JPS59193246A - 磁気ヘツド用合金 - Google Patents
磁気ヘツド用合金Info
- Publication number
- JPS59193246A JPS59193246A JP58067741A JP6774183A JPS59193246A JP S59193246 A JPS59193246 A JP S59193246A JP 58067741 A JP58067741 A JP 58067741A JP 6774183 A JP6774183 A JP 6774183A JP S59193246 A JPS59193246 A JP S59193246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- magnetic head
- magnetic
- sendust
- aforementioned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はFe −St −At系高透磁率合金の耐摩耗
性の改良に関するものである。
性の改良に関するものである。
磁気ヘッド材料としては、従来フェライト、パーマロイ
、センダス) (Fe −Si −All系合金ライ
。以下同じ)、アモルファス等が使用されている。そし
てフェライトは飽和磁束密度Bsが低い難点があるが、
透磁率μの周波数特性が良好で、かつ磁気ヘットの信頼
性の点で重要な侠素である耐摩耗性に優れろという特長
を有している。パーマロイは磁気特性に優れ、加工性が
良好なためにコストが安いという長所がある反面耐摩耗
性が劣る。アモルファスは磁気ヘッド用材料としては歴
史が浅くまだ改良の余地があり、良好な磁気特性と耐摩
耗性とを兼ね備えたものはまだない。これらに比してセ
ンダストはBsおよびμともに大きく、また耐摩耗性も
優れているため、磁気ヘッド材料として優秀な性能を示
すが、反面加工性が悪いためコストが高いという問題が
ある。
、センダス) (Fe −Si −All系合金ライ
。以下同じ)、アモルファス等が使用されている。そし
てフェライトは飽和磁束密度Bsが低い難点があるが、
透磁率μの周波数特性が良好で、かつ磁気ヘットの信頼
性の点で重要な侠素である耐摩耗性に優れろという特長
を有している。パーマロイは磁気特性に優れ、加工性が
良好なためにコストが安いという長所がある反面耐摩耗
性が劣る。アモルファスは磁気ヘッド用材料としては歴
史が浅くまだ改良の余地があり、良好な磁気特性と耐摩
耗性とを兼ね備えたものはまだない。これらに比してセ
ンダストはBsおよびμともに大きく、また耐摩耗性も
優れているため、磁気ヘッド材料として優秀な性能を示
すが、反面加工性が悪いためコストが高いという問題が
ある。
しかしセンダストはパーマロイ等に比べて耐摩耗性が優
れているとはいえフェライトに比べると耐摩耗性は劣る
ので、高温多湿の環境下あるいは磁気テープが高速で摺
動するような装置に用いられる場合には、さらに耐摩耗
性の改良が望まれているものである。
れているとはいえフェライトに比べると耐摩耗性は劣る
ので、高温多湿の環境下あるいは磁気テープが高速で摺
動するような装置に用いられる場合には、さらに耐摩耗
性の改良が望まれているものである。
本発明はこれらの要求にこたえ、耐摩耗性が極めて優れ
ており、かつ磁気特性の良好な磁気ヘッド用合金を提供
せんとするものである。すなわち、センダストを熱間で
塑性加工することにより、センダスト中に含まれる介在
物を磁気テープの走行方向と特定の角度をなす方向に線
状に配列せしめたことを特徴とするものである。
ており、かつ磁気特性の良好な磁気ヘッド用合金を提供
せんとするものである。すなわち、センダストを熱間で
塑性加工することにより、センダスト中に含まれる介在
物を磁気テープの走行方向と特定の角度をなす方向に線
状に配列せしめたことを特徴とするものである。
一方、センダストの中でも標準組成のFe−8i−At
合金は、At2o3.5lo2などの球状介在物がわず
かに存在するのみであるが添加物としてT1やZr。
合金は、At2o3.5lo2などの球状介在物がわず
かに存在するのみであるが添加物としてT1やZr。
Crを加えると、これらの炭窒化物や酸化物が塑性加工
によシ方向性をもち、耐摩耗性の向上に大きな効果を与
える。
によシ方向性をもち、耐摩耗性の向上に大きな効果を与
える。
また磁気テープの走行方向と特定の角度をなす方向に介
在物が線状をなすように配列する方法としては、熱間圧
延、熱間鍛造などが考えられるが、より有効な方法とし
ては熱間押出し法により磁気ヘッドチップに近い断面形
状を有する棒状試料を押し出し、これを輪切シにする方
法がある。しかしこのような場合には押し出された舟形
ケフ[面の枠状試料は断面積が通常20〜100mm2
(製品によってはこの範囲以外のものもある)程度のも
のであシ、もろいセンダストをこのように小さな断面形
状に押し出すためにはビレットを十分加熱保温すること
が重要であシ、その方法としては特公昭55−2496
2 月公報に記載されたものがある。
在物が線状をなすように配列する方法としては、熱間圧
延、熱間鍛造などが考えられるが、より有効な方法とし
ては熱間押出し法により磁気ヘッドチップに近い断面形
状を有する棒状試料を押し出し、これを輪切シにする方
法がある。しかしこのような場合には押し出された舟形
ケフ[面の枠状試料は断面積が通常20〜100mm2
(製品によってはこの範囲以外のものもある)程度のも
のであシ、もろいセンダストをこのように小さな断面形
状に押し出すためにはビレットを十分加熱保温すること
が重要であシ、その方法としては特公昭55−2496
2 月公報に記載されたものがある。
以下本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例
第1表に示す組成を有する合金を溶加し、20mmφX
30mmtのビレットを研削によシ作製した。このビレ
ットから第1図に示す押出し法により、第2図に示す断
面形状および寸法(mm ) を有する棒状試料を押
し出した。この場合ビレットの加熱温度は1150℃で
あシ、保温材としてパイロフィライトを使用した。つぎ
に押し出した外状試料を0.2mmの厚さに輪切シにし
、研磨後これを1000℃で熱処理し、3枚積層して模
擬ヘッドを試作した0 第 1 表 摩耗試験は模擬ヘッドをR研磨後AtzOsテープで仕
上研磨をし、γ−Feze3デープで1000時間摩耗
試験を行ってその摩耗量を比軟し/こOまだ磁気特性は
押し出された材料から5mmφ−3mmφ−0,2mm
tのリング試料を作成し、1000℃で2時間熱処理
後測定した0 第2表に測定後の結果を示すが、この表から明らかなよ
うに、本発明の磁気ヘッド用合金は磁気特性、耐摩耗性
ともに優れたものであシ、工業上の効果は極めて大であ
る。
30mmtのビレットを研削によシ作製した。このビレ
ットから第1図に示す押出し法により、第2図に示す断
面形状および寸法(mm ) を有する棒状試料を押
し出した。この場合ビレットの加熱温度は1150℃で
あシ、保温材としてパイロフィライトを使用した。つぎ
に押し出した外状試料を0.2mmの厚さに輪切シにし
、研磨後これを1000℃で熱処理し、3枚積層して模
擬ヘッドを試作した0 第 1 表 摩耗試験は模擬ヘッドをR研磨後AtzOsテープで仕
上研磨をし、γ−Feze3デープで1000時間摩耗
試験を行ってその摩耗量を比軟し/こOまだ磁気特性は
押し出された材料から5mmφ−3mmφ−0,2mm
tのリング試料を作成し、1000℃で2時間熱処理
後測定した0 第2表に測定後の結果を示すが、この表から明らかなよ
うに、本発明の磁気ヘッド用合金は磁気特性、耐摩耗性
ともに優れたものであシ、工業上の効果は極めて大であ
る。
第2表
注)1.「本発明合金」は介在物の配列方向をテープの
走行方向に対して直角にとったもの。
走行方向に対して直角にとったもの。
2、「従来合金]は鋳造材であり、介在物がテープの走
行方向に対し特定の方向に配列していないもの。
行方向に対し特定の方向に配列していないもの。
第1図は本発明合金の製造状況を示す縦断面図、第2図
は押出し材の拡大横断面図である。 1:ビレット、2:ダイス、3:保温材、4:コンテナ
ー5:インナーステム、6:アウターステム−、Pa
:インナーステム押圧力、Pl:アウターステム押圧力
は押出し材の拡大横断面図である。 1:ビレット、2:ダイス、3:保温材、4:コンテナ
ー5:インナーステム、6:アウターステム−、Pa
:インナーステム押圧力、Pl:アウターステム押圧力
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 Fe−5t−At合金中に含まれる介在物を、
磁気テープの走行方向と特定の角度をなす方向に配列せ
しめたことを特徴とする磁気ヘッド用合金。 2、上記特定の角度が直角であることを特徴とする特許
請求の範囲第1駒記載の磁気ヘッド用合金。 3、塑性加工を施すことにより前記介在物を配列せしめ
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
記載の磁気ヘッド用合金。 4、介在物がSi、 A7 、 Ti5ZrXCrのう
ちの1種以上を主成分とする非金属介在物であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項または第
3項記載の磁気ヘッド用合金。 5、 塑性加工を熱間押出し法によシ施したことを特徴
とする特許請求の範囲第3項または第4項記載の磁気ヘ
ッド用合金。 6、 900℃以上に加熱したビレットの周りに固体の
保温材を配置し、該保温利を加圧しながら押し出し7′
にとを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の磁気ヘッ
ド用合金。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58067741A JPS59193246A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 磁気ヘツド用合金 |
GB08409966A GB2139404B (en) | 1983-04-19 | 1984-04-17 | Magnetic head core and manufacturing method |
DE19843414942 DE3414942A1 (de) | 1983-04-19 | 1984-04-19 | Magnetkopf-kern und verfahren zu seiner herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58067741A JPS59193246A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 磁気ヘツド用合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59193246A true JPS59193246A (ja) | 1984-11-01 |
Family
ID=13353672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58067741A Pending JPS59193246A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 磁気ヘツド用合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59193246A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524962A (en) * | 1978-08-11 | 1980-02-22 | Daido Steel Co Ltd | Metal strip heat treatment equipment |
-
1983
- 1983-04-19 JP JP58067741A patent/JPS59193246A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524962A (en) * | 1978-08-11 | 1980-02-22 | Daido Steel Co Ltd | Metal strip heat treatment equipment |
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