JPS5865168A - 治療用接着テ−プもしくはシ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は皮膚疾声の治療、消炎、鎮痛等に適した治療用
接着テープもしくはシー）Ｋｌｌする。

薬物を経皮吸収させるのに、皮膚の角質層の含水率を高
くすると、毛包−脂脳系だけてなく角質層を直接通る吸
収路屯利用できるので、効果的な皮膚吸収を行わせるこ
とができる。このため、皮膚疾患の治療として、最近、
皮膚に軟膏等の外用薬を塗りこの上をフィルムで覆い効
果的々薬剤の吸収を１よかる密］す包帝僚法（ＯＤＴ療
法）が普及している。しかし７、この密封包帯療法は患
部へのフィルムの取（−Ｊが面倒であるばかりでなく、
嵩張ること、剥れ易いこと、患部の面積が大きい場合或
は患６１１の形状が複雑な場合に患部へ密着しＫくいこ
と咎の欠点があった。

これらの欠点をなくすため、無月の片ｍＫ薬剤を含む感
圧性接着剤層が設けられた治療用テープが市販されてい
る。しかし１、このよう表治療用テープを喪期間保存す
る間に、感圧性接着剤層に含まれる薬剤の皮膚への１矛
行性が経時的に急くなり、又薬剤が変化してぜ）期の食
有薬物以外の４のが皮膚へ移行し九シして治療効果を看
しく低下させるという欠点を有している。

本発明Ｏ目的は上記の欠点を解消し、長期間の保存によ
っても感圧性接着剤層に含まれる薬剤が変化せず、薬剤
が常時効率よく皮膚へ接口され、安定した治療効果を発
揮しうる、治療′Ｈ４接着テープもしくはシートを提供
することを目的とする。

本発明の要旨は、基材の片面に、薬剤を含む感圧性接着
剤層が設けられている治療用接着ケープもしくはシート
において、感圧性接着剤層に社感圧性接着剤１００重量
部当ヤ金属塙化物が０、１乃全２０重緻部含有されてい
ることを特命とする治療用接着テープもしくはシートに
存する０ 次に本発明治療用接着ケープもしくはシートについて史
に［１ｌｌＫ説明する。

本発明に用いられる基材としてケよ、ボリエデレ／、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、軟買ポ
リ塩化ビニル、セＱ／・７等の可撓性を有するフィルふ
もしくはシート、又はこ−れらの表面をコμす放電外で
処理したもの等が好適に使用される。基材のＪｖみとし
ては、５０〜１００ミクロ／の範囲が好ましい。

前記基材の片−１に、感圧性接着剤層が設けられる。感
圧性接着剤）ｉとしてヲ」、天然ゴム、インプレンゴム
、スチレン−ブタジェンゴム等の合成ゴムに枯看性付Ｉ
子剤を加λ、　ｌＬもの、アクリル酸エステル又はメタ
クリル版上ステルと他の単菫体との共重合体、シリコン
丞接麿剤、ポリビニルエーテル糸１ν右剤、ポリイソブ
チレンＡｍ着剤等が好適である。Ｍ＆圧ｉ、Ｊ：　（欠
崖剤層中には治療用薬剤が含有きれる。が−る業８１１
としては、−例Ｌｔｄヒ上°ロコルチゾン、ｌｊ’）’
　ｂ（ヒドロコルチゾン、プレドニゾロノ、デキウメタ
ゾン、ベタメタシン、フルオンノロ／アセトニド勢の副
腎皮賞ホルモ／；サロコール、イ／ドメタシン等の消炎
、鎮痛剤；アト２サイタリン等の抗生物負；抗ヒスタミ
ン角１１．殺ａ！ｆ畑′、γが目的に応じて適宜使用さ
れる。

感圧性接着剤中に含有される薬剤の量として“社感圧性
接着剤層の厚み、薬剤０１ｌＩ類勢によ抄異なるが、感
圧性接着剤層１ｊ当りｌ声ｆ〜５−岬の範囲が好ましい
。

ところで上記の感圧性接着剤層中における薬剤社、感圧
性接着剤を構成するポリマーや、残存上ツマ−８、感圧
性接着剤層中に必！ＩＩＩＫ応じて象加される粘着性付
与剤、架橋剤、その他ＩＤ添加剤との相互作用により経
時的に変化し、感圧性接着剤層からの薬剤の皮膚への移
行性を低下させることがあシ、父変化した薬剤が皮膚へ
移行されるようなことがあり、治療効果の低下１に４九
らす。そこで本発明にお埴ては、感圧性接着剤層に、感
圧ａ接着剤１０６重置部当シ金ｍ場化物が０．１乃至２
０重量部含有される。金Ｍ塩化物として社、例えばマグ
ネシウム、カル７クム、亜鉛、ナトリウムＳＯ塩化物、
これらの塩化物の水和物が好適である。

金挑塩化物を前記蓋使用する場合に杜、薬剤が感圧性接
着剤層から皮膚へ効率よく移行し、かつその移行性が経
時的に変化せず安定し友ものとなる。この場合における
金属塩化物の作用は、薬剤の官能基に配位して感１１−
性接着剤の主成分であるポリマーや、残存モノマー、粘
着性付与−剤、架橋剤その他の添加剤との相互作用を阻
害し、その結果感圧性接着剤層から皮膚への薬剤の移行
性を安定させるものと）圧側される。

金属塩化物によるｎｉｌ記の幼尿り、ｔ　、薬剤が水酸
基もしくはカルボキシル基を壱する場合においてましい
ものとなる。

本発明治療用接着テープもＬ　（ｉエンートは、上記の
構成とされているので、Ｉ商用性接着剤層中に含まれる
薬剤が効率よく皮膚に移行するとともＫその移行性が経
時的に変化せｒ１常に安定した治療効果を有するものと
なる。

以下本発明を実施例により説明する。実施例中に単に部
とあるのは虚量部である。

実施例１ ＷＩｈＩＩＰ装置、温度Ｈ−１、冷却盲及び窒素導入管
の偏見つケラれたセパ２プルンラスコＫｚ−二チルヘキ
シルアクリレート８０部、ブナルアクリレート５．ｌ、
−１鍍゛、・アクリル酸５部、ＷＩ酸エチル、１００部
、重合開始剤として過酸化ベンゾイル０．３部を仕込率
、窒素気流下で６０’Ｃで１８時間重合し粘ｉｔ：　６
０　Ｑ　Ｏセンチボイズ（２５℃）の共重合体を得九〇
仁の共重合体１００部に対し、別に調整した酢酸ｉ′グ
ネシウム溶１％ｋ（ｍｊｉ比で＃Ｉ＠育グネシクム・４
水和物：メクノ＝ル＝１：９）３．５部及び塩化カルシ
クム溶液（朧瀘比で塩化カルシウム：メタノール＝１：
５）２０部及びプレドニゾロン溶液（重緻比でルドニゾ
駿ン：メタノール＝１：４９）１５１ｍを加えてよく混
合した後、６０戸のポリエチレンフィルム上に塗布し、
８０’Ｃで２０分間乾燥り。

て厚さ５０Ｐの感圧性接着剤層を得た。なお、プレドニ
：／−ノは上記厚みにおいて３０戸ｆ／ｄｉとなるよ〉
に配合した。次いでこれをテープ状に裁断した。

かくして得られた治療用テープを６０’Ｃで１００日間
放置した後、水に２４時間浸漬し、抽出されたプレドニ
ゾロン敏を高速数体クロマトグラフにより２４２ｏｎｌ
の波長で定１ｄシたところ、プレドニゾロン秩初期含有
量にＡＪ　ｌ、　９２重Ｍｋ′ｌＩが抽出され、父プレ
ドニゾ、ロン以外のピークは認められなかつ友。

実施例２ 天然ゴム５０部、石油樹脂ｔ　Ｃ６’ａ１分重分体合体
０ｍ、）ル工ン１１０部、ｊ−化マグネシウム溶液（亘
Ｉ比で塩化マグネシウム：メタノール：ジオキサン＝１
：３：１）り部を混合して倚られた溶液に、プレドニゾ
ロフ俗漱（ｆ［量比でプレドニゾロン：ジオキサ７＝ｌ
：４９）１５部を加えてよく混合した後、実施例１と同
様にして厚さ６０声の・ｔζリエチレ／フィルム上に厚
さ５０−の感圧性接着剤層をａ）　／Ｃ＋１次いでこれ
をテープ状に裁断し、６０℃で１００日間放置した抜水
に２４時間浸漬し、抽出されたプレドニゾロン麓を高速
数体りＥｌ−／）グラフにより定量したところプレドニ
ゾロンｔま初期含有量に対し９０嵐Ｊｔ９６が抽出され
、又グレドニゾロン以外のピークは認められなかった。

比敬轡 実施例Ｉにおいて塩化カルシウムを含まないものとする
域外は実施例１と同様にして治療用テープを作−成した
。

次いで実施例１と同一様にしてプレドニゾロンを高速液
体クロマドグ２フにより定置したところ、１０重１１−
のプレドニゾロンしか抽出されずプレドニゾロンが反応
して得られた生成物と推定されるピークが認められた。

以　　１ 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者　ｊ　沢　基　利

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、基材の片面に１薬剤を含む感圧性接着剤層設けられ
   ている治療用接着テープもしくはシートにおいて、感圧
   性接着剤層ＫＦｉ感圧感圧性接着剤１憲０ ２０重量部含有されていることを特徴とする治療用接着
   テープもしくれシート ２、　金属塩化物が塩化マグネシウムである、咎′ｆＦ
   ＃１１求ＯＩ！１ｉｌＩＩｉ第１項記載の治療用接着テ
   ープもしく祉シート ３、　金属塩化物が塩化カルーシウムである、％吐請求
   の範囲第１項記載の治療用接層テープもしく社シート ４、　金属塩化物が塩化亜鉛である、特許請求の範囲第
   １項記載の治療用接着テープもしくＬシート