JPS59177504A - 光ケ−ブル抗張力体の繋着方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は光コネクタ、光スプライスなどのコネクタと光
ケーブル抗張力体との緊着方法に関する。

（ｂ）技術の背景 光伝送技術の発達とともにこの伝送路として光ケーブル
が使用され、高品質で安定した光ケーブル同士あるいは
光４・−プルと光装置とを接続する光コネクタ、光スプ
ライスが要求されている。

光ケーブルの一般的な構造を第１図の断面図で示す。第
１図において光ケーブル１は、心材３を中心として一対
の光ファイバ２と一対の光ファイバ２と同径のタミー材
４が、螺旋状に捩られながら配設されている。この光フ
ァイバ２とダミー月４の周囲は、繊維状の抗張力体５に
よって覆われさらに抗張力体５の周囲をテープ状の布５
ａを螺旋に巻回して断面円形に固く一体化している。

布５ａの周囲はプラスチックよりなる外被６にて保護さ
れている。

この抗張力体５は光ケーブルの抗張力を確保するだめの
ものである。

上記のような光ケーブルの端末にプラグを装着した状態
を第２図の断面図に示す。

第２図において９は外形がほぼ長方体状でプラスチック
よりなるプラグ８のハウジングである。

ハウジング９の内部は所望の形状の凹部が設けられ、こ
の四部の開口面側に取りつ＆−１られた板状のバウシン
グカバー１４とともに空洞１７を形成している。ハウジ
ング９の端面２７と空洞１７とは端面２７の中心を貫通
する導入孔２６によって連結され、この導入孔２６には
光ケーブル１の端末部が挿入されている。

ハウジング９の他方の端部にほぼ矩形状に突出した嵌入
部９ａは、アダプター７の挿入口に挿着される。嵌入部
９ａの端面９ｂには、光ケーブルＩの裸出した光ファイ
バ２の端末部に装着されたフェルールＩＯの先端が突出
して並列しており、アダプター７の対向した孔７ｂに挿
入している。

空洞１７のアダプター７よりに所望に装着された圧縮コ
イルばね１１は、フェルール１０の鍔の端面を圧接して
、フェルール１０の先端面をアダプター７に対向して挿
入された他のフェルールの先端面に圧接せしめている。

ハウジング９の対向する側面のそれぞれにはフェルール
ＩＯに並行して短冊状の板ばねよりなる一対のフック部
材１２が、側面に密接し先端に形成された爪がアダプタ
ー７の外側面に設けられた段部７ａに係合可能に装着さ
れている。たとへばプラスチックよりなる枠形のロック
部材１３は、ハウジング９の外周面に嵌挿されて軸心方
向に摺動可能の形状である。ロック部材１３をハウジン
グ９に嵌挿しフェルール１０方向に摺動し、フック部材
１２の屈曲部に到達するとフック部材１２はハウジング
９の側面に平行して密接し、フック部材１２の爪はアダ
プター７の段部に係合する。

上述のようにしてプラグ８をアダプター７に挿着して、
光ケーブル１を接続させるものである。

なおハウジング９の端面２７側にはケーブルキャップ１
５が嵌装され、ケーブルキャップ１５の光ケーブル１が
貫通する孔の端部は、プラスデックチューブ１６によっ
て密着されている。

しかし光ケーブル１に張力が付加されると、その張力が
直接光ファイバ２に加わり光ファイバ２が切断する。こ
の切断を阻止するためには、ハウジング９と抗張力体５
とを固着する手段が必要である。

（Ｃ’）従来技術と問題点 第３図の（イ）は従来の光う一−プル抗張力体の緊着方
法を示す斜視図であり、（ｒ７）は他の従来の光ケーブ
ル抗張力体の緊着方法をしめず断面図である。

第３図（イ）において、ハウジング９の空洞１７の底面
の導入孔２６側には、光フアイバ２０両側に一対の台座
１８が設けられ、それぞれの台座１８のほぼ中央のねし
孔にはねじＩ９が螺着している。導入孔２６より導入さ
れた光ケーブル１の端末は空洞１７内で外被６が剥離さ
れ、裸出された抗張力体５は、はぼ２分割されてそれぞ
れねじ１９の頚部に巻回されている。抗張力体５を巻回
した後ねし１９をさらに螺着して、抗張力体５を圧着し
て繋着せしめである。

なおハウジング９の端面には、バウシングカバー１４の
ざくり孔１４ａに挿入される突起９Ｃが設けられいる。

バウシングカバー１４をハウシング９の開口側の端面に
密着した後、突起９Ｃを熱カシメしてバウシングカバー
１４とノ＼ウジング９とを一体化して固着するようにな
っている。゛第３図（ロ）においては、ハウジング９の
空洞１７側には導入孔２６を軸心とした円筒状の突部２
０がもうけられている。抗張力体５をこの突部２０の外
周面に添わせて折り返したのちに、有底円筒状で底部の
中心の孔を光ファイバ２が貫通し−た押えキャップ２】
を冠着して、抗張力体５をハウジング９に繋着している
。　　　　　　　　　＾しかしながら両者ともに、抗張
力体を弛み無く繋着することは困難な緊着方法である。

（ｄ）発明の目的 本発明の目的は上記従来の問題点が除去された光ケーブ
ル抗張力体の緊着方法を擢供することにある。

（ｅ）発明の構成 この目的を達成するために本発明は、プラグのハウジン
グの空洞に通ずる導入孔に光ケーブルの端末部が挿入さ
れ該光ケーブルの端末部に装着されたプラグにおいて、
該ハウジングには該導入孔にほぼ並行して該空洞と該ハ
ウジングの端面とを連結する溝が形成され、かつ該溝の
中間には四部が設＆Ｊられてなり、該光ケーブルの抗張
力体を折返して該溝に挿入し該光ケーブル方向に張力を
付与した状態で、該凹部に接着剤を充填して繋着するよ
うにしたものである。

（ｆ）発明の実施例 以下図示実施例を参照して本発明について詳細に説明す
る。なお全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第４図は本発明の一実施例を示す側断面図である。

同図において、プラグのハウジング９の空洞１７に通ず
る導入孔２６には光ケーブル１の端末部が挿入されてい
る。ハウジング９には導入孔２６に並行して空洞１７と
ハウジング９の端面２７とを連結する溝２２が導入孔２
６の両側に形成されそれぞれの溝２２は途中にて分岐し
て２条の溝２４となっている。それぞれの溝２２の分岐
点部分には、それぞれ凹部２３が設りられている。

光ケーブル１の端末の抗張力体５を裸出せしめ抗張力体
５を折返して、それぞれのｔＩ２２．’２４に挿入し、
抗張力体５を端面２７方向に引っ張り張力を付与した状
態でそれぞれの凹部２３に接着剤２５を充填して凝固せ
しめ、抗張力体５をハウジング９に繋着しである。

（ｇ）発明の詳細 な説明したように本発明は、抗張力体が溝に圧入れて挿
着されているばかりでなく、抗張力体が分岐している凹
部にて凹部に充填され凝固した接着剤と一体化して接着
しているので、弛むことがなくかつ作業が容易であるな
どと言った実用上ですくれた効果のある光ケーブル抗張
力体の緊着方法である。

【図面の簡単な説明】

第１図は光ケーブルの一般的な構造を示す断面図、第２
図は光ケーブルの端末にプラグを装着した状態を示す断
面図、第３図の（イ）は従来の光ケーブル抗張力体の緊
着方法を示す斜視図であり（ロ）は他の従来の光ケーブ
ル抗張力体の繋着方法をしめず断面図、第４図は本発明
の一実施例を示す側断面図である。 図中１は光ケーブル、２ば光ファイバ、５は抗張力体、
６は外被、７はアダプター、８はプラグ９はハウジング
、１０はフェルール、１２はフック部材、１３はロック
部材、１４はノ＼ウジングカバー、１５はケーブルキャ
ップ、１６はプラスチックチューブ、１７は空洞、１８
は台座、１９はねし、２０は突部、２１は押えキャップ
、２２゜２４は溝、２３は凹部、２５は接着剤、２６は
導入孔、２７は端面をそれぞれ示す。 兇１　図 屍２　図 兇　３　ｍ （匂 （ロン 邦４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コネクタのハウジングの空洞に通ずる導入孔に光ケーブ
   ルの端末部が挿入され該光ケーブルの端末部に装着され
   たコネクタにおいて、該ハウジングには該導入孔にほぼ
   並行して該空洞と該ハウジングの端面とを連結する溝が
   形成され、かつ該溝の中間には凹部が設けられてなり、
   該光ケーブルの抗張力体を折返して該溝に挿入し該光ケ
   ーブル方向に張力を付与した状態で、該凹部に接着剤を
   充填して緊着することを特徴とする光ケーブル抗張力体
   の緊着方法。