JPH0722950A - Ad変換回路 - Google Patents

Ad変換回路

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JPH0722950A
JPH0722950A JP16456893A JP16456893A JPH0722950A JP H0722950 A JPH0722950 A JP H0722950A JP 16456893 A JP16456893 A JP 16456893A JP 16456893 A JP16456893 A JP 16456893A JP H0722950 A JPH0722950 A JP H0722950A
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JP
Japan
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voltage
node
resistance
point
circuit
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JP16456893A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yamazaki
誠一 山崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定抵抗RT のダイナミックレンジの制限
をとり除くとともに、AD変換特性が電源電圧の変化に
影響されることが少なく、片電源動作が可能でありかつ
CMOSモノクシックICに集積化しやすいAD変換回
路を提供する。 【構成】 第1の積分期間にはスイッチ手段Q1を閉塞
し、スイッチ手段Q2を開放すると共に、ノード10の
電圧をアナログ入力電圧とし、ノード11の電圧を基準
電圧とし、第2の積分期間にはスイッチ手段Q2を閉塞
し、スイッチ手段Q1を開放すると共に、ノード11の
電圧をアナログ入力電圧とし、ノード10の電圧を基準
電圧とする切換え手段S10〜S40とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度センサの抵抗値の
変化等のアナログ値をディジタル値に変換するAD変換
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回路は、特開平1−16
1923号公報に開示されるものが知られている。図3
は上記文献に開示されたAD変換回路の構成を示す回路
図である。基準抵抗RR に一定電流Iを流したときの電
圧降下I・RR を二重積分型AD変換回路の基準電圧と
する。そして第1積分期間Tにおいて被測定抵抗RT
電流Iを流したときの電圧降下I・RT と前述した電圧
降下I・RR の差分の電圧をキャパシタC1に充電する
ことにより積分する。
【0003】次いで第2積分期間において逆フルスケー
ル抵抗RN に電流Iを流したときの電圧降下I・RN
前述した電圧降下I・RR の差分の電圧を放電方向に積
分する。これによって第2積分期間に得られる時間tが
被測定抵抗RT に依存する(1)式により与えられる。
【0004】 t=((RT −RR )/(RR −RN ))・T …(1) (1)式の右辺においてRT 以外のRR ,RN ,Tは不
変の値であるため時間tはRT の変化のみに関係した量
となる。従ってこの時間tをある一定周期のクロックで
カウントすることによりRT の変化をディジタル値に換
算して定めることができる。
【0005】ここでRR の値は抵抗RT の変化範囲の最
低値RT (min)に等しくなければならず、抵抗RN
の値は抵抗RT の変化範囲の最大値RT (max)と最
小値RT (min)の差を最低値RT (min)から引
いた値に等しくなければならない。この条件を式で表わ
すと(2)式及び(3)式となる。
【0006】 RR =RT (min) ……(2) RN =RT (min)−{RT (max)−RT (min)} =2・RT (min)−RT (max) ……(3) この抵抗RN を表わす式は抵抗RT の変化範囲に制限を
与えている。即ち抵抗RN は抵抗値であるため正の値で
なければならないことから(4)式を満足しなければな
らない。
【0007】 2・RT (min)−RT (max)>0 ∴2・RT (min)>RT (max) ……(4) この(4)式を満足するためには抵抗RT の最大値はそ
の最小値の2倍以下の値でなければならない。前述した
文献に記載されているように被測定抵抗RT として白金
測温抵抗を使った場合には0℃〜50℃の範囲では充分
に上述した(4)式の条件を満たして問題はないが、被
測定抵抗RT としてサーミスタなどの抵抗の対温度変化
の大きい、即ちダイナミックレンジの広いものを使った
場合には無理が生ずる。例えばあるサーミスタの温度特
性が0℃で約27kΩ,50℃で約4.2kΩであるも
のを使用すると0℃〜50℃の測定範囲では2×4.2
kΩ<27kΩとなるため(4)式を満足しなくなる。
従って図3に示すようなAD変換回路はこのようなサー
ミスタを用いた場合には使用できないこととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解消するためになされたもので、被測定抵抗RT
ダイナミックレンジの制限をとり除くとともに、AD変
換特性が電源電圧の変化に影響されることが少なく、片
電源動作が可能でありかつCMOSモノクシックICに
集積化しやすいAD変換回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基準電圧を第
1の入力とし、アナログ入力電圧を第2の入力とする2
重積分型のAD変換回路において、第1の電圧点と第1
のノード点との間に第1のスイッチ手段を介して直列接
続された被測定抵抗と、前記第1の電圧点と前記第1の
ノード点との間に第2のスイッチ手段を介して直列接続
された基準抵抗と、前記第1のノード点と第2の電圧点
との間に接続された第1の抵抗と、前記第1の電圧点と
第2のノード点との間に接続された第2の抵抗と、前記
第2のノード点と前記第2の電圧点との間に接続された
第3の抵抗と、第1の積分期間には前記第1のスイッチ
手段を閉塞し、前記第2のスイッチ手段を開放すると共
に、前記第1のノード点の電圧を前記アナログ入力電圧
とし、前記第2のノード点の電圧を前記基準電圧とし、
第2の積分期間には前記第2のスイッチ手段を閉塞し、
前記第1のスイッチ手段を開放すると共に、前記第2の
ノード点の電圧を前記アナログ入力電圧とし、前記第1
のノード点の電圧を前記基準電圧とする切換え手段とを
設けたものである。
【0010】
【作用】本発明では2重積分型AD変換回路において必
要な基準電圧とアナログ入力電圧とを第1積分期間と第
2積分期間とでそれぞれ切換えて供給するようにしてい
る。即ち第1の積分期間では第1のノード点の電圧をア
ナログ入力電圧とし第2のノード点の電圧を基準電圧と
する。そして第2の積分期間では第2のノード点の電圧
をアナログ入力とし第1のノード点の電圧を基準電圧と
する。これらの切換えのために切換え手段を設ける。こ
のような切換え動作を行なうことにより被測定抵抗の変
動範囲が広くとれ、かつ電圧依存性が少ないAD変換回
路を実現することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例にかかるAD変換回
路の回路図を示したものである。被測定抵抗RT と基準
抵抗RS とは一端をノード10で共通接続され抵抗R1
の一端と接続される。抵抗RT と抵抗RS の他端はそれ
ぞれPMOSトランジスタQ1及びQ2を介して電源線
1に接続され電源電圧VDDが供給される。トラジスタQ
1,Q2の各々のゲート端子はそれぞれ制御端子a,b
に接続され、抵抗R1 の他端はノード2において基準電
圧源20の出力端子21に接続され基準電圧が供給され
る。
【0012】抵抗R2とR3とは電源線(ノード)1と
ノード2との間に直列接続され、抵抗R2とR3の共通
接続点はノード11に接続されている。二重積分回路3
0の基準電圧入力端子31はスイッチ回路S10を介し
てノード10とつながり、かつスイッチ回路S20を介
してノード11につながるように構成されている。二重
積分回路30のアナログ入力電圧端子32はスイッチ回
路S30を介してノード10に、スイッチ回路S40を
介してノード11にそれぞれ接続される。
【0013】スイッチ回路S10のスイッチ制御端子S
10Cは制御端子cに、スイッチ回路S20の制御端子
S20Cはインバータ回路G1を介して制御端子cにそ
れぞれ接続される。またスイッチ回路S30の制御端子
S30Cは制御端子dに、スイッチ回路S40の制御端
子S40Cはインバータ回路G2を介して制御端子dに
それぞれ接続される。
【0014】二重積分回路30では、ユニティゲインア
ンプOP1の非反転入力端子は端子32と接続され出力
端子はノード33に接続される。アンプOP1の反転入
力端子は出力端子と共にノード33に接続される。積分
用抵抗RI はノード33とノード34との間に接続さ
れ、ノード34はアンプOP2の反転入力端子、スイッ
チ回路S50の一端及び積分用コンデンサCI の一端に
それぞれ接続される。アンプOP2の非反転入力端子は
端子31に接続される。またアンプOP2の出力端子は
ノード35においてアンプOP3の反転入力端子,スイ
ッチ回路S50の他端,積分用コンデンサCI の他端に
それぞれ接続される。
【0015】スイッチ回路S50の制御端子S50Cは
制御端子eに接続される。アンプOP3の非反転入力端
子は端子31に接続され、その出力端子は二重積分回路
30の出力端子Cout に接続される。
【0016】図2は図1の動作を説明するタイミングチ
ャートを示したものである。図2のタイミングチャート
を参照しつつ図1の回路動作を説明する。
【0017】先ず各ノードの電圧レベルをノード1がV
DD,ノード2がVr ,ノード10がV1,ノード11が
V0,ノード31がVg ,ノード32がVi ,ノード3
5がVS であると仮定する。また回路の接地電圧を最低
電圧の0Vとし、制御信号や出力端子COUT の信号電位
を論理“1”でVDDレベルとして“H”で表わし、論理
“0”を0Vとして“L”で表わすものとする。
【0018】PMOSトランジスタQ1とQ2とはゲー
ト端子に“H”が入力されたときそのソースドレイン間
がオフ状態となり、ゲート端子に“L”が入力されたと
きソースドレイン間がオン状態となるように動作する。
スイッチ回路S10〜S50は制御端子に“H”が入力
されたときスイッチが閉塞(オン)し、“L”が入力さ
れたときスイッチが開放(オフ)するように動作する。
またインバータ回路G1,G2は入力信号の論理反転信
号を出力する。
【0019】図1に示す回路の動作は、図2に示すよう
に3つの期間に分けて考えることができる。まず初期化
期間があり、次に第1積分期間、更にその次に第2積分
期間があって1回分の2重積分動作が完了する。
【0020】(1)初期化期間 この期間は回路を2重積分動作が開始できる状態にする
ための期間であり、各制御信号はa=“H”,b=
“H”,c=“L”,d=“L”,e=“H”であって
スイッチ回路S20,S40及びS50がオンしその他
はオフとなる。スイッチ回路S20とS40とがオンす
ることにより2重積分回路30内の基準電圧Vg とアナ
ログ入力電圧Vi はともに電圧V0レベルに固定され、
スイッチ回路S50がオンすることにより、積分用コン
デンサCI の電荷は総て放電される。この状態では積分
動作を示す電圧VS のレベルはスイッチ回路S50がオ
ンしているためアンプOP2がユニティゲイン状態とな
るため電圧Vg のレベル即ち電圧V0レベルとなる。こ
こで電圧Vi を電圧V0レベルに等しくしている理由
は、ノード33の電圧レベルがアンプOP1がユニティ
ゲインアンプであるため電圧V0に等しくなり、かつノ
ード34もスイッチ回路S50がオンしているため電圧
V0に等しい電圧レベルとなって、積分用抵抗RI の両
端電圧が0Vになるため余分な積分電流が流れなくなる
からである。
【0021】(2)第1積分期間 この期間は2重積分動作の2つのステップのうちの第1
ステップに当る期間で、所定の時間t1の間積分動作が
行われる。各制御信号はa=“L”,b=“H”,c=
“L”,d=“H”,e=“L”であって、トランジス
タQ1とスイッチ回路S20及びS30がオンし、トラ
ンジスタQ2とその他のスイッチ回路が総てオフとな
る。2重積分回路の基準電圧Vg はスイッチ回路S20
がオンするため電圧V0となり、入力電圧Vi はスイッ
チ回路S30がオンするため電圧V1となる。
【0022】このとき2重積分回路は次のように動作す
る。まずアンプOP2は積分用コンデンサCI を介して
負のフィードバック状態にあるためその非反転入力端子
と反転入力端子とが等しい電圧レベルに保持されるよう
動作する。これによってノード34の電圧レベルは
g 、即ちV0の電圧レベルとなる。一方ノード33に
は電圧Vi 、即ち電圧V1が供給されるため、積分用抵
抗RI の両端電圧は(V0−V1)となる。このとき積
分用抵抗RI に流れる電流iI1は、 iI1=(V0−V1)/RI ……(5) で表わされる。電流iI1はノード34を通って積分用コ
ンデンサCI を充電し、その結果ノード35の電圧VS
は図2に示すように一定の傾きを持って上昇していく。
但しここではV1<V0の場合を示しており、逆にV1
>V0の場合にはVS の波形は下降直線を描く。電圧V
S の波形の傾きが一定なのはV1とV0が一定であるこ
とを前提にしているためである。第1積分期間が時間t
1の経過で終了する時点での電圧VS 値は次式(6)で
表わされる。
【0023】 VS −V0=(iI1/CI )t1=((V0−V1)/RI I )−t1≡VP ……(6) この電圧値VP はコンデンサCI の両端電圧の最終値を
示している。ここで電圧V0は抵抗R2とR3とで電圧
(VDD−Vr )を分圧した電圧となるため次式で表わさ
れる。
【0024】 V0=((R3/(R2+R3))/(VDD−Vr ))+Vr ……(7) また電圧V1は、抵抗RT と抵抗R1とで電圧(VDD
r )を分圧した電圧となるため次式により表わされ
る。
【0025】 V1=((R1/(RT +R1))/(VDD−Vr ))+Vr ≡V1(T) ……(8) ここで(6)式に(5),(7),(8)式をそれぞれ
代入して次式が求められる。
【0026】 VP =((R3/(R2+R3))−((R1/(RT +R1)) ×((VDD−Vr )/(RI I ))t1 ……(9) ここで抵抗RT 以外の値は全て固定値であるため電圧V
P の値は被測定抵抗RT の変化のみに依存することが
(9)式から明らかである。
【0027】(3)第2積分期間 この期間は2重積分動作の第2ステップに当り、積分用
コンデンサCI に充電された電荷を放電する期間であ
る。制御信号はa=“H”,b=“L”,c=“H”,
d=“L”,e=“L”であって、トランジスタQ2と
スイッチ回路S10及びS40がオンしトランジスタQ
1及び他のスイッチ回路が全てOFFとなる。2重積分
回路の基準電圧Vg はスイッチ回路S10がオンするた
め電圧V1となり、入力電圧Vi はスイッチ回路S40
がオンすることにより電圧V0となる。
【0028】このとき2重積分回路30は次のように動
作する。積分用抵抗RI の両端電圧はノード33が電圧
i 即ちV0レベル、ノード34がVg 即ちV1レベル
となるため、第1積分期間と印加方向が逆の電圧(V0
−V1)となる。第1積分期間と同様にV1<V0とな
るように設定しておけば、積分用抵抗RI に流れる電流
I2は電流iI1と方向が逆になり、その結果図2に示す
ように積分用コンデンサCI の電流iI2による放電によ
り電圧VS の波形が下降方向となる。電圧VSと電圧V
g との間の電圧は積分用コンデンサCI の両端電圧に等
しく、電圧VPを初期値としてしだいに減少していきつ
いに積分用コンデンサCI の電荷が0となったとき電圧
S の波形は電圧Vg レベルを横切ることになる。
【0029】この時それまでVg <VS の関係のゆえに
アンプOP3の出力信号Cout が“L”であったものが
“H”に反転することになる。第2積分期間が開始して
から出力信号Cout が反転するまでの時間t2は次式に
より表わされる。
【0030】 t2=(CI /iI2)VP =((RI I )/(V0−V1))VP ……(10) ここで電圧V0は第1積分期間と同じく(7)式で表わ
され、電圧V1は抵抗RS と抵抗R1とによる電圧(V
DD−Vr )の分圧電圧となり次式により表わされる。
【0031】 V1=(R1(VDD−Vr )/(RS +R1))+Vr ≡V1(S) ……(11) (10)式に(7),(9)及び(11)式をそれぞれ
代入し、抵抗R2と抵抗R3との値が等しいものとする
と次式が得られる。
【0032】 t2=((RT −R1)/(RT +R1)) −((RS +R1)/(RS −R1))t1 ……(12) この式は時間t2が被測定抵抗RT に依存して変化する
ことを示しており、一般的な二重積分型のAD変換器の
場合と同様、時間t1とt2とを所定の周期のクロック
信号でカウントすることによりディジタル値に変換すれ
ば被測定抵抗RT に依存したディジタル値を求めること
ができる。例えば被測定抵抗RT が温度センサの抵抗で
あれば、温度と抵抗RT の値の間の特性と、(12)式
における抵抗RT と時間t2の関係を使って時間t2の
値から温度を求めることができる。時間t2から温度へ
の変換はマイクロコンピュータによるソフトウェア処理
によって容易に実現できる。
【0033】ここで(12)式が成立するための条件は
t2≧0という制限があるためRT>R1,RS >R1
の関係を満たす必要がある。この条件は抵抗R1を抵抗
Tの最小値以下に設定し抵抗RS を抵抗R1より大き
くするという意味を示しており、これらは無理なく実現
できる条件である。また(12)式が示すところによれ
ば時間t2は電圧(VDD−Vr )に依存しないため、図
1に示す基準電圧源20は出力電圧精度が要求されない
簡易な形の回路構成でよいことになる。
【0034】なお、図1における抵抗R1 ,RT
S ,トランジスタQ1及びQ2で構成される回路は電
圧(VDD−Vr )に対する上下関係を逆転させても同じ
結果が得られるように構成されており、この場合にはト
ランジスタQ1とQ2とはNMOSトランジスタで構成
すればよい。また図1の回路は抵抗RT ,RS ,R1,
I 及び積分用コンデンサCI を除いた全ての回路がC
MOSIC内に搭載可能とすることができるため容易に
1チップ化が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上実施例に基づいて詳細に説明したよ
うに、本発明では切換え用のトランジスタQ1とQ2と
によって切換わる被測定抵抗RT と基準抵抗RS とにつ
ながる第1の抵抗R1によって発生する分圧電圧V1
と、第2及び第3の抵抗R2及びR3によって発生する
分圧電圧V0とを第1積分期間には電圧V0が基準電圧
に、V1がアナログ入力電圧となるように切換え、第2
積分期間には電圧V1が基準電圧,電圧V0がアナログ
入力電圧となるように切換えるようにして2重積分型A
D変換回路を動作させるようにしたため、被測定抵抗R
T の変動範囲が広くとれ、かつ電圧依存性が少ないAD
変換回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図。
【図2】図1の動作を説明するタイミングチャート。
【図3】従来のAD変換回路の回路図。
【符号の説明】
Q1,Q2 切換え用トランジスタ RT 被測定抵抗 RS 基準抵抗 R1,R2,R3 抵抗 V0,V1 分圧電圧 Vg 基準電圧 Vi アナログ入力電圧 VR 基準電圧 S10〜S50 スイッチ回路 RI 積分用抵抗 CI 積分用コンデンサ OP1〜OP3 アンプ 30 二重積分回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧を第1の入力とし、アナログ入
    力電圧を第2の入力とする2重積分型のAD変換回路に
    おいて、 第1の電圧点と第1のノード点との間に第1のスイッチ
    手段を介して直列接続された被測定抵抗と、 前記第1の電圧点と前記第1のノード点との間に第2の
    スイッチ手段を介して直列接続された基準抵抗と、 前記第1のノード点と第2の電圧点との間に接続された
    第1の抵抗と、 前記第1の電圧点と第2のノード点との間に接続された
    第2の抵抗と、 前記第2のノード点と前記第2の電圧点との間に接続さ
    れた第3の抵抗と、 第1の積分期間には前記第1のスイッチ手段を閉塞し、
    前記第2のスイッチ手段を開放すると共に、前記第1の
    ノード点の電圧を前記アナログ入力電圧とし、前記第2
    のノード点の電圧を前記基準電圧とし、第2の積分期間
    には前記第2のスイッチ手段を閉塞し、前記第1のスイ
    ッチ手段を開放すると共に、前記第2のノード点の電圧
    を前記アナログ入力電圧とし、前記第1のノード点の電
    圧を前記基準電圧とする切換え手段とを設けた事を特徴
    とするAD変換回路。
JP16456893A 1993-07-02 1993-07-02 Ad変換回路 Pending JPH0722950A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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