JPS59159786A - 新規物質アルゴマイシン - Google Patents

新規物質アルゴマイシン

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JPS59159786A
JPS59159786A JP58035663A JP3566383A JPS59159786A JP S59159786 A JPS59159786 A JP S59159786A JP 58035663 A JP58035663 A JP 58035663A JP 3566383 A JP3566383 A JP 3566383A JP S59159786 A JPS59159786 A JP S59159786A
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methanol
chloroform
albomycin
water
soluble
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JP58035663A
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English (en)
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Nozomi Otake
大岳 望
Hiroyuki Kawai
河合 弘行
Yoichi Hayakawa
洋一 早川
Masaya Nakagawa
雅哉 中川
Kanji Imamura
今村 寛司
Kozo Tanabe
田辺 耕三
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Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/20Bacteria; Culture media therefor
    • C12N1/205Bacterial isolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/44Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides
    • C12P19/56Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides having an oxygen atom of the saccharide radical directly bound to a condensed ring system having three or more carbocyclic rings, e.g. daunomycin, adriamycin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12RINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
    • C12R2001/00Microorganisms ; Processes using microorganisms
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、新規なアンスラサイクリン化合物およびその
製造法に関する。
制癌性抗生物質としてのアンスラサイクリン化合物は医
薬として重要な位置を占めており、既に各種のものが提
案されている。一般に、化学物質の生理活性はその化学
構造ないし理化学的性質に依存するところが大きいから
、アンスラサイクリン化合物についてもそのアグリコン
部分及び糖鎖部分の糖の種類または置換基において既存
のものと異なる化合物ないし既存のものと異なる理化学
的性質を有する化合物に対しては不断の希求があるとい
えよう。
発明の概要 本発明は、上記の希求に応えるものである。
すなわち、本発明によるアンスラサイクリン化合R’/
J 7 /L/ゴマイシンは、下記の理化学的性質を有
するものである。
本発明によるアンスラサイクーリン化合物アルボマイシ
ンの製造法は、適当な培地にストレプトミセス属のアル
ボマイシン生成能を有する菌株を好気的に培養し、培養
物から下記の理化学的性質を有するアンスラサイクリン
化合物アルボマイシンを採取すること、を特徴とするも
のである。
(1)色、性状 :橙色粉末 (2)融点   :207〜213℃(分解)(3)比
旋光度 :〔αl) ’6”’ −+ 112°(C=
0.1、クロロホルム:メタノール−9=1) (4)元素分析値 C: 56.2% (実験値)H:  6.9% 0 : 35.1係 N:1.8係 (5)紫外部可視部吸収スペクトル 第1図に示した通りである。
CH30Hλmax  (E”) 0m 235 (363)、258(167)、292 (6
1)、476 (104)0 、 INHCl +CH
30H 235(387)、258(159)、292(61)
、468 (110)0 、 lNNaOH+CHaO
H 239、(302)、294(41)、523 (88
)(6)赤外線吸収スペクトル(臭化カリウム法で測定
)第2図に示した通りである。
(力溶剤に対する溶解性 クロUホルムーメタノール混液、ジメチルスクロロホル
ム、メタノール、酢酸エチル、メチ水に難溶。
(8)薄層クロマトグラフィー (メルク社しシリカゲル60F254Jプレート使用)
展開溶媒           Rf値ジクロロホルム
メタノール        0.20=8:1:0.1 クロロポルム:メタノール:酢酸     0.30=
8:1:0.1 クロロホルム:ベンゼン:メタノール   0.26=
7:2:2 (9)核磁気共鳴スペクトル(40pメガヘルツ、重ク
ロロホルム−重メタノール中) 第3図に示した通りである。
アンスラサイクリン化合物アルボマイシン化学構造 本発明によるアンスラサイクリン化合物アルボマイシン
は、下記の式(A)で示される化学構造を有するアグリ
コンに構造不明の糖がグリコシド結合したものである。
この化学構造は、下記のようにして決定された。
すなわち、アルゴマイシ/を0.4N塩酸に溶解し、1
8;5+ ’Cで0.5時間加水分解を行なうことによ
り、アグリコン部分と糖部分とが得られた。アグリコン
部分は、薄層クロマトグラフィー、紫外部吸収スペクト
ル、マススペクトル及び核磁気共鳴スペクトル等の解析
により、Wi 1eyXP、F、らが報告(J。
Am 、Chem 、 Sac 、 99.542〜5
49 (1977) )  しているノガラマイシン(
Nogalamycin )のアグリコン部分であるノ
ガラロール(Nogalarol) テ1>ることか判
った。
理化学的性質 アンスラサイクリン化合物アルボマイシンの理化学的性
質は、下記の通りである。
(1)色、性状 :橙色粉末 (2)融点   =207〜213°C(分解)、  
  25− (3)比旋光度 、〔α)、、−+112°(C= 0
.1、クロロホルム:メタノール=9:1) (4)元素分析値 C: 56.2係 (実験値)H:6.9% 0 : 35.1% N:1.8% (5)紫外部=T視郡部吸収スペクト ル第1図示した通りである。
、CH30Hλmax  (E1%) 0m 235 (363)、258 (167)、292 (
61)、476(104)0、lNHCl 十〇H30
H 235 (387)、258(159)、292(61
)、468 (110)0 、 lNNaOH+CH3
0H 239(302)、294(41)、523(88)(
6)赤外線吸収スペクトル(臭化カリウム法で測定)第
2図に示した通りである。
(力溶剤に対する溶解性 クロロホルム、メタノール、酢酸エチル、メチルエチル
ケトン、ブタノール、酢酸ブチル、5 エタノール1、ア、セ+ンおよび酸性Eに可溶。
水に難溶。
(8)薄層クロマトグラフィー (メルク社「シリカゲル60F254Jプレート使用)
展開溶媒          Rf値 ジクロロホルムメタノール       0.20=8
 : 1 : 0.1 クロロホルム:メタノール:6酸0.30=8 :  
1 : 0.1 クロロホルム:ベンゼン:メタノール  帆26=7:
2:2 (9)核磁気共鳴スペクトル(400メガヘルツ、重ク
ロロホルム−重メタノール中) 第3図に示した通りである。
ア/L/、ゴマイシンの製造 概要 アンスラサイクリン化合物アルボマイシンは現在のとこ
ろ微生物の培養によってのみしか得られていないが、そ
の糖部分の構造が解明できれば、類縁化合物の合成化学
的または微生物学的修飾によって製造することも、ある
いは全合成化学的に製造することもできよう。
微生物の培養による場合の菌株としては、ストレプトミ
セス属に属するアルボマイシン生成能を有するものが使
用される。具体的には本発明者らの分離したストレプト
ミセス・ピオロクロモケネス1089−AV2(892
)株がアルボマイジンを生産することが本発明者らによ
って明らかにされているが、その他の菌株については抗
生物質生産菌単離の常法によって適当なものを自然界よ
り分離する菌を放射線照射その他の処理に付して、アル
ザマイシン生産能を高める余地も残されている。
892株 アンスラサイクリン化合物アルボマイシン生産能を有す
るストレプトミセス属の菌株として本発明者らの見出し
ている892株は、下記の内容のものである。
(1)由来および寄託番号 892株は佐賀県神崎郡基山町の水田で採取した土壌か
ら分離されたものであり、昭和57年12月路日に工業
技術院微生物工業技術研究所に寄託され−て、「微工研
菌寄第6865号」の番号を得ている。
(2)菌学的性状および生理学的性質 (イ)形態 空中菌糸は主軸を長く伸ばし、短板を不規則に多くは房
状に分岐しく単軸分枝)、その先端に胞子鎖を形成する
。胞子鎖は通常to−25個の胞子からなり、密な閉鎖
状螺旋を呈する(径2〜3μ、1〜4回転)。胞子表面
は平滑で径0 、7−0 、9μ、0.5−0.6μの
円筒状または長楕円形である。培地(栄養課天培地)に
よっては基生菌糸上に屈曲した短板を単独または房状に
分岐し、その先端に不規則に曲折した姻子鎖(2〜15
個)を形成することがある。その他の特殊形態は観察さ
れない。全菌体加水分解中にLL型クジアミノピメリン
酸含む。
(ロ)各種培地に2ける生育状態 国際放線菌命名委員会(ISP)の方法便覧(Meth
ods of Manual 1941)にしたがって
観察した。観察結果は、要約して表1に示した。
(ハ)生理的性質および炭素源の同化性生理的性質は表
2に、また炭素源の同化性は表3に、それぞれ示す通り
である。
表2 生理的性質 生育温度範囲       20−42℃生育最適温度
       27−37℃ゼラチンの液化     
   十 スターチの加水分解      十 脱脂牛乳の凝固        − 脱脂牛乳のペプトン化     士 メラニン様色素の生成 チロシン寒天         十 ペストン・イースト・鉄寒天  + トリゾトン・イースト液体培地 土 柱)+:陽性 m:陰性 表3 炭素源の同化性 L−アラビノース      + D−キシロース      士 D−グルコース      士 D−フラクトース     + シュクロース        + イノシトール       士 L−ラムノース      − ラフィノース       ± D−マンニトール     士 ゾリドハム・ゴツトリーブ寒天培地を使用註)+:良く
生育 ±:わずかに生育 m:生育せず に)考察 本菌株1089−AV2は細胞壁成分としてL型のジア
ミノピメリン酸を含み、10個以上の胞子からなる胞子
鎖を形成することから、ストレプトミセス(Strep
tomyces)属に所属され、次のように特徴づけら
れる。すなわち、a)胞子鎖は密な閉鎖コイル状、b)
胞子鎖表面構造は平滑、c)閑叢色は灰色及び赤色系列
、d)集落の裏面色は淡橙色から明黄色、暗橙色、e)
メラニン様色素の産性は陽性。
上述の5特性を基準にして既知菌種と比較検討した結果
、本菌株はアクチノミセス(ストレプトミセス)ピオロ
クロモゲネス(Ac t inomyces(Stre
ptomyces)violochromogenes
)に最も近縁である。本菌株とA、ビオロクロモゲネス
とを比較するとラムノースおよびラフィノースの利用能
のみが異なり、これは柵を分けるほどの差異とは考えら
れないところから、本菌株は同種に所属されるものとし
た。よって、本菌株はストレプトミセス・ビオロクロモ
ゲネス(Streptomycesviolochro
mogenes)1089−AV2と称する。
(3)培養/アルボマイシンの生産 アンスラサイクリン化合物アルボマイシンは、ストレプ
トミセス属に属するアルボマイシン生産菌を適当な培地
で好気的に培養し、培養物から目的物を採取することに
よって製造することができる。
培地は、アルボマイシン生産菌が利用しうる任意の栄養
源を含有するものでありうる。具体的には、例えば、炭
素源として、グルコース、シュークロース、マルトース
、スターチ、および油脂類などが使用でき、窒素源とし
て大豆粉、綿実粕、肉エキス、ペプトン、乾燥酵母、酵
母エキス、およびコーンスチーゾリカーなどの有@−並
びにアンモニウム塩または硝酸塩、たとえば硫酸アンモ
ニウム、硝酸ナトリウム、および塩化アンモニウム等の
無機物が使用できる。また、必要に応じて、食塩、塩化
カリウム、リン酸塩、重金属塩など無機塩類を添加する
ことができる。発酵中の発泡を抑制する為に、常法に従
って適当な発泡剤、たとえばシリコーンを添加すること
もできる。
培養方法としては、一般に行われている抗生物質の生産
の方法と同じく、好気的液体深部培養法が最も適してい
る。培養温度は加℃〜47Cが適当であるが、27℃〜
37°Cが好ましい。この方法でアルボマイシンの生産
量は、振盪培養、通気攪拌培養共に3日〜6日で最高に
達する。
このようにしてアルボマイシンの蓄積された培養物が得
られる。培養物中では、アルボマイシンはその大部分は
培養c液中に存在するが、その一部分は菌体中に存在す
る。
このような培養物からアルボマイシンを採取するには、
合目的的な任意の方法が利用可能である。
その一つの方法は、抽出の原理に基くものであって具体
的には、たとえば、培養f液中のアルボマイシンについ
てはこれを水不混オロ性のアルボマイシン用溶媒(前記
参照)例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホルム、
ブタノール等で抽出する方法、あるいは自体内のアルボ
マイシンについては1過、遠心分離等で得た菌体集体を
クロロホルム、酢酸エチル、ブタノール、メタノール、
エタノール、アセトン、メチルエチルケトン、塩酸溶液
または酢酸溶液などで処理して回収することができる。
菌体を分離せずに培養物そのま\を上記の抽出操作に付
すこともできる。適当な溶媒を用いた向流分配法も抽出
の範噛に入れることができる。
培養物からアルボマイシンを採取する他の方法の一つは
、吸着の原理に基くものであって、既に液状となってい
るアルボマイシン含有物、例えば培養f液あるいは上記
のようにして抽出操作を行なうことによって得られる抽
出液、を対象として、−適当な吸着剤、例えば活性炭、
アルミナ、シリカゲル、[ダイヤイオンHP20J  
(三菱化成製)等、を用いたカラムクロマトグラフィー
、液体クロマトグラフィー、その他によって目的アルボ
マイシンを吸着させ、その後溶離させることによって、
アルボマイシンを得ることができる。このようにして得
られたアルボマイシン溶液を減圧濃縮乾固すれは、アル
ボマイシンの粗標品が得られる。
このようにして得られるアルボマイシンの粗標品をさら
に精製するためには、上記の抽出法および吸着法を必要
に応じて組合せて必要回数行なえばよい。例えば、シリ
カゲル、[ダイヤイオンHP20 Jなどの吸着剤また
はゲル沢過剤を用いたカラムクロマトグラフィー、適当
な溶媒を用いた液体クロマトグラフィー、および向流分
配法を適宜組合わせて実施することができる。具体的に
は、例えば、アルボマイシン粗標品を少量のクロロホル
ムに溶解し、酸性シリカカラムを用いて、適当な溶媒で
展開して活性成分を浴出させ、溶出液を減圧濃縮後、更
に「セファデックスLH20J (ファルマシア社製)
カラムで浴出させると、アルボマイシンが単−物質とし
て分離されるから、これを濃縮乾固すればアルボマイシ
ンを得ることができる。
アルボマイシンの用途 本発明によるアンスラサイクリン化合物アルボマイシン
は、制癌活性および抗菌活性を有するという点で有用な
化合物である。
生理活性 (1)抗腫瘍性 アルボマイシンは、実験動物の白血病に対して抗腫瘍作
用を示した。例えば、CDF1マウスに対し、P388
白血病細胞の懸濁液1×106ケ/マウスを腹腔内に移
植し、移植後より1日目と5日目にアルボマイシン0 
、5mg/k gを投与した。生理食塩水を投与した対
照群のマウスの生存日数を100とした延命率(%)で
効果を示すと、110係であった。
(2)抗菌性 アルボマイシンは主としてダラム陽性囚に対して抗菌作
用を示す物質であり、寒天希釈法により求めた最小増殖
阻止濃度(MIC)は表4の通りであ表4 アルボマイ
シンの最小増殖阻止濃度(抗菌性MIC)1、 Bac
illus  5ubtilis PCI 219  
   12.5(バチルス・スズチリス) 2、5taphylococcus aureus F
DA209P   12.5(スタフィロコッカス・ア
ウレウス) 3、Micrococcus  1uteus ATC
C934112,5(ミクロコツカス・ルテウス) 4、 Pseudomonas  aeruginos
a NCTC10490>100(シュードモナス・エ
ルギノサ) 5、Salmonella  typhimurium
IFO12529)100(サルモネラ・チフィムリウ
ム) 6、 Escherichia coli NIHJ 
JC−2)100(エシェリキア・コリ) 7、 Saccharomyces cerevisi
ae ATCC9763)100(サツカロミセス・セ
レビシェ) 8、 Candida  albicans No、Y
u 1200     >100(キャンディダ・アル
ビカンス) 9、 Candia utilis  IFO0396
)100(キャンデイダ・ウティリス) 10、 Aspergil lus  fumigat
us IF04400    >100(アスペルギル
ス・フミガッス) 11、 Pen1cil lium chrysoge
num ATCC10002>100(ペニシリウム・
クリソゲヌム) 12、 Trichophyton menlgrop
hytes     >100() IJコフイトン・
メンタグロフィテス)(3)急性毒性(LD50) アルボマイシンのマウス腹腔内注射によるLD50は、
1 、75mg/kgであった。
実験例 以下において「%」は「W/′V%」である。
実施例1 (1)種母の調製 使用した培地は、下記の組成の成分を1リツトルの水に
溶解して、pH7,0に調帯したものである。
グルコース          4% モルト・エクストラクト   10係 イースト・エクストラクト  4饅 ビタミン・コンプレックス  10m1/1なお、ビタ
ミン・コンプレックスは、下記の組成の成分を10m1
の蒸留水に溶解したものである。
塩酸チアミン        0.5mgリボフラビン
        0 、5mgナイアミン      
  0 、5mg塩酸ピリドキシン      0 、
5mgイノ/トール        0 、5mg、5
ントテン酸カルシウム      0 、5mgノξラ
アミノペンゾイックアシド  0 、5mgビオチン 
          0.25mg上記培地L5mlを
大型試験管に分注殺菌し、スト時間試験管振盪機にて振
盪(23Orpm)  したものを種母とした。
(2)培養 使用した培地は、下記の組成の成分を1リツトルの水に
溶解して、p)17.0に調整したものである。
澱粉     2.5% 大豆粉           1.5係乾燥酵母   
       0.2%炭酸カルシウム(沈降性)  
    O−、4%上記培地111リツトルを100m
1ずつ500m1の三角フラスコに分注殺菌したものへ
、上記種母2mlを添加し、ロータリーシェカー(23
0rpm)を用い(3)アルボマイシンの採取 培養後、培養液を濾過し、得られた培養1液1リツトル
をpl(2,0に調整した後、ダイアイオンHP20に
吸着させ、これを水で、続いて50%メタノールで洗浄
し、100%メタノールで溶出する。
これを、減Ff!濃縮後、クロロホルムで抽出する。
このクロロホルム層を減圧乾固して、赤色粉末1gを得
る(アルボマイシン粗粉末)。
実施例2 実施例1で得られたアルボマイシン粗粉末1gをクロロ
ホルム:メタノール−20=1の溶液に溶解し、酸性シ
リカ500gをクロロホルム:メタノール=20:1で
平衡化したカラム6 X 60cmにのせ、クロロホル
ム:メタノール=20:1で溶出する。
得られた活性画分を減圧乾固した後、更にクロロホルム
:メタノール−1=1の溶液に溶解し、クロロホルム:
メタノール=1:1で平衡化した[セファデックスLH
20Jカラムにのせ、クロロホルム:メタノール=1=
1で溶出する。得られた活性画分を減圧乾固し、橙色の
アルボマイシン粉末100mgを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アルボマイシンの紫外部可視部吸収スペクト
ルを模写したものである。 1 メタノール中 2 メタノール+HCI中(HCI :0.IN )3
 メタノール+Na OH中(Na OH: 0.I 
N )第2図は、アルボマイシンの赤外吸収スペクトル
を模写したものである。 第3図は、アルボマイシンの1)(−NMRスペクトル
を模写したものである。 出願人代理人  猪  股   清 手続補正書 昭和犯年8月よ2 日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第35663号 2、発明の名称 新規物質アルザマイシン 3、補正をする者 事件との関係 q−、y許出願人 鎮麟麦酒株式会社 7、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄および「特許請求の
範囲」の欄 8、補正の内容 (11特許請求の範囲を、別紙の通りに補正する。 (2)明細書の下記の個所のr 523(88月を、r
 543(88)Jと補正する。 (イ)第7頁第16行 (ロ)第11頁第3行 (3)明細書第9頁第1行〜第10頁第4行「アンスラ
サイクリン化合物アルゴマイシン〜判った。」を、下記
の通りに補正する。 化学構造 本発明によるアンスラサイクリン化合物アルボマイシン
は、下記の式+11で示される化学構造を有する。 C0OH この化学構造は、下記のようにして決定された。 アルボマイシンを40係蟻酸に溶解し、85″Cで40
分間加水分解を行うことにより、アグリコン部分と糖部
分とが得られた。アグリコン部分は、薄層クロマトグラ
フィー、紫外部吸収スペクトル、マススペクトルおよび
核磁気共鳴スペクトル等の解析にLす、Wiley、 
P、F、らが報告(J、 Am、Chem、 Soc、
、 99,542〜549 (1977) )している
ノガラマイシンのアグリコン部分であるノガラロール(
Nogalarol)であることが判明した。 糖部分は、1)(−NMRスペクトルのデカップリング
により、ジギノース、デシロニトロースおよび2−デオ
キシフコースを構成糖とするものであると判明した。 アルボマイシンの13C−NMRスペクトルに於いて、
アグリコンの4.6.7.2′および4′位のシグナル
をセレクテイプ・デカップリングなどにより帰属し、こ
れらのシグナル゛のケミカルシフトを文献値(J、Am
、 Chem、 Soc、、99..542(1977
) )と比較することにより、アルボマイシンはアグリ
コンの4′位および7位にそれぞれ糖鎖Rニオ、1: 
ヒR2を有していることが判明した。 顯 アルボマイシンを5 ’% Pd−BaSO4にて水素
気流下で接触還元に付すことにより、7位の結合が切れ
て赤色の化合物(イ)と無色の化合物(ロ)とが得られ
る。(イ)および(ロ)の各物質は、各々 C−NMf
tスペクトル、’H−Nll/IRスペクトル、および
マススペクトルを解析することにより、以下の構造を有
することが判明した。 物質(イ)と物質(ロ)との7位における結合はαであ
ることがIH−NMRスペクトルにより判明しているの
で、アルボマイシンの構造は式(1)のように決定され
た。」 (4)同第12頁第11行 「その糖部分の構造が解明できれば」を削除。 (5)明細書の下記の個所に「QO)分子量(SIMS
)m/z 1694 (M+H)jを加入する。 (イ)第8頁下から第2行と第1行との間(ロ)第12
頁第6行、と第7行との間(6)明細(の下記の個所の
1(4)元素分析値〜1.8饅」を、 「(4)元素分析値(@:CI(ON 実験値   56.2 6.9 35.1 1.8理論
値  56.7 6.7 34.9 1.7 jと補正
する。 (イ)第7頁第5〜8行 (ロ)第1O頁第12〜15行 1、下記の理化学的性質を有するアンスラサイクリン化
合物アルボマイシン。 (1)色、性状 :橙色粉末 (2)融点   :207〜213℃(分解)(31比
旋i[: (ct)25=+n2’ (cmo、t、 
りo 。 Iホルム:メタノール=9:1) (実験値)   56.2 6.9 35.1 1.8
(5)紫外部可視部吸収スペクトル 第1図に示したとおりである。 Cl430FL    λ <91%)max   c
m 235 (363)、258 (167)、292(6
1)、476(104)0 、1NHCI +CH30
H 235(387)、258(159)、292(61)
、468(110)0 、 lNNaOH+CHaOH 239(302)、294 (41)、543(88)
(6)赤外線吸収スペクトル(臭化カリウム法で測定)
第2図に示した通りである。 (力落剤に対する溶解性 クロロホルム−メタノール混液、ジメチルスル7オキシ
ド、ピリジンおよび塩基性水に易溶。 クロロホルム、メタノール、酢酸エチル、メチルエチル
ケトン、ブタノール、酢酸ブチル、エタノール、アセト
ンおよび酸性水に可溶。 水に難溶。 (8)薄層クロマトグラフィー (メルク社「シリカゲル60F (254)Jプレート
使用) 展開溶媒          Rf値 ジクロロホルムメタノール           0.
20=8:1 りOOホルム:メタノール=29%アンモニア水 0.
25=8:1:0.1 クロロホルム:メタノール:Il!2       0
.30=8:1:0.1 クロロホルム:ベンゼン:メタノール      0.
26=7:2:2 (9)核磁気共鳴スペクトル(400メガヘルツ、重ク
ロロホルム−重メタノール中) 第3図に示した通りである。 (lO)分子量(SIMS) rv/Z  1694 (M十H) 2、適当な培地にストレプトミセス属のアンスラサイタ
リン化合物アルザマイシン生成能を有する菌株を好気的
に培養し、培養物から下記の理化学的性質を有するアン
スラサイクリン化合物アルボマイシンを採取することを
特徴とするアンスラザイクリン化合物アルゴマイシンの
製造法。 tl)色、性状 :橙色粉末 (2)融点   :207〜213℃(分解)(3)比
旋光度 :〔α)”=+112°(C=0.1、クロロ
ホルム:メタノール=9:1) (4)元素分析値(%):CHON (実験値)56.2 6.9 35.1  1.8(5
)望外部可視部吸収スペクトル 第1図に示したとおりである。 CH30Hλ (81%) maX    cm 235 (363)、258(167)、292(61
)、476(104)0、lNHCl+CH30H 235(387)、258(159)、292(61)
、468(110)0 、 lNNaOH+ CH30
H 239(302)、294(41)、543 (88)
(6)赤外線吸収スペクトル(臭化カリウム法で測定)
第2図に示した通りである。 (力溶剤に対する溶解性 クロロホルム−メタノール混液、ジメチルスルフオキシ
ド1.ピリジンおよび塩基性水に易溶。 クロロホルム、メタノール、酢酸フチル、エタノール、
アセトンおよび酸性水に可溶。 水に難溶。 (8)薄層クロマトグラフィー (メルク社[シリカゲル60F (254)jプレート
使用) 展開溶液           Rf値クロロホルム:
メタノール            0.20=8=1 クロロホルム:メタノール:           −
0,2529係アンモニア水 =8:1:0.1 クロロホルム:メタノール:酢酸       0.3
0=8:1:0.1 クロロホルム:ベンゼン:メタノール      0.
26=7  :  2  :  2 (9)核磁気共鳴スペクトル(400メガヘルツ、重ク
ロロホルム−重メタノール中) 第3図に示した通りである。 (101分子量(SIMS) m/z  1694 (M + H) 手続補正書 昭和59年4月80 特許庁長官   若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特 許願第35663号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 鎮麟麦酒株式会社 Z補止−1旬宕 (1)昭和58年8月四日付手続補正書第2頁第7行〜
第7頁第4行口3)〜決定された」」を削除して、明g
t書第9頁第1行〜第10頁第4行の記載を元へ戻す。 (2)明細書第9頁第1行〜第10頁第4行「アンスラ
サイクリノ化合物アルゴマイン7〜判った。」を、下記
の通りに補正する。 化学(i4造 本発明によるアンスラサイクリ/化合物アルゴマインン
は、下記の式(I)で示される化合構造この化学構造は
、下記のようにして決定された。 アルゴマイア/を40%蟻酸に母解し、85℃で40分
間加水分解を行うことにより、アグリコン部分と糖部分
とが得られた。アグリコン部分は、薄層クロマトグラフ
ィー、紫外部吸収スペクトル、マススペクトルおよび核
磁気共鳴スペクトル等の解析により、後記の式(A)で
示される化学構造を有するものであることが判明した(
ただし、式中のR□およびR2は、それぞれ水素な示す
)。 糖部分は、1H7NMRスペクトルのデカップリングに
より、ジギノース、デ/7ロニトロースよび2−デオキ
ノフコースを構成糖とするものであると判明した。 アルゴマイア/の C−NMRスペクトルに於いて、ア
グリコ/の4.6.7.2′および4′位のシグナルを
セレクティブ・デカップリングなどにより帰属し、これ
らのシグナルのケミカルジフトをアグリコンの対応する
データと比較することにより、アルボマイシンはアグリ
コンの4′位および7位にそれぞれ糖鎖R□およびR2
を有してV≧ることが判明した。 2 アルボマイシンを5%pa−BaSO4にて水素気流下
で接触還元に付すことにより、7位の結合が切れて赤色
の化合物(イ)と無色の化合物(ロ)とが得られる。(
イ)および仲)の各物質は、各々 C−間スペクトル、
  ”H−NIIIIRスペクトル、およびマススペク
トルを解析することにより、以下の構造を有することが
判明した。 A13+ ( 物質(イ)と物質−)との7位における結合はαである
ことが1H−NMRスペクトルにより判明しているので
、アルゴマイア/の構造は式(I)のように決足された
。」 (3)明細!を第5頁な、下記の通りに補正する。 行 補正前  補正後 11  4%   0.4% 12  10%   1.0% 134%   0.4% 19    ナイアミン    ナイア7/受託番号変
更届 昭和9年2月JZ日 特許庁長官若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第35663号 2、発明の名称 新規物質アルボマイシン 3、手続をした者 事件との関係 特許出願人 鎮麟麦酒株式会社 4、代理人 工業技術院微生物工業技術研究所 6、旧受託番号 微工研菌寄第6865号 9、添付書類の目録

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、下記の理化学的性質を有するアンスラサイクリン化
    合物アルボマイシン。 (1)色、性状 :橙色粉末 (2)融点   :207〜213℃(分解)(3)比
    旋光度 :〔α’:l”5=+112’ (C= 0.
    1、クロロホルム:メタノール−9=1) (4)元素分析値: C: 56.2チ(実験値)H:
      6.9% 0 : 35.IL% N:1.8% (5)紫外部可視部吸収スペクトル 第1図に示したとおシである。 CH30HλmaX(FJ3:) 235 (363)、258(167)、292(61
    )、476(104)0 、 INHCl +CH30
    H 235(387)、258 (159)、292(61
    )、468(110)0 、 lNNaOH+CH30
    H 239(302)、294(41)、523(88)(
    6)赤外線吸収スペクトル(臭化カリウム法で測定)第
    2図に示した通シである。 (7)溶剤に対する溶解性 クロロホ代ムーメタノール混液、ジメチルスルフオキシ
    P1ピリジンおよ研縫性水に易溶。 クロロホルム、メタノール、酢酸エチル、メチルエチル
    ケトン、ブタノール、酢酸メチル、エタノール1、アセ
    トノおよび酸性水に可溶。 水に難溶。 (8)薄層クロマトグラフィー (メルク社[シリカゲル60FC25411プレート使
    用)展開だ媒           Rf値ジクロロホ
    ルムメタノール       0.20=8:1 =8 : 1 : 0.1 クロロホルム:メタノール:酢酸0.30=8:1:0
    .1 クロロホルム:ベンゼン:メタノール   0.26=
    7:2:2 (9)核磁気共鳴スペクトル(400メガヘルツ、重ク
    ロロホルム−重メタノール中) 第3図に示した通りである。 2、適当な培地にストレプトミセス属のアンスラサイク
    リン化合物アルボマイシン生成能を有する菌株を好気的
    に培養し、培養物から下記の理化学的性質を有するアン
    スラサイクリン化合物アルボマイシンを採取することを
    特徴とするアンスラサイクリン化合物アルボマイシンの
    製造法。 (1)色、性状 :橙色粉末 (2)融点   =207〜213℃(分解)(3)比
    旋光度 :〔α〕”=+112°(C=0.1、りロロ
    ホルム:メタノール=9:1) (4)元素分析値: c : 56.2チH:6.9チ 0 : 35.1% N:1.8チ (5)紫外部可視部吸収スペクトル 第1図に示したとおりである。 CH30Hλmax(81%) グm 235(363)、258(167)、292(61)
    、476(104)0 、1 NHC1+ CH30H 235(387)、258(159)、292(61)
    、468(110)0 、 I NNaOH+CH30
    H 239(302)、294(41)、523(88)(
    6)赤外線吸収スペクトル(臭化カリウム法で測定) 
      第2図に示した通りである。 (7)溶剤に対する溶解性 クロロホルム−メタノール混液、ジメチルスルフオキシ
    ド、ピリジンおよび塩基性水に易溶。 クロロホルム、メタノール、酢酸ブチル、エタノール、
    アセトンおよび酸性水に可溶。 水に難溶。 (8)薄層クロマトグラフィー (メルク社[シリカゲル60 F (254)Jプレー
    ト使用)展開溶媒       旦l クロロホルム:メタノール      0.20=8:
    1 クロロホルム:メタノール:      0.2529
    チアンモニア水 =8:l:0.1 クロロホルム:メタノール:酢酸0.30=8 : 1
     : 0.1 クロロホルム:ベンゼン:メタノール    0.26
    =7:2:2 (9)核磁気共鳴スペクトル(400メガヘルツ、重ク
    ロロホルム−重メタノール中) 第3図に示した通りである。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4329450A (en) * 1981-02-25 1982-05-11 The Upjohn Company Nogalamycin analog containing compounds

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