JPS59181214A - 治療用接着テ−プもしくはシ−ト - Google Patents

治療用接着テ−プもしくはシ−ト

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JPS59181214A
JPS59181214A JP58054919A JP5491983A JPS59181214A JP S59181214 A JPS59181214 A JP S59181214A JP 58054919 A JP58054919 A JP 58054919A JP 5491983 A JP5491983 A JP 5491983A JP S59181214 A JPS59181214 A JP S59181214A
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pressure
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diacetone acrylamide
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岸 高司
Seiichiro Honda
本多 誠一郎
Takashi Nakagawa
隆司 中川
Kazuo Kobayashi
和生 小林
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は治療用接着テープもしくはシートに関する。
基材に、治療用1薬剤を混入させた感圧性接着剤層が薄
層状に設けられた治療用接着テープもしくはシートを皮
膚に貼付け、感圧性接着剤層から滲出する薬剤によシ局
所療法を行なうことう;、従来の密封包帯療法(ODT
療法)VC代る新たな治殊方法として注目されている。
か\る治療用接着テープもしくは7−トとして例えばア
クリル酸エステルとアクリル酸との共重合体よシなる感
圧性接着剤にステロイドホルモン剤を薬剤として混入さ
せたものが存する。
しかしながら、か\る感圧性接着剤では、化学的に不活
性なアクリル酸エステル成分だけから構成されるもので
なしに、化学的に活性なアクリル酸が共重合成分となっ
ているため、薬剤と化学的活性基が反応して変賀し、薬
効を損ないやすい。このため、化学的活性基を有しない
、アクリル酸エステル重合体のみからなる感圧性接着剤
の使用が検討されたが、引剥した際に皮膚への感圧性接
着剤の付着(糊残留)を生じないような充分な内部凝集
力が得られないものとな如、又重合体中に重合に関与し
ないアクリル酸エステルが残存し薬剤を変質させる原因
を生じるおそれがあった。
本発明は上記欠点を解消することを目的としてなされた
ものであシ、感圧性接着剤が薬剤と反応を生じて変質す
ることがなく、幅広い薬剤、例えば高極性、高親水性の
薬剤に対しても相溶性が旨く、貼着後の剥離に際して皮
膚への糊残留を生じない充分な内部凝集力を有し、皮膚
に対して毒性、刺激性を有しない治療用接着テープもし
くは/−トを提供することを目的とする。
本発明の要旨は、基材に薬剤を含有する感圧性接着剤層
が設けられてなる治療用接着テープもしくはノートにお
いて、感圧性接着剤がジアセトンアクリルアミドの共重
合成分量が5〜45モルチ、メタクリル酸アルキルエス
テルの共重合成分量がO〜60モルチ、アクリル酸アル
キルエステルの共重合成分量が35〜85モルチである
共重合体からなり、ジアセトンアクリルアミドとメタク
リル酸アルキルエステルの合計モル数対アクリル酸アル
キルエステルのモル数の比率が65対35〜15対85
の範囲内にあり、メタクリル酸アルキルエステルのアル
キル基の炭素数は1〜12であシ、アクリル酸アルキル
エステルのアルキル基の炭素数は4〜12であることを
特徴とする、治療用接着テープもしくはノートに存する
次に本発明治療用接着テープもしくはノートについて更
に詳細に説明する。
本発明に用いられる基材としては、ポリエチVン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、軟負ポリ塩化ビニル′、セ
ロハン等の可撓性を有する物置が好適であシ、基材の厚
みとしては0.02乃至0、15 wgの範囲が好まし
い。
前記基材には必要に応じ感圧性接着剤層との密着力を高
めるために、コロナ放電処理、プラズマ処理、下塗剤塗
工等が施される。
感圧性接着剤層は、基本的にはジアセトンアクリルアミ
ド、メタクリル酸アルキルエステル、アクリル酸アルキ
ルエステルの共重合体からなる0 しかしメタクリル酸アルキルエステルは使用量の低減が
可能であり、ジアセトンアクリルアミドとアクリル酸ア
ルキルエステルの共重合体からなるものも本発明に包含
される。
感圧性接着剤が上記の各成分の共重合体からなるのは次
の理由による。
アクリル酸アルキルエステルの単独重合体は、被着体へ
の貼着性を付与する接着力がきわめて大きく、被着体へ
の感圧性接着剤の付着やずれを防ぐため蹟必侠とする凝
集力が不足する。しかしながら、ジアセトンアクリルア
ミドとアクリル酸アルキルエステルとの共重合体、又は
ジアセトンアクリルアミドとメタクリル酸アルキルエス
テル及びアクリル酸アルキルエステルとの共重合体とす
ることによυ、接着力及び凝集力が治療用接着テープも
しくはノートとして良好寿ものとすることが可能となる
。凝集力の向上は、ジアセトンアクリ・ルアミドの持つ
高極性、水素結合性等により共重合体の分子鎖間の分子
間力を向上させることによると考えられる。
そして接着力と凝集力を得る点からすればメタクリル酸
アルキルエステルとアクリル酸アルキルエステルの共重
合体でもよいが、高極性、高親水性の薬剤との相溶性を
得たシ、重合率を向上させるために1ジアセトンアクリ
ルアミドを共重合成分とするものである。
ジアセトンアクリルアミドを共重合成分とする最大の利
点は、薬剤との相溶性がすぐれたものとなることにある
。ジアセトンアクリルアミドはジアセトン基とアミド結
合を崩し、極性が強く親水性が高いものとなるので、幅
広い薬剤に対する相溶性が良好になり、アクリル酸アル
キルエステルの重合体や、アクリル酸アルキルエステル
とメタクリル酸アルキルエステルの共重合体の場合には
相溶性が良好に得られず析出を生じやすかった高極性、
高親水性の薬剤に対してもすぐれた相溶性が得られる。
又ジアセトンアクリルアミドはメタクリル酸アルキルエ
ステルや、アクリル酸アルキルエステルとの共重合性が
すぐれ、重合に際し暴走重合を防ぐことができ、重合率
を向上する働きを有する。
更にジアセトンアクリルアミドは親水性を有し、接着剤
自体が若干の水分を吸収するので、治療用接着テープも
しくはノートとして使用された際に発汗を吸収し、又薬
剤の拡散移動を助ける働きを有する。
そして治療用接着テープもしくは7−トとしてすぐれた
接着力を有し、引剥しに際して痛みを感することがなく
、又、接着された状態で接着剤のはみ出し、ずれ等を生
じないすぐれた凝集力が得られ、しかも高極性、高親水
性の薬剤に対する良好な相溶性を有する共重合成分量は
、ジアセトンアクリルアミドが5〜45モルチ、メタク
リル酸アルキルエステルがO〜60モルチ、アクリル酸
アルキルエステルが35〜85モル−〇場合であって、
かつ前記共重合体における、ジアセトンアクリルアミド
とメタクリル酸アルキルエステルの合計モル数対アクリ
ル酸アルキルエステルのモル数の比率が65対35〜1
5対85の範囲にあるものとされるのがよいことが本発
明者等の研究によシ明らかとなった0 メタクリル酸アルキルエステルは、感圧性接着剤の凝集
力を付与し、アクリル酸アルキルエステルは感圧性接着
剤の接着力を付与するものであるが、凝集力、接着力、
薬剤相溶性を治療用接着テープもしくはノートとして最
適にする為にメタクリル酸アルキルエステルのアルキル
基の炭素数が1〜12、アクリル酸アルキルエステルの
アルキル基の炭素数が4〜12とされる。
メタクリル酸アルキルエステルとしては、例えばメタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロ
ピル、メタクリル酸イングロビル、メタクリル酸メチル
、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸−2−エチル
ブチル、メタクリル酸−n−オクチル、メタクリル酸デ
シル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸うクリル
等である。
アクリル酸アルキルエステルとしては、例えばアクリル
酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル
、アクリル酸−2−エチルブチル、アクリル酸オクチル
、アクリル酸インオクチル、アクリル酸−2−エチルブ
チル、アクリル酸デシル、アクリル酸インデシル、アク
リル酸うクリル等である。
第1@には、ジアセトンアクリルアミド、メタクリル酸
アルキルエステル、アクリル酸アルギルエステルの三成
分の組成領域を図示しているOAはジアセトンアクリル
アミド、Bはメタクリル酸アルキルエステル、Cはアク
リル酸アルキルエステルであυ、A、B、eの各頂点は
AlB、Cが夫々100篭ル饅の位置を示している。
P点における各成分のモル数比率は、 A:B:C=a:b:e であることを示している。
第1図において、例えばP点から右下即ち(C成分方向
)に移動する程、C成分が多くなり接着力は増大するが
凝集力が弱くなり、薬剤相溶性も低下する。又P点から
水平に右又は左に移動することによって、A成分の全体
に占める比率が変らず、B対Cだけが変るので、接着剤
の薬剤相溶性は一定に保ったまま、接着力を増大させだ
pX凝集力を増大することが出来る。
P点が又、0点から遠ざかる程(A点に近づくにしろ、
3点に近づくにしろ)凝集力を増大させる方向なので、
B成分のアルキル基炭素数は例えば8S12と大きくし
て、接着力の、低下を防ぐことが一般的に望塘しい。
即ち、必要とする個個の薬剤相溶性、接着力、凝集力の
三つのバランスから、P点の位置及びB、C各成分のア
ルキル基の炭素数を決めるのがよい。
本発明における感圧性接着剤においては上記各成分の他
に2その架剤相溶性、接着力、凝集力を損なうことなし
に個別の必要性に応じた特性を付与する目的で、例えば
酢酸ビニル、グロビオン酸ビニル、ステアリン酸ビニル
、スチレン、メタクリルニトリル、ジメチルアクリル、
アミド、塩)ヒビニル、エチレン、ブチレン等がある。
又、例えば1.6−ヘキサンゲリコールジメタクリレー
ト、ボリプμピレングリコールジメタクリレート等の2
官能重合性単量体を0.001〜0.02モルチの範囲
で共重合させて微架橋を生じさせることによシ感圧性接
着剤の糸引き、割れ現象を生ずるのを防ぐことかで岩る
感圧性接着剤の製造に当っては、通常のラジカル重合触
媒、例えばアゾビス系化合物、過酸化系化合物、レドッ
クス系化合物を用いることにより、溶液重合、エマルジ
ョン重合、懸濁重合、照射線重合等によって行なうのが
よいが、経済性、生産性、得られる重合体の性能等から
高濃度溶液重合が特に適している。
薬剤としては抗炎症剤、消炎鎮痛剤、血管拡張剤、抗血
圧剤、降圧利尿剤、不整脈治療薬、精神安定剤、鎖静催
眠剤、抗テンカン剤、麻酔剤、喘息治療薬、抗真菌剤等
の幅広い薬剤を使用することかでき、極性が大きい薬剤
や親水性の高い薬剤を使用した場合においても相溶性が
すぐれている。
治療用接着テープもしくは/−トを得るには、溶液重合
によって得られた接着剤溶液に薬剤をそのま\加えるか
又は良溶媒に溶解した溶液として加え、十分に混合する
。この薬剤が混合された接着剤溶液をシリコーン剥離紙
の上に1乾燥後の感圧性接着剤量が単位面積当シ所定量
となるように連続的に塗布し、次いで乾燥し、接着面に
製品の基材を圧着することにより感圧性接着剤層が保護
された製品原反を得る。そしてとの原反を所定の寸法に
裁断し、包装される。
使用に除しては包装を解き、剥離紙を除去し、皮膚等の
被着体に貼ける。
本発明治療用接着テープもしくは/−トによれば、感圧
性接着剤が薬剤と反応して薬剤の変賞を生ずることがな
いものとなシ、又高極性、高親水性の薬剤に対しても相
溶性が高くなシ、凝集力がすぐれ貼着後の剥1111に
際して皮膚への糊残留を生じないものとなシ、がっ貼着
けた際の接着性がすぐれ、皮膚に対して毒性、刺激性を
有しないものとなる。
実施例−1 ジアセトンアクリルアミド     11.8 ?  
(0,07モル)メタクリル酸−2−エチルヘキシル 
  45.59’  (0,23モル)アクリル酸ブチ
ル          89.6y (0,70モル)
酢酸エチル            37.Oy上記溶
液を窒素ガス置換した雰囲気下に65℃で攪拌を続け、
アゾピスイングデロニトリル0.5yを1ootR1の
酢酸エチルに溶解したものを24時間に亘シ9回に分け
て投入し、重合した。その間、粘度が過度に上昇してく
るので、酢酸エチルを適宜加えながら、攪拌に適した粘
度を保ちつつ重合を続けた。
重合後、濃度25.1重量%、重合率98.8 %の共
重合体溶液を得た。
上記溶液に酢酸エチルを加えて22.0重量%濃度とし
、その溶液100P当シ、インドメタクン1.8yを、
メチルエチルケトン対メチルアルコールの1対1の混合
液に溶解し10重量%濃度に調整したものを、混合した
クリコーン剥離紙に、上記溶液を、その乾燥後の重量が
100d当D 0.5 fとなる如くに調節して塗布し
、乾燥後、片面にコロナ放電処理を施した厚さ70/m
の低密度ポリエチレンフィルムの処理面を圧着した。
(薬剤相溶性・再放出性試験) 上記のようにして得られたシート状の試料は、常温(2
0℃・6o*RH)での30日間の保存後は勿論、60
℃で30日間の老化促進条件下での保存後でも薬剤の結
晶化、析出等の異常現象は認められなかった。
次いでこのシートを直径60+o+の円形に打抜き、2
0℃で30日間及び60℃で30日間経過後の各条件試
料につき、剥離紙除去後、各1枚づジメチルアルコール
50d中に30℃763時間浸漬し、メチルアルコール
中に放出された薬剤量を液体クロマトグラフィ法で測定
し、元の含有量に対する再放出率を求めた。
20℃で30日経過後の試料   90.6%60℃で
30日経過後の試料   71.4%(接着力試験) 試料から15園幅−1120fi長さのテープに切断し
、その接着面を、粘着力測定゛用ステンレススチール板
に貼着、末端から180°折返し、300m/分の速さ
で剥離し、接着力を測定(JIS−Z−1522法) 
した。
20℃で30日経過後の試料  486  F / 1
5 M60℃で30日経過後の試料  459  f/
15鮪尚、接着力測定中でも、接着剤は糸引きや凝集破
壊現象を起さなかった。
比較例−1 実施例−1と対比するため、次のモノマー組成溶液。
メタクリル酸−2−エチルヘキンル  4B、9f  
(0,247モル)アクリル酸ブチル        
   96.4F  (0,753モル)酢酸エチル 
            36.Ofを、実施例1と同
じ触媒・方法・条件によって重合し、濃度24.3%、
重合率97.3%の溶液を得た。この溶液を、22.0
%濃度に稀釈し、その100y当り、インドメタノン1
,8ノを同じ方法で加え、又同じ方法によって粘着ノー
トを作成した。
(薬剤相溶性) 20℃f’30日保存で1、薬剤がやや析出傾向(1m
当シ1乃至2個の結晶)を見せ、60 ’Cf”30日
経過後では、全問に無数の析出を見、相溶性が非常に劣
ることを示しだ。
(接着力) 実施例1と同様にして20 ”Cで゛’30日経過後の
接着力を測定したところ480乃至910  y/15
鮎であった。
但し接着剤がやや足引き現象によシ測定後半姉数値が上
昇し、正常な値とは言えない。このことは凝集力が不足
し、使用時には接着剤のはみ出し、ずれ、はがれ等が生
じる恐れもあることを示した。
−実施例−2 ジアセトンアクリルアミド      57.5 F 
 (0,34モル)メタクリル酸ブチル       
  1 r、oy  (0,12モル)アクリル酸−2
−エチルヘキクル   99.42 (0,54モル)
酢酸エチル             40yメチルエ
チルケトン          4y上記溶液を窒素ガ
スで置換した雰凹気下に60℃で攪拌を続け、 過酸化ラフロイル      0.8yを、酢酸エチル
対n−へキサンの6対4での100d溶液となし、28
時間の重合時間で9回に分けて投入をした。この間、粘
度の上昇に対して、実施例1と同様にして酢酸エチル追
加による濃度漸減法を用い、濃度27.7重量−重合率
99.6チの溶液を得た。
上記溶液を24重量%濃度まで酢酸エチルで稀釈し、こ
の溶液100y当シ、薬剤(消炎、鎮痛剤)として、 サリチル酸メチル          42!−メント
ール            3ydl−力ンファー 
         3yを混合、薬剤配合接着剤溶液を
得た。
この溶液から、その乾燥後の重量が70yとなるように
1又基材として可塑剤を含有しないポリ塩化ビニール樹
脂フィルム(厚味90 p m)を用い、実施例1と同
じ方法にて治療用ノートを作成した。
薬剤は完全に接着剤中に溶は込み、滲出の傾向は見られ
なかった。又これを5 ax X 5 amに切断、皮
膚(背面)に貼着した場合、24時間後もよく接着して
自然に剥れることなく、周辺への接着剤のはみ出しは、
どの辺も2削以内でおシ、実用価値の萬いことを示した
実施例1と同じ方法で接着力を測定したところ20℃て
゛゛30日保存後の接着剤は69oy/15順であシ、
接着剤の異常性は特に認められなかった。
実施例−2と対比するため、次のモノマー組成溶液、 メタクリル酸ブチル         25.8?  
(0,182モル)アクリル酸−2−エチルヘキ/ル 
 150.61  (0,818モル)酢酸エチル  
           44.7を、実施例2と同じ触
媒、方法、条件によって重合し、濃度25.9重量係、
重合率97.9%の溶液を得た。
この溶液に酢酸エチルを加えて24.o重量条とし、こ
の溶液1002当り、 サリチル酸メチル          4ylメントー
ル            3ydlカフフアー   
        3y全混合し、実施例2と同じ方法で
治療用接着ノートを作成した。
機着剤が指触接着窓において、足引き性が大きく皮膚貼
付の場合24時間で周辺に2B〜4羽の粘着剤のはみ出
しが見られ、又それを剥した後、皮Jf4面に著しく糊
残シ現象が認められた。
又接着力測定は、試験板上に接着剤の凝集破壊現象が見
られ、正しい値が得られなかった。
実施例3 ジアセトンアクリルアミド      2s、4y(o
、xsモル)メタクリル酸うクロイル      12
7.Of  (0,50モル)アクリル酸−2−エテル
ヘキ/ル   64.49  (0,35モル)酢酸エ
チル             54.0y上記溶液を
、窒素ガスで置換した雰囲気下へ67℃で攪拌し過酸化
ベンゾイル0.97 yを酢酸エチル100−の溶液と
し、8回に分けて投入し26時間をかけて重合し、最終
的に疲度25.0重量私重合率99.2チの溶液が得ら
れた。
上記溶液を酢酸エチルで22.0重量俤とし、その溶液
100faす、ジクロフェナックナトリウム15ノをメ
チルアルコールの溶液として加え混合した。次いで基材
としてエチレン・δト酸ビニール共重合樹脂フィルム(
厚味70声m1片面コロナ放電処理)を用い、乾燥後の
京螢が100d当夛0.5yとなる如くに、実施例1と
同じ方法で治療用接着7−トを作成した。
(薬剤相溶性・再放出性) 得られた治療用接着ノートは、60″Cで30日間の老
化促進条件後でも薬剤粒子の析出、分離が認められなか
った。
接着ノートのみを、水:メチルアル:y −ル’= 9
5=5の混合液50ゼ中に浸漬し、30℃で24時間静
1d後、抽出液中に再放出された薬剤量を、液体クロマ
トグラフィー法によって定量し、その再放出率を求めた
20℃で30日経過後の試料  88.7チ60℃で3
0日経過後の試料  74.7チと、老化促進後でも高
水準値を示した。
(粘着力) 実施例1と同じ方法で測定した。
20°Cで30日経過後の試料  590 f / 1
5 raw60℃で30日経過後の試料  564 f
 / 15 mm尚、接着剤は、測定中にも凝集破壊す
ることは全くなく指触接着窓も優れていた。
比較例−3 実施例−3に対比するため、次のモノマー組成メタクリ
ル酸うクロイル      149.4 y  (o、
sssモル)アクリル酸−2−エチルヘキノル   7
5.sy  (0,412モル)酢酸エチル     
        56.yを実施例3と同じ触媒、方法
、条件を用いて重合、濃度25.2重量褒、重合率98
.oチの溶液が得られた。
これを22.0ii量チに稀釈し、実施例3と同じ方法
によってジクロフェナックナトリウムt=含有する治療
用接着ノートを作成した。
(薬剤相溶性) 20℃で30日経過後の試料:1−当り約2乃至4個析
出、 60℃で30日経過後の試料:1ctd当り数十個程度
析出、 (薬剤再放出性) 実施例3と同じ方法で試験した結果を示す。
20℃で30日経過後の試料ニア1.8%60℃で30
日経過後の試料: 429優(粘着力) 20℃で30日経過後の試料: 5371! / 15
 B60℃で30日経過後の試料:388y/15m実
施例4 ジアセトンアクリルアミド      a 3.8 y
  (0,2oモル)メタクリル酸ラウロイル    
   45.7f  (0,18モル)アクリル酸ブチ
ル           79.4f  (0,62モ
ル)酢酸エチル             40.y上
記溶液を窒素ガスで置換した雰囲気下に65℃で攪拌し
、アゾビスインブチロニトリル0.51を酢酸エチル1
00dに溶解し、10回に分割投入し、30時間重合を
行い、濃度26.6重量%、重合率99.4 %の溶液
を得た。
上記溶液を23.0重量%に稀釈し、その溶液100ノ
当υ、プレドニゾロン (抗炎症ステロイドホルモン剤
)230〜t 、少量tv x −IF−A、 7 ル
コールに溶解したものを混合した。この溶液から、実施
例1と同じ基材を使用して、又乾燥後接着剤量が100
d当!J 0.451!となるように塗工して、治療用
接着/−トを作成した。
(薬剤再放出性) 治療用接着ノートを直径60間の円形に打ち抜き、20
℃で30日、60℃で30日及びアルミ箔密封包装状態
による60℃30日の3種類の条件の試料を得た。次い
で実施例1と同じ方法にて、水:エチルアルコール−9
5:5の混合液を用い、30℃で24時間静置後抽出液
に再放出された薬剤量を液体クロマトグラフィー法で測
定、その再放出率を求めた。
20℃、30日後   95.4% 60℃、30日後  90.6% アルミ密封60℃、30日後  81.5チと、と9分
は苛酷な条件後でも高水準の再放出性を維持していた。
プレドニゾロンの如き不安定な薬剤に対し、この数値は
接着剤が薬剤に対して悪い影響を及はさないことを示し
ている。
(外観・粘着力) 粘着層は、指触装着感において、強い粘シと弾性を示し
、糸引き現象は生じなかった。
実施例1と同じ方法で測定した粘着力は次の通シであっ
た。
20℃で30日経過後の試料二5251 / 15 t
s60℃で30日経過後の試料: 4829715 m
測定中、接着剤の糸引き等の異常は見られなかった。
比較例−4 実施例−4と対比するため、次のモノマー組成溶液 メタクリル酸ラウロイル       s 7.1 y
  (0,−225モル)アクリル酸ブチル     
      99.3p  (0,775モル)酢酸エ
チル             40.yを、実施例4
と同じ触媒、方法、条件によって貞合し、濃度25.8
重量%、重合率98.1%の溶液を得だ。
(薬剤再放出性) 実施例4と同じ方法で試験した結果は次の通シであった
20℃で30日経過後の試料:89.2%60℃で30
日経過後の試料:59.3%アルミ箔密封包装後60℃
で 30日経過後の試料:390% (外観・接着力) 指触装着感に関しては、やや糸引きが長い程度で大きな
欠点はなかつたが、接着力測定では後半において試験板
に僅かな凝集破壊が生じた。
20℃で30日経過後の接着カニ430〜840y/1
5闘尚、この数値のバラツキは接着剤の剥離の状態が安
定した剥れ方でないことを示している。
実施例−5 ジアセトンアクリルアミド      74.4 f 
 (0,44モル)アクリル酸−2−エチルヘキシル 
 103.OIf  (0,56モル)酢酸上チル  
           76、y上記を窒素ガスで置換
した雰囲気下に65℃で攪拌し、過酸化2クロイル1.
2yを、酢酸エテル100y/に溶解した溶液し、12
回に分けて投入しつつ、38時間をかけて重合を行い、
葭度24.2重量%、重合率98.7 %の溶液を得た
(薬剤調合・粘着/−トの作成) 上記溶液を21.0重量%に稀釈し、その溶液1002
当υ、4硝酸ペンタエリスリトール(狭心症薬剤)0.
6yを酢酸エチルに溶かし、て加え混合した。
この溶液を、基材(無可塑剤、軟質ポリ塩化ビニールフ
ィルム:厚味90メm)を用い、その乾燥後の重量が1
00d当、り 0.4 fとなる如くKして、実施例1
と同様にして治療用接着/−トを作成した。
(外観・粘着物性) 指触接着感は適正であって、接着剤の糸引き、糊残り等
は生じなかった。実施例−1と同じ方法で接着力を測定
した結果481 y715 mであった。
(薬剤放出性) 直径60IIIlの円形試料を打ち抜き、アルミ箔で密
封包装して20℃で30日経過後開封し、実施例1と同
様にして水:エチルアルコール=95=5の混合液中に
浸漬し、30℃24時間経過後、溶媒中に再放出された
薬剤量を測定し再放出率を求めた結果79.2%であっ
た。
比較例−5 実施例−5と対比するため、次のモノマー組成溶液アク
リル酸−2−エチルヘキフル   1811(1,0モ
ル)酢酸エチル              79.y
Kりいて、実施例−5と同じ触媒、条件、方法にて重合
し、濃度22.6重量%、重合率95.4%のポリマー
溶液を得た。
これから、実施例−5と同じ方法によって、薬剤入り接
着ノートを作成した。
(外観・接着力) 指触接着感においては、接着剤の糸引き、凝集破壊現象
が見られた。又、実施例1と同様にして接着力を測定し
た処、凝集破壊現象によシ100oy/15m以上の値
となシ、正常値が得られなかった◎
【図面の簡単な説明】
る0 特許出願人 槓水化学工業株式会社 代表者 藤 沼 基 利

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基材に、薬剤を含有する感圧性接着剤層が設けられ
    てなる治療用接着テープもしくは7−トにおいて、感圧
    性接着剤が、ジアセトンアクリルアミドの共重合成分量
    が5〜45モルチ、メタクリル酸アルキルエステルの共
    重合成分量がθ〜60モルチ、アクリル酸アルキルエス
    テルの共重合成分量が35〜85モルチである共重合体
    からなシ、ジアセトンアクリルアミドとメタクリル酸ア
    ルキルエステルの合計モル数対アクリル酸アルキルエス
    テルのモル数の比率が65対35〜15対85の範囲内
    にあシ、メタクリル酸アルキルエステルのアルキル基の
    炭素数は1〜12であシ、アクリル酸アルキルエステル
    のアルキル基の炭素数は4〜12であることを特徴とす
    る、治療用接着テープもしくはシート。
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