JPS5822168Y2 - 自動焦点調節装置におけるフォ−カスロック装置 - Google Patents

自動焦点調節装置におけるフォ−カスロック装置

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JPS5822168Y2
JPS5822168Y2 JP1977101712U JP10171277U JPS5822168Y2 JP S5822168 Y2 JPS5822168 Y2 JP S5822168Y2 JP 1977101712 U JP1977101712 U JP 1977101712U JP 10171277 U JP10171277 U JP 10171277U JP S5822168 Y2 JPS5822168 Y2 JP S5822168Y2
Authority
JP
Japan
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focus
signal
automatic
subject
pressed
Prior art date
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JP1977101712U
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English (en)
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JPS5429035U (ja
Inventor
国皓 金沢
悦昭 和田
Original Assignee
京セラ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は被写体を光学走査し、1、被写体位置検出信号
を発生しその出力により光゛学系を焦点位置に自動的に
移動させることのできる自動焦点調節装置におけるフォ
ーカスロック装置に関する。
被写体を至近から無限あるいは無限から至近に走査する
ことにより被写体位置を検出しその検出信号を用いて対
物レンズを駆動し自動的に焦点合せをする装置が提案さ
れている。
まずそのような装置の原理を第1図、第2図、第3図を
用いて説明する。
第1図は自動合焦点装置の光学走査系と焦点検出モジュ
ールを示す略図である。
図において2は固定ミラーであって固定ミラー2は常に
被写体方向からの光を焦点検出モジュール3に送り込む
働きをする。
走査ミラー1は撮影可能至近距離以内から無限位置を越
える角度まで揺動径復し、被写体方向の距離走査を行な
うミラーである。
焦点検出モジュール3はそれぞれのミラーを介してもた
らされた光の像を比較することによりたとえば被写体が
Xの位置にあればその時点に被写体位置信号Fを発生す
るように構成されている。
第2図は被写体信号Fを示すグラフである。
横軸を時間にとっである。
走査の過程において走査ミラー1が被写体に対応した位
置において焦点信号すなわち被写体位置信号Fを発生す
る。
第3図はカメラのレンズ位置を示す信号Wを示すグラフ
である。
この信号はたとえば対物レンズ位置によって移動が制限
される揺動レバーとフォトカプラなどによって取り出さ
れるものであって、この信号の焦点の一致、不一致を問
わず、現在対物レンズがどの位置に合わされているかと
いう信号Wを発生するものである。
第3図に示した波形は対物レンズが焦点位置Xを離れた
Yの位置に存在することを示している。
このようにして取出された被写体位置信号Fレンズ位置
信号Wおよび走査の状態を示す同期信号Sなどにより被
写体位置と現在レンズ位置との差を検出して自動的に対
物レンズを合焦点位置にもたらそうとするものである。
次に第4図a及び第4図すを参照して対物レンズを駆動
するモータを制御する回路を説明する。
第4図aは前述した被写体位置信号Fおよびレンズ位置
を示す信号W、同期信号Sからモータを制御する信号を
発生する制御信号発生回路を示している。
この回路の出力A、B、N、Bは第4図すに示す回路に
供給される。
対物レンズを駆動する回路はパワートランジスタ6.7
,8.9によりブリッジ回路を構成している。
このブリッジ回路に接続されているモータ10はブリッ
ジ回路の出力により正逆回転可能である。
なお、電源Vccとブリッジ回路の間に設けられている
スイッチ5は動作時は閉じられているものとする。
このスイッチはこの考案に関連するものであるので後に
詳しく説明する。
以上のように構成されている自動焦点調節装置では、撮
影者に焦点調節という作業を省略させ自動的に被写体に
焦点合わせを可能とするために構成されたものであるか
ら、撮影者の意志が介入する余地はない。
そのため、種々の問題が発生する。このような焦点調節
装置において明確に被写体の位置を捕捉することができ
て正しい焦点調節ができる場合は問題がないが、特殊な
被写体の場合に焦点調節の能力を越えるような場合、あ
るいは特殊な撮影技法において、自動的に焦点が調節さ
れることが好ましくない場合は、かえって不都合な場合
が生じる。
すなわち、非常にコントラストの少ない被写体の場合は
、焦点検出が困難である場合が多いこと、および撮影者
の意志により物理的な焦点位置以外のところに焦点位置
決定を行ないたいような場合、あるいはいわゆるパンニ
ング撮影を行なうような場合にはひんばんな焦点調節を
行なうことはかえって不自然な画面が得られるなどが挙
げられる。
本考案の目的は前述したような焦点調節装置を有するカ
メラ等において、撮影者の意志により、現実の自動焦点
調節の結果とは異なる焦点位置にレンズを固定すること
ができる自動焦点調節装置におけるフォーカスロック装
置を提供することにある。
前記目的を遠戚するために、本考案による自動焦点調節
装置におけるフォーカスロック装置は、自動焦点装置の
焦点検出モジュールによって制御される駆動モータと、
このモータの回転軸に摩擦結合されレンズ系を駆動する
伝達機構と、この伝達機構の一端に固設されたゴムロー
ラと、外部から押圧可能な操作釦と、この釦の押圧によ
り前記駆動モータへの駆動信号供給を遮断するスイッチ
および前記ゴムローラを押圧するロックレバ−とを備え
、前記操作釦の操作で前記伝達機構を固定することによ
り希望する時にその位置のレンズ系の焦点位置を固定で
きるよう構成されている。
前記構成をカメラに応用すると、撮影者はファインダ内
に現われるレンズ位置を示す信号等を観測しながら任意
の位置で釦を操作することにより焦点位置をずれなく固
定することができる。
これにより自動焦点調節装置における前記不都合は完全
に解決できる。
以下、図面等を参照して本考案による自動焦点調節装置
をこの装置を有するカメラの実施例を参照してさらに詳
しく説明する。
第5図は本考案による自動焦点調節装置におけるフォー
カスロック装置を用いたカメラの主要機構部を示す略図
である。
図において13はロック釦であって、カメラの外部に釦
の頂部が突出しており操作者の指等により下方向に押し
下げ可能に設けられている。
このロック釦13を押し下げるとスイッチ5が開放され
る。
このスイッチ5が第4図に示す位置に設けられており、
このスイッチ5が開くとトランジスタ6.7,8.9に
供給される電源を遮断しモータ10に電力を供給しなく
なる。
モータ10の出力軸には歯車15およびゴムローラ14
が設けられている。
歯車15は歯車16に結合されており、歯車16と一体
に設けられている歯車17はコンバージョンレンズ筒1
9に固定されている歯車18に結合させられている。
モータ10が正転または逆転するとその回転は歯車15
、歯車16、歯車17、歯車18を介してコンバージョ
ンレンズ筒19を回転させ対物レンズを進退させる。
ロック釦13の動作域には、ロックパット12を有する
ロックレバ−11が臨まされており、ロック釦13を押
し下げると、まずスイッチ5が開きついでロックレバ−
11が時計方向に回転させられロックパット12がゴム
ローラ14に押し当てられモータ10の回転軸の回転を
阻止するようになっている。
ロック釦13を上昇させると、まずロックレバ−11が
反時計方向に移動し、ロックパット12とゴムローラ1
4の接触が解かれついでスイッチ5が閉成される。
その結果モータに電流を供給するブリッジ回路に電流が
供給され、ただちに自動合焦点の回路が形成される。
以上説明したように本考案による自動合焦点装置を有す
がカメラでは、自動焦点調節を行なう場合には、自動合
焦点装置の回路動作により自動的に焦点位置が決定され
るとともに、被写体に心上て撮影者が自動焦点調節によ
らず焦点位置を固定したい場合にはロック釦13を押し
下げることにより自動焦点調節回路の動作を停止させる
とともに、レンズ駆動機構部分の移動を阻止し、希望す
る位置にレンズを固定することができる。
以上詳しく説明した本考案の実施例につき本考案の範囲
内で種々の変形を施こすことができるものである。
たとえば、前記スイッチ5によりブリッジ回路の電源を
遮断する構成によらず、たとえばブリッジ回路に供給さ
れる信号A、B、A、Bを遮断することによっても同様
にモータを停止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動合焦点装置の光学走査系と焦点検出モジュ
ールを示す略図、第2図は被写体信号Fを示すグラフ、
第3図はレンズ位置を示す信号Wを示すグラフ、第4図
aは制御信号発生回路の構成を示すブロック図、第4図
すは対物レンズを駆動する回路を示す回路図、第5図は
本考案による装置を用いたカメラの主要部を示す図であ
る。 1・・・・・・走査ミラー、2・・・・・・固定ミラー
、3・・・・・・焦点検出モジュール、4・・・・・・
制御信号発生回路、5・・・・・・スイッチ、6,7,
8.9・・・・・・トランジスタ、10・・・・・・モ
ータ、11・・・・・・ロックレバ−112・・・・・
・ロックパット、13・・・・・・ロックボタン、14
・・・・・・ゴムローラ、16,17.18・・・・・
・歯車、19・・・・・・コンバージョンレンズ筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動合焦点装置の焦点検出モジュールからの信号によっ
    て制御される駆動モータと、このモータの回転軸に摩擦
    結合されレンズ系を駆動する伝達機構と、この伝達機構
    の一端に固設されたゴムローラと、外部から押圧される
    操作釦と、この釦の押圧により前記駆動モータへの駆動
    信号供給を遮断するスイッチおよび前記ゴムローラを押
    圧するロックレバ−とを備え、前記操作釦の操作で前記
    伝達機構を押圧することにより希望する時にその位置の
    レンズ系の焦点位置を固定できるよう構成したことを特
    徴とする自動焦点調節装置におけるフォーカスロック装
    置。
JP1977101712U 1977-07-29 1977-07-29 自動焦点調節装置におけるフォ−カスロック装置 Expired JPS5822168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977101712U JPS5822168Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 自動焦点調節装置におけるフォ−カスロック装置

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JP1977101712U JPS5822168Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 自動焦点調節装置におけるフォ−カスロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5429035U JPS5429035U (ja) 1979-02-26
JPS5822168Y2 true JPS5822168Y2 (ja) 1983-05-12

Family

ID=29040601

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JP1977101712U Expired JPS5822168Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 自動焦点調節装置におけるフォ−カスロック装置

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