JP3032317B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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- JP3032317B2 JP3032317B2 JP3079202A JP7920291A JP3032317B2 JP 3032317 B2 JP3032317 B2 JP 3032317B2 JP 3079202 A JP3079202 A JP 3079202A JP 7920291 A JP7920291 A JP 7920291A JP 3032317 B2 JP3032317 B2 JP 3032317B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機の回転数を制御す
るインバータ装置を備えた空気調和機の制御装置に関す
るものである。
るインバータ装置を備えた空気調和機の制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電源の周波数を可変にするインバ
ータ装置を用いて圧縮機の回転数を増減し、能力制御を
行なう空気調和機の制御装置が数多く利用されてきてい
る。従来の技術としては、例えば特開昭58ー1535
89号公報に記載されたものがある。
ータ装置を用いて圧縮機の回転数を増減し、能力制御を
行なう空気調和機の制御装置が数多く利用されてきてい
る。従来の技術としては、例えば特開昭58ー1535
89号公報に記載されたものがある。
【0003】次に従来の空気調和機の制御装置動作の例
について図面を用いて説明する。図4は従来の空気調和
機の制御装置の概略構成図、図5はその電源投入時の動
作フローチャート、図6はその動作タイムチャートであ
る。
について図面を用いて説明する。図4は従来の空気調和
機の制御装置の概略構成図、図5はその電源投入時の動
作フローチャート、図6はその動作タイムチャートであ
る。
【0004】図4において、1は三相の商用交流電源、
2は3個の接点を有する電磁接触器、3は交流電力を直
流電力に変換するコンバータ回路で電磁接触器2の接点
の一端がそれぞれ商用交流電源1に他端がそれぞれコン
バータ回路3の交流入力部に接続されている。
2は3個の接点を有する電磁接触器、3は交流電力を直
流電力に変換するコンバータ回路で電磁接触器2の接点
の一端がそれぞれ商用交流電源1に他端がそれぞれコン
バータ回路3の交流入力部に接続されている。
【0005】4は突入電流制限抵抗、5は主電流リレ
ー、6は直流電力を平滑する電解コンデンサーで、突入
電流制限抵抗4は主電流リレー5と並列に接続され一端
がコンバータ回路3の正極側、他端が電解コンデンサー
6の正極側に接続されている。電解コンデンサー6の負
極側はコンバータ回路3の負極側に接続されている。
ー、6は直流電力を平滑する電解コンデンサーで、突入
電流制限抵抗4は主電流リレー5と並列に接続され一端
がコンバータ回路3の正極側、他端が電解コンデンサー
6の正極側に接続されている。電解コンデンサー6の負
極側はコンバータ回路3の負極側に接続されている。
【0006】7はインバータ回路で電解コンデンサー6
で平滑された直流電力を入力し三相の交流電力に変換し
て圧縮機8へ出力する。9は圧縮機8の運転および停止
を決定する運転指令入力手段、10はインバータ制御手
段、11は電解コンデンサー6の電圧を検出する電圧検
出手段で、インバータ制御手段10は運転指令入力手段
9および電圧検出手段11からの信号をそれぞれ入力す
る。
で平滑された直流電力を入力し三相の交流電力に変換し
て圧縮機8へ出力する。9は圧縮機8の運転および停止
を決定する運転指令入力手段、10はインバータ制御手
段、11は電解コンデンサー6の電圧を検出する電圧検
出手段で、インバータ制御手段10は運転指令入力手段
9および電圧検出手段11からの信号をそれぞれ入力す
る。
【0007】12はリレー駆動手段で、インバータ制御
手段10からの信号を入力し、電磁接触器2および主電
流リレー5へ信号を出力する。13はインバータベース
ドライブ回路でインバータ制御手段10から信号を入力
しインバータ回路7へ信号を出力する。
手段10からの信号を入力し、電磁接触器2および主電
流リレー5へ信号を出力する。13はインバータベース
ドライブ回路でインバータ制御手段10から信号を入力
しインバータ回路7へ信号を出力する。
【0008】以上の様に構成された従来の空気調和機の
制御装置について以下図5および図6を用いてその動作
について説明する。
制御装置について以下図5および図6を用いてその動作
について説明する。
【0009】図5において、まずステップaで商用交流
電源1が投入される。次にステップbで運転指令入力手
段9より信号S1をインバータ制御手段10へ出力し”
運転”であればステップcへそれ以外の場合はステップ
bへ論理を戻す。次にステップcにおいてはインバータ
制御手段10より信号S2をリレー駆動手段12に出力
し、、さらにリレー駆動手段12より信号S3を電磁接
触器2へ出力し電磁接触器2をONさせる。電磁接触器
2がONするとコンバータ回路3および突入電流制限抵
抗4を介して電解コンデンサー6に充電が行なわれる。
電源1が投入される。次にステップbで運転指令入力手
段9より信号S1をインバータ制御手段10へ出力し”
運転”であればステップcへそれ以外の場合はステップ
bへ論理を戻す。次にステップcにおいてはインバータ
制御手段10より信号S2をリレー駆動手段12に出力
し、、さらにリレー駆動手段12より信号S3を電磁接
触器2へ出力し電磁接触器2をONさせる。電磁接触器
2がONするとコンバータ回路3および突入電流制限抵
抗4を介して電解コンデンサー6に充電が行なわれる。
【0010】次にステップdにおいて電解コンデンサー
6の充電電圧を電圧検出手段11により検出しインバー
タ制御手段10へ信号S4を出力し、充電電圧が規定電
圧以上であればステップfへそれ以外の場合はステップ
dへ論理を戻す。次にステップeにおいてはインバータ
制御手段10より信号S2をリレー駆動手段12へ出力
し、さらにリレー駆動手段12より信号S5を主電流リ
レー5へ出力し主電流リレー5をONさせインバータ回
路7へ直流電力を供給する。
6の充電電圧を電圧検出手段11により検出しインバー
タ制御手段10へ信号S4を出力し、充電電圧が規定電
圧以上であればステップfへそれ以外の場合はステップ
dへ論理を戻す。次にステップeにおいてはインバータ
制御手段10より信号S2をリレー駆動手段12へ出力
し、さらにリレー駆動手段12より信号S5を主電流リ
レー5へ出力し主電流リレー5をONさせインバータ回
路7へ直流電力を供給する。
【0011】次にステップfにおいてインバータ制御手
段10より信号S6をインバータベースドライブ回路1
3へ出力しインバータ波形を出力させ信号S7としてイ
ンバータベースドライブ回路13よりインバータ回路7
へ出力する。次にステップgにおいてはインバータ回路
7から直流を三相の交流に変換された電力が圧縮機8へ
供給され、圧縮機8は運転を開始する。
段10より信号S6をインバータベースドライブ回路1
3へ出力しインバータ波形を出力させ信号S7としてイ
ンバータベースドライブ回路13よりインバータ回路7
へ出力する。次にステップgにおいてはインバータ回路
7から直流を三相の交流に変換された電力が圧縮機8へ
供給され、圧縮機8は運転を開始する。
【0012】図6は上記した動作のタイムチャートを示
したものである。
したものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、電解コンデンサーの充電が終了した後で
も圧縮機を運転している間、主電流リレーは接点をON
した状態を継続しなければならないので、その接点の電
流容量の大きな物を用いる必要があり装置が大型化する
ばかりでなく、主電流リレーを駆動する電力が発生す
る。しかも主電流リレーを用いるために接点の溶着にお
ける回路の破損の恐れがあるという欠点を有していた。
来の構成では、電解コンデンサーの充電が終了した後で
も圧縮機を運転している間、主電流リレーは接点をON
した状態を継続しなければならないので、その接点の電
流容量の大きな物を用いる必要があり装置が大型化する
ばかりでなく、主電流リレーを駆動する電力が発生す
る。しかも主電流リレーを用いるために接点の溶着にお
ける回路の破損の恐れがあるという欠点を有していた。
【0014】本発明は上記課題に鑑み電解コンデンサー
充電の為の装置を小型化し、無駄な電力消費を発生させ
ずしかも安全に動作する空気調和機の制御装置を提供す
るものである。
充電の為の装置を小型化し、無駄な電力消費を発生させ
ずしかも安全に動作する空気調和機の制御装置を提供す
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の空気調和機の制御装置は、従来の主電流リレ
ーと突入電流制限抵抗の並列回路の代わりに、外部から
の信号入力により開閉する突入電流制限リレーを有しこ
の突入電流制限リレーにより電磁接触器の一相の入出力
を短絡させるとともに電磁接触器の他の一相の入力に流
れる交流電力を正の直流電力に変換して電解コンデンサ
の正極に流す突入電流制限回路を設け、突入電流制限回
路に入力される電磁接触器の二相の入力の間の電圧の位
相が0度のとき信号を出力する位相検出手段を備えてい
る。
に本発明の空気調和機の制御装置は、従来の主電流リレ
ーと突入電流制限抵抗の並列回路の代わりに、外部から
の信号入力により開閉する突入電流制限リレーを有しこ
の突入電流制限リレーにより電磁接触器の一相の入出力
を短絡させるとともに電磁接触器の他の一相の入力に流
れる交流電力を正の直流電力に変換して電解コンデンサ
の正極に流す突入電流制限回路を設け、突入電流制限回
路に入力される電磁接触器の二相の入力の間の電圧の位
相が0度のとき信号を出力する位相検出手段を備えてい
る。
【0016】そしてインバータ制御手段は、運転指令入
力手段が運転を示す信号を出力し且つ位相検出手段が信
号を出力したときリレー駆動手段が突入電流制限回路に
信号を出力するようにリレー駆動手段に信号を出力し、
電圧検出手段により検出された電解コンデンサーの電圧
が規定電圧を超え且つ位相検出手段が信号を出力したと
きリレー駆動手段が突入電流制限回路への信号出力を停
止するとともに電磁接触器を閉じさせるようにリレー駆
動手段に信号を出力し、さらにインバータベースドライ
ブ回路がインバータ回路を動作させるようにインバータ
ベースドライブ回路に信号を出力するのである。
力手段が運転を示す信号を出力し且つ位相検出手段が信
号を出力したときリレー駆動手段が突入電流制限回路に
信号を出力するようにリレー駆動手段に信号を出力し、
電圧検出手段により検出された電解コンデンサーの電圧
が規定電圧を超え且つ位相検出手段が信号を出力したと
きリレー駆動手段が突入電流制限回路への信号出力を停
止するとともに電磁接触器を閉じさせるようにリレー駆
動手段に信号を出力し、さらにインバータベースドライ
ブ回路がインバータ回路を動作させるようにインバータ
ベースドライブ回路に信号を出力するのである。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成によって、電解コンデン
サーを充電するにおいて、突入電流制限回路が入力する
商用交流電源の二相の位相が0度の時のみ突入電流制限
回路が動作し、充電終了後、同商用交流電源の二相の位
相が0度の時のみ突入電流制限回路が動作し、圧縮機を
動作させている間は突入電流制限回路はOFFしてい
る。
サーを充電するにおいて、突入電流制限回路が入力する
商用交流電源の二相の位相が0度の時のみ突入電流制限
回路が動作し、充電終了後、同商用交流電源の二相の位
相が0度の時のみ突入電流制限回路が動作し、圧縮機を
動作させている間は突入電流制限回路はOFFしてい
る。
【0018】そのため突入電流制限回路の電流容量は小
さなもので良く、装置が小型化でき無駄な突入電流など
電力の発生を抑えることができるため原価低減を図るこ
とができる。しかも突入電流制限回路の動作が位相0度
で行なわれるため突入電流が大幅低減でき接点の溶着に
おける回路の破損はなく安全に動作することができる。
さなもので良く、装置が小型化でき無駄な突入電流など
電力の発生を抑えることができるため原価低減を図るこ
とができる。しかも突入電流制限回路の動作が位相0度
で行なわれるため突入電流が大幅低減でき接点の溶着に
おける回路の破損はなく安全に動作することができる。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例の空気調和機の制御装
置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施例における空気調和機の制御装置の概略構成
図、図2はその電源投入時のフローチャート、図3はそ
の動作タイミングチャートを示すものである。
置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施例における空気調和機の制御装置の概略構成
図、図2はその電源投入時のフローチャート、図3はそ
の動作タイミングチャートを示すものである。
【0020】図1において、図4の従来と同じ構成のも
のは詳細な説明は省略する。12はリレー駆動手段で、
インバータ制御手段10’からの信号を入力し、電磁接
触器2へ信号を出力する。14は一端が商用電源1のR
相に接続された突入電流制限抵抗、15は2個の接点1
5aと15bを有する突入電流制限リレー、16はダイ
オードであり、突入電流制限抵抗14の他端は、突入電
流制限リレー15の接点15aのコモン端子に接続され
ている。
のは詳細な説明は省略する。12はリレー駆動手段で、
インバータ制御手段10’からの信号を入力し、電磁接
触器2へ信号を出力する。14は一端が商用電源1のR
相に接続された突入電流制限抵抗、15は2個の接点1
5aと15bを有する突入電流制限リレー、16はダイ
オードであり、突入電流制限抵抗14の他端は、突入電
流制限リレー15の接点15aのコモン端子に接続され
ている。
【0021】ダイオード16のアノードは突入電流制限
リレー15の接点15aのノーマルオープン端子、カソ
ードは電解コンデンサー6の正極側に接続されている。
突入電流制限リレー15の接点15bのコモン端子は商
用電源1のS相、ノーマルオープン端子はコンバータ回
路3のS相入力部に接続されている。17は突入電流制
限回路で突入電流制限抵抗14と突入電流制限リレー1
5とダイオード16とから構成されている。また18は
位相検出手段であり位相検出するために商用交流電源1
のR相とS相に接続され、R−S相間電圧の位相検出結
果を送信するためにインバータ制御手段10’に接続さ
れている。
リレー15の接点15aのノーマルオープン端子、カソ
ードは電解コンデンサー6の正極側に接続されている。
突入電流制限リレー15の接点15bのコモン端子は商
用電源1のS相、ノーマルオープン端子はコンバータ回
路3のS相入力部に接続されている。17は突入電流制
限回路で突入電流制限抵抗14と突入電流制限リレー1
5とダイオード16とから構成されている。また18は
位相検出手段であり位相検出するために商用交流電源1
のR相とS相に接続され、R−S相間電圧の位相検出結
果を送信するためにインバータ制御手段10’に接続さ
れている。
【0022】以上のように構成された空気調和機の制御
装置について図2および図3を用いてその動作を説明す
る。
装置について図2および図3を用いてその動作を説明す
る。
【0023】図2において、まずステップ1で商用交流
電源1が投入される。ステップ2において運転指令入力
手段9からインバータ制御手段10’に信号S8が出力
し、”運転”であればステップ3へそれ以外の場合はス
テップ2へ論理を戻す。次にステップ3では、図1に示
すように位相検出手段18は、商用交流電源1のR相、
S相から信号S15,S16が入力されている。
電源1が投入される。ステップ2において運転指令入力
手段9からインバータ制御手段10’に信号S8が出力
し、”運転”であればステップ3へそれ以外の場合はス
テップ2へ論理を戻す。次にステップ3では、図1に示
すように位相検出手段18は、商用交流電源1のR相、
S相から信号S15,S16が入力されている。
【0024】このR−S相間電圧の位相0度のタイミン
グにおいて、位相検出信号S17をLからHに立ち上
げ、位相180度のタイミングにおいて位相検出信号S
17をHからLに立ち下げる動作をしているため、イン
バータ制御手段10は位相検出手段18から信号S17
により商用交流電源1の位相0度のタイミングを監視
し、位相0度でなければステップ3の論理を維持し、位
相0度ならばステップ4へ移動する。
グにおいて、位相検出信号S17をLからHに立ち上
げ、位相180度のタイミングにおいて位相検出信号S
17をHからLに立ち下げる動作をしているため、イン
バータ制御手段10は位相検出手段18から信号S17
により商用交流電源1の位相0度のタイミングを監視
し、位相0度でなければステップ3の論理を維持し、位
相0度ならばステップ4へ移動する。
【0025】次にステップ4において、インバータ制御
手段10’より信号S9をリレー駆動手段12に出力
し、さらにリレー駆動手段12より信号S10を突入電
流制限リレー15へ出力し、接点15a,15bをON
させる。ONすると突入電流制限抵抗14と突入電流制
限リレー15とダイオード16を介して電解コンデンサ
ー6の充電が行なわれる。
手段10’より信号S9をリレー駆動手段12に出力
し、さらにリレー駆動手段12より信号S10を突入電
流制限リレー15へ出力し、接点15a,15bをON
させる。ONすると突入電流制限抵抗14と突入電流制
限リレー15とダイオード16を介して電解コンデンサ
ー6の充電が行なわれる。
【0026】次にステップ5において電解コンデンサー
6の充電電圧を電圧検出手段11により検出し、インバ
ータ制御手段10’へ信号S11を出力し、充電電圧が
規定電圧以上であれば、ステップ6へ、それ以外の場合
は、ステップ4へ論理を戻す。次 に突入電流制限回路
17の充電完了での動作について説明する。
6の充電電圧を電圧検出手段11により検出し、インバ
ータ制御手段10’へ信号S11を出力し、充電電圧が
規定電圧以上であれば、ステップ6へ、それ以外の場合
は、ステップ4へ論理を戻す。次 に突入電流制限回路
17の充電完了での動作について説明する。
【0027】ステップ6では、ステップ3と同様に位相
0度でなければステップ6の論理を維持し、位相0度な
らばステップ7へ移動する。ステップ7では、インバー
タ制御手段10’より信号S9をリレー駆動手段12へ
出力し、さらにリレー駆動手段12より信号S10を突
入電流制限リレー15へ出力し接点15a,15bをO
FFさせる。
0度でなければステップ6の論理を維持し、位相0度な
らばステップ7へ移動する。ステップ7では、インバー
タ制御手段10’より信号S9をリレー駆動手段12へ
出力し、さらにリレー駆動手段12より信号S10を突
入電流制限リレー15へ出力し接点15a,15bをO
FFさせる。
【0028】次にステップ8においてリレー駆動手段1
2より信号S12を電磁接触器2へ出力し、電磁接触器
2をONさせ、インバータ回路7への直流電力の供給を
完了する。次にステップ9において、インバータ制御手
段10’より信号S13をインバータベースドライブ回
路13へ出力しインバータ波形を発生させ信号S14と
してインバータベースドライブ回路13よりインバータ
回路7へ出力する。次にステップ10においては、イン
バータ7から直流を三相の交流に変換された電力が圧縮
機8へ供給され、圧縮機8は運転を開始する。
2より信号S12を電磁接触器2へ出力し、電磁接触器
2をONさせ、インバータ回路7への直流電力の供給を
完了する。次にステップ9において、インバータ制御手
段10’より信号S13をインバータベースドライブ回
路13へ出力しインバータ波形を発生させ信号S14と
してインバータベースドライブ回路13よりインバータ
回路7へ出力する。次にステップ10においては、イン
バータ7から直流を三相の交流に変換された電力が圧縮
機8へ供給され、圧縮機8は運転を開始する。
【0029】以上のように本実施例によれば、突入電流
制限回路17と位相検出手段18を設けることにより、
電解コンデンサー6を充電するにおいて、商用交流電源
1の2相の位相が0度時のみ突入電流制限回路17は、
ONを動作する。充電終了後も商用交流電源1の2相の
位相が0度時のみ突入電流制限回路17は、OFFの動
作する、また圧縮機8を動作させている間も突入電流制
限回路17はOFFとなる。
制限回路17と位相検出手段18を設けることにより、
電解コンデンサー6を充電するにおいて、商用交流電源
1の2相の位相が0度時のみ突入電流制限回路17は、
ONを動作する。充電終了後も商用交流電源1の2相の
位相が0度時のみ突入電流制限回路17は、OFFの動
作する、また圧縮機8を動作させている間も突入電流制
限回路17はOFFとなる。
【0030】そのため突入電流制限回路17の電流容量
は小さなもので良く、装置が小型化でき無駄な突入電流
など電力の発生を抑えることができるため原価低減を図
ることができる。しかも突入電流制限回路17の動作が
位相0度で行なわれるため突入電流が大幅低減でき接点
の溶着における回路の破損はなく安全に動作することが
できる。
は小さなもので良く、装置が小型化でき無駄な突入電流
など電力の発生を抑えることができるため原価低減を図
ることができる。しかも突入電流制限回路17の動作が
位相0度で行なわれるため突入電流が大幅低減でき接点
の溶着における回路の破損はなく安全に動作することが
できる。
【0031】尚、突入電流制限回路17はR−S相間、
S−T相間、T−R相間に設けてもよい。
S−T相間、T−R相間に設けてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、従来の主電流リ
レーと突入電流制限抵抗の並列回路の代わりに外部から
の信号入力により開閉する突入電流制限リレーを有しこ
の突入電流制限リレーにより、電磁接触器の一相の入出
力を短絡させるとともに電磁接触器の他の一相の入力に
流れる交流電力を正の直流電力に変換して電解コンデン
サの正極に流す突入電流制限回路を設け、突入電流制限
回路に入力される電磁接触器の二相の入力の間の電圧の
位相が0度のとき信号を出力する位相検出手段を備え
る。
レーと突入電流制限抵抗の並列回路の代わりに外部から
の信号入力により開閉する突入電流制限リレーを有しこ
の突入電流制限リレーにより、電磁接触器の一相の入出
力を短絡させるとともに電磁接触器の他の一相の入力に
流れる交流電力を正の直流電力に変換して電解コンデン
サの正極に流す突入電流制限回路を設け、突入電流制限
回路に入力される電磁接触器の二相の入力の間の電圧の
位相が0度のとき信号を出力する位相検出手段を備え
る。
【0033】そしてインバータ制御手段には、運転指令
入力手段が運転を示す信号を出力し且つ位相検出手段が
信号を出力したときリレー駆動手段が突入電流制限回路
に信号を出力するようにリレー駆動手段に信号を出力
し、電圧検出手段により検出された電解コンデンサーの
電圧が規定電圧を超え且つ位相検出手段が信号を出力し
たときリレー駆動手段が突入電流制限回路への信号出力
を停止するとともに電磁接触器を閉じさせるようにリレ
ー駆動手段に信号を出力し、さらにインバータベースド
ライブ回路がインバータ回路を動作させるようにインバ
ータベースドライブ回路に信号を出力する制御を行わせ
る。
入力手段が運転を示す信号を出力し且つ位相検出手段が
信号を出力したときリレー駆動手段が突入電流制限回路
に信号を出力するようにリレー駆動手段に信号を出力
し、電圧検出手段により検出された電解コンデンサーの
電圧が規定電圧を超え且つ位相検出手段が信号を出力し
たときリレー駆動手段が突入電流制限回路への信号出力
を停止するとともに電磁接触器を閉じさせるようにリレ
ー駆動手段に信号を出力し、さらにインバータベースド
ライブ回路がインバータ回路を動作させるようにインバ
ータベースドライブ回路に信号を出力する制御を行わせ
る。
【0034】そのため電解コンデンサーを充電するにお
いて、突入電流制限回路が入力する商用交流電源の二相
の位相が0度の時のみ突入電流制限回路が動作し、充電
終了後、同商用交流電源の二相の位相が0度の時のみ突
入電流制限回路が動作し、圧縮機を動作させている間は
突入電流制限回路がOFFすることとなり、突入電流制
限回路の電流容量は小さなもので良く、装置が小型化で
き無駄な突入電流など電力の発生を抑えることができる
ため原価低減を図ることができる。
いて、突入電流制限回路が入力する商用交流電源の二相
の位相が0度の時のみ突入電流制限回路が動作し、充電
終了後、同商用交流電源の二相の位相が0度の時のみ突
入電流制限回路が動作し、圧縮機を動作させている間は
突入電流制限回路がOFFすることとなり、突入電流制
限回路の電流容量は小さなもので良く、装置が小型化で
き無駄な突入電流など電力の発生を抑えることができる
ため原価低減を図ることができる。
【0035】しかも突入電流制限回路の動作が位相0度
で行なわれるため突入電流が大幅低減でき接点の溶着に
おける回路の破損はなく安全に動作することができる優
れた空気調和機の制御装置を実現できるものである。
で行なわれるため突入電流が大幅低減でき接点の溶着に
おける回路の破損はなく安全に動作することができる優
れた空気調和機の制御装置を実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の制御装
置の概略構成図
置の概略構成図
【図2】同実施例における電源投入時の動作フローチャ
ート
ート
【図3】同実施例における動作タイムチャート
【図4】従来の空気調和機の制御装置の概略構成図
【図5】従来の空気調和機の制御装置の電源投入時の動
作フローチャート
作フローチャート
【図6】従来の空気調和機の制御装置の動作タイムチャ
ート
ート
1 三相の商用交流電源 2 電磁接触器 3 コンバータ回路 6 電解コンデンサー 7 インバータ回路 8 圧縮機 9 運転指令入力手段 10’ インバータ制御手段 11 電圧検出手段 12 リレー駆動手段 13 インバータベースドライブ回路 14 突入電流制限回路 18 位相検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 安則 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−81663(JP,A) 特開 平4−161097(JP,A) 特開 平4−183276(JP,A) 特開 平4−308476(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/00 - 7/98 H02H 7/10 - 7/20
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電力を直流電力に変換するコンバー
タ回路と、前記コンバータ回路と商用交流電源とを開閉
する電磁接触器と、前記コンバータ回路により変換され
た直流電力を平滑する電解コンデンサーと、前記電解コ
ンデンサーにより平滑された直流電力を入力し三相の交
流電力に変換して圧縮機を制御するインバータ回路と、
外部からの信号入力により開閉する突入電流制限リレー
を有し前記突入電流制限リレーにより前記電磁接触器の
一相の入出力を短絡させるとともに前記電磁接触器の他
の一相の入力に流れる交流電力を正の直流電力に変換し
て前記電解コンデンサの正極に流す突入電流制限回路
と、前記突入電流制限回路に入力される前記電磁接触器
の二相の入力の間の電圧の位相が0度のとき信号を出力
する位相検出手段と、圧縮機の運転、停止を決定し運転
であれば運転を示す信号を出力する運転指令入力手段
と、前記電解コンデンサーの電圧を検出する電圧検出手
段と、外部からの信号に応じて前記電磁接触器の開閉の
制御と前記突入電流制御回路への信号の出力を行なうリ
レー駆動手段と、外部からの信号により前記インバータ
回路を動作させるインバータベースドライブ回路と、イ
ンバータ制御手段とからなり、前記インバータ制御手段
は、前記運転指令入力手段が運転を示す信号を出力し且
つ前記位相検出手段が信号を出力したとき前記リレー駆
動手段が前記突入電流制限回路に信号を出力するように
前記リレー駆動手段に信号を出力し、前記電圧検出手段
により検出された前記電解コンデンサーの電圧が規定電
圧を超え且つ前記位相検出手段が信号を出力したとき前
記リレー駆動手段が前記突入電流制限回路への信号出力
を停止するとともに前記電磁接触器を閉じさせるように
前記リレー駆動手段に信号を出力し、さらに前記インバ
ータベースドライブ回路が前記インバータ回路を動作さ
せるように前記インバータベースドライブ回路に信号を
出力することを特徴とした空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079202A JP3032317B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079202A JP3032317B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312361A JPH04312361A (ja) | 1992-11-04 |
JP3032317B2 true JP3032317B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=13683371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3079202A Expired - Fee Related JP3032317B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032317B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5045687B2 (ja) * | 2009-01-27 | 2012-10-10 | ダイキン工業株式会社 | 電源装置、空気調和機 |
EP3073281B1 (en) * | 2013-11-22 | 2020-05-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Electronic circuit breaker |
JP2019075907A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 電力変換装置、電動機駆動装置及び空気調和装置 |
JP6824479B1 (ja) * | 2020-02-25 | 2021-02-03 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3079202A patent/JP3032317B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04312361A (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |