JPS60225000A - 遠心力型送風機のケ−シング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、小型の遠心力型送風機のケーシングに関する
ものである。

従来例の構成とその問題点 従来の小型の遠心力型送風機のケーシングは、第１図に
示−すように、うず巻板１と左右側板２を薄板だけで構
成していた為、送風機の騒音の大きな要因と考えられる
ケーシングとンロノコファンがつくりだす共鳴音や渦流
音等を十分軽減する能力に欠ける欠点を有していた。ま
た、これらの問題を解消するために、単に鋼板上に吸音
材や遮音材をはったものも、音の透過率も多少下げて騒
音を押さえていたが、ケーシング自体からの発生音ある
いは、共鳴音等を十分に軽減するまでには至っていない
のである。

発明の目的 本発明は上記従来例の欠点を解消するもので、ケーシン
グの共鳴音や渦流音等が低減される低騒型の遠心力型送
風機のケーシングを得ることを目的とする。

発明の構成 本発明はゴム等の吸音性を有する粘弾性高分子材を鋼板
で挟み形成した複合型制振鋼板等を用いて遠心力型送風
機のケーシングを形成しケーシングの共鳴音や、渦流音
等を低減するものである。

実施例の説明 以下に本発明の一実施例を第２図〜第６図にもとづいて
説明する。

図において、３．４はゴム等の吸音性質を有する粘弾性
高分子材６を鋼板６の一面に貼付け、壕だ両側から鋼板
６で挟み形成した複合型制振鋼板、９は前記複合型制振
鋼板３の粘弾性高分子材料６を外側になるようにして渦
巻状に形成した渦巻き板、捷たは前記複合型制振鋼板４
を渦巻状に形成した渦巻板で、第２図（ｂ）、第３図（
ｂ）は、制振鋼板としての性能発揮の状態を示したもの
で第２図の）はのび変形を示し、第３図０））はずり変
形を示す。

７は同じく前記複合型制振鋼板３″！、たけ４により形
成した側板で、吸込口８が形成されている。１０は、渦
巻板９と側板７により形成されたケーシングの吹き出し
口、１１はシロッコファンである。

また、Ｃｕ−Ｍｎ系合金、Ｆｅ−Ｃｒ系合金などの割振
材料を使用してケーシングを構成しても良い。

上記構成において、７０ノコフアン１１が運転されると
、吸込口８から空気が吸入され、７０ノコフアン１１の
外周よりケーシング内部に放散された空気が、ケーシン
グ内面に沿って吹き出し口１０より送風される。この時
、シロッコファン１１が運転されることによって、ケー
シング内面に発生する空気流の共鳴音や渦流音は、制振
鋼板により構成されたケーシングのため、外部への名書
放出は少なくなる。これにより、遠心力型送風機の低騒
音化が図れる。

発明の効果 本発明は、制振鋼板により形成したケーシングであるか
ら、ケーシング内面からの音の発生や、内部からの音の
透過を低減でき、送風機を用いた機器の低騒音化が可能
になるなど実用的効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の遠心力型送風機のケーシングの構成を示
す斜視図、第２図、第３図は本発明の一実施例における
制振鋼板の断面図、第４図は本発明の一実施例における
低騒音型のケーシングの斜視図、第６図は同断面図であ
る。 ３．４・・・・・・複合型制振鋼板、５・・・・・・鋼
板、６・・・・・・弾性高分子材、７・・・・・・側板
、９・・・・・・うず巻板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図　３ 第　４　図 第５！！１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２枚の鋼板の間に、粘い弾性高分子拐料をはさんだ複合
   型制振鋼板、あるいは鋼板上に高分子材料を貼付した複
   合型制振鋼板、あるいはＣｕ　−Ｍｎ系合金、Ｆｅ−Ｃ
   ｒ系合金などの制振材料でうす巻き板と側板とから成る
   ケーシングを構成した遠心力型送風機のケーシング。