JPS6281398A - アンスラサイクリン化合物およびその用途 - Google Patents
アンスラサイクリン化合物およびその用途Info
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- JPS6281398A JPS6281398A JP22097885A JP22097885A JPS6281398A JP S6281398 A JPS6281398 A JP S6281398A JP 22097885 A JP22097885 A JP 22097885A JP 22097885 A JP22097885 A JP 22097885A JP S6281398 A JPS6281398 A JP S6281398A
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- chloroform
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明は、新規なアンスラサイクリン化合物およびその
用途に関する。
用途に関する。
制癌性抗生物質としてのアンスラサイクリン化合物は医
薬として重要な位置を占めておシ、既に各種のものが提
案されてbる。
薬として重要な位置を占めておシ、既に各種のものが提
案されてbる。
一般k、化学物質の生理活性はその化学構造に依存する
ところが太き込から、アンスラサイクリン化合物につい
てもそのアブリッツ部分および糖部分の種類または置換
基において既存のものと異なる化合物に対しては不断の
希求があると−えよう。
ところが太き込から、アンスラサイクリン化合物につい
てもそのアブリッツ部分および糖部分の種類または置換
基において既存のものと異なる化合物に対しては不断の
希求があると−えよう。
発明の概要
本発明は、上記の希求に応えるものである。
すなわち1本発明によるアンスラサイクリン化合物は、
下式(A)で示されるものである。本発明は、このアン
スラサイクリン化合物の酸付加塩にも関する。
下式(A)で示されるものである。本発明は、このアン
スラサイクリン化合物の酸付加塩にも関する。
本発明は、このアンスラサイクリン化合物またはその酸
付加塩の用途にも関する。
付加塩の用途にも関する。
すなわち、本発明による抗腫瘍剤は、下式(A)で示さ
れるアンスラサイクリン化合物またはそのル Rが−NH2の化合物なR20Y7と呼ぶ。
れるアンスラサイクリン化合物またはそのル Rが−NH2の化合物なR20Y7と呼ぶ。
化学構造
本発明によるアンスラサイクリン化合物R、V Y7お
よびその3′−デアミノ−3’−(p−モルホリニル)
誘導体は、上記の式(A)で示される化学構造を有する
。
よびその3′−デアミノ−3’−(p−モルホリニル)
誘導体は、上記の式(A)で示される化学構造を有する
。
アンスラサイクリン化合物RX)Y7の化学構造は、下
記のよ5にして決定されたものである。
記のよ5にして決定されたものである。
すなわち、RJY7のプロトン核磁気共鳴スペクトルよ
、9.RJY7はアグリコン部分と糖部分からなること
が明らかであり、糖部分の構造はダウノサミンと考えら
れる。R20Y7のアグリコン部分のスペクトルはβ−
ロドマイシノンのスペクトルにきわめて類似し、R2t
)Y7には乙77pprnK単一線のシグナルが観測さ
れることのみ異なりでいる。一方、R,wY7の紫外部
可視部吸収スペクトルよfi、R,wY7のクロモフォ
アは/、タージヒドロキシアンスラキノンであることが
明らかであるので、RX)Y7のアグリコンはl/−デ
オキシ−β−ロドマイシノンと推定される。さらに。
、9.RJY7はアグリコン部分と糖部分からなること
が明らかであり、糖部分の構造はダウノサミンと考えら
れる。R20Y7のアグリコン部分のスペクトルはβ−
ロドマイシノンのスペクトルにきわめて類似し、R2t
)Y7には乙77pprnK単一線のシグナルが観測さ
れることのみ異なりでいる。一方、R,wY7の紫外部
可視部吸収スペクトルよfi、R,wY7のクロモフォ
アは/、タージヒドロキシアンスラキノンであることが
明らかであるので、RX)Y7のアグリコンはl/−デ
オキシ−β−ロドマイシノンと推定される。さらに。
FtX)Y7をO,コ規定塩酸中700℃で10分間処
理することにより、ダウノサミンが得られ1元素分析お
よびFD (field desorptlon )
マススペクトルよシR2DY7の分子式C26R29N
O9を得た。以上の実験結果から、RX)Y7の化学構
造は上記式(A)(式中Rはアミノ基)と決定された。
理することにより、ダウノサミンが得られ1元素分析お
よびFD (field desorptlon )
マススペクトルよシR2DY7の分子式C26R29N
O9を得た。以上の実験結果から、RX)Y7の化学構
造は上記式(A)(式中Rはアミノ基)と決定された。
物理化学的性状
(a) RX)Y7
(1)外観:褐色粉末
(2)元素分析;
旦 HNO
分析値(1) AJ、$3!、17 2,79 2!
rj/計算値(伺 tコ、!λ !、t! コ、to
xt、rs(3)分子量:≠タタ、! (4)融 点+ ito〜/Jj’C(分解)(5)比
旋光度:〔α)′n5 + 776(c o、or、
メタノール中) (6) FDマススペクトル: m/Z !00
(M+H)”(7)紫外部可視部吸収スペクトル(第
1図)λmaxnm (E”) /m メタノール中 コ2t(1,10)、コJ−!(44
/l)、 −2rz<izす、1730(コ17j)(
8)赤外吸収スペクトル (臭化カリウム錠):第2図 (9) プロトン核磁気共鳴スペクトル(/ 00M
Hz。
rj/計算値(伺 tコ、!λ !、t! コ、to
xt、rs(3)分子量:≠タタ、! (4)融 点+ ito〜/Jj’C(分解)(5)比
旋光度:〔α)′n5 + 776(c o、or、
メタノール中) (6) FDマススペクトル: m/Z !00
(M+H)”(7)紫外部可視部吸収スペクトル(第
1図)λmaxnm (E”) /m メタノール中 コ2t(1,10)、コJ−!(44
/l)、 −2rz<izす、1730(コ17j)(
8)赤外吸収スペクトル (臭化カリウム錠):第2図 (9) プロトン核磁気共鳴スペクトル(/ 00M
Hz。
重クロロホルム/重メタノール混液中):第3図
α(l Rf値(メルク社 シリカゲル・プレートA
OF2511) 展開溶媒系 Rf値 クロロホルム/メタノール/酢酸o、/r<ito:
≠O: /) クロロホルム/メタノール々チアンモニア水 O6μ
3(ito 二 4Ao : 八 )
αυ 溶解性 メタノール、エタノール、n−ブタノールに可溶水、ア
ヒトン、酢酸エチル、クロロホルムに微溶ベンゼン、
n−ヘキサン、 石油エーテルに不溶(b) j’−
デアミノ−j’−(44−モルホリニル〕−RX)Y7 (1) 外観:黄色粉末 (2)元素分析: 旦 旦 Σ 旦 分析値(チ) 乙3./タ 6.ココ 2.弘6 コt
、/3計算値(%) 乙j、、Zj &、/9
コ、グt コr、oり(3)分子ft l jt
り、6 (4)融点I/≠J 、 763℃(分解)(5)比旋
光度:〔α)、 +/113°(c o、is、クロ
ロホルム中) (6)FDfススベクトル: m/Z !Aタ M+
(力 紫外部可視部吸収スペクトル (第≠図)λrn
axnm (E’%) /an メタノール中 227(60に)、 2!t(37
0)。
OF2511) 展開溶媒系 Rf値 クロロホルム/メタノール/酢酸o、/r<ito:
≠O: /) クロロホルム/メタノール々チアンモニア水 O6μ
3(ito 二 4Ao : 八 )
αυ 溶解性 メタノール、エタノール、n−ブタノールに可溶水、ア
ヒトン、酢酸エチル、クロロホルムに微溶ベンゼン、
n−ヘキサン、 石油エーテルに不溶(b) j’−
デアミノ−j’−(44−モルホリニル〕−RX)Y7 (1) 外観:黄色粉末 (2)元素分析: 旦 旦 Σ 旦 分析値(チ) 乙3./タ 6.ココ 2.弘6 コt
、/3計算値(%) 乙j、、Zj &、/9
コ、グt コr、oり(3)分子ft l jt
り、6 (4)融点I/≠J 、 763℃(分解)(5)比旋
光度:〔α)、 +/113°(c o、is、クロ
ロホルム中) (6)FDfススベクトル: m/Z !Aタ M+
(力 紫外部可視部吸収スペクトル (第≠図)λrn
axnm (E’%) /an メタノール中 227(60に)、 2!t(37
0)。
213−(/32)、4A30(/144)(8)
赤外吸収スペクトル(臭化カリウム錠):第j図(9)
プロトン核磁気共鳴スペクトル(100MHz。
赤外吸収スペクトル(臭化カリウム錠):第j図(9)
プロトン核磁気共鳴スペクトル(100MHz。
重クロロホルム中):第を図
(14Rf値(メルク社 シリカゲル・プレートAOF
25%) 展開溶媒系 Rf値 クロロホルム/メタノール/酢酸o、73(/60
! 4/−0:/) クロロホルム/メタノール723%アンモニア水 0
.7!(ito + ≠O: / )
αI)溶解性 メタノール、エタノール、i−ブタノール、アセトン、
酢酸エチル、クロロルム、ベンゼンに可溶 水、n−へキサン、石油エーテルに不溶本発明による式
(A)の化合物はアミノ基を有するから、その酸付加塩
が存在する。付加塩を構成すべき酸としては、たとえば
、塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸、或いは酢酸、プロ
ピオン酸、マレイン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ク
エン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、グルタミン酸、
パントテン酸、ラウリルスルホン酸などの有機酸がある
。
25%) 展開溶媒系 Rf値 クロロホルム/メタノール/酢酸o、73(/60
! 4/−0:/) クロロホルム/メタノール723%アンモニア水 0
.7!(ito + ≠O: / )
αI)溶解性 メタノール、エタノール、i−ブタノール、アセトン、
酢酸エチル、クロロルム、ベンゼンに可溶 水、n−へキサン、石油エーテルに不溶本発明による式
(A)の化合物はアミノ基を有するから、その酸付加塩
が存在する。付加塩を構成すべき酸としては、たとえば
、塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸、或いは酢酸、プロ
ピオン酸、マレイン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ク
エン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、グルタミン酸、
パントテン酸、ラウリルスルホン酸などの有機酸がある
。
R,tOY7およびその3′−デアミノ−3′−(ψ−
しか得られていないが、類縁化合物の合成化学的または
微生物学的修飾によって製造することも。
しか得られていないが、類縁化合物の合成化学的または
微生物学的修飾によって製造することも。
あるいは全合成化学的に製造することもできよ5゜゛微
生物の培養による場合の菌株としては、アクチノマジュ
ラ属に属するR:II)Y7生成能を有するものが使用
される。具体的には、アクチノマジュラ・ロゼオビオラ
セエRu 704コがR,26Y7を生産することが本
発明者らによって明らかにされているが、その池の菌株
については抗生物質生産菌単a、Itの常法によって適
当な菌株を分離することが可能である。また、アクチノ
マジュラ・ロゼオビオラセエRu 7062を含めてR
20Y7生産菌を放射紳照射その他の処理に付してその
突然変異体を誘導してR,26Y7生産能を高める余地
も残されている。
生物の培養による場合の菌株としては、アクチノマジュ
ラ属に属するR:II)Y7生成能を有するものが使用
される。具体的には、アクチノマジュラ・ロゼオビオラ
セエRu 704コがR,26Y7を生産することが本
発明者らによって明らかにされているが、その池の菌株
については抗生物質生産菌単a、Itの常法によって適
当な菌株を分離することが可能である。また、アクチノ
マジュラ・ロゼオビオラセエRu 7062を含めてR
20Y7生産菌を放射紳照射その他の処理に付してその
突然変異体を誘導してR,26Y7生産能を高める余地
も残されている。
さらにまた、遺伝子組換技術によって、R&Y7生産菌
のR20Y7生産能を支配する遺伝子を導入した微生物
を利用することもできる。
のR20Y7生産能を支配する遺伝子を導入した微生物
を利用することもできる。
R2oY7の3’−デフ ミ/ −J’−(u −モル
ホIJニル)誘導体は、R20Y7を適当なモルホリニ
ル化試薬たとえばジグリコールアルデヒドおよび水素化
シアノホウ素ナトリウムなどと反応させて3′−デアミ
ノーJ’−(弘−モルホリニル)化することによシ製造
することができる。
ホIJニル)誘導体は、R20Y7を適当なモルホリニ
ル化試薬たとえばジグリコールアルデヒドおよび水素化
シアノホウ素ナトリウムなどと反応させて3′−デアミ
ノーJ’−(弘−モルホリニル)化することによシ製造
することができる。
Ru 70Aコ株
アンスラサイクリン化合物R:)I)Y7生産能を有す
るアクチノマジュラ属の菌株として本発明者らの見出し
ているRu 7042は、下記の内容のものである。
るアクチノマジュラ属の菌株として本発明者らの見出し
ているRu 7042は、下記の内容のものである。
(1)由来および寄託番号
Ru 7042株は福岡県嘉穂郡嘉穂町大字小野谷の野
菜畑で採取した土壌から分離されたR1株を紫外線照射
処理(死滅率〃4)して得られたものであシ、昭和jり
年りコ月滓日に工業技術院微生物工業技術研究所に寄託
されて「微工研菌寄第rooj号」の番号を得ている。
菜畑で採取した土壌から分離されたR1株を紫外線照射
処理(死滅率〃4)して得られたものであシ、昭和jり
年りコ月滓日に工業技術院微生物工業技術研究所に寄託
されて「微工研菌寄第rooj号」の番号を得ている。
(2)菌学的性状および生理学的性質
国際放線菌命名委員会(Isp)の方法便覧に従って行
なった本菌株の特徴づけは、下記の通りである。
なった本菌株の特徴づけは、下記の通りである。
A)形態
顕微鏡および電子顕微鏡による観察を行なって親株R1
株と比較した結果は、第1表に示す通υである。
株と比較した結果は、第1表に示す通υである。
R21)株に特徴的である密な小螺旋状を呈する胞子畑
と疑似胞子嚢はRu 704コ株にも観察されたが、8
3株で観察された胞子鎖を覆う円筒状シースおよび粘質
状物質は観察されない。
と疑似胞子嚢はRu 704コ株にも観察されたが、8
3株で観察された胞子鎖を覆う円筒状シースおよび粘質
状物質は観察されない。
B)各種培地上での培養性状
各種培地上で27℃73週間培養したときの性状は、第
2表に示す通りである。
2表に示す通りである。
Ru 701aコ株はR20株に比べて気菌糸の形成が
貧弱で、イースト・麦芽・寒天培地およびオートミール
寒天培地でのみ良好に生育する。また、R1株で観察さ
れる培地中の色素は、 Ru 7062株では観察され
ないが、裏面の特徴的な赤系統の色素はR:w株と同様
にpnによシ変色した。
貧弱で、イースト・麦芽・寒天培地およびオートミール
寒天培地でのみ良好に生育する。また、R1株で観察さ
れる培地中の色素は、 Ru 7062株では観察され
ないが、裏面の特徴的な赤系統の色素はR:w株と同様
にpnによシ変色した。
C)−生理的性質および炭素源の利用性常法に従って生
理的性質および炭素源の利用性を試験した結果は、第3
表に示す通りである。
理的性質および炭素源の利用性を試験した結果は、第3
表に示す通りである。
生理的性Fでは、両菌株にほとんど差異が認められなか
った。Ru 7062株は、R1株に比べて生育温度範
囲が多少低くなっていることと脱脂乳をペプトン化しな
いという点だけが異なる。炭素源の利用性は、Ru 7
062株はブリドハム拳ゴトリープ寒天培地上で生育が
貧弱であり1判定が微妙であるが、I’lQ株とはかな
りの差異が認められた。
った。Ru 7062株は、R1株に比べて生育温度範
囲が多少低くなっていることと脱脂乳をペプトン化しな
いという点だけが異なる。炭素源の利用性は、Ru 7
062株はブリドハム拳ゴトリープ寒天培地上で生育が
貧弱であり1判定が微妙であるが、I’lQ株とはかな
りの差異が認められた。
第1表 形態の比較
第2表 培養性状の比較
* 酸性で橙、塩基性で紫に変色する
** 塩基性で紫に変色する
第3表 生理的性状の比較
D)考察
以上の結果を要約すると、Ru 7062株は親株であ
る81株とは以下の点で性状が異なる。
る81株とは以下の点で性状が異なる。
(1)胞子鎖にシースおよび粘質状物質が観察されない
。
。
(2)気菌糸の生育が貧弱で、培地中へ色素を産生じな
い。
い。
(3)生育温度範囲が低く、脱脂乳をペプトン化しない
。
。
(4) プリドハム俸ゴ) IJ−プ培地で生育が貧
弱であシ、L−アラビノース、l−イノシトールおよび
D−7ラクトースを利用しない。
弱であシ、L−アラビノース、l−イノシトールおよび
D−7ラクトースを利用しない。
したがって、 Ru70A2株は上記性質を有する81
株の一変異株とし、アクテノマジェラ・ロゼオビオラセ
エ(Actlnomadura ramsoviol
s+csa )Ru70A2と命名し、他の菌株と区別
する。
株の一変異株とし、アクテノマジェラ・ロゼオビオラセ
エ(Actlnomadura ramsoviol
s+csa )Ru70A2と命名し、他の菌株と区別
する。
培養/ R20Y 7の生産
アンスラサイクリン化合物R#Y7は、アクチノマジー
ラ属に属するRX)Y7生産菌を適当な培地で好気的に
培養し、培養物から目的物を採取することによって製造
することができる。
ラ属に属するRX)Y7生産菌を適当な培地で好気的に
培養し、培養物から目的物を採取することによって製造
することができる。
培地は、RXrY7生産菌が利用し5る任意の栄養源を
含有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源
としてグルコース、シュークロース。
含有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源
としてグルコース、シュークロース。
マルトース、スターチ、および油脂類などが使用でき、
窒素源として大豆粉、綿実粕、肉エキス。
窒素源として大豆粉、綿実粕、肉エキス。
ヘフトン、乾燥酵母、酵母エキス、およびコーンスチー
プリカーなどの有機物並びにアンモニウム塩または硝酸
塩、たとえば硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、およ
び塩化アンモニウム等の無機物が使用できる。また、必
要に応じて1食塩、塩化カリウム、リン酸塩1重金属塩
など無機塩類を添加することができる。発酵中の発泡を
抑制する為に、常法に従って適当な消泡剤、たとえばシ
リコーンを添加することもできる。
プリカーなどの有機物並びにアンモニウム塩または硝酸
塩、たとえば硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、およ
び塩化アンモニウム等の無機物が使用できる。また、必
要に応じて1食塩、塩化カリウム、リン酸塩1重金属塩
など無機塩類を添加することができる。発酵中の発泡を
抑制する為に、常法に従って適当な消泡剤、たとえばシ
リコーンを添加することもできる。
培養方法としては、一般に行われている抗生物質の生産
の方法と同じく、好気的液体深部培養法が最も適してい
る。培養温度はl’C〜37℃が適当であるが、8〜3
0℃が好ましい。この方法での生産量は、振盪培養、通
気攪拌培養共に6日〜7日で最高罠達する。
の方法と同じく、好気的液体深部培養法が最も適してい
る。培養温度はl’C〜37℃が適当であるが、8〜3
0℃が好ましい。この方法での生産量は、振盪培養、通
気攪拌培養共に6日〜7日で最高罠達する。
このようにして、RX)Y7の蓄積された培養物が得ら
れる。培養物中では、R20Y7はその一部は培養菌体
中に存在するが、その大部分はr液中に存在する。
れる。培養物中では、R20Y7はその一部は培養菌体
中に存在するが、その大部分はr液中に存在する。
このような培養物からRIY7を採取するには。
合目的的な任意の方法が利用可能である。その一つの方
法は抽出の原理に基づくものであって、具体的には、た
とえば、培養r液中のR:wY7についてはこれを水不
混和性のR吃Y7用溶媒(前記参照)、たとえばn−ブ
タノール、クロロホルム、クロロホルム/メタノール(
lO:/)i液ナトテ抽出する方法(培養r液は中性な
いし微塩基性であると抽出効率が良好である)、あるい
は菌体内のR:wY7については濾過、遠心分離などで
得た菌体集体をn−ブタノール、エタノール、メタノー
ル、アセトン−水混液などで処理して回収することがで
きる。菌体を分離せずに培養物そのままを上記の抽出操
作に付すこともできる。適当な溶媒を用いた向流分配法
も抽出の範Sに入れることができる。
法は抽出の原理に基づくものであって、具体的には、た
とえば、培養r液中のR:wY7についてはこれを水不
混和性のR吃Y7用溶媒(前記参照)、たとえばn−ブ
タノール、クロロホルム、クロロホルム/メタノール(
lO:/)i液ナトテ抽出する方法(培養r液は中性な
いし微塩基性であると抽出効率が良好である)、あるい
は菌体内のR:wY7については濾過、遠心分離などで
得た菌体集体をn−ブタノール、エタノール、メタノー
ル、アセトン−水混液などで処理して回収することがで
きる。菌体を分離せずに培養物そのままを上記の抽出操
作に付すこともできる。適当な溶媒を用いた向流分配法
も抽出の範Sに入れることができる。
培養物からR2t)Y7を採取する他の方法の一つは吸
着の原理に基づくものであって、既に液状となっている
R&Y7含有物、たとえば培養r液あるいは上記のよう
にして抽出操作を行なうことによって得られる抽出液、
を対象として、適当な吸着剤、たとえば活性炭、シリカ
ゲル、アルミナ。
着の原理に基づくものであって、既に液状となっている
R&Y7含有物、たとえば培養r液あるいは上記のよう
にして抽出操作を行なうことによって得られる抽出液、
を対象として、適当な吸着剤、たとえば活性炭、シリカ
ゲル、アルミナ。
スチレン−ジビニルベンゼン重合体など、を用いたカラ
ムその他によって目的R20Y 7を吸着させ。
ムその他によって目的R20Y 7を吸着させ。
その後溶離させることによって、R2t)Y7を分離す
ることができる。このようにして分離したRIY7溶液
を減圧濃縮乾固すれば、RX)Y7の粗標品が得られる
。
ることができる。このようにして分離したRIY7溶液
を減圧濃縮乾固すれば、RX)Y7の粗標品が得られる
。
このよう属して得られるRIY7の粗標品をさらに精製
するためには、抽出法、吸着法およびゲルr過法などを
必要に応じて組合わせて必要回数実施すればよい。たと
えば、シリカゲル、スチレンーンビニルベンゼン重合体
などの吸着剤、デキストランゲルなどのゲルr過剤を用
いたカラムクロマトグラフィー、オクタデシル−シリカ
などの充填剤を用いた高速液体クロマトグラフィー、シ
リカゲルなどの吸着剤を用いた薄層クロマトグラフィー
、および向流分配法を適宜組合わせて実施することがで
きる。具体的には、たとえば、粗標品を少量のメタノー
ルに浴解し、シリカゲル薄層プレートに吸着させ、適当
な溶媒で展開した後。
するためには、抽出法、吸着法およびゲルr過法などを
必要に応じて組合わせて必要回数実施すればよい。たと
えば、シリカゲル、スチレンーンビニルベンゼン重合体
などの吸着剤、デキストランゲルなどのゲルr過剤を用
いたカラムクロマトグラフィー、オクタデシル−シリカ
などの充填剤を用いた高速液体クロマトグラフィー、シ
リカゲルなどの吸着剤を用いた薄層クロマトグラフィー
、および向流分配法を適宜組合わせて実施することがで
きる。具体的には、たとえば、粗標品を少量のメタノー
ルに浴解し、シリカゲル薄層プレートに吸着させ、適当
な溶媒で展開した後。
Rx)Y7に相当するバンドをかきとシ、さらに展開溶
媒で溶出後、溶出液を濃縮乾固すると、RIY7の単一
物質が得られる。
媒で溶出後、溶出液を濃縮乾固すると、RIY7の単一
物質が得られる。
R:wY7の合成化学的修飾
本発明のアンスラサイクリン化合物R:lI:)Y7の
37−ゾアミノー3’−(4cmモルホリニル)誘導体
は、R#Y7またはその酸付加塩と次式(B)で示され
るジグリコールアルデヒドとを反応させることにより製
造することができる。この化合物(B)は、メソ−エリ
スリトールから文献(「カーボハイドレート・リサーチ
J (Carbobydrit+s Re5earch
)Vol、Jj、/り! 〜20コ(lり7弘))に
記載の方法によシ製造することができる。
37−ゾアミノー3’−(4cmモルホリニル)誘導体
は、R#Y7またはその酸付加塩と次式(B)で示され
るジグリコールアルデヒドとを反応させることにより製
造することができる。この化合物(B)は、メソ−エリ
スリトールから文献(「カーボハイドレート・リサーチ
J (Carbobydrit+s Re5earch
)Vol、Jj、/り! 〜20コ(lり7弘))に
記載の方法によシ製造することができる。
RX)Y7またはその酸付加塩とジグリコールアルデヒ
ドとの反応は溶媒中で実施することがふつうである。使
用し得る溶媒としては、アセトニトリル、 )j’/−
ル、エタノール、水、クロロホルム、ジクロロメタン、
四塩化炭素、ベンゼン、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等の単独または混合物があり、特にアセトニトリル−
水−クロロホルムの混合溶媒が好ましい。
ドとの反応は溶媒中で実施することがふつうである。使
用し得る溶媒としては、アセトニトリル、 )j’/−
ル、エタノール、水、クロロホルム、ジクロロメタン、
四塩化炭素、ベンゼン、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等の単独または混合物があり、特にアセトニトリル−
水−クロロホルムの混合溶媒が好ましい。
この反応は、通常、還元剤例えば水素化ホウ素ナトリウ
ム(NmBHll)、水素化シアノホウ素ナトリウム(
Na B)i5CN )等の存在下で行なうことが望ま
しい。還元剤の使用量は臨界的でなく、RxY7 1モ
ルに対して少なくとも1モル、好ましくは7〜5モル、
の量で使用することができる。
ム(NmBHll)、水素化シアノホウ素ナトリウム(
Na B)i5CN )等の存在下で行なうことが望ま
しい。還元剤の使用量は臨界的でなく、RxY7 1モ
ルに対して少なくとも1モル、好ましくは7〜5モル、
の量で使用することができる。
また、ジグリコールアルデヒドの使用量は、R20Y7
に対して/、3モル以上、好ましくは5モル以上、特に
好ましくは!−1j5モル、の割合で用いるのが有利で
ある。
に対して/、3モル以上、好ましくは5モル以上、特に
好ましくは!−1j5モル、の割合で用いるのが有利で
ある。
反応温度は、一般に使用溶媒の凝固点乃至SO℃の範囲
内、特に室温付近の温度、が適している。
内、特に室温付近の温度、が適している。
上記反応条件下では、アミノ基をモルフオリニル基に転
化する反応は、約io分間乃至2時間で終了させること
ができろ。
化する反応は、約io分間乃至2時間で終了させること
ができろ。
本発明の方法で1llOY7とジグリコールアルデヒド
との反応で得られる反応混合物から本発明の目的化合物
である3′−デアミノ−3’−(4L−モルホリニル)
誘導体を単離・精製するには、アンスラサイクリン・グ
リコシドの誘導体製造の分野で用いられる公知の精製法
、例えばシリカゲル等を用いろクロマトグラフィー、に
よりこれを行なうことができる。
との反応で得られる反応混合物から本発明の目的化合物
である3′−デアミノ−3’−(4L−モルホリニル)
誘導体を単離・精製するには、アンスラサイクリン・グ
リコシドの誘導体製造の分野で用いられる公知の精製法
、例えばシリカゲル等を用いろクロマトグラフィー、に
よりこれを行なうことができる。
このようにして得られる式(A) (Rは−70)で示
される3′−デアミノ−3′++ (a−モルホリニル
)誘導体は、それ自体公知の方法に従って前記した酸で
処理することにより酸付加塩ノに変えることができる。
される3′−デアミノ−3′++ (a−モルホリニル
)誘導体は、それ自体公知の方法に従って前記した酸で
処理することにより酸付加塩ノに変えることができる。
式(A) (Rは−NH2)のR20Y7も同様に酸付
加塩に変えることができろことはいうまでもない。
加塩に変えることができろことはいうまでもない。
アンスラサイクリン化合m R2oY 7およびそのの
用途 本発明によるアンスラサイクリン化合物RI Y7およ
びその3′−デアミノ−3′−(弘−モルホリニル)誘
導体は、抗皿瘍活性を有すると℃・う点で医薬として有
用な化合物である。
用途 本発明によるアンスラサイクリン化合物RI Y7およ
びその3′−デアミノ−3′−(弘−モルホリニル)誘
導体は、抗皿瘍活性を有すると℃・う点で医薬として有
用な化合物である。
生理活性
(1)抗腫瘍活性
RaY7およびその37−ゾアミノー3′−(≠−モル
ホリニル)誘導体は、腫瘍細胞に対して強い増殖阻害活
性を示した。たとえば、マウスP 3Ir?白血病細胞
をjXlo”個/rnlとなるように70憾熱非働化牛
脂児血清を含むRPMI/l弘0培地に浮遊させ、j4
炭酸ガス中で試料とともに3日間培養したときのIC5
0(増殖が50壬阻害される試料濃度)は、下記のとお
りであった。
ホリニル)誘導体は、腫瘍細胞に対して強い増殖阻害活
性を示した。たとえば、マウスP 3Ir?白血病細胞
をjXlo”個/rnlとなるように70憾熱非働化牛
脂児血清を含むRPMI/l弘0培地に浮遊させ、j4
炭酸ガス中で試料とともに3日間培養したときのIC5
0(増殖が50壬阻害される試料濃度)は、下記のとお
りであった。
R:lOY 7 2/ng/m
13′−デアミノーJ’−(4!−モルホリニル) R
JY 7 11−0n/ml抗腫瘍剤 このよ5に1本発明のアンスラサイクリン化合物R21
)Y7およびその3′−デアミノ−3’−(4A−モル
ホリニル)誘導体は動物の腫瘍、特に悪性腫瘍、に対し
て抗腫瘍性を示すことが明らかにされた。
13′−デアミノーJ’−(4!−モルホリニル) R
JY 7 11−0n/ml抗腫瘍剤 このよ5に1本発明のアンスラサイクリン化合物R21
)Y7およびその3′−デアミノ−3’−(4A−モル
ホリニル)誘導体は動物の腫瘍、特に悪性腫瘍、に対し
て抗腫瘍性を示すことが明らかにされた。
したがって、本発明のR20Y7およびその3′−テア
ミノ−3’−(u−モルホリニル)誘導体を1抗腫瘍剤
ないし腫瘍治療剤として使用することができる。
ミノ−3’−(u−モルホリニル)誘導体を1抗腫瘍剤
ないし腫瘍治療剤として使用することができる。
抗腫瘍剤としてのRXY7およびその3′−デアミノ−
3/ −(≠−モルホリニル)誘導体は合目的的な任意
の投与経路で、また採用投与経路によって決まる剤型で
、投与することができる。薬剤としては製薬上許容され
る担体ないし希釈剤で希釈された形態がふつうである。
3/ −(≠−モルホリニル)誘導体は合目的的な任意
の投与経路で、また採用投与経路によって決まる剤型で
、投与することができる。薬剤としては製薬上許容され
る担体ないし希釈剤で希釈された形態がふつうである。
抗腫瘍剤としてのRνY7およびその3′−デアミノ−
3’−(4A−モルホリニル)誘導体を実際に投与する
場合には、これを注射用蒸留水また&家生理食塩水に溶
解して注射する方法が代表的なものの一つとして挙げら
れる。具体的には、動物の場合は腹腔内注射、皮下注射
、静脈または動脈への血管内注射および局所投与などの
注射による方法が、ヒトの場合は嚇脈または動脈への血
管内注射または局所投与などの注射による方法がある。
3’−(4A−モルホリニル)誘導体を実際に投与する
場合には、これを注射用蒸留水また&家生理食塩水に溶
解して注射する方法が代表的なものの一つとして挙げら
れる。具体的には、動物の場合は腹腔内注射、皮下注射
、静脈または動脈への血管内注射および局所投与などの
注射による方法が、ヒトの場合は嚇脈または動脈への血
管内注射または局所投与などの注射による方法がある。
RIY7およびその3′−デアミノ−3’−(tA−モ
ルホニル)誘導体の投与量は、動物試験の結果および種
々の情況を勘案して、連続的または間けつ的に投与した
ときに総投与量が一定量を超えないよ5に定められる。
ルホニル)誘導体の投与量は、動物試験の結果および種
々の情況を勘案して、連続的または間けつ的に投与した
ときに総投与量が一定量を超えないよ5に定められる。
具体的な投与量は、投与方法、患者または被処理動物の
状況、たとえば年令。
状況、たとえば年令。
体重、性別、感受性1食餌、投与時間、併用する薬剤、
患者またはその病気の程度に応じて変化することはいう
までもなく、また一定の条件のもとにおける適量と投与
回数は、上記の指針を基として専門医の適量決定試験に
よって決定されなければならない。
患者またはその病気の程度に応じて変化することはいう
までもなく、また一定の条件のもとにおける適量と投与
回数は、上記の指針を基として専門医の適量決定試験に
よって決定されなければならない。
実験例
以下において「4」は「w/v 4 Jである。
実施例/CR21)Y7粗標品の製造)(1)種母の調
製 使用した培地は、下記の組成の成分を/リットルの水に
溶解してpH7,2に調整したものである。
製 使用した培地は、下記の組成の成分を/リットルの水に
溶解してpH7,2に調整したものである。
ポリペプトン 14
モラセス l幅
内エキス 14
上記培地100m1を500m1三角フラスコに分注殺
菌し、アクチノマジュラ拳ロゼオビオラセエRu701
.2をスラントよりl白金耳接種し、27℃にてj日間
ロータリーシェーカー(2oo rpm )で培養した
ものを種母としtこ。
菌し、アクチノマジュラ拳ロゼオビオラセエRu701
.2をスラントよりl白金耳接種し、27℃にてj日間
ロータリーシェーカー(2oo rpm )で培養した
ものを種母としtこ。
(2)培養
使用した培地は、下記の組成の成分を/ IJ ツ)ル
の水に溶解してp H7,’Aに調整したものである。
の水に溶解してp H7,’Aに調整したものである。
ブドウ糖 コ、j4
大豆粉 l−′咄
乾燥酵母 0.2壬
炭酸カルシウム(沈降性)o、lA4
上記培地培地ットルを50リツトル容ジャーファーメン
タ−に入れて殺菌したものへ、上記種母3本分を接種し
た。通気量/v、v、m、回転数2007分、27℃で
7日間培養を行った。
タ−に入れて殺菌したものへ、上記種母3本分を接種し
た。通気量/v、v、m、回転数2007分、27℃で
7日間培養を行った。
(3) R21)Y7の採取
培養後、培養液を濾過し、菌体とr液とを分離した。r
液を/N塩酸:pn2に調整し、「ダイヤイオンHPa
J(三菱化成社製)のカラムlO×IIoc11に吸着
させた。蒸留水および304メタノールで洗浄した後、
メタノールで溶出した。溶出液を濃縮し、濃縮液をpH
r、!に調整し、クロロホルム−メタノール(り:l)
混液で3回反復抽出した。この抽出液を濃縮後、A倍量
のヘキサンを加えて、生じた沈殿物を乾燥すると、黄色
粉末130■を得た。
液を/N塩酸:pn2に調整し、「ダイヤイオンHPa
J(三菱化成社製)のカラムlO×IIoc11に吸着
させた。蒸留水および304メタノールで洗浄した後、
メタノールで溶出した。溶出液を濃縮し、濃縮液をpH
r、!に調整し、クロロホルム−メタノール(り:l)
混液で3回反復抽出した。この抽出液を濃縮後、A倍量
のヘキサンを加えて、生じた沈殿物を乾燥すると、黄色
粉末130■を得た。
実施例コ(Rgy7精製標品の製造)
実施例1で得られた黄色粉末1!0Tn9をクロロホル
ムに溶解し、希塩酸水溶液(p)IJ(:l)で抽出し
た後、水層な!規定水酸化ナトリウム水溶液にてpHr
、0とし、クロロホルムで抽出する。クロロホルム層を
無水硫酸ナトリウムにて脱水し、濃縮乾固した後、クロ
ロホルム/メタノール/酢酸/水(tI−o:r:/:
/)ノ溶媒系を用イテ薄層プレート上で展開し、Rf
O81/付近の黄色画分をかきとる。このようにして得
られた画分を展開溶媒で溶出し、濃縮乾固することによ
り、R:wY7の純品!■を得た。
ムに溶解し、希塩酸水溶液(p)IJ(:l)で抽出し
た後、水層な!規定水酸化ナトリウム水溶液にてpHr
、0とし、クロロホルムで抽出する。クロロホルム層を
無水硫酸ナトリウムにて脱水し、濃縮乾固した後、クロ
ロホルム/メタノール/酢酸/水(tI−o:r:/:
/)ノ溶媒系を用イテ薄層プレート上で展開し、Rf
O81/付近の黄色画分をかきとる。このようにして得
られた画分を展開溶媒で溶出し、濃縮乾固することによ
り、R:wY7の純品!■を得た。
実施例33′−デアミノ−3’−(4A−モルホリニル
)−R:wy7の製造 Rwr7tomy(xrμmof)、ジグリコールアル
デヒド$1n9(200μmol )および水素化シア
ノホウ素ナトリウム’ ml (iroμmol )を
アセトニトリル/水(/ :/)の混合溶媒!ゴに溶解
し、室温で1時間反応させる。
)−R:wy7の製造 Rwr7tomy(xrμmof)、ジグリコールアル
デヒド$1n9(200μmol )および水素化シア
ノホウ素ナトリウム’ ml (iroμmol )を
アセトニトリル/水(/ :/)の混合溶媒!ゴに溶解
し、室温で1時間反応させる。
反応終了後1反応液をクロロホルムtomlで3回抽出
し、抽出液を合わせ、水X)mlで3回洗浄する。
し、抽出液を合わせ、水X)mlで3回洗浄する。
クロロホルム溶液を無水硫酸ナトリウムによシ乾燥した
後、濃縮乾固する。
後、濃縮乾固する。
この粗生成物をセファデックスLH−1カラムクロマト
グラフ 4− (2exφX4Aocm)に供し、メタ
ノール/クロロホルム(10:/)の混合溶媒にて溶出
させ、濃縮乾固し、表題の化合物7.りTn9(収率6
り係)を得た。
グラフ 4− (2exφX4Aocm)に供し、メタ
ノール/クロロホルム(10:/)の混合溶媒にて溶出
させ、濃縮乾固し、表題の化合物7.りTn9(収率6
り係)を得た。
第1図は、R20Y7の紫外部可視部吸収スペクトル図
を模写したものである。!・・・メタノール中。 2・・・酸性メタノール中、3・・・アル−カリ性メタ
ノール中。 第2図は、Roll)Y7の臭化カリウム錠による赤外
吸収スペクトル図を模写したものである。 第3図は、RIY7の重クロロホルム/重メタノール混
液中における100MHzプロトン核磁気共鳴スペクト
ル図を模写したものである。 第弘図は、3′−デアミノ−3’−((A−モルホリニ
ル)−Rxy7の紫外部可視部吸収スペクトル図を模写
した框のである。/・・−メタノール中、λ・・・酸性
メタノール中、3・・−アルカリ性メタノール中。 第5図は、3′−デアミノ−3′−(弘−モルホリニル
)−Rxy7の臭化カリウム錠による赤外吸収スペクト
ル図を模写したものである。 第を図(A)および(B)は、3′−デアミノ−3’−
(lA−%にホ!J ニル) −R20Y 7 ノ重り
ロロホルム中における10(7MHzプロトン核磁気共
鳴スペクトル図を模写したものであって、(4)はδが
OからIOまで、(B)はδが約//から73までを示
す。 出願人代理人 佐 藤 −雄 手 彩t ネ市 正 書 昭和60年12月ユ女日 14訂庁長官 宇賀通部殿 1 事f1の表示 昭■160年・特許願 第220978号2 発明の名
称 アンスラ會ナイクリン化合物 J3よびその用途 3 補正をする省 事f1との関係 特許出願人 韻 麟 麦 酒 株 式 会 社4
代 理 人 5 補正命令の日付 明細1の「発明の詳細な説明」の欄。 8 補正の内容 明!l1店第12頁第1表最右欄第2行「密な小螺/!
10周以上」を「密な小螺施10個前後」と補正する。
を模写したものである。!・・・メタノール中。 2・・・酸性メタノール中、3・・・アル−カリ性メタ
ノール中。 第2図は、Roll)Y7の臭化カリウム錠による赤外
吸収スペクトル図を模写したものである。 第3図は、RIY7の重クロロホルム/重メタノール混
液中における100MHzプロトン核磁気共鳴スペクト
ル図を模写したものである。 第弘図は、3′−デアミノ−3’−((A−モルホリニ
ル)−Rxy7の紫外部可視部吸収スペクトル図を模写
した框のである。/・・−メタノール中、λ・・・酸性
メタノール中、3・・−アルカリ性メタノール中。 第5図は、3′−デアミノ−3′−(弘−モルホリニル
)−Rxy7の臭化カリウム錠による赤外吸収スペクト
ル図を模写したものである。 第を図(A)および(B)は、3′−デアミノ−3’−
(lA−%にホ!J ニル) −R20Y 7 ノ重り
ロロホルム中における10(7MHzプロトン核磁気共
鳴スペクトル図を模写したものであって、(4)はδが
OからIOまで、(B)はδが約//から73までを示
す。 出願人代理人 佐 藤 −雄 手 彩t ネ市 正 書 昭和60年12月ユ女日 14訂庁長官 宇賀通部殿 1 事f1の表示 昭■160年・特許願 第220978号2 発明の名
称 アンスラ會ナイクリン化合物 J3よびその用途 3 補正をする省 事f1との関係 特許出願人 韻 麟 麦 酒 株 式 会 社4
代 理 人 5 補正命令の日付 明細1の「発明の詳細な説明」の欄。 8 補正の内容 明!l1店第12頁第1表最右欄第2行「密な小螺/!
10周以上」を「密な小螺施10個前後」と補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次式(A)で示されるアンスラサイクリン化合物ま
たはその酸付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) (式中Rは−NH_2または ▲数式、化学式、表等があります▼を表す) 2、次式(A)で示されるアンスラサイクリン化合物ま
たはその酸付加塩を有効成分とする抗腫瘍剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) (式中Rは−NH_2または▲数式、化学式、表等があ
ります▼を表わす)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22097885A JPS6281398A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | アンスラサイクリン化合物およびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22097885A JPS6281398A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | アンスラサイクリン化合物およびその用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281398A true JPS6281398A (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=16759548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22097885A Pending JPS6281398A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | アンスラサイクリン化合物およびその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6281398A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0290744A2 (en) * | 1987-03-14 | 1988-11-17 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Anthracycline compounds and use thereof |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP22097885A patent/JPS6281398A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0290744A2 (en) * | 1987-03-14 | 1988-11-17 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Anthracycline compounds and use thereof |
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