JPS588375B2 - プロピオン酸誘導体化合物 - Google Patents

プロピオン酸誘導体化合物

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JPS588375B2
JPS588375B2 JP51010808A JP1080876A JPS588375B2 JP S588375 B2 JPS588375 B2 JP S588375B2 JP 51010808 A JP51010808 A JP 51010808A JP 1080876 A JP1080876 A JP 1080876A JP S588375 B2 JPS588375 B2 JP S588375B2
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吉野雄二郎
中川邦男
樋本静夫
末田憲義
木暮桂
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Nisshin Seifun Group Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 (式中R1は4−シクロへキシルフエニル基、4−ビフ
エニリル基、3−フエノキシフエニル基および4′−フ
ルオロ−4−ビフエニリル基および6−メトキシー2−
ナフチル基を示し、R2は水素原子およびアルキル基を
示し、Aはメチル基およびメチレン基を示し、Bは水素
原子まtこはAがメチレン基の場合結合手を示し、Xは
水酸基およびオキソ基を示し、Yは水素原子またはXが
オキソ基の場合結合手を示すが、但しR1が6−メトキ
シ−2−ナフチル基の場合はR2は水素原子、Aはメチ
レン基そしてXは水酸基であるか、あるいはR2は水素
原子、Aはメチル基そしてXは水酸基であるか、あるい
はR2はアルキル基、Aはメチル基そしてXは水酸基で
あるものとする)で表わされる化合物に関する。
本発明に係る化合物は文献未載の新規化合物であり、抗
炎症剤として公知のイブプロフエン系化合物を合成する
だめの中間体として有用である。
本発明の化合物は下記の方法により製造することができ
る。
(1) 前記方法によれば前記式(I)の化合物をほぼ等モル量
以上のルイス酸と処理することにより極めて独特の電子
引抜き反応を生じ、ほぼ定量的な収率で前記(n)の生
成物を与える。
このような反応は新規であり、従来文献未載のものであ
る。
使用されるルイス酸としては三弗化ほう素、塩化アルミ
ニウム、塩化亜鉛等が挙げられる。
前記方法は通常溶媒中で行なわれ、好ましくは非プロト
ン性の極性溶媒例えばジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミドカ使用できる。
比較的高沸点のエーテル例えばイソプロビルエーテルも
使用できる。
前記式(n)の化合物の生成に実際的な反応温度は0°
〜100℃である。
反応時間は通常30分ないし1時間で充分である。
反応後の反応生成物の単離精製は常法により極めて容易
に行ない得るので工業的有利でである。
(2) これらの反応を組み合わせると6とおりの反応経路が可
能である。
すなわち還元−酸化−加水分解、還元−加水分解−酸化
、酸化−還元−加水分解、酸化−加水分解−還元、加水
分解−還元−酸化、および加水分解−酸化−還元である
これらの反応経路を図示すると下記のとおつとなる。
本発明において包含される6種の反応経路のそれぞれに
ついて詳述すると次のとおりである。
反応経路1 還元−酸化−加水分解 一般式(■)で示される化合物を水素添加して式 で示される化合物を得る。
触媒としてはパラジウムー炭素、酸化白金が好適である
反応溶媒はメタノール、エタノール、ジオキサン、酢酸
エチルがよく、反応温度は室温そして水素圧力は常圧で
よい。
ここで得られた式(IV)で示される化合物は精製する
ことなく次の酸化工程へ導かれる。
次に式(IV)で示される化合物を酸化して式(X) で示される化合物を得る。
酸化剤−溶媒系としては、クロム酸−硫酸−アセトン、
クロム酸−ピリジン、無水酢酸−ジメチルスルホキシド
、アルミニウムイソプロポキシドーアセトンーベンゼン
などがあげられるが、クロム酸−硫酸−アセトン系が好
適である。
次に式(X)で示される化合物を加水分解して一般式(
III)で示される化合物を得る。
通常この加水分解は、酸でもアルカリでも可能であるが
、好まし《はアルカリで加水分解を行なうのがよい。
溶媒としてはメタノール、エタノールなどのアルコール
系溶媒が適当であり、アルカリとしては水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムが適当である。
ここで得られた一般式(III)で示される化合物は純
度が高いので精製することなく自体公知の手段によって
一般式 で示される化合物に導ひくことができる。
反応経路2 還元−加水分解−酸化 一般式(n)で示される化合物を水素添加して一般式(
IV)で示される化合物を得る。
触媒としてはパラジウムー炭素、酸化白金が好適である
反応溶媒はエタノール、メタノール、ジオキサン、酢酸
エチルがよく、反応温度は室温そして水素圧力は常圧で
よい。
ここで得られた一般式(IV)で示される化合物は精製
することなく、次の加水分解反応に導かれる。
次に一般式(IV)で示される化合物を加水分解して式
(XI) で示される化合物を得る。
この加水分解反応はアルカリで加水分解を行なうのが好
ましい。
溶媒としてはメタノール、エタノールなどアルコール系
溶媒がよく、アルカリとしては苛性ンーダ、苛性カリが
適当である。
反応温度は−10℃から40℃に及ぶが0°〜5℃が最
適である。
次に式(XI)で示される化合物を酸化して式(III
)で示される化合物を得る。
酸化剤溶媒系としては無水酢酸−ジメチルスルホキシド
、ジシクロへキサル力ルポジイミドー無水オルソりん酸
−ジメチルスルホキシドなどが適当である。
ここで得られた一般式(III)で示される化合物は自
体公知の手段によって一般式 で示される化合物に導びくことができる。
反応経路3 酸化−還元−加水分解 一般式(n)で示される化合物を酸化して式(■) で示される化合物を得る。
酸化剤−溶媒系としては活性二酸化マンガンーヘキサン
、アルミニウムインプロポキシドーアセトンーベンゼン
、無水酢酸−ジメチルスルホキシドなどがあげられるが
、活性二酸化マンガンーヘキサンが好適である。
次に一般式(■)で示される化合物を接触還元して式(
X)で示される化合物を得る。
水素添加の触媒としてはバラジウムー炭素、酸化白金が
好適である。
反応溶媒はメタノール、エタノール、ジオキサン、酢酸
エチルがよく、反応温度は室温そして水素圧力は常圧で
よい。
ここで得られた式(X)で示される化合物は純度が高く
このまま次の反応に用いられる。
次に式(X)で示される化合物を加水分解して一般式(
■)で示される化合物を得る。
この加水分解反応は通常酸でもアルカリでも可能である
がアルカリで加水分解を行なうのが好ましい。
溶媒としてはメタノール、エタノールナトアルコール系
溶媒が用いられ、アルカリとしては苛性ソーダ、苛性カ
リが適当である。
ここで得られた一般式(■)で示される化合物は、自体
公知の手段によって一般式 で示される化合物に導ひくことができる。
反応経路4 酸化−加水分解−還元 一般式(n)で示される化合物を酸化して式(■)で示
される化合物を得る。
酸化剤−溶媒系としては活性二酸化マンガンーヘキサン
、アルミニウムイソプロポキシドーアセトンーベンゼン
、無水酢酸−ジメチルスルホキシドなどがあげられるが
、活性二酸化マンガンーヘキサンが好適である。
次に式(■)で示される比合物をアルカリで加水分解し
て式(xm) で示される化合物を得る。
反応溶媒としてはメタノール、エタノールなどのアルコ
ール系溶媒が用いられアルカリとしては苛性ソーダ、苛
性カリが適轟である。
反応温度は−10°〜30℃におよぶがOO〜5℃が最
適である。
次に式(xm)で示される化合物を接触還元して一般式
(m)で示される化合物を得る。
水素添加の触媒としてはパラジウムー炭素、二酸化白金
が好適である。
反応溶媒はメタノール、エタノール、ジオキサン、酢酸
エチルがよく、反応温度は室温そして水素圧力は常圧で
よい。
ここで得られた一般式(■)で示される化合物は、自体
公知の手段によって、一般式 で示される化合物に導びくことかできる。
反応経路5 加水分解−還元−酸化 一般式(■)で示される化合物をアルカリで加水分解し
て式( XIV ) で示される化合物を得る。
反応溶媒としてはメタノール、エタノールなどのアルコ
ール系溶媒が使用され、アルカリとしては苛性ソーダ、
苛性カリが適当である。
反応温度は−5℃から50℃におよぶがO℃から5℃が
最適である。
次に式( xrv )で示される化合物を接触還元して
式(X[)で示される化合物を得る。
触媒としてはバラジウムー炭素、二酸化白金が好適であ
る。
反応溶媒はメタノール、エタノール、ジオキサン、酢酸
エチルがよく、反応温度は室温、水素圧力は常圧でよい
次に式(XI)で示される化合物を酸rヒして一般式(
III)で示される化合物を得る。
酸化剤−溶媒系としては無水酢酸−ジメチルスルホキシ
ド、ジシクロへキシル力ルポジイミドー無水オルソりん
酸−ジメチルスルホキシドなどが適当である。
ここで得られた一般式(■)で示される化合物は自体公
知の手段によって一般式で示される化合物へ導ひくこと
ができる。
反応経路6 加水分解−酸化−還元 一般式(n)で示される化合物をアルカリで加水分解し
て式( XIV )で示される化合物を得る。
反応溶媒としてはメタノール、エタノールなどのアルコ
ール系溶媒が用いられ、アルカリとしては苛性ソーダ、
苛性カリが適当である。
反応温度は−5℃から50℃におよぶが、0℃から5℃
が最適である。
次に式( xrv )で示される化合物を酸化して式(
xm)で示される化合物を得る。
酸化剤−溶媒系としては活性二酸化マンガンーヘキサン
、無水酢酸−ジメチルスルホキシドがあげられるが、活
性二酸化マンガンーヘキサンが好適である。
次に式(■■)で示される化合物を接触還元して式(■
)で示される化合物を得る。
触媒としてはパラジウムー炭素、二酸化白金が好適であ
る。
反応溶媒はメタノール、エタノール、ジオキサン、酢酸
エチルがよく反応温度は室温、水素圧力は常圧でよい。
ここで得られた一般式(■)で示される比合物は自体公
知の手段によって一般式 で示される化合物に導ひくことができる。
前記式(III)の化合物をアルコールに溶解させ、過
剰の水酸化ホウ素ナトリウムと反応させた後常法により
処理すると式(XI)の化合物が得られる。
(4) 前記式(II)の化合物をアルコールに溶解させ、ナト
リウムアルコラートと反応させた後、酢酸で酸性にして
、以下常法により処理すれば、式(X)の化合物が得ら
れる。
次に本発明に係る化合物のルートを図式化すると下記の
とおりである。
?造例 1 (j) 2−ヒドロキシ−3−(4−シクロヘキシル
フエニル)−3−7ブテン酸メチル 3−’fルー3 − ( 4−シクロへキシルフエニル
)一グリシド酸メチル11グをジメチルスルホキシド4
0T/Llに溶解させ、攪拌氷冷しながら47%三弗f
ヒほう素エーテル溶液6mlを加えた。
室温にもどし、2時間攪拌した後水中に注ぎ、酢酸エチ
ルで抽出した。
酢酸エチル層を水、重そう水、水および飽和食塩水で順
次洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去して油状の2−ヒドロキシ−3−
(4一シクロへキシルフエニル)−3−ブテン酸メチル
10gを得た。
収率91%(理論値)。元素分析(C1H2203とし
て)結果は次のとおりである。
理論値 C74.42% H8.08% 実測値 C74.28% H7.99% IR(CrrL ’) 3470、1730、121
4、1110、1078 NMR(δppm) 3.70(3H,S)、5.0
3(IH,8)、5,35、5.46(2H1s,.s
) (11)2−ヒドロキシ−3−(4−シクロへキシルフ
エニル)−3−ブテン酸 前記で得られた2−ヒドロキシ−3−(4−シクロヘキ
シルフエニル)−3−7”テン酸メチル11グをメタノ
ール100mlに溶解させ、これに苛性カリ5.01を
メタノール50mlに溶かして加え、更に水5mlを加
え、室温で12時間攪拌した。
反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、
不溶物を酢酸エチルで抽出して除いた。
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水および飽和食塩水で順次洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、得られる粗結晶をベンゼンー
ヘキサンから再結し、2−ヒドロキシ−3−(4−シク
ロヘキシルフエニル)−3−ブテン酸8.841を得た
融点108.9°〜11.0.3℃、収率85%(理論
値)。
元素分析(C16H2003として)結果は次の通りで
ある。
理論値 C73.82% H7.74% 実測値 C73.69% H7.90% IR(CrrL 1) 3270、1740、129
5、1202、l109、1074、932、839 NMR(δppm) 5.08(IH,s)、5.3
7、5.4 8 ( 2H, s, s )次に前
記製造例に準して下記のfヒ合物を製造油状 IR
3460、1730、1600、1480、1205、
1080CrfL−1NMR 3.73(s、3H)
、5.1 0 ( bs,IH)、5.44、5.56
(s−s、2H)、7.5 (m1 9H)δ、CDC
l3 元素分析(C1。
H1603 として)結果は次のとおりである。
理論値 C76.10% H6.01% 実測値 C76。
76% H5.88%油状 IR 3470、173
0、1600、1500、1220、830 NMR 3.71(s1 3H)、5.1 0 (
bs1IH)、5.44、5.55(s−s、2H)
、7.4 (m,8H) 元素分析(C17H1503Fとして)結果は次のとお
りである。
理論値 C71.32% H5.28% 実測値 C69.98% H4.92% ?状 IR 3480、1730、1580、149
0、1220、920 NMR 3.6 6 ( s, 3 H)、5.0
0 ( bs,IH)、5.42、5.4 8 ( s
.s, 2H)、7.2(m,9H) 元素分析(C1H1604として)結果は次の通りであ
る。
理論値 C71.82% H5.67% 実測値 C70.42% H547% 結晶 ( m, p.1 3 2.5〜132.7℃)
IR 3520、1740、1 6 9 0、160
0、1490、1170、106 NMR(アセトンーd6+CDCl3)、3.9 2
( s, 3H)、5.2 2 ( bs,I H)、
5.55( 2H) 元素分析( c15H14 o3 として)結、晶は次
の通りである。
理論値 C74.36% H5.83% 実測値 C74.69% H5.70% 結晶 (m,p.161〜162.3℃)IR 33
60、1740、1290、1110、1080、93
0、850cm−1 NMR (アセトンーd6 CDCl3)、5.1
7 ( bs,IH)、5.50、5.57(s−s
,2H)、7.6(m、9H) 元素分析( C16 H14 03 として)結果は次
の通りである。
理論値 C75.57% H5.55% 実測値 C75.81% H5.44% 結晶 ( m. p. 1 5 7.5 〜1 5 8
.5’c )IR 3360、1740、1600
、1500、1240、1070、830 NMR −(アセトンーd6、CDCl3)5.1
5 ( bs, I H)、5.50、5.5 7 (
s −s,2H)、7.6 ( m, 9 H) 元素分析( C16 Hl 3 03 Fとして)結果
は次の通りである。
理論値 C70.58% H4.81% 実測値 C70.40% H4.89% 製造例 2 (i) 3−メチル−3−(4−シクロヘキシルフエ
ニル)−ピルビン酸メチル 2−ヒドロキシ−3−(4−シクロヘキシルフエニル)
−3−ブテン酸メチル5.01を無水メタノール30m
lに溶解させ、一方金属ナトリウム0.51と無水メタ
ノール20mlとからナトリウムメチラート溶液を調製
し、両者をあわせて30分間還流した。
冷却して氷酢酸2.5mlを加え、低温でメタノールを
減圧留去した。
残渣?酢酸エチルと水を加え、酢酸エチル抽出を行なっ
た。
酢酸エチル層を水、重そう水そして水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し得られる粗結晶4.21をヘキ
サンから再結して3−メチル−3−(4ーシクロヘキシ
ルフエニル)−ヒルビン酸メチル3.81を得た。
融点71.1°〜72.2゜C、収率76%(理論値)
元素分析(C1H203として)結果は次のとおりであ
る。
IR(crrL ’) 1723、1278、112
0、1044、 NMR(δppm) 1.4 3 ( 3H, d
)、3.70 ( 3H, s )、4.47(IH,
q)埋論値 C74.42% H808% 実測値 C74.28% H8.20% (;1) 3−メチル−3−(4−シクロへキシルフ
エニル)−ピルビン酸 前記で得られた3−メチル−3−(4−シクロへキシル
フエニル)−ヒルビン酸メチル21gをメタノール20
mlに溶解させ、これに苛性カリ1.01をメタノール
10mAに溶かして加え、更に水1mlを加え室温で1
時間攪拌した。
反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、
不溶物を酢酸エチルで抽出して除いた。
抽出母液と塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水および飽和食塩水で順次洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、得られる粗結晶1.92をベ
ンゼンーヘキサンから再結して3−メチル−3−(4−
シクロへキシルフエニル)−ヒルビン酸1,7グを得た
融点100.5°〜102.1℃、収率84%(理論値
)。
結晶 ( m, p, 1 0 0.5〜102.1℃
)、1水和物 IR 3480、1705、1290、1130、8
30 NMR 1.43(d,3H)、4.53(q,IH
)、7.1 5 ( s, 4H)元素分析 として)結果は次の通りである。
理論値 C69.04% H7.97% 実測値 C68.82% H7.77% 次に前記製造例に準じて下記の化合物を製造した。
結晶 ( m, p, 8 4..5〜8 6.5℃)
IR 1725、1600、1 4 9 5、128
0、1040 NMR 1.50(d1 3H)、3.70(s,3
H)、4.57(q、IH)、7.4(m、9H) 元素分析(C17H1603として)結果は次の通りで
ある。
理論値 C76.10% H6.01% 実測値 C76.48% H5.75% 結晶 (m. p.1 0 0.0〜101.6℃)I
R 1730、1600、l500、1280、10
40、820 NMR 1.50(d,3H)、3.73(s、3H
)、4.56(q,IH)、7.4(m,8H) 元素分析(C17H1503Fとして)結果は次の通り
である。
理論値 C71.32% .H5.28%実測値 C7
1.96% H5.18% 油状 IR 1730、1580、1495、1260、1
040、700 NMR 1.43(d、3H)、3.70(s,3
H)、4.4 7 ( q, L H)、7.1(m
,9H) 元素分析(Cエ7H1604 として)結果は次の通り
である。
理論値 C71.82% H5.67% 実測値 C72.71% H5.45% 結晶 ( m.p, 1 4 1.0〜143.2℃)
IR 1740、1700、1495、1260、7
60 NMR 1.47(d、3H)、4.57(q、1.
H)、7.5(m、9H) 元素分析( C1a H14 03として)結果は次の
通りである。
理論値 C75.57% H5、55% 実測値 C75.58% H5.41% 結晶( m.p.1 4 4.7〜145.9℃)IR
1730、1700、1 6 0 0、1500
、゛820 NMR (cDrl3−DH50)、1.47(d,
3H)、4−.6 0 ( q, L H)、7.4(
m18H) 元素分析(C16H1303Fとして)結果は次の通り
である。
理論値 C70.58% H4.81% 実測値 C70.67% H4..67%油状 IR 1720、1580、1 4 9 0、1,2
50、1030、930、700 NMR 1.43(d1 2H)、4.53(q、
xm)、7.2(m、9H) 元素分析( C1a Hx+ 04として)結果は次の
通りである。
理論値 C71.10% H5.22% 実測値 C71.14% H5.14% 製造例 3 2−ヒドロキシ−3−(4−ビフエニリルルー3−ブテ
ン酸メチル13.4Pをメタノール150mlに溶解さ
せ、バラジウムー炭素1.01を加え、常温常圧で水添
を行なつた。
水素を1.1l吸収したところで水添を止め、触媒を沢
別し、ろ液を濃縮して130グの無色油状の2−ヒドロ
キシ−3−(4−ビフエニリル)一酪酸メチルを得た。
収率96%(理論値)。
このものの物性を示せば次のとおりである。
?状 IR 3500、1740、1600、1490、1
130、840CTL ’ NMR 1.45(d1 3H)、3.3 ( m,
I H )、3.7 5 ( S, 3H)、4.
30(d1 1H)、7.4 (m,9H) 元素分析(C1H1803 として)結果は次の通りで
ある。
理論値 C75.53% H6.71% 実測値 C75.44% H6、61% 次に前記製造例に準じて下記の比合物を製造した。
油状 IR 3500、17401 1600、1500、
1230、830 NMR 1.43(a,3H)、3.3(m,IH)
、3.70(s、3H)、433(d、IH)、7.4
(m、8H) 元素分析(C17H1703Fとして)結果は次の通り
である。
理論値 C70.82% H5.94% 実測値 C 7 0. 7 0% H5.81%?状 IR 3500、1730、1580,1240、1
120、760 NMR 1.45(d1 3H)、3.3 ( m
, L H )、3。
65(s,3H)、4.31(d1 1H)、7(m,
9H) 元素分析(C1H,804として)結果は次の通りであ
る。
理論値 C71.31% H634% 実測値 C71.19% H6.22% 油状 IR 3500、1740、l600、1510、1
270、1130、840 NMR 1.43(d、IH)、3.3(m、IH
)、3.7 1. ( s, 3H)、4.3o(c
i,LH)、7.0 9 ( s14H) 元素分析(CI7H2403 として)結果は次の通り
である。
理論値 C73.88% H8.75% 実測値 C73.70% H8.51% 油状 IR 3480、l730、1630、1600、1
500、1040、860cm−1 NMR 1.38(d、3H)、3.3(m,LH
)、3.6 7 ( s, 3H)、3.9 0 (
s, 3H)、4.35 ( d,LH) 元素分析( C16 H1a Os として)結果は次
の通りである。
理論値 C74.39% H7.02% 実測値 C74.21% H6.98% 製造例 4 2−ヒドロキシ−3−(4−ビフエニリル)一酪酸メチ
ル13.5gをメタノール100mlに溶解させ、苛性
ソーダ4グを加え、室温で30分間攪拌した。
メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、不溶物をエ
ーテル抽出して除いた。
抽出母液を塩酸で酸性とし、エーテル抽出した。
エーテル層を水洗乾燥した後エーテルを減圧留去して2
ーヒドロキシ−3−(4−ビフエニリル) 一酪酸10
.’l’を得た。
収率85%(理論値)。このものの物性を示せば下記の
とおりである。
結晶 (m. p, 1 4 6.5〜148℃)IR
3420、1740、12001 1120,10
50、840cII1.−1 NMR(アセトンーd6−CDC13)、1.40(d
13H)、3.3 1 (m, IH)、4.3 3
( a, IH)、7.5(m、9H)元素分析(
C1a Ht60aとして)結果は次の通りである。
理論値 C74.98% H6.29% 実測値 C74.69% H6.38% 次に前記製造例に準じて下記の1ヒ合物を製造した。
油状 IR 3450、1730、16oO、1 5 0
0,1230、830 NMR l.−40(d、3H)、3.3 ( m
, L H)、4.31(d、IH)、7.4(m、
8H)元素分析( C16 H15 03 Fとして)
結果は次の通りである。
理論値 C70.06% H5.51% 実測値 C70.23% H5.39% 油状 IR 3400、1720、1580,1240,1
120 NMR 1.40(d,3H)、3.3(m1 1
H)、4.30(d,LH)、7(m,9H) 元素分析(C16H1604として)結果は次の通りで
ある。
理論値 C70.57% H5.92% 実測値 C70.49% H6.08% 結晶 (m,p.110.5〜112℃)IR 34
20、1720、1120、1040、840 NMR 1.45(d1 3H)、3.3(m,IH
)、4.33(d,IH)、7.1 5 ( s1 4
H)元素分析( C16 H22 03として)結果は
次の通りである。
理論値 C73.25% H845% 実測値 C73.11% H8.21% 結晶 (130〜131.5℃) IR 3480、1720、1600、1490、1
040、860 NMR 1.39(d、 3H)、3.3 ( m,
I H )、3.75(s、3H)、4.30(d、
LH)元素分析( C15 H16 03として)結果
は次の通りである。
理論値 C73.75% H660% 実測値 C73.54% H6.48%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1は4−シクロへキシルフエニル基、4ービフ
    エニリル基、3−フエノキシフエニル基および4′−フ
    ルオロー4−ビフエニリル基および6−メトキシー2−
    ナフチル基を示し、R2は水素原子およびアルキル基を
    示し、Aはメチル基およびメチレン基を示し、Bは水素
    原子またはAがメチレン基の場合結合手を示し、Xは水
    酸基およびオキソ基を示し、Yは水素原子またはXがオ
    キソ基の場合結合手を示すが、但しR1が6−メトキシ
    −2−ナフチル基の場合はR2は水素原子、Aはメチレ
    ン基そしてXは水酸基であるか、あるいはR2は水素原
    子、Aはメチル基そしてXは水酸基であるか、あるいは
    R2はアルキル基、Aはメチル基そしてXは水酸基であ
    るものとする)で表わされる化合物。 2 一般式 (式中R1およびR2は前記と同じ意味を示す)で表わ
    される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 一般式 (式中R1およびR2は前記と同じ意味を示す)で表わ
    される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3002844U (ja) * 1994-04-07 1994-10-04 株式会社サン富安 フレーム用コーナー金具およびコーナー金具付フレーム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518250A (ja) * 1974-07-01 1976-01-23 Sandoz Ag

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