JPS59170367A - 液化低温貯槽のコ−ナ−保冷部施工方法 - Google Patents

液化低温貯槽のコ−ナ−保冷部施工方法

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JPS59170367A
JPS59170367A JP4195483A JP4195483A JPS59170367A JP S59170367 A JPS59170367 A JP S59170367A JP 4195483 A JP4195483 A JP 4195483A JP 4195483 A JP4195483 A JP 4195483A JP S59170367 A JPS59170367 A JP S59170367A
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JP
Japan
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corner
membrane
formwork
storage tank
construction
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JP4195483A
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唯渉 仲地
山本 尚利
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 現場でポリウレタンフォームのような樹脂製発泡剤を注
入、発泡させて形成するようにした施工方法に関する・ 第1図に示すような液化低温貯槽におけるコーナー保冷
部(α)には、従来工場で予め発泡させて形成したポリ
ウレタンフォームの成形品でちるウレタンボードを使用
しているが,コーナーメンブレン(b)との間の施工誤
差や溶接歪によるクリアランス(1)が大きく、メンブ
レンの疲労強度に悪影響を与えていた。
本発明は斯かる観点に鑑み,コーナー保冷部をポリウレ
タンフォームのような樹脂製発泡剤を現場発泡させて形
成することによυコーナーメングレンとコーナー保冷部
との間のクリアランスをできるだけ小さくし、密着性を
向上させることを目的としてなしたものである。
本発明によれば、液化低温貯槽のコーナ一部に所要の曲
率のコーナーメンブレンを取付けた型枠を配設し、コー
ナーメンブレンと壁面及び底面とで形成される空間部に
ポリウレタン7オームのような樹脂製発泡剤を注入して
発泡させ、、コーナー保冷部を形成させているため、コ
ーナー保冷部とコーナーメンブレンとの密着性が良好と
なり、クリアランスが著しく減少する。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
先ず、本発明の施工方法に使用する型枠(1)について
第2図〜第8図により説明すると、正面形状が矩形状で
側面形状が三角形状の上部型枠(2)の下部に、正面形
状が上部型枠(2)よりも横に細長い矩形状で側面形状
が1/4円形状の下部型枠(3)ヲ一体的に固着し、該
下部型枠(3)の1/4円形状部の曲率半径をコーナー
メンブレンα→の低温液化ガス収納側の曲率半径と略等
しく作成し、液状のポリウレタンフォーム等の発泡剤が
流出しないよう、下部型枠(3)の前面に透明板製点検
窓(5)付きの前面カバー(4)全着脱自在に取付ける
と共に、下部型枠(3)の両側面に透明板製点検窓(7
)付きの側面カバー(6)を着脱自在に配設する@上部
型枠(2)の上端に、第5図に示すごとく壁面メンブレ
ン(8)のエキスパンション部(9) ’e支持する型
板θ()と上部型枠(2)用の位置決め具(1υを固着
すると共に上部型枠(2)の中途部に、第6図に示すご
とく、シャコ万力(6)により壁面メンブレン(8)の
端部を支持し得るようにしたブラケットQ3e固着し、
下部型枠(3)に、第7図等に示すようにブラケットQ
f9e取付け、該ブラケットQ!に挿通せしめた穴にコ
ーナーメンブレンα→に植立したスタッドボルトα0を
挿通せしめて該コーナーメンブレン04)ラブラケット
0119に固定し得るようにし、下部型枠(3)に、第
8図に示すようにコーナーメンブレン(14)のエキス
パンション部a’h*押え得るよう押え板(ト)を取付
け1図示してないが下部型枠(3)の両側円周部及び背
面部にもコーナーメンブレン(ロ)に植立したスタッド
ボルト(至)を挿通せしめてコーナーメンブレンα4)
k固定するだめの穴を設ける0又注入液の漏れる虞れの
ある部分にはシール材を取付けておく。
上記型枠(1) f:用いてコーナー保冷部を施工する
場合には、第9図に示すように、予めコンクリート壁面
(11に突設したポル11)により所要の間隔で例えば
ポリウレタンフォーム類の保冷パネル(2υを取付け、
コーナーに接着テープ止めしたポリエチレンシー)(2
3t−敷設し、該ポリエチレンシート(2り上にポリウ
レタンフォーム類の仕切v内を取付け、保冷パネルQυ
の取付部よシ下部に1表面にアスベストラックス(24
)を張ったポリウレタンフォーム類のボードeつを取付
ケ、コーナーに第10図に示すごとく、ポリウレタンフ
ォーム類のボード(200η(28)’iポル) (2
1や接着テープ等により取付けておく。
一方、第11図及び第12図に示すごとく。
所要の曲率半径にプレスしたコーナーメンブレン04の
所要位置にスタッドボルトα均を固着し、コーナーメン
ブレン(14)に第11図に示すごとく壁面メンブレン
(8)を溶接等により固着し、メンブレンユニット(至
)を予め工場等で作成しておく。
型枠(1)にメンブレンユニットC31−取付ける場合
には第7図等に示すように、コーナーメンブレン04)
に固着したスタッドボルトαQf:下部型枠(3)のプ
ラタン) 06等に設けた穴に挿通せしめてコーナーメ
ンブレン0IOの曲率部を下部型枠(3)の曲率部に合
致させ、スタッドボルト00にナツトを螺合してコーナ
ーメンブレンα4を下一部屋枠(3)に固定し、壁面メ
ンブレン(8)の所要位置を第6図に示すごとくシャコ
万力(2)で固定し、コーナーメンブレン04の曲折し
たエキスノぐンション部Qη溝側に第13図及び第17
図に示すごとくベニヤ板0υを当接してワイヤー〇湯等
により固着し、液状のポリウレタンフォームがエキスノ
(ンション部(lηとベニヤ板(31)との間の空間に
入らないようにし、コーナーメンブレン(14)の液状
のポリウレタンフォーム注入側に、第14図の斜線部O
■に示す範囲で常温で接着強度を有し、低温で接着強度
のない低温剥離材(酸酸ビニールエマルジョン等)を塗
布し、第15図に示すように。
コーナーメンブレン0→の周囲に、一部分が低温剥離剤
塗布部と重なるよう石綿板04)を配設して第16図に
示すように接着テープ09で固着し、隣シ合うメンブレ
ンを溶接する際に、現地発泡させたポリウレタンフォー
ム類のコーナー保冷部(至)が熱により焼損しないよう
にし、コーナーメンブレンα→のポリウレタンフォーム
注入側に、第16図等に示すごとく、コーナーメンブレ
ンQ4全面を包囲するようガラスクロス付きのアルミ箔
C37)’t 、アルミ面をメンブレン側に向けて配設
し、該ガラスクロス付きのアルミ箔0ηは、前記低温剥
離材を使用してメンブレンo4)に常温接着にて取付け
、又アルミ箔C37)は、コーナ一部に樹脂を注入発泡
させることにより注入発泡樹脂と一体にするためのもの
である。
なお、コーナーメンブレンα→に剥離剤を塗布するのは
、アルミ箔0ηやコーナー保冷部(ト)に、コーナーメ
ンブレンQ41の熱収縮にともなう力が掛からないよう
にするためである。
型枠(1)にメンブレンユニット(至)等の所定の部材
等を取付けたら、該型枠(1)ヲコーナーの所定位置に
第3図や第4図に示すように配設し、上部型枠(2)の
位置決め具0υをコンクリート壁面αつに設けた穴(4
1)に挿入して位置決めすると共に前面カバー(4)の
下面を底版OIにボルト、ナツトにより固定し、型枠(
1)の位置決め及び固定が完了したら例えば液状ポリウ
レタンフォーム等の発泡剤を第4図に示すごとくコーナ
ーメンブレン04の上方(4Gからコーナーメンブレン
a4とコンクリート壁面Qつとの間に注入して発泡させ
る0この注入の際1発泡液が下まで完全に注入されてい
るか否かを確認する必要があるが、この確認は点検窓(
5) (7)から内側を目視することにより行う。又、
下部型枠(3)のブラケツ)(lに小孔を設けておき、
発泡液注入時該小孔より液があふれるのを確認径小孔を
接着テープによりシールするようにすれば、注入された
か否かをより一層確実に確認することができる。
型枠(1)内に発泡剤を所定量注入し、該液が固化した
ら、型枠(1)を取外すが、この際、シャコ万力(6)
は上部型枠(2)から取外し、下部型枠(3)ヲコーナ
ーメンブレンα→に固定しているスタッドボルトQυ用
のナツトを取外し、型枠(1)のみを取外す。従って、
メンブレンユニット(至)、石綿板(3勢、ガラスクロ
ス付きアルミ箔C37)、コーナー保冷部(至)等は第
10図に示すようにコーナーに固定される。
型枠(1)によ、!71個所のコーナーの現場発泡が終
了したら、順次前述と同様にして他のコーナーに型枠(
1)全取付け1発泡液の注入作業を行う〇又、コーナー
保冷部(至)が所定の状態に取付けられたら他の壁面及
び底版にポリウレタンフォーム製等のボード及びメンブ
レンを取付け、タンクを作成する。
なお、本発明の実施例においては第9図に示すようにコ
ーナーに仕切りを取付ける場合について説明したが、該
仕切シは型枠の半分のみに発泡剤を注入する場合に使用
するものであるから、型枠全体に注入を行う場合にはな
くとも実施し得ること1発泡剤はポリウレタンフォーム
に限らず、断熱性の良好なものなら種々の材料を使用す
ることが可能なこと、その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変更を加え得ること1等は勿論である。
本発明の液化低温貯槽のコーナー保冷部施工方法によれ
ば、コーナーメンブレンとコーナー保冷部との間の施工
誤差や溶接歪によるクリアランスが減少するため、メン
ブレンと保冷部との密着性が向上し、メンブレンの疲労
強度が向上する1等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液化低温貯槽のコーナー保冷部施工方法
の説明図、第2図は本発明の液化低温貯槽のコーナー保
冷部施工方法に使用する型枠の説明図、第6図は第2図
の■−■方向矢視図、第4図は本発明の液化低温貯槽の
コーナー保冷部施工方法に使用する型枠の斜視図、第5
図は第2図の■方向矢視図、第6図は第2図の■方向矢
視図、第7図は第2図の■方向矢視図、第8図は第2図
の■方向矢視図、第9図及び第10図は本発明の液化低
温貯槽のコーナー保冷部施工方法の説明図、第11図は
本発明の液化低温貯槽のコーナー保冷部を施工する際に
型枠に取付けるコーナーメンブレン及び壁面メンブレン
の説明図、第12図は第11図の刈−刈方向矢視図、第
13図は本発明の液化低温貯槽のコーナー保冷部を施工
する際に、型枠にコーナーメンブレン及び壁面メンブレ
ン、石綿、ガラスクロス付きアルミ箔等を固着した状態
の説明図、第14図は同コーナーメンブレンに対する剥
離剤塗布範囲の説明図、第15図は同石綿板取付は範囲
及び接着剤塗布範囲の説明図、第16図は第15図のX
&T −xv1方向矢視図、第17図は第15図の罵−
朝方向矢視図を示す。 図中(1)は型枠、(2)は上部型枠、(3)は下部型
枠、(4)は前面カバー、(5)は点検窓、(6)は側
面カバー、(7)は点検窓、(8)は壁面メンブレン、
(6)はシャコ万力、04)はコーナーメンブレン、0
1′9はスタッドボルト、θ優はコンクリート壁面、(
2I)は保冷パネル%(至)はメンブレンユニット、C
3υハヘニヤ板、C32+はワイヤー、 (3(は石綿
板、G5)は接着テープ。 (至)はコーナー保冷部、0′Oはアルミ箔、0!Iは
底版を示す。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 第9図 第10図 第14図       簿15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下部に所定の曲率半径の円弧部を有する型枠に、該
    円弧部と略合致する曲率半径のコーナーメンブレンを取
    付け、該メンブレンを取付けた型枠を貯槽内側コーナ一
    部の所定位置に配設して位置決め・固定し、コーナーメ
    ンブレンと貯槽内周コンクリート壁面との間の空間から
    樹脂製発泡剤を注入して発泡させ。 コーナー保冷部を形成させることを特徴とする液化低温
    貯槽のコーナー保冷部施工方法。
JP4195483A 1983-03-14 1983-03-14 液化低温貯槽のコ−ナ−保冷部施工方法 Granted JPS59170367A (ja)

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JPS6334274B2 JPS6334274B2 (ja) 1988-07-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011519005A (ja) * 2008-06-20 2011-06-30 サムスン ヘヴィ インダストリーズ カンパニー リミテッド 液化天然ガス貨物タンクのコーナーパネル
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JPS6334274B2 (ja) 1988-07-08

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