が全開になったところでストロボを発光させる。このダ
イレクト測光による露出制御とストロボ制御は、前述1
.たまうにバー ド的に行なう。 モード判別のプログラムにおいて、オートモードでなか
った場合ttcは、次に1マニユアルモードであるか否
かの判別が行なわれ、マニュアルモードでもなかった場
合には、オフモードであるので、オフモードのフローに
分岐する。オフモードでは、ファインダー内表示がすべ
て消去されて電源の消耗が防止されたうえで、■−■を
通qてモード判別のプログラムに戻る。そして、シャッ
ターがレリーズされた場合には、前述したように最長露
出時間が限られた範囲内でダイレクト測光による露出制
御が行なわれる。この露出制御は、CPU5゜のプログ
ラムではなく、ハード的に行なわれる。 次に、マニュアルモードが選択されていた場合には、続
いて、ストロボの電源が投入されているか否かの判別が
行なわれる。いま、ストロボの電源がオンされていない
ときには、次に、スポットモードか否かの判定が行なわ
れ、スポットモードでなければ、プログラムは通常マニ
z 7 /I/ モ)”のフローに分岐する。ここでは
、まず、モード切換直後か否かの判定が行なわれ、直後
であれば、変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれ
る。 続いて、マニュアル設定秒時に対応したマニュアルデー
ターの入力を行ない、マニュアルシャッター秒時の表示
を行なう。第61図においては、シャッター秒時か//
6o秒に設定された状態が示されている。次に、平均B
v値、5v−Av値、 Cv値がそれぞれ順次入力され
、上記マニュアルデーター。 平均Bv値、5v−Av値およびCv値から標準露出レ
ベルに対するずれ量(以下、偏差という。)カー演算さ
れ、これがバー表示される(第61図)。続いて、レリ
ーズされているか否かが判別され、レリーズされていな
ければ再びモード判別のプログラムに戻り、もしレリー
ズされていれば、トリガー開の判定のループで露出開始
まで待期する。そして、トリガーが開かれると、タイマ
ーカウンターに設定されたマニーアルデーターに基づき
、露出時間をカウントし、タイマーカウンターの値が所
定値に達したら露出を終了し、再びモード判別のプログ
ラムに分岐する。 上記スポットモードの判別において、スポットモードが
選択されていた場合には、スポットマニュ7/I/モー
トナので、スポットマニュアルモードのためのフローに
分岐する。ここでは、まず、スポット入力操作がなされ
ているか否がが判定されるが、スポットモード選択後1
同目のプログラムの流れでは、かならず同時にスポット
入力がなされているので、続いて、モード切換直後か否
かの判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変数
のリセット、表示のリセット、インターフェースのリセ
ットが行なわれる。次に、マニュアル設定秒時に対応し
たマニーアルデーターの入力が行なりれ、マニュアルシ
ャッター秒時の表示が行なわれる(第63図の“125
”の表示参照)。続いて、スポッ) Bv値、5v−A
v値の入力を順次行ない、上記マニュアルデーター、
Bv値、5v−Av値とから標準減小レベルに対する偏
差の演算および記憶が行なわれ、これがポイント表示さ
れる(第63図参照)。次に、ハイライトモードまたは
シャドウモードか否かを判別し、いずれかのモードの場
合には、直接レリーズか否かの判断k、入る。いずれの
モードでもなければ、Cv値を入力し、記憶されたスポ
ット入力値の単純平均値の標準露出レベルに対する偏差
の演算を行なって、これをバー表示する(第63図参照
)。次に、レリーズされているか否かを判別する。もし
レリーズされていなければ、モード判別のプログラムに
戻る。そして、再びスポット入力の判断までくると、こ
の間にスポットモードの解除がなされていない限り、次
に、スポット入力なしのフローに分岐する。ここでは、
まず、マニュアルデーターの入力を行ない、マニュアル
シャッター秒時の表示を行なう。次に、5v−Av値を
入力した後、Sv −Av値の変化量に応じて露光量が
一定となるようにポイント表示の変更を行な、う。続い
て、ハイライトモードまたはシャドウモードか否かの判
別を行ない、いずれでもなければ、Cv値の入力を行な
った後に、Sv −Av値、 Cv値の変化量に応じて
露光量が一定となるようにバー表示の変更を行なう。こ
こで、ポイント表示には、Cv値が加味されず、バー表
示にはCv値が加味されている。これは、オートモード
の説明において述べたのと同様に、ポイント表示はあく
までも被写体輝度の表示を原則とじ【いるが、実際には
スポット入力時の被写体輝度をもとに、標準露出レベル
に対する偏差を表示している。これに対し、バー表示は
、実露出レベルの指標となるものなので、Cv値を加味
している。次に、スポッ) Bv値の入力を行なった後
に、このBv値と5v−Av値とから標準露出レベルに
対する偏差のポイント表示を行なう。この表示は、現測
光ポイントの表示であるので、既入カポインドと区別す
るために、点滅表示となっている(第63図参照)。い
ま、ハイライトモードでも、シャドウモードでもないと
すると、次に、レリーズされているか否かの判断に入り
、レリーズされていなければ、再びモード判別のプログ
ラムへ戻る。第64図は、入カポインドの単純平均値の
偏差がバー表示されている状態を、第65図は、補正が
入力されている状態を、それぞれ示している。 次ニ、スポットマニュアルモードでハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されている場合について述べ
る。いま、スポットモードは選択されているが、スポッ
ト入力操作がなされていないとき、前記のように、スポ
ット入力のポイント表示の変更を行なった後に、ハイラ
イトモードかまたはシャドウモードかの判別を行なう。 いま、ハイライトモードであるとすると、スポット入力
値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわず、前記
したように、現測光ポイントの点滅表示を行なった後に
、ハイライトモードか否かの判別を行なう。いまハイラ
イトモードであるので、多点入カポインドの最高輝度値
より275. Evマイナスがわにバー表示を行なう(
第66図参照)。この場合、オートモードでの表示と同
様に、どのスポット人力ポイン上を基準に2 /a E
vマイナスがわなのかを撮影者に知らせるため、バー表
示の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点入カポ
インドの最高輝度値より2 //3Evマイナス側にバ
ー表示を変更する。次に、レリーズされているか否かを
判別し、レリーズされていなければ、再びモード判別の
プログラムへ分岐する〇 次に、シャドウモードが選択されていた場合について述
べる。現測光ポイントの点滅表示までは、ハイライトモ
ードの場合と同様であるので、それ以降のプログラムに
ついて説明する。いま、シャドウモードであるので、多
点入カポインドの最低輝度値より22/3Evだけプラ
スがわにノく一表示を行なう(第67図参照)。この場
合、ノ(−表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、こ
の後最低輝度値より22//3Evプラスがわにバー゛
表示が伸びる。 つぎに、レリーズされているか否かが判別され、レリー
ズされていなければ、再びモード判別のプログラムに戻
る。 スポットモードにおいて、レリーズされていたときmは
、つぎにトリガーが開いているか否かを判別し、トリガ
ーが開いていれば、タイマーカウンターに設定されたマ
ニュアルデーターに基づき露出時間を計時し、タイマー
カウンターが所定値に達したときに露出を終了する。露
出終了後は再びモード判別のプログラムへ戻る0 次に、マニニアルモードでストロボの電源カオンされて
いる場合について説明する。いま、ストロボの電源がオ
ンされてストロボマニュアル撮影を行なうとき、まずモ
ード切換直後か否かを判別し、切換直後であれば、表示
のリセットを行なう。 第73図に示す°“MANU″の表示と定点指標の表示
とがこれにあたる。次に、マニュアルデーターの入力を
行なりた後に、シャッター秒時の表示を行なう。第73
図では、マニュアルシャッター秒時として1/30秒が
設定されている状態を示す。続いて、平均Bv値、 S
v −Av値、 Cv値の順に入力され、これらの値か
ら、標準露出レベルに対する偏差を演算し、これをポイ
ント表示する(第73図参照)。 次に、レリーズされているか否かを判別し、レリーズさ
れ・ていなければモード判別のプログラムへ分岐する。 なお、オートモードまたはオフモードでは、ストロボ撮
影においては、シャッター秒時はすべてストロボ同調秒
時となるが、マニニアル撮影では、マニュアルで設定さ
れたシャッター秒時でシャッターが制御される。 次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図〜第44
図の詳細な70−チャートを参照にしながら、CPU5
oにおけるプログラムの流れと共に説明する。まず、第
28図に示すように電源を投入する。 これはカメラ10の電池収納室内に規矩電圧以上の起電
力および容量をもった電池を収納したことに相当する。 次に、表示のクリアを行なう。これはDRAM85の内
容をすべて′0′にすることに相当する。また、インタ
ーフェースのリセットを行なう。ここでは、出力ボート
00〜03に正のパルスを出力し、スポットモード検出
用フリップフロ“ツブ回路(G、、G11)、スポット
入力検出用フリップフロップ回路(Get 、GI2
)−ハイライトモー02、)の各フリップフロップ回路
をリセットする。 これにより、各入力ボート■2゛〜工5が°0”になる
。 次に、変数のリセットを行なう。ここでは、まず、フラ
ッグMIOの内容(MIO)を91′にする。このフラ
ッグMIOはメモリーホールド検出フラッグであり、(
MIO)=Oでメモリーホールド状態を示す。 次に、撮影モード検出フラッグM13にオフモード定数
C22をストアする。この撮影モード検出フラッグM1
3は、各撮影モードに応じた定数が設定されるもので、
同じ撮影モード検出フラッグM12とベアで撮影モード
の変更直後か否かの判別等を行なうに用いられる。続い
て、ハイライト入力直後検出フラッグM17に0”をス
トアする。このハイライト入力直後検出フラッグM17
は、ハイライト入力直後か否かを判別するためのフラッ
グである。次に、シャドウ入力直後検出フラッグM18
に°0′をストアする。このシャドウ入力直後検出フラ
ッグM1gは、シャドウ入力直後が否かの検出フラッグ
である。前述したように、ハイライト基準撮影またはシ
ャドウ基準撮影のときには、そのモードが選択された直
後、−変人カポイントの最高輝度値または最低輝度値ま
でバー表示の先端が伸び、この後所定の露出レベルにバ
ー表示が設定される。従って、一旦ハイライトモードま
たはシャドウモードが選択されると、それ以後に入力さ
れたスポット入カポインドに対するバー表示のシフトに
おいては、定められた所定の露出レベルにバー表示を変
更するのみで、最高輝度値または最低輝度値にバー表示
を再び設定するという動作は行なわない。このため、ハ
イライト入力、シャドウ入力がなされた直後か否かの判
別が必要になる。 ハイライト入力直後検出フラッグM1? 、シャドウ入
力直後検出フラッグM1Bは、この検出のためのフラッ
グである。続いて、点□滅表示フラッグM22に°11
をストアする。この点滅表示フラッグM22は、点滅表
示を行なわせるためのフラッグであって、このフラッグ
M22の符号を反転させることにより、表示を行なった
り消去したりして、点滅表示が行なわれるようになって
いる。 このようにし【、電源投入後の初期設定が行なわれると
、続いて、入カポ」トエ0がj 1 j であるか否か
の判定により、オートモードであるか否かが判別される
。いま、l0=1であっ□た、即ち、オートモードが選
択されていたとすると、次に、入力ポート■】3が°1
′であるか否かの判別が行なわれる。入力ポート113
は、ストロボの電源が投入されているときに113=1
となるが、いま、ストロボの電源が投入されておらず、
l13=0であったとする。すると、次に、メモリーモ
ード検出用入力ポートI6が°I°であるか否かの検出
が行なわれる。この人カポ−)I6は、メモリーモード
のときにl6=1となる。いま、メモリーモードが選択
されておらず、l6=0だったとする。次に、メモリー
ホールド検出フラッグM1oの内容を°1゜にする。こ
れは、いまメモリーホールド状態でないので、フラッグ
M1oの内容をリセットするために行なわれる。続いて
、”MEMO”の表示がクリアされる。これは、“ME
MO”のセグメントに対応するDRAM85のメモリー
エリアの内容を“0゜にすることにより行なわれる。次
に、メモリーモード検出フラッグMllに非メモリ一定
数C26をストアする。この非メモリ一定数C26は、
後述する定数C20−C24,C30、C31とは異な
る値の定数である。次に、フラッグMllの内容(Ml
l)が平均ダイレクトオートモード定数C21と同じが
否かの判定が行なわれる。メモリーモードには、オート
モードでダイレクト測光による露出制御を行なう平均ダ
イレクトオートメモリーの場合と、オートモードでスポ
ット測光による露出制御を行なうスポットオートメモリ
ーの場合とがあることは前述した通りであるが、平均ダ
イレクトオートメモリーモードの場合には、メモリーモ
ード検出フラッグMllには、平均ダイレクトオートモ
ード定数C21がストアされ、また、スポットオートメ
モリーモードの場合には、メモリーモード検出フラッグ
Mllには、スポットオートモード定数C20がストア
されている。いま、いずれでもないので、次に、スポッ
トモード検出用入力ボートI2 が°l”であるかどう
かが判定される。スポットモードのとき、l2=1とな
るが、いま、スポットモードでないとすると、撮影モー
ドは、平均ダイレクトオートモードになり、プログラム
は、■−〇を通じて、第29図に示す平均ダイレクトオ
ートモードのためのフローに分岐する。ここでは、まず
、撮影モード検出フラッグM12に平均ダイレクトオー
トモード定数C21をストアする。次に、撮影モード検
出フラッグM13の内容(Ml3)がオフモード定数C
22であるか否かを判別する。このフラッグM13VC
は、電源投入直後の変数のリセットにおいて、定数C2
2が設定されているので、いま、電源投入直後の1回目
のプログラムの流れであるとすれば、次に変数のリセッ
トが行なわれる。また、(Ml3)=C22でなければ
、次に、撮影モード検出フラッグM12とMl3との内
容(Ml2)と(Ml3)とが互いに等しいか否かの判
別が行なわれ、(Ml 3 )=(Ml2)でないとき
には、他の撮影モードから平均ダイレクトオートモード
に変更された直後であるので、次に変数のリセットが行
なわれる。(Ml 3 )=(Ml2)のときには、平
均ダイレクトオートモードに切換後、1回目以降のプロ
グラムの流れであるので、変数のリセット、表示のリセ
ットを行なう必要がなく、これらのリセットは行なわれ
ない。いま、平均ダイレクトオートモードに変更後1、
?目のプログラムの流れであったとする。このときには
、まず変数のリセットとして、バー表示スタートポイン
トの初期設定を行なう。これは、バー表示スタート番地
格納エリアM14に、第19図(a)に示すバー表示用
セグメントの最右端に対応するDRAM85のメモリー
エリアの番地をストアすることによって行なわれる。モ
ード変更直後のバー表示においては、セグメントの表示
は最右端のセグメントからスタートし、新しいモードで
の撮影が始まったことを撮影者に積極的に知らせるので
、このためのスタートポイントを指示する必要があるか
らである。次に、表示のリセットが行なわれる。ここで
は、第45図に示す’AUTO”セグメントおよび“L
ONG”、“l”〜“2000”。 “0VER”の各セグメントに対応するD H,AM8
5のメモリーエリアに19゛をストアすると共に、他の
DRAM85のメモリーエリアをすべて109にするこ
とが行なわれる。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml 2 )が転送され、撮
影モードの記憶が行なわれる。このため、2回目以降の
プログラムの流れでは、かならず(Ml 3 )=(M
I2)となり、変数のリセットおよび表示のリセットは
行なわれない。次に、メモリーホールド検出フラッグM
IOの内容(MIO)が°0′か否かの判別が行なわれ
る。いま、メモリーホールド状態でないのでフラッグM
IOの内容(Ml O)は°1°となっており、このた
め(MIO) = Oの内容をノー(N)で抜け、続い
て、平均By値格納エリアMOに、入カポ−) I7
より入力された平均Bv値BVIがストアされる。 ここで、ヘッドアンプ回路51から出力されるアナログ
信号の平均Bv値がどのようにして、デジタル値に変換
されるかについて説明する。まず、CPU50は、出力
ポート04を1,19にして平均By値入力であること
を指定する。次に、出力ポート05をII′にして、B
v値の入力であることを指定する。 ちなみに、被A−D変換アナログ信号S8 の内容と、
出カポ−)04および05かも出力される信号S3およ
びS7との関係は、信号S3,87が°1°、°1′
のとき、信号S8は平均Bv値、°1°、°0′のと
きスポットBv値、eol 、e、lのとき5v−Ay
値、IO? 、 @Oeのとき信号入力禁止となる1、
いま、信号s3.s’yを+ 1+ 、 @ 1’tと
したので、被A−D変換アナログ信号S8は、平均Bv
値となる。A−D変換が開始されるまえには、第17図
に示すD−A変換回路58の各入力はすべて°0′であ
る。A−D変換開始とともに、まず最上位ピットb、の
みを°l。 にし、次に、D−A変換回路58の出力電圧VDAと被
A−D変換アナログ信号S8の電圧VAGとを比較する
。いま、もし、VAG≧VDAのときコンパレーターA
12の出力は、119となる。CPU5oは、次にA−
D変換信号入力ボートI7が°1′ならば最上位ピット
b、を91′にしたままにすると共に、A−D変換結果
をストアするレジスターの最上位ピットに°19を立て
る。もし、VAG (VDAのときは、最上位ピットb
、を°0′にすると共に、A−D変換結果をストアする
レジスターの最上位ピットを°0′にする。以上の動作
をb−b、まで繰り返すこと) により、最終的にA−D変換結果をストアするレジスタ
ーに平均Bv値に対応したデジタル値がストアされる。 次に、この平均Bv値に対応したデジタル値は、一旦ア
キュムレーター(ACC)79を介して、MO番地にス
トアされる。なお、後に説明するスポットBv値および
5v−Av値のA−D変換も全く同様にして行なわれる
。 再び第29図に戻って、平均By値格納エリアMOに平
均Bv値がストアされると、次に、再び(Mlo)=0
か否かの判別を行ない、メモリーホールド状態でないの
で、8V−AV値格納エリアMtに3v−Av値SV−
AVをストアする。そして、再び(MI O)=Oの判
別を行ない、メモリーホールド状態でないので、入カポ
−)I9からCV値C■をCv値格納エリアM2にスト
アする。そして、(M2)=Oであるか否かの判定を行
なって、補正人力がないときには(M2)=0であるの
で1±−グメントの表示を消去し、補正入力があるとき
には(M2)’−<oであるので°±′セグメントの表
示を行な5゜次に、再び(MIO)=Oの判定によりて
メモリーホールドであるか否かの判別を行なって、いま
メモリーホールドでないので、続℃・てTV値の演算に
入る。まず、平均BY値(MO)と3 v −Av値(
Ml )とを加算した後、加算値をl/4にする。 これは、Bv値、5v−Av値がL 8 B /12
Evの分解能でストアされているのに対し、表示は1/
3Evの単位で行なっているためである。次に、Cv値
(M2)を加える。CV値はI、8Bt/3Evの分解
能で入力されているので、補正の必要はない。次に、定
数C2を加えてレベル補正を行なったのち、この演算結
果値をバー表示データー蜂納エリアM3にストアする。 次に、バー表示用セグメントは34個で表示できる範囲
は11 /3 E Vの範囲しかないのに対して、エリ
アM3にストアされる演算結果値は、約0〜20EVに
もなるので、表示用できる範囲にあるか否かの判断が必
要となる。そこで、次に、演算結果値(M3)を表示用
データーに変換するために、データー変換用のサブルー
チンt ((M3 ))を実行する。 上記サブルーチンr((Ma)Jは、値(Ma)の表示
用データーへの変換用関数プログラムであって、具体的
には、第43図に示すようなフローチャートで示される
。次に、このフローチャートについて説明する。 定数C41は、”0VER″セグメントに対応するD
RAM 85のメモリーエリアの番地を示す定数である
。(Ma)≦C41のとき、バー表示データー格納エリ
アM3にストアされたTv値はすべてオー?(−領域に
あるので、エリアM3の内容をC41Kする。 いま、(Ma)≦C41でないとき、次に、エリアM3
の内容(Ma)と定数C40とを比較する。定数C40
は’LONG”セグメントに対応するDRAMssのメ
モリーエリアの番地を示す定数である。(Ma)≧C4
0のとき、エリアM3にストアされたTv値はれば、T
v値はバー表示できる領域内にあることを意味し、その
ままサブルーチンf((Ma))を終える。この後、サ
ブルーチンf((Ma))は、元のプログラムへリター
ンスル。 再び、第29図の平均ダイレクトオートモードのプログ
ラムに戻って、サブルーチンt(<Ma))が終了する
と、次にある所定時間の遅延命令(インターバル命令)
を実行した後、レリーズ信号入力ポート■10が°tl
かどうかの判定に入る。ここで、インターバル命令の役
割については、特にメモリー撮影において重要になるの
で、その説明のところで述べることにする。上記入カポ
−)110は、11pでレリーズされたことを示すが、
いまレリーズされていなかったとすると、次にバー表示
データー(Ma)にもとづき、バー表示を行なう。この
パー表示は、第44図に示すバー表示用のサプル、−チ
ンで行なわれる。バー表示の方法は各撮影モードによっ
て多種多様であるので、バー表示用サブルーチンのプロ
グラムについては、全体のプログラムの説明を終えてか
ら説明するものとし、七 −れまではバー表示の態様に
ついてのみ説明する。 いま、C41<(Ma)<C40のとき、第45図に示
すような表示がなされる。この場合、モード変更直後の
1回目のプログラムの流れにおいては、バー表示は最右
端のセグメントから順次発色してゆき、第45図では、
シャッター秒時l/15秒を示す’15”セ、グメント
に対応する位置で停止する。モード変更直後から2回目
以降のプログラムの流れにあっては、パー表示は前回の
バー表示の先端からスタートして所定の表示位置で停止
する。もし、(Ma)=C41のときには、第46図に
示すように、パー表示は最左端まで伸び、”0VER″
セグメントを点滅表示する。また、(Ma)=C40の
ときには、第47図に示すように、パー表示はなされず
、 ” LONGセグメントのみが点滅表示される。 次に、平均ダイレクトオートモードのプログラムの流れ
の中で、シャッターがレリーズされたとすると、110
=1の判定をイエスに抜け、続いて、メモリーモード検
出用入力ボート■6が°1′であるか否かの判定が行な
われるb入カポ−)I6は°l′でメモリーモードを示
すが、いまはメモリーモードが選択されていないとして
いるので、判定をノーで抜け、続いて露出終了信号入カ
ポ−) 112の判別を行なう。入カポ−) 112は
、露出終了信号813が入力されるポートで、後幕保持
用マグネッ)MGIが消磁されるまでは11′であるの
で、プログラムの流れは露出終了まで112=1の判定
でループし入カポ−) 112が°0°に転じて露出が
終了すると、判定112=1をノーで抜ける。そして、
次に、遅延のためのインターバル命令を実行する。この
インターバル命令は、例えば、レジスターにある数値を
記憶した後、eltずつ減算命令を実行し、それが所定
値に達したときに実行を終了するように” したもので
ある。測光は可動反射ミラー31が降下し、測光光学系
が安定してから行なう必要があるが、後幕保持用マグネ
ツ)MGIの消磁信号である露出終了信号813が°L
ルベルになってからミラー31が完全に降下し、測光光
学系が安定するのに数十msを要するため、インターバ
ル命令が必要とな戻る。 次に、スポットオートモードのプロ、ダラムの流れにつ
いて説明する。カメラ10がオートモードの状態でスポ
ット入力釦14 (第2図参照)を押圧したとすると、
スポット入力スイッチSW、(第7図参照)が閉成し、
CPtJ5oのスポットモード検出用人カポ−) I2
およびスポット入力検出用人カポ−) I3が、それぞ
れ°1°となる。従って、オートモードにおいて、スポ
ットオートモードが選択され、かつ、スポット入力がな
されたことになる。このスポットオートモードは、上記
平均ダイレクトオートモードと同様にオートモードであ
ることには変わりないので、第28図のモード判別のプ
ログラムでは、上記平均ダイレクトオートモードが■を
通じて分岐したl2=1の判定まで達して、この判定を
こんどはイエスで抜けて、次に撮影モード検出フラッグ
M13の内容(Ml3)がスポットマニュアルモード定
数C24と等しいか否かの判別が行なわれる。この判別
は、カメラ、10の電気回路の構成上次のような場合が
生ずるので必要となる。マニュアルモードには通常マニ
ュアルモードとスポットマニュアルモートドがアル。ス
ポットマニュアルモードの状態では、スポットモード検
出用人カポ−)I2が11′となっており、この状態か
らオートスイッチSW4を閉成してオートモードに変更
したとすると、スポットマニュアルモードかも直接スポ
ットオートモードに変更されることになる。 一般に、スポットモードで撮影する場合は、全体の撮影
頻度に比べる【比較的少な(、特にスポット操作を行な
わない限り、平均ダイレクトオートモード、または通常
マニュアルモードにするのが適切である。従って、本発
明のカメラ10では、マニュアルモードかもオートモー
ドへの切換にお℃・ては平均ダイレクトオートモードに
、オートモードからマニュアルモードへの切換において
は通常マニュアルモードに切り換わるようにしている。 いま、スポットマニュアルモードからオートモードへの
変更直後には、後述するスポットオートモードのプログ
ラム(第35図参照)の初期で、撮影モード検出フラッ
グM13がスポットマニュアルモード定数C24に設定
されているので、このときには出力ポート00゜Olに
°1°のパルスを送り、スポットモード検出用フリップ
フロップ回路(C7−Go )と、スポット入力検出用
フリップフロップ回路(Gll 、Get )とをリセ
ットし、入力ポートI2 、 I3を10′にしている
。 スポットマニュアルモードからオートモードへの変更直
後でなかった場合には、次に、(MIO)= 00判定
を行なう。いま、メモリーホールド状態でないので、メ
モリーホールド検出フラッグMIOの内容(Mlo)は
°1′となっており、この判定をノーで抜ける。続いて
、l3=1の判定が行なわれる。 いま、スポット入力検出用人カポニー ) I3が°1
′、即ち、スポット入力があったことになっているので
、プログラムは、■−■を通じて、第30図に示すスポ
ットオートモードであってスポット入力ありのフローチ
ャートに分岐する。ここでは、まず、Bv値格納エリア
MOにスポットBv値BV2をストアする。A−D変換
してからデジタル値としてスポラ)By値BV2をエリ
アMOにストアする方法は、平均Bv値BVIをストア
する際の説明のところで述べた通りである。次に、スポ
ラ)Bv値の値(MO)がある設定値C1より小さいか
否かを判別し、もしくMo )≧C1のときには、エリ
アMOに定数C1を転送する。一般に、測光回路におい
て測光できる被写体輝度には限界があり、特に微弱光の
方、が問題となる。それは、被写体の輝度が低くなると
、光電流が小さくなり、リーク電流、ノイズによる誤差
や、対数圧縮ダイオードの直線性が失われることによる
誤差が大きくなるからである。そのため、スポラ)Bv
値(MO)が本来は低輝度を示す大きな値であるにもか
かわらず小さな値になり、この値に基づいて露出制御を
行なったとき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこで
、□スポラ)Bv値(MO)がある測光限界値C1以上
である場合には、スポットBv値(MO)をその限界値
に固定するようにしたものである。次に、撮影モード検
出フラッグM12にスポットオートモード定数C20を
ストアして、撮影モードを記憶する。続いて、上記平均
ダイレクトオートモードのときと同様に、電源投入直後
か、モード切換直後かの判別を(Ml 3 )−C22
および(Ml 3 )=(Ml 2 )の判定によって
行ない、該当する場合には、変数のリセット、表示のり
セット、インターフェースのリセットに入る。なお、前
記した゛撮影モード検出フラッグM13の内容(Ml
3 )が、スポットマニュアルモード定数C24に等し
いか否かの判定は、ここで行なうようにしてもよいこと
は言うまでもない。上記変数、即ち内部レジスターのリ
セットであるが、ここでは最初に重なり検出フラッグM
5の内容を°11にする。スポットモードでは、現測光
ポイントの演算結果を高速点滅表示することにしている
ので、この表示の際、現測光ポイントの表示とスポット
入カポインドの表示とが重なった場合、現測光ポイント
の表示を優先して点滅表示させる。重なり検出フラッグ
M5は、このための検出フラッグである。これについて
は、後に詳述する。次に、ノ・イライト入力検出フラッ
グM6の内容を111にする。また、シャドウ入力検出
フラッグM7の内容を”l″にする。雨検出フラッグM
6.M7は、°1′でノ1イライトおよびシャドウモー
ドでないことを示す。続いて、バー表示スタート番地格
納エリアM14に、バー表示のスタートセグメントのア
ドレスをストアする。モード変更直後のバー表示のスタ
ートセグメントが最右端のセグメントであることは、前
述した通りである。また、スポット入力データー数格納
エリアM15の内容を909にする。エリアM15は、
スポット入力データー数をカウントしてストアするため
のものである。次に、表示の初期設定を行なう。ここで
は、第48図に示すように、’5POT″、”LONG
”。 0VER”、’AUTO”および′l”〜″2000”
の各セグメントの表示を行なう。スポットオートモード
では、これらの表示は不可欠であるので、モード変更直
後にこれらの表示を行なわせるものである。 次に、インターフェースの初期設定を行なう。ここでは
、出カポ−)02,03に°19のパルスを出力して、
ハイライトモード検出用フリップフロップ回路(Gss
= Gte )およびシャドウモード検出用ノリツブ
フロップ回路(G、o 、Gtt )のリセットを行な
う。 また、出力ポート09に919を出力し、シャッター制
御信号S16を通電時期状態にする。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12にストアされたスポットオートモード
定数C20を転送する。これで、次回のプログラムの流
れからは、初期設定が行なわれないようになる。続いて
、スポット入力データー数格納エリアM15の内容を1
つインクリメントする。 次に、Bv値格納エリアMOにストアされたスポッ)B
y値BV2を、レジスターのMBN番地に転送する。こ
こで、MBN番地のNは、エリアM15の内容に対応し
たアドレスを意味するものとする。次に、5v−Av値
格納エリアMIK3v−Av値(8V−AV)をストア
する。続いて、スポットBy値(MO)と、8V−Av
値(Ml )とを加算し、その結果をV4にした後、定
数C2を加えてレジスターのMTN番地にストアする。 ここで、MTN番地のNは、エリアM15の内容に対応
したアドレスを意味するものとする。 また、上記演算式の意味するところは、平均ダイレクト
オートモードの説明で述べた通りである。 次に、MTN番地の内容を変数として前記サブルーチン
f((MTN))(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にストアす
る。次に、スポット入カポインドのTV値(MTN)の
ポイント表示を行なう(第48図参照)。 この段階では、バー表示および現測光ポイントの点滅表
示はいまだなされていない。続いて、出カポ−)01に
正のパルスを出力する。スポットモードでは、スポット
モード検出用フリップフロップ回路(G、 、 G、)
とスポット入力検出用フリップフロップ回路(Gst
−Gtt)との2つのフリップフロップ回路が働くがス
ポット入力に対するシーケンスが終了したら、スポット
入力検出用フリップフロップ回路(Gss 、Gtt
)をリセットし、再びスポット入力状態を持切する必要
がある。出カポ−)01に正のパルスを出力するのはこ
のためである。次に、ハイライト入力検出フラッグM6
の内容(M6)が°−19であるか否かの判定・、およ
びシャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が°−
1′であるか否かの判定を行なう。もし、(M6)=−
1または(Ml)ニー1であった場合には、ハイライト
モードまたはシャドウモードであるので、スポット入力
データーの加算平均によるバー表示は行なわない。いま
、ハイライトモードでもなく、シャドウモードでもなく
て、(Me)\−1かっ(Ml)\−1であれば、次”
に、スポット入力データーの加算平均によるバー表示の
プログラムへ入る。ここでは、まず、スポれをバー表示
データー格納エリアM3にストアする。次に、補正値C
v値CVを、Cv値格納エリアM2にストアする。そし
て、補正操作がなされているか否かを、補正値(M2)
が+01であるが否かを判別することKよって判定し、
補正がある場合には、6士ごセグメントの表示を行ない
(第50図参照)、補正がない場合には6±”セグメン
トの表示を消去する(第48図参照)。続いて、スポッ
トBv値の加算平均値(M3)と、5v−Ay値(Ml
)と、Cv値を4倍にした値4 (M2 )と、定数
c3とを加えた値を、シャッター秒時格納エリアM8に
ストアする。ここで、CV値(M2)を4倍にして加え
合せるのは、LSBの重みを等しくするためである。 即ち、Bv値(M3)、5v−Av値(Ml)のLSB
は1/12EVであり、Cy値(M2)のLSBはl/
’I Evであるので、Cv値(M2)を4倍にして、
Bv値(M3 )、5v−Av値(Mt )との重み
を一致させるためである。従って、エリアM8の内容(
M8)は、露出制御のためのシャッタースピード情報と
なるもので、レリーズ後に、内容(M8)に相応した値
をタイマーカウンターに設定して、露出制御を行なう。 これについては、後に詳述する。次に、Sv −A V
値(Ml)とスポットBv値の加算平均値(M3)とを
加算し、1/4にした後に、α値(M2)と定数C2と
を加えて、バー表示データー格納エリアM3にストアす
る。続いて、エリアM3の内容(M3)を変数としてサ
ブルーチンf((M3))を実行し、内容(M3)をバ
ー表示のためのTV値に変換した後、バー表示のための
サブルーチンを実行し、TV値(M3)のバ・−表示を
行なう(第48図参照)。ここで、スポット入力が1回
目の入力であれば、バー表示は最右端のセグメントの表
示から始まり、2回目以降の入力で′あれば、前回のバ
ー表示の先端のセグメントから所望の位置のセグメント
まで移動する。そして、もし、バー表示データー変換後
のTV値(M3)が定数C41に等しいときには、第4
9図に示すように、バー表示は最左端のセグメントまで
延びると同時に、’0VER”のセグメントを点滅表示
する。また、バー表示データー変換後のTV値(M3)
が定数C40に等しいときには、バー表示は消え:LO
NG”のセグメントが点滅表示される。なお、バー表示
の詳細については後述する。 バー表示が終了するか、または上le、 (Me )=
−1あるいは(Ml)=−1の判定をイエスで抜けたと
きは、次に、I 10=1の判定によってシャッターが
レリーズされているか否かの判別が行なわれる。 レリーズされていないときには、入カポ−) 110は
10°であるので、判定I 10=1をノーで抜け、■
−■を通じて再び第28図のモード判別のプログラムに
戻る。また、シャッターがレリーズされたときには、■
−■を通じて、第29図中の露出制御のためのプログラ
ムに入る。このプログラムについては、後述する。 次に、同じスポットオートモードであっても、スポット
入力がされないとき、即ち、l2=1の状態で13=0
0ときのプログラムの流れについて説明する。この場合
には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、l
2=1の判定をイエスで抜け、l3=1の判定をノーで
抜け、■−〇を通じて第31図に示すプログラムへ分岐
する。ここでは、まず、3v−AV値格納エリアM1に
3v−4v値(8V−AV)がストアされる。次に、C
v値格納エリアM2にCV値C■が入力される。いま、
スポット入力状態ではないので、スポラ)Bv値が入力
されないことは言うまでもない。続い【、(M2)=O
の判定を行ない、補正があれば1±”セグメントの表示
を行ない(第48図参照)、補正がなければ6土”セグ
メントの消去を行なう(第48図参照)。次に、表示用
のスポット入力データー(MTn)(n=1〜N)の表
示をすべて消去する。これは、スポット入力データーの
ポイント表示は、スポット入力操作が行なわれた直後の
被写体輝度(スポラ)Bv値)と各時点の5V−AV値
とから得られるTV値のポイント表示であるため、3v
−AV値の変化に応じ、て、ボイント表示を変更する必
要があるからである。各々のスポット入力によるスポッ
トBv値が個りのレジスターMBn(n=1〜N)にス
トアされていることは前述した。次に、レジスターMB
n (n= 1−N )にストアされたスポットBv
値に対するTV値を、J((Ml)+(MBn)J+C
2(n=1−N)により演算し、各MBn番地にストア
されたスポットBv値に対応する個々のレジスターMT
nにストアする。そして、各レジスターMTnの内容(
MTn)に対し、サブルーチンf((MTn)]を実行
し、TV値(’MT n ) (n= 1〜N )をそ
れぞれ表示データーに変換する。次に、表示データー変
換後のTV値(MTn)(n=1〜N)をそれぞれポイ
ント表示する。次に、ノ・イライト入力検出フラッグM
6の内容(M6)が°−1′であるか否かの判定、およ
びシャドウ入力検出フラッグM7の内容(Ml)が′−
1′であるか否かの判定を行なう。、もし、(M6)=
−1または(Ml)=−1であった場合には、ハイライ
トモードまたはシャドウモードであるので、次に述べる
スポット入力データーの加算平均によるバー表示は行な
わず、後述するスポラ) BY値の入力(MO←BV2
)のステップまで飛ぶ。いま、ハイライトモードでもな
く、シャドウモードでもない場合には、次に、スポット
入力データー〇加算平均によるバー表示のプログラムに
入る。まず、スポット入力されたスポラ) BY値(M
Bn)(n=1−N)の加算平均値 E (MBn)/
Nを演−1 算し、これをバー表示データー格納エリアM3にストア
する。次に、スポラ) BY値の加算平均値(M3’)
、 5v−Av値(Mt )、4倍のCV値4(M2
)および定数C3を加え、シャッター秒時格納エリアM
8にストアする。このエリアM8の内容(M8)は、前
述したのと同様に、露出制御データーとなる。なお、以
後、演算式の意味につ(・ては、既に説明したものは詳
細な説明を省略する。次に、’/4((Ml)+(M3
)) +(M2)+C2により、n値を求め、これをバ
ー表示データー格納エリアM3にストアする。続いて、
サブルーチンf((M3))の実行によりエリアM3の
内容(M3)を表示用データーに変換した後、バー表示
のサブルーチンを実行することにより、イ々−表示させ
る。 次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラムに人石。 ここでは、現測光ポイントの表示データの演算と、現測
光ポイントの点滅表示がスポット人カポインドと重なっ
たときに、現測光ポイントの表示の態様、即ち、点滅表
示を優先させる処理と、ある点滅周期で現測光ポイント
を点滅表示させる処理とを行なっている。まず、現測光
ポイントの表示データー演算について述べる。初めに、
Bv値格納エリアMOに、スポットBy値BV2をスト
アする。次に、V ((MO)+ (Ml))+C2に
よりTv値を演算した後、これをポイント表示データー
格納エリアM4にストアする。続いて、サブルーチンf
((M4))の実行により、エリアM4の内容(M4)
を表示データーに変更後、再びエリアM4にストアする
。現在ポイント表示されている現測光ポイントの表示が
更新されるとき、古いポイント表示は、消去する必要が
ある。即ち、そのポイント表示に対応したDRAM85
のメモリーエリアの番地の内容を@09にする必要があ
る。しかし、現測光ポイントの表示とスポット人カポイ
ンドの表示が重なっていたが、現測光ポイントが更新さ
れて表示位置が変わったような場合には、古い現測光ポ
イントはスポット人カポインドとして表示されたitに
しなければならない。次に行なわれるのが、この処理の
ためのプログラムである。まず、重なり検出フラッグM
5の内容(m5)が1′であるか否かを判別し、(M5
)へ1で重なりがあるときには、これから表示しようと
している現測光ポイントの表示データー(M4)と、現
在表示されている現測光ポイントの表示データー(M5
)とが等しいか否かの判別を行なう。もし、データー(
M4)と(M5)とが等しくないときには、現在表示さ
れている現測光ポイントの表示データー(M5)と複数
のスポット人カポインドデーター(MTn) (n =
1−N )のいずれかと等しくないかの判別を行なう
。もし、等しいものがあれば、データー(M5)のポイ
ント表示を行ない、等しいものがなければ、新たな表示
に更新するためにデーター(M5)の表示をクリアする
。また、上記(M5)=1の判定で、イエスのときには
、最初の現測光ポイントの表示であるということを意味
するので、更新する必要がない。続いて、M5番地に新
たな現測光ポイントの表示データー(M4)を転送する
。次に、IIO= 1の判定により、レリーズされてい
るか否かの判別を行ない、110 = 1のときには、
■−〇を通じて、第29図中に示す露出制御のプログラ
ムに分岐する。また、IlO〜lのときには、レリーズ
されていな℃・ので、次に、現測光ポイントの点滅表示
を行なうプログラムに入る。まず、表示点滅周期格納エ
リアM23に、表示点滅周期定数050をストアする。 続いて、第41図に示す点滅表示のだめのサブルーチン
WAIT3に移る。このサブルーチンWAIT3におい
ては、まず、点滅表示のだめのフラッグM22の反転と
、点滅周期のカウントを行なう第40図に示すサブルー
チンWA I T 2に飛び、遅延のためのプログラム
が実行される。このサブルーチンWA I T 2とス
ポットオートモード時のプログラム実り一間とによっテ
表示の点滅周期が決定される。まず、サブルーチンWA
IT2においては、表示点滅周期格納エリアM23の内
容を1つずつデクリメントして再びエリアM23にスト
アする。次にエリアM23の内容(M23)が101か
否かを判別し、(M23)40のときには、再び内容(
M23)をデクリメントする。そして、(M23) =
0となると判定をイエスに抜けて、次に、点滅表示フ
ラッグM22の符号の反転を行なった後、リターンする
。このサブルーチンWAIT2の実行により、所定の遅
延時間が得られる。このサブルーチンWAIT2の実行
後、サブルーチンWAIT3では、フラッグM22が′
1′であるか否かを判別し、イエスならば、現測光ポイ
ントの表示データー(Ms)のポイント表示を行ない、
ノーならばデーター(Ms)の表示のクリアを行なう。 なお、次回のプログラムの流れでは、フラッグM22が
サブルーチンWA I T Z内で反転されるので、表
示されたポイントが消されるか、または消されたポイン
トが表示される。 このようにして、毎回のプログラムの流れごとに表示状
態が反転され、現測光ポイントの壱滅表示が行なわれる
。そして、データー(Ms)の表示またはクリアが行な
われたら、サブルーチンWAIT3の処理は終了し、リ
ターンする。ここで、データー(Ms)の表示とは、D
RAM85のメモリーエリアの(Ms)番地に4’4*
゛をストアすることであり、データー(Ms)のクリア
とは、DRAMssのメモリーエリアの(Ms)番地に
10″をストアすることである。 次に、第31図のプログラムは、■−■を通じて、第3
2図に示すノ・イライトモードおよびシャドウモードの
ための処理のプログラムに入る。まず、(MIO)=0
の判定により、メモリーホールド状態であるか否かの判
別が行なわれる。いま、メモリーホールドでない((M
IO) = t )ので、判定をノーで抜け、次に工4
=1の判定により、I・イライト人力があるか否かの判
別が行なわれる。いま、ノ・イライト人力がなく、l4
=0であるので、次に、l5=1の判定により、シャド
ウ入力があるか否かの判別が行なわれる。いま、シャド
ウ入力がな、(、l5=0であるので、続いて、)・イ
ライト人力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出フ
ラッグM7の検出が行なわれる。ハイライトまたはシャ
ドウモードにおいては、ハイライト人力またはシャドウ
入力が偶数回人力されると、そのモードが解除されると
共に、ハイライトからシャドウまたはシャドウからハイ
ライトにモードが切り換えられたときには、最後に選択
されたモードに切り換えられる方法を採っている。ノ・
イライト入力検出フラッグM6およびシャドウ入力検出
フラッグM7は、このために必要となるフラッグである
。いま、ノ・イライトモードでもシャドウモードでもな
く、(M6)=1 、(M7)=1であ木ので、次に、
ll0=1の判定によりレリーズされているか否かの判
別が行なわれる。レリーズされていない場合には、■−
■を通じて、再び第28図のモード判別プログラムに戻
る。レリーズされていた場合には、■−■を通じて、第
29図中の露出制御のプログラムに分岐する。 次に、第29図における露出制御のプログラムについて
説明する。まず、シャッター秒時格納エリアM8の内容
(Ms)をタイマーカウンターに設定する。ここで、’
rv値(Ms)は、LSBイ2 E vの精度であるの
で、Tv値(Ms)に次のような近似変換を行なってタ
イマーカウンターに設定してやる必要がある。いま、エ
リアM8の内容であるTv値を、12進数で表わすと、 Tv = tz(12X+Y+l/Z ) ”・(
112 (ただし、X、Y、Zは整数) と表わすことができる。−従って、露出時間Tは、1
(Tv/12) 1 12X+Y+ 1/12Z
、 、 、、。(2)T=(/1) 2 = (
/r)2(ただし、fはクロックパルスCKの周波数)
で表わされ、これは近似的に、 T=(1)(l+”/ )・ 12X+Yf
12 °°−−−(31となる。従
って、Tv値(Me)をタイマーカウンターに設定する
ときには、まず、Tv値(Me)を/12にして、小数
点以下(ここでは4ビツトとする)を求める。次に、タ
イマーカウンターの最下位ビットに”l′をたて、続い
て、上記小数点以下4ビツトヲタイマーカウンターの最
下位から上位がゎに1ビツトずつシフトしながらロード
する。従らて、最下位ビットから5ビツト目に、は必ず
°l′がロードされ、下位4ビツトには、上記小数点以
下4ピツトカロードされたことになる。次に、この5ビ
ツトを上位側にさらに12X+Y−4ピツトだけシフト
する。これによ、9、Tv値(Me)が上記(3)式を
満たすようにロードされ、タイマーカウンターの設定が
終了したことになる。次に、l1l=0の判定により、
トリガーが開くまで待期し、トリガーが開くと入力ポー
トIllが均1となるので、次にタイマーカウンターを
4の周期で減算し、露出時間の計時を行なう。そして、
タイマーカウンターの内容が40′になったら、露出を
終了しなければならないので、出力ポート09に101
を出力して、露出を終了させる。次に、インターバル命
令を実行した後、■−■を通じて、再び第28図のモー
ド分別プログラムに戻る。インターバル命令の実行は、
シャッター制御信号816が出力され、後幕保持用マグ
ネッ) MG、が消磁されてから可動反射ミラー31が
降下し、再び測光可能になるには、数十msを要するの
で、この時間を創り出すために行なわれる。 次(、スポットf、 −、)モードにおいて、ハイライ
トモードが選択されている場合のプログラムの流れにつ
いて説明する。いま、スポットオートモードにおいて、
スポット人力でなくl3=0であったとすると、この場
合には、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l3=1の判定をノーで抜け、■−〇を通じて第31図
のスポットオートモードでスポット人力なしのためのプ
ログラムに分岐する。以下、通常のスポットオートモー
ドと共通するプログラムについては、その説明を省略す
る。いま、プログラムの流れが進行し、スポット人カポ
インドの表示の変更が終了したものとする。 つまり、第31図の一フローにおいて、データー(MT
n )(n−1−N)のポイント表示のステップが終了
したものとする。次に、(Me) =−1,(M?)
=−1の判定により、ハイライト人力があるか否か、シ
ャドラム力があるか否かの判別が行なわれるが、この段
階ではいまだ(MG) = 1 、 (M7) ’=
4であるので、通常のスポットオートモードのプログラ
ムを実行し、バー表示データー(M3)のバー表示は行
なわれる。更にプログラムの流れが進行すると、■−〇
を通じて第32図のプログラムに入る。ここでは、まず
(Mlo) = oの判定〜により、メモリーホールド
であるか否かが判別されるが、いまメモリーホールド状
態でないので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモー
ド検出用人力ポートI4のレベル検出を行なう。いま、
ハイライト人力されており、l4=1であるので、判定
■4=1をイエスで抜け、次に、ハイライト人力直後検
出フラッグM17に1已をストアする。このフラッグM
17は、ノ・イライトモード選択後、1回目のプログラ
ムの実行であるかどうかを検出するためのフラッグであ
る。 次に、ハイライト人力検出用フリップフロップ回路(0
1s 、Gas )をリセットするため、出力ポート0
2に正のパルスを出、力する。続いて、ハイライト人力
検出フラッグM6の内容を反転する。い−4、(MG)
=−1のときハイライトモードとなり、−(MG)=t
のときハイライトモードは解除される。即ち、ハイライ
ト人力検出用フリップフロップ回路(Gas−Gas)
が偶数回設定されると(MG)=1となり、ハイライト
モードは解除され、奇数回設定されると(MG)=−1
となり、ハイライトモードが選択される。いま、(MG
)=−tでハイライトモードが選択されていたとする。 次に、HIGH”セグメントの表示を行なう(第51図
参照)。続いて、スポット人力・されたスポラ)By値
MBn(n=1〜N)のうちの最小値MIN(MBn
) (n = 1〜N )を求め、シャッター秒時格納
エリアM8にストアする。次に、ハイライト人力直後検
出フラッグM17の内容(Ml7)が11′であるか否
かの判別を行ない、(Ml7)=1の場合、即ち、ハイ
ライトモードに切換後1回目のプログラムの流れである
場合には、前述したように、バー表示がまず最小値MI
N(MBn )に対応したスポット入カポインドまで伸
びる必要がある(第51図)。次に、この処理のための
プログラムについて説明する。まず、しく (Ml )
+(Ms ) ) +C5により、Tv値を演算し、
バー表示データー格納エリアM3にストアする。ここで
、(Ml)は5v−Av値、(Ms)はスポット人力さ
れたスポラ)Bv値の最小値、C5は定数である。次に
、Tv値(Ms)をサブルーチンf ((Ms) )の
実行により表示データーに変換した後、Tv値(Ms)
のバー表示を行なう。続いて、インターバル命令を実行
する。このインターバル命令は、最高輝度値(Ms)を
示す上記Tv値(Ms)のパー表示を行なった後に、こ
の値(Ms)x−’) 28 EVオーバーのシャッタ
ー秒時のバー表示を実行するまでの時期時間を創り出す
役目をする。 このインターバル命令を行なわないと、パー表示が最高
輝度値まで伸びた後、すぐに2) Bvオーバ−の表示
に移ることにより、表示の確認が困難となるので、これ
を防止するためである。もし、(Ml7) =−tのと
きには、上記最高輝度値のバー表示は行なわず、次に述
べる命令の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応した
スポット入力データーのポイント表示から23/ Ev
オーバーのパー表示を行なう。まず、/、 ((Mt)
+ (Ms) ) + (M2)−1−C5−1−7
によりTv値を演算し、これをエリアM3にストアする
。ここで、加算される数f7°は、23’ Evに相当
する。また9、この演算には補正値(M2)が加味され
る。そして、サブルーチンf ((Ms) )の実行に
より、データー(Ms)を表示用データーに変換した後
、再びエリアM3にストアし、データー(Ms)のバー
表示を行なう(第52図参照)。次に(Mり + 4(
M2)+ (Me ) +C6により、ハイライトモー
ドにおける露出時間を求め、これをシャッター秒時格納
エリアM8にストアする。ここで、 (Ml)は5v
−Ay値、(M2)はCv値、(Ms)は最高輝度のB
y値、C6は定数である。以上は、ノ・イライトモード
検出フラッグM6の判別に□おいて、(Me)=−1で
あった場合についての説明であるが、(Me)=1の場
合には、HIGH”セグメントの表示の消去が行なわれ
る。続いて、ハイライト人力直後検出フラッグM17を
109にし、ノ・イライトモードに移って1回目のプロ
グラムの流れが終了した旨が、フラッグM17に設定さ
れる。次に、シャドラム力検出フラッグM7を119に
し、同フラッグM7をリセットする。しかる後、11o
=tの判定により、シャッターレリーズか否かが判別さ
れ、■−■または■−■を通じて、プログラムが所定の
フローチャートにそれぞれ分岐されることは、通常のス
ポットオートモードの場合と同様である。 次に、スポットオートモードにおいて、シャドウモード
が選択されている場合について説明する。 通常のスポットオートモードおよびハイライトモードと
同じプログラムの流れについては、詳細な説明を省略す
る。第32図のフロチャートにおいてシャドウモードの
場合には、 (Mlo) = 0およびl4=1の判
定をそれぞれノーで抜け、工5=1の判定に入る。シャ
ドラム力があると、l5=1となるので、次に、シャド
ラム力直後検出フラッグM1gに1゛11をストアする
。このフラッグM18は、シャドウモードに変更後1回
目のプログラムの流れであるか否かを検出するためのフ
ラッグでありjll、t’で1回目であることを示す。 次に、出力ポート03に正のハルスを出力し、シャドウ
モード検出用フリップフロップ回路(G、。、G□)の
リセットを行なう。これにより、工5=0となる。続い
て、シャドラム力検出フラッグM7の符号を反転する。 これは、ハイライトモードの場合と同様に、偶数回シャ
ドウモードを連続して選択したときには、シャドウモー
ドがクリアされるようにするためである1゜第30図の
変数のリセットにおいて、(Ml)=1としたので、い
ま1回目のプログラムの流れにおいては、(Ml)=−
tとなり、次の(Ml)=、1の判定はノーとなる。よ
って、次Ktず’5HDW”セグメントの表示が行なわ
れる(第55図参照)。続いて、スポット人力された最
低輝度値MAX(MBn )(n = 1〜N)を求め
る。ここで、データー(MBn)が大きくなる#1ど、
輝度値は小さくなるので、データー (MBn)の最大
値が最低輝度値に相当する。求められた最低輝度値MA
X(MBn )は、シャッター秒時格納エリアM8にス
トアされる。次に、(Ml8)=1の判定によりシャド
ウモード変更後1囲目のプログラムの流れであるか否か
が判別され、いま、1回目の・プログラムの流れで(M
lg) = 1であるので、続いて、最低輝度値MAX
(MB n )に対応したバー表示データーの演算を
行なう。これ社、イ1(Ml) + (Ms) ) +
Csによって求められ、バー表示データー格納エリアM
3にストアされる。ここで、(Ml)は5v−Av値S
(MB)は最低輝度値MAX(MBn )t(M2)は
Cv値、C3ij定数である。次に、サブルーチンf
((MB) )の実行により、データー(MB)のバー
表示データーへの変換を行なった後、最低輝度値MAX
(MBn )に対応するバー表示を行なう(第55図参
照)。次にインターバル命令を実行するが、この命令の
目的は、パイライトモードの説明のところで述べたのと
同様である。このように、シャドウモード切換後、1回
目のプログラムの流れでは、一旦最低輝度値に対応した
スポットポイント表示に対応する位置までバー表示を戻
す。2回目以降のプログラムの流れにおいては、この表
示は必要ないので、この場合には(Mts) = 1の
判定をノーで抜けて直接次に述べるプログラムに分岐す
る。次は、最低輝度値より、2/3Evアンダーのバー
表示を行なうためのプログラムが実行される。ここでは
、まず、最低輝度値よ−リ2 t Evアy p−一に
対応したTv値の演算が) ((Ml )+(MB)
)+ (M2) +C5−8により行なわれ、この結果
がバー表示データー格納エリアM3にストアされる。こ
こで、(Ml)は5v−Ay値、(MB)は最低輝度値
MAX(MBn )、(M2)はCv値、C5は定数で
ある。また、減算される°81は、2/gv に対応す
る。次に、サブルーチンf ((MB) )の実行によ
りデーター(MB)をバー表示データーに変換した後、
データー(MB)のバー表示を行なう(第56図参照)
。 続いて、(Ml ) + (MB ) + 4(M2)
+C6によシ、シャドウモードにおける露出時間情報
を求め、これをシャッター秒時格納エリアM8にストア
する。一方、上記(M7)=1の判定において、シャド
ウ入力検出フラッグM7がvIVのときには、シャドウ
モード解除であるので、”5HDW″セグメントの表示
を消去して、上記最低輝度値に対応するバー表示および
これより2/3Evアンダーのバー表示は行なわない。 続いて、シャドウ入力直後検出フラッグM1gに・−O
Iをストアする。これKより、次回以降のシャドウモー
ドのプログラムにおφては、フラッグMtsの内容(M
ts)を判別して、最低輝度値に対応するバー表示は行
なわない。また、ノ・イライトモード検出フラッグM6
を9゛11にリセットし、次H,Ito=tの判別によ
りシャッターレリーズか否かを判別して、■−〇または
■−■を通じてそれぞれのプログラムに分岐する。 上記ハイライトおよびシャドウモードにおいて、2回目
以降のプログラムの流れでは、 I4= o、 l5=
0となっている。このときには、I4= l、l5=t
の判定をそれぞれノーで抜け、続いて、(M6 ) ”
’−’ t(M7)=−1の判定を行なう。(M6)=
−tのときには、ハイライトモードが選択されている状
態であるので、前記ハイライトモードのプログラムが実
行される。また、(M?)=−1のときには、シャドウ
モードが選択されているので、前記シャドウモードのプ
ログラムが実行される。いずれでもない場合には、11
0=1の判定に直接抜ける。そして、110=1の判定
により、シャッターレリーズであるか否かの判別が行な
われ、■−〇または■−■を通じて、それぞれのプログ
ラムに分岐する。 次に、メモリーモードについて述べる。メモリーモード
には、ダイレクトオートメモリーモードと、スポットオ
ートメモリーモードとがあることについては、既に述べ
た通りである。まず、ダイレクトオートメモリーモード
について一明する。 いま、第28図のモード判別のプログラムの流れの中で
、オートモードでのl13=1のストロボ電源オンの判
定の後に、メモリーモード検出用人力ボ−)I6のレベ
ル判別が行なわれる。この人力ポートI6は、メモリー
スイッチSW6を閉成してメモリーモードを選択すると
l6=1となるので、判定エロー1をイエスで抜け、次
にメモリーホールド検出フラッグMlOの判別が行なわ
れる。このフラッグMIOは、メモリーセットの状態で
は+1′、メモリーホールドではT’ o 9 Yなる
フラッグである。 いま、メモリーセットであったとすると、 (MIO)
=1であるので、続いて、実露出時間のアペックス値を
格納するためのエリアM21が°0゛に初期設定される
。次に、”MEMO’“セグメントの表示が行なわれる
(第57図参照)。続いて、メモリーモード検出フラン
グMllの判別が行なわれる。このフラッグMllは、
メモリーモードにおける撮影モード、即めのエリアであ
る。いま、フラ、ラグMll Kは、通常のオートモー
ドのプログラムで定数C26がストアされテイルノテ、
(Mu) 、HC21、(Mu) 4 C20である。 ここで、C21は平均ターイレクトオートモード定数、
C20はスポットオートモード定数である。従って、
次に人カポ−)I2のレベルの判別が行なわれる。いま
、平均ダイレクトオートメモリーモードでl2=0であ
るので、■−■を通じて第29図の平均ダイレクトオー
トモードのプログラムへ分岐する。ここでは、まず、撮
影モード検出フラッグM12に平均ダイレクトオートモ
ード定数C21がストアされる。以下、メモリーモード
に特有な部分についてだけ説明し、平均ダイレクトオー
トモードと共通の部分については説明を省略する。 メモリーセントの状態では、レリーズまでは’MEMO
”表示がなされている以外、平均ダイレクトオートモー
ドと差はない。いま、シャッターがレリーズされたとす
ると、 ■10=1の判定をイエスで抜け、さらに、l
6=1の判定をイエスで抜けて、(Mlo)=。 の判定に到る。いま、メモリーセットの状態であるので
、(MlO)T−00判定をノーで抜け、続いて、In
、=oの判定によってトリガーが開いているかどうかの
検出を行なう。トリガーが開くとln=0の判定をイエ
スで抜けて、実露出時間のカウントを行なう。この場合
、露出制御は平均ダイン”クト測光による。上記実露出
時間のカウントは、第42図に示す実露出時間カウント
のサブルーチンを実行することによって行なわれる。次
に、このサブルーチンのプログラムについて説明する。 実露出時間のカウント方法の概要については、既に第2
6図を用いて説明した通りであるが、もう二度簡単に再
説すると、実露出時間のカラ7)は、カウントパルス1
2個をカウントするごとにカウントパルスの周期を倍々
にして行くことによって行なわれる。こうすることによ
って、最終的なカウント値そのものが、LSB / E
v の重みを持ったア2 ペックス値相当の値となる。このサブルーチンにおいて
は、まず、基準パルス周期格納エリアM32に、定数C
60をストアすると共に、基準パルスカウント数格給エ
リアM30に°0′を初期設定する。次に、エリアM3
1に基準パルス周期(M32)をストアする。そして、
エリアM31の内容(M3t)を1ずつデクリメントし
ながら、これをエリアM31にストアし、(Mal)
= Oの判定によりエリアM31の内容が90′になる
まで、デクリメントが繰り返される。 エリアM31の内容が°09になると、(M31) =
0の判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間のアペ
ックス演算値格納エリアM21および基準パルスカウン
ト数格納エリアM30を、それぞれlだけインクリメン
トする。次に、露出終了信号入力ポート112のレベル
の検出を行なう。露出が終了していなければ112 =
1であるので、112 = oの判定を抜け、続いて
、(M2O)=12の判定が行なわれる。 この判定はパルスが12個数えられたか否かを判別する
もので、カウント数が12に満たない場合には、再びエ
リアM31 K基準パルス周期(M32)をストアする
プログラムに戻る。そして、このループが12回繰り返
されて、(M2O) =12となると、こんどは、基準
パルス周71(M3z)& 2倍に設定しなおした後、
カウント数格納エリアM30を10 lにリセットし、
再びエリアM31に基準パルス周期(M3c) 、をス
トアするプログラムまで戻る。以−Fのプログラムをダ
イレクト測光による露出が終了するまで繰り返し、露出
が終了すると112= 00判定をイエスで抜けてリタ
ーンし、第29図のプログラムに戻る。よって、エリア
M21には、露出時間のアペックス演算値相当の値がス
トアされたことになる。次に、平均ダイレクトオート撮
影による実露出時間をメモリーホールドしたことを示す
ために、メモリーホールド検出フラッグMIOに@01
をストアし、インターバル命令を実行した後、■−■ヲ
通C”C第28図に示すモード判別のプログラムへ戻る
。 続いて行なわれるメモリーホールド状態での1回目のフ
゛ログラムでは、メモリーセットのときと同様に、第2
8図のl6=1の判定をイエスで抜けた後、(Mlo)
= oの判定に入る。こんどはメモリーホールドでM
IO= oとなっているので、この判定をイエスで抜け
、メモリーホールド検出フラッグMllに、撮影モード
検出フラッグM12の内容(Ml2)をストアする。い
ま、フラッグM12には、平均ダイレクトオートモード
定数C21がストアされているので、フラッグMllに
は定数C21が設定される。 次に、シャッター制御信号出力ポート09を@1!にし
て、シャッター制御信号816をe)(tレベルにする
。続いて、(Mu) = C21の判定に入るが、上記
の如く、フラッグMllの内容は定数C21となってい
るので、この判定をイエスで抜け、■−■を通じて、第
29図の平均ダイレクトオートモードプログラムにおけ
る、撮影モード検出フラッグM12の内容を撮影モード
検出フラッグM13に転送するステップに分岐する。い
ま、メモリーホールド状態でM10=0であるので、以
下の(Mto) = oの判定においてはイエスとなり
、エリアM19に5v−Av値(S V−AV)がスト
アされ、エリアM20 KCV値Cvがストアされる。 次に、・(M2)=Oの判定によりCv値が人力されて
(M2)〜0であれば、”±”セグメントの表・±・ 示を行ない、そうでなければ セグメントの表示を消
去する。続いて、再び(MIO) = 0の判定をイエ
スで抜け、まず、メモリーセット時に人力された5v−
Av値(Ml)とメモリーホールド時に人力されたSv
、−Av値(Ml9)との差を求め、これをエリアM1
9にストアする。次に、メモリーセット時に入力された
Cv値(M2)とメモリーホールド時に人力されたCv
値(M 20)との差を求め、これをエリアM20にス
トアする。続いて、(M21)+(Ml9)+4 (M
2O) +C40により、ダイレクトオートメモリーモ
ードによる露出時間を演算し、これをシャッター秒時格
納エリアM8にストアする。ここで、この式の意味する
ところを説明する。上述したように、(M21)は、ダ
イレクト測光による実露出時間のアペックス演算値であ
る。この値は、Bv値、5v−Av値、Cv値を含んだ
値であり、従って、(M21) + (Ml9) +4
(M2O) +C40は、絞りやフィルム感度を変え
ても、メモリーセット状態でのダイレクト測光撮影のと
きと露出・レベルが同じになるような演算式である。 また、4(M2O)を加えることにより、メモリーホー
ルドに補正をかけることができるようにしたが、その理
由については既に述べた通りである。次に、レ ((M
o ) + (Mt) ) + (M、2) +02に
より、バ−表示のためのTv値の演算を行なう。ここで
、 (Mo)は、メモリーセット状態でシャッターレリ
ーズされる直前の平均Bv値で、メモリーホールドであ
る限り変わることはない。続いて、サブルーチンf((
M3))を実行することによって、演算値(M3)のバ
ー表示データーへの変換を行ない、この後バー表示を行
なう。このバー表示においては、バー表示全体が点滅さ
れる(第58図参照)。次に、実行するインターバル命
令は、メモリーセット時に特に必要となるもので、ここ
で、この目的について述べる。人カポ−) 110のレ
ベルは、シャッター上昇過渡時に110=1になるよう
にしている。表示の測光は、ミラーの反射光によって行
なっているので、もし入力された平均Bv値(Mo)が
、このミラー上昇過渡時のものであれば、メモリーホー
ルド時の表示データーと、メモリーホールドによる実露
出時間データーとが一致しなくなる。従って、レリーズ
直前にホールドされるBv値は必ずミラー上昇直前のも
のでなければならない。プログラムは、大まかにいえば
、平均By値人入力レリーズの判別→平均Bv値データ
ーの記憶の繰り返しになるのであるが、この平均Bv値
の人力からレリーズ判別までの時間を、ミラー31が上
昇を開始してから人カポ−)110のレベルが會14に
なるまでの時間より長くすれば、この問題を解決できる
。インターバル命令の実行は、このために必要となる。 次に、平均ダイレクトオートメモリーモードでレリーズ
されていたときには、11o=1の判定をイエスで抜け
て続いて人カポ−)I6のレベル判別を行なう。いま、
メモリーモードでl6=1であるので、次に(Mlo)
= oの判定に入り、メモリーホールドなのfこの判
定をイエスで抜けて、続いて、シャッター秒時格納エリ
アM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設定する
。このタイマーカウンターの設定方法については、既に
述べた通りである。また、以降のプログラムについては
、既に説明したので、ここではその詳しい説明を省略す
る。 次に、スポットオートメモリーモードについて説明する
。スポットオートモードは1、もともと記憶測光で、し
かも露出は手動操作により人力された測光値に基づいて
のみ行なわれるものであるから、原則的には、スポット
オートメモリーモードは新たな側光値が人力されないよ
うにするだけでよい。まず、メモリーセクトの状態にお
いては、”MEMO”表示がなされるだけでスポットオ
ートモードのフローと何ら差はない。上記″MEMO”
表示については、ダイレクトオートメモリーの場合と同
様に行なわれるので説明を省略する。また、メモリーモ
ード検出フラッグMllには、スポットオートモード定
数C20がセットされているので、第28図のモード判
別のプログラム中の(Mu) = C20の判定によっ
て、かならず■−■を通じて、第31図に示すスポット
オートモードでスポット人力なしのプログラムに分岐す
る。即ち、スポットオートメモリーモードでは、スポッ
ト人力は無視される。また、ハイライト人力、シャドラ
ム力の検出も行なわない。即ち、第32図のプログラム
において、(MIO) = Oの判定をイエスで抜ける
ことにより、I4= l 、 Is= 1の判別は無視
される。さらに、バー表示を点滅させる。以上述べたこ
と以外については、スポットオートモード時とすべて同
じである。なお、バー表示については、後に一括して詳
細に説明する。 次に、オートモードにおいてストロボの電源をオンした
場合について説明する。ストロボの電源がオンされると
、ストロボ電源オン信号814が′Hルベルになること
により、入力ポート113がfleとなる。このため、
第28図のモード判別のプログラムにおいて、判定l1
3=1をイエスで抜け、■−〇を通じて、第33図に示
すストロボオートモードのプログラムに分岐する。ここ
では、まず、出カポ−)Oo−Oaに正のパルスを出力
し、インターフェースの対応する各フリップフロップ回
路をリセットする。次に、メモリーホールド検出フラッ
グM10に111を転送し、同フラッグMIOをリセッ
トする。続いて、撮影モード検出フラッグM12に、ス
トロボオートモード定数C30をストアする。次に、(
Mla) = C22および(Ml3) = (Ml2
)の判定を行ない、電源投入直後か否か、および、モー
ド切換直後か否かの判別をそれぞれ行ない、電源投入直
後またはモード切換直後であれば、表示のリセットを行
なう(第68図参照)。この表示のリセットにおいては
、’AUTO”セグメント、定点指標およびストロボ同
調秒時の6o”セグメントの表示をそれぞれ行なう。こ
れは、ストロボオートモードにおいては、ストロボ同調
秒時4゜秒に対する測光値の偏差を、バー表示用セグメ
ント列にポイント表示するためである。次に、By値格
納エリアMOに平均Bv値BVlを、5v−Av値格納
エリアM1に5v−Ay値(SV−AV)を、Cv値格
納エリアM2にCv値CV を、それぞれストアする。 続いて、(M2)=0の判定により、補正があるときに
は、”±”セグメントの表示を行ない、補正がないとき
には”±″セグメント表示を消去する。次に、/ ((
MO)+(Ml))+(M2)+ C100により、塙
秒のシャッター秒時に対する測光値の偏差を求め、これ
をポイント表示データー格納エリアM4にストアする。 次に、サブルーチンg ((M4月の実行により、デー
ター(M4)を表示データーに変換した後、これをバー
表示用のセグメント列にポイント表示する(第68図参
照)。ここで、□ g ((M4月は、表示データー範囲外のデーターを限
界値に設定するサブルーチンで、上記サブルーチンf
((M3月において限界設定値C40、C41だけが異
なるものと考えてよい。従って、このサブルーチンg
((M4月の詳細なフローチャートは、図示および説明
を鼓に省略する。次に、表示点滅周期格納エリアM23
に、表示点滅周期定数C35をストアする。この定数C
35は、ストロボオート撮影後の、霧出アンダー、露出
オーバー、露出適正などの点滅表示の周期を決めるため
の定数である。続いて、サブルーチンWA I T l
のプログラム(第39図参照)に移り、これの実行が開
始される。まず、サブルーチンWAIT2に飛び、定数
035に応じたインターバルを創り出したのち、点滅表
示フラッグM22を反転させてサブルーチンWAITI
K戻っテくル。 続いて、フラッグM22が°1゛かどうかの判別を行な
い、(M22) =’ 1のときには、オーバー、アン
ダー捷たは適正の表示のためのレベル判定、並びに表示
のプログラムを実行する。まず、人力ボート114が1
19であるか否かの判定を行ない、114 =1である
ときには、露出オーバーであるので、”+”セグメント
の表示(第70図参照)を行ない、リターンする。また
、1144 tであるときには、人カポ−) 115が
41′であるか否かの判定に入る。115=1であれば
、露出アンダーであるので、“−”セグメントの表示(
第71図参照)を行なってからリターンし、■15〜1
で娶ればストロボ適正であるので、”ム”セグメント表
示を行なってリターンする。そして、次回のプログラム
の流れでは、サブルーチンWAIT2内でフラッグM2
2の符号が反転されるので、(M22) =−tとなり
、”−”、”+゛セグメント表示が消去される。さらに
、116−=1のときには、116 = 1の判定によ
り、”ム”表示が消去されて、リターンする。上記入カ
ポ−) 114 。 115 、116は、ストロボ発光後約2秒間だけl′
となるものであるから、この間は、プログラムの流しに
よって、露出アンダー、露出オーバー、露出適正に応じ
て−tl 、 N +N 、 IIムl’!の表示がそ
れぞれ点滅するものである。また、ストロボ発光後2秒
間以外のときには、”ム”の表示のみが連続的に表示さ
れるものである。サブルーチンWAIT1の実行後第3
3図に示すプログラムに戻ると、続いて、110 =
1の判定により、シャッターレリーズがされているか否
かの判別が行なわれる。レリーズされていなければ、■
−■を通じて直接第28図のモード判別のプログラムに
戻り、レリーズされていれば、前述したように、シャッ
ター制御およびストロボの制御はハードウェアで行なわ
れるので、プログラムは、工11=0の判定によりトリ
ガーの開放をまって、■−■を通じ第28図のモード判
別のプログラムに戻る。 次に、マニュアルモードについて述べる。いま、撮影モ
ード切換用操作ノブ21を1MANULj 指標に合
わせてマニュアルモードを選択したとすると、マニュア
ルスイッチSW3が閉成して、入力ポートエ1が°1′
となる。よって、第28図のモード判別のプログラムに
おいて、I□=tの判定をノーで抜け、11=1の判定
をイエスで抜けて、113=1の判定に入る。いま、ス
トロボの電源がオンされていないとすると、113=O
となり、次にスポットモード検出用人カポ−)I2のレ
ベル判定に入る。 いま、スポットモードも選択されておらず、通常のマニ
ュアルモードとすると、l2=0となるので、プログラ
ムは、■−〇を通じて、第34図に示す通常マニュアル
モードのためのフローチャートに分岐する。ここでは、
まず、出力ボート09に@1′を出力する。この゛こと
により、後幕保持用マグネットMG、に通電され、後幕
が保持時期状態となる。次に、撮影モード検出フラッグ
M12に、通常マニュアルモード定数023がストアさ
れる。次に、(Ml3)=C22および(Ml3) =
(Ml2)の判定により、電源リセットおよび表示の
リセットを行なう。まず、変数のリセットにおいては、
バー表示スタート番地格納エリアM14にバー表示スタ
ートポイントのアドレスを設定する。次に、表示のリセ
ットにおいては、MAN U”および定点指標の表示(
+ +n 。 ”−”の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。続
いて、撮影モード検出フラッグM13 F撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。次に。 エリアMo、MlおよびM2に、平均By値BVI、5
v−Av値(SV−AV)およびCv値C■を、それぞ
れストアする。続いて、(M2)=00判定を行ない、
補正が入力されているときは”±”の表示を行ない(第
62図参照)、補正が入力されていないときには“±”
の表示を消去する。次に、マニーアル設定秒時(Ms)
の表示のクリアを行なう。なお、この表示のクリアは、
後に述べるマニュアル設定秒時(Ms)の表示の更新直
前に行なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバイ
ナリ−コードで人力されたマニーアル設定秒時を人力す
る。マニーアル設定秒時は、L 8 B I E vの
重みを持つので、次の表示のため、LSB、/ Evの
値に変換する目的で、内容(Ms)を3倍にして再びエ
リアM8にストアする。次に、マニーアル設定秒時(M
s)の表示を行なう。第61図においては、マニュアル
設定秒時が/6o秒に設定されていた場合が示されてい
る。即ち、各シャッター秒時を表示するためのセグメン
ト″1”〜” 2000”に対応したDRAM85のメ
モリーエリアの番11、□ 地と、マニュアル設定秒時とはl対lに対応している。 次に、標準露出レベル(第61図では/6o秒のシャッ
ター秒時)に対する偏差のバー表示データーを求める演
算/、 ((MO>+(Ml) )+ (M2 ) −
(Ms )十〇8を行ない、これを“エリアM3にスト
アする。ここで、(MO)は平均By値、(Ml)は8
v−Av値。 (M2)はCv値、(Ms)はマニュアル設定秒時、C
Sは定数である。続いて、演算値(Ms)を表示データ
ーに変換するために、サブルーチンh((Ms) )を
実行する。ここで、サブルーチンh((Ms) ) f
d、標準露出レベルに対する偏差が表示データー範囲外
にあるときに、これを範囲内に限定するためのサブルー
チンであって、上記サブルーチンf((Ms))におい
て限界設定値C40、C41だけが異なるものと考えて
よい。従って、このサブルーチンh((Ms))の詳細
なフローチャートについては、図示および説明を舷に省
略する。このサブルーチンh((Ms))は、標準露出
レベルに対する偏差(Ms)がある値より大きいときに
は、その限界値にデーター(Ms)を固定し、偏差があ
る値より小さいときには、そ1・ め限界値にデーター(Ms)を固定する。即ち、バー表
示は、第61図に示す1千″、−”のセグメント間に対
応する範囲内で行なわれることKなる。次に、11o
= tの判定により、シャッターレリーズの有無が判別
され、シャッターレリーズでないときには、偏差(Ms
)のバー表示を行なった後に、■−■を通じて、第28
図に示すモード判別のプログラムに戻る。また、シャッ
ターレリーズのときには、■−〇を通じて第29図中に
示す露出制御のプログラムに入る。ここでは、まずタイ
マーカウンターの設定が行なわれるが、カウンターに設
定される値はエリアM8にストアされたマニュアル設定
秒時である。この場合、上記(3)式におけるZは“0
”となり、スポットオート時の露出制御の場合と同様な
演算によりタイマーカウンターの設定がなされる。以下
のプログラムの流れは、スポットオート時と変わらない
ので、ここでは説明を省略する。 次に、マニュアルモードにおいて、スポット人力がされ
た場合について説明する。マニュアルモードにおいてス
ポット人力スイッチSW8がオンされ、スポット人力が
行なわれた場合には、スポットモード検出用人カポ−)
I2が°19となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、通常マニュアルモード時に■に向
けて分岐した判定■2=1がイエスとなり、続いて(M
l3) = C20の判定が行なわれる。いま、(Ml
3) = C20のときには、直前の撮影モードがスポ
ットオートモードであったことを示すので、この場合に
は、出カポ−)Oo、Otに正のパルスを出力し、スポ
ット〜%%モード検出用フリップフロップ回路(G?
、Go )およびスポット人力検出用フリップフロップ
回路(Go + GI2)をリセットする。これは、ス
ポットオートモードのところでも説明したが、スポット
オートモードから直接マニュアルモードが選択されり場
合にスポットマニュアルモードになるのを防止するため
である。即ち、オートモードとマニュアルモードとの基
本的な撮影モード間の変更においては、必ず単なるオー
トモードまたはマニュアルモードが選択されるようにし
て、変更後スポットモードにならないようにしている。 そして、出カポ−)00.Otへの正のパルスの出力の
後には、■−■を通じて、モード判別のプログラムの初
めの方に戻るようにして、再びモード判別をやり直させ
るようにしている。一方、直前の撮影モードがスポット
マニュアルモードでなかった場合には、(Ml3) =
C20の判定をノーで抜け、次に入力ポート■3ルヘ
ル判定を行なう。スポット入力スイッチSW8を閉じる
と、スポットマニュアルモー )” 力選択されると同
時に、スポット人力検出用フリップフロップ回路(Gl
l、G12)もセットされるので、l3=1となり、■
−■を通じて、第35図に示すスポットマニュアルモー
ドでスポット人力ありのプログラムに分岐する。ここで
は、まずI3v値格納エリアMOにスポットBv値BV
2をストアする。次に、撮影モード検出フラッグM12
にスポットマニュアルモード定数C24をストアする。 次K、(Ml3)=C22および(Ml3) = (M
l2)の判定により、電源投入直後か、モード切換直後
かの判別を行ない、電源投入直後またはモード切換直後
の場合には、変数のリセット、表示のリセッピ、インタ
ーフェースのリセットをそれぞれ新座う。まず、表示の
リセットにおいては、重なり検出フラッグM5.ハイラ
イト人力検出フラッグM6およびシャドウ人力検出フラ
ッグM7に、それぞれ°l′をストアする。次に、パー
表示スタート番地格納エリアM14にバー表示のスター
トセグメントのアドレスをストアする。また、スポット
人力データー数格納エリアM16に、10′をストアし
てすセットする。次に、表示のリセットにおいては、”
MANU”、’ S POT″゛ および定点指標の表
示(”+”、−”の表示を含む。)が行なわれる(第6
3図参照)。続いて、インターフェースのリセットにお
いては、出カポ−) 02 、03に正のパルスを出力
し、ハイライト人力検出用フリップフロップ回路(Gt
s 、Gte )およびシャドラム力検出用クリップフ
ロップ回路(G、。、 G、、 )のりセッ゛トを行な
う。 次に、撮影モード検出フラッグM13に、撮影モード検
出フラッグM12の内容(Ml2)を転送する。これに
より、次回以降の同一のプログラムの流れでは、(Ml
3) = (Ml2)となるので、変数。 表示およびインターフェースのリセットは行なわれない
。次に、スポット入力データー数格納エリアM16 i
1つイ゛ンクリメントする。続いて、 レジスターM
BNおよびエリアM1に、スポラ) Bv値(MO)お
よびSv −Av値(SV−AV)をストアする。ここ
で、レジスターMBNのNは、 スポット入力回数に対
応した値、即ちエリアM16 の内容(M 16 ’)
に対応した値で、最初のスポット入力においてはIll
となる。従って、複数回のスポット入力によるスポッ
トBv値は、それぞれ別個のレジスターに記憶されるこ
とになる。続いて、マニュアル設定秒時(MO)の表示
のクリアを行なう。 次に、エリアM8に、入カポ−) I8に設定されたマ
ニュアル設定秒時データー(I8)fニスドアする。続
い−C、マニュアル設定秒時(MO)を3倍にして重み
変換し、再びエリアM8にストアする。そして、エリア
(MO)の内容を表示する。 第63図においては、マニュアル設定秒時が1/l 2
5秒に設定されていた場合が示されている。次に、標準
露出レベル(第63図では1/125秒のシャッター秒
時)に対する偏差の演算層((M B N) + (M
l))−(MO)+C8を行ない、これをレジスターM
TNにストアする。ここで、レジスターMTNのNは、
上記レジスターMBNのNと同様に、スポット入力回数
に対応した値である。続いて、サブルーチン”((MT
N))を実行し、偏差(MTN)を表示用データーに変
換した後、これをポイント表示する(第63図参照)。 次に、スポット入力値の加算平均値によるバー表示を行
なうのであるが、もし、ハイライトモードまたはシャド
ウモードで、(M6)=−1または(M?)=−1の場
合には、以下に述べる加算平均値の演算を行なわず、直
接スポット入力状態の解除(01←几)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ハイライトモードでもなくシャドウモード
でもなく、(M6 )=t 、 (M7 )=tである
ので、次に、これまで入力されたスポットBv値(M
Bn )N (n−1−N)の加算平均値Σ(MBn)ハを演算n=
=1 し、これをエリアM3にストアする。続いて、エリアM
2にCv値CVをストアし、(Ml)==450であれ
ば1±”の表示を行ない(第63図参照λ(Ml)=0
であれば1±”の表示を消去する。次に標準露出レベル
に対する、加算平均値(M3)によって得られる露出レ
ベルの偏差の演算1/s((M 1 ) + (M3
))+(Ml) −(M8)+08を行ない、これをエ
リアM3にストアする。続いてサブルーチンh((M3
))を実行し、演算値(M3)のバー表示データーへの
変換を行なう。次に、出力ボート01に正のパルスを出
力して、スポット入力検出用フリップフロップ回路(G
18.G12)のリセットを行ないスポット入力状態を
解除する。続いて、110=1の判定により、シャッタ
ーレリーズの有無を判別し、レリーズされていなければ
偏差(M3)のバー表示を行なった後(第64図参照
)、■−■を通じて第28図のモード判別のプログラム
へ戻る。また、レリーズされていれば、■−■を通じて
、第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。ここ
では、マニュアル設定秒時(M8)がタイマーカウンタ
ーに設定され、この値に基づいて露出制御が行なわれる
。そして、既に述べたプログラムの実行を終え、■−■
を通じて、第28図のモード判別のプログラムに戻る。 次に、スポットモード選択後の2回目以降のプログラム
の流れでは、スポットモードが解除されず、かつ、スポ
ット入力がないものとすれば、l2=1.13=Oとな
るので、第28図のモード判別のプログラムにおいて、
l2=1の判定をイエス。 l3=1の判定をノーで抜け、■−■を通じて、第36
図に示すスポットマニュアルモードでスポット入力なし
のプログラムへ分岐する。ここでは、まず、エリアM1
およびMlに、Sv −AV値(sv−AV)およびC
V値(CV)iそれぞれ入力する。続いて(Ml)=O
の判定を行ない、補正があれば1±”の表示を行ない、
補正がなければ1±”の表示を消去する。次に、マニュ
アル設定秒時(M8)の表示を消去する。続いて、エリ
アM8にマニュアル設定秒時データー(■8)をストア
した後、エリアM8の内容(M8)を3倍にして再びエ
リアM8にストアする。次にマニュアル設定秒時(M8
)の表示を行なう(第63図参照)。続いて、5v−A
v値の変更に伴うスポット入カポインド表示の変更のた
め、一旦すべてのスポット入力ポイン)(MTn)(n
=1〜N)の表示を消去する。次に、スポット入力され
た各スポットBv値(MBn)(n=1〜N)による標
準露出レベルに対する偏差の演算”/4 ((MBn
) +(Ml)) −(M8)+cs(n=1〜N)を
行ない、これらをレジスターMTn(n=1〜N)にそ
れぞれストアする。次に、各偏差(MTn)(n=1〜
N)に対してサブルーチンh((MTn))を実行する
ことにより、これらを表示データーに変換し、再びレジ
スターMTn (n=1−N)にストアする。続いて、
各表示データー(MTn ) (n=1〜N)に−づい
て、各偏差のポイント表示を行なう。即ち、スポット入
力のポイント表示は、常に露出レベルが一定となるよう
に変更される。次に、(M6 ) =−1、(M7 )
=−,1の判定により、ハイライトモードかシャドウ
モードかの判別を行ない、ノ・イライトモードまたはシ
ャドウモードのとき・は、後述するスポットBv値の入
力(MO4−BV2)のプログラムへ飛ぶ。ノ・イライ
トモードおよびシャドウモードのいずれでもない場合に
は、次に、スポット入力されたスポラ)13v値の加算
平均値に対する、CV値を含めた標準露出レベルに対す
るバー表示のプログラムに入る。ま+(M3))+(M
l)−(M8)+C8により、スポット入力されたスポ
ラ)BY値の加算平均値に対する、標準露出レベルの偏
差の演算を行ない、これをエリアM3にストアする。次
に偏差(M3)をサブルーチンh((M3))の実行に
より、表示データーに変換した後、偏差(M3)のバー
表示を行なう。 次に、エリアMOにスポラ)BY値BV2iストアする
。これは、スポット入力操作によらず、自動的に行なわ
れるもので、現測光ポイントの偏差のポイント表示のた
めのBv値である。続いて、前凹入力した8v−Av値
(Ml)、 マニュアル設定秒時データー(Ms)お
よび定数C8との間で、14((MO)+(Ml))−
(Ms)+CBの演算を行ない、これをエリアM4にス
トアする。次に、サブルーチンh((M4))を実行し
て、偏差(M4)を表示データーに変換する。次に、現
測光ポイントの偏差のポイント表示と、スポット入力に
よる偏差のポイント表示との重なりを検出するプログラ
ムが実行される。現測光ポイントの偏差のポイント表示
と、スポット入力による偏差のポイント表示とは、スポ
ットオートモードの場合と同様に、ポイント表示用のセ
グメント列を共通に用いて表示するため、現測光ポイン
トの偏差のポイント表示の変更に際し、それがスポット
入力による偏差のポイント表示と重なっていた場合は、
その表示を残し、もし重なっていなかった場合は、その
表示を消去する必要がある。この重なりを検出するのが
次のプログラムである。まず、(Ms)=1の判定を行
ない、重なり検出フラッグM5が°1′であった場合に
は、スポットモードに変更後1回目のプログラムの流れ
であるので、いまだ現測光ポイントの偏差の表示がなさ
れておらず1重なりの心配がない。よってフラッグM5
へのポイント表示データー(M4)の転送のプログラム
に直接飛び、フラッグM5にデーター(M4)をストア
する。これで、2回目以降のプログラムの流れにおいて
は、フラッグM5には前回のプログラムの流れにおいて
求められた現測光ポイントの偏差の表示データーがスト
アされていることになる。従って、2回目以降のプログ
ラムの流れでは、(Ms)=1の判定をノーで抜け、次
に、(M4)−(Ms)の判定に入る。 (M4)=(Ms)のときには、現測光ポイントの偏差
の表示には変更がないということであるので、直接デー
ター転送(Ms←(M4))のプログラムに入る。また
(M4)=!5(Ms)のときには、現測光ポイントの
偏差の表示に変更があるということなので、次に、現在
表示している現測光ポイントの偏差の表示データー(M
s)が、スポット入力による偏差のポイント表示データ
ー(MTn)(n=1〜N)のいずれかと等しいかどう
かの判別を順次行なう。 そして、゛もし、(MTn)=(Ms)なるものがあれ
ば、データー(Ms)のポイント表示を行ない、(MT
n)=(Ms)なるものがなければ、データー(Ms)
のポイント表示はクリアする。続いて、新たな現測光ポ
イントの偏差(M4)をフラッグM5に転送する。次に
、1io=iの判定により、シャッターレリーズされて
いるか否かの判別を行なう。シャッターがレリーズされ
ていなければ、現測光ポイントの偏差(Ms)のポイン
ト表示を点滅表示で行なうため、表示点滅周期格納エリ
アM23に表示点滅周期定数050を転送し、しかる後
、第41図のサブルーチンWAIT3を実行する。この
サブルーチンWAIT3のプログラムの流れおよび点滅
動作の目的については、スポットオートモードのところ
で詳細に述べたので、ここでは省略する。一方、シャッ
ターがレリーズされていなければ、■−■を通じて、第
29図中に示す露出制御のプログラムに飛び、このプロ
グラムの実行の後、■−■を通じて、第28図のモード
判別のプログラムに戻る。 上記サブルーチンWAIT3の実行が終了すると、プロ
グラムは、次に■−■を通じて、第37図に示すハイラ
イトモードまたはシャドウモードのためのフローチャー
トに移る。ここでは、まず14=1の判定により、ノ・
イライト入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、
ノ\イライト入力されていないとすると、l4=Oであ
るので、判定をノーで抜け、次に■5=1の判定により
、シャドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。いま
、シャドウ入力でもないとすると、l5=Oであるので
、判定をノーで抜け、続いて、ノ・イライト入力検出フ
ラッグM6が′−1゛であるか否かを判別する。また、
(M6)〜−′1であれば、続いてクヤドウ入力検出フ
ラッグM7が−11であるか否かを判別する。ノ・イラ
イト入力またはシャドウ入力においては、入カポ−)
I4またはI5が°1′に設定されるが、これはハイラ
イトモードまたはシャドウモードの1回目のプログラム
の流れの中ですぐに10”にIJ上セツトれてしまう。 そこで、ノ・イライトモード状態またはシャドウモード
状態は、ノ・イライト入力検出フラッグM6またはシャ
ドウ入力検出フララグM7という内部フラッグに記憶保
持させるようにしている。従って、ここで、フラッグM
6お1となって、ハイライトモードおよびシャドウモー
ドの処理のプログラムを通過せず、直接110=1の判
定に到り、シャッターレリーズか否かの判別を行なう。 レリーズされていないとすると、I 10=0であるの
で、■−■を通じて、第28図のモード判別のプログラ
ムへ戻る。また、レリーズされているとすると、110
=1であるので、■−〇を通じて、第29図中の露出制
御のプログラムに分岐する。ここでは、タイマーカウン
ターにマニュアル設定秒時データー(M8)を設定し、
このタイマーカウンターの内容に応じて露出制御が行な
われる。そして、露出終了後は、■−■を通じて、第2
8図のモード判別のプログ?ムに戻る。 次に、上記スポットオ−トモードでノ・イライトモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムが進行して、現測光ポイントの
偏差のポイント表示が終了し、第37図の0まで達した
とする。次に、Ia=1の判定により、ハイライト入力
検出のための入カポ−) I4のレベルの判別が行な
われる。いま、ハイライトモード選択後、1回目のプロ
グラムの流れであったとすると、14=1となっている
ので、判定をイエスで抜け、次にノ・イライト入力直後
検出フラッグM17に°1′がストアされる。このフラ
ッグM17は、ノ・イライトモードが選択された後の1
回目のプログラムの流れであるかどうかを検出するため
のフラッグであり、これが°1゜であるとき、1回目の
プログラムの流れであることを示す。次に、出力ポート
02に正のパルスを出力し、ハイライト入力検出用フリ
ップフロップ回路(G15 、Gt6)をリセットする
。続いて、ノ・イライト入力検出フラッグM6の符号を
反転させる。 いま、シャドウスイッチSW、oを閉成した後または閉
成することなく、ノ・イライトスイッチSwgを奇数回
閉成したとすると、フラッグM6は°−1’となり、(
M6)=1の判定をノーで抜けて、続いて’HIGH”
の表示が行なわれる。また、ハイライトスイッチSW、
を偶数回閉成したとすると、フラッグM6は°1′とな
り、(M6)=1の判定をイエスで抜けて、続いてHI
GH”表示の消去が行なわ“れる。この”HIGH″
表示の消去の後は、後述するハイライト入力直後検出フ
ラッグM1?のリセット(M17←0)のプログラムへ
飛ぶ。いま、ノ・イライトスイッチSW、が奇数回閉成
されていて、′HIGH”表示がなされたとする。次に
は、スポット入力値(MBn)(n=1〜N)のうちの
最高輝度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格納
エリアM9にストアする。次に、(Ml7)=1の判定
により、ハイライトモード選択後1囲目のプログラムの
流れであるか否かの判別が行なわれ、(Ml?)=1の
ときには、1回目のプログラムの流れであるので、スポ
ットオートモードのところで述べたのと同様に、まず、
最高輝度値MIN(MBn)に対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示を行なう。このため、l/4(
(Ml)+(M9))−(M8)+09により、MIN
(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏差の演
算を行ない、これをエリアM3にストアする。そして、
偏差<M3>+サブルーチンh((M3))の実行によ
りバー表示データーに変換した後、これをバー表示する
。しかる後に、インターバル命令を実行し、続いて1/
4 ((Mt ) +(M9) )+(M2)−(M8
)+C9+7により、最高輝度値MIN(MBn)から
2−LEvマイナスがわに対応した標準露出レベルに対
する偏差を演算し、この結果をエリアM3にストアする
。ここで、演算式に加えられる°71は、 2−LE
Vに対応するデーターである。 次に、サブルーチンh((M3))を実行して、偏差(
M3)を表示データーに変換した後、これをバー表示す
る(第66図参照)。続いて、ハイライト人力直後検出
フラッグM17を°0′にリセットする。 次に、シャドウ入力検出フラッグを°1“にリセットす
る。そして、110=1の判定によりレリーズされたか
否かを判別し、レリーズされていなかった場合には、■
−■を通じて第28図のモード判別のプログラムに戻り
、レリーズされていた場合には、■−■を通じて第29
図中の露出制御のプログラムに戻る。露出制御のプログ
ラムの終了後は、■−■を通じて第28図のモード判別
のプログラムに戻る。 ハイライトモードでの2回目以降のプログラムの流れに
おいては、 l4=Oとなっているので、l4=1の
判定をノーで抜け、(M6)=−1の判定を通じて’H
IGH”表示のプログラムに入ることになり、(M1?
) =1の判定により、最高輝度値MIN(MBn)
に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示は行
なわれず、最高輝度値MIN(MBn)より2 a E
vマイナスがわに対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示のみが行なわれる。 次に、上記スポットマニュアルモードでシャドウモード
が選択されている場合のプログラムの流れについて説明
する。いま、プログラムの流れが、現測光ポイントの偏
差のポイント表示まで進行し、第37図00まで達した
とする。次に、l4=1の判定をノーで抜け、l5=1
の判定にょυ、シャドウ入力であるか否かの判別が行な
われる。いま、シャドウモード選択後、1回目のプログ
ラムの流れであったとすると、l5=1となっているの
で、判定をイエスで抜け、次に、シャドウ入力直後検出
フラッグM18に°1′がストアされる。このフラッグ
M1gは、シャドウモードが選択された後の1回目のプ
ログラムの流れであるがどうかを検出するだめのフラッ
グ、であり、これが°1”であるとき、1回目のプログ
ラムの流れであることを示す。次に、出カポ−) 03
に正のパルスを出方し、シャドウ入力検出用フリップ7
0ツブ回路(Goo 、G2θをリセットする。続いて
、シャドウ六方検出フラッグM7の符号を反転させる。 いま、ハイライトスイッチSW0を閉成した後または閉
成することなく、シャドウスイッチsw、o1奇数回閉
成したとすると、フラッグM7は°−1°となり、(M
?)=1の判定をノーで抜けて、続いて一8HDW”の
表示が行なわれる(第67図参照)。また、/ヤドゥス
イッチSW、oを偶数回閉成したとすると、フラッグM
7は°1°となり、(M7)=1の判定をイエスで抜け
て、続いて’8HDW”表示の消去が行なわれる。 この“8HDW”表示の消去の後は、後述するシャドウ
入力直後検出フラッグM1Bのリセット(M18←0)
のプログラムへ飛ぶ。いま、シャドウスイッチSW、o
が奇数回閉成されていて、’5HDW”表示がなされた
とする。次には、スポット入力値(MBn)(n=1〜
N)のうちの最低輝度値MAX(MBn)を求め、ハイ
ライトモードの場合と同様にして、この最低輝度値MA
X (MBn )に対応した標準露出レベルに対する偏
差のバー表示が行なわれる。また、最低輝度値MAX
(MBn )より2”Evプラスがわに対応した標準露
出レベルに対する偏差のバー表示が行なわれる。シャド
ウモードでの2回目以降のプログラムの流れにおいては
、l5=0となっているので、(M7)=−1の判定を
通じて’8HDW”表示のプログラムに入ることになり
、(MlB)=lの判定゛により、最低輝度値MAX
(MBn )に対応した標準露出レベルに対する偏差の
バー表示は行なわれず、最低輝度値MAX (MBn
)より2 ” Evプラスがわに対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示のみが行なわれる。 ここで、以上述べたスポットマニュアルモードにおける
ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラムの
流れを要約すると、まず、モード選択においては、ハイ
ライト指令釦15が連続して奇数回押されたらハイライ
トモードが選択され、シャドウ指令釦16が連続して奇
数回押されたらシャドウモードが選択される。偶数回連
続して押されると、いずれのモードも解除される。また
、ハイライトモード選択後最初のフローにおいては、一
旦スポット入力値の最高輝度値に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示ケ行なった後に、スポット入
力値の最高輝度値より2”Evマイナスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう。連続
した2回目以降のフローにおいては、スポット入力値の
最高輝度値より21/3 EV マイナスがわに対応し
た標準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行なう
。また、シャドウモード選択後最初のフローにおいては
、一旦スポット入力値の最低輝度値に対応した標準露出
レベルに対する偏差のバー表示を行なった後に、スポッ
ト入力値の最低輝度値より2 zEvプラスがわに対応
した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行なう。 連続した2回目以降のフローにおいては、スポット入力
値の最低輝度値より2 + byプラスがわに対応した
標準露出レベルに対する偏°差のバー表示のみを行なう
。ハイライトモードまたはシャドウモードのプログラム
の実行を終了すると、次に、シャッターがレリーズされ
ているかどうかを判別する。レリーズされていなければ
、モード判別のプログラムへ戻る。レリーズされていれ
ば、マニュアル設定秒時(MO)をタイマーカウンター
に設定した後、タイマーカウンターの内容に応じた露出
制御を行ない、しかる後、モード判別のプログラムへ戻
ル。 次に、マニュアルモードにおけるストロボ撮影のプログ
・ラムについて説明する。マニュアルモードでストロボ
を装着し、ストロボの電源をオンすると、入カボートエ
13が°1°となる。従って、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、 113=1の判定がイエスと
なり、o−■を通じて、第38図に示すストロボマニュ
アルモードのプログラムに分岐する。ここでは、まず、
出力ポート00〜03に正のパルスを出力し、スポット
モード検出用、スポット入力検出用、ハイライト入力検
出用およびシャドウ入力検出用の各7リツプフロツプ回
織G、 、 G、 : G、1. G、 ; G、、
、 G、6およびG19− GJをそれぞれリセットす
る。次に、撮影モード検出フラッグM512に、ストロ
ボマニュアルモード定数C31をストアする。続いて、
(Ml3)=022 および(Ml3)=(Ml2)
の判定により、電源投入直後か、モード切換直後かの判
別を行ない、電源投入直後またはモード切換直後の場合
には、表示のリセットを行なう。この表示のリセットに
おいては、第73図に示すように、’MANU”の表示
、′+”、′−”を除く定点指標の表示を行なう。なお
、I”の表示は、ストロボ充電完了表示でこれが発光ダ
イオードD、の発光により表示されることについては、
電気回路のところで既に述べた。電源投入直後でなく、
かつ、モード切換直後でもない場合には、上記表示のリ
セットを行な、わす、直ちに次のマニュアル設定秒時(
MO)の表示の消去に入る。 続いて、エリアM8にマニュアル設定秒時データー(I
s)を入力する□。次に、データー(MO)を3倍にし
たのち、これを再びエリアM8にストアする。そして、
このマニュアル設定秒時データー(MO)の表示を行な
う。第73図においては、マニュアル設定秒時が173
0秒に設定されていた場合が示されている。次に、各エ
リアMO,Ml およびM2に、平均Bv値BVI 、
Sv −Av値(SV−AV)およびCv値CVをそ
れぞれ入力する。続いて、l/4((MO)+(Ml)
)+(M2)−(MO)+C8により、標準露出レベル
に対する偏差の演算を行なった後に、この結果をエリア
M4にストアする。次に、サブルーチンh((M4))
の実行により、偏差(M4)をバー表示データーに変換
した後、これをバー表示用のセグメント列にポイント表
示する(第73図参照)。次に、110=1の判定によ
り、レリーズされているか否かを判別し、レリーズされ
ていなければ、■−■を通じて第28図のモード判別の
プログラムに戻り、レリーズされていれば、■−■を通
じて、第29図中の露出制御のプログラムに分岐する。 露出制御のプログラムにおいて祉、マニュアル設定秒時
(MO)に基づいて露出が制御され、しかる後、モード
判別のプログラムに戻る。 次に、オフモードのプログラムの流れについて説明する
。オフモードでは、オートモードでもなく、マニュアル
モードでもないので、l041.Itキ1となり、第2
8図に示すモード判別のプログラムにおいて、l0=1
および11=1の判定をそれぞれノーで抜ける。従って
、次に、表示が全部消去され、続いて、撮影モード検出
フラッグM12にオフモード定数C22がストアされる
。次に、メモリーホールド検出フラッグM10が°1゛
にリセットされ、出力ポート00〜03にそれぞれ正の
パルスが出力されて、スポットモード検出用、スポット
入力検出用、ハイライト入力検出用およびシャドウ入力
検出用の各7リツプフロツプ回路(G? 、Go :G
、、 、 G、、 ; G1. 、 G、、およびG、
。、Gtt )がそれぞれリセットされる。そして、し
かる後に、■−■を通じ了モード判別のプログラムの初
めに戻り、ルンプを繰り返す。なお、7ヤ、ツター〇制
御はすべて電気回路によってハード的に行なわれる。 次に、第44図に示すバー表示のためのサブルーチンの
プログラムについて説明する。このプログラムにおいて
は、まず、入カポ−)I6のレベルの判別が行なわれる
。メモリーモードが選択されていると、l6=1 とな
り、次に、M10=0の判定が行なわれる。メモリーモ
ードにおいて、 (Mlo)=1でメモリーセット、
(MIO)=0 でメモリーホールドとなる。いま、
メモリーセットの状態であったとすると、次に、’ME
MO”の表示が行なわれる。続いて、(M3)=C40
の判定により。 表示データー(M3)が露出アンダーのデーターである
か否かが判別され、イエスの場合には、バー表示スター
ト番地格納エリアM14にスタート番地(C40−4)
をストアし、’LONG”の表示を行なった後にリター
ンする。(M3)〜C40で露出アンダーでないときに
は、次にスタート番地格納エリアM14に定数055を
ストアする。ここで、定数C55は、バー表示スタート
ポイントの番地より1だけ大きい定数である。ところで
、バー表示用のセグメント列および’0VER,’、’
LONG”のセグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地li、’0VER”−のセグメントを
X番地とすると、最左端のセグメントがX+1番地に対
応していて、右に移るに従い、1蕃地ずつ増えて行く。 従って、最右端のセグメントは、X+34番地に対応し
、’LONG”のセグメントがX+35番地に対応する
。 ポイント表示のだめのセグメント列に対応するDRAM
85のメモリーエリアの番地も同様になっており、”0
VER”に対応するセグメントをY番地とすると、右に
移るに従って、セグメントに対応し71(DRAM85
のメモリーエリアの番地も1番地ずつ増えていき、最右
端の’LONG”に対応するセグメントの、DR,AM
85におけるメモリーエリアの地は、Y+35番地とな
っている。上記エリアM14への定数C55のストアの
後、番地(Ml 4 )から1だけ減算され、結果が再
びエリアM14にストアされる。続いて、D)tAM8
5 の(Ml4)番地のメモリーエリアに°l′がスト
アされる。これにより、DRAM85の(Ml 4 )
、番地のメモリーエリアに対応したバー表示を構成する
セグメントが発色する。次に、(Ml4)=C41の判
定によシ、番地(Ml 4 )が−0VER’のセグメ
ントに対応したDRAMssのメモリーエリアの番地で
あるか否かが判別され、(Ml4)’1lFc41であ
れば、続いて(Mid)=(M3)の判定により、バー
表示終了か否かの判別が行なわれる。バー表示終了のと
きには、そのままリターンし、バー表示が終了していな
いときには、再び番地減算のプログラム(M14←(M
l4)−1)に戻り、番地(Ml 4 )に対応した次
のセグメントを発色させる。一方、もし、 (Ml4)
=C41となったら、最左端のセグメントまでバー表示
されたことになるので、次に、エリアM14に定数C4
1に1を加えた数をストアし、’0VER”表示を行な
った後に、リターンする。以上のプログラムの流れを要
約すれば、バー表示はバー表示データー(M3)に対応
したセグメントまで、右がわから順次発色してゆくこと
になる。しかし、このプログラムは瞬時のうちに実行さ
れるので、人の眼にはあたかもバー表示全体が一度に表
示されたかのように感知される。 次に、メモリーホールドの場合には、M1o=。 ノ判定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格納エリ
アM23に、表示点滅周期定数080がストアされる。 次に、第40図に示すサブルーチンWAIT2が実行さ
れ、所定の遅延時間が創り出さ゛れると共に、点滅表示
フラッグM22が反転される。続いて、(M22)=1
の判定により、発色周期であるか消去周期であるかの判
別が行なわれ、発色周期であった場合には、上記’ME
MO”表示以下のプログラムの実行に入る。また、消去
周期であった場合には、’MEMO”表示およびバー表
示全体を一瞬のうちに消去し、しかる後にリターンする
。次回のバー表示すブルーチンのプログラムの流れでは
、フラッグM22の符号が反転するので、消去されてい
た’MEMO’表示およびバー表示が発色され、または
、発色していた’MEMO”表示およびバー表示が消去
されて、これを繰り返すことにより、メモリーホールド
においては、−MEMO”およびバー表示全体が定数C
SOで決まる周期で点滅表示されることになる。 他方、メモリーモード以外のときには、l6=0となる
ので、l6=1の判定がノーで抜け、次に、(M3)<
(Ml4)の判定により、表示するデータ−(M3)が
前回表示したデーター(Ml 4 )より小さいか否か
が判別される。いま、モード変更後最初のバー表示のた
めのプログラムの流れであったトスルと、エリアM14
には初期設定において、バー表示スタートセグメントに
対応するDRAM85のメモリーエリアの番地がストア
されている。このため、通常は(M3)<(Ml4)と
なり、続いて’LONG’の表示が行なわれる。次に番
地(Ml4 )から1だけ減算され、結果が再びエリア
M14 にストアされる。続いて、D’RAM85の(
Ml4)番jtllのメモリーエリアに°1゛がストア
され、これにより、バー表示用のセグメント列の最右端
のセグメントが発色される。次に、インターバル命令を
実行した後、(Ml4)=C41の判定により、バー表
示を最左端のセグメントまで行ない、’0VER″のセ
グメントを表示したか否かの判定が行なわれる。 ここで定数C41は、−0VEI(、”のセグメントに
対応し7’cDRAM85 のメモリーエリアの番地を
示す。 (Ml 4 )へC41のとき、次に(Ml4) =
(M3)の判定により、パー表示量終了したか否かの判
別が行なわれる。(Ml4 )4(M3)のとき、再び
番地(Ml4)から°1゛を減算し、結果をエリアM1
4にストアする。以下、前述したのと同様のプログラム
を実行シ、(Ml4)=C41になると、’0VER’
表示がなされたことになるので、次回のバー表示のた
めのバー表示スタートセグメントに対応するDRAM8
5のメモリーエリアの番地(C41+1)をエリアM1
4 Kストアする。このとき、バー表示が、最左端のセ
グメントまで伸びていることは云うまでもない。また%
(M4)=C41のときに、(Ml4 )=(M3
)となれば、バー表示は終了し、そのまま以下のプログ
ラムに向う。ここで、バー表示の態様を要約すると、モ
ード切換後最初のバー表示においては、バー表示は最右
端のセグメントからスタートシ、順に所定の位置まで1
セグメントずつi4びてゆく。インターバル命令は、バ
ー表示の移動が確認できるようにするための遅延命令で
ある。 次のバー表示においては、現在表示きれているバー表示
の先端からバー表示が移動を開始することになる。次に
、(M3)=C41の判定により、表示データー(M3
)が露出オーバーに対応するか否かを判別し、イエスの
場合には、’0VER”表示を点滅させるために、以下
のプログラムを実行する。 まず、表示点滅周期格納エリアM23に点滅周期定数C
70@ストアする。次に、第40図に示すサブルーチン
WA I T 2を実行し、所定の遅延時間を創り出す
と共に、点滅表示フラッグM22の符号を反転させる。 続いて、フラッグM22の内容を判別し、(M22)=
1のときには’0VER”表示を行ない、M22〜lの
ときには一0VER”表示をクリアする。 毎回のプログラムの流れのごとに、フラッグM22の符
号が反転するので、’0VER”表示社点滅することに
なる。また% (M3)へC41のときには、単に一
0VER”の連続表示が行なわれる。そして、上記’0
VEI’t”の表示または消去の稜祉、プログラムはリ
ターンする。 次に、(M3)<(Ml4)でなかった場合のプログラ
ムの流れについて説明する。(M3)<(Ml4)でな
かった場合には、次に、(M3)>(Ml4)の判定に
より、表示するデーター(M3)が前回表示したデータ
ー(Ml4)よシ大きいか否かが判別される。(M3)
>(Ml4)でなかった場合には、表示するデーターが
・前回表示したデーターと同じであるので、そのままリ
ターンする。また、(M3)>(Ml4)の場合には、
まず、DRAM85の(Ml4)番地のメモリーエリア
に°09をストアし、バー表示の先端セグメントを消去
する。次に、インターバル命令を実行した後、次に、(
Ml4)=C4Gの判定により、バー表示の最右端のセ
グメントまで消去したが否かの判別を行ない、 (M
l4)=C4Gであれは、エリアM14に次回のバー表
示のスタートセグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地(C40−1)をストアして、後段の
プログラムへ抜ける。また、(Ml4)=C40でおれ
ば、番地(Ml4)に119を加算してエリアM14に
ストアし、番地(Ml4)を更新する。次に、(Ml4
)=(M3)の判定により、バT表示の先端がデーター
(M3)K対応した位置まで達したか否かを判別し、(
Ml4)〜(M3)の場合には、再びDRAMssの番
地(Ml4)のメモリーエリアに°0°をストアし、以
上述べたプログラムを繰り返す。上記インターバル命令
の実行により、所定の遅延時間が創り出され、バー表示
を構成するセグメントの表示が左端から順次視認できる
速さで消去され、所定のバー表示が行なわれる。続いて
(M3)=C40の判定により、表示データー(M3)
が露出アンダーに対応するか否かが判別され、アンダー
の場合にl’ LONG” 表示が点滅され、そうでな
い場合には’LONG” 表示が連続的に表示されたま
まとなる。このプログラムについては、前記露出オーバ
ーの場合と同様のプログラムとなるので、その詳しい説
明は省略する。バー表示の態様を要約すれば、エリアM
14には、バー表示の先端のセグメントに対応したDR
AM85のメモリーエリアの番地がストアされ、モード
変更がない限り、バー表示はその先端から移動する。モ
ード変更直後においては、エリアM14は初期設定され
1.バー表示は最右端のセグメントからスタートする。 以上述べたように、本発明によれば、明細書冒頭に述べ
た従来の不具合を解消し、種々の撮影モードが簡単な操
作で選択できて、撮影者の作画意図を充分に反映させる
ことができる、使用上甚だ便利なカメラを提供すること
ができる。
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの正面図、
第2図は、上記第1図に示したカメラの平面図、第3図
は、上記第1図に示したカメラ内に配設された光学系を
示す要部側面図、 第4図は、上記第3図に示した光学系中に配設された測
光用受光装置の正面図、 第5図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された電
気回路の構成の概要を示すブロック図。 第6図は、上記第5図中に示された中央処理装置として
のマイクロコンピュータ−の内部構成を示すブロック図
、 第7図は、上記第6図に示したマイクロコンピー−ター
周辺のインターフェースを示す電気回路図、 第8図は、上記第5図中に示したヘッドアンプ回路の電
気回路図、 第9図は、上記第5図中に示したアナログ露出情報導入
回路および第2の選択回路の電気回路図、第10図は、
上記第5図中に示したス)oポオーバーアンダー判定回
路および第1の比較回路の電気回路図、 第11図社、上記第5図中に示した電源ホールド回路の
電気回路図、 第12図は、上記第5図中に示したトリガータイミング
調整回路の電気回路図、 第13図は、上記第5図中に示したバッテリーチェック
回路および電源ホールド解除回路の電気回路図、 第14図は、上記第5図中に示したストロボ判定回路の
電気回路図、 第15図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、マ
グネット駆動回路およびストロボ制御回路の電気回路図
、 第16図は、上記第5図中に示したタイマー回路の電気
回路図、 第17図は、上記第5図中に示したD−A変換回路の電
気回路図、 第18図(a)〜(i)は、上記第16図に示したタイ
マー回路から出力される。各種タイマー信号の波形を示
すタイムチャート、 第191囚および(B)は、上記第4図中に示した撮影
情報表示装置39の主体を形成する液晶表示板の、表示
用セグメント電極および背面電極を、それぞれ示す平面
図、 第20図は、上記第19図(イ)および@に示した表示
用セグメント電極と背面電極との対応関係を示す要部平
面図、 第21図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路の電気
回路図、 第22図は、上記第21図中に示した信号合成回路を示
す要部電気回路図、 第23図は、上記第22図に示した電気回路が接続され
るレベル変換回路の要部電気回路図、第24図は、上記
第6図中に示した液晶駆動回路におけるコモン信号出力
回路の電気回路図、第25図(a)〜に)は、上記第2
1図ないし第24図に示した液晶駆動回路における各種
信号の出力波形を示すタイムチャート、 第26図は、メモリーモード撮影におけるシャッター秒
時の計数方法を示す線図、 第27図は、第6図に示したマイクロコンピュータ−に
おけるプログラムの概要を示すフローチャート、 第28図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、モード判別のプログラムを詳細に示す70−チャ
ート、 第29図は、上記第27図に牟したフローチャートにお
ける、平均ダイレクトオート撮影モードのプログラムを
詳細に示すフローチャート、第30図は、上記第27図
に示したフローチャートにおける、スポットオート撮影
モードでスポット入力ありの場合の詳細なフローチャー
ト、第31図は、上記第27図に示したフローチャート
における、スポットオート撮影モードでスポット入力な
しの場合の詳細なフローチャート、第32図は、上記第
31図に示したスポットオート撮影モードでスポット入
力なしの場合のフローチャートに続いて実行される、ハ
イライト基準撮影モードおよびシャドウ基準撮影モード
のためのプログラムを詳細に示すフローチャート、第3
3図は、上記第27図に示したフローチャートにおける
。ストロボオート撮影モードのプログラムを詳細に示す
フローチャート、 第34図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、通常マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に
示すフローチャート、 第35図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、スポットマニュアル撮影モードでスポット入力あ
りの場合の詳細なフローチャート、第36図は、上記第
27図に示したフローチャートにおける、スポットマニ
ュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の詳細なフ
ローチャート、第37図は、上記第36図に示したスポ
ットマニュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の
フローチャートに続いて実行される、ノ・イライト基準
撮影モードおよびシャドウ基準撮影モードのためのプロ
グラムを詳細に示すフローチャート、WJ38図は、上
記第27図に示したフローチャートにおける。ストロボ
マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に示すフロー
チャート、 第39図は、上記第33図に示したフローチャート中で
実行される、サブルーチンWA I T 1の詳細な一
プログラムを示す7四−チャード、 第40図社、上記第39図に示したサブルーチンWAI
TI、後記第41図に示すサブルーチンWAIT3およ
び第44図に示すバー表示のサブルーチン中で実行され
る。サブルーチンWA I T 2の詳細なプログラム
管示すフローチャート、 第41図は、上記第31図および第36図に示したフロ
ーチャート中で実行される、サブルーチンWAIT3の
詳細なプログラムを示すフローチャート、第42図社、
上記第29図に示したフローチャート中で実行される、
実露出時間カウントのためのサブルーチンの詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第43図は、上記第28図ないし第38図に示すフロー
チャート中で実行される。サブルーチンf((M3))
の詳細なプログラムを示すフローチャート、第44図社
、上記第28図ないし第3B図に示すフローチャート中
で実行される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチャート。 第45図ないし第47図は、平均ダイレクトオート撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTV値のバー表示が表示範囲
内で欧された場合、第46図はTv値のバー表示が表示
範囲よりオーバーであった場合、第47図はTv値のバ
ー表示が表示範囲よシアンダーであった場合をそれぞれ
示す、 第48図ないし第50図は、スポットオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内
でなされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示が表
示範囲よりオーバーであった場合、第50図は補正が加
えられた場合を、それぞれ示す。 第51図ないし第54図は、スポットオート撮影モード
でハイライト基準撮影モードを選択したときの撮影情報
表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第51図
は平均Tv値のバー表示が一旦最高輝度値に対応する位
置まで延びた状態、第52図は、第51図に示した状態
から平均Tv値のバー表示がz4Evだけマイナスがわ
に移動した状態、第53図は、第52図に示した状態か
らSv −Av値を変化させて平均TV値のバー表示を
シフトさせた状態、第54図は、第53図に示した状態
から補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第55図および第56図は、スポットオート撮影モード
でシャドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第55図は
平均Tv値のバー表示が一旦最低輝度値に対応する位置
まで戻った状態、第56図は、第55図に示した状態か
ら平均Tv値のバー表示が1.1 23−BYだけプラスがわに移動した状態を、それぞれ
示す、 第57図ないし第59図は、ダイレクトオートメモリー
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第57図はメモリーセットの状態、
第58図はメモリーホールドの状態、第591祉メモリ
ーホールドで補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第60図は、スポットオートメモリー撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態様を示す図、第61図お
よび第62図は、通常マニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
61図社標準露出レベルに対する偏差のバー表示がなさ
れている状態、第62図は、標準露出レベルに対する偏
差のバー表示に補正が加えられた状態を、それぞれ示す
、第63図ないし第65図は、スポットマニュアル撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第63図は標準露出レベルに対する偏差
の加算平均のバー表示がなされている状態、第64図は
、第63図に示した状態から新たにスポット入力を行な
った状態、第65図は、第64図に示した状態から補正
を加見た状態を、それぞれ示す、 第66図は、スポットマニュアル撮影モードでハイライ
ト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の
表示の態様を示す図、 第67図は、スポットマニュアル撮影モードでシャドウ
基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の表
示の態様を示す図、 第68図な!シ第72図は、ストロボオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第68図社、標準露出レベルに対する偏差のポ
イント表示がなされている状態、第69図は、第68図
に示す状態から補正が加えられた状態、第70図は、撮
影後露出オーバーであった状態、第71図は、撮影後露
出アンダーであった状態、第72図は、撮影後露出適正
であった状態を、それぞれ示す、 第73図は、ストロボマニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5・・・・・・・・・絞り値設定環 7・・・・・・・・・マニュアルシャッター秒時設定環
10・・・・・・・・・カメラ 11・・・・・・・・・シャッターレリーズ釦13・・
・・・・・・・メモリー指令操作ノブ14・・・・・・
・・・スポット入力釦15・・・・・・・・・ハイライ
ト指令釦16・・・・・・・・・シャドウ指令釦18・
・・・・・・・・フィルム感度設定ダイヤル21・・・
・・・・・・撮影モード切換用操作ノブ22・・・・・
・・・・露出補正用操作ノブ39・・・・・・・・・撮
影情報表示装置(撮影□情報表示部)41・・・・・・
・・・測光用受光装置50・・・・・・・・・マイクロ
コンピユーp−(CPU)BVl・・・・・・・・・平
均測光による輝度値BY2・・・・・・−・・スポット
測光による輝度値CV−・・・・・・・・補正値 り、・・・・・・・・・充電完了表示用発光ダイオード
Ho〜H2・・・・・・コモン信号 JO〜J38・・・・・・セグメント駆動信号PD、・
・・・・・・・・平均測光用光起電力素子PD、・・・
・・・・・・スポット測光用光起電力素子BEo−RE
、・・・・・・背面電極 8EG、〜8EG、。1・・・・・・セグメント(表示
領域)SV−AV・・・・・・フィルム感度値と絞り値
との演算値SW、・・・・・・・・・レリーズスイッチ
SW、−,・−・・・・)リガースイッチSW3・・・
・・・・・・マニュアルスイッチSw4・・・・・・・
・・オートスイッチSW、・・・・・・・・・バッテリ
ーチェックスイッチSwl・・・・・・・・・メモリー
スイッチSW、・・・・・・・・・クリアースイッチS
w8・・・・・・・・・スポット入力スイッチSW、・
・・・・・・・・ハイライトスイッチSW、。・・・・
・・・・・シャドウスイッチ特許出願人 オリンパ
ス光学工業株式会社外22区 −V。 馬あ区 差は追区 外42図 %43区 る45図 外46図 る47′図 も48図 ALJTD
HIGHAIJTo
14ONAUTOSH+)# 梵57区 %男囚 %工区 %ω図 oJER1ゝ zllll−一−111−1a−−−−
−−■■−’−’LjllNG、 y + t 。 au’ro aXXl [XX) 500250“25
“℃″′″5“8°’14%1%2゛%L″ −〒−第
61区 筋42図 %5図 形弘図 ^U %ω図 発口重 %67図 る口重 ω “ 1 ・ ・ ・ ・ ム ・ ・ ・ ・ω
1 ― ・ ・ ・ ・ ム ・ ・□ %工区 60’″ ^Vro 叫:3・ ・ ・ ・ ム ・ ・ち7
1図 ω 1 睨 ・ ・ ・ ・ ム ・ ・易召区 m 30− ・ ・ ・ ・ ム ・ ・ ± 夛 ・ ― ・ ・ S〜ルビ ・ ・ 手 続 補 正 書 (自発)昭和IS7年
を月、:L2日 特許庁長官 着杉和夫殿 1、事件の表示 昭和87年特許願pg 10144
1号2、発明の名称 カ メ ラ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (Oa7) オリンパス光学工業株式会
社4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄
、および図面 6、補正の自答 (1) 明細書第22頁第11行中に記載した「六方
ポート」を、「出力ボート」k改める。 (3)同 第41頁下かも4行目中に記載した「ダイナ
ツクレンジ」を、「グイナ電ツクレンジ」に改める。 (4)同 第44真下からi行目末尾に記載した「放」
を、「充」に改め石。 (8) 同 第65員第9行末尾に記載した「コレク
」を、「コレクタ」k改める。 (6) 同 第87頁下から7行目中に記載したト第
1図」を、「第6図」に改める。 (7)同 第170真下から4行目中に記載した「終す
ると、」の次に、下記の文を加入する。 次に、出カポ−’)00,01にそれぞれ正のバスを出
力する。これは、スポットオートモードまたはスポット
マニ凰アルそ−ドの撮影が終了すると、自動的に平均撮
影そ一ドにするためである。次に、」 (8) II書に添付した図面中、第29図を別添の
訂正図面に代替する。
は、上記第1図に示したカメラ内に配設された光学系を
示す要部側面図、 第4図は、上記第3図に示した光学系中に配設された測
光用受光装置の正面図、 第5図は、上記第1図に示したカメラ内に配設された電
気回路の構成の概要を示すブロック図。 第6図は、上記第5図中に示された中央処理装置として
のマイクロコンピュータ−の内部構成を示すブロック図
、 第7図は、上記第6図に示したマイクロコンピー−ター
周辺のインターフェースを示す電気回路図、 第8図は、上記第5図中に示したヘッドアンプ回路の電
気回路図、 第9図は、上記第5図中に示したアナログ露出情報導入
回路および第2の選択回路の電気回路図、第10図は、
上記第5図中に示したス)oポオーバーアンダー判定回
路および第1の比較回路の電気回路図、 第11図社、上記第5図中に示した電源ホールド回路の
電気回路図、 第12図は、上記第5図中に示したトリガータイミング
調整回路の電気回路図、 第13図は、上記第5図中に示したバッテリーチェック
回路および電源ホールド解除回路の電気回路図、 第14図は、上記第5図中に示したストロボ判定回路の
電気回路図、 第15図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、マ
グネット駆動回路およびストロボ制御回路の電気回路図
、 第16図は、上記第5図中に示したタイマー回路の電気
回路図、 第17図は、上記第5図中に示したD−A変換回路の電
気回路図、 第18図(a)〜(i)は、上記第16図に示したタイ
マー回路から出力される。各種タイマー信号の波形を示
すタイムチャート、 第191囚および(B)は、上記第4図中に示した撮影
情報表示装置39の主体を形成する液晶表示板の、表示
用セグメント電極および背面電極を、それぞれ示す平面
図、 第20図は、上記第19図(イ)および@に示した表示
用セグメント電極と背面電極との対応関係を示す要部平
面図、 第21図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路の電気
回路図、 第22図は、上記第21図中に示した信号合成回路を示
す要部電気回路図、 第23図は、上記第22図に示した電気回路が接続され
るレベル変換回路の要部電気回路図、第24図は、上記
第6図中に示した液晶駆動回路におけるコモン信号出力
回路の電気回路図、第25図(a)〜に)は、上記第2
1図ないし第24図に示した液晶駆動回路における各種
信号の出力波形を示すタイムチャート、 第26図は、メモリーモード撮影におけるシャッター秒
時の計数方法を示す線図、 第27図は、第6図に示したマイクロコンピュータ−に
おけるプログラムの概要を示すフローチャート、 第28図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、モード判別のプログラムを詳細に示す70−チャ
ート、 第29図は、上記第27図に牟したフローチャートにお
ける、平均ダイレクトオート撮影モードのプログラムを
詳細に示すフローチャート、第30図は、上記第27図
に示したフローチャートにおける、スポットオート撮影
モードでスポット入力ありの場合の詳細なフローチャー
ト、第31図は、上記第27図に示したフローチャート
における、スポットオート撮影モードでスポット入力な
しの場合の詳細なフローチャート、第32図は、上記第
31図に示したスポットオート撮影モードでスポット入
力なしの場合のフローチャートに続いて実行される、ハ
イライト基準撮影モードおよびシャドウ基準撮影モード
のためのプログラムを詳細に示すフローチャート、第3
3図は、上記第27図に示したフローチャートにおける
。ストロボオート撮影モードのプログラムを詳細に示す
フローチャート、 第34図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、通常マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に
示すフローチャート、 第35図は、上記第27図に示したフローチャートにお
ける、スポットマニュアル撮影モードでスポット入力あ
りの場合の詳細なフローチャート、第36図は、上記第
27図に示したフローチャートにおける、スポットマニ
ュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の詳細なフ
ローチャート、第37図は、上記第36図に示したスポ
ットマニュアル撮影モードでスポット入力なしの場合の
フローチャートに続いて実行される、ノ・イライト基準
撮影モードおよびシャドウ基準撮影モードのためのプロ
グラムを詳細に示すフローチャート、WJ38図は、上
記第27図に示したフローチャートにおける。ストロボ
マニュアル撮影モードのプログラムを詳細に示すフロー
チャート、 第39図は、上記第33図に示したフローチャート中で
実行される、サブルーチンWA I T 1の詳細な一
プログラムを示す7四−チャード、 第40図社、上記第39図に示したサブルーチンWAI
TI、後記第41図に示すサブルーチンWAIT3およ
び第44図に示すバー表示のサブルーチン中で実行され
る。サブルーチンWA I T 2の詳細なプログラム
管示すフローチャート、 第41図は、上記第31図および第36図に示したフロ
ーチャート中で実行される、サブルーチンWAIT3の
詳細なプログラムを示すフローチャート、第42図社、
上記第29図に示したフローチャート中で実行される、
実露出時間カウントのためのサブルーチンの詳細なプロ
グラムを示すフローチャート、 第43図は、上記第28図ないし第38図に示すフロー
チャート中で実行される。サブルーチンf((M3))
の詳細なプログラムを示すフローチャート、第44図社
、上記第28図ないし第3B図に示すフローチャート中
で実行される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチャート。 第45図ないし第47図は、平均ダイレクトオート撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTV値のバー表示が表示範囲
内で欧された場合、第46図はTv値のバー表示が表示
範囲よりオーバーであった場合、第47図はTv値のバ
ー表示が表示範囲よシアンダーであった場合をそれぞれ
示す、 第48図ないし第50図は、スポットオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内
でなされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示が表
示範囲よりオーバーであった場合、第50図は補正が加
えられた場合を、それぞれ示す。 第51図ないし第54図は、スポットオート撮影モード
でハイライト基準撮影モードを選択したときの撮影情報
表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第51図
は平均Tv値のバー表示が一旦最高輝度値に対応する位
置まで延びた状態、第52図は、第51図に示した状態
から平均Tv値のバー表示がz4Evだけマイナスがわ
に移動した状態、第53図は、第52図に示した状態か
らSv −Av値を変化させて平均TV値のバー表示を
シフトさせた状態、第54図は、第53図に示した状態
から補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第55図および第56図は、スポットオート撮影モード
でシャドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報表
示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第55図は
平均Tv値のバー表示が一旦最低輝度値に対応する位置
まで戻った状態、第56図は、第55図に示した状態か
ら平均Tv値のバー表示が1.1 23−BYだけプラスがわに移動した状態を、それぞれ
示す、 第57図ないし第59図は、ダイレクトオートメモリー
撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第57図はメモリーセットの状態、
第58図はメモリーホールドの状態、第591祉メモリ
ーホールドで補正を加えた状態を、それぞれ示す、 第60図は、スポットオートメモリー撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態様を示す図、第61図お
よび第62図は、通常マニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
61図社標準露出レベルに対する偏差のバー表示がなさ
れている状態、第62図は、標準露出レベルに対する偏
差のバー表示に補正が加えられた状態を、それぞれ示す
、第63図ないし第65図は、スポットマニュアル撮影
モードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第63図は標準露出レベルに対する偏差
の加算平均のバー表示がなされている状態、第64図は
、第63図に示した状態から新たにスポット入力を行な
った状態、第65図は、第64図に示した状態から補正
を加見た状態を、それぞれ示す、 第66図は、スポットマニュアル撮影モードでハイライ
ト基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の
表示の態様を示す図、 第67図は、スポットマニュアル撮影モードでシャドウ
基準撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の表
示の態様を示す図、 第68図な!シ第72図は、ストロボオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示し
ていて、第68図社、標準露出レベルに対する偏差のポ
イント表示がなされている状態、第69図は、第68図
に示す状態から補正が加えられた状態、第70図は、撮
影後露出オーバーであった状態、第71図は、撮影後露
出アンダーであった状態、第72図は、撮影後露出適正
であった状態を、それぞれ示す、 第73図は、ストロボマニュアル撮影モードにおける撮
影情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5・・・・・・・・・絞り値設定環 7・・・・・・・・・マニュアルシャッター秒時設定環
10・・・・・・・・・カメラ 11・・・・・・・・・シャッターレリーズ釦13・・
・・・・・・・メモリー指令操作ノブ14・・・・・・
・・・スポット入力釦15・・・・・・・・・ハイライ
ト指令釦16・・・・・・・・・シャドウ指令釦18・
・・・・・・・・フィルム感度設定ダイヤル21・・・
・・・・・・撮影モード切換用操作ノブ22・・・・・
・・・・露出補正用操作ノブ39・・・・・・・・・撮
影情報表示装置(撮影□情報表示部)41・・・・・・
・・・測光用受光装置50・・・・・・・・・マイクロ
コンピユーp−(CPU)BVl・・・・・・・・・平
均測光による輝度値BY2・・・・・・−・・スポット
測光による輝度値CV−・・・・・・・・補正値 り、・・・・・・・・・充電完了表示用発光ダイオード
Ho〜H2・・・・・・コモン信号 JO〜J38・・・・・・セグメント駆動信号PD、・
・・・・・・・・平均測光用光起電力素子PD、・・・
・・・・・・スポット測光用光起電力素子BEo−RE
、・・・・・・背面電極 8EG、〜8EG、。1・・・・・・セグメント(表示
領域)SV−AV・・・・・・フィルム感度値と絞り値
との演算値SW、・・・・・・・・・レリーズスイッチ
SW、−,・−・・・・)リガースイッチSW3・・・
・・・・・・マニュアルスイッチSw4・・・・・・・
・・オートスイッチSW、・・・・・・・・・バッテリ
ーチェックスイッチSwl・・・・・・・・・メモリー
スイッチSW、・・・・・・・・・クリアースイッチS
w8・・・・・・・・・スポット入力スイッチSW、・
・・・・・・・・ハイライトスイッチSW、。・・・・
・・・・・シャドウスイッチ特許出願人 オリンパ
ス光学工業株式会社外22区 −V。 馬あ区 差は追区 外42図 %43区 る45図 外46図 る47′図 も48図 ALJTD
HIGHAIJTo
14ONAUTOSH+)# 梵57区 %男囚 %工区 %ω図 oJER1ゝ zllll−一−111−1a−−−−
−−■■−’−’LjllNG、 y + t 。 au’ro aXXl [XX) 500250“25
“℃″′″5“8°’14%1%2゛%L″ −〒−第
61区 筋42図 %5図 形弘図 ^U %ω図 発口重 %67図 る口重 ω “ 1 ・ ・ ・ ・ ム ・ ・ ・ ・ω
1 ― ・ ・ ・ ・ ム ・ ・□ %工区 60’″ ^Vro 叫:3・ ・ ・ ・ ム ・ ・ち7
1図 ω 1 睨 ・ ・ ・ ・ ム ・ ・易召区 m 30− ・ ・ ・ ・ ム ・ ・ ± 夛 ・ ― ・ ・ S〜ルビ ・ ・ 手 続 補 正 書 (自発)昭和IS7年
を月、:L2日 特許庁長官 着杉和夫殿 1、事件の表示 昭和87年特許願pg 10144
1号2、発明の名称 カ メ ラ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (Oa7) オリンパス光学工業株式会
社4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄
、および図面 6、補正の自答 (1) 明細書第22頁第11行中に記載した「六方
ポート」を、「出力ボート」k改める。 (3)同 第41頁下かも4行目中に記載した「ダイナ
ツクレンジ」を、「グイナ電ツクレンジ」に改める。 (4)同 第44真下からi行目末尾に記載した「放」
を、「充」に改め石。 (8) 同 第65員第9行末尾に記載した「コレク
」を、「コレクタ」k改める。 (6) 同 第87頁下から7行目中に記載したト第
1図」を、「第6図」に改める。 (7)同 第170真下から4行目中に記載した「終す
ると、」の次に、下記の文を加入する。 次に、出カポ−’)00,01にそれぞれ正のバスを出
力する。これは、スポットオートモードまたはスポット
マニ凰アルそ−ドの撮影が終了すると、自動的に平均撮
影そ一ドにするためである。次に、」 (8) II書に添付した図面中、第29図を別添の
訂正図面に代替する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11部分測光手段によって被写体の複数個所を部分的
に測光し、これKより得られた各部分の輝度値を記憶し
【、これら記憶された輝度値のうちの最高輝度値まだは
最低輝度値を基準として露出レベルを決定するようKし
たカメラにおいて、上記最高輝度値または最低輝度値に
対し適市露出となるシャッター秒時からあらかじめ設定
された段数だけシャッター秒時を遅くまたは速くすると
共に、ファインダー内にもそのシャッター秒時を表示す
るようKしたことを特徴とするカメラ。 (2) 上記シャッター秒時が上記最高輝度値まだは
最低輝度値を基準として演算された後に、さらに新たな
部分測光による輝度値が人力され、この輝度値が上記最
高輝度値または最低輝度値よりさらに明るかったりまた
は暗かったりしだときには、新たな輝度値を最高輝度値
または最低輝度値としてシャッター秒時の演算をやりな
おすようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144182A JPS58219540A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144182A JPS58219540A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58219540A true JPS58219540A (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=14300773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10144182A Pending JPS58219540A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58219540A (ja) |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP10144182A patent/JPS58219540A/ja active Pending
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