JPS5916281Y2 - 結束バンド - Google Patents
結束バンドInfo
- Publication number
- JPS5916281Y2 JPS5916281Y2 JP6947077U JP6947077U JPS5916281Y2 JP S5916281 Y2 JPS5916281 Y2 JP S5916281Y2 JP 6947077 U JP6947077 U JP 6947077U JP 6947077 U JP6947077 U JP 6947077U JP S5916281 Y2 JPS5916281 Y2 JP S5916281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- band body
- band
- hole wall
- retaining piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本案は電線等を束ねて緊締結束する合成樹脂製の結束バ
ンドに係る。
ンドに係る。
上記結束バンドとして、バンド体1の片面に鋸歯状突起
2を長さ方向に連続して形成し、そのバンド体1の一端
に形成した頭部3に内外面方向にバンド挿通孔4を設け
、その孔4に挿込まれたバンド体1の鋸歯状突起2に対
面する孔壁5に、その鋸歯状突起2と係合する歯61付
保合片6を、孔40人口側で前記孔壁5と連結7させて
設け、その歯付係合片6の背面と前記孔壁5との間に保
合片6の後退空間Sを形成したものが広く用いられてい
る。
2を長さ方向に連続して形成し、そのバンド体1の一端
に形成した頭部3に内外面方向にバンド挿通孔4を設け
、その孔4に挿込まれたバンド体1の鋸歯状突起2に対
面する孔壁5に、その鋸歯状突起2と係合する歯61付
保合片6を、孔40人口側で前記孔壁5と連結7させて
設け、その歯付係合片6の背面と前記孔壁5との間に保
合片6の後退空間Sを形成したものが広く用いられてい
る。
ところがバンド体1を環状に曲げて尾端1□から孔4に
挿込み、鋸歯状突起2と歯付係合片6を係合させてバン
ド体1を引張って締めるとき、そのバンド体1の引張り
方向によって保合片6が必要以上に後退させられて係合
片6と鋸歯状突起6との係合がかたくなり、それを無理
に引張るため歯6□が摩耗して確実な抜止めが行われな
いことがある。
挿込み、鋸歯状突起2と歯付係合片6を係合させてバン
ド体1を引張って締めるとき、そのバンド体1の引張り
方向によって保合片6が必要以上に後退させられて係合
片6と鋸歯状突起6との係合がかたくなり、それを無理
に引張るため歯6□が摩耗して確実な抜止めが行われな
いことがある。
本案は上記の問題点を解決し、且つ成形容易な合成樹脂
製結束バンドを提供するものである。
製結束バンドを提供するものである。
すなわちバンド挿通孔4のバンド体1の両側縁1□、1
゜に対面する孔壁に、歯付係合片取付側孔壁5の方向に
向って低く傾斜αする斜面8,8を設け、孔4に挿込ま
れたバンド体1の両側縁1□、1□が上記斜面8,8に
係止されるように構成したことを特徴とする。
゜に対面する孔壁に、歯付係合片取付側孔壁5の方向に
向って低く傾斜αする斜面8,8を設け、孔4に挿込ま
れたバンド体1の両側縁1□、1□が上記斜面8,8に
係止されるように構成したことを特徴とする。
実施例は斜面8を孔壁の全長に設けたので孔4は台形と
なるが、斜面8は孔壁の必要部分にだけ設けることもあ
る。
なるが、斜面8は孔壁の必要部分にだけ設けることもあ
る。
又実施例の場合バンド体1は、保合片6の弾性によって
押されて孔壁9に接した状態でその両側縁12,12の
鋸歯突起面側の両角部がそれぞれ斜面8,8に係止され
る構成であるが、バンド体の両側縁1□、1□と斜面8
,8とは若干空いていてもよい。
押されて孔壁9に接した状態でその両側縁12,12の
鋸歯突起面側の両角部がそれぞれ斜面8,8に係止され
る構成であるが、バンド体の両側縁1□、1□と斜面8
,8とは若干空いていてもよい。
本案結束バンドは上記の構成にしたから、そのバンド体
1を環状に曲げて尾端11から頭部3の(L4に挿込む
と、その鋸歯状突起2で係合片6をその歯6□の高さh
分だけ押し除けながら(後退用空間Sは歯の高さhより
も大きい)締まり、その突起2と歯6□がかみ合って抜
止めが為される。
1を環状に曲げて尾端11から頭部3の(L4に挿込む
と、その鋸歯状突起2で係合片6をその歯6□の高さh
分だけ押し除けながら(後退用空間Sは歯の高さhより
も大きい)締まり、その突起2と歯6□がかみ合って抜
止めが為される。
そのときバンド体1はその背面を孔4の壁9によって支
えられるため外側に引張られることはない。
えられるため外側に引張られることはない。
反対に保合片6の側には、その背後に空間Sがあるため
、バンド体1は孔4の中で保合片6と共に内側に引寄せ
られるようとするが、本案はバンド体1の両側縁1□、
1□が斜面8,8に係止されてそれ以上内側に移動出来
ないから、保合片6を必要以上に押付けることなくてそ
の歯61の摩耗を防止し、抜止めを確実にする効果があ
る。
、バンド体1は孔4の中で保合片6と共に内側に引寄せ
られるようとするが、本案はバンド体1の両側縁1□、
1□が斜面8,8に係止されてそれ以上内側に移動出来
ないから、保合片6を必要以上に押付けることなくてそ
の歯61の摩耗を防止し、抜止めを確実にする効果があ
る。
又上記孔4内におけるバンド体1の内側への移動阻止構
造は、バンド体の両側縁1□、1□に対面する孔壁に単
に斜面8,8を設けるだけであるから、バンド体1に対
する係合突起や段部を設けるのに比べてバンド挿通孔4
の成形が容易である。
造は、バンド体の両側縁1□、1□に対面する孔壁に単
に斜面8,8を設けるだけであるから、バンド体1に対
する係合突起や段部を設けるのに比べてバンド挿通孔4
の成形が容易である。
なお、第3図のようにバンド体両側縁1□、1□を水平
にするほか、第4図に示すように孔壁の斜面8に対し逆
方向の傾斜βをバンド体1の両側縁1□、1□に付ける
と、バンド体1の孔壁斜面8に対する係止部が鋭角状に
なって係止作用を一層確実にする。
にするほか、第4図に示すように孔壁の斜面8に対し逆
方向の傾斜βをバンド体1の両側縁1□、1□に付ける
と、バンド体1の孔壁斜面8に対する係止部が鋭角状に
なって係止作用を一層確実にする。
第1図は本案結束バンドの正面図、第2図はその平面図
、第3図は第2図3−3線に沿う頭部の拡大横断面図、
第4図は他の実施例の頭部拡大横断面図。 1・・・・・・バンド体、1□・・・・・・バンド体の
尾端、1□・・・・・・バンド体の側縁、2・・・・・
・鋸歯状突起、3・・・・・・頭部、4・・・・・・バ
ンド挿通孔、5・・・・・・鋸歯状突起に対面する孔壁
、6・・・・・・歯付係合片、6□・・・・・・歯、7
・・・・・・歯付係合片と孔壁の連結部、8・・・・・
・斜面、9・・・・・・バンド体の背面が接する孔壁、
S・・・・・・係合片の後退空間。
、第3図は第2図3−3線に沿う頭部の拡大横断面図、
第4図は他の実施例の頭部拡大横断面図。 1・・・・・・バンド体、1□・・・・・・バンド体の
尾端、1□・・・・・・バンド体の側縁、2・・・・・
・鋸歯状突起、3・・・・・・頭部、4・・・・・・バ
ンド挿通孔、5・・・・・・鋸歯状突起に対面する孔壁
、6・・・・・・歯付係合片、6□・・・・・・歯、7
・・・・・・歯付係合片と孔壁の連結部、8・・・・・
・斜面、9・・・・・・バンド体の背面が接する孔壁、
S・・・・・・係合片の後退空間。
Claims (1)
- バンド体1の片面に鋸歯状突起2を長さ方向に連続して
形成し、そのバンド体1の一端に形成した頭部3にバン
ド体の内外面方向にバンド挿通孔4を設け、当該孔に挿
込まれたバンド体1の鋸歯状突起2に対面する孔壁5に
、前記鋸歯状突起と係合する歯6□付保合片6を、孔4
の入口側で前記孔壁と連結部7を介して設け、その歯付
係合片の背面と前記孔壁との間に保合片6の後退空間S
を形成した結束バンドにおいて、バンド挿通孔4のバン
ド体1の両側縁1□、1□に対面する孔壁全体が歯付係
合片取付側孔壁5に至るまで向かい設定角度αで低く傾
斜する斜面8,8を設け、前記孔4に挿込まれたバンド
体は、その鋸歯状突起面側は保合片6以外に接触するこ
となく、両側縁1□、1□の鋸歯面側の両角部が孔壁斜
面8,8に接触係止するように構成した結束バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6947077U JPS5916281Y2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 結束バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6947077U JPS5916281Y2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 結束バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53163671U JPS53163671U (ja) | 1978-12-21 |
JPS5916281Y2 true JPS5916281Y2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=28978324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6947077U Expired JPS5916281Y2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 結束バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916281Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0078851B1 (en) * | 1981-05-11 | 1986-11-26 | Kitagawa Industries Co., Ltd. | Bundling band |
-
1977
- 1977-05-31 JP JP6947077U patent/JPS5916281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53163671U (ja) | 1978-12-21 |
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