JPS59162011A - ベニヤレ−スの原木切削方法 - Google Patents
ベニヤレ−スの原木切削方法Info
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- JPS59162011A JPS59162011A JP3629083A JP3629083A JPS59162011A JP S59162011 A JPS59162011 A JP S59162011A JP 3629083 A JP3629083 A JP 3629083A JP 3629083 A JP3629083 A JP 3629083A JP S59162011 A JPS59162011 A JP S59162011A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は原木からベニヤ単板(以下、単板という)を
削成するベニヤレースに関する。
削成するベニヤレースに関する。
従来技術
本出願人は先に特開昭53−91499号において外周
に多数の刃部又は突刺体を有し、回転方向の膚状部を有
した駆動ロールを刃物の刃先より幾分上手の位置に備え
てml記刃物と前記駆動ロールの間に切削直後の単板の
通路を形成させ、動力を原木外周に供給するための駆動
機構を備え、更に切削直後の単板又は欠片を前記駆動ロ
ールの刃部又は突刺体から円滑に離脱させるための単板
ガイド部を駆動ロールのfR状部に備え、原木渉留りを
向上し得るベニヤレースを提案した。然し乍、該ベニヤ
レースにあっては原木外周に対する刃部又は突刺体の刺
着により該原木を回転させて切削を行うため、切削され
た単板の表面に刺着跡が残存する問題を有していた。切
削された単板が合板を構成する中板用単板として使用さ
れる場合、前記刺着跡は製品としての合板表面に露呈し
ないため、格別問題にならないものであるが、合板を構
成する表裏面用の原板用単板を切削する場合、該到着跡
は合板品質を著しく低下させる要因となっていた。従っ
て上記ベニヤレースにあっては、原板用単板を切削する
用途に使用出来ないものであり、原木が略真円に至った
後に該原木をスピンドルの回転駆動により切削を行う従
来のベニヤレースに装着し直す必要を有しており、作業
効率が悪い欠点を有していた。
に多数の刃部又は突刺体を有し、回転方向の膚状部を有
した駆動ロールを刃物の刃先より幾分上手の位置に備え
てml記刃物と前記駆動ロールの間に切削直後の単板の
通路を形成させ、動力を原木外周に供給するための駆動
機構を備え、更に切削直後の単板又は欠片を前記駆動ロ
ールの刃部又は突刺体から円滑に離脱させるための単板
ガイド部を駆動ロールのfR状部に備え、原木渉留りを
向上し得るベニヤレースを提案した。然し乍、該ベニヤ
レースにあっては原木外周に対する刃部又は突刺体の刺
着により該原木を回転させて切削を行うため、切削され
た単板の表面に刺着跡が残存する問題を有していた。切
削された単板が合板を構成する中板用単板として使用さ
れる場合、前記刺着跡は製品としての合板表面に露呈し
ないため、格別問題にならないものであるが、合板を構
成する表裏面用の原板用単板を切削する場合、該到着跡
は合板品質を著しく低下させる要因となっていた。従っ
て上記ベニヤレースにあっては、原板用単板を切削する
用途に使用出来ないものであり、原木が略真円に至った
後に該原木をスピンドルの回転駆動により切削を行う従
来のベニヤレースに装着し直す必要を有しており、作業
効率が悪い欠点を有していた。
発明の目的
本発明の目的は上記した従来の欠点に鑑み、簡易な構成
により装着された原木を確実に回転させることが可能で
あると共に、特に原木が略真円に至った後にあっては刃
部又は突刺体による刺着跡を形成させることなく単板の
切削を行い得るベニヤレースを提供することにある。
により装着された原木を確実に回転させることが可能で
あると共に、特に原木が略真円に至った後にあっては刃
部又は突刺体による刺着跡を形成させることなく単板の
切削を行い得るベニヤレースを提供することにある。
発明の構成
第1図並びに第2図は本発明の概略構成を示す説明図で
あり、ベニヤレースは外周に多数の刃部若しくは突刺体
6aを有し、回転駆動される駆動ロール6を裁断刃4の
刃先より若干上手位置に配置し、該裁断刃4と駆動ロー
ル6との間に切削直後における単板Sの通路11を形成
すると共に、原木3の外周に対し回転駆動力を供給する
駆動軸7を備えてなると共に、該駆動軸7には前記駆動
ロール6より若干大径状からなり、原木3との圧接によ
弾性変形可能な弾性ロール5を備えてなり、原木3外周
との圧接により弾性ロール5の弾性変形により駆動ロー
ル6における刃部若しくは突刺体6aを原木3外周に刺
着させ、駆動軸7の回転駆動力を原木3に伝達して回転
させる一方、削成される単板S厚の調整等により原木3
P周から刃部若しくは突刺体6aを離脱さると共に、弾
性ロール5とのFUN力により駆動軸7の回転駆動力を
原木3に伝達して回転させ、単板Sを削成するもである
。
あり、ベニヤレースは外周に多数の刃部若しくは突刺体
6aを有し、回転駆動される駆動ロール6を裁断刃4の
刃先より若干上手位置に配置し、該裁断刃4と駆動ロー
ル6との間に切削直後における単板Sの通路11を形成
すると共に、原木3の外周に対し回転駆動力を供給する
駆動軸7を備えてなると共に、該駆動軸7には前記駆動
ロール6より若干大径状からなり、原木3との圧接によ
弾性変形可能な弾性ロール5を備えてなり、原木3外周
との圧接により弾性ロール5の弾性変形により駆動ロー
ル6における刃部若しくは突刺体6aを原木3外周に刺
着させ、駆動軸7の回転駆動力を原木3に伝達して回転
させる一方、削成される単板S厚の調整等により原木3
P周から刃部若しくは突刺体6aを離脱さると共に、弾
性ロール5とのFUN力により駆動軸7の回転駆動力を
原木3に伝達して回転させ、単板Sを削成するもである
。
実施例
以下、図面に示す実施例を説明する。
第3図はベニヤレースにおける切削部を示す断面図、第
4図は駆動ロールと弾性ロールとの配置状態を示す説明
図、第5図は弾性ロールの構成を示す説明図である。
4図は駆動ロールと弾性ロールとの配置状態を示す説明
図、第5図は弾性ロールの構成を示す説明図である。
図中ベニヤレースの本体フレームには切削の進展に伴な
って回転する送りスクリュー(liTれも図示せず)に
より該本体フレーム士を後述するスピンドル(図示せず
)の軸線と直交する方向に移動 3− する刃物台1と一体に移動する支持フレーム2が取付け
られている。
って回転する送りスクリュー(liTれも図示せず)に
より該本体フレーム士を後述するスピンドル(図示せず
)の軸線と直交する方向に移動 3− する刃物台1と一体に移動する支持フレーム2が取付け
られている。
1riI記刃物台1にはスピンドルの略軸線に対応する
位置において該軸線と平行する刃先を有し、装着された
原木3の外周に圧接して単板Sを切削する裁断刃4が取
付けられている。
位置において該軸線と平行する刃先を有し、装着された
原木3の外周に圧接して単板Sを切削する裁断刃4が取
付けられている。
前記支持フレーム2には前記裁断刃4の刃先より若干上
手の位置において原木3の外周に圧接する多数の弾性ロ
ール5、並びに駆動ロール6を装着してなる駆動軸7が
電動モータ(図示せず)により回転駆動可能に軸支され
ている。該弾性ロール5は前記駆動軸7に対しその軸線
方向へ適宜の間隔毎に固定されるものであり、第5図に
示すように前記駆動軸7に固定される固定リング8と、
該固定リンク8の外周に取付けられ、原木3の外周形状
の変化により弾性ロール5に大負荷が作用した際に固定
リング8とスリップ可能なスリップリング9と、該スリ
ップリング9の外周に取付けられ、裁断刃4の刃先より
若干上手位置において原木3の外周にIlf接するウレ
タンゴム等の弾性変 4− 形可能な弾性リング10とからなる。また前記駆動ロー
ル6は第4図に示すように駆動軸7に対し弾性ロール6
に隣接して固定され、前記弾性ロール5の外伜幅より若
干小径状からなると共に、外周に多数の突刺体6aが形
成されている。尚、前記弾性ロール5と駆動ロール6の
外径差は、例えば原木3が略真円に至るまでの切削初期
においては原木3に圧接される弾性リング1oの弾性変
形により突刺体6aを原木3の外周に突刺させることが
可能であると共に、原木3が略真円に至った後に原水3
に対する弾性リング1oの圧接により該原木3を回転さ
せる一方、該原木3外周がら突刺体6aを離脱させるこ
とが可能な幅に設定される。また前記裁断刃4と弾性ロ
ール5並びに駆動ロール6との間には削成された単板S
を排出する通路11が形成される。
手の位置において原木3の外周に圧接する多数の弾性ロ
ール5、並びに駆動ロール6を装着してなる駆動軸7が
電動モータ(図示せず)により回転駆動可能に軸支され
ている。該弾性ロール5は前記駆動軸7に対しその軸線
方向へ適宜の間隔毎に固定されるものであり、第5図に
示すように前記駆動軸7に固定される固定リング8と、
該固定リンク8の外周に取付けられ、原木3の外周形状
の変化により弾性ロール5に大負荷が作用した際に固定
リング8とスリップ可能なスリップリング9と、該スリ
ップリング9の外周に取付けられ、裁断刃4の刃先より
若干上手位置において原木3の外周にIlf接するウレ
タンゴム等の弾性変 4− 形可能な弾性リング10とからなる。また前記駆動ロー
ル6は第4図に示すように駆動軸7に対し弾性ロール6
に隣接して固定され、前記弾性ロール5の外伜幅より若
干小径状からなると共に、外周に多数の突刺体6aが形
成されている。尚、前記弾性ロール5と駆動ロール6の
外径差は、例えば原木3が略真円に至るまでの切削初期
においては原木3に圧接される弾性リング1oの弾性変
形により突刺体6aを原木3の外周に突刺させることが
可能であると共に、原木3が略真円に至った後に原水3
に対する弾性リング1oの圧接により該原木3を回転さ
せる一方、該原木3外周がら突刺体6aを離脱させるこ
とが可能な幅に設定される。また前記裁断刃4と弾性ロ
ール5並びに駆動ロール6との間には削成された単板S
を排出する通路11が形成される。
m1記支持フレーム2には弾性ロール5並びに駆動ロー
ル6の相互間において、装着された原木3の外周に対し
裁断刃4の刃先より若干上手位置に圧接し、切削時にお
ける原木3の先割れを規制する多数のプレッシャーパ゛
−12が固着されている。
ル6の相互間において、装着された原木3の外周に対し
裁断刃4の刃先より若干上手位置に圧接し、切削時にお
ける原木3の先割れを規制する多数のプレッシャーパ゛
−12が固着されている。
該プレッシャーパー12は刃物台2に固着されるホルタ
13と、該ホルダ13の先端部に取付けられ、原木3の
外周に圧接するチップ14とからなる。
13と、該ホルダ13の先端部に取付けられ、原木3の
外周に圧接するチップ14とからなる。
前記本体フレームには裁断刃4の上手側において、装着
された原木3の両木口を芯位置において加圧保持するス
ピンドルが原木空転aim(図示せず〕を介して回転可
能に取付けられている。該原木空転機楕の構成、並びに
作用は特開昭53−91499号に詳細に記数されてい
るため、その説明を省略する。
された原木3の両木口を芯位置において加圧保持するス
ピンドルが原木空転aim(図示せず〕を介して回転可
能に取付けられている。該原木空転機楕の構成、並びに
作用は特開昭53−91499号に詳細に記数されてい
るため、その説明を省略する。
次に本実施例の作用を説明する。
先ず、原木3が略真円に至るまでの間に合板の中板を構
成する」二側された単板Sを切削する場合について説明
すると、スピンドルにより芯出しされた原木3の両水口
をその芯位置においてチャッキングした後、原木空転4
11構により原木3を第1図に示す実線矢印方向へ回転
させる。そして送りスクリューの回転により弾性ロール
5がその弾性変形により突刺体6aを原木3の外周に刺
着可能な位置まで前刃物台1を原木3側に移動させると
、原木3に対し突刺体6aを介して駆動軸7の回転力が
伝達され、該原木3を回転させると共に、その回転に従
って裁断刃4により原木3を切削して上剥された単板S
を削成する。尚、弾性リング10が原木3のり1周に対
し突刺体6aを刺着させる程度に弾性変形された際、該
弾性リング10の両側に駆動ロール6が配置されている
ため、スリップリング9から弾性リング10がN!脱さ
れるのを規制する。また駆動軸70回転に従って原木3
外周に対する弾性リンクlOの圧接が解除されると、弾
性リングlOの弾性復帰に伴なって突刺体6aから上剥
された単板Sを自動的に離脱させることが可能である。
成する」二側された単板Sを切削する場合について説明
すると、スピンドルにより芯出しされた原木3の両水口
をその芯位置においてチャッキングした後、原木空転4
11構により原木3を第1図に示す実線矢印方向へ回転
させる。そして送りスクリューの回転により弾性ロール
5がその弾性変形により突刺体6aを原木3の外周に刺
着可能な位置まで前刃物台1を原木3側に移動させると
、原木3に対し突刺体6aを介して駆動軸7の回転力が
伝達され、該原木3を回転させると共に、その回転に従
って裁断刃4により原木3を切削して上剥された単板S
を削成する。尚、弾性リング10が原木3のり1周に対
し突刺体6aを刺着させる程度に弾性変形された際、該
弾性リング10の両側に駆動ロール6が配置されている
ため、スリップリング9から弾性リング10がN!脱さ
れるのを規制する。また駆動軸70回転に従って原木3
外周に対する弾性リンクlOの圧接が解除されると、弾
性リングlOの弾性復帰に伴なって突刺体6aから上剥
された単板Sを自動的に離脱させることが可能である。
更に弾性ロール5が原木3外周における凸部に当った際
に原木3外周と弾性リング10との間にスリップリング
9と固定リング8との間に生じる摩擦力以上の回転抵抗
が生じた場合、該状態において弾性リング10の回転が
継続されると、該弾性リング10は上記回転抵抗により
切 7− 断され、原木3の回転が中断される虞れを有しているが
、固定リング8に対しスリップリング9が空転可能に取
付けられているため、上記スリップリング9に対する固
定リング8の空転により弾性リンク10に対する回転駆
動力の伝達を遮断し、弾性リング10の切断による原木
3の回転停止を回避することが可能である。
に原木3外周と弾性リング10との間にスリップリング
9と固定リング8との間に生じる摩擦力以上の回転抵抗
が生じた場合、該状態において弾性リング10の回転が
継続されると、該弾性リング10は上記回転抵抗により
切 7− 断され、原木3の回転が中断される虞れを有しているが
、固定リング8に対しスリップリング9が空転可能に取
付けられているため、上記スリップリング9に対する固
定リング8の空転により弾性リンク10に対する回転駆
動力の伝達を遮断し、弾性リング10の切断による原木
3の回転停止を回避することが可能である。
吹に裁断刃4が略真円に至った後に合板の原板を構成す
る帯状の単板Sを切削する場合について説明すると、刃
物台1の送り量を削成される帯状の単板Sの厚みに応じ
てギヤ(図示せず)等により減少させ、原木3に対する
弾性ロール5の圧接幅を狭くすると、弾性リング10は
第2図に示すようにその弾性復帰により原木3外周から
突刺体6aを離脱させると共に、原木3外周に圧接する
弾性ロール5との摩擦力により駆動軸7の回転駆動力を
原木3に伝達して回転させ、裁断刃4により帯状の単板
Sが削成する。即ち原木3は略真円状に形成されている
ため、突刺体6aとの刺着により駆動軸7の回転駆動力
が供給されることなく、 8− 弾性ロール5との圧接により生じる摩擦力により該原木
3を回転させることが可能である。
る帯状の単板Sを切削する場合について説明すると、刃
物台1の送り量を削成される帯状の単板Sの厚みに応じ
てギヤ(図示せず)等により減少させ、原木3に対する
弾性ロール5の圧接幅を狭くすると、弾性リング10は
第2図に示すようにその弾性復帰により原木3外周から
突刺体6aを離脱させると共に、原木3外周に圧接する
弾性ロール5との摩擦力により駆動軸7の回転駆動力を
原木3に伝達して回転させ、裁断刃4により帯状の単板
Sが削成する。即ち原木3は略真円状に形成されている
ため、突刺体6aとの刺着により駆動軸7の回転駆動力
が供給されることなく、 8− 弾性ロール5との圧接により生じる摩擦力により該原木
3を回転させることが可能である。
従って本実施例は原木3が略真円状に至るまでの切削初
期において高い回転抵抗が作用する場合、弾性リング1
0の弾性変形により原木3外周に対し突刺体6aを刺着
させ、駆動軸7の回転駆動力を原木3に伝達して上剥さ
れた単板Sを削成する。
期において高い回転抵抗が作用する場合、弾性リング1
0の弾性変形により原木3外周に対し突刺体6aを刺着
させ、駆動軸7の回転駆動力を原木3に伝達して上剥さ
れた単板Sを削成する。
一方原木3が略真円に至った後における回転抵抗が少な
い場合、原木3外周に対する弾性リング10の圧接によ
り生じる摩擦力にて駆動軸7の回転駆動力を原木3に伝
達し、帯状の単板Sを削成するため、従来ベニヤレース
のように削成された帯状の単板S上面に対し、突刺体6
aによる刺着跡の形成を回避し得る。また原木3外周形
状の変化により過大な回転抵抗が作用した場合、固定リ
ング8とスリップリング9との空転により弾性リングl
Oに対する回転駆動力の伝達が遮断されるため、弾性リ
ング10の切断を回避し得る。
い場合、原木3外周に対する弾性リング10の圧接によ
り生じる摩擦力にて駆動軸7の回転駆動力を原木3に伝
達し、帯状の単板Sを削成するため、従来ベニヤレース
のように削成された帯状の単板S上面に対し、突刺体6
aによる刺着跡の形成を回避し得る。また原木3外周形
状の変化により過大な回転抵抗が作用した場合、固定リ
ング8とスリップリング9との空転により弾性リングl
Oに対する回転駆動力の伝達が遮断されるため、弾性リ
ング10の切断を回避し得る。
尚、本実施例は弾性ロール5、若しくは駆動ロール6に
より駆動軸7の回転力を原木3に伝達してその切削を行
う構成としたが、本発明は主として上記弾性ロール並び
に駆動ロール5により原木を回転すると共に、スピンド
ルの回転力を補助的に原木へ供給して原木を切削する形
式のベニヤレース、或いはスピンドルにより原木を回転
させると共に、該原木の回転により従動する突刺ロール
における刃部若しくは突刺体を原木外周に刺着させて表
割れを形成し、テンダー効果を得る形式のベニヤレース
であっても実施出来る。該スピンドル駆動形式のベニヤ
レースにあっては、例えば特開昭57−156206号
に示すように突刺ロールの通路側に削成された単板を刃
物台側に折曲させる規制体を設け、刺着跡に起因する表
割れを積極的に形成させることにより高いテンダー効果
を得ることか可能である。
より駆動軸7の回転力を原木3に伝達してその切削を行
う構成としたが、本発明は主として上記弾性ロール並び
に駆動ロール5により原木を回転すると共に、スピンド
ルの回転力を補助的に原木へ供給して原木を切削する形
式のベニヤレース、或いはスピンドルにより原木を回転
させると共に、該原木の回転により従動する突刺ロール
における刃部若しくは突刺体を原木外周に刺着させて表
割れを形成し、テンダー効果を得る形式のベニヤレース
であっても実施出来る。該スピンドル駆動形式のベニヤ
レースにあっては、例えば特開昭57−156206号
に示すように突刺ロールの通路側に削成された単板を刃
物台側に折曲させる規制体を設け、刺着跡に起因する表
割れを積極的に形成させることにより高いテンダー効果
を得ることか可能である。
また本実施例は弾性ロール5を固定リング8とスリップ
リング9と弾性リングlOとにより構成し、該弾性ロー
ル5に大きい回転抵抗が作用した場合、固定リング8と
スリップリング9との空転により弾性リング10の切断
を回避する構成としたが、本発明は第6図に示すように
駆動軸7に固定される固定リング8の外周に対し、原木
3に対する当接面側にコイル状の金属線材15が一体に
樹脂成型されたウレタンゴム等の弾性リング16を固着
し、原木外周に対する摩擦係数を高めると共に、原木3
との圧接に発生する摩擦熱を放熱させ、摩擦熱による弾
性リング16の脆弱化を防止する構成、若しくは第7図
に示すように外周に多数の突刺体17aを有する駆動ロ
ール17の外周に、該突刺体17aに対応する孔18a
が形成された弾性変形可能な弾性リング18を取付け、
該弾性リング18の弾性変形に伴なって前記突刺体17
aを出没可能とする構成、或いはプレッシャーバーを介
して弾性ロールと駆動ロールとを交互に駆動軸に取付け
る構成であっても実施しろる。
リング9と弾性リングlOとにより構成し、該弾性ロー
ル5に大きい回転抵抗が作用した場合、固定リング8と
スリップリング9との空転により弾性リング10の切断
を回避する構成としたが、本発明は第6図に示すように
駆動軸7に固定される固定リング8の外周に対し、原木
3に対する当接面側にコイル状の金属線材15が一体に
樹脂成型されたウレタンゴム等の弾性リング16を固着
し、原木外周に対する摩擦係数を高めると共に、原木3
との圧接に発生する摩擦熱を放熱させ、摩擦熱による弾
性リング16の脆弱化を防止する構成、若しくは第7図
に示すように外周に多数の突刺体17aを有する駆動ロ
ール17の外周に、該突刺体17aに対応する孔18a
が形成された弾性変形可能な弾性リング18を取付け、
該弾性リング18の弾性変形に伴なって前記突刺体17
aを出没可能とする構成、或いはプレッシャーバーを介
して弾性ロールと駆動ロールとを交互に駆動軸に取付け
る構成であっても実施しろる。
更に本実施例は支持フレーム2に駆動軸7を固定的に取
付ける構成としたが、本発明は支持フレームに対し駆動
軸を油圧シリング、並びにストッパ等からなる駆動軸位
置調整m構を介して取付け、弾性ロールの弾性変形量、
並びに削成される単板−11= の厚みを任意の可変し得る構成であっても実施しろる。
付ける構成としたが、本発明は支持フレームに対し駆動
軸を油圧シリング、並びにストッパ等からなる駆動軸位
置調整m構を介して取付け、弾性ロールの弾性変形量、
並びに削成される単板−11= の厚みを任意の可変し得る構成であっても実施しろる。
発明の詳細
な説明したよう本発明は外周に多数の刃部若しくは突刺
体を有し、回転駆動される駆動ロールを裁断刃の刃先よ
り若干上手の位置に配置し、該裁断刃と駆動ロールとの
間に切削されたベニヤ単板の排出通路を形成すると共に
、原木の外周に対し回転駆動力を供給する駆動機構を備
えてなるベニヤレースにおいて、該駆動機構には前記駆
動ロールより若干、大径状からなり、弾性変形可能な弾
性ロールを備えてなる簡易な構成により、装着された原
木を確実に回転させることが可能であると共に、特に原
木が略真円に至った後にあっては刃部又は突刺体により
刺着跡を形成させることなく単板の切削を行い得るベニ
ヤレースである。
体を有し、回転駆動される駆動ロールを裁断刃の刃先よ
り若干上手の位置に配置し、該裁断刃と駆動ロールとの
間に切削されたベニヤ単板の排出通路を形成すると共に
、原木の外周に対し回転駆動力を供給する駆動機構を備
えてなるベニヤレースにおいて、該駆動機構には前記駆
動ロールより若干、大径状からなり、弾性変形可能な弾
性ロールを備えてなる簡易な構成により、装着された原
木を確実に回転させることが可能であると共に、特に原
木が略真円に至った後にあっては刃部又は突刺体により
刺着跡を形成させることなく単板の切削を行い得るベニ
ヤレースである。
第1図並びに第2図は本発明の概略を示す説明図、第3
図はベニヤレースにおける切削部を示す断面図、第4図
は駆動ロールと弾性ロールとの配置 12− 置状態を示す説明図、第5図は弾性ロールの構成を示す
説明図、第6図並びに第7図は本発明の変更実施例を示
す説明図である。 図中3は原木、4は裁断刃、5は弾性ロール、6は駆動
ロール、6aは突刺体、7は駆動機構を構成する駆動軸
、Sは単板である。 特許出願人 株式会社 名南製作所 代理人 弁理士 伊 藤 研 −
図はベニヤレースにおける切削部を示す断面図、第4図
は駆動ロールと弾性ロールとの配置 12− 置状態を示す説明図、第5図は弾性ロールの構成を示す
説明図、第6図並びに第7図は本発明の変更実施例を示
す説明図である。 図中3は原木、4は裁断刃、5は弾性ロール、6は駆動
ロール、6aは突刺体、7は駆動機構を構成する駆動軸
、Sは単板である。 特許出願人 株式会社 名南製作所 代理人 弁理士 伊 藤 研 −
Claims (1)
- 1、外周に多数の刃部若しくは突刺体を有し、回りi駆
動される駆動ロールを截断刃の刃先より若干上手の位置
に配置し、該截断刃と駆動ロールとの間に切削されたベ
ニ゛ヤ単板のtJi出通路を形成すると共に、原木の外
周に対し回転駆動力を供給する駆動機構を備えてなるベ
ニヤレースにおいて、該駆動機構には前記駆動ロールよ
り若干、大径状からなり、弾性変形可能な弾性ロールを
備えてなることを特徴とするベニヤレース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3629083A JPS59162011A (ja) | 1983-03-05 | 1983-03-05 | ベニヤレ−スの原木切削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3629083A JPS59162011A (ja) | 1983-03-05 | 1983-03-05 | ベニヤレ−スの原木切削方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162011A true JPS59162011A (ja) | 1984-09-12 |
JPS6232086B2 JPS6232086B2 (ja) | 1987-07-13 |
Family
ID=12465663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3629083A Granted JPS59162011A (ja) | 1983-03-05 | 1983-03-05 | ベニヤレ−スの原木切削方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59162011A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184808A (ja) * | 1984-12-27 | 1985-09-20 | 株式会社 名南製作所 | ベニヤレ−ス |
JPS60184809A (ja) * | 1984-12-27 | 1985-09-20 | 株式会社 名南製作所 | ベニヤレ−ス |
EP0238998A2 (en) * | 1986-03-24 | 1987-09-30 | Meinan Machinery Works, Inc. | Drive roller assembly of veneer lathe for rotating log and veneer lathe |
EP1075913A2 (en) * | 1999-08-12 | 2001-02-14 | Meinan Machinery Works, Inc. | Veneer lathe |
-
1983
- 1983-03-05 JP JP3629083A patent/JPS59162011A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184808A (ja) * | 1984-12-27 | 1985-09-20 | 株式会社 名南製作所 | ベニヤレ−ス |
JPS60184809A (ja) * | 1984-12-27 | 1985-09-20 | 株式会社 名南製作所 | ベニヤレ−ス |
JPS63206B2 (ja) * | 1984-12-27 | 1988-01-06 | Meinan Machinery Works | |
EP0238998A2 (en) * | 1986-03-24 | 1987-09-30 | Meinan Machinery Works, Inc. | Drive roller assembly of veneer lathe for rotating log and veneer lathe |
US4765380A (en) * | 1986-03-24 | 1988-08-23 | Meinan Machinery Works, Inc. | Drive roller assembly of veneer lathe for rotating log and veneer lathe |
EP0238998A3 (en) * | 1986-03-24 | 1989-07-19 | Meinan Machinery Works, Inc. | Drive roller assembly of veneer lathe for rotating log and veneer lathe |
EP1075913A2 (en) * | 1999-08-12 | 2001-02-14 | Meinan Machinery Works, Inc. | Veneer lathe |
EP1075913A3 (en) * | 1999-08-12 | 2003-07-02 | Meinan Machinery Works, Inc. | Veneer lathe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6232086B2 (ja) | 1987-07-13 |
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