JPS59182Y2 - コンクリ−ト成型機における振動装置 - Google Patents
コンクリ−ト成型機における振動装置Info
- Publication number
- JPS59182Y2 JPS59182Y2 JP1978047238U JP4723878U JPS59182Y2 JP S59182 Y2 JPS59182 Y2 JP S59182Y2 JP 1978047238 U JP1978047238 U JP 1978047238U JP 4723878 U JP4723878 U JP 4723878U JP S59182 Y2 JPS59182 Y2 JP S59182Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrating frame
- concrete
- formwork
- pallet
- vibrating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンクリート成型用型枠もしくは型枠を取付
けたパレットを下向き受部と昇降型振動枠との中間に移
送手段により移送した後、振動枠の上昇により固定した
状態のもとに型枠内のコンクリートを締固めるようにし
た型式の振動装置の特殊構成に関するものであって、以
下添付図面に例示する態様について詳細に説明する。
けたパレットを下向き受部と昇降型振動枠との中間に移
送手段により移送した後、振動枠の上昇により固定した
状態のもとに型枠内のコンクリートを締固めるようにし
た型式の振動装置の特殊構成に関するものであって、以
下添付図面に例示する態様について詳細に説明する。
本考案の装備対象としてのコンクリート成型機としでは
、例えば図示のように複数の成型用の型枠１，１を固設
したパレット２を基枠３におけるローラー−コンベヤー
４およびそれに連設されたローラーコンベヤー４′によ
り前後方向へ移送することができるようにするほか、基
枠３上には前記パレット２の停止区間に振動枠５を伸縮
装置６゜６により昇降可能に配設すると共に、その枠５
の下部に振動モーター７を付設し、かつ前記基枠３の両
側方から支柱８，８を設けてその先端内側に緩衝片９付
きの受部１０をパレット２の上面に対向する下向きに設
け、以って型枠１内に生コンクノートを充填した後、パ
レット２をローラーコンベヤー４，４′により図示のよ
うに停止区間に移送停止させ、あるいはコンベヤー上に
おいてコンクリートを充填した後、伸縮装置６，６を伸
張させることにより振動枠５を上昇させてパレット２を
ローラーコンベヤー４から離反させ一つつ前記受部１０
により受止め、これによりパレット２を受部１０と振動
枠５とにより挟圧した状態のもとに振動モーター７を駆
動して型枠１内のコンクリートを締固めるようにした型
式を採択する。
、例えば図示のように複数の成型用の型枠１，１を固設
したパレット２を基枠３におけるローラー−コンベヤー
４およびそれに連設されたローラーコンベヤー４′によ
り前後方向へ移送することができるようにするほか、基
枠３上には前記パレット２の停止区間に振動枠５を伸縮
装置６゜６により昇降可能に配設すると共に、その枠５
の下部に振動モーター７を付設し、かつ前記基枠３の両
側方から支柱８，８を設けてその先端内側に緩衝片９付
きの受部１０をパレット２の上面に対向する下向きに設
け、以って型枠１内に生コンクノートを充填した後、パ
レット２をローラーコンベヤー４，４′により図示のよ
うに停止区間に移送停止させ、あるいはコンベヤー上に
おいてコンクリートを充填した後、伸縮装置６，６を伸
張させることにより振動枠５を上昇させてパレット２を
ローラーコンベヤー４から離反させ一つつ前記受部１０
により受止め、これによりパレット２を受部１０と振動
枠５とにより挟圧した状態のもとに振動モーター７を駆
動して型枠１内のコンクリートを締固めるようにした型
式を採択する。
上記型式に対する本考案の特殊構成としては、前記伸縮
装置６としてピストン・シリンダー機構を使用すること
なく、例えば第３図に洋本するように、軸線方向に両端
部１１．１２を有する可撓性膜の容器１３からなる気体
圧力応答型アクチュエーターを採択してその容器１３内
に圧力気体を必要に応じ通気孔１４から給排することに
より軸線方向へ伸縮させ、これにより振動枠５を押上げ
あるいは降下させるようにしてなり、なお前記アクチュ
エーターにおける容器１３の両端部１１．１２にはそれ
ぞれ取付は用のフランジ１５．１６を気密状態に設けて
このフランジ１５．１６をそれぞれ基枠３および振動枠
５に当接したままボルト等の適宜の手段により取付ける
ようにするのがよく、また振動枠５の上面には緩衝シー
ト１７を添設する。
装置６としてピストン・シリンダー機構を使用すること
なく、例えば第３図に洋本するように、軸線方向に両端
部１１．１２を有する可撓性膜の容器１３からなる気体
圧力応答型アクチュエーターを採択してその容器１３内
に圧力気体を必要に応じ通気孔１４から給排することに
より軸線方向へ伸縮させ、これにより振動枠５を押上げ
あるいは降下させるようにしてなり、なお前記アクチュ
エーターにおける容器１３の両端部１１．１２にはそれ
ぞれ取付は用のフランジ１５．１６を気密状態に設けて
このフランジ１５．１６をそれぞれ基枠３および振動枠
５に当接したままボルト等の適宜の手段により取付ける
ようにするのがよく、また振動枠５の上面には緩衝シー
ト１７を添設する。
前記振動枠５はこれを複数個設けてパレット２に対し個
々に密接させるようにするのがよく、しかもその振動枠
５に振動モーター７を各別に付設することにより、必要
に応じ振動モーター７の運転数を増減させることができ
るのである。
々に密接させるようにするのがよく、しかもその振動枠
５に振動モーター７を各別に付設することにより、必要
に応じ振動モーター７の運転数を増減させることができ
るのである。
以上説明したように、本考案によれば次のような諸利点
がある。
がある。
（ａ） 型枠と振動枠とを押圧固定するに当って使用
する伸縮装置として、可撓性膜の容器を有する気体圧力
応答型のアクチュエーターを採択したから、伸縮駆動と
緩衝作用との両機能を単一の部材により発揮させること
ができ、従って簡単な構造のもとに安価に製作すること
ができる。
する伸縮装置として、可撓性膜の容器を有する気体圧力
応答型のアクチュエーターを採択したから、伸縮駆動と
緩衝作用との両機能を単一の部材により発揮させること
ができ、従って簡単な構造のもとに安価に製作すること
ができる。
（ｂ） 可撓性膜容器を有する気体圧力応答型アクチ
ュエーターによれば、緩衝作用が他のものに比較して著
しく効果的であり、更に振動枠の上面に緩衝シートを添
設したことと相俟って装置の保全および騒音の発生防止
上の利点がある。
ュエーターによれば、緩衝作用が他のものに比較して著
しく効果的であり、更に振動枠の上面に緩衝シートを添
設したことと相俟って装置の保全および騒音の発生防止
上の利点がある。
（Ｃ）上記アクチュエーターによれば、軸線方向以外の
横方向に対する運動をも許容し、かつ横方向の緩衝作用
も併わせ保有する関係上、ピストン・シリンダー機構に
よる場合に比較してコンクリート締固め上有利なばかり
でなく、装置の損傷を防止することができる。
横方向に対する運動をも許容し、かつ横方向の緩衝作用
も併わせ保有する関係上、ピストン・シリンダー機構に
よる場合に比較してコンクリート締固め上有利なばかり
でなく、装置の損傷を防止することができる。
（ｄ） また可撓性膜容器を有する気体床応答型アク
チュエーターは摺擦部分がないから、摩擦損失がない状
態のもとに気密をよく保ち、効率がよいばかりでなく、
長期にわたり使用することができる。
チュエーターは摺擦部分がないから、摩擦損失がない状
態のもとに気密をよく保ち、効率がよいばかりでなく、
長期にわたり使用することができる。
（ｅ）その他型枠に振動装置を設けることなく、別個の
振動枠に設けてこの振動枠に対応する停止区間に適時的
に移送した後、両者を挟圧固定するようにしたことによ
り、締固め以外の作業を他の場所で行ないつつ次の型枠
に対する締固めのために使用できる関係上、振動装置を
効率的に稼働させることができる。
振動枠に設けてこの振動枠に対応する停止区間に適時的
に移送した後、両者を挟圧固定するようにしたことによ
り、締固め以外の作業を他の場所で行ないつつ次の型枠
に対する締固めのために使用できる関係上、振動装置を
効率的に稼働させることができる。
図面は本考案を例示するものであって、第１図は部分的
破断端面図、第２図は部分的破断側面図、第３図はアク
チュエーターの縦断側面図である。 １・・・・・・型枠、２・・・・・・パレット、５・・
・・・・振動枠、６・・・・・・伸縮装置、７・・・・
・・振動モーター、１０・・・・・・受部、１３・・・
・・・可撓性膜の容器、１４・・・・・・通気孔、１５
・・・・・・フランジ、１６・・・・・・フランジ、１
７・・・・・・緩衝シート。
破断端面図、第２図は部分的破断側面図、第３図はアク
チュエーターの縦断側面図である。 １・・・・・・型枠、２・・・・・・パレット、５・・
・・・・振動枠、６・・・・・・伸縮装置、７・・・・
・・振動モーター、１０・・・・・・受部、１３・・・
・・・可撓性膜の容器、１４・・・・・・通気孔、１５
・・・・・・フランジ、１６・・・・・・フランジ、１
７・・・・・・緩衝シート。
Claims (1)
- コンクリ−）Ｊ＆型用型枠１もしくは型枠を取付けたパ
レット２を、下向き受部１０．１０と振動モーター７付
きの昇降可能な上向き振動枠５との中間に移送した後、
振動枠５を押上げて型枠１もしくはパレット２を受部１
０，１０と振動枠５とにより挟圧固定した状態のもとに
振動を付与しつつコンクリートを締固めるようにした型
式のコンクリート成型機において、前記振動枠５の下部
には可撓性膜の容器１３を有する気体圧力応答型アクチ
ュエーターからなる伸縮装置６，６を気体の給排により
振動枠５を昇降することができるように設けるほか、振
動枠５の上面には緩衝シート１７を添設し、かり受部に
は緩衝片９を付設してなる振動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978047238U JPS59182Y2 (ja) | 1978-04-11 | 1978-04-11 | コンクリ−ト成型機における振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978047238U JPS59182Y2 (ja) | 1978-04-11 | 1978-04-11 | コンクリ−ト成型機における振動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54152161U JPS54152161U (ja) | 1979-10-23 |
| JPS59182Y2 true JPS59182Y2 (ja) | 1984-01-06 |
Family
ID=28928754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978047238U Expired JPS59182Y2 (ja) | 1978-04-11 | 1978-04-11 | コンクリ−ト成型機における振動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59182Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5424922A (en) * | 1977-07-26 | 1979-02-24 | Katsura Kikai Seisakushiyo Kk | Vibration equipment for concrete block molding machine |
-
1978
- 1978-04-11 JP JP1978047238U patent/JPS59182Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5424922A (en) * | 1977-07-26 | 1979-02-24 | Katsura Kikai Seisakushiyo Kk | Vibration equipment for concrete block molding machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54152161U (ja) | 1979-10-23 |
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