JPS6315859Y2 - - Google Patents
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- JPS6315859Y2 JPS6315859Y2 JP1045278U JP1045278U JPS6315859Y2 JP S6315859 Y2 JPS6315859 Y2 JP S6315859Y2 JP 1045278 U JP1045278 U JP 1045278U JP 1045278 U JP1045278 U JP 1045278U JP S6315859 Y2 JPS6315859 Y2 JP S6315859Y2
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- Japan
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- zoom
- ring
- lens
- motor
- focusing
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Focusing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動焦点調節カメラ、さらに詳しくい
えばズームレンズを有する自動焦点調節カメラに
関する。
えばズームレンズを有する自動焦点調節カメラに
関する。
基線長を有する距離計の原理にしたがつて固定
像と移動像を光電的に比較することにより被写体
位置を自動的に検出し、検出値に従つて自動焦点
調節を行なうカメラが提案され実施されている。
像と移動像を光電的に比較することにより被写体
位置を自動的に検出し、検出値に従つて自動焦点
調節を行なうカメラが提案され実施されている。
まずそのような焦点位置検出の原理を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第1図は光学系と焦点検出モジユールの関係を
示した略図である。固定ミラー2は光軸と正しく
45゜の角度を保つて固定され、光軸方向からの像
をモジユール3に導く働きをする。走査ミラー1
は、撮影可能至近距離So以内から無限(光軸と平
行な光を受け入れる角度位置)を越える角度との
間α゜を往復揺動するミラーである。各ミラー1,
2の中心間の距離Bをこの装置の基線長と定義す
る。
示した略図である。固定ミラー2は光軸と正しく
45゜の角度を保つて固定され、光軸方向からの像
をモジユール3に導く働きをする。走査ミラー1
は、撮影可能至近距離So以内から無限(光軸と平
行な光を受け入れる角度位置)を越える角度との
間α゜を往復揺動するミラーである。各ミラー1,
2の中心間の距離Bをこの装置の基線長と定義す
る。
この基線長Bの長さは焦点検出能力と密接に関
連するものである。
連するものである。
焦点検出モジユール3は両方のミラーを介して
入射する被写体像を光電的に比較し走査ミラー1
の回転と同期して、各像間の相関性が最も大きい
時点に焦点信号Fを発生する。
入射する被写体像を光電的に比較し走査ミラー1
の回転と同期して、各像間の相関性が最も大きい
時点に焦点信号Fを発生する。
第3図に焦点信号Fの波形を示している。
一方光学走査同期に同期して対物レンズの現在
位置を示す信号W(第4図参照)が発生させられ
ている。対物レンズ制御回路はFの波形の立上り
と、Wの波形の立下りが一致する方向に対物レン
ズ位置を修正して自動焦点調節を行なう。
位置を示す信号W(第4図参照)が発生させられ
ている。対物レンズ制御回路はFの波形の立上り
と、Wの波形の立下りが一致する方向に対物レン
ズ位置を修正して自動焦点調節を行なう。
上記のような構成の焦点検出装置において次の
および式の関係が成立する。
および式の関係が成立する。
N=f2/(2So−f)・C・A ……
ここにおいて、
f:対物レンズの焦点距離(ズームレンズの場
合は、例えば8mm〜40mmのように変化す
る。) So:至近撮影距離 C:最少散乱円 A:最大絞り値 N:ゾーン数(焦点深度でSo、∞間を分割した
数) B=εSoN …… ここにおいて、 ε:モジユールの分解能(第2図参照) B:基線長 上記式はゾーン数Nは対物レンズの焦点距離
fの2乗にほゞ比例して大きくなることを示し、
式はゾーン数に比例して基線長Bを大きくしな
ければならないことを示している。
合は、例えば8mm〜40mmのように変化す
る。) So:至近撮影距離 C:最少散乱円 A:最大絞り値 N:ゾーン数(焦点深度でSo、∞間を分割した
数) B=εSoN …… ここにおいて、 ε:モジユールの分解能(第2図参照) B:基線長 上記式はゾーン数Nは対物レンズの焦点距離
fの2乗にほゞ比例して大きくなることを示し、
式はゾーン数に比例して基線長Bを大きくしな
ければならないことを示している。
モジユールの分解能εはモジユールに用いられ
ている光電変換素子群の基礎単位の大きさで定ま
つてしまうから焦点距離が大きくなればなるほ
ど、ズーム光学系では望遠になればなるほど、基
線長を大きくしなければならないという問題があ
る。
ている光電変換素子群の基礎単位の大きさで定ま
つてしまうから焦点距離が大きくなればなるほ
ど、ズーム光学系では望遠になればなるほど、基
線長を大きくしなければならないという問題があ
る。
しかし実際に8mm撮影機などで構造上あるいは
デザイン上充分な基線長Bを確保することが困難
なことがしばしばある。
デザイン上充分な基線長Bを確保することが困難
なことがしばしばある。
本考案の目的は前記のようなズームレンズを用
いたカメラにおいて、ズームレンズの全領域にお
ける焦点調節を自動的に行なわせるために必要な
基線長を確保することが不可能である場合に適し
た自動焦点調節カメラを提供することにある。
いたカメラにおいて、ズームレンズの全領域にお
ける焦点調節を自動的に行なわせるために必要な
基線長を確保することが不可能である場合に適し
た自動焦点調節カメラを提供することにある。
前記目的を達成するために本件考案者等は自動
合焦の場合と、マニユアル合焦の場合とでは変倍
範囲を変えて、自動合焦の場合は自動距離測定の
能力変移内においてパワーズームを行なうように
すれば良いことに着目した。
合焦の場合と、マニユアル合焦の場合とでは変倍
範囲を変えて、自動合焦の場合は自動距離測定の
能力変移内においてパワーズームを行なうように
すれば良いことに着目した。
そして自動焦点のさいは、例えば8mmから40mm
の変倍レンズでは、自動距離測定能力の範囲8mm
から36mmまでパワーズームを行ない、マニユアル
合焦の場合は8mmから40mmの全域において変倍撮
影をマニユアルでもパワーでも行なえるようにし
たものである。以下この明細書では前述したよう
な限界の焦点距離、前例では36mmを変換点という
ことにする。
の変倍レンズでは、自動距離測定能力の範囲8mm
から36mmまでパワーズームを行ない、マニユアル
合焦の場合は8mmから40mmの全域において変倍撮
影をマニユアルでもパワーでも行なえるようにし
たものである。以下この明細書では前述したよう
な限界の焦点距離、前例では36mmを変換点という
ことにする。
以下図面を参照して本考案による自動焦点調節
カメラをさらに詳しく説明する。
カメラをさらに詳しく説明する。
第5図は本考案によるカメラの焦点調節回路の
実施例を示す回路図である。
実施例を示す回路図である。
図中数字4の示す部分は自動焦点調節回路の制
御信号を発生する制御信号発生回路であつて、先
に説明した被写体位置信号Fと、レンズの現在位
置を示す信号Wと、走査ミラーの走査状態を示す
同期信号Sを入力としており、これらの信号から
対物レンズを進退させる方向と量を決定する信号
A,B,,を発生する。Vccは電源電池であ
り、MZはズームレンズを駆動する、いわゆるパ
ワーズームのためのモータである。MFは対物レ
ンズであるズームレンズを焦点位置合せのために
駆動するフオーカスレンズ駆動モータである。
MSはそれぞれ光学走査のためのスキヤンモータ、
MDはフイルム駆動のための駆動モータである。
スイツチSW1はモニタスイツチであつてカメラの
トリガ(第6図には省略してある。)により操作
されるスイツチであつて、図示しない露出調節の
ための回路、サウンドカメラのキヤプスタンモー
タ回路、録音回路などを形成し、撮影前に準備が
整つているかをチエツクするためのスイツチであ
る。
御信号を発生する制御信号発生回路であつて、先
に説明した被写体位置信号Fと、レンズの現在位
置を示す信号Wと、走査ミラーの走査状態を示す
同期信号Sを入力としており、これらの信号から
対物レンズを進退させる方向と量を決定する信号
A,B,,を発生する。Vccは電源電池であ
り、MZはズームレンズを駆動する、いわゆるパ
ワーズームのためのモータである。MFは対物レ
ンズであるズームレンズを焦点位置合せのために
駆動するフオーカスレンズ駆動モータである。
MSはそれぞれ光学走査のためのスキヤンモータ、
MDはフイルム駆動のための駆動モータである。
スイツチSW1はモニタスイツチであつてカメラの
トリガ(第6図には省略してある。)により操作
されるスイツチであつて、図示しない露出調節の
ための回路、サウンドカメラのキヤプスタンモー
タ回路、録音回路などを形成し、撮影前に準備が
整つているかをチエツクするためのスイツチであ
る。
スイツチSW3とSW4は連動させられており、
SW3がオンのときはSW4はA側に接続されてい
る。SW1オン、SW3オンの状態でSW6またはSW7
を作動させるとズームモータMZが回転してズー
ムレンズを移動させる。
SW3がオンのときはSW4はA側に接続されてい
る。SW1オン、SW3オンの状態でSW6またはSW7
を作動させるとズームモータMZが回転してズー
ムレンズを移動させる。
SW3をオンにした状態でSW1をオン(モニタ状
態)にすると走査モータMSが回転し、制御信号
発生回路4が作動して、その出力信号(A,B,
A,)によりパワートランジスタ5,6,7,
8により構成されたブリツジ回路の動作状態が決
定され、フオーカスレンズ駆動モータMFが双方
向に回転させられ、合焦のためのレンズ駆動が行
なわれる。SW3をオフにするとこれに連動するス
イツチSW4はM側に接続される。
態)にすると走査モータMSが回転し、制御信号
発生回路4が作動して、その出力信号(A,B,
A,)によりパワートランジスタ5,6,7,
8により構成されたブリツジ回路の動作状態が決
定され、フオーカスレンズ駆動モータMFが双方
向に回転させられ、合焦のためのレンズ駆動が行
なわれる。SW3をオフにするとこれに連動するス
イツチSW4はM側に接続される。
ズーム制限スイツチSW5はズームレンズの鏡胴
に固定されているカム17に連動させられてい
る。
に固定されているカム17に連動させられてい
る。
この実施例で用いられるズームレンズは8〜40
mmの可変焦点であつて、32mmを変換点としてあ
る。ズームレンズの焦点距離が8〜32mmの範囲に
あるときはS側に接続され、32〜40mmのときはL
側に接続されるように構成されている。ズームレ
ンズの焦点距離が32〜40mmの範囲にあるときは、
前述のようにスイツチSW5はL側に接続され、ズ
ームモータMZには、ズームレンズをT(望遠)か
らW(ワイド)方向に回転させる方向の電流が供
給され、32mm以下に達するとSW5がS側に自動的
に切換り、ズームモータMZは回転を停止する。
mmの可変焦点であつて、32mmを変換点としてあ
る。ズームレンズの焦点距離が8〜32mmの範囲に
あるときはS側に接続され、32〜40mmのときはL
側に接続されるように構成されている。ズームレ
ンズの焦点距離が32〜40mmの範囲にあるときは、
前述のようにスイツチSW5はL側に接続され、ズ
ームモータMZには、ズームレンズをT(望遠)か
らW(ワイド)方向に回転させる方向の電流が供
給され、32mm以下に達するとSW5がS側に自動的
に切換り、ズームモータMZは回転を停止する。
第6図は自動焦点調節機構部の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
対物レンズの合焦レンズ環9には一体に歯車1
0が設けられており、歯車10,11,12,1
3を介して合焦モータMFに連結されている。な
おこの伝達系の中に適当なスリツプ機構を設けて
ある。変倍レンズ鏡胴14はスリツプ機構を介し
て歯車15が設けられており、さらに鏡胴14に
は手動用のズームレバー16が設けられている。
0が設けられており、歯車10,11,12,1
3を介して合焦モータMFに連結されている。な
おこの伝達系の中に適当なスリツプ機構を設けて
ある。変倍レンズ鏡胴14はスリツプ機構を介し
て歯車15が設けられており、さらに鏡胴14に
は手動用のズームレバー16が設けられている。
さらに鏡胴14にはカムリング17が設けられ
ている。このカムリングの形状等は第7図,第8
図を参照して後述する。
ている。このカムリングの形状等は第7図,第8
図を参照して後述する。
変倍レンズ鏡胴14に設けられている前記歯車
15は歯車18,19,20,21を介してズー
ムモータMZに連結されている。
15は歯車18,19,20,21を介してズー
ムモータMZに連結されている。
1は走査ミラー、2は固定ミラー、3はモジユ
ールである。スキヤンレバー24は走査ミラー1
と共通の回転軸1′を有しており、走査モータMS
に固定された25に植立されたピン26に、ばね
27により押しあてられており、ピン26の回動
に従動して揺動する。カム25によりスイツチ
SW9がオンオフされ、このスイツチSW9により前
述した同期信号Sが形成される。
ールである。スキヤンレバー24は走査ミラー1
と共通の回転軸1′を有しており、走査モータMS
に固定された25に植立されたピン26に、ばね
27により押しあてられており、ピン26の回動
に従動して揺動する。カム25によりスイツチ
SW9がオンオフされ、このスイツチSW9により前
述した同期信号Sが形成される。
スキヤンレバー24の突出腕24aは、合焦レ
ンズ環9の進退に従動して移動する光学スイツチ
SW8の間を出入し前述した現在レンズ位置信号W
を発生させる。なおスライド板22は前記スイツ
チSW8を保持しており、ばね28により前方に付
勢されピン23で合焦レンズ環9につきあてら
れ、合焦レンズ環9の進退に連動させられてい
る。
ンズ環9の進退に従動して移動する光学スイツチ
SW8の間を出入し前述した現在レンズ位置信号W
を発生させる。なおスライド板22は前記スイツ
チSW8を保持しており、ばね28により前方に付
勢されピン23で合焦レンズ環9につきあてら
れ、合焦レンズ環9の進退に連動させられてい
る。
次に第6図,第7図,第8図を参照してオート
フオーカス時、マニユアルフオーカス時における
つまみ30等からなるAM切換部によるスイツチ
SW3,SW4のスイツチ切換えについて説明する。
フオーカス時、マニユアルフオーカス時における
つまみ30等からなるAM切換部によるスイツチ
SW3,SW4のスイツチ切換えについて説明する。
地板29には自動焦点調節A手動焦点調節Mの
切換えつまみ30が上下動可能に設けられてい
る。クリツクばね33により前記つまみ30はオ
ートフオーカス位置A、マニユアルフオーカス位
置Mに切換え位置させられるようになつている。
切換えつまみ30が上下動可能に設けられてい
る。クリツクばね33により前記つまみ30はオ
ートフオーカス位置A、マニユアルフオーカス位
置Mに切換え位置させられるようになつている。
つまみ30の30a部にはピン31が設けられ
ておりこのピンは制限レバー32と関連させられ
ている。30a部の上方にはスイツチSW3,SW4
が設けられており、AM切換部のつまみ30がA
側に移動させられると、第5図に破線で示すAの
位置に、M側に移動させられると実線で示すMの
位置に切換接続される。
ておりこのピンは制限レバー32と関連させられ
ている。30a部の上方にはスイツチSW3,SW4
が設けられており、AM切換部のつまみ30がA
側に移動させられると、第5図に破線で示すAの
位置に、M側に移動させられると実線で示すMの
位置に切換接続される。
制限レバー32は軸34を中心に回転可能に設
けられており先端32b部は変倍レンズリング1
4に固定されているカムリング17に関連させら
れるようになつている。
けられており先端32b部は変倍レンズリング1
4に固定されているカムリング17に関連させら
れるようになつている。
カムリング17は第7図に示すように光軸方向
に2段になつており、17dの面は17cの面に
対して高くなつている。そして各面は制限レバー
32の突端32bに対応可能になつており、突端
32bが17dの面に接しておりかつ反時計方向
の回転力が与えられているAM切換部のつまみ3
0がA側に移動させられるときに変倍リング14
を第8図において反時計(ワイド)方向に回転さ
せると、制限レバー32の突端32bは変換点を
越えたときにカムリング17の17cの面に落ち
込む。
に2段になつており、17dの面は17cの面に
対して高くなつている。そして各面は制限レバー
32の突端32bに対応可能になつており、突端
32bが17dの面に接しておりかつ反時計方向
の回転力が与えられているAM切換部のつまみ3
0がA側に移動させられるときに変倍リング14
を第8図において反時計(ワイド)方向に回転さ
せると、制限レバー32の突端32bは変換点を
越えたときにカムリング17の17cの面に落ち
込む。
なお第8図において(T)40……8(W)の
表示は変倍リング14の表面の設けられた変倍の
表示を仮想的に示したものであり、この表示は変
倍リング14と一体に移動する。
表示は変倍リング14の表面の設けられた変倍の
表示を仮想的に示したものであり、この表示は変
倍リング14と一体に移動する。
制限レバー32の突端32bは変換点を越えて
カムリング17の17cの面に落ち込んでからさ
らにカムリング17を反時計方向に回転させ、1
7cの面に前記突端32bが結合している状態で
変倍レンズリング17を時計方向に回転させる
と、突端32bが段差部に係合するまで回転が許
容されるがそれ以上の回転は制限される。
カムリング17の17cの面に落ち込んでからさ
らにカムリング17を反時計方向に回転させ、1
7cの面に前記突端32bが結合している状態で
変倍レンズリング17を時計方向に回転させる
と、突端32bが段差部に係合するまで回転が許
容されるがそれ以上の回転は制限される。
この制限される位置が変換点32mmに対応し、1
7cの部分は8mm〜32mm、17dの部分は32mm〜
40mmに対応させられている。
7cの部分は8mm〜32mm、17dの部分は32mm〜
40mmに対応させられている。
またカムリング17は第8図に示すように径の
大きい17a部と、17a部に比較して小径の1
7b部を有している。前記17a部は切換スイツ
チSW5との関係で8mm〜32mm領域に対応し、17
b部は32mm〜40mmの領域に対応する。
大きい17a部と、17a部に比較して小径の1
7b部を有している。前記17a部は切換スイツ
チSW5との関係で8mm〜32mm領域に対応し、17
b部は32mm〜40mmの領域に対応する。
スイツチSW5は変倍リング14が8mm〜32mmの
ときはS側に接続され、32mm〜40mmのときはL側
に接続される(第5図参照)。次に各場合にわけ
て、ズーム範囲について説明する。
ときはS側に接続され、32mm〜40mmのときはL側
に接続される(第5図参照)。次に各場合にわけ
て、ズーム範囲について説明する。
(マニユアル合焦撮影の場合)
マニユアル合焦のときは自動合焦と手動合焦の
切換つまみ(AMつまみ)30は第6図に示す位
置よりも下方に押し下げられ、クリツクばね33
によりマニユアル位置にクリツク止めされる。つ
まみ30に固定されているピン31は制限レバー
32の32a部を押し下げて、このレバー32を
時計方向(第7図)に押し廻す。その結果制限レ
バー32の突端32bはカムリングから離され
る。その結果変倍リングは、前記制限レバーによ
り制限されることなく、ズーム全領域で回転可能
となる。
切換つまみ(AMつまみ)30は第6図に示す位
置よりも下方に押し下げられ、クリツクばね33
によりマニユアル位置にクリツク止めされる。つ
まみ30に固定されているピン31は制限レバー
32の32a部を押し下げて、このレバー32を
時計方向(第7図)に押し廻す。その結果制限レ
バー32の突端32bはカムリングから離され
る。その結果変倍リングは、前記制限レバーによ
り制限されることなく、ズーム全領域で回転可能
となる。
(自動合焦であつて変換点以内の場合)
切換えスイツチSW5はカムリングとの関係で第
5図S側に接続させられている。
5図S側に接続させられている。
AMつまみ30を第6図の示す位置まで上昇さ
せるとピン31がばね35を押し上げ切換レバー
に34を中心とした反時計方向の回転力を与え
る。
せるとピン31がばね35を押し上げ切換レバー
に34を中心とした反時計方向の回転力を与え
る。
制限レバー32の突端32bはカムリングの1
7c面に接して止まる。
7c面に接して止まる。
この状態でオートフオーカスを行なうと変倍リ
ング14は8mm〜32mmの範囲内でパワーズーム、
またはマニユアルズームも可能となる。
ング14は8mm〜32mmの範囲内でパワーズーム、
またはマニユアルズームも可能となる。
なおSW4はAMつまみ30の30a部によりA
側に接続されSW3は自動焦点調節回路を電源に接
続する。図示されていないズーム駆動方向の選択
をするPM切換部により、スイツチSW6,SW7の
切換が行われる。
側に接続されSW3は自動焦点調節回路を電源に接
続する。図示されていないズーム駆動方向の選択
をするPM切換部により、スイツチSW6,SW7の
切換が行われる。
PM切換部によりT側が選択されたときは、ス
イツチSW6,SW7は第5図でTの表示が付されて
いる方の端子に、W側が選択されたときは、スイ
ツチSW6,SW7は第5図でWの表示が付されてい
る方の端子に接続される。
イツチSW6,SW7は第5図でTの表示が付されて
いる方の端子に、W側が選択されたときは、スイ
ツチSW6,SW7は第5図でWの表示が付されてい
る方の端子に接続される。
第5図に示されている接続状態は、T,Wの選
択がなされないときの接続状態を示している。T
側に接続され、変倍リングが第8図時計方向に回
転させられ制限レバーの32b部がカムリングの
段に係合すると、それ以上の回動は阻止される。
ズームモータMZは回転していてもスリツプ機構
により吸収され変倍リングは回転しない。
択がなされないときの接続状態を示している。T
側に接続され、変倍リングが第8図時計方向に回
転させられ制限レバーの32b部がカムリングの
段に係合すると、それ以上の回動は阻止される。
ズームモータMZは回転していてもスリツプ機構
により吸収され変倍リングは回転しない。
(変換点を越える位置で自動合焦にした場合)
AMつまみ30を第6図に示す位置にもたらす
ことにより、SW3はオン、SW4はA側に接続され
る。制限レバー32はつまみ30の移動に従動し
て反時計方向に回転するが突端32bはカムリン
グの17d面に接して止まる。
ことにより、SW3はオン、SW4はA側に接続され
る。制限レバー32はつまみ30の移動に従動し
て反時計方向に回転するが突端32bはカムリン
グの17d面に接して止まる。
ズーム制限スイツチSW5の中央の接片はカムリ
ング17の細い径の部分17bに対応させられて
おりスイツチSW5は第5図のL側(第6図で内側
の接片)に接続されている。
ング17の細い径の部分17bに対応させられて
おりスイツチSW5は第5図のL側(第6図で内側
の接片)に接続されている。
PM切換部により操作されるスイツチSW6と
SW7は図示しないつまみ等により、方向が選定さ
れていない限り、SW6はT側SW7はW側に接続さ
れている。
SW7は図示しないつまみ等により、方向が選定さ
れていない限り、SW6はT側SW7はW側に接続さ
れている。
したがつてズームモータMZの回路は(電源
Vcc−スイツチSW1−SW5−SW4−SW6−MZ−
SW7−接地点)と形成され、モータMZには、変
倍リング14をW方向に移動させる電流が供給さ
れる。このモータMZの回転は歯車21,20,
19,18,15の順に伝達され、変倍リング1
4をW方向(第8図反時計方向)に回転させる。
Vcc−スイツチSW1−SW5−SW4−SW6−MZ−
SW7−接地点)と形成され、モータMZには、変
倍リング14をW方向に移動させる電流が供給さ
れる。このモータMZの回転は歯車21,20,
19,18,15の順に伝達され、変倍リング1
4をW方向(第8図反時計方向)に回転させる。
カム面17dは制限レバー32の先端32bを
摺りながら移動し変換点に達すると制限レバー3
2の先端32bはカムリング17の17cに落ち
込む。
摺りながら移動し変換点に達すると制限レバー3
2の先端32bはカムリング17の17cに落ち
込む。
これと同時にズーム制限スイツチSW5の中央の
接片はカムリング17の太い径の部分17aに対
応させられて第5図のS側の端子(第6図の外側
の接片S)に接続され、モータMZへの電流供給
が遮断される。そして、前述の(自動合焦点であ
つて変換点以内の場合)と同じ状態に入る。
接片はカムリング17の太い径の部分17aに対
応させられて第5図のS側の端子(第6図の外側
の接片S)に接続され、モータMZへの電流供給
が遮断される。そして、前述の(自動合焦点であ
つて変換点以内の場合)と同じ状態に入る。
PM切換部でスイツチSW6,SW7をテレまたは
ワイド方向に駆動する電流を供給する位置に切換
えれば、パワーズームと自動焦点調節が可能にな
る。
ワイド方向に駆動する電流を供給する位置に切換
えれば、パワーズームと自動焦点調節が可能にな
る。
なお図において26はマスタレンズ、39はフ
イルムである。
イルムである。
本考案による自動焦点調節カメラは、以上のよ
うに構成されているので、自動焦点調節時には変
換点以内において変倍撮影が自動的に可能とな
る。自動焦点調節を行なわないときは全ズーム域
においてパワーズーム、マニユアルズームが可能
となる。
うに構成されているので、自動焦点調節時には変
換点以内において変倍撮影が自動的に可能とな
る。自動焦点調節を行なわないときは全ズーム域
においてパワーズーム、マニユアルズームが可能
となる。
以上8mm撮影カメラの具体例につき詳細な説明
を行なつたが、TVカメラ等においても同様に実
施することができる。
を行なつたが、TVカメラ等においても同様に実
施することができる。
第1図は走査光学系と焦点検出モジユールの関
係を説明するための略図、第2図は分解能を説明
するための略図、第3図は焦点位置信号を示すグ
ラフ、第4図はレンズ位置信号を示すグラフ、第
5図は本考案によるカメラの回路の実施例を示す
グラフ、第6図は本考案によるカメラの合焦機構
の実施例を示す斜視図、第7図はカムリングとス
イツチおよび制限レバーの関係を示すための側面
図、第8図はカムリングとスイツチおよび制限レ
バーの関係を示すためにフイルム側から見た図で
ある。 MZ……パワーズーム用モータ、MF……合焦用
モータ、MS……走査用モータ、MD……フイルム
送り用モータ、SW1……モニタスイツチ、SW2…
…トリガスイツチ、SW3,SW4……合焦AM切換
スイツチ、SW5……ズーム制限スイツチ、SW6,
SW7……パワーズームTW切換スイツチ、SW8…
…光学スイツチ、SW9……同期信号スイツチ、1
……走査ミラー、2……固定ミラー、3……モジ
ユール、4……制御信号発生回路、5,6,7,
8……パワートランジスタ、9……合焦リング、
10……合焦歯車、11,12,13……連結歯
車、14……変倍リング、15……変倍リング歯
車、16……マニユアルレバー、17……カムリ
ング、18,19,20,21……連結歯車、2
2……合焦レンズ位置検出レバー、24……走査
レバー、25……同期カム、26……カムピン、
27……ばね、29……地板、30……AM切換
つまみ、31……つまみピン、32……制限レバ
ー、33……クリツクばね、34……軸、35…
…制限レバーばね、36……ばね、37……ばね
ガイド、38……マスタレンズ、39……フイル
ム。
係を説明するための略図、第2図は分解能を説明
するための略図、第3図は焦点位置信号を示すグ
ラフ、第4図はレンズ位置信号を示すグラフ、第
5図は本考案によるカメラの回路の実施例を示す
グラフ、第6図は本考案によるカメラの合焦機構
の実施例を示す斜視図、第7図はカムリングとス
イツチおよび制限レバーの関係を示すための側面
図、第8図はカムリングとスイツチおよび制限レ
バーの関係を示すためにフイルム側から見た図で
ある。 MZ……パワーズーム用モータ、MF……合焦用
モータ、MS……走査用モータ、MD……フイルム
送り用モータ、SW1……モニタスイツチ、SW2…
…トリガスイツチ、SW3,SW4……合焦AM切換
スイツチ、SW5……ズーム制限スイツチ、SW6,
SW7……パワーズームTW切換スイツチ、SW8…
…光学スイツチ、SW9……同期信号スイツチ、1
……走査ミラー、2……固定ミラー、3……モジ
ユール、4……制御信号発生回路、5,6,7,
8……パワートランジスタ、9……合焦リング、
10……合焦歯車、11,12,13……連結歯
車、14……変倍リング、15……変倍リング歯
車、16……マニユアルレバー、17……カムリ
ング、18,19,20,21……連結歯車、2
2……合焦レンズ位置検出レバー、24……走査
レバー、25……同期カム、26……カムピン、
27……ばね、29……地板、30……AM切換
つまみ、31……つまみピン、32……制限レバ
ー、33……クリツクばね、34……軸、35…
…制限レバーばね、36……ばね、37……ばね
ガイド、38……マスタレンズ、39……フイル
ム。
Claims (1)
- 自動焦点検出信号により合焦用モータMFの回
転方向を示す信号を発生する制御信号発生回路4
からの信号により回転させられる合焦用モータ
MFまたはマニユアル操作により合焦リング9を
回転し、ズームモータMZまたはマニユアル操作
により変倍リング14を回転させる自動焦点調節
カメラにおいて、自動合焦とマニユアル焦点調節
の選択のさいに操作されるAM切換部30と、前
記変倍リング14に設けられているカムリング1
7と、レンズが変換点を越えると前記カムリング
17により切換えられるズーム制限スイツチSW5
と、前記AM切換部30によりマニユアルが選択
されたときは変倍リング14の全領域にわたる回
動を許容する位置に、自動合焦が選択されたとき
は変換点を越える望遠側への回動を制限する位置
で前記カムリング17に係合させられる制限レバ
ー32と、前記ズームモータMZの端子にそれぞ
れ接続されズーム駆動方向の選択がなされない場
合で前記変倍リング14が前記変換点を越えて望
遠側にあるときに前記ズーム制限スイツチSW5を
介して前記ズームモータMZに前記変倍リング1
4をワイド方向に駆動する電流を供給している第
1および第2の切換スイツチSW6,SW7と、パワ
ーズームの望遠およびワイドの選択により前記第
1および第2の切換スイツチSW6,SW7を前記ズ
ームモータMZに前記変倍リング14を望遠およ
びワイド方向に駆動する電流を供給するように切
り換えるPM切換部から構成したことを特徴とす
る自動焦点調節カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045278U JPS6315859Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045278U JPS6315859Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54117143U JPS54117143U (ja) | 1979-08-16 |
JPS6315859Y2 true JPS6315859Y2 (ja) | 1988-05-06 |
Family
ID=28823070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1045278U Expired JPS6315859Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6315859Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-31 JP JP1045278U patent/JPS6315859Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54117143U (ja) | 1979-08-16 |
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