JP2008056677A - 新規なトリグリセリド及びそれを含む組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2位に炭素数16〜18の飽和脂肪酸が結合していることが明らかになっているグリセリドを用い、1,3位のエステル結合に特異的に作用するリパーゼと、ω6、ω9又はω3系の不飽和脂肪酸または脂肪酸エステルとを作用させ、1及び3位の脂肪酸のみをエステル交換反応によって製造する。
【選択図】なし
Description
本発明によれば、次の一般式(I):
で示され、R1又はR2の少なくともひとつはω6、ω9又はω3系不飽和脂肪酸であることを特徴とするトリグリセリド;又は次の一般式(II):
本発明で得られるトリグリセリドの1及び3位を構成する脂肪酸はω3、ω6及び/又はω9系不飽和脂肪酸からなる。具体的には、ω3系不飽和脂肪酸としては、9,12,15-オクタデカトリエン酸 (α- リノレン酸) [18:3,ω3]、6,9,12,15-オクタデカテトラエン酸 (ステアリドン酸) [18:4,ω3]、11,14,17-エイコサトリエン酸 (ジホモ- α- リノレン酸) [20:3,ω3]、8,11,14,17-エイコサテトラエン酸[20:4,ω3]、5,8,11,14,17-エイコサペンタエン酸[20:5,ω3]、7,10,13,16,19-ドコサペンタエン酸[22:5,ω3]、4,7,10,13,16,19-ドコサヘキサエン酸[22:6,ω3]を挙げることができる。
本発明の新規なトリグリセリドは、2位に炭素数16〜18の飽和脂肪酸が結合していることが明らかなトリグリセリドに、トリグリセリドの1,3位のエステル結合にのみ作用するリパーゼを作用させ、反応系に添加したω3、ω6又はω9系不飽和脂肪酸又は脂肪酸エステルとエステル交換することで製造することができる。
また、エステル交換反応を繰り返して行うことにより、目的のトリグリセリド含量を高めることができる。すなわち、ω3、ω6又はω9系不飽和脂肪酸もしくはその脂肪酸エステルの存在下に、トリグリセリドの1, 3位特異的リパーゼを作用させて、1及び3位の脂肪酸がω3、ω6及び/又はω9系不飽和脂肪酸にエステル交換された反応液を得る。
さらに、本発明のトリグリセリドは、今まで単離あるいは合成されていなかったトリグリセリドであり、分析用標準物質として使用することができる。
なお、本実施例では、便宜的に脂肪酸およびトリグリセリドを次のような略号で示す。まず、脂肪酸を表わす一文字略号には次のものを用いる。8:カプリル酸、P:パルミチン酸、A:アラキドン酸、M:ミード酸、D:ドコサヘキサエン酸。次に、トリグリセリドを、1位に結合している脂肪酸を表わす一文字略号、2位に結合している脂肪酸を表わす一文字略号、3位に結合している脂肪酸を表わす一文字略号により三文字で表記する。従って、トリグリセリドの構造は例えば次の例のように表記される。例:8P8(1位にカプリル酸、2位にパルミチン酸、3位にカプリル酸が結合したトリグリセリド)
トリパルミチン(PPP)とカプリル酸の1:2(wt/wt )混液を基質原料として使用し、基質混液10.5g と固定化リゾムコール・ミイハイ(Rhizomucor miehei )リパーゼ(ノボ・ノルディスク(株)製;リボザイムIM60)1.2g からなる反応液をねじ蓋付きバイアル瓶に入れ、50℃で48時間振盪(140回/分)しながらインキュベートした。反応後、固定化酵素だけを残して反応液を新しい基質混液と交換し、同じ条件下で反応を行った。固定化酵素を繰り返し使用しながら4回反応を行い、それぞれの反応液を回収した。
実施例1に記載した方法の100倍の規模で反応を行って8P8を調製し、原料として使用した。
リゾプス・デレマー(Rhizopus delemar)のリパーゼ(田辺製薬(株)製;タリパーゼ)をJ. Ferment. Bioeng., 81, 299-303 (1996) に従ってセラミックス担体 SM-10(日本ガイシ(株)製)に固定化した。固定化酵素10g (31,000U/g )をカラムに充填した後、水飽和の大豆油:カプリル酸1:2(wt/wt )混合液を30℃、流速3ml/hr で100ml流し固定化酵素を活性化した。
実施例1で用いた固定化リゾムコール・ミイハイ(Rhizomucor miehei )リパーゼ(ノボ・ノルディスク(株)製;リボザイムIM60)に含まれている過剰の水を除去するために、該固定化酵素12g 、SUNTGA-25(サントリー(株)製)60g からなる反応混液を100mlのねじ蓋付きバイアル瓶に入れ、30℃で48時間振盪しながら反応させた(1回目)。固定化酵素だけを反応器に残し、実施例2で作成した8P8(12g)とミード酸エチルエステル(純度90% )48g を加えて十分窒素置換した後、30℃で72時間振盪しながらエステル交換反応を行った(2、3回目)。
エステル交換率を高めるために、得られたエステル交換トリグリセリドを再度ミード酸エチルエステルでエステル交換した。上記の固定化酵素にエステル交換トリグリセリド12g とミード酸エチルエステル48g を加えて30℃で72時間振盪しながら反応を行った(4回目)。反応後、反応液55g を上述した方法で蒸留し、12.3g のグリセリド画分を得た。この画分の脂肪酸組成は、カプリル酸、パルミチン酸及びミード酸がそれぞれ5.2、38.6及び56.1モル%であった。
実施例1で用いた固定化リゾムコール・ミイハイ(Rhizomucor miehei )リパーゼ(ノボ・ノルディスク(株)製;リボザイムIM60)に含まれている過剰の水を除去するために、該固定化酵素2g 、SUNTGA-25(サントリー(株)製)10g からなる反応混液を20mlのねじ蓋付きバイアル瓶に入れ、30℃で48時間振盪しながら反応させた(1回目)。固定化酵素だけを反応器に残し、実施例2で作成した8P8(12g)とSUNTGA-25を加水分解して得られた脂肪酸混液8g を加えて十分窒素置換した後、30℃で48時間振盪しながらエステル交換反応を行った(2〜5回目)。反応後、2〜5回目の反応混液からヘキサン抽出したグリセリドを合わせ、再度のエステル交換反応の基質とした。
実施例1で得たAPAを標準物質として、人母乳中の全トリグリセリドに占めるAPAの割合を高速液体クロマトグラフィーにより分析した。検出器には蒸発光散乱検出器 (DDL31 、EUROSEP Instruments 製) を使用し、ODSカラム(COSMOSIL, 4.6 x 250mm, ナカライテスク社製)を用い、溶離液には、アセトン/アセトニトリル(1:1, vol/vol )からアセトン100%までのグラジエントを使用した。この結果、APAは人母乳中にその全トリグリセリドに占める割合が0.1〜0.6重量%で存在していることが確認された。人の母乳中のアラキドン酸の含有量(母乳中の油脂中の重量比で約0.5〜1.0%)から、母乳中のアラキドン酸の10〜50%がAPAとして存在していると考えられた。
粉ミルク100g に、実施例1で得られた新規構造脂質(APAまたは8PA)0.3g を混合することによりヒト母乳型トリグリセリド含有調製乳を調製した。この調製乳の全脂肪酸に対するアラキドン酸の割合は、APAを混合した場合には0.8% となり、8PAを混合した場合には0.4% となった。
実施例4と同様の手法により大量に調製し、油脂精製を施した新規構造脂質400g 、精製卵黄レシチン48g 、オレイン酸20g 、濃グリセリン100g 及び0.1N-苛性ソーダ40mlを加え、ホモジナイザーで分散させたのち、注射用蒸留水を加え全液量を4リットルとする。これを高圧噴霧式乳化機にて乳化し、脂質乳液を調製した。該脂質乳液を200mlずつプラスチック製バッグに分注したのち、121℃、20分間、高圧蒸気滅菌処理して脂肪輸液剤とする。
実施例3で得られた新規構造脂質を、常法に従って乳濁性注射剤として調製した。乳濁性注射液中の新規構造脂質の含量は10% (W/V )であり、乳化剤として卵黄レシチン1.2% (W/V )を加え、更に血液と等張となるようにグリセリンにて浸透圧を調整した。
新生の雄豚(体重 > 1 kg )を1群6匹として無作為に4群に分けた(なお、同腹仔は別の群とした)。いずれの群も調製乳で飼育し、アラキドン酸含有トリグリセリドを調製乳に添加しない群(調製乳群)、アラキドン酸含有トリグリセリドとしてSUNTGA-25(サントリー(株)製)を調製乳に1g/Lの濃度で添加した群(SUN群)、実施例1の方法で得られたAPAを調製乳に0.4g/Lの濃度で添加した群(APA群)、実施例1の方法で得られた8PAを調製乳に0.82g/L の濃度で添加した群(8PA群)の4群とした。SUN群、APA群、8PA群では調製乳中のアラキドン酸量がほぼ同じになるように調製した。表2にSUNTGA-25(表中ではSUNと略記する)、APA、8PAの全脂肪酸の組成並びにトリグリセリドの2位の位置の脂肪酸組成を示す。
Claims (9)
- 酸化されたアシル基がヒドロキシル化、エポキシ化又はヒドロキシエポキシド化されたアシル基であることを特徴とする請求項1記載のトリグリセリド。
- 炭素数18〜22の不飽和脂肪酸が、
9,12-オクタデカジエン酸(リノール酸) 18:2,ω6
6,9,12-オクタデカトリエン酸 (γ- リノレン酸) 18:3,ω6
8,11,14-エイコサトリエン酸 (ジホモ- γ- リノレン酸) 20:3,ω6
5,8,11,14-エイコサテトラエン酸 (アラキドン酸) 20:4,ω6
7,10,13,16-ドコサテトラエン酸 22:4,ω6
4,7,10,13,16-ドコサペンタエン酸 22:5,ω6
6,9-オクタデカジエン酸 18:2,ω9
8,11-エイコサジエン酸 20:2,ω9
5,8,11-エイコサトリエン酸 (ミード酸) 20:3,ω9
9,12,15-オクタデカトリエン酸 (α- リノレン酸) 18:3,ω3
6,9,12,15-オクタデカテトラエン酸 (ステアリドン酸) 18:4,ω3
11,14,17-エイコサトリエン酸 (ジホモ- α- リノレン酸) 20:3,ω3
8,11,14,17-エイコサテトラエン酸 20:4,ω3
5,8,11,14,17-エイコサペンタエン酸 20:5,ω3
7,10,13,16,19-ドコサペンタエン酸 22:5,ω3
4,7,10,13,16,19-ドコサヘキサエン酸22:6,ω3
からなる群から選ばれる不飽和脂肪酸である、請求項1記載のトリグリセリド。 - 次のいずれかのトリグリセリド:
1,3−ジアラキドニル−2−パルミトイルトリグリセリド、
1−アラキドニル−3−ドコサヘキサノイル−2−パルミトイルトリグリセリド、
1,3−ジドコサヘキサノイル−2−パルミトイルトリグリセリド、
1−(ジホモ−γ−リノレノイル)−3−ドコサヘキサノイル−2−パルミトイルトリグリセリド、
1−アラキドニル−3−(ジホモ−γ−リノレノイル)−2−パルミトイルトリグリセリド、
1,3−ビス(ジホモ−γ−リノレノイル)−2−パルミトイルトリグリセリド、
1−アラキドニル−3−(5,8,11−エイコサトリエノイル)−2−パルミトイルトリグリセリド、又は
1−ドコサヘキサノイル−3−(5,8,11−エイコサトリエノイル)−2−パルミトイルトリグリセリド。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のトリグリセリドを特別の栄養需要に応じて配合してなる食品組成物。
- 前記食品組成物が、機能性食品、栄養補助食品、未熟児用調製乳、乳児用調製乳、乳児用食品、妊産婦用食品又は老人用食品であることを特徴とする請求項5記載の食品組成物。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のトリグリセリドを配合してなる動物用飼料。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のトリグリセリドの少なくとも1種を含有し、場合により経口、腸内又は非経口投与に適した中性の担体を混合した治療用栄養製品。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のトリグリセリドからなる分析用標準試薬。
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