JPS59179844A - ストレツチ性起毛織物 - Google Patents

ストレツチ性起毛織物

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JPS59179844A
JPS59179844A JP58048920A JP4892083A JPS59179844A JP S59179844 A JPS59179844 A JP S59179844A JP 58048920 A JP58048920 A JP 58048920A JP 4892083 A JP4892083 A JP 4892083A JP S59179844 A JPS59179844 A JP S59179844A
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JP
Japan
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fabric
yarn
raised
warp
stretchable
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JP58048920A
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JPS6367572B2 (ja
Inventor
淳 山口
稲邑 正也
俊三 川崎
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はストレンチ性起毛織物に関し、更に詳しくはそ
の経方向に15%以上の伸長率を有し、月つ均斉な織物
表面を有する二重織組織の起毛織物に関するものである
(従来技術) 通常、ストレッチ性の起毛織物は、織物の緯方向に伸度
を持つものが多く用いられている。一方、スキースラッ
クスなどスポーツ分野をはじめ、スポーツ・カジュアル
用途では、着用時の快適性を考えて、経方向に伸度を有
するものが求められている。然し、起毛加工の際、織物
に付与される異常に高い張力や、又は、染色仕上加工工
程で受ける張力等の負荷により捲縮加工糸の捲縮特性の
低下が大きく、15%以上の織物伸長率を得ることがで
きなかった。織物密度を比較的粗らくし、且つ、仕上工
程でのオーバーフィード率を太き(、すれば、15%強
の経方向伸長率が得られる場合もあるかも知れないが、
この場合は織物表面がシボ立ち、月つ伸長弾性回復率も
悪く満足出来る織物として用いることはできなかった。
一方、スパンデックスの如き弾性糸を用いると15%以
上の織物伸長率を得ることも可能であるが、弾性糸の場
合は、伸縮性が顕在化しているので、製織・起毛加工の
際に取扱性が低下し、さらに、釉々の加工欠点を生じ織
物の品位が著しく損わねてしまう不都合があった (発明の目的) 本発明は、以上の事情な背景としてなされたものであり
、その目的とするところは、従来の織物が有する欠点や
問題点を改良し、織物の経方向伸長率が15チ以上であ
る織物でありながら、起毛面が均蒼で、シボ等の発生の
ない優れた表面を有する織物を提案することにある。
(発明の構成) 本発明の織物は、経・緯二重織組織により構成された織
物の一側面が起毛面であり、且つ該織物の非起毛面の経
糸がボリア“チレンテレフタレートを含むポリエステル
の伸縮性糸により構成されることにより織物の経方向に
15%以上の伸長率を有することを特徴とするストレン
チ性起毛織物である。
本発明に用いる織物は、織物の表側面と裏側面を組織す
る経糸および緯糸、又は、そのいずわか一方がそねぞれ
別の糸からなり、且つ、適宜個所において、表側組織と
裏側組織とを接結せしめた所謂二重織組織により織成さ
れているものであり、表側面と裏側面とが別々の組織を
有するもの、同じ組織を有するものが有効に用いろねる
本発明においては、このような二重織″組織の織物は、
その1側面(例えば、表側面)に起毛加工を施され起毛
面を有していることが必要である。
起毛加工に際しては、針布起毛とエメリー起毛のいずれ
か、又は、両者を組合せて適用出来るが針布起毛では緯
糸の起毛頻度が高いので緯二重量#c、エメリー起毛で
は経糸が起毛され易いので経二重組織に織成されること
が好ましい。該起毛加工は、生機に施すか又は、精練・
リラックス後の織物に施すのが、その後の工程での伸縮
性発現処理に効果的であるが、染色後に起毛加工を施す
場合は、起毛加工後、蒸熱・湿潤状態での熱処理を無緊
張下で行い捲縮発現を充分に行うことが望まわる。望ま
しくは、織物伸度の少ない生機の段階で起毛加工を行い
、その後の通常染色工程を経て充分な捲縮発現処理を施
すにより、15%以上の経方向伸長率を容易に得るもの
である。精練・リラックスや加工染色など湿熱状態での
処理後では捲縮が発現され織物伸度も大きく起毛工程で
異常に高い張力を受は経シワ・緯段起毛斑を生ずること
があり捲縮特性・伸長率特性を損い易いので注意を要す
る。
次に、本発明の非起毛面の経糸に用いる伸縮性糸につい
て述べる。
該伸縮性糸としては、繰返し単位の85モル条以上がポ
リブチレンテレフタレート繊維か、又は、その複合糸か
らなる潜在招縮性の加工糸を用いることが必要である。
ポリブチレンテレフタレートを主成分とするものでは、
繰返し単位の15七ル饅を起えない範囲で第3成分を共
重合したポリマーを使用することは差支えない。
捲縮加工としては、仮撚捲縮加工が例示される。
複合糸を用いる場合の複合形態としては、ポリブチレン
テレフタレートとポリエチレンテレフタレートとの複合
が好ましく例示されサイド、パイ、サイド型の複合が望
ましくその複合割合は、3対7〜7対3の範囲で有効に
使用される。
又、該伸縮性糸に用いる捲縮加工糸として仮撚加工を施
したものを用いる場合の、仮撚係数には、K値が犬であ
る程、織物の伸長率は大となるが、Kの好ましく使用さ
れる範囲としては、1.1≧に≧05の範囲である。ポ
リ7チレンテレフタレートを主成分とする繊維例よる伸
縮性糸の場合は、前記のに値は高めがよく、又、ポリブ
チレンテレフタレートを含む複合糸では、低めのに値を
用いるのが、織物の風合、伸長率との兼ね合いで望まし
い。
但し、撚係数には、 T=αxU」−追弔− T:仮撚数 D:原糸デニール に:仮撚時の撚係数 で表わすものとする。
尚、本発明では、#伸縮性糸は、非起毛面の経糸に用い
るが、該非起毛面を高密度の平組織で構成するような場
合は、特に該非起毛面を平滑な面とし、シボ等が発生し
jcいようにする必要があるが、そのためには精練拳リ
ラックス工程で、0.5〜20Wv/dの張力な織物に
付与しながら行うことが好ましい。
これ以上の異常に高い張力は織物伸長率を低下させるの
で好ましくない。
(発明の作用) 本発明の織物は、経方向に15係以上の伸長率を有する
ものであI]なから、その起毛面は、起毛斑等のない優
美なものである。その理由は、伸縮性を有する糸条か、
二重織組織の非起面を構成する経糸に使用さねているか
らである。
特罠、該伸縮性糸条が潜在型捲縮加工糸である場合は、
織成、起毛等の加工の際には伸縮性を発現することなく
使用することが出来るので、優れた起毛面を有し、且つ
、伸長率15%以上の経方向伸びを有する織物が得られ
る。
更に、ポリ7チレンテレフタレートを主成分とする捲縮
加工糸か、若しくは、ポリブチレンテレフタレート複合
糸、さε)にその捲縮加工糸を用いる場合は、伸長率が
犬なる織物が得られる。ポリブチレンテレフタレートを
含む糸では、ポリブチレンテレフタレートの有する分子
構造の特異性のため、σ型、β型結晶の可逆的結晶転位
に伴って、緊張・弛緩を繰返しても捲縮のへたりはなく
、伸縮性は低下せず、染色等の加熱処理工程を経ても該
結晶構造のためIhだ伸縮性を付与するのである。
(従来の起毛織物では、伸縮性の性能が低下する傾従い
、起毛面の品位が低1した。)(実施例) 非起毛面を構成する経糸として、第1表の如きポリ7チ
レンテレフタレート100%、ポリブチレンテレフタレ
ートとポリエチレンテレフタレートとのサイド・パイ・
サイド型の複合糸(複合重量比3ニア)、ポリエチレン
テレフタレート100%の3種のフィラメント糸による
仮撚捲縮加工糸(75De/36ftt )をそれぞれ
用い、起毛面側を構成する緯糸として、ポリエチレンテ
レフタレート100%からなる極細フィラメント糸(6
4D11/144 を目)を用い、非起毛面側の組織を
平組織、起毛面側の組織を1/3の綾組織となるよう緯
二重織組織の織物として織成した。
該織物を生機の状態で起毛加工をし、次いで通常の工程
に従って染色加工を施した。
但し、精練リラックス工程には、連続拡布して六連槽を
有する連続精練機に通し、最大張力を10η/8として
、シリンダ乾燥を行った。
得られた織物の伸長弾性特性及び起毛面を評価し。その
結果を第1表に示す。
第1表中、生機とあるのは、製織後、熱処理を伴う加工
を施すことな(起毛する意味である。
第1表から明らかな如く、ポリブチレンテレフタレート
を含むポリエステルの仮撚捲縮加工糸を経糸に用いたも
のは、いずれも良好な伸長弾性と、起毛表面品位を得た
が、ポリエチレンテレフタレートの仮撚捲縮加工糸を用
いたものは、伸長率が低く、起毛表面品位も不良で満足
できるものが得らねなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 経糸および緯糸、又はそのいずれが一方が二重織組
    織により構成された織物の一側面が起毛面であり、且つ
    、#織物の非起毛面の経糸がポリブチレンテレフタレー
    トを含むポリエステルの伸縮性糸により構成されること
    により、織物の経方向に】5%以上の伸長率を有するこ
    とを特徴とするストレッチ性起毛織物。 2 伸縮性糸がポリ7チレンテレ7タレートな主成分と
    する捲縮加工糸である特許請求の範囲第1項記載の織物
    。 3 伸縮性糸ン1)ポリブチレンテレフタレートなす4
    成成分の1つとするポリエステル複合糸の捲縮加工糸で
    ある特許請求の範囲第1項記載の織物。
JP58048920A 1983-03-25 1983-03-25 ストレツチ性起毛織物 Granted JPS59179844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58048920A JPS59179844A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 ストレツチ性起毛織物

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58048920A JPS59179844A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 ストレツチ性起毛織物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179844A true JPS59179844A (ja) 1984-10-12
JPS6367572B2 JPS6367572B2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=12816683

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58048920A Granted JPS59179844A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 ストレツチ性起毛織物

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JP (1) JPS59179844A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022176797A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 東レ株式会社 多層構造織編物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022176797A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 東レ株式会社 多層構造織編物

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Publication number Publication date
JPS6367572B2 (ja) 1988-12-26

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