JPS5918043Y2 - 回動式部品取付盤のロツク装置 - Google Patents

回動式部品取付盤のロツク装置

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Publication number
JPS5918043Y2
JPS5918043Y2 JP1979121920U JP12192079U JPS5918043Y2 JP S5918043 Y2 JPS5918043 Y2 JP S5918043Y2 JP 1979121920 U JP1979121920 U JP 1979121920U JP 12192079 U JP12192079 U JP 12192079U JP S5918043 Y2 JPS5918043 Y2 JP S5918043Y2
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JP
Japan
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mounting board
hook
box
locking device
operating lever
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979121920U
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English (en)
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JPS5533393U (ja
Inventor
卓司 佐藤
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回動式部品取付盤のロック装置に係わり、特に
車両に塔載された限られた狭い場所に設置された箱内に
収納される部品取付盤に適したロック装置に係わる。
第1図〜第3図に示すように、車両に搭載する箱は限ら
れた狭い場所に設置されるため、鉄箱に収納される部品
取付盤2,3は可能な限りスペースファクターを向上さ
せる必要がある。
一つの箱内に部品取付盤2,3を奥側と手前側の関係に
二重に配置する場合、手前側の部品取付盤3を回動式に
しなければ、奥側の部品取付盤2の組立、操作、点検ま
たは保守等の作業をすることが不可能となる。
さらに、手前側の部品取付盤3自体の裏面13の点検も
不可能となる。
このように、部品取付盤2,3が二重に配置される場合
、手前側の回動する部品取付盤3は、その開閉操作の頻
度が高うことに鑑み、そのロック装置はロック操作が容
易なワンタッチ方式で操作し易くかつ耐震性に優れたも
のでなければならない。
車両に搭載するものであれば、当然に耐震性が問題にな
るので、このために充分な考慮がなされなければならな
い。
この種の回動式部品取付盤の従来のロック装置の一例と
して、2〜3個所で個別にロックするものがあったが、
かかる構造では部品取付盤3の高頻度の開閉操作には不
適格であり、さらに取付盤のスペースファクターを低下
させる欠点があった。
従来のロック装置の他の例としては、2〜3個所を同時
にロックするワンタッチ操作が可能なロツり装置もあっ
たが、かかる構造では、第1図に取付部品(二点鎖線で
囲んだ枠)12として示す如く、すペースファクターが
特に回動式部品取付盤3のロック装置側(図の場合右側
)で低下し、要求される部品点数が設置できなかったり
、箱1の外形寸法がオーバーしたりするという欠点があ
った。
尚、図中1は箱の枠、4は蝶番、5はその取付ボルト、
6はフック棒、7はそのガイド、8は操作てこ、9は握
り部、10は支点、11はピン、14は側面カバー、1
5はその取付ポルl〜である。
本考案の目的は、前述の従来の欠点をなくシ、車両等に
搭載する箱であって耐震性の確保、装置(箱)の外形寸
法の最小化、並びに重量の軽減化を遠戚すると共に、回
動式部品取付盤のロック操作を取付盤正面よりみて操作
てこを上下回転(上下移動)方式にすることにより、ロ
ック装置の全中寸法を最小にし箱内部に配置される部品
取付盤のスペースファクターを最大にすることができる
ロック装置を提供することにある。
以下、本考案の実施例に係わる回動式部品取付盤のロッ
ク装置を第4〜6図につき説明する。
尚、第1〜3図と同符号は同一物を示す。
第5及び第6図において、箱の前面開口縁となる枠1の
上下部及び中央部に上フック受24.下フック受け24
A及び中央フック受け25が固定されている。
箱の枠1の内部には、奥側に奥側部品取付盤2が、また
手前側にはもう一つ取付部品21を取付けた手前側部品
取付盤16がそれぞれ配置されている。
奥側部品取付盤2は箱の枠1に固定されているが、手前
側部品取付盤16は一端側(図示の場合正面から見て左
側端)で2個以上(図示の場合3個)の蝶番4及びその
取付ボルト5によって回動可能に枠1に取付けられてい
る。
手前側部品取付盤16の他端側(図示の場合正面がら見
て右側端)の盤の裏面に本考案に係わるロック装置が取
付けられている。
本考案のロック装置は、特に第5及び第6図に示く如く
、手前側部品取付盤16の端縁折り曲げ部16Aの上下
方向中央部に突出部27が設けられ、該突出部に相対面
して支え板23が平行に設けられている。
これら突出部27及び支え板23はピン20を前記手前
側部品取付盤16と平行で水平となるように支持するた
めのものであり、該ピンは突出部27と支え板23との
間に配置された操作てこ18を貫通しその回動支点にな
っている。
操作てこ18の回転の上限及び下限は位置決めストッパ
で規制される。
また、操作てこ18は前記ピン20により、回動自在に
支持され、一端は手前側部品取付盤16の表面に突出し
て握り部19を形成している。
そして操作てこ18の外端(握り部19)の動きは前記
取付盤16に向って見ると上下の直線的な動きとなり、
側面から見ると半円形の動きとなる。
前記操作てこ18の支点(ピン20)の両側には、手前
側部品取付盤16の鎖錠及び解錠をするためのフック棒
6が2本夫々ピン11を介して連結されている。
フック棒6の1本は上方に延在し、他の1本は下方へ延
在し、それぞれ取付盤16の裏面に固定されたガイド1
7の遊合孔を貫通し箱の枠1に固定された上フック受け
24及び下フック受け24Aにそれぞれ係合しうるよう
になっている。
本考案のロック装置においては、前記操作てこ18の前
記支点を越えた端にも前記中央フック受け25と係合し
うるフック部26が設けられている。
この中央部のフック部26により、同時操作によって上
及び下フック棒6と共により強力なロックが可能になる
実際には、さらにフック受け24゜24A及び25の進
退調整によってロックの締め代の調整も可能にされてい
る。
第5図では、回動式部品取付盤16がロックされた状態
のロック装置が実線で示されている。
又解錠した状態が二点鎖線で示されている。
ロック装置の操作は、握り部19を有する操作てこ18
を実線と二点鎖線とで示す位置の間を上下回動(上下移
動)させ、これと連動する中央フック部26及び上下の
各フック棒6のストロークSにより、鎖錠及び解錠する
のである。
本考案を実際に設計する場合には、鎖錠時、車両等の振
動によって、解錠の状態に戻されぬように、死点を越し
た位置を保持する形式のばね装置が設けられる。
以上説明した本考案のロック装置によれば、操作でこを
回動式部品取付盤に向って見ると上下方向に直線的に移
動し、側面から見ると半円形に回動するように取付けた
ので、該回動式部品取付盤の正面から見たロック装置の
全中寸法を最小にすることが可能となり、部品取付のた
めのスペースファクター即ち第4図中斜め格子模様で示
したAの空間だけ従来の同種装置のものより向上させる
ことができる。
また、部品点数が少ない場合は、逆にその分だけ箱1の
外形寸法を小さくまとめることが可能となる。
このほか取付盤のロックが3個所で同時に行うことがで
きるので耐震性を向上することができる。
したがって、車両等に搭載するものとして極めて便利で
あり、機能上程々の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回動式部品取付盤のロック装置の正面図
、第2図は第1図の装置の右側面図、第3図は第1図の
線III −IIIに沿った断面図、第4図は本考案の
回動式部品取付盤のロック装置の正面図、第5図は第4
図のロック装置の右側面図、第6図は第4図の線VI−
VIに沿った断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦長に設置された箱と、この箱の前面口縁の巾方向の一
    側にヒンジ装着された縦長の回動式部品取付盤と、この
    取付盤の反ヒンジ側裏面に設けられ該取付盤を前記箱に
    ロックするロック装置とを備えたものにおいて、前記ロ
    ック装置は、前記取付盤の上下方向の中間部に該取付盤
    と平行で水平に支持されたピンと、このピンに軸支され
    一端にフック部を有し前記軸支部を挾んだ他端には、前
    記取付盤を貫通して外側に握り部を有する操作てこと、
    前記中間部で一端を前記操作てこの軸支部を挾んだ両側
    に夫々回動自在に連結され他端を上及び下の異方向に延
    在させた2本のフック棒と、前記箱の上下に設けられ前
    記各フック棒の他端と夫々係合する上フック受は及び下
    フック受けと、前記箱の上下方向の中間部に設けられ前
    記操作てこのフック部と係合する中央フック受けとを備
    え、前記操作てこの握り部を前記取付盤に向って見ると
    上下方向に直線的に移動させ前記取付盤側面から見ると
    半円形に回動させることにより、前記フック部及び各フ
    ック棒の他端と前記各フック受けとの保合及び解錠を同
    時に行うように構成したことを特徴とする回動式部品取
    付盤のロック装置。
JP1979121920U 1979-09-05 1979-09-05 回動式部品取付盤のロツク装置 Expired JPS5918043Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5533393U JPS5533393U (ja) 1980-03-04
JPS5918043Y2 true JPS5918043Y2 (ja) 1984-05-25

Family

ID=29079541

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JP1979121920U Expired JPS5918043Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 回動式部品取付盤のロツク装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429599Y1 (ja) * 1966-03-04 1967-05-24
JPS4710245U (ja) * 1971-03-05 1972-10-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152629Y2 (ja) * 1972-10-17 1976-12-16

Patent Citations (2)

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JPS429599Y1 (ja) * 1966-03-04 1967-05-24
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JPS5533393U (ja) 1980-03-04

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