JPS59190948A - 新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療法及び治療法への使用並びにそれを含む組成物 - Google Patents
新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療法及び治療法への使用並びにそれを含む組成物Info
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- JPS59190948A JPS59190948A JP58064614A JP6461483A JPS59190948A JP S59190948 A JPS59190948 A JP S59190948A JP 58064614 A JP58064614 A JP 58064614A JP 6461483 A JP6461483 A JP 6461483A JP S59190948 A JPS59190948 A JP S59190948A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療
法及び治療法への使用並びにそれを含有する組成物に関
する。
法及び治療法への使用並びにそれを含有する組成物に関
する。
本発明の主題は、次の一般式fIl
■
3 CH2−0−Co−(CH2)n−CH3(Il
(ここで、Rは、18〜22個の炭素原子を含有する多
不飽和脂肪酸のアシル残基を表わし、このアシル残基は
酸化されていてもよく、ただしRは5、8.11.14
−エイコサテトライン酸のアシル残基を表わすことがで
きず、そしてnは2〜16の整数を表わす) の化合物にある。
(ここで、Rは、18〜22個の炭素原子を含有する多
不飽和脂肪酸のアシル残基を表わし、このアシル残基は
酸化されていてもよく、ただしRは5、8.11.14
−エイコサテトライン酸のアシル残基を表わすことがで
きず、そしてnは2〜16の整数を表わす) の化合物にある。
2〜12個の炭素原子を含有する中鎖脂肪酸のトリグリ
セリドが脂肪物質の吸収を向上させる物質としてフラン
ス医薬特別特許第3598号に記載さねている。さらに
、多不飽和脂肪酸のトリグリセリドが他の特許に記載さ
れている。特に、フランス国特許第2.42へ461号
には、5.8,11.14゜17−エイコサペンタエン
酸のトリグリセリドが血栓塞栓症の治療用に示されてい
る。しかしながら、多不飽和脂肪酸、のトリグリセリド
は、生体への多不飽和脂肪酸の良好な吸収を確実にさせ
る形体ではない。特に、1位置のエイコサペンタエン酸
のトリグリセリドがすい臓リパーゼによってほとんど加
水分解されないならば、エイコサペンタエン酸又はドコ
サヘキサエン酸の合成トリグリセリドは、必らずしも2
位置でのモノグリセリドで終らない[Ne5tor R
,Botfino ; I、1pids 1967.2
(6)〕。そして、22位でのモノグリセリドが人の生
体により最高に吸収される形体をなすことがよく知られ
ている。
セリドが脂肪物質の吸収を向上させる物質としてフラン
ス医薬特別特許第3598号に記載さねている。さらに
、多不飽和脂肪酸のトリグリセリドが他の特許に記載さ
れている。特に、フランス国特許第2.42へ461号
には、5.8,11.14゜17−エイコサペンタエン
酸のトリグリセリドが血栓塞栓症の治療用に示されてい
る。しかしながら、多不飽和脂肪酸、のトリグリセリド
は、生体への多不飽和脂肪酸の良好な吸収を確実にさせ
る形体ではない。特に、1位置のエイコサペンタエン酸
のトリグリセリドがすい臓リパーゼによってほとんど加
水分解されないならば、エイコサペンタエン酸又はドコ
サヘキサエン酸の合成トリグリセリドは、必らずしも2
位置でのモノグリセリドで終らない[Ne5tor R
,Botfino ; I、1pids 1967.2
(6)〕。そして、22位でのモノグリセリドが人の生
体により最高に吸収される形体をなすことがよく知られ
ている。
したがって、このようなモノグリセリドを生体にもたら
すことができる有効な物質を取得できることが非常に有
益であった。ここに、特定の構造のある種のトリグリセ
リド、特に消化管の酵素によって1及び3位置で容易に
加水分解されるものがこの目的を満すことがわかった。
すことができる有効な物質を取得できることが非常に有
益であった。ここに、特定の構造のある種のトリグリセ
リド、特に消化管の酵素によって1及び3位置で容易に
加水分解されるものがこの目的を満すことがわかった。
本発明がすい臓リパーゼの作用により2位置のモノグリ
セリドを容易に遊離させる性質を持った式[Tlのトリ
グリセリドを目的とするのはこのためである。
セリドを容易に遊離させる性質を持った式[Tlのトリ
グリセリドを目的とするのはこのためである。
事実、この酵素は、グリセリンの1及び3位置をエステ
ルする中鎖脂肪酸を加水分解し、しかして2位置のモノ
グリセリンを遊離させる。人にはモノグリセリドの2位
置に活性な腸リパーゼはないために、グリセリンの2位
置に結合した多不飽和脂肪酸は腸空洞内でより良く保護
され、この段階では決して遊離されない。このように、
式(Ilで規定されるようなトリグリセリドは、2位置
のモノグリセリドを非常に良く吸収し、これによりモノ
グリセリドが有する多不飽和脂肪酸を生体が最良の条件
で利用するのを可能にさせる。
ルする中鎖脂肪酸を加水分解し、しかして2位置のモノ
グリセリンを遊離させる。人にはモノグリセリドの2位
置に活性な腸リパーゼはないために、グリセリンの2位
置に結合した多不飽和脂肪酸は腸空洞内でより良く保護
され、この段階では決して遊離されない。このように、
式(Ilで規定されるようなトリグリセリドは、2位置
のモノグリセリドを非常に良く吸収し、これによりモノ
グリセリドが有する多不飽和脂肪酸を生体が最良の条件
で利用するのを可能にさせる。
さらに、本発明のトリグリセリドは、遊離される2位置
のモノグリセリドが良好に吸収されるために、通常の合
成トリグリセリドよりも少い薬量で用いることができる
。さらに、式(Ilのトリグリセリドは、生薬の面から
みれば、さらに利点を与える。実際には、多不飽和脂肪
酸は容易に分解し、このために悪臭を帯びるようになり
、したがって使用しがたい。本発明のトリグリセリドは
、この不都合を緩和させる安定性を与え、したがってこ
れらは多不飽和脂肪酸の投与に対して十分に適した形体
を成すものである。
のモノグリセリドが良好に吸収されるために、通常の合
成トリグリセリドよりも少い薬量で用いることができる
。さらに、式(Ilのトリグリセリドは、生薬の面から
みれば、さらに利点を与える。実際には、多不飽和脂肪
酸は容易に分解し、このために悪臭を帯びるようになり
、したがって使用しがたい。本発明のトリグリセリドは
、この不都合を緩和させる安定性を与え、したがってこ
れらは多不飽和脂肪酸の投与に対して十分に適した形体
を成すものである。
本発明の主題であるトリグリセリドのうちでは、特に、
酸化されたアシル残基がヒドロキシル化された、エポキ
シド化された、ヒドロペルオキシド化された及びヒドロ
キシエポキシド化されたアシル残基であることを特徴と
する前記の式(Ilの化合物があげられる。
酸化されたアシル残基がヒドロキシル化された、エポキ
シド化された、ヒドロペルオキシド化された及びヒドロ
キシエポキシド化されたアシル残基であることを特徴と
する前記の式(Ilの化合物があげられる。
酸化されたアシル残基は、例えば、ヒドロキシル化脂肪
酸、例えば、 15−0H−5,8,11,13−エイ:1サテト7エ
ン酸、 12−QH−5,8,10,14−エイコサテトラエン
酸、 11−0H−5,8,11,14−エイコサテトラエン
酸、 8− OH−5,9,11,14−エイコサテトラエン
酸、 q −OH−5,ス11.14−エイコサテトラエン酸
、 5− OH−6,8,11,j 4−エイコサテトラエ
ン酸、 12−0H−5,8,10,14,17−エイコサペン
タエン酸、 15−0H−5,8,11,13,17−エイコサペン
タエン酸 の残基であってよい。
酸、例えば、 15−0H−5,8,11,13−エイ:1サテト7エ
ン酸、 12−QH−5,8,10,14−エイコサテトラエン
酸、 11−0H−5,8,11,14−エイコサテトラエン
酸、 8− OH−5,9,11,14−エイコサテトラエン
酸、 q −OH−5,ス11.14−エイコサテトラエン酸
、 5− OH−6,8,11,j 4−エイコサテトラエ
ン酸、 12−0H−5,8,10,14,17−エイコサペン
タエン酸、 15−0H−5,8,11,13,17−エイコサペン
タエン酸 の残基であってよい。
また、式(Tlにおいてnが2〜10の整数を表わすこ
とを特徴とするトリグリセリド、特にnが2゜4.6又
は10の値を有することを特徴とするトリグリセリドが
あげられる。
とを特徴とするトリグリセリド、特にnが2゜4.6又
は10の値を有することを特徴とするトリグリセリドが
あげられる。
nの上記の値は、それぞれブチリル、ヘキサノイル、オ
クタノイル及びドデカノイル基に相当する。
クタノイル及びドデカノイル基に相当する。
また、特に、式FT+においてRが酸化されていない多
不飽和脂肪酸のアシル残基を表わし、そしてRが実質上
下記の多不飽和脂肪酸、 α−リルン酸 C18:6.ω3γ−リルン
酸 C18:5.ω6ステアリドン酸
C18:4.ω3ジホモーγ−リルン酸 C
2o:6.ω6ジホモーα−リルン酸 C2o:6.
ω3エイコサテトラエン酸 C2o:4.ω6アラ
キドン酸 C2o:4.ω6エイコサペ
ンタエンRC20: 5+ω3ドコザテトラエン酸
C22:4.ω6ドコサベンタエン酸 C2
2:5.ω6ドコサヘキザエン酸 C22:6.
ω6ドコサペンタエン酸 C22:5.ω6の一
つのアシル残基であるトリグリセリドがあげられ、そし
て特に下記のトリグリセリド、即ち次式 %式% グリセリンをあげることができる。
不飽和脂肪酸のアシル残基を表わし、そしてRが実質上
下記の多不飽和脂肪酸、 α−リルン酸 C18:6.ω3γ−リルン
酸 C18:5.ω6ステアリドン酸
C18:4.ω3ジホモーγ−リルン酸 C
2o:6.ω6ジホモーα−リルン酸 C2o:6.
ω3エイコサテトラエン酸 C2o:4.ω6アラ
キドン酸 C2o:4.ω6エイコサペ
ンタエンRC20: 5+ω3ドコザテトラエン酸
C22:4.ω6ドコサベンタエン酸 C2
2:5.ω6ドコサヘキザエン酸 C22:6.
ω6ドコサペンタエン酸 C22:5.ω6の一
つのアシル残基であるトリグリセリドがあげられ、そし
て特に下記のトリグリセリド、即ち次式 %式% グリセリンをあげることができる。
また、本発明は、ジヒドロキシアセトンを2モル当量の
次式fTIl (ここで、nは先に定義した通りである)の酸の官能性
誘導体でエステル化して次式(nl )1CH2−0−
C−(CI−12)、1−CH3「 2C=0 3 CH2−0−C−(CH2)n−CI(、(If
f)粁 の化合物を得、これをエステル基のけん化を起させない
還元剤で処理して次式(IV) j 1C1」2−O−C−(CI−1□)n−CH3I 2 Cl−108 3C1−12−0−C−(CH2)。−CH5(IV)
1) の化合物を得、これを次式 %式% (ここで、Rは先に定義した意味を有する)の多不飽和
脂肪酸の官能性誘導体でエステル化して式fIlのトリ
グリセリドを得、必要ならば、Rが酸化されていたいア
シル残基の場合には、このトリグリセリドをリポキシゲ
ナーゼの作用又は簡単な酸化によって酸化して、Rが酸
化されたアシル残基を表わす式CI+の化合物を得るこ
とを特徴とする式(Tlのトリグリセリドの製造法を主
題とする。
次式fTIl (ここで、nは先に定義した通りである)の酸の官能性
誘導体でエステル化して次式(nl )1CH2−0−
C−(CI−12)、1−CH3「 2C=0 3 CH2−0−C−(CH2)n−CI(、(If
f)粁 の化合物を得、これをエステル基のけん化を起させない
還元剤で処理して次式(IV) j 1C1」2−O−C−(CI−1□)n−CH3I 2 Cl−108 3C1−12−0−C−(CH2)。−CH5(IV)
1) の化合物を得、これを次式 %式% (ここで、Rは先に定義した意味を有する)の多不飽和
脂肪酸の官能性誘導体でエステル化して式fIlのトリ
グリセリドを得、必要ならば、Rが酸化されていたいア
シル残基の場合には、このトリグリセリドをリポキシゲ
ナーゼの作用又は簡単な酸化によって酸化して、Rが酸
化されたアシル残基を表わす式CI+の化合物を得るこ
とを特徴とする式(Tlのトリグリセリドの製造法を主
題とする。
本発明を実施する好ましい条件下では、上記の製造法は
次のように行われる。
次のように行われる。
式(ITIの酸の官能性誘導体は、好ましくは酸クロリ
ドである。また、無水物、混成無水物又は活性エステル
も用いることができる。
ドである。また、無水物、混成無水物又は活性エステル
も用いることができる。
エステル化は、ピリジン又はトリエチルアミンのような
第三級塩基の存在下に具合よく行われる。
第三級塩基の存在下に具合よく行われる。
反応は、ジクロルメタン、ジクロルエタン、クロロホル
ム又は四塩化炭素のような塩素化溶媒中で行われる。ジ
メチルホルムアミド又はジメチルアセトアミドのような
溶媒も用いることができる。
ム又は四塩化炭素のような塩素化溶媒中で行われる。ジ
メチルホルムアミド又はジメチルアセトアミドのような
溶媒も用いることができる。
式(■)の化合物の2位置のケトン官能基の還元は、エ
ステル基のけん化を起させない還元剤が水素化はう素ナ
トリウム又は水素化はう素カリウムのようなアルカリ金
属のほう水素化物であり、アルコール媒体中で作用させ
、そしてこのアルコールがメタノール、エタノール又は
プロパツールであることを特徴とする。
ステル基のけん化を起させない還元剤が水素化はう素ナ
トリウム又は水素化はう素カリウムのようなアルカリ金
属のほう水素化物であり、アルコール媒体中で作用させ
、そしてこのアルコールがメタノール、エタノール又は
プロパツールであることを特徴とする。
還元は、制御されたpHで、特に65〜Z5の間のpH
で行われる。
で行われる。
式f(−OHの多不飽和脂肪酸の官能性誘導体は好まし
くは酸クロリドである、無水物、混成無水物又は活性エ
ステルも同じく好ましい。
くは酸クロリドである、無水物、混成無水物又は活性エ
ステルも同じく好ましい。
式(TV)の化合物のエステル化は、好ましくは、ジヒ
ドロキシアセトンのエステル化について前記した条件と
同じ条件で行われる。
ドロキシアセトンのエステル化について前記した条件と
同じ条件で行われる。
Rが酸化されていないアシル残基である式(I)のトリ
グリセリドの化学酸化は、例えば、簡単な老化による自
動酸化、又は加圧酸素の作用により得られる酸化、又は
m−クロル安息香酸のような酸化性酸による酸化であっ
てよい。また、リポキシゲナーゼ、又は脂肪酸のα、β
若しくはω酸化酵素のような酵素による生化学的酸化も
行うことができる。
グリセリドの化学酸化は、例えば、簡単な老化による自
動酸化、又は加圧酸素の作用により得られる酸化、又は
m−クロル安息香酸のような酸化性酸による酸化であっ
てよい。また、リポキシゲナーゼ、又は脂肪酸のα、β
若しくはω酸化酵素のような酵素による生化学的酸化も
行うことができる。
式(印の酸及び式R−Q l−1の多不飽和脂肪酸の官
能性誘導体は、それ自体知られた方法により製造される
。
能性誘導体は、それ自体知られた方法により製造される
。
酸化された多不飽和脂肪酸は、酸化されていない多不飽
和脂肪酸から出発して、上述したような化学的又は生化
学的酸化によって得ることができる。
和脂肪酸から出発して、上述したような化学的又は生化
学的酸化によって得ることができる。
本発明の化合物は、有益な薬理学的性質を示す。
これらは、特に、2位置に結合した多不飽和脂肪酸の特
異的活性を示す。しかして、本発明の化合物は、下記の
性質、即ち、 プロスタグランジン型誘導体に対する先駆活性、ヒドロ
キシル化脂肪酸のための先駆活性、ロイコ) IJエン
型物質のための先駆活性を示す。
異的活性を示す。しかして、本発明の化合物は、下記の
性質、即ち、 プロスタグランジン型誘導体に対する先駆活性、ヒドロ
キシル化脂肪酸のための先駆活性、ロイコ) IJエン
型物質のための先駆活性を示す。
これらの性質は、考慮さねた多不飽和脂肪酸に応じて顕
著の度合が異なる。
著の度合が異なる。
また、ヒドロキシル化された、エポキシ化された、ヒド
ロペルオキシド化された又はヒドロキシエポキシド化さ
れた多不飽和脂肪酸のアシル誘導体を持った式+11の
トリグリセリドは、さらに、下記の性質、即ち、 直接的又は間接的効果を伴なう抗凝集性(プロスタグラ
ンジン2の合成の抑制による)、免疫変調性 を持っている。
ロペルオキシド化された又はヒドロキシエポキシド化さ
れた多不飽和脂肪酸のアシル誘導体を持った式+11の
トリグリセリドは、さらに、下記の性質、即ち、 直接的又は間接的効果を伴なう抗凝集性(プロスタグラ
ンジン2の合成の抑制による)、免疫変調性 を持っている。
本発明の化合物は、多不飽和脂肪酸自体と比較して、安
定性が犬であり且つ消化管での吸収が優れているという
本質的な利点を示す。
定性が犬であり且つ消化管での吸収が優れているという
本質的な利点を示す。
また、本発明の主題である化合物は、生体組織が多不飽
和脂肪酸の不足を起している状況、例えば脂質消化障害
、代謝障害又は老化の場合に多不飽和脂肪酸を生体に供
給しようと望むならばいつでも用いられる。この種の状
況においては、特異的な多不飽和脂肪酸に対する生体の
要求が増大していることがしばしば認められ、したがっ
て本発明の化合物の投与はこの要求に応じるものである
。
和脂肪酸の不足を起している状況、例えば脂質消化障害
、代謝障害又は老化の場合に多不飽和脂肪酸を生体に供
給しようと望むならばいつでも用いられる。この種の状
況においては、特異的な多不飽和脂肪酸に対する生体の
要求が増大していることがしばしば認められ、したがっ
て本発明の化合物の投与はこの要求に応じるものである
。
しかして、本発明は、前記のトリグリセリドを特別の栄
養需要に応じて食品又は補助食品として使用する方法を
主題とする。
養需要に応じて食品又は補助食品として使用する方法を
主題とする。
例えば、本発明のトリグリセリドが栄養を十分に与えら
れていない人にもたらすことのできる多不飽和脂肪酸の
うちでも、特に下記の多不飽和脂肪酸、即ち、 γ−リルン酸 C18:3.ω6ステアリド
ン酸 C18:4.ω6ジホモーγ−リルン
酸 C2o:3.ω6アラキドン酸
C2o:4.ω6エイコサヘンタエン酸C2o:5.ω
6ドコサへギサエン酸 C2o:6.(,13を
あげることができる。
れていない人にもたらすことのできる多不飽和脂肪酸の
うちでも、特に下記の多不飽和脂肪酸、即ち、 γ−リルン酸 C18:3.ω6ステアリド
ン酸 C18:4.ω6ジホモーγ−リルン
酸 C2o:3.ω6アラキドン酸
C2o:4.ω6エイコサヘンタエン酸C2o:5.ω
6ドコサへギサエン酸 C2o:6.(,13を
あげることができる。
一般に、このような状況では、脂肪酸の静脈内投与はそ
のレベルの低下を停止させることができず、特に、栄養
を十分に与えられていないアルコール中毒及び肝硬変患
者についてそうである。
のレベルの低下を停止させることができず、特に、栄養
を十分に与えられていないアルコール中毒及び肝硬変患
者についてそうである。
したがって、本発明は、前記のトリグリセリドの1種以
上を含有し、そして場合により経口、腸内又は非経口投
与に適した中性キャリアーを混合した治療用栄養製品を
主題とする。
上を含有し、そして場合により経口、腸内又は非経口投
与に適した中性キャリアーを混合した治療用栄養製品を
主題とする。
また、本発明は、前記のようなトリグリセリドを薬剤と
して使用する方法を特徴とする特に、本発明の主題は薬
剤としての1.3−ジオクタノイル−2−エイコサペン
タエノイルグリセリンにある。
して使用する方法を特徴とする特に、本発明の主題は薬
剤としての1.3−ジオクタノイル−2−エイコサペン
タエノイルグリセリンにある。
前記の化合物は、本発明に従えば、人の治療、特に脂質
消化障害、代謝障害、十分に栄養を与えられていないア
ルコール中毒及び肝硬変患者の栄養不足、動脈硬化症、
高血圧、血小板凝集過多症、脳老衰及び免疫変調を望む
条件の処置に対して非常に有用な薬剤をなす。後者の場
合には、本発明の仕合物は、例えば、リウマトイド性多
発関節炎、紅斑性狼痩、天庖疹又は溶血性貧血のような
自動免疫障害の治療に、移植臓器又は移植小片の拒絶反
応の予防に、或いは高度炎症型又はアレルギー型のある
種の反応、炎症性気管支症候群又は喘息のような狭窄性
気管支病の治療に用いられる。
消化障害、代謝障害、十分に栄養を与えられていないア
ルコール中毒及び肝硬変患者の栄養不足、動脈硬化症、
高血圧、血小板凝集過多症、脳老衰及び免疫変調を望む
条件の処置に対して非常に有用な薬剤をなす。後者の場
合には、本発明の仕合物は、例えば、リウマトイド性多
発関節炎、紅斑性狼痩、天庖疹又は溶血性貧血のような
自動免疫障害の治療に、移植臓器又は移植小片の拒絶反
応の予防に、或いは高度炎症型又はアレルギー型のある
種の反応、炎症性気管支症候群又は喘息のような狭窄性
気管支病の治療に用いられる。
通常の薬量は、用いる化合物及び疾病により変るが、例
えば、成人の場合に経口投与で1日当り50In9〜6
17.好ましくは1.3−ジオクタノイルエイコサペン
タエノイルグリセリンについては1日当り140■〜3
00fn9であってよい。
えば、成人の場合に経口投与で1日当り50In9〜6
17.好ましくは1.3−ジオクタノイルエイコサペン
タエノイルグリセリンについては1日当り140■〜3
00fn9であってよい。
また、本発明は、前記の薬剤の1種を活性成分として含
有する製薬組成物を主題とする。これらの組成物は、消
化器経路で又は非経口的に投与できるような方法で提供
される。
有する製薬組成物を主題とする。これらの組成物は、消
化器経路で又は非経口的に投与できるような方法で提供
される。
それらは固体又は液体であってよく、人の医薬に普通に
使用される製薬形態、例えば錠剤又は糖衣錠、カプセル
、顆粒、生薬、注射用調合物の形で提供できる。それら
は通常の方法により製造される。
使用される製薬形態、例えば錠剤又は糖衣錠、カプセル
、顆粒、生薬、注射用調合物の形で提供できる。それら
は通常の方法により製造される。
活性成分は、これらの製薬組成物に一般に使用される補
助剤、例えばタルク、アラビアゴム、ラクトース、でん
粉、ステアリン酸マグネシウム、ココアバター、水性又
は非水性ビヒクル、動物又は植物起源の脂肪物質、パラ
フィン誘導体、グリコール、各種の湿潤、分散若しくは
乳化剤及び(又は)保存剤中に配合することができる。
助剤、例えばタルク、アラビアゴム、ラクトース、でん
粉、ステアリン酸マグネシウム、ココアバター、水性又
は非水性ビヒクル、動物又は植物起源の脂肪物質、パラ
フィン誘導体、グリコール、各種の湿潤、分散若しくは
乳化剤及び(又は)保存剤中に配合することができる。
下記の例は本発明を例示するが、これを何ら制限するも
のではない。
のではない。
トン
22.125gのジヒドロキシアセトンと18Z5CC
のジクロルエタンをかきまぜながら混合し、10分間還
流させる。60.5 ccのピリジンを加え、次いで1
1975gの塩化オクタノイルと18Z5CCのジクロ
ルエタンを滴下し、2時間かきまぜながら温度を周囲温
度に戻す。生じたピリジン塩酸塩を戸別し、r液を蒸留
水で、次いで5チ重炭酸ナトリウム水溶液で洗い、次い
で再び蒸留水で5.2の最終pHが得られるまで洗い、
次いで有機溶液を乾燥する。溶媒を減圧下に除去し、粘
稠な残留物を得、これを酢酸エチルで再結晶し、60、
16 gの所期生成物を得た。Mp=−so℃。
のジクロルエタンをかきまぜながら混合し、10分間還
流させる。60.5 ccのピリジンを加え、次いで1
1975gの塩化オクタノイルと18Z5CCのジクロ
ルエタンを滴下し、2時間かきまぜながら温度を周囲温
度に戻す。生じたピリジン塩酸塩を戸別し、r液を蒸留
水で、次いで5チ重炭酸ナトリウム水溶液で洗い、次い
で再び蒸留水で5.2の最終pHが得られるまで洗い、
次いで有機溶液を乾燥する。溶媒を減圧下に除去し、粘
稠な残留物を得、これを酢酸エチルで再結晶し、60、
16 gの所期生成物を得た。Mp=−so℃。
化性” C19I43405
計算= 0%66.65 8%10.01実測:
669 101 工程B : 1.3〜ジオクタノイルグリセリン3ag
の上記工程で得た生成物を1500ccのエチルアルコ
ールに25℃でかきまぜながら溶解する。0.6 cc
の50%酢酸水溶液を加えて溶液のpHを5.4にする
。次いで855gの水素化はう素す) IJウムを加え
、そしてpHは50%に稀釈した酢酸を加えて75以下
に保持する。溶媒を減圧下に保持し、残留物をジクロル
エタンと蒸留水で溶解する。有機相をデカンテーション
により分離し、蒸留水で洗い、乾燥し、溶媒を減圧下に
除去して30.19 gの所期生成物を得た。MP=2
6℃。
669 101 工程B : 1.3〜ジオクタノイルグリセリン3ag
の上記工程で得た生成物を1500ccのエチルアルコ
ールに25℃でかきまぜながら溶解する。0.6 cc
の50%酢酸水溶液を加えて溶液のpHを5.4にする
。次いで855gの水素化はう素す) IJウムを加え
、そしてpHは50%に稀釈した酢酸を加えて75以下
に保持する。溶媒を減圧下に保持し、残留物をジクロル
エタンと蒸留水で溶解する。有機相をデカンテーション
により分離し、蒸留水で洗い、乾燥し、溶媒を減圧下に
除去して30.19 gの所期生成物を得た。MP=2
6℃。
祖 ” C+ 9”3605
計 算 : ()466.24
1−1%10.53実測: 66、2
10.75135gの上記工程で得た生成物を1.8
c、cのジクロルエタンと0256ccのピリジンに溶
解し、次いで円囲温度で1gの塩化エイコサペンタエノ
イルと1.8 ccのジクロルエタンを加える。この混
合物を滴下する。混合物を周囲温度で2o分間がきまぜ
、+5℃で一夜保ち、生じたピリジン塩酸塩を戸別し、
P液を減圧下に蒸発させる。その残留物を14.9 C
Cのシクロヘキサンで溶解し、2.98cc iy)
olN 水H化ナトリウムとエタノールトノ混合物(1
/1)で洗い、有機相を分離し、2.98■の0.1
N水酸ナトリウム−エタノール−水混合′吻(i15/
s)でI)H=7.3まで洗い、次いで2、98 cc
の水とエタノールとの混合物(1/i)でpH=4.s
まで洗う。有機相の溶媒を減圧下に蒸発させて2.07
gの生成物を得、これをシリヵでクロマトグラフィーし
、669m90所期生成物を得た。
1−1%10.53実測: 66、2
10.75135gの上記工程で得た生成物を1.8
c、cのジクロルエタンと0256ccのピリジンに溶
解し、次いで円囲温度で1gの塩化エイコサペンタエノ
イルと1.8 ccのジクロルエタンを加える。この混
合物を滴下する。混合物を周囲温度で2o分間がきまぜ
、+5℃で一夜保ち、生じたピリジン塩酸塩を戸別し、
P液を減圧下に蒸発させる。その残留物を14.9 C
Cのシクロヘキサンで溶解し、2.98cc iy)
olN 水H化ナトリウムとエタノールトノ混合物(1
/1)で洗い、有機相を分離し、2.98■の0.1
N水酸ナトリウム−エタノール−水混合′吻(i15/
s)でI)H=7.3まで洗い、次いで2、98 cc
の水とエタノールとの混合物(1/i)でpH=4.s
まで洗う。有機相の溶媒を減圧下に蒸発させて2.07
gの生成物を得、これをシリヵでクロマトグラフィーし
、669m90所期生成物を得た。
然逝ギ C39H6406
計算二 〇係74.48 H係1026実測:
73.0 10. ONMRスペクトルヲ
、シューテロクロロホルム中で評価した。これにより生
成物の構造が確認さねた。
73.0 10. ONMRスペクトルヲ
、シューテロクロロホルム中で評価した。これにより生
成物の構造が確認さねた。
例2
下肥の処方のカプセルを調製した。
1.6−シオクタノイルエイコサベンタエノイルグリセ
リンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー i o o g補助剤 −−一−
−−−−〜−−−−−3007ngとするに十分な侶−
(補助剤の詳細:カオリン、コーンスターチ、アビセル
、ステアリン酸マグネシウム、タルク、アエロジル) 例6 下記の処方の軟質カプセルを調製した。
リンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー i o o g補助剤 −−一−
−−−−〜−−−−−3007ngとするに十分な侶−
(補助剤の詳細:カオリン、コーンスターチ、アビセル
、ステアリン酸マグネシウム、タルク、アエロジル) 例6 下記の処方の軟質カプセルを調製した。
1.3−ジオクタノイルエイコサペンタエノイルグリセ
リンー−一一一−−−−−−−−−−−−−〜−−−−
−−−−−−200mg補助剤−−−−−−−−−−−
1カプセルとするに十分な量例4 下記の処方を有する静脈内投与用エマルジョンを調製し
た。
リンー−一一一−−−−−−−−−−−−−〜−−−−
−−−−−−200mg補助剤−−−−−−−−−−−
1カプセルとするに十分な量例4 下記の処方を有する静脈内投与用エマルジョンを調製し
た。
1.3−ジオクタノイルエイコサペンタエノイルグリセ
リン−一一−−−−−−−−−−−−−−−−−〜−−
−−−−−−−10gDLα−トコフェロールアセテ−
) −−−−0,3g大豆レシチンー−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−一−−−−−−−−1,2g
Nグリセリン −−一一一−−−−−−−−−−〜−−
−−−−−−−−−−−−1,8g蒸留水−−−−−−
−−−−−−100mlとするに十分な量臨床的研究 6人が高度血小板凝集を示し且つ5人が正常な血小板凝
集を示す11人の被検者に毎日経口で160m9の1.
3−ジオクタノイル−3−エイコサペンタエノイルグリ
セリンを1ケ月投与する。
リン−一一−−−−−−−−−−−−−−−−−〜−−
−−−−−−−10gDLα−トコフェロールアセテ−
) −−−−0,3g大豆レシチンー−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−一−−−−−−−−1,2g
Nグリセリン −−一一一−−−−−−−−−−〜−−
−−−−−−−−−−−−1,8g蒸留水−−−−−−
−−−−−−100mlとするに十分な量臨床的研究 6人が高度血小板凝集を示し且つ5人が正常な血小板凝
集を示す11人の被検者に毎日経口で160m9の1.
3−ジオクタノイル−3−エイコサペンタエノイルグリ
セリンを1ケ月投与する。
血小板凝集係数をAnn、Nutr、 A11m、
1980.34.277−290に記載のPh 、D
A、 RCE Tの技術に従って処理前後で評価した
。
1980.34.277−290に記載のPh 、D
A、 RCE Tの技術に従って処理前後で評価した
。
1ケ月の処理終了時に、正常な血小板凝集を示す被検者
の血小板凝集の変調は非常に弱いが、高度血小板凝集を
示す被検者では変化の幅が非常に大きいことが認められ
た。処理後に、6人の高度nn小板凝簗者のうちの4人
は正常な血小板凝集係数を有し、1人はほとんど正常な
血小板凝集係数を有し、そしてもう1人は満足できる血
小板凝集係数を示さなかったことがわかった。
の血小板凝集の変調は非常に弱いが、高度血小板凝集を
示す被検者では変化の幅が非常に大きいことが認められ
た。処理後に、6人の高度nn小板凝簗者のうちの4人
は正常な血小板凝集係数を有し、1人はほとんど正常な
血小板凝集係数を有し、そしてもう1人は満足できる血
小板凝集係数を示さなかったことがわかった。
代理人の氏名 倉 内 基 弘 、、:1−j′
やl−
第1頁の続き
oInt、 C1,3識別記号 庁内整理番号A
D N 7330−4 CGZ C07C67108 C11C31086556−4H @発 明 者 ビニール・バルテルミ フランス国パルブリ・リュリ・ リュ・ド・シャミシ(番地な し) 手続補正書(方式) 昭和58年 8月 5日 特許庁長官若杉和夫殿 事件の表示 昭和58年 特願第64614 号補正
をする者 事件との関係 特許出願人名 称
ルセルーユクラフ 代理人 〒103 住 所 東京都中央区日本橋3丁目13番11号油脂
工業会館電話273−6436番 「−・・1氏 名
(6781) 弁理士 倉 内 基 弘
。
D N 7330−4 CGZ C07C67108 C11C31086556−4H @発 明 者 ビニール・バルテルミ フランス国パルブリ・リュリ・ リュ・ド・シャミシ(番地な し) 手続補正書(方式) 昭和58年 8月 5日 特許庁長官若杉和夫殿 事件の表示 昭和58年 特願第64614 号補正
をする者 事件との関係 特許出願人名 称
ルセルーユクラフ 代理人 〒103 住 所 東京都中央区日本橋3丁目13番11号油脂
工業会館電話273−6436番 「−・・1氏 名
(6781) 弁理士 倉 内 基 弘
。
同
住 所 同 」二氏 名
(7563) 弁理士 倉 橋 暎()補
正命令通知の日付 昭和58年7月7−6日一− 補正の対象 補正の内容 別紙の通り 明細書の浄書(内容喧(更な駿、)・
(7563) 弁理士 倉 橋 暎()補
正命令通知の日付 昭和58年7月7−6日一− 補正の対象 補正の内容 別紙の通り 明細書の浄書(内容喧(更な駿、)・
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 次の一般式FT+ 1CH2−0−Co−(CH2)n−CH3I 2 CHOR 「 3 CH,、−0−Co−(CH2)n−CH3
(Il(ここで、Rは、18〜22個の炭素原子を含有
する多不飽和脂肪酸のアシル残基を表わし、このアシル
残基は酸化されていてもよく、ただしRは5、8.11
.14−エイコサテトライン酸のアシル残基を表わすこ
とができず、そしてnは2〜16の整数を表わす) のトリグリセリ ド。′ (2)酸化されたアシル残基がヒドロキシル化された、
エポキシ化された、ヒドロペルオキシド化された又はヒ
ドロキシエポキシド化されたアシル残基であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の式(Tlのトリグ
リセリド。 (3)nが2〜10の整数を表わすことを特徴とする特
許請求の範囲第1又は2項記載の式(rlのトリグリセ
リド。 (4)Rが酸化されていない多不飽和脂肪酸のアシル残
基を表わす特許請求の範囲第1又は6項記載の式(T)
のトリグリセリド。 (5)Rが下記の多不飽和脂肪酸、 α−リルン酸 C18:3.ω3γ−リルン
酸 C18: 3.ω6ステアリドン酸
C18:4.ω6ジホモーγ−リルン酸 C
2o:3.ω6ジホモーα−リルン酸 C2o:6.
ω6エイコサテトラエン酸 C2o:4.ω3アラ
キドン酸 C:4.ω60 エイコサペンタエン酸 C2o:5.ω3ドコサテ
トラエン酸 C22: 4.ω6ドコサベンタエ
ン酸 C22:5.ω6ドコサヘキサエン酸
C22:6.ω3ドコサペンタエンi’#
C22: 5+ω6の一つのアシル残基を表わす特許
請求の範囲第1項記載の式(Ilのトリグリセリド。 (6)次式 %式% グリセリンである特許請求の範囲第1項記載のトリグリ
セリド。 (力 特許請求の範囲第1項記載の式(Ilのトリグリ
セリドを製造するにあたり、ジヒドロキシアセトンを2
モル当量の次式(m (ここで、nは特許請求の範囲第1項記載の通りである
) の酸の官能性誘導体でエステル化して次式(TIE )
ハ 3 CH2−0−C−(CH2)n−CI−13(I
ll)の化合物を得、これをエステル基のけん化を起さ
せない還元剤で処理して次式(TV) ― 3 CH2−0−C−(CH,、)n−CH,(I
V)灯 の化合物を得、これを次式 (ここで、Rは特許請求の範囲第1項記載の意味を有す
る) の多不飽和脂肪酸の官能性誘導体でエステル化して式(
11のトリグリセリドを得、必要ならば、Rが酸化され
ていないアシル残基の場合には、このトリグリセリドを
リポキシゲナーゼの作用又は簡単な酸化によって酸化し
て、Rが酸化されたアシル残基を表わす式(11の化合
物を得ることを特徴とする式FT+のトリグリセリドの
製造法。 (8) エステル基のけん化を起させない還元剤がア
ルカリ金属のほう水素化物であることを特徴とする特許
請求の範囲第7現記個の製造法。 (9)特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載のト
リグリセリドを特別の栄養需要に応じて食品又は補助食
品として使用する方法。 00)特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載のト
リグリセリドの1種を含有し、場合により経口、腸内又
は非経口投与に適した中性の担体を混合した治療用栄養
製品。 (111特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の
トリグリセリドを薬剤として使用する方法。 (121特許請求の範囲第6項記載のトリグリセリドよ
りなる特許請求の範囲第11項記載の方法。 (13)特許請求の範囲第11又は12項記載の薬剤を
活性成分として含有する製薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58064614A JPS59190948A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療法及び治療法への使用並びにそれを含む組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58064614A JPS59190948A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療法及び治療法への使用並びにそれを含む組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3146494A Division JPH04316539A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療法及び治療法への使用並びにそれを含む組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190948A true JPS59190948A (ja) | 1984-10-29 |
JPH0587497B2 JPH0587497B2 (ja) | 1993-12-16 |
Family
ID=13263307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58064614A Granted JPS59190948A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 新規なトリグリセリド、その製造法、食餌療法及び治療法への使用並びにそれを含む組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190948A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6214743A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-23 | ユニリ−バ− ナ−ムロ−ゼ ベンノ−トシヤ−プ | ハ−ドストツクおよびハ−ドストツク含有脂肪ブレンドならびにそれらの製造法 |
JPS62185794A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-14 | 日清製粉株式会社 | エイコサペンタエン酸のグリセリドを含む油脂製品 |
JPS63154618A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-27 | Green Cross Corp:The | トリグリセリド組成物 |
JPS63297342A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-05 | Nisshin Oil Mills Ltd:The | 合成油脂ならびにこれを含有する脂肪乳剤輸液および経腸栄養剤 |
JPH01186822A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-26 | Nisshin Oil Mills Ltd:The | 栄養輸液 |
JPH02502010A (ja) * | 1987-09-03 | 1990-07-05 | ニュー イングランド ディーコネス ホスピタル コーポレイション | オメガ‐3・中間鎖トリグリセリド混合物を利用する代替食物 |
WO1996033263A1 (fr) * | 1995-04-17 | 1996-10-24 | JAPAN, represented by DIRECTOR-GENERAL OF AGENCY OF INDUSTRIAL SCIENCE AND TECHNOLOGY | Nouveaux micro-organismes capables de produire des acides gras hautement insatures et procede de production d'acides gras hautement insatures utilisant ces micro-organismes |
US6827963B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-12-07 | The Nisshin Oillio, Ltd. | Fats and oils composition for reducing lipids in blood |
JP2008056677A (ja) * | 2007-09-03 | 2008-03-13 | Suntory Ltd | 新規なトリグリセリド及びそれを含む組成物 |
JP2011132545A (ja) * | 1996-03-28 | 2011-07-07 | Dsm Ip Assets Bv | 低温殺菌したバイオマスからの微生物多不飽和脂肪酸含有オイルの調製 |
JP2013530999A (ja) * | 2010-07-05 | 2013-08-01 | ネステク ソシエテ アノニム | sn−2−モノアシルグリセロール及び脂質吸収不良 |
-
1983
- 1983-04-14 JP JP58064614A patent/JPS59190948A/ja active Granted
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6214743A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-23 | ユニリ−バ− ナ−ムロ−ゼ ベンノ−トシヤ−プ | ハ−ドストツクおよびハ−ドストツク含有脂肪ブレンドならびにそれらの製造法 |
JPS62185794A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-14 | 日清製粉株式会社 | エイコサペンタエン酸のグリセリドを含む油脂製品 |
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JP2722229B2 (ja) * | 1987-09-03 | 1998-03-04 | ニュー イングランド ディーコネス ホスピタル コーポレイション | オメガ‐3・中間鎖トリグリセリド混合物を利用する代替食物 |
JPH02502010A (ja) * | 1987-09-03 | 1990-07-05 | ニュー イングランド ディーコネス ホスピタル コーポレイション | オメガ‐3・中間鎖トリグリセリド混合物を利用する代替食物 |
JPH01186822A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-26 | Nisshin Oil Mills Ltd:The | 栄養輸液 |
US6582941B1 (en) | 1995-04-17 | 2003-06-24 | Japan As Represented By Director-General Of Agency Of Industrial Science And Technology | Microorganisms capable of producing highly unsaturated fatty acids and process for producing highly unsaturated fatty acids by using the microorganisms |
WO1996033263A1 (fr) * | 1995-04-17 | 1996-10-24 | JAPAN, represented by DIRECTOR-GENERAL OF AGENCY OF INDUSTRIAL SCIENCE AND TECHNOLOGY | Nouveaux micro-organismes capables de produire des acides gras hautement insatures et procede de production d'acides gras hautement insatures utilisant ces micro-organismes |
JP2011132545A (ja) * | 1996-03-28 | 2011-07-07 | Dsm Ip Assets Bv | 低温殺菌したバイオマスからの微生物多不飽和脂肪酸含有オイルの調製 |
JP2011130773A (ja) * | 1996-03-28 | 2011-07-07 | Dsm Ip Assets Bv | 低温殺菌したバイオマスからの微生物多不飽和脂肪酸含有オイルの調製 |
JP2011132544A (ja) * | 1996-03-28 | 2011-07-07 | Dsm Ip Assets Bv | 低温殺菌したバイオマスからの微生物多不飽和脂肪酸含有オイルの調製 |
US6827963B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-12-07 | The Nisshin Oillio, Ltd. | Fats and oils composition for reducing lipids in blood |
JP2008056677A (ja) * | 2007-09-03 | 2008-03-13 | Suntory Ltd | 新規なトリグリセリド及びそれを含む組成物 |
JP2013530999A (ja) * | 2010-07-05 | 2013-08-01 | ネステク ソシエテ アノニム | sn−2−モノアシルグリセロール及び脂質吸収不良 |
US9522132B2 (en) | 2010-07-05 | 2016-12-20 | Nestec S.A. | Sn-2-monoacylgycerols and lipid malabsorption |
US9687462B2 (en) | 2010-07-05 | 2017-06-27 | Nestec S.A. | Sn-2-monoacylglycerols and lipid malabsorption |
US10039742B2 (en) | 2010-07-05 | 2018-08-07 | Nestec S.A. | Sn-2-monoacylglycerols and lipid malabsorption |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0587497B2 (ja) | 1993-12-16 |
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