JPS5918434Y2 - ズ−ム効果防止自動焦点調節映画撮影カメラ - Google Patents

ズ−ム効果防止自動焦点調節映画撮影カメラ

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JPS5918434Y2
JPS5918434Y2 JP17384177U JP17384177U JPS5918434Y2 JP S5918434 Y2 JPS5918434 Y2 JP S5918434Y2 JP 17384177 U JP17384177 U JP 17384177U JP 17384177 U JP17384177 U JP 17384177U JP S5918434 Y2 JPS5918434 Y2 JP S5918434Y2
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JP
Japan
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zoom
focusing
motor
lens
switch
Prior art date
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Expired
Application number
JP17384177U
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JPS5498222U (ja
Inventor
国皓 金沢
正浩 宮坂
Original Assignee
京セラ株式会社
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Publication date
Application filed by 京セラ株式会社 filed Critical 京セラ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はズームレンズを有する映画撮影機であって、自
動焦点調節機構により自動焦点調節する。
映画撮影機、さらに詳しくいえば、そのようなカメラに
おいて見られるいわゆるズーム効果を防止するようにし
たズーム効果防止自動焦点調節映画撮影カメラに関する
本考案において、ズーム効果とは変倍レンズの移動と合
焦のための合焦レンズの移動が同時に行われるとそれ等
の相乗的な効果によりきわめて不自然な撮影が行われる
ことをいう。
ズームレンズにおいては、変倍レンズを操作すると望遠
あるいは広角に画角が変化する。
この変倍レンズを不動にして、合焦レンズを操作して遠
距離の被写体に合焦した場合は画角は大きく、近距離の
被写体に合焦した場合は画角は小さくなる。
この画角の単位時間における変化量は、合焦レンズを急
激に操作すると大きく、ゆっくり行えば小さい。
従来の手動合焦式映画撮影カメラにおいては、手動でゆ
っくりと合焦レンズを操作できたので、この画角の単位
時間における変化量は再生映写時めだつものではなかっ
た。
しかしながら自動合焦装置が装備された映画撮影カメラ
では、合焦レンズの移動は急激に行われるので、単位時
間における画角の変化量は大きくなる。
したがって、ズーム中に変倍レンズのみが移動し、合焦
レンズが停止していれば、直線的にズ−ムアッブ、ズー
ムダウンが行われるが、ズーム中に合焦レンズが移動す
れば、その直線性がくずれてズーム効果を起こすことに
なる。
このような現象は被写体の移動、とか画角の変化により
しばしば起こり得る。
すなわち、直線的に画角が小となるズーム中に、合焦レ
ンズによって遠距離にピントが合うよう移動がおこれば
画角は大きくなるよう働き、直線性は狂うことになる。
また近距離にピントが合うように合焦レンズが移動すれ
ば、この画角変化と変倍レンズの画角変化が重なって直
線性の傾斜が狂うこととなる。
これは手動合焦中は感じないが、自動合焦となり合焦レ
ンズの応答が速くなるほど影響が大きくなる。
このように望遠あるいは広角でのズーム撮影を意図しな
い画角の変化は再生映写時見にくい動画となるものであ
る。
本考案の目的は、いわゆるパワーズーム機能を備える自
動焦点調節映画撮影カメラにおいてズーム効果を完全に
防止することができるズーム効果防止自動焦点調節映画
撮影カメラを提供することにある。
前記目的を遠戚するために本考案によるズーム効果防止
自動焦点調節映画撮影カメラは、被写体距離走査により
得られる被写体位置信号、前記距離走査に同期して走査
することにより得られるレンズ位置信号とにより合焦制
御信号を発生する制御信号発生回路と、前記合焦制御信
号を得て前記レンズ系の合焦レンズを駆動する駆動信号
を発生するトランジスタブリッヂ回路と、前記トランジ
スタブリッヂ回路により駆動される合焦モータと、前記
レンズ系のズーム系をパワーズームさせるズームモータ
と、前記ズームモータに電力を接続するためのズームス
イッチを駆動するズームつまみと、前記ズームつまみの
ズーム駆動操作によりズーム駆動に先だち前記合焦モー
タを不作動とするスイッチ手段とを備え、パワーズーム
を行うときは合焦レンズを移動させないようにして、ズ
ーム効果を防止するように構成されている。
上記構成によれば本考案の目的を完全に遠戚することが
できる。
以下図面等を参照して本考案によるカメラをさらに詳し
く説明する。
第1図は走査光学系とモジュールの関係を示す略図であ
る。
カメラの光軸方向からの光は固定ミラー2を介して焦点
信号発生のためのモジュール3に、撮影可能距離(MI
N)によりもさらに近い距離から無限((1))を越え
る角度までの像を受は入れるために往復回転運動する走
査ミラー1からの光もモジュール3に導入され、それ等
の像はモジュール内で光電的に比較されて被写体信号F
が発生させられる。
第2図は被写体信号Fを示すグラフであって時間軸tは
距離と対応させられており、第1図Xの示す位置に被写
体が存在していることを示す信号を発生している。
第3図は撮影レンズの現在位置を示す信号波形を示すグ
ラフである。
この信号は第5図に示す撮影レンズ9の移動に従動する
レンズ位置連動レバー25に設けられている充電スイッ
チSW7と走査レバー23によって形成される。
第3図は対物レンズがYの位置に焦点合せされ物体位置
Xとずれた状態にあることを示している。
第4図は本考案によるカメラの焦点調節に関連する部分
の回路の実施例を示す回路図である。
制御信号発生回路4は、前述した被写体位置信号F、レ
ンズ現在位置信号W、走査についての同期信号Sが入力
される。
同期信号Sは後述するように光学走査の半サイクルごと
にハイレベルの出力を送出する。
これらの信号にしたがってレンズ、さらに詳しくいえば
合焦レンズの移動方向と量を示す信号を発生し、第2図
に示すXと、第3図に示すYの位置が一致するようにモ
ータMFを駆動する信号(AABB)を発生する。
モータMDはフィルム送りのためのモータであってスイ
ッチSW1.SW2が閉成されたときに電源36に接続
され回転させられる。
モータMzはズーム撮影のために変倍レンズを駆動する
ためのモータであり、この考案では光学走査のためのモ
ータにも用いられる。
スイッチSW1がオンで、スイッチSW4.SW5゜S
W6のいずれかがオンのときに電源36に接続される。
モータMFは自動焦点調節のために合焦レンズ9を駆動
するためのモータであり、トランジスタ5、 6. 7
. 8の形成するブリッジ回路に接続されている。
このブリッジ回路を形成する前記各トランジスタのベー
スは制御信号発生回路4の出力端にそれぞれ接続されて
おり、BがLレベル(AがHレベル)のときにトランジ
スタ6.7が導通して第1の方向に、AがLレベル(B
がHレベル)のときにトランジスタ58が導通し他の方
向に回転させられる。
さらに本考案によるカメラを同時録音可能にするために
はキャプスタンドライブ用のモータを、さらに自動露出
調整のためには絞り駆動のためのメータ、またはモータ
を設ける。
スイッチSW1はモニタスイッチであって、図示しない
トリガレバ−に連動させられている。
トリガレバ−ストロークの最初の部分で閉成され、カメ
ラが露出調整機構を備えていればその電源を、同時録音
のためのキャプスタンモータを有していればその電源回
路および録音回路を形成し撮影直前の状態または撮影可
能か否かをチェックする状態を形成するスイッチである
スイッチSW2はフィルム送りのためのモータMDを電
源に接続するスイッチであって前記SW1がオンになっ
てからオンになるようにトリガレバ−に連動させられて
いる。
スイッチSW3はこのカメラを自動焦点調節撮影にする
か、撮影者の意志で焦点調節とするかを選択するための
スイッチである。
ズームモータM2の回路を閉成するためのスイッチSW
6と連動させられており、第5図に示すオートフォーカ
ス用つまみ31をA側に移動させたときに同時に閉成さ
れ、SW3はオートフォーカス用のモータMF駆動回路
および駆動信号発生回路に電源を接続し、SW6はズー
ムモータMzの回路を形成する。
スイッチSW4は第5図に示す電動用ズームレバー28
を上方向(T側)に移動したときに閉成されズームモー
タMzの回路を形成するスイッチである。
スイッチSW5も同様に電動用ズームレバー28に連動
させられており、このズームレバー28を下方向(W側
)に移動させられズームモータMzの回路を形成するス
イッチである。
スイッチ5W7(第5図参照)はレンズの現在位置を示
すための信号Wを発生するために設けられた光電スイッ
チである。
スイッチ5W8(第5図参照)は光学走査に関連する同
期信号を発生するために設けられたスイッチであってズ
ームモータMzの軸に固定されたカム34にオンオフさ
れ、光学走査に同期する信号Sを発生する。
スイッチSW9はパワーズームつまみ28(第5図参照
)を下方向に移動させて前記SW4を閉成するときに開
かれるオート停止(自動焦点調節停止)スイッチである
スイッチ5W1oはパワーズームつまみ28(第5図参
照)をW方向に移動させて前記SW5を閉成するときに
開かれるオート停止スイッチである。
パワーズームつまみ28が中立位置にあるときつまりパ
ワーズームを行なわないときは、SW9゜5W1oはオ
ンでSW4.SW5はオフの状態を保つ。
第5図は本考案によるカメラの焦点調節機構とズーム機
構の実施例を中心に示した斜視図である。
合焦レンズを支持する合焦レンズリング9には合焦レン
ズリング歯車10が一体に設けられている。
この歯車10には合焦モータMFの出力軸が歯車13.
12.11を介して結合されている。
レンズ位置連動レバー25はばね26で前方に付勢され
前方に摺動可能に支持されており、先端に植設されてい
るピン25′で前記合焦レンズリング9の肩に押しあて
られており、合焦レンズリング9の進退に従動して進退
する。
レンズ位置連動レバー25には光電スイッチSW2が設
けられている。
光電スイッチSW7は合焦ズームモータMzは回転軸が
両方に突出させられており、一方に走査カム34が固定
されており、走査カム34にはモータの回転軸と偏心し
たピン35が植立されている。
このピン35は、走査ミラー1の回転軸中心に、これと
一対に回転可能であり走査レバー23に接触させられて
おり、モータM2の回転にしたがって走査レバー23を
揺動させる。
なお走査レバー23は、ばね24により図中時計方向に
付勢されている。
走査レバー23からほぼ直角に突出している腕23′は
前記光電スイッチと結合されており、SW7内に設けら
れている対向する発光体と受光体間の空間に出入し、レ
ンズ位置信号Wを発生させる。
走査カム34は同期信号スイツチSW8をオンオフして
同期信号Sを発生させる。
変倍レンズを支持する変倍リング14にはマニュアルズ
ームレバー16が固定されておりパワーズーム以外のズ
ーム撮影を可能にしである。
変倍リング14には変倍リング歯車15が一体に設けら
れている。
モータMzの下側の軸にはウオーム歯車17が結合され
ており、この回転ははす歯歯車18を介してこれと一体
に結合されている平歯車19に伝達される。
地板27には回転地板29が前記平歯車19の軸中心に
回転可能に設けられており、この回転地板29に平歯車
20.21.22が回転可能に設けられている。
歯車20と歯車21は互いに反対の方向に回転させられ
る。
回転地板29にはピン29′が植立されており、パワー
ズームつまみ28に結合されている。
パワーズームつまみ28は上下方向に移動可能に支持さ
れており、ばね30により常時は中立位置に保たれてい
る。
ばね30に抗してパワーズームつまみ28を押し上げる
とパワーズームスイッチSW4を閉成するとともにSW
、を開き回転地板29を反時計方向1こ回動し歯車20
を変倍リング歯車15に結合させる。
パワーズームつまみをばね30に抗して押し下げるとパ
ワーズームスイッチSW5を閉成するとともに5W1o
を開き前記回転地板29を時計方向に回転させ歯車22
を変倍リング歯車15に結合させる。
パワーズームつまみは操作しない限り中立位置に保たれ
歯車20.22はいずれも変倍リング歯車15に結合さ
せられていない。
地板27に摺動可能に支持されているつまみ31は・自
動焦点調節と手動焦点調節の切換えのためのつまみであ
って、このつまみを図中A側に移動させるとオートフォ
ーカススイッチSW3とSW6を閉成する。
32はマスタレンズ33はフィルムである。
以上のように構成されているカメラの動作は次のとおり
である。
自動焦点撮影の場合はオートフォーカスつまみ31をA
狽旧こしオートフォーカススイッチSW3゜SW6をオ
ンにする。
この状態では制御信号発生回路4、およびトランジスタ
5. 6. 7. 8の形成する回路は電源に接続され
ない。
ついで図示しないカメラのトリガレバ−を押すと、スイ
ッチSW1がオンになり、前記回路4、および斗ランジ
スタブリッジ回路にSWl、SW3゜SW9,5W1o
の径路で電流が供給される。
一方SW6を介してズームモータM2が電源に接続され
回転を開始し、走査カム34の回転により走査レバー2
3が揺動させられ、走査ミラー1は光学走査のための回
転を開始する。
同時に偏心ピン35の回転により同期信号Sが発生させ
られる。
また走査レバーの揺動により合焦レンズの現在位置を示
す信号Wが光電スイッチSW7から発生させられる。
これらの信号W、Sとモジュール3からの被写体位置信
号Fは制御信号発生回路4に印加され、ここで合焦レン
ズの移動方向と量が決定され、合焦モータMFに電流が
供給される。
合焦モータMFの回転は歯車13.12.11を介して
合焦レンズリング歯車に伝達される。
この状態において、パワーズームつまみは中立の位置に
あるので、歯車20.22は歯車15に結合していない
ので変倍レンズは駆動されない。
トリガレバ−をさらに押しさげてフィルム駆動スイッチ
SW2をオンにするとモータMDが電源に接続されフィ
ルム33が送られ、自動焦点調節による撮影が開始され
る。
なおこの状態において、パワーズームつまみ28をTま
たはW側に移動させてパワーズームを行なおうとすると
オートフォーカスつまみ28をT側に移動するとSWo
、W側に移動すると5W1oが切れて、制御信号発生回
路4、およびトランジスタブリッジ回路への電流供給が
断たれオートフォーカスモータMFには電流が供給せず
合焦レンズは駆動されず変倍レンズのみが移動させられ
る。
この実施例によるカメラを撮影者の意志により焦点決定
をしようとするときはオートフォーカスつまみ31をM
の方向に移動させればスイッチSW3.SW6は開きモ
ータMFには駆動電流は供給されなくなる。
合焦レンズリング9を回転させて任意の位置に焦点調節
することができる。
またパワーズームによらないズームを行なうときはレバ
ー16を廻せばよい。
またオートズームレバー28を作動させてもオートズー
ムは可能である。
本考案によるカメラは以上のようにパワーズームを行な
うときは、自動焦点調節機構を不作動にしであるから、
変倍レンズと合焦レンズが同時に移動することはない。
したがって前述したズーム効果の発生は完全に防止され
、本考案の目的は完全に遠戚できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学距離走査を説明するための原理図、第2図
は被写体位置信号Fを示す波形図、第3図はレンズ位置
信号Wを示す波形図、第4図は本考案によるカメラの焦
点調節に関連する部分の回路の実施例を示す回路図、第
5図は本考案によるカメラの焦点調節機構とズーム機構
の実施例を主として示した斜視図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)被写体距離走査により得られる被写体位置信号、
    前記距離走査に同期して走査することにより得られるレ
    ンズ位置信号とにより合焦制御信号を発生する制御信号
    発生回路と、前記合焦制御信号を得て前記レンズ系の合
    焦レンズを駆動する駆動信号を発生するトランジスタブ
    リッヂ回路と、前記トランジスタブリッヂ回路により駆
    動される合焦モータと、前記レンズ系のズーム系をパワ
    ーズームさせるズームモータと、前記ズームモータに電
    力を接続するためのズームスイッチを駆動するズームつ
    まみと、前記ズームつまみのズーム駆動操作によりズー
    ム駆動に先だち前記合焦モータを不作動とするスイッチ
    手段とを備え、パワーズームを行うときは合焦レンズを
    移動させないようにして、ス゛−ム効果を防止するよう
    に構成したことを特徴とするズーム効果防止自動焦点調
    節映画撮影カメラ。
  2. (2)前記ズームモータは前記被写体距離走査および位
    置走査機構の駆動を併せて行い、前記スイッチ手段は、
    前記ズームモータ駆動時に前記合焦モータの電源回路を
    開くことにより、ズーム効果を防止する実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載のズーム効果防止自動焦点調節
    映画撮影カメラ。
JP17384177U 1977-12-23 1977-12-23 ズ−ム効果防止自動焦点調節映画撮影カメラ Expired JPS5918434Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17384177U JPS5918434Y2 (ja) 1977-12-23 1977-12-23 ズ−ム効果防止自動焦点調節映画撮影カメラ

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JP17384177U JPS5918434Y2 (ja) 1977-12-23 1977-12-23 ズ−ム効果防止自動焦点調節映画撮影カメラ

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Publication Number Publication Date
JPS5498222U JPS5498222U (ja) 1979-07-11
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JPS5498222U (ja) 1979-07-11

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