JPS5917117Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS5917117Y2
JPS5917117Y2 JP2448778U JP2448778U JPS5917117Y2 JP S5917117 Y2 JPS5917117 Y2 JP S5917117Y2 JP 2448778 U JP2448778 U JP 2448778U JP 2448778 U JP2448778 U JP 2448778U JP S5917117 Y2 JPS5917117 Y2 JP S5917117Y2
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JP
Japan
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capacitor
voltage
thyristor
lamp
power supply
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JP2448778U
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JPS54128378U (ja
Inventor
宏美 安達
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三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スタータに半導体スイッチを用いる放電灯
点灯装置に関するものである。
半導体スイッチを用いたスタータは種々の回路が考案さ
れ、実用化が試みられたが、いずれも従来のグロースタ
ータに比べて高価なため広く普及するには至っていない
第1図は半導体スイッチを用いた場合の基本的な回路構
成を示すもので、1は放電管、例えば螢光ランプ、2は
誘導性安定器、3は半導体スイッチ、4は非線形可飽和
コンテ゛ンサ、U、 Vは電源端子で、前記ランプ1は
フィラメント101 a、 101bを有している。
また、半導体スイッチ3は逆阻止3端子サイリスタ30
1.ツェナーダイオード302、抵抗303 a、 3
03 b、コンテ゛ンサ304からなる。
上記構成の点灯回路では、電源端子U−V間に第2図に
点線で示す波形のような交流電圧eが印加される。
起動初期においては、サイリスタ301が電源電圧の正
の半サイクルの適当な位相θ1でターンオンし、安定器
2〜フイラメンl−101a〜サイリスタ301〜フイ
ラメンl−101bの経路で電流が流れてフイラメン)
101 a、 101 bが予熱される。
サイリスタ301のターンオンはデー1〜回路に接続さ
れたツェナーダイオード302、分圧ゲート回路抵抗3
03 a、 303 b、平滑コンテ゛ンサ304によ
って行われる。
このようにしてランプ1に予熱電流が流れた後、電源電
圧の負の半サイクルの位相^でサイリスク電流が零とな
ると、サイリスタ301はターンオフする。
このとき、コンデンサ4の電圧が零で、電源電圧eが負
の波高値近傍にあるから、安定器2を介してコンデンサ
4が図示極性に充電される。
コンデンサ4は電圧■と電荷Qとの関係が第3図に示す
ような可飽和特性を有している。
従って、電源電圧波高値以下で可飽和領域に入るように
コンデンサ特性を選定すれば、コンデンサ4への充電電
流は急減し、かつ安定器2に誘導性安定器を使用してい
るので、コンデンサ4の充電電圧は急上昇し、第2図a
に■1、として示す値のように電源電圧の波高値よりも
はるかに高いパルス状電圧となってランプ1に印加され
る。
パルス発生後はサイリスタ301が再度ターンオンする
までランプ1には電源電圧eが印加され、この状態がラ
ンプ点灯まで継続される。
ランプ1は上記予熱電流によりフイラメンl−1011
,101bか加熱され、かつ正方向電圧V1□と負方向
電圧■1□が印加されることにより放電開始となる。
ランプ1が点灯すれば、ランプ電圧は電源電圧より小さ
くなり、サイリスタ301はターンオンできなくなる。
なお、ランプ電圧はコンテ゛ンサ4の充電作用により第
2図aの電圧V10.■1□′の如く電源電圧波高値程
度まで上昇するが、平滑コンデ゛ンサ304の働きによ
り上記電圧V1□′ではサイリスタ301はターンオン
しない。
以上のように螢光ランプ1は半導体スイッチ3により点
灯されるが、ここで点灯後のランプ1の状態を考えてみ
る。
ランプ1にはコンテ゛ンサ4が並列に接続されており、
このコンテ゛ンサ4は容量が0.01μF程度であれば
、雑音防止コンデンサとして有用に働くが、高いパルス
電圧■1□を得るにはそれ以上の大容量コンデンサが必
要となる。
その結果、点灯後にコンデンサ4に第2図すに示すよう
に充放電電流が流れ、電力消費が増大する。
即ち、ランプ1の再点弧の際、ランプ電圧の急激な−L
界時に電源からコンテ゛ンサ4へ充電電流122が流t
L込み、逆にランプ1が放電開始すると、コンデンサ4
からランプ1へ放電電流12+が流れ込む。
この放電電流12]によりランプ1の消費電力は、コン
デンサ4を切り離した状態に比べてがなり増加するとい
う不都合を生じる。
この不都合を解消したものとしては第4図に示す回路構
成のものがある。
図中、3′は双方向性の半導体スイッチ、5は前記非線
形可飽和コンデンサ4と並列に接続されたダイオードで
あり、半導体スイッチ3′とコンデンサ4は直列接続と
なっている。
また、半導体スイッチ3′は双方向性3端千サイリスタ
305、SBS、ダイアック等のトリカ゛素子306、
抵抗303 a、 303 b、コンテ゛ンサ304か
らなる。
上記の回路ではランプ端子間電圧波形は第5図aに示す
ようになる。
即ち、起動初期時においては、電源の正の半サイクルの
位相θ1でサイリスタ305はターンオンし、フィラメ
ント予熱電流が安定器2〜フイラメント101a〜ダイ
オード5〜サイリスタ305〜フイラメンl−101b
の経路で゛流れ、フィラメント101 a、 101
bが予熱される。
この後電源電圧の負の半サイクルの位相ぬです2イリス
ク電流が零となり、サイリスク305はターンオフし、
ランプ両端には電源電圧が印加される。
更に位相へでサイリスタ305はトリガ素子306によ
りターンオンし、コンテ゛ンサ4は電源よりサイリスタ
305を通じ図示極性に充電される。
この充電電圧は前述の基本的な回路例で説明した如く電
源電圧eよりも高く充電され、負方向のパルス電圧Vl
lとしてランプ1に印加される。
コンテ゛ンサ4への充電電流が位相θ4においてサイリ
スタ305の保持電流以下になれば、再びサイリスタ3
05はターンオフし、以後正サイクルの位相ぬまでラン
プ両端には電源電圧が印加される。
位相へにおいてサイリスタ305はターンオンし、再び
予熱電流を流すと同時に、コンテ゛ンサ4の電荷を放電
させる。
以後同様の動作が繰返される。このように正負両方向の
電圧V1□、V1゜と予熱電流によりランプ1は放電を
開始する。
放電後のランプ電圧は、電源電圧eよりも下がり、サイ
リスタ305はターンオンせず、ランプ電圧は全てサイ
リスタ305に印加されてコンデンサ4には印加されな
い。
即ち、前述の基本例で見られたコンデンサ4の充放電は
一切なくなる。
このようにコンテ゛ンサ4の放電により電力消費が増大
するという不都合は第4図の回路構成によって解消され
るが、新たな問題が生じる。
この問題点を第5図すに示す波形図を参照しながら説明
する。
第5図すはサイリスタ305の端子間電圧V。
とコンテ゛ンサ4の端子間電圧■。
の波形図である。位相へにおいてサイリスタ305がタ
ーンオンし、コンデンサ4が急激に充電され、サイリス
タ305を流れる充電電流が保持電流以下になると、位
相θ4にてサイリスタ305はターンオフするが、この
瞬間にサイリスタ305の両端にはコンデンサ充電電圧
VHと略電源電圧eの波高値e1の差の電圧(Vo
eI)が印加される。
この電圧はVl、を600VN eIを140Vとすれ
ば、(600−140) = 460 Vという非常に
高い電圧になり、しかも電源電圧が正サイクルに入った
位相へで′は更に高い電圧となる。
これはサイリスタ305に非常に高い耐電圧が要求され
ることになり、回路構成上高価なものとなるという欠点
を有する。
この考案は上記の欠点を除去し、消費電力が少なく、か
つ安価な放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
以下この考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第6図はこの考案の一実施例を示すもので、第4図に示
す回路と異なるのは半導体スイッチ3′と並列に、ダイ
オード7及び抵抗6の直列回路をコンデンサ4の放電回
路として接続したことであり、他は第4図と同一構成で
゛あるので゛、同一または相当部分に同一 符号を付し
てその説明は省略する。
上記点灯装置の動作を第7図a、 l)を参照しなが
ら説明する。
起動初期時においては電源電圧eの正サイクルの位相θ
1でサイリスタ305はターンオンし、安定器2〜フイ
ラメンI−101a〜ダイオード5〜サイリスタ305
〜フイラメンl−101bの経路を予熱電流が流れる。
そして、予熱電流の零となる電源電圧eの負サイクルの
位相^でサイリスタ305はターンオフし、その後位相
へにてトリガ素子306により再びターンオンし、コン
デンサ4へ充電電流がサイリスタ305を通じて流れ込
む。
このとき、コンデンサ4は非線形であるがら従来例で説
明した如く電源電圧eより高く充電され、負方向のパル
ス電圧V1□としてランプ1に印加される。
コンテ゛ンサ4への充電電流が位相色においてサイリス
タ305の保持電流以下になれば、再びサイリスタ30
5はターンオフし、以後位相へまでランプ両端には電源
電圧が印加される。
位相へにおいてサイリスタ305はターンオンし、これ
によって予熱電流が流れる。
なお、このとき、コンテ゛ンサ4の充電電荷は放電抵抗
6を通じて放電されており、零電位になっている。
以後毎サイクル同様の動作が繰返され、ランプ1は放電
する。
放電後のランプ電圧は、電源電圧eよりも下がり、サイ
リスタ305はターンオンせず安定した放電状態が続く
また、ランプ電圧は全てサイlJ7゜夕305の両端に
かかり、コンデンサ4の印加電圧は零となるので、前述
の基本例の欠点で゛あったコンデンサ4の充放電はなく
なる。
一方、予熱時のサイリスタ305の端子間電圧V。
を第7図すの波形図を参照しながら検討すると、位相へ
においてコンテ゛ンサ4はサイリスタ305を通して急
激に充電されるが、コンデンサ電圧が最大電圧V1□に
達した後は、ダイオード7、抵抗6を通じて略ランプ端
子間電圧に近似した波形にて放電する。
即ち、前記従来例で見られた位相θ4においてのサイリ
スタ305への高電圧印加は非常に低減された形となっ
て現われる。
また、ダイオード7によってサイリスタ305がターン
オフする位相Q〜へ間にコンデンサ4が充電されること
が防止され、コンテ゛ンサ4を零電位より急激充電させ
て所要の高圧パルスを得る機能が確保される。
第8図はこの考案の他の実施例を示すもので、コンデン
サ4とサイリスタ305の間にダイオード8を挿入して
いる。
二のような構成とすると、上記実施例で電源電圧の負半
サイクル中にサイリスタ305に印加された電圧は、全
てダイオード8に印加され、サイリスク305に印加さ
れる電圧は電源電圧の正サイクルの電流電圧のみとなり
、サイリスタ305の印加電圧が更に低減される。
また、本実施例ではサイノスタ305に正の電源電圧し
か印加されないので、半導体スイッチ3′として双方向
性2端子サイノスタを使用しても、位相84〜05間で
双方向性サイリスタはターンオンせず、第7図aに示す
ランプ端子間電圧と同じ波形が得られる。
以上説明したようにこの考案によれば、ランプに並列に
挿入した非線形可飽和コンテ゛ンサの優秀なパルス発生
特性を損うことなく、従来の欠点であった非線形コンデ
ンサの放電電流によるランプ消費電力の増大、高耐電圧
双方向性サイリスタの使用によるコスト上昇を除去する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第4図はそれぞれ従来例を示す回路図、第2
図a、 l)、第5図a、 l)はその動作説明の
ための波形図、第3図は非線形可飽和コンデンサの特性
図、第6図はこの考案による放電灯点灯装置の一実施例
を示す回路図、第7図a、 l)はその動作説明のた
めの波形図、第8図はこの考案の他の実施例を示す回路
図である。 1・・・ランプ、2・・・誘導性安定器、3′・・・半
導体スイッチ、4・・・非線形可飽和コンテ゛ンサ、5
. 7. 8・・・ダイオード、6・・・抵抗、101
a、 101 b・・・フィラメント、303 a、
303 b・・・抵抗、304・・・コンデンサ、3
05・・・双方向性3端子サイリスタ、306・・・ト
リガ素子。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放電電極を兼ねるフィラメントを有する放電管1と、こ
    の放電管1と直列に接続された誘導性安定器2と、前記
    放電管1の放電に要する高電圧を充電される非線形可飽
    和コンテ゛ンサ4と第1のダイオード5との並列回路と
    、コンデンサ4の放電回路となる第2のダイオード7お
    よび抵抗6の直列回路とコンデンサ4の充電回路となる
    双方向性半導体スイッチ3′との並列回路とを備え、前
    記二つの並列回路を直列に接続するとともにこの直列回
    路を放電管1に対して並列に接続したことを特徴とする
    放電灯点灯装置。
JP2448778U 1978-02-27 1978-02-27 放電灯点灯装置 Expired JPS5917117Y2 (ja)

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JP2448778U JPS5917117Y2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 放電灯点灯装置

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JP2448778U JPS5917117Y2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 放電灯点灯装置

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JPS54128378U JPS54128378U (ja) 1979-09-06
JPS5917117Y2 true JPS5917117Y2 (ja) 1984-05-18

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ID=28863058

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JP2448778U Expired JPS5917117Y2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 放電灯点灯装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5686473A (en) * 1979-12-18 1981-07-14 Mitsubishi Electric Corp Socket for fluorescent lamp with starter
JPS5688297A (en) * 1979-12-20 1981-07-17 Mitsubishi Electric Corp Device for firing fluorescent lamp
JPS5693298A (en) * 1979-12-27 1981-07-28 Mitsubishi Electric Corp Device for firing discharge lamp
JPS5750797A (en) * 1980-09-11 1982-03-25 Mitsubishi Electric Corp Device for firing discharge lamp

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JPS54128378U (ja) 1979-09-06

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