JPS5915964Y2 - 鏡の取付構造 - Google Patents

鏡の取付構造

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Publication number
JPS5915964Y2
JPS5915964Y2 JP8915479U JP8915479U JPS5915964Y2 JP S5915964 Y2 JPS5915964 Y2 JP S5915964Y2 JP 8915479 U JP8915479 U JP 8915479U JP 8915479 U JP8915479 U JP 8915479U JP S5915964 Y2 JPS5915964 Y2 JP S5915964Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
mirror
cushion
mat
mounting structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP8915479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS566265U (ja
Inventor
啓介 田中
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本板硝子株式会社 filed Critical 日本板硝子株式会社
Priority to JP8915479U priority Critical patent/JPS5915964Y2/ja
Publication of JPS566265U publication Critical patent/JPS566265U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁に鏡を簡易に取付けることができる鏡の取付
構造に関する。
更に詳しくは、鏡の裏面の少なくとも三ケ所にその両面
を接着層としたクッション材を取付け、このクッション
材には接着剤を充填するための空所を形成するようにし
、この空所を満たすべく接着剤を注入するだけで、その
後、壁に鏡を簡易に取付けることができ、以って常に一
定量の接着剤を鏡の裏面に塗布し得、無駄を省き且つ均
一で強力な接着力を得るようにした鏡の取付構造に関す
る。
壁面へ鏡を取付ける場合において、金具の類を使用せず
外観上鏡だけしか見えないようにするには接着剤等によ
って鏡を壁面に直接接着しなければならない。
この方法で最も一般的に行なわれている方法を第8図、
第9図に示す。
第8図は鏡の裏面図を示し、第9図は鏡の側面図を示す
80は鏡で、鏡の裏面80aの四隅に両面接着マット8
1・・・・・・を貼り、その後に両面接着マット81・
・・・・・間の所定位置に接着剤82・・・・・・を第
9図に示すように盛り上げる如く塗布する。
次に接着剤82・・・・・・が乾かないうちに速やかに
接着マット81・・・・・・の表面のセパレータ81
aをはがし、鏡を壁に押し付ける。
鏡80は最初接着マット81・・・・・・で仮固定され
、その後接着剤82・・・・・・が乾いて確実に固定さ
れる。
以上の従来の取付は方法の問題点は、第9図より明らか
なように接着剤82を適当に盛り上げなければならない
ため接着剤の塗布量が均一にはならず、このため壁での
接着面積も不均一となり、又素人が上記方法を行なうと
接着強度を高めようとして必要以上の接着剤を塗布して
しまうことになり、更に壁への取付けの際押し付けた後
接着マットの反発復元力によって押えられ接着剤が引張
され、そのままの状態で硬化するため充分な接着強度が
得られない等々の点である。
本考案者は上記した問題点に鑑みこれを有効に解決すべ
く本考案を威したものである。
本考案の目的とする処は、両面を接着面とするクッショ
ン状接着マット部材の中央部に空所を形威し、該クッシ
ョン状接着マット部材を鏡の裏面の少なくとも三ケ所に
貼着し、前記各クッション状接着マット部材の中央部空
所に接着剤を注入塗布し壁に接着固定して取付けるよう
にした鏡の取付構造を提供することにある。
従って本考案の目的は、以上の構成によって鏡の取付け
に使用される鏡裏面の接着剤の塗布量を定量化し、壁で
の接着面積を均一化することによって接着剤の無駄を省
き接着力を強化し安定にすることである。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第1図は本考案に係る取付構造を備えた鏡の裏面図、第
2図は第1図中、2−2線断面図を示す。
鏡1の裏面1aの四隅にクッション接着マット2・・・
・・・を取り付ける。
クッション接着マット2は例えば比較的硬い独立気泡の
ポリウレタン発泡体によって形成され、両面に粘着層を
形成し通常、剥離可能なシー)2aでカバーされている
第1図、第2図の状態では、クッション接着マット2の
一方の面のシー)2aを剥し、鏡の裏面1aに貼り付け
た状態を示す。
クッション接着マット2の形状は、第1図に示すように
中央部に正方形の空所2bを形成するようにした全体の
輪郭が略々正方形の形状をなし、側方から見た形状は一
定の肉厚を有したマット形状をなしている。
第1図に示すクッション接着マット2の平面図から明ら
かなようにクッション接着マット2は所定の幅部で中央
部空所2bを囲む如く形成され、その中央部空所2bに
接着剤3が充填されている。
接着剤3の注入量は略々空所2bの容積に等しく、クッ
ション接着マット2の肉厚の高さよりも9.5mm程度
高くなるように注入される。
第2図に示す如く、接着剤3は壁と鏡の要因を直接に接
着するものであるから、鏡表面1aを腐食しない種類の
接着剤を主に使用する。
しかし、接着強度、耐久性を向上させるため、シリコン
シーラントの如き接着剤を使用する場合には、第7図に
示す如くクッション接着マット2の空所2bの底にエポ
キシ樹脂4とアルミバク5を二重にしてひくようにする
これはシリコンシーラントが鏡表面1′aに直接触れ鏡
表面の塗料を侵すのを防止するためである。
前記アルミバク5についてはゴムシートによって代用す
ることも可能である。
次に本考案に係る取付構造による鏡の取付方法を説明す
る。
予め別個に用意された両面が接着テープとなったクッシ
ョン接着マット2の片面のシートを剥し、鏡の適当個所
に貼付する。
次に夫々のクッション接着マット2の中央部の空所2b
に接着剤3を注入し、クッション接着マット2の高さよ
り0.5mm程度高くなるように充填する。
接着剤3が硬化しないうちに速やかにクッション接着マ
ット2の表面のシー)2aをはがし、鏡1に取り付ける
壁の所定位置に押し付けてクッション接着マット2で仮
固定し、一定時間後硬化した接着剤3で確実に壁に固定
し鏡の取付けが完了する。
以上の構成において、クッション接着マット2の中央部
に形成された空所2bによって、注入される接着剤3が
定量化されることとなり、接着剤3の壁における接着面
積は常に空所2bの面積と等しくなり、各接着部の接着
力を均一化することができる。
又接着剤3を注入するとき注入量の目安が空所2bによ
って与えられるため使用される接着剤3の量が正確に定
量化され、無駄がなくなり注入に便利である。
更に、比較的硬い独立発泡体のクッション接着マット2
を使用することにより、鏡を壁に押し付けた際、クッシ
ョン接着マット2の圧縮戻りによる接着剤3の引つ張り
が極めて小さいので圧着効果が大きくなり、充分な接着
強度を得ることができる。
接着剤3については施工性、作業性を考慮して適度な粘
性をもった0液性のペースト状接着剤が望ましい。
次に第3図、第4図、第5図にクッション接着マットの
別実施例を示す。
夫々のクッション接着マツ) 6,7.8においては、
両面は接着面となっているためシート5a、7a、8a
で゛カバーされるとともに、中央部空所6b、7b、8
bは適宜な形状に形成される。
更に空所6b、7b、8bには外方に向かって複数種々
の形状の溝状空所6 c 、7 c 、B cが空所6
b、7b、8bと連通して一体になる如く形成されてい
る。
この空所5c、7c、gcは若干多めに注入した接着剤
3の余った接着剤を逃がすための空所である。
又第6図に示すようにクッション接着マット2の一部を
切欠して空所2bを外方に開くように接着剤を逃がすた
めの開口2Cを形成することもできる。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、金具類を
使用せず壁に取付ける鏡において、仮固定部材として初
期の接着に使用される両面接着マットを厚肉に形成して
クッション材として使用し、このマット中央部に空所を
形成し、この空所に接着剤を注入塗布し、この空所で注
入される接着剤を定量化することによって無駄を省き、
壁における接着面積を等しくすることによって接着力の
均−化並びにその強化を達成することができる等頗る実
用的効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案に係る
取付構造を備えた鏡の裏面図、第2図は第1図中2−2
線断面図、第3図、第4、第5図、第6図はクッション
接着マットの別実施例の図、第7図は鏡表面の腐食を防
止する構造を示した図、第8図は従来の取付構造を備え
た鏡の裏面図、第9図は第8図の側面図である。 尚図面中、1は鏡、2,6,7.8はクッション状接着
マット部材、2 b、6 b、7 b、8 bは接着剤
充填用空所、2C,6C,7C,8Cは接着剤の逃すた
めの空所である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)両面を接着面とするクッション状接着マット部材
    の中央部に接着剤充填用空所を形威し、該接着マット部
    材を鏡の裏面の少なくとも三ケ所に貼着し、前記空所内
    に接着剤を注入塗布して壁に鏡を接着固定したことを特
    徴とする鏡の取付構造。
  2. (2)前記接着マット部材の接着剤充填用空所に連続し
    て余剰接着剤を逃すための空所を形威した前記実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の鏡の取付構造。
JP8915479U 1979-06-29 1979-06-29 鏡の取付構造 Expired JPS5915964Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8915479U JPS5915964Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29 鏡の取付構造

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JP8915479U JPS5915964Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29 鏡の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS566265U JPS566265U (ja) 1981-01-20
JPS5915964Y2 true JPS5915964Y2 (ja) 1984-05-11

Family

ID=29322320

Family Applications (1)

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JP8915479U Expired JPS5915964Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29 鏡の取付構造

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6056850A (ja) * 1983-09-07 1985-04-02 Daito Seiki Kk 形鋼の自動穿孔装置
JPS60259356A (ja) * 1984-06-04 1985-12-21 Okuma Mach Works Ltd 複合nc旋盤におけるc軸原点オフセツト制御方式
JPH09144370A (ja) * 1995-11-21 1997-06-03 Kyoei:Kk コンクリート面等に物体を接着固定する方法
JP5785057B2 (ja) * 2011-11-09 2015-09-24 コミー株式会社 フレネルミラーの取付構造並びにフレネルミラーの取外し方法

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JPS566265U (ja) 1981-01-20

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