JPH0413785B2 - - Google Patents

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JPH0413785B2
JPH0413785B2 JP60100185A JP10018585A JPH0413785B2 JP H0413785 B2 JPH0413785 B2 JP H0413785B2 JP 60100185 A JP60100185 A JP 60100185A JP 10018585 A JP10018585 A JP 10018585A JP H0413785 B2 JPH0413785 B2 JP H0413785B2
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JP
Japan
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signal
circuit
audio signal
interpolation
noise
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JP60100185A
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Koshin Namiki
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to US06/857,845 priority patent/US4704642A/en
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は雑音低減回路に係り、特にヘリカルス
キヤンVTRの回転ヘツドにより、音声信号で搬
送波を周波数変調して得られた被周波数変調音声
信号を磁気テープに記録し、これを再生すシステ
ムにおいて、再生音声信号中のパルス性雑音を前
値ホールドにより低減する雑音低減回路に関す
る。
従来の技術 従来より、ヘリカルスキヤンVTRにおいて音
声信号を高品位で記録再生するために、音声信号
で搬送波を周波数変調して得られた被周波数変調
音声信号(以下、FM音声信号という)を磁気テ
ープに記録し、これを再生することが知られてい
る。第7図はかかるVTRの音声信号記録再生系
の一例のブロツク系統図を示す。なお、第7図に
は説明の便宜上、音声信号は1チヤンネルで記録
されるように示したが、実際にはステレオ音声信
号の記録再生を行なうため、FW音声信号は2チ
ヤンネルの記録再生系を経て記録再生される。第
7図において、入力端子1に入来した記録される
べき音声信号は、ノイズ・リダクシヨン回路2に
より再生時の雑音低減のためエンコードされた
後、プリ・エンフアシス回路3により高域雑音低
減を目的として高域周波数成分を強調させてから
周波数変調器4に供給される。周波数変調器4よ
り取り出されたFM音声信号は記録増幅器5に供
給され、ここで増幅された後、記録時には接点R
に接続されているスイツチ6及び7を夫々通して
回転ヘツド8及び9に夫々供給される。
回転ヘツド8及び9は回転ドラム10上に180°
対向して取付けられており、回転ドラム10に対
して180°強の角度範囲に亘つて斜めに巻回されつ
つ走行せしめられる磁気テープ11上に傾斜トラ
ツクを形成してFM音声信号を記録する。なお、
回転ヘツド8及び9が音声専用ヘツドのときに
は、映像専用ヘツドが2個回転ドラム10に更に
取付けられており、回転ヘツド8,9により磁気
テープ11の磁性層の深層にまで記録されたオー
デイオトラツク上を映像専用ヘツドが走査して映
像信号を記録し、他方、回転ヘツド8,9が映像
及び音声信号の記録再生に共用する回転ヘツドの
場合は、回転ヘツド8,9には更にFM音声信号
と帯域を異にする映像信号が供給され、FM音声
信号と映像信号とが夫々同時に同一トラツクに記
録されることは周知の通りである。
次に再生時の動作につき説明するに、回転ヘツ
ド8,9により、磁気テープ11の記録トラツク
の既記録FM音声信号が再生されて接点Pに接続
されているスイツチ6,7を通してスイツチ回路
12の端子12a,12bに供給される。スイツ
チ回路1は入力端子13を介して供給されるドラ
ムパルスにより、回転ヘツド8,9のうち磁気テ
ープ11上を現に走査している側の回転ヘツドの
出力再生信号を選択出力するように切換えられる
から、スイツチ回路12からは再生FM音声信号
が連続的に取り出され、FM復調器14及び包絡
線検波器15に夫々供給される。FM復調器14
より取り出された再生音声信号はホールド回路1
6に供給され、ここでホールド信号発生回路17
及び18の両出力信号を加算する加算回路19よ
りホールド信号が供給される期間ホールドされ
る。
ところで、FM復調器14の出力再生音声信号
は次の場合に大なる雑音を発生する。回転ヘツ
ド8,9のスイツチング時点での信号接続部分、
磁気テープ11上の傷、塵埃等によるドロツプ
アウトによる再生FM音声信号の包絡線レベル低
下時、トラツキングずれ等による再生FM音声
信号の包絡線レベル低下時、FM音声信号が記
録されていない磁気テープの再生時。このうち、
はヘツドスイチング時に再生FM音声信号の接
続部分において、記録再生時のテープテンシヨン
差等の原因により波形の連続性が乱れ、復調され
た再生音声信号中にパルス性ノイズが発生するこ
とによる。また、、及びは本質的にはFM
音声信号の消失による雑音であり、再生音声信号
中に、前記パルス性ノイズに比し時間的に長時間
に亘つて発生する(雑音発生期間は一般に<
<)。
これらの雑音は第7図に示されたホールド回路
16とミユーテイング回路22によつ低減され
る。ホールド回路16の出力信号はデイ・エンフ
アシス回路20によりプリ・エンフアシス回路3
で強調された高周波成分を減衰された後、ノイ
ズ・リダクシヨン回路21に供給され、ここでノ
イズ・リダクシヨン回路2と相補的なレベル伸長
特性を付与された後ミユーテイング回路22に供
給される。ミユーテイング信号発生回路23は包
絡線検波器15の出力検波信号が一定レベルより
も小なる期間が一定期間以上接続した時にハイレ
ベルとなり、かつ、上記一定レベルよりも大に復
帰してから所定期間経過するまでハイレベルを保
持するミユーテイング信号を発生してミユーテイ
ング回路22へ出力する。ミユーテイング回路2
2はミユーテイング信号がハイレベルの期間のみ
ミユーテイング動作を行なう。ヘツドスイツチン
グ時では再生FM信号の包絡線レベルは前記一定
値よりも大であるから、ミユーテイング信号発生
回路23の出力信号はローレベルのままである。
従つて、ミユーテイング回路22はミユーテイン
グ動作を行なわないので、出力端子24へ出力さ
れる再生音声信号波形はホールド回路16の出力
信号波形と同じになる。
これに対して、比較的長いドロツプアウトやト
ラツキングを最良の状態の調整する過程での再生
FM音声信号の包絡線レベルの低下によつて、
FM復調器14よりの再生音声信号に、長時間に
亘る雑音が発生した場合は、ホールド信号発生回
路18により包絡線検波器15の出力検波信号に
基づいて発生された期間だけローレベルのホール
ド信号が加算回路19を通してホールド回路16
に供給される。これにより、雑音の発生期間、そ
の直前の信号レベルにホールドされた再生音声信
号はデイ・エンフアシス回路20、ノイズリダク
シヨン回路21を夫々通してミユーテイング回路
22に供給され、ここでホールド期間とその直後
の一定期間ミユーテイングされる。
上記の如き音声信号記録再生システムにおい
て、再生音声信号中のパルス性雑音を低減する雑
音低減回路はホールド回路16、ホールド信号発
生回路17及び加算回路19とよりなる。こよう
な雑音低減回路として本出願人が先に特願昭58−
133128号、特願昭58−155668号にて提案された信
号補間回路を有する第8図に示す如き回路があ
る。
第8図中、第7図と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。入力端子25に入
来した再生音声信号はホールド回路16a内のバ
ツフアアンプ26を通してスイツチ回路27の供
給される。一方、入力端子13よりの第9図A及
び第10図Aに示すドラムパルスは、ホールド信
号発生回路17a内の単安定マルチバイブレータ
(以下モノマルチという)30に印加され、その
立下り及び立上り(すなわち、ヘツドスイツチン
グ時)でこれをトリガーする。これにより、モノ
マルチ30は、トリガー時点より抵抗31の値
R1とコンデンサ32の値C1との積により定まる
一定期間T1だけローレベルの、第9図B及び第
10図Bに夫々示す如きホールド信号を発生して
スイツチ回路27にスイツチング信号として印加
し、これをそのローレベル期間T1のみオフとす
る。
スイツチ回路27は上記期間T1以外はオンと
されているから、バツフアアンプ26よりの再生
音声信号はスイツチ回路27を通してホールド・
コンデンサ28に印加されるが、上記期間T1
間スイツチ回路27がオフとされるので、ホール
ド・コンデンサ28には期間T1直前の再生音声
信号レベルがホールドされる。このホールド・コ
ンデンサ28の端子電圧はバツフアアンプ29を
通して出力端子33へ再生音声信号として出力さ
れると共に、補間信号発生回路34に供給され
る。
この補間信号発生回路34は例えば本出願人が
特願昭58−155668号にて提案したものであり、傾
斜予測回路内の一次微分回路に低周波数でゲイン
が略一定となるような時定数を持たせると共に、
傾斜予測回路の出力電圧が低周波数でホールド・
コンデンサの端子電圧と略同じになるようにゲイ
ン設定をする構成であり、傾斜予測回路の出力電
圧を電圧二電流変換してホールド・コンデンサへ
理想的な補間を行なうための電流を出力する電圧
−電流変換回路を、単純な一本の抵抗等のインピ
ーダンス素子のみの構成とすることができる特長
を有する。この補間信号発生回路34は、直前の
信号から次の信号を予測した信号を得、この信号
を抵抗35を介してホールド・コンデンサ28に
供給し、ホールド・コンデンサ28を信号予測に
基づいて充放電させる。
発明が解決しようとする問題点 第8図示の端子25に入来する再生音声信号が
第9図Cに示す如く高スルーレートの信号でヘツ
ドスイツチング時のパルス性雑音a1を有している
場合、及び第10図Cに示す如く低スルーレート
の信号でヘツドスイツチング時のパルス性雑音a2
を有している場合とがある。また、上記の両者の
信号はヘツドスイツチング時のパルス性雑音a1
はa2の他に、常時低レベルではあるが、高周波数
の雑音成分が含まれている。
この高周波数の雑音成分が含まれているため
に、補完信号発生回路34における傾斜予測には
バラツキが生じ、第9図Cに示す高スルーレート
の信号は第9図Dに示す斜線範囲内のいずれかの
傾斜で補間が行なわれる。この場合には傾斜予測
にバラツキがあつても、補間信号発生回路34が
ない場合の一点鎖線に示す如き単純なホールドよ
り補間誤差が小さい。しかし、第10図Cに示す
スルーレート信号は第10図Dに示す傾斜範囲内
のいずれかの傾斜で補間が行なわれ、この場合に
は傾斜予測のバラツキによつて単純なホールドよ
り補間誤差が大きくなるという問題点があつた。
そこで、本発明は可変インピーダンス回路とコ
ンデンサとで補間信号調整回路を構成することに
より、上記の問題点を解決した雑音低減回路を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明において、出力再生音声信号の高域周波
数成分が波され、かつ検波されて再生音声信号
のスルーレートに応じたレベルの検波信号が得ら
れる。再生音声信号を微分して得られる補間信号
は上記検波信号のレベルに応じてインピーダンス
が可変する可変インピーダンンス回路とコンデン
サとによる可変低域フイルタ構成の補間信号調整
回路を通してその高周波数成分を減衰させてホー
ルド・コンデンサに供給される。
作 用 本発明回路においては、再生音声信号のスルー
レートが小なる程補間信号の高周波数成分を減衰
してホールド・コンデンサに強する補間信号調整
回路が可変インピーダンス回路とコンデンサとの
可変低域フイルタ構成とされている。これによつ
て中周波数域においても上記スルーレートに応じ
た補間信号の減衰が行なわれる。
実施例 第1図は本発明回路の第1実施例の回路系統図
を示す。同図中、第8図と同一部分にに同一符号
を付し、その説明を省略する。ホールド回路16
b内の補間信号発生回路34の出力する補間信号
は補間信号調整回路40を介して抵抗35の供給
される。
まだ、バツフアアンプ29の出力する信号はス
レーレートー検出回路41内のフイルタ回路42
に供給される。スルーレート検出回路41はフイ
ルタ42、増幅器43及び検波回路44が接続さ
れた構成となつている。フイルタ回路42は可聴
周波数帯域の略上限の周波数(例えば20kHz程
度)にカツトオフ周波数が選定された高域フイル
タであるか、又は上記の高域フイルタの特性に加
えて可聴周波数帯域の上限の周波線を越える周波
数についてゲインを低下させる帯域フイルタであ
る。帯域フイルタとすることにより高周波数の雑
音成分を除いた再生音声信号のみのスルーレート
を検出できる。
このフイルタ回路42は出力再生音声信号中の
高域周波数成分を波し、増幅器43を通して検
波回路44に供給する。検波回路44は供給され
る信号のピーク・ツー・ピーク値に応じたレベル
直流電圧(検波信号)を発生して補間信号調整回
路40に供給する。従つて、入力端子25に入来
する再生音声信号が第2図Aに示す如きパルス性
雑音a1を有する高スルーレートの信号である場合
には、フアルタ回路42の出力信号波形は同図D
に示す如く高いピーク・ツー・ピーク値を示し、
検波回路44の出力検波信号は同図Eに示す如き
高電圧Vaとなる。一方、入力端子25の入来信
号が第3図Aに示す如きパルス性雑音a2を有する
低スルーレートの信号である場合にはフイルタ回
路42の出力信号波形は同図Dに示す如く低いピ
ーク・ツー・ピーク値を示し、検波回路44の出
力検波信号は同図E示す如き低電圧Vbとなる。
ところで、モノマルチ30は入力端子13より
の第2図B、第3図Bに示す如きドラムパルスの
立上がりでトリガーされ、そのトリガー時点より
一定期間T1だけローレベルの第2図C、第3図
Cに示す如きホールド信号を発生する。また、補
間信号発生回路34は出力再生音声信号を微分す
る高域フイルタ回路で構成されており、第2図
A、第3図Aに示す再生音声信号に対して第2図
F、第3図Fに示す如き波形の補間信号を発生し
て補間信号調整回路40に供給している。
補間信号調整回路40は例えば第4図に示す如
き構成とすることが考えられる。
第4図において、端子54は補正信号発生回路
34に接続され、端子55は抵抗35に接続され
ている。端子54,55間は抵抗R1を介して接
続され、端子55はコンデンサC1、ダイオード
D1の直列回路を介して接地されている。また、
端子56は検波回路44に接続されており、検波
信号はトランジスタQ1のベースに供給される。
検波信号が第2図Eに示す如く高電圧Vaの場合、
トランジスタQ1のコレクタ電流は大で、トラン
ジスタQ1のコレクタ電位は低い。これによつて
トランジスタQ2のコレクタ電流つまりダイオー
ドD2,D1を流れる電流は小であり、ダイオード
D1の内部抵抗は大である。このため、抵抗R1
コンデンサC1、ダイオードD1により構成される
低域フイルタの高周波数に対する減衰量が小とな
る。つまりこの回路は端子54に入来する第2図
Fに示す如き補正信号の高周波数成分を減衰する
ことなく、端子55より同図Gに示す如き補間信
号を出力する。
また、検出信号が第3図Eに示す如き低電圧
Vbになると、トランジスタQ1のコレクタ電位は
上昇し、トランジスタQ2のコレクタ電流は増大
し、ダイオードD1の内部抵抗は減少する。これ
によつて抵抗R1、コンデンサC1、ダイオードD1
により構成される低域フイルタの高周波数に対す
る減衰量が大となる。これによつて第3図Fに示
す補間信号の高周波数成分は減衰されて同図Gに
示す如き波形とされて端子55より出力される。
従つて、第1図示の入力端子25に第2図Aに
示す高スルーレートの再生音声信号が入来したと
き出力端子33から出力される信号は、第2図H
に示す如きものとなる。この場合、再生音声信号
中の高周波数の雑音成分による傾斜予測のバラツ
キがあつて単純なホールドより補間誤差が小さ
い。また、入力端子25に第3図Aに示す低スル
ーレートの再生音声信号が入来したとき出力端子
33から出力される信号は、第3図Hに示す如き
ものとなる。この場合、補間信号発生回路34よ
りの補間信号は補間信号調整回路で減衰されてい
るので、第10図Dに示す如き従来の信号に比し
て補間誤差が小さくされる。
ここで、上記第4図示の補間信号調整回路にお
いて、抵抗R1を3.3kΩ、コンデンサC1を3900ρF
とし、ダイオードD1の内部抵抗RDとした場合、
補間信号調整回路のゲイン・周波数特性は、検波
信号が高電圧で内部抵抗RDが100kΩのとき第5
図Aの実線IAに示す如くなり、検波信号が低下
して上記内部抵抗RDが10kΩ、100kΩと変化する
に従つてゲイン・周波数特性は破線a、一点鎖
線a、二点鎖線a夫々に示す如く変化する。
つまり第4図示の回路では補間信号の周波数
100kHz以上の高域においては検波信号に応じた
減衰が行なわれている。しかし、周波数2kHz〜
30kHzの中域においては内部抵抗がRDが10kΩに
よる減衰量が内部抵抗RDが1kΩ、100kΩ夫々によ
る減衰量より大となる如く、検波信号に応じた減
衰が行なわれない。
また、第1図示の回路の大部分は半導体集積回
路化されるものであるが、第4図示の回路構成を
採用すると、トランジスタQ1,Q2、ダイオード
D1,D2等は集積回路内部に設けられ抵抗R1及ひ
コンデンサC1が集積回路に外付けされる。この
場合、集積回路の導出端子として端子54、ダイ
オードD1のアノードの2端子が必要となり、導
出端子数が多くなる。
そこで、本発明においては、補正信号調整回路
として第6図示の回路を採用する。第1図に示す
補正信号調整回路40は、半導体集積回路60内
に設けられた可変インピーダンス回路61と半導
体集積回路60に外付けされるコンデンサ62と
により構成されている。図中、補間信号発生回路
34よりの補完信号が入来する端子63は抵抗
R2を介して半導体集積回路60の外部導出端子
64に接続されている。また、端子63にはダイ
オードD3のアノード及びダイオードD5のカソー
ドが接続され、端子64にはダイオードD4のア
ノード及びダイオードD6のカソードが接続され
ている。
検波回路44よりの検波信号が入来する端子6
5は抵抗R3を介してトランジスタQ3のコレクタ
及びベースに接続されている。トランジスタQ3
のベースはトランジスタQ4及びQ5夫々のベース
に共通接続され、トランジスタQ3,Q4,Q5夫々
のエミツタは接地されている。トランジスタQ4
のコレクタはトランジスタQ6のコレクタ及びベ
ースに接続されると共にトランジスタQ7のベー
スに接続されている。トランジスタQ5のコレク
タはダイオードD3,D4のカソードに接続されて
いる。また、トランジスタQ6,Q7夫々のエミツ
タには電源が供給され、トランジスタQ7のコレ
クタはダイオードD5,D6夫々のアノードに接続
されている。上記のトランジスタQ3〜Q5及びQ6
Q7夫々はカレントミラー回路を構成しており、
トランジシタQ5,Q7夫々コレクタ電流i5,I7夫々
は端子65より抵抗R3に流れる電流iと等しく
なる。
ここで、端子65に入来する検波信号が第2図
Eに示す如く高電圧Vaの場合、電流i(=i5=i7
が大で、ダイオードD3〜D6夫々が低インピーダ
ンスであり、端子63,64間の可変インピーダ
ンス回路61のインピーダンスは低い。また検波
信号が第3図Eに示す如く低電圧Vbになると、
電流iが小となり、ダイオードD3〜D6夫々が高
インピーダンスとなつて、端子63,64間の可
変インピーダンス回路61のインピーダンスは高
くなる。
導出端子64はコンデンサ62を介して接地さ
れている。このコンデンサ62の一端はアースレ
ベルでなくても交流的に接地状態とされいれば良
い。また導出端子64は端子66を介して第1図
示の抵抗35に接続されている。
可変インピーダンス回路61とコンデンサ62
とは可変低域フイルタを構成しており、コンデン
サ62を3900ρFとし、可変インピーダンス回路
61のインピーダンスRvを100Ω、330Ω、1kΩ、
3.3kΩと変化すると、第6図示の補間信号調整回
路ゲイン・周波数特性は第5図Bの実線Ib、破線
b、一点鎖線b、二点鎖線b夫々に示す如
く変化する。つまり、第6図示の補間信号調整回
路は再生音声信号のスルーレートが高い程、カツ
トオフ周波数が高くなる可変低域フイルタとして
動作する。このため、第5図Bに示す如く周波数
2kHz〜30kHzの中域において検波信号(再生音声
信号のスルーレート)に応じた補間信号の減衰が
行なわれる。これによつて特に低スルーレートの
再生音声信号に対する補間信号誤差を小さくでき
最適な雑音低減動作が可能となる。
また、第1図示の抵抗35及びホールド・コン
テンサは半導体集積回路60に外付けされるもの
であり、第6図示の補間信号調整回路を設けるに
あたつて半導体集積回路60の導出端子の数が増
加することなく、単一の導出端子64で済む。
発明の効果 上述の如く、本発明なる雑音低減回路は、再生
音声信号のスルーレートに応じて適切に制御され
た補間信号をホールド・コンデンサに供給するた
め、再生音声信号に含まれる高周波数の雑音成分
で発生する傾斜予測(補間信号)のバラツキを再
生音声信号のスルーレートが小なるときに小さく
でき、補間誤差をより小さくでき雑音低減効果を
向上することができると共に、補間信号の減衰
(調整)が補間信号の中域から高域まで上記スル
ーレートに応じて最適に行なうことができ、ま
た、この雑音低域回路を半導体集積回路化する際
に、半導体集積回路の外部導出端子が少なくて済
む等の特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路の一実施例の回路系統図、
第2図、第3図夫々は第1図示の回路各部の信号
波形図、第4図は第1図示の回路の一部の一例の
回路図、第5図は第4図及び第6図に示す回路の
特性図、第6図は第1図示の回路の一部の一実施
例の回路図、第7図は本発明回路を適用される音
声信号記録再生系の一例のブロツク系統図、第8
図は従来回路の一例の回路系統図、第9図、第1
0図夫々は第8図示の回路各部の信号波形図であ
る。 1……音声信号入力端子、4……周波数変調
器、8,9……回転ヘツド、11……磁気テー
プ、13……ドラムパルス入力端子、14……
FM復調器、16,16a,16b……ホールド
回路、17,17a,17b……ホールド信号発
生回路、19……加算回路、24……再生音声信
号出力端子、25……再生音声信号入力端子、2
6,29……バツフアアンプ、28……ホール
ド・コンデンサ、30……単安定マルチバイブレ
ータ(モノマルチ)、34……補間信号発生回路、
40……補間信号調整回路、41……スルーレー
ト検出回路、42……フイルタ回路、43……増
幅器、44……検波回路、60……半導体集積回
路、61……可変インピーダンス回路、62……
コンデンサ、64……外部導出端子、D3〜D6
…ダイオード、Q3〜Q7……トランジスタ、R2
R3……抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転ヘツドにより記録媒体から再生された被
    周波数変調音声信号が供給され、該再生音声信号
    中に含まれる雑音の入力直前の信号レベルを該雑
    音の入力期間中ホールド・コンデンサにホールド
    し、該雑音の入力直前の再生音声信号を微分して
    得られる補間信号に応じて該ボールド・コンデン
    サを充放電させて該雑音の低減された再生音声信
    号を出力すると共に、出力再生音声信号の高域周
    波数成分を波しかつ検波して検波信号を得、該
    検波信号のレベルに応じて該補間信号の高周波数
    成分を減衰させ該ホールド・コンデンサに供給す
    る補間信号調整回路を設けた雑音低減回路であつ
    て、該補間信号調整回路を、該検波信号により上
    記出力再生音声信号の高周波数成分のレベルが小
    なる程該補間信号に対するインピーダンスを小と
    する可変インピーダンス回路と、該可変インピー
    ダンス回路の出力端子と交流的接地との間を接続
    するコンデンサとにより構成したことを特徴とす
    る雑音低減回路。
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