JPS5919454Y2 - 押釦同調器におけるバツクラツシユ減少機構 - Google Patents

押釦同調器におけるバツクラツシユ減少機構

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Publication number
JPS5919454Y2
JPS5919454Y2 JP13334579U JP13334579U JPS5919454Y2 JP S5919454 Y2 JPS5919454 Y2 JP S5919454Y2 JP 13334579 U JP13334579 U JP 13334579U JP 13334579 U JP13334579 U JP 13334579U JP S5919454 Y2 JPS5919454 Y2 JP S5919454Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
reduction mechanism
interlocking
push
Prior art date
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Expired
Application number
JP13334579U
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English (en)
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JPS5652324U (ja
Inventor
仁 岡田
隆夫 茶木
Original Assignee
クラリオン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦周調器におけるバックラッシュ減少機構の
考案に係り、手動回転同調軸作動系に組込まれたギヤ連
動機構におけるバックラッシュを適切に減少せしめ、常
に適正な荷重で円滑な作動を得しめるようにしたもので
ある。
押釦同調器において手動回転同調軸による回転作用で微
動的にメモリースライドを操作させる連動機構としてギ
ヤ係合を採用することは従来から行われているが、その
ギヤ相互間の保合は複数個のギヤを順次係合させた程度
のものであるため、それらギヤ間の保合部にそれなりの
ギャップが残り、このようなギヤ間のギャップによって
同調操作に当ってバックラッシュが発生し必ずしも的確
な選局同調状態を形成し得ない不利、欠点を有している
本考案は上記したような従来のものの不利を解消するよ
うに研究して考案されたものであって、その具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明すると、器台
10上に押釦20を基端に装備した複数個の読合2がそ
の板面を器台10面に平行させて配設され、このような
一連の読合配設域には上面板3が覆着され、該上面板3
に配設されたガイド孔31に前記読合2に取付けられた
頭部つきのガイドピン21が係合され、又上記のような
ガイド孔31間に設けられた発条受孔36と各読合2の
一側に設けられた係止部26との間に復動用の発条6が
夫々設けられていることは上記したような従来からのも
のと同様である。
又このような構成のものにおいてその押釦操作時に手動
回転同調軸による作動系にクラッチ機構を組込み、この
クラッチ機構を切換操作するためにキックアーム8が器
台10の手前側において横方向にスライド可能に設けら
れ、このキックアーム8に取付けられた受動転子が読合
2の押込み時にその側辺カム部で押圧されることによっ
て読合2の作動方向と直交した方向に作動せしめられる
ように戊っている。
又このようなキックアーム8の一端には第2図に示すよ
うにキックレバー9の一端が係合され、中間を器台10
に枢支された該キックレバー9の作動端9aはクラッチ
板16の一端部に固定された接触子16 aと垂直的に
接合している昇降軸19 bの下端なる球状転子19に
作用するように或っており、昇降軸19bは座板18に
第3図に示すように取付けられた案内筒18bによって
昇降が案内されるように戊っている。
座板18の一側に形成された立上り部18 Cには第1
の枢支部18a1と第2の枢支部18a2とが段設され
、第1枢支部18a1にはL形をなした支持ブラケット
17の基端部が枢子され、第2枢支部18a2には前記
クラッチ板16の基端部が枢支されているが、前記支持
ブラケット17にはウオーム27とそれに係合したウオ
ームギヤ26が夫々回転自在に取付けられ、該ウオーム
ギヤ26と連動部体25との間には摩擦リング30が介
装されてクラッチ機構を形成し、連動部体25には第1
ギヤ25 aと第2ギヤ25 bとが段設され、第1ギ
ヤ25 aにはメモリースライド23のラック部23
aが第1図にも示すように係合せしめられ、第2ギヤ2
5 bにはコアー38を取付けたコアスライド24のラ
ック部24 aが係合されていてメモリースライド23
の横方向スライド作用によりコアスライド24を奥行方
向にスライドせしめ、コイル37内にコア38を出入し
同調状態を形成するものであり、メモリースライド23
は既述したような読合2における公知のような周波数規
定部材(図示せず)で操作される。
手動回転同調軸12は器台10の一側に設けられている
ことは第1図に示す通りであるが、この手動回転同調軸
12の先端にはギヤ12 aが取付けられ、このギヤ1
2aは第4図にも示すように連動ギヤ13を介して駆動
ギヤ14と係合し、該駆動ギヤ14は自在接手機構14
aを介して前記ウオームギヤ26と係合したウオーム
27に対する駆動軸14bに連結され、従って手動回転
同調軸12を回動することにより上記したようなギヤ1
2 a 、13,14、ウオーム27およびウオームギ
ヤ26を回動するものであるが、斯かるギヤ12 a
、13.14の支持係合に関しては第3図に示すように
座板18に軸支部1bと係止部1aとを有する支持部体
1を固定し、その軸支部1bにギヤ12 aの先端部と
リンク11の一端部とを支承し、リンク11の他端部に
はギヤ13の一端部を枢支せしめ、該ギヤ13の他端面
に突設された軸部13aをもう1つのリンク11 aの
一端部に軸支し、該リンク11 aの他端部は上記ギヤ
14の先端部と共に座板18に取付けられた支持金具2
8に支持させたものであり、しかも上記した軸部13a
と係止部1aとの間に発条22を張設してギヤ13を第
4図に示すようにギヤ12 aと14との中間方向に向
けて弾性的に牽引しギャップの発生やバックラッシュの
発生を適切に防止するように構成されている。
なお既述したようなウオームギヤ26に第3図のように
軸孔26 aが設けられ、該軸孔26 aには前記した
連動ギヤ25の軸部25dが第2図のように挿入され、
該軸部25 dは既述したクラッチ板16上に突出し、
斯うして突出した軸部25 d部分に発条33とワッシ
ャ34とを介装させてEリングのような止着手段34
Cが係止しており、従って常態においては発条33の弾
力でウオームギヤ26の端面が摩擦リング30を介して
連動ギヤ25の端面に圧接されていて両ギヤ25.26
を一体的に回動させるが、押釦読合2の押込みに当って
既述したようなキックアーム8が作動せしめられ、キッ
クレバー9を介して昇降軸19 bを上昇せしめ、接触
子16aを以てクラッチ板16の遊端側を上昇させるこ
とにより前記したような発条33の弾圧力を解放し、即
ちギヤ25.26間の摩擦リング30を介した連動関係
を解除してクラッチオフせしめ、従って読合押込みによ
るワンタッチ的作動でメモリースライド23を介したコ
ア38の出入操作を可能ならしめるように戒っている。
上記したような本考案によるときは手動回転同調軸に設
けられたギヤ12 aとクラッチ機構を駆動するギヤ1
4との間に介装された連動ギヤ13に対して支持部体1
との間に発条22を設けたのでそれらのギヤ12 a
、13.14間における保合が常に緊密でバックラッシ
ュの発生を有効に縮減させた連動関係を形成し得るもの
であって、実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第1図は
本考案によるバックラッシュ減少機構を具備した押釦同
調器の1例を示す平面図、第2図はそのクラッチ機構部
分の縦断側面図、第3図は本考案による機構部分の構成
部材分解状態を示した斜面図、第4図はその組付状態の
側面図である。 然してこれらの図面において、1は支持部体、1aはそ
の係止部、2は読合、3は上面板、4はガイド板、6は
発条、8はキックアーム、10は器台、11,11aは
リンク、12は手動回転同調軸、12 aはそのギヤ、
13は連動ギヤ、14は駆動ギヤ、18は支持板、21
はガイドピン、22は発条、26はウオームギヤ、27
はウオーム、31はガイド孔を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手動回転同調軸によって回動されるギヤ12 aとメモ
    リースライドをスライド操作するための駆動ギヤ14と
    の間に連動ギヤ13を介装して同調操作を行わしめるよ
    うにしたものにおいて、前記連動ギヤ13の軸部13a
    と支持部材1との間に該連動ギヤ13を前記ギヤ12
    aと駆動ギヤ14に対し弾性的に圧接させるための発条
    22を設けたことを特徴とする押釦同調器におけるバッ
    クラッシュ減少機構。
JP13334579U 1979-09-28 1979-09-28 押釦同調器におけるバツクラツシユ減少機構 Expired JPS5919454Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13334579U JPS5919454Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 押釦同調器におけるバツクラツシユ減少機構

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JP13334579U JPS5919454Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 押釦同調器におけるバツクラツシユ減少機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5652324U JPS5652324U (ja) 1981-05-08
JPS5919454Y2 true JPS5919454Y2 (ja) 1984-06-05

Family

ID=29364935

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13334579U Expired JPS5919454Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 押釦同調器におけるバツクラツシユ減少機構

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JP3124767B2 (ja) * 1989-10-02 2001-01-15 シャープ株式会社 紙送り装置

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Publication number Publication date
JPS5652324U (ja) 1981-05-08

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