JPS59168053A - 樹脂組成物及びプラスチツク成型品 - Google Patents
樹脂組成物及びプラスチツク成型品Info
- Publication number
- JPS59168053A JPS59168053A JP4204183A JP4204183A JPS59168053A JP S59168053 A JPS59168053 A JP S59168053A JP 4204183 A JP4204183 A JP 4204183A JP 4204183 A JP4204183 A JP 4204183A JP S59168053 A JPS59168053 A JP S59168053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- weight
- copolymer
- parts
- higher fatty
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、メタクリル酸メチル−スチレン系共重合樹脂
（以下ＭＳ樹脂と称する）の改良された樹脂組成物に関
する。更に詳しくは、樹脂の成型加工に際して金型から
高温下で前１１生 型が必要な際に優れた離）ｊ１挽を持ち、特に射出吹込
中空成型に適する樹脂組成物及びこの樹脂組成物を射出
吹込中空成型して得られるプラスチック成型品に関する
。
（以下ＭＳ樹脂と称する）の改良された樹脂組成物に関
する。更に詳しくは、樹脂の成型加工に際して金型から
高温下で前１１生 型が必要な際に優れた離）ｊ１挽を持ち、特に射出吹込
中空成型に適する樹脂組成物及びこの樹脂組成物を射出
吹込中空成型して得られるプラスチック成型品に関する
。
射出吹込中空成型法とは射出成型により有底円筒状のも
の（パリソン）を成型し、パリソンが軟らかいうちにコ
ア（射出成型の雄金型）につけたまま中空成型用金型に
移行させ、コアから圧気を送り込んで中空成型品を得る
方法でちる。
の（パリソン）を成型し、パリソンが軟らかいうちにコ
ア（射出成型の雄金型）につけたまま中空成型用金型に
移行させ、コアから圧気を送り込んで中空成型品を得る
方法でちる。
例えば、スチレン樹脂の場合、一般の射出成型などでは
金型の温度は約６０℃以下であるのに比べ、射出吹込中
空成型では樹脂のグレード及び成型品の形状によって多
少異なるが約９５℃〜１６０℃の高温で行なう必要があ
る。というのはコアの温度が低すぎるとコアからの離型
が困難で、逆に高すぎると中空酸２１の肉厚が変動した
り、極端な場合成型品にしわを生ずるなどの不都合を示
すからである。このように、射出吹込中空成型は成型条
件の選択が非常に重要で、成型操作においては厳密な温
度制御が必要となってくる。特にＭ Ｓ ｑＨ脂の場合
、スチレン樹脂よりもさらに成型に適するコアの温度の
範囲は狭く、従来のＭＳ樹脂ではかなシ厳密に温度側（
財）を行なっても安定して成型品を得ることは困難であ
り、今までにＭＳ樹脂の射出吹込成型品は実用化されて
いない。
金型の温度は約６０℃以下であるのに比べ、射出吹込中
空成型では樹脂のグレード及び成型品の形状によって多
少異なるが約９５℃〜１６０℃の高温で行なう必要があ
る。というのはコアの温度が低すぎるとコアからの離型
が困難で、逆に高すぎると中空酸２１の肉厚が変動した
り、極端な場合成型品にしわを生ずるなどの不都合を示
すからである。このように、射出吹込中空成型は成型条
件の選択が非常に重要で、成型操作においては厳密な温
度制御が必要となってくる。特にＭ Ｓ ｑＨ脂の場合
、スチレン樹脂よりもさらに成型に適するコアの温度の
範囲は狭く、従来のＭＳ樹脂ではかなシ厳密に温度側（
財）を行なっても安定して成型品を得ることは困難であ
り、今までにＭＳ樹脂の射出吹込成型品は実用化されて
いない。
又、メタクリル酸メチル樹脂（アクリル樹脂）の場合は
、一般にスチレン樹脂やＭＳ樹脂に比べ樹脂の流動性が
悪く、パリノンの成形がしにくいこと、固化し易い為に
圧気を吹込んだ時の伸びが悪く、成形品表面にしわがで
き易い等の欠点がある。
、一般にスチレン樹脂やＭＳ樹脂に比べ樹脂の流動性が
悪く、パリノンの成形がしにくいこと、固化し易い為に
圧気を吹込んだ時の伸びが悪く、成形品表面にしわがで
き易い等の欠点がある。
ＭＳ樹脂は、一般の射出成型を行なった時にも見られる
ように、スチレン樹脂に比べて金型への密着性が高く、
このことがＭＳ樹脂の射出吹込中空成型を困難なものに
していると考えられる。
ように、スチレン樹脂に比べて金型への密着性が高く、
このことがＭＳ樹脂の射出吹込中空成型を困難なものに
していると考えられる。
本発明者は上記の知見を基に鋭意検討を加えた結果、射
出吹込中空成型品を安定して得られることのできるよう
なＭ Ｓ ：ＤＪ脂組成物を見出し本発明に到った。
出吹込中空成型品を安定して得られることのできるよう
なＭ Ｓ ：ＤＪ脂組成物を見出し本発明に到った。
す々わち本発明はＭＳ樹脂１００重量部に対し、添加剤
として高級脂肪酸及び／又は高級脂肪酸の金、１り塩及
び／又は高級脂肪酸アミドを０２〜０．５重量部含む射
出吹込中空成型に適したＭＳ樹脂組成物及びこのＭＳ樹
脂組成物を射出吹込中空成型して得られるプラスチック
成型品を提供するものである。
として高級脂肪酸及び／又は高級脂肪酸の金、１り塩及
び／又は高級脂肪酸アミドを０２〜０．５重量部含む射
出吹込中空成型に適したＭＳ樹脂組成物及びこのＭＳ樹
脂組成物を射出吹込中空成型して得られるプラスチック
成型品を提供するものである。
本発明で言うＭＳ園脂とはメタクリル酸メチル２０重量
係以上及びメチレフ２０重量係以上含みかつ両者の合計
が５０重ｉ ％以上からなる共重合体、メタクリル酸メ
チル２０重量％以上及びスチレン誘導体−例えばα−メ
チルスチレンのようなα置換スチレン、ｐ−メチルスチ
レンのような核置換スチレンを２０重量％以上含み、か
つ両者の合計が５００重量部上からなる共重合体、さら
に上記モノマーの組成を必須項目として、共重合可能な
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリロ
ニトリルなどのモノマーをその一種以上共重合した共重
合体、並びにこれらの共重合体に合成ゴムを混合又はグ
ラフトのような化学的結合の形で含有した重合体を意味
する。
係以上及びメチレフ２０重量係以上含みかつ両者の合計
が５０重ｉ ％以上からなる共重合体、メタクリル酸メ
チル２０重量％以上及びスチレン誘導体−例えばα−メ
チルスチレンのようなα置換スチレン、ｐ−メチルスチ
レンのような核置換スチレンを２０重量％以上含み、か
つ両者の合計が５００重量部上からなる共重合体、さら
に上記モノマーの組成を必須項目として、共重合可能な
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリロ
ニトリルなどのモノマーをその一種以上共重合した共重
合体、並びにこれらの共重合体に合成ゴムを混合又はグ
ラフトのような化学的結合の形で含有した重合体を意味
する。
酸、ベヘニン酸などが挙げられる。これらは単独でも、
二種以上の、／ｌＬ合物でも用いることができる。高級
脂肪酸の金属塩としては、例えばステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜塩、ステアリン酸アルミニウム、ス
テアリン酸マグネシウム、ベヘニン酸カッＶシウム、ラ
ウリン酸カルシウムなどが挙げられる。これらは単独で
も、二種以上の混合物でも用いることができる。高級脂
肪酸アミドとしては例えばメチレンビスステアロアミド
、エチレらは単独でも二種以上の混合物でも用いること
ができる。
二種以上の、／ｌＬ合物でも用いることができる。高級
脂肪酸の金属塩としては、例えばステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜塩、ステアリン酸アルミニウム、ス
テアリン酸マグネシウム、ベヘニン酸カッＶシウム、ラ
ウリン酸カルシウムなどが挙げられる。これらは単独で
も、二種以上の混合物でも用いることができる。高級脂
肪酸アミドとしては例えばメチレンビスステアロアミド
、エチレらは単独でも二種以上の混合物でも用いること
ができる。
本発明において添加剤の添加量の合計はＭＳ樹脂１０．
０重量部に対して０２〜０．５重量部である。０．２重
量部より少ないと効果が小さく、安定して射出吹込中空
成型品を得ることができない。また０、 ５重量部より
多いとでき上がった成型品の耐熱性、熱安定性及び透明
性が損われるなどの不都合が生ずる。もちろん本発明の
樹脂組成物及びプラスチック成型品には可塑剤、安定剤
、着色剤などの一般に使用される添加剤を加えてもよい
。
０重量部に対して０２〜０．５重量部である。０．２重
量部より少ないと効果が小さく、安定して射出吹込中空
成型品を得ることができない。また０、 ５重量部より
多いとでき上がった成型品の耐熱性、熱安定性及び透明
性が損われるなどの不都合が生ずる。もちろん本発明の
樹脂組成物及びプラスチック成型品には可塑剤、安定剤
、着色剤などの一般に使用される添加剤を加えてもよい
。
ところで本発明の樹脂組成物を射出吹込中空成型して得
られるプラスチック成型品は、耐アルコール注、耐酸性
、耐アルカリ性などの耐薬品性に優れ、さらにスチレン
樹脂に比べて耐候性に優れているなど、実用価値の太き
いものが得られる。本発明のプラスチック成型品として
は例えば照明器具のセード材（グローブ）、食品用器、
化粧品用器などがある。
られるプラスチック成型品は、耐アルコール注、耐酸性
、耐アルカリ性などの耐薬品性に優れ、さらにスチレン
樹脂に比べて耐候性に優れているなど、実用価値の太き
いものが得られる。本発明のプラスチック成型品として
は例えば照明器具のセード材（グローブ）、食品用器、
化粧品用器などがある。
以下実施例、比較例及び参考例をあげて本発明を具体的
に説明する。
に説明する。
実施例１〜９、比較例１〜４、参考例
メタクリル酸メチル５０重量係とメチレフ５０重量係を
共重合してなるＭＳｉη１脂を用意した。この単独、捷
たけこれと各種の添加剤を第１表に示した割合で押出機
を用いて均一に混合してペレットとした。さらに参考例
としてスチレン樹脂（一般用ポリスチレン）のペレット
を用意した。
共重合してなるＭＳｉη１脂を用意した。この単独、捷
たけこれと各種の添加剤を第１表に示した割合で押出機
を用いて均一に混合してペレットとした。さらに参考例
としてスチレン樹脂（一般用ポリスチレン）のペレット
を用意した。
これらのペレットを用いて射出吹込中空成型方法により
重量約３８７（スチレン・可能の場合は約３．６ ｆ）
、内容積約５０ ｃｃ のホト／ｌｙを１００シヨツ
ト成型した。成型機は住友重機械工業（株）製ネピオマ
ツ） ２６０／７００−５Ｏ８（可塑化能力４’ ＯＫ
ｙ ／ ｈｒ Ｘ型締力１００トン）でノズル部温度２
７０℃、シリンダ一温度ｊ５０℃、ホットランナ−２３
０℃、金型は上記ボトル１個数いて１．０秒ザイクル、
吹込成型は５．０ Ｋｇ／ ｃｎｆの窒素にて行なった
。樹脂の離型性能はコアの温度を１４０℃、１４５℃、
１５０℃、１５５℃、１６０℃と変動させて成型し、成
型品の不良率を基準にして評価した。結果は第１表に示
した。
重量約３８７（スチレン・可能の場合は約３．６ ｆ）
、内容積約５０ ｃｃ のホト／ｌｙを１００シヨツ
ト成型した。成型機は住友重機械工業（株）製ネピオマ
ツ） ２６０／７００−５Ｏ８（可塑化能力４’ ＯＫ
ｙ ／ ｈｒ Ｘ型締力１００トン）でノズル部温度２
７０℃、シリンダ一温度ｊ５０℃、ホットランナ−２３
０℃、金型は上記ボトル１個数いて１．０秒ザイクル、
吹込成型は５．０ Ｋｇ／ ｃｎｆの窒素にて行なった
。樹脂の離型性能はコアの温度を１４０℃、１４５℃、
１５０℃、１５５℃、１６０℃と変動させて成型し、成
型品の不良率を基準にして評価した。結果は第１表に示
した。
第 １ 表
第１表かられかるとおり、本発明の実施例である、実施
例１〜９４ではコア温度］−５０℃で不良率０チであシ
、非常に安定して成型品が得られることがわかる。比１
夕例１〜３は本発明に使用しうる添加剤の添加がなしが
あるいは雄刃ＩＪｆが少ない場合であるが、コア温度が
いずれの場合でも必ず不良成型品が発生し、安定して成
型品が得られないことがわかる。比較例４は添加剤の量
が本発明の添加剤量より多い場合であるが、この場合は
、非常に安定して成型品が得られるが、得られた成型品
は、黄変、白濁しており、Ｍｓｉ＊↑脂本来の特注を損
う。また実施例１〜９と参考例のスチレン樹脂から得ら
れた成型品をザンシャイ／ウェザーメーターを用いて５
００時間の曝露を行なったところ、実施例１〜９で得ら
れた成型品は曝露後何ら変化しないのに比べ、参考例の
スチレン樹脂成型品は明らかに黄変しているのが認めら
れた。
例１〜９４ではコア温度］−５０℃で不良率０チであシ
、非常に安定して成型品が得られることがわかる。比１
夕例１〜３は本発明に使用しうる添加剤の添加がなしが
あるいは雄刃ＩＪｆが少ない場合であるが、コア温度が
いずれの場合でも必ず不良成型品が発生し、安定して成
型品が得られないことがわかる。比較例４は添加剤の量
が本発明の添加剤量より多い場合であるが、この場合は
、非常に安定して成型品が得られるが、得られた成型品
は、黄変、白濁しており、Ｍｓｉ＊↑脂本来の特注を損
う。また実施例１〜９と参考例のスチレン樹脂から得ら
れた成型品をザンシャイ／ウェザーメーターを用いて５
００時間の曝露を行なったところ、実施例１〜９で得ら
れた成型品は曝露後何ら変化しないのに比べ、参考例の
スチレン樹脂成型品は明らかに黄変しているのが認めら
れた。
特許出願人 電気化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 メタクリル酸メチル−スチレン系共重合樹脂１０
０重量部に対し、添加剤として高級脂肪酸及び／又は高
級脂肪酸の金属塩及び／又は高級脂肪酸アミドを０．２
重量部以上０．５重量部以下含有してなる射出吹込中空
成型に適した樹脂組成物。 ２、 メタクリル酸メチル−スチレン系共重合樹脂１０
０重量部に対し、添加剤として高級脂肪酸及び／又は高
級脂肪酸の金属塩及び／又は高級脂肪酸アミドを０．２
重量部以上０．５重量部以下含有してなる樹脂組成物を
射出吹込中空成型してなるプラスチック成型品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4204183A JPS59168053A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 樹脂組成物及びプラスチツク成型品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4204183A JPS59168053A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 樹脂組成物及びプラスチツク成型品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59168053A true JPS59168053A (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12625048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4204183A Pending JPS59168053A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 樹脂組成物及びプラスチツク成型品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59168053A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009008237A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Nok Corp | エンジン騒音低減装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49128047A (ja) * | 1973-04-09 | 1974-12-07 | ||
| JPS54132650A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-15 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Resin composition for injection blow molding |
| JPS5534203A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-10 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Readily releasable styrene resin composition |
| JPS5968357A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-18 | Nippon Steel Chem Co Ltd | スチレン系樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4204183A patent/JPS59168053A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49128047A (ja) * | 1973-04-09 | 1974-12-07 | ||
| JPS54132650A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-15 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Resin composition for injection blow molding |
| JPS5534203A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-10 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Readily releasable styrene resin composition |
| JPS5968357A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-18 | Nippon Steel Chem Co Ltd | スチレン系樹脂組成物 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009008237A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Nok Corp | エンジン騒音低減装置 |
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