JPS59166966A - カプセルトナ−の製造法 - Google Patents

カプセルトナ−の製造法

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JPS59166966A
JPS59166966A JP58041960A JP4196083A JPS59166966A JP S59166966 A JPS59166966 A JP S59166966A JP 58041960 A JP58041960 A JP 58041960A JP 4196083 A JP4196083 A JP 4196083A JP S59166966 A JPS59166966 A JP S59166966A
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capsule
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methylcellulose
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法、磁気記録法などのような電気的
あるいは磁気的な記録法において形成された潜像を可視
画像とするために用いられるl・ナーの製造法に関する
ものである。
電気的あるいは磁気的な記録法としては、例えば、電子
写真法、静電記録法あるいは磁気記録法なとの名称で呼
ばれる各種の方法が知られているが、それらの方法の内
の多くの方法に共通する点は、電気的あるいは磁気的に
形成された潜像を、粉末あるいは分散液の形態にある着
色剤などの表示記録材料を含有するトナーを用いて可視
画像に変え、これを転写紙などの支持媒体上に転写定着
して、複写画像とする点である。
トナーを用いて潜像を可視画像とするためには一般的に
は、キャリア粒子とトナーからなる現像剤、あるいは、
トナーのみからなる現像剤、と潜像との間に働く電気的
もしくは磁気的な吸引力によりl・ナーを潜像に吸引し
て潜像上にトナー像を形成させて潜像を現像し、可視画
像とする方法が利用されている。ここで、前者のキャリ
ア粒子とトナーからなる現像剤を用いる現像方式は二成
分現像方式と呼ばれており、そして後者のトナーのみか
らなる現像剤を用いる現像方式は一成分現像方式と呼ば
れている。
潜像」二に形成されたトナー像は、次いで、転写紙など
の媒体」二に移され、その媒体上に定着される。転写紙
などの媒体にトナー像を定着させる方法としては、加熱
定着、溶剤定着および圧力定着の三種類の方法が知られ
ており、本発明は、この分類における圧力定着方式に適
したカプセルトナーを提供するものである。
媒体上に移されたトナー粒子に圧力を加えることにより
トナー粒子を媒体上に定着させる圧力定着法については
、米国特許第3,213!3,52[1号明細書に記載
がある。この方法は熱や溶剤を使わないため、加熱定着
や溶剤定着等の方法に附随する種々の障害が発生するこ
となく、またアクセスタイムも速く、高速定着方式にも
追随が可能である点などの各種の利点を本来的に持って
いる。
しかしながら、圧力定着法は、加熱定着法などの定着法
に比べて定着性が悪く、定着後の画像を擦ると剥がれや
すい点、定着に相当高い圧力を必要とするため、転写紙
のような支持媒体の繊維が破壊されるなどによる媒体の
疲労が発生しやすく、また支持媒体の表面が過度の光沢
を持つようになりやすい点、そして高い圧力を付与する
ための加圧ローラーの小型化には限界があるため、複写
装置全体の小型化が制限を受ける点など種々問題がある
圧力定着法に附随する上記のような問題点を解決するた
めに、既にトナーをマイクロカプセルに納めた形態とし
たカプセルトナーが開発されている。カプセルトナーは
、カーボンブラックのような表示記録材料を含有する芯
物質の周囲に、圧力の付与により破壊する性質を持つ外
殻を形成させることにより得られるマイクロカプセル形
態のトナーである。そしてカプセルトナーは、その定着
に高い圧力を必要としない点、定着性が優れている点な
どにおいて圧力定着性に適したトナーであるとされてい
るが、従来知られているカプセルトナーは、トナーとし
て本来必要とされる諸物件において必ずしも満足できる
ものとはいえない。
すなわち、電子写真用現像剤として用いるトナーは、粉
体特性が良く、現像性能において優れ、潜像を形成する
表面である感光体表面を汚すことがないことなどが必要
とされており、ざらに二成分現像方式の場合には使用す
るキャリア粒子の表面を汚すことがないことなどが必要
とされる。また圧力定着法に用いるトナーとしては、圧
力定着性が良いこと、そして圧力定着に用いる加圧ロー
ラーへのオツセット現象(トナーが加圧ローラー表面に
付着゛して汚れる現象)が発生しにくいことなどが必要
となる。すなわち、圧力定着法に用いるl・ナーは、粉
体特性、紙などの支持媒体への定着性(定着された画像
の保存性も含む)、非オフセット性、また利用する現像
方式に応じて帯電性および/または導電性などの緒特性
の全てにおいて高いレベルになければならない。しかし
ながら、これまでに知られているカプセルトナーは上記
のような緒特性について必ずしも満足できるものではな
かった。
たとえば、カプセルトナーの一般的な製造法としては、
水性媒体中に微小滴として分散した表示記録材料を含有
する疎水性芯物質の周囲に樹脂物質からなる外殻を形成
させてマイクロカプセルを調製し、次にこのマイクロカ
プセル分散液を噴霧乾燥などの乾燥方法を利用して乾燥
することにより粉末状のカプセルトナーとする方法が知
られている。このようなカプセルトナーの製造法におい
て、水性媒体中に疎水性の芯物質および外殻材料などを
微小滴として安定に分散させるために、水性媒体中に親
木性高分子化合物などからなるエマルジョン安置剤を添
加しておくことが考えられているが、そのようなエマル
ジョン安定剤の存在下で形成されたマイクロカプセル分
散液を噴霧乾燥などにより乾燥した場合、得られるカプ
セルトナーにおいて多数のカプセル粒子が二次的な凝集
を起す傾向がある。あ−るいは、乾燥して得られたカプ
セルトナーが乾燥処理直後においては粉末状態であって
も、高湿高温の環境に置くか、あるいは大気中、室温で
長時間放置すると凝集する傾向がある。また実際の現像
装置内における現像工程においてもカプセルトナーが凝
集することも多く、そのような場合には、現像された可
視画像の解像力か著しく悪化するなどの障害が発生する
また、上記のような従来知られている親水性高分子化合
物からなるエマルジョン安定剤を用いて製造したカプセ
ルトナーは、電気抵抗や荷電性の温度依存性が大きくな
る傾向があり、このため。
そのようなカプセルトナーを用いて電子写真方法を実施
した場合、得られる画像は、温度、湿度などの環境条件
に影響を受けやすく、安定な画像が得られにくいという
問題が発生する。
一方、水性媒体中に疎水性あ芯物質を微小滴に分散させ
るために親水性高分子化合物の代りに界面活性剤を用い
ることもに考えられているが、界面活性剤を用いて製造
したカプセルトナーについても、電気抵抗や荷電性の温
度依存性が大きくなる傾向があり、このため、そのよう
なカプセルトナーを用いて電子写真方法を実施した場合
、得られる画像は、温度、湿度などの環境条件に影響を
受けやすく、安定な画像が得られにくいという問題が発
生する。
従って、本発明の目的は、粉体特性の優れたカプセルト
ナーの製造法を提供することにある。さらに、電気抵抗
や荷電性が温度および湿度などの環境条件により影響が
受けにくく、通常の環境条ヂ1−の変動においても常に
鮮明な画像を形成することを可能にするカプセルトナー
の製造法を提供することも本発明の目的に含まれる。
本発明は、水性媒体中に微小滴状に分散された表示記録
材料を含有する芯物質の周囲に外殻を形成してマイクロ
カプセルを生成させたのち、該マイクロカプセルを水性
媒体から分離することからなるカプセルトナーの製造法
において、芯物質を微小滴状に分散させるためのエマル
ジョン安定剤としてメチルセルロースを用いることを特
徴とするカプセルトナーの製造法からなるものである。
すなわち、本発明者の研究によれば、水性媒体中でマイ
クロカプセルを生成させる工程において従来より使用さ
れている親木性高分子化合物をエマルジョン安定剤とし
て用いた場合には、生成したマイクロカプセルを水性媒
体から分離して、乾燥することにより得られるカプセル
トナーは、満足できる粉末特性を示しにくく、またその
電気抵抗や荷電性が温度および湿度などの環境条件によ
り影響を受けやすいということが判明した。本発明は、
この知見に基いて完成されたものである。
次に本発明の詳細な説明する。
水などの水性媒体中において、表示記録材料と表示記録
材料の支持媒体への融着補助材であるパイングーとを含
有する芯物質の周囲に外殻を形成させることによりマイ
クロカプセルを調製する方法は既に公知であり、本発明
のカプセルトナーを製造法においてもそれらの公知方法
を利用することができる。
たとえば、本発明において利用することのできるマイク
ロカプセルの製造法としては、界面重合法および外部重
合法を挙げることができる。
本発明において利用することのできるマイクロカプセル
の製造法の他の例としては、内部重合法、相分離法、融
解分散冷却法、コアセルベーション法を挙げることがで
きる。
なお、本発明において利用することのできるマイクロカ
プセルの製造法は、上に例示したものに限られるわけで
はなく、その他のマイクロカプセルの製造方法をも利用
することかできる。また、それらの各種の方法を組み合
わせて利用することもできる。
マイクロカプセルの外殻を構成する物質としては既に各
種のものが知られており、本発明においてもそれらの公
知の物質を用いることができる。
そのような物質の例としては、ゼラチン、カゼインなど
の蛋白質;アラビアゴム、アルギン酸ソーダなどの植物
ガム:エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
などのセルロース;ポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン、ポリウレア、ポリスルホンアミド、ポリスルフ
ァネート、ポリカーボネート、アミノ樹脂、アルキッド
樹脂、シリコーン樹脂などの縮合系ポリマー;無水マレ
イン酸共重合体、アクリル酩共重合体、メタクリル酸共
重合体などのコポリマー:ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリスチレンなどのビニル系ポリマー:エポキシ樹
脂などの硬化型ポリマ:そして無機物質系ポリマーなど
を挙げることができる。
マイクロカプセルの製造法のなかで本発明にとって好ま
しい方法の一つに、界面重合法がある。
その中でも特に好ましい方法としては、次に述べる方法
を挙げることができる。
先ず、次のような性質を持つA物質およびB物質を用意
する。
A物質:疎水性液体そのものであるか、または疎水性液
体に溶解したり、良く分散する性質を持つ物質。
B物質:親水性液体そのものであるか、または親水性液
体に溶解したり、良く分散する性質を持つ物質。
そして、A物質とB物質とは、互いに反応して親木性液
体と疎水性液体の双方に不溶性のポリウレタン樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスルホンアミド
樹脂、ポリウレア樹脂、エポキシ樹脂、ポリスルファネ
ート樹脂、あるいはポリカーボネート樹脂のいずれかを
形成するような関係にある物質である。
次いで、A物質と芯物質(表示記録材料、パイグー、所
望により磁性物質粉末など)とからなる疎水性液体を、
B物質とメチルセルロース(エマルジョン安定剤)を含
有する親木性液体中に微小滴に乳化分散させ、次に加温
するなどの方法により、親水性液体と疎水性液体との界
面で両者を反応させ、A物質と芯物質とからなる疎水性
液体の周囲に親水性液体と疎水性液体の双方に不溶性の
ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂
、ポリスルホンアミド樹脂、ポリウレア樹脂、エポキシ
樹脂、ポリスルファネート樹脂、あるいはポリカーボネ
ート樹脂のいずれかよりなる外殻を形成させて芯物質を
含有するマイクロカプセルが分散した分散液を調製する
本発明において特に好ましいA物質およびB物質の組み
合わせは、両物質の反応によりポリウレタン樹脂もしく
はポリウレア樹脂が形成されるような組み合わせである
そのようなポリウレタン樹脂もしくはポリウレア樹脂の
製造に適したA物質の例としては、次のようなインシア
ナート基またはイソチオシアナート基を含む化合物を挙
げることができる。
(1)ジイソシアナート m−フェニレンジイソシアナート、P−フェニレンジイ
ソシアナート、2.6−hリレンジイソシアナート、2
,4−トリレンジイソシアナート、ナフタレン−1,4
−ジイソシアナート、ジフエニルメクン〜4,4゛−ジ
イソシアナート、3,3゛−ジメトキシ−4,4′−ビ
フェニルジイソシアナート、3,3′−ジメチルジフェ
ニルメタン−4,4′−ジイソシアナート、キシリレン
1.4−ジイソシアナート、キシリレン−1゜3−ジイ
ソシアナート、4,4′−ジフェニルプC7ハンジイソ
シアナート、トリメチレンジイソシアナート、ヘキサメ
チレンジイソシアナート、プロピレン−1,2−ジイソ
シアナート、ブチレン−1,2−ジイソシアナート、エ
チリジンジイソシアナ−1・、シクロヘキシレン−1,
2−ジイソシアナート、シクロヘキシレン−1,4−ジ
イソシアナート、トルイレンジイソシアナート、トリフ
ェニルメタンジイソシアナート。
(2))ジイソシアナート 4.4’、4”−トリフェニルメタントリイソシアナー
ト ナート。
(3)テトラインシアナート 4、4′−ジメチルジフェニルメタン−2。
2’ 、5.5’−テトライソシアナート。
(4)ポリイソシアナートプレポリマーヘキサメチレン
ジイソシアナートとヘキサントリオールの付加物、2.
4−)リレンジインシアナートとカテコールの付加物、
トリレンジイソシアナートとヘキサントリオールの付加
物、トリレンジイソシアナートとトリメチロールプロパ
ンの付加物、キシリレンジイソシアナートとトリメチロ
ールプロパンの付加物。
(5)ジイソチオシアナート テトラメチレンジインチオシアナート、ヘキサメチレン
ジインチオシアナート、p−フェニレンジインチオシア
ナート、キシリレン−1,4−ジイソチオシアナート、
エチリジンジインチオシアナート。
また同様にそのような組み合わせに適したB物質の例と
しては、次のような化合物を挙げることができる。
(1)水 (2)ポリオール エチレングリコール、1,4−ブタンジオールカテコー
ル、レゾルシノール、ハイドロキノン、1,2−ジヒド
ロキシ−4−メチルベンゼン、1、3−ジヒドロキシ−
5−メチルベンゼン、324−ジヒドロキシ−1−メチ
ルベンゼン、3。
5〜ジヒドロキシ−l−メチルベンゼン、2,4−ジヒ
ドロキシ−1−エチルベンゼン、1,3−ナフタレンジ
オール、1.5−ナフタレンジオール、2,3−ナフタ
レンジオール、2,7−ナフタレンジオール (3〕ポリアミン エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、p−フェニ
レンジアミン、m−7エニレンジアミン、2−ヒドロキ
シトリメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラアミン、ジエチルアミノプロピルアミン
、テトラエチレンヘンタミン、エポキシ化合物とアミン
ノ伺加物。
(4)ピペラジン ピペラジン− 2−メチルピペラジン、2,5−ジメチ
ルピペラジン。
このようなA物質とB物質により調製されたポリウレタ
ン樹脂あるいはポリウレア樹脂は、A物質あるいはB物
質を複数種用いた場合には,ウレタン結合とウレア結合
の両者を分子鎖に含むもの、ウレア結合とチオウレタン
結合の両者を分子鎖に含むものなどとなる場合もあり、
これらもウレタン結合あるいはウレア結合のみを有する
ものと同様に、ポリウレタン樹脂あるいはポリウレア樹
脂との表現に含めるものである。
さらに」1記のA物質とB物質の組み合わせにおいて、
A物質を、次に例示するような酸クロライド、スルホニ
ルクロライドあるいはビスクロルホルメートに置き変え
ることによりポリアミド樹脂などの各種の樹脂材料から
なる外殻を形成することもできる。
(1)酸クロライド オキサゾロイルクロライド、サクシノイルクロライド、
アジポイルクロライド、セパコイルクロライド、フタロ
イルクロライド、イソフタロイルクロライド、テレフタ
ロイルクロライド、フマロイルクロライド、1,4−シ
クロヘキサンジカルボニルクロライド、酪クロライド官
能基を持ったポリエステル、酸クロライド官能基を持っ
たポリアミド。
(2)スルホニルクロライド 1.3〜ベンゼンジスルポニルクロライド、l、4−ベ
ンゼンジスルホニルクロライド、1.5−ナフタレンジ
スルホニルクロライド、2,7−ナフタレンジスルホニ
ルクロライド、p、p’−一オキシビス(ペンセンジス
ルホニルクロライド)、1.6−ヘギサンジスルポニル
クロライド。
(3)ビスクロルホルメート エチレンヒス(クロルポルメート)、テトラメチレンビ
ス(クロルホルメート)、2.2“−ジメチル−1,3
−プロパンビス(クロルポルメート)、p−プロパンビ
ス(クロルポルメート)。
また、A物質と芯物質とからなる疎水性液体を、B物質
およびメチルセルロース(エマルジョン安定剤)を含有
する親水性液体中に微小滴に分散させる際に、A物質と
芯物質とからなる疎水性液体に低沸点溶媒もしくは極性
溶媒を混合しておくことが好ましい。これらの低沸点溶
媒もしくは極性溶媒は、A物質とB物質との反応生成物
である外殻の形成を促進に寄与する。そのような目的に
用いることのできる低沸点溶媒もしくは極性溶媒の例と
しては、メチルアルコール、エチルアルコール、エチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、n−ペンタン
、n−ヘキサン、ベンゼン、石油エーテル、クロロホル
ム、四塩化炭素、メチレンクロライド、エチ―ンクロラ
イド、二硫化炭素、ジメチルポルムアミドなどを挙げる
ことができる。
外殻の材料としては、加圧下に破壊する性質を持つもの
である限り特に制限はなく、これまでに述べた高分子材
料以外にも、たとえば、スチレンまたはその置換体の重
合体もしくはそれらの共重合体(たとえば、ポリスチレ
ン、ポリパラクロルスチレン、スチレン・ブタジェン共
重合体、スチレン舎アクリル酸共重合体、メチ1/ン・
アクリル〜エステル共重合体、スチレン・メタクリル〜
共重合体、スチレン・メタクリル酸エステル共重合体、
スチレン・無水マレイン酸共爪合体、スチレン・酢酸ビ
ニル共重合体など)、ポリビニルトルエン樹脂、アクリ
ル酸エステル単独重合体、メタノ’) ル耐xステル単
独重合体、キシレン樹脂、メチルビニルエーテル−無水
マレイン酪樹脂、ビニルブチラール樹脂、ポリビニルア
ルコール樹脂、そしてポリビニルピロリドンなどを挙げ
ることができる。
また、カプセルトナーの外殻は1以上の高分子材料から
形成された複合壁であってもよい。
本発明において好ましい複合壁としてはポリウレア樹脂
および/またはポリウレタン樹脂、そしてポリアミド樹
脂からなる複合壁である。ポリウレタン樹脂とポリアミ
ド樹脂からなる複合壁は、たとえば、」1記のA物質と
してポリイソシアナートと酸クロライドそしてB物質と
してポリアミンとポリオールを用い、反応液となる乳化
媒体のpH調整、ついで加温を行なうことにより調製す
ることができる。なお、この反応系におけるポリアミン
の量を酸クロライドとの反応に必要な量よりも過剰とし
た場合には、ポリウレア樹脂、ポリウレタン樹脂、そし
てポリアミド樹脂からなる複合壁が生成する。また、ポ
リウレア樹脂とポリアミド樹脂からなる複合壁は、上記
したA物質としてポリイソシアナートと酸クロライドそ
してB物質としてポリアミンを用い、反応液となる乳化
媒体のpH調整、ついで加温を行なうことにより調製す
ることかできる。
上記のポリウレア樹脂および/またはポリウレタン樹脂
、そしてポリアミド樹脂からなる複合壁を生成させるた
めに用いられるポリイソシアナート、酸クロライド、ポ
リアミン、そしてポリオールの具体的な化合物の例とし
ては、ポリイソシアナート、ポリアミン、そしてポリオ
ールについては、ポリウレタンもしくはポリウレアから
なる外殻の形成に関して列記した化合物を挙げることが
できる。
また、耐クロライドの例としては、塩化アジポイル、塩
化セバコイル、塩化フタロイル、塩化イノ−y夕aイル
、塩化テレフタロイル、塩化フマロイル、1,4−シク
ロヘキサンジカルボニル・クロリド、4,4′−ビフェ
ニルジカルボニル・クロリド、4,4′−スルホこルジ
ベンゾイルークa v Is、ホスケン、酸クコリド基
を含むポリニス”  チル、酸りaリド基を含むポリア
ミドを挙げることができる。
、なお、ノー記の酸クロリドの代りにジカルボンもしく
はその酸無水物を用いてもよい。ジカルボン酸の例とし
ては、アジピン酸、セパチン醒、フタル酸、テレフタル
酸、フマル酪、1.4−シクロヘキサンジカルボン酸、
4,4′−ビフェニルジカルボン酸を挙げることができ
る。酸無水物の例としては無水フタル酸を挙げることが
できる。
本発明にとって好ましい他の方法としては外部重合法を
挙げることができる。
外部重合法は、たとえば、メチルセルロースを含有する
水性媒体中に芯物質を微小滴に分散させ、ついで、反応
性モノマー、プレポリマー、オリ」マーなどを水性媒体
中に溶解もしくは分散させたのち、pHの調製、加温、
触媒の利用などにより重合反応を生起させて、芯物質の
周囲に外殻を形成させるなどの方法により実施すること
ができる。    ゛ また、本発明においlて外部重合法を利用する場合には
、たとえば、次のような方法を利用するCとができる。
有機アミン、酸アミド、水溶性エポキシ化合物を反応さ
せる方法(特公昭38−24420号公報公報に開示)
;尿素とホルマリン、メラミンとホルマリン、あるいは
フェノールとホルマリンからなる組合せの重縮合反応を
利用する方法(特公昭38−12380号、同38−1
2518号、同46−30282号、特開昭47−42
380号、同52−66878号等の各公報に開示);
尿素とホルマリンとの反応にポリアクリル酎やエチレン
・無水マレイン酩共重−合体を併用する方法(特開昭5
1−’9079号、同51−144383号等の各公報
に開示);スピロアセクール系複素環状アミンとアルデ
ヒドを反応させる方法(特開昭49−99969号、同
50−8780号等の各公報に開示)。
また、外部重合法と界面重合法とを組合わせて利用する
こともでき、良好な結果が得られる。
本発明で用いる芯物質は、潜像を□f視両画像するため
の表示記録材料を含有するものである。表示記録材料は
、通常は、そのままの状態で可視画像となる着色剤が用
いられるが、例えば、蛍光物質などのように間接的に可
視画像を与える物質も用いることができる。
着色剤としては、従来より乾式あるいは湿式トナーに用
いられてきた染料や顔料などを使用することができる。
例えば黒色トナーとしてはカーボンブラックを挙げるこ
とができる。あるいはグラフト化カーボンブラックを用
いることもできる。
また、有彩色着色剤の例としては、銅フタロシアニン、
スルホン高級脂肪酸または芳香族スルホン酸のアミド化
合物、誘導体染料のような青色系着色剤、ジアゾイエロ
ーと総称されるベンジジン誘導体のような黄色系着色剤
、そしてポリタングストリン酩、モリブデン酸とキサン
チン染料の複塩−cあるローダミンBレーキ、アゾ系顔
料のカーミン6Bおよびキナクリドン誘導体のような赤
色系着色剤などを挙げることができる。
芯物質中に含有させるパインターは、芯物質中において
は表示記録物質などを分散保持し、かつ潜像上に形成さ
れた表示記録物質からなる可視画像を紙のような支持媒
体に転写する際に、その可視画像を支持媒体上に定着さ
せる機能を果すものである。
上記の目的に用いられるバインダーの例としては、高廓
点溶媒、たとえば沸点が180°C以上の溶媒、および
ポリマーを挙げることができる。
本発明でバインダーとして用いることのできる高沸点溶
媒の例としては、次のような化合物を挙げることができ
る。
(1)フタル酸エステル類 ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジオクチ
ルフタレート、ジオクチルフタレート、ジノニルフタレ
ート、ジデシルフタレート、ブチルフタリルブチルグリ
コレート、ジプチルモノクロロフタレート。
(2)リン酸エステル類 トリクレジルホスフェート、トリオレイルホスフェート
、トリス(イソプロピルフェニル)ホスフェート、トリ
ブチルホスフェート、トリへキシルホスフェート、トリ
オクチルホスフェート、トリノニルホスフェート、トリ
デシルホスフェート、トリオレイルホスフェート、トリ
ス゛(ブトキシエチル)ホスフェート、トリス(クロル
エチル)ホスフェート、トリス(ジクロルプロピル)ホ
スフェート。
(3)クエン酸エステル類 0−アセチルトリエチルシトレート、0−アセチルトリ
ブチルシトレート、0−アセチルトリへキシルシトレー
ト、O−アセチルトリオクチルシトレート、0−アセチ
ルトリノニルシトレート、O−アセチルトリデシルシト
レート、トリエチルシトレート、トリブチルシトレート
、トリへキシルシトレート、トリオクチルシトレート、
トリノニルシトレート、トリデシルシトレートニ(4)
安息香酸エステル類 ブチルベンゾエート、ヘキシルベンゾエート、ヘプチル
ベンゾエート、オクチルベンゾエート、ノニルベンゾエ
ート、デシルベンゾエート、ドデシルベンゾエート、ド
リデシルベンゾエ−1・、テトラデシルベンゾエート、
ヘキサデシルベンゾエート、オクタデシルベンゾエート
、オクチルベンゾエート、ペンチルO−メチルベンゾエ
ート、デシルp−メチルベンゾエート、オクチル0−ク
ロルベンシェード、ラウリルp−クロルベンシェード、
プロピル2.4−ジクロルベンゾエート、オクチル2,
4−ジクロルベンゾエート、ステアリル2.4−ジクロ
ルベンゾエート、オレイル2゜4−ジクロルベンゾエー
ト、オクチルp−メトキシベンゾエート。
(5)脂肪酸エステル類 ヘキサデシルミリステート、ジブトキシエチルスクシネ
ート、ジオクチルアジペート、ジオールジセテ−ト、デ
カメチレン−1,10−ジオールジアセテート、トリア
セチン、トリブチン、ベンジルカプレート、ペンタエリ
スリトールテトラヵプロネ−1・、イソソルバイトシカ
プリレート。
(6)アルキルナフタレン類 メチルナフタレン、ジメチルナフタレン、i・ジエチル
ナフタレン、モノイソプロピルナフタレン、ジイソプロ
ピルナフタレン、トリインプロピルナフタレン、テトラ
イソプロピルナフタレン、モノメチル、ジエチルナフタ
レン、インオクチルナフタレン。
(7)アルギルジフェニルエーテル類 0−メチルジフェニルエーテル、m−メチルジフェニル
エーテル、p−メチルジフェニルエーテル。
(8)高級脂肪酸または芳香族スルホン酸のアミド化合
物類 N、N−ジメチルラウロアミド、N、N−ジエチルカプ
リルアミド、N−ブチルベンゼンスルホンアミド。
(9)トリメリット酸エステル類 トリオクチルトリメリテート。
(10)ジアリールアルカン類 ジアリールメタン類(ジメチルフェニルフェニルメタン
など)、ジアリールエタン類(1−フェニル−1−メチ
ルフェニルエタン、l−ジメチルフェニル−1−フェニ
ルエタン、1−エチルフェニル−1−フェニルエタンな
ど)。
また、上記の高沸点溶媒および、その他の本発明におい
て使用することのできる高沸点溶媒の例については、例
えば、次のような特許刊行物に記載されている。
特公昭4B−23233号、同49−29461号:特
開昭47−1031号、同50−62832号、同50
−82078号、同51−26035号、同51−28
036号、同51−26037号、同51−27921
号、同51−27922号:米国特許第2,322,0
27号、同第2,353,282号、同第2,533,
514号、同第2,835,579号、同第2,852
.383号、同第3,287,134号、同第3,55
4.755号、同第3,878,137号、同第3,8
76.142号、同第3゜700.454号、同第3.
7.48,141号、同第3,837,883号、同第
3,938,303号: 英国特許第858,441号、同第1,222,753
号二西独国公開公報(OL S)第2,538,889
号。
本発明で用いる高沸点溶媒として特に好ましいものは、
フタル酸エステル、リン酸エステル、7ルキルナフタレ
ン、およびジアリールアルカンである。
また本発明においてバインダーとして用いるポリマーの
好ましい化合物の例としては、次のような化合物を挙げ
ることができる。
ポリオレフィン、オレフィンコポリマー、スチレン系樹
脂、スチレン・ブタジェンコポリマー、エポキシ樹脂、
ポリエステル、ゴム類、ポリビニルピロリドン、ポリア
ミド、クマロン・インデン共重合体、メチルビニルエー
テル・無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性フェノ
ール樹脂、フェノール変性テルペン樹脂、シリコン樹脂
、エポキシ変性フェノール樹脂、天然樹脂変性フェノー
ル樹脂、アミノ樹脂、ポリウレタン、ポリウレア、アク
リル酸エステルのホモポリマーもしくはコポリマー、メ
タクリル酸エステルのホモポリマーもしくはコポリマー
、アクリル酸と長鎖アルキルメタクリレートとの共重合
体オリゴマー、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル。
また、上記のポリマーおよび、その他の本発明において
使用することのできるポリマーの例については、例えば
、次のような特許刊行物に記載されている。
特公昭48−30499号、同49”−1588号、同
54−8104号: 特開昭48−75032号、同48−78931号、同
48−17739号、同51−132838号、同52
−98531号、同52−108134号、同52−1
19937号、同53−1028号、同53−3132
43号、同53−118049号、同55−8!385
4号、同55−11881355号: 米国特許第3,893.!333号。
本発明で用いる芯物質内に含有させるためのポリマーと
して特に好ましいものは、アクリル酸エステルのホモポ
リマーもしくはコポリマー、メタクリル酸エステルのホ
モポリマーもしくはコポリマー、またはスチレン・ブタ
ジェンコポリマーである。
なお、本発明におけるバインダーとしては、上記のよう
な高沸点溶媒とポリマーとの混合物であってもよい。
カプセルトナーの芯物質は、前述のように表示記録材料
、バインダーを含有するものであるが、その他にも、所
望により、各種の添加物質を含有することができる。そ
のような添加物質の例としては、オフセット防止に有効
なフッソ樹脂粉末のような離型剤を挙げることができる
。−力、本発明のカプセルトナーの外殻は、樹脂物質か
らなるものであるが、所望により、この外殻についても
金属含有染料、ニグロシンなどの荷電調節剤、疎水性シ
リカなどの流動化剤、あるいはその他の任意の添加物質
を加えることができる。これらの添加物質は、外殻形成
時、あるいはカプセルトナーの分離乾燥後など任意の時
点でカプセルトナーの外殻に含有させることができる。
また、カプセルトナーの芯物質には、所望により、色調
剤として炭酸カルシウム、二酸化チタンなどの白色顔料
を含有させてもよい。
なお、本発明において用いる各種の材料、物質は全て、
それぞれが二種以上の混合物として用I/)ることかで
きることは勿論である。
本発明の製造法において用いるメチルセルロースは、水
性媒体中においてマイクロカプセルを生成さぜる際に、
疎水性の芯物質を水性媒体中に微小滴として乳化分散さ
せるためのエマルジョン安定剤として機能するものであ
る。
本発明においてエマルジョン安定剤として川り〜られる
メチルセルロースとしては、平均分子量が10.000
〜50.000の範囲にあるものが好ましい。またメチ
ルセルロースのメトキシ基置換度は12〜2.0の範囲
にあることが好ましい。またさらにメチルセルロースの
メトキシ基の一部がヒドロキシプロポキシ基により置換
されていることか好ましく、その置換度は20〜60%
の範囲にあることが好ましい。
本発明において用いられたメチルセルロースはエマルジ
ョン安定剤として機能したのちに、そのセルロース骨格
の水酸基を尿素ポルマリン樹脂、メチロールメラミン、
グリオキザール、タンニン酸、クエン酸などの疎水化処
理剤により脱水縮合させ、疎水化処理を施すことが好ま
しい。このうちで特に好ましい疎水化処理剤はメチロー
ルメラミンである。なお、このような疎水化処理はたと
えは、カプセル化反応終了後の反応液(メチルセルロー
スを含有↑るもの)に疎水化処理剤を導入し、反応させ
る方法などにより行なわれる。
本発明においてエマルジョン安定剤として用いられるメ
チルセルロースはカプセル化反応が行なわれる系に導入
される。この場合、メチルセルロースは、マイクロカプ
セルを構成する物質、たとえば外殻材料、芯物質(例、
バインター、色素などの表示記録材料、磁性物質)など
の全体のΦ量に対して10重量%以下の4j¥で導入す
ることが々fましい。特に好ましいのは5j¥%以下で
ある。
本発明においてメチルセルロースを含イjする水性媒体
中に疎水性の芯物質を微小滴に分散するだめの乳化装置
の例としては、攪拌型、高圧噴射型、超音波照射型、ニ
ーター型などの公知の乳化装置か用いられる。なかでも
コロイドミル、ホモジナイザー、電磁歪式超音波発生機
などが良好な結果を与える。
マイクロカプセルはその反応液において形成されたのち
、このマイクロカプセルは液相(水性媒体)から分離乾
燥Sれる。この分離乾燥のための操作は通常、マイクロ
カプセルを含有する分散液を噴霧乾燥する方法により行
なわれる。また、マイクロカプセルの液相からの分離乾
燥方法は凍h1□乾燥などの方法も利用できる。また、
マイクロカプセルを含有する分散液を遠心分離操作にか
けて反応液を分離したのち、得られたマイクロカプセル
(スラリー状でもよい)をオーブンなどで加熱する方法
によっても粉末状のカプセルトナーを得ることができる
なお、マイクロカプセルの乾燥操作に先立って、遠心分
離などの方法により反応液から分離したマイクロカプセ
ルを水洗するなどの洗浄操作を行ない、マイクロカプセ
ルの表面に付着しているメチルセルロースを減少させる
ことも好ましい。
本発明においては、上記のような方法により分離乾燥さ
れたマイクロカプセルは、次いで加熱処理を施してもよ
い。この加熱処理によりカプセルトナーの粉体特性はさ
らに向上する。加熱処理は50〜300 ’cの範囲の
温度で行なうのが好ましく、またさらに80〜150℃
の範囲の温度で加熱することが特に好ましい。加熱時間
は、加熱温度および使用した芯物質の種類により変動す
るが、通常は1o分から48時間の範囲から選ばれ、さ
らに一般的には2〜24時間の範囲から選ばれる。
加熱処理に用いられる装置、器具については特に制限は
なく、例えば、電気炉、マツフル炉、ポットプレート、
電気乾燥器、流動層乾燥器、赤外線乾燥器などの任意の
加熱乾燥装置及び加熱乾燥器具を用いることかできる。
次に本発明の実施例と比較例を示す。
[実施例1] アセトン/メチレンクロライド=1/3の割合からなる
混合溶媒Logをカーボンブラック3gおよびマグネタ
イト(商品名:EPT−1000、戸田工業■製)15
gをジイソプロピルナフタレン27gに乳鉢で分散した
分散液に相溶混和させて一次液体を得た。ついで、ヘキ
サメチレンジイソシアナートとヘキサントリオールの3
〜1モル伺加物4gを一次液体に添加して二次液体を得
た。ただし、これらの混合液体の調製は、その液温を2
5°C以下に調節しながら実施した。
20°Cの水60 m lにメチルセルロース(メトキ
シ基置換度1.8、平均分子量15..000)2gを
溶解して得た溶液中に上記の二次液体を激しく1%′l
拌しながら徐々に注ぎ油滴径5〜15ルmの氷中油滴型
エマルジョンを調製した。このエマルションの調製は、
容器の外部を冷却することによりその液温を20 ’C
以下に調節しながら実施した。エマルションが形成され
たのちも更に攪拌を続け、これに40°Cの水100m
、Qを添加した。
次に、このエマルジョンの液温を徐々に−にRさせ、3
0分後に90’Cとした。エマルジョンのM 温をこの
温度20分間に保ち、カプセル化を終了させた。
次にこのマイクロカプセル分散液を遠心分子lk操作(
500,Or pm)にかけて、マイクロカプセルとメ
チルセルロース含有水溶液とに分離し、イーIIられた
マイクロカプセルを水に分散して3 Q i i%分散
液を調製した。この分散液を再度遠心分離操作にかけた
のち水への再分散を行なうことからなる水洗操作を更に
一回実施したのち、了りられたマイクロカプセルスラリ
ーをオーブンにより乾燥して粉末状のカプセルトナーヲ
得り。
上記のカプセルトナーの粉体特性および体積抵抗率を(
I)14°C140%RH1およびCHI)30°C1
90%RHの二種類の温度・湿度条件にて調へた。
(I)の条件では、カプセルトナーのカプセル粒子は一
個づつ独立に存在し、かつ、さらさらした流動を示す状
態であった。また、体積抵抗率は1015Ω−Cmであ
った。(n)の条件でも、カプセルトナーのカプセル粒
子は同様に一個づつ独立に存在し、かつ、さらさちした
流動を示す状1ハ;であった。そして体積抵抗率は10
1’lΩ−amであった。
」二記カプセルトナーを一成分系磁性カプセルトナーと
して用い、■4°C140%RHおよび30°C190
%RHの条件にて通常の電子写真法により形成された静
電潜像を磁気ブラシ法により現像したところ、いずれの
条件においても良好な”f親画像を得た。
この可視画像を加圧定着ローラーを用いて350 k 
g / c m’の圧力で圧力定着したところ、定着性
が良く、鮮明で画像濃度の高い複写画像が得られた。ま
たトナーのローラーへの付着は殆ど発生しなかった。
[実施例2] マグネタイト(商品名:EPT−1000、戸[JJ工
業■製)15gを1−イソプロピルフェニル−2−フェ
ニルメタン27gにサンドミルヲ用いて分散した分散液
に酢酸エチル10gを相溶混合させて一次液体を得た。
ついで、ヘキサメチレンジイソシアナートとヘキサント
リオールの3:1モル付加物4gおよびテレフタル酸ク
ロライド1gを一次液体に添加して二次液体を得た。た
だし、これらの混合液体の調製は、その液温を25°C
以下に調節しながら実施した。
20°Cの水60 m lにメチルセルロース(メトキ
シ基置換度1.75、平均分子量2,000、メトキシ
基に対するヒドロプロポキシ基の置換度18%)2gを
溶解して得た水溶液中に、上記の二次液体を徴しく攪拌
しながら徐々に注ぎ、油滴径5〜15gmの氷中油滴型
エマルジョンを調製した。このエマルジョンの調製は、
容器の外部を冷却することによりその液温を20°C以
下に調節しながら実施した。エマルジョンが形成された
のちも更に撹拌を続け、20 ’Cのジエチレントリア
ミン水溶液(濃度5重量%)100mMを添加した後、
炭酸ナトリウムによりエマルジエンのpHをlo−0に
調節した。次に、このエマルジョンの液温を徐々に上昇
させ、30分後に90°Cとした。エマルジョンの液温
をこの温度20分間に保ち、カプセル化を終了させた。
このマイクロカプセル分散液を遠心分離操作(5000
rpm)にかけて、マイクロカプセルとメチルセルロー
ス含有水溶液とに分離し、得られたマイクロカプセルを
水に分散して30重量%分散液を調製した。この分散液
を再度遠心分離操作にかけたのち水への再分散を行なう
ことからなる水洗操作を更に二回実施したのち、得られ
たマイクロカプセルスラリーをオープンにより乾燥して
粉末状のカプセルトナーを得た。
」二記のカプセルトナーの粉体特性および体積抵抗率を
(I)14°C140%RH1および(n)30°C1
90%RHの二種類の温度・湿度条件にて調へた。
(I)の条件では、カプセルトナーのカプセルJet 
r−は−・個づつ独立に存在し、かつ、さらさらした流
動を示す状態であった。また、体積抵抗率は5 10 Ω−0mであった。(n)の条ヂ1.でも、カプ
セルトナーのカプセル粒子は同様に一個づつ独立に存在
し、かつ、さらさらした流動を示す状態であった。そし
て体積抵抗率は1015Ω−cmであった。
」−記カプセルトナーを一成分系磁性カプセルトナーと
して用い、14℃、40%RHおよび30°C190%
RHの条件にて通常の電子写真法により形成された静電
潜像を磁気ブラシ法により現像したところ、いずれの条
件においても良好な可視画像を得た。
この可視画像を加圧定着ローラーを用いて350kg/
crrfの圧力で圧力定着したところ、定着性が良く、
鮮明で画像濃度の高い複写画像が得られた。またトナー
のローラーへの付着は殆ど発生しなかった。
[実施例3] 実施例2と同じ方法によりマイクロカプセル分散液を調
製した。
こうして得られたマイクロカプセル分散液にメチロール
メラミン(Sumitex Re5in M−3:住友
化学工業■製)をo、5g加え、次いで酢酸により溶液
のpHを4.5に調節し、60°Cにて一1時間攪拌し
ながら加熱した。
このマイクロカプセル分散液を遠心分離操作(5000
rpm)にかけて、マイクロカプセルとメチルセルロー
ス含有水溶液とに分離し、得られたマイクロカプセルを
水に分散して30重量%分散液を調製した。この分散液
を再度遠心分離操作にかけたのち水への再分散を行なう
ことからなる水洗操作を更に二回実施したのち、得られ
たマイクロカプセルスラリーをオーブンにより乾燥して
粉末状のカプセルトナーを得た。
上記のカプセルトナーの粉体特性および体積抵抗率を(
I)14℃、40%RH1および(n)30°C190
%RHの二種類の温度・湿度条件にて調べた。
(I)の条件では、カプセルトナーのカプセル粒子は一
個づつ独立に存在し、かつ、さらさらした流動を示す状
態であった。また、体積抵抗率は1016Ω−cmであ
った。(n)の条件でも、カプセルトナーのカプセル粒
子は同様に一個づつ独立に存在し、かつ、さらさらした
流動を示す状態であった。そして体積抵抗率は10  
Ω−0mであった。
上記カプセルトナーを一成分系磁性カプセルトナーとし
て用い、14°C140%RHオJl:ヒ30°C19
0%RHの条件にて通常の電子写真法により形成された
静電潜像を磁気ブラシ法により現像したところ、いずれ
の条件においても良好な可視画像を得た。
この可視画像を加圧定着ローラーを用いて350 k 
g / c m’の圧力で圧力定着したところ、定着性
か良く、鮮明で画像濃度の高い複写画像が得られた。ま
たトナーのローラーへの付着は殆ど発生しなかった。
[比較例11 アセトン/メチレンクロライド=1/3の割合からなる
混合溶媒10gをカーボンブラック3gおよびマグネタ
イト(商品名:EPT−1000、戸田工業■製)15
gをジイソプロピルナフタレン27gに乳鉢で分散した
分散液に相溶混和させて一次液体を得た。ついで、ヘキ
サメチレンジイソシアナートとヘキサントリオールの3
:1モル付加物4gを一次液体に添加して二次液体を得
た。ただし、これらの混合液体の調製は、その液温を2
5℃以下に調節しながら実施した。
20℃の水60mAにカルボキシメチルセルロース(セ
ロケン5A:第−化学工業■製)6gを溶解して得た溶
液中に上記の二次液体を激しく攪拌しながら徐々に注ぎ
油滴径5〜15pmの水中油m型エマルジョンを調製し
た。このエマルジョンの調製は、容器の外部を冷却する
ことによりその液温を20℃以下に調節しながら実施し
た。工マルジョンが形成されたのちも更に攪拌を続け、
20℃のジエチレントリアミン水溶液(濃度5重量%)
100mMを添加した。次に、このエマルジョンの液温
を徐々に上昇させ、30分後に90°Cとした。エマル
ジョンの液温をこの温度20分間に保ち、カプセル化を
終了させた。
このマイクロカプセル分散液を遠心分離操作(5000
rpm)にかけて、マイクロカブセールとカルボキシメ
チルセルロース含有水溶液とに分離し、得られたマイク
ロカプセルを水に分散して30重量%分散液を調製した
。この分散液を再度遠心分離操作にかけたのち水への再
分散を行なうことからなる水洗操作を更に一回実施した
のち、得られたマイクロカプセルスラリーをオーブンに
より乾燥して粉末状のカプセルトナーを得た。
」二記のカプセルトナーの粉体特性および体積抵抗率を
(I)14℃、40%RH1および(n)30°C29
0%RHの二種類の温度・湿度条件にて調べた。
(I)の条件では、カプセルトナーのカプセル粒子は若
干凝集しているが、通常の流動を示す状態であった。ま
た、体積抵抗率は10  Ω−Cmであった。(n)の
条件では、カプセル粒子の凝集が激しくなり、流動性の
顕著な低下が観察された。また体積抵抗率はlOΩ−0
mであった。
上記カプセルトナーを一成分系磁性カプセルトナーとし
て用い、14℃、40%RHの条件にて通常の電子写真
法により形成された静電潜像を磁気ブラシ法により現像
したところ、良好な可視画像を得た。ただし、30℃、
90%RHの条件にて形成された静電潜像を現像して得
られた可視画像は画像濃度がやや不足し、また非画像部
に汚れも若干見られた。
[比較例2] アセトン/メチレンクロライド−1/3の割合からなる
混合溶媒10gをカーボンブラック3gおよびマグネタ
イト(商品名:EPT−1000、戸田工業■製)15
gをジイソプロピルナフタレン27gに乳鉢で分散した
分散液に相溶混和させて一次液体を得た。ついで、ヘキ
サメチレンジイソシアナ−1・とヘキサントリオールの
3=1モル付加物4gを一次液体に添加して二次液体を
得た。ただし、これらの混合液体の調製は、その液温を
25℃以下に調節しながら実施した。
20℃の水60mJLにポリビニルアルコール(平均重
合度500、ケン化度98%)10gを溶解して得た溶
液中に上記の二次液体を激しく攪拌しながら徐々に注ぎ
油滴径5〜15pmの水中油滴型エマルジョンを調製し
た。このエマルジョンの調製は、容器の外部を冷却する
ことによりその液温な20℃以下に調節しながら実施し
た。エマルジョンが形成されたのちも更に攪拌を続け、
これに40°Cの水100mfLを添加した。次に、こ
のエマルジョンの液温を徐々に上昇させ、30分後に9
0℃とした。エマルジョンの液温をこの温度20分間に
保ち、カプセル化を終了させた。
このマイクロカプセル分散液を遠心分離操作(5000
rpm)にかけて、マイクロカプセルとポリビニルアル
コール含有水溶液とに分離し、得られたマイクロカプセ
ルを水に分散して30重量%分散液を調製した。この分
散液を再度遠心分離操作にかけたのち水への再分散を行
なうことからなる水洗操作を更に一回実施したのち、得
られたマイクロカプセルスラリーをオーブンにより乾燥
して粉末状のカプセルトナーを得た。
上記のカプセルトナーの粉体特性および体積抵抗率を(
I)14℃、40%RH1および(n)30°C190
%RHの二種類の温度・湿度条件にて調べた。
CI)の条件では、カプセルトナーのカプセル粒子は若
干凝集しているが、通常の流動を示す状0 態であった。また、体積抵抗率はlOΩ−0mであった
。(II)の条件では、カプセル粒子の凝集が檄しくな
り、流動性の顕著な低下が観察された。また体積抵抗率
は10 Ω−0mであった。
上記カプセルトナーを一成分系磁性カプセルトナーとし
て用い、14℃、40%RHと30℃、90%の両条件
件にて通常の電子写真法により形成された静電潜像を磁
気ブラシ法により現像して得られた可視画像は画像濃度
がやや不足し、また、II画像部に汚れも若干見られた
[比較例3] 比1咬例2と同じ方法によりマイクロカプセル分散液を
調製した。
こうして聾られたマイクロカプセル分散液にメチロール
メラミン(Sumitex Re5in M−3:住人
化学−[業■製)を0.5g加え、次いで酩酊にて溶液
のPHを4.5に調節し、60’Cにて1時間攪拌しな
がら加熱した。
このマイクロカプセル分散液を遠心分離操作(5000
rpm)にかけて、マイクロカプセルとポリビニルアル
コール含り水溶液とに分離し、得られたマイクロカプセ
ルを水に分散して30重jd%分1Xk液を調製した。
この分散液を再度遠心分離操作にかけたのち水への再分
散を行なうことからなる水洗操作を更に二回実施したの
ち、得られたマイクロカプセルスラリーをオーブンによ
り乾燥して粉末状のカプセルトナーを得た。
」二足のカプセルトナーの粉体特性および体積抵抗率を
(I)14°C14o%RH、オヨび(II)30°C
19o%RHの二種類の温度・湿度条件にて調べた。
(I)の条件では、カプセルトナーのカプセル粒子は若
干凝集しているが、通常のが5動を示す状態であった。
また、体積抵抗率は1011Ω−cmであった。(n)
の条件では、カプセル粒子の凝集が激しくなり、流動性
の顕著な低下が観察された。また体積抵抗率は109Ω
−cmであった。
」二足カプセルトナーを−・成分系磁性カプセル)・ナ
ーとして用い、14℃、40%RHの条件にて通常の電
子写真法により形成された静電潜像を磁気ブラシ法によ
り現像したところ、良好な可視画像を得た。ただし、3
0°C19o%RHの条件にて形成された静電潜像を現
像して得られた可視画像は画像濃度がやや不足し、また
非画像部に汚れも若干見られた。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人   弁
理士   柳川泰男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1゜水性媒体中に微小適状に分散された表示記録材料を
    含有する芯物質の周囲に外殻を形成してマイクロカプセ
    ルを生成させたのち、該マイクロカプセルを水性媒体か
    ら分離することからなるカプセルトナーの製造法におい
    て、芯物質を微小適状に分散させるためのエマルジョン
    安定剤としてメチルセルロースを用いることを特徴とす
    るカプセルトナーの製造法。 2゜メチルセルロースの平均分子量が10゜C)00〜
    5’0.000であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のカプセルトナーの製造法。 3・メチルセルロースのメトキシ基置換度が1.2〜2
    .0であることを特徴とする特許請求の範囲第1項もし
    くは第2項記載のカプセルトナーの製造法。 4゜メチルセルロースのメトキシ基の一部がヒドロキシ
    プロポキシ基により置換されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの項記載のカ
    プセルトナーの製造法。 5゜メチルセルロースのメトキシ基の20〜60%がヒ
    ドロキシプロポキシ基により置換されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載のカプセルトナーの製
    造法。 6゜メチルセルロースをメチロールメラミンにより疎水
    化処理することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第5項のいずれかの項記載のカプセルトナーの製造法。 7゜メチルセルロースの使用量が該マイクロカプセルを
    構成する物質全体の重量に対して10重量%以下である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のい
    ずれかの項記載のカプセルトナーの製造法。 8゜芯物質の周囲に形成される外殻か、ポリウレタン樹
    脂、ポリウレア樹脂もしくはアミン樹脂からなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか
    の項記載のカプセルトナーの製造法。 9゜芯物質の周囲に形成される外殻が、ポリウレア樹脂
    、ポリウレタン樹脂そしてポリアミド樹脂からなる群よ
    り選ばれる二種以上の樹脂からなる複合壁であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項・乃至第7項のいずれ
    かの項記載のカプセルI・ナーの製造法。
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