JPS6320368Y2 - - Google Patents

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JPS6320368Y2
JPS6320368Y2 JP1982183636U JP18363682U JPS6320368Y2 JP S6320368 Y2 JPS6320368 Y2 JP S6320368Y2 JP 1982183636 U JP1982183636 U JP 1982183636U JP 18363682 U JP18363682 U JP 18363682U JP S6320368 Y2 JPS6320368 Y2 JP S6320368Y2
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JP1982183636U
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JPS5987330U (ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両のシートを最良のドライブポジ
シヨンに設定するリクライニング装置についての
改良に関するものである。
一般に、シートバツクの両側に配置されたリク
ライニング装置において、該装置の作動をロツク
解除する左右の作動レバーは連結ロツドによつて
連結されており、いずれか一方の作動レバーを操
作することによつて他方の作動レバーも連結ロツ
ドによつて連動し左右のロツク解除が行なわれる
構造となつている。
ところで、シートバツクの左右の作動レバーは
長い連結ロツドによつて連結されているところか
ら、連結ロツドの作動時の捩れや連結ロツドの嵌
合部のガタが生じやすく、一方の作動レバーの回
動量と反対側の作動レバーの回動量とに差が生じ
ることとなる。そのために、作動レバーの全回動
量、例えばこれを32度とすれば、この32度の内、
0から24度までが操作側のロツクの解除を行なう
作動範囲、そして残りの24度から32度までの回動
が前記した捩れやガタによる損失が8度と考えた
時に、その損失を吸収してなお、反対側のロツク
を解除するに必要なストロークの量となつてい
る。即ち操作側の作動レバーを32度まで回動する
ことにより反対側の作動レバーは0から24度まで
回動したことになり、結局操作側の作動レバーの
最後の8度分の回動量は操作側の作動レバーにと
つては遊びとなる。
これを第1図、及び第2図で詳細に説明する。
第1図は作動レバーaと係合体b及び係合部cの
要部説明図、第2図は操作側及び反対側の係
合体bと係合部cの位置関係を示す。図示の如く
作動レバーaと連動して動くアーム側の係合体b
とベースプレート側の係合部cとを前記作動レバ
ーaで離接自在とした構成において、l1がロツク
解除時の係合体bと係合部cの関係位置であり従
動側のリクライニング装置がシヤフトの捩れや嵌
合部のガタによる損失のため駆動側第2図はl2
だけ余分に移動する。この結果、係合体b側を第
1図の如く矢印イ方向に回動してドライブポジシ
ヨンの調整のため、ロツクオフとすると座席左右
のリクライニング装置間でロツクの噛み合いにず
れを生じたり、係合体bの移動のスペースを大き
く確保したりする問題があつた。
前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、シートクツシヨン側ベースプレートとシート
バツク側アームの片方に係合部を、他方に前記係
合部と離接自在で作動レバーに連繋した係合体と
該係合体及び作動レバーが設けられたバツクシー
ト側のアームとよりなるリクライニング装置にお
いて、前記作動レバーの係合ピンを係合体に設け
られた係合孔に係合し、該係合孔を、下降傾斜す
る傾斜部とその傾斜部の下降終端側より係合ピン
の作動軌跡に沿う上向きの係合ピン誘導部とで形
成したことを特徴としている。
以下、第3図乃至第7図を参照しながらこの考
案の一実施例例を詳細に説明する。第3図におい
て1はシートクツシヨン3側に取付けられるベー
スプレートで、係合部5が設けられている。この
実施例の係合部5は回動軸7を支点とする半円板
9の弧面側の一部分に係合歯11が設けられた形
状になつている。ベースプレート1には前記回動
軸7によつてシートバツク13に取付けられたア
ーム15が回動自在に取付けられている。アーム
15には、前記係合部5と接離自在な係合体17
と該係合体17に連繋した作動レバー19とを有
する。係合体17はアーム15に固着された一対
の案内部材21によつて上下動自在に支持され、
下端縁には前記係合部5の係合歯11と噛合う係
合歯が設けられている。また、係合体17には、
前記作動レバー19側の係合ピン25と係合し合
う係合孔が設けられている。係合孔27は、下降
傾斜する傾斜部27aと該傾斜部27aの下降終
端側より前記係合ピン25の作動軌跡Wに沿う上
向きの係合ピン誘導部27bとで形成されてい
る。一方、係合ピン25は、作動レバー19の連
結ロツド29に固着されたサブレバー31に固着
されており、上端側には、係合ピン25を下向き
に付勢するバネ33が取付けられている。作動レ
バー19は連結ロツド29を支点として本実施例
ではほぼ32度の回動量を有し、0から24度までの
回動量で第5図の如く係合ピン25は傾斜部2
7aの終端に位置し、この時の係合部5と係合体
17とは噛合いが外れたロツクオフの状態とな
る。また、24度から32度までの回動量で第6図
の如く係合ピン25は係合ピン誘導部27bに臨
み係合ピン25のみ遊び状態に設定されている。
このように構成されたリクライニング機構は反対
側にも設けられており同一符号を符して詳細な説
明は省略する。なお、第4図において、35は前
記アーム15を前傾姿勢位置へ付勢するための渦
巻バネで、渦巻バネ35の中心端部は前記回動軸
7に取付けられ、外側端部はアーム15のピン3
7に取付けられている。
なお、係合体17は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば第8図の如く軸39を支点に
回動するアーム状に形成してもよい。この場合2
7は傾斜部27aと係合ピン誘導部27bとより
なる係合孔、43は係合部5と接離自在な係合歯
となる。この実施例においても、本考案は実施可
能である。また、シートクツシヨン側とアーム側
は逆の構成となつてもよい。即ち、シートクツシ
ヨン側に作動レバーと係合体を、アーム側に係合
部を設けてもよい。
このように構成されたリクライニング装置にお
いて作動レバー19を回動させると、該レバー1
9の回動に合わせて係合ピン25は連結ロツド2
9を支点として上向きに回動する。係合体17
は、係合ピン25の回動により案内部材21にガ
イドされて上方へ移動し係合部5との噛合いが外
れたロツクオフの状態となる。さらに、作動レバ
ー19を回動させると係合ピン25は係合ピン誘
導部27bに臨み遊びの状態となり、係合体17
はロツクオフ時の位置を保持する。この時、反対
側の係合体17aはロツクオフの位置に移動す
る。この結果、駆動側と反対側の各係合体17,
17は第7図の如くロツクオフの位置lに位置決
めされる。この状態においてシートバツク13の
ドライブポジシヨンの確保が可能となる。調節
後、作動レバー19を前記とは逆方向に回動すれ
ば左右の係合体17,17は係合部5に対して正
しく噛合うロツク状態となる。
このように、この考案によれば、作動レバーを
回動範囲一杯に回動しても係合ピンは係合ピン誘
導部によつて遊ぶ状態となり係合体をロツクオフ
の位置に確保できる。したがつて、従来の如く必
要以上に係合体を移動させることがないため、余
分な移動スペースの省略ができるメリツトが得ら
れる。
なお、本考案は前述のごとき実施例のみに限定
されるものではなく、適宜の設計的変更を行なう
ことにより、その他の態様で実施し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は従来の説明図、第3図はこの
考案に係るリクライニング装置を示した切断側面
図、第4図は一部切断した同上の概要背面図、第
5図、第6図、第7図は作用説明図、第8図は係
合体の別の実施例を示した説明図である。 図面の主要な部分を示す符号の説明、1……ベ
ースプレート、3……シートクツシヨン、5……
係合部、13……シートバツク、15……アー
ム、17……係合体、19……作動レバー、25
……係合ピン、27……係合孔、27a……同上
の傾斜部、27b……同上の係合ピン誘導部、W
……作動軌跡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートクツシヨン側ベースプレートとシートバ
    ツク側のアームの片方に係合部を、他方に前記係
    合部と離接自在で作動レバーに連繋した係合体を
    設けたリクライニング装置において、前記作動レ
    バーの係合ピンを係合体に設けられた係合孔に臨
    ませ、該係合孔を、下降傾斜する傾斜部とその傾
    斜部の下降終端側より係合ピンの作動軌跡に沿う
    上向きの係合ピン誘導部とで形成したことを特徴
    とするリクライニング装置。
JP1982183636U 1982-12-06 1982-12-06 リクライニング装置 Granted JPS5987330U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982183636U JPS5987330U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 リクライニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982183636U JPS5987330U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 リクライニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5987330U JPS5987330U (ja) 1984-06-13
JPS6320368Y2 true JPS6320368Y2 (ja) 1988-06-06

Family

ID=30397383

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982183636U Granted JPS5987330U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 リクライニング装置

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JPS5987330U (ja) 1984-06-13

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