JPS6323123Y2 - - Google Patents

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JPS6323123Y2
JPS6323123Y2 JP12338684U JP12338684U JPS6323123Y2 JP S6323123 Y2 JPS6323123 Y2 JP S6323123Y2 JP 12338684 U JP12338684 U JP 12338684U JP 12338684 U JP12338684 U JP 12338684U JP S6323123 Y2 JPS6323123 Y2 JP S6323123Y2
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JP
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cylinder
formwork
plunger
seal
airtight
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JP12338684U
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JPS6137908U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、耐火煉瓦等を成形するのに用いる真
空式煉瓦成形装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、型枠内原料に含まれる空気を吸引して加
圧成形する真空式煉瓦成形装置として、特公昭第
57−2082号公報に記載されたものがある。
これは、型枠方向に昇降する上部プランジヤと
その昇降装置間に下方にむけて放射状に拡大する
形状のダイアフラムを設けたもので、このダイア
フラムをプランジヤが型枠内に降下して加圧を行
なう時のシール機構としている。
ダイアフラムはプランジヤの昇降動作に追従可
能なように、プランジヤ径に対しダイアフラムの
径はたわみ代を持たせるために大きく形成してい
る。
このようなダイアフラムをシール機構としない
構成のものとして、特開昭48−44307号公報に記
載されたようなものがある。
これは、上部プランジヤを囲繞するチユーブを
昇降フレームに固設しさらにこの昇降フレームに
シリンダにより昇降する円筒状のフランジを設け
たもので、チユーブ外周面とフランジ内周面とを
摺接させ上部プランジヤ作動時のシールを行なう
構成となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のような従来構造において、まず前者のも
のでは、ダイアフラムはたわみ代を持たせるため
にプランジヤ径に対し大きく形成しなければなら
ず、装置容量を一定とすれば、プランジヤを小径
とする必要があり、大型の煉瓦の成形は不可能で
ある。
また、プランジヤの昇降に際し、ダイアフラム
の収縮撓み厚によつてストロークに制限があり、
煉瓦の種類によつて成形加圧力が不十分となると
いう問題もある。
後者のものでは、金属製のチユーブとフランジ
とが直に接するので、成形時のプランジヤの衝撃
に対して緩衝することができず、フランジが傾き
やすくシール不良を招くという問題がある。
本考案の目的は、真空式煉瓦成形装置におい
て、プランジヤを大型化しかつストロークを大き
くして大型成形品の製造を可能とし、かつ成形時
の衝撃力によるシール不良を生じることなく確実
に加圧成形可能とすることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の構成は、成形時に型枠内を気密保持す
る真空式煉瓦成形装置において、昇降フレームに
型枠上面をシールする昇降自在な上部気密シリン
ダと同上部気密シリンダの外周面をシールする環
状シール部とを設け、さらに昇降フレームの衝撃
を吸収する防振リングを介して環状シール部を昇
降フレームに取付けるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案に係る真空式煉瓦成形装置の要
部を示す断面図である。
フレーム1の上端には外部の駆動装置(例えば
摩擦プレス機構や油圧装置等)により下方に向け
て衝撃圧下力を加えるスクリユーシヤフト2が設
けられ、シリンダロツド4に昇降フレーム3を連
結している。5は昇降フレーム3の下部に設けら
れた筒状の上部気密シリンダで、昇降フレーム3
に組み込まれたシリンダロツド10及びガイド棒
13により支持されている。この上部気密シリン
ダ5の外周にはパツキンボツクス7が硬質ゴムを
素材とする防振リング6を介して昇降フレーム3
に取付けられている。パツキンボツクス7は真空
パツキン8とダストシール9を備え、これらによ
り環状シール部Aを形成して上部気密シリンダ5
内をシールしている。上部気密シリンダ5の水平
断面形状は円、楕円、長円及び矩形等様々な任意
形状のものを用いることができる。
尚、ダストシール9は第2図で拡大して示す
(但し、防振リング6は断面形状が異なるものを
使用している)ように、上部気密シリンダ5の周
面に接触する舌片63を形成しており、成形時に
ダストシール9周面に付着した配合物材料や異物
を掻き落とし、上部気密シリンダ5内を常に気密
状態に保つことができる。また、防振リング6は
固定金具61及びボルト62で昇降フレーム3下
面に固定される。
ガイド棒13は昇降フレーム3に形成されたガ
イド14に案内され、下端面が円弧状の係合部1
5を有して上部気密シリンダ5から半径方向に伸
延するアーム12先端の保持部16に係合してい
る。このように係合部15を円弧状に形成するこ
とにより、上部気密シリンダ5が昇降するとき揺
動してもガイド棒13がこねたりすることなく円
滑に動作することができる。11はシリンダロツ
ド10をアーム12に連結するユニバーサルボツ
クスである。
Bは昇降フレーム3の下面側に凹設され、上部
気密シリンダ5を挿入可能な環状の凹部である。
この凹部Bを設けたことにより、上部気密シリン
ダ5のストロークに対して昇降フレーム3の位置
を高くする必要はなく、限られたスペース内でス
トロークを大きくできる。
17は上部気密シリンダ5の下面から下方に突
出して環状に形成された上部シール、18は上部
気密シリンダ5内に位置し昇降フレーム3に固定
された上部プランジヤである。
22は紙面に直交する方向に走行する台車で、
型枠21をロツド40及びスプリング41を介し
て上下動可能に取付け、この型枠21の下部には
下部気密リング24をシリンダロツド23及び下
部ガイドロツド28により昇降可能に連設してい
る。
27は型枠21に上下動可能に配置された下部
プランジヤで、下部気密リング24は内側に筒部
26を形成してその外周面をパツキン29でシー
ルしかつ下面には昇降フレーム3の底面に当接す
る下部シール25を取付けている。下部ガイドロ
ツド28の下端には円弧状端面の係合部30が形
成され、下部気密リング24の保持部31に連結
している。尚、係合部30を円弧状としているの
で、下部気密リング24が成形時に揺動しても下
部ガイドロツド28はこねたりすることなくこれ
に追従し、円滑な動作が可能である。
Vはフレーム1外に配置された真空ポンプで、
配管系Pにより昇降フレーム3の上部排気孔19
と下部排気孔32に連通し、この上部排気孔19
と下部排気孔32は夫々上部気密シリンダ5内及
び下部気密リング24の下部シール25の領域内
に連絡している。
上記構成の真空式煉瓦成形装置の作動について
以下述べる。
まず、型枠21内に配合物を投入した後、台車
22をフレーム1内の成形位置に移動させ、台車
支持コツタ20により上部プランジヤ18の直下
に固定する。次に、下部ガイドロツド28を進出
させてコツター作用により台車22を浮上させ、
シリンダロツド23により下部気密リング24を
下降させる。これにより、下部シール25がフレ
ーム1の底部側内面に密着して筒部26内から上
位の型枠21内は気密状態となる。
一方上部プランジヤ18側においては、シリン
ダロツド10により上部気密シリンダ5を下降さ
せ、上部シール17を型枠21の上面に圧着して
両者を気密状態に連設する。
以上により、型枠21を中間に配置して上部気
密シリンダ5と下部気密リング24とが気密下に
接続され、真空ポンプVを駆動すれば型枠21内
の空気が上部排気孔19及び下部排気孔32から
吸引される。
この状態で、上部シール17が型枠21への圧
着と同時に昇降フレーム3がシリンダロツド4に
より下降し、上部プランジヤ18が型枠21内に
達して配合物を加圧成形する。
この過程の間に真空度が高くなつて設定値(例
えば20Torr)になると、スクリユーシヤフト2
が下降して昇降フレーム3を介して配合物に打撃
を与え、所要の回数この打撃による加圧作用を継
続する。加圧終了後、スクリユーシヤフト2は図
示の定位置に復帰し、台車22を移動させる過程
に移行する。
上部気密シリンダ5と下部気密リング24との
分離は、まず型枠21内を大気開放して夫々を上
昇させることにより行う。次に台車支持コツタ2
0の係合支持を解除して台車22を走行させ、ノ
ツクアウトの位置において成形品を取り出すこと
により一工程を終了する。
以上の成形において、上部気密シリンダ5と型
枠21間のシールは上部気密シリンダ5の下面に
取付けられた上部シール17により行なうので、
この上部気密シリンダ5の径を大きくすれば型枠
21の配合物充填径または開口面積も大とするこ
とができ、大きな成形体が得られる。また、上部
気密シリンダ5は従来のようにシール用のダイア
フラムの収縮の影響を受けないので、駆動系を簡
単な構造とでき、かつ昇降フレーム3の下面に環
状の凹部Bを設けることによりストロークを大き
く出来るので装置の高さを大きくする必要がなく
小型化が可能である。
さらに、上部気密シリンダ5は防振リング6を
有した環状シール部Aによりシールされるので、
昇降フレーム3に負荷されるスクリユーシヤフト
2の衝撃力はこの防振リング6の緩衝機能により
上部気密シリンダ5へは伝達されない。従つて、
上部気密シリンダ5は加圧成形時に振動したり定
位置からずれることはなく、上部シール17が確
実に型枠21をシールする。
尚、防振リング6の断面形状は第3図に示すよ
うに様々なものを採用でき、スクリユーシヤフト
2の衝撃力の大きさに応じて振動を減衰吸収させ
るようにすればよい。また、一様材質のものに限
らず第4図のAのようにリングの壁厚を大きくし
て硬質ゴム64を設けたり、同図Bのようにこの
硬質ゴム64に空洞部65を形成したものも使用
できる。
また、パツキン29による摺動シールの代わり
に第5図で示すように、下部気密リング24と台
車21の下面間に下部プランジヤ27を囲繞する
環状の変形自在なシールパツキン70を配置して
下部のシールを行なうことも可能である。
尚、本考案は実施例のフリクシヨンプレスの
他、リニヤモータ駆動によるスクリユーシヤフト
昇降衝撃プレス、あるいはオイルプレス等にも適
用出来ることは無論である。
〔効果〕
本考案に係る真空式煉瓦成形装置はその構成に
より下記の効果を奏する。
(1) 限られた装置容量であつても型枠の配合物充
填面積を大きくでき、大型の成形体が得られ
る。
(2) 上部気密シリンダの動作は従来のようにシー
ル用のダイアフラムの収縮の影響を受けないの
で、駆動系を簡単な構造とすることができる。
(3) 防振リングにより昇降フレームの衝撃力が緩
衝されるので、上部気密シリンダが破損するこ
とはなく、また振動したとしても型枠を確実に
シールできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る真空式煉瓦成形装置の要
部断面図、第2図は上部気密シリンダのシール構
造を示す断面図、第3図は防振リングの他例を示
す断面図、第4図は防振リングに硬質ゴムを内蔵
した例を示す断面図、第5図は下部プランジヤの
シール構造の他例を示す要部断面図である。 1……フレーム、2……スクリユーシヤフト、
3……昇降フレーム、5……上部気密シリンダ、
6……防振リング、17……上部シール、18…
…上部プランジヤ、19……上部排気孔、21…
…型枠、22……台車、24……下部気密リン
グ、25……下部シール、26……円筒部、27
……下部プランジヤ、32……下部排気孔、A…
…環状シール部、B……凹部、V……真空ポン
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部プランジヤ18を備えた昇降フレーム3
    と、下部プランジヤ27を内蔵した型枠21とを
    有し、成形時に型枠21内を気密保持する真空式
    煉瓦成形装置において、上記昇降フレーム3に型
    枠21上部側をシールする上部気密シリンダ5を
    昇降自在に取付け、さらに上部気密シリンダ5の
    周面をシールする環状シール部Aを昇降フレーム
    3の下面に取付け、同環状シール部Aは上記昇降
    フレーム圧下時の衝撃を吸収するための防振リン
    グ6を同昇降フレーム3の下面と上部気密シリン
    ダ5との間に介設しているものであることを特徴
    とする真空式煉瓦成形装置。
JP12338684U 1984-08-10 1984-08-10 真空式煉瓦成形装置 Granted JPS6137908U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12338684U JPS6137908U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 真空式煉瓦成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12338684U JPS6137908U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 真空式煉瓦成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6137908U JPS6137908U (ja) 1986-03-10
JPS6323123Y2 true JPS6323123Y2 (ja) 1988-06-24

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JP12338684U Granted JPS6137908U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 真空式煉瓦成形装置

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JPS6137908U (ja) 1986-03-10

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