JPH035780Y2 - - Google Patents

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JPH035780Y2
JPH035780Y2 JP1987188249U JP18824987U JPH035780Y2 JP H035780 Y2 JPH035780 Y2 JP H035780Y2 JP 1987188249 U JP1987188249 U JP 1987188249U JP 18824987 U JP18824987 U JP 18824987U JP H035780 Y2 JPH035780 Y2 JP H035780Y2
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JP
Japan
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seat plate
coated copper
piping
mounting seat
copper pipes
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JP1987188249U
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JPH0191819U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、暖房装置・冷房装置等の空調施設の
室内機に接続する冷媒・熱媒の給・排用の配管の
固定とその配管を見苦しくないように被覆する配
管用ケースに関する。
建物の室内に配設する空調機器の室内機に接続
する冷媒用・熱媒用の配管は、通常、建物を構築
するときに、予め設計されている室内機を設置す
べき場所まで、その建物の床構造または壁構造の
内部に埋設するように配管して、端末部だけを、
床または壁から突出させておき、設置した室内機
に接続することで、室内側から見えない状態とな
るようにしている。
このため、建物が出来上がつてから、空調施設
の室内機を増設するとき、または、増・改築など
で室内機の設置場所を動かすときに、増設または
動かした室内機に接続する冷媒・熱媒用の配管
が、どうしても室内に露出してきて見苦しくなる
問題がある。
また、給湯・給水等の冷媒・熱媒用の配管に通
常用いられる被覆銅管は、外径が20φ前後あつ
て、かなりの重量のものとなつているので、床面
または壁面に這わせただけでは、安定せず、しか
も、動きによつて、接目部位などにピンホール程
度の僅かな穴が出来ても冷媒・熱媒の洩れが生じ
てくるので、動かない状態に保持するしつかりし
た配管工事を必要とし、空調施設の室内機を増設
または移動させるときの工事を面倒なものとして
いる問題がある。
本考案は、これらの問題を解消せしめるために
なされたものであつて、建物が出来上がつてから
後に、空調機器の室内機の増設または設置場所の
移動を行なう際の、その室内機に接続する冷媒・
熱媒の給・排用の被覆銅管の配管工事が、手ぎわ
よく行なえ、かつ、配管し終えた被覆銅管を、見
苦しくない状態に化粧する工事が簡略に行なえる
ようになる新たな手段を提供することを目的とす
る。
そして、本考案においてはこの目的を達成する
ための手段として、建物の室の内面に止着する取
付座板とこれに組付ける化粧カバーとからなり、
その取付座板には、室の壁面・床面・天井に当接
して止着する座板部と配管する被覆銅管を挟持す
るよう前記座板部の内面側に装設せるクリツプと
配管した被覆銅管を覆いかくす前記化粧カバーを
組付け支持せしめるよう前記座板部に装設したカ
バー取付部とを具備せしめてある配管用ケースを
提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は本考案手段により既存の建物の室内に
空調機器の室内機を設置した状態の説明図で、同
図において、1は建物の室、10,10はその室
1の壁面、11はその室1の床面、12はその室
1の天井、2はその室1の壁面10に取付けた空
調施設の室内機、3,3は室内機2に接続した冷
媒・熱媒の給排用の被覆銅管、aは被覆銅管3,
3を配管した状態位置に固定するとともにそれを
覆いかくすよう化粧する配管用ケースを示す。
室1は浴室であり、壁面10および床面11に
はタイルが貼られている。
室内機2は通常の除湿機または暖房機である。
被覆銅管3,3は、10φ前後の銅パイプの外周
に、合成樹脂材のテープ状の断熱材が5〜10mmの
厚さに巻かれている通常の被覆銅管である。
配管用ケースaは、建物の室の壁面10または
床面11に取付け止着する取付座板4と、これに
組付ける化粧カバー5(または化粧パネル)とよ
りなる。
取付座板4は、弾性を具備する金属板または合
成樹脂材で成形して、室1の壁面10または床面
11に当接して止着する座板部40と、配管する
被覆銅管3,3を挟み込んで挟持するよう前記座
板部40の内面側に装設したクリツプ40,41
と、配管した被覆銅管3,3を覆いかくす化粧カ
バー5を組付け支持するために座板部40に装設
したカバー取付部42とからなり、それの座板部
40には、室1の壁面10または床面11に当接
して止着するときの、止着ネジ43挿通用のネジ
穴44が開設してある。
取付座板4は、それの座板部40を第2図の如
くアングル状に成形しておいて、第4図に示して
いる如く、室1の壁面10とそれに隣接する壁面
10とで形成するコーナーか、室1の壁面10と
床面11とで形成するコーナーに、嵌合するよう
にして、止着ネジ43で止着する形態のものと、
第5図に示している如く、座板部40を平板状に
成形して、第6図に示している如く、室1の壁面
10または床面11に、止着ネジ43で止着する
形態のものとがある。
また、前記取付座板4に形成するカバー取付部
42は、前述の第2図に示す形態の取付座板4に
あるよう、座板部40の左右の両側縁に、化粧カ
バー5の内面が接合する接合板42aを設けて、
それにねじ穴42bを開設しておき、第4図に示
す如く、それに当接する化粧カバー5を組付ネジ
45…で組付け止着するように構成する場合と、
第5図に示す形態の取付座板4にあるように、座
板部40の左右の両側に、斜め外方に突出したの
ち斜め内方に向け屈曲して突出する、平面視でく
の字形に張出す屈曲壁よりなるカバー取付部42
に形成しておいて、化粧カバー5の両側縁に第6
図に示しているようこれに対応する形状の屈曲壁
5aを形設しておき、取付座板4に当接した化粧
カバー5を押込むことで、カセツト状に組付け止
着が行なわれるように構成する場合がある。
また、座板部40の内面に装設する被覆銅管3
挟持用のクリツプ41は、前述の第2図乃至第4
図に示している例の如く、被覆銅管3を一本づつ
別々に挟持するように構成する場合と、前記第5
図および第6図に示している例の如く、給・排2
本の被覆銅管3,3を一緒に抱え込んで挟持する
ように構成する場合がある。
化粧カバー5は、第2図乃至第4図に示してい
る如く、室1の壁面10とそれに隣接する壁面1
0との間に形成されるコーナーまたは壁面10と
床面11との間に形成されるコーナーに嵌合して
いくコーナー用の取付座板4に組合わせて用いる
ものにあつては、その取付座板4のカバー取付部
42,42の外面に内面側を接合した状態におい
て、左右の側縁50,50が、第4図に示してい
る如く、取付座板4を嵌め込んで止着するコーナ
ーを形成している壁面10と壁面10または壁面
10と床面11とに、密接していくように、左右
の巾dを設定した長尺のプレートに形成してお
き、また、第5図および第6図に示している如
く、室1の壁面10または床面11に座板部40
を当接して止着する非コーナー用の取付座板4と
組合わせて用いる形態の化粧カバー5にあつて
は、第6図に示している如き断面形状をもつて連
続する長尺物に形成しておいて、工事現場におい
て、既定の寸法に切断して用いるようにする。
このように構成する実施例装置は次のように作
用する。
空調施設の室内機2を第1図に示している如
く、既存の建物の室1の壁面10または床面11
の所望の場所に設置するために、その室内機2に
接続する冷媒・熱媒の給排用の被覆銅管3,3を
室1内に露出状態で配管する工事を行なう際、ま
ず、定められた室内機2の取付場所にまで被覆銅
管3,3を這わせていくラインを、その室1の壁
面10…および床面11ならびに天井12らによ
り形成されるコーナーから選択して設定してお
き、そのコーナーに、第2図に示している如く座
板部40がアングル状に形成されているコーナー
用の取付座板4…を、適宜の間隔をおいて配位
し、止着ネジ43により室1の内面に組付けてお
く。
このとき、ラインの端末で、室1のコーナーを
利用できない個所には、第5図に示している如
く、座板部40を平板状にした取付座板4を組付
け止着しておく。
この取付座板4の組付け止着を終えたところ
で、配管する被覆銅管3,3を、配列された取付
座板4…に従い、設定したラインに這わせてい
き、各取付座板4…に装設してあるクリツプ41
…に嵌め込んで挟持させる。これにより、被覆銅
管3,3は、室1の最も邪魔にならないコーナー
部に配管され、かつ、動かないよう固定されて配
管工事が完了する。
次に、室1のコーナーに這わせた被覆銅管3,
3には、それの外側から、座板部40をアングル
状にしたコーナー用の取付座板4…の左右の巾に
対応する巾dに形成してある平板状のカバー5
を、室1のコーナーを埋めるようにかぶせて、配
設してあるコーナー用の取付座板4のカバー取付
部42…に当接し、組付ネジ45…でそのカバー
取付部42…に組付け止着していく。このとき、
組付ネジ45…は化粧カバー5に開設しておくネ
ジ穴51…に挿通して、カバー取付部42に設け
ておくねじ穴42bに螺合するようにするが、そ
のネジ穴51…およびねじ穴42b…は、化粧カ
バー5を組付けるときに、ドリルで細孔に穿設
し、そこに組付ネジ45…をもみ込むようにして
もよい。
また、配管した被覆銅管3,3の室1のコーナ
ーから外れた部位には、第6図に示す如き断面形
状に形成してある化粧カバー5を用い、座板部4
0が平板状に形成してある非コーナー用の取付座
板4に組付け装着する。
これによつて、配管工事と、配管した被覆銅管
3,3を覆いかくして化粧する工事が完了する。
以上説明したように、本考案による配管用ケー
スは、建物の室1の内面に止着する取付座板4と
これに組付ける化粧カバー5とからなり、その取
付座板4には、室1の壁面10・床面11・天井
12に当接して止着する座板部40と配管する被
覆銅管3,3を挟持するよう前記座板部40の内
面側に装設せるクリツプ41…と配管した被覆銅
管3,3を覆いかくす前記化粧カバー5を組付け
支持せしめるよう前記座板部40に装設したカバ
ー取付部42とを具備せしめて構成してあるのだ
から、室内機2に接続する冷媒または熱媒の給排
用の被覆銅管3,3を、簡略で手順よく行なえる
工事によつて、室1の壁面10・床面11・天井
12らの隅に形成されるコーナーを利用した邪魔
にならない場所に、しつかり配管していけるよう
になると同時に、その配管を覆いかくす化粧工事
が行なえるようになるので、建物が出来上がつて
から後に、空調機器の室内機の増設または設置場
所の移動を行なう際の、その室内機に接続する冷
媒・熱媒の給・排用の被覆銅管の配管工事が、手
ぎわよく行なえ、かつ、配管し終えた被覆銅管
を、見苦しくない状態に化粧する工事が簡略に行
なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案手段の施工状態の説明図、第2
図は本考案による配管ケースのコーナー用の取付
座板の斜視図、第3図は同上配管ケースの施工時
の斜視図、第4図は同上配管ケースの組付け状態
における断面図、第5図は本考案による配管ケー
スの非コーナー用の取付座板の斜視図、第6図は
同上の組付け状態における断面図である。 図面符号の説明、a……配管用ケース、d……
左右の巾、1……室、10……壁面、11……床
面、12……天井、2……室内機、3……被覆銅
管、4……取付座板、40……座板部、41……
クリツプ、42……カバー取付部、42a……接
合板、42b……ねじ穴、43……止着ネジ、4
4……ネジ穴、45……組付ネジ、5……化粧カ
バー、5a……屈曲壁、50……側縁、51……
ネジ穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物の室1の内面に止着する取付座板4とこれ
    に組付ける化粧カバー5とからなり、その取付座
    板4には、室1の壁面10・床面11・天井12
    に当接して止着する座板部40と配管する被覆銅
    管3・3を挟持するよう前記座板部40の内面側
    に装設せるクリツプ41…と配管した被覆銅管
    3・3を覆いかくす前記化粧カバー5を組付け支
    持せしめるよう前記座板部40に装設したカバー
    取付部42とを具備せしめてある配管用ケース。
JP1987188249U 1987-12-10 1987-12-10 Expired JPH035780Y2 (ja)

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JP1987188249U JPH035780Y2 (ja) 1987-12-10 1987-12-10

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JP1987188249U JPH035780Y2 (ja) 1987-12-10 1987-12-10

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JPH0191819U JPH0191819U (ja) 1989-06-16
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JP2553161Y2 (ja) * 1991-09-10 1997-11-05 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の据付装置

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JPH0191819U (ja) 1989-06-16

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