JPS59191114A - ドロツプアウト補償回路 - Google Patents
ドロツプアウト補償回路Info
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- JPS59191114A JPS59191114A JP58066025A JP6602583A JPS59191114A JP S59191114 A JPS59191114 A JP S59191114A JP 58066025 A JP58066025 A JP 58066025A JP 6602583 A JP6602583 A JP 6602583A JP S59191114 A JPS59191114 A JP S59191114A
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- dropout
- analog switch
- waveform
- circuit
- capacitor
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1876—Interpolating methods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はドロップアウト補償回路に関し、特に、音声
信号をFM変調して記録または再生するビデオディスク
装置やビデオテープレコーダ装置において、再生された
音声信号のドロップアウトを補償するようなドロップア
ウト補償回路の改良に関する。
信号をFM変調して記録または再生するビデオディスク
装置やビデオテープレコーダ装置において、再生された
音声信号のドロップアウトを補償するようなドロップア
ウト補償回路の改良に関する。
第1図は従来のドロップアラ1〜補償回路の一例を示す
ブロック図である。まず、第1図を参照して従来のドロ
ップアウト補償回路について説明する。音声信号がFM
変調され、ディスクあるいは磁気テープなどの記録媒体
に記録されるビデオディスク装置やビデオテープレコー
ダ装置においては、記録媒体から再生された音声のF
M信号がFM復調器1に与えられてFMImされ、音声
信号に戻される。FM復調器1の出力には復調音声信号
の他に、一般的には音声帯域よりも十分高い周波数帯域
にあるFM搬送波成分も混入している。
ブロック図である。まず、第1図を参照して従来のドロ
ップアウト補償回路について説明する。音声信号がFM
変調され、ディスクあるいは磁気テープなどの記録媒体
に記録されるビデオディスク装置やビデオテープレコー
ダ装置においては、記録媒体から再生された音声のF
M信号がFM復調器1に与えられてFMImされ、音声
信号に戻される。FM復調器1の出力には復調音声信号
の他に、一般的には音声帯域よりも十分高い周波数帯域
にあるFM搬送波成分も混入している。
−例を挙げれば、光学式ビデオディスクの場合は、音声
帯域がDCないし20KH2に対し、音声搬送波周波数
は約2.3MH2あるいは約2.8M1−IZである。
帯域がDCないし20KH2に対し、音声搬送波周波数
は約2.3MH2あるいは約2.8M1−IZである。
前述の音声搬送波周波数成分は、復調音声信号には不要
のものであり、この音声搬送波周波数成分はローパスフ
ィルタ2で除去される。
のものであり、この音声搬送波周波数成分はローパスフ
ィルタ2で除去される。
ローパスフィルタ2の出力信号は前置ホールド回路3に
入力される。前置ホールド回路3は再生された音声FM
信号が与えれたエンベロープ検波器4およびレベル検出
器5からなるドロツブアウト検出器から出力されるドロ
ツブアラ1〜検出信号によって制御される。すなわち、
前置ホールド回路3はドロップアウト発生期間だけ、ド
ロップアウト発生以前の音声信号の値をホールドするこ
とによって、ドロップアウトの補償を行なっている。
入力される。前置ホールド回路3は再生された音声FM
信号が与えれたエンベロープ検波器4およびレベル検出
器5からなるドロツブアウト検出器から出力されるドロ
ツブアラ1〜検出信号によって制御される。すなわち、
前置ホールド回路3はドロップアウト発生期間だけ、ド
ロップアウト発生以前の音声信号の値をホールドするこ
とによって、ドロップアウトの補償を行なっている。
ところで、FM変調によって信号を伝送する烏合、F
M変調、復調により発生する三角ノイズを抑圧する理由
で、記録側では音声信号の高域周波数成分を伸長するい
わゆるプリエンファシスを行なった後FM変調される。
M変調、復調により発生する三角ノイズを抑圧する理由
で、記録側では音声信号の高域周波数成分を伸長するい
わゆるプリエンファシスを行なった後FM変調される。
再生側では、記録側とは逆にFM変調された音声信号の
高域周波数成分の抑圧を行なういわゆるディエンファシ
スを行なうのが一般的である。前置ホールド回路3の出
力は、音声信号の高域周波数成分が伸長されている状態
であるので、ディエンファシス回路6によって高域周波
数成分が抑圧された後、出力アンプ7を経て音声信号と
して出力される。
高域周波数成分の抑圧を行なういわゆるディエンファシ
スを行なうのが一般的である。前置ホールド回路3の出
力は、音声信号の高域周波数成分が伸長されている状態
であるので、ディエンファシス回路6によって高域周波
数成分が抑圧された後、出力アンプ7を経て音声信号と
して出力される。
第2図は、第1図に示すドロップアウト補償回路の動作
を説明するための波形図である。次に、動作について説
明づ−る。
を説明するための波形図である。次に、動作について説
明づ−る。
エンベロープ検波器では第2図(A)に示すようなFM
音声信号のエンベロープを検波し、第2図(8)に示す
ような入力のFM信号のエンベロープに対応した波形を
得る。この波形がレベル検出器5に入力され、ある任意
の設定レベルv1以下になるとドロップアラ1へとみな
し、第2図(C)に示すドロップアラ(−検出信号を出
力づる。一方、前置ホールド回路3の入力には第2図(
D)に示す波形のローパスフィルタ2の出力信号が入力
されている。この第2図(D)の波形では、a点からb
点を経て0点に至るごときドロップアウトによる波形の
異常が発生している。前置ホールド回路3はドロップア
ウト検出信号がローレベルの状態からハイレベルの状態
になる瞬間の入力波形(第2図(D))の電位、ターな
わち8点の電位をホールドし、ドロップアウト−検出信
号が再びローレベルの状態になるまで、その状態を維持
する。
音声信号のエンベロープを検波し、第2図(8)に示す
ような入力のFM信号のエンベロープに対応した波形を
得る。この波形がレベル検出器5に入力され、ある任意
の設定レベルv1以下になるとドロップアラ1へとみな
し、第2図(C)に示すドロップアラ(−検出信号を出
力づる。一方、前置ホールド回路3の入力には第2図(
D)に示す波形のローパスフィルタ2の出力信号が入力
されている。この第2図(D)の波形では、a点からb
点を経て0点に至るごときドロップアウトによる波形の
異常が発生している。前置ホールド回路3はドロップア
ウト検出信号がローレベルの状態からハイレベルの状態
になる瞬間の入力波形(第2図(D))の電位、ターな
わち8点の電位をホールドし、ドロップアウト−検出信
号が再びローレベルの状態になるまで、その状態を維持
する。
そして前置ホールド回路3はドロップアウト検出信号が
ハイレベルからローレベルになった瞬間に、もとの波形
のd点の電位に復帰するようになっている。したがって
、前置ホールド回路3の出力には、第2図(E)に示す
波形が得られる。前置ホールド回路3の出力信号は、抵
抗R1あよひコンデンサC1からなるディエンファシス
回路6に入力されるが、このディエンファシス回路6は
一種の積分回路である。このために、積分回路6の一出
力波形は第2図(F)に示すごとく積分されて、ドロッ
プアウトが補償された波形となる。そしてドロップアウ
トの補償された出力信号はディエンファシス回路6の特
性を乱さないような十分に高い入力抵抗を有する出力ア
ンプ7を介して出力される。
ハイレベルからローレベルになった瞬間に、もとの波形
のd点の電位に復帰するようになっている。したがって
、前置ホールド回路3の出力には、第2図(E)に示す
波形が得られる。前置ホールド回路3の出力信号は、抵
抗R1あよひコンデンサC1からなるディエンファシス
回路6に入力されるが、このディエンファシス回路6は
一種の積分回路である。このために、積分回路6の一出
力波形は第2図(F)に示すごとく積分されて、ドロッ
プアウトが補償された波形となる。そしてドロップアウ
トの補償された出力信号はディエンファシス回路6の特
性を乱さないような十分に高い入力抵抗を有する出力ア
ンプ7を介して出力される。
しかしながら、上述のドロップアウト補償回路において
は、エンベロープ検波器4およびレベル検出器5からな
るドロップアウト検出器がドロップアウトを検出して検
出パルスを出力するまでには、多少の遅延時間が発生す
るため、ドロップアウトが発生して成る遅延時間が経過
した後の波形をホールドすることになる。このために、
ドロップアウト補償後の第2図(F)に示す波形は点線
で示したもとの波形からはかなり異なったものとなり、
ドロップアウト補償の効果もかなり減少するという欠点
があった。
は、エンベロープ検波器4およびレベル検出器5からな
るドロップアウト検出器がドロップアウトを検出して検
出パルスを出力するまでには、多少の遅延時間が発生す
るため、ドロップアウトが発生して成る遅延時間が経過
した後の波形をホールドすることになる。このために、
ドロップアウト補償後の第2図(F)に示す波形は点線
で示したもとの波形からはかなり異なったものとなり、
ドロップアウト補償の効果もかなり減少するという欠点
があった。
このような欠点を解消するために考案された従来の装置
の一例として、ローパスフィルタ2と前置ホールド回路
3との間にドロップアウト検出パルスが発生するまでに
要する遅延Il!間を補償するための遅延回路を挿入し
たものが考案されている。
の一例として、ローパスフィルタ2と前置ホールド回路
3との間にドロップアウト検出パルスが発生するまでに
要する遅延Il!間を補償するための遅延回路を挿入し
たものが考案されている。
このような方式は、第2図(G)の波形で示すように、
ローパスフィルタ2の出力波形を遅延素子でΔτだけ遅
延させるものである。そして、ドロップアウトが発生す
る以前の波形を前置ホールドすることにより、前置ホー
ルド回路3の出力には第2図(H)で示す波形が得られ
る。この波形をディエンファシス回路6を通過させると
第2図(1)に示したようにドロップアウト補償がなさ
れた波形となる。この第2図(1)に示す波形は、第2
図(F)に示した波形に比べるともとの波形にかなり忠
実であり、充分なドロップアウト補償効果が得られる。
ローパスフィルタ2の出力波形を遅延素子でΔτだけ遅
延させるものである。そして、ドロップアウトが発生す
る以前の波形を前置ホールドすることにより、前置ホー
ルド回路3の出力には第2図(H)で示す波形が得られ
る。この波形をディエンファシス回路6を通過させると
第2図(1)に示したようにドロップアウト補償がなさ
れた波形となる。この第2図(1)に示す波形は、第2
図(F)に示した波形に比べるともとの波形にかなり忠
実であり、充分なドロップアウト補償効果が得られる。
このような装置に使用される遅延素子としてはBBD
(Bucket 13rigade [)evice
)あるいはコンデンサとコイルによるディレーライン
などが挙げられる。しかしながら、このような遅延素子
は高直であり、またこれを実施するためには回路構成が
複雑になるという欠点があった。またエンベロープ検波
器を使ったドロップアウト検出器の場合、FM音声信号
の振幅の減少のみ検出しているため、FM音声信号振幅
に異常はないが、FM波の位相が乱されているようなド
ロップアウトは検出できない。また振幅が減少してもそ
の部分のFM音声信号の位相が乱されずに、FM変調し
ても復調波形に異常を生じないものをもドロップアウト
として検出し、補償を行なうためにかえって再生音の劣
化を生じるという不都合′も生じた。
(Bucket 13rigade [)evice
)あるいはコンデンサとコイルによるディレーライン
などが挙げられる。しかしながら、このような遅延素子
は高直であり、またこれを実施するためには回路構成が
複雑になるという欠点があった。またエンベロープ検波
器を使ったドロップアウト検出器の場合、FM音声信号
の振幅の減少のみ検出しているため、FM音声信号振幅
に異常はないが、FM波の位相が乱されているようなド
ロップアウトは検出できない。また振幅が減少してもそ
の部分のFM音声信号の位相が乱されずに、FM変調し
ても復調波形に異常を生じないものをもドロップアウト
として検出し、補償を行なうためにかえって再生音の劣
化を生じるという不都合′も生じた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の欠点を解
消し得てしかも簡単な構成で確実なドロップアウトの検
出と、十分なドロップアウトの補償効果を得られるよう
なドロップアウト補償回路を提供することである。
消し得てしかも簡単な構成で確実なドロップアウトの検
出と、十分なドロップアウトの補償効果を得られるよう
なドロップアウト補償回路を提供することである。
第3図はこの発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。8はアナログスイッチであり、フィルタ回路9.レ
ベル検出器10からなるドロップアウト検出器からの検
出信号に応じてローパスフィルタ2から出力アンプ7に
与えられるFM信号をオンまたはオフするためのもので
ある。そしてローパスフィルタ2とアナログスイッチ8
の一方の入力端αとの間の信号経路にはデイエンフアシ
ス回路の一部を構成する第1の抵抗R1が直列的に接続
される。またアナログスイッチ8の出力端βと基準電位
(アース電位)との間にはディエンファシス回路の一部
を構成する第1のコンデンサC1が並列接続される。ま
たドロップアウト検出信号が、ロー状態のときはアナロ
グスイッチ8は閉じており、ハイの状態になるとアナロ
グスイッチが開くようになっている。
る。8はアナログスイッチであり、フィルタ回路9.レ
ベル検出器10からなるドロップアウト検出器からの検
出信号に応じてローパスフィルタ2から出力アンプ7に
与えられるFM信号をオンまたはオフするためのもので
ある。そしてローパスフィルタ2とアナログスイッチ8
の一方の入力端αとの間の信号経路にはデイエンフアシ
ス回路の一部を構成する第1の抵抗R1が直列的に接続
される。またアナログスイッチ8の出力端βと基準電位
(アース電位)との間にはディエンファシス回路の一部
を構成する第1のコンデンサC1が並列接続される。ま
たドロップアウト検出信号が、ロー状態のときはアナロ
グスイッチ8は閉じており、ハイの状態になるとアナロ
グスイッチが開くようになっている。
第4図はF M復調器1の出力信号の周波数信号のスペ
クトルを示し、図においてhは音声信号の帯域(一般的
にはDC〜20KHzの帯域があればよい)、またiは
音声のFM搬送波の帯域(−例として光学的ビデオディ
スクの約2.8MHzのFM搬送波の帯域)、またjは
音声信号帯域を包含し、それよりも十分広い帯域を持ち
、なおかつ、FM搬送波成分を除去するような周波数帯
域を持つローパスフィルタ2の周波数帯域を示す。
クトルを示し、図においてhは音声信号の帯域(一般的
にはDC〜20KHzの帯域があればよい)、またiは
音声のFM搬送波の帯域(−例として光学的ビデオディ
スクの約2.8MHzのFM搬送波の帯域)、またjは
音声信号帯域を包含し、それよりも十分広い帯域を持ち
、なおかつ、FM搬送波成分を除去するような周波数帯
域を持つローパスフィルタ2の周波数帯域を示す。
またkは音声帯域周波数成分とFM搬送波成分を除去し
その中間の帯域成分を通過させるフィルタ回路9の周波
数帯域を表わしている。
その中間の帯域成分を通過させるフィルタ回路9の周波
数帯域を表わしている。
第5図はフィルタ回路9およびレベル検出器10よりな
るドロップアウト検出器の動作を説明する波形図である
。第5図(A>は上記第4図jの帯域を持つローパスフ
ィルタ2の出力にドロップアウトにより波形上のa点か
らb点を介して0点に至る鋭いパルス性の波形乱れが発
生している。
るドロップアウト検出器の動作を説明する波形図である
。第5図(A>は上記第4図jの帯域を持つローパスフ
ィルタ2の出力にドロップアウトにより波形上のa点か
らb点を介して0点に至る鋭いパルス性の波形乱れが発
生している。
この波形孔れの部分の周波数成分は比較的高い周波数成
分を持つので第4図にの帯域のフィルタ9を用いればド
ロップアウトにより発生するパルス成分のみを抜き出す
ことができフィルタ回路9の出力には第5図(B)の波
形が得られ、この波形がレベル検出器10に入力される
。この波形が成る任意の設定レベルv2以下に下がった
ときにドロップアウトとみなし第5図(C)に示すドロ
ップアウト検出信号を出力する。ところで、第5図(A
)においてドロップアウトによる波形の異常には実際は
かなり程度の差があり、異常の程度の小さいものにはス
ピーカに再生音を出力してもほとんど異常が認められな
いのでドロップアウト補償を行なう必要はない。しかし
異常の程度の大きなものは聴感上著しく音質を劣化させ
るためドロップアウト補償が必要である。このドロップ
アウト補償すべきものとその必要のないものの選択は、
レベル検出器10の設定電圧v2を任意に設定すること
によって自由に決定することができ、したがって音声出
力信号の状態に応じてドロップアウトを確実に検出でき
るようになっている。また、ドロップアウトによる波形
異常は第5図(A)におけるような下向きに鋭いパルス
性の異常に限らず、実際は上向きに同様の鋭いパルス性
の異常を発生するものもある。したがって、このような
異常を検出するためにレベル検出器10では第5図(B
)の波形を中心に対して■2とは逆の方向にv3という
電位を設定し、パルスがv3に達した場合にもレベル検
出器10の出力にドロップアウト検出信号を出力するよ
うに構成すれば確実なドロップアウト検出を行なうこと
ができるわけである。
分を持つので第4図にの帯域のフィルタ9を用いればド
ロップアウトにより発生するパルス成分のみを抜き出す
ことができフィルタ回路9の出力には第5図(B)の波
形が得られ、この波形がレベル検出器10に入力される
。この波形が成る任意の設定レベルv2以下に下がった
ときにドロップアウトとみなし第5図(C)に示すドロ
ップアウト検出信号を出力する。ところで、第5図(A
)においてドロップアウトによる波形の異常には実際は
かなり程度の差があり、異常の程度の小さいものにはス
ピーカに再生音を出力してもほとんど異常が認められな
いのでドロップアウト補償を行なう必要はない。しかし
異常の程度の大きなものは聴感上著しく音質を劣化させ
るためドロップアウト補償が必要である。このドロップ
アウト補償すべきものとその必要のないものの選択は、
レベル検出器10の設定電圧v2を任意に設定すること
によって自由に決定することができ、したがって音声出
力信号の状態に応じてドロップアウトを確実に検出でき
るようになっている。また、ドロップアウトによる波形
異常は第5図(A)におけるような下向きに鋭いパルス
性の異常に限らず、実際は上向きに同様の鋭いパルス性
の異常を発生するものもある。したがって、このような
異常を検出するためにレベル検出器10では第5図(B
)の波形を中心に対して■2とは逆の方向にv3という
電位を設定し、パルスがv3に達した場合にもレベル検
出器10の出力にドロップアウト検出信号を出力するよ
うに構成すれば確実なドロップアウト検出を行なうこと
ができるわけである。
第6図は第3図に示す実施例の動作を説明するための波
形図である。次に第6図を参照して第3図に示す実施例
について説明する。第6図(B)に示す波形において、
ドロップアウトにより波形上のa点およびb点を介して
0点に至る波形の異常が発生したとき、もし仮にアナロ
グスイッチ8が閉じたままのときは、異常部分は第1の
抵抗R1およq第1のコンデンサC1からなるディエン
ファシス回路により積分されて、第6図(C)の波形の
一点鎖線で示した波形がアナログスイッチ8の出力端子
Bに出力される。ところで、アナログスイッチ8がドロ
ップアウト検出信号によって制御されると、ドロップア
ウトが発生してから若干の遅延時間を経て、第6図<A
>に示すドロップアウト検出信号がローレベルからハイ
レベルに変化してアナログスイッチ8が開かれる。する
と、アナログスイッチ8の出力端子βにおける波形は第
6図(C)に示す7点でディエンファシス回路による積
分が停止する。このとき、コンデンサC1に充電された
f点の電位は出力アンプ7に向がって放電を開始するが
、出力アンプの入力抵抗は十分大きいので、結果的に出
力端子βの電位はドロップアウト検出信号が再びローレ
ベルになるまでf点の位置をホールドすることになる。
形図である。次に第6図を参照して第3図に示す実施例
について説明する。第6図(B)に示す波形において、
ドロップアウトにより波形上のa点およびb点を介して
0点に至る波形の異常が発生したとき、もし仮にアナロ
グスイッチ8が閉じたままのときは、異常部分は第1の
抵抗R1およq第1のコンデンサC1からなるディエン
ファシス回路により積分されて、第6図(C)の波形の
一点鎖線で示した波形がアナログスイッチ8の出力端子
Bに出力される。ところで、アナログスイッチ8がドロ
ップアウト検出信号によって制御されると、ドロップア
ウトが発生してから若干の遅延時間を経て、第6図<A
>に示すドロップアウト検出信号がローレベルからハイ
レベルに変化してアナログスイッチ8が開かれる。する
と、アナログスイッチ8の出力端子βにおける波形は第
6図(C)に示す7点でディエンファシス回路による積
分が停止する。このとき、コンデンサC1に充電された
f点の電位は出力アンプ7に向がって放電を開始するが
、出力アンプの入力抵抗は十分大きいので、結果的に出
力端子βの電位はドロップアウト検出信号が再びローレ
ベルになるまでf点の位置をホールドすることになる。
ところで、アナログスイッチ8の入力端子αの波形はf
点まで来ると、アナログスイッチ8が開かれ、ディエン
ファシス回路による積分が停止してローパスフィルタ2
の出力波形が現われるため、第6図(C)に示す波形の
f点から9点に移りb点、0点、d点に至る波形となる
。第6図(A)に示すドロップアウト検出信号が再びハ
イレベルからローレベルに戻ると、アナログスイッチ8
が閉じ、入力端子αおよび出力端子βが接続されるため
、今までf点の電位をホールドしていた出力端子βの電
位はd点の電位となる。このようにして、アナログスイ
ッチ8の出力端子βに得られた第6図(D)に示す波形
は点線部で示したドロップアウトのないときの波形にが
なり忠実になる。
点まで来ると、アナログスイッチ8が開かれ、ディエン
ファシス回路による積分が停止してローパスフィルタ2
の出力波形が現われるため、第6図(C)に示す波形の
f点から9点に移りb点、0点、d点に至る波形となる
。第6図(A)に示すドロップアウト検出信号が再びハ
イレベルからローレベルに戻ると、アナログスイッチ8
が閉じ、入力端子αおよび出力端子βが接続されるため
、今までf点の電位をホールドしていた出力端子βの電
位はd点の電位となる。このようにして、アナログスイ
ッチ8の出力端子βに得られた第6図(D)に示す波形
は点線部で示したドロップアウトのないときの波形にが
なり忠実になる。
この波形が出力アンプ7を介して出力され、十分なドロ
ップアウト補償効果を得ることができる。
ップアウト補償効果を得ることができる。
ところで、上述の実施例では、第1の抵抗R1および第
1のコンデンサc1からなるディエンファシス回路を使
用するようにしたが、他のディエンフアシス回路も適用
できることは言うまでもない。
1のコンデンサc1からなるディエンファシス回路を使
用するようにしたが、他のディエンフアシス回路も適用
できることは言うまでもない。
次にこのような実施例について説明する。
第7A図および第7B図はディエンファシス回路の他の
例を示す回路図であり、第8A図および第8B図はこの
発明の他の実施例に含まれるディ・ ′エンファシス回
路の電気回路図である。
例を示す回路図であり、第8A図および第8B図はこの
発明の他の実施例に含まれるディ・ ′エンファシス回
路の電気回路図である。
まず第7A図に示すディエンファシス回路は、信号経路
に対して直列的に第1の抵抗R1を接続し、信号経路と
アース電位すなわち基t!lI−電位との間に第2の抵
抗R2とコンデンサC1との直列回路を並列的に接続し
たものである。このようなティエンファシス回路をこの
発明に適用づるには、第8A図に示すごとく第1の抵抗
R1と第2の抵抗R2との接続点との間に前述のアナロ
グスイッチ8を直列的に介挿すればよい。
に対して直列的に第1の抵抗R1を接続し、信号経路と
アース電位すなわち基t!lI−電位との間に第2の抵
抗R2とコンデンサC1との直列回路を並列的に接続し
たものである。このようなティエンファシス回路をこの
発明に適用づるには、第8A図に示すごとく第1の抵抗
R1と第2の抵抗R2との接続点との間に前述のアナロ
グスイッチ8を直列的に介挿すればよい。
また、第7B図に示すディエンファシス回路は、第7A
図に示した第2の抵抗R2に代えて第3の抵抗R3をコ
ンデンサC1と基準電位との間に直列的に接続したもの
である。そして第7B図に示すディエンファシス回路を
この発明に適用するには、抵抗R1とコンデンサC1と
の間にアナログスイッチを直列的に介挿すればよい。
図に示した第2の抵抗R2に代えて第3の抵抗R3をコ
ンデンサC1と基準電位との間に直列的に接続したもの
である。そして第7B図に示すディエンファシス回路を
この発明に適用するには、抵抗R1とコンデンサC1と
の間にアナログスイッチを直列的に介挿すればよい。
以上のように、この発明によれば、フィルタ回路および
レベル検出器からなるドロップアウト検出器と、信号経
路に第1の抵抗を直列接続し、信号経路と基準電位との
間にコンデンサを接続したディエンファシス回路の一部
にアナログスイッチを挿入するという比較的簡単な構成
により、コンデンサの充放電を利用して充分なドロップ
アウトの補償効果を得ることができる。
レベル検出器からなるドロップアウト検出器と、信号経
路に第1の抵抗を直列接続し、信号経路と基準電位との
間にコンデンサを接続したディエンファシス回路の一部
にアナログスイッチを挿入するという比較的簡単な構成
により、コンデンサの充放電を利用して充分なドロップ
アウトの補償効果を得ることができる。
第1図は従来のドロップアウト補償回路の一例を示す概
略ブロック図である。第2図は従来のドロップアウト補
償回路の動作を説明するための波形図である。第3図は
この発明の一実施例の概略ブロック図である。第4図は
この発明を説明するための周波数スペクトルを示す図で
ある。第5図および第6図は第3図に示す実施例の動作
を説明するための波形図である。第7A図および第7B
図はディエンファシス回路の他の例を示す電気回路であ
る。第8A図および第8B図はこの発明の他の実施例に
含まれるディエンファシス回路の電気回路図である。 図において、1はFM111i器、2はローパスフィル
タ、7は出力アンプ、8はアナログスイッチ−19はフ
ィルタ回路、10はレベル検出器、R1゜R2,R3は
抵抗、C1けコンデンサを示す。 代理人 大 岩 増 維 竿1 図 第2図 20にHE
2.!tMl(X第5図 化 (/C v3 第7A図 第”7B図 第3A図 纂8B図
略ブロック図である。第2図は従来のドロップアウト補
償回路の動作を説明するための波形図である。第3図は
この発明の一実施例の概略ブロック図である。第4図は
この発明を説明するための周波数スペクトルを示す図で
ある。第5図および第6図は第3図に示す実施例の動作
を説明するための波形図である。第7A図および第7B
図はディエンファシス回路の他の例を示す電気回路であ
る。第8A図および第8B図はこの発明の他の実施例に
含まれるディエンファシス回路の電気回路図である。 図において、1はFM111i器、2はローパスフィル
タ、7は出力アンプ、8はアナログスイッチ−19はフ
ィルタ回路、10はレベル検出器、R1゜R2,R3は
抵抗、C1けコンデンサを示す。 代理人 大 岩 増 維 竿1 図 第2図 20にHE
2.!tMl(X第5図 化 (/C v3 第7A図 第”7B図 第3A図 纂8B図
Claims (3)
- (1) FM変調された音声信号を記録媒体に記録し
かつ前記記録媒体から再生されたFM変調を受けた音声
信号を復調して再生する装置において、 ドロップアラ1〜により発生するパルス性の波形瓦れの
パルス成分を抜き出すことができるフィルタ回路と、フ
ィルタ回路の出力の所定のレベルを検出してドロップア
ウト検出信号を出力するレベル検出器と、信号経路に直
列接続された第1の抵抗および前記信号経路と基準電位
との間に並列的に接続された第1のコンデンサを含むデ
ィエンファシス回路、ならびに 前記第1の抵抗と前記第1のコンデンサの間であって信
号経路に直列的に介挿されるアナログスイッチを備え、 前記アナログスイッチをレベル検出器のドロップアウト
検出信号によって開閉することを特徴とするドロップア
ウト補償回路。 - (2) 前記ディエンファシス回路は、前記第1のコン
デンサに対して前記信号経路側に直列接続される第2の
抵抗を含み、 前記アナログスイッチは前記信号経路に介挿されかつ前
記第1の抵抗と前記第2の抵抗との間に接続され、レベ
ル検出器のドロップアウト検出信号によって開閉するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のドロップア
ウト補償回路。 - (3) 前記ディエンファシス回路は、前記第1のコン
デンサに対して前記基準電位側に直列接続される第3の
抵抗を含み前記アナログスイッチは前記信号経路に介挿
されかつ前記第1の抵抗と前記第1のコンデンサとの間
に接続され、レベル検出器のドロップアウト検出信号に
よって開閉することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のドロップアウト補償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58066025A JPS59191114A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | ドロツプアウト補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58066025A JPS59191114A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | ドロツプアウト補償回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59191114A true JPS59191114A (ja) | 1984-10-30 |
Family
ID=13303963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58066025A Pending JPS59191114A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | ドロツプアウト補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59191114A (ja) |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP58066025A patent/JPS59191114A/ja active Pending
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