JPS5918252Y2 - インバ−タ駆動圧縮機モ−タを使用した空気調和機の制御装置 - Google Patents

インバ−タ駆動圧縮機モ−タを使用した空気調和機の制御装置

Info

Publication number
JPS5918252Y2
JPS5918252Y2 JP14968579U JP14968579U JPS5918252Y2 JP S5918252 Y2 JPS5918252 Y2 JP S5918252Y2 JP 14968579 U JP14968579 U JP 14968579U JP 14968579 U JP14968579 U JP 14968579U JP S5918252 Y2 JPS5918252 Y2 JP S5918252Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
output
circuit
compressor motor
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14968579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5666742U (ja
Inventor
充 新間
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP14968579U priority Critical patent/JPS5918252Y2/ja
Publication of JPS5666742U publication Critical patent/JPS5666742U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5918252Y2 publication Critical patent/JPS5918252Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、インバータ駆動圧縮機モータを使用した空
気調和機の制御装置に関する。
従来、この種の装置として、第1図に示すものがあった
この第1図において、1はインバータであり、その1対
の電源入力端子1a、la間には電源プラグ3を通して
交流電源(図示せず)が供給されるようになっており、
このインバータ1の出力端子1b、lbには圧縮機モー
タ2が接続されている。
インバータ1のコントロール入力端子1Cには出力バッ
ファ回路9Cよりコントロール信号が供給されるように
なっている。
上記電源プラグ3には、直流電源回路4が接続され、交
流電源をこの直流電源回路4により直流に変換し、サー
モスタット回路5、出力バッファ回路9に直流電圧を印
加するようになっている。
サーモスタット回路5には、室温を検出するサーミスタ
6、室温設定用可変抵抗器7、冷暖房切換スイッチ8が
設けられている。
また、出力バッファ回路9には、抵抗9a、コンデンサ
9b、バッファ9Cが設けられている。
次に、上述のようなインバータ駆動圧縮機モータを使用
した空気調和機の制御装置の動作について説明する。
まず、電源プラグ3を交流電源に接続すると、この電源
プラグ3を介して交流電源が直流電源回路4に供給され
ると、直流電源に変換し、直流電圧がサーモスタット回
路5および出力バッファ回路9に印加する。
これにより、動作を開始する。
そして、サーミスタ6が室内温度を検出するが、このサ
ーミスタ6が検出した室内温度と、室温設定用可変抵抗
器7で設定された温度とを比較し、その差(冷房切換ス
イッチ8が冷房側にセットされているときは室温から設
定温度を引いた値であり、暖房側にセットされていると
きは設定温度から室温を引いた値)に応じた電圧を出力
する。
出力バッファ回路9では、この温度差の時間的変化を抵
抗9a、コンデンサ9bの時定数により緩やかな変化に
変えて、バッファ9Cを通してインバータ1のコントロ
ール入力端子1Cに伝える。
インバータ1は第2図に示すように、この温度差から予
め定められた温度差−出力周波数パターンにしたがって
圧縮機モータ2を駆動し、空気調和機の冷房能力、暖房
能力を制御する。
ここで、圧縮機モータ2の入力電流は圧縮機モータ2の
回転数および冷暖房負荷の増加にともなって増加する。
また、インバータ1の出力周波数の最大値は冷房最大負
荷時において要求される冷房能力(または暖房最大負荷
時において要求される暖房能力)により決定される。
従来のインバータ駆動圧縮機モータを使用した空気調和
機の制御装置は以上のように構成されているので、イン
バータ1のもつ出力容量を効率よく活用していない欠点
があった。
これは、想定されている冷暖房最大負荷となる時間は一
手を通じてもわずかであり、通常、運転時はインバータ
のもつ出力容量に対して実際使用されている圧縮機モー
タ入力電流が小さいからである。
この考案は、上記従来の欠点を除去するためになされた
もので、圧縮機モータ入力線に設置された変流器により
検出された圧縮機モータ入力電流でインバータの出力周
波数を制御できるインバータ駆動圧縮機モータを使用し
た空気調和機の制御装置を提供することを目的とする。
以下、この考案のいンバータ駆動圧縮機モータを使用し
た空気調和機の制御装置の実施例について図面に基づき
説明する。
第3図はその一実施例の構成を示すブロック図である。
この第3図において、第1図と同一部分は重複を避ける
ために同一符号を付してその説明を省略し、第1図とは
異なる部分を重点的に述べることにする。
すなわち、この考案においては、インバータ1、圧縮機
モータ2、直流電源回路4、サーモスタット回路5、サ
ーミスタ6、室温設定用可変抵抗器7、冷暖房切換スイ
ッチ8、出力バッファ回路の部分は第1図と同様である
この考案では、サーモスタット回路5の出力を加減算回
路13の加算点13aの加算入力端子13bに加えるよ
うになっており、この加算点13aの減算入力端子13
Cには比較回路12の出力も加えるようになっている。
加減算回路13の出力は出力バッファ回路9に送出する
ようになっている。
この出力バッファ回路9の出力は第1図の場合と同様に
、インバータ1のコントロール入力端子1Cに供給する
ようになっている。
また、インバータ1の一方の出力端子1bと圧縮機モー
タ2との間には、変流器10が設けられている。
変流器10は圧縮機モータ1に流れるインバータ1の出
力電流を検出するものである。
この変流器10の出力は平滑回路11に加えられ、そこ
で平滑された後、比較回路12に加えるようになってい
る。
次に、以上のように構成されたこの考案のインバータ駆
動圧縮機モータを使用した空気調和機の制御装置の動作
について説明する。
まず、電源プラグ3を交流電源に接続することにより、
直流電源回路4に交流電力が供給され、この交流電力を
直流電力に変換してサーモスタツI・回路5、比較回路
12、加減算回路13、出力バッファ回路9にそれぞれ
所定の動作電圧を与える。
また、交流電源の電力はインバータ1に加えられ、イン
バータ1の出力は出力端子1bより圧縮機モータ2に加
えられ、この圧縮機モータ2が起動する。
圧縮機モータ2にインバータ1の出力電流が流れると、
その出力電流、すなわち、圧縮機モータ2の入力電流は
変流器10で検出される。
変流器10でこの入力電流を検出すると、それに応じた
変流器10の出力電圧が平滑回路11で直流電圧に変換
されかつ平滑され、平滑回路11から直流電圧が比較回
路12に加えられる。
比較回路12では、圧縮機モータ2の入力電流に相当す
るこの直流電圧と、インバータ最大出力電流より求めら
れる設定電流に相当する直流電圧(直流電源回路4より
得られる)とを比較し、もし、設定電流値の方が大きい
ときにはO■を加減算回路13の加算点13 aにおけ
る減算入力端子13Cに出力する。
また、圧縮機モータ2の入力電流の方が大きいときには
、比較回路12に印加されている電源電圧値を比較回路
13の加算点13aにおける減算入力端子13Cに出力
する。
加減算回路13はサーモスタット回路5の出力電圧から
比較回路12の出力電圧を差し引くが、この時間的変化
は次段の出力バッファ回路9内の抵抗9a、コンデンサ
9bの時定数によって緩やかな変化となり、バッファ9
Cを通して、インバータ1のコントロール入力端子1C
に伝えられる。
したがって、空気調和機の運転中、圧縮機モータ2の入
力電流が設定電流値より低いときは、空気調和機は設定
温度と室温の差により定められた冷暖房能力をもつが、
外気温の変化などによって冷暖房負荷が変化して、圧縮
機モータ2の入力電流が増加し、設定電流値を越えると
きは、設定温度と室温の差を実際の値よりも低く抑え、
圧縮機モータ2の入力電流を下げる。
そして、圧縮機モータ2の入力電流値がインバータ1の
もつ最大出力電流値であるように、インバータ1の出力
周波数を制御し、冷暖房負荷が減少することによって、
インバータ1の出力電流に余裕が出れば、インバータ1
の出力周波数は上昇し、空気調和機の冷暖房能力もそれ
にともない上昇する。
第4図は上述のような機能を有するこの発明のインバー
タ駆動圧縮機モータを使用した空気調和機の制御装置の
特性曲線を示すものであり、横軸に温度差と圧縮機モー
タ2の入力電流をとり、縦軸にインバータ出力周波数を
とって示したものである。
この第4図において、温度差のtlは冷暖房負荷が大き
いときの温度差指示値であり、t2は実際の検出温度差
である。
以上のように、この考案のインバータ駆動圧縮機モータ
を使用した空気調和機の制御装置によれば、圧縮機モー
タの入力側において変流器で圧縮機モータの入力電流を
検出し、この入力電流に相当する直流電圧がインバータ
最大出力電流より求められる設定電流に相当する直流電
圧より大きいと比較回路が比較すると、比較回路からこ
の比較回路に印加されている電源電圧値を加減算回路に
出力し、加減算回路においてこの電源電圧値とサーモス
タット回路の出力との加減算を行い、その結果を出力バ
ッファ回路を通してインバータに送り、インバータの出
力周波数を制御するようにしたので、インバータのもつ
出力容量を冷暖房負荷の大小によらず、有効に活用でき
、しかも、通常の冷暖房負荷のときは最大の冷暖房能力
を発揮できる。
したがって、急速冷暖房ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインバータ駆動圧縮機モータを使用した
空気調和機の制御装置を示すブロック図、第2図は第1
図の1インバ一タ駆動圧縮機モータを使用した空気調和
機の制御装置の特性曲線を示す図、第3図はこの考案の
インバータ駆動圧縮機モータを使用した空気調和機の制
御装置の一実施例を示すブロック図、第4図は同上イン
バータ駆動圧縮機モータを使用した空気調和機の制御装
置における特性曲線図である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)インバータの出力で駆動される圧縮機モータ、こ
    の圧縮機モータの入力電流を検出する変流器、直流電源
    回路、室温設定値と室内検出温度との偏差に応じて出力
    するサーモスタット回路、上記変流器により検出された
    上記入力電流に対応する電圧と上記インバータのもつ最
    大出力電流がら求められる設定値とを比較しこの設定値
    の方が大きいときはOvを出力しかつ設定値の方が小さ
    いときは上記直流電源回路がらの電源電圧を出力する比
    較回路、上記サーモスタット回路の出力がら上記比較回
    路の出力を差し引いた値に応じて上記インバータの出力
    の周波数を制御する加減算回路を備えてなるインバータ
    駆動圧縮機モータを使用した空気調和機の制御装置。
  2. (2)変流器の出力電圧は平滑回路を通して比較回路に
    加えることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載Cインバータ駆動圧縮機モータを使用した空気調和
    機の制御装置。
  3. (3)加減算回路の出力は所定の時定数をもつ出力バッ
    ファ回路を通してインバータに供給することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項および第2項記載のイ
    ンバータ駆動圧縮機モータを使用した空気調和機の制御
    装置。
JP14968579U 1979-10-29 1979-10-29 インバ−タ駆動圧縮機モ−タを使用した空気調和機の制御装置 Expired JPS5918252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14968579U JPS5918252Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 インバ−タ駆動圧縮機モ−タを使用した空気調和機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14968579U JPS5918252Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 インバ−タ駆動圧縮機モ−タを使用した空気調和機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5666742U JPS5666742U (ja) 1981-06-03
JPS5918252Y2 true JPS5918252Y2 (ja) 1984-05-26

Family

ID=29380766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14968579U Expired JPS5918252Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 インバ−タ駆動圧縮機モ−タを使用した空気調和機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5918252Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58210423A (ja) * 1982-05-31 1983-12-07 Toshiba Corp 空気調和機制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5666742U (ja) 1981-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5918252Y2 (ja) インバ−タ駆動圧縮機モ−タを使用した空気調和機の制御装置
JPH10155297A (ja) 空気調和機のインバータ制御装置
JPH0544980A (ja) 空気調和機の制御方法
JPS5899635A (ja) 空気調和機の制御回路
JP2613977B2 (ja) 空気調和機の制御方法
JPS6044683B2 (ja) 温度制御装置
JP3098789B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPS6033445A (ja) 空気調和機
JP3169663B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPH06319264A (ja) インバータ制御装置
JP3007952U (ja) 電動機の速度制御装置
JPH02142387A (ja) 無整流子電動機の駆動回路
JPH1132496A (ja) モータ制御装置
KR100509019B1 (ko) 인버터 공기조화기의 압축기 구동전압조절방법
JPS63310385A (ja) インバ−タエアコンの起動方法
JPH02115651A (ja) マルチエアコンの電流レリース制御装置
JPS62104495A (ja) 電動機の制御装置
JPH07174397A (ja) 空気調和機の制御装置
KR100199964B1 (ko) 공기조화기 및 공기조화기의 파워트랜지스터의 발열온도제어방법
JPS58205034A (ja) 空気調和機の送風機速度制御装置
JPH0518588A (ja) 空気調和機の過電流保護方法
JPS6179943A (ja) 空気調和機
JPH0486443A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH0749532Y2 (ja) 温度コントローラ
JPH0783486A (ja) 空気調和機