JPS61152692A - アンスラサイクリン化合物11−デオキシルベオマイシンaおよびその用途 - Google Patents

アンスラサイクリン化合物11−デオキシルベオマイシンaおよびその用途

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JPS61152692A
JPS61152692A JP28119884A JP28119884A JPS61152692A JP S61152692 A JPS61152692 A JP S61152692A JP 28119884 A JP28119884 A JP 28119884A JP 28119884 A JP28119884 A JP 28119884A JP S61152692 A JPS61152692 A JP S61152692A
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JP
Japan
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methanol
deoxylbeomycin
strain
water
anthracycline
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Application number
JP28119884A
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English (en)
Inventor
Nozomi Otake
大岳 望
Yoichi Hayakawa
洋一 早川
Yuuji Munetsuka
宗塚 雄二
Yoichiro Toda
戸田 洋一郎
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Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔/〕発明の背景 本発明は、新規なアンスラサイクリン化合物およびその
用途に関する。
制癌性抗生物質としてのアンスラサイクリン化金物は医
薬として重要な位置を占めておシ、既に各種のものが提
案されている。
一般に、化学物質の生理活性はその化学構造に依存する
ところが大きいから、アンスラサイクリン化合物につい
てもそのアグリコン部分および糖部分の種類または置換
基において既存のものと異なる化合物に対しては不断の
希求があるといえよう。
Cm)発明の概要 本発明は、上記の希求に応えるものである。
すなわち、本発明によるアンスラサイクリン化合物l/
−デオキシルベオマイシンA (// −d@oxyr
u−b@omyc1n A )は、下式で示されるもの
である。本発明はこの化合物の酸付加塩にも関する。
本発明による抗腫瘍剤は、下式で示されるアンスラサイ
クリン化合物l/−デオキシルベオマイシンAまたはそ
の酸付加塩を有効成分とするものである。
弘“CH。
マイシン人 l)化学構造 本発明によるアンスラサイクリン化合物l/−デオキシ
ルベオマイシン人は、上記の式(A)で示される化学構
造を有する。
この化学構造は、下記のようくして決定されたものであ
る。
すなわち、//−デオキシルペオマイシンAのプロトン
核磁気共鳴スペクトルは2弘rppmのシグナルを除い
て既知のルベオマイシンA (Y、Ogavnist、
 *1. J、A、 j4c 931 (/ 91 /
 ) )のスペクトルと完全に一致する。また、炭素1
3核出気共鳴スペクトルは/〜t&位、10h z/2
6位はアクラシノマイシノンAに、その他の部分はルベ
オアイシンAK一致する。紫外部可視部吸収スペクトル
より、へタージヒドロキシアンススキノン構造、の存在
が明らかであるため、本化合物はルペオマイシンAのl
l−デオキシ体と推定された。元素分析およびFAB 
(Faat Atono Bombardm@nt )
マススペクトルより決定された分子式〇55HINOt
2 もこの推定構造を支持している。
さらに、ll−デオキシルベオマイシンAをO1l規定
塩酸でioo℃/lO分間加水分解することによシ、ア
グリコン部分と糖部分としてダウノサミンイシノン(G
、Caaain@lli st、al、  J、A、 
 it。
/7t(/りrJ))と同定された。また、ll−デオ
キシルベオマイシンAを/多硫酸中室温で1時間放置す
ると、弘−0−デメチル−7/−デオキシダウノマイシ
ノンとダウノサずンよシ成る4cmo−デメチル−//
−デオキシダウノマイシン(G、 Cm−5ain@l
li  st、al、  J、A、JJ  /76 (
/りra ))を得る。以上の解析結果より、ll−デ
オキシルペオマイシンAの構造は上記式(A)の通シ決
定された。
コ)物理化学的性状 アンスラサイクリン化合物l/−デオキシルベオマイシ
ン人の物理化学的性状のいくつかを示せば、下記の通シ
である。
(1)外観:赤褐色粉末 (2)元素分析:  C一旦一 エ −9−分析値  
 A1.#  4.lIj  λ、#  Jo、Or計
算値   t/、に’t  4.4t2 2−/7 2
?、rJ(C55HuNOt2) (3)融点: ioz〜/10℃ /チ (4)  紫外部可視部吸収スペクトルλmax nr
n (E、。)第1図に示した通シである 0、0/N  MCI −MeOH ココ6(コ13)、2j7(/7り、jfj(7λ)、
4cコ♂(♂≠) 0.0/N  NaOH−Mea!( 2JJ(Juり、xrt (+、r)、5ir(tr)
、(5)比旋光度: ((X )n1+ 7 r’  
(C=0. / 、WiaOH)(6)  FABマス
スペクトル二 叫4 t≠≠ (M+H)”(分子量計
算値:6≠3.7) (7)赤外吸収スペクトル(臭化カリウム法)第一図に
示した通シである。
(8)フロトン核磁気共鳴スペクトル (弘00メガヘルツ、重クロロホルム中)第3図に示し
た通りである。
(9)炭素13核磁気共鳴スペクトル (700メガヘルツ、重クロロホルム中)第弘図に示し
た通シである9゜ αα 溶解性 酸性水、塩基性水、メタノール、エタノール、n−フロ
パノール、n−ブタノール、アセトン、シ 酢酸エチル、クロロホルム可溶 水、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルに不溶 なお、ll−デオキシルペオマイシン人はメタノール溶
液中で黄色であるが、アルカリ性で紫色に変色する。
αD Rf値 1/−デオキシルベオマイシン人のシリカゲルプレート
上での種々の溶媒におけるRf値は、下記の通シである
展開系    町山口 クロロホルム−メタノール:ベンゼン   0./l=
7!J:j クロロホルム:メタノール:酢酸     o、i。
=100 ! /r : 0.j クロロホルム:メタノール:アンモニア水o、a弘= 
100 : /J−: 0.コ (メルク社[シリカゲル60F2nJ  プレート使用
) この化合物は糖部分に−aアミノ基を有するので、その
酸付加塩があシブる。この場合の酸としては、酸および
硫酸が代表的なものとして挙げられる。
ti−テオキシルベオマイシンAの製造l)概要 アンスラサイクリン化合物//−デオキシルベオマイシ
ンAは現在のところ微生物の培養によってのみしか得ら
れていなhが、類縁化合物の合成化学的または微生物学
的修飾によって製造することも、あるいは全合成化学的
に製造することもできよう。
微生物の培養による場合の菌株としては、アクチノマジ
ュラ属に属するll−デオキシルベオマイシンA生成能
を有するものが使用される。
具体的には、アクチノマジニツ・ロゼオビオラセエRu
yobxがlt−デオキシルベオマイシンAを生産する
ことが本発明者らKよって明らかにされて込るが、その
他の菌株については抗生物質生産菌単離の常法によって
適当なものを分離することが可能である。また、A、ロ
ゼオビオラセエRu70t2を含めて//−デオキシル
ベオマイシン人生産菌を放射線照射その他の処理に付し
て、ll−デオキシルベオマイシン人生産能を高める余
地も残されている。
、2) Ru7042株 アンスラサイクリン化合物//−デオキシルベオマイシ
ンA生産能を有するアクチノマジ具う属の菌株として本
発明者らの見出して込るRu 70 A 2は、下記の
内容のものである。
(1)由来および寄託番号 Ru7062株は福岡県嘉穂郡嘉穂町大字小野谷の野菜
畑で採取した土壌から分離されたR20株を紫外線照射
処理(死滅率タッチ)シて得られたものであシ、昭和j
9年/コ月l弘日に工業技術院微生物工業技術研究所に
寄託されて「微工研菌寄第roor号」の番号を得てい
る。
(2)菌学的性状および生理学的性質 国際放線菌命名委員会Cl5P)の方法便覧に従りて行
なった本菌株の特徴づけは、下記の通シである。
A)形態 顕微鏡および電子顕微鏡による観察を行なって親株R2
0株と比較した結果は、第1表に示す通りである。
R20株に特徴的である密な小螺旋状を呈する胞子鎖と
疑似胞子舜はRu 7042株にも観察されたが、82
0株で観察された胞子鎖を覆う円筒状シースおよび粘質
状物質は観察されない。
B)各種培地上での培養性状 各種培地上で27℃/3週間培養したときの性状は、第
2表に示す通シである。
ル寒天培地でのみ良好に生育する。また、R20株で観
察される培地中の色素は、Ru 70&λ株では観察さ
れないが、裏面の特徴的な赤系統の色素はRX株と同様
にpHによシ変色した。
C)生理的性質および炭素源の利用性 常法に従って生理的性質および炭素源の利用性を試験し
た結果は、第3表に示す通シである。
生理的性質では、両菌株にほとんど差異が認められなか
った。Ru 706−株は、R20株に比べて生育温度
範囲が多少低くなりていることと脱脂乳をペプトン化し
ないという点だけが異な4炭素源の利用性は% Ru7
(7/;コ株はプリドハム・ゴトリープ寒天培地上で生
育が貧弱であル、判定が微妙であるが、R20株とはか
なシの差異が認められた。
第1ii!i   形態の比較 第2表 培養性状の比較 本本塩基性で紫に変色する 第3表 生理的性状の比較 D)考案 以上の結果を要約すると、 Ru 7042株は親株で
ある820株とは以下の点で性状が異なる。
(11胞子鎖にシースおよび粘買状物質が観察されない
(2)気菌糸の生育が貧弱で、培地中−色素を産生じな
い。
(3)  生育温度範囲が低く、脱脂乳をペプトン化し
ない。
(4)  プリドハム・ゴトリープ培地で生育が貧弱f
、iJ、L−アラビノース、i−イノシトールおよびD
−フラクトースを利用しない。
したがって、Ru 7062株は上記性質を有する82
0株の一変異株とし、アクチノマジ為う・ロゼオビオラ
セエ(Ac、tinomadura  ros@ovi
olac@a ) Ru7062と命名し、他の菌株と
区別する。
J) 培養//ノーデオキシルペオマイシンA ノ生産
アンスラサイクリン//−デオキシルベオマイシンAは
、アクチノマジュラ属に属する//−デオキシルベオマ
イシンA生産菌な適当な培地で好気的って製造すること
ができる。
培地は、/l−デオキシルベオマイシンA生産菌が利用
しうる任意の栄養源を含有するものであシうる。具体的
には1例えば、炭素源としてグルコース、シュークロー
ス、マルトース、スメーチ。
および油脂類などが使用でき、窒素源として大豆粉、綿
実粕、肉エキス、ペプトン、乾燥酵母、酵母エキス、お
よびコーンスチープリカーなどの有機物並びにアンモニ
ウム塩または硝酸塩、たとえば硫酸アンモニウム、硝酸
ナトリウム、および塩化アンモニウム等の無機物が使用
できる。また。
必!!に応じて1食塩、塩化カリウム、リン酸塩。
重金属塩など無機塩類を添加することができる。
発酵中の発泡を抑制する為に、常法に従つて適当な消泡
剤、たとえばシリコーンを添加することもできる。
培養方法としては、一般に行われている抗生物買の生産
の方法と同じく、好気的液体深部培養法が最も適してい
る。培養温度は8℃〜IA5℃が適当であるが、35℃
〜、?7℃が好ましい。この方法での生産量は、振盪培
養1通気攪拌培養共にμ日〜!日で最高に達する。
このようくして//−デオキシルベオマイシンAの蓄積
された培養物が得られる。培養物中では、1/−デオキ
シルペオマイシンAはその一部は培養Fig存在するが
、その大部分は菌体中に存在する。
このような培養物からl/−デオキシルベオマイシンA
を採取するには1合目的的な任意の方法が利用可能であ
る。その一つの方法は、抽出の原理に基くものであって
、具体的には、たとえば、培養F液中の7ノーデオキシ
ルベオマイシンAKついてはこれを水不混和性の7ノー
デオキシルペオマイシンA用溶媒(前記参照)例えば酢
酸エチル、りcIc2ホルム、ブタノール等で抽出する
方法(培養P液は中性ないし微塩基性であると抽出効率
が良好である)、あるいは菌体内の/l−デオキフルペ
オマイシンAkついては濾過、遠心分離等で得たa体s
体をクロロホルム、酢酸エチル、ブタノール、メタノー
ル、エタノール、アセトン、塩酸溶液または酢酸溶液な
どで処理して回収することができる。菌体を分離せず忙
培養物そのままを上記の抽出操作に付すこともできる。
適当な溶媒を用いた向流分配法も抽出の範曙に入れるこ
とができる。
培養物からlノーデオキシルペオマイシン人を採取する
他の方法の一つは、吸着の原理に基くものであって、既
に液状となっている11−デオキシルベオマイシン人含
有物1例えば培養r液あるいは上記のよ5[、て抽出操
作を行なうことkよって得られる抽出液、を対象として
、適当な吸着剤、例えば活性炭、アルミナ、シリカゲル
、「ダイヤイオンHP2o」(三菱化成社製)、「セフ
ァデックスLH:w」(ファルマシア社製)等、を用い
たカラムクロマトグラフィー、液体クロマドグシフイー
、その他によって目的l/−デオキシルベオマイシンA
を吸着させ、その後溶離させることによって、//−デ
オキシルベオマイシンAを得ることができる。このよ5
にして得られた//−デオキシルベオマイシンA溶液を
減圧濃縮乾固すれば、//−デオキシルペオマイシンへ
の粗標品が得られろ。
このようにして得られろlノーデオキシルペオマイシン
Aの粗標品をさらに精製するためには、上記の抽出法お
よび吸着法を必要に応じて組合せて必要回数実施すれば
よい。例えば、シリカゲル、「セファデックスLHIJ
、弱酸性イオン交換樹脂、活性炭などの吸着剤またはゲ
ル濾過剤を用いたカラムクaマトグ2フィー、適当な溶
媒を用いた液体クロマトグラフィー、および向流分配法
を適宜組合わせて実施することができる。具体的には、
例えば、粗標品を少量のクロロホルムに溶解し、シリカ
ゲルカラムを用いて、適当な溶媒で展開して活性成分を
溶出させ、溶出液を減圧濃縮後。
更に[セファデックスLH20Jカラムで溶出させると
、 //−デオキシルベオマイシン人が単一物質として
分離される。
//−デオキジルベオマイジンAの用途本発明によるア
ンスラサイクリン化合物1/−デオキシルペオマイシン
Aは、制癌活性を有ししかも毒性が低いという点で医薬
として有用な化合物である。
l)生理活性 (IJ  抗腫瘍性 //−デオキシルペオマイシンAは、実験動物の白血病
に対して著しい抗腫瘍作用を示した。例えば、CDF1
マウスに対してP 311白血病細胞の懸濁液1XIO
6ケ/マウスを腹腔内に移植し、移植後よFB1日目ε
5日目とに//−デオキシルベオマイシンAを腹腔内に
投与した。30日間観察を行ない、生理食塩水を投与し
た対照詳のマウスの生存日数な/DOとした延命率(船
で効果を示すと、下記の通りでおうた。
ダ             16j r               /7コ/A    
     7コ1 3−         24A” 憂毒性症状発現のためday /のみ投与さらに、CD
F、マウスに対してPaft 白血病細胞の懸濁液/x
106ケ/マウスを腹腔内に移植し、移植後より18目
とj6目とに//−デオキシルペオマイシンAを静脈内
に投与した。30日間観察を行ない生理食塩水を投与し
た対照詳のマウスの生存日数な100とした延命率(4
)で効果を示すと、下記の通りであった。
l          タr λ          タr ≠       /DO Ir       llO /A        /47 (2)  急性毒性(LD5o ) // −7’オキシルベオマイシンAのマウス腹腔内注
射によるLD5Qは、30’9 / Q以上であった。
コ)抗腫瘍剤 このよう忙、本発明のアンスラサイクリン化合物//−
デオキシルベオマイシンAは動物の腫瘍。
特に悪性腫瘍に対して抗腫瘍性を示すことが明らかにさ
れた。
したがって1本発明の//−デオキシルベオマイシンA
は抗腫瘍剤ないし腫瘍治療剤として使用することができ
る。
抗腫瘍剤としてのlノ−デオキシルペオマイシンAは合
目的的な任意の投与経路で、また採用投与経路によって
決まる剤屋で、投与することができる。薬剤としては製
薬上許容される担体ないし希釈剤で希釈された形態がふ
つうである。
抗腫瘍剤としての11−デオキシルベオマイシンAを実
際に投与する場合には、これを注射用蒸留水または生理
食塩水化溶解して注射する方法が代表的なものの一つと
して挙げられる。異体的には、動物の場合は腹腔内注射
、皮下注射、静脈または動脈への血管内注射および局所
投与等の注射による方法が、ヒトの場合は静脈または動
脈−1の血管内注射または局所投与等の注射による方法
がある。
//−デオキシルペオマイシン人の投与量は、動物試験
の結果および種々の情況を勘案して、連続的または間け
つ的に投与したときに総投与量が一定量を越えないよう
に定められる。具体的な投与量は、投与方法、患者また
は被処理動物の状況、例えば年令1体重、性別、感受性
1食餌、投与時間、併用する薬剤、患者またはその病気
の程度に応じて変化することはいうまでもなく、また一
定の条件のもとにおける適量と投与回数は、上記の指針
を基として専門医の適量決定試験によって決定されなけ
ればならない。
実験例 以下において「憾」は「w/v 4 Jである。
実施例1 (1)  種母の調製 使用した培地は、下記の組成の成分をlリットルの水に
溶解して、pH7,2に調製したものである。
ポリペプトン     l憾 モラセス       l憾 肉エキス       14 上記培地/jrItlを大型試験管に分注殺菌し、アク
チノマジュラ・ロゼオピオラセエRu70t2 ラスラ
ントよりl白金耳接種し、37°Cにて72時間試験管
振盪機により振盪(23Orpm ) L、たものを種
母とした。
(2)培養 使用した培地は、下記の組成の成分なlリットルの水に
溶解して+ pH7,≠に調整したものである。
ブドウ糖          2・”鴫大豆粉    
       /、jt4乾燥酵@         
 0.24炭酸カルシウム(沈降性)O0参鴫 上記培地/リットルを100nlずつ100−の三角フ
ラスコに分注殺菌したもの−、上記種母/dを添加し、
ロータリーシェーカー(コso rpm )を用いて3
7℃にてφ日間回転培養を行なった。
(31//−デオキシルペオiイシンAの採取培養後、
培養液を濾過して、菌体とP液とを分離する。菌体な3
00−のアセトンで2回抽出し、濃縮してアセトンを留
去する。濃縮液をpHr、!Ki!II整し、コθθd
のりaaホルムで3回反復抽出する。この抽出液を濃縮
後、6倍量のn−ヘキサンを加えて生じた沈殿物を乾燥
すると、黄色粉末、30rllを得る(lノーデオキシ
ルペオマイシンA粗標品)。
実施側御 実施例1で得られた//−デオキシルペオマイシンA粗
標品30ダをシリカゲル1カラムC2x、yot:tn
)Kてクロロホルム−メタノール−水(コoo:x:l
)で展開する。//−デオキシルベオマイシンAを含む
フラクシ曹ンを濃縮し、蒸留水3o−に分散する。pH
L!に調整した後、30m1のクロロホルムで3回反復
抽出する。濃縮後、0./4酢酸−メタノールで平衡化
した[トヨパールHWIA0FJ(東洋曹達社!J1)
カラムコ×soαにのせて、クロマトグラフィーな行な
う。溶出液を濃縮乾固するト、ll−デオキシルペオマ
イクンA粉末を1oIn9p+る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ll−デオキシルベオマイシ/A(7)紫外
部可視部吸収スペクトルを模写したグラフである。 ハ・・0.01 N HCl−メタノール中コ・−0,
01N NaOH−メタノール中第2図は、ll−デオ
キシルベオマイシyA17)赤外吸収スペクトルを模写
したグラフである。 gj図は、ll−デオキシルベオマイシ/Aの1H−N
MRスペクトルを模写シタ、l−2:5:ある。 第μ図は、lノーデオキシルベオマイシ/Aの13C−
NMRスペクトルを模写したグラフである。 出願人代理人   猪 股    清 手続補正書 昭和60年5月10日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下式で示されるアンスラサイクリン化合物11−デ
    オキシルベオマイシンAまたはその酸付加塩 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 2、下式で示されるアンスラサイクリン化合物11−デ
    オキシルベオマイシンAまたはその酸付加塩を有効成分
    とする抗腫瘍剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )
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