JPS59162564A - 静電潜像現像用トナ− - Google Patents
静電潜像現像用トナ−Info
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- JPS59162564A JPS59162564A JP58037166A JP3716683A JPS59162564A JP S59162564 A JPS59162564 A JP S59162564A JP 58037166 A JP58037166 A JP 58037166A JP 3716683 A JP3716683 A JP 3716683A JP S59162564 A JPS59162564 A JP S59162564A
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- toner
- copolymer
- resin
- meth
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08702—Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G9/08726—Polymers of unsaturated acids or derivatives thereof
- G03G9/08728—Polymers of esters
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は静電潜像現像用トナー−特に、複写紙上に′定
着された後、複写紙上から可塑剤を含有する塩化ビニル
樹脂シート等に転移することのない静電潜像現像用トナ
ーに関する。 従来、電子写真複写機で複製した複写物を塩化ビニル樹
脂製のファイルや机敷きの中に入れておくと、複写物の
画像面かファイル等にあた力)も粘着されたような状態
となり、取出すときに複写画像の一部がファイル等に転
移して損なわれたり、はなはだしい場合には複写紙自体
が破損されてしまうことが経験されている。また、最近
では、レーザービームプリンタなどの多様化に伴い、電
子写真法を刺片して保険証書等を作成することが行なわ
れるようになってきた。ところで−これらの証書は通常
塩化ビニル樹脂シート製のカバーに入れて保存されるた
め、前記の如く作成された証書等に関しても同様の問題
が発生する。 不発明者は、電子写真複写機、あるい−レーザービーム
プリンタ等において画像形成lと使用される静電潜像現
像片トナーの塩化ビニルシートへの転移現象について詳
細を解析した結果、塩化ビニル樹脂シート中に含まれる
フタル酸ジオクチルなどの可塑剤が外部ににじみ出して
画像を形成しているトナー中に移行し、トナーの成分で
ある樹脂が軟化され、これが原因となってトナーが塩化
ビニル樹脂シートに対しで粘着されることを明ら力)に
した。そして、この現象は定着性および耐熱性に優れて
いるとして汎用されているヌチレン系樹脂を成分とする
トナーにおいて@番こ著しいものでもあった。すなわち
、前記ヌチレン系樹脂トしては−ヌチレンと(メタ)ア
クリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルへ
ギシ)vflどの(メタ)アクリル酸エステルとを共重
合させたもの等が多用されているが、この様な共重合が
原因となってフタル酸エステルに刻する前記樹脂の溶解
度が増大され、塩化ビニル樹脂シート中シこ可塑剤とし
て添加されているフタル酸ジオクチルなどによりトナー
の樹脂自体も容易に軟化されでしまう力)らである。 本発明は、ヌチレン系樹脂を成分とする従来のトナーの
有している利点、すなわち、定着性や耐熱性に優れてい
るという利点を損なうことなく、可塑剤を含有する塩化
ビニル樹脂シートに加圧接触されたまま放置されても、
それに対して転移することのない静電潜像現像用トナー
を得ることを目的とするものである。そして、その要旨
は、本発明に係る静電潜像現像用トナーが眉色剤と熱可
塑性樹脂とを含有してなると共に、前NF熱可塑性樹脂
が
着された後、複写紙上から可塑剤を含有する塩化ビニル
樹脂シート等に転移することのない静電潜像現像用トナ
ーに関する。 従来、電子写真複写機で複製した複写物を塩化ビニル樹
脂製のファイルや机敷きの中に入れておくと、複写物の
画像面かファイル等にあた力)も粘着されたような状態
となり、取出すときに複写画像の一部がファイル等に転
移して損なわれたり、はなはだしい場合には複写紙自体
が破損されてしまうことが経験されている。また、最近
では、レーザービームプリンタなどの多様化に伴い、電
子写真法を刺片して保険証書等を作成することが行なわ
れるようになってきた。ところで−これらの証書は通常
塩化ビニル樹脂シート製のカバーに入れて保存されるた
め、前記の如く作成された証書等に関しても同様の問題
が発生する。 不発明者は、電子写真複写機、あるい−レーザービーム
プリンタ等において画像形成lと使用される静電潜像現
像片トナーの塩化ビニルシートへの転移現象について詳
細を解析した結果、塩化ビニル樹脂シート中に含まれる
フタル酸ジオクチルなどの可塑剤が外部ににじみ出して
画像を形成しているトナー中に移行し、トナーの成分で
ある樹脂が軟化され、これが原因となってトナーが塩化
ビニル樹脂シートに対しで粘着されることを明ら力)に
した。そして、この現象は定着性および耐熱性に優れて
いるとして汎用されているヌチレン系樹脂を成分とする
トナーにおいて@番こ著しいものでもあった。すなわち
、前記ヌチレン系樹脂トしては−ヌチレンと(メタ)ア
クリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルへ
ギシ)vflどの(メタ)アクリル酸エステルとを共重
合させたもの等が多用されているが、この様な共重合が
原因となってフタル酸エステルに刻する前記樹脂の溶解
度が増大され、塩化ビニル樹脂シート中シこ可塑剤とし
て添加されているフタル酸ジオクチルなどによりトナー
の樹脂自体も容易に軟化されでしまう力)らである。 本発明は、ヌチレン系樹脂を成分とする従来のトナーの
有している利点、すなわち、定着性や耐熱性に優れてい
るという利点を損なうことなく、可塑剤を含有する塩化
ビニル樹脂シートに加圧接触されたまま放置されても、
それに対して転移することのない静電潜像現像用トナー
を得ることを目的とするものである。そして、その要旨
は、本発明に係る静電潜像現像用トナーが眉色剤と熱可
塑性樹脂とを含有してなると共に、前NF熱可塑性樹脂
が
【メタ】アクリル酸および/または炭素数3以下のア
ルキル基を有する(メタ〕アクリル酸エヌテルのホモポ
リマー若しくはコポリマー、またはそれらとスチレンと
のコポリマーであってヌチレンモノマーユニットを3Q
wL%以下含有するコポリマーであり、前記ホモポリマ
ーまたはコポリマーの溶解指数が9.30以上で、ゲル
化密度がlQtν(%以上であることにある。 すなわち、不発明に一比較的炭素数の大きいアルキル基
を有するメタクリル酸エステルに代えて、(メタ〕アク
リル酸または炭素数3以下のアルキル基を有する(メタ
)アクリル酸エヌテルヲ7 +レンと共重合させたもの
等をトナー中の樹脂として用いると、フタル酸ジオクチ
ルなどによるトナーの軟化を生じ難くできるばかりでな
く−シの)もy、−1−vンモノマーユニットの含有量
を少すくするにも拘わらすガラヌ転移温度もさほど低下
させるコトナく、yチvン樹脂を成分とするトナーの利
点を充分に維持させることができることを見出し主とし
て、この知見に基づいて完成されたものである。 なお、不明aj書において、Cメタ)アクリル酸とは、
それ自体適しくにそれを含む用語にあっ工も、アクリル
酸またはメタクリル酸を意味する。 従って一炭素数3以下のアルキル基を有する(メタ)ア
クリル酸エステルには、アクリル酸メチルエヌテル、ア
クリル酸エチルエヌテルーメタクリル酸メチル−メタク
リル酸エチル−メタクリル酸プロピルなどが含まれる。 ヌチレンモノマーユニットの含有量を3Qwt%以下ト
シたのは−ヌチレンモノマーユニットカ30WL%を超
えると、後述する溶解指数が小さくなって、塩化ビニル
樹脂゛シート中に含まれるフタ)V酸ジオクチルなどの
可塑剤によってトナーが容易に軟化され、充分な耐塩ビ
性が得らtlなくなるからである。 なお、不発明に係る静電潜像現像用トナー中の熱可塑性
樹脂として(q、 (メタ)アクリル酸および/または
(メタ)アクリルe−(/Jホモポリマー若しくはコポ
リマー自体単独で使用され得るが、この場合にも、前記
の如き溶解指数およびゲル化密度に関する条件を満足す
る必要がある。 不明細書において、溶解指数とは、物質の相容性の程度
を表わす数値で、P、 A、 Sma l Iにより提
唱され(J、 Appl、 Chem、 、 o ンド
ン87] (t953)’]、δで表わされ、凝集エ
ネルギー密度の平方根に等しく、物質の密度をd、繰返
し単位の分子量をM、モル牽引力定数をGとすると、下
式、で与えられる。この溶解指数を9.30以上とした
のけ、フタル酸ジオクチルなどのフタル酸エステルの溶
解指数が一般的に約9.0程度であり、″この値に近く
なるとそれ自体軟化さ五易くなるためである。 また、ゲル化密度とげ、樹脂中のゲルの含有量を百分率
で表わしたもので、キシレン18cc とテトラヒドロ
フラン(1’HF)2cc の8合溶液に対して、2g
の樹脂を浸漬し、これを50℃の温浴中で30分間攪拌
しながら充分に溶解させ、400メツシユの篩で濾過後
−篩上を減圧加熱下で乾燥させ不溶解のゲVjlを樹脂
の量で割って求めたものである。このゲル化密度を]Q
wL%以上としたのは、樹脂中のゲル成分に部分的に三
次元′ 化した網目状構造を有するため、加熱し
た際、急激に軟化しない性質を示し、これが]Qwt%
未満ではトナーの高温オフセットを発生し易いからであ
る。なお、トナーの定着性を考慮すると、ゲル化密度は
7Qwt%以下のものが好ましい。 本発明の好ましい実施態様においては、熱可塑性樹脂と
してメルトインデックス(M I 値)カ159 /
]、 O分以下のものが使用される。これはメルトイン
デックスが前記値を超える゛と一定着、R1こおける溶
融トナーの粘度が低くなり、定着時、トナーの高温オフ
セットが発生し易くなるからである。 また、タルトインデックスが小さ過ぎるとトナーの定着
強度が悪化するので、3g710分以上のものが好適で
ある。 また−不発明の好ましい他の実施態様においては、前記
樹脂としてガラス転移温度が50℃以上のものが使用さ
れる。これはガラス転移温度が50℃未満でに、一般環
境下においτ長時間保管した場合シこトナーが容易に凝
固するからである。f、(:i−ガラス転移温度が高く
なりすきると−トナーの定着性が悪化するので70℃以
下のガラス転移温度を有するものが好ましい。 ところで、前記特性を有する熱可塑性樹脂を含有する不
発明に係る静電潜像現像用トナニは、スチレン系樹脂を
成分とする従来のトナーと同等の優れた定着性および4
熱性を有し、しっ)も塩化ビニル樹脂シートを加圧接触
されたまま放置されても、塩化ビニル樹脂シート
ルキル基を有する(メタ〕アクリル酸エヌテルのホモポ
リマー若しくはコポリマー、またはそれらとスチレンと
のコポリマーであってヌチレンモノマーユニットを3Q
wL%以下含有するコポリマーであり、前記ホモポリマ
ーまたはコポリマーの溶解指数が9.30以上で、ゲル
化密度がlQtν(%以上であることにある。 すなわち、不発明に一比較的炭素数の大きいアルキル基
を有するメタクリル酸エステルに代えて、(メタ〕アク
リル酸または炭素数3以下のアルキル基を有する(メタ
)アクリル酸エヌテルヲ7 +レンと共重合させたもの
等をトナー中の樹脂として用いると、フタル酸ジオクチ
ルなどによるトナーの軟化を生じ難くできるばかりでな
く−シの)もy、−1−vンモノマーユニットの含有量
を少すくするにも拘わらすガラヌ転移温度もさほど低下
させるコトナく、yチvン樹脂を成分とするトナーの利
点を充分に維持させることができることを見出し主とし
て、この知見に基づいて完成されたものである。 なお、不明aj書において、Cメタ)アクリル酸とは、
それ自体適しくにそれを含む用語にあっ工も、アクリル
酸またはメタクリル酸を意味する。 従って一炭素数3以下のアルキル基を有する(メタ)ア
クリル酸エステルには、アクリル酸メチルエヌテル、ア
クリル酸エチルエヌテルーメタクリル酸メチル−メタク
リル酸エチル−メタクリル酸プロピルなどが含まれる。 ヌチレンモノマーユニットの含有量を3Qwt%以下ト
シたのは−ヌチレンモノマーユニットカ30WL%を超
えると、後述する溶解指数が小さくなって、塩化ビニル
樹脂゛シート中に含まれるフタ)V酸ジオクチルなどの
可塑剤によってトナーが容易に軟化され、充分な耐塩ビ
性が得らtlなくなるからである。 なお、不発明に係る静電潜像現像用トナー中の熱可塑性
樹脂として(q、 (メタ)アクリル酸および/または
(メタ)アクリルe−(/Jホモポリマー若しくはコポ
リマー自体単独で使用され得るが、この場合にも、前記
の如き溶解指数およびゲル化密度に関する条件を満足す
る必要がある。 不明細書において、溶解指数とは、物質の相容性の程度
を表わす数値で、P、 A、 Sma l Iにより提
唱され(J、 Appl、 Chem、 、 o ンド
ン87] (t953)’]、δで表わされ、凝集エ
ネルギー密度の平方根に等しく、物質の密度をd、繰返
し単位の分子量をM、モル牽引力定数をGとすると、下
式、で与えられる。この溶解指数を9.30以上とした
のけ、フタル酸ジオクチルなどのフタル酸エステルの溶
解指数が一般的に約9.0程度であり、″この値に近く
なるとそれ自体軟化さ五易くなるためである。 また、ゲル化密度とげ、樹脂中のゲルの含有量を百分率
で表わしたもので、キシレン18cc とテトラヒドロ
フラン(1’HF)2cc の8合溶液に対して、2g
の樹脂を浸漬し、これを50℃の温浴中で30分間攪拌
しながら充分に溶解させ、400メツシユの篩で濾過後
−篩上を減圧加熱下で乾燥させ不溶解のゲVjlを樹脂
の量で割って求めたものである。このゲル化密度を]Q
wL%以上としたのは、樹脂中のゲル成分に部分的に三
次元′ 化した網目状構造を有するため、加熱し
た際、急激に軟化しない性質を示し、これが]Qwt%
未満ではトナーの高温オフセットを発生し易いからであ
る。なお、トナーの定着性を考慮すると、ゲル化密度は
7Qwt%以下のものが好ましい。 本発明の好ましい実施態様においては、熱可塑性樹脂と
してメルトインデックス(M I 値)カ159 /
]、 O分以下のものが使用される。これはメルトイン
デックスが前記値を超える゛と一定着、R1こおける溶
融トナーの粘度が低くなり、定着時、トナーの高温オフ
セットが発生し易くなるからである。 また、タルトインデックスが小さ過ぎるとトナーの定着
強度が悪化するので、3g710分以上のものが好適で
ある。 また−不発明の好ましい他の実施態様においては、前記
樹脂としてガラス転移温度が50℃以上のものが使用さ
れる。これはガラス転移温度が50℃未満でに、一般環
境下においτ長時間保管した場合シこトナーが容易に凝
固するからである。f、(:i−ガラス転移温度が高く
なりすきると−トナーの定着性が悪化するので70℃以
下のガラス転移温度を有するものが好ましい。 ところで、前記特性を有する熱可塑性樹脂を含有する不
発明に係る静電潜像現像用トナニは、スチレン系樹脂を
成分とする従来のトナーと同等の優れた定着性および4
熱性を有し、しっ)も塩化ビニル樹脂シートを加圧接触
されたまま放置されても、塩化ビニル樹脂シート
【こ対
して転移することヵ、アIIN f、r f(D #ユ
、オオ。10、ウニ。ゆ、7ある。 以下、実施例について説明する。 一実施例1 スチレンモノ1−とメタクリル酸メチルエヌテルとを厚
相とし、架、1表に示す特性の+′ll; IJママ−
得た。すなわち、前記、厚相を混合し、角1人嫌として
過酸化ベンゾイルを用l/)で70’Cで共重合させて
第1表に示す各粕性を有するヌチレンーメタクリル酸メ
チル共重合樹脂を得た。 なお、ガラス転移温度は第二精玉舎製示差走査熱量引5
sc−5605を用し)、IQ’c/分の月−温速度で
測定し−ベーλう5インの接線とピークの接線の交点よ
り求めた値である。また、Ml、(直(タルトインデッ
クス)は宝工業社製メルトインデクサL −208を用
い、ASTM−D−1238−57Tに準じて測定した
値である。第1表中f印をイ」シた番号の試判は不発明
番こ係る静電潜像現像用トナー中の熱可塑性樹脂としで
使用されるのに適さぬ樹脂試料である。 第1表 前記各樹脂】00重量部に対し、三菱化成工業社製カー
ボンブラック”MA+100’ (商品名)5重量部
と、オリエント化学工業社製染料“ボントロンN−Q5
”(商品名)4重量部を加え、三ネロールにて熱溶融、
混練し、固化後、粉砕、分級して平均粒径12,5μm
の絶縁性トナーを得た。 また、これとは別にグツドイヤー社製ヌチレンーアクリ
ル系樹脂、7プライオライトAC″(商品名) 100
重量部、チタン工業社製四三酸化鉄、7マピコブラツク
BL−500’ (商品名)200重量部、三菱化成
工業社製カーボンブラック”MA≠8′ (商品名)5
重量部を三木ロールにて溶融、混練し、固化後、粉砕、
分級して平均粒径21μmの磁性キャリアを得た。 前記キ乍す7100重量部2こ対し、各トナーを】0重
量部の割合で混合し2成分系磁性現像剤を調製した。 このようにして調製された各現像剤を用いて粉像転写型
電子写真複写機により←)極性の静電潜像を現像し、得
られた複写画像の耐塩ビ性、定着強度を測定した。それ
らの結果をトナーの耐熱゛性および非オフセット域と共
に第2表に示す。 なお、前記複写機は、Cdsバインダ型感光感光体ドラ
ム該感光体ドラムシこ対向設置され、高速回転駆動され
る磁・気ローラを内蔵する現像ヌリープと、現像剤を攪
拌してトナーをキャリアによって摩擦帯電させると共に
現像スリーブに供給するパケットローラからなる現像装
置と、現像後、複写紙上に転写されたトナー像を定着さ
せる加熱ローラとして、いわゆるオイルレヌタイプのテ
フロンローラを用いた定着装置を備えたものであって・
゛その複写速度はA4サイズで毎分25枚であ
る。 前記耐塩ビ性は、フタIし酸ジオクチルを50W(係含
有する三井東圧化学社製塩化ビニル樹脂シートと前記複
写紙の画像面とを重ね、オープン中35℃にて1 kq
/ cm の圧力をかけて24時間放置した後、取
り出して剥離させ−トナーのシートへの転移状態を観察
し、複写画像に何ら変化がなくトナーも全く転移してい
ないものを◎、トナーがシート中に含まれる可塑剤の移
行により複写画像が光沢を帯びる程度−こけなるが、シ
ートにはトナーが転移していないものを○、フシ−?こ
わす力)にトナーが転移しているものを△、シートに部
分的にトナーが転移しているものを×、シートに全面的
にトナーが転移しているものを××として評価した。 また− トナーの耐熱堆はトナー5gをサンプル瓶の中
に入れ、50℃にて24時間放置した後、オーブンより
取り出し、瓶を逆さにした時、逆さにすると同時にトナ
ーが落下するものを凝集の生じないものとして◎、30
秒以内に落下するものを1.わずかに凝集が生ずるもの
の、良く振ると解砕して実用上特に問題のないものとし
て○、1分以上たっても落下しないものを事実上使用不
可能なものとして×を付して評価した。 定着強度は、テフロンローラの温度を変えてトナー像を
熱定着させた後、複写画像(定着されたトナー像)をタ
イプライタ−川砂ケシゴムに一定の荷重を加えて擦った
時、複写画像の濃度が当初の70%以上を保つのに必要
な最低の定着温度で表わしたもので、温度が低い程定着
強度は大きい。 また、非オフセット域とは前記テフロンローラの表面に
対して定着されるべきトナー像のオフセットを起さない
温度領域(テフロンローラの温度領域)を示す。 第2表 第2表の結果から明らかなように、メタクリル酸エヌテ
ルのホモポリマー、又はメタクリル酸エヌテルとヌチレ
ンとのコポリマーに関しては、スチレンモノマーユニツ
ドの含有量が30 wt%IFFであって、溶解指数が
9.30以上、ゲル化密度が]QwL%以上のものを熱
可塑性樹脂として含有するトナーは、良好な耐熱性およ
び定着性を示すと同時に、優れた耐塩ビ性をも示す。 なお、特に実施例としては示されていないが一老 樹脂が、(メタ)アクリル酸および/または炭素数3以
下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルの
ホモポリマー若しくはコポリマー、またはそれらとヌチ
レンとのコポリマーであってヌチレンモノマーユニット
を3 Q wt%以下含有するコポリマーであり、前記
1ホモポリマーまたはコポリマーの溶解指数が9.30
以上で、ゲル化密度がlQwt%であるトナーに関して
は、罰記試刺L、2.4.5.1】に示される樹脂を含
有するトナーと同様の、良好な耐熱性および定着性、加
えて優れた耐塩ビ性が示されることも確認されている。
して転移することヵ、アIIN f、r f(D #ユ
、オオ。10、ウニ。ゆ、7ある。 以下、実施例について説明する。 一実施例1 スチレンモノ1−とメタクリル酸メチルエヌテルとを厚
相とし、架、1表に示す特性の+′ll; IJママ−
得た。すなわち、前記、厚相を混合し、角1人嫌として
過酸化ベンゾイルを用l/)で70’Cで共重合させて
第1表に示す各粕性を有するヌチレンーメタクリル酸メ
チル共重合樹脂を得た。 なお、ガラス転移温度は第二精玉舎製示差走査熱量引5
sc−5605を用し)、IQ’c/分の月−温速度で
測定し−ベーλう5インの接線とピークの接線の交点よ
り求めた値である。また、Ml、(直(タルトインデッ
クス)は宝工業社製メルトインデクサL −208を用
い、ASTM−D−1238−57Tに準じて測定した
値である。第1表中f印をイ」シた番号の試判は不発明
番こ係る静電潜像現像用トナー中の熱可塑性樹脂としで
使用されるのに適さぬ樹脂試料である。 第1表 前記各樹脂】00重量部に対し、三菱化成工業社製カー
ボンブラック”MA+100’ (商品名)5重量部
と、オリエント化学工業社製染料“ボントロンN−Q5
”(商品名)4重量部を加え、三ネロールにて熱溶融、
混練し、固化後、粉砕、分級して平均粒径12,5μm
の絶縁性トナーを得た。 また、これとは別にグツドイヤー社製ヌチレンーアクリ
ル系樹脂、7プライオライトAC″(商品名) 100
重量部、チタン工業社製四三酸化鉄、7マピコブラツク
BL−500’ (商品名)200重量部、三菱化成
工業社製カーボンブラック”MA≠8′ (商品名)5
重量部を三木ロールにて溶融、混練し、固化後、粉砕、
分級して平均粒径21μmの磁性キャリアを得た。 前記キ乍す7100重量部2こ対し、各トナーを】0重
量部の割合で混合し2成分系磁性現像剤を調製した。 このようにして調製された各現像剤を用いて粉像転写型
電子写真複写機により←)極性の静電潜像を現像し、得
られた複写画像の耐塩ビ性、定着強度を測定した。それ
らの結果をトナーの耐熱゛性および非オフセット域と共
に第2表に示す。 なお、前記複写機は、Cdsバインダ型感光感光体ドラ
ム該感光体ドラムシこ対向設置され、高速回転駆動され
る磁・気ローラを内蔵する現像ヌリープと、現像剤を攪
拌してトナーをキャリアによって摩擦帯電させると共に
現像スリーブに供給するパケットローラからなる現像装
置と、現像後、複写紙上に転写されたトナー像を定着さ
せる加熱ローラとして、いわゆるオイルレヌタイプのテ
フロンローラを用いた定着装置を備えたものであって・
゛その複写速度はA4サイズで毎分25枚であ
る。 前記耐塩ビ性は、フタIし酸ジオクチルを50W(係含
有する三井東圧化学社製塩化ビニル樹脂シートと前記複
写紙の画像面とを重ね、オープン中35℃にて1 kq
/ cm の圧力をかけて24時間放置した後、取
り出して剥離させ−トナーのシートへの転移状態を観察
し、複写画像に何ら変化がなくトナーも全く転移してい
ないものを◎、トナーがシート中に含まれる可塑剤の移
行により複写画像が光沢を帯びる程度−こけなるが、シ
ートにはトナーが転移していないものを○、フシ−?こ
わす力)にトナーが転移しているものを△、シートに部
分的にトナーが転移しているものを×、シートに全面的
にトナーが転移しているものを××として評価した。 また− トナーの耐熱堆はトナー5gをサンプル瓶の中
に入れ、50℃にて24時間放置した後、オーブンより
取り出し、瓶を逆さにした時、逆さにすると同時にトナ
ーが落下するものを凝集の生じないものとして◎、30
秒以内に落下するものを1.わずかに凝集が生ずるもの
の、良く振ると解砕して実用上特に問題のないものとし
て○、1分以上たっても落下しないものを事実上使用不
可能なものとして×を付して評価した。 定着強度は、テフロンローラの温度を変えてトナー像を
熱定着させた後、複写画像(定着されたトナー像)をタ
イプライタ−川砂ケシゴムに一定の荷重を加えて擦った
時、複写画像の濃度が当初の70%以上を保つのに必要
な最低の定着温度で表わしたもので、温度が低い程定着
強度は大きい。 また、非オフセット域とは前記テフロンローラの表面に
対して定着されるべきトナー像のオフセットを起さない
温度領域(テフロンローラの温度領域)を示す。 第2表 第2表の結果から明らかなように、メタクリル酸エヌテ
ルのホモポリマー、又はメタクリル酸エヌテルとヌチレ
ンとのコポリマーに関しては、スチレンモノマーユニツ
ドの含有量が30 wt%IFFであって、溶解指数が
9.30以上、ゲル化密度が]QwL%以上のものを熱
可塑性樹脂として含有するトナーは、良好な耐熱性およ
び定着性を示すと同時に、優れた耐塩ビ性をも示す。 なお、特に実施例としては示されていないが一老 樹脂が、(メタ)アクリル酸および/または炭素数3以
下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルの
ホモポリマー若しくはコポリマー、またはそれらとヌチ
レンとのコポリマーであってヌチレンモノマーユニット
を3 Q wt%以下含有するコポリマーであり、前記
1ホモポリマーまたはコポリマーの溶解指数が9.30
以上で、ゲル化密度がlQwt%であるトナーに関して
は、罰記試刺L、2.4.5.1】に示される樹脂を含
有するトナーと同様の、良好な耐熱性および定着性、加
えて優れた耐塩ビ性が示されることも確認されている。
Claims (1)
- 、(1)着色剤と熱可塑性樹脂とを含有してなると共に
、前記熱可塑性樹脂が(メタ)アクリル酸および/また
は炭素数3以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル
酸エステルのホモポリマー若しくはコポリマー、または
それらとスチレンとのコポリマーであってスチレンモノ
マーユニット全30wt%以下含有するコポリマーであ
り一前記ホモポリマーまたはコポリマーの溶解指数が9
.30以上で、ゲル化密度がlQwt%以上であること
を特徴とする静電潜像現像用トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58037166A JPS59162564A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 静電潜像現像用トナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58037166A JPS59162564A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 静電潜像現像用トナ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162564A true JPS59162564A (ja) | 1984-09-13 |
Family
ID=12490008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58037166A Pending JPS59162564A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 静電潜像現像用トナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59162564A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63280262A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像用トナ− |
US7700677B2 (en) | 2003-05-19 | 2010-04-20 | E.M.A.T. Technologies Ltd. | Process for dissolving polyvinyl chloride resin for the manufacture of PVC solution |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP58037166A patent/JPS59162564A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63280262A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像用トナ− |
US7700677B2 (en) | 2003-05-19 | 2010-04-20 | E.M.A.T. Technologies Ltd. | Process for dissolving polyvinyl chloride resin for the manufacture of PVC solution |
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