JPS59200850A

JPS59200850A - 自動二輪車の動力伝達装置

Info

Publication number: JPS59200850A
Application number: JP58077181A
Authority: JP
Inventors: Toshio Akutagawa; 芥川　俊雄; Isao Morishita; 森下　勲
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1983-04-30
Filing date: 1983-04-30
Publication date: 1984-11-14
Anticipated expiration: 2010-10-09
Also published as: JPH0792123B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、■ベルト式変速装置を有する自動−輪・１
（π′・のｌｊ両に関するものである・従来、例えば自
動二輪では、エンジンのクランク＋Ｒｂに駆動シーブが
設けられる一方、後輪側の従動軸に従動シーブが設けら
れ、この両シーブ間にＶベルトか巻き伺けられて後輪が
駆動されるものかある。この場合、従動シーブに対する
Ｖベルトの清脱操作を容易化するために、従動軸が片持
支持されてこの自由端側に従動シーブが固着される。

しかしなから、上記構成では、従動軸が片持構造である
ため、車両の走行時、その自由端側か車体の振動で撓み
易く、従って、この振動に伴い従動シーブの取イ」角度
が繰り返し変動することとなって、■ベルトの寿命に悪
影響を与えるおそれかあった。

この発明は、」二記のような事情に注目してなされたも
ので、車両に設けられるＶベルト式変速装置のＶベルト
に対する寿命上の問題を解消することを［１的としたも
ので、」二記目的を達成するためのこの発明の特徴とす
るところは、従動シーブをトＩす持構造の従動軸に支持
した点である。

以下、この発明の実施例を図に従い説明すると、自動二
輪車の車体フレームにはエンジン１が１；シけられ、こ
のエンジン１のクランクケース２に伝動ケース３か固着
される。この伝動ケース３は車体後方に延び、クランク
ケース２と共に車体フレームに枢支されている。この伝
動ケース３後端に、後車軸５を介して走行輪たる後輪６
が支持される。また、車体フレームと伝動ケース３には
図小しない緩衝装置が架設される。

−１−記エンジン１と後輪６とは伝動ケース３内に、没
けられた伝動装置で連動連結される。この装置は、クラ
ンク軸４から従動軸７に動力伝達するＶベルト式変速装
置８と、この変速装置８から従動軸７への動力伝達を許
容もしくは切断するクラッチ９と、従動軸７から後輪６
へ動力伝達する歯車減速装置１０とを有している。

」；記伝動ケース３は、クランクケース２に一体成形さ
れたケース本体３ａと、このケース本体３ａの開口を覆
うカバ一部３ｂとによる二分割構造とされる。また、カ
バ一部３ｂ外面の上下方向中途部が断面コの字状の膨出
部３ｃとされ、伝動ケース３の補強がなされている（第
４図参照）。

ｌ−配貨動軸７はこの分割されたケース本体３ａとカバ
一部３ｂに跨って両端がボールベアリング式軸受１１．
１１′を介し支持される。なお、ケース本体３ａとカバ
一部３ｂとは共にダイカストで成形されるため軸受１１
．１１′の位置精度が出しにくい。そこで、この実施例
では、カバ一部３ｂ側に軸受１１′が圧入され、ケース
本体３ａとカバ一部３　ｂｔの組込時に、軸受１１′の
内孔に従動＠７端かゆるみばめにて嵌め入まれるよう構
成される。この場合、従動軸７端の軸受１１′に対する
偏心二隈は、従動軸７外面と軸受１１′内孔の内面との
間隙の半分となる。また、」二記偏心量は１１１（受り
１′自体の径方向のあそびで吸収できる範囲内とされる
。そして、この状態から、ワッシャ７ａを嵌入し、ナン
ド７ｂで従動軸７端と軸受１１′の・インナーレースと
が固着され、これによって、従動＠７は両端支持状態と
される。一方、ナツト７ｂの取り外しで、ケース本体３
ａと力／久一部３ｂの分解が可能とされ、また、従動軸
７をケース本体３ａ側に片持支持した状態でベルト交換
が可能とされる。

上記変速装置８は、増速・に従い減速比が減少する自動
変速装置であり、クランク軸４に設けられた一駆動シー
ブ１２と、従動軸７に設けられた従動シーブ１３と、両
シーブ１２，１３に巻き付けられるＶベルト１４とを有
している。駆動シーブ１２は、対面してベルト溝を形成
する駆動側固定シーブ１２ａと同呵動シーブ１２ｂとを
有し、駆動シーソ１２ａの所定風」二の回転による重錘
１５の遠心力で、上記可動シーブ１２ｂが移動しベルト
ｌ１１１０）が減少するよう構成される。また、」二記
従動シーブ１３は、対面する従動側固定シーブ１３ａと
回ｏｆ　動シーブ１３ｂとを有している。この＋ｊｔ定
シープ１３ａは、従動ｉ１＋　７に回輔回り回転自在に
設けられた筒状支持体１６に国情され、従動側可動シー
ブ１３ｂは、同支持体１６に軸方向摺動自在に設けられ
ると共に、スプリング１７でベルト溝ｒｔＪを小さくす
るようイリ勢される。

特に第２図と第３図を参照すれば、上記クラッチ９は、
乾式摩擦クラッチで、かつ、遠心式自動クラッチとされ
る。

）、記クラッチ９の駆動側１８は、」二足従動側固定シ
ーブ１３ａをこの駆動側１８の本体として兼用し、これ
によって従動シーブ１３とクラッチ９の（ＩＪ」−法が
短小化される、また、上記従動側固定シーブ１３ａから
クラッチ９の軸方向に周方向複数の係合突起１９が突設
される。そして、クラッチプレ−１・２１に形成された
係合孔２ｏとこの係合突起１９とが嵌り合い、クラッチ
プレー１・２１が係合突起１９に沿って軸方向移動自在
とされる。

一方、クラッチ９の従動側２２は、従動軸７に固着され
た回転体２３と、この回転体２３にスプラインで嵌り合
い、隣合うクラッチプレート２１間に挿入されるフリク
ションプレート２４とを有している。また、」二足従動
側固定シーブ１３ａに玉３！Ｉ！２５か設けられ、従動
シーブ１３の所定風」二の回転による重錘２５の遠心力
で上記両プレート２１．２４が接合し動力伝達がなされ
る。２Ｇは血バネであり、２７は保持リングで、係合突
起１９の自由端外同面に嵌め込まれ、各係合突起１９の
自由端が遠心力で径方向外方に撓むことを防止する。

上記クラッチプレート２１の外縁部が、係合突起１９か
も径方向外方に突出して冷却効果が高められる。また、
係合孔２ｏから、径方向外方に向うスリント２８か形成
され、これによって、フランチプレート２１の熱変形に
よる応力の発生が防１１−される。また、フリクシ７ン
プレート２４は熱伝導率の低いアスベスト系の非金属材
で一体成形され、その吸音性により回転体２３との接触
音の発生が防止される。

前記歯車減速装置１０は、伝動ケース３に設けられた中
間軸２９を有し、この中間＠ｂ　２９と従動軸７および
後車軸５に、相互に噛み合う歯車３０群が設けられ、こ
れによって、従動軸７から後車軸５へ二段減速にて動力
伝達がなされる。

また、−に記伝動ケース３内を冷却する装置が設けられ
る。即ち、」二記従動側可動シーブ１３ｂに複数の羽根
３１が突設され、一方、伝動ケース３の膨出部３Ｃに角
筒体３２が突設Ｊれ、この角筒体３２基部の膨出部３ｃ
底面に排気孔３３が形成される。そして、羽根３１の回
転で、図示しない吸気孔から外気が吸入され、この外気
が伝動ケース３内を流動して各部を冷却し、排気孔−３
３から排出される。

この発明によれば、従動シーブが両持構造の従動軸に支
持されたため、車両が走行により振動しても、従動シー
ブの取付角度の変動が小さく抑えられることとなり、従
動シーブと■ベルトの接触状態が定常的に維持される。

よって、■ベルトの寿命が延長される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図はその平面断面図
、第２図は第１図の部分拡大図、第３図は第２図のｍ−
■線矢視部分図、第４図は第１図のｒｖ　−ｒｖ線矢視
図である。１・−エンジン、３・・伝動ケース、４・・クランク軸
（駆動軸）、６・・後輪（走行輪）、７・・従動軸、８
・・変速装置、１３・・従動シーブ。特　許　出　願　人　　ヤマハ発動機株式会社ｆ−糸売
ネ市正書　（方式）昭和５８年９月２日０エ１庁長官　若杉和夫　殿１、・ＩＳ件の表示昭和５８年特許即第７７１８１号２、発明の名称 ■ベルト式変速装置付車両３、補ｉＥをする者事件との関係　　特許出願人住所　　　　　　静岡県磐田市新貝２５００番地氏名（
名称）　　　　（ＡＯ７）ヤマｌ＼発動機株式会社４、
代理人　　　　　　　〒５５０住所　　　　　　大阪市西区新町１丁１１２番１３号６
、補正の対象明細書７、補正の内容明細書の浄書（内容に変更なし）。

Claims

【特許請求の範囲】

■　エンジン側の駆動軸と、走行軸側の従動輪との間に
Ｖベルト式変速装置が設けられた車両において、に呂律
動軸が両端支持され、この従動軸に変速装置の従動シー
ブが支持されたことを特徴とするＶベルト式変速装置付
車両。