JPH0241954Y2 - - Google Patents

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JPH0241954Y2
JPH0241954Y2 JP1982200293U JP20029382U JPH0241954Y2 JP H0241954 Y2 JPH0241954 Y2 JP H0241954Y2 JP 1982200293 U JP1982200293 U JP 1982200293U JP 20029382 U JP20029382 U JP 20029382U JP H0241954 Y2 JPH0241954 Y2 JP H0241954Y2
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JP
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voltage
output
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transistor
capacitor
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JP1982200293U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は入力電圧信号を周波数信号に変換する
電圧−周波数変換回路に関するものである。
背景技術 近年、電子技術の発達に伴なつて各種装置にマ
イクロコンピユータが使用されている。この場
合、マイクロコンピユータはデイジタル処理であ
るために、各種物理量の変化を検出するセンサか
らのアナログ信号を扱う場合には、アナログ信号
をデイジタル信号に変換してマイクロコンピユー
タに供給しなければならない。例えば温度センサ
等から発生される電圧信号は、電圧−周波数変換
回路に於いて電圧信号のレベルに応じた周波数信
号に変換した後にマイクロコンピユータに供給し
ている。
この場合、従来一般に用いられている電圧−周
波数変換回路は、電圧制御発振回路を用いて入力
電圧信号に応じた周波数信号を発振させ、この発
振出力信号を変換信号として出力するものが用い
られている。
しかしながら、上記構成による電圧−周波数変
換回路は、電圧制御発振回路を利用したものであ
るために、回路が複残で高価なものとなつてしま
う。また、上記構成に於いては、発振回路を利用
しているために、制御範囲および出力範囲が狭い
ものとなつてしまう等の種々の問題を有してい
る。
考案の開示 従つて、本考案による目的は、簡単な構成であ
りながら入力電圧のレンジが広くかつ出力周波数
のダイナミツクレンズが広い電圧−周波数変換回
路を提供することである。
このような目的を達成するために本考案は、負
荷抵抗を介して電源とアース間に接続されたトラ
ンジスタのベース電流によつてコンデンサを充電
し、この充電電流に応じて変化する前記負荷抵抗
の両端電圧と入力信号電圧をコンパレータに於い
て比較することにより入力電圧信号が前記負荷抵
抗の両端電圧を越えた時に出力を反転させて前記
コンデンサを急速放電させるとともに、このコン
パレータの出力が上述した反転状態となる毎にフ
リツプフロツプ回路をトリガしてセツト・リセツ
トを繰り返させることにより、このフリツプフロ
ツプ回路から入力電圧信号に応じた周波数の信号
を発生させるものである。
このように構成された電圧−周波数変換回路に
於いては、電圧制御発振回路を用いないことか
ら、回路構成が簡単で安価なものとなる。また、
上記構成に於いては、零ボルトから電源電圧まで
の入力電圧信号を扱うことが出来、これに伴なつ
て入力電圧信号のレンジが極めて広くなる。更に
上記構成に於いては、発振回路を用いていないた
めに回路動作の不安定化が防止され、これに伴な
つて出力周波数のダイナミツクレンジを広くする
ことが出来る等の種々優れた効果を有する。
考案を実施するための最良の形態 第1図は本考案による電圧−周波数変換回路の
一実施例を示す回路図である。同図に於いて1は
トランジスタであつて、エミツタが電源Vccに接
続され、コレクタが負荷用の抵抗2を介してアー
スに接続されている。3はトランジスタ1のベー
スとアース間に接続されたコンデンサ、4はコン
デンサ3に対して並列に接続された放電用のトラ
ンジスタ、5はコンパレータであつて、入力電圧
信号Vinを正極入力とし、抵抗2の両端電圧を負
極入力としている。6はコンパレータ5の出力端
とトランジスタ4のベースとの間に接続された抵
抗、7はDタイプのフリツプフロツプ回路であつ
て、コンパレータ5の出力信号をセツト入力Dと
するとともに、リセツト出力をクロツク入力
CKとし、かつセツト出力Qを出力周波数信号Fo
としている。
このように構成された電圧−周波数変換回路に
於いて、通常時はトランジスタ1のベース電流に
よつてコンデンサ3がほぼ電源Vccのレベルに充
電を完了している。従つて、トランジスタ1はオ
フとなつているために、コンパレータ5の負極入
力は零となつている。この状態に於いて、例えば
第2図aに示すような入力電圧信号Vinがコンパ
レータ5の正極入力端に供給されると、コンパレ
ータ5の出力は“H”に反転する。コンパレータ
5の出力が“H”になると、トランジスタ4がオ
ンされ、これに伴なつてコンデンサ3の充電電荷
を急速放電させる。この場合、トランジスタ4が
オンされると、トランジスタ1のベース電流が最
大値となることから、トランジスタ1が完全にオ
ン状態となつて抵抗2の両端電圧が電源電圧Vcc
となる。この結果、コンパレータ5の負極入力が
第2図bに時点t1で示すように零から電源Vccに
急上昇する。負極入力が電源Vccに急上昇する
と、この負極入力が入力電圧信号Vinを越えるこ
とから、コンパレータ5の出力が“L”に反転す
る。つまり、入力電圧信号Vinが供給されると、
コンパレータ5の出力が第2図cに時点t1で示す
ように一瞬のみ“H”となる。そして、このコン
パレータ5の出力信号が“H”となる一瞬の期間
のみトランジスタ4がオンとなつてコンデンサ3
の急速放電を実行する。次にトランジスタ4がオ
ンからオフになると、トランジスタ1のベース電
流はすべてコンデンサ3に充電されることにな
り、充電電圧の上昇に伴なつてトランジスタ1の
ベース電流が減少し、これに応じて抵抗2の両端
電圧も減少する。つまり、トランジスタ1のエミ
ツタ・ベース間はダイオード特性を有する関係
上、トランジスタ1からコンデンサ3に流れるベ
ース電流IBは次式に示すようになる。ただし、K1
は定数。
IB=K1/t …(1) この結果、抵抗2の値をRとすると、コンパレ
ータ5の負極入力端に供給される抵抗2の両端電
圧Vは、 V=IB・hFE・R=K1/t・hFE.R …(2) となる。そして、この電圧Vが時間の経過ととも
に電源電圧Vccから第2図に期間t1−t2間で示す
ように双曲線特性を有して低下し、時点t2に於い
て入力電圧信号Vinを越えて低下すると、コンパ
レータ5の出力が“H”となる。コンパレータ5
の出力が“H”になると、トランジスタ2がオン
となるために、前述した場合と同様にコンデンサ
3を急速放電するとともにトランジスタ1をオン
させる。トランジスタ1がオンされると、抵抗2
の両端に発生される電圧が急激に電源電圧Vccと
なるためにこのコンパレータ5の出力は“L”と
なつて、“H”期間は第2図bに時t2で示すよう
に一瞬のみとなる。つまり、コンデンサ3の充電
に伴なつて双曲線特性を有して電源Vccから下降
する抵抗2の両端電圧が、第2図bに示すように
入力電圧信号Vinに達する毎にコンパレータ5の
出力が第2図cに示すように一瞬“H”となる。
この結果、コンパレータ5の出力が“H”となる
間隔は、第2図cに示すように入力電圧信号Vin
の上昇に応じて狭くなる。
このようにして発生されたコンパレータ5の出
力信号がフリツプフロツプ回路7の入力端Dに順
次供給されると、フリツプフロツプ回路Dはセツ
ト・リセツトを繰り返し、これに伴なつてセツト
出力端Qから第2図dに示すようにデユーテイー
がほぼ50%の周波数信号Foが発生される。この
場合、周波数信号Foは Fo=2・Vin/hFE・IB・R・K1 …(3) となる。ここで、2/hFE・IB・Rを定数K2とす
ると、Fo=K2.Vinとなつて、入力電圧信号Vin
に応じた出力周波数信号Foが得られることにな
る。そして、このように構成された回路に於いて
は、発振回路を用いていないために、その動作範
囲が極めて広くなり、これに伴なつて入力電圧信
号のレンジおよび出力周波数のダイナミツクレン
ジが広くなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電圧−周波数変換回路の
一実施例を示す回路図、第2図a〜dは第1図に
示す回路の各部動作波形図である。 1,4……トランジスタ、2,6……抵抗、3
……コンデンサ、5……コンパレータ、7……フ
リツプフロツプ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エミツタが電源の正極に接続され、コレクタが
    負荷抵抗を介してアースに接続された第1のトラ
    ンジスタと、前記第1のトランジスタにおけるベ
    ースとアース間に接続されて、該トランジスタの
    ベース電流によつて充電されることにより、双曲
    線特性を有して充電されるコンデンサと、入力信
    号電圧が前記負荷抵抗の両端電圧を越えた時に出
    力を反転するコンパレータと、このコンパレータ
    の反転出力によりオンとなつて前記コンデンサを
    急速放電させる第2のトランジスタと、前記コン
    パレータの出力反転時に順次トリガされてセツ
    ト・リセツトを繰り返すフリツプフロツプ回路と
    を備えたことを特徴とする電圧−周波数変換回
    路。
JP20029382U 1982-12-28 1982-12-28 電圧一周波数変換回路 Granted JPS59104629U (ja)

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JP20029382U JPS59104629U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 電圧一周波数変換回路

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JPS59104629U JPS59104629U (ja) 1984-07-14
JPH0241954Y2 true JPH0241954Y2 (ja) 1990-11-08

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ID=30425827

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4655347B2 (ja) * 2000-09-26 2011-03-23 東芝ライテック株式会社 電圧周波数変換回路および点灯装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49115758A (ja) * 1973-03-08 1974-11-05
JPS49129467A (ja) * 1973-04-10 1974-12-11
JPS5153443A (ja) * 1974-11-06 1976-05-11 Hitachi Ltd Nokogirihahatsuseikairo

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