JP3169663B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP3169663B2 JP01478492A JP1478492A JP3169663B2 JP 3169663 B2 JP3169663 B2 JP 3169663B2 JP 01478492 A JP01478492 A JP 01478492A JP 1478492 A JP1478492 A JP 1478492A JP 3169663 B2 JP3169663 B2 JP 3169663B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室外ファンの回転数を制
御するインバータ装置を備えた空気調和機の制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電源の周波数を可変にするインバ
ータ装置を用いて圧縮機の回転数を増減し、能力制御を
行なう空気調和機の制御装置が数多く利用されてきてい
る。従来の技術としては、例えば実開昭58−1535
89号公報に示されたものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した空気調
和機の制御装置の一例について説明する。図4は従来の
空気調和機の制御装置の概略構成図、図5はその動作フ
ローチャート、図6はそのインバータ回路のパワー素子
ケース温度の経時的変化と圧縮機および室外ファン運転
状態を示す図である。
【0004】図4において、1は三相の商用交流電源、
2は交流電力を直流電力に変換するコンバータ回路で交
流入力部に商用交流電源1が接続されている。3は突入
電流制限抵抗、4は突入電流制限リレー、5は直流電力
を平滑する電解コンデンサで、突入電流制限抵抗3は突
入電流制限リレー4と並列に接続され一端がコンバータ
回路2の正極側、他端が電解コンデンサ5の正極側に接
続されている。電解コンデンサ5の負極側はコンバータ
回路2の負極側に接続されている。6はインバータ回路
で、電解コンデンサ5で平滑された直流電力を入力し三
相交流電力に変換して圧縮機7へ出力する。
【0005】8はインバータ回路6のパワー素子ケース
温度を検出する温度検出手段である。9は圧縮機の運転
・停止を決定する運転指令入力部、10はインバータ制
御手段、11はリレー駆動手段、12は電解コンデンサ
5の電圧を検知する電圧検知手段である。インバータ制
御手段10は運転指令入力部9および電圧検出検出手段
12からの信号を入力し、リレー駆動手段11へ信号を
出力する。リレー駆動手段11は突入電流制限リレー4
へ信号を出力する。13は運転周波数決定手段で、イン
バータ制御信号10および温度検出手段8から信号を入
力しインバータ回路6へ信号を出力する。
【0006】14は室外ファン制御手段、15はインバ
ータ回路6のパワー素子に風の一部を与える室外ファン
である。室外ファン制御手段14は運転周波数決定手段
13からの信号を入力し、室外ファン15へ信号を出力
する。
【0007】以上の様に構成された従来の空気調和機の
制御装置について以下図5および図6を用いてその動作
について説明する。図5において、まずステップaで商
用交流電源1が投入される。次にステップbで運転指令
入力部9より信号S1をインバータ制御手段10へ出力
し”運転”であればステップcへそれ以外の場合はステ
ップbへ論理を戻す。次にステップcにおいて、コンバ
ータ回路2と突入電流制限抵抗3を介して電解コンデン
サ5に充電が行なわれ、充電電圧を電圧検出手段12に
より検出しインバータ制御手段10へ信号S4を出力
し、充電電圧が規定電圧以上であればステップdへそれ
以外の場合はステップcへ論理を戻す。
【0008】次にステップdでインバータ制御手段10
より信号S2をリレー駆動手段11へ出力し、さらにリ
レー駆動手段11より信号S3を突入電流制限リレー4
へ出力し突入電流制限リレー4をONさせる。次にステ
ップeにおいてインバータ制御手段10より信号S5が
運転周波数決定手段13に出力され運転周波数を決定す
る。次にステップfにおいて運転周波数決定手段13に
より信号S6をインバータ回路6および室外ファン制御
手段14へ出力し、インバータ回路6から直流を三相の
交流に変換された電力が圧縮機7へ供給され、圧縮機7
は運転を開始する。また同時に室外ファン制御手段14
から信号S7が室外ファン15へ出力され、室外ファン
15も運転を開始する。
【0009】次にステップgにおいて温度検出手段8に
よりインバータ回路6のパワー素子ケース温度(以下こ
の温度をTcとする)を検出し、信号S8として運転周
波数決定手段13へ出力し、(数1)を満たしていれば
ステップhへ、それ以外の場合はステップfへ論理を進
める。
【0010】
【数1】
【0011】ここでT0はパワー素子最大許容ケース温
度(以下この温度をTcmaxとする)より小さく、T
cのオーバーシュート分を考慮した値とする。
【0012】次にステップhにおいて運転周波数決定手
段13より信号S6をインバータ回路6および室外ファ
ン制御手段14へ出力し、圧縮機7を停止する。また同
時に室外ファン制御手段14から信号S7が室外ファン
15へ出力され、室外ファン15も停止する。
【0013】次にステップiで温度検出手段8によりパ
ワー素子ケース温度Tcを検出し、信号S8として運転
周波数決定手段13へ出力し、(数2)を満たしていれ
ばステップeへ、それ以外の場合はステップhへ論理を
進める。
【0014】
【数2】
【0015】ここでT1は上述したT0よりも小さい値
とする。図6は上述したステップe〜iの動作における
インバータ回路のパワー素子ケース温度の経時的変化と
圧縮機および室外ファン運転状態を示したものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、パワー素子保護のケース温度設定値が低
く、室外ファンによるパワー素子への送風も一定であ
り、パワー素子を最大能力まで使用することができない
ため圧縮機運転時間が短くなるばかりでなく、圧縮機の
運転・停止の繰り返しによるシステムへの負荷が大きく
なるという欠点を有していた。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、パワー素子を最大能力まで使用して圧縮機運転時間
を長くし、圧縮機停止によるシステムへの負荷をなくす
空気調和機の制御装置を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の空気調和機の制御装置は、交流電力を直流電
力に変換するコンバータ回路と、前記コンバータ回路の
正極側に一端を接続された突入電流制限抵抗と、前記突
入電流制限抵抗の他端と前記コンバータ回路の負極側と
の間に接続され前記コンバータ回路により変換された直
流電力を平滑する電解コンデンサと、前記突入電流制限
抵抗と並列に接続された突入電流制限リレーと、前記電
解コンデンサにより平滑された直流電力を入力し三相の
交流電力に変換して圧縮機を制御する第一のインバータ
回路と、圧縮機の運転・停止を決定する運転指令入力部
と、前記電解コンデンサの電圧を検知する電圧検出手段
と、前記運転指令入力部および前記電圧検知手段からの
信号を入力とする第一のインバータ制御手段と、前記第
一のインバータ制御手段からの信号を入力とし前記突入
電流制限リレーへ信号を出力するリレー駆動手段と、前
記第一のインバータ制御手段からの信号を入力とし前記
第一のインバータ回路へ信号を出力する第一の運転周波
数決定手段と、前記第一のインバータ制御手段からの信
号を入力とする第二のインバータ制御手段と、前記第一
のインバータ回路のパワー素子のケース温度を検出する
温度検出手段と、前記温度検出手段からの信号を入力と
する検知温度判定手段と、前記第二のインバータ制御手
段および前記検知温度判定手段からの信号を入力とする
第二の運転周波数決定手段と、前記第二の運転周波数決
定手段からの信号を入力とする第二のインバータ回路
と、前記第二のインバータ回路からの信号を入力とし前
記第一のインバータ回路のパワー素子に風の一部を与え
る室外ファンとを備えている。
【0019】
【作用】この構成によってインバータ回路のパワー素子
ケース温度を温度検出手段により検出し、ケース温度の
上昇率を検知温度判定手段で判定し、この判定結果に基
づき第二の運転周波数決定手段で室外ファンの運転周波
数を決定することにより、パワー素子保護のケース温度
設定値をパワー素子許容ケース温度に近づけて、パワー
素子を最大能力まで使用することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における空
気調和機の制御装置の概略構成図、図2はその動作フロ
ーチャート、図3はそのインバータ回路のパワー素子ケ
ース温度の経時的変化と圧縮機および室外ファン運転状
態を示す図である。図1において、1は三相の商用交流
電源、2はコンバータ回路、3は突入電流制限抵抗、4
は突入電流制限リレー、5は電解コンデンサ、6は第一
のインバータ回路、7は圧縮機、9は運転指令入力部、
11はリレー駆動手段、12は電圧検出手段、15は室
外ファンであり、以上は図4に示す従来構成と同じであ
るため詳細な説明を省略する。
【0021】16は第一のインバータ制御手段、17は
第一の運転周波数決定手段、18は第二のインバータ制
御手段である。第一のインバータ制御手段16は運転指
令入力部9および電圧検出手段12からの信号を入力
し、リレー駆動手段11、第一の運転周波数決定手段1
7、第二のインバータ制御手段18へそれぞれ信号を出
力する。第一の運転周波数決定手段17は信号を第一の
インバータ回路6へ出力する。
【0022】8は第一のインバータ回路6のパワー素子
ケース温度を検出する温度検出手段、19は検知温度判
定手段である。検知温度判定手段19は温度検出手段8
からの信号を入力する。20は第二の運転周波数決定手
段で、第二のインバータ制御手段18および検知温度判
定手段19からの信号を入力する。21は第二のインバ
ータ回路で、第二の運転周波数決定手段20からの信号
を入力し、室外ファン15へ信号を出力する。
【0023】以上の様に構成された空気調和機の制御装
置について以下図2および図3を用いてその動作につい
て説明する。図2において、まずステップ1で商用交流
電源1が投入される。次にステップ2で運転指令入力部
9より信号S9を第一のインバータ制御手段16へ出力
し”運転”であればステップ3へそれ以外の場合はステ
ップ2へ論理を戻す。次にステップ3において、コンバ
ータ回路2と突入電流制限抵抗3を介して電解コンデン
サ5に充電が行なわれ、充電電圧を電圧検出手段12に
より検出し第一のインバータ制御手段16へ信号S12
を出力し、充電電圧が規定電圧以上であればステップ4
へそれ以外の場合はステップ3へ論理を戻す。
【0024】次にステップ4で第一のインバータ制御手
段16より信号S10をリレー駆動手段11へ出力し、
さらにリレー駆動手段11より信号S11を突入電流制
限リレー4へ出力し突入電流制限リレー4をONさせ
る。次にステップ5において第一のインバータ制御手段
16より信号S13が第一の運転周波数決定手段17に
出力され、圧縮機7の運転周波数が決定され、第一の運
転周波数決定手段17より信号S14を第一のインバー
タ回路6へ出力し、第一のインバータ回路6から直流を
三相の交流に変換された電力が圧縮機7へ供給され、圧
縮機7は運転を開始する。
【0025】次にステップ6において第二のインバータ
制御手段18が第一のインバータ制御手段16より信号
S13を入力し、信号S15を第二の運転周波数決定手
段20へ出力し運転周波数55Hzが決定され、第二の
運転周波数決定手段20から信号S16が第二のインバ
ータ回路21へ出力され、さらに第二のインバータ回路
21から信号S17が室外ファン15へ出力され、室外
ファンは55Hz運転を開始する。
【0026】次にステップ7において温度検出手段8よ
り第一のインバータ回路6のパワー素子ケース温度(以
下この温度をTcとする)を検出し、信号S18として
検知温度判定手段19へ出力し、(数3)を満たしてい
ればステップ8へ、それ以外の場合はステップ6へ論理
を進める。
【0027】
【数3】
【0028】ここでT2はあらかじめ設定された値とす
る。次にステップ8において検知温度判定手段19より
信号S19を第二の運転周波数決定手段20に出力し、
さらに第二の運転周波数決定手段20より信号S16を
第二のインバータ回路21へ出力し、さらに第二のイン
バータ回路21から信号17を室外ファン15へ出力
し、室外ファン15は60HZ運転となる。次にステッ
プ9で温度検出手段8よりケース温度Tcを検出し、信
号S18として検知温度判定手段19へ出力し、(数
4)を満たしていればステップ10へ、それ以外の場合
はステップ8へ論理を進める。
【0029】
【数4】
【0030】ここでT3は圧縮機60Hz運転時のパワ
ー素子ケース温度の上昇率θ1より求めた値である。上
昇率θ1は図3に示す様に(T3−T2)/(t2−t
1)となる。
【0031】次にステップ10において検知温度判定手
段19より信号S19を第二の運転周波数決定手段20
に出力し、さらに第二の運転周波数決定手段20より信
号S16を第二のインバータ回路21へ出力し、さらに
第二のインバータ回路21から信号17を室外ファン1
5へ出力し、室外ファン15は65Hz運転となる。次
にステップ11で温度検出手段8よりケース温度Tcを
検出し、信号S18として検知温度判定手段19へ出力
し、(数5)を満たしていればステップ12へ、それ以
外の場合はステップ10へ論理を進める。
【0032】
【数5】
【0033】ここでT4は圧縮機65Hz運転時のケー
ス温度の上昇率θ2より求めた値である。次にステップ
12で検知温度判定手段19より信号S19を第二の運
転周波数決定手段20に出力し、さらに第二の運転周波
数決定手段20より信号S16を室外ファン15へ出力
し、室外ファン15は70Hz運転となる。
【0034】次にステップ13において温度検出手段8
よりケース温度Tcを検出し、信号S18として検知温
度判定手段19へ出力し、(数6)を満たしていればス
テップ14へ、それ以外の場合はステップ12へ論理を
進める。
【0035】
【数6】
【0036】ここでT5は圧縮機70Hz運転時のケー
ス温度の上昇率θ3より求めた値である。次にステップ
14で検知温度判定手段19より信号S19を第二の運
転周波数決定手段20に出力し、さらに第二の運転周波
数決定手段20より信号S16を第二のインバータ回路
21へ出力し、さらに第二のインバータ回路21から信
号17を室外ファン15へ出力し、室外ファン15は7
5Hz運転となる。この時パワー素子最大許容ケース温
度(以下この温度をTcmaxとする)は、75Hz運
転開始時のオーバーシュート分を考慮した値となる。
【0037】次にステップ15において温度検出手段8
よりケース温度Tcを検出し、信号S18として検知温
度判定手段19へ出力し、(数7)を満たしていればス
テップ6へ、それ以外の場合はステップ14へ論理を進
める。
【0038】
【数7】
【0039】図3は上述したステップ5〜15の動作に
おける第一のインバータ回路6のパワー素子ケース温度
の経時的変化と圧縮機7および室外ファン15運転状態
を示したものである。
【0040】以上の様に本実施例によれば、第一のイン
バータ回路6のパワー素子のケース温度を検出する温度
検出手段8から信号S18を検知温度判定手段19に入
力し、検知温度判定手段19から第二の運転周波数決定
手段20へ信号S19を入力し、第二の運転周波数決定
手段20から信号S16を第二のインバータ回路21へ
入力し、さらに第二のインバータ回路21から信号S1
7を室外ファン15へ入力する構成を設けることによ
り、室外ファン15の運転周波数を可変してパワー素子
最大許容ケース温度近くまでパワー素子を最大能力で使
用でき、圧縮機7を停止することなく運転時間を長くす
ることができる。
【0041】なお、室外ファン運転周波数は5Hz刻み
に設けたが、システムの能力を考慮した値を設けてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上の様に本発明は、交流電力を直流電
力に変換するコンバータ回路と、前記コンバータ回路の
正極側に一端を接続された突入電流制限抵抗と、前記突
入電流制限抵抗の他端と前記コンバータ回路の負極側と
の間に接続され前記コンバータ回路により変換された直
流電力を平滑する電解コンデンサと、前記突入電流制限
抵抗と並列に接続された突入電流制限リレーと、前記電
解コンデンサにより平滑された直流電力を入力し三相の
交流電力に変換して圧縮機を制御する第一のインバータ
回路と、圧縮機の運転・停止を決定する運転指令入力部
と、前記電解コンデンサの電圧を検知する電圧検出手段
と、前記運転指令入力部および前記電圧検知手段からの
信号を入力とする第一のインバータ制御手段と、前記第
一のインバータ制御手段からの信号を入力とし前記突入
電流制限リレーへ信号を出力するリレー駆動手段と、前
記第一のインバータ制御手段からの信号を入力とし前記
第一のインバータ回路へ信号を出力する第一の運転周波
数決定手段と、前記第一のインバータ制御手段からの信
号を入力とする第二のインバータ制御手段と、前記第一
のインバータ回路のパワー素子のケース温度を検出する
温度検出手段と、前記温度検出手段からの信号を入力と
する検知温度判定手段と、前記第二のインバータ制御手
段および前記検知温度判定手段からの信号を入力とする
第二の運転周波数決定手段と、前記第二の運転周波数決
定手段からの信号を入力とする第二のインバータ回路
と、前記第二のインバータ回路からの信号を入力とし前
記第一のインバータ回路のパワー素子に風の一部を与え
る室外ファンとを設けることにより、パワー素子ケース
温度の経時的変化より温度の上昇率を推測し、室外ファ
ンの運転周波数を決定して、パワー素子ケース温度上昇
時のオーバーシュート分を最小限に押さえることで、パ
ワー素子を最大能力まで使用でき、圧縮機を停止するこ
となく連続運転でき、圧縮機の運転・停止の繰り返しに
よるシステムへの負荷を発生させない優れた空気調和機
の制御装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の制御装
置の概略構成図
【図2】同実施例の空気調和機の制御装置の動作フロー
チャート
【図3】同実施例の空気調和機の制御装置におけるパワ
ー素子ケース温度の経時的変化と圧縮機および室外ファ
ン運転状態を示すタイムチャート
【図4】従来の空気調和機の制御装置の概略構成図
【図5】従来の空気調和機の制御装置の動作フローチャ
ート
【図6】従来の空気調和機の制御装置におけるパワー素
子ケース温度の経時的変化と圧縮機および室外ファン運
転状態を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 三相の商用交流電源 2 コンバータ回路 3 突入電流制限抵抗 4 突入電流制限リレー 5 電解コンデンサ 6 第一のインバータ回路 8 温度検出手段 9 運転指令入力部 11 リレー駆動手段 12 電圧検出手段 15 室外ファン 16 第一のインバータ制御手段 17 第一の運転周波数決定手段 18 第二のインバータ制御手段 19 検知温度判定手段 20 第二の運転周波数決定手段 21 第二のインバータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間宮 寿夫 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F25B 1/00 361

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電力を直流電力に変換するコンバー
    タ回路と、前記コンバータ回路の正極側に一端を接続さ
    れた突入電流制限抵抗と、前記突入電流制限抵抗の他端
    と前記コンバータ回路の負極側との間に接続され前記コ
    ンバータ回路により変換された直流電力を平滑する電解
    コンデンサと、前記突入電流制限抵抗と並列に接続され
    た突入電流制限リレーと、前記電解コンデンサにより平
    滑された直流電力を入力し三相の交流電力に変換して圧
    縮機を制御する第一のインバータ回路と、圧縮機の運転
    ・停止を決定する運転指令入力部と、前記電解コンデン
    サの電圧を検知する電圧検出手段と、前記運転指令入力
    部および前記電圧検知手段からの信号を入力とする第一
    のインバータ制御手段と、前記第一のインバータ制御手
    段からの信号を入力とし前記突入電流制限リレーへ信号
    を出力するリレー駆動手段と、前記第一のインバータ制
    御手段からの信号を入力とし前記第一のインバータ回路
    へ信号を出力する第一の運転周波数決定手段と、前記第
    一のインバータ制御手段からの信号を入力とする第二の
    インバータ制御手段と、前記第一のインバータ回路のパ
    ワー素子のケース温度を検出する温度検出手段と、前記
    温度検出手段からの信号を入力とする検知温度判定手段
    と、前記第二のインバータ制御手段および前記検知温度
    判定手段からの信号を入力とする第二の運転周波数決定
    手段と、前記第二の運転周波数決定手段からの信号を入
    力とする第二のインバータ回路と、前記第二のインバー
    タ回路からの信号を入力とし前記第一のインバータ回路
    のパワー素子に風の一部を与える室外ファンとを備えた
    ことを特徴とする空気調和機の制御装置。
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JP5814784B2 (ja) * 2011-12-28 2015-11-17 三菱電機株式会社 空気調和装置
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