JP2000138113A - 半硬質磁性材料および磁気マーカ用バイアス材ならびにその製造法 - Google Patents

半硬質磁性材料および磁気マーカ用バイアス材ならびにその製造法

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JP2000138113A JP10309027A JP30902798A JP2000138113A JP 2000138113 A JP2000138113 A JP 2000138113A JP 10309027 A JP10309027 A JP 10309027A JP 30902798 A JP30902798 A JP 30902798A JP 2000138113 A JP2000138113 A JP 2000138113A
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Noriyuki Nakaoka
範行 中岡
Tsutomu Inui
勉 乾
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    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Fe−Cu系合金の急峻化熱処理における知
見を提供し、この熱処理により得られる磁化急峻性に優
れた半硬質磁性材料、およびこの材料を用いてなる磁気
マーカ用のバイアス材およびその製造法を提供する。 【解決手段】 Feを主体とするマトリックスにCu族
非磁性金属が分散した組織を有する半硬質磁性材料であ
って、冷間加工後の熱処理によりFeを主体とするマト
リックスの(211)α面の半価幅を0.5°以下に制
御されたことを特徴とする半硬質磁性材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半硬質磁性材料お
よび磁気マーカ用バイアス材ならびにその製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】磁化状態を保持でき、消磁も可能な半硬
質磁性材料は、古くはリレー用の材料として使用されて
きた。代表的な半硬質磁性材料として、特公昭51−1
8884号に記載されるような、Fe−Cr−Co系合
金等が知られている。このような半硬質磁性材料として
は、その保磁力、飽和磁束密度などの様々な磁気特性の
要求から、上述したFe−Cr−Co系合金に限らず、
様々な合金が提案されている。また、半硬質磁性材料の
用途として、特開平8−82285号に記載されるよう
な物品の監視などに用いられる磁気マーカー用バイアス
素子としても利用可能である。このバイアス素子は、ア
モルファス磁性材料等からなる磁歪材料と組み合わせて
使用され、磁歪振動を調整するために用いられるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は半硬質磁性
材料として、相分離するFe−Cu系合金に着目した。
Fe−Cu系合金は、非磁性のCu族の相を強磁性のF
eを主体とするマトリックスに分散させることで保磁力
を高め、半硬質磁性材料として利用することができる。
【0004】上述したバイアス素子のようなセンサ用材
料としてもFe−Cr−Co系合金が利用されている
が、Fe−Cr−Co系合金は、Coを多量に含むため
高価であり、保磁力が7.2kA/mと高く、また残留
磁束密度Brが1.1T程度であって、印加磁場8kA
/mにおける磁束密度(以下B8kと記す)と残留磁束
密度Brの比で表される角形比Br/B8kが0.75
程度とさほど高くない材料である。
【0005】上述のような半硬質磁性材料を、磁化と消
磁とがなされる用途に用いる際には、保磁力が高すぎる
と消磁が十分に行いにくいという問題があり、消磁が十
分に行われないと電子監視システムの誤動作につながり
好ましくない。また、同様にB−H曲線における角形比
および磁化急峻性が悪いと、磁化状態と消磁状態の境界
が明瞭でなくなるため、これも誤動作の原因になる。こ
こで、磁化急峻性とは、半硬質磁性材料を磁化あるいは
消磁する際に、磁化状態が急激に変わる特性を指し、磁
化急峻性に優れた材料においては、B−H曲線が矩形に
近いものを言う。
【0006】そこで、Fe−Cu系合金を半硬質磁性材
料として用いれば、Cu族の相を分散することにより保
磁力を高めることができ、Feを主体とするマトリック
スに対しCu族の元素、すなわち、Cu、Ag、Au
は、ほとんど固溶しないため、Cu族の相が分離した形
態をとる。そのため、Feを主体とするマトリックスの
高い飽和磁束密度をそのまま利用することが出来るとい
う利点と、分散させるCu族の量を調整することによ
り、保磁力を調整することができるという利点がある。
また、半硬質磁性材料を例えば薄板状加工を加える場
合、Cu族を分散させた材料に塑性加工を加えると、F
eを主体とするマトリックスに分散するCu族の相が冷
間圧延等の加工で延伸されることで長手方向に非磁性領
域が形成され、磁気マーカ用バイアス材の素材として用
いることが可能となる。
【0007】しかしながら、冷間加工ままのFe−Cu
系合金は磁化急峻性に乏しく、そのB−H曲線はなだら
かな形状を示す。B−H曲線がなだらかな形状であるこ
とは、印加する外部磁場を大きくしていくとき、磁化さ
れる際に磁壁移動と磁区の回転が徐々に起こることを示
している。これは、冷間加工によって材料に加えられた
歪が、磁壁移動を妨げるためである。磁化状態と消磁状
態のオン・オフが明確であることが求められるような用
途に使用されると、誤動作の原因となる怖れがあり、望
ましくない。
【0008】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、
Fe−Cu系合金の利点を活かしながら半硬質磁性材料
として優れた磁化急峻性を有する材料を提供することで
ある。また、この半硬質磁性材料をバイアス材として用
いた磁気マーカを提供することであり、この半硬質磁性
材料の有効な製造法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述のFe
−Cu系合金の磁化急峻性を向上させる方法を鋭意検討
した結果、本発明に到達した。すなわち本発明は、Fe
を主体とするマトリックスにCu族非磁性金属が分散し
た組織を有する半硬質磁性材料であって、冷間加工後の
熱処理によりFeを主体とするマトリックスの(21
1)α面の半価幅を0.5°以下に制御された半硬質磁
性材料である。
【0010】好ましくは、B(1.5Hc)/B(5H
c)が0.9を越える急峻な磁化特性有する半硬質磁性
材料である。さらに好ましくは、Cu族の元素として、
Cuを3〜35%含有させる半硬質磁性材料である。ま
た、本発明の半硬質磁性材料を用いてなる磁気マーカ用
バイアス材とである。
【0011】また本発明の半硬質磁性材料の製造法とし
ては、冷間加工後の熱処理によりFeを主体とするマト
リックスの(211)α面の半価幅を0.5°以下に制
御する半硬質磁性材料の製造法である。好ましくは、半
価幅制御の熱処理温度は、好ましくは400〜700℃
で保持する半硬質磁性材料の製造法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳しく説明する。
本発明の重要な特徴は、Fe−Cu系合金の冷間加工材
に熱処理を施し、Feを主体とするマトリックスの(2
11)α面の半価幅を0.5°以下に制御することにあ
る。
【0013】通常、Feの冷間圧延集合組織は{100}
<110>と言われているが、Cu族非磁性金属を含む
本合金においては優先方位の{211}<110>も同程
度に形成されることを知見した。この冷間圧延材から圧
延長手と平行に半硬質磁性材料を切り出し、<110>
方向に外部から磁場をかけると、<110>に向かって
磁区回転と磁壁移動が行われる。Feの自発磁化の方向
は<100>であり、材料の長手方向とは一致していな
い。このような合金では、分散したCu族の相に磁壁移
動や磁区の回転を妨げる効果を期待し、Cu量によって
保磁力を調整することが可能となっている。しかしなが
ら、冷間圧延ままの材料には多量の歪が存在しており、
磁壁移動がこの歪によって妨げられ、磁化が徐々にしか
進行しないという弊害が生じる。これはB−H曲線で
は、なだらかな形状として現れる。
【0014】そこで、冷間圧延ままの材料に残留する歪
を除去し、磁壁移動を容易にするため、熱処理を施す事
が必要となる。この熱処理後の歪が除去された度合いを
示す指標としては、材料の特定面の半価幅は、その値が
小さいほどその面からのズレが小さく、強く集積してい
ることを示すため、Feを主体とするマトリックスの
(211)α面を測定し、その半価幅を0.5°以下に
制御すれば歪が低減された状態となる。このとき、一般
に高角度側の方が感度が高いことから、本発明では(1
00) α面ではなく(211)α面の半価幅を用いるこ
ととしたが、(100)α面の半価幅を用いても同様の
判定ができることは言うまでもない。
【0015】このとき、熱処理の保持温度は、400〜
700℃の温度範囲内で行うことが好ましい。これは、
熱処理温度が400℃より低いと、マトリックスの歪を
十分に除去してやることができないためである。より好
ましい熱処理温度の下限は450℃以上である。また、
熱処理温度が700℃を超えると、Cu族非磁性金属が
粗大化してしまい、マトリックスの磁区回転を妨げる効
果が十分に得られなくなる恐れがあるため、処理温度の
上限は700℃以下で行うことが好ましい。より好まし
い熱処理温度の上限は650℃以下である。
【0016】また、本発明の半硬質磁性材料を、先に延
べた磁気マーカー用バイアス素子をはじめ、センサ用な
どの用途として用るためには、磁化状態と消磁状態のオ
ン・オフが明確であることが求められる。そのため、本
発明では保磁力が適当であることとともに、Feを主体
とするマトリックスが有する高い飽和磁束密度を利用
し、更に良好な磁化急峻性を得ることができれば、磁化
状態と消磁状態のオン・オフが明確になることを知見
し、磁化急峻性の優劣の判断の基準を以下のように規定
した。
【0017】一般に半硬質磁性材料は、その保磁力の5
倍の磁場を印加した際に工業的な飽和磁化量に達すると
言われている。そこで、この磁化量をB(5Hc)と呼
ぶことにする。また、保磁力の1.5倍の磁場を印加し
た際の磁化量をB(1.5Hc)とし、これらの比、す
なわち、B(1.5Hc)/B(5Hc)が0.9を越
えるものを磁化急峻性に優れた材料とした。
【0018】次に、本発明の半硬質磁性材料に適正な保
磁力の付与には、Cu族非磁性金属を適量含有させる
と、保磁力の制御が容易となる。このとき、含有させる
Cu族非磁性金属としては、Au、Ag、Cuが挙げら
れ、いずれの元素を用いても有効であると思われるが、
CuはCu族のうち最も安価に入手することが可能であ
るので、Cuを利用するのが好ましい。これは、Cu族
非磁性金属は半硬質磁性材料中に分散させて非磁性領域
を形成させるものであるため、重量ではなく体積が重要
となる。したがって同等の効果を得るにはAuやAgを
用いる場合に比べてCuは少なくて済むことからも、C
uの利用が有効であるためである。
【0019】また、上述のCu族非磁性金属は、重量比
率で3〜35%含有させることが好ましく、含有量が3
%未満であれば、保磁力が小さくなり、磁化状態が不安
定となるため、本発明においてCu量の下限は、重量比
率で3%以上が望ましい。より好ましいCu量は重量比
率で5%以上である。
【0020】一方、保磁力が大きすぎると消磁しにくく
なり、オン・オフが明確であることが求められるセンサ
用などに用いた際に、装置を誤作動させてしまう場合が
ある。また、Cu量を多くすることにより、着磁時の磁
化量が減少することも、装置を誤作動につながる怖れが
ある。したがって、本発明においてCu量は、重量比率
で35%以下が望ましく、より好ましいCu量は重量比
率で30%以下である。
【0021】また、本発明の半硬質磁性材料を、センサ
用などに用いる際、板材、線材などの形状で用いること
ができる。しかし、製造性や集合組織制御の観点から冷
間圧延による板材の形で用いることが好ましく、板材で
用いることにより、薄型化、小型化が可能となる利点が
ある。
【0022】上述のようにして、Feを主体とするマト
リックスにCu族非磁性金属が分散した組織が得られ
る。この時の金属組織の一例は、図3に示すようなもの
となる。なお、本発明で言うFeを主体とするマトリッ
クスとは、通常、FeとCuはお互いに固溶体を形成し
ないといわれるが、Fe中にCuは高温からの冷却条件
にもよるが2〜3%程度固溶されることがある。そこ
で、本発明ではFeを主体とする相とは、Feベースの
体心立方組織を示すものとして定義する。
【0023】本発明の半硬質磁性材料は、磁歪振動する
磁歪素子と組み合わせることで、電子監視システムにお
ける磁気マーカ用のバイアス材として利用することがで
き、本発明が対象とするCu含有量が3〜35%の範囲
内のFe−Cu族半硬質磁性材料の好適な用途として、
本発明者が提案した特願平10−87936号に開示す
る磁気マーカ用バイアス材に好適となる。
【0024】
【実施例】半硬質磁性材料として、No.1〜10を以
下のような工程で製造した。先ず、溶解炉にて所望の組
成に調整した後、ガスアトマイズ法にて球状の粉末を得
た。次に分級して得た粒径300μm以下の粉末を、外
径420mm、長さ1200mm、厚さ3mmの軟鋼製
のHIP缶に充填し、600℃で加熱脱気した後、温度
950℃、圧力1200atmのHIP条件で3時間か
けて焼結し、素材を得た。その後、加熱温度900℃に
てプレスにより厚さ50mmのスラブを得た後、研削に
より鉄皮を除去した。このスラブを850℃に加熱して
熱間圧延した。この後、軟化焼鈍と冷間圧延による塑性
加工を繰返して平板化し、最終圧延率90%にて板厚5
0μmの薄板材を得た。
【0025】ここで、本発明が対象とするCu含有量が
3〜35%の範囲内のFe−Cu系合金の冷間加工材を
得る方法は、上述したような金属粉末を用いて圧密ある
いは焼結する方法に限らず、溶製法によって得られた鋼
塊を分塊・圧延する方法でも、FeとCuの板材を積層
して圧延する方法などでもよい。
【0026】上述の工程により得られた薄板材より、圧
延方向に平行に試験片を切り出し、磁気特性測定に供
し、断面の金属組織も併せて観察した。比較材はこのま
ま、本発明材はここで熱処理を施してFeを主体とする
マトリックスの(211)α面の半価幅を制御した後
に、それぞれ磁気特性を測定した。更に、磁気特性を測
定した後の試料について、Feを主体とするマトリック
スの(211)α面の半価幅を測定した。
【0027】表1に本発明で製造した半硬質磁性材料の
組成、急峻化熱処理条件、角形比Br/B8k、(21
1)α面の半価幅の測定結果および磁化急峻性の判定基
準であるB(1.5Hc)/B(5Hc)を示し、本発
明材No.3のB−H曲線を図1に、比較材No.9の
B−H曲線を図2に示し、更に本発明材No.3の断面
金属組織写真を図3に示す。
【0028】
【表1】
【0029】熱処理によってFeを主体とするマトリッ
クスの(211)α面の半価幅を0.5°以下以下にさ
れた本発明材No.3のB−H曲線は、比較材No.9
のそれに比して、矩形に近い形状をしており、磁化急峻
性の優劣の指標となるB(1.5Hc)/B(5Hc)
が0.9を超えていることが分かる。
【0030】
【発明の効果】本発明により、Fe−Cu合金のFeを
主体とするマトリックスの(211) α面の半価幅を
0.5°以下に制御することで、磁化急峻性に優れた半
硬質磁性材料を得ることができる。磁化状態と消磁状態
のオン・オフが明確であるため、磁気マーカ用のバイア
ス材のようなセンサ用の用途に対しては、特に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半硬質磁性材の磁気特性を示すB−H
曲線の図である。
【図2】比較材の半硬質磁性材の磁気特性を示すB−H
曲線の図である。
【図3】本発明の半硬質磁性材料の断面の金属組織を示
す顕微鏡写真である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Feを主体とするマトリックスにCu族
    非磁性金属が分散した組織を有する半硬質磁性材料であ
    って、冷間加工後の熱処理によりFeを主体とするマト
    リックスの(211)α面の半価幅を0.5°以下に制
    御されたことを特徴とする半硬質磁性材料。
  2. 【請求項2】 B(1.5Hc)/B(5Hc)が0.
    9を越える急峻な磁化特性有することを特徴とする請求
    項1に記載の半硬質磁性材料。
  3. 【請求項3】 Cu族非磁性金属としてCuを3〜35
    %含有させたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の半硬質磁性材料。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の半硬質
    磁性材料を用いてなることを特徴とする磁気マーカ用バ
    イアス材。
  5. 【請求項5】 冷間加工後の熱処理によりFeを主体と
    するマトリックスの(211)α面の半価幅を0.5°
    以下に制御することを特徴とする半硬質磁性材料の製造
    法。
  6. 【請求項6】 保持温度が400〜700℃であること
    を特徴とする請求項5に記載の半硬質磁性材料の製造
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102298815A (zh) * 2011-05-20 2011-12-28 宁波讯强电子科技有限公司 一种高矫顽力偏置片、其制造方法及用其制成的声磁防盗标签
WO2015111455A1 (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタピン用Cu-Fe系合金線材及びコネクタ

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