JPS5919471Y2 - デュ−ティサイクル可変型非安定マルチバイブレ−タ - Google Patents
デュ−ティサイクル可変型非安定マルチバイブレ−タInfo
- Publication number
- JPS5919471Y2 JPS5919471Y2 JP17184278U JP17184278U JPS5919471Y2 JP S5919471 Y2 JPS5919471 Y2 JP S5919471Y2 JP 17184278 U JP17184278 U JP 17184278U JP 17184278 U JP17184278 U JP 17184278U JP S5919471 Y2 JPS5919471 Y2 JP S5919471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- capacitor
- series
- unidirectional
- unstable multivibrator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はインバータ機能を有するC /MOSゲートを
用いて構成されたテ゛ニーティサイクル可変型非安定マ
ルチバイブレータに関するものである。
用いて構成されたテ゛ニーティサイクル可変型非安定マ
ルチバイブレータに関するものである。
数個のC/MOSゲートを用いて構成された非安定マル
チバイブレータは雑音に強く、広い温度範囲にわたって
比較的安定な発振周波数が得られ、また簡単に作ること
ができるので、定周波の方形波発生回路として、電子機
器のクロックパルス発生源、タイマーの発振源、ダイナ
ミック回路の駆動クロック源に数多く用いられている。
チバイブレータは雑音に強く、広い温度範囲にわたって
比較的安定な発振周波数が得られ、また簡単に作ること
ができるので、定周波の方形波発生回路として、電子機
器のクロックパルス発生源、タイマーの発振源、ダイナ
ミック回路の駆動クロック源に数多く用いられている。
第1図に、インバータ機能を有する二つのC/MOSゲ
ートIn1.In2を用いて構成された従来のデユーテ
ィサイクル可変型非安定マルチバイブレータの一例を示
す。
ートIn1.In2を用いて構成された従来のデユーテ
ィサイクル可変型非安定マルチバイブレータの一例を示
す。
電源投入直後においては、コンデンサCの電荷は零であ
り、今a点の電位を零ボルトとすれば、b点、0点、d
点はそれぞれ零、電源電圧V。
り、今a点の電位を零ボルトとすれば、b点、0点、d
点はそれぞれ零、電源電圧V。
D、零となっている。
したがって0点から抵抗R2のみを経てコンテ゛ンサC
に充電時定数CR2で充電電流が流れ、b点の電位■5
は上昇する。
に充電時定数CR2で充電電流が流れ、b点の電位■5
は上昇する。
電位v5が論理スレショルド電圧VThを越した瞬間に
C/MOSゲートIn1の出力は反転して零になり、C
/MOSゲートIn2の出力、即ちd点の電位Vdは電
源電圧VDDになって、■5は瞬間的にV DD +
V oh程度に上昇する。
C/MOSゲートIn1の出力は反転して零になり、C
/MOSゲートIn2の出力、即ちd点の電位Vdは電
源電圧VDDになって、■5は瞬間的にV DD +
V oh程度に上昇する。
d点の電位が0点の電位より高くなったために、コンテ
゛ンサCに蓄積された電荷は一方向素子D1と抵抗R3
の直列回路及び抵抗R2を通って放電時定数CR2R3
(R2+R3)で放電する。
゛ンサCに蓄積された電荷は一方向素子D1と抵抗R3
の直列回路及び抵抗R2を通って放電時定数CR2R3
(R2+R3)で放電する。
電位■5がC/MOSゲー) In1の論理スレショル
ド電圧VThより下った瞬間にC/MOSゲー) In
1の出力は反転して、電源電圧VDDになり、C/MO
SゲートIn2の出力は零になる。
ド電圧VThより下った瞬間にC/MOSゲー) In
1の出力は反転して、電源電圧VDDになり、C/MO
SゲートIn2の出力は零になる。
この時電位V5は瞬間的にマイナス■Th近辺まで下降
する。
する。
以上の動作が繰り返され、d点の電位■、が出力パルス
として出力される。
として出力される。
抵抗R3の抵抗値を抵抗R2の抵抗値の数分の−とする
ことによって、コンデンサCの充電時間と放電時間を大
幅に異にした、所謂パルス幅をもつ方形波を発生させる
ことができる。
ことによって、コンデンサCの充電時間と放電時間を大
幅に異にした、所謂パルス幅をもつ方形波を発生させる
ことができる。
抵抗R1〜R3として温度係数が±100 ppm/’
Cの金属皮膜抵抗器を、コンデンサCとしてほぼ直線的
な温度係数±100 ppm7℃を有するシルバードマ
イカコンデンサを、それぞれ使用し、出力にバッファ構
造を採用していないC/MOSゲートを使用して、第1
図に示される回路を構成した非安定マルチバイブレータ
の温度特性は第3図のような正の温度特性になる。
Cの金属皮膜抵抗器を、コンデンサCとしてほぼ直線的
な温度係数±100 ppm7℃を有するシルバードマ
イカコンデンサを、それぞれ使用し、出力にバッファ構
造を採用していないC/MOSゲートを使用して、第1
図に示される回路を構成した非安定マルチバイブレータ
の温度特性は第3図のような正の温度特性になる。
±100 ppm/’Cの温度係数とは通常の使用温度
範囲(−20〜60℃)の変化が殆んど零と言ってよい
程のものであるが、そのような抵抗及びコンデンサを使
用しても、非安定マルチバイブレータとしての温度特性
は優れたものとは言い難い 本考案の目的は、温度特性を補正することができ、優れ
たものにすることができる、C/MOSゲートを用いて
構成されたデユーティサイクル可変型非安定マルチバイ
ブレータを提供することである。
範囲(−20〜60℃)の変化が殆んど零と言ってよい
程のものであるが、そのような抵抗及びコンデンサを使
用しても、非安定マルチバイブレータとしての温度特性
は優れたものとは言い難い 本考案の目的は、温度特性を補正することができ、優れ
たものにすることができる、C/MOSゲートを用いて
構成されたデユーティサイクル可変型非安定マルチバイ
ブレータを提供することである。
以下第4図によって本考案の一実施例を説明する。
インバータ機能を有する二つのノンバッファタイプのC
/MOSゲートIn1.In2が直列に接続され、後段
のC/MOSゲート■n2の入力端子と出力端子との間
に第1抵抗R2及びコンデンサCが接続され、第1抵抗
R2とコンデンサCの接続点すが電流制限抵抗R1を経
て前段のC/MOSゲートIn1の入力端子に接続され
、一方向素子D1と第2抵抗R3の直列回路が第1抵抗
R2に並列に接続される回路構成は、第1図の場合と同
じである。
/MOSゲートIn1.In2が直列に接続され、後段
のC/MOSゲート■n2の入力端子と出力端子との間
に第1抵抗R2及びコンデンサCが接続され、第1抵抗
R2とコンデンサCの接続点すが電流制限抵抗R1を経
て前段のC/MOSゲートIn1の入力端子に接続され
、一方向素子D1と第2抵抗R3の直列回路が第1抵抗
R2に並列に接続される回路構成は、第1図の場合と同
じである。
本考案の特徴は、コンテ゛ンサCと並列に、第1抵抗R
2及び第2抵抗R3に比して高抵抗の第3抵抗R4と一
方向素子D2〜D4の直列回路が接続され、一方向素子
D2〜D4毎に短絡端子t1〜t3が設けられたことに
ある。
2及び第2抵抗R3に比して高抵抗の第3抵抗R4と一
方向素子D2〜D4の直列回路が接続され、一方向素子
D2〜D4毎に短絡端子t1〜t3が設けられたことに
ある。
コンデンサCの充電時において、第1抵抗R2を流れる
電流■1はb点においてコンテ゛ンサCの充電電流I2
と第3抵抗R4及び一方向素子D2〜D4を流れる電流
I3とに分かれる。
電流■1はb点においてコンテ゛ンサCの充電電流I2
と第3抵抗R4及び一方向素子D2〜D4を流れる電流
I3とに分かれる。
したがって充電時間は第1図の場合に比べて長びき、d
点から得られる信号出力のスペース幅は大きくなる。
点から得られる信号出力のスペース幅は大きくなる。
コンデ゛ンサCの放電時において、放電電流■4はb点
で第1抵抗R2を流れる電流I5と第2抵抗R3及び一
方向素子D1を流れる電流I6と第3抵抗R4及び一方
向素子D2〜D4を流れる電流I7とに分かれる。
で第1抵抗R2を流れる電流I5と第2抵抗R3及び一
方向素子D1を流れる電流I6と第3抵抗R4及び一方
向素子D2〜D4を流れる電流I7とに分かれる。
したがって放電時間は第1図の場合に比べて短縮され、
d点から得られる信号出力のマーク幅は小さくなる。
d点から得られる信号出力のマーク幅は小さくなる。
しかし第3抵抗R4は第1抵抗R2及び第2抵抗R3に
比べて著しく高抵抗であるので、電流■3〉電流■7の
関係になり、充電時間により大きな影響が与えられ、放
電時間の変化はごくわずかとなる。
比べて著しく高抵抗であるので、電流■3〉電流■7の
関係になり、充電時間により大きな影響が与えられ、放
電時間の変化はごくわずかとなる。
したがってd点から得られる信号出力はそのスペース幅
の増大がより顕著となり、非安定マルチバイブレータの
出力周波数は低くなる。
の増大がより顕著となり、非安定マルチバイブレータの
出力周波数は低くなる。
そして、一方向素子として一般に広く使用されているシ
リコンダイオードの温度係数はおよそ−2,0mV/’
Cであり、このシリコンダイオードを一方向素子D2〜
D4として使用するとすれば、また第3抵抗R4として
通常の電子回路に用いられる±100 ppm/’C程
度の温度係数を有するものを使用するとすれば、第3抵
抗R4及び一方向素子D2〜D4を流れる電流は、はぼ
温度上昇に比例して増加し、充電時間を延長する。
リコンダイオードの温度係数はおよそ−2,0mV/’
Cであり、このシリコンダイオードを一方向素子D2〜
D4として使用するとすれば、また第3抵抗R4として
通常の電子回路に用いられる±100 ppm/’C程
度の温度係数を有するものを使用するとすれば、第3抵
抗R4及び一方向素子D2〜D4を流れる電流は、はぼ
温度上昇に比例して増加し、充電時間を延長する。
即ち周囲の温度上昇に対して、1サイクルに要する時間
は長くなって、出力周波数が低くなるので、温度に比例
して高くなろうとする出力周波数を補正することができ
る。
は長くなって、出力周波数が低くなるので、温度に比例
して高くなろうとする出力周波数を補正することができ
る。
第5〜7図は本考案の実施効果を示す温度特性のグラフ
で、第5図は第3抵抗R4の抵抗値を一定に保った状態
で、一方向素子D2〜D4を1個ずつ短絡することによ
って得られた温度特性、第6図は一方向素子D4を短絡
して一方向素子D2.D3を接続した状態で、第3抵抗
R4の抵抗値を変えることによって得られた温度特性、
第7図は第3抵抗R4の抵抗値及び一方向素子D2〜D
4の直列接続個数の両方を変えることによって得られた
温度特性を、それぞれ示す。
で、第5図は第3抵抗R4の抵抗値を一定に保った状態
で、一方向素子D2〜D4を1個ずつ短絡することによ
って得られた温度特性、第6図は一方向素子D4を短絡
して一方向素子D2.D3を接続した状態で、第3抵抗
R4の抵抗値を変えることによって得られた温度特性、
第7図は第3抵抗R4の抵抗値及び一方向素子D2〜D
4の直列接続個数の両方を変えることによって得られた
温度特性を、それぞれ示す。
第3抵抗R4は−100ppm/’Cより小さい負の温
度係数を有するものでもよい。
度係数を有するものでもよい。
本考案においては、コンテ゛ンサCに並列に、第1抵抗
及び第2抵抗に比べて高抵抗の第3抵抗と複数の一方向
素子の直列回路を接続し、第3抵抗に直列に接続された
一方向素子毎に短絡端子を設けたから、正の温度特性を
有するデ゛ニーティサイクル可変型非安定マルチバイブ
レータに対して、その温度特性を負の方向に補正するこ
とができ、優れたものにすることができる。
及び第2抵抗に比べて高抵抗の第3抵抗と複数の一方向
素子の直列回路を接続し、第3抵抗に直列に接続された
一方向素子毎に短絡端子を設けたから、正の温度特性を
有するデ゛ニーティサイクル可変型非安定マルチバイブ
レータに対して、その温度特性を負の方向に補正するこ
とができ、優れたものにすることができる。
また、短絡端子の短絡により補正度合を容易に調整する
ことができる。
ことができる。
第1図は従来のデ゛ニーティサイクル可変型非安定マル
チバイブレータの回路図、第2図はその各部の波形図、
第3図はその温度特性図、第4図は本考案の一実施例の
回路図、第5〜7図はその温度特性図である。 In工、■n2・・・・・・C/MOSゲート、C・・
・・・・コンデンサ、R1・・・・・・電流制限抵抗、
R2・・・・・・第1抵抗、R3・・・・・・第2抵抗
、R4・・・・・・第3抵抗、D1〜D4・・・・・・
一方向素子、t1〜t3・・・・・・短絡端子。
チバイブレータの回路図、第2図はその各部の波形図、
第3図はその温度特性図、第4図は本考案の一実施例の
回路図、第5〜7図はその温度特性図である。 In工、■n2・・・・・・C/MOSゲート、C・・
・・・・コンデンサ、R1・・・・・・電流制限抵抗、
R2・・・・・・第1抵抗、R3・・・・・・第2抵抗
、R4・・・・・・第3抵抗、D1〜D4・・・・・・
一方向素子、t1〜t3・・・・・・短絡端子。
Claims (1)
- インバータ機能を有する二つのC/MOSゲートを直列
に接続し、後段のC/MOSゲートの入力端子と出力端
子との間に第1抵抗とコンデンサを直列に接続し、第1
抵抗とコンデンサの接続点を電流制限抵抗を経て前段の
C/MOSゲートの入力端子に接続し、第1抵抗に並列
に、一方向素子と第2抵抗の直列回路を接続し、コンデ
ンサと並列に、第1抵抗及び第2抵抗に比して高抵抗の
第3抵抗と複数の一方向素子の直列回路を接続し、第3
抵抗に直列に接続された一方向素子毎に短絡端子を談け
て戊るデユーティサイクル可変型非安定マルチバイブレ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17184278U JPS5919471Y2 (ja) | 1978-12-16 | 1978-12-16 | デュ−ティサイクル可変型非安定マルチバイブレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17184278U JPS5919471Y2 (ja) | 1978-12-16 | 1978-12-16 | デュ−ティサイクル可変型非安定マルチバイブレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5588537U JPS5588537U (ja) | 1980-06-18 |
JPS5919471Y2 true JPS5919471Y2 (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=29176099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17184278U Expired JPS5919471Y2 (ja) | 1978-12-16 | 1978-12-16 | デュ−ティサイクル可変型非安定マルチバイブレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919471Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-16 JP JP17184278U patent/JPS5919471Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5588537U (ja) | 1980-06-18 |
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