JPS59194100A - 送風機用消音器 - Google Patents
送風機用消音器Info
- Publication number
- JPS59194100A JPS59194100A JP7037683A JP7037683A JPS59194100A JP S59194100 A JPS59194100 A JP S59194100A JP 7037683 A JP7037683 A JP 7037683A JP 7037683 A JP7037683 A JP 7037683A JP S59194100 A JPS59194100 A JP S59194100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbing material
- air layer
- sound absorbing
- box
- acoustic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は主に建築設備等で換気、空調用に５解いられる
送風機の騒音を低減させる消音器に関するものである。
送風機の騒音を低減させる消音器に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来の消音器は第１図、第２図に示す如く円筒状の外筒
１０１と、その内側に同心的に設けられたパンチングメ
タル等の多孔内筒１０２を有シ、上記の外筒１０１と内
筒１０２の間にグラスウール等の吸音材１０３を充てん
し、リンク状の側板１０４で内外筒１０１，１０２間の
開口側面を閉じた構造となっていた。そのため消音器の
減音量は長さＬ、多孔内筒１０２の開口率、吸音材１０
３の吸音率によって主に左右されることになっていた。
１０１と、その内側に同心的に設けられたパンチングメ
タル等の多孔内筒１０２を有シ、上記の外筒１０１と内
筒１０２の間にグラスウール等の吸音材１０３を充てん
し、リンク状の側板１０４で内外筒１０１，１０２間の
開口側面を閉じた構造となっていた。そのため消音器の
減音量は長さＬ、多孔内筒１０２の開口率、吸音材１０
３の吸音率によって主に左右されることになっていた。
しかし、長さＬは施ニスペース及びコストの面から制限
され、寸だ多孔内筒１０２の開口率は通常大きくし、吸
音材の特性を充分に生かす構成とするので、結局減音量
は、吸音材１０３の吸音率で決まることになっていた。
され、寸だ多孔内筒１０２の開口率は通常大きくし、吸
音材の特性を充分に生かす構成とするので、結局減音量
は、吸音材１０３の吸音率で決まることになっていた。
一方、送風機の発生騒音は単体では５００〜２００’
Ｏ、Ｈｚ 、＠中心として広範に分布した形となるのが
一般的である。
Ｏ、Ｈｚ 、＠中心として広範に分布した形となるのが
一般的である。
しかし、実際に空調、換気用等にシステムとして組み込
まれた場合は、１００Ｑ）（Ｚ前後の騒音は比較的減衰
し易いために１２５Ｈｚ〜５００ Ｈｚの中低音域の騒
音が問題となっていた。従来の消音器で、この帯域の騒
音を効果的に減衰するだりには、吸音材の密度を増加す
るか、厚みを増加する方法しかなかったが、前者は材質
的に限度があり、また密度を増加することにより相料コ
ストが増大するので、必然的に硬く、重くなることによ
り組立が困難になる等の欠点があり、また後者は、必然
的に外径りの増加を招き、吸音材や本体のコスト増とと
もに、本体が大型化してぐるという欠点を有していた。
まれた場合は、１００Ｑ）（Ｚ前後の騒音は比較的減衰
し易いために１２５Ｈｚ〜５００ Ｈｚの中低音域の騒
音が問題となっていた。従来の消音器で、この帯域の騒
音を効果的に減衰するだりには、吸音材の密度を増加す
るか、厚みを増加する方法しかなかったが、前者は材質
的に限度があり、また密度を増加することにより相料コ
ストが増大するので、必然的に硬く、重くなることによ
り組立が困難になる等の欠点があり、また後者は、必然
的に外径りの増加を招き、吸音材や本体のコスト増とと
もに、本体が大型化してぐるという欠点を有していた。
発明の目的
本発明は従来のこのような欠点を解消するもので、中低
音域の減音量の向上を計りながら、吸音材のコスト増や
、外形寸法の増加を行わない消音器を提供することを目
的とする。
音域の減音量の向上を計りながら、吸音材のコスト増や
、外形寸法の増加を行わない消音器を提供することを目
的とする。
発明の構成
本発明は多孔板を円筒状にした多孔内筒と、その外周部
に吸音材を取付け、これを囲む角形の箱体を有し、吸音
材と箱体との間に空気層を設けるように構成した消音器
で、中低音域の減音量の増加を計りなから、吸音材や本
体等のコスト、寸法の増加を行わないようにできるもの
である。
に吸音材を取付け、これを囲む角形の箱体を有し、吸音
材と箱体との間に空気層を設けるように構成した消音器
で、中低音域の減音量の増加を計りなから、吸音材や本
体等のコスト、寸法の増加を行わないようにできるもの
である。
実施例の説明
以下本発明の一実施例を第３図〜第６図にもとづいて説
明する。
明する。
第３図において、１は円筒状に形成されたパンチングメ
タル等の多孔内筒、２はこの多孔内筒１の外周部に取付
けられたグラスウール等の吸音材、３はこの吸音材２の
外側４を囲むように四角形に形成された外筒である。４
は側板で、前記多孔内筒１と外筒３との間に取り付けら
れ正四角形の箱体を構成する。５は送風機又はダクト等
との連結用のナンドである。Ａは界筒３のコーナと吸音
材２の間に形処された空間である。
タル等の多孔内筒、２はこの多孔内筒１の外周部に取付
けられたグラスウール等の吸音材、３はこの吸音材２の
外側４を囲むように四角形に形成された外筒である。４
は側板で、前記多孔内筒１と外筒３との間に取り付けら
れ正四角形の箱体を構成する。５は送風機又はダクト等
との連結用のナンドである。Ａは界筒３のコーナと吸音
材２の間に形処された空間である。
上記構成において、吸音材２は円筒状であり外筒３は四
角形に囲っているために、その４隅には空間Ａが存在す
ることになる。この空間Ａか空気層として作用し、中低
音域の減音量を増加させるものである。以下この点につ
いて更に詳しく説明する。第５図は吸音材２の空気層の
効果の特性図の一例である。■は空気層が無い場合の吸
音率、■は空気層を１００；＋＋＋ｎとした場合の吸音
率で、空気層が有る場合は、５００Ｈ２以下の中低音域
の吸音特性が向上することがわかる。本発明はこの特性
を応用したもので、前記の空間Ａを空気層として利用し
たものである。実際にこの空間Ａが空気層として作用し
ているかどうかを実験したものが第６図に示す特性比較
図である。図においてａは本発明の消音器の減音特性、
ｂは従来の消音器の減音特性である。ｓ ｏ ｏ Ｈｚ
以下、特に１２５〜２６０ Ｈｚでの減音量が２〜３
ｄＢ向上していることかわかる。崗この場合、消音器の
寸法り及びＬは同一であり、吸音材の厚み、密度も同一
のものである。
角形に囲っているために、その４隅には空間Ａが存在す
ることになる。この空間Ａか空気層として作用し、中低
音域の減音量を増加させるものである。以下この点につ
いて更に詳しく説明する。第５図は吸音材２の空気層の
効果の特性図の一例である。■は空気層が無い場合の吸
音率、■は空気層を１００；＋＋＋ｎとした場合の吸音
率で、空気層が有る場合は、５００Ｈ２以下の中低音域
の吸音特性が向上することがわかる。本発明はこの特性
を応用したもので、前記の空間Ａを空気層として利用し
たものである。実際にこの空間Ａが空気層として作用し
ているかどうかを実験したものが第６図に示す特性比較
図である。図においてａは本発明の消音器の減音特性、
ｂは従来の消音器の減音特性である。ｓ ｏ ｏ Ｈｚ
以下、特に１２５〜２６０ Ｈｚでの減音量が２〜３
ｄＢ向上していることかわかる。崗この場合、消音器の
寸法り及びＬは同一であり、吸音材の厚み、密度も同一
のものである。
発明の効果
このように本発明によれば、多孔内筒の外周に設けた円
筒状の吸音材とこれを囲む角形の外板のコ一すとの間に
形成される空間を空気層として利用したものであるため
、吸音材は特に厚みや密度を増加させる必要はなく、そ
のため吸音拐のコスト」二昇は無く、捷だ外形寸法上も
従来の円筒状の消音器の外径が基本的に本発明の消音器
の箱体の一辺の寸法となりまた、その長さも従来のもの
と同一で良いだめ、輸送上のコスト又は、族ニーＦのス
ペースが犠牲になることなく、従来の消音器では特性向
上が困難であった中低音域の減音効果が大きく向上する
という効果を発揮するものである。
筒状の吸音材とこれを囲む角形の外板のコ一すとの間に
形成される空間を空気層として利用したものであるため
、吸音材は特に厚みや密度を増加させる必要はなく、そ
のため吸音拐のコスト」二昇は無く、捷だ外形寸法上も
従来の円筒状の消音器の外径が基本的に本発明の消音器
の箱体の一辺の寸法となりまた、その長さも従来のもの
と同一で良いだめ、輸送上のコスト又は、族ニーＦのス
ペースが犠牲になることなく、従来の消音器では特性向
上が困難であった中低音域の減音効果が大きく向上する
という効果を発揮するものである。
第１図は従来例における消音器の正面図、第２図は同断
面図、第３図は本発明の一実施例における消音器の正面
図、第４図は同断面図、第６図は同空気層の効果を示す
特性図、第６図は同消音器の特性比較図である。 １・・・・・・多孔内筒、２・・・・・・吸音利、３・
・・・・・外筒、４・・・・・・側板、Ａ・・・・・・
空間。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
． 第２図 第６図 一１Ｌ枚（酊〕 ６２５−
面図、第３図は本発明の一実施例における消音器の正面
図、第４図は同断面図、第６図は同空気層の効果を示す
特性図、第６図は同消音器の特性比較図である。 １・・・・・・多孔内筒、２・・・・・・吸音利、３・
・・・・・外筒、４・・・・・・側板、Ａ・・・・・・
空間。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
． 第２図 第６図 一１Ｌ枚（酊〕 ６２５−
Claims (1)
- 円筒状に形成されたパンチングメタル等の多孔内筒と、
この外周部に沿って取付けられたグラスウール等の吸音
材と、上記の吸音材の外周部を囲む角、形の’ＩＣｒ体
を有し、前記吸音材と箱体のコーナとの間に空気層を設
けるように構成した送風機用消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037683A JPS59194100A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 送風機用消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037683A JPS59194100A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 送風機用消音器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59194100A true JPS59194100A (ja) | 1984-11-02 |
Family
ID=13429656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7037683A Pending JPS59194100A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 送風機用消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59194100A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10220390A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-18 | Hitachi Ltd | ブロワの消音装置 |
| KR100481788B1 (ko) * | 2002-01-26 | 2005-04-11 | 주식회사 삼정기연 | 소음제거용 요철형장치가 구비된 송풍기용 하우징 |
| KR101005229B1 (ko) * | 2010-05-26 | 2010-12-31 | 우진기계 주식회사 | 저 소음형 송풍기 |
-
1983
- 1983-04-20 JP JP7037683A patent/JPS59194100A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10220390A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-18 | Hitachi Ltd | ブロワの消音装置 |
| KR100481788B1 (ko) * | 2002-01-26 | 2005-04-11 | 주식회사 삼정기연 | 소음제거용 요철형장치가 구비된 송풍기용 하우징 |
| KR101005229B1 (ko) * | 2010-05-26 | 2010-12-31 | 우진기계 주식회사 | 저 소음형 송풍기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05106893A (ja) | 換気扇 | |
| JPH0894146A (ja) | 天井埋込形換気扇 | |
| JPS6050265A (ja) | 自動車の吸気騒音低減装置 | |
| JP2504940Y2 (ja) | 換気装置 | |
| JP3693521B2 (ja) | 消音型給気口 | |
| JPS59194100A (ja) | 送風機用消音器 | |
| JP2995768B2 (ja) | 空調ダクト | |
| JPH09228506A (ja) | 吸音体 | |
| JPS5952299A (ja) | 空気調和機の吸音装置 | |
| JPS6321752Y2 (ja) | ||
| JP3431863B2 (ja) | 空調ダクト用消音器 | |
| JPS60225000A (ja) | 遠心力型送風機のケ−シング | |
| JPH048254B2 (ja) | ||
| JPH05126097A (ja) | 送風機の消音装置 | |
| CN209978271U (zh) | 一种用于声学实验室的通风系统 | |
| CN213208183U (zh) | 一种风管消音降噪装置 | |
| JP3346689B2 (ja) | 消音装置 | |
| JPH0541301Y2 (ja) | ||
| JPH0611166A (ja) | 排気装置 | |
| JPS6315675Y2 (ja) | ||
| JP2508435Y2 (ja) | 吸遮音パネル | |
| JPH05346790A (ja) | 吸音構造体 | |
| JPS595783Y2 (ja) | 建造物用消音通気装置 | |
| JPS6034996Y2 (ja) | 換気扇の防音装置 | |
| JPS6149951A (ja) | 防音装置 |