JPS59170080A - 環状カルバメ−ト化合物の製造方法 - Google Patents

環状カルバメ−ト化合物の製造方法

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JPS59170080A
JPS59170080A JP4318783A JP4318783A JPS59170080A JP S59170080 A JPS59170080 A JP S59170080A JP 4318783 A JP4318783 A JP 4318783A JP 4318783 A JP4318783 A JP 4318783A JP S59170080 A JPS59170080 A JP S59170080A
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JP
Japan
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formula
iodine
compound
added
brd
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JP4318783A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hirama
岩下充子
Mitsuko Iwashita
平間正博
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Publication date
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、新規な環状カルバメート化合物の製造方法に
関する。
従来技術 カルバメートは、一般に、アミド、エステルなどと同様
な官能基と考えられてており、また分子中にカルバメー
トを含む薬剤も多数開発されている。例えば、抗コリン
作動薬としてPyridostig−mine、Phy
sostigmine、Carbachol、Dibu
toline等が開発されており、また中枢神経系鎮静
剤としてEthinamate等が開発されている。更
に、カルシ八メート基を有する農薬も多数開発されてい
る。
カルバメートは一般にアルコールに適当なイソシアナー
トを作用させることによって容易に合成できることが知
られている。
発明の目的及び構成 本発明者らは、新規な環状カルバメート化合物の製造方
法を開発すべく鋭意研究を進めた結果、ホモアリルアル
コール、アリルアルコールから対応する環状カルバメー
ト化合物を合成することに成功した。
本発明に従えば、 一般式(II) 〔式中、R1、RL、  R3及びRは、それぞれ独立
に、水素原子もしくは炭素数1〜8のアルキル基、好ま
しくは炭素数1〜3の低級アルキル基を示し、R5はア
リールスルホニル基(例えば、バラトルエンスルボニル
基、ヘンゼンスルポニル基、トリメチルヘンゼンスルボ
ニル基)、メタンスルボニル基を示し、nはOもしくは
1を示す〕を沃素もしくはフェニルゼレニルクロリトで
酸化することから成る一般式(1) 一般式(f) 1 R”   C \7/\ O (式中、R’、  R’、  R’、  R4及びR5
並びにnは上で定義した通りであり、Xは沃素もしくは
フェニルセレニル基を示す)の環状カルバメート化合物
の製造方法が提供される。
発明の説明 本発明に従えば、前記一般式(1)の環状力ルハメ−1
・化合物は以下のようにして合成することができる。即
ち、一般式(II) (式中、R’、  R2,R,R及びR並びにnは上で
定義した通りである)を過剰の炭酸カリ、炭酸ナトリウ
ム、炭酸リチウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム
などの弱アルカリの存在下に過剰の沃素もしくはフェニ
ルセレニルクロリド等で酸化することにより容易に前記
一般式(1)の環状カルバメート化合物を合成すること
ができる。
なお、上記一般式(11)の化合物は、例えば一般式(
III) H (式中、R1、R2,♂及びR4並びにnは上で定義し
た通りである)のアルコールに対して当量以上のp4ル
エンスルホニルイソシアナート、メタンスルボニルイソ
シアナート又はベンゼンスルボニルイソシアナートをエ
ーテル系、ハロメタン系、炭化水素系の有機機溶媒中で
反応させることによって合成することができる。
一般式(II)で示される化合物は、l+すえば一般式
(Ill)で示される化合物を少量のエーテル系、ハロ
メタン系、炭化水素系の溶媒に溶かし、1.2〜1.5
当量のイソシアネートを攪拌下滴下する。
少量の水を加えたのち上記と同じ溶媒で2回抽出し、乾
燥する。精製はシリカゲルカラムクロマトグラフィーを
用いると、はぼ定量的に一般式(II)で示される化合
物が得られる。
この一般式(II)の化合物をエーテル系、ハロメタン
系、炭化水素系の溶媒に溶かし、過剰のアルカリ又はア
ルカリ溶液を次いで加える。この溶液に2当量の沃素、
フェニルゼレニルクロリトを加え、出発物質がなくなる
まで室温にて攪拌する。
過剰の亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウムなど
を加え、上に示した有機溶媒を用い数回抽出する。精製
は一般に用いるシリカゲルカラムクロマトを用いること
より一般式(r)で示される化合物は得られる。
上記のようにして合成された、前記一般式(1)の環状
カルバメート化合物は、例えばカルバメートの窒素原子
を保護している基を還元、加水分解により除去し、次い
で弱アルカリ水溶液で処理することにより、1,2−ア
ミノアルコール、1,3−アミノアルコールを合成する
ことができる。このようにして合成したL2−アミノア
ルコールは、例えばエフェドリン、ツヘラクチノマイシ
ンAの構成単位であるγ−ヒドロキシーβ−リジンの合
成に使用でき、前記環状カルバメート化合物よりかかる
薬剤を合成することができる。一方、1,3−アミノア
ルコールは、例えばネガマイシンの構成単位であるδ−
ヒドロキシ−β−リジン、アミノ糖でバラマイシンC(
BaumycinC)の構成単位であるL−Rhodo
samine、 L−Daunosamineの合成に
使用することができ、前記環状カルバメート化合物より
かかる薬剤を合成することができる。
実施例 次に前記一般式(1)の環状カルバメート化合物の合成
例をあげて本発明を更に具体的に説明するが、本発明を
これらの範囲内に限定するものでないことはいうまでも
ない。
例1 2−メチル−2−プロペン−1〜オ一ル185mgを塩
化メチレン3mlに溶解し、これにp−トルエンスルホ
ニルイソシアナート557 mgを室温で滴下した。次
いで蒸留水を少量加え、塩化メチレンで2回抽出した。
得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒
を除去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製した。
このようにして、無色油状のN−叶トルエンスルボニル
力ルハメート629 mg (収率9o%)ヲ得た。
生成物の分析値は以下の通りであった。
’If−NMR(100MIIz、 CDCl3 )δ
1.68 (311,s) 2、45 (311,s) 4、48 (21Ls) 4、91  (2H,br、s ) 7、34 (211,brd、J= 8.4 Hz)7
、92 (211,brd、J= 8.411z)II
?(フィルム) ν (1/ cm) 3250.1755.1600.
1450.1350゜1222.1160.1100 高分解能マススペクトルM” (Cl2111!1−N
04S)計算値:269.0722 実測値:269.0730 次に、上で得たN−p−トルエンスルボニルカルバメー
ト51mgをエーテル2mlに熔解し、これに炭酸カリ
ウム260mg (1,、O当量)及び沃素95mg(
2当量)を添加し、室温で25分間攪拌ルた。
蒸留水を少量加え、亜硫酸アンモニウムを沃素の色が消
えるまで加えた。更に飽和の塩化アンモニウム水溶液を
加えた後、エーテルで3回抽出した。
得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒
を除去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製した。
このようにして、下記式で表わされる無色油状の環状カ
ルバメート化合物54+ng(収率67%)を得た。
以下余白 (式中、TsはP−)ルエンスルホニル基を示す、以下
同じ) 生成物の分析値は以下の通りであった。
’If−NMR(100MIlz、CDCl5)δ1.
92 (31Ls) 2、45 (311,s) 3、72 (LH,d、J= 1111z)3、86 
(Ill、d、J= 11 fiz)4、00 (LH
,d、J= 8.8 Hz>4、29 (Ill、d、
J= 8.8 Hz)7、35 (2H,brd、J=
 8.5 Hz)8、 OO(21+、brd、J= 
8.511z)IR(フィルム) v  (1/ cm)  1790,1600.’13
70,1295.12001180.1170.113
0.1099例2 1−ブテン−3−オール153mgを塩化メチレン2m
lに溶解し、これにp−トルエンスルボニルイソシアナ
ート585mg(1,4当N)を室温で攪拌下に滴下し
た。次いで蒸留水を少量加え、塩化メチレンで2回抽出
した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後
、溶媒を除去し、シリカゲルクロマトグラフィーでネ青
製した。
このようにして、無色油状のN−p−トルエンスルホニ
ル力ルハメ−) 485 mg (収率85%)を得た
生成物の分析値は以下の通りであった。
’H−NMR(100MH2,CDC13)61、27
 (3H,d、J−6,59Hz)2、45  (31
1,5) 5yO4〜5.36 (3H,m) 5.75 (III、ddd、J= 17.3. 10
.3゜5、6111z) 7、33 (2B、brd、J= 8.5 Hz)7、
92  (211,brd、J= 8.511z)II
I (フィルム) ν (1/ cm) 3240.1750.1602.
1442.1340゜1230、1164.1099 高分解能マススペクトルM (C12111SNO4S
)計11¥(1! :  2 69.0 7 2 3実
測値:269.0123 次に、上で得たN−p−トルエンスルボニル力ルバメー
f・49 mgをエーテル2mlに/8解し、これに飽
和の炭酸水素ナトリウム水溶?&1m+を添加し、更に
沃素102mg(2当量)を添加し、室温で1時間攪拌
した。
亜硫酸水素ナトリウムを沃素の色か消えるまで加えた。
更に少量の飽和塩化アンモニウム水/8液を加えた後、
エーテルで3回抽出した。得られた有機層を硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を除去し、シリカゲルクロマ
トグラフィーで分離して、下記式の無色針状結晶A 1
5.5 mg (収率:19.5%)及び無色針状結晶
834.4 mg (収率:43.3%)を得た(塩化
メチレン−n−ヘキサンから再結晶)。立体異性体比A
/Bは1/2.2であった。
0 111 (A)       (B) 生成物の分析値は以下の通りであった。
(A)  ’ll−NMR(100MIIz、にDCI
3)61、38 (3tl、d、J= 6.3511z
)2、46  (3t(、s) 3、33 (11Ldd、 J==10.3 、 91
1z)3、65 (LH,dd、 J= 10.3 、
 311z)4、09 (LH,dt、 J= 9 、
 3 fiz)4、44 (ltl、qd、 J= 6
.35 、 311z)7、36 (2H,brd、J
= 8.5112)7、95 (2tLbrd、J−8
,511z)Ill(クロロホルム中) ν (1/ cm) 179’0.1600.1370
.1175.1130゜120 元素分析(C,λl14NO4SI )  (%)CH
N 計算値:36.47 3.57 3.54実測値:36
.51 3.48 3.60(B )  ’It−NM
R(100MIlz、CDCl5)61、59  (3
H,d、J= 6.6 Hz)2、46  (3H,s
) 3、44  (2tlm) 4、6   (ill、ddd、J= 8 、 6 、
 3 flz)4、86  (ltl、dq、 J= 
7.3 、 6.6 fiz)7、37  (211,
brd、J= 8.611z)7、99  (21Lb
rd、J= 8.6 Hz)IR(フィルム) ν (1/ Cm) 、 1780.1600.136
5.121.0.1190゜1170、1100 以下余白 元素分析(C+JJO4SI )  (%)CHN 計算値=36.47 3.57 3.54実測値:36
.59 3.35 3.65例3 シス−3−ヘキセン−1−オール1.00gを塩化メチ
レン10m1に溶解し、これにp−1−ルエンスルホニ
ルイソシアナート2.36g(1,2当N)を室温で攪
拌下に滴下した。次いで蒸留水を約10m1加え、塩化
メチレンで2回抽出した。得られた有機層を硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を除去し、シリカゲルクロマ
トグラフィーで精製した。
このようにして、無色油状のN−p−)ルエンスルボニ
ルカルバメー)2.67g(収率90%)を得た。
生成物の分析値は以下の通りであった。
H−NMR(100MHz、CDC13)δ0.92 
B (3H,t、J= 1: 6112)1、99 (
2H,brq、J= 7.111z)2.31  (2
H,brq、J−6,611z)z、4s  (s旧S
) 4、06  (2B、t、J= 6.96 fiz)5
.3   (211,m) 7、34  (211,brd、J= 8.55 Hz
)7、93  (2H,brd、J= 8.55 )1
z)IR(フィルム) ν (1/ cm) 3240.1?60.1600.
1450.1350゜1165、1099 高分解能マススペクトルM (C4H,9NO4S)計
算値: 297..1032 実測値:297.1019 次に、上で得たN−p−トルエンスルホニルカルバメー
)72mgを四塩化炭素2mlに溶解し、これに炭酸水
素すl−IJウム飽飽和水溶液1m反び沃素123mg
(2当量)を添加し、室温で1時間30分攪拌した。亜
硫酸ナトリウムを沃素の色が消えるまで加えた。更に飽
和の塩化アンモニウム水溶液を加えた後、塩化メチレン
で2回抽出した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥した後、溶媒を除去し、シリカゲルクロマトグラフ
ィーで精製分離した。
このようにして、下記式で表わされる無色針状結晶の環
状カルバメート化合物77mg(収率75%)を得た。
(塩化メチレン−ヘキサンより再結晶、融点:137.
2〜139℃) 1 生成物の分析値は以下の通りであった。
’H−NMR(360MHz、 CDCl3 )δ0.
92 (3H,t、J= 7. O1lz)1、43 
(Ill、dqd、J= 14.7 、7.0 。
2、5 Hz) 1.61  (IH,dqd、J= 14.7.11.
8゜7、0 Hz> 2.31 (10,dddd、 J= 14.5. 1
0.9゜8、5 、 4.8 Hz) 2、57  (lil、dddd、 J= 14.5 
、 8..5 。
4、8 、 3.3112) 4、12  (lILtd、 J= 10.9. 3’
、31(z)4.27  (1tLtd、 J= 10
.9. 4.8Hz>4.49  (ill、ddd、
J= 11.8. 4.2゜2、5 Hz) 5、 OO(1)1.td、 j= 8.5 、 4.
2 +1z)7、34  (211,brd、J= 8
.311z)7、95  (2H,brd、J= 8.
3 tlz)IR(フィルム) v  (1/ cm)  1740.1600.135
0.1270.1170高分解能マススペクトルM+−
So、(Cl4H,、N021)計算値:359.03
80 実測値: 359.0360 元素分析(C+xH+eNO4SI )  (%)CH
N 計算値:39.73 4.29 3.31実測値:39
.64 4.0B  3.45例4 3−メチル−3−ブテン−1−オール219mgを塩化
メチレン5mlにン審問し、これにp−)レニンスルホ
ニルイソシアナート603■(3,06ミリモル)を室
温で攪拌下に滴下した。次いで蒸留水を約5ml加え、
塩化メチレンで2回抽出した。
得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒
を除去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製した。
このようにして、無色油状のN−p−トルエンスルホニ
ルカルバメート584mg(収率85%)ラミ背た。
生成物の分析値は以下の通りであった。
1旧NMR(100MHz、CDCl5)δ1.68 
(3fLs) 2、28 (2H,brt、J= 6.811z)2、
45 <3H,s) 4、19 (21(、t、J= 6.8 Hz)4、6
4 (1+l、brs) 4、75 (ltl、brs) 7、33 (2t(、brd、J= 8.211z)7
、93  (2H,brd、J= 8.21+z)IR
(フィルム) ν (L / c+n) 3250.1758.160
0.1162高分解能マススペクトルM”  5O2(
C)311+78Qj計算値:283.0876 実測値:2B3.0870 次に、上で得たN−叶トルエンスルポニル力ルハメ−1
−69,9mgを四塩化炭素2mlに熔解し、これに炭
酸水素すl−IJウム飽飽和水溶液1m反び沃素131
mg(2当量)を添加し、室温で1時間攪拌した。亜硫
酸ナトリウムを沃素の色が消えるまで加えた。更に飽和
の塩化アンモニウム水/8液約2mlを加えた後、塩化
メチレンで2回抽出した。得られた有機層を硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を除去し、シリカゲルクロマ
トグラフィーで精製分離した。
このようにして、下記式で表わされる無色油状の環状カ
ルバメート化合物74.5Hw(収率71%)を得た。
以下余白 生成物の分析値は以下の通りであった。
H−NMR(360Mllz、CDCl5)62.04
 (3H,s) 2.06 (I H,m) 2.43 (3H,s) 2.33 (LH,m) 3.8B (LH,d、J=10.5Hz)4.21 
 (2H,br t、  J =5.2](z)4.3
2 (IH,d、J=10.5Hz)7.31  (I
H,d、  、J=8.21(z)7、83 (L H
、d 、  J = 8.2 Hz )JR(フィルム
) ν (1/ cm)  1730.1600.1402
.1350.1295.1165高分解能マススペクト
ルM’−3O豆(C1311,、No21)計算値:3
45.0222 実測値:345.0222 帆影 4−ペンテン−2−オール213mgを塩化メチレン5
mlにン審問シ、これにp−ト)レニンスルホニルイソ
シアナート587mg(1,2当量)を室温で攪拌下に
滴下した。次いで蒸留水を少量加え、塩化メチレンで2
回抽出した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥
した後、溶媒を除去し、シリカケルクロマ1〜グラフイ
ーで精製した。
このようにして、無色油状の1l−p−1−ルエンスル
ホニル力ルハメート627 mg (収率93%)を得
た。
生成物の分析値は以下の通りであった。
’II−NMR(100MIIz、 CDCl3 )δ
1.17 (3tLd、J= 6.111z)2、25
 (21Lbrt、J= 6.611z)2、44 (
3H,s) 4、84 (211,5extet、 J= 6.4 
fiz)5.0  (2tl、m) 5.64  (IH,dat、J= 1 3. 7. 
5.5 Hz)7.33  (21Lbrd、J= 8
.411z)7、9 1  (2H,brd、J= 8
.411z)IR(フィルム) ν (1/ cm) 3250.1750..1602
.1164高分解能マススペクトルM (Clh tl
+7N 04 S)計算値:283.0914 実測値:283.0896 次に、上で得たN−p−トルエンスルホニルカルバメー
ト47 mgをエーテル2mlに溶解し、これに炭酸カ
リウム239mg(10当量)を添加し、更に沃素88
B(2当量)を添加し、室温で1時間10分攪拌した。
亜硫酸ナトリウムを沃素の色が消えるまで加えた。更に
飽和塩化アンモニウム水溶液約2mlを加えた後、エー
テルで3回抽出した。得られた有機層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後、溶媒を除去し、シリカゲルクロマトグ
ラフィーで精製分離、して、下記式の無色針状結晶A 
37 mg (収率:53%、融点:131〜133°
C)及び無色針状結晶84mg(収率:6%)を得た(
エーテル−n−ヘキサンから再結晶)。立体異性体比A
/Bは963/1であった。
0 111 (A)       (B) 生成物の分析値は以下の通りであった。
(A)  ’H−NMR(360MHz、CDCl5)
δ1.3B (3H,d、J=6.5Hz)1.82 
(LH,ddd、J=14゜12.9.5Hz) 2.45 (3H,s) 2.49 (LH,ddd、J=14゜8.2,2.2
Hz) 3.44 (LH,dd、J=10.5゜7、2 Hz
 ) 3.57  (LH,dd、  J=10.5゜2、5
 Hz ) 4.33  (IH,dqd、  J=12゜fy、5
. 2.2 Hz) 4.47  (LH,dddd、  J=9.5゜8、
2 、 7.2 、 2.5 Hz )IR(フィルム
) 1’  (1/ cm)  1730.160帆116
2高分解能マススペクトルM”−5O2(C,、H,N
021)計算値:345.0225 実測値:345.0227 元素分析(C,、H,、N04SI )  (%)CH
N 計算値:38.15 3.94 3.’42実測値:3
7.99 3.73 3.46(B)  ’H4MR(
360Mllz、CDCl5)δ1.39  (3H,
、d、  J=6.5Hz)1.84  (LH,dd
dd、  J=14.5゜12、 5. 1.5Hz) 2.44  (3H,s) 2.65  (LH,dt、  J=14.5゜2、5
 Hz ) 3.26  (LH,dd、  J=12. 10Hz
)3.83  (LH,ddd、  J=1 0゜4.
1.5) 4.55  (IH,dqd、  J=12゜6.5.
2.5Hz) 4.72  (IH,dddd、  J=12゜5、 
4. 2.5Hz) 7.33  (2H,brd、  J=8.5Hz)7
.99  (2H,brd、  J=8.5Hz)IR
(フィルム) ν (1/ cm)  1725.1600.1360
.1170.1140゜095 高分解能マススペクトルM”−5O2(C,,311,
6NO2I)計算値:345.0223 実測値:345.0200

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(■) 〔式中、R1、RZ、  ♂及びtは、それぞれ独立に
    、水素原子もしくは炭素数1〜8のアルキル基を示し、
    R5はアリールスルホニル基、メタンスルホニル基を示
    し、nはOもしくは1を示す〕を沃素もシ<ハフェニル
    ゼレニルクロリドで酸化することを特徴とする一般式(
    1) (式中、R’、  R2,R’、  R’及びR5並び
    にnは上で定義した通りであり、Xは沃素もしくはフェ
    ニルゼレニル基を示す)の環状カルバメート化合物の製
    造方法。
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