JPS59175893A - 3−ヒドロキシ酸類およびその製造法 - Google Patents

3−ヒドロキシ酸類およびその製造法

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JPS59175893A
JPS59175893A JP4901683A JP4901683A JPS59175893A JP S59175893 A JPS59175893 A JP S59175893A JP 4901683 A JP4901683 A JP 4901683A JP 4901683 A JP4901683 A JP 4901683A JP S59175893 A JPS59175893 A JP S59175893A
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JP
Japan
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acid
hydroxy
lower alkyl
methyl
yeast
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JP4901683A
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English (en)
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Masahiro Hirama
岩下充子
Mitsuko Iwashita
平間正博
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 本発明は一般式(りで表わされる新却、3−ヒドロキシ
酸類およびその製造法に関するものである。
(式中Rは水素原子、低級アルキル基、アルカリ金属類
を表わし、nは1から4の整数、x、y。
2は同一もしくは異なった水累原子、低級アルキル基を
表わす。ただし、nが2の時、x、y、zの少くとも1
つは低級アルキル基を表わす。)〔発明の背景〕 光学純度の高い3−ヒドロキシ酸類はポリケタイド由来
の天然物やテルペン類の製造原料として有用である。従
って、光学純度の高い3−ヒドロキシ酸類の合成は医薬
、香料などの分野においては強く要望されている。
従来の文献においては、3−ケト酸エステルを酵母によ
シ還元すると得られる3−ヒドロキシ酸エステルはあま
シ光学純度が高くない。又3−ケト酸の場合においては
得られる3−ヒドロキシ酸の光学純度は不明であった口 しかるに本発明者らは更に研究を続は後記一般式(2)
で示される分子中に二重結合などの官能基を有する3−
ケト酸類を酵母によ#)還元したところ光学的に純粋な
3−ヒドロキシ酸類を効率よく合成することを見い出し
、しかも、得られた前記一般式(1)で示される3−ヒ
ドロキシ酸類は新升化合物で、シトロネロール、シトロ
ネル酸、スルカト−ルの重要々合成中間体となる1用な
fヒ合物であることが判り、本発明を完成した。
本発明は前記一般式(1) ′fr:mする3−ヒドロ
キシ酸類および同化合物を一般式(2) (式中Rは水素原子、アルカリ金属を表わし、XIY、
Zは前記一般式(1)と同一意味を表わす。)を有する
3−ケト酸類を無機塩存在下酵母を用い還元して製造し
要すれば、得られたものをエステル化して製造する方法
である。
〔本発明の化合物〕
本発明の一般式(1)で示される3−ヒドロキシ酸類は
文献未載の新規化合物でちゃ、その代表的化合物を次に
挙ける。
1.3−ヒドロキシ−7−メチル−6−オクテノイ、ク
アシド 2.3−ヒドロキシ−6−メチル−6−ヘグテノイツク
アシド 3.3−ヒドロキシ−6−オクテノイツクアシド4.3
−ヒドロキシ−7−オクテノイツクアシド5.3−ヒド
ロキシ−6−メチル−6−オクテノイツクアシド 6、 6.7−シメチルー3−ヒドロキシ−6−オクテ
ノイツクアシド 7.3−ヒドロキシ−8−ノネノイックアシド〔本発明
化合物の製法〕 本発明化合物の一般的な裏造法を以下にのべる。
3−ケトエステルを過剰(約2.2当量)のアルカリ水
溶液、例えば水酸化す) IJウム、水酸化カリウムと
処理し、3−ケトカルボン酸のアルカリ金属塩とする。
一方酵母、グルコースおよびリン醒ナトリウム、ホウ酸
ナトリウム、ホウ酸カリ、リン酸カリ、硫酸マグネシウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムなどの無機塩を入れ
          溶液を(5) 作る。この酵母溶液に上記のアルカリ処理液を加え2日
間攪拌することにより光学収率99%以上の3−ヒドロ
キシ酸が得られる。
この3−ヒドロキシ酸にジアゾメタン、エタノール・塩
酸等を作用させることによりエステル化合物が得られる
3−ケト酸、3−ケト酸アルカリ金属端金yA相として
用いた場合には、各々22当量、 1.2当童の上記で
示したアルカリ水溶液に浴解し、酵母により上記と同じ
方法を用いることによp3−ケトエステルを用いた場合
と全く同様の手法によシ3−ヒドロキシ酸が得られる。
本発明化合物のうち3−ヒドロキシ−6−メチル−へブ
テノイックアシドを用いて香料のシトロネロール、シト
ロネル酸の製造工程及び試薬を示すO (6) (S) −(−)−シトロネロール、シトロネルe O
H造(a) −(−)−シトロネロール    (s)
−(−)−シトロネル酸式中R1はぎバロイル基、R2
はp−トルエンスルホニル基金衣わす 試薬 1、酵母、グルコース 2. リチウムアルミナムヒド
リド 3. ピバロイルクロリド、ピリジン。
4、p−)シルクロリド、ビリノン 5. リチウムジ
メチル銅 6. リチウムアルミナムヒドリド又は水酸
化カリウム、水酸化す) IJウム、水酸化リチウムな
どのアルカリ溶液 7. ジョーンズ酸化又は酸累、金
緘白金 本発明化合物のうち3−ヒドロキシ−7−メチルーオク
テノイツクアシドを用いて、昆虫フェロモンのスルカト
ール製造工程及び試薬を示す。
(s) −(+)−スルカトールの製造(、)−(+)
−スルカトール 式中T)(Pはテトラヒドロピラニル基を表わす試薬 8、 酵母 9.ノアジメタン 10.ジヒドロピラン
11、ソイソプチルアルミナムヒドリド又はリチウムア
ルミナムヒト9リド処理後ツメチルスルホキシド。
オギザリルクロリドと処理 12.ウィルキンソン錯体
(トリストリフェニルホスフィン−ロジウム(I()ク
ロリド)13.塩酸・メタノールかかる方法によp1シ
トロネロール、シトロネル酸、スルカトール等の有用物
質が効率よく得られる。かくの如く本発明化合物および
その製造法は幅広い有用+iを持つことが確認された。
本発明に用いた出発物質の3−ケトカルデン酸の代表例
の物性を示す。
1)エチル−6−メチル−3−オキソ−6−ヘグテノエ
ート 無色油状物質 IR(フィルム、cm  ):174B、1722,1
655,1320゜90 ’ H−NMR(CDC1,、δ): x、28N、3
H+J=7.3)+ 1.74(s、3H)、2.31
(rn、2H)、2.71(rn、2H)、 3.46
(g、2H) 、4.20(q、2H,J=7.3)、
4.71(d、2H。
J=7.1) (9) 2)メチル−7−メチル−3−オキソ−6−オクテノエ
ート 無色油状物質 IR(フィルム、cm  ):1745.1715.1
625.1315゜】235 ’ H−NMR(coct、 、δ):1.62(s、
3H)、1.68(d、3H。
J=0.98f(z)2.31(m、2)f)、2.5
6(m、2H)、3.44(m 、2H)、3.74(
a 、3H) 、5.06(m、IH)実施例1゜ メチル3−ヒドロキシ−6−メチル−6−へブテノエー
トの製造 エチル6−メチル−3−オキソ−6−ヘプテノニー)5
.34.9(0,029モル)をIN水酸化カリウム(
65mA t O,O65−F−7+/ ) 190 
mAのエタノールに溶解し、25℃で20時間攪拌した
。減圧下浴媒を除去し、残渣を500 mlの水でうす
めた。
一方e母(オリエンタル酵母@)160g、D−グルコ
ース180g、リン酸第1カリウム380〜(2,8m
モル)、硫酸マグネシウム190■(10) (1,6mモル)を500ゴの水にとかし、30分室温
にて攪拌する。上記カルボン酸溶液を酵母液に加え2日
間室温で攪拌した。反応液にセライトを加え、不溶物を
戸別し、2N塩酸で酸性にしたのちエーテルでもって抽
出(600m/X3回)。
抽出液を飽和食塩水で洗い、備酸マグネシウム上で乾燥
した。爵媒を減圧下留去し、過剰のジアゾメタンと処理
したのち、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーで精
製した。
収量2.74g(収率55%) 物性:無色油状物質 IR(フイ”礼crn−’):3430.3055,1
735,1642゜1435.11.95,1140,
1075.880〔α)   、−20,1°(C=0
.955.クロロホルム)’ H−NMR(CDC1,
、δ): 1.59(m、2H)、1.73いs、3H
)2.12(m、2H)、2.48(d、IH,J=7
.6Hz)、 2.49(d。
IH,J−4,6Hz)+3.17(br、d、IH)
、3.71(g、3H)。
4.02(br、m、IH)、4.71(g、2H)実
施例2 メチル3−ヒドロキシ−7−メチル−6−オクテノエー
トの製造メチル7−メチル−3−オキソ−6−オクテノ
エート5.34.9(0,029モル)をIN水酸化カ
リウム(65m、l 、 0.065モル)、90m/
エタノールに溶解し、25℃で20時間攪拌した。減圧
下溶媒を除去し、残/1fk 500 mlの水でうす
めた。
一方酵母(オリエンタル酵母■)160.9.D−グル
コース180 # 、 IJン[R1力IJウム380
Vとかし、30分室温で攪拌した。この酵母溶液に上記
カルd−ン酸の塩浴液を加え2日間室温で攪拌した。反
応終了後、セライトを加え、不溶物を戸別したのち、2
N塩酸で酸性にした。エーテルでもって抽出(600m
l×3回)シ、乾燥した。溶媒留去後、残渣をエーテル
にとがし、過剰のジアゾメタンと処理し、シリカゲルカ
ラムを用い精製した。
収量3.18g(収率59%) 物性:無色油状物質 IR(フィルム、cm  ):3440,1730,1
375.1180〔α貼−15.86°(C= 1.1
1 、 cucz3)’ H−NMR(CDCl2.δ
):1.62(s、3H)、1.69(d、3H,J=
1.2Hz)、2.07(m、2H)、2.45(m、
2H)、2.88(d。
IH,J=3.9)(z)、3.71(s、3H)、3
.99(m、IH)。
5.11(m、IH) (’1’3’)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 (式中Rは水素原子、低級アルキル基、アルカリ金属類
    全表わし、nは1から4の整数、X、Y。 2は同一もしくは異なった水素原子、低級アルキル基を
    表わす。ただしnが2の時、x、y、zの少くとも1つ
    は低級アルキル基を表わす。)を有する3−ヒドロキシ
    酸類。
  2. (2)一般式 nは1から4の整数、x、y、zは同一もしくは41、
    かった水素原子、低級アルキル基を表わす。ただし、n
    が2の時、x、y、zの少くとも1つは低級アルキル基
    を表わす。)を有する3−ケト酸類を酵母によシ還元す
    ることを%徴とする一般式(式中R’ + X * Y
     + Zは上記と同−意鱈を有する。)を有する3−ヒ
    ドロキシ酸類の製造法。
JP4901683A 1983-03-25 1983-03-25 3−ヒドロキシ酸類およびその製造法 Pending JPS59175893A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04252188A (ja) * 1990-12-28 1992-09-08 Asahi Breweries Ltd 3−置換−3−ヒドロキシプロピオン酸エステルの製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04252188A (ja) * 1990-12-28 1992-09-08 Asahi Breweries Ltd 3−置換−3−ヒドロキシプロピオン酸エステルの製造法

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