JPS592256Y2 - ユニツトタイル - Google Patents

ユニツトタイル

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Publication number
JPS592256Y2
JPS592256Y2 JP15705779U JP15705779U JPS592256Y2 JP S592256 Y2 JPS592256 Y2 JP S592256Y2 JP 15705779 U JP15705779 U JP 15705779U JP 15705779 U JP15705779 U JP 15705779U JP S592256 Y2 JPS592256 Y2 JP S592256Y2
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JP
Japan
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tile
connecting strip
tiles
unit
tape
Prior art date
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Expired
Application number
JP15705779U
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English (en)
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JPS5674131U (ja
Inventor
久 前田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP15705779U priority Critical patent/JPS592256Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多数枚のタイルが連結細帯により連結された
ユニットタイルに関するものである。
上記ユニットタイルについては、実公昭 54−34972号(以下先願1と記す)、実願昭53
−158988号(以下先願2と記す)にて出願済みで
あるが、該ユニットタイルに使用するタイルの裏面全体
は通常の平坦な形状を有するため、多数枚のタイルを連
結しているテープ状連結細帯がタイル裏面上に突出しタ
イル裏面と段差を生じ、その結果該ユニットタイルをモ
ルタル等の張り付は材料により壁等に貼着した場合、張
り付は材料はタイル裏面に接着された連結細帯の露出面
に十分付着するが該連結細帯が接着していないタイル裏
面には均一な厚さで付着せず十分なタイルの接着強度が
得られなかった。
また、斯かる従来のユニットタイルにおいては、タイル
の躯体への接着強度を高めるために、タイル裏面とセメ
ントペースト又はモルタル等の張付は材料(以下張付は
材料という)とをなるべく直接接触させるべく、台紙、
不織布、接着テープ等の連結体に多数の開口部を形成す
る等の工夫はなされていた。
しかし、開口部を大きくし過ぎると、連結体が所期の目
的であるタイル連結の用をなさなくなるため、結局連結
体の貼付面積はタイル裏面積の20〜40%を占めるよ
うにしなければならなかったため、上記工夫にも拘わら
ず、タイルの躯体への接着強度を充分なものにすること
は出なかった。
その根本的原因は、従来のユニットタイルが次の如き欠
点を有していたからである。
即ち、■台紙、不織布、接着テープ等の連結体が、それ
らと全く材質の相違するセメントペースト等の張付は材
料となじみが悪いため、張付は材料と強固に接着しあわ
なかったこと、■連結体を、水膨潤性のポリビニールア
ルコール又はポリ酢酸ビニル等の接着剤を使用してタイ
ル裏面に張付けていたため、施工完了後において目地間
隙を通って浸入する雨水等により上記接着剤が流出して
しまったり、また太陽熱等の影響により接着剤が劣化し
てしまい、タイル連結体より剥離してしまうことが従来
のタユニットタイルの接着強度を低下させていた根本原
因であった。
本考案は、前記欠点を解消するため考案されたユニット
タイルで゛あり、その要旨とするところはテープ状の連
結細帯により所定の目地間隙をもたせて多数枚のタイル
の裏面を連結したユニットタイルにおいて、テープ状の
耐腐食性基布にセメントペースト又はモルタルを含浸さ
せて戊る連結細帯の多数本を、タイル裏面の対向する2
辺又は4辺の夫々の端縁近傍に、前記連結細帯の幅から
目地間隔を差し引いた値の1/2の幅若しくは1/2よ
り大なる幅を有し、かつ該連結細帯の厚さと略同等の深
さを有する凹段部を設けたタイルの凹段部に貼着するこ
とにより、多数枚のタイルを前記連結細帯で連結したこ
とを特徴とするユニットタイル。
であり、以下その実施例を図面に基づいて説明する。
まず本考案のユニットタイル1は第1図に示す如く所定
の目地間隙2を形成するように配列された多数枚のタイ
ル3がその裏面に接着された所要数のテープ状の連結細
帯4により連結されたものである。
該連結細帯4は、耐腐食性基布にセメントペースト又は
モルタルを含浸させて構成されている。
耐腐食性基布の材料としては、ガラス繊維、石綿等の無
機繊維及びポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等
の有機質繊維等が考えられる。
また基布としては、不織布及び織布共に使用することが
可能であるが、以下に述べる理由により、不織布を使用
することが望ましい。
すなわち、不織布は空隙率が大きい為セメントペースト
を十分に含有することが出来ると共に、表面が歳立って
いる為施工の際不織布が貼り付はモルタルと絡み合い接
着力が大きくなるという利点があり、更に不織布が安価
である為ユニットタイルの製作コストを安く出来るとい
う利点があるからである。
なお、有機質繊維製不織布としては、目付け30乃至8
0g/m\厚み0.08乃至1.00mm、空隙率70
乃至98%、剛軟度(JIS−1085剛軟度B法)2
00mmg以下、繊維デニール平均3.0以上の条件を
満たすものが最適である。
また、セメントペーストには、ゴムラテックス又は酢酸
ビニル等の合成樹脂エマルジョンを加えることが望まし
い。
合成樹脂エマルジョン等を添加することにより、連結細
帯4の強度を向上することが出来るのみならず、連結細
帯4に適度の可撓性を与えることが出来るものであるか
ら、ユニットタイル1の運搬中、施工作業中に加わる振
動、折り曲げ等の力により連結細帯4が切れるというよ
うな事故を少なくすることが出来る。
またタイル3は第2,3図に示す如く、タイル裏面の対
向する2辺夫々の辺近傍にタイル裏面と段差を有する凹
段部5を設けたものである。
凹段部5は、タイル3どうしを目地間隔2をもたせ連結
細帯4で連結する部分であるから、連結細帯4の幅から
、目地間隔2を差し引いた値の1/2に相当する幅Wを
最低限必要とし、しかも連結細帯4の接着位置に多少の
ずれを生じても該連結細帯4を凹段部5上に接着させる
ことが可能なように前記幅Wより広幅に設けることが望
ましい。
また四段部5の深さについては、凹段部5に連結細帯4
を接着させた時、凹段部5以外のタイル裏面に相当する
タイル裏面部6と連結細帯4の露出面が同一平面上に位
置するように凹段部5の深さを連結細帯4の厚さと同等
とすることが望ましいが、連結細帯4の厚さよりやや大
若しくは小の深さも可能である。
さらに凹段部5はタイル3裏面の対向する2辺夫々の辺
近傍に限定されるものでなく、4辺近傍に設けることも
可能であり、この場合凹段部5の方向が一方向に限定さ
れずユニットタイル1の製造、作業能率がよい。
その地回段部5は、これを必ずしも平滑な平坦面にする
必要はなく粗な平坦面でもよい。
また凹段部5以外のタイル裏面部6も粗面若しくはタイ
ルの接着強度を増大させるようにアリ脚状等の適宜の形
状に形成してもよい。
以−上述べた如く、本考案ユニットタイルは、第4図に
示す如く上記のタイルを用いることにより隣接するタイ
ルの凹段部間に連結細帯を接着することにより形成され
る。
その結果連結紐帯の露出面とタイル裏面部とが同一平面
に位置するため、ユニットタイルをモルタル等の張り付
は材料で壁等に貼着した場合、張り付は材料が連結細帯
の露出面とタイル裏面部に均一な厚さで付着し、均一で
かつ強いタイルの接着強度を得ることができる。
また耐腐食性基布にポルトランドセメント、熱硬セメン
ト等からなるセメントペースト又はモルタルを含浸させ
た連結細帯を使用しているので、基布に含浸されたセメ
ントペースト又はモルタルが張り付は材料と同質の材料
なるがゆえ、連結細帯と張り付は材料とが強固に接着し
、タイルの接着強度を極めて高くすることが可能である
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係るユニットタイルの一実施例を示す
一部破裁平面図、第2図は本考案に係るユニットタイル
に使用するタイルの平面図、第3図は第2図のA−A線
断面図、第4図は第1図のB−B線一部拡大断面図。 1・・・ユニットタイル、2・・・目地間隔、ル、4・
・・連結細帯、5・・・凹段部。 3・・・タイ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープ状の連結細帯により所定の目地間隔をもたせて多
    数枚のタイルの裏面を連結したユニットタイルにおいて
    、テープ状の耐腐食性基布にセメントペースト又はモル
    タルを含浸させて成る連結細帯の多数本を、タイル裏面
    の対向する2辺又は4辺の夫々の端縁近傍に、前記連結
    細帯の幅から目地間隔を差し引いた値の1/2の幅若し
    くは1/2より大なる幅を有し、かつ該連結細帯の厚さ
    と略同等の深さを有する凹段部を設けたタイルの凹段部
    に貼着することにより、多数枚のタイルを前記連結細帯
    で連結したことを特徴とするユニットタイル。
JP15705779U 1979-11-12 1979-11-12 ユニツトタイル Expired JPS592256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15705779U JPS592256Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 ユニツトタイル

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JP15705779U JPS592256Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 ユニツトタイル

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Publication Number Publication Date
JPS5674131U JPS5674131U (ja) 1981-06-17
JPS592256Y2 true JPS592256Y2 (ja) 1984-01-21

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ID=29668398

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JP15705779U Expired JPS592256Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 ユニツトタイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5451559B2 (ja) * 2009-09-02 2014-03-26 パナホーム株式会社 タイルユニット及びそれを用いたタイル壁の施工方法
JP5753388B2 (ja) * 2011-01-19 2015-07-22 パナホーム株式会社 タイル壁の施工方法

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JPS5674131U (ja) 1981-06-17

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