JPS587717Y2 - 押釦同調器におけるバツクラツシユ除去機構 - Google Patents
押釦同調器におけるバツクラツシユ除去機構Info
- Publication number
- JPS587717Y2 JPS587717Y2 JP17310878U JP17310878U JPS587717Y2 JP S587717 Y2 JPS587717 Y2 JP S587717Y2 JP 17310878 U JP17310878 U JP 17310878U JP 17310878 U JP17310878 U JP 17310878U JP S587717 Y2 JPS587717 Y2 JP S587717Y2
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- Japan
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- push
- rack
- button
- machine base
- removal mechanism
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は押釦同調器におけるバックラッシュ除去機構に
係り、押釦同調器におけるコアスライドに形成されたラ
ック部とそれに係合した同調操作主軸との間の係合関係
を常に適切に保持し手動回転同調軸による選局操作時の
バックラッシュをなからしめるようにすると共に衝撃時
の如きにおける同調ずれを防止するものである。
係り、押釦同調器におけるコアスライドに形成されたラ
ック部とそれに係合した同調操作主軸との間の係合関係
を常に適切に保持し手動回転同調軸による選局操作時の
バックラッシュをなからしめるようにすると共に衝撃時
の如きにおける同調ずれを防止するものである。
押釦同調器においては瞬間的に目的の選局状態を形成す
るための押釦による同調操作系と共に微動的な手動回転
同調軸の回転操作による回転同調操作系とを共に具備し
、これらの各同調操作系の連動関係を押釦操作時にクラ
ッチ切換えして作動させることが必要である。
るための押釦による同調操作系と共に微動的な手動回転
同調軸の回転操作による回転同調操作系とを共に具備し
、これらの各同調操作系の連動関係を押釦操作時にクラ
ッチ切換えして作動させることが必要である。
このためコイルに出入されるコアを配設したコアスライ
ドにラック部を形成し、このラック部に手動回転同調軸
で適宜にクラッチ機構をも有する連動機構をも有する連
動機構を介して駆動されるピニオンを係合させる方式に
ついては本考案者等によってそれなりの提案がなされて
いるが、斯かる方式によるものにおいてそのラック部と
ピニオンとの間の保合関係を適切に得しめ、又そのバッ
クラッシュをなからしめることは必ずしも容易でない。
ドにラック部を形成し、このラック部に手動回転同調軸
で適宜にクラッチ機構をも有する連動機構をも有する連
動機構を介して駆動されるピニオンを係合させる方式に
ついては本考案者等によってそれなりの提案がなされて
いるが、斯かる方式によるものにおいてそのラック部と
ピニオンとの間の保合関係を適切に得しめ、又そのバッ
クラッシュをなからしめることは必ずしも容易でない。
即ちこのための最も好ましい機構としてはラック部と機
台との間の一端で取付けられた伸根により押上げられた
鋼球を介装するようにしたものであるが、このようにし
てもコアスライド(そのラック)と共に鋼球がそれなり
に移動し、又均衡したラックとピニオン間に圧接関係を
求め得ない傾向が残り、必ずしも充分な機構となし得な
い。
台との間の一端で取付けられた伸根により押上げられた
鋼球を介装するようにしたものであるが、このようにし
てもコアスライド(そのラック)と共に鋼球がそれなり
に移動し、又均衡したラックとピニオン間に圧接関係を
求め得ない傾向が残り、必ずしも充分な機構となし得な
い。
本考案は上記したような実情に鑑み更に研究と推考を重
ね実地的検討の下に考案されたものであって、その具体
的な実施態様を添附図面に示すものについて説明すると
、第1図は本考案による読合機構を具備した押釦同調器
の全般的な構成関係をそのラック、ピニオン保合部に関
する構成部利を部分切欠して示すものであって、押釦同
調器は機台10に押釦5を有する読合1を機台10面と
平行状に配設し、押釦5をブツシュすることにこれら読
合1の何れかを押込み、その係接部21を以てキックア
ーム4の受動部14を操作すると共にセツテイング部材
39のピン39 aを以てリンク部材6を作動させコア
スライド2を移動操作してコイル12中にコア11を出
入させる押釦同調操作系が形成されている。
ね実地的検討の下に考案されたものであって、その具体
的な実施態様を添附図面に示すものについて説明すると
、第1図は本考案による読合機構を具備した押釦同調器
の全般的な構成関係をそのラック、ピニオン保合部に関
する構成部利を部分切欠して示すものであって、押釦同
調器は機台10に押釦5を有する読合1を機台10面と
平行状に配設し、押釦5をブツシュすることにこれら読
合1の何れかを押込み、その係接部21を以てキックア
ーム4の受動部14を操作すると共にセツテイング部材
39のピン39 aを以てリンク部材6を作動させコア
スライド2を移動操作してコイル12中にコア11を出
入させる押釦同調操作系が形成されている。
又上記したような機台10の一側には手動回転同調軸1
3が取付けられ、その先端に設けられたピニオン13a
は主軸7に設けられたクラッチギヤ16と係合し、この
クラッチギヤ16と前記主軸7との間には先端部を反曲
させた椀形のクラッチプレート8が主軸7の円板部7a
との間において円周方向にあって作用する如く組付けら
れ、又球面状に彎曲された伸根19が上記クラッチプレ
ート8を取付けたブツシュ28と前記円板部7aとの間
に介装され、更にブツシュ28に対してはクラッチレバ
−24が設けられており、前記したキックアーム4で作
動せしめられるクラッチリンク22が上記クラッチレバ
−24の遊端と係合してクラッチ作動を得しめるように
戊っているが、前記主軸7の端部に設けられたピニオン
17は既述したようなコアスライド2の一端側における
延出部2aのラック15と係合して手動回転同調軸によ
る回転同調操作系が形成されている。
3が取付けられ、その先端に設けられたピニオン13a
は主軸7に設けられたクラッチギヤ16と係合し、この
クラッチギヤ16と前記主軸7との間には先端部を反曲
させた椀形のクラッチプレート8が主軸7の円板部7a
との間において円周方向にあって作用する如く組付けら
れ、又球面状に彎曲された伸根19が上記クラッチプレ
ート8を取付けたブツシュ28と前記円板部7aとの間
に介装され、更にブツシュ28に対してはクラッチレバ
−24が設けられており、前記したキックアーム4で作
動せしめられるクラッチリンク22が上記クラッチレバ
−24の遊端と係合してクラッチ作動を得しめるように
戊っているが、前記主軸7の端部に設けられたピニオン
17は既述したようなコアスライド2の一端側における
延出部2aのラック15と係合して手動回転同調軸によ
る回転同調操作系が形成されている。
然して本考案によるものでは第2図以下に示すように上
記した延出部2aと機台10との間に第3図以下におい
て特に明かとされているように中間部を膨出部32とし
た伸根9を用いるものであり、又該伸根9の両端側には
ガイド溝9aを縦設し、これらのガイド溝9aに機台1
0に形成した案内子10 aが係合され、しかも上記し
た膨出部32における中間部に係接突部33が突設され
ている。
記した延出部2aと機台10との間に第3図以下におい
て特に明かとされているように中間部を膨出部32とし
た伸根9を用いるものであり、又該伸根9の両端側には
ガイド溝9aを縦設し、これらのガイド溝9aに機台1
0に形成した案内子10 aが係合され、しかも上記し
た膨出部32における中間部に係接突部33が突設され
ている。
係接突部33としては第4図のAに示すように半球状の
点的に接触するものでよいことは明かであるが、又同図
Bのように線状の接触をなす屈曲したものでもよい。
点的に接触するものでよいことは明かであるが、又同図
Bのように線状の接触をなす屈曲したものでもよい。
更に第5図に示すように鋼球の如き球体を用いることも
でき、この場合においては前記したような膨出部32の
中間位置に皿状受部又は皿形に屈曲させた周縁35を有
する支持孔を形成して球体を回動可能でしかも伸根9に
対するセット位置が変動しないように設ける。
でき、この場合においては前記したような膨出部32の
中間位置に皿状受部又は皿形に屈曲させた周縁35を有
する支持孔を形成して球体を回動可能でしかも伸根9に
対するセット位置が変動しないように設ける。
上記したような本考案によるときは伸根9の弾性作用を
以てラック部15とピニオン17との好ましい保合関係
を形成しバックラッシュを解消し得ることは明かであり
、しかも前記伸根9が中間部を膨出部32となし、機台
10に対する取付関係においても両端のガイド溝9aと
案内子10 aを以て位置決めされているのでコアスラ
イド2のスライド方向に関して均衡した押圧力が作用す
ることとなり、しかも具体的な押圧作用は第3図又は第
5図に示すようにピニオン17の直下に位置した係接突
部33において点状又は線状でなされているのでラック
摺動時の抵抗が僅少であり、然して上記のように均衡し
た押圧力の作用条件下にあることからして前記のような
点状又は線状接触関係であっても衝撃時においてコアス
ライドとの間における移動が認められないこととなり、
それらによってバックラッシュが少く、シかも同調ずれ
のない係合関係を確保し得るものであるから実用上その
効果の大きい考案である。
以てラック部15とピニオン17との好ましい保合関係
を形成しバックラッシュを解消し得ることは明かであり
、しかも前記伸根9が中間部を膨出部32となし、機台
10に対する取付関係においても両端のガイド溝9aと
案内子10 aを以て位置決めされているのでコアスラ
イド2のスライド方向に関して均衡した押圧力が作用す
ることとなり、しかも具体的な押圧作用は第3図又は第
5図に示すようにピニオン17の直下に位置した係接突
部33において点状又は線状でなされているのでラック
摺動時の抵抗が僅少であり、然して上記のように均衡し
た押圧力の作用条件下にあることからして前記のような
点状又は線状接触関係であっても衝撃時においてコアス
ライドとの間における移動が認められないこととなり、
それらによってバックラッシュが少く、シかも同調ずれ
のない係合関係を確保し得るものであるから実用上その
効果の大きい考案である。
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第1図は
本考案によるバックラッシュ除去機構を具備した押釦同
調器の構成関係をそのクラッチ機構部分を断面して示し
た平面図、第2図はそのラックとピニオン係合部分に関
する斜面図、第3図はその側面図、第4図は係接突部の
各実施態様を示した平面図、第5図はピニオン、ラック
係合部分の更に別の実施態様を示す側面図である。 然してこれらの図面において、1は読合、2はコアスラ
イド、4はキックアーム、5は押釦、6はリンク部体、
7は主軸、7aは円板部、8はクラッチプレート、9は
伸根、9aはガイド溝、10は機台、10aは案内子、
11はコア、12はコイル、13は手動回転同調軸、1
4は係突部、15はラック部、16はクラッチギヤ、1
7はピニオン、18は支持ブラケット、19は円板状弾
性材、20は摩擦部材、22はクラッチリンク、24は
クラッチレバ−132は膨出部、33は係接突部、35
は屈曲周縁を夫々示すものである。
本考案によるバックラッシュ除去機構を具備した押釦同
調器の構成関係をそのクラッチ機構部分を断面して示し
た平面図、第2図はそのラックとピニオン係合部分に関
する斜面図、第3図はその側面図、第4図は係接突部の
各実施態様を示した平面図、第5図はピニオン、ラック
係合部分の更に別の実施態様を示す側面図である。 然してこれらの図面において、1は読合、2はコアスラ
イド、4はキックアーム、5は押釦、6はリンク部体、
7は主軸、7aは円板部、8はクラッチプレート、9は
伸根、9aはガイド溝、10は機台、10aは案内子、
11はコア、12はコイル、13は手動回転同調軸、1
4は係突部、15はラック部、16はクラッチギヤ、1
7はピニオン、18は支持ブラケット、19は円板状弾
性材、20は摩擦部材、22はクラッチリンク、24は
クラッチレバ−132は膨出部、33は係接突部、35
は屈曲周縁を夫々示すものである。
Claims (1)
- 押釦を有する読合の押込みによって摺動操作されるコア
スライドにラック部を形成し、該ラック部に対して手動
回転同調軸の回転操作で上記した読合押込みにより切換
えられるクラッチ機構を介して回動せしめられるピニオ
ンを係合させたものにおいて、前記したラック部と機台
との間に中間部を膨出部とした伸根を上述したコアスラ
イドの摺動方向にそって介装し、該膨出部の中間に係接
突部を設けると共に前記伸根の両端部にガイド溝を形成
し、このガイド溝に機台に形成した案内子を係合させて
戒る押釦同調器におけるバックラッシュ除去機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17310878U JPS587717Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | 押釦同調器におけるバツクラツシユ除去機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17310878U JPS587717Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | 押釦同調器におけるバツクラツシユ除去機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5591231U JPS5591231U (ja) | 1980-06-24 |
JPS587717Y2 true JPS587717Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29178505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17310878U Expired JPS587717Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | 押釦同調器におけるバツクラツシユ除去機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587717Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-19 JP JP17310878U patent/JPS587717Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5591231U (ja) | 1980-06-24 |
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